JPH1077821A - 内燃機関のブローバイガス還元装置 - Google Patents
内燃機関のブローバイガス還元装置Info
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- JPH1077821A JPH1077821A JP8233806A JP23380696A JPH1077821A JP H1077821 A JPH1077821 A JP H1077821A JP 8233806 A JP8233806 A JP 8233806A JP 23380696 A JP23380696 A JP 23380696A JP H1077821 A JPH1077821 A JP H1077821A
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- Japan
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- blow
- gas
- opening
- internal combustion
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/12—Improving ICE efficiencies
Landscapes
- Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)
- Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
- Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 直噴火花点火式内燃機関において、燃料噴射
時期や空燃比の変化による要求ブローバイガス流量の変
化に対応可能とする。 【解決手段】 クランクケース13内のブローバイガスを
吸気マニホールド3に導くブローバイガス通路14に、デ
ューティソレノイド又はステップモータにより駆動され
る電制バルブ15を設ける。そして、コントロールユニッ
ト20により、燃料噴射時期又は空燃比に応じ、燃料噴射
時期が早い程、空燃比がリッチな程、電制バルブ15の開
度を増大させる。
時期や空燃比の変化による要求ブローバイガス流量の変
化に対応可能とする。 【解決手段】 クランクケース13内のブローバイガスを
吸気マニホールド3に導くブローバイガス通路14に、デ
ューティソレノイド又はステップモータにより駆動され
る電制バルブ15を設ける。そして、コントロールユニッ
ト20により、燃料噴射時期又は空燃比に応じ、燃料噴射
時期が早い程、空燃比がリッチな程、電制バルブ15の開
度を増大させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ブローバイガスを
吸気系に還流して再燃焼させるPCV(ポジティブクラ
ンクケースベンチレーション)システムと呼ばれる内燃
機関のブローバイガス還元装置に関する。
吸気系に還流して再燃焼させるPCV(ポジティブクラ
ンクケースベンチレーション)システムと呼ばれる内燃
機関のブローバイガス還元装置に関する。
【0002】
【従来の技術】内燃機関において、燃焼室内からピスト
ンとシリンダ壁との間隙を通ってクランクケースに洩れ
出るブローバイガスはそのまま大気に開放すると大気汚
染の原因となるため、燃焼室に還元して燃焼処理するP
CVシステムの装着が義務づけられている。
ンとシリンダ壁との間隙を通ってクランクケースに洩れ
出るブローバイガスはそのまま大気に開放すると大気汚
染の原因となるため、燃焼室に還元して燃焼処理するP
CVシステムの装着が義務づけられている。
【0003】PCVシステムは、スロットルバルブ上流
から空気を取出して機関のロッカカバー側からクランク
ケースに導入し、該クランクケースからのブローバイガ
スをブローバイガス通路によりスロットルバルブ下流に
還流するようになっている。そして、ブローバイガス通
路にはPCVバルブが介装され、PCVバルブは、その
上流側と下流側との差圧によって開弁するようになって
いる。
から空気を取出して機関のロッカカバー側からクランク
ケースに導入し、該クランクケースからのブローバイガ
スをブローバイガス通路によりスロットルバルブ下流に
還流するようになっている。そして、ブローバイガス通
路にはPCVバルブが介装され、PCVバルブは、その
上流側と下流側との差圧によって開弁するようになって
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
PCVシステムにおいて、PCVバルブのバルブ流量特
性は吸気系の負圧によって一義的に定められるため、要
求に合わないことがあるという問題点があった。例え
ば、燃焼室内に直接燃料を噴射する直噴火花点火式内燃
機関では、筒内噴射のため、シリンダ壁への燃料付着が
多く、ブローバイガスの発生量が増大するのみならず、
機関の運転状態に応じて、燃焼方式を均質燃焼と成層燃
焼とに選択的に切換えるため、燃焼方式により、下記の
理由から、ブローバイガスの発生量が大きく変化する。
PCVシステムにおいて、PCVバルブのバルブ流量特
性は吸気系の負圧によって一義的に定められるため、要
求に合わないことがあるという問題点があった。例え
ば、燃焼室内に直接燃料を噴射する直噴火花点火式内燃
機関では、筒内噴射のため、シリンダ壁への燃料付着が
多く、ブローバイガスの発生量が増大するのみならず、
機関の運転状態に応じて、燃焼方式を均質燃焼と成層燃
焼とに選択的に切換えるため、燃焼方式により、下記の
理由から、ブローバイガスの発生量が大きく変化する。
【0005】均質燃焼の場合は、空燃比を理論空燃比
(ストイキ;A/F=14.6)に制御する一方、混合気の
均質化時間を確保すべく、早いタイミング、すなわち各
気筒の吸気行程にて燃料を噴射する。成層燃焼の場合
は、空燃比をリーン(A/F=30〜40)に制御する一
方、点火時期付近にて点火栓回りに燃料を集中させるべ
く、遅いタイミング、すなわち圧縮行程にて燃料を噴射
する。
(ストイキ;A/F=14.6)に制御する一方、混合気の
均質化時間を確保すべく、早いタイミング、すなわち各
気筒の吸気行程にて燃料を噴射する。成層燃焼の場合
は、空燃比をリーン(A/F=30〜40)に制御する一
方、点火時期付近にて点火栓回りに燃料を集中させるべ
く、遅いタイミング、すなわち圧縮行程にて燃料を噴射
する。
【0006】このように、直噴火花点火式内燃機関で
は、機関の運転状態に応じて、吸気行程噴射と圧縮行程
噴射とに切換えるが、ブローバイガスの洩れは主に圧縮
行程中に生じるため、圧縮行程噴射の場合は、燃料がシ
リンダ壁に達する度合いが少ないため、洩れは少ない
が、吸気行程噴射の場合は、すでに燃料がシリンダ壁に
付着しているため、洩れ量が多くなる。
は、機関の運転状態に応じて、吸気行程噴射と圧縮行程
噴射とに切換えるが、ブローバイガスの洩れは主に圧縮
行程中に生じるため、圧縮行程噴射の場合は、燃料がシ
リンダ壁に達する度合いが少ないため、洩れは少ない
が、吸気行程噴射の場合は、すでに燃料がシリンダ壁に
付着しているため、洩れ量が多くなる。
【0007】従って、直噴火花点火式内燃機関では、均
質燃焼の場合に、燃料噴射時期が早いことから、ブロー
バイガスの発生量が増大する。また、空燃比がリッチ側
である程、ブローバイガスの発生量が増大する。もちろ
ん、燃料噴射時期や空燃比によってブローバイガスの発
生量が異なることは、内燃機関一般についても言えるこ
とである。
質燃焼の場合に、燃料噴射時期が早いことから、ブロー
バイガスの発生量が増大する。また、空燃比がリッチ側
である程、ブローバイガスの発生量が増大する。もちろ
ん、燃料噴射時期や空燃比によってブローバイガスの発
生量が異なることは、内燃機関一般についても言えるこ
とである。
【0008】このように、燃料噴射時期や空燃比によっ
てブローバイガスの発生量が大きく異なると、従来の単
一特性のPCVバルブでは、バルブ流量特性を大側に設
定した場合には、ブローバイガスの発生量の少ない領域
で、オイルの余分な持ち出しによりオイル消費量が悪化
し、バルブ流量特性を小側に設定した場合には、ブロー
バイガスの発生量の大きな領域で、ブローバイガスの処
理機能を十分に発揮させることができず、オイルの劣化
等を招く。
てブローバイガスの発生量が大きく異なると、従来の単
一特性のPCVバルブでは、バルブ流量特性を大側に設
定した場合には、ブローバイガスの発生量の少ない領域
で、オイルの余分な持ち出しによりオイル消費量が悪化
し、バルブ流量特性を小側に設定した場合には、ブロー
バイガスの発生量の大きな領域で、ブローバイガスの処
理機能を十分に発揮させることができず、オイルの劣化
等を招く。
【0009】本発明は、このような従来の問題点に鑑
み、燃料噴射時期や空燃比によるブローバイガスの発生
量の変化に対応することのできる内燃機関のブローバイ
ガス還元装置を提供することを目的とする。
み、燃料噴射時期や空燃比によるブローバイガスの発生
量の変化に対応することのできる内燃機関のブローバイ
ガス還元装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1に係
る発明では、クランクケース内のブローバイガスを吸気
系に導くブローバイガス通路にバルブ装置を備える内燃
機関のブローバイガス還元装置において、図1(A)に
示すように、機関の燃料噴射時期を検知する燃料噴射時
期検知手段と、燃料噴射時期に応じて、前記バルブ装置
の開度を制御するバルブ開度制御手段と、を設けたこと
を特徴とする。
る発明では、クランクケース内のブローバイガスを吸気
系に導くブローバイガス通路にバルブ装置を備える内燃
機関のブローバイガス還元装置において、図1(A)に
示すように、機関の燃料噴射時期を検知する燃料噴射時
期検知手段と、燃料噴射時期に応じて、前記バルブ装置
の開度を制御するバルブ開度制御手段と、を設けたこと
を特徴とする。
【0011】燃料噴射時期に応じてブローバイガスの発
生量が異なるため、これに合わせてバルブ開度を制御す
ることにより、過度のオイル持ち出しを防止しつつ、十
分なブローバイガス処理機能を得る。一般的には、燃料
噴射時期が早い程、シリンダ壁への燃料の付着量が多く
なるため、燃料噴射時期が早い場合に、バルブ開度を増
大させる。但し、条件によっては、燃料噴射時期が早い
と、気化によってシリンダ壁への付着量が減少するの
で、逆に制御する場合もある。
生量が異なるため、これに合わせてバルブ開度を制御す
ることにより、過度のオイル持ち出しを防止しつつ、十
分なブローバイガス処理機能を得る。一般的には、燃料
噴射時期が早い程、シリンダ壁への燃料の付着量が多く
なるため、燃料噴射時期が早い場合に、バルブ開度を増
大させる。但し、条件によっては、燃料噴射時期が早い
と、気化によってシリンダ壁への付着量が減少するの
で、逆に制御する場合もある。
【0012】請求項2に係る発明では、クランクケース
内のブローバイガスを吸気系に導くブローバイガス通路
にバルブ装置を備える内燃機関のブローバイガス還元装
置において、図1(B)に示すように、機関の空燃比を
検知する空燃比検知手段と、空燃比に応じて、前記バル
ブ装置の開度を制御するバルブ開度制御手段と、を設け
たことを特徴とする。
内のブローバイガスを吸気系に導くブローバイガス通路
にバルブ装置を備える内燃機関のブローバイガス還元装
置において、図1(B)に示すように、機関の空燃比を
検知する空燃比検知手段と、空燃比に応じて、前記バル
ブ装置の開度を制御するバルブ開度制御手段と、を設け
たことを特徴とする。
【0013】空燃比に応じてブローバイガスの発生量が
異なるため、これに合わせてバルブ開度を制御すること
により、過度のオイル持ち出しを防止しつつ、十分なブ
ローバイガス処理機能を得る。一般的には、空燃比がリ
ッチな程、シリンダ壁への燃料の付着量が多くなるた
め、空燃比がリッチな場合に、バルブ開度を増大させ
る。但し、条件によっては、空燃比をリーンにすると、
等トルクにするために空気量を増大させことから、吸気
系の負圧が減少し、使用頻度の高いトルク域が低負圧と
なるため、低バルブ開度では要求ブローバイガス流量を
確保できなくなることがあり、この場合には、空燃比が
リーンな場合に、バルブ開度を増大させるよう、逆に制
御する場合もある。
異なるため、これに合わせてバルブ開度を制御すること
により、過度のオイル持ち出しを防止しつつ、十分なブ
ローバイガス処理機能を得る。一般的には、空燃比がリ
ッチな程、シリンダ壁への燃料の付着量が多くなるた
め、空燃比がリッチな場合に、バルブ開度を増大させ
る。但し、条件によっては、空燃比をリーンにすると、
等トルクにするために空気量を増大させことから、吸気
系の負圧が減少し、使用頻度の高いトルク域が低負圧と
なるため、低バルブ開度では要求ブローバイガス流量を
確保できなくなることがあり、この場合には、空燃比が
リーンな場合に、バルブ開度を増大させるよう、逆に制
御する場合もある。
【0014】請求項3に係る発明では、前記内燃機関
は、燃焼室内に直接燃料を噴射する直噴火花点火式内燃
機関であることを特徴とする。直噴火花点火式内燃機関
では、均質燃焼(吸気行程噴射、ストイキ)と、成層燃
焼(圧縮行程噴射、リーン)とで、ブローバイガスの発
生量が大きく変化するから、燃料噴射時期又は空燃比に
応じてバルブ開度を制御することは非常に有益である。
は、燃焼室内に直接燃料を噴射する直噴火花点火式内燃
機関であることを特徴とする。直噴火花点火式内燃機関
では、均質燃焼(吸気行程噴射、ストイキ)と、成層燃
焼(圧縮行程噴射、リーン)とで、ブローバイガスの発
生量が大きく変化するから、燃料噴射時期又は空燃比に
応じてバルブ開度を制御することは非常に有益である。
【0015】請求項4に係る発明では、前記バルブ装置
として、電気的信号により開度が連続的に変化する電制
バルブを用いることを特徴とする。この場合は、燃料噴
射時期又は空燃比に応じて、任意のブローバイガス流量
を得ることができる。請求項5に係る発明では、前記ブ
ローバイガス通路として、互いに並列な第1及び第2の
通路を設け、前記バルブ装置として、前記第1及び第2
の通路のそれぞれに、吸気系の負圧によって開弁し、最
大開度が互いに異なるPCVバルブを設けると共に、前
記第1及び第2の通路の集合部に、通路切換バルブを設
け、前記バルブ開度制御手段として、前記通路切換バル
ブを選択的に切換える手段を設けたことを特徴とする。
として、電気的信号により開度が連続的に変化する電制
バルブを用いることを特徴とする。この場合は、燃料噴
射時期又は空燃比に応じて、任意のブローバイガス流量
を得ることができる。請求項5に係る発明では、前記ブ
ローバイガス通路として、互いに並列な第1及び第2の
通路を設け、前記バルブ装置として、前記第1及び第2
の通路のそれぞれに、吸気系の負圧によって開弁し、最
大開度が互いに異なるPCVバルブを設けると共に、前
記第1及び第2の通路の集合部に、通路切換バルブを設
け、前記バルブ開度制御手段として、前記通路切換バル
ブを選択的に切換える手段を設けたことを特徴とする。
【0016】この場合は、燃料噴射時期又は空燃比に応
じて、ブローバイガスの発生量が大きな領域で、通路切
換バルブにより最大開度の大きなPCVバルブの方の通
路を選択して、要求ブローバイガス流量を確保する。請
求項6に係る発明では、前記ブローバイガス通路とし
て、互いに並列な第1及び第2の通路を設け、前記バル
ブ装置として、前記第1及び第2の通路のそれぞれに、
吸気系の負圧によって開弁するPCVバルブを設けると
共に、前記第1又は第2の通路のいずれか一方に、開閉
バルブを設け、前記バルブ開度制御手段として、前記開
閉バルブを開閉する手段を設けたことを特徴とする。
じて、ブローバイガスの発生量が大きな領域で、通路切
換バルブにより最大開度の大きなPCVバルブの方の通
路を選択して、要求ブローバイガス流量を確保する。請
求項6に係る発明では、前記ブローバイガス通路とし
て、互いに並列な第1及び第2の通路を設け、前記バル
ブ装置として、前記第1及び第2の通路のそれぞれに、
吸気系の負圧によって開弁するPCVバルブを設けると
共に、前記第1又は第2の通路のいずれか一方に、開閉
バルブを設け、前記バルブ開度制御手段として、前記開
閉バルブを開閉する手段を設けたことを特徴とする。
【0017】この場合は、燃料噴射時期又は空燃比に応
じて、ブローバイガスの発生量の大きな領域で、開閉バ
ルブを開弁し、2つの並列なPCVバルブにより要求ブ
ローバイガス流量を確保する。請求項7に係る発明で
は、前記ブローバイガス通路として、互いに並列な第1
及び第2の通路を設け、前記バルブ装置として、前記第
1又は第2の通路のいずれか一方に、吸気系の負圧によ
って開弁するPCVバルブを設けると共に、前記第1又
は第2の通路の他方に、開閉バルブを設け、前記バルブ
開度制御手段として、前記開閉バルブを開閉する手段を
設けたことを特徴とする。
じて、ブローバイガスの発生量の大きな領域で、開閉バ
ルブを開弁し、2つの並列なPCVバルブにより要求ブ
ローバイガス流量を確保する。請求項7に係る発明で
は、前記ブローバイガス通路として、互いに並列な第1
及び第2の通路を設け、前記バルブ装置として、前記第
1又は第2の通路のいずれか一方に、吸気系の負圧によ
って開弁するPCVバルブを設けると共に、前記第1又
は第2の通路の他方に、開閉バルブを設け、前記バルブ
開度制御手段として、前記開閉バルブを開閉する手段を
設けたことを特徴とする。
【0018】この場合は、燃料噴射時期又は空燃比に応
じて、ブローバイガスの発生量の大きな領域で、開閉バ
ルブを開弁し、PCVバルブを介することなく要求ブロ
ーバイガス流量を確保する。
じて、ブローバイガスの発生量の大きな領域で、開閉バ
ルブを開弁し、PCVバルブを介することなく要求ブロ
ーバイガス流量を確保する。
【0019】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態につい
て説明する。図2は本発明の実施の一形態を示す直噴火
花点火式内燃機関のシステム図である。機関1の吸気系
にはスロットルバルブ2が設けられ、その下流側に吸気
マニホールド3が設けられている。
て説明する。図2は本発明の実施の一形態を示す直噴火
花点火式内燃機関のシステム図である。機関1の吸気系
にはスロットルバルブ2が設けられ、その下流側に吸気
マニホールド3が設けられている。
【0020】機関1の各気筒の燃焼室4のシリンダヘッ
ド側には、中心部に点火栓5が配置されている。そし
て、点火栓5を囲んで吸気バルブ6及び排気バルブ7が
配置されている。また、燃焼室4内に直接燃料を噴射す
るように、直噴インジェクタ8が備えられ、燃料は図示
しない高圧燃料ポンプにより供給され、その圧力はプレ
ッシャレギュレータにより調整されるようになってい
る。
ド側には、中心部に点火栓5が配置されている。そし
て、点火栓5を囲んで吸気バルブ6及び排気バルブ7が
配置されている。また、燃焼室4内に直接燃料を噴射す
るように、直噴インジェクタ8が備えられ、燃料は図示
しない高圧燃料ポンプにより供給され、その圧力はプレ
ッシャレギュレータにより調整されるようになってい
る。
【0021】直噴インジェクタ8は、電磁駆動式で、コ
ントロールユニット20から出力される駆動パルス信号に
より通電されて開弁し、駆動パルス信号の出力タイミン
グにより噴射時期が制御され、駆動パルス信号のパルス
幅により噴射時間が制御されて噴射量が制御される。一
方、ブローバイガス還元装置(PCVシステム)は、吸
気系のスロットルバルブ2上流から新気導入通路11によ
り空気を取出して、機関1のロッカカバー12側からクラ
ンクケース13に導入し、該クランクケース13からのブロ
ーバイガスをブローバイガス通路14により吸気系のスロ
ットルバルブ2下流(吸気マニホールド3)に還流する
ようになっている。そして、ブローバイガス通路14には
PCV制御用の電制バルブ15が介装されている。
ントロールユニット20から出力される駆動パルス信号に
より通電されて開弁し、駆動パルス信号の出力タイミン
グにより噴射時期が制御され、駆動パルス信号のパルス
幅により噴射時間が制御されて噴射量が制御される。一
方、ブローバイガス還元装置(PCVシステム)は、吸
気系のスロットルバルブ2上流から新気導入通路11によ
り空気を取出して、機関1のロッカカバー12側からクラ
ンクケース13に導入し、該クランクケース13からのブロ
ーバイガスをブローバイガス通路14により吸気系のスロ
ットルバルブ2下流(吸気マニホールド3)に還流する
ようになっている。そして、ブローバイガス通路14には
PCV制御用の電制バルブ15が介装されている。
【0022】PCV制御用の電制バルブ15は、デューテ
ィソレノイド又はステップモータを備え、コントロール
ユニット20からの信号(デューティ信号又はステップ信
号)により駆動されて、開度が連続的に変化するように
なっている。コントロールユニット20には、各種のセン
サからの信号が入力されている。前記各種のセンサとし
ては、クランク角センサ21、吸気圧センサ22等が設けら
れている。
ィソレノイド又はステップモータを備え、コントロール
ユニット20からの信号(デューティ信号又はステップ信
号)により駆動されて、開度が連続的に変化するように
なっている。コントロールユニット20には、各種のセン
サからの信号が入力されている。前記各種のセンサとし
ては、クランク角センサ21、吸気圧センサ22等が設けら
れている。
【0023】クランク角センサ21は、機関1のカム軸回
転に同期して、基準クランク角毎に気筒判別信号を含む
基準信号REFを出力し、また単位クランク角毎に単位
信号POSを出力し、これらによりクランク角θを検出
し得ると共に、機関回転数Neを算出可能である。吸気
圧センサ22は、吸気マニホールド3内の圧力(負圧)P
aに応じた信号を出力する。
転に同期して、基準クランク角毎に気筒判別信号を含む
基準信号REFを出力し、また単位クランク角毎に単位
信号POSを出力し、これらによりクランク角θを検出
し得ると共に、機関回転数Neを算出可能である。吸気
圧センサ22は、吸気マニホールド3内の圧力(負圧)P
aに応じた信号を出力する。
【0024】ここにおいて、コントロールユニット20
は、これらのセンサからの信号を入力しつつ、内蔵のマ
イクロコンピュータにより、予め定められたプログラム
に従って演算処理を行い、直噴インジェクタ8の作動を
制御して、燃料噴射制御を行い、また、電制バルブ15の
作動を制御して、PCV制御を行う。燃料噴射量制御に
ついては、機関の運転状態として、機関回転数Ne及び
吸気圧Paを読込み、これらに基づいて、燃焼方式を決
定する。すなわち、均質燃焼と成層燃焼とのいずれかを
選択する。
は、これらのセンサからの信号を入力しつつ、内蔵のマ
イクロコンピュータにより、予め定められたプログラム
に従って演算処理を行い、直噴インジェクタ8の作動を
制御して、燃料噴射制御を行い、また、電制バルブ15の
作動を制御して、PCV制御を行う。燃料噴射量制御に
ついては、機関の運転状態として、機関回転数Ne及び
吸気圧Paを読込み、これらに基づいて、燃焼方式を決
定する。すなわち、均質燃焼と成層燃焼とのいずれかを
選択する。
【0025】均質燃焼の場合は、目標空燃比をストイキ
に設定し、これに基づいて、機関回転数Ne及び吸気圧
Paから決定される基本燃料噴射量に対応させて、最終
的な燃料噴射量を決定し、噴射時期については吸気行程
に設定する。成層燃焼の場合は、目標空燃比をリーンに
設定し、これに基づいて、機関回転数Ne及び吸気圧P
aから決定される基本燃料噴射量をリーン側に補正し
て、最終的な燃料噴射量を決定し、噴射時期については
圧縮行程に設定する。
に設定し、これに基づいて、機関回転数Ne及び吸気圧
Paから決定される基本燃料噴射量に対応させて、最終
的な燃料噴射量を決定し、噴射時期については吸気行程
に設定する。成層燃焼の場合は、目標空燃比をリーンに
設定し、これに基づいて、機関回転数Ne及び吸気圧P
aから決定される基本燃料噴射量をリーン側に補正し
て、最終的な燃料噴射量を決定し、噴射時期については
圧縮行程に設定する。
【0026】そして、設定された噴射時期にて、設定さ
れた燃料噴射量に対応するパルス幅の駆動パルス信号を
各気筒の直噴インジェクタ8に出力して、燃料噴射を行
わせる。次に、PCV制御について、図3のフローチャ
ートにより説明する。ステップ1(図にはS1と記して
ある。以下同様)では、燃料噴射制御において設定され
ている燃料噴射時期を読込む。
れた燃料噴射量に対応するパルス幅の駆動パルス信号を
各気筒の直噴インジェクタ8に出力して、燃料噴射を行
わせる。次に、PCV制御について、図3のフローチャ
ートにより説明する。ステップ1(図にはS1と記して
ある。以下同様)では、燃料噴射制御において設定され
ている燃料噴射時期を読込む。
【0027】ステップ2では、予め噴射時期に応じてバ
ルブ開度(PCV流量)を記憶させたテーブルを参照
し、噴射時期からバルブ開度を設定する。具体的には、
噴射時期が早い程、バルブ開度を増大させる。ステップ
3では、設定されたバルブ開度(PCV流量)となるよ
うに、電制バルブ15に対し、指令信号(デューティ信号
又はステップ信号)を出力して駆動する。
ルブ開度(PCV流量)を記憶させたテーブルを参照
し、噴射時期からバルブ開度を設定する。具体的には、
噴射時期が早い程、バルブ開度を増大させる。ステップ
3では、設定されたバルブ開度(PCV流量)となるよ
うに、電制バルブ15に対し、指令信号(デューティ信号
又はステップ信号)を出力して駆動する。
【0028】ここで、ステップ1の部分が燃料噴射時期
検知手段に相当し、ステップ2,3の部分がバルブ開度
制御手段に相当する。このように、燃料噴射時期に応じ
てブローバイガスの発生量が異なるため、これに合わせ
て電制バルブ15の開度を制御することにより、過度のオ
イル持ち出しを防止しつつ、十分なブローバイガス処理
機能を得る。
検知手段に相当し、ステップ2,3の部分がバルブ開度
制御手段に相当する。このように、燃料噴射時期に応じ
てブローバイガスの発生量が異なるため、これに合わせ
て電制バルブ15の開度を制御することにより、過度のオ
イル持ち出しを防止しつつ、十分なブローバイガス処理
機能を得る。
【0029】図4には空燃比に応じてバルブ開度を制御
する場合のフローチャートを示してある。ステップ1で
は、燃料噴射制御において設定されている空燃比を読込
む。ステップ2では、予め空燃比に応じてバルブ開度
(PCV流量)を記憶させたテーブルを参照し、空燃比
からバルブ開度を設定する。具体的には、空燃比がリッ
チな程、バルブ開度を増大させる。
する場合のフローチャートを示してある。ステップ1で
は、燃料噴射制御において設定されている空燃比を読込
む。ステップ2では、予め空燃比に応じてバルブ開度
(PCV流量)を記憶させたテーブルを参照し、空燃比
からバルブ開度を設定する。具体的には、空燃比がリッ
チな程、バルブ開度を増大させる。
【0030】ステップ3では、設定されたバルブ開度
(PCV流量)となるように、電制バルブ15に対し、指
令信号(デューティ信号又はステップ信号)を出力して
駆動する。ここで、ステップ1の部分が空燃比検知手段
に相当し、ステップ2,3の部分がバルブ開度制御手段
に相当する。
(PCV流量)となるように、電制バルブ15に対し、指
令信号(デューティ信号又はステップ信号)を出力して
駆動する。ここで、ステップ1の部分が空燃比検知手段
に相当し、ステップ2,3の部分がバルブ開度制御手段
に相当する。
【0031】このように、空燃比に応じてブローバイガ
スの発生量が異なるため、これに合わせて電制バルブ15
の開度を制御することにより、過度のオイル持ち出しを
防止しつつ、十分なブローバイガス処理機能を得る。
尚、燃料噴射時期と空燃比との両方に応じて、電制バル
ブ15の開度を制御するようにしてもよい。
スの発生量が異なるため、これに合わせて電制バルブ15
の開度を制御することにより、過度のオイル持ち出しを
防止しつつ、十分なブローバイガス処理機能を得る。
尚、燃料噴射時期と空燃比との両方に応じて、電制バル
ブ15の開度を制御するようにしてもよい。
【0032】また、以上では、PCV制御用のバルブ装
置として、デューティソレノイド又はステップモータに
よる電制バルブ15を使用したが、これは高価であること
から、コスト的により簡易な実施の形態を図5〜図7に
示す。図5の実施例では、ブローバイガス通路14とし
て、互いに並列な第1の通路14Aと第2の通路14Bとを
設ける。そして、バルブ装置として、第1及び第2の通
路14A,14Bのそれぞれに、吸気系の負圧(上下流の差
圧)によって開弁し、最大開度が互いに異なるPCVバ
ルブ31,32を設けると共に、第1及び第2の通路14A,
14Bの集合部に、電磁式の通路切換バルブ(電磁三方切
換バルブ)33を設ける。
置として、デューティソレノイド又はステップモータに
よる電制バルブ15を使用したが、これは高価であること
から、コスト的により簡易な実施の形態を図5〜図7に
示す。図5の実施例では、ブローバイガス通路14とし
て、互いに並列な第1の通路14Aと第2の通路14Bとを
設ける。そして、バルブ装置として、第1及び第2の通
路14A,14Bのそれぞれに、吸気系の負圧(上下流の差
圧)によって開弁し、最大開度が互いに異なるPCVバ
ルブ31,32を設けると共に、第1及び第2の通路14A,
14Bの集合部に、電磁式の通路切換バルブ(電磁三方切
換バルブ)33を設ける。
【0033】従って、通路切換バルブ33を選択的に切換
えることにより、要求ブローバイガス流量の小さい領域
では、最大開度の小さいPCVバルブ31側の第1の通路
14Aを選択し、要求ブローバイガス流量の大きい領域で
は、最大開度の大きいPCVバルブ32側の第2の通路14
Bを選択する。すなわち、図8にマニホールド負圧に対
する一般的なブローバイガスの発生量(要求PCVバル
ブ流量)と従来のPCVバルブの一般的な流量特性とを
示すが、この実施例では、一方のPCVバルブ31に図9
のAに示す流量特性を持たせ、他方のPCVバルブ32に
図9のBに示す流量特性を持たせておく。
えることにより、要求ブローバイガス流量の小さい領域
では、最大開度の小さいPCVバルブ31側の第1の通路
14Aを選択し、要求ブローバイガス流量の大きい領域で
は、最大開度の大きいPCVバルブ32側の第2の通路14
Bを選択する。すなわち、図8にマニホールド負圧に対
する一般的なブローバイガスの発生量(要求PCVバル
ブ流量)と従来のPCVバルブの一般的な流量特性とを
示すが、この実施例では、一方のPCVバルブ31に図9
のAに示す流量特性を持たせ、他方のPCVバルブ32に
図9のBに示す流量特性を持たせておく。
【0034】図6の実施例では、ブローバイガス通路14
として、互いに並列な第1の通路14Aと第2の通路14B
とを設ける。そして、バルブ装置として、第1及び第2
の通路14A,14Bのそれぞれに、吸気系の負圧(上下流
の差圧)によって開弁するPCVバルブ41,42を設ける
と共に、第2の通路14Bに、電磁式の開閉バルブ43を設
ける。尚、2つのPCVバルブ41,42は同一特性のもの
でよい。
として、互いに並列な第1の通路14Aと第2の通路14B
とを設ける。そして、バルブ装置として、第1及び第2
の通路14A,14Bのそれぞれに、吸気系の負圧(上下流
の差圧)によって開弁するPCVバルブ41,42を設ける
と共に、第2の通路14Bに、電磁式の開閉バルブ43を設
ける。尚、2つのPCVバルブ41,42は同一特性のもの
でよい。
【0035】従って、要求ブローバイガス流量の小さい
領域では、開閉バルブ43を閉じて、第1の通路14AのP
CVバルブ41のみによりブローバイガスを還流し、要求
ブローバイガス流量の大きい領域では、開閉バルブ43を
開いて、第1の通路14AのPCVバルブ41と第2の通路
14BのPCVバルブ42とによりブローバイガスを還流す
る。
領域では、開閉バルブ43を閉じて、第1の通路14AのP
CVバルブ41のみによりブローバイガスを還流し、要求
ブローバイガス流量の大きい領域では、開閉バルブ43を
開いて、第1の通路14AのPCVバルブ41と第2の通路
14BのPCVバルブ42とによりブローバイガスを還流す
る。
【0036】すなわち、この実施例では、各PCVバル
ブ41,42に図9のAに示す流量特性を持たせておき、合
計で図9のBに示す流量特性が得られるようにする。図
7の実施例では、ブローバイガス通路14として、互いに
並列な第1の通路14Aと第2の通路14Bとを設ける。そ
して、バルブ装置として、第1の通路14Aに、吸気系の
負圧(上下流の差圧)によって開弁するPCVバルブ51
を設けると共に、第2の通路14Bに、電磁式の開閉バル
ブ52を設ける。尚、PCVバルブ51の流量特性は図9の
Aに示す特性とする。
ブ41,42に図9のAに示す流量特性を持たせておき、合
計で図9のBに示す流量特性が得られるようにする。図
7の実施例では、ブローバイガス通路14として、互いに
並列な第1の通路14Aと第2の通路14Bとを設ける。そ
して、バルブ装置として、第1の通路14Aに、吸気系の
負圧(上下流の差圧)によって開弁するPCVバルブ51
を設けると共に、第2の通路14Bに、電磁式の開閉バル
ブ52を設ける。尚、PCVバルブ51の流量特性は図9の
Aに示す特性とする。
【0037】従って、要求ブローバイガス流量の小さい
領域では、開閉バルブ52を閉じて、第1の通路14AのP
CVバルブ51を通じてブローバイガスを還流し、要求ブ
ローバイガス流量の大きい領域では、開閉バルブ52を開
いて、主に第2の通路14BによりPCVバルブを介する
ことなくブローバイガスを還流する。図10は図5〜図7
の実施例の場合のPCV制御のフローチャートである。
領域では、開閉バルブ52を閉じて、第1の通路14AのP
CVバルブ51を通じてブローバイガスを還流し、要求ブ
ローバイガス流量の大きい領域では、開閉バルブ52を開
いて、主に第2の通路14BによりPCVバルブを介する
ことなくブローバイガスを還流する。図10は図5〜図7
の実施例の場合のPCV制御のフローチャートである。
【0038】ステップ11では、燃料噴射制御において設
定されている燃料噴射時期又は空燃比を読込む。ステッ
プ12では、燃料噴射時期又は空燃比を予め定めたしきい
値と比較し、燃料噴射時期が早いか、又は空燃比がリッ
チか否かを判定する。この結果、燃料噴射時期が比較的
遅い場合、又は空燃比が比較的リーンな場合は、ステッ
プ13へ進んで、図5の実施例の場合は、通路切換バルブ
33をOFFにして、第1の通路14Aを選択する側に切換
える。図6の実施例の場合は、開閉バルブ43をOFFに
して、閉弁させる。図7の実施例の場合は、開閉バルブ
52をOFFにして、閉弁させる。
定されている燃料噴射時期又は空燃比を読込む。ステッ
プ12では、燃料噴射時期又は空燃比を予め定めたしきい
値と比較し、燃料噴射時期が早いか、又は空燃比がリッ
チか否かを判定する。この結果、燃料噴射時期が比較的
遅い場合、又は空燃比が比較的リーンな場合は、ステッ
プ13へ進んで、図5の実施例の場合は、通路切換バルブ
33をOFFにして、第1の通路14Aを選択する側に切換
える。図6の実施例の場合は、開閉バルブ43をOFFに
して、閉弁させる。図7の実施例の場合は、開閉バルブ
52をOFFにして、閉弁させる。
【0039】逆に、燃料噴射時期が比較的早い場合、又
は空燃比が比較的リッチな場合は、ステップ14へ進ん
で、図5の実施例の場合は、通路切換バルブ33をONに
して、第2の通路14Bを選択する側に切換える。図6の
実施例の場合は、開閉バルブ43をONにして、開弁させ
る。図7の実施例の場合は、開閉バルブ52をONにし
て、開弁させる。
は空燃比が比較的リッチな場合は、ステップ14へ進ん
で、図5の実施例の場合は、通路切換バルブ33をONに
して、第2の通路14Bを選択する側に切換える。図6の
実施例の場合は、開閉バルブ43をONにして、開弁させ
る。図7の実施例の場合は、開閉バルブ52をONにし
て、開弁させる。
【0040】ここで、ステップ11の部分が燃料噴射時期
検知手段又は空燃比検知手段に相当し、ステップ12〜14
の部分がバルブ開度制御手段に相当する。このように、
デューティソレノイドやステップモータによる電制バル
ブに比べ、安価なPCVバルブや開閉バルブを組合わせ
て用い、同様の制御をすることが可能である。
検知手段又は空燃比検知手段に相当し、ステップ12〜14
の部分がバルブ開度制御手段に相当する。このように、
デューティソレノイドやステップモータによる電制バル
ブに比べ、安価なPCVバルブや開閉バルブを組合わせ
て用い、同様の制御をすることが可能である。
【0041】図11にはPCV流量を可変制御する場合の
燃料噴射量補正のフローチャートである。基本燃料噴射
量を機関回転数Neと吸気圧Paとによって定める場
合、PCV流量を増大させることで、吸気圧Paが低下
するので、これに基づいて基本燃料噴射量を演算する
と、燃料噴射量が減少してしまうから、このような不具
合を防止する必要がある。
燃料噴射量補正のフローチャートである。基本燃料噴射
量を機関回転数Neと吸気圧Paとによって定める場
合、PCV流量を増大させることで、吸気圧Paが低下
するので、これに基づいて基本燃料噴射量を演算する
と、燃料噴射量が減少してしまうから、このような不具
合を防止する必要がある。
【0042】そこで、ステップ21では、PCV流量を増
大させたか否かを判定する。具体的に、図2の実施例で
は、バルブ開度を予め定めたしきい値と比較して判定す
る。図5の実施例では、通路切換バルブ33を第2の通路
14B側に切換えたか、図6の実施例では、開閉弁43を開
弁させたか、図7の実施例では、開閉弁52を開弁させた
か否かを判定する。
大させたか否かを判定する。具体的に、図2の実施例で
は、バルブ開度を予め定めたしきい値と比較して判定す
る。図5の実施例では、通路切換バルブ33を第2の通路
14B側に切換えたか、図6の実施例では、開閉弁43を開
弁させたか、図7の実施例では、開閉弁52を開弁させた
か否かを判定する。
【0043】この結果、PCV流量を増大させたと判定
された場合は、ステップ22へ進んで、燃料噴射量を増量
補正する。但し、基本燃料噴射量の演算に、吸気圧セン
サからの信号ではなく、吸入空気流量を計測するエアフ
ローメータからの信号を用いる場合は、補正する必要は
ない。
された場合は、ステップ22へ進んで、燃料噴射量を増量
補正する。但し、基本燃料噴射量の演算に、吸気圧セン
サからの信号ではなく、吸入空気流量を計測するエアフ
ローメータからの信号を用いる場合は、補正する必要は
ない。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る発
明によれば、燃料噴射時期に応じてPCV制御用のバル
ブ装置の開度を制御することにより、燃料噴射時期の変
化によりブローバイガスの発生量が変化しても、過度の
オイル持ち出しによるオイル消費量の悪化を防止しつ
つ、十分なブローバイガス処理機能を得てオイル劣化を
防止できるという効果が得られる。
明によれば、燃料噴射時期に応じてPCV制御用のバル
ブ装置の開度を制御することにより、燃料噴射時期の変
化によりブローバイガスの発生量が変化しても、過度の
オイル持ち出しによるオイル消費量の悪化を防止しつ
つ、十分なブローバイガス処理機能を得てオイル劣化を
防止できるという効果が得られる。
【0045】請求項2に係る発明によれば、空燃比に応
じてPCV制御用のバルブ装置の開度を制御することに
より、空燃比の変化によりブローバイガスの発生量が変
化しても、過度のオイル持ち出しによるオイル消費量の
悪化を防止しつつ、十分なブローバイガス処理機能を得
てオイル劣化を防止できるという効果が得られる。請求
項3に係る発明によれば、直噴火花点火式内燃機関に適
用することにより、燃焼方式の切換えにかかわらず、オ
イル消費量の低減とオイル劣化の防止とを図ることがで
きる。
じてPCV制御用のバルブ装置の開度を制御することに
より、空燃比の変化によりブローバイガスの発生量が変
化しても、過度のオイル持ち出しによるオイル消費量の
悪化を防止しつつ、十分なブローバイガス処理機能を得
てオイル劣化を防止できるという効果が得られる。請求
項3に係る発明によれば、直噴火花点火式内燃機関に適
用することにより、燃焼方式の切換えにかかわらず、オ
イル消費量の低減とオイル劣化の防止とを図ることがで
きる。
【0046】請求項4に係る発明によれば、電制バルブ
を用いることにより、燃料噴射時期又は空燃比に応じ
て、任意のブローバイガス流量を得ることができる。請
求項5に係る発明によれば、電制バルブを用いることな
く、比較的安価な2つのPCVバルブと通路切換バルブ
とにより構成できる。請求項6に係る発明によれば、電
制バルブを用いることなく、比較的安価な2つのPCV
バルブと開閉バルブとにより構成できる。
を用いることにより、燃料噴射時期又は空燃比に応じ
て、任意のブローバイガス流量を得ることができる。請
求項5に係る発明によれば、電制バルブを用いることな
く、比較的安価な2つのPCVバルブと通路切換バルブ
とにより構成できる。請求項6に係る発明によれば、電
制バルブを用いることなく、比較的安価な2つのPCV
バルブと開閉バルブとにより構成できる。
【0047】請求項7に係る発明によれば、電制バルブ
を用いることなく、比較的安価なPCVバルブと開閉バ
ルブとにより構成できる。
を用いることなく、比較的安価なPCVバルブと開閉バ
ルブとにより構成できる。
【図1】 本発明の構成を示す機能ブロック図
【図2】 本発明の実施の一形態を示すシステム図
【図3】 燃料噴射時期に応じたPCV制御のフローチ
ャート
ャート
【図4】 空燃比に応じたPCV制御のフローチャート
【図5】 本発明の実施の他の形態(1)を示す図
【図6】 本発明の実施の他の形態(2)を示す図
【図7】 本発明の実施の他の形態(3)を示す図
【図8】 一般的なPCVバルブの流量特性を示す図
【図9】 本形態でのPCVバルブの流量特性を示す図
【図10】 本発明の実施の他の形態におけるPCV制御
のフローチャート
のフローチャート
【図11】 燃料噴射量補正のフローチャート
1 機関 2 スロットルバルブ 3 吸気マニホールド 4 燃焼室 5 点火栓 8 直噴インジェクタ 11 新気導入通路 12 ロッカカバー 13 クランクケース 14 ブローバイガス通路 14A 第1の通路 14B 第2の通路 15 電制バルブ 20 コントロールユニット 21 クランク角センサ 22 吸気圧センサ 31,32 PCVバルブ 33 通路切換バルブ 41,42 PCVバルブ 43 開閉バルブ 51 PCVバルブ 52 開閉バルブ
Claims (7)
- 【請求項1】クランクケース内のブローバイガスを吸気
系に導くブローバイガス通路にバルブ装置を備える内燃
機関のブローバイガス還元装置において、 機関の燃料噴射時期を検知する燃料噴射時期検知手段
と、 燃料噴射時期に応じて、前記バルブ装置の開度を制御す
るバルブ開度制御手段と、 を設けたことを特徴とする内燃機関のブローバイガス還
元装置。 - 【請求項2】クランクケース内のブローバイガスを吸気
系に導くブローバイガス通路にバルブ装置を備える内燃
機関のブローバイガス還元装置において、 機関の空燃比を検知する空燃比検知手段と、 空燃比に応じて、前記バルブ装置の開度を制御するバル
ブ開度制御手段と、 を設けたことを特徴とする内燃機関のブローバイガス還
元装置。 - 【請求項3】前記内燃機関は、燃焼室内に直接燃料を噴
射する直噴火花点火式内燃機関であることを特徴とする
請求項1又は請求項2記載の内燃機関のブローバイガス
還元装置。 - 【請求項4】前記バルブ装置として、電気的信号により
開度が連続的に変化する電制バルブを用いることを特徴
とする請求項1〜請求項3のいずれか1つに記載の内燃
機関のブローバイガス還元装置。 - 【請求項5】前記ブローバイガス通路として、互いに並
列な第1及び第2の通路を設け、 前記バルブ装置として、前記第1及び第2の通路のそれ
ぞれに、吸気系の負圧によって開弁し、最大開度が互い
に異なるPCVバルブを設けると共に、前記第1及び第
2の通路の集合部に、通路切換バルブを設け、 前記バルブ開度制御手段として、前記通路切換バルブを
選択的に切換える手段を設けたことを特徴とする請求項
1〜請求項3のいずれか1つに記載の内燃機関のブロー
バイガス還元装置。 - 【請求項6】前記ブローバイガス通路として、互いに並
列な第1及び第2の通路を設け、 前記バルブ装置として、前記第1及び第2の通路のそれ
ぞれに、吸気系の負圧によって開弁するPCVバルブを
設けると共に、前記第1又は第2の通路のいずれか一方
に、開閉バルブを設け、 前記バルブ開度制御手段として、前記開閉バルブを開閉
する手段を設けたことを特徴とする請求項1〜請求項3
のいずれか1つに記載の内燃機関のブローバイガス還元
装置。 - 【請求項7】前記ブローバイガス通路として、互いに並
列な第1及び第2の通路を設け、 前記バルブ装置として、前記第1又は第2の通路のいず
れか一方に、吸気系の負圧によって開弁するPCVバル
ブを設けると共に、前記第1又は第2の通路の他方に、
開閉バルブを設け、 前記バルブ開度制御手段として、前記開閉バルブを開閉
する手段を設けたことを特徴とする請求項1〜請求項3
のいずれか1つに記載の内燃機関のブローバイガス還元
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8233806A JPH1077821A (ja) | 1996-09-04 | 1996-09-04 | 内燃機関のブローバイガス還元装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8233806A JPH1077821A (ja) | 1996-09-04 | 1996-09-04 | 内燃機関のブローバイガス還元装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1077821A true JPH1077821A (ja) | 1998-03-24 |
Family
ID=16960881
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8233806A Pending JPH1077821A (ja) | 1996-09-04 | 1996-09-04 | 内燃機関のブローバイガス還元装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1077821A (ja) |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007231865A (ja) * | 2006-03-02 | 2007-09-13 | Toyota Motor Corp | 内燃機関の制御装置 |
| JP2009221905A (ja) * | 2008-03-14 | 2009-10-01 | Aisan Ind Co Ltd | 電磁式pcvバルブの加熱装置 |
| JP2009293454A (ja) * | 2008-06-04 | 2009-12-17 | Aisan Ind Co Ltd | ブローバイガス還元装置 |
| JP2010090869A (ja) * | 2008-10-10 | 2010-04-22 | Toyota Motor Corp | 内燃機関制御装置 |
| JP2010096029A (ja) * | 2008-10-14 | 2010-04-30 | Toyota Motor Corp | 内燃機関のブローバイガス処理装置 |
| JP2012149561A (ja) * | 2011-01-18 | 2012-08-09 | Toyota Motor Corp | 内燃機関の制御装置 |
| JP2012149562A (ja) * | 2011-01-18 | 2012-08-09 | Toyota Motor Corp | 内燃機関の制御装置 |
| KR101328885B1 (ko) * | 2009-07-03 | 2013-11-13 | 도요타 지도샤(주) | 내연 기관에 대한 제어 장치 |
| JP2017040176A (ja) * | 2015-08-18 | 2017-02-23 | トヨタ自動車株式会社 | 内燃機関の制御装置 |
| JP2017096228A (ja) * | 2015-11-27 | 2017-06-01 | マツダ株式会社 | 内燃機関の制御装置 |
-
1996
- 1996-09-04 JP JP8233806A patent/JPH1077821A/ja active Pending
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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