JPH1078257A - 空気調和機 - Google Patents
空気調和機Info
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- JPH1078257A JPH1078257A JP23439796A JP23439796A JPH1078257A JP H1078257 A JPH1078257 A JP H1078257A JP 23439796 A JP23439796 A JP 23439796A JP 23439796 A JP23439796 A JP 23439796A JP H1078257 A JPH1078257 A JP H1078257A
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
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- 230000007704 transition Effects 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 吹出口に左右に回転する縦ルーバを備え、同
縦ルーバを回転揺動機構により右方から左方、左方から
右方へと回転揺動させる空気調和機において、吹出空気
流の側方への熱の拡散を向上し、室内の温度分布の均一
性が良く、風の向いている方向のみならず室内の広い領
域を快適にすること。 【解決手段】 縦ルーバ7が回転揺動の中心線CLから
所定角度θ1の外側領域において揺動するときは、縦ル
ーバ7の回転速度ωを大きくして(または吹出空気流の
風速vを小さくして)、渦発生領域内の速度に設定し、
縦ルーバ7が回転揺動の中心線CLから所定角度θ1の内
側において揺動するときは、前記縦ルーバ7の回転速度
ωを小さくして(または吹出空気流の風速vを大きくし
て)、渦未発生領域の速度に設定する。
縦ルーバを回転揺動機構により右方から左方、左方から
右方へと回転揺動させる空気調和機において、吹出空気
流の側方への熱の拡散を向上し、室内の温度分布の均一
性が良く、風の向いている方向のみならず室内の広い領
域を快適にすること。 【解決手段】 縦ルーバ7が回転揺動の中心線CLから
所定角度θ1の外側領域において揺動するときは、縦ル
ーバ7の回転速度ωを大きくして(または吹出空気流の
風速vを小さくして)、渦発生領域内の速度に設定し、
縦ルーバ7が回転揺動の中心線CLから所定角度θ1の内
側において揺動するときは、前記縦ルーバ7の回転速度
ωを小さくして(または吹出空気流の風速vを大きくし
て)、渦未発生領域の速度に設定する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空調空間の良好な
温度分布を得るための空気調和機の吹出空気流の改良に
関する。
温度分布を得るための空気調和機の吹出空気流の改良に
関する。
【0002】
【従来の技術】図5は、従来一般のセパレート空気調和
機の室内ユニット1の側断面図であって、吹出口2、吸
込口3を有するケーシング4内に熱交換器5、送風機6
が収納され、送風機6の運転により前面の吸込口3から
吸い込まれた室内空気は、機内で冷房時は冷却され、暖
房時は加熱されて下方の吹出口2から室内へ吹き出され
る。また、この吹出口2には、縦ルーバ7と水平ルーバ
8とが設けられている。この縦ルーバ7は、図6の如く
伝達機構9及び連結棒10を介し縦ルーバ用ステッピン
グモータ11により左右に回転揺動されている。また、
水平ルーバ8は、図5の如く水平ルーバ用ステッピング
モータ12により上下回転揺動されている。そして、吹
出空気流の方向は、縦ルーバ7の回転揺動により、左右
に変化され、また、水平ルーバ8の回転揺動により上下
に変化されるように構成されている。
機の室内ユニット1の側断面図であって、吹出口2、吸
込口3を有するケーシング4内に熱交換器5、送風機6
が収納され、送風機6の運転により前面の吸込口3から
吸い込まれた室内空気は、機内で冷房時は冷却され、暖
房時は加熱されて下方の吹出口2から室内へ吹き出され
る。また、この吹出口2には、縦ルーバ7と水平ルーバ
8とが設けられている。この縦ルーバ7は、図6の如く
伝達機構9及び連結棒10を介し縦ルーバ用ステッピン
グモータ11により左右に回転揺動されている。また、
水平ルーバ8は、図5の如く水平ルーバ用ステッピング
モータ12により上下回転揺動されている。そして、吹
出空気流の方向は、縦ルーバ7の回転揺動により、左右
に変化され、また、水平ルーバ8の回転揺動により上下
に変化されるように構成されている。
【0003】ところで、特開平5−332606号公報
に記載されているように(同公報の図4等参照)、回転
揺動するルーバからの吹出空気流の特性として、吹出空
気流の風速vとルーバの回転速度ωとを変化させた場
合、ルーバの回転速度ωが吹出空気流の風速vに対して
大なるときは回転方向の後方に渦が発生し、ルーバの回
転速度が吹出空気流の風速に対してが小なるときは該渦
が発生せず、ルーバの回転速度ωと吹出空気流の風速v
との関係において、その境界線は一次関数的な関係にな
ることが知られている。そして、前記特開平5−332
606号公報には、水平ルーバの制御に関しては提案が
なされている。即ち、水平ルーバを上方から下方へ揺動
する場合に、水平ルーバの回転速度を吹出空気流の風速
に対し渦未発生領域内の速度に設定して、空気調和を必
要としない空気調和機より上方の空間へ吹出空気流が拡
散することを回避し、また、水平ルーバが下方から上方
へ揺動する場合に、水平ルーバの回転速度を吹出空気流
の風速に対して渦発生領域内の速度に設定し、空気調和
を必要とする空気調和機より下方の空間での吹出空気流
の拡散を大きくし、同空間における温度の均一性を増大
する方法が提案されている。
に記載されているように(同公報の図4等参照)、回転
揺動するルーバからの吹出空気流の特性として、吹出空
気流の風速vとルーバの回転速度ωとを変化させた場
合、ルーバの回転速度ωが吹出空気流の風速vに対して
大なるときは回転方向の後方に渦が発生し、ルーバの回
転速度が吹出空気流の風速に対してが小なるときは該渦
が発生せず、ルーバの回転速度ωと吹出空気流の風速v
との関係において、その境界線は一次関数的な関係にな
ることが知られている。そして、前記特開平5−332
606号公報には、水平ルーバの制御に関しては提案が
なされている。即ち、水平ルーバを上方から下方へ揺動
する場合に、水平ルーバの回転速度を吹出空気流の風速
に対し渦未発生領域内の速度に設定して、空気調和を必
要としない空気調和機より上方の空間へ吹出空気流が拡
散することを回避し、また、水平ルーバが下方から上方
へ揺動する場合に、水平ルーバの回転速度を吹出空気流
の風速に対して渦発生領域内の速度に設定し、空気調和
を必要とする空気調和機より下方の空間での吹出空気流
の拡散を大きくし、同空間における温度の均一性を増大
する方法が提案されている。
【0004】しかしながら、左右に回転揺動する縦ルー
バ7の制御に関しては、上記公報及びその他においても
何らの提案も言及もなされていない。そこで、左右に回
転揺動する縦ルーバ7からの吹出空気流に関し、その特
性を考察するに、次のように考えられる。即ち、図6に
縦ルーバ7による吹出空気流の状態を示すように、連結
板11により連結された縦ルーバ7をステッピングモー
タ11により左右に回転揺動した場合、縦ルーバ7の回
転速度ωが所定の回転速度より大きい場合、吹出空気流
により縦ルーバ7の回転方向Rr(図6における点線矢
印)の後方側に大きい渦Vfが発生する。そして、この
渦Vfが発生すると、吹出空気流の側方への拡散が大き
くなり、温度の拡散は向上する反面、吹出し方向RAへ
の流れの到達性が減少し、空気調和機の室内ユニット前
方での快適性が損なわれる傾向にある。一方、縦ルーバ
7の回転速度ωが所定の回転速度より小さい場合、前記
のような渦Vfが発生せず吹出空気の吹出方向RAへの到
達性は前記の場合(縦ルーバ7の回転速度ωが所定の回
転速度より大きい場合)より向上するものの、縦ルーバ
7の回転方向、即ち吹出空気流の側方への温度の拡散が
小さく、空気調和機の側方での快適性が損なわれる傾向
にある。
バ7の制御に関しては、上記公報及びその他においても
何らの提案も言及もなされていない。そこで、左右に回
転揺動する縦ルーバ7からの吹出空気流に関し、その特
性を考察するに、次のように考えられる。即ち、図6に
縦ルーバ7による吹出空気流の状態を示すように、連結
板11により連結された縦ルーバ7をステッピングモー
タ11により左右に回転揺動した場合、縦ルーバ7の回
転速度ωが所定の回転速度より大きい場合、吹出空気流
により縦ルーバ7の回転方向Rr(図6における点線矢
印)の後方側に大きい渦Vfが発生する。そして、この
渦Vfが発生すると、吹出空気流の側方への拡散が大き
くなり、温度の拡散は向上する反面、吹出し方向RAへ
の流れの到達性が減少し、空気調和機の室内ユニット前
方での快適性が損なわれる傾向にある。一方、縦ルーバ
7の回転速度ωが所定の回転速度より小さい場合、前記
のような渦Vfが発生せず吹出空気の吹出方向RAへの到
達性は前記の場合(縦ルーバ7の回転速度ωが所定の回
転速度より大きい場合)より向上するものの、縦ルーバ
7の回転方向、即ち吹出空気流の側方への温度の拡散が
小さく、空気調和機の側方での快適性が損なわれる傾向
にある。
【0005】従って、上記従来の空気調和機では、縦ル
ーバ7の左右回転揺動により吹出空気流が左右に吹出方
向を変えて吹き出され、空気調和機の室内ユニット1前
方の所定角度範囲内では,冷房時は冷風が暖房時は温風
が供給されるので、縦ルーバ7を揺動させないものに比
較すれば、広いスペースに冷風又は温風が供給され、室
内の快適性は改善されていたが、縦ルーバ7の回転速度
ωが一定とされて、吹出空気流の回転方向Rrの後方側
の渦Vfを発生させることが考慮されていないため、空
気調和機の室内ユニット1の側方への熱拡散が悪く、一
方、冷風又は温風が直接吹き付けられるスペースでは、
冷房時は寒すぎる、暖房時は暑すぎるなどの問題が発生
していたものと考えられる。
ーバ7の左右回転揺動により吹出空気流が左右に吹出方
向を変えて吹き出され、空気調和機の室内ユニット1前
方の所定角度範囲内では,冷房時は冷風が暖房時は温風
が供給されるので、縦ルーバ7を揺動させないものに比
較すれば、広いスペースに冷風又は温風が供給され、室
内の快適性は改善されていたが、縦ルーバ7の回転速度
ωが一定とされて、吹出空気流の回転方向Rrの後方側
の渦Vfを発生させることが考慮されていないため、空
気調和機の室内ユニット1の側方への熱拡散が悪く、一
方、冷風又は温風が直接吹き付けられるスペースでは、
冷房時は寒すぎる、暖房時は暑すぎるなどの問題が発生
していたものと考えられる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、前記
した従来の空気調和機においては、左右に回転揺動する
縦ルーバ7の回転揺動に対し、渦発生条件が考慮されて
いないため、渦Vfが発生せず吹出空気流の側方への熱
の拡散が悪く、室内の温度分布の均一性が悪い、あるい
は風の向いている方向のみが暑すぎる(暖房時)または
寒すぎる(冷房時)等の快適性不十分なる問題点があっ
た。本発明は、吹出空気流の側方への熱の拡散を向上
し、室内の温度分布の均一性が良く、風の向いている方
向のみならず室内の広い領域を快適にせしめることを目
的としている。
した従来の空気調和機においては、左右に回転揺動する
縦ルーバ7の回転揺動に対し、渦発生条件が考慮されて
いないため、渦Vfが発生せず吹出空気流の側方への熱
の拡散が悪く、室内の温度分布の均一性が悪い、あるい
は風の向いている方向のみが暑すぎる(暖房時)または
寒すぎる(冷房時)等の快適性不十分なる問題点があっ
た。本発明は、吹出空気流の側方への熱の拡散を向上
し、室内の温度分布の均一性が良く、風の向いている方
向のみならず室内の広い領域を快適にせしめることを目
的としている。
【0007】
【課題を解決するための解決手段】上記目的を達成する
ために、請求項1記載の発明では、吹出口に左右に回転
する縦ルーバを備え、該縦ルーバを回転揺動機構により
右方から左方、左方から右方へと回転揺動させる空気調
和機において、前記縦ルーバの回転揺動における回転速
度を可変とし、前記縦ルーバが回転揺動の中心線から所
定角度の外側領域において揺動するときは、前記縦ルー
バの回転揺動における回転速度を吹出空気流の風速に対
して渦発生領域内の速度に設定し、前記縦ルーバが回転
揺動の中心線から所定角度の内側領域において揺動する
ときは、前記縦ルーバの回転揺動における回転速度を吹
出空気流の風速に対して渦未発生領域の速度に設定して
なることを特徴とする。
ために、請求項1記載の発明では、吹出口に左右に回転
する縦ルーバを備え、該縦ルーバを回転揺動機構により
右方から左方、左方から右方へと回転揺動させる空気調
和機において、前記縦ルーバの回転揺動における回転速
度を可変とし、前記縦ルーバが回転揺動の中心線から所
定角度の外側領域において揺動するときは、前記縦ルー
バの回転揺動における回転速度を吹出空気流の風速に対
して渦発生領域内の速度に設定し、前記縦ルーバが回転
揺動の中心線から所定角度の内側領域において揺動する
ときは、前記縦ルーバの回転揺動における回転速度を吹
出空気流の風速に対して渦未発生領域の速度に設定して
なることを特徴とする。
【0008】また、請求項2記載の発明では、吹出口に
左右に回転する縦ルーバを備え、該縦ルーバを回転揺動
機構により右方から左方、左方から右方へと回転揺動さ
せる空気調和機において、前記縦ルーバから吹き出す吹
出空気流の風速を可変とし、前記縦ルーバが回転揺動の
中心線から所定角度の外側領域において揺動するとき
は、前記縦ルーバの回転速度に対して前記吹出空気流の
風速を渦発生領域内の速度に設定し、前記縦ルーバが回
転揺動の中心線から所定角度の内側領域において揺動す
るときは、前記縦ルーバの回転速度に対して前記吹出空
気流の風速を渦未発生領域の速度に設定してなることを
特徴とする。
左右に回転する縦ルーバを備え、該縦ルーバを回転揺動
機構により右方から左方、左方から右方へと回転揺動さ
せる空気調和機において、前記縦ルーバから吹き出す吹
出空気流の風速を可変とし、前記縦ルーバが回転揺動の
中心線から所定角度の外側領域において揺動するとき
は、前記縦ルーバの回転速度に対して前記吹出空気流の
風速を渦発生領域内の速度に設定し、前記縦ルーバが回
転揺動の中心線から所定角度の内側領域において揺動す
るときは、前記縦ルーバの回転速度に対して前記吹出空
気流の風速を渦未発生領域の速度に設定してなることを
特徴とする。
【0009】上記において、縦ルーバの回転揺動機構と
は、ステッピングモータ等の駆動源、該駆動源の回転力
を縦ルーバに伝達する伝達機構、縦ルーバを連動するた
めの連結棒等を包含する概念をいう。尚、縦ルーバの回
転速度の制御は、通常は縦ルーバの回転駆動源、例え
ば、縦ルーバ用ステッピングモータの回転速度制御によ
り行われるが、該ステッピングモータの回転力を縦ルー
バへ伝達するための伝達機構の工夫により行われるよう
な他のものも包含される。また、吹出空気流の風速の制
御は、通常はファンモータの回転数制御により行われる
が、ファン吹出口にダンパー等の風量制御機構により吹
出風量が制御されるような他のものも包含される。
は、ステッピングモータ等の駆動源、該駆動源の回転力
を縦ルーバに伝達する伝達機構、縦ルーバを連動するた
めの連結棒等を包含する概念をいう。尚、縦ルーバの回
転速度の制御は、通常は縦ルーバの回転駆動源、例え
ば、縦ルーバ用ステッピングモータの回転速度制御によ
り行われるが、該ステッピングモータの回転力を縦ルー
バへ伝達するための伝達機構の工夫により行われるよう
な他のものも包含される。また、吹出空気流の風速の制
御は、通常はファンモータの回転数制御により行われる
が、ファン吹出口にダンパー等の風量制御機構により吹
出風量が制御されるような他のものも包含される。
【0010】従って、請求項1記載の空気調和機におい
ては、縦ルーバが回転揺動の中心線から所定角度の内側
領域において揺動するときは、吹出空気流により渦が発
生しないように縦ルーバの回転速度が制御され、吹出空
気流の吹出方向への到達性が向上し、一方、縦ルーバが
回転揺動の中心線から所定角度の外側領域において揺動
するときは、吹出空気流により渦が発生するように縦ル
ーバの回転速度が制御され、吹出空気流側方への熱拡散
が向上する。
ては、縦ルーバが回転揺動の中心線から所定角度の内側
領域において揺動するときは、吹出空気流により渦が発
生しないように縦ルーバの回転速度が制御され、吹出空
気流の吹出方向への到達性が向上し、一方、縦ルーバが
回転揺動の中心線から所定角度の外側領域において揺動
するときは、吹出空気流により渦が発生するように縦ル
ーバの回転速度が制御され、吹出空気流側方への熱拡散
が向上する。
【0011】また、請求項2記載の空気調和機において
は、縦ルーバが回転揺動の中心線から所定角度の内側領
域において揺動するときは、吹出空気流により渦が発生
しないように吹出空気流の風速が制御され、吹出空気流
の吹出方向への到達性が向上し、一方、縦ルーバが回転
揺動の中心線から所定角度の外側領域において揺動する
ときは、吹出空気流により渦が発生するように吹出空気
流の風速が制御され、吹出空気流側方への熱拡散が向上
する。
は、縦ルーバが回転揺動の中心線から所定角度の内側領
域において揺動するときは、吹出空気流により渦が発生
しないように吹出空気流の風速が制御され、吹出空気流
の吹出方向への到達性が向上し、一方、縦ルーバが回転
揺動の中心線から所定角度の外側領域において揺動する
ときは、吹出空気流により渦が発生するように吹出空気
流の風速が制御され、吹出空気流側方への熱拡散が向上
する。
【0012】
(第1実施の形態)本発明の第1実施の形態を、図1〜
図3によって説明する。本第1実施の形態では、空気調
和機の構造的形態は図5及び図6に示されたものと同一
であって、空気調和機全体については説明を省略する。
また、以下の説明及び参照図面においては、図5及び図
6と同じ個所については同一の符号を付して記載または
説明する。
図3によって説明する。本第1実施の形態では、空気調
和機の構造的形態は図5及び図6に示されたものと同一
であって、空気調和機全体については説明を省略する。
また、以下の説明及び参照図面においては、図5及び図
6と同じ個所については同一の符号を付して記載または
説明する。
【0013】図1は吹出口2の縦ルーバ7部分を示して
おり、該縦ルーバ7は、伝達機構9及び連結棒10を介
してステッピングモータ11により左右回転揺動するよ
うに構成されている。CLは縦ルーバ7の回転揺動の中
心線であり、また、θは縦ルーバ7の回転角を、θ1は
縦ルーバ7の回転速度ωを変更する所定角度を、θ2は
縦ルーバ7が回転し得る最大の回転角度を、RAは吹出
空気流の方向をそれぞれ示す。
おり、該縦ルーバ7は、伝達機構9及び連結棒10を介
してステッピングモータ11により左右回転揺動するよ
うに構成されている。CLは縦ルーバ7の回転揺動の中
心線であり、また、θは縦ルーバ7の回転角を、θ1は
縦ルーバ7の回転速度ωを変更する所定角度を、θ2は
縦ルーバ7が回転し得る最大の回転角度を、RAは吹出
空気流の方向をそれぞれ示す。
【0014】図2は、回転ルーバの回転速度ωと吹出口
2における吹出空気流の風速vとの関係において、渦発
生領域Aと渦未発生領域Bとを示している。同図におい
て、吹出空気流の風速v2の場合、ルーバ回転速度ω2で
は渦は発生しないが、ω2より高速のω1では渦が発生す
る。また、ルーバの回転速度ω1の場合、吹出空気流の
風速v1では渦は発生しないが、v1より低速のv2では
渦が発生する。本実施の形態では、縦ルーバ用ステッピ
ングモータ11の回転速度を制御することにより、図3に
時間tとの関係において示すように、縦ルーバ7の回転
角度に対し縦ルーバ7の回転速度を制御する。即ち、吹
出口2よりの吹出空気流の吹出速度(風速)がv1であ
って、この場合において、縦ルーバ7が、回転揺動の中
心線CLから所定角度θ1の外側領域において揺動すると
きは(図1において縦ルーバ7の回転角度θの絶対値が
θ1より大きい場合)、縦ルーバ7の回転速度ωを大きく
して図2の渦発生領域Aにあるルーバ回転速度±ω1と
し、縦ルーバ7が所定角度θ1より内側領域において揺
動するときは(図1において縦ルーバ7の回転角度θの
絶対値がθ1より小さい場合)、縦ルーバ7の回転速度ω
を小さくして図2の渦未発生領域Bにあるルーバ回転速
度±ω2とする。
2における吹出空気流の風速vとの関係において、渦発
生領域Aと渦未発生領域Bとを示している。同図におい
て、吹出空気流の風速v2の場合、ルーバ回転速度ω2で
は渦は発生しないが、ω2より高速のω1では渦が発生す
る。また、ルーバの回転速度ω1の場合、吹出空気流の
風速v1では渦は発生しないが、v1より低速のv2では
渦が発生する。本実施の形態では、縦ルーバ用ステッピ
ングモータ11の回転速度を制御することにより、図3に
時間tとの関係において示すように、縦ルーバ7の回転
角度に対し縦ルーバ7の回転速度を制御する。即ち、吹
出口2よりの吹出空気流の吹出速度(風速)がv1であ
って、この場合において、縦ルーバ7が、回転揺動の中
心線CLから所定角度θ1の外側領域において揺動すると
きは(図1において縦ルーバ7の回転角度θの絶対値が
θ1より大きい場合)、縦ルーバ7の回転速度ωを大きく
して図2の渦発生領域Aにあるルーバ回転速度±ω1と
し、縦ルーバ7が所定角度θ1より内側領域において揺
動するときは(図1において縦ルーバ7の回転角度θの
絶対値がθ1より小さい場合)、縦ルーバ7の回転速度ω
を小さくして図2の渦未発生領域Bにあるルーバ回転速
度±ω2とする。
【0015】これによって、本実施の形態では、縦ルー
バ7の位置、即ち、回転角度θがーθ2≦θ≦−θ1,θ
1≦θ≦θ2の場合には、吹出空気流に対し縦ルーバ7の
回転方向後方に渦が発生し、吹出空気流の側面、即ち、
縦ルーバ7の回転方向への熱の拡散が促進され、他方、
縦ルーバ7の位置、即ち、回転角度θが−θ1≦θ≦θ1
の場合には、吹出空気流に対し縦ルーバ7の回転方向後
方に渦が発生せず、吹出方向RAへの到達性が確保され
る。
バ7の位置、即ち、回転角度θがーθ2≦θ≦−θ1,θ
1≦θ≦θ2の場合には、吹出空気流に対し縦ルーバ7の
回転方向後方に渦が発生し、吹出空気流の側面、即ち、
縦ルーバ7の回転方向への熱の拡散が促進され、他方、
縦ルーバ7の位置、即ち、回転角度θが−θ1≦θ≦θ1
の場合には、吹出空気流に対し縦ルーバ7の回転方向後
方に渦が発生せず、吹出方向RAへの到達性が確保され
る。
【0016】従って、上記第1実施の形態の空気調和機
を用いた室内の空気調和を必要とする空間において、空
気調和機前方への吹出空気流の到達性が良好となる。ま
た、空気調和機の側方に対しても快適温度領域が広く、
室内の広範囲にわたり温度の均一性について良好な温度
分布を形成することができる。更に、上記において、吹
出空気流の到達性と温度分布の均一性を同時に満足する
には、縦ルーバ7の回転速度ωを切換える所定角度θ1
の絶対値を15°〜30°の範囲に設定するのが最も効
果的であるが、どちらかを優先したい場合や、設置位置
等によっては、それに応じて所定角度θ1を可変となし
調整できるようにしてもよい。
を用いた室内の空気調和を必要とする空間において、空
気調和機前方への吹出空気流の到達性が良好となる。ま
た、空気調和機の側方に対しても快適温度領域が広く、
室内の広範囲にわたり温度の均一性について良好な温度
分布を形成することができる。更に、上記において、吹
出空気流の到達性と温度分布の均一性を同時に満足する
には、縦ルーバ7の回転速度ωを切換える所定角度θ1
の絶対値を15°〜30°の範囲に設定するのが最も効
果的であるが、どちらかを優先したい場合や、設置位置
等によっては、それに応じて所定角度θ1を可変となし
調整できるようにしてもよい。
【0017】(第2実施の形態)次に、本発明の第2の
実施の形態を図4及び図1によって説明する。本第2実
施の形態では、空気調和機の室内機において、送風機
(図6における送風機2に相当するもの)を駆動する回
転数可変モータを制御し、縦ルーバ7の回転速度ωに対
し吹出空気流の風速vを図4に示すように制御する。
尚、図4は時間の推移に対し縦ルーバ7の回転角度θ、
回転速度ω、吹出空気流の風速vの変化を図示してい
る。本実施形態では、縦ルーバ7の回転速度ωが±ω1
の場合であって、縦ルーバ7が回転揺動の中心線CLか
ら所定角度θ1より外側領域において揺動するときは
(図1において縦ルーバ7の回転角度θの絶対値がθ1
より大きい場合)、吹出空気流の風速vを小さくして図
2の渦発生領域Aにある速度υ2とし、縦ルーバ7が回
転揺動の中心線CLから所定角度θ1より内側領域におい
て揺動するときは(図1において縦ルーバ7の回転角度
θの絶対値がθ1より小さい場合)、吹出空気流の風速
vを大きくして図2の渦未発生領域Bにある速度υ1と
する。
実施の形態を図4及び図1によって説明する。本第2実
施の形態では、空気調和機の室内機において、送風機
(図6における送風機2に相当するもの)を駆動する回
転数可変モータを制御し、縦ルーバ7の回転速度ωに対
し吹出空気流の風速vを図4に示すように制御する。
尚、図4は時間の推移に対し縦ルーバ7の回転角度θ、
回転速度ω、吹出空気流の風速vの変化を図示してい
る。本実施形態では、縦ルーバ7の回転速度ωが±ω1
の場合であって、縦ルーバ7が回転揺動の中心線CLか
ら所定角度θ1より外側領域において揺動するときは
(図1において縦ルーバ7の回転角度θの絶対値がθ1
より大きい場合)、吹出空気流の風速vを小さくして図
2の渦発生領域Aにある速度υ2とし、縦ルーバ7が回
転揺動の中心線CLから所定角度θ1より内側領域におい
て揺動するときは(図1において縦ルーバ7の回転角度
θの絶対値がθ1より小さい場合)、吹出空気流の風速
vを大きくして図2の渦未発生領域Bにある速度υ1と
する。
【0018】これによって、本実施形態では、縦ルーバ
7の位置、即ち、回転角度θがーθ2≦θ≦−θ1,θ1
≦θ≦θ2の場合には、吹出空気流に対し縦ルーバ7の
回転方向後方に渦が発生し、吹出空気流の側面、即ち、
縦ルーバ7の回転方向への熱の拡散が促進され、他方、
縦ルーバ7の位置θが−θ1≦θ≦θ1の場合には、吹出
空気流に対し縦ルーバ7の回転方向後方に渦が発生せ
ず、吹出方向RAへの到達性が確保される。
7の位置、即ち、回転角度θがーθ2≦θ≦−θ1,θ1
≦θ≦θ2の場合には、吹出空気流に対し縦ルーバ7の
回転方向後方に渦が発生し、吹出空気流の側面、即ち、
縦ルーバ7の回転方向への熱の拡散が促進され、他方、
縦ルーバ7の位置θが−θ1≦θ≦θ1の場合には、吹出
空気流に対し縦ルーバ7の回転方向後方に渦が発生せ
ず、吹出方向RAへの到達性が確保される。
【0019】従って、本第2の実施の形態の空気調和機
を用いた室内の空気調和を必要とする空間において、空
気調和機前方への吹出空気流の到達性が良好であり、ま
た空気調和機の側方に対しても快適温度領域が広くな
る。従って、室内の広範囲にわたり温度の均一性につい
て良好な温度分布を形成することができる。
を用いた室内の空気調和を必要とする空間において、空
気調和機前方への吹出空気流の到達性が良好であり、ま
た空気調和機の側方に対しても快適温度領域が広くな
る。従って、室内の広範囲にわたり温度の均一性につい
て良好な温度分布を形成することができる。
【0020】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されているた
め、請求項1及び2記載の発明によれば、室内の広範囲
にわたり温度分布が均一となり、快適性が向上する。
め、請求項1及び2記載の発明によれば、室内の広範囲
にわたり温度分布が均一となり、快適性が向上する。
【図1】空気調和機の縦ルーバ回りの説明図。
【図2】回転ルーバの回転速度と吹出空気流の風速との
関係において、渦発生領域と渦未発生領域とを示す図。
関係において、渦発生領域と渦未発生領域とを示す図。
【図3】第1の実施の形態に係る縦ルーバの回転角度と
回転速度の関係図。
回転速度の関係図。
【図4】第2の実施の形態に係る吹出空気流の風速、縦
ルーバの回転角度及び縦ルーバの回転速度の関係図。
ルーバの回転角度及び縦ルーバの回転速度の関係図。
【図5】従来の空気調和機の室内ユニットを示す側断面
図。
図。
【図6】空気調和機の縦ルーバによる吹出空気流の状態
説明図。
説明図。
1…室内ユニット、2…吹出口、7…縦ルーバ、9…伝
達機構、10…連結棒、11…縦ルーバ用ステッピング
モータ、RA…吹出方向、Rf…縦ルーバの回転方向、V
f…渦、θ…縦ルーバの回転角度、θ1…縦ルーバの回転
速度を変更する所定角度、θ2…縦ルーバの最大回転角
度、CL…縦ルーバの回転揺動の中心線、ω…縦ルーバ
の回転速度、v…吹出空気流の風速。
達機構、10…連結棒、11…縦ルーバ用ステッピング
モータ、RA…吹出方向、Rf…縦ルーバの回転方向、V
f…渦、θ…縦ルーバの回転角度、θ1…縦ルーバの回転
速度を変更する所定角度、θ2…縦ルーバの最大回転角
度、CL…縦ルーバの回転揺動の中心線、ω…縦ルーバ
の回転速度、v…吹出空気流の風速。
Claims (2)
- 【請求項1】 吹出口に左右に回転する縦ルーバを備
え、該縦ルーバを回転揺動機構により右方から左方、左
方から右方へと回転揺動させる空気調和機において、前
記縦ルーバの回転揺動における回転速度を可変とし、前
記縦ルーバが回転揺動の中心線から所定角度の外側領域
において揺動するときは、前記縦ルーバの回転揺動にお
ける回転速度を吹出空気流の風速に対して渦発生領域内
の速度に設定し、前記縦ルーバが回転揺動の中心線から
所定角度の内側領域において揺動するときは、前記縦ル
ーバの回転揺動における回転速度を吹出空気流の風速に
対して渦未発生領域の速度に設定してなることを特徴と
する空気調和機。 - 【請求項2】 吹出口に左右に回転する縦ルーバを備
え、該縦ルーバを回転揺動機構により右方から左方、左
方から右方へと回転揺動させる空気調和機において、前
記縦ルーバから吹き出す吹出空気流の風速を可変とし、
前記縦ルーバが回転揺動の中心線から所定角度の外側領
域において揺動するときは、前記縦ルーバの回転速度に
対して前記吹出空気流の風速を渦発生領域内の速度に設
定し、前記縦ルーバが回転揺動の中心線から所定角度の
内側領域において揺動するときは、前記縦ルーバの回転
速度に対して前記吹出空気流の風速を渦未発生領域の速
度に設定してなることを特徴とする空気調和機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23439796A JPH1078257A (ja) | 1996-09-04 | 1996-09-04 | 空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23439796A JPH1078257A (ja) | 1996-09-04 | 1996-09-04 | 空気調和機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1078257A true JPH1078257A (ja) | 1998-03-24 |
Family
ID=16970367
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23439796A Withdrawn JPH1078257A (ja) | 1996-09-04 | 1996-09-04 | 空気調和機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1078257A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004020915A1 (ja) * | 2002-08-30 | 2004-03-11 | Toshiba Carrier Corporation | 空気調和装置 |
| CN108759051A (zh) * | 2018-04-16 | 2018-11-06 | 青岛海尔空调器有限总公司 | 一种空调摆风机构及空调器 |
| WO2021208503A1 (zh) * | 2020-04-16 | 2021-10-21 | 珠海格力电器股份有限公司 | 一种扫风组件及无叶风扇 |
| CN117469779A (zh) * | 2023-09-21 | 2024-01-30 | 珠海市伟高变频科技有限公司 | 一种基于控制函数的新型扫风控制方法及系统 |
-
1996
- 1996-09-04 JP JP23439796A patent/JPH1078257A/ja not_active Withdrawn
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004020915A1 (ja) * | 2002-08-30 | 2004-03-11 | Toshiba Carrier Corporation | 空気調和装置 |
| KR100695369B1 (ko) * | 2002-08-30 | 2007-03-16 | 도시바 캐리어 가부시키 가이샤 | 공기 조화 장치 |
| CN108759051A (zh) * | 2018-04-16 | 2018-11-06 | 青岛海尔空调器有限总公司 | 一种空调摆风机构及空调器 |
| CN108759051B (zh) * | 2018-04-16 | 2020-04-10 | 青岛海尔空调器有限总公司 | 一种空调摆风机构及空调器 |
| WO2021208503A1 (zh) * | 2020-04-16 | 2021-10-21 | 珠海格力电器股份有限公司 | 一种扫风组件及无叶风扇 |
| CN117469779A (zh) * | 2023-09-21 | 2024-01-30 | 珠海市伟高变频科技有限公司 | 一种基于控制函数的新型扫风控制方法及系统 |
| CN117469779B (zh) * | 2023-09-21 | 2024-04-19 | 珠海市伟高变频科技有限公司 | 一种基于控制函数的新型扫风控制方法及系统 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A761 | Written withdrawal of application |
Effective date: 20040706 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 |