JPH1078513A - 棒状ポリマーの製造法 - Google Patents

棒状ポリマーの製造法

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JPH1078513A
JPH1078513A JP8232999A JP23299996A JPH1078513A JP H1078513 A JPH1078513 A JP H1078513A JP 8232999 A JP8232999 A JP 8232999A JP 23299996 A JP23299996 A JP 23299996A JP H1078513 A JPH1078513 A JP H1078513A
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JP
Japan
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rod
monomer
shaped polymer
cylindrical container
polymer
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Pending
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JP8232999A
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English (en)
Inventor
Isato Yunoki
勇人 柚木
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 中心部に気泡が含まれず、外径が均一な棒状
ポリマーを製造する。 【解決手段】 棒状ポリマーの外周部を形成するる重合
体からなる円筒状容器に、棒状ポリマーの内部を形成す
るためのモノマーを充填し、該モノマーを重合させて棒
状ポリマーを製造する方法において、円筒状容器の外周
に、非加熱的に収縮する部材、例えばスパイラル状板バ
ネ、耐熱性ゴムチューブ、又はスパイラルバネと保護ス
リーブとの組み合わせを巻き付け、該収縮部材により円
筒状容器を締め付けながらモノマーを重合することを特
徴とする棒状ポリマーの製造法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばプラスチッ
ク光ファイバ用プリフォームなどの棒状ポリマーの製造
法に関する。さらに詳しくは、棒状ポリマーの中心部、
例えばプラスチック光ファイバ用プリフォームのコア部
に気泡が含まれない棒状ポリマーの製造法に関する。
【0002】
【従来の技術】屈折率分布型プラスチック光ファイバ用
プリフォームの製造方法として、WO93/08488
は、重合体からなる円筒状容器の内壁からモノマーの重
合を進行させ、屈折率分布を形成する方法を開示してい
る。具体的には、円筒状容器としてポリメチルメタクリ
レート(PMMA)管を用い、PMMA管の中空部にコ
アを作製する。このPMMA管は、メチリメタクリレー
ト(MMA)モノマー溶液の入ったガラス管を回転させ
ながら該モノマーを加熱重合することで作製され、コア
は、非重合性化合物を含むMMAモノマー溶液をPMM
A管に注入し、回転させながら加熱重合することにより
形成され、これにより屈折率分布を有するプリフォーム
が作製できる。得られたプリフォームを加熱溶融により
線引して、所定の径の光ファイバを得る。ところが、上
記の方法によりコア用モノマー溶液を重合させると、そ
の際に体積がいくらか減少し、コアに気泡が含まれるこ
とがある。
【0003】そのようなコア用モノマーの重合時に気泡
の発生を防止する1つの方法が、特開平8−11041
9号公報に開示されている。開示された方法では、クラ
ッドの外周に熱収縮チューブを被覆し、長手方向の重合
を多段階に行うことにより、コアの収縮に伴って生じる
収縮の応じて該収縮チューブを収縮させ、気泡の発生を
防止している。
【0004】しかし、特開平8−110419号公報に
記載の熱収縮チューブは、加えられる温度が高いほど収
縮の度合いが大きく、加熱により軟化した部分において
局所的に収縮する性質を持っている。ところが、プリフ
ォームのコア用モノマーを重合させる場合、加熱炉の温
度分布やモノマーの重合反応の反応熱により、長手方向
の温度分布は不均一になっているので、熱収縮チューブ
を全長にわたって均一に収縮させることは困難である。
特に、特開平8−110419号公報に記載のようにモ
ノマーを多段階で重合させると、全長にわたって等しく
熱収縮チューブを加熱することは不可能といってよい。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、棒状ポリマ
ーの外周部を形成するる重合体からなる円筒状容器に、
棒状ポリマーの内部を形成するためのモノマーを充填
し、モノマーを重合させて棒状ポリマーを製造する際
に、円筒状容器を外部から均等に圧縮でき、しかも過度
に圧縮しない部材を用いて、円筒状容器を圧縮しなが
ら、モノマーを重合する方法を提供しようとするもので
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、円筒状容器を均等に圧縮できる部材とし
て非加熱的に収縮する部材を用いる。本発明の好ましい
態様においては、非加熱的に収縮する部材として、スパ
イラル状板バネ、耐熱性ゴムチューブ、又はスパイラル
バネと保護スリーブとの組み合わせを用いる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の製造法において用いる重
合体の円筒状容器は、重合体から形成された円筒状容器
でよく、その製法は限定されない。円柱状重合体の内部
を刳り貫いて形成しても、円筒状重合容器にモノマーを
充填し、容器壁から内部に向かって所定の厚さまで重合
を行って形成してもよい。
【0008】本発明の製造法の第1の形態では、収縮部
材として、図1に示すようなスパイラル状の板バネ1を
用い、円筒状容器2の周囲に巻き付ける。スパイラル状
板バネの内径は、円筒状容器の収縮後の外径に合わせて
設定する。スパイラル状板バネ1は、図2に示されたよ
うに、設定された内径までは収縮するが、それ以上は収
縮しない。また、長手方向において、その収縮力は一定
であるので、円筒状容器は長手方向で一様に圧縮され
る。従って、得られる棒状ポリマーの外形が歪になるこ
とはなく、長手方向での外形のばらつきも生じない。
【0009】第2の形態では、収縮部材として、図2に
示すような耐熱性ゴムチューブ3を用い、円筒状容器2
の周囲に巻き付ける。耐熱性ゴムチューブ3の内径も、
円筒状容器の収縮後の外径に合わせて設定する。ゴムチ
ューブは、設定された内径までは収縮するが、それ以上
は収縮しないので、スパイラル状板バネと同様の効果を
奏する。
【0010】耐熱性ゴムとしては、既知の耐熱性ゴムの
いずれもが用いられる。耐熱性ゴムの好ましい例は、フ
ッ素ゴム(例えばテトラフルオロエチレン−パーフルオ
ロメチルビニルエーテル共重合体ゴム)、アクリルゴ
ム、ヒドリンゴム、シリコーンゴム、エチレン−プロピ
レン共重合体ゴム、ハロゲン化ブチルゴムなどである。
【0011】第3の形態では、収縮部材として、図3に
示すようなスパイラルバネ4と保護スリーブ5との組み
合わせを用いる。この場合、円筒状容器2の周囲にポリ
マー又は他の適当な材料のフィルム又はシートを巻き付
けて保護スリーブ5を形成し、その上からスパイラルバ
ネ5を巻き付ける。スパイラルバネ5の内径も、円筒状
容器の収縮後の外径に合わせて設定する。スパイラルバ
ネのピッチは、円筒状容器をできるだけ均一に圧縮する
ために、小さい方が好ましい。しかし、保護スリーブが
適度の硬さを有していて、バネの圧縮力を適当に分散さ
せて円筒状容器に均一な圧縮力が伝わる場合には、スパ
イラルバネのピッチは、ある程度大きくてもよい。スパ
イラルバネは、設定された内径までは収縮するが、それ
以上は収縮しないので、スパイラルバネと保護スリーブ
との組み合わせは、スパイラル状板バネや耐熱性ゴムチ
ューブと同様の効果を奏する。
【0012】好ましい形態では、棒状ポリマーの内供を
形成するモノマーを、重合体の円筒状容器の内部空間に
入れ、該容器を水平に保持して回転しながら、モノマー
を重合させて、プラスチック光ファイバ用プリフォーム
のような棒状ポリマーを製造する。
【0013】円筒状容器を形成する重合体や棒状ポリマ
ーの内部を形成する重合体の種類は問わないが、以下、
プラスチック光ファイバ用プリフォームを例にして説明
する。 プリフォームのクラッド部を形成するポリマー
としては、従来からプラスチック光ファイバに用いられ
ている無色で透明度の高いプラスチックを用いることが
できる。このようなプラスチックを与えるモノマーとし
ては、以下のようなメタクリル酸エステル、スチレン系
化合物、フッ素化アクリル酸エステル、フッ素化メタク
リル酸エステル等を例示することができる: (a)メタクリル酸エステルおよびアクリル酸エステル メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタクリル
酸イソプロピル、メタクリル酸t−ブチル、メタクリル
酸ベンジル、メタクリル酸フェニル、メタクリル酸シク
ロヘキシル、メタクリル酸ジフェニルメチル等;アクリ
ル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸t−ブチ
ル、アクリル酸フェニル等; (b)スチレン系化合物 スチレン、α−メチルスチレン、クロロスチレン、ブロ
モスチレン、ジクロロスチレン、ジブロモスチレン等; (c)フッ素化アクリル酸エステル 2,2,2−トリフルオロエチルアクリレート等; (d)フッ素化メタクリル酸エチル 1,1,2−トリフルオロエチルメタクリレート等。
【0014】このようなモノマーに、重合開始剤、及び
所望により添加剤(たとえば、連鎖移動剤)を加え、適
当量を重合容器に入れる。重合容器をモータで回転しな
がら、加熱装置により加熱して重合容器の内壁上でモノ
マーを重合させて、クラッド部を形成する。モノマーの
量は、重合容器の大きさとクラッド部の厚さから決定す
ればよい。また、過剰量のモノマーを入れ、所望の厚さ
のクラッド部が形成された時点で重合を止め、不要なモ
ノマーを重合容器から排出してもよい。
【0015】コア部を形成するポリマーの原料となる溶
液は、クラッド部の形成に用いたモノマーに、屈折率を
調整する化合物を混合して調節する。コア部を形成する
には、上記のようなモノマーと屈折率調整用化合物の混
合物に、重合開始剤や連鎖移動剤などを加え、クラッド
部である円筒状容器に入れ、容器を回転させながら、加
熱して、重合させる。所定厚さのコア部が形成された時
点で重合を終了する。
【0016】
【発明の効果】このコア部の形成の際、モノマーの重合
の進行に伴って体積が減少し、収縮する。本発明では収
縮部材が円筒状容器(クラッド部)の周囲に配置されて
いるので、その圧縮力により、体積の減少に応じて容器
が圧縮され、コア部に空隙が生じないので、コア部に気
泡が発生しない。また、非加熱的に収縮する部材を用い
ているので、収縮部材の収縮度は温度に依存しないか
ら、収縮部材により均一に円筒状容器を圧縮することが
できる。それ故、長手方向の外径のばらつきが無くな
る。
【0017】
【実施例】以下に実施例を示し、本発明を具体的に説明
する。実施例1 メチルメタクリレート樹脂で作った外径18.4mm、内
径12.0mm、長さ500mmの樹脂管の一方の端部を閉
じ、中にメチルメタクリレートモノマーと非重合性異屈
折率物質(ドーパント)ジフェニルスルフィドを重量比
5:1で混合した液体を封入して、90℃に設定した専
用ヒーターで外部から部分加熱し、重合させた。このと
き、樹脂管中央にポリエチレンテレフタレート(PTF
E)フィルムを巻き付け、その上から厚さ0.2mmの板
状バネを長さ400mmにわたってかぶせた。板状バネで
巻かれた収縮域以外の両端は、PTFEからも露出させ
て屈曲的に未重合状態を作り、過度な重合収縮や大きな
気泡を両端に追いやる構成とした。
【0018】重合を20時間行った後、形成された光フ
ァイバ用プリフォームを取り出した。プリフォームは、
バネをかぶせた部分のみが細く変形し、樹脂管の外径は
17.8mmになっていた。これは、直径で約3.3%収縮
したことを意味する。板バネを広げてはずし、引き抜い
た光ファイバ用プリフォームを観察したところ、クラッ
ド管の内部の樹脂に気泡は無く、長さ方向での外径の寸
法に変化は見られなかった
【0019】実施例2 メチルメタクリレート樹脂で作った外径18.4mm、内
径12.0mm、長さ500mmの樹脂管の一方の端部を閉
じ、中にメチルメタクリレートモノマーと非重合性異屈
折率物質(ドーパント)ジフェニルスルフィドを重量比
5:1で混合した液体を封入して、90℃に設定した専
用ヒーターで外部から部分加熱し、重合させた。このと
き、樹脂管中央にポリエチレン(PE)フィルムを巻
き、その上から肉厚1.5mmの耐熱シリコーンゴムチュ
ーブを長さ400mmにわたってかぶせた。両端は露出さ
せて局所的に未重合状態を作り、過度な重合収縮や大き
な気泡を両端に追いやる構成とした。
【0020】重合を20時間行った後、形成された光フ
ァイバ用プリフォームを取り出した。プリフォームは、
チューブをかぶせた部分のみが細く変形し、樹脂管の外
径は17.8mmになっていた。これは、直径で約3.3%
収縮したことを意味する。ゴムチューブを広げてはず
し、引き抜いた光ファイバ母材は、クラッド管内部に気
泡は無く、長さ方向での外径の寸法に変化は見られなか
った。
【0021】実施例3 メチルメタクリレート樹脂で作った外径18.4mm、内
径12.0mm、長さ500mmの樹脂管の一方の端部を閉
じ、中にメチルメタクリレートモノマーと非重合性異屈
折率物質(ドーパント)ジフェニルスルフィドを重量比
5:1で混合した液体を封入して、90℃に設定した専
用ヒーターで外部から部分加熱し、重合させた。このと
き、樹脂管中央にPEフィルムを巻き、その上から肉厚
0.3mmのスパイラル状に加工した細幅の板バネを長さ
40cmにわたってかぶせた。両端は露出させて局所的に
未重合状態を作り、過度な重合収縮や大きな気泡を両端
に追いやる構成とした。
【0022】重合を20時間行った後、形成された光フ
ァイバ用プリフォームを取り出した。プリフォームは、
板バネ/PTFEフィルムをかぶせた部分のみが細く変
形し、外径は17.8mmになっていた。これは、直径で
約3.3%収縮したことを意味する。板バネを広げては
ずし、引き抜いた光ファイバ母材は、クラッド管内部に
気泡は無く、長さ方向での外径の寸法に変化は見られな
かった。
【0023】実施例4 メチルメタクリレート樹脂で作った外径18.4mm、内
径12.0mm、長さ500mmの樹脂管の一方の端部を閉
じ、中にメチルメタクリレートモノマーと非重合性異屈
折率物質(ドーパント)ジフェニルスルフィドを重量比
5:1で混合した液体を封入して、90℃に設定した専
用ヒーターで外部から部分加熱し、重合させた。このと
き、樹脂管中央にPTFEフィルムを巻き、その上から
線径1.0mmのスパイラル状バネを長さ400mmにわた
ってかぶせた。10mmピッチで巻かれた収縮域以外の両
端は、PTFEからも露出させて局所的に未重合状態を
作り、過度な重合収縮や大きな気泡を両端に追いやる構
成とした。
【0024】20時間後に取り出した光ファイバ母材
は、バネ/PTFEフィルムをかぶせた部分のみが細く
変形し、外径は17.8mmになっていた。これは、直径
で約3.3%収縮したことを意味する。板バネを広げて
はずし、引き抜いた光ファイバ母材は、クラッド管内部
に気泡は無く、長さ方向での外径の寸法に変化は見られ
なかった。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の製造法において、非加熱的に収縮す
る部材としてスパイラル状板バネを重合体の円筒状容器
の周囲に巻き付けた状態を示す図。
【図2】 収縮後の図1の円筒状容器とスパイラル状バ
ネを示す図。
【図3】 本発明の製造法において、非加熱的に収縮す
る部材として耐熱性ゴムチューブを重合体の円筒状容器
の周囲に巻き付けた状態を示す図。
【図4】 本発明の製造法において、非加熱的に収縮す
る部材としてスパイラルバネと保護スリーブとの組み合
わせを重合体の円筒状容器の周囲に巻き付けた状態を示
す図。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 棒状ポリマーの外周部を形成するる重合
    体からなる円筒状容器に、棒状ポリマーの内部を形成す
    るためのモノマーを充填し、該モノマーを重合させて棒
    状ポリマーを製造する方法において、円筒状容器の外周
    に、非加熱的に収縮する部材を巻き付け、該収縮部材に
    より円筒状容器を締め付けながらモノマーを重合するこ
    とを特徴とする棒状ポリマーの製造法。
  2. 【請求項2】 該収縮部材が、スパイラル状板バネ、耐
    熱性ゴムチューブ、又はスパイラルバネと保護スリーブ
    との組み合わせである請求項1に記載の製造法。
JP8232999A 1996-09-03 1996-09-03 棒状ポリマーの製造法 Pending JPH1078513A (ja)

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JP8232999A JPH1078513A (ja) 1996-09-03 1996-09-03 棒状ポリマーの製造法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008534868A (ja) * 2005-03-25 2008-08-28 シデル エス・ピー・エー 流体用バルブ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008534868A (ja) * 2005-03-25 2008-08-28 シデル エス・ピー・エー 流体用バルブ

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