JPH1078642A - 処理剤補給装置 - Google Patents

処理剤補給装置

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JPH1078642A
JPH1078642A JP8235637A JP23563796A JPH1078642A JP H1078642 A JPH1078642 A JP H1078642A JP 8235637 A JP8235637 A JP 8235637A JP 23563796 A JP23563796 A JP 23563796A JP H1078642 A JPH1078642 A JP H1078642A
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Katsuhiko Tanaka
克彦 田中
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 容器内の残液を少なくして、補充精度を高く
することのできる処理剤補給装置を提供する事。 【解決手段】 ボトル46を塞ぐシール材58を押し破
る開口突起76は、シール材58へ切れ目を入れるため
に、細長の略三角形状を呈した4個の切り込み形成部7
6Aを十字形状となるように連結し、側面から見たとき
に先細りのテーパー形状とする。開口突起76がボトル
46に挿入されたときに、シール材58が十文字に切れ
て、切れ目83の端部が首部分52の開口内周面に達す
るように開口突起76の挿入量L及び挿入時のシール材
58に接している部分の径Dを決める。切れ目83が首
部分52の開口内周面まで達するのでシール材58とボ
トル46の内面との間に残液が溜まることが無い。した
がって、補充タンクから補充槽へ補充する処理液の補充
精度も向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動現像機等の感
光材料処理装置に用いられ、処理剤の入れられた容器か
ら処理剤を流出させる処理剤補給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ラボで使用される自動現像機(例えば、
フィルムプロセッサ、プリンタプロセッサ等)では、フ
ィルムやカラーペーパーの処理が行われている。
【0003】フィルムやカラーペーパーは、発色現像、
漂白定着、水洗及び安定などの処理液や水の入った複数
の処理槽内を搬送されることで処理される。
【0004】各槽の処理液は、フィルムやカラーペーパ
ーの処理によって液の成分組成や量が変化する。そのた
め、各処理槽へは処理量に応じて補充槽から新しい液が
補充されるシステムになっている。
【0005】従来、補充槽へ補充液を補給する作業は人
手によって行われていたが、近年自動で行う方式が提案
されている。
【0006】この装置は、図20に示すように、補充液
の入ったボトル(容器)46の開口を塞ぐシート状のシ
ール材58に、図21及び図22に示すような開口突起
200で孔を開けることで補充液202を流出させて補
給を行っている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この開口突起
200では図23に示すようにシール材58の中央付近
に孔が開くのみであるため、図21に示すようにシール
材58とボトル内壁面との間に補充液202が残ってし
まう。
【0008】このようにボトル46内に残液が多いと、
補充精度に影響して液管理の精度が悪化する問題が生じ
る。したがって、補充精度を正確に維持するには補充液
ボトルの残液を少なくする必要がある。特に補充液が濃
縮液の場合には影響が大きく、現像装置の現像処理性能
を低下させる原因となる。
【0009】本発明は上記事実を考慮し、容器内の残液
を少なくして、補充精度を高くすることのできる処理剤
補給装置を提供する事が目的である。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、現像処理装置に用いられ処理剤の入れられた容器か
ら前記現像処理装置の貯留部に前記処理剤を補給する処
理剤補給装置であって、前記容器の口部を下方に向けた
状態で前記容器を保持する保持手段と、前記口部に進入
することによって前記口部を塞ぐシール材に切れ目を入
れて前記容器内の処理剤を流出させる開口手段と、を備
え、前記開口手段は、先端部側から基部側に向かって末
広がり状に形成される周縁部分を有し、前記周縁部分の
内側には空隙を有することを特徴としている。
【0011】請求項1に係る処理剤補給装置の作用を以
下に説明する。処理剤を補給するには、先ず、処理剤の
入れられた容器を倒立させ、口部を下方に向けた状態で
保持手段に保持させる。容器を保持させるので、容器を
持ち続ける必要が無い。次に、開口手段を口部に進入さ
せると、口部を塞ぐシール材に切れ目が入り、処理剤が
現像処理装置の貯留部に流出する。
【0012】ここで、開口手段は、先端部側から基部側
に向かって末広がり状に形成される周縁部分を有してい
るので、容器口部の内壁面近傍まで切れ目を入れ、かつ
シール材を内側へ大きく捲ることができ、シール材と容
器内壁面との間に溜まる処理剤を極めて少なくすること
ができる。
【0013】なお、処理剤とは、液体であればどのよう
なものでも良く、薬液、水、油等でも良く、これらに微
粒子(粉等)を分散させたようなものでも良く、液体以
外の錠剤、カプセル、粉末等の固形物であっても良い。
【0014】また、貯留部とは、具体的には、例えば、
感光材料の自動現像機に設けられる発色現像、漂白定
着、水洗水及び安定浴液などの処理剤や水の入った処理
槽や、これらの処理槽に補充する液を貯留する補充槽
(補充タンク)等を言うが、処理剤を貯留するものであ
ればこれらに限定されるものではない。
【0015】請求項2に記載の発明は、現像処理装置に
用いられ処理剤の入れられた容器から前記現像処理装置
の貯留部に前記処理剤を補給する処理剤補給装置であっ
て、前記容器の口部を下方に向けた状態で前記容器を保
持する保持手段と、前記口部に進入することによって前
記口部を塞ぐシール材に切れ目を入れて前記容器内の処
理剤を流出させる開口手段と、を備え、前記開口手段
は、先端部側から基部側に向かって末広がり状に形成さ
れる周縁部分と、先端付近に形成され前記容器内に洗浄
液を噴出させるノズルと、を有することを特徴としてい
る。
【0016】請求項2に係る処理剤補給装置の作用を以
下に説明する。処理剤を補給するには、先ず、処理剤の
入れられた容器を倒立させ、口部を下方に向けた状態で
保持手段に保持させる。容器を保持させるので、容器を
持ち続ける必要が無い。次に、開口手段を口部に進入さ
せると、口部を塞ぐシール材に切れ目が入り、処理剤が
現像処理装置の貯留部に流出する。
【0017】ここで、開口手段は、先端部側から基部側
に向かって末広がり状に形成される周縁部分を有してい
るので、容器口部の内壁面近傍まで切れ目を入れ、かつ
シール材を内側へ大きく捲ることができ、シール材と容
器内壁面との間に溜まる処理剤を極めて少なくすること
ができる。
【0018】また、処理剤を流出させた後、容器内に付
着した処理剤は、開口手段の先端付近に設けたノズルか
ら洗浄液を噴出させて容器外へと流出させることがで
き、容器内の処理剤を無駄なく使用することができる。
なお、洗浄液は水であっても良く、水以外であっても良
い。
【0019】また、処理剤とは、液体であればどのよう
なものでも良く、薬液、水、油等でも良く、これらに微
粒子(粉等)を分散させたようなものでも良く、液体以
外の錠剤、カプセル、粉末等の固形物であっても良い。
【0020】また、貯留部とは、具体的には、例えば、
感光材料の自動現像機に設けられる発色現像、漂白定
着、水洗水及び安定浴液などの処理剤や水の入った処理
槽や、これらの処理槽に補充する液を貯留する補充槽
(補充タンク)等を言うが、処理剤を貯留するものであ
ればこれらに限定されるものではない。
【0021】請求項3に記載の発明は、請求項1または
請求項2に記載の処理剤補給装置において、前記開口手
段の周縁部分は輪状に形成され、さらに切り欠き部を有
することを特徴としている。
【0022】請求項3に係る処理剤補給装置の作用を以
下に説明する。請求項3に記載の処理剤補給装置では、
切れ目の入れられたシール材が輪状に形成された周縁部
分によって容器内側へ押し込まれて大きくめくれ上が
る。特に、容器の口が円形の場合には効果的である。こ
れによって開口面積が拡大し、処理剤の排出性が向上す
る。さらに、周縁部分には切り欠き部が形成されている
ので、容器内の処理液が切り欠き部を介しても外部に流
出する。このため、処理剤の排出性が更に向上する。
【0023】なお、開口手段の先端付近に設けたノズル
から洗浄液を噴出させて容器内を洗浄する場合には、洗
浄液の排水性も良くなる。
【0024】
【発明の実施の形態】
[第1の実施形態]図1にはプリンタプロセッサ10の
斜視図が示されている。プリンタプロセッサ10は、プ
リンタ部12とプロセッサ部14とを備えている。
【0025】プリンタ部12は、ネガキャリア16にセ
ットされたネガフィルムNの画像を図示しない印画紙P
に焼き付け、プロセッサ部14へと搬送するようになっ
ている。
【0026】プロセッサ部14には、現像槽、漂白定着
槽、水洗槽及び乾燥部(図1には図示せず)が設けられ
ており、プリンタ部12から搬送された印画紙Pを現像
処理するようになっている。
【0027】これら現像槽、漂白定着槽及び水洗槽は、
図2に示すように、プロセッサ部14内に設置された複
数の補充タンク18(図2では1個のみ図示)よりそれ
ぞれ補充剤として現像補充液、漂白定着補充液、及び安
定補充液が送られて、それぞれの槽内へ補充されるよう
になっている。
【0028】次に、図2に示すように、各処理槽の内の
現像槽20を例として液の補充の為の構造を説明する。
【0029】現像槽20は、補充タンク18の下部寄り
に形成される排出口22とパイプ24を介して接続され
ている。
【0030】排出口22とパイプ24の一端側との間に
は、補充タンク18側から現像槽側に現像補充液を送る
為の補充手段である補充ポンプ26が配置されている。
【0031】そして、この補充タンク18の上下方向中
程の位置には、予め定められた規定量を超える量の現像
補充液が補充タンク18内に残っているか否かを検出し
得るフロートスイッチ28が配置されている。
【0032】一方、これら補充ポンプ26及びフロート
スイッチ28は制御装置30にそれぞれ接続されてい
る。この為、制御装置30は、ACモータの回転動作時
間から検出することのできる補充ポンプ26の回転軸の
回転量を基に、現像槽20側に送られた現像補充液の量
を把握でき、さらに、フロートスイッチ28からの液面
検出信号により現像補充液の残量を把握することができ
る。
【0033】また、制御装置30は、表示装置となるモ
ニタ32(図1にも示す)に接続されていて、補充タン
ク18への補充液の供給のメッセージをモニタ32に表
示し得るようになっている。
【0034】本実施形態では、補充タンク18内の補充
液が不足した際に、図3に示す補充剤キット40をケー
シング10Aの上部正面側に設けた補充部42(図1参
照)にセットして補充液を注ぎ込むことになっている。
【0035】図3に示すように、本実施形態の補充剤キ
ット40は、段ボール箱44に、現像補充液の貯留され
た処理剤密封用容器としてのボトル46、漂白定着補充
液の貯留された処理剤密封用容器としてのボトル48及
び安定浴補充液の貯留された処理剤密封用容器としての
ボトル50を収容している。
【0036】なお、ボトル46,48,50は、各々の
容量が異なっているのみであるので、以下にボトル46
を代表して構造を説明する。
【0037】ボトル本体46Aは細径の円筒状の首部分
52を備えており、首部分52には一対のフランジ54
が形成されている。なお、ボトル46,48,50の各
々の首部分52は、段ボール箱44に形成された孔57
から突出している。
【0038】図4に示すように、この首部分52の開口
は、シート状のシール材58で塞がれている。このシー
ル材58は、樹脂フィルムであっても良く、樹脂コーテ
ィングや樹脂フィルムとラミネートされたアルミ箔であ
っても良く、ボトル内部を密閉でき、所定の力で押され
たときに破れるものであれば材質は問わない。なお、本
実施形態のシール材58には、樹脂フィルムとラミネー
トされたアルミ箔が用いられている。
【0039】図1及び図5に示すように、補充部42は
ケーシング10Aの上部正面側の角部に設けられ、開閉
可能な開閉蓋68を備えている。
【0040】なお、開閉蓋68を閉めた状態は、図5に
実線で示す状態であり、開閉蓋68を開けた状態は、図
5に想像線(2点鎖線)に示す状態である。
【0041】図5に示すように、ケーシング10Aの上
部には、首部分52の挿入される軸直角断面が円形の凹
部70が形成されている。凹部70の内径は、首部分5
2の外径よりも若干大きく設定されている。なお、本実
施形態では凹部70の軸線方向が鉛直方向に対して傾斜
しているが、鉛直方向であっても良い。
【0042】凹部70の底部には、下端に孔72が形成
されており、この孔72にはホース74の一端が接続さ
れている。なお、ホース74の他端は図2に示すように
補充タンク18に挿入されている。
【0043】図4に示すように、凹部70の底部の中心
には、開口手段としての開口突起76が底部に対して直
角に立設している。
【0044】図4及び図6に示すように、本実施形態の
開口突起76は、シール材58へ所定方向に延びる切れ
目を入れるために、細長の略三角形状を呈した4個の切
り込み形成部76Aを有している。これらの切り込み形
成部76Aは、開口突起76の軸直角断面が十字形状と
なるように連結されており、図4に示すように側面から
見たときに開口突起76は先細りのテーパー形状となっ
ている。
【0045】この開口突起76は、シール材58を突き
破るために図4に示すように先端が鋭角に形成されてい
ることが好ましいが、シール材58を突き破ることが容
易であれば先端は鋭角に形成されていなくても良い。ま
た、シール材58に切れ目を入れ易くするために、切り
込み形成部76Aは薄く形成することが好ましく、切り
込み形成部76Aをナイフのように形成しても良い。な
お、切り込み形成部76Aの数は4個に限らず、更に増
やしても良い。
【0046】図3に示すように開閉蓋68の内側には、
補充剤キット40を装填する保持手段としてのホルダー
78が設けられている。このホルダー78は、首部分支
持部80と底部支持部82とを備えている。
【0047】図5に示すように、首部分支持部80は、
開閉蓋68の内面に取り付けられたリニアガイド84に
支持されており、開閉蓋68の内面に沿ってスライド可
能となっている。
【0048】図3に示すように、首部分支持部80はL
字状に形成されており、開閉蓋68の内面と直角に配置
される支持部80Aの先端側には、U字状の切欠86,
88,90が形成されている。切欠86にはボトル46
の首部分52が挿入され、切欠88にはボトル48の首
部分52が挿入され、切欠90にはボトル50の首部分
52が挿入されるようになっている。
【0049】この首部分支持部80は、ボタンを押すこ
とによってモータが作動し(共に図示せず)、移動する
ようになっている。
【0050】ここで、図7に示すように、フランジ54
がケーシング10Aに突き当たるまで開口突起76がボ
トル46に挿入されたときに、図8に示すようにシール
材58が十文字に切れて、切れ目83の端部が首部分5
2の開口内周面に達するように開口突起76の挿入量L
及び挿入時のシール材58に接している部分の径Dが決
められている。
【0051】さらに、開口突起76は、倒立させたボト
ル46の首部分52の下端52A(図7参照)に向けて
切れ目83が生じるように、切り込み形成部76Aの向
きが決められている。
【0052】なお、開口突起76が挿入されたとき、切
れ目83の端部が首部分52の開口内周面に達するので
あれば、図7に示すように切り込み形成部76Aの端縁
部分が首部分52の開口内周面に当たらなくても良い
が、開口突起76が挿入された際に切り込み形成部76
Aの端縁部分が首部分52の開口端に当たるようにすれ
ば、シール材58の材質にかかわらず切れ目83を首部
分52の開口内周面まで確実に到達させることができ
る。
【0053】次に、本実施例の作用を説明する。例え
ば、現像槽20内で印画紙Pが現像処理されると、これ
に合わせて補充ポンプ26が作動して、補充タンク18
に一旦貯められた現像補充液を現像槽20側に送って、
現像槽20内での処理に使用されて劣化した量の現像補
充液を補充する。なお、これらは漂白定着液、安定浴液
においても同様である。
【0054】補充タンク18内での液面が所定量以下に
なると、これをフロートスイッチ28が検出し、補充液
の補充タンク18への供給の指示がモニタ32に表示さ
れる。
【0055】次に、補充タンク18へ補充液を補充する
際の手順を説明する。 (1) 先ず、補充部42の開閉蓋68を開ける。 (2) 次に、補充剤キット40の向きを確認して補充
剤キット40をホルダー78の底部支持部82に載せ、
各ボトルのフランジ54とフランジ54との間の首部分
52を切欠86,88,90に挿入して補充剤キット4
0をホルダー78の奥まで押し込む(図3参照)。 (3) 開閉蓋68を閉める(図5参照)。 (4) 図示しない補充開始用の押しボタンを押す。
【0056】これにより、モータが回転し、補充剤キッ
ト40が開口突起76に向けて移動して開口突起76の
先端がシール材58を貫き、シール材58が破かれて内
側に捲くられ、ボトル46の現像補充液が孔72及びホ
ース74を介して発色現像液の貯留された補充タンク1
8に補充され、ボトル48の漂白定着補充液が孔72及
びホース74を介して漂白定着補充液の貯留された補充
タンク18に補充され、ボトル50の安定浴補充液が孔
72及びホース74を介して安定浴補充液の貯留された
補充タンク18に補充される。
【0057】本実施形態では、開口突起76によってシ
ール材58に放射状の切れ目83を入れ、その切れ目8
3が首部分52の開口内周面まで達し、しかも、一つの
切れ目83は首部分52の下端52Aに向けて達するの
で、シール材58とボトル46の内面との間に残液が溜
まることは無い。したがって、補充剤キット40から所
定量の処理液を所定の補充タンクへ確実に補給すること
ができる。このように補給精度が向上すれば、補充タン
クから補充槽へ補充する処理液の補充精度も向上し、高
品質の感光材料処理を行うことができる。 [第2の実施形態]次に、本発明の第2の実施形態を図
9(A),(B)及び図10にしたがって説明する。な
お、第1の実施形態と同一構成に関しては同一符号を付
し、その説明は省略する。
【0058】図9(A)及び図9(B)に示すように、
本実施形態の開口突起76の基部には、シール材58に
切れ目83を形成した際に、シール材58をボトル内に
押し込んで保持する押込み部76Bが形成されている。
この押込み部76Bは薄肉の環状に形成されている。押
込み部76Bには、切り込み形成部76Aと切り込み形
成部76Aとの間に軸方向に沿って切り欠き部としての
スリット76Cが形成されており、スリット76Cを介
して押込み部76Bの内外が連通している。
【0059】本実施形態の開口突起76がボトル内側へ
押し込まれると、図10に示すようにシール材58が押
込み部76Bの外周面に添ってボトル内へ押し開かれる
ので開口面積が拡大し、しかも押込み部76Bに形成さ
れた複数のスリット76Cを介しても処理液を流出させ
るので、処理液の流出が良くなる。 [第3の実施形態]次に、本発明の第3の実施形態を説
明する。本実施形態は前記第2の実施形態の開口突起7
6の一部を変更したものである。
【0060】図11(A)及び図11(B)に示すよう
に、本実施形態の開口突起76の押込み部76Bには、
切り込み形成部76Aの延長線上に、軸方向に延びる切
り欠き部としての凹部76Dが形成されている。この凹
部76Dは、図11(A)に示すように、ボトル内に一
部が入り込むように形成されている。
【0061】したがって、本実施形態では、開口突起7
6が押し込まれた際に、凹部76Dからも処理液を流出
させることができ、処理液の流出が一層良くなる。
【0062】なお、シール材58に切れ目83を入れ易
くするために、図12乃至図14に示すように、シール
材58に図15に示すような断面V字状の溝100を形
成しても良い。溝100は、図12に示すように放射状
であっても良く、図13に示すように略卍形状であって
も良く、図14に示すように螺旋形状であっても良い。
何れの場合も溝100の端部は、首部分52の内周面に
近い位置に設けることが好ましい。また、溝100は断
続的(ミシン目状)であっても良い。
【0063】また、図16乃至図18に示すように、シ
ール材58の中央に図19に示すような薄肉部分102
を設けても良い。これにより、シール材58の中央から
破れ易くなり、全ての溝100に沿って確実に切れ目8
3を形成することができるようになる。
【0064】また、前述した実施形態では、ボトル4
6,48,50を傾斜させて各補充液を流出させたが、
ボトル46,48,50を倒立(ボトルの軸線を鉛直方
向とする)させても良い。
【0065】また、前記実施形態の開口突起76は、凹
部70の底部に固定されていたが、開口突起76は必ず
しも固定されている必要はなく、モータやソレノイド等
のアクチュエータで開口突起76を移動させてシール材
58を破くようにしても良い。この場合には、補充剤キ
ット40を動かす必要はない。
【0066】また、図24に示すように、開口突起76
の先端付近にノズル104を設け、処理液を排出した
後、このノズル104から洗浄液(例えば水)をボトル
内に噴出させ、ボトル内壁に付着した処理液を洗浄液と
共に排出するようにしても良い。これにより、ボトル内
の処理液を無駄なく使用することができる。さらに、使
用後のボトル46,48,50に処理液が一切残らない
ので、使用後の補充剤キット40から処理剤の異臭が発
生することを防止でき、また、ボトル46,48,50
をリサイクルすることも可能となる。
【0067】なお、処理液を希釈して使用する様な場
合、洗浄水は、処理液を希釈する際に用いる希釈水であ
っても良い。
【0068】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
処理剤補給装置は上記の構成としたので、容器内に残る
処理剤を極めて少なくすることができるという優れた効
果を有する。
【0069】請求項2に記載の処理剤補給装置は上記の
構成としたので、容器内に残る処理剤を極めて少なくす
ることができ、洗浄液によって容器内を洗浄すれば処理
剤を無駄なく使用することができる、という優れた効果
を有する。
【0070】請求項3に記載の処理剤補給装置は上記の
構成としたので、処理剤の排出性を向上することができ
る、という優れた効果を有する。また、洗浄液によって
容器内を洗浄する場合に洗浄液の排出性も向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施形態に係るプリンタプロセ
ッサを示す斜視図である。
【図2】現像槽及び補充タンクの構成図である。
【図3】補充キット及び開閉蓋の斜視図である。
【図4】容器の首部分近傍及び開口突起付近の一部断面
図である。
【図5】補充キットをホルダーに装填して閉めた開閉蓋
の断面図である。
【図6】開口突起を先端方向から見た正面図である。
【図7】開口突起を挿入した首部分の断面図である。
【図8】切れ目の入れられたシール材の平面図である。
【図9】(A)は本発明の第2の実施形態に係る開口突
起の先端方向から見た正面図であり、(B)は第2の実
施形態に係る開口突起の側面図である。
【図10】第2実施形態に係る開口突起を挿入した首部
分の断面図である。
【図11】(A)は第3の実施形態に係る開口突起を挿
入した首部分の断面図であり、(B)は本発明の第3の
実施形態に係る開口突起の先端方向から見た正面図であ
る。
【図12】他の実施形態に係るシール材の平面図であ
る。
【図13】更に他の実施形態に係るシール材の平面図で
ある。
【図14】更に他の実施形態に係るシール材の平面図で
ある。
【図15】シール材の断面図である。
【図16】更に他の実施形態に係るシール材の平面図で
ある。
【図17】更に他の実施形態に係るシール材の平面図で
ある。
【図18】更に他の実施形態に係るシール材の平面図で
ある。
【図19】シール材の断面図である。
【図20】処理液の入ったボトルの断面図である。
【図21】従来の開口突起を挿入したボトルの首部分の
断面図である。
【図22】従来の開口突起の先端方向から見た正面図で
ある。
【図23】従来の開口突起によって穿孔されたシール材
の平面図である。
【図24】更に他の実施形態に係る開口突起の一部断面
図である。
【符号の説明】
46 ボトル(容器) 48 ボトル(容器) 50 ボトル(容器) 76 開口突起(開口手段) 76B 押込み部(周縁部分) 76C スリット(切り欠き部) 76D 凹部(切り欠き部) 78 ホルダー(保持手段) 104 ノズル

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現像処理装置に用いられ処理剤の入れら
    れた容器から前記現像処理装置の貯留部に前記処理剤を
    補給する処理剤補給装置であって、 前記容器の口部を下方に向けた状態で前記容器を保持す
    る保持手段と、 前記口部に進入することによって前記口部を塞ぐシール
    材に切れ目を入れて前記容器内の処理剤を流出させる開
    口手段と、 を備え、 前記開口手段は、先端部側から基部側に向かって末広が
    り状に形成される周縁部分を有し、前記周縁部分の内側
    には空隙を有することを特徴とする処理剤補給装置。
  2. 【請求項2】 現像処理装置に用いられ処理剤の入れら
    れた容器から前記現像処理装置の貯留部に前記処理剤を
    補給する処理剤補給装置であって、 前記容器の口部を下方に向けた状態で前記容器を保持す
    る保持手段と、 前記口部に進入することによって前記口部を塞ぐシール
    材に切れ目を入れて前記容器内の処理剤を流出させる開
    口手段と、 を備え、 前記開口手段は、先端部側から基部側に向かって末広が
    り状に形成される周縁部分と、先端付近に形成され前記
    容器内に洗浄液を噴出させるノズルと、を有することを
    特徴とする処理剤補給装置。
  3. 【請求項3】 前記開口手段の周縁部分は輪状に形成さ
    れ、さらに切り欠き部を有することを特徴とする請求項
    1または請求項2に記載の処理剤補給装置。
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