JPH107902A - 樹脂組成物 - Google Patents
樹脂組成物Info
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- JPH107902A JPH107902A JP16436596A JP16436596A JPH107902A JP H107902 A JPH107902 A JP H107902A JP 16436596 A JP16436596 A JP 16436596A JP 16436596 A JP16436596 A JP 16436596A JP H107902 A JPH107902 A JP H107902A
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- JP
- Japan
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- resin composition
- carboxyl group
- composition according
- group
- aqueous urethane
- Prior art date
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- Pending
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Paints Or Removers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 欠陥部に多量のパテ剤が塗布されるこ
となく、流動性、塗布適性、パテ剤塗布後の研磨性の向
上を得ることで体積収縮のない平滑面を得る。 【解決手段】 アニオン化されたカルボキシル基及び
二重結合を有する水性ウレタン樹脂において、該アニオ
ン化されたカルボキシル基に対するエポキシ基の当量比
が0.02〜0.7であり、かつ分子量が70〜4,0
00のエポキシ化合物により架橋反応を行い、得られた
アニオン化されたカルボキシル基及び二重結合を有する
水性ウレタン樹脂と水溶性高分子化合物と熱膨張性フィ
ラーからなる樹脂組成物。
となく、流動性、塗布適性、パテ剤塗布後の研磨性の向
上を得ることで体積収縮のない平滑面を得る。 【解決手段】 アニオン化されたカルボキシル基及び
二重結合を有する水性ウレタン樹脂において、該アニオ
ン化されたカルボキシル基に対するエポキシ基の当量比
が0.02〜0.7であり、かつ分子量が70〜4,0
00のエポキシ化合物により架橋反応を行い、得られた
アニオン化されたカルボキシル基及び二重結合を有する
水性ウレタン樹脂と水溶性高分子化合物と熱膨張性フィ
ラーからなる樹脂組成物。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、合板の表面の小さ
な凹凸を均一な表面に補修するパテ剤の樹脂組成物に関
する。更に、詳しくは、経済性に優れた体積収縮のない
平滑面を有する気泡含有塗膜を得、流動性、塗布適性、
パテ剤塗布後の研磨性に優れたパテ剤樹脂組成物に関す
る。
な凹凸を均一な表面に補修するパテ剤の樹脂組成物に関
する。更に、詳しくは、経済性に優れた体積収縮のない
平滑面を有する気泡含有塗膜を得、流動性、塗布適性、
パテ剤塗布後の研磨性に優れたパテ剤樹脂組成物に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、合板又はパーティクルボード等
(以下、木質材料という)の補修はそれらの欠陥部に人
為的に合板用パテ剤を充填する方法で行われていた。し
かし、合板の原料である原木の質が年々低級化すること
により人為的に該欠陥部の補修を行うことが困難となっ
た。そこで、本発明者等は合板の全面を補修すべく先に
出願した樹脂組成物(特願平3−251125号公報、
特願平3−281266号公報及び特願平3−2860
92号公報)に記載したパテ剤等を使用し、更に特願平
3−184263号公報及び特願平3ー273906号
公報に記載した塗布方法で合板の全面を補修すれば欠陥
部のない、表面平滑性に優れた改良された合板を得るこ
とを見い出した。
(以下、木質材料という)の補修はそれらの欠陥部に人
為的に合板用パテ剤を充填する方法で行われていた。し
かし、合板の原料である原木の質が年々低級化すること
により人為的に該欠陥部の補修を行うことが困難となっ
た。そこで、本発明者等は合板の全面を補修すべく先に
出願した樹脂組成物(特願平3−251125号公報、
特願平3−281266号公報及び特願平3−2860
92号公報)に記載したパテ剤等を使用し、更に特願平
3−184263号公報及び特願平3ー273906号
公報に記載した塗布方法で合板の全面を補修すれば欠陥
部のない、表面平滑性に優れた改良された合板を得るこ
とを見い出した。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
方法においては、木質材料の5mm以下の小欠陥部につ
いての体積収縮に対応した表面平滑性に優れた合板が得
られるものの、大欠陥部においては目ヤセが生じ、平滑
面が得られない問題を有している。即ち、大欠陥部にお
いても体積収縮に対応した熱膨張性パテ剤を塗布し、欠
陥部の目ヤセが生じさせないような最適化を図る必要が
ある。
方法においては、木質材料の5mm以下の小欠陥部につ
いての体積収縮に対応した表面平滑性に優れた合板が得
られるものの、大欠陥部においては目ヤセが生じ、平滑
面が得られない問題を有している。即ち、大欠陥部にお
いても体積収縮に対応した熱膨張性パテ剤を塗布し、欠
陥部の目ヤセが生じさせないような最適化を図る必要が
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者等は上記状況に
鑑み、アニオン化されたカルボキシル基及び二重結合を
有する水性ウレタン樹脂のアニオン化されたカルボキシ
ル基のエポキシ基の当量比及びエポキシ化合物の分子量
を特定することにより、また、先に出願した(特願平7
−318944号公報)に記載したパテ剤に、熱膨張性
フィラーを用いることにより更なる改良を見い出し、本
発明を完成するに至ったものである。
鑑み、アニオン化されたカルボキシル基及び二重結合を
有する水性ウレタン樹脂のアニオン化されたカルボキシ
ル基のエポキシ基の当量比及びエポキシ化合物の分子量
を特定することにより、また、先に出願した(特願平7
−318944号公報)に記載したパテ剤に、熱膨張性
フィラーを用いることにより更なる改良を見い出し、本
発明を完成するに至ったものである。
【0005】即ち、本発明はアニオン化されたカルボキ
シル基及び二重結合を有する水性ウレタン樹脂におい
て、アニオン化されたカルボキシル基に対するエポキシ
基の当量比が0.02〜0.7であり、かつ分子量が7
0〜4,000のエポキシ化合物により架橋反応を行
い、得られたアニオン化されたカルボキシル基及び二重
結合を有する水性ウレタン樹脂と水溶性高分子化合物と
熱膨張性フィラーからなる樹脂組成物に関する。
シル基及び二重結合を有する水性ウレタン樹脂におい
て、アニオン化されたカルボキシル基に対するエポキシ
基の当量比が0.02〜0.7であり、かつ分子量が7
0〜4,000のエポキシ化合物により架橋反応を行
い、得られたアニオン化されたカルボキシル基及び二重
結合を有する水性ウレタン樹脂と水溶性高分子化合物と
熱膨張性フィラーからなる樹脂組成物に関する。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
本発明のアニオン化されたカルボキシル基及び二重結合
を有する水性ウレタン樹脂中のカルボキシル基に対する
エポキシ基の当量比は0.02〜0.7であり、更には
0.2〜0.35の割合である。エポキシ基の当量比が
0.02未満では、乾燥性が低下する。また、0.7を
超えると、粗大粒子が生成し製造が困難となる。
本発明のアニオン化されたカルボキシル基及び二重結合
を有する水性ウレタン樹脂中のカルボキシル基に対する
エポキシ基の当量比は0.02〜0.7であり、更には
0.2〜0.35の割合である。エポキシ基の当量比が
0.02未満では、乾燥性が低下する。また、0.7を
超えると、粗大粒子が生成し製造が困難となる。
【0007】エポキシ化合物の分子量は70〜4,00
0を用いる。エポキシ化合物の分子量が70未満では、
架橋密度が小さく硬度が劣る。また、分子量が4,00
0を超えると、固形化するため有機溶媒を使用せざるを
得なくなり、作業性が悪く、環境衛生上からも問題であ
る。用いるエポキシ化合物は下記のものが使用できる。
例えば、エピコート1001、エピコート1002、エ
ピコート1004、エピコート1007、エピコート1
009、エピコート828、エピコート152、エピコ
ート154(シェル化学(株)製商品名)、エポライト
400E、エポライト200E、エポライト40E、エ
ポライト80MF(共栄社油脂化学工業(株)製商品
名)、さらにデナコールEX810、811、851、
830、832、841、861、911、941、9
20、921、931、211、212、221、72
1、313、314、321、421、512、52
1、611、612、614、614B、622(ナガ
セ化成工業(株)製商品名)等が好ましい。
0を用いる。エポキシ化合物の分子量が70未満では、
架橋密度が小さく硬度が劣る。また、分子量が4,00
0を超えると、固形化するため有機溶媒を使用せざるを
得なくなり、作業性が悪く、環境衛生上からも問題であ
る。用いるエポキシ化合物は下記のものが使用できる。
例えば、エピコート1001、エピコート1002、エ
ピコート1004、エピコート1007、エピコート1
009、エピコート828、エピコート152、エピコ
ート154(シェル化学(株)製商品名)、エポライト
400E、エポライト200E、エポライト40E、エ
ポライト80MF(共栄社油脂化学工業(株)製商品
名)、さらにデナコールEX810、811、851、
830、832、841、861、911、941、9
20、921、931、211、212、221、72
1、313、314、321、421、512、52
1、611、612、614、614B、622(ナガ
セ化成工業(株)製商品名)等が好ましい。
【0008】本発明に用いられる水溶性高分子化合物と
しては、ポリビニルアルコール、カルボキシメチルセル
ロース、ヒドロキシエチルセルロース、メチルセルロー
ス等が用いられ、単独もしくは混合物でもかまわない。
しては、ポリビニルアルコール、カルボキシメチルセル
ロース、ヒドロキシエチルセルロース、メチルセルロー
ス等が用いられ、単独もしくは混合物でもかまわない。
【0009】水性ウレタン樹脂に対する水溶性高分子化
合物の割合は、固形分100重量%当たり50〜200
重量%添加するのが好ましく、さらに好ましくは70〜
130重量%が好適である。添加量が50重量%未満で
は、均一塗布ができなく好ましくない。また、200重
量%を超えると充填された欠陥部の耐水性が低下するの
で好ましくない。
合物の割合は、固形分100重量%当たり50〜200
重量%添加するのが好ましく、さらに好ましくは70〜
130重量%が好適である。添加量が50重量%未満で
は、均一塗布ができなく好ましくない。また、200重
量%を超えると充填された欠陥部の耐水性が低下するの
で好ましくない。
【0010】また、本発明に用いる熱膨張性フィラーと
は、加熱によって膨張する性質を有する充填剤をいい、
塩化ビニリデン/アクリロニトリル共重合体を殻とし
て、これに発泡剤としてイソブタンを内包して得られた
5〜30μmの粒径を持つ物で、膨張後は10〜100
μmの粒径となる。熱膨張性フィラーは、工業的に生産
される市販のもので、熱分解温度が60℃以上が好まし
く、さらに好ましくは80℃以上である。60℃未満で
は、高温下での経日安定性が悪くなる。熱膨張性フィラ
ーは、水性ウレタン樹脂及び水溶性高分子化合物の固形
分100重量%当たり、0.01〜10重量%添加する
のが好ましく、さらに好ましくは0.1〜5重量%が好
適である。添加量が、0.01重量%未満では熱分解時
の体積膨張が小さいために平滑性の効果が薄く好ましく
ない、また、10重量%を超えると過大膨張し、還って
空洞化するなどの問題を含み、また経済的にも好ましく
ない。
は、加熱によって膨張する性質を有する充填剤をいい、
塩化ビニリデン/アクリロニトリル共重合体を殻とし
て、これに発泡剤としてイソブタンを内包して得られた
5〜30μmの粒径を持つ物で、膨張後は10〜100
μmの粒径となる。熱膨張性フィラーは、工業的に生産
される市販のもので、熱分解温度が60℃以上が好まし
く、さらに好ましくは80℃以上である。60℃未満で
は、高温下での経日安定性が悪くなる。熱膨張性フィラ
ーは、水性ウレタン樹脂及び水溶性高分子化合物の固形
分100重量%当たり、0.01〜10重量%添加する
のが好ましく、さらに好ましくは0.1〜5重量%が好
適である。添加量が、0.01重量%未満では熱分解時
の体積膨張が小さいために平滑性の効果が薄く好ましく
ない、また、10重量%を超えると過大膨張し、還って
空洞化するなどの問題を含み、また経済的にも好ましく
ない。
【0011】ここで用いる熱膨張性フィラーには、松本
油脂製のマイクロスフェアーF−20、F−30、F−
50またはケスノード社製のエクスパンヤル642等が
挙げられる。また、本発明に用いる熱膨張性フィラーを
使用するに当たり、熱膨張性フィラーを除く樹脂組成物
の固形分は70重量%以上が好ましい。70重量%未満
では加熱時に水分の蒸発と熱膨張性フィラーの分解で空
洞化現象が起こり好ましくない。無機及び有機充填剤は
必要に応じて使用してもかまわない。無機充填剤として
は、酸化チタン、炭酸カルシウム、タルク、クレー、カ
オリン、ベントナイト、との粉等が挙げられ、有機充填
剤としては、木粉、ココナッツセルフラワー等が挙げら
れるがこれに限定される物ではない。
油脂製のマイクロスフェアーF−20、F−30、F−
50またはケスノード社製のエクスパンヤル642等が
挙げられる。また、本発明に用いる熱膨張性フィラーを
使用するに当たり、熱膨張性フィラーを除く樹脂組成物
の固形分は70重量%以上が好ましい。70重量%未満
では加熱時に水分の蒸発と熱膨張性フィラーの分解で空
洞化現象が起こり好ましくない。無機及び有機充填剤は
必要に応じて使用してもかまわない。無機充填剤として
は、酸化チタン、炭酸カルシウム、タルク、クレー、カ
オリン、ベントナイト、との粉等が挙げられ、有機充填
剤としては、木粉、ココナッツセルフラワー等が挙げら
れるがこれに限定される物ではない。
【0012】次に、本発明に用いられるアニオン化され
たカルボキシル基及び二重結合を有する水性ウレタン樹
脂の製造方法の一例を挙げる。即ち、水性ウレタン樹脂
が、カルボキシル基を有するジオール、ポリオール及び
油脂と多価アルコールとのウムエステル化したポリオー
ルとポリイソシアネートとを反応させ、カルボキシル基
と二重結合を有する末端イソシアネート基のウレタンプ
レポリマーを反応させ、該ウレタンプレポリマーを塩基
性有機化合物及び伸長剤を含有する脱イオン水に滴下し
て、鎖伸長反応とカルボキシル基の中和反応とによりイ
オン付与を行うことによりアニオン化されたカルボキシ
ル基及び二重結合を有する水性ウレタン樹脂が得られ
る。
たカルボキシル基及び二重結合を有する水性ウレタン樹
脂の製造方法の一例を挙げる。即ち、水性ウレタン樹脂
が、カルボキシル基を有するジオール、ポリオール及び
油脂と多価アルコールとのウムエステル化したポリオー
ルとポリイソシアネートとを反応させ、カルボキシル基
と二重結合を有する末端イソシアネート基のウレタンプ
レポリマーを反応させ、該ウレタンプレポリマーを塩基
性有機化合物及び伸長剤を含有する脱イオン水に滴下し
て、鎖伸長反応とカルボキシル基の中和反応とによりイ
オン付与を行うことによりアニオン化されたカルボキシ
ル基及び二重結合を有する水性ウレタン樹脂が得られ
る。
【0013】上記反応のウレタンプレポリマーのイソシ
アネート基含有量(固形分換算)は0.5〜10重量%
が好ましく、更に好ましくは0.8〜4重量%が好適で
ある。イソシアネート基含有量が0.5重量%未満で
は、鎖伸長反応において分子量が十分大きくならないの
で好ましくない、また、10重量%を超えると、鎖伸長
反応において発生する炭酸ガス量が多すぎて好ましくな
い。
アネート基含有量(固形分換算)は0.5〜10重量%
が好ましく、更に好ましくは0.8〜4重量%が好適で
ある。イソシアネート基含有量が0.5重量%未満で
は、鎖伸長反応において分子量が十分大きくならないの
で好ましくない、また、10重量%を超えると、鎖伸長
反応において発生する炭酸ガス量が多すぎて好ましくな
い。
【0014】また、上記反応において、カルボキシル基
を有するジオールの量は、酸価(固形分換算)として1
0以上、好ましくは15以上になるように設定する。酸
価が10未満では、自己乳化し難く、粒径が大きくなり
安定性に欠けるので好ましくない。上記のウレタンプレ
ポリマーの製造は、ポリウレタン樹脂の製造に、通常用
いられる、いわゆるウレタン系プレポリマーと、全く同
様の公知の方法により製造できる。
を有するジオールの量は、酸価(固形分換算)として1
0以上、好ましくは15以上になるように設定する。酸
価が10未満では、自己乳化し難く、粒径が大きくなり
安定性に欠けるので好ましくない。上記のウレタンプレ
ポリマーの製造は、ポリウレタン樹脂の製造に、通常用
いられる、いわゆるウレタン系プレポリマーと、全く同
様の公知の方法により製造できる。
【0015】イソシアネート基を有する化合物として
は、例えば、1−テトラメチレンジイソシアネート、
1,6−ヘキサメチレンジイソシアネート、2,2,4
−トリメチルヘキサメチレンジイソシアネート、2,8
−ジイソシアネートメチルカプロエート等の脂肪族イソ
シアネート類、3−イソシアネートメチル−3,5,5
−取りメチルシクロヘキシルイソシアネート、メチルシ
クロヘキシル−2,4−ジイソシアネート等の脂環族ジ
イソシアネート類、トルイレンジイソシアネート、ジフ
ェニルメタンジイソシアネート、1,5−ナフテンジイ
ソシアネート、ジフェニルメチルメタンジイソシアネー
ト、テトラアルキルジフェニルメタンジイソサネート、
4,4−ジベンジルジイソシアネート、1,3−フェニ
レンジイソシアネート等の芳香族ジイソシアネート類、
塩素化ジイソシアネート類、臭素化ジイソシアネート
類、水の付加物であるポリイソシアネート化合物等の1
種または2種以上の混合物が用いられる。
は、例えば、1−テトラメチレンジイソシアネート、
1,6−ヘキサメチレンジイソシアネート、2,2,4
−トリメチルヘキサメチレンジイソシアネート、2,8
−ジイソシアネートメチルカプロエート等の脂肪族イソ
シアネート類、3−イソシアネートメチル−3,5,5
−取りメチルシクロヘキシルイソシアネート、メチルシ
クロヘキシル−2,4−ジイソシアネート等の脂環族ジ
イソシアネート類、トルイレンジイソシアネート、ジフ
ェニルメタンジイソシアネート、1,5−ナフテンジイ
ソシアネート、ジフェニルメチルメタンジイソシアネー
ト、テトラアルキルジフェニルメタンジイソサネート、
4,4−ジベンジルジイソシアネート、1,3−フェニ
レンジイソシアネート等の芳香族ジイソシアネート類、
塩素化ジイソシアネート類、臭素化ジイソシアネート
類、水の付加物であるポリイソシアネート化合物等の1
種または2種以上の混合物が用いられる。
【0016】カルボキシル基含有のジオールとしては、
線状のプレポリマー分子中に、分岐状にカルボキシル基
が付与されるものなら、いずれも使用できるが、プレポ
リマー中のカルボキシル基含有量を多くするには、分岐
状にカルボキシル基を少なくとも1個有する炭素数3〜
10の低分子量のジオールが好ましく、例えば、2,2
−ジメチロールプロピオン酸が好ましい。
線状のプレポリマー分子中に、分岐状にカルボキシル基
が付与されるものなら、いずれも使用できるが、プレポ
リマー中のカルボキシル基含有量を多くするには、分岐
状にカルボキシル基を少なくとも1個有する炭素数3〜
10の低分子量のジオールが好ましく、例えば、2,2
−ジメチロールプロピオン酸が好ましい。
【0017】本発明に用いるポリオールとしては、通常
ウレタン樹脂の製造に使用される公知のポリオール、例
えば、ジエチレングリコール、ブタンジオール、ヘキサ
ンジオール、ネオペンチルグリコール、ビスフェノール
A、シクロヘキサンジメタノール、トリメチロールプロ
パン、グリセリン、ペンタエリスリトール、ポリエチレ
ングリコール、ポリプロピレングリコール、ポリエステ
ルポリオール、ポリカプロラクトン、ポリテトラメチレ
ンエーテルグリコール、ポリチオエーテルポリオール、
ポリアセタールポリオール、ポリブタジエンポリオー
ル、フランジメタノール等の1種または2種以上の混合
物が挙げられる。これらポリオールは、目的、用途に応
じて、適時選択し、硬質、軟質等の必要な物性を容易に
設計することができる。
ウレタン樹脂の製造に使用される公知のポリオール、例
えば、ジエチレングリコール、ブタンジオール、ヘキサ
ンジオール、ネオペンチルグリコール、ビスフェノール
A、シクロヘキサンジメタノール、トリメチロールプロ
パン、グリセリン、ペンタエリスリトール、ポリエチレ
ングリコール、ポリプロピレングリコール、ポリエステ
ルポリオール、ポリカプロラクトン、ポリテトラメチレ
ンエーテルグリコール、ポリチオエーテルポリオール、
ポリアセタールポリオール、ポリブタジエンポリオー
ル、フランジメタノール等の1種または2種以上の混合
物が挙げられる。これらポリオールは、目的、用途に応
じて、適時選択し、硬質、軟質等の必要な物性を容易に
設計することができる。
【0018】本発明に用いる油脂と多価アルコールとの
ウムエステル化したポリオールとしては、よう素価が7
〜200の油脂とトリメチロールプロパン、ペンタエリ
スリトール等の多価アルコールとをウムエステル化した
もので、XP1076E、XP1077E、XP158
0E、FB20−50XB(三井東圧化学(株)製)等
の市販品が使用できる。
ウムエステル化したポリオールとしては、よう素価が7
〜200の油脂とトリメチロールプロパン、ペンタエリ
スリトール等の多価アルコールとをウムエステル化した
もので、XP1076E、XP1077E、XP158
0E、FB20−50XB(三井東圧化学(株)製)等
の市販品が使用できる。
【0019】本発明に用いられる水性ウレタン樹脂の製
造は、上記ウレタンプレポリマーを後記の溶媒および/
または水に溶解もしくは懸濁混合し、カルボキシル基と
反応させて親水性を増大させるための塩基性化合物およ
び下記伸長剤を滴下するか、または溶媒および/または
水に塩基性化合物および伸長剤を溶解し、これにウレタ
ンプレポリマーの溶液を滴下する等の方法により、ウレ
タンプレポリマーに親水性をもたせると同時に伸長剤と
の反応を行い、次いで不揮発分の濃度が30〜45%と
なるまで脱水および/または脱溶剤を行い、さらに70
〜90℃で約6時間反応させ、反応率が50〜100%
になるまでカルボキシル基とエポキシ基との反応を行う
ことにより行われる。
造は、上記ウレタンプレポリマーを後記の溶媒および/
または水に溶解もしくは懸濁混合し、カルボキシル基と
反応させて親水性を増大させるための塩基性化合物およ
び下記伸長剤を滴下するか、または溶媒および/または
水に塩基性化合物および伸長剤を溶解し、これにウレタ
ンプレポリマーの溶液を滴下する等の方法により、ウレ
タンプレポリマーに親水性をもたせると同時に伸長剤と
の反応を行い、次いで不揮発分の濃度が30〜45%と
なるまで脱水および/または脱溶剤を行い、さらに70
〜90℃で約6時間反応させ、反応率が50〜100%
になるまでカルボキシル基とエポキシ基との反応を行う
ことにより行われる。
【0020】本発明に使用される伸長剤としては、例え
ば、水またはポリアミン類が適当であり、ポリアミン類
としては、例えば、エチレンジアミン、ジエチレントリ
アミン、トリエチレンテトラミン、プロピレンジアミ
ン、ブチレンジアミン、ヘキサメチレンジアミン、シク
ロヘキシレンジアミン、ピペラジン、2−メチルピペラ
ジン、フェニレンジアミン、トリレンジアミン、キシレ
ンジアミン、α,α’−メチレンビス(2−クロルアニ
リン)3,3’−ジクロル−α,α’−ビフェニルアミ
ン、m−キシレンジアミン、イソフォロンジアミン、N
−メチル−3,3’−ジアミノプロピルアミンおよびジ
エチレントリアミンとアクリレートとのアダクトもしく
はその加水分解生成物等が挙げられる。またカルボキシ
ル基と反応して、親水性を付与するための塩基性有機化
合物としては、公知の何れも使用できるが、特に好まし
い例として、ジメチルエタノールアミン、ジエチルメタ
ノールアミン、トリエチルアミン等が挙げられる。
ば、水またはポリアミン類が適当であり、ポリアミン類
としては、例えば、エチレンジアミン、ジエチレントリ
アミン、トリエチレンテトラミン、プロピレンジアミ
ン、ブチレンジアミン、ヘキサメチレンジアミン、シク
ロヘキシレンジアミン、ピペラジン、2−メチルピペラ
ジン、フェニレンジアミン、トリレンジアミン、キシレ
ンジアミン、α,α’−メチレンビス(2−クロルアニ
リン)3,3’−ジクロル−α,α’−ビフェニルアミ
ン、m−キシレンジアミン、イソフォロンジアミン、N
−メチル−3,3’−ジアミノプロピルアミンおよびジ
エチレントリアミンとアクリレートとのアダクトもしく
はその加水分解生成物等が挙げられる。またカルボキシ
ル基と反応して、親水性を付与するための塩基性有機化
合物としては、公知の何れも使用できるが、特に好まし
い例として、ジメチルエタノールアミン、ジエチルメタ
ノールアミン、トリエチルアミン等が挙げられる。
【0021】本発明に使用される硬化促進剤としては、
通常不飽和樹脂の硬化促進剤として使用されている公知
のものが使用できる。例えば、ナフテン酸コバルト、ナ
フテン酸カルシウム、ナフテン酸リチウム、ナフテン酸
マンガン、ナフテン酸鉛、ナフテン酸亜鉛、ナフテン酸
銅、ナフテン酸ジルコニウム、オクチル酸コバルト、オ
クチル酸カルシウム、オクチル酸マンガン、オクチル酸
銅、オクチル酸鉛、オクチル酸亜鉛、オクチル酸ジルコ
ニウム、オクチル酸アルミニウム、オクチル酸第一錫、
水溶性コバルト、また水溶性の硬化促進剤としては、W
−Oコバルト、W−Oマンガン、W−コバルト、W−鉛
(東栄化工(株)製)、DICNATE3111(大日
本インキ化学(株)製、商品名)等が挙げられる。上記
した硬化促進剤は、通常、水性ウレタン樹脂固形分換算
に対して金属成分として0.005〜0.2重量%、好
ましくは0.03〜0.15重量%の範囲で用いられ
る。
通常不飽和樹脂の硬化促進剤として使用されている公知
のものが使用できる。例えば、ナフテン酸コバルト、ナ
フテン酸カルシウム、ナフテン酸リチウム、ナフテン酸
マンガン、ナフテン酸鉛、ナフテン酸亜鉛、ナフテン酸
銅、ナフテン酸ジルコニウム、オクチル酸コバルト、オ
クチル酸カルシウム、オクチル酸マンガン、オクチル酸
銅、オクチル酸鉛、オクチル酸亜鉛、オクチル酸ジルコ
ニウム、オクチル酸アルミニウム、オクチル酸第一錫、
水溶性コバルト、また水溶性の硬化促進剤としては、W
−Oコバルト、W−Oマンガン、W−コバルト、W−鉛
(東栄化工(株)製)、DICNATE3111(大日
本インキ化学(株)製、商品名)等が挙げられる。上記
した硬化促進剤は、通常、水性ウレタン樹脂固形分換算
に対して金属成分として0.005〜0.2重量%、好
ましくは0.03〜0.15重量%の範囲で用いられ
る。
【0022】本発明に用いる溶剤としては、メチルエチ
ルケトン、メチルイソブチルケトン、酢酸エチル、トル
エン、キシレン、酢酸イソブチル、酢酸ブチル、アセト
ン、ジメチルホルムアマイド、N−メチル−2−ピロリ
ドン、ジエチレングリコールジメチルエーテル等が挙げ
られる。
ルケトン、メチルイソブチルケトン、酢酸エチル、トル
エン、キシレン、酢酸イソブチル、酢酸ブチル、アセト
ン、ジメチルホルムアマイド、N−メチル−2−ピロリ
ドン、ジエチレングリコールジメチルエーテル等が挙げ
られる。
【0023】本発明に用いられる水性ウレタン樹脂は、
必要により、有機溶剤、顔料、染料、乳化剤、界面活性
剤、増粘剤、熱安定剤、リベリング剤、消泡剤、充填
剤、沈降防止剤、UV吸収剤、酸化防止剤、減粘剤等そ
の他の慣用成分を含んでいてもよい。本発明の低温硬化
型水性樹脂組成物を用いて、アクリル系エマルション、
ゴム系エマルション、その他の水系樹脂とのブレンドを
することもできる。
必要により、有機溶剤、顔料、染料、乳化剤、界面活性
剤、増粘剤、熱安定剤、リベリング剤、消泡剤、充填
剤、沈降防止剤、UV吸収剤、酸化防止剤、減粘剤等そ
の他の慣用成分を含んでいてもよい。本発明の低温硬化
型水性樹脂組成物を用いて、アクリル系エマルション、
ゴム系エマルション、その他の水系樹脂とのブレンドを
することもできる。
【0024】低温硬化型水性樹脂組成物とアクリル酸、
メタクリル酸エステル、塩化ビニル、スチレン、アクリ
ロニトリル、酢酸ビニル等の少なくとも1種以上のビニ
ルモノマーと共重合して水性ウレタン系共重合体樹脂組
成物とすることもできるし、これらのビニルモノマーの
共重合体と水性ウレタン樹脂組成物とのハイブリッド化
もでき、これによって性能を向上させることができる。
メタクリル酸エステル、塩化ビニル、スチレン、アクリ
ロニトリル、酢酸ビニル等の少なくとも1種以上のビニ
ルモノマーと共重合して水性ウレタン系共重合体樹脂組
成物とすることもできるし、これらのビニルモノマーの
共重合体と水性ウレタン樹脂組成物とのハイブリッド化
もでき、これによって性能を向上させることができる。
【0025】このようにして得られた、水性ウレタン樹
脂をベースに、合板の表面の凹凸を低塗布量で均一な表
面に補修するパテ剤の樹脂組成物を得る。発泡を均一に
そしてスムースに行うために、多くの場合整泡剤が用い
られる。これらの整泡剤としては、シリコーン系が主に
用いられ、樹脂組成物に対して0.05〜3.0重量%
添加し、発泡の泡の大きさ、発泡量、発泡状態を調整す
ることが望ましい。整泡剤は消泡剤と同機能のものであ
り、水性ウレタン樹脂には通常、消泡剤が加えられてい
るので、この分の消泡剤を考慮して整泡剤の使用量を定
めることが必要である。なお、水性ウレタン樹脂中の消
泡剤により塗膜の気泡状態が十分に整泡される場合には
整泡剤は配合しなくても良い。
脂をベースに、合板の表面の凹凸を低塗布量で均一な表
面に補修するパテ剤の樹脂組成物を得る。発泡を均一に
そしてスムースに行うために、多くの場合整泡剤が用い
られる。これらの整泡剤としては、シリコーン系が主に
用いられ、樹脂組成物に対して0.05〜3.0重量%
添加し、発泡の泡の大きさ、発泡量、発泡状態を調整す
ることが望ましい。整泡剤は消泡剤と同機能のものであ
り、水性ウレタン樹脂には通常、消泡剤が加えられてい
るので、この分の消泡剤を考慮して整泡剤の使用量を定
めることが必要である。なお、水性ウレタン樹脂中の消
泡剤により塗膜の気泡状態が十分に整泡される場合には
整泡剤は配合しなくても良い。
【0026】樹脂組成物に整泡剤あるいは消泡剤が配合
されている場合には、発生する気泡が、更に均一に発
泡、調整される。発泡した塗膜には塗膜全体に気泡が生
ずるが、気泡のでき方、量、成長速度などは水性ウレタ
ン樹脂および発泡剤の種類、量、整泡剤などにより相違
するので適宜に配合処方が定められる。
されている場合には、発生する気泡が、更に均一に発
泡、調整される。発泡した塗膜には塗膜全体に気泡が生
ずるが、気泡のでき方、量、成長速度などは水性ウレタ
ン樹脂および発泡剤の種類、量、整泡剤などにより相違
するので適宜に配合処方が定められる。
【0027】樹脂組成物に用いる顔料としては、二酸化
チタン、炭酸カルシウム、タルク、クレー、ベントナイ
ト、との粉、カオリン、などが配合されるがこれに限定
されるものではない。
チタン、炭酸カルシウム、タルク、クレー、ベントナイ
ト、との粉、カオリン、などが配合されるがこれに限定
されるものではない。
【0028】通常、樹脂組成物はロールやナイフコータ
ーなどの通常の塗布手段により直ちに塗布されるが、先
に出願(特願平3−184263号公報)した方法で塗
布すればより好適な結果が得られる。
ーなどの通常の塗布手段により直ちに塗布されるが、先
に出願(特願平3−184263号公報)した方法で塗
布すればより好適な結果が得られる。
【0029】かくして得られた樹脂組成物は、合板及び
パーティクルボードのような木質材料に塗布され、流動
性、塗布適性、パテ剤塗布後の研磨性の向上及び気泡含
有塗膜を得ることで体積収縮のない平滑面を得ることが
でき、しかも、「目ヤセ」がなく「ネジレ」「反り」も
ない被塗布材で平滑に仕上げることができ、サンディン
グ適性も良好で経済的な二次加工用木質材料として好ま
しい。
パーティクルボードのような木質材料に塗布され、流動
性、塗布適性、パテ剤塗布後の研磨性の向上及び気泡含
有塗膜を得ることで体積収縮のない平滑面を得ることが
でき、しかも、「目ヤセ」がなく「ネジレ」「反り」も
ない被塗布材で平滑に仕上げることができ、サンディン
グ適性も良好で経済的な二次加工用木質材料として好ま
しい。
【0030】
【実施例】以下、本発明を、更に、具体的に説明するた
め、実施例及び比較例を挙げて説明するが、本発明はこ
れらの実施例に限定されるものではない。尚、実施例及
び比較例において%は重量%を表す。 製造例1 (ウレタンプレポリマーの合成)温度計、攪拌機、窒素
導入管を備えた2Lの四つ口フラスコに、XP1077
E(商品名、三井東圧化学(株)製のアマニ油とペンタ
エリスリトールのウムエステル化ポリオール、分子量6
38、ヨウ素化133)を115.4g、分子量200
0のポリテトラメチレンエーテルグリコールを71.2
g、トリメチロールプロパン5.8g、ジメチロールプ
ロピオン酸21.5g、N−メチル−2−ピロリドンを
34.4g仕込み、窒素を導入しながら90℃まで昇温
し、内容物を溶解した。次に、40℃まで冷却し、8
6.5gのアセトンを入れ、内温が30℃になったとこ
ろでトリレンジイソシアネート86.2gを1時間かけ
て滴下した。内温を30〜40℃に保ち、8時間反応を
行った後、86.5gのアセトンで希釈した。このウレ
タンプレポリマーのNCO基含有量は、0.9%であっ
た。さらに、エポキシ化合物としてエピコート1001
(商品名、シェル化学(株)製、分子量900、エポキ
シ当量450)を1.5g加えエポキシ化合物を混合し
たウレタンプレポリマーを調整した。
め、実施例及び比較例を挙げて説明するが、本発明はこ
れらの実施例に限定されるものではない。尚、実施例及
び比較例において%は重量%を表す。 製造例1 (ウレタンプレポリマーの合成)温度計、攪拌機、窒素
導入管を備えた2Lの四つ口フラスコに、XP1077
E(商品名、三井東圧化学(株)製のアマニ油とペンタ
エリスリトールのウムエステル化ポリオール、分子量6
38、ヨウ素化133)を115.4g、分子量200
0のポリテトラメチレンエーテルグリコールを71.2
g、トリメチロールプロパン5.8g、ジメチロールプ
ロピオン酸21.5g、N−メチル−2−ピロリドンを
34.4g仕込み、窒素を導入しながら90℃まで昇温
し、内容物を溶解した。次に、40℃まで冷却し、8
6.5gのアセトンを入れ、内温が30℃になったとこ
ろでトリレンジイソシアネート86.2gを1時間かけ
て滴下した。内温を30〜40℃に保ち、8時間反応を
行った後、86.5gのアセトンで希釈した。このウレ
タンプレポリマーのNCO基含有量は、0.9%であっ
た。さらに、エポキシ化合物としてエピコート1001
(商品名、シェル化学(株)製、分子量900、エポキ
シ当量450)を1.5g加えエポキシ化合物を混合し
たウレタンプレポリマーを調整した。
【0031】製造例2 (ウレタンプレポリマーの水分散体の合成)製造例1で
得られたウレタンプレポリマーに、ジメチルエタノール
アミン12.1gを含有する脱イオン水485gを40
℃に保ち、上記のエポキシ化合物を混合したウレタンプ
レポリマーを滴下し更に40℃で減圧脱アセトンを行っ
た後に内温を70℃に保ち、6時間かけてカルボキシル
基のイオン化及びNCO基を鎖伸長させ、更に40℃で
減圧脱アセトンを行い不揮発分39.0%、粘度650
cps/25℃、pH7.7、酸価30.0KOHmg
/g(固形分換算)のエポキシ化合物を混合した水性ウ
レタン樹脂分散体を得た。
得られたウレタンプレポリマーに、ジメチルエタノール
アミン12.1gを含有する脱イオン水485gを40
℃に保ち、上記のエポキシ化合物を混合したウレタンプ
レポリマーを滴下し更に40℃で減圧脱アセトンを行っ
た後に内温を70℃に保ち、6時間かけてカルボキシル
基のイオン化及びNCO基を鎖伸長させ、更に40℃で
減圧脱アセトンを行い不揮発分39.0%、粘度650
cps/25℃、pH7.7、酸価30.0KOHmg
/g(固形分換算)のエポキシ化合物を混合した水性ウ
レタン樹脂分散体を得た。
【0032】製造例3 (水性ウレタン樹脂Aの合成)製造例2で得られたウレ
タンプレポリマーに、エポキシ化合物を混合した水性ウ
レタン樹脂分散体の内温を70℃に保ち、6時間かけて
カルボキシル基に対してエポキシ基を当量比で0.03
3の割合で反応させ、更に二重結合の硬化促進剤として
DICNATE3111(商品名、大日本インキ化学
(株)製の水溶性のナフテン酸コバルト)を20.0g
添加し、最終的に不揮発分39%、pH8.6、粘度5
50cps/25℃、酸価29.0KOHmg/g(固
形分換算)の低温硬化型水性樹脂組成物を得、水性ウレ
タン樹脂Aとした。
タンプレポリマーに、エポキシ化合物を混合した水性ウ
レタン樹脂分散体の内温を70℃に保ち、6時間かけて
カルボキシル基に対してエポキシ基を当量比で0.03
3の割合で反応させ、更に二重結合の硬化促進剤として
DICNATE3111(商品名、大日本インキ化学
(株)製の水溶性のナフテン酸コバルト)を20.0g
添加し、最終的に不揮発分39%、pH8.6、粘度5
50cps/25℃、酸価29.0KOHmg/g(固
形分換算)の低温硬化型水性樹脂組成物を得、水性ウレ
タン樹脂Aとした。
【0033】製造例4 (水性ウレタン樹脂Bの合成)水性ウレタン樹脂A製造
と同様な条件で、エピコート1001を15.8gに
し、カルボキシル基に対してエポキシ基を当量比で0.
219の割合で反応させ、不揮発分40.0%、pH
8.9、粘度500cps/25℃、酸価23.4KO
Hmg/g(固形分換算)の低温硬化型水性樹脂組成物
を得、水性ウレタン樹脂Bとした。
と同様な条件で、エピコート1001を15.8gに
し、カルボキシル基に対してエポキシ基を当量比で0.
219の割合で反応させ、不揮発分40.0%、pH
8.9、粘度500cps/25℃、酸価23.4KO
Hmg/g(固形分換算)の低温硬化型水性樹脂組成物
を得、水性ウレタン樹脂Bとした。
【0034】製造例5 (水性ウレタン樹脂Cの合成)製造例4のエピコート1
001を1.0gとし、カルボキシル基に対してエポキ
シ基を当量比で0.014の割合で反応させた以外は、
製造例3と同様に行った。その結果、不揮発分39.3
%、粘度450cps/25℃、pH8.8、酸価2
4.4KOHmg/g(固形分換算)の低温硬化型水性
樹脂組成物を得、水性ウレタン樹脂Cとした。
001を1.0gとし、カルボキシル基に対してエポキ
シ基を当量比で0.014の割合で反応させた以外は、
製造例3と同様に行った。その結果、不揮発分39.3
%、粘度450cps/25℃、pH8.8、酸価2
4.4KOHmg/g(固形分換算)の低温硬化型水性
樹脂組成物を得、水性ウレタン樹脂Cとした。
【0035】製造例6 (水溶性高分子水溶液の調整)ポリビニルアルコール2
03(クラレ(株))に水を加え、80℃に加温溶解し
20%水溶液を得た。
03(クラレ(株))に水を加え、80℃に加温溶解し
20%水溶液を得た。
【0036】実施例1〜4 製造例3〜4で得た水性ウレタン樹脂A、Bと水溶性高
分子水溶液と熱膨張性フィラーとして、F−20(松本
油脂製)及びエクスパンヤル642を用いて、表1の配
合組成でパテ剤の評価を行った。その評価結果を表1に
示す。
分子水溶液と熱膨張性フィラーとして、F−20(松本
油脂製)及びエクスパンヤル642を用いて、表1の配
合組成でパテ剤の評価を行った。その評価結果を表1に
示す。
【0037】比較例1〜3 製造例3及び5で得た水性ウレタン樹脂A、Cを用い
て、表1の配合組成でパテ剤の評価を行った。その評価
結果を表1に示す。
て、表1の配合組成でパテ剤の評価を行った。その評価
結果を表1に示す。
【0038】
【表1】 ◎:非常に良好、○:良好、△:やや目ヤセ、×:目ヤ
セ大
セ大
【0039】評価方法は下記の通り行った。各パテ剤組
成物を試験用2.5mm合板(通常乙板と呼ばれる裏板
を表にも使用、割れやピンホールなどの凹部の欠点を有
する物)にナイフコーターにて、12mm合板全面に塗
布した後、ジェット式熱風乾燥機にて120〜150℃
で45秒分間加熱し堆積する。4時間堆積した後、3ヘ
ッド(サンドペーパー#120、#150、#180)
式ワイドベルトサンダーで研削する。測定項目は、次の
通りである。 1)塗布後の充填性;欠陥部に盛り上がった充填の有無
を目視にて確認する。 2)乾燥性;乾燥後の塗布表面の乾燥性を指触で判定す
る。 3)研削性;サンディング時のサンドペーパーへの目詰
まりを目視で確認する。 4)製品の充填性;サンディング後の欠陥部の目やせの
有無を目視で確認する。
成物を試験用2.5mm合板(通常乙板と呼ばれる裏板
を表にも使用、割れやピンホールなどの凹部の欠点を有
する物)にナイフコーターにて、12mm合板全面に塗
布した後、ジェット式熱風乾燥機にて120〜150℃
で45秒分間加熱し堆積する。4時間堆積した後、3ヘ
ッド(サンドペーパー#120、#150、#180)
式ワイドベルトサンダーで研削する。測定項目は、次の
通りである。 1)塗布後の充填性;欠陥部に盛り上がった充填の有無
を目視にて確認する。 2)乾燥性;乾燥後の塗布表面の乾燥性を指触で判定す
る。 3)研削性;サンディング時のサンドペーパーへの目詰
まりを目視で確認する。 4)製品の充填性;サンディング後の欠陥部の目やせの
有無を目視で確認する。
【0040】
【発明の効果】本発明によれば、従来技術では達成され
なかった木質材料の大欠陥部においても目ヤセすること
なく、平滑性が得られる本技術を達成することが出来
た。即ち、本発明の範囲外である比較例では、これらの
現象の目的が達成されず、大欠陥部の目ヤセを生じた。
しかしながら、本発明の範囲内の実施例では、水性ウレ
タン樹脂に水溶性高分子化合物と熱膨張性フィラーを用
いたパテ剤樹脂組成物は、充填性を損なうことなく、経
済的に且つ、塗布性、乾燥性、研削性、これらの現象が
全て満足することが出来た。
なかった木質材料の大欠陥部においても目ヤセすること
なく、平滑性が得られる本技術を達成することが出来
た。即ち、本発明の範囲外である比較例では、これらの
現象の目的が達成されず、大欠陥部の目ヤセを生じた。
しかしながら、本発明の範囲内の実施例では、水性ウレ
タン樹脂に水溶性高分子化合物と熱膨張性フィラーを用
いたパテ剤樹脂組成物は、充填性を損なうことなく、経
済的に且つ、塗布性、乾燥性、研削性、これらの現象が
全て満足することが出来た。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 古藤 信彦 山口県下関市彦島迫町七丁目1番1号 三 井東圧化学株式会社内
Claims (8)
- 【請求項1】 アニオン化されたカルボキシル基及び
二重結合を有する水性ウレタン樹脂において、該アニオ
ン化されたカルボキシル基に対するエポキシ基の当量比
が0.02〜0.7であり、かつ分子量が70〜4,0
00のエポキシ化合物により架橋反応を行い、得られた
アニオン化されたカルボキシル基及び二重結合を有する
水性ウレタン樹脂と水溶性高分子化合物と熱膨張性フィ
ラーからなる樹脂組成物。 - 【請求項2】 水性ウレタン樹脂が、カルボキシル基
を有するジオール、ポリオール及び油脂と多価アルコー
ルとのウムエステル化したポリオールとポリイソシアネ
ートとを反応させ、カルボキシル基と二重結合を有する
末端イソシアネート基のウレタンプレポリマーを反応さ
せ、該ウレタンプレポリマーを塩基性有機化合物及び伸
長剤を含有する脱イオン水に滴下して、鎖伸長反応とカ
ルボキシル基の中和反応とによりイオン付与を行うこと
によりアニオン化されたカルボキシル基及び二重結合を
有する水性ウレタン樹脂である請求項1記載の樹脂組成
物。 - 【請求項3】 水溶性高分子化合物が、ポリビニルア
ルコール、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシエ
チルアルコール、メチルセルロースの群より選ばれる請
求項1記載の樹脂組成物。 - 【請求項4】 熱膨張性フィラーが、分解温度60℃
以上から選ばれる請求項1記載の樹脂組成物。 - 【請求項5】 樹脂組成物の固形分が、70重量%以
上である請求項1記載の樹脂組成物。 - 【請求項6】 カルボキシル基を有するジオールが、
2,2−ジメチロールプロピオン酸である請求項2記載
の樹脂組成物。 - 【請求項7】 油脂のヨウ素化が、7〜200である
請求項2記載の樹脂組成物。 - 【請求項8】 末端イソシアネート基を有するウレタ
ンプレポリマーのイソシアネート基含有量が、固形分換
算として0.5〜10重量%である請求項2記載の樹脂
組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16436596A JPH107902A (ja) | 1996-06-25 | 1996-06-25 | 樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16436596A JPH107902A (ja) | 1996-06-25 | 1996-06-25 | 樹脂組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH107902A true JPH107902A (ja) | 1998-01-13 |
Family
ID=15791767
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16436596A Pending JPH107902A (ja) | 1996-06-25 | 1996-06-25 | 樹脂組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH107902A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002241463A (ja) * | 2001-02-16 | 2002-08-28 | Dainippon Ink & Chem Inc | 水性ウレタン樹脂の製造方法 |
| DE202020101396U1 (de) | 2020-03-13 | 2020-04-17 | Bock GmbH & Co. KG Reinigungssysteme und Motorgeräte | Vorrichtung zur Frostschutzsicherung |
-
1996
- 1996-06-25 JP JP16436596A patent/JPH107902A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002241463A (ja) * | 2001-02-16 | 2002-08-28 | Dainippon Ink & Chem Inc | 水性ウレタン樹脂の製造方法 |
| DE202020101396U1 (de) | 2020-03-13 | 2020-04-17 | Bock GmbH & Co. KG Reinigungssysteme und Motorgeräte | Vorrichtung zur Frostschutzsicherung |
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