JPH1079438A - 半導体保護装置および半導体装置の製造方法 - Google Patents
半導体保護装置および半導体装置の製造方法Info
- Publication number
- JPH1079438A JPH1079438A JP8232938A JP23293896A JPH1079438A JP H1079438 A JPH1079438 A JP H1079438A JP 8232938 A JP8232938 A JP 8232938A JP 23293896 A JP23293896 A JP 23293896A JP H1079438 A JPH1079438 A JP H1079438A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- region
- impurity
- semiconductor
- voltage
- memory cell
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
- Semiconductor Memories (AREA)
- Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 保護素子の接合ブレークダウン時における発
熱量を低減し、接合破壊および配線破壊を防止する。 【解決手段】 半導体基板(200)表面にこれより不
純物濃度の高いP型不純物領域(220b,220c)
をメモリセルトランジスタのしきい値電圧を調整するた
めの不純物イオン注入工程と同一工程で形成する。次い
で低濃度N型不純物領域(220b)および高濃度不純
物領域(224b)をメモリセルトランジスタ形成領域
と同一工程で形成する。基板領域よりも高濃度の不純物
領域(220b)を形成することにより、高濃度PN接
合が形成され、接合ブレークダウン電圧が低下し、接合
ブレークダウン時における発熱量を低減することができ
る。
熱量を低減し、接合破壊および配線破壊を防止する。 【解決手段】 半導体基板(200)表面にこれより不
純物濃度の高いP型不純物領域(220b,220c)
をメモリセルトランジスタのしきい値電圧を調整するた
めの不純物イオン注入工程と同一工程で形成する。次い
で低濃度N型不純物領域(220b)および高濃度不純
物領域(224b)をメモリセルトランジスタ形成領域
と同一工程で形成する。基板領域よりも高濃度の不純物
領域(220b)を形成することにより、高濃度PN接
合が形成され、接合ブレークダウン電圧が低下し、接合
ブレークダウン時における発熱量を低減することができ
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は外部からの異常電
圧、特に静電気から内部回路を保護するための半導体保
護装置およびその製造方法に関し、特に、絶縁ゲート型
電界効果トランジスタを有するメモリセルを含む半導体
記憶装置のための内部回路保護装置およびその製造方法
に関する。
圧、特に静電気から内部回路を保護するための半導体保
護装置およびその製造方法に関し、特に、絶縁ゲート型
電界効果トランジスタを有するメモリセルを含む半導体
記憶装置のための内部回路保護装置およびその製造方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体装置においては、メーカーおよび
ユーザいずれにおいても組立および試験工程中に発生す
る静電気の外部端子への印加による内部回路素子の破壊
が生じやすい。このような静電気の発生源としては、
「人体」、「パッケージ挿入装置」、「テスト装置」、
「雷」などがある。絶縁ゲート型電界効果トランジスタ
(MOSFET)を構成要素とするMOS型LSI(大
規模集積回路)においては、これらの静電気が印加され
た場合、外部端子に接続されるMOSFETのゲート絶
縁膜に大きな電界が印加され、ゲート絶縁膜が破壊され
る。このような静電気による破壊を防止するために、M
OS型LSIにおいては、外部端子に接続される入力回
路、出力回路および電源線(動作電源電圧および接地電
圧を伝達する配線両者を含む)に対し保護回路が設けら
れる。
ユーザいずれにおいても組立および試験工程中に発生す
る静電気の外部端子への印加による内部回路素子の破壊
が生じやすい。このような静電気の発生源としては、
「人体」、「パッケージ挿入装置」、「テスト装置」、
「雷」などがある。絶縁ゲート型電界効果トランジスタ
(MOSFET)を構成要素とするMOS型LSI(大
規模集積回路)においては、これらの静電気が印加され
た場合、外部端子に接続されるMOSFETのゲート絶
縁膜に大きな電界が印加され、ゲート絶縁膜が破壊され
る。このような静電気による破壊を防止するために、M
OS型LSIにおいては、外部端子に接続される入力回
路、出力回路および電源線(動作電源電圧および接地電
圧を伝達する配線両者を含む)に対し保護回路が設けら
れる。
【0003】図33(A)は、従来の入力保護回路の構
成の一例を示す図である。図33(A)において、入力
保護回路3は、外部信号を受ける外部端子1とこの外部
端子1に与えられた信号に従って内部信号を生成する内
部回路2の間に設けられる。内部回路2においては、こ
の外部端子1から入力保護回路3を介して内部ノード9
へ与えられる信号をゲートに受けるnチャネルMOSト
ランジスタ4を代表的に示す。
成の一例を示す図である。図33(A)において、入力
保護回路3は、外部信号を受ける外部端子1とこの外部
端子1に与えられた信号に従って内部信号を生成する内
部回路2の間に設けられる。内部回路2においては、こ
の外部端子1から入力保護回路3を介して内部ノード9
へ与えられる信号をゲートに受けるnチャネルMOSト
ランジスタ4を代表的に示す。
【0004】入力保護回路3は、この外部端子1から信
号線11へ与えられる異常高電圧(静電気)を放電する
ためのNPNラテラルトランジスタ5と、信号線11と
内部ノード9の間に接続され、その電流制限機能によ
り、静電気の内部回路2への伝達を遅延するための抵抗
素子6を含む。NPNラテラルトランジスタ5は、信号
線11に接続されるコレクタノード5aと、接地電位を
受ける接地ノードに接続されるエミッタノード5bと、
寄生抵抗5cを介して基板領域14に接続されるベース
を有する。抵抗素子6は、フィールド絶縁膜上に形成さ
れるポリシリコン等の薄膜抵抗または半導体基板表面に
形成される不純物拡散層で構成される。
号線11へ与えられる異常高電圧(静電気)を放電する
ためのNPNラテラルトランジスタ5と、信号線11と
内部ノード9の間に接続され、その電流制限機能によ
り、静電気の内部回路2への伝達を遅延するための抵抗
素子6を含む。NPNラテラルトランジスタ5は、信号
線11に接続されるコレクタノード5aと、接地電位を
受ける接地ノードに接続されるエミッタノード5bと、
寄生抵抗5cを介して基板領域14に接続されるベース
を有する。抵抗素子6は、フィールド絶縁膜上に形成さ
れるポリシリコン等の薄膜抵抗または半導体基板表面に
形成される不純物拡散層で構成される。
【0005】図33(B)は、図33(A)に示すNP
Nラテラルトランジスタの平面レイアウトを示す図であ
る。図33(B)において、半導体基板領域表面に、コ
レクタ領域として機能する高濃度N型不純物領域7を取
囲むように、フィールド絶縁膜16が形成される。この
フィールド絶縁膜16を取囲むように、エミッタ領域と
して機能する高濃度N型不純物領域8が形成される。ベ
ースは、このNPNラテラルトランジスタが形成される
P型基板領域により与えられる。N型不純物領域7は、
コンタクト孔12を介してコレクタノード(信号配線)
を構成する低抵抗のアルミニウム配線5a(11)に電
気的に接続される。
Nラテラルトランジスタの平面レイアウトを示す図であ
る。図33(B)において、半導体基板領域表面に、コ
レクタ領域として機能する高濃度N型不純物領域7を取
囲むように、フィールド絶縁膜16が形成される。この
フィールド絶縁膜16を取囲むように、エミッタ領域と
して機能する高濃度N型不純物領域8が形成される。ベ
ースは、このNPNラテラルトランジスタが形成される
P型基板領域により与えられる。N型不純物領域7は、
コンタクト孔12を介してコレクタノード(信号配線)
を構成する低抵抗のアルミニウム配線5a(11)に電
気的に接続される。
【0006】不純物領域8には、このアルミニウム配線
5a(11)の両側に対称的に低抵抗アルミニウム配線
5b(エミッタノード)が設けられる。このエミッタ電
極ノードを構成するアルミニウム配線5bは、コンタク
ト孔13を介して、不純物領域8に電気的に接続され
る。このアルミニウム配線5bは、図示しない部分にお
いて接地電圧を受けるように接続される。コレクタ領域
を形成する不純物領域7を取囲むようにエミッタ領域を
構成する不純物領域8を形成することにより、このコレ
クタ電流の流れる経路の幅を広くし、大電流を、高速で
放電する。
5a(11)の両側に対称的に低抵抗アルミニウム配線
5b(エミッタノード)が設けられる。このエミッタ電
極ノードを構成するアルミニウム配線5bは、コンタク
ト孔13を介して、不純物領域8に電気的に接続され
る。このアルミニウム配線5bは、図示しない部分にお
いて接地電圧を受けるように接続される。コレクタ領域
を形成する不純物領域7を取囲むようにエミッタ領域を
構成する不純物領域8を形成することにより、このコレ
クタ電流の流れる経路の幅を広くし、大電流を、高速で
放電する。
【0007】図33(C)は、図33(B)に示すライ
ンA−Aに沿った断面構造を示す図である。図33
(C)において、NPNラテラルトランジスタは、低不
純物濃度のP型(P- )半導体基板14表面に形成され
かつこの基板14よりも不純物濃度の高いP型(P- )
ウェル15表面に形成される。この半導体基板領域とし
てのPウェル15は寄生MOSトランジスタによるリー
ク電流を低減するために設けられる。
ンA−Aに沿った断面構造を示す図である。図33
(C)において、NPNラテラルトランジスタは、低不
純物濃度のP型(P- )半導体基板14表面に形成され
かつこの基板14よりも不純物濃度の高いP型(P- )
ウェル15表面に形成される。この半導体基板領域とし
てのPウェル15は寄生MOSトランジスタによるリー
ク電流を低減するために設けられる。
【0008】NPNラテラルトランジスタは、このPウ
ェル15表面に間をおいて形成される高濃度N型不純物
領域7および8を含む。NPNラテラルトランジスタの
コレクタ領域となる不純物領域7とエミッタ領域となる
不純物領域8の間には、LOCOS(局所シリコン熱酸
化法)により形成された厚い膜厚の素子分離絶縁膜16
が形成される。このラテラルトランジスタを形成するP
ウェル15周辺には、またLOCOS法で形成された素
子分離絶縁膜17が形成される。
ェル15表面に間をおいて形成される高濃度N型不純物
領域7および8を含む。NPNラテラルトランジスタの
コレクタ領域となる不純物領域7とエミッタ領域となる
不純物領域8の間には、LOCOS(局所シリコン熱酸
化法)により形成された厚い膜厚の素子分離絶縁膜16
が形成される。このラテラルトランジスタを形成するP
ウェル15周辺には、またLOCOS法で形成された素
子分離絶縁膜17が形成される。
【0009】不純物領域7および8は、その上層に形成
された層間絶縁膜18に形成されたコンタクト孔12お
よび13を介してそれぞれアルミニウム電極配線5aお
よび5bにそれぞれ電気的に接続される。コレクタノー
ドとなるアルミニウム電極配線5aは、信号線11を介
して外部端子1に接続される。エミッタノードとなるア
ルミニウム電極配線5bは接地電圧を受けるように接続
される。次に、この図33(A)〜(C)に示す入力保
護回路の動作について説明する。
された層間絶縁膜18に形成されたコンタクト孔12お
よび13を介してそれぞれアルミニウム電極配線5aお
よび5bにそれぞれ電気的に接続される。コレクタノー
ドとなるアルミニウム電極配線5aは、信号線11を介
して外部端子1に接続される。エミッタノードとなるア
ルミニウム電極配線5bは接地電圧を受けるように接続
される。次に、この図33(A)〜(C)に示す入力保
護回路の動作について説明する。
【0010】外部端子1に通常動作時の電圧が印加され
ている場合、N+ 不純物領域7とPウェル15とは逆バ
イアス状態にあり(P型半導体基板14は、接地電圧レ
ベルにバイアスされている)、NPNラテラルトランジ
スタ5はオフ状態にある。したがって、外部端子1に与
えられた信号は、抵抗素子6を介して内部ノード9へ伝
達され、内部回路2に含まれるMOSトランジスタ4が
オンまたはオフ状態となる。
ている場合、N+ 不純物領域7とPウェル15とは逆バ
イアス状態にあり(P型半導体基板14は、接地電圧レ
ベルにバイアスされている)、NPNラテラルトランジ
スタ5はオフ状態にある。したがって、外部端子1に与
えられた信号は、抵抗素子6を介して内部ノード9へ伝
達され、内部回路2に含まれるMOSトランジスタ4が
オンまたはオフ状態となる。
【0011】外部端子1に大きな電圧レベルの静電気が
印加されたとき、この静電気が、信号線11を介してN
PNラテラルトランジスタのコレクタノード5aへ伝達
される。この大きな正電圧の静電気が、不純物領域7へ
コレクタノードとなるアルミニウム電極配線5aを介し
て伝達され、不純物領域7とPウェル15とが深い逆バ
イアス状態とされる。このN+ 不純物領域7とPウェル
15の間の接合部分において、大きな逆バイアス電圧に
より空乏層が広がり、この空乏層内に高電界が印加さ
れ、「アバランシェブレークダウン」(接合ブレークダ
ウン)が生じ、N + 型不純物領域7からPウェル15お
よびP型半導体基板14を介して接地線に電流が流れ
る。Pウェル15およびP型半導体基板14は、図33
(A)に示すように抵抗成分5cを備えており、この流
入した電流が抵抗成分5cにより電圧降下を生じさせ、
Pウェル15およびP型半導体基板14の電位を上昇さ
せる。
印加されたとき、この静電気が、信号線11を介してN
PNラテラルトランジスタのコレクタノード5aへ伝達
される。この大きな正電圧の静電気が、不純物領域7へ
コレクタノードとなるアルミニウム電極配線5aを介し
て伝達され、不純物領域7とPウェル15とが深い逆バ
イアス状態とされる。このN+ 不純物領域7とPウェル
15の間の接合部分において、大きな逆バイアス電圧に
より空乏層が広がり、この空乏層内に高電界が印加さ
れ、「アバランシェブレークダウン」(接合ブレークダ
ウン)が生じ、N + 型不純物領域7からPウェル15お
よびP型半導体基板14を介して接地線に電流が流れ
る。Pウェル15およびP型半導体基板14は、図33
(A)に示すように抵抗成分5cを備えており、この流
入した電流が抵抗成分5cにより電圧降下を生じさせ、
Pウェル15およびP型半導体基板14の電位を上昇さ
せる。
【0012】このPウェル15の電位上昇により、NP
Nラテラルトランジスタのベース電位が上昇して、NP
Nラテラルトランジスタ5が導通し、このNPNラテラ
ルトランジスタの大きな増幅作用(ベース/エミッタ対
向領域の長さが大きい)により大きな電流が不純物領域
8を介してさらにエミッタ電極ノード(アルミニウム電
極配線)5bを介して接地線へ流れる。これにより、静
電気が放電され、大きな電圧が内部ノード9に伝達され
るのが防止される。抵抗素子6は、この静電気が内部ノ
ード9へ伝達されるのを遅延しており、確実に、このN
PNラテラルトランジスタ5により吸収される前の静電
気が内部ノード9へ伝達されないようにする。これによ
り、内部回路2に含まれるMOSトランジスタ4のゲー
ト絶縁膜の破壊が防止される。
Nラテラルトランジスタのベース電位が上昇して、NP
Nラテラルトランジスタ5が導通し、このNPNラテラ
ルトランジスタの大きな増幅作用(ベース/エミッタ対
向領域の長さが大きい)により大きな電流が不純物領域
8を介してさらにエミッタ電極ノード(アルミニウム電
極配線)5bを介して接地線へ流れる。これにより、静
電気が放電され、大きな電圧が内部ノード9に伝達され
るのが防止される。抵抗素子6は、この静電気が内部ノ
ード9へ伝達されるのを遅延しており、確実に、このN
PNラテラルトランジスタ5により吸収される前の静電
気が内部ノード9へ伝達されないようにする。これによ
り、内部回路2に含まれるMOSトランジスタ4のゲー
ト絶縁膜の破壊が防止される。
【0013】外部端子1に、大きな負の静電気(サージ
電圧)が印加された場合、Pウェル15とN+ 型不純物
領域7が順方向にバイアスされ、P型半導体基板14お
よびPウェル15を介して、N+ 不純物領域7へ電流が
流れる。この場合には、不純物領域7が、等価的にエミ
ッタ領域として作用し、ベース/エミッタ間が順方向に
バイアスされてラテラルNPNバイポーラトランジスタ
がオン状態となり、不純物領域8から不純物領域7へそ
の大きな増幅作用により、電流を供給し、負の静電気
(サージ電圧)を吸収する。
電圧)が印加された場合、Pウェル15とN+ 型不純物
領域7が順方向にバイアスされ、P型半導体基板14お
よびPウェル15を介して、N+ 不純物領域7へ電流が
流れる。この場合には、不純物領域7が、等価的にエミ
ッタ領域として作用し、ベース/エミッタ間が順方向に
バイアスされてラテラルNPNバイポーラトランジスタ
がオン状態となり、不純物領域8から不純物領域7へそ
の大きな増幅作用により、電流を供給し、負の静電気
(サージ電圧)を吸収する。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】静電気の放電時には、
アンペアオーダの電流が流れる可能性がある。この大き
な放電電流により配線およびPN接合の破壊を防止する
ために、以下のような、電力消費の集中を防止し、ジュ
ール熱の発生を抑制する構成がNPNラテラルトランジ
スタにおいて取られる。
アンペアオーダの電流が流れる可能性がある。この大き
な放電電流により配線およびPN接合の破壊を防止する
ために、以下のような、電力消費の集中を防止し、ジュ
ール熱の発生を抑制する構成がNPNラテラルトランジ
スタにおいて取られる。
【0015】N+ 不純物領域7および8においては、コ
ンタクトホールを数多く設け、その総面積をできるだけ
大きくする。これにより、N+ 不純物領域7および8に
おける電流の集中を防止する。またN+ 不純物領域7お
よび8の面積はできるだけ大きくし、不純物領域7およ
び8における電流を分散させる。
ンタクトホールを数多く設け、その総面積をできるだけ
大きくする。これにより、N+ 不純物領域7および8に
おける電流の集中を防止する。またN+ 不純物領域7お
よび8の面積はできるだけ大きくし、不純物領域7およ
び8における電流を分散させる。
【0016】半導体装置の高密度・高集積化が進むと、
入力保護回路の占有面積も応じて小さくなり、NPNラ
テラルトランジスタの占有面積も小さくなる。静電気な
どのサージ電圧(異常電圧)により接合ブレークダウン
がこのNPNラテラルトランジスタにおいて生じたと
き、この接合ブレークダウン電圧により大きな電流が流
れ、ジュール熱が生じる。ブレークダウン電圧の大部分
は、大きな抵抗値を有するPN接合部の空乏層の間に印
加される。また、ブレークダウン時における大きな電流
は、この空乏層内のアバランシェ降伏現象により生じ
る。したがってPN接合部において大きな電流および電
圧が印加され、この部分において大きなジュール熱が生
じる。このジュール熱が、電極配線であるアルミニウム
と基板材料であるシリコンとの共晶温度(577℃)以
上となると、この熱は、近傍に設けられたコンタクト領
域にまで伝達されるため、コレクタ電極配線のアルミニ
ウムとそれに接続するN+ 不純物領域7のシリコンとの
共晶が生じ、すなわち、アルミニウムが不純物領域内へ
拡散し、シリコンSiと合金を形成し、このアルミニウ
ムとシリコンの合金、Alアロイがスパイク状に成長す
る。このAlアロイスパイクは、PN接合部に向かって
成長し、このPN接合をAlアロイスパイクが突き抜け
ると、アルミニウム電極配線とPウェル15およびP型
半導体基板14とが電気的に短絡され、入力保護回路を
構成するNPNラテラルトランジスタが動作しなくなる
(外部端子1が、直接基板領域15および14に電気的
に接続され、常時電流が流れる)。
入力保護回路の占有面積も応じて小さくなり、NPNラ
テラルトランジスタの占有面積も小さくなる。静電気な
どのサージ電圧(異常電圧)により接合ブレークダウン
がこのNPNラテラルトランジスタにおいて生じたと
き、この接合ブレークダウン電圧により大きな電流が流
れ、ジュール熱が生じる。ブレークダウン電圧の大部分
は、大きな抵抗値を有するPN接合部の空乏層の間に印
加される。また、ブレークダウン時における大きな電流
は、この空乏層内のアバランシェ降伏現象により生じ
る。したがってPN接合部において大きな電流および電
圧が印加され、この部分において大きなジュール熱が生
じる。このジュール熱が、電極配線であるアルミニウム
と基板材料であるシリコンとの共晶温度(577℃)以
上となると、この熱は、近傍に設けられたコンタクト領
域にまで伝達されるため、コレクタ電極配線のアルミニ
ウムとそれに接続するN+ 不純物領域7のシリコンとの
共晶が生じ、すなわち、アルミニウムが不純物領域内へ
拡散し、シリコンSiと合金を形成し、このアルミニウ
ムとシリコンの合金、Alアロイがスパイク状に成長す
る。このAlアロイスパイクは、PN接合部に向かって
成長し、このPN接合をAlアロイスパイクが突き抜け
ると、アルミニウム電極配線とPウェル15およびP型
半導体基板14とが電気的に短絡され、入力保護回路を
構成するNPNラテラルトランジスタが動作しなくなる
(外部端子1が、直接基板領域15および14に電気的
に接続され、常時電流が流れる)。
【0017】このようなブレークダウン電圧によるジュ
ール熱が、アルミニウムとシリコンとの共晶温度(57
7℃)を超えないように、従来はこのブレークダウン電
圧がたとえば16V程度に抑えられていた。この接合ブ
レークダウン電圧は、PN接合部の低不純物濃度およ
び、すなわちPウェル15の不純物濃度Naの逆関数で
表わされる(Na-3/4〜-2/5)したがって、このPウェ
ル15の接合部における不純物濃度のばらつきが生じれ
ば、同様に、接合ブレークダウン電圧もばらつく。この
接合ブレークダウン電圧が高い方にシフトした場合、ジ
ュール熱による発熱量も大きくなり、接合部近傍がアル
ミニウムとシリコンとの共晶温度以上に上昇し、入力保
護素子であるNPNラテラルトランジスタが破壊され、
入力サージ電圧(異常電圧;静電気)に対する保護を行
なうことができなくなるという問題が生じる。
ール熱が、アルミニウムとシリコンとの共晶温度(57
7℃)を超えないように、従来はこのブレークダウン電
圧がたとえば16V程度に抑えられていた。この接合ブ
レークダウン電圧は、PN接合部の低不純物濃度およ
び、すなわちPウェル15の不純物濃度Naの逆関数で
表わされる(Na-3/4〜-2/5)したがって、このPウェ
ル15の接合部における不純物濃度のばらつきが生じれ
ば、同様に、接合ブレークダウン電圧もばらつく。この
接合ブレークダウン電圧が高い方にシフトした場合、ジ
ュール熱による発熱量も大きくなり、接合部近傍がアル
ミニウムとシリコンとの共晶温度以上に上昇し、入力保
護素子であるNPNラテラルトランジスタが破壊され、
入力サージ電圧(異常電圧;静電気)に対する保護を行
なうことができなくなるという問題が生じる。
【0018】また、接合ブレークダウン電圧が、共晶温
度以上の発熱を伴わない場合においても、たとえば45
0℃以上であれば、アルミニウムAlのシリコン基板領
域内への拡散が生じ、逆にシリコンSiがアルミニウム
電極配線側へ拡散し、コンタクト部にシリコンノジュー
ルが生成する可能性が生じる。この場合、シリコンノジ
ュールは、高抵抗であり、コンタクト部の抵抗が大きく
なり、ジュール熱により、発熱量が大きくなり、このア
ルミニウム電極配線層が溶解して破断され、入力保護素
子として機能しなくなるという問題が生じる。
度以上の発熱を伴わない場合においても、たとえば45
0℃以上であれば、アルミニウムAlのシリコン基板領
域内への拡散が生じ、逆にシリコンSiがアルミニウム
電極配線側へ拡散し、コンタクト部にシリコンノジュー
ルが生成する可能性が生じる。この場合、シリコンノジ
ュールは、高抵抗であり、コンタクト部の抵抗が大きく
なり、ジュール熱により、発熱量が大きくなり、このア
ルミニウム電極配線層が溶解して破断され、入力保護素
子として機能しなくなるという問題が生じる。
【0019】それゆえ、この発明の目的は、静電気など
の異常電圧に対する耐圧の優れた安定に動作する入力保
護装置およびその製造方法を提供することである。
の異常電圧に対する耐圧の優れた安定に動作する入力保
護装置およびその製造方法を提供することである。
【0020】この発明の他の目的は、製造工程数を増加
させることなく容易に安定かつ確実に動作する信頼性の
高い入力保護回路を備える半導体装置およびその製造方
法を提供することである。
させることなく容易に安定かつ確実に動作する信頼性の
高い入力保護回路を備える半導体装置およびその製造方
法を提供することである。
【0021】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る半導体保
護装置は、第1導電型の半導体基板領域と、第1の外部
端子に電気的に接続される第2導電型の第1の不純物領
域と、第1の不純物領域と半導体基板領域との間にこの
第1の不純物領域を取囲むように形成される、半導体基
板領域よりも高い不純物濃度を有する第1導電型の第2
の不純物領域と、半導体基板領域表面に第1および第2
の不純物領域と離れて形成され、第2の外部端子に電気
的に接続される第3の不純物領域を備える。
護装置は、第1導電型の半導体基板領域と、第1の外部
端子に電気的に接続される第2導電型の第1の不純物領
域と、第1の不純物領域と半導体基板領域との間にこの
第1の不純物領域を取囲むように形成される、半導体基
板領域よりも高い不純物濃度を有する第1導電型の第2
の不純物領域と、半導体基板領域表面に第1および第2
の不純物領域と離れて形成され、第2の外部端子に電気
的に接続される第3の不純物領域を備える。
【0022】請求項2に係る半導体保護装置は、第1お
よび第2の不純物領域の間に第1の不純物領域を取囲み
かつ第2の不純物領域に取囲まれるように形成される、
第1の不純物領域の不純物濃度よりも低い不純物濃度を
有する第4の不純物領域をさらに備える。
よび第2の不純物領域の間に第1の不純物領域を取囲み
かつ第2の不純物領域に取囲まれるように形成される、
第1の不純物領域の不純物濃度よりも低い不純物濃度を
有する第4の不純物領域をさらに備える。
【0023】請求項3に係る半導体保護装置は、請求項
1または2の装置において、第3の不純物領域が第2導
電型の不純物領域であり、この半導体基板領域表面に第
3の不純物領域を取囲むように形成される第1導電型の
第4の不純物領域をさらに備える。
1または2の装置において、第3の不純物領域が第2導
電型の不純物領域であり、この半導体基板領域表面に第
3の不純物領域を取囲むように形成される第1導電型の
第4の不純物領域をさらに備える。
【0024】請求項4に係る半導体保護装置は、請求項
3の装置において、第3および第4の不純物領域の間に
形成される、この第3の不純物領域よりも不純物濃度の
小さな第2導電型の第5の不純物領域をさらに備える。
3の装置において、第3および第4の不純物領域の間に
形成される、この第3の不純物領域よりも不純物濃度の
小さな第2導電型の第5の不純物領域をさらに備える。
【0025】請求項5に係る半導体保護装置は、請求項
1または2の装置において、第3の不純物領域が半導体
基板領域の不純物濃度よりも高い不純物濃度を有する第
1導電型の不純物領域である。
1または2の装置において、第3の不純物領域が半導体
基板領域の不純物濃度よりも高い不純物濃度を有する第
1導電型の不純物領域である。
【0026】請求項6に係る半導体保護装置は、請求項
1ないし5のいずれかの装置において、第1および第3
の不純物領域の間に半導体基板領域表面に形成される厚
い絶縁膜をさらに備える。
1ないし5のいずれかの装置において、第1および第3
の不純物領域の間に半導体基板領域表面に形成される厚
い絶縁膜をさらに備える。
【0027】請求項7に係る半導体保護装置は、請求項
1ないし4のいずれかの装置において、第1および第3
の不純物領域の間の半導体基板領域表面上に絶縁膜を介
して形成されるゲート電極層をさらに備える。
1ないし4のいずれかの装置において、第1および第3
の不純物領域の間の半導体基板領域表面上に絶縁膜を介
して形成されるゲート電極層をさらに備える。
【0028】請求項8に係る半導体保護装置は、請求項
1ないし7のいずれかの装置において、第1および第2
の外部端子の一方が電源電圧および接地電圧の一方を受
け、他方は入力信号および出力信号の一方を受ける。
1ないし7のいずれかの装置において、第1および第2
の外部端子の一方が電源電圧および接地電圧の一方を受
け、他方は入力信号および出力信号の一方を受ける。
【0029】請求項9に係る半導体保護装置は、請求項
1ないし7のいずれの装置において、第1および第2の
外部端子の一方および他方は、それぞれ電源電圧および
接地電圧を受ける。
1ないし7のいずれの装置において、第1および第2の
外部端子の一方および他方は、それぞれ電源電圧および
接地電圧を受ける。
【0030】請求項10に係る半導体保護装置は、請求
項3の装置においてゲート電極層が内部回路からの信号
を受け、第1および第2の外部端子の一方が電源電圧お
よび接地電圧の一方を受け、他方が信号出力端子として
作用する。
項3の装置においてゲート電極層が内部回路からの信号
を受け、第1および第2の外部端子の一方が電源電圧お
よび接地電圧の一方を受け、他方が信号出力端子として
作用する。
【0031】請求項11に係る半導体保護装置は、請求
項1ないし10のいずれかの装置において、この保護装
置が、半導体記憶装置に用いられる。半導体記憶装置
は、情報を記憶するための少なくとも1個の絶縁ゲート
型電界効果トランジスタを有する複数のメモリセルを含
む。この絶縁ゲート型電界効果トランジスタのチャネル
領域の表面不純物濃度は、第2の不純物領域の不純物濃
度と実質的に同じとされる。
項1ないし10のいずれかの装置において、この保護装
置が、半導体記憶装置に用いられる。半導体記憶装置
は、情報を記憶するための少なくとも1個の絶縁ゲート
型電界効果トランジスタを有する複数のメモリセルを含
む。この絶縁ゲート型電界効果トランジスタのチャネル
領域の表面不純物濃度は、第2の不純物領域の不純物濃
度と実質的に同じとされる。
【0032】請求項12に係る半導体装置の製造方法
は、行列状に配列され、各々が少なくとも1個の絶縁ゲ
ート型電界効果トランジスタを有する複数のメモリセル
と、これら複数のメモリセルへアクセスをするための内
部回路と、内部回路を外部からの異常電圧から保護する
ための少なくとも1個の互いに逆導電型の不純物領域間
に形成される接合部を有する保護素子とを備える半導体
装置の製造方法であって、メモリセルの絶縁ゲート型電
界効果トランジスタのしきい値電圧調整のためのチャネ
ル領域への不純物イオン注入と同一工程で、保護素子の
少なくとも1個の接合部形成領域へもこの不純物イオン
を注入するようにしたことを特徴とする。
は、行列状に配列され、各々が少なくとも1個の絶縁ゲ
ート型電界効果トランジスタを有する複数のメモリセル
と、これら複数のメモリセルへアクセスをするための内
部回路と、内部回路を外部からの異常電圧から保護する
ための少なくとも1個の互いに逆導電型の不純物領域間
に形成される接合部を有する保護素子とを備える半導体
装置の製造方法であって、メモリセルの絶縁ゲート型電
界効果トランジスタのしきい値電圧調整のためのチャネ
ル領域への不純物イオン注入と同一工程で、保護素子の
少なくとも1個の接合部形成領域へもこの不純物イオン
を注入するようにしたことを特徴とする。
【0033】請求項13に係る半導体装置の製造方法
は、メモリセルの絶縁ゲート型電界効果トランジスタ
は、第1導電型の半導体基板領域表面に形成され、しき
い値電圧調整のための不純物イオンは、第1導電型の不
純物イオンである。保護素子は、メモリセルの形成領域
と別に設けられた第1導電型の第2の半導体基板領域
と、この第2の半導体基板領域表面上に互いに間をおい
て形成される第2導電型の第1および第2の不純物領域
を含む。不純物イオン注入は、第1および第2の不純物
領域形成領域に対して行なわれる。
は、メモリセルの絶縁ゲート型電界効果トランジスタ
は、第1導電型の半導体基板領域表面に形成され、しき
い値電圧調整のための不純物イオンは、第1導電型の不
純物イオンである。保護素子は、メモリセルの形成領域
と別に設けられた第1導電型の第2の半導体基板領域
と、この第2の半導体基板領域表面上に互いに間をおい
て形成される第2導電型の第1および第2の不純物領域
を含む。不純物イオン注入は、第1および第2の不純物
領域形成領域に対して行なわれる。
【0034】請求項14に係る半導体装置の製造方法
は、請求項13の方法において、この不純物イオン注入
が、第1および第2の不純物領域の間の第2の半導体基
板領域の表面に対しても行なわれる。
は、請求項13の方法において、この不純物イオン注入
が、第1および第2の不純物領域の間の第2の半導体基
板領域の表面に対しても行なわれる。
【0035】請求項15に係る半導体装置の製造方法
は、請求項12の方法において、メモリセルの絶縁ゲー
ト型電界効果トランジスタが第1導電型の半導体基板領
域に形成される。保護素子は、メモリセル形成領域と別
の領域に設けられた第1導電型の第2の半導体基板領域
表面に互いに間をおいて形成された第2導電型の第1の
不純物領域および第1導電型の第2不純物領域を含む。
不純物イオン注入は、第1導電型の不純物イオンを絶縁
ゲート型電界効果トランジスタのチャネル形成領域およ
び第1不純物領域形成領域に対して行なわれる。
は、請求項12の方法において、メモリセルの絶縁ゲー
ト型電界効果トランジスタが第1導電型の半導体基板領
域に形成される。保護素子は、メモリセル形成領域と別
の領域に設けられた第1導電型の第2の半導体基板領域
表面に互いに間をおいて形成された第2導電型の第1の
不純物領域および第1導電型の第2不純物領域を含む。
不純物イオン注入は、第1導電型の不純物イオンを絶縁
ゲート型電界効果トランジスタのチャネル形成領域およ
び第1不純物領域形成領域に対して行なわれる。
【0036】第1の不純物領域と半導体基板領域との間
に基板領域よりも高濃度の第2の不純物領域を形成する
ことにより、逆バイアス電圧印加時の空乏層幅の広がり
を抑制することができ、空乏層に印加される電界を強く
することができ、低い逆バイアス電圧で接合ブレークダ
ウンを生じさせることができる。これにより、接合ブレ
ークダウン電圧が低下し、ジュール熱による発熱量を抑
制することができ、Alアロイスパイクの生成を抑制す
ることができる。
に基板領域よりも高濃度の第2の不純物領域を形成する
ことにより、逆バイアス電圧印加時の空乏層幅の広がり
を抑制することができ、空乏層に印加される電界を強く
することができ、低い逆バイアス電圧で接合ブレークダ
ウンを生じさせることができる。これにより、接合ブレ
ークダウン電圧が低下し、ジュール熱による発熱量を抑
制することができ、Alアロイスパイクの生成を抑制す
ることができる。
【0037】また、第2不純物領域の形成を、メモリセ
ルトランジスタのしきい値電圧調整のイオン注入と同時
に行なうことにより、製造工程数を増加させることなく
接合ブレークダウン電圧を低下させることができる。
ルトランジスタのしきい値電圧調整のイオン注入と同時
に行なうことにより、製造工程数を増加させることなく
接合ブレークダウン電圧を低下させることができる。
【0038】
[実施の形態1]図1は、この発明の実施の形態1に従
う半導体装置の全体の構成を概略的に示す図である。図
1においては、この半導体装置は、DRAM(ダイナミ
ック・ランダム・アクセス・メモリ)を備える。
う半導体装置の全体の構成を概略的に示す図である。図
1においては、この半導体装置は、DRAM(ダイナミ
ック・ランダム・アクセス・メモリ)を備える。
【0039】図1において、半導体装置は、行および列
のマトリックス状に配列される複数のメモリセルを有す
るメモリセルアレイMAと、外部から与えられる外部ア
ドレス信号をアドレス保護回路APCを介して受け、バ
ッファ処理して内部アドレス信号を生成するアドレスバ
ッファABと、アドレスバッファABからの内部アドレ
ス信号をデコードし、メモリセルアレイMAにおける対
応の行を選択するXデコーダADXと、アドレスバッフ
ァABからの内部アドレス信号をデコードしてメモリセ
ルアレイMAにおける対応の列を選択する列選択信号を
発生するYデコーダADYを含む。
のマトリックス状に配列される複数のメモリセルを有す
るメモリセルアレイMAと、外部から与えられる外部ア
ドレス信号をアドレス保護回路APCを介して受け、バ
ッファ処理して内部アドレス信号を生成するアドレスバ
ッファABと、アドレスバッファABからの内部アドレ
ス信号をデコードし、メモリセルアレイMAにおける対
応の行を選択するXデコーダADXと、アドレスバッフ
ァABからの内部アドレス信号をデコードしてメモリセ
ルアレイMAにおける対応の列を選択する列選択信号を
発生するYデコーダADYを含む。
【0040】半導体装置は、さらに、このメモリセルア
レイMAにおいて選択された行(ワード線)に接続する
メモリセルのデータを検知し増幅するセンスアンプと、
YデコーダADYからの列選択信号に従ってメモリセル
アレイMAにおける対応の列を出力バッファOBに接続
するI/Oゲートを含む。図1においては、センスアン
プとI/Oゲートとを1つのブロックSIで示す。出力
バッファOBは、データ読出時には、このブロックSI
から伝達された内部読出データをバッファ処理して、出
力保護回路OPCを介してデータ出力端子Qに伝達され
る外部読出データDoutを生成する。
レイMAにおいて選択された行(ワード線)に接続する
メモリセルのデータを検知し増幅するセンスアンプと、
YデコーダADYからの列選択信号に従ってメモリセル
アレイMAにおける対応の列を出力バッファOBに接続
するI/Oゲートを含む。図1においては、センスアン
プとI/Oゲートとを1つのブロックSIで示す。出力
バッファOBは、データ読出時には、このブロックSI
から伝達された内部読出データをバッファ処理して、出
力保護回路OPCを介してデータ出力端子Qに伝達され
る外部読出データDoutを生成する。
【0041】半導体装置は、さらに、この装置の各種内
部動作タイミングを制御するための制御信号を発生する
制御信号発生系CGを周辺回路として含む。この制御信
号発生系CGは、外部から与えられる制御信号、すなわ
ち、ロウアドレスストローブ信号/RAS、コラムアド
レスストローブ信号/CAS、およびライトイネーブル
信号/WEを入力保護回路IPCを介して受ける。周辺
回路は、アドレスバッファAB、XデコーダADX、Y
デコーダADYおよびブロックSIを含んでもよい。
部動作タイミングを制御するための制御信号を発生する
制御信号発生系CGを周辺回路として含む。この制御信
号発生系CGは、外部から与えられる制御信号、すなわ
ち、ロウアドレスストローブ信号/RAS、コラムアド
レスストローブ信号/CAS、およびライトイネーブル
信号/WEを入力保護回路IPCを介して受ける。周辺
回路は、アドレスバッファAB、XデコーダADX、Y
デコーダADYおよびブロックSIを含んでもよい。
【0042】保護回路が保護対象とする内部回路は、外
部端子からの外部信号を受けてバッファ処理するアドレ
スバッファABおよび制御信号発生系CGならびに、内
部読出データを生成して外部端子に出力する出力バッフ
ァOBを含む。この図1においては示さないが、入力バ
ッファがさらにデータ書込のために設けられ、この入力
バッファが、出力保護回路OPCにより、外部端子Q
(データ入力および出力が同じ端子を介して行なわれ
る)により外部から与えられるサージ電圧(静電気)か
ら保護される。
部端子からの外部信号を受けてバッファ処理するアドレ
スバッファABおよび制御信号発生系CGならびに、内
部読出データを生成して外部端子に出力する出力バッフ
ァOBを含む。この図1においては示さないが、入力バ
ッファがさらにデータ書込のために設けられ、この入力
バッファが、出力保護回路OPCにより、外部端子Q
(データ入力および出力が同じ端子を介して行なわれ
る)により外部から与えられるサージ電圧(静電気)か
ら保護される。
【0043】制御信号発生系CGは、メモリセルアレイ
MAにおける選択された行(ワード線)上に伝達される
ワード線駆動信号Rnおよびスタンバイサイクル時に各
内部ノードを所定電位VBにプリチャージするための信
号を発生するプリチャージ指示信号φPを発生する。こ
の制御信号発生系CGは、プリチャージサイクル(スタ
ンバイサイクル)時において、内部ノードをプリチャー
ジするためのプリチャージ電位VBも合わせて発生する
ように示される。
MAにおける選択された行(ワード線)上に伝達される
ワード線駆動信号Rnおよびスタンバイサイクル時に各
内部ノードを所定電位VBにプリチャージするための信
号を発生するプリチャージ指示信号φPを発生する。こ
の制御信号発生系CGは、プリチャージサイクル(スタ
ンバイサイクル)時において、内部ノードをプリチャー
ジするためのプリチャージ電位VBも合わせて発生する
ように示される。
【0044】図2は、図1に示すメモリセルアレイ部M
Aの構成を概略的に示す図である。図2において、メモ
リセルアレイMAは、行および列のマトリックス状に配
列される複数のメモリセルMCと、メモリセルMCの各
行に対応して配置され、それぞれに対応の行のメモリセ
ルMCが接続される複数のワード線(WL0〜WLn)
と、メモリセルの各列に対応して配置され、各々に対応
の列のメモリセルが接続される複数のビット線対BL,
ZBL(BL0,ZBL0〜BLm,ZBLm)を含
む。ビット線BLおよびZBLは対をなして配設され、
それぞれに互いに相補なデータ信号が伝達される。メモ
リセルMCは、1本のワード線WLと1対のビット線B
LおよびZBLの交差部に対応して配置される。たとえ
ば、ワード線WL0とビット線BL0の交差部に対応し
てメモリセルMCが配置され、また、ワード線WL1と
ビット線ZBL0の交差部に対応して別のメモリセルM
Cが配置される。
Aの構成を概略的に示す図である。図2において、メモ
リセルアレイMAは、行および列のマトリックス状に配
列される複数のメモリセルMCと、メモリセルMCの各
行に対応して配置され、それぞれに対応の行のメモリセ
ルMCが接続される複数のワード線(WL0〜WLn)
と、メモリセルの各列に対応して配置され、各々に対応
の列のメモリセルが接続される複数のビット線対BL,
ZBL(BL0,ZBL0〜BLm,ZBLm)を含
む。ビット線BLおよびZBLは対をなして配設され、
それぞれに互いに相補なデータ信号が伝達される。メモ
リセルMCは、1本のワード線WLと1対のビット線B
LおよびZBLの交差部に対応して配置される。たとえ
ば、ワード線WL0とビット線BL0の交差部に対応し
てメモリセルMCが配置され、また、ワード線WL1と
ビット線ZBL0の交差部に対応して別のメモリセルM
Cが配置される。
【0045】ビット線対BL0,ZBL0〜BLm,Z
BLmそれぞれに対応して、スタンバイサイクル時(プ
リチャージ時)に対応のビット線対BL,ZBLを所定
電位VBにプリチャージしかつイコライズするためのプ
リチャージ/イコライズ回路(P/E)PE0〜PEm
が配置される。
BLmそれぞれに対応して、スタンバイサイクル時(プ
リチャージ時)に対応のビット線対BL,ZBLを所定
電位VBにプリチャージしかつイコライズするためのプ
リチャージ/イコライズ回路(P/E)PE0〜PEm
が配置される。
【0046】ブロックSIは、ビット線対BL0,ZB
L0〜BLm,ZBLmそれぞれに対応して配置され、
活性化時対応のビット線対BL,ZBLの信号電位を差
動的に増幅しかつラッチするセンスアンプSA0〜SA
mと、ビット線対BL0,ZBL0〜BLm,ZBLm
それぞれに対応して設けられ、YデコーダADYからの
列選択信号に応答して導通し、対応のビット線対BL,
ZBLを内部データ伝達線I/OおよびZI/Oに接続
するIOゲートを含む。IOゲートは、ビット線対BL
i,ZBLi(i=0〜m)に対応して配置されるトラ
ンスファーゲートTia,Tibを含む。対をなすトラ
ンスファーゲートがYデコーダADYからの列選択信号
に従って同時に導通状態とされる。これにより、1対の
ビット線が内部データ線I/OおよびZI/Oに接続さ
れる。
L0〜BLm,ZBLmそれぞれに対応して配置され、
活性化時対応のビット線対BL,ZBLの信号電位を差
動的に増幅しかつラッチするセンスアンプSA0〜SA
mと、ビット線対BL0,ZBL0〜BLm,ZBLm
それぞれに対応して設けられ、YデコーダADYからの
列選択信号に応答して導通し、対応のビット線対BL,
ZBLを内部データ伝達線I/OおよびZI/Oに接続
するIOゲートを含む。IOゲートは、ビット線対BL
i,ZBLi(i=0〜m)に対応して配置されるトラ
ンスファーゲートTia,Tibを含む。対をなすトラ
ンスファーゲートがYデコーダADYからの列選択信号
に従って同時に導通状態とされる。これにより、1対の
ビット線が内部データ線I/OおよびZI/Oに接続さ
れる。
【0047】センスアンプSA0〜SAmは、センスア
ンプ活性化信号線SADAおよびSADBそれぞれを介
して伝達されるセンスアンプ活性制御信号φAおよびφ
Bに応答して活性化される。センスアンプSA0〜SA
mを活性化するために、2つのセンスアンプ活性制御信
号φAおよびφBが用いられているのは、センスアンプ
SA0〜SAmの各々は、交差結合されたpチャネルM
OSトランジスタで構成されるPセンスアンプと、交差
結合されたnチャネルMOSトランジスタで構成される
Nセンスアンプとを含むためである。Pセンスアンプ
は、対応のビット線対BL,ZBLの高電位のビット線
を動作電源電圧レベルにまで上昇させ、一方、Nセンス
アンプは、対応のビット線対BL,ZBLの低電位のビ
ット線電位を接地電位レベルに放電する。
ンプ活性化信号線SADAおよびSADBそれぞれを介
して伝達されるセンスアンプ活性制御信号φAおよびφ
Bに応答して活性化される。センスアンプSA0〜SA
mを活性化するために、2つのセンスアンプ活性制御信
号φAおよびφBが用いられているのは、センスアンプ
SA0〜SAmの各々は、交差結合されたpチャネルM
OSトランジスタで構成されるPセンスアンプと、交差
結合されたnチャネルMOSトランジスタで構成される
Nセンスアンプとを含むためである。Pセンスアンプ
は、対応のビット線対BL,ZBLの高電位のビット線
を動作電源電圧レベルにまで上昇させ、一方、Nセンス
アンプは、対応のビット線対BL,ZBLの低電位のビ
ット線電位を接地電位レベルに放電する。
【0048】図3は、図2に示すメモリセルおよびプリ
チャージ/イコライズ回路の構成をより具体的に示す図
である。図3においては、代表的に1本のワード線WL
と、1対のビット線BL,ZBLを示す。
チャージ/イコライズ回路の構成をより具体的に示す図
である。図3においては、代表的に1本のワード線WL
と、1対のビット線BL,ZBLを示す。
【0049】プリチャージ/イコライズ回路PEは、プ
リチャージ指示信号φPに応答して導通し、プリチャー
ジ電圧伝達線SPE上に伝達されたプリチャージ電圧V
Bをビット線BLおよびZBLへ伝達するトランスファ
ーゲートPEaおよびPEbを含む。このプリチャージ
/イコライズ回路PEは、さらに、プリチャージ指示信
号φPに応答して導通しビット線BLおよびZBLを電
気的に短絡するトランジスタを備えていてもよい。
リチャージ指示信号φPに応答して導通し、プリチャー
ジ電圧伝達線SPE上に伝達されたプリチャージ電圧V
Bをビット線BLおよびZBLへ伝達するトランスファ
ーゲートPEaおよびPEbを含む。このプリチャージ
/イコライズ回路PEは、さらに、プリチャージ指示信
号φPに応答して導通しビット線BLおよびZBLを電
気的に短絡するトランジスタを備えていてもよい。
【0050】メモリセルMCは、情報を電荷の形態で格
納するメモリセルキャパシタMCAと、ワード線WL上
の電位(ワード線駆動信号Rn)に応答して導通し、メ
モリセルキャパシタMCAをビット線BLまたはZBL
に接続するアクセストランジスタMTを含む。図3にお
いては、アクセストランジスタMTは、メモリセルキャ
パシタMCAをビット線BLに接続するように示され
る。このアクセストランジスタMTは、nチャネルMO
Sトランジスタで構成される。ビット線BLおよびZB
Lには、それぞれ寄生容量BPCaおよびBPCbが存
在する。メモリセルキャパシタMCAは、その一方電極
がアクセストランジスタMTの一方導通端子に接続さ
れ、その他方電極が一定の基準電位Vcpを受けるよう
に接続される。メモリセルキャパシタMCAの一方電極
が、情報を格納するためのストレージノードとして作用
する。メモリセルキャパシタMCAの他方電極(セルプ
レート)へ与えられる基準電圧(セルプレート電圧)V
cpは、たとえば抵抗RaおよびRbの直列体で構成さ
れる電圧発生回路において動作電源電圧VCIを抵抗分
割することにより生成される。この動作電源電圧VCI
は、外部電源電圧を内部で降圧して生成される電圧であ
ってもよく、またそのような内部降圧回路が設けられて
おらず、外部から与えられる電源電圧であってもよい。
納するメモリセルキャパシタMCAと、ワード線WL上
の電位(ワード線駆動信号Rn)に応答して導通し、メ
モリセルキャパシタMCAをビット線BLまたはZBL
に接続するアクセストランジスタMTを含む。図3にお
いては、アクセストランジスタMTは、メモリセルキャ
パシタMCAをビット線BLに接続するように示され
る。このアクセストランジスタMTは、nチャネルMO
Sトランジスタで構成される。ビット線BLおよびZB
Lには、それぞれ寄生容量BPCaおよびBPCbが存
在する。メモリセルキャパシタMCAは、その一方電極
がアクセストランジスタMTの一方導通端子に接続さ
れ、その他方電極が一定の基準電位Vcpを受けるよう
に接続される。メモリセルキャパシタMCAの一方電極
が、情報を格納するためのストレージノードとして作用
する。メモリセルキャパシタMCAの他方電極(セルプ
レート)へ与えられる基準電圧(セルプレート電圧)V
cpは、たとえば抵抗RaおよびRbの直列体で構成さ
れる電圧発生回路において動作電源電圧VCIを抵抗分
割することにより生成される。この動作電源電圧VCI
は、外部電源電圧を内部で降圧して生成される電圧であ
ってもよく、またそのような内部降圧回路が設けられて
おらず、外部から与えられる電源電圧であってもよい。
【0051】通常、プリチャージ電圧VBおよびセルプ
レート電圧Vcpは、それぞれ電源電圧VCIの1/2
の電圧レベルとなるように設定される。次に動作につい
て簡単に説明する。
レート電圧Vcpは、それぞれ電源電圧VCIの1/2
の電圧レベルとなるように設定される。次に動作につい
て簡単に説明する。
【0052】プリチャージ時(スタンバイサイクル時)
においては、プリチャージ信号φPがハイレベルにあ
り、プリチャージ/イコライズ回路におけるトランスフ
ァーゲートPEaおよびPEbがともに導通状態にあ
り、ビット線BLおよびZBLは中間電位レベルのプリ
チャージ電圧VBに充電される。アクティブサイクルが
始まると、このプリチャージ信号φPがローレベルとな
り、トランスファーゲートPEaおよびPEbがともに
非導通状態となる。ワード線WLが、アドレス信号によ
り指定されると、このワード線WL上にワード線駆動信
号Rnが伝達されて、その電位が立上がり、メモリセル
MCに含まれるアクセストランジスタMTが導通状態と
なる。これにより、メモリセルキャパシタMCAがビッ
ト線BLに接続され、ビット線BLの電位が、そのプリ
チャージ電圧VBからメモリセルキャパシタMCAに格
納されたデータに従って変化する。このビット線BLの
電位変化量は、メモリセルキャパシタMCAの容量値お
よびビット線BLに接続される寄生容量VBCaの容量
値の比により決定される。ビット線ZBLにはメモリセ
ルは接続されていないため、プリチャージ電圧VBを維
持する(寄生容量BPCbに充電されている)。
においては、プリチャージ信号φPがハイレベルにあ
り、プリチャージ/イコライズ回路におけるトランスフ
ァーゲートPEaおよびPEbがともに導通状態にあ
り、ビット線BLおよびZBLは中間電位レベルのプリ
チャージ電圧VBに充電される。アクティブサイクルが
始まると、このプリチャージ信号φPがローレベルとな
り、トランスファーゲートPEaおよびPEbがともに
非導通状態となる。ワード線WLが、アドレス信号によ
り指定されると、このワード線WL上にワード線駆動信
号Rnが伝達されて、その電位が立上がり、メモリセル
MCに含まれるアクセストランジスタMTが導通状態と
なる。これにより、メモリセルキャパシタMCAがビッ
ト線BLに接続され、ビット線BLの電位が、そのプリ
チャージ電圧VBからメモリセルキャパシタMCAに格
納されたデータに従って変化する。このビット線BLの
電位変化量は、メモリセルキャパシタMCAの容量値お
よびビット線BLに接続される寄生容量VBCaの容量
値の比により決定される。ビット線ZBLにはメモリセ
ルは接続されていないため、プリチャージ電圧VBを維
持する(寄生容量BPCbに充電されている)。
【0053】センスアンプSAが次いで活性化され、こ
のビット線BLおよびZBLに現れた電位差を検知し増
幅しかつラッチする。この後、Yデコーダ(図1または
2参照)からの列選択信号に従って列アドレス信号によ
りアドレス指定されたメモリセル列が選択され、この選
択行および列に対応して配置されるメモリセルが選択さ
れ、この選択されたメモリセルに対してデータの書込ま
たは読出(アクセス動作)が行なわれる。
のビット線BLおよびZBLに現れた電位差を検知し増
幅しかつラッチする。この後、Yデコーダ(図1または
2参照)からの列選択信号に従って列アドレス信号によ
りアドレス指定されたメモリセル列が選択され、この選
択行および列に対応して配置されるメモリセルが選択さ
れ、この選択されたメモリセルに対してデータの書込ま
たは読出(アクセス動作)が行なわれる。
【0054】上述のような構成において、この図3に示
す内部信号は、すべて電源電圧VCIと接地電圧Vss
(GND)のレベルの間で変化する。メモリサイクル
(アクティブサイクル)が完了すると、ワード線WL上
のワード線駆動信号Rnが接地電位GNDレベルに低下
する。これにより、メモリアクセストランジスタMTが
非導通状態とされる。また、プリチャージ指示信号φP
がハイレベルとなり、プリチャージ/イコライズ回路の
トランスファーゲートPEaおよびPEbが導通状態と
なり、ビット線BLおよびZBLが中間電位レベルのプ
リチャージ電圧VBレベルにプリチャージされる。
す内部信号は、すべて電源電圧VCIと接地電圧Vss
(GND)のレベルの間で変化する。メモリサイクル
(アクティブサイクル)が完了すると、ワード線WL上
のワード線駆動信号Rnが接地電位GNDレベルに低下
する。これにより、メモリアクセストランジスタMTが
非導通状態とされる。また、プリチャージ指示信号φP
がハイレベルとなり、プリチャージ/イコライズ回路の
トランスファーゲートPEaおよびPEbが導通状態と
なり、ビット線BLおよびZBLが中間電位レベルのプ
リチャージ電圧VBレベルにプリチャージされる。
【0055】電源電圧VCIの低電圧化に従って、構成
要素であるMOSトランジスタは、その動作特性を保証
するためにスケールダウンされる。このスケールダウン
においては、以下の理由のため、アクセストランジスタ
のしきい値電圧Vthはスケーリング則に沿ってはスケ
ールダウンされない。
要素であるMOSトランジスタは、その動作特性を保証
するためにスケールダウンされる。このスケールダウン
においては、以下の理由のため、アクセストランジスタ
のしきい値電圧Vthはスケーリング則に沿ってはスケ
ールダウンされない。
【0056】一般に、MOSトランジスタは、そのゲー
トおよびソースの電位が等しい場合非導通状態となる。
しかしながら、この状態においてMOSトランジスタを
介して電流が全く流れなくなるのではなく、「テール電
流(サブスレッショルド電流)」と呼ばれる電流が流れ
る。一般に、しきい値電圧Vthは、所定のゲート幅を
有するMOSトランジスタが一定の電流値のドレイン電
流を流すときのゲート−ソース間電圧として規定されて
いる。
トおよびソースの電位が等しい場合非導通状態となる。
しかしながら、この状態においてMOSトランジスタを
介して電流が全く流れなくなるのではなく、「テール電
流(サブスレッショルド電流)」と呼ばれる電流が流れ
る。一般に、しきい値電圧Vthは、所定のゲート幅を
有するMOSトランジスタが一定の電流値のドレイン電
流を流すときのゲート−ソース間電圧として規定されて
いる。
【0057】図4は、nチャネルMOSトランジスタの
テール電流特性を示す図であり、縦軸にMOSトランジ
スタを介して流れるドレイン電流IDSを示し、横軸に
ゲート−ソース間電圧VGSを示す。曲線I1に示すよ
うに、しきい値電圧VTHLの場合には、ゲート−ソー
ス間電圧VGSが0Vになった場合においても、有意の
値を有するドレイン電流IDS0が流れる。この電流I
DS0をほぼ無視し得る程度にまで低下させるために
は、しきい値電圧をVTHHの値にまで上昇させる必要
がある。しきい値電圧VTHLおよびVTHHよりもそ
のゲート−ソース間電圧VGSが高くなった場合には、
急速に大きなドレイン電流IDSが流れる。したがっ
て、MOSトランジスタを高速で導通状態とするために
は、できるだけ低いしきい値電圧を有するMOSトラン
ジスタを用いるのが好ましい。pチャネルMOSトラン
ジスタのテール電流特性は、図4に示す縦軸に関して曲
線I1およびI2と対称な曲線により、そのテール電流
特性が表わされる。高速動作のためには、できるだけ低
いしきい値電圧(絶対値の小さなしきい値電圧)を有す
るMOSトランジスタを用いるのが好ましい。しかしな
がら、半導体記憶装置の場合、このような低しきい値電
圧のMOSトランジスタをメモリセルのアクセストラン
ジスタとして用いると以下のような問題が生じる。
テール電流特性を示す図であり、縦軸にMOSトランジ
スタを介して流れるドレイン電流IDSを示し、横軸に
ゲート−ソース間電圧VGSを示す。曲線I1に示すよ
うに、しきい値電圧VTHLの場合には、ゲート−ソー
ス間電圧VGSが0Vになった場合においても、有意の
値を有するドレイン電流IDS0が流れる。この電流I
DS0をほぼ無視し得る程度にまで低下させるために
は、しきい値電圧をVTHHの値にまで上昇させる必要
がある。しきい値電圧VTHLおよびVTHHよりもそ
のゲート−ソース間電圧VGSが高くなった場合には、
急速に大きなドレイン電流IDSが流れる。したがっ
て、MOSトランジスタを高速で導通状態とするために
は、できるだけ低いしきい値電圧を有するMOSトラン
ジスタを用いるのが好ましい。pチャネルMOSトラン
ジスタのテール電流特性は、図4に示す縦軸に関して曲
線I1およびI2と対称な曲線により、そのテール電流
特性が表わされる。高速動作のためには、できるだけ低
いしきい値電圧(絶対値の小さなしきい値電圧)を有す
るMOSトランジスタを用いるのが好ましい。しかしな
がら、半導体記憶装置の場合、このような低しきい値電
圧のMOSトランジスタをメモリセルのアクセストラン
ジスタとして用いると以下のような問題が生じる。
【0058】今、図5に示すように、同一列の2つのメ
モリセルMCaおよびMCbを考える。メモリセルMC
aは、メモリセルキャパシタMCAaと、ワード線WL
a上の電位に応答して導通し、メモリセルキャパシタM
CAaをビット線BLに接続するアクセストランジスタ
MTaを含む。メモリセルMCbは、メモリセルキャパ
シタMCAbと、ワード線WLb上の信号電位に応答し
てこのメモリセルキャパシタMCAbをビット線BLに
接続するアクセストランジスタMTbを含む。
モリセルMCaおよびMCbを考える。メモリセルMC
aは、メモリセルキャパシタMCAaと、ワード線WL
a上の電位に応答して導通し、メモリセルキャパシタM
CAaをビット線BLに接続するアクセストランジスタ
MTaを含む。メモリセルMCbは、メモリセルキャパ
シタMCAbと、ワード線WLb上の信号電位に応答し
てこのメモリセルキャパシタMCAbをビット線BLに
接続するアクセストランジスタMTbを含む。
【0059】今、メモリセルMCaに“1”(ハイレベ
ル)のデータが記憶されている状態において、メモリセ
ルMCbに“0”(ローレベル)のデータを書込む動作
を考える。この場合、ワード線WLa上の電位は接地電
圧GNDレベルのローレベルであり、ワード線WLb上
の電位がハイレベルである(通常、電源電圧VCIより
も高い電圧レベル(;アクセストランジスタMTのしき
い値電圧損失を防止するため))。
ル)のデータが記憶されている状態において、メモリセ
ルMCbに“0”(ローレベル)のデータを書込む動作
を考える。この場合、ワード線WLa上の電位は接地電
圧GNDレベルのローレベルであり、ワード線WLb上
の電位がハイレベルである(通常、電源電圧VCIより
も高い電圧レベル(;アクセストランジスタMTのしき
い値電圧損失を防止するため))。
【0060】データ“0”を書込む場合、ビット線BL
の電位が接地電位GNDレベルに設定される。この状態
において、メモリセルMCaのアクセストランジスタM
Taはゲート(ワード線WLa)の電位とソース(ビッ
ト線BL)の電位が同じとなる。したがって、このアク
セストランジスタMTaとして図4の曲線I1に示すよ
うなテール電流特性を有するMOSトランジスタを用い
た場合、テール電流がメモリセルキャパシタMCAaか
らビット線BLへ流れ、メモリセルキャパシタMCAa
の蓄積電荷量が低下する。したがって、メモリセルの電
荷保持特性が劣化し、半導体記憶装置の信頼性が損なわ
れる。また、このメモリセルMCaに格納された“1”
のデータが、このテール電流による電荷流失のために
“0”のデータに変化する状態が生じ、正確にデータを
記憶する半導体記憶装置を実現することができなくな
り、記憶装置の信頼性がまた損なわれる。
の電位が接地電位GNDレベルに設定される。この状態
において、メモリセルMCaのアクセストランジスタM
Taはゲート(ワード線WLa)の電位とソース(ビッ
ト線BL)の電位が同じとなる。したがって、このアク
セストランジスタMTaとして図4の曲線I1に示すよ
うなテール電流特性を有するMOSトランジスタを用い
た場合、テール電流がメモリセルキャパシタMCAaか
らビット線BLへ流れ、メモリセルキャパシタMCAa
の蓄積電荷量が低下する。したがって、メモリセルの電
荷保持特性が劣化し、半導体記憶装置の信頼性が損なわ
れる。また、このメモリセルMCaに格納された“1”
のデータが、このテール電流による電荷流失のために
“0”のデータに変化する状態が生じ、正確にデータを
記憶する半導体記憶装置を実現することができなくな
り、記憶装置の信頼性がまた損なわれる。
【0061】したがって、この半導体記憶装置において
は、メモリセルのアクセストランジスタMTとしては、
できるだけそのしきい値電圧が高くされテール電流がで
きるだけ小さくされたMOSトランジスタが用いられ
る。一方、図1および2に示すアドレスバッファAB、
XデコーダADX,YデコーダADYおよび制御信号発
生系CGなどの周辺回路は、できるだけ高速で動作する
ことが要求される。したがって、これらの周辺回路の構
成要素としては、図4に示す曲線I1のようなテール電
流特性を有する低しきい値電圧のMOSトランジスタが
用いられる。ここで、「低しきい値電圧」は、「絶対値
が小さなしきい値電圧」を示し、pチャネルMOSトラ
ンジスタも同様そのしきい値電圧の絶対値が小さくされ
る。周辺回路に用いられるMOSトランジスタのしきい
値電圧は、実際には、消費電流(スタンバイサイクル時
における消費電流)を考慮して適当な値に設定される。
したがって、半導体記憶装置においては、低しきい値電
圧のMOSトランジスタと高しきい値電圧(絶対値の大
きなしきい値電圧)のMOSトランジスタが用いられ
る。これらのしきい値電圧の異なるMOSトランジスタ
の製造方法においては、まず、周辺回路およびメモリセ
ルアレイ部分両者において同じしきい値電圧を有するす
なわち低しきい値電圧のMOSトランジスタが形成され
る。次いで、メモリセルのアクセストランジスタに対し
てのみそのゲート電極のチャネル領域表面にたとえばボ
ロン等のP型不純物をイオン注入し、そのアクセストラ
ンジスタのチャネル領域表面のP型不純物濃度を高くし
て、アクセストランジスタのしきい値電圧を高くする。
は、メモリセルのアクセストランジスタMTとしては、
できるだけそのしきい値電圧が高くされテール電流がで
きるだけ小さくされたMOSトランジスタが用いられ
る。一方、図1および2に示すアドレスバッファAB、
XデコーダADX,YデコーダADYおよび制御信号発
生系CGなどの周辺回路は、できるだけ高速で動作する
ことが要求される。したがって、これらの周辺回路の構
成要素としては、図4に示す曲線I1のようなテール電
流特性を有する低しきい値電圧のMOSトランジスタが
用いられる。ここで、「低しきい値電圧」は、「絶対値
が小さなしきい値電圧」を示し、pチャネルMOSトラ
ンジスタも同様そのしきい値電圧の絶対値が小さくされ
る。周辺回路に用いられるMOSトランジスタのしきい
値電圧は、実際には、消費電流(スタンバイサイクル時
における消費電流)を考慮して適当な値に設定される。
したがって、半導体記憶装置においては、低しきい値電
圧のMOSトランジスタと高しきい値電圧(絶対値の大
きなしきい値電圧)のMOSトランジスタが用いられ
る。これらのしきい値電圧の異なるMOSトランジスタ
の製造方法においては、まず、周辺回路およびメモリセ
ルアレイ部分両者において同じしきい値電圧を有するす
なわち低しきい値電圧のMOSトランジスタが形成され
る。次いで、メモリセルのアクセストランジスタに対し
てのみそのゲート電極のチャネル領域表面にたとえばボ
ロン等のP型不純物をイオン注入し、そのアクセストラ
ンジスタのチャネル領域表面のP型不純物濃度を高くし
て、アクセストランジスタのしきい値電圧を高くする。
【0062】したがって、通常の半導体記憶装置の製造
工程においては、メモリセルアレイ部のアクセストラン
ジスタのしきい値電圧と周辺回路に含まれるMOSトラ
ンジスタのしきい値電圧を互いに異ならせるための製造
工程が含まれている。本発明においては、この工程を利
用して、保護回路に含まれる保護素子の接合ブレークダ
ウン電圧を低下させ、そのジュール熱による発熱量を低
減する。以下、この図面を参照して、この発明の実施の
形態1に従う半導体装置の製造方法について説明する。
工程においては、メモリセルアレイ部のアクセストラン
ジスタのしきい値電圧と周辺回路に含まれるMOSトラ
ンジスタのしきい値電圧を互いに異ならせるための製造
工程が含まれている。本発明においては、この工程を利
用して、保護回路に含まれる保護素子の接合ブレークダ
ウン電圧を低下させ、そのジュール熱による発熱量を低
減する。以下、この図面を参照して、この発明の実施の
形態1に従う半導体装置の製造方法について説明する。
【0063】まず、図6に示すように、低不純物濃度の
P型半導体基板200の表面上に熱酸化法に従って薄い
熱酸化膜(パッド酸化膜)202を成長させる。この熱
酸化膜202上に、次いでたとえばCVD法(化学的気
相成長法)に従ってシリコン窒化膜204を堆積し、2
層絶縁膜を形成する。
P型半導体基板200の表面上に熱酸化法に従って薄い
熱酸化膜(パッド酸化膜)202を成長させる。この熱
酸化膜202上に、次いでたとえばCVD法(化学的気
相成長法)に従ってシリコン窒化膜204を堆積し、2
層絶縁膜を形成する。
【0064】次に、図7に示すように、シリコン窒化膜
204上にレジスト膜を形成した後、フォトリソグラフ
ィー法に従ってこのレジスト膜をパターニングし、レジ
ストパターン206を形成する。このレジストパターン
206をマスクとしてシリコン窒化膜204を選択的に
エッチング除去し、素子分離領域となる部分のパッド酸
化膜204を露出させる。
204上にレジスト膜を形成した後、フォトリソグラフ
ィー法に従ってこのレジスト膜をパターニングし、レジ
ストパターン206を形成する。このレジストパターン
206をマスクとしてシリコン窒化膜204を選択的に
エッチング除去し、素子分離領域となる部分のパッド酸
化膜204を露出させる。
【0065】次に、図8に示すように、レジストパター
ン206を除去した後、シリコン窒化膜204をマスク
として熱酸化を行ない、素子分離領域に選択的に厚い二
酸化シリコン膜(フィールド酸化膜:LOCOS酸化
膜)210を成長させる。この選択的な熱酸化による酸
化膜の形成方法はシリコン局所酸化法(LOCOS法)
と呼ばれる。フィールド酸化膜210は、熱成長時窒化
膜204下においても成長し、したがってこの図8に示
すように、シリコン窒化膜204は、その一部が持上げ
られる。このフィールド酸化膜210により、MOSト
ランジスタ形成領域が画定される。
ン206を除去した後、シリコン窒化膜204をマスク
として熱酸化を行ない、素子分離領域に選択的に厚い二
酸化シリコン膜(フィールド酸化膜:LOCOS酸化
膜)210を成長させる。この選択的な熱酸化による酸
化膜の形成方法はシリコン局所酸化法(LOCOS法)
と呼ばれる。フィールド酸化膜210は、熱成長時窒化
膜204下においても成長し、したがってこの図8に示
すように、シリコン窒化膜204は、その一部が持上げ
られる。このフィールド酸化膜210により、MOSト
ランジスタ形成領域が画定される。
【0066】熱酸化膜210下には、寄生MOSトラン
ジスタが形成されるのを防止するために、LOCOS法
実施の前に、たとえばボロンであるP型不純物がイオン
注入され、このフィールド酸化膜210の下部にチャネ
ルストッパ領域が形成されている。
ジスタが形成されるのを防止するために、LOCOS法
実施の前に、たとえばボロンであるP型不純物がイオン
注入され、このフィールド酸化膜210の下部にチャネ
ルストッパ領域が形成されている。
【0067】次に、図9に示すように、不要となったシ
リコン窒化膜204およびパッド酸化膜202をエッチ
ング除去し、半導体基板200の表面を露出させる。
リコン窒化膜204およびパッド酸化膜202をエッチ
ング除去し、半導体基板200の表面を露出させる。
【0068】次いで、メモリセルアレイ、周辺回路およ
び保護回路の構成要素であるMOSトランジスタを実際
に製造する工程に入る。以下の製造工程の説明において
は、以下の領域を仮定する。図10において、フィール
ド酸化膜210aおよび210bの間の領域300は、
メモリセルを形成するアレイ領域として利用される。こ
の領域300において、アクセストランジスタ(nチャ
ネルMOSトランジスタ)が形成される。フィールド酸
化膜210bおよび210cの間の領域302には、周
辺回路を構成するnチャネルMOSトランジスタが形成
される。周辺回路は、先に述べたように、半導体記憶装
置の各アクセスを制御するための内部回路であり、ロジ
ックゲートレベルでは、インバータ、NANDゲート、
およびNORゲートなどの構成を備える。この周辺回路
は、nチャネルMOSトランジスタおよびpチャネルM
OSトランジスタ両者を含む。フィールド酸化膜210
cおよび210dの間の領域304が、この周辺領域に
含まれるpチャネルMOSトランジスタを形成するため
の領域として用いられる。
び保護回路の構成要素であるMOSトランジスタを実際
に製造する工程に入る。以下の製造工程の説明において
は、以下の領域を仮定する。図10において、フィール
ド酸化膜210aおよび210bの間の領域300は、
メモリセルを形成するアレイ領域として利用される。こ
の領域300において、アクセストランジスタ(nチャ
ネルMOSトランジスタ)が形成される。フィールド酸
化膜210bおよび210cの間の領域302には、周
辺回路を構成するnチャネルMOSトランジスタが形成
される。周辺回路は、先に述べたように、半導体記憶装
置の各アクセスを制御するための内部回路であり、ロジ
ックゲートレベルでは、インバータ、NANDゲート、
およびNORゲートなどの構成を備える。この周辺回路
は、nチャネルMOSトランジスタおよびpチャネルM
OSトランジスタ両者を含む。フィールド酸化膜210
cおよび210dの間の領域304が、この周辺領域に
含まれるpチャネルMOSトランジスタを形成するため
の領域として用いられる。
【0069】この周辺回路領域の外部において比較的パ
ッド領域に近接して、保護回路を形成するための領域3
06が設けられる。この領域306は、フィールド酸化
膜210eおよび210hによりその領域が規定され
る。NPNラテラルトランジスタを形成するため、NP
Nラテラルトランジスタのエミッタ領域およびコレクタ
領域をそれぞれ規定するために、フィールド酸化膜21
0fおよび210gが形成される。このフィールド酸化
膜210fおよび210gの間の領域がNPNラテラル
トランジスタのコレクタ形成領域として用いられる。フ
ィールド絶縁膜210eおよび210fの間の領域およ
びフィールド酸化膜210gおよび210hの間の領域
が、NPNラテラルトランジスタのエミッタ形成領域と
して用いられる。
ッド領域に近接して、保護回路を形成するための領域3
06が設けられる。この領域306は、フィールド酸化
膜210eおよび210hによりその領域が規定され
る。NPNラテラルトランジスタを形成するため、NP
Nラテラルトランジスタのエミッタ領域およびコレクタ
領域をそれぞれ規定するために、フィールド酸化膜21
0fおよび210gが形成される。このフィールド酸化
膜210fおよび210gの間の領域がNPNラテラル
トランジスタのコレクタ形成領域として用いられる。フ
ィールド絶縁膜210eおよび210fの間の領域およ
びフィールド酸化膜210gおよび210hの間の領域
が、NPNラテラルトランジスタのエミッタ形成領域と
して用いられる。
【0070】まず、図10に示すように、たとえば回転
塗布法などにより、半導体基板200表面上全面にわた
ってレジスト膜212が形成され、次いでフォトリソグ
ラフィー法に従ってレジストパターンが形成される。こ
れにより、周辺回路形成領域304の表面が露出され
る。この状態で、たとえば1000KeV程度のエネル
ギで1×1013cm-3程度の濃度のリンなどのN型不純
物をイオン注入し、P型半導体基板200の周辺回路形
成領域304の表面に比較的低不純物濃度のNウェル2
15aが形成される。Nウェル215aが、周辺回路形
成領域304に含まれるpチャネルMOSトランジスタ
に対する基板領域として機能する。別のNウェルが、保
護回路を他の内部回路から分離し、サージ電圧(静電気
などの高電圧)印加時における少数キャリアの周辺回路
への拡散を防止し、ラッチアップ現象を防止するために
保護回路形成領域306を覆うように形成されてもよ
い。
塗布法などにより、半導体基板200表面上全面にわた
ってレジスト膜212が形成され、次いでフォトリソグ
ラフィー法に従ってレジストパターンが形成される。こ
れにより、周辺回路形成領域304の表面が露出され
る。この状態で、たとえば1000KeV程度のエネル
ギで1×1013cm-3程度の濃度のリンなどのN型不純
物をイオン注入し、P型半導体基板200の周辺回路形
成領域304の表面に比較的低不純物濃度のNウェル2
15aが形成される。Nウェル215aが、周辺回路形
成領域304に含まれるpチャネルMOSトランジスタ
に対する基板領域として機能する。別のNウェルが、保
護回路を他の内部回路から分離し、サージ電圧(静電気
などの高電圧)印加時における少数キャリアの周辺回路
への拡散を防止し、ラッチアップ現象を防止するために
保護回路形成領域306を覆うように形成されてもよ
い。
【0071】次いで、図11に示すように、レジストパ
ターン212を除去した後、再びレジスト膜を形成し、
フォトリソグラフィー法に従ってレジストパターン21
4を形成する。このレジストパターン214は、周辺回
路形成領域302および304を覆い、メモリアレイの
アクセストランジスタ形成領域300および保護回路形
成領域306の表面を露出させる。この状態において、
700KeVの加速条件で、不純物濃度1×1013cm
-3程度の濃度のボロンなどのP型不純物をイオン注入
し、Pウェルを形成する。メモリセルアレイ形成領域3
00においてはPウェル220aが形成され、保護回路
形成領域306においては、Pウェル220b,220
cおよび220dが形成される。次に、このメモリアレ
イのアクセストランジスタのしきい値電圧を高くするた
めに、50KeV程度のエネルギで1×1012cm-3程
度の濃度のボロンなどのP型不純物をイオン注入する。
このたとえばボロンのP型不純物のイオン注入は、メモ
リセルアレイ形成領域300および保護回路形成領域3
06に対して行なわれる。これにより、メモリアレイ形
成領域300および保護回路形成領域306のPウェル
220a〜220dの表面のP型不純物濃度が高くされ
る。この2段階のイオン注入により、メモリセルアレイ
形成領域300に形成されるアクセストランジスタのし
きい値電圧は周辺回路形成領域302に形成される周辺
回路のnチャネルMOSトランジスタのしきい値電圧よ
りも約0.3V程度高くなる。
ターン212を除去した後、再びレジスト膜を形成し、
フォトリソグラフィー法に従ってレジストパターン21
4を形成する。このレジストパターン214は、周辺回
路形成領域302および304を覆い、メモリアレイの
アクセストランジスタ形成領域300および保護回路形
成領域306の表面を露出させる。この状態において、
700KeVの加速条件で、不純物濃度1×1013cm
-3程度の濃度のボロンなどのP型不純物をイオン注入
し、Pウェルを形成する。メモリセルアレイ形成領域3
00においてはPウェル220aが形成され、保護回路
形成領域306においては、Pウェル220b,220
cおよび220dが形成される。次に、このメモリアレ
イのアクセストランジスタのしきい値電圧を高くするた
めに、50KeV程度のエネルギで1×1012cm-3程
度の濃度のボロンなどのP型不純物をイオン注入する。
このたとえばボロンのP型不純物のイオン注入は、メモ
リセルアレイ形成領域300および保護回路形成領域3
06に対して行なわれる。これにより、メモリアレイ形
成領域300および保護回路形成領域306のPウェル
220a〜220dの表面のP型不純物濃度が高くされ
る。この2段階のイオン注入により、メモリセルアレイ
形成領域300に形成されるアクセストランジスタのし
きい値電圧は周辺回路形成領域302に形成される周辺
回路のnチャネルMOSトランジスタのしきい値電圧よ
りも約0.3V程度高くなる。
【0072】図12は、上述の条件下での不純物イオン
注入時におけるPウェルの基板表面からの不純物イオン
(活性化イオン)の分布をシミュレーションにより求め
た結果を示す図である。図12において、横軸は基板表
面からの距離(単位μm)を示し、縦軸に、不純物イオ
ン濃度(活性化イオン濃度)(単位cm-3)を示す。図
12においては、後に説明するLDD構造形成時におけ
るN型の不純物領域の不純物イオン濃度分布をも曲線S
3およびS4(リンおよび砒素)として併せて示す。図
12において、曲線S1は、メモリセルアレイにおける
アクセストランジスタのしきい値電圧を高くするための
P型のボロンイオン注入(チャネルドープ)を行なわな
いときの不純物イオン濃度を示し、曲線S2は、このし
きい値電圧を高くするためのボロンをチャネル領域にド
ープした際の不純物イオン(ボロンイオン)分布を示
す。
注入時におけるPウェルの基板表面からの不純物イオン
(活性化イオン)の分布をシミュレーションにより求め
た結果を示す図である。図12において、横軸は基板表
面からの距離(単位μm)を示し、縦軸に、不純物イオ
ン濃度(活性化イオン濃度)(単位cm-3)を示す。図
12においては、後に説明するLDD構造形成時におけ
るN型の不純物領域の不純物イオン濃度分布をも曲線S
3およびS4(リンおよび砒素)として併せて示す。図
12において、曲線S1は、メモリセルアレイにおける
アクセストランジスタのしきい値電圧を高くするための
P型のボロンイオン注入(チャネルドープ)を行なわな
いときの不純物イオン濃度を示し、曲線S2は、このし
きい値電圧を高くするためのボロンをチャネル領域にド
ープした際の不純物イオン(ボロンイオン)分布を示
す。
【0073】この図12に示すように、しきい値電圧を
高くするためのボロンイオン注入(チャネルドープ)を
行なった場合、その基板表面の不純物イオン濃度は高く
なっている。また、注入ボロンは後工程で注入されるN
+ 型不純物イオン(As,P)より深く注入され、高濃
度のP/N接合が確実に形成される。PN接合の接合ブ
レークダウン電圧は、先に説明したように、そのP型不
純物イオン濃度が高くなると低くなる(NA-3/4〜NA
-2/5に比例)。ここでNAは、アクセプタ濃度を示す。
したがって、このP型不純物イオンであるボロンをさら
にPウェル表面に注入することにより、Pウェルにおけ
る接合領域におけるP型不純物イオン濃度が高くなり、
接合ブレークダウン電圧が低くなる。これは、P型不純
物イオン濃度が高くなると、空乏層の広がりが、小さく
なり、小さな電圧で大きな電界がこの空乏層に印加さ
れ、空乏層内においてアバランシェブレークダウンが生
じやすくなるためである(空乏層の幅Dは逆バイアス電
圧Vrに比例し、かつP型不純物イオン濃度NAに対し
NA-1/2ないしNA-1/3に比例する)。
高くするためのボロンイオン注入(チャネルドープ)を
行なった場合、その基板表面の不純物イオン濃度は高く
なっている。また、注入ボロンは後工程で注入されるN
+ 型不純物イオン(As,P)より深く注入され、高濃
度のP/N接合が確実に形成される。PN接合の接合ブ
レークダウン電圧は、先に説明したように、そのP型不
純物イオン濃度が高くなると低くなる(NA-3/4〜NA
-2/5に比例)。ここでNAは、アクセプタ濃度を示す。
したがって、このP型不純物イオンであるボロンをさら
にPウェル表面に注入することにより、Pウェルにおけ
る接合領域におけるP型不純物イオン濃度が高くなり、
接合ブレークダウン電圧が低くなる。これは、P型不純
物イオン濃度が高くなると、空乏層の広がりが、小さく
なり、小さな電圧で大きな電界がこの空乏層に印加さ
れ、空乏層内においてアバランシェブレークダウンが生
じやすくなるためである(空乏層の幅Dは逆バイアス電
圧Vrに比例し、かつP型不純物イオン濃度NAに対し
NA-1/2ないしNA-1/3に比例する)。
【0074】したがって、このメモリセルアレイにおけ
るしきい値電圧を高くするためのチャネルドープと同一
製造工程で保護回路形成領域306においても、Pウェ
ル220b〜220dの表面の不純物イオン濃度を高く
することにより、後に形成されるNPNラテラルトラン
ジスタの接合ブレークダウン電圧が低くなり、応じてア
バランシェ電流も比較的小さくなり、ジュール熱による
発熱量を低減することができ、アルミニウムとシリコン
の共晶化によるAlアロイスパイクの成長を抑制するこ
とができ、接合破壊を抑制することができる。
るしきい値電圧を高くするためのチャネルドープと同一
製造工程で保護回路形成領域306においても、Pウェ
ル220b〜220dの表面の不純物イオン濃度を高く
することにより、後に形成されるNPNラテラルトラン
ジスタの接合ブレークダウン電圧が低くなり、応じてア
バランシェ電流も比較的小さくなり、ジュール熱による
発熱量を低減することができ、アルミニウムとシリコン
の共晶化によるAlアロイスパイクの成長を抑制するこ
とができ、接合破壊を抑制することができる。
【0075】また、この発熱量を抑えることにより、A
lアロイスパイクの成長時の、シリコンSiのアルミニ
ウム配線への拡散を抑制することができ、シリコンノジ
ュールの発生を抑制することができ、応じて配線抵抗を
抑制し、静電気などの異常電圧であるサージ電圧印加時
におけるアルミニウム配線の発熱による断線を防止する
ことができ、信頼性の高い保護回路を実現することがで
きる。
lアロイスパイクの成長時の、シリコンSiのアルミニ
ウム配線への拡散を抑制することができ、シリコンノジ
ュールの発生を抑制することができ、応じて配線抵抗を
抑制し、静電気などの異常電圧であるサージ電圧印加時
におけるアルミニウム配線の発熱による断線を防止する
ことができ、信頼性の高い保護回路を実現することがで
きる。
【0076】なお、この図12に示すシミュレーション
結果では接合ブレークダウン電圧が、チャネルドープを
した場合、15.9Vから14.1Vに低下し、接合ブ
レークダウン時における電力消費が低減され、発熱量が
低減するのが見られた。
結果では接合ブレークダウン電圧が、チャネルドープを
した場合、15.9Vから14.1Vに低下し、接合ブ
レークダウン時における電力消費が低減され、発熱量が
低減するのが見られた。
【0077】次に、図13に示すように、周辺回路形成
領域302および304上に形成されたレジストパター
ン214を除去した後、半導体基板200表面に膜厚1
50Å程度の酸化膜216を形成し、この酸化膜216
上に不純物がドープされた低抵抗のポリシリコンをCV
D法などに従って堆積する。この後、ポリシリコン膜上
にレジストパターンをフォトリソグラフィー法に従って
形成し、このレジストパターンをマスクとしてポリシリ
コンおよび酸化膜を選択的にエッチング除去する。これ
により、領域302、303、および304それぞれに
おいて、ゲート酸化膜216およびゲート電極218を
有するMOSトランジスタのゲート電極構造が形成され
る。
領域302および304上に形成されたレジストパター
ン214を除去した後、半導体基板200表面に膜厚1
50Å程度の酸化膜216を形成し、この酸化膜216
上に不純物がドープされた低抵抗のポリシリコンをCV
D法などに従って堆積する。この後、ポリシリコン膜上
にレジストパターンをフォトリソグラフィー法に従って
形成し、このレジストパターンをマスクとしてポリシリ
コンおよび酸化膜を選択的にエッチング除去する。これ
により、領域302、303、および304それぞれに
おいて、ゲート酸化膜216およびゲート電極218を
有するMOSトランジスタのゲート電極構造が形成され
る。
【0078】ここで、酸化膜216は、他の絶縁膜(た
とえばシリコン窒化酸化膜)であってもよい。また、ゲ
ートポリシリコン膜218は、モリブデンシリサイド等
の高融点シリサイド金属層で置換えられてもよい。
とえばシリコン窒化酸化膜)であってもよい。また、ゲ
ートポリシリコン膜218は、モリブデンシリサイド等
の高融点シリサイド金属層で置換えられてもよい。
【0079】次いで、図14に示すように、まずpチャ
ネルMOSトランジスタが形成される周辺回路領域30
4をレジストパターン209で覆い、このレジストパタ
ーン209をマスクとしてリンなどのN型不純物を30
KeVの加速条件で、2×1013cm-3の濃度でイオン
注入する。これにより、領域300および302におい
ては、酸化膜216およびポリシリコン膜218からな
るゲート電極構造をマスクとして自己整合的に低抵抗の
比較的高濃度のN型(N- 型)不純物領域222が形成
される。チャネルドープ時に注入されたボロンイオン
は、この注入リンよりも深く注入される。これにより、
図15(A)に示す様に、領域300においては、P-
ウェル220a上に、これより高濃度のPウェル221
aが形成される。
ネルMOSトランジスタが形成される周辺回路領域30
4をレジストパターン209で覆い、このレジストパタ
ーン209をマスクとしてリンなどのN型不純物を30
KeVの加速条件で、2×1013cm-3の濃度でイオン
注入する。これにより、領域300および302におい
ては、酸化膜216およびポリシリコン膜218からな
るゲート電極構造をマスクとして自己整合的に低抵抗の
比較的高濃度のN型(N- 型)不純物領域222が形成
される。チャネルドープ時に注入されたボロンイオン
は、この注入リンよりも深く注入される。これにより、
図15(A)に示す様に、領域300においては、P-
ウェル220a上に、これより高濃度のPウェル221
aが形成される。
【0080】保護回路形成領域306においても、同様
リンのイオン注入が行なわれ、チャネルドープ工程によ
り比較的その不純物濃度が高くされたPウェル220
b、220cおよび220d表面に、N- 型不純物領域
222bが形成される。このリンイオン注入により形成
されたN- 型不純物領域222bは、Pウェル220
b、220cおよび220dよりも浅くされる(図12
に示すようにボロンイオンの注入深さはリンの注入深さ
よりも深い)。したがって、この保護回路形成領域30
6においても、従来に比べて、高濃度のPN接合が形成
され、接合ブレークダウン時におけるブレークダウン電
圧の低減を保証し、接合ブレークダウン時における発熱
が低減される。
リンのイオン注入が行なわれ、チャネルドープ工程によ
り比較的その不純物濃度が高くされたPウェル220
b、220cおよび220d表面に、N- 型不純物領域
222bが形成される。このリンイオン注入により形成
されたN- 型不純物領域222bは、Pウェル220
b、220cおよび220dよりも浅くされる(図12
に示すようにボロンイオンの注入深さはリンの注入深さ
よりも深い)。したがって、この保護回路形成領域30
6においても、従来に比べて、高濃度のPN接合が形成
され、接合ブレークダウン時におけるブレークダウン電
圧の低減を保証し、接合ブレークダウン時における発熱
が低減される。
【0081】次いで、図15(A)および(B)に示す
ように、砒素Asを50KeVの加速条件で、4×10
15cm-3の濃度でイオン注入する。図15(A)に示す
ように、メモリセル形成領域300および周辺回路形成
領域302においては、ゲート電極構造(側壁絶縁膜を
併わせて用いて)をマスクとして自己整合的に高濃度N
+ 型不純物領域224aがN- 型不純物領域222bの
表面に形成される。これは、図12に示すように、砒素
Asのイオン注入深さは、リンに比べて浅いためであ
る。これにより、メモリセルのアクセストランジスタに
おいては、二重拡散によるLDD(Lightly Doped Drai
n )構造が実現され、アクセストランジスタの微小化時
においても、ドレイン高電界が緩和され、ホットエレク
トロンの発生およびドレイン接合の破壊が防止される。
ように、砒素Asを50KeVの加速条件で、4×10
15cm-3の濃度でイオン注入する。図15(A)に示す
ように、メモリセル形成領域300および周辺回路形成
領域302においては、ゲート電極構造(側壁絶縁膜を
併わせて用いて)をマスクとして自己整合的に高濃度N
+ 型不純物領域224aがN- 型不純物領域222bの
表面に形成される。これは、図12に示すように、砒素
Asのイオン注入深さは、リンに比べて浅いためであ
る。これにより、メモリセルのアクセストランジスタに
おいては、二重拡散によるLDD(Lightly Doped Drai
n )構造が実現され、アクセストランジスタの微小化時
においても、ドレイン高電界が緩和され、ホットエレク
トロンの発生およびドレイン接合の破壊が防止される。
【0082】このとき、図15(B)に示すように、ま
た保護回路形成領域306においても、フィールド酸化
膜210e、210f、210gおよび210hをマス
クとしてこの砒素イオンの注入が同じ条件下で行なわれ
ており、N- 型不純物領域222b表面に、砒素を含む
高濃度N+ 型不純物領域224bが形成される。この保
護回路形成領域306においては、N+ /N- /P/P
- 型の接合構造が形成される。N型不純物領域を二重拡
散構造とすることにより、空乏層をN型不純物領域22
2bおよび224b内にも広げるようにし、Pウェル2
20bおよび220c内で大きな電界が空乏層間に印加
されるのを防止し、N+ 不純物領域224bからP- ウ
ェル220bおよび220cの間に空乏層を広げて、そ
れらの間に高電界を印加する。これにより、空乏層に印
加されるピーク電界を緩和し、接合ブレークダウン電圧
を低減するとともに、このピーク電界緩和により、PN
接合の破壊を防止する。
た保護回路形成領域306においても、フィールド酸化
膜210e、210f、210gおよび210hをマス
クとしてこの砒素イオンの注入が同じ条件下で行なわれ
ており、N- 型不純物領域222b表面に、砒素を含む
高濃度N+ 型不純物領域224bが形成される。この保
護回路形成領域306においては、N+ /N- /P/P
- 型の接合構造が形成される。N型不純物領域を二重拡
散構造とすることにより、空乏層をN型不純物領域22
2bおよび224b内にも広げるようにし、Pウェル2
20bおよび220c内で大きな電界が空乏層間に印加
されるのを防止し、N+ 不純物領域224bからP- ウ
ェル220bおよび220cの間に空乏層を広げて、そ
れらの間に高電界を印加する。これにより、空乏層に印
加されるピーク電界を緩和し、接合ブレークダウン電圧
を低減するとともに、このピーク電界緩和により、PN
接合の破壊を防止する。
【0083】次に、図16に示すように、レジストパタ
ーン220を除去した後、再びレジスト膜を形成し、次
いでフォトリソグラフィー法に従ってnチャネルMOS
トランジスタが形成された領域300、304および保
護回路形成領域306を覆うようにレジストパターン2
25を形成する。この状態においては、周辺回路のpチ
ャネルMOSトランジスタ形成領域304、すなわちN
ウェル215aが露出する。この状態において、ボロン
などのP型不純物をイオン注入し、Nウェル215aに
おいて低抵抗の高濃度P型不純物領域226を自己整合
的に形成する。これにより、領域304においてpチャ
ネルMOSトランジスタのソース・ドレイン領域が形成
される。
ーン220を除去した後、再びレジスト膜を形成し、次
いでフォトリソグラフィー法に従ってnチャネルMOS
トランジスタが形成された領域300、304および保
護回路形成領域306を覆うようにレジストパターン2
25を形成する。この状態においては、周辺回路のpチ
ャネルMOSトランジスタ形成領域304、すなわちN
ウェル215aが露出する。この状態において、ボロン
などのP型不純物をイオン注入し、Nウェル215aに
おいて低抵抗の高濃度P型不純物領域226を自己整合
的に形成する。これにより、領域304においてpチャ
ネルMOSトランジスタのソース・ドレイン領域が形成
される。
【0084】この後、レジストパターン225を除去し
た後、必要な電極配線をパターニングして形成すること
により、必要とされる半導体記憶装置が形成される。
た後、必要な電極配線をパターニングして形成すること
により、必要とされる半導体記憶装置が形成される。
【0085】なお、本実施の形態1においては、周辺回
路のnチャネルMOSトランジスタを形成する領域30
2においては、P型半導体基板200の表面にnチャネ
ルMOSトランジスタが形成されている。この周辺回路
形成領域302において、アレイから分離するためのP
ウェルが形成されてもよい。
路のnチャネルMOSトランジスタを形成する領域30
2においては、P型半導体基板200の表面にnチャネ
ルMOSトランジスタが形成されている。この周辺回路
形成領域302において、アレイから分離するためのP
ウェルが形成されてもよい。
【0086】また、保護回路形成領域306において
は、保護素子が、P型半導体基板200の表面に形成さ
れている。しかしながら、この保護回路形成領域306
において、これらの保護素子形成領域を囲むように、P
ウェルが形成されてもよい。さらに、この保護回路形成
領域306全体を囲うように、Nウェルが形成され、こ
の保護回路動作時における少数キャリアの周辺回路への
流失を阻止し、これにより周辺回路におけるラッチアッ
プ現象の防止を図るように構成されてもよい。
は、保護素子が、P型半導体基板200の表面に形成さ
れている。しかしながら、この保護回路形成領域306
において、これらの保護素子形成領域を囲むように、P
ウェルが形成されてもよい。さらに、この保護回路形成
領域306全体を囲うように、Nウェルが形成され、こ
の保護回路動作時における少数キャリアの周辺回路への
流失を阻止し、これにより周辺回路におけるラッチアッ
プ現象の防止を図るように構成されてもよい。
【0087】さらに、第1導電型のウェル領域内にさら
に第2導電型のウェル領域が形成され、この第2導電型
のウェル領域内にMOSトランジスタが形成されるトリ
プルウェル構造が用いられてもよい。
に第2導電型のウェル領域が形成され、この第2導電型
のウェル領域内にMOSトランジスタが形成されるトリ
プルウェル構造が用いられてもよい。
【0088】以上のように、この発明の実施の形態1に
従えば、外部からの静電気などのサージ電圧(異常電
圧)から内部回路を保護するために、この保護素子に、
比較的高濃度のPN接合を形成するように構成したた
め、接合ブレークダウン電圧を低下させることができ、
応じてこの接合部における接合ブレークダウン電圧によ
る発熱量を低減することができる。
従えば、外部からの静電気などのサージ電圧(異常電
圧)から内部回路を保護するために、この保護素子に、
比較的高濃度のPN接合を形成するように構成したた
め、接合ブレークダウン電圧を低下させることができ、
応じてこの接合部における接合ブレークダウン電圧によ
る発熱量を低減することができる。
【0089】また、この高濃度PN接合を形成するため
に、メモリセルトランジスタのしきい値電圧を高くする
ためのイオン注入工程と同一工程を用いて高濃度P型領
域(P型)領域を形成しているため、製造工程数を何ら
増加させることなく、接合ブレークダウン電圧が低減さ
れた保護素子を実現することができる。
に、メモリセルトランジスタのしきい値電圧を高くする
ためのイオン注入工程と同一工程を用いて高濃度P型領
域(P型)領域を形成しているため、製造工程数を何ら
増加させることなく、接合ブレークダウン電圧が低減さ
れた保護素子を実現することができる。
【0090】また、この保護素子をLDD構造と同様の
N+ /N- /P- 構造としているため、接合ブレークダ
ウン時における空乏層に印加されるピーク電界を緩和す
ることができ、PN接合の破壊を防止することができ
る。
N+ /N- /P- 構造としているため、接合ブレークダ
ウン時における空乏層に印加されるピーク電界を緩和す
ることができ、PN接合の破壊を防止することができ
る。
【0091】[実施の形態2]図17(A)は、この発
明の実施の形態2に従う半導体装置の要部の構成を示す
図である。図17(A)においては、半導体装置とし
て、スタティック・ランダム・アクセス・メモリ(SR
AM)に含まれるメモリセルの構成が示される。図17
(A)において、SRAMセルは、情報を記憶するスト
レージノードSN1と接地ノードVssの間に接続され
かつそのゲートがストレージノードSN2に接続される
nチャネルMOSトランジスタQ1と、ストレージノー
ドSN2と接地ノードVssの間に接続されかつそのゲ
ートがストレージノードSN1に接続されるnチャネル
MOSトランジスタQ2と、電源電圧Vccを供給する
電源ノードとストレージノードSN1およびSN2それ
ぞれの間に接続される高抵抗の抵抗素子R1およびR2
と、ワード線WL上の信号電位に応答して導通し、スト
レージノードSN1およびSN2をそれぞれビット線B
LおよびZBLへ接続するnチャネルMOSトランジス
タQ3およびQ4を含む。
明の実施の形態2に従う半導体装置の要部の構成を示す
図である。図17(A)においては、半導体装置とし
て、スタティック・ランダム・アクセス・メモリ(SR
AM)に含まれるメモリセルの構成が示される。図17
(A)において、SRAMセルは、情報を記憶するスト
レージノードSN1と接地ノードVssの間に接続され
かつそのゲートがストレージノードSN2に接続される
nチャネルMOSトランジスタQ1と、ストレージノー
ドSN2と接地ノードVssの間に接続されかつそのゲ
ートがストレージノードSN1に接続されるnチャネル
MOSトランジスタQ2と、電源電圧Vccを供給する
電源ノードとストレージノードSN1およびSN2それ
ぞれの間に接続される高抵抗の抵抗素子R1およびR2
と、ワード線WL上の信号電位に応答して導通し、スト
レージノードSN1およびSN2をそれぞれビット線B
LおよびZBLへ接続するnチャネルMOSトランジス
タQ3およびQ4を含む。
【0092】SRAMセルにおいては、MOSトランジ
スタQ1およびQ2で構成されるフリップフロップによ
り、ストレージノードSN1およびSN2にデータが記
憶される。ストレージノードSN1にHレベルのデータ
が記憶されている場合、MOSトランジスタQ2がオン
状態となり、ストレージノードSN2が接地電位レベル
へとプルダウンされ、MOSトランジスタQ1がオフ状
態となる。ストレージノードSN1は、抵抗素子R1を
介して電源電圧Vccレベルにプルアップされる。一
方、ストレージノードSN2は、MOSトランジスタQ
2により接地電圧レベルにプルダウンされる。この状態
において、電源ノードから接地ノードへ抵抗素子R2お
よびMOSトランジスタQ2を介して大きな電流が流れ
るのを防止するために、抵抗素子R2は、その抵抗値が
十分大きくされる。一方、MOSトランジスタQ1がオ
フ状態になれば、ストレージノードSN1と接地ノード
とは電気的に分離される。しかしながら、MOSトラン
ジスタQ1においては、テール電流が流れる。Lレベル
データ記憶時は上述の説明と動作が逆になる。このテー
ル電流を防止するために、MOSトランジスタQ1およ
びQ2のしきい値電圧は他の周辺回路のMOSトランジ
スタのしきい値電圧よりも約0.3V程度高くされる。
スタQ1およびQ2で構成されるフリップフロップによ
り、ストレージノードSN1およびSN2にデータが記
憶される。ストレージノードSN1にHレベルのデータ
が記憶されている場合、MOSトランジスタQ2がオン
状態となり、ストレージノードSN2が接地電位レベル
へとプルダウンされ、MOSトランジスタQ1がオフ状
態となる。ストレージノードSN1は、抵抗素子R1を
介して電源電圧Vccレベルにプルアップされる。一
方、ストレージノードSN2は、MOSトランジスタQ
2により接地電圧レベルにプルダウンされる。この状態
において、電源ノードから接地ノードへ抵抗素子R2お
よびMOSトランジスタQ2を介して大きな電流が流れ
るのを防止するために、抵抗素子R2は、その抵抗値が
十分大きくされる。一方、MOSトランジスタQ1がオ
フ状態になれば、ストレージノードSN1と接地ノード
とは電気的に分離される。しかしながら、MOSトラン
ジスタQ1においては、テール電流が流れる。Lレベル
データ記憶時は上述の説明と動作が逆になる。このテー
ル電流を防止するために、MOSトランジスタQ1およ
びQ2のしきい値電圧は他の周辺回路のMOSトランジ
スタのしきい値電圧よりも約0.3V程度高くされる。
【0093】このMOSトランジスタQ1およびQ2の
しきい値電圧を周辺回路のMOSトランジスタのそれよ
りも高くするのは、DRAMセルの場合と同様、MOS
トランジスタQ1およびQ2のチャネル領域へのP型不
純物イオンの注入により行なわれる。このチャネル領域
へのP型不純物イオン注入と同時に、先の実施の形態1
と同様、保護回路に含まれる保護素子のNPNラテラル
トランジスタのエミッタ/コレクタ形成領域に対しP型
イオンの注入を行なう。これにより、先の実施の形態1
と同様、SRAMセルにおいても、製造工程を増加させ
ることなく、接合ブレークダウン電圧が低減され、発熱
量の小さな安定な保護回路を実現することができる。
しきい値電圧を周辺回路のMOSトランジスタのそれよ
りも高くするのは、DRAMセルの場合と同様、MOS
トランジスタQ1およびQ2のチャネル領域へのP型不
純物イオンの注入により行なわれる。このチャネル領域
へのP型不純物イオン注入と同時に、先の実施の形態1
と同様、保護回路に含まれる保護素子のNPNラテラル
トランジスタのエミッタ/コレクタ形成領域に対しP型
イオンの注入を行なう。これにより、先の実施の形態1
と同様、SRAMセルにおいても、製造工程を増加させ
ることなく、接合ブレークダウン電圧が低減され、発熱
量の小さな安定な保護回路を実現することができる。
【0094】なお、図17(A)のSRAMセルの場
合、データの書込/読出は、ワード線WLを選択状態の
Hレベルに立上げ、MOSトランジスタQ3およびQ4
をオン状態としてストレージノードSN1およびSN2
をビット線BLおよびZBLに電気的に接続することに
より行なわれる。データ読出時には、このストレージノ
ードSN1およびSN2の情報に応じた電位差がビット
線BLおよびZBLに生じ、この電位差をセンスアンプ
により増幅する。データ書込時においては、書込データ
がビット線BLおよびZBLを介して与えられ、ストレ
ージノードSN1およびSN2の電位がこの書込データ
に応じた電位レベルに設定される。
合、データの書込/読出は、ワード線WLを選択状態の
Hレベルに立上げ、MOSトランジスタQ3およびQ4
をオン状態としてストレージノードSN1およびSN2
をビット線BLおよびZBLに電気的に接続することに
より行なわれる。データ読出時には、このストレージノ
ードSN1およびSN2の情報に応じた電位差がビット
線BLおよびZBLに生じ、この電位差をセンスアンプ
により増幅する。データ書込時においては、書込データ
がビット線BLおよびZBLを介して与えられ、ストレ
ージノードSN1およびSN2の電位がこの書込データ
に応じた電位レベルに設定される。
【0095】[変更例]図17(B)は、この発明の実
施の形態2のSRAMセルの変更例の構成を示す図であ
る。この図17(B)に示すSRAMセルにおいては、
プルアップ抵抗素子として、薄膜トランジスタ(TF
T)で構成されるpチャネルMOSトランジスタQ5お
よびQ6が設けられる。他の構成は、図17(A)に示
すSRAMセルと同じであり、対応する部分には同一の
参照符号を付す。MOSトランジスタQ5は、電源ノー
ドとストレージノードSN1の間に接続されかつそのゲ
ートがストレージノードSN2に接続される。MOSト
ランジスタQ6は、電源ノードとストレージノードSN
2の間に接続されかつそのゲートがストレージノードS
N1に接続される。
施の形態2のSRAMセルの変更例の構成を示す図であ
る。この図17(B)に示すSRAMセルにおいては、
プルアップ抵抗素子として、薄膜トランジスタ(TF
T)で構成されるpチャネルMOSトランジスタQ5お
よびQ6が設けられる。他の構成は、図17(A)に示
すSRAMセルと同じであり、対応する部分には同一の
参照符号を付す。MOSトランジスタQ5は、電源ノー
ドとストレージノードSN1の間に接続されかつそのゲ
ートがストレージノードSN2に接続される。MOSト
ランジスタQ6は、電源ノードとストレージノードSN
2の間に接続されかつそのゲートがストレージノードS
N1に接続される。
【0096】MOSトランジスタQ5およびQ6とし
て、薄膜トランジスタを利用することにより、メモリセ
ルトランジスタ上層にトランジスタQ5,Q6を配置で
き小占有面積の負荷素子を実現することができる。MO
SトランジスタQ5およびQ6は、そのゲートがHレベ
ルとなると、オフ状態とされ、通常の抵抗素子に比べて
十分高い抵抗値を与える。これにより、リーク電流を抑
制することができる。しかしながら、MOSトランジス
タQ1およびQ2において、オフ状態のMOSトランジ
スタに対しては、オン状態のMOSトランジスタQ5ま
たはQ6を介して電流が供給される。したがってこの構
成においても、オフ状態のMOSトランジスタQ1また
はQ2のテール電流を低減するために、そのしきい値電
圧は大きくされる。このしきい値電圧を高くするために
は、図17(A)に示す構成と同様、そのチャネル領域
に、P型不純物イオンが注入される。したがってこの図
17(B)に示す薄膜トランジスタを負荷素子として利
用する構成においても、メモリセルトランジスタのQ1
およびQ2のしきい値電圧を高くするために、P型イオ
ン注入工程が必要とされる。このP型イオン注入工程と
同一工程で、保護回路に含まれるNPNラテラルトラン
ジスタのエミッタ/コレクタ形成領域に対しP型イオン
注入を行なう。これにより、製造工程を増加させること
なく、NPNラテラルトランジスタの接合ブレークダウ
ン電圧を低下させることができる。製造プロセスは実施
の形態1と実質的に同じである。
て、薄膜トランジスタを利用することにより、メモリセ
ルトランジスタ上層にトランジスタQ5,Q6を配置で
き小占有面積の負荷素子を実現することができる。MO
SトランジスタQ5およびQ6は、そのゲートがHレベ
ルとなると、オフ状態とされ、通常の抵抗素子に比べて
十分高い抵抗値を与える。これにより、リーク電流を抑
制することができる。しかしながら、MOSトランジス
タQ1およびQ2において、オフ状態のMOSトランジ
スタに対しては、オン状態のMOSトランジスタQ5ま
たはQ6を介して電流が供給される。したがってこの構
成においても、オフ状態のMOSトランジスタQ1また
はQ2のテール電流を低減するために、そのしきい値電
圧は大きくされる。このしきい値電圧を高くするために
は、図17(A)に示す構成と同様、そのチャネル領域
に、P型不純物イオンが注入される。したがってこの図
17(B)に示す薄膜トランジスタを負荷素子として利
用する構成においても、メモリセルトランジスタのQ1
およびQ2のしきい値電圧を高くするために、P型イオ
ン注入工程が必要とされる。このP型イオン注入工程と
同一工程で、保護回路に含まれるNPNラテラルトラン
ジスタのエミッタ/コレクタ形成領域に対しP型イオン
注入を行なう。これにより、製造工程を増加させること
なく、NPNラテラルトランジスタの接合ブレークダウ
ン電圧を低下させることができる。製造プロセスは実施
の形態1と実質的に同じである。
【0097】以上のように、この発明の実施の形態2に
従えば、SRAMセルのメモリセルトランジスタのしき
い値電圧を高くするためのP型不純物イオン注入工程と
同じ工程で、保護回路のNPNラテラルトランジスタの
エミッタ/コレクタ形成領域に対しP型イオン注入を行
なうように構成しているため、実施の形態1と同様、製
造工程を増加させることなく静電気(サージ電圧;異常
電圧)保護用のトランジスタの接合ブレークダウン電圧
を低下させることができ、応じてこの接合ブレーク電圧
による発熱量を低減することができ、接合リーク電流お
よび接合破壊を防止することができ、信頼性の高い保護
回路を実現することができる。
従えば、SRAMセルのメモリセルトランジスタのしき
い値電圧を高くするためのP型不純物イオン注入工程と
同じ工程で、保護回路のNPNラテラルトランジスタの
エミッタ/コレクタ形成領域に対しP型イオン注入を行
なうように構成しているため、実施の形態1と同様、製
造工程を増加させることなく静電気(サージ電圧;異常
電圧)保護用のトランジスタの接合ブレークダウン電圧
を低下させることができ、応じてこの接合ブレーク電圧
による発熱量を低減することができ、接合リーク電流お
よび接合破壊を防止することができ、信頼性の高い保護
回路を実現することができる。
【0098】[実施の形態3]図18は、この発明の実
施の形態3に従う半導体装置の構成要素であるメモリセ
ルの構成を示す図である。図18においては、半導体装
置は、電気的に書換消去可能なメモリセル(フラッシュ
メモリセル)を含む。図18において、フラッシュメモ
リセルは、P型半導体基板250の表面に互いに間をお
いて形成される高濃度N型不純物領域252aおよび2
52bと、不純物領域252aおよび252bの間のチ
ャネル領域253表面上に、絶縁膜を介して形成される
フローティングゲート254と、このフローティングゲ
ート254上に層間絶縁膜を介して形成されるコントロ
ールゲート256を含む。コントロールゲート256
は、ワード線WLに接続される。不純物領域252a
は、ビット線BLに接続され、不純物領域252bはソ
ース線SLに接続される。
施の形態3に従う半導体装置の構成要素であるメモリセ
ルの構成を示す図である。図18においては、半導体装
置は、電気的に書換消去可能なメモリセル(フラッシュ
メモリセル)を含む。図18において、フラッシュメモ
リセルは、P型半導体基板250の表面に互いに間をお
いて形成される高濃度N型不純物領域252aおよび2
52bと、不純物領域252aおよび252bの間のチ
ャネル領域253表面上に、絶縁膜を介して形成される
フローティングゲート254と、このフローティングゲ
ート254上に層間絶縁膜を介して形成されるコントロ
ールゲート256を含む。コントロールゲート256
は、ワード線WLに接続される。不純物領域252a
は、ビット線BLに接続され、不純物領域252bはソ
ース線SLに接続される。
【0099】フラッシュメモリセルは、フローティング
ゲート254に蓄積される電荷(電子)の量に従って情
報を記憶する。このフローティングゲート254への電
子の注入および引抜き動作は、消去および書込動作と呼
ばれるが、フローティングゲート254に電子が注入さ
れた状態およびフローティングゲート254から電子が
引抜かれた状態のいずれを消去状態と呼び、いずれを書
込状態と呼ぶかは、仕様により決定される。また、この
電子のフローティングゲート254への注入/引抜きの
動作メカニズムもさまざまに存在し、基板250とフロ
ーティングゲート254の間の電子の注入/引抜き、ソ
ース線SLへの不純物領域252bを介してのフローテ
ィングゲート254からの電子の引抜き、およびビット
線BLから不純物領域252aを介してのフローティン
グゲート254への電子の注入などがある。
ゲート254に蓄積される電荷(電子)の量に従って情
報を記憶する。このフローティングゲート254への電
子の注入および引抜き動作は、消去および書込動作と呼
ばれるが、フローティングゲート254に電子が注入さ
れた状態およびフローティングゲート254から電子が
引抜かれた状態のいずれを消去状態と呼び、いずれを書
込状態と呼ぶかは、仕様により決定される。また、この
電子のフローティングゲート254への注入/引抜きの
動作メカニズムもさまざまに存在し、基板250とフロ
ーティングゲート254の間の電子の注入/引抜き、ソ
ース線SLへの不純物領域252bを介してのフローテ
ィングゲート254からの電子の引抜き、およびビット
線BLから不純物領域252aを介してのフローティン
グゲート254への電子の注入などがある。
【0100】今、図19に示すように、フローティング
ゲート254に電子が注入された状態を情報“0”格納
状態に対応させる。この状態においては、フローティン
グゲート254に電子が数多く存在するため、そのしき
い値電圧は、Vth2と高い方にシフトする。一方、こ
のフローティングゲート254から電子が引抜かれた状
態を情報“1”に対応付けると、この状態においては、
フローティングゲート254に存在する電子の量は少な
く、そのしきい値電圧はVth1と低い方にシフトす
る。フラッシュメモリセルの情報の読出は、対応のワー
ド線にしきい値電圧Vth1およびVth2の間の読出
電圧を与えることにより行なう。情報“0”が格納され
ている場合には、フラッシュメモリセルはオフ状態であ
り、ビット線BLからこのフラッシュメモリセルを介し
てソース線SLへは電流が流れない。一方、情報“1”
を格納する場合には、読出電圧が与えられると、このフ
ラッシュメモリセルはオン状態となり、ビット線BLか
らソース線SLへ電流が流れる。このビット線BLにお
ける電流の有無を検知することにより、情報の読出を行
なう。
ゲート254に電子が注入された状態を情報“0”格納
状態に対応させる。この状態においては、フローティン
グゲート254に電子が数多く存在するため、そのしき
い値電圧は、Vth2と高い方にシフトする。一方、こ
のフローティングゲート254から電子が引抜かれた状
態を情報“1”に対応付けると、この状態においては、
フローティングゲート254に存在する電子の量は少な
く、そのしきい値電圧はVth1と低い方にシフトす
る。フラッシュメモリセルの情報の読出は、対応のワー
ド線にしきい値電圧Vth1およびVth2の間の読出
電圧を与えることにより行なう。情報“0”が格納され
ている場合には、フラッシュメモリセルはオフ状態であ
り、ビット線BLからこのフラッシュメモリセルを介し
てソース線SLへは電流が流れない。一方、情報“1”
を格納する場合には、読出電圧が与えられると、このフ
ラッシュメモリセルはオン状態となり、ビット線BLか
らソース線SLへ電流が流れる。このビット線BLにお
ける電流の有無を検知することにより、情報の読出を行
なう。
【0101】今、図19に示すように、ワード線WL1
およびWL2にそれぞれメモリセルM1およびM2が接
続され、これらのメモリセルM1およびM2がビット線
BLおよびSLの間に接続される状態を考える。この場
合、メモリセルM2が、図19の破線で示すようなドレ
イン電流特性を備えるとする。すなわち、しきい値電圧
が極めて低い状態を考える。ワード線WL1が選択され
ると、その電圧レベルがHレベルに上昇し、一方、ワー
ド線WL2は非選択状態であり、その電圧レベルは
“L”である。メモリセルM1が、情報“0”を格納し
ている場合、このメモリセルM1を介してビット線BL
からソース線SLへは電流は流れない。一方、メモリセ
ルM2のしきい値電圧は十分低いため、非選択状態のワ
ード線WL2にかかわらず、このメモリセルM2を介し
てリーク電流が流れる。したがってビット線BLにこの
リーク電流により電流が流れ、メモリセルM1の記憶す
るデータ“0”が誤って“1”として読出される。この
ようなリーク電流を防止するために、情報“1”を格納
するフラッシュメモリセルのしきい値電圧は、できるだ
け高い値に設定される(いわゆる「過消去」を防止する
ため)。この条件を満たすために、フローティングゲー
ト254への電荷(電子)の注入/引抜きを行なう前に
おいて、チャネル領域253(図18参照)にP型不純
物イオンを注入し、フラッシュメモリセルトランジスタ
の初期しきい値電圧を、周辺回路のMOSトランジスタ
のしきい値電圧よりも高くする。これにより、情報
“1”を格納するメモリセルのしきい値電圧が低くなり
すぎるのを防止し、またいわゆる「過消去」の異常が生
じるのを抑制する。
およびWL2にそれぞれメモリセルM1およびM2が接
続され、これらのメモリセルM1およびM2がビット線
BLおよびSLの間に接続される状態を考える。この場
合、メモリセルM2が、図19の破線で示すようなドレ
イン電流特性を備えるとする。すなわち、しきい値電圧
が極めて低い状態を考える。ワード線WL1が選択され
ると、その電圧レベルがHレベルに上昇し、一方、ワー
ド線WL2は非選択状態であり、その電圧レベルは
“L”である。メモリセルM1が、情報“0”を格納し
ている場合、このメモリセルM1を介してビット線BL
からソース線SLへは電流は流れない。一方、メモリセ
ルM2のしきい値電圧は十分低いため、非選択状態のワ
ード線WL2にかかわらず、このメモリセルM2を介し
てリーク電流が流れる。したがってビット線BLにこの
リーク電流により電流が流れ、メモリセルM1の記憶す
るデータ“0”が誤って“1”として読出される。この
ようなリーク電流を防止するために、情報“1”を格納
するフラッシュメモリセルのしきい値電圧は、できるだ
け高い値に設定される(いわゆる「過消去」を防止する
ため)。この条件を満たすために、フローティングゲー
ト254への電荷(電子)の注入/引抜きを行なう前に
おいて、チャネル領域253(図18参照)にP型不純
物イオンを注入し、フラッシュメモリセルトランジスタ
の初期しきい値電圧を、周辺回路のMOSトランジスタ
のしきい値電圧よりも高くする。これにより、情報
“1”を格納するメモリセルのしきい値電圧が低くなり
すぎるのを防止し、またいわゆる「過消去」の異常が生
じるのを抑制する。
【0102】したがって、フラッシュメモリにおいて
も、周辺回路のMOSトランジスタのしきい値電圧より
もフラッシュメモリセルの初期しきい値電圧を高くする
ためのP型不純物イオン注入工程と同時に、保護回路の
NPNラテラルトランジスタのエミッタ/コレクタ領域
へのP型イオン注入を同時に行なうことにより、保護回
路のNPNラテラルトランジスタの接合ブレークダウン
電圧の低下を何ら製造工程を増加させることなく実現す
ることができる。製造プロセスは、フラッシュメモリセ
ルトランジスタが積層ゲート構造となるのを除いて、実
質的に実施の形態1と同じである。
も、周辺回路のMOSトランジスタのしきい値電圧より
もフラッシュメモリセルの初期しきい値電圧を高くする
ためのP型不純物イオン注入工程と同時に、保護回路の
NPNラテラルトランジスタのエミッタ/コレクタ領域
へのP型イオン注入を同時に行なうことにより、保護回
路のNPNラテラルトランジスタの接合ブレークダウン
電圧の低下を何ら製造工程を増加させることなく実現す
ることができる。製造プロセスは、フラッシュメモリセ
ルトランジスタが積層ゲート構造となるのを除いて、実
質的に実施の形態1と同じである。
【0103】また、フラッシュメモリセルの構成におい
て、書込時のドレイン高電界によるディスターバンスを
防止するための構造として、SSW−DSA(シンメト
リカリーサイドウォール−ディフュージョン・セルフ・
アライメント)構造と呼ばれる素子構造がある。この構
成においては、ソース領域およびドレイン領域両者が、
LDD構造とされる。したがって、このフラッシュメモ
リセルのLDD構造と同様、NPNラテラルトランジス
タのN型不純物領域もLDD構造とすることができる。
また、このSSW−DSA構造においては、ドレイン/
ソースの高電界を抑制するために、ソースおよびドレイ
ン領域を覆うようにP+ 領域(Pポケット)領域が形成
される。したがって、このPポケット領域形成工程を、
NPNラテラルトランジスタのエミッタ/コレクタ領域
のPウェル形成工程と同じ工程とすることもできる。
て、書込時のドレイン高電界によるディスターバンスを
防止するための構造として、SSW−DSA(シンメト
リカリーサイドウォール−ディフュージョン・セルフ・
アライメント)構造と呼ばれる素子構造がある。この構
成においては、ソース領域およびドレイン領域両者が、
LDD構造とされる。したがって、このフラッシュメモ
リセルのLDD構造と同様、NPNラテラルトランジス
タのN型不純物領域もLDD構造とすることができる。
また、このSSW−DSA構造においては、ドレイン/
ソースの高電界を抑制するために、ソースおよびドレイ
ン領域を覆うようにP+ 領域(Pポケット)領域が形成
される。したがって、このPポケット領域形成工程を、
NPNラテラルトランジスタのエミッタ/コレクタ領域
のPウェル形成工程と同じ工程とすることもできる。
【0104】以上のように、この発明の実施の形態3に
従えば、フラッシュメモリセルを有する半導体装置にお
いても、このフラッシュメモリセルトランジスタのチャ
ネル領域へのしきい値電圧調整のための不純物注入工程
と同じ工程で、静電気保護のためのNPNラテラルトラ
ンジスタの接合部へのイオン注入を行なっているため、
接合ブレークダウンを低くすることができ、応じてこの
NPNラテラルトランジスタの接合部における発熱量を
低減することができ、信頼性の高い保護回路を実現する
ことができる。
従えば、フラッシュメモリセルを有する半導体装置にお
いても、このフラッシュメモリセルトランジスタのチャ
ネル領域へのしきい値電圧調整のための不純物注入工程
と同じ工程で、静電気保護のためのNPNラテラルトラ
ンジスタの接合部へのイオン注入を行なっているため、
接合ブレークダウンを低くすることができ、応じてこの
NPNラテラルトランジスタの接合部における発熱量を
低減することができ、信頼性の高い保護回路を実現する
ことができる。
【0105】[実施の形態4]図21(A)は、この発
明の実施の形態4に従う半導体装置の保護素子の断面構
造を概略的に示す図である。図21(A)において、静
電気などの異常電圧に対する内部回路を保護するための
保護素子は、低濃度P型(P--)半導体基板300表面
に形成された、この基板300よりも高濃度のP型(P
- )型ウェル310表面に形成される。このPウェル3
10は、フィールド酸化膜316により、その領域が画
定される。保護素子は、Pウェル310表面に形成さ
れ、このPウェル310よりも不純物濃度の高いP型不
純物領域320と、このP型不純物領域320に取囲ま
れるように形成される低濃度N型(N- )型不純物領域
320と、このN型不純物領域320表面に形成される
高濃度N型不純物領域324を含む。
明の実施の形態4に従う半導体装置の保護素子の断面構
造を概略的に示す図である。図21(A)において、静
電気などの異常電圧に対する内部回路を保護するための
保護素子は、低濃度P型(P--)半導体基板300表面
に形成された、この基板300よりも高濃度のP型(P
- )型ウェル310表面に形成される。このPウェル3
10は、フィールド酸化膜316により、その領域が画
定される。保護素子は、Pウェル310表面に形成さ
れ、このPウェル310よりも不純物濃度の高いP型不
純物領域320と、このP型不純物領域320に取囲ま
れるように形成される低濃度N型(N- )型不純物領域
320と、このN型不純物領域320表面に形成される
高濃度N型不純物領域324を含む。
【0106】P型不純物領域320は、実施の形態1と
同様、メモリセルトランジスタのしきい値電圧調整のた
めのチャネルドープと同じ工程で形成される。N- 型不
純物領域322およびN+ 型不純物領域324は、それ
ぞれメモリセルトランジスタのソース/ドレイン領域形
成時におけるリンおよび砒素それぞれの導入工程と同一
工程で形成される。このP型不純物領域320を形成す
ることにより、図12に示すように、P型不純物領域3
20が設けられていない構成に比べて、PN接合深さが
浅くなる(図12の曲線S3と曲線S2の交点および曲
線S3と曲線S1の交点を参照)。したがって、このP
N接合ブレークダウン時においては、Pウェル310の
表面領域に沿って電流が流れ、基板300方向へ流れる
電流量を低減することができる。
同様、メモリセルトランジスタのしきい値電圧調整のた
めのチャネルドープと同じ工程で形成される。N- 型不
純物領域322およびN+ 型不純物領域324は、それ
ぞれメモリセルトランジスタのソース/ドレイン領域形
成時におけるリンおよび砒素それぞれの導入工程と同一
工程で形成される。このP型不純物領域320を形成す
ることにより、図12に示すように、P型不純物領域3
20が設けられていない構成に比べて、PN接合深さが
浅くなる(図12の曲線S3と曲線S2の交点および曲
線S3と曲線S1の交点を参照)。したがって、このP
N接合ブレークダウン時においては、Pウェル310の
表面領域に沿って電流が流れ、基板300方向へ流れる
電流量を低減することができる。
【0107】保護素子は、さらに、Pウェル310に、
P型不純物領域320とフィールド酸化膜317を介し
て分離されて形成される高濃度P型不純物領域330を
含む。この高濃度P型不純物領域330は、周辺回路の
pチャネルMOSトランジスタのソース/ドレイン領域
形成のためのボロンイオン注入工程と同一工程で形成さ
れる。不純物領域324が外部端子1に電気的に接続さ
れ、不純物領域330が、配線319を介して接地電位
を受けるように接続される。
P型不純物領域320とフィールド酸化膜317を介し
て分離されて形成される高濃度P型不純物領域330を
含む。この高濃度P型不純物領域330は、周辺回路の
pチャネルMOSトランジスタのソース/ドレイン領域
形成のためのボロンイオン注入工程と同一工程で形成さ
れる。不純物領域324が外部端子1に電気的に接続さ
れ、不純物領域330が、配線319を介して接地電位
を受けるように接続される。
【0108】この図21(A)に示す保護素子の電気的
等価回路を、図21(B)に示す。図21(B)に示す
ように、この保護素子は、外部端子1に接続されるカソ
ードと、接地電位を受けるように接続されるアノードと
を有するダイオード335と等価である。
等価回路を、図21(B)に示す。図21(B)に示す
ように、この保護素子は、外部端子1に接続されるカソ
ードと、接地電位を受けるように接続されるアノードと
を有するダイオード335と等価である。
【0109】外部端子1に静電気が印加されると、その
不純物領域324とPウェル310の間に形成されるP
N接合に高電圧が印加されて接合ブレークダウンが生じ
る。このとき、先の実施の形態1と同様、このPN接合
は、そのP型不純物領域の不純物濃度が従来よりも高く
されており、接合ブレークダウン電圧は従来よりも低く
なる。この接合ブレークダウンによりPウェル310に
生じた電流は、その浅い接合のため、ほぼPウェル31
0の表面領域を通って、P型不純物領域330へ流れ込
み、配線319を介して接地電位レベルへと放電され
る。これにより、静電気が吸収される。負の静電気印加
時はPN接合が順方向にバイアスされ、PNダイオード
が導通して静電気を吸収する。
不純物領域324とPウェル310の間に形成されるP
N接合に高電圧が印加されて接合ブレークダウンが生じ
る。このとき、先の実施の形態1と同様、このPN接合
は、そのP型不純物領域の不純物濃度が従来よりも高く
されており、接合ブレークダウン電圧は従来よりも低く
なる。この接合ブレークダウンによりPウェル310に
生じた電流は、その浅い接合のため、ほぼPウェル31
0の表面領域を通って、P型不純物領域330へ流れ込
み、配線319を介して接地電位レベルへと放電され
る。これにより、静電気が吸収される。負の静電気印加
時はPN接合が順方向にバイアスされ、PNダイオード
が導通して静電気を吸収する。
【0110】この図21(A)に示すように、PNダイ
オードを保護素子として用いても、実施の形態1と同様
の効果を得ることができる。特にこのPN接合を、N+
/N - /P構造とすることにより、接合ブレークダウン
電圧を低減することができ、接合ブレークダウン発生時
における発熱量を低減することができる。
オードを保護素子として用いても、実施の形態1と同様
の効果を得ることができる。特にこのPN接合を、N+
/N - /P構造とすることにより、接合ブレークダウン
電圧を低減することができ、接合ブレークダウン発生時
における発熱量を低減することができる。
【0111】[実施の形態5]図22(A)は、この発
明の実施の形態5に従う半導体装置の保護素子の断面構
造を概略的に示す図である。図22(A)において、保
護素子は、低不純物濃度のP型(P--)半導体基板35
0表面に形成されかつこの基板350より不純物濃度の
高いP型(P- )ウェル352表面に形成される。保護
素子は、このPウェル352表面に形成されるウェル3
52よりも高不純物濃度のP型不純物領域354aと、
P型不純物領域354a上に互いに間を置いて形成され
る低不純物濃度のN型(N- )不純物領域356aおよ
び356bと、N- 型不純物領域356aおよび356
b上に形成される高濃度N型(N+ )不純物領域358
aおよび358bと、不純物領域354aおよび354
bの間のチャネル領域359表面上に図示しないゲート
絶縁膜を介して形成されるゲート電極層360を含む。
明の実施の形態5に従う半導体装置の保護素子の断面構
造を概略的に示す図である。図22(A)において、保
護素子は、低不純物濃度のP型(P--)半導体基板35
0表面に形成されかつこの基板350より不純物濃度の
高いP型(P- )ウェル352表面に形成される。保護
素子は、このPウェル352表面に形成されるウェル3
52よりも高不純物濃度のP型不純物領域354aと、
P型不純物領域354a上に互いに間を置いて形成され
る低不純物濃度のN型(N- )不純物領域356aおよ
び356bと、N- 型不純物領域356aおよび356
b上に形成される高濃度N型(N+ )不純物領域358
aおよび358bと、不純物領域354aおよび354
bの間のチャネル領域359表面上に図示しないゲート
絶縁膜を介して形成されるゲート電極層360を含む。
【0112】P型不純物領域354aは、先の実施の形
態1〜4と同様、メモリセルトランジスタのしきい値調
整のためのP型不純物イオン注入と同一工程で形成され
る。ゲート電極層360は、メモリセルトランジスタの
ゲート電極構造製造工程と同一工程で形成される。N-
型不純物領域356aおよび356bならびにN+ 型不
純物領域358aおよび358bは、それぞれメモリセ
ルトランジスタおよび周辺回路のnチャネルMOSトラ
ンジスタのソース/ドレイン形成領域と同一製造工程で
形成される。
態1〜4と同様、メモリセルトランジスタのしきい値調
整のためのP型不純物イオン注入と同一工程で形成され
る。ゲート電極層360は、メモリセルトランジスタの
ゲート電極構造製造工程と同一工程で形成される。N-
型不純物領域356aおよび356bならびにN+ 型不
純物領域358aおよび358bは、それぞれメモリセ
ルトランジスタおよび周辺回路のnチャネルMOSトラ
ンジスタのソース/ドレイン形成領域と同一製造工程で
形成される。
【0113】不純物領域358aは、接地電圧Vssを
受けるように電気的に接続され、不純物領域358b
は、外部端子1に電気的に接続される。ゲート電極層3
60は、ゲート電極ノード361に電気的に接続され
る。このゲート電極ノード361は、後にその接続関係
については説明するが、用いられる用途に応じて、所定
の電圧(電源電圧または接地電圧)または内部入力信号
を受けるように接続される。
受けるように電気的に接続され、不純物領域358b
は、外部端子1に電気的に接続される。ゲート電極層3
60は、ゲート電極ノード361に電気的に接続され
る。このゲート電極ノード361は、後にその接続関係
については説明するが、用いられる用途に応じて、所定
の電圧(電源電圧または接地電圧)または内部入力信号
を受けるように接続される。
【0114】図22(A)に示す保護素子は、実質的に
MOSトランジスタである。パンチスルーが生じないよ
うに(空乏層が不純物領域354aおよび354b間に
連続的に形成されないように)、ゲート電極層360の
チャネル方向の長さが比較的長くされる。このMOSト
ランジスタの構成において、図に破線○印で示すよう
に、不純物領域358aをエミッタ領域とし、不純物領
域358bをコレクタ領域とし、P- ウェル352(お
よびP--基板350)をベースとする寄生バイポーラト
ランジスタ(NPNラテラルトランジスタ)が形成され
る。
MOSトランジスタである。パンチスルーが生じないよ
うに(空乏層が不純物領域354aおよび354b間に
連続的に形成されないように)、ゲート電極層360の
チャネル方向の長さが比較的長くされる。このMOSト
ランジスタの構成において、図に破線○印で示すよう
に、不純物領域358aをエミッタ領域とし、不純物領
域358bをコレクタ領域とし、P- ウェル352(お
よびP--基板350)をベースとする寄生バイポーラト
ランジスタ(NPNラテラルトランジスタ)が形成され
る。
【0115】この図22(A)に示す保護素子の電気的
等価回路を図22(B)に示す。図22(B)に示すよ
うに、保護素子365は、その一方導通端子が外部端子
1に接続され、他方導通端子が、接地電圧Vssを受け
るように接続される。ゲート電極ノードは、用途に応じ
てその接続先が異なる。この場合、破線で示すように、
MOSトランジスタの一方および他方導通端子をそれぞ
れコレクタおよびエミッタとし、基板領域をベースとす
る寄生NPNバイポーラトランジスタが形成される。本
実施の形態5においては、この寄生バイポーラトランジ
スタを静電気などのサージ電圧印加時に導通状態とし
て、静電気などの異常電圧を放電する。すなわち、外部
端子1において、静電気などの異常電圧が発生した場
合、このN+ 不純物領域358bとP- ウェル352の
間のPN接合にブレークダウンが生じ、この空乏層にお
けるアバランシェ電流がP- ウェル352およびP--基
板350へ流れる。P- ウェル352における基板抵抗
により、このP- ウェル352の電位が上昇し、エミッ
タ/ベース間が順方向バイアスされ、寄生NPNバイポ
ーラトランジスタが導通し、外部端子1に与えられた静
電気を不純物領域358を介して接地電圧Vssレベル
へ放電する。この図22(A)および(B)に示す構成
においても、PN接合は、N+ /N- /P/P- 構造を
有しており、空乏層幅の広がりが抑制されており、比較
的低い電圧で接合ブレークダウンが生じ、ブレークダウ
ン電圧による発熱量を低減することができる。負の静電
気の場合、ウェル352と不純物領域358bが順方向
にバイアスされ、領域358bをエミッタとして寄生バ
イポーラトランジスタが導通する。
等価回路を図22(B)に示す。図22(B)に示すよ
うに、保護素子365は、その一方導通端子が外部端子
1に接続され、他方導通端子が、接地電圧Vssを受け
るように接続される。ゲート電極ノードは、用途に応じ
てその接続先が異なる。この場合、破線で示すように、
MOSトランジスタの一方および他方導通端子をそれぞ
れコレクタおよびエミッタとし、基板領域をベースとす
る寄生NPNバイポーラトランジスタが形成される。本
実施の形態5においては、この寄生バイポーラトランジ
スタを静電気などのサージ電圧印加時に導通状態とし
て、静電気などの異常電圧を放電する。すなわち、外部
端子1において、静電気などの異常電圧が発生した場
合、このN+ 不純物領域358bとP- ウェル352の
間のPN接合にブレークダウンが生じ、この空乏層にお
けるアバランシェ電流がP- ウェル352およびP--基
板350へ流れる。P- ウェル352における基板抵抗
により、このP- ウェル352の電位が上昇し、エミッ
タ/ベース間が順方向バイアスされ、寄生NPNバイポ
ーラトランジスタが導通し、外部端子1に与えられた静
電気を不純物領域358を介して接地電圧Vssレベル
へ放電する。この図22(A)および(B)に示す構成
においても、PN接合は、N+ /N- /P/P- 構造を
有しており、空乏層幅の広がりが抑制されており、比較
的低い電圧で接合ブレークダウンが生じ、ブレークダウ
ン電圧による発熱量を低減することができる。負の静電
気の場合、ウェル352と不純物領域358bが順方向
にバイアスされ、領域358bをエミッタとして寄生バ
イポーラトランジスタが導通する。
【0116】この図22(A)に示すMOSトランジス
タを保護素子として用いる構成の場合、チャネル領域3
59に対するイオン注入がある場合とない場合とが存在
する。
タを保護素子として用いる構成の場合、チャネル領域3
59に対するイオン注入がある場合とない場合とが存在
する。
【0117】すなわち、図23(A)に示すように、保
護素子において、ゲート電極層360下のチャネル領域
には、P型不純物イオンの注入は行なわれない。N型不
純物領域356aおよび356bならびに358aおよ
び358bを囲むように、P型不純物領域354aおよ
び354bが形成される。このゲート電極層360を介
してのチャネルドープ防止のためには、P型不純物イオ
ン注入時、ゲート電極層360に、レジスト膜などのイ
オン注入を禁止するストッパ材料が設けられていればよ
い。この図23(A)に示す保護素子の構成の場合、ゲ
ート電極層360下のチャネル領域には、P型不純物イ
オンの注入は行なわれていないため、したがって、この
保護素子を構成するMOSトランジスタのしきい値電圧
は、周辺回路のnチャネルMOSトランジスタのしきい
値電圧と同じとなり、低いしきい値電圧を有する。
護素子において、ゲート電極層360下のチャネル領域
には、P型不純物イオンの注入は行なわれない。N型不
純物領域356aおよび356bならびに358aおよ
び358bを囲むように、P型不純物領域354aおよ
び354bが形成される。このゲート電極層360を介
してのチャネルドープ防止のためには、P型不純物イオ
ン注入時、ゲート電極層360に、レジスト膜などのイ
オン注入を禁止するストッパ材料が設けられていればよ
い。この図23(A)に示す保護素子の構成の場合、ゲ
ート電極層360下のチャネル領域には、P型不純物イ
オンの注入は行なわれていないため、したがって、この
保護素子を構成するMOSトランジスタのしきい値電圧
は、周辺回路のnチャネルMOSトランジスタのしきい
値電圧と同じとなり、低いしきい値電圧を有する。
【0118】一方、図23(B)に示す保護素子におい
ては、P型不純物イオンの注入が、ゲート電極層360
下のチャネル領域359に対しても行なわれる。したが
ってこの図23(B)に示す構成においては、不純物領
域354aおよび354bが、チャネル領域359表面
に注入された不純物イオンにより連結されることにな
る。この図23(B)に示すP型不純物イオン注入は、
メモリセルトランジスタのチャネルドープと同様、ゲー
ト電極層359に対して自己整合的に行なわれればよ
く、チャネル領域359に対しても、そのときに、P型
不純物イオンの注入が行なわれる。この図23(B)に
示す構成の保護素子では、したがって、メモリセルトラ
ンジスタと同様、そのしきい値電圧Vthが高くなる。
ては、P型不純物イオンの注入が、ゲート電極層360
下のチャネル領域359に対しても行なわれる。したが
ってこの図23(B)に示す構成においては、不純物領
域354aおよび354bが、チャネル領域359表面
に注入された不純物イオンにより連結されることにな
る。この図23(B)に示すP型不純物イオン注入は、
メモリセルトランジスタのチャネルドープと同様、ゲー
ト電極層359に対して自己整合的に行なわれればよ
く、チャネル領域359に対しても、そのときに、P型
不純物イオンの注入が行なわれる。この図23(B)に
示す構成の保護素子では、したがって、メモリセルトラ
ンジスタと同様、そのしきい値電圧Vthが高くなる。
【0119】これらのしきい値電圧が周辺回路のMOS
トランジスタおよびメモリセルトランジスタそれぞれと
同じ保護素子は、そのしきい値電圧に応じて適当な場所
に用いられる。このしきい値電圧に応じて用いる部分を
変更する構成については後に詳細に説明する。
トランジスタおよびメモリセルトランジスタそれぞれと
同じ保護素子は、そのしきい値電圧に応じて適当な場所
に用いられる。このしきい値電圧に応じて用いる部分を
変更する構成については後に詳細に説明する。
【0120】この実施の形態5におけるMOSトランジ
スタを保護素子として利用する構成においては、比較的
チャネル長さは長くされており、パンチスルーが生じる
よりも先に接合ブレークダウンが生じ、寄生NPNラテ
ラルトランジスタが先にオン状態となり、静電気などの
サージ電圧(異常電圧)を放電する。
スタを保護素子として利用する構成においては、比較的
チャネル長さは長くされており、パンチスルーが生じる
よりも先に接合ブレークダウンが生じ、寄生NPNラテ
ラルトランジスタが先にオン状態となり、静電気などの
サージ電圧(異常電圧)を放電する。
【0121】以上のように、この発明の実施の形態5に
従えば、MOSトランジスタを用い、このMOSトラン
ジスタの寄生ラテラルバイポーラトランジスタを保護素
子として利用することにより、先の実施の形態1ないし
4と同様の効果を得ることができる。この場合において
も、MOSトランジスタのドレインおよびソース電界
は、LDD構造により、緩和され、ゲート絶縁膜の破壊
が防止される。一方、この高濃度のPN接合により、接
合ブレークダウン電圧が低下し、接合ブレークダウン時
における発熱量を低減することができる。
従えば、MOSトランジスタを用い、このMOSトラン
ジスタの寄生ラテラルバイポーラトランジスタを保護素
子として利用することにより、先の実施の形態1ないし
4と同様の効果を得ることができる。この場合において
も、MOSトランジスタのドレインおよびソース電界
は、LDD構造により、緩和され、ゲート絶縁膜の破壊
が防止される。一方、この高濃度のPN接合により、接
合ブレークダウン電圧が低下し、接合ブレークダウン時
における発熱量を低減することができる。
【0122】[実施の形態6]以下、この発明に従って
形成された保護素子の各適用用途について具体的に説明
する。
形成された保護素子の各適用用途について具体的に説明
する。
【0123】[適用例1]図24は、この発明の保護素
子の第1の適用例を示す図である。図24において、こ
の発明に従うNPNラテラルトランジスタQTが、電源
ノードVccと外部端子1に電気的に接続される配線1
1の間に設けられる。このNPNラテラルトランジスタ
QTは、実施の形態1において説明した、フィールド絶
縁膜でエミッタ/コレクタ領域が分離されるトランジス
タである。したがって、このNPNラテラルトランジス
タQTのベースは、基板領域(Pウェル/P型半導体基
板)400に接続される。この配線11は、抵抗素子6
を介して、内部回路2に含まれるnチャネルMOSトラ
ンジスタ4のゲートに接続される。
子の第1の適用例を示す図である。図24において、こ
の発明に従うNPNラテラルトランジスタQTが、電源
ノードVccと外部端子1に電気的に接続される配線1
1の間に設けられる。このNPNラテラルトランジスタ
QTは、実施の形態1において説明した、フィールド絶
縁膜でエミッタ/コレクタ領域が分離されるトランジス
タである。したがって、このNPNラテラルトランジス
タQTのベースは、基板領域(Pウェル/P型半導体基
板)400に接続される。この配線11は、抵抗素子6
を介して、内部回路2に含まれるnチャネルMOSトラ
ンジスタ4のゲートに接続される。
【0124】この内部回路2の内部構成は、先の図1に
示す各バッファ回路それぞれの機能に合わせて決定され
る。抵抗素子6は、図33に示す従来の入力保護回路と
同様、この外部端子1に与えられる静電気などのサージ
電圧(異常電圧)の伝播を遅延し、この異常電圧に対す
る内部回路2に含まれるMOSトランジスタ4の応答を
遅らせる。このように、静電気などの異常電圧が内部回
路2へ伝達される前に、この保護用のNPNラテラルト
ランジスタQTにより放電する。この図24に示す構成
においては、NPNラテラルトランジスタQTは、配線
11を、Vcc+Vfの電圧レベルにまで放電する(正
の静電気の場合)。ここで、Vfは、NPNラテラルト
ランジスタのPN接合の順方向降下電圧である。一方、
負の静電気は−Vfのレベルまで充電される。
示す各バッファ回路それぞれの機能に合わせて決定され
る。抵抗素子6は、図33に示す従来の入力保護回路と
同様、この外部端子1に与えられる静電気などのサージ
電圧(異常電圧)の伝播を遅延し、この異常電圧に対す
る内部回路2に含まれるMOSトランジスタ4の応答を
遅らせる。このように、静電気などの異常電圧が内部回
路2へ伝達される前に、この保護用のNPNラテラルト
ランジスタQTにより放電する。この図24に示す構成
においては、NPNラテラルトランジスタQTは、配線
11を、Vcc+Vfの電圧レベルにまで放電する(正
の静電気の場合)。ここで、Vfは、NPNラテラルト
ランジスタのPN接合の順方向降下電圧である。一方、
負の静電気は−Vfのレベルまで充電される。
【0125】この図24に示す構成に従えば、外部端子
1に与えられた静電気を高速で放電することができる。
このとき、比較的低い接合ブレークダウン電圧で放電が
行なわれるため、確実に、静電気などの異常電圧が、内
部回路2に対し悪影響を及ぼすのを防止することができ
る。
1に与えられた静電気を高速で放電することができる。
このとき、比較的低い接合ブレークダウン電圧で放電が
行なわれるため、確実に、静電気などの異常電圧が、内
部回路2に対し悪影響を及ぼすのを防止することができ
る。
【0126】[適用例2]図25は、この発明に従う保
護素子の第2の適用例を示す図である。図25に示す構
成においては、実施の形態4に従って生成されたPN接
合ダイオードDP1およびDP2が用いられる。PNダ
イオードDP2は、カソードが電源ノードVccに接続
され、アノードが信号配線11に接続される。PNダイ
オードDP1は、そのカソードが配線11に接続され、
そのアノードが接地電圧ノードVssに接続される。
護素子の第2の適用例を示す図である。図25に示す構
成においては、実施の形態4に従って生成されたPN接
合ダイオードDP1およびDP2が用いられる。PNダ
イオードDP2は、カソードが電源ノードVccに接続
され、アノードが信号配線11に接続される。PNダイ
オードDP1は、そのカソードが配線11に接続され、
そのアノードが接地電圧ノードVssに接続される。
【0127】正の異常電圧(静電気)が印加されたとき
には、PNダイオードDP1が、接合ブレークダウンを
生じ、この外部端子1における大きな正の電圧を接地電
圧レベルへ放電する。対照的に、このダイオードDP2
が、ダイオードDP1の放電により小さくされた電圧を
電源ノードVccへ放電する。したがって、この信号配
線11の正の高電圧は、Vcc+Vfレベルにまで放電
される。
には、PNダイオードDP1が、接合ブレークダウンを
生じ、この外部端子1における大きな正の電圧を接地電
圧レベルへ放電する。対照的に、このダイオードDP2
が、ダイオードDP1の放電により小さくされた電圧を
電源ノードVccへ放電する。したがって、この信号配
線11の正の高電圧は、Vcc+Vfレベルにまで放電
される。
【0128】負の静電気が印加されたとき、PNダイオ
ードDP2の接合ブレークダウンにより、この負の静電
気が電源ノードへ放電される。次いで、PNダイオード
DP1が、この負の静電気を接地電位Vssレベルへ充
電する。したがって信号配線11の電位は、ダイオード
DP1により、接地電圧Vss−Vfの電圧レベルにま
で放電される。ここで、Vfは、PNダイオードDP
1,DP2のPN接合の順方向降下電圧を示す。
ードDP2の接合ブレークダウンにより、この負の静電
気が電源ノードへ放電される。次いで、PNダイオード
DP1が、この負の静電気を接地電位Vssレベルへ充
電する。したがって信号配線11の電位は、ダイオード
DP1により、接地電圧Vss−Vfの電圧レベルにま
で放電される。ここで、Vfは、PNダイオードDP
1,DP2のPN接合の順方向降下電圧を示す。
【0129】[適用例3]図26は、この発明の保護素
子の第3の適用例の構成を示す図である。図26におい
ては、信号配線11と接地ノードの間にMOSトランジ
スタQT1が接続され、配線11と電源ノードの間にM
OSトランジスタQT2が接続される。これらのMOS
トランジスタQT1およびQT2は、そのソース/ドレ
イン領域ならびにチャネル領域に対しP型不純物イオン
の注入が行なわれている(図23(B)参照)。
子の第3の適用例の構成を示す図である。図26におい
ては、信号配線11と接地ノードの間にMOSトランジ
スタQT1が接続され、配線11と電源ノードの間にM
OSトランジスタQT2が接続される。これらのMOS
トランジスタQT1およびQT2は、そのソース/ドレ
イン領域ならびにチャネル領域に対しP型不純物イオン
の注入が行なわれている(図23(B)参照)。
【0130】MOSトランジスタQT1およびQT2の
ゲートはそれぞれ抵抗素子RT1およびRT2を介して
接地ノードに接続される。抵抗素子RD1およびRD2
は、外部端子1に静電気が印加されたとき、この静電気
が、MOSトランジスタQT1およびQT2のゲート容
量を介してそのゲートに伝達されるのを遅くする。これ
により、MOSトランジスタQT1およびQT2の静電
気(異常電圧)印加時におけるゲート絶縁膜の破壊を防
止する。
ゲートはそれぞれ抵抗素子RT1およびRT2を介して
接地ノードに接続される。抵抗素子RD1およびRD2
は、外部端子1に静電気が印加されたとき、この静電気
が、MOSトランジスタQT1およびQT2のゲート容
量を介してそのゲートに伝達されるのを遅くする。これ
により、MOSトランジスタQT1およびQT2の静電
気(異常電圧)印加時におけるゲート絶縁膜の破壊を防
止する。
【0131】この図26に示す配置においては、MOS
トランジスタQT1およびQT2は、寄生バイポーラト
ランジスタのコレクタ端子が信号配線11に接続され
る。外部端子1に正の異常電圧(静電気)が印加される
と、MOSトランジスタQT1およびQT2において接
合ブレークダウンが生じ、異常電圧を放電し、最終的に
MOSトランジスタQT1が接地電位レベル(Vfレベ
ル)にまで放電する。負の静電気(異常電圧)の印加時
においては、MOSトランジスタQT1およびQT2の
基板領域が接地電圧レベルに接続されており、したがっ
て、PN接合が導通し、基板領域から信号配線11へ電
流が流れる。それにより、MOSトランジスタQT2の
基板領域の電位、すなわち寄生バイポーラトランジスタ
のベースに電流が流れ、その寄生バイポーラトランジス
タがオン状態となり、負の異常電圧を、高速で接地電圧
レベル(−Vfレベル)にまで放電する(充電する)。
なお、この図26に示すMOSトランジスタQT1およ
びQT2のチャネル領域へは、P型不純物イオンが注入
されており、そのしきい値電圧が高くされており、通常
動作時におけるリーク電流が抑制されている。
トランジスタQT1およびQT2は、寄生バイポーラト
ランジスタのコレクタ端子が信号配線11に接続され
る。外部端子1に正の異常電圧(静電気)が印加される
と、MOSトランジスタQT1およびQT2において接
合ブレークダウンが生じ、異常電圧を放電し、最終的に
MOSトランジスタQT1が接地電位レベル(Vfレベ
ル)にまで放電する。負の静電気(異常電圧)の印加時
においては、MOSトランジスタQT1およびQT2の
基板領域が接地電圧レベルに接続されており、したがっ
て、PN接合が導通し、基板領域から信号配線11へ電
流が流れる。それにより、MOSトランジスタQT2の
基板領域の電位、すなわち寄生バイポーラトランジスタ
のベースに電流が流れ、その寄生バイポーラトランジス
タがオン状態となり、負の異常電圧を、高速で接地電圧
レベル(−Vfレベル)にまで放電する(充電する)。
なお、この図26に示すMOSトランジスタQT1およ
びQT2のチャネル領域へは、P型不純物イオンが注入
されており、そのしきい値電圧が高くされており、通常
動作時におけるリーク電流が抑制されている。
【0132】[適用例4]図27は、この発明に従う保
護素子の第4の適用例の構成を示す図である。この図2
7に示す保護素子は、出力回路401からの出力信号を
出力信号配線404を介して受ける外部端子(データ出
力端子)402に対して設けられる。この出力回路40
1は、電源ノードと接地ノードの間に直列に接続される
nチャネルMOSトランジスタOQ2およびOQ3を含
む。これらのMOSトランジスタOQ2およびOQ3の
ゲートへは、それぞれ内部からの信号(内部読出データ
に相当する信号)が与えられる。
護素子の第4の適用例の構成を示す図である。この図2
7に示す保護素子は、出力回路401からの出力信号を
出力信号配線404を介して受ける外部端子(データ出
力端子)402に対して設けられる。この出力回路40
1は、電源ノードと接地ノードの間に直列に接続される
nチャネルMOSトランジスタOQ2およびOQ3を含
む。これらのMOSトランジスタOQ2およびOQ3の
ゲートへは、それぞれ内部からの信号(内部読出データ
に相当する信号)が与えられる。
【0133】保護回路は、出力信号配線404と電源ノ
ードの間に設けられるNPNラテラルトランジスタQT
3と、出力信号配線404と接地ノードの間に設けられ
るNPNラテラルトランジスタQT4を含む。NPNラ
テラルトランジスタQT3は、そのエミッタ領域が電源
ノードに接続されてそのコレクタ領域が出力信号配線4
04に接続される。ベース領域は、基板領域400aに
相当する。一方、NPNラテラルトランジスタQT4
は、そのコレクタ領域が出力信号配線404に接続さ
れ、そのエミッタ領域が接地ノードに接続される。ベー
ス領域は基板領域400bに相当する。
ードの間に設けられるNPNラテラルトランジスタQT
3と、出力信号配線404と接地ノードの間に設けられ
るNPNラテラルトランジスタQT4を含む。NPNラ
テラルトランジスタQT3は、そのエミッタ領域が電源
ノードに接続されてそのコレクタ領域が出力信号配線4
04に接続される。ベース領域は、基板領域400aに
相当する。一方、NPNラテラルトランジスタQT4
は、そのコレクタ領域が出力信号配線404に接続さ
れ、そのエミッタ領域が接地ノードに接続される。ベー
ス領域は基板領域400bに相当する。
【0134】この図27に示す構成においては、通常動
作時においては、出力信号配線404の電位振幅は、V
ccである(接地電圧Vssを0Vとする)。この状態
において、NPNラテラルトランジスタQT3およびQ
T4において、接合ブレークダウンは生じないため、オ
フ状態を維持する。したがって、出力信号配線404に
現れた信号が外部端子(データ出力端子)402へ伝達
される。
作時においては、出力信号配線404の電位振幅は、V
ccである(接地電圧Vssを0Vとする)。この状態
において、NPNラテラルトランジスタQT3およびQ
T4において、接合ブレークダウンは生じないため、オ
フ状態を維持する。したがって、出力信号配線404に
現れた信号が外部端子(データ出力端子)402へ伝達
される。
【0135】外部端子402に正の静電気が(異常電
圧)が印加されると、NPNラテラルトランジスタQT
3およびQT4のコレクタ領域において、接合ブレーク
ダウンが生じ、この正の異常電圧(静電気)が放電され
る。最終的に、この正の静電気は、NPNラテラルトラ
ンジスタQT4にしたがって接地電圧Vssレベル(正
確には、Vss+Vfレベル)にまで放電される。
圧)が印加されると、NPNラテラルトランジスタQT
3およびQT4のコレクタ領域において、接合ブレーク
ダウンが生じ、この正の異常電圧(静電気)が放電され
る。最終的に、この正の静電気は、NPNラテラルトラ
ンジスタQT4にしたがって接地電圧Vssレベル(正
確には、Vss+Vfレベル)にまで放電される。
【0136】一方、外部端子402に対し、負の静電気
(異常電圧)が印加された場合、NPNラテラルトラン
ジスタQT3およびQT4の基板領域400aおよび4
00bから、コレクタ領域へ電流が流れる。このとき、
基板領域400aおよび400bの電位はこの電流によ
り低下し、コレクタがエミッタとして作用して順方向に
バイアスされ、ラテラルトランジスタQT3,QT4が
オン状態となる。したがって、この状態においては、基
板領域とコレクタ領域の間のPN接合が順方向にバイア
スされて負の静電気(異常電圧)が吸収されかつラテラ
ルトランジスタQT3,QT4により充電される。
(異常電圧)が印加された場合、NPNラテラルトラン
ジスタQT3およびQT4の基板領域400aおよび4
00bから、コレクタ領域へ電流が流れる。このとき、
基板領域400aおよび400bの電位はこの電流によ
り低下し、コレクタがエミッタとして作用して順方向に
バイアスされ、ラテラルトランジスタQT3,QT4が
オン状態となる。したがって、この状態においては、基
板領域とコレクタ領域の間のPN接合が順方向にバイア
スされて負の静電気(異常電圧)が吸収されかつラテラ
ルトランジスタQT3,QT4により充電される。
【0137】[適用例5]図28は、この発明の保護素
子の第5の適用例を示す図である。図28に示す構成に
おいては、出力信号配線404と電源ノードの間に、こ
の発明に従うPNダイオードDP3が接続され、出力信
号配線404と接地ノードの間に、この発明に従うPN
ダイオードDP4が接続される。PNダイオードDP3
は、そのカソードが電源ノードVccに接続され、その
アノードが出力信号配線404に接続される。ダイオー
ドDP4は、そのカソードが出力信号配線404に接続
されかつそのアノードが接地ノードに接続される。これ
らのダイオードDP3およびDP4のカソード領域に、
この発明に従って、メモリセルトランジスタのしきい値
調整と同一製造工程でP型不純物がイオン注入されてい
る。
子の第5の適用例を示す図である。図28に示す構成に
おいては、出力信号配線404と電源ノードの間に、こ
の発明に従うPNダイオードDP3が接続され、出力信
号配線404と接地ノードの間に、この発明に従うPN
ダイオードDP4が接続される。PNダイオードDP3
は、そのカソードが電源ノードVccに接続され、その
アノードが出力信号配線404に接続される。ダイオー
ドDP4は、そのカソードが出力信号配線404に接続
されかつそのアノードが接地ノードに接続される。これ
らのダイオードDP3およびDP4のカソード領域に、
この発明に従って、メモリセルトランジスタのしきい値
調整と同一製造工程でP型不純物がイオン注入されてい
る。
【0138】正の静電気が印加された場合には、ダイオ
ードDP3が導通し、この正の静電気を電源ノードへ放
電するとともに、ダイオードDP4の接合ブレークダウ
ンにより、大きな電流で、この正の静電気(異常電圧)
を接地ノードへ放電する。最終的には、外部端子402
に与えられた正の静電気(異常電圧)は、ダイオードD
P3により、Vf+Vccの電圧レベルにまで放電され
る(Vfは、ダイオードDP3のPN接合の順方向降下
電圧)。一方、負のサージ電圧が印加された場合、ダイ
オードDP4が導通し、接地ノードからこの出力信号線
404へ電流を供給するとともに、ダイオードDP3の
カソード/アノード間の接合ブレークダウンにより、こ
の外部端子402に生じた負の静電気(異常電圧)に対
し電源ノードVccから電流を供給してこの負の静電気
(異常電圧)を吸収する。この負の静電気(異常電圧)
は、ダイオードDP4により、−Vfレベルにまで放電
される。
ードDP3が導通し、この正の静電気を電源ノードへ放
電するとともに、ダイオードDP4の接合ブレークダウ
ンにより、大きな電流で、この正の静電気(異常電圧)
を接地ノードへ放電する。最終的には、外部端子402
に与えられた正の静電気(異常電圧)は、ダイオードD
P3により、Vf+Vccの電圧レベルにまで放電され
る(Vfは、ダイオードDP3のPN接合の順方向降下
電圧)。一方、負のサージ電圧が印加された場合、ダイ
オードDP4が導通し、接地ノードからこの出力信号線
404へ電流を供給するとともに、ダイオードDP3の
カソード/アノード間の接合ブレークダウンにより、こ
の外部端子402に生じた負の静電気(異常電圧)に対
し電源ノードVccから電流を供給してこの負の静電気
(異常電圧)を吸収する。この負の静電気(異常電圧)
は、ダイオードDP4により、−Vfレベルにまで放電
される。
【0139】通常動作時においては、出力信号配線40
4の信号振幅は、電源電位Vccレベルであり、ダイオ
ードDP3およびDP4はともにオフ状態を維持する
(ダイオードDP4の接合ブレークダウンは生じな
い)。
4の信号振幅は、電源電位Vccレベルであり、ダイオ
ードDP3およびDP4はともにオフ状態を維持する
(ダイオードDP4の接合ブレークダウンは生じな
い)。
【0140】[適用例6]図29は、この発明の保護素
子の第6の適用例の構成を示す図である。図29に示す
構成においては、出力回路401の出力段のトランジス
タとして、この発明に従うMOSトランジスタOQT1
およびOQT2が設けられる。MOSトランジスタOQ
T1は、電源ノードと出力信号配線404の間に接続さ
れ、MOSトランジスタOQT2が、出力信号配線40
4と接地ノードの間に接続される。これらのMOSトラ
ンジスタOQT1およびOQT2のゲートへは、それぞ
れ内部からの信号(内部読出データに相当する信号)が
与えられる。これらのMOSトランジスタOQT1およ
びOQT2は、ソースおよびドレイン領域に対してのみ
イオン注入が行なわれており、チャネル領域に対しては
イオン注入が行なわれていない。したがって、MOSト
ランジスタOQT1およびOQT2は、周辺回路の他の
MOSトランジスタと同じしきい値電圧を有する。した
がって、これらのMOSトランジスタOQT1およびO
QT2を出力回路401の出力段に用いても、その低し
きい値電圧により高速で動作する。一方、MOSトラン
ジスタOQT1およびOQT2は、そのソース/ドレイ
ン領域にP型イオンが注入されており、これらのソース
/ドレイン領域と基板領域との間の接合ブレークダウン
電圧は比較的小さくされている。したがって、外部端子
402において静電気が印加された場合、MOSトラン
ジスタOQT1およびOQT2の寄生バイポーラトラン
ジスタが導通し、この静電気を電源ノードまたは接地ノ
ードへ放電する。この場合、MOSトランジスタOQT
1およびOQT2の基板領域は、接地電圧レベルに接続
される。正および負のいずれの静電気(異常電圧)が外
部端子402に印加されても、MOSトランジスタOQ
T1およびOQT2の寄生バイポーラトランジスタが導
通し、その静電気の吸収が行なわれる。
子の第6の適用例の構成を示す図である。図29に示す
構成においては、出力回路401の出力段のトランジス
タとして、この発明に従うMOSトランジスタOQT1
およびOQT2が設けられる。MOSトランジスタOQ
T1は、電源ノードと出力信号配線404の間に接続さ
れ、MOSトランジスタOQT2が、出力信号配線40
4と接地ノードの間に接続される。これらのMOSトラ
ンジスタOQT1およびOQT2のゲートへは、それぞ
れ内部からの信号(内部読出データに相当する信号)が
与えられる。これらのMOSトランジスタOQT1およ
びOQT2は、ソースおよびドレイン領域に対してのみ
イオン注入が行なわれており、チャネル領域に対しては
イオン注入が行なわれていない。したがって、MOSト
ランジスタOQT1およびOQT2は、周辺回路の他の
MOSトランジスタと同じしきい値電圧を有する。した
がって、これらのMOSトランジスタOQT1およびO
QT2を出力回路401の出力段に用いても、その低し
きい値電圧により高速で動作する。一方、MOSトラン
ジスタOQT1およびOQT2は、そのソース/ドレイ
ン領域にP型イオンが注入されており、これらのソース
/ドレイン領域と基板領域との間の接合ブレークダウン
電圧は比較的小さくされている。したがって、外部端子
402において静電気が印加された場合、MOSトラン
ジスタOQT1およびOQT2の寄生バイポーラトラン
ジスタが導通し、この静電気を電源ノードまたは接地ノ
ードへ放電する。この場合、MOSトランジスタOQT
1およびOQT2の基板領域は、接地電圧レベルに接続
される。正および負のいずれの静電気(異常電圧)が外
部端子402に印加されても、MOSトランジスタOQ
T1およびOQT2の寄生バイポーラトランジスタが導
通し、その静電気の吸収が行なわれる。
【0141】[適用例7]図30は、この発明の保護素
子の第7の適用例の構成を示す図である。図30に示す
構成においては、電源電圧Vccを伝達する電線線41
1と接地電圧Vssを伝達する接地線412の間にNP
NラテラルトランジスタQT5が設けられる。このトラ
ンジスタQT5は、コレクタ領域が電源線411に接続
され、エミッタ領域が接地線412に接続される。ベー
ス領域は、基板領域400により形成される。この図3
0に示す構成においては、電源線411に正の静電気
(異常電圧)が印加されたとき、このNPNラテラルト
ランジスタQT5のコレクタ領域において接合ブレーク
ダウンが生じ、トランジスタQT5が導通し、電源線4
11に生じた正の静電気が高速で接地線412へ放電さ
れる。接地線412上の正の静電気および電源線411
上の負の静電気は基板領域400により吸収される。
子の第7の適用例の構成を示す図である。図30に示す
構成においては、電源電圧Vccを伝達する電線線41
1と接地電圧Vssを伝達する接地線412の間にNP
NラテラルトランジスタQT5が設けられる。このトラ
ンジスタQT5は、コレクタ領域が電源線411に接続
され、エミッタ領域が接地線412に接続される。ベー
ス領域は、基板領域400により形成される。この図3
0に示す構成においては、電源線411に正の静電気
(異常電圧)が印加されたとき、このNPNラテラルト
ランジスタQT5のコレクタ領域において接合ブレーク
ダウンが生じ、トランジスタQT5が導通し、電源線4
11に生じた正の静電気が高速で接地線412へ放電さ
れる。接地線412上の正の静電気および電源線411
上の負の静電気は基板領域400により吸収される。
【0142】[適用例8]図31は、この発明に従う保
護素子の第8の適用例の構成を示す図である。図31に
示す構成においては、この発明に従うPNダイオードD
P5が電源線411と接地線412の間に接続される。
ダイオードDP5は、カソードが電源線411に接続さ
れ、アノードが接地線412に接続される。カソード領
域に対し、接合ブレークダウン電圧低下のためのP型不
純物イオンが注入されている。この図31に示す構成に
おいても、電源線411に正の静電気(異常電圧)が印
加されたとき、ダイオードDP5のカソード/アノード
間のPN接合にブレークダウンが生じ、この電源線41
1上の正の静電気(異常電圧)が接地線412に放電さ
れる。
護素子の第8の適用例の構成を示す図である。図31に
示す構成においては、この発明に従うPNダイオードD
P5が電源線411と接地線412の間に接続される。
ダイオードDP5は、カソードが電源線411に接続さ
れ、アノードが接地線412に接続される。カソード領
域に対し、接合ブレークダウン電圧低下のためのP型不
純物イオンが注入されている。この図31に示す構成に
おいても、電源線411に正の静電気(異常電圧)が印
加されたとき、ダイオードDP5のカソード/アノード
間のPN接合にブレークダウンが生じ、この電源線41
1上の正の静電気(異常電圧)が接地線412に放電さ
れる。
【0143】この図31に示すように電源線411に対
し、保護素子を設けておくことにより、電源線411に
生じた正の静電気を高速で吸収することができ、内部回
路が、この電源線上に生じた静電気(異常電圧)により
破壊されるのを防止することができる。
し、保護素子を設けておくことにより、電源線411に
生じた正の静電気を高速で吸収することができ、内部回
路が、この電源線上に生じた静電気(異常電圧)により
破壊されるのを防止することができる。
【0144】なお、接地線412に負の静電気(異常電
圧)が印加されたときにおいても、基板領域で吸収され
るが、このダイオードDP5のカソード/アノード間の
逆バイアス電圧が接合ブレークダウン電圧を超えると、
このダイオードDP5において接合ブレークダウンが生
じ、電源線411から接地線412へ電流が流れ、この
負の静電気(異常電圧)が吸収される。
圧)が印加されたときにおいても、基板領域で吸収され
るが、このダイオードDP5のカソード/アノード間の
逆バイアス電圧が接合ブレークダウン電圧を超えると、
このダイオードDP5において接合ブレークダウンが生
じ、電源線411から接地線412へ電流が流れ、この
負の静電気(異常電圧)が吸収される。
【0145】[適用例9]図32は、この発明に従う保
護素子の第9の適用例の構成を示す図である。図32に
おいて、この発明に従って形成されたMOSトランジス
タQT6が電源線411と接地線412の間に結合され
る。MOSトランジスタQT6は、その一方導通ノード
が電源線411に接続され、その他方導通ノードが接地
線412に接続される。ゲートは、抵抗素子RTを介し
て接地線412に接続される。この抵抗素子RTは、電
源線411および接地線412における大きなサージ電
圧が印加されたときにおいても、このゲート電極層への
高電界の印加を遅延し、ゲート絶縁膜の破壊を防止す
る。
護素子の第9の適用例の構成を示す図である。図32に
おいて、この発明に従って形成されたMOSトランジス
タQT6が電源線411と接地線412の間に結合され
る。MOSトランジスタQT6は、その一方導通ノード
が電源線411に接続され、その他方導通ノードが接地
線412に接続される。ゲートは、抵抗素子RTを介し
て接地線412に接続される。この抵抗素子RTは、電
源線411および接地線412における大きなサージ電
圧が印加されたときにおいても、このゲート電極層への
高電界の印加を遅延し、ゲート絶縁膜の破壊を防止す
る。
【0146】この図32に示す構成において、電源線4
11に正の静電気が印加されたとき、MOSトランジス
タQT6のドレイン(一方導通ノード)において、接合
ブレークダウンが生じ、寄生NPNラテラルトランジス
タが導通し、電源線411から接地線412へ電流が流
れ、高速でこの静電気が吸収される(このとき、また基
板領域に対しても電流が流れる)。一方、接地線412
に負の静電気(異常電圧)が印加されたとき、MOSト
ランジスタQT6のソース領域(一方導通ノード)の電
位が低下しても、基板領域の電位も同様低下するため、
この部分における接合ブレークダウンが生じない。しか
しながら、基板領域の電位が低下すると、電源電圧Vc
cを受ける他方導通ノード(ドレイン電極ノード)と基
板領域の間に接合ブレークダウンが生じ、この電源線4
11から基板領域へ電流が流れ、またこの基板領域から
一方導通ノードへ電流が流れ、従って接地線412の負
の静電気が吸収される(ここで、MOSトランジスタQ
T6の基板領域は、接地線412に接続されている)。
11に正の静電気が印加されたとき、MOSトランジス
タQT6のドレイン(一方導通ノード)において、接合
ブレークダウンが生じ、寄生NPNラテラルトランジス
タが導通し、電源線411から接地線412へ電流が流
れ、高速でこの静電気が吸収される(このとき、また基
板領域に対しても電流が流れる)。一方、接地線412
に負の静電気(異常電圧)が印加されたとき、MOSト
ランジスタQT6のソース領域(一方導通ノード)の電
位が低下しても、基板領域の電位も同様低下するため、
この部分における接合ブレークダウンが生じない。しか
しながら、基板領域の電位が低下すると、電源電圧Vc
cを受ける他方導通ノード(ドレイン電極ノード)と基
板領域の間に接合ブレークダウンが生じ、この電源線4
11から基板領域へ電流が流れ、またこの基板領域から
一方導通ノードへ電流が流れ、従って接地線412の負
の静電気が吸収される(ここで、MOSトランジスタQ
T6の基板領域は、接地線412に接続されている)。
【0147】このときまた抵抗素子RTにより、このM
OSトランジスタQT6のゲート電位低下が遅れていれ
ば、MOSトランジスタQT6のゲート−ソース間が順
方向にバイアスされてMOSトランジスタQT6がオン
し、電源線411から接地線412へ電流が供給され
る。これにより、高速で負の静電気を吸収することがで
きる。
OSトランジスタQT6のゲート電位低下が遅れていれ
ば、MOSトランジスタQT6のゲート−ソース間が順
方向にバイアスされてMOSトランジスタQT6がオン
し、電源線411から接地線412へ電流が供給され
る。これにより、高速で負の静電気を吸収することがで
きる。
【0148】なお、上述の実施の形態においては、エミ
ッタ領域とコレクタ領域とがフィールド酸化膜(フィー
ルド絶縁膜)により分離されるNPNラテラルトランジ
スタにおいては、このフィールド絶縁膜上には、ゲート
電極層は設けられていないが、このフィールド絶縁膜上
にゲート電極層が設けられ、NPNラテラルトランジス
タが、いわゆる「フィールドトランジスタ」として利用
されても同様の効果を得ることができる。
ッタ領域とコレクタ領域とがフィールド酸化膜(フィー
ルド絶縁膜)により分離されるNPNラテラルトランジ
スタにおいては、このフィールド絶縁膜上には、ゲート
電極層は設けられていないが、このフィールド絶縁膜上
にゲート電極層が設けられ、NPNラテラルトランジス
タが、いわゆる「フィールドトランジスタ」として利用
されても同様の効果を得ることができる。
【0149】また、先の実施の形態においては、アルミ
ニウム配線が直接不純物領域に接続されているが、製造
工程中でのアルミアロイスパイクによる問題を解消する
ために、チタンナイドライドTiNまたはチタンタング
ステンTiW,TiN/Ti,TiW/Tiなどのバリ
アメタルがコンタクト孔部の不純物領域上に設けられる
配線構造であっても同様の効果が得られる。
ニウム配線が直接不純物領域に接続されているが、製造
工程中でのアルミアロイスパイクによる問題を解消する
ために、チタンナイドライドTiNまたはチタンタング
ステンTiW,TiN/Ti,TiW/Tiなどのバリ
アメタルがコンタクト孔部の不純物領域上に設けられる
配線構造であっても同様の効果が得られる。
【0150】
【発明の効果】請求項1に係る発明に従えば、外部端子
に印加される異常電圧から内部回路を保護するための保
護装置を、第1の導電型の半導体基板領域と第1の外部
端子に電気的に接続されかつ第2導電型の第1の不純物
領域と、この第1の不純物領域と半導体基板領域との間
に第1の不純物領域を取囲むように形成されかつ半導体
基板領域よりも高い不純物濃度を有する第1導電型の第
2の不純物領域と、この半導体基板領域表面に第1およ
び第2の不純物領域と離れて形成され、第2の外部端子
に電気的に接続される第3の不純物領域とで構成したた
め、この第1の不純物領域と半導体基板領域の間に形成
されるPN接合のブレークダウン電圧を低減することが
でき、この接合ブレークダウン電圧による発熱量を低減
することができ、アルミニウム配線のアルミニウムの不
純物領域への拡散によるアロイスパイクの成長を抑制す
ることができ、接合破壊、接合リークおよびシリコンノ
ジュールの半導体領域への生成などを抑制することがで
き、信頼性の高い保護装置を実現することができる。
に印加される異常電圧から内部回路を保護するための保
護装置を、第1の導電型の半導体基板領域と第1の外部
端子に電気的に接続されかつ第2導電型の第1の不純物
領域と、この第1の不純物領域と半導体基板領域との間
に第1の不純物領域を取囲むように形成されかつ半導体
基板領域よりも高い不純物濃度を有する第1導電型の第
2の不純物領域と、この半導体基板領域表面に第1およ
び第2の不純物領域と離れて形成され、第2の外部端子
に電気的に接続される第3の不純物領域とで構成したた
め、この第1の不純物領域と半導体基板領域の間に形成
されるPN接合のブレークダウン電圧を低減することが
でき、この接合ブレークダウン電圧による発熱量を低減
することができ、アルミニウム配線のアルミニウムの不
純物領域への拡散によるアロイスパイクの成長を抑制す
ることができ、接合破壊、接合リークおよびシリコンノ
ジュールの半導体領域への生成などを抑制することがで
き、信頼性の高い保護装置を実現することができる。
【0151】請求項2に係る発明に従えば、この第1お
よび第2の不純物領域の間に第1の不純物領域の不純物
濃度よりも低い不純物濃度を有する第4の不純物領域を
形成したため、この第1の不純物領域と第2の不純物領
域の間の空乏層に印加される電界を緩和することがで
き、接合ブレークダウン電圧を低減しつつPN接合の破
壊を防止することができる。
よび第2の不純物領域の間に第1の不純物領域の不純物
濃度よりも低い不純物濃度を有する第4の不純物領域を
形成したため、この第1の不純物領域と第2の不純物領
域の間の空乏層に印加される電界を緩和することがで
き、接合ブレークダウン電圧を低減しつつPN接合の破
壊を防止することができる。
【0152】請求項3に係る発明に従えば、第3の不純
物領域は第2の導電型の不純物領域で構成し、この第3
の不純物領域を取囲むように基板領域よりも不純物濃度
の高い第4の不純物領域をさらに形成したため、この保
護装置を、ラテラルトランジスタまたは寄生バイポーラ
トランジスタを有する構成とし、これらを異常電圧発生
時に導通させることができ、大きな電流増幅率により、
高速でこの異常電圧を吸収することができる。
物領域は第2の導電型の不純物領域で構成し、この第3
の不純物領域を取囲むように基板領域よりも不純物濃度
の高い第4の不純物領域をさらに形成したため、この保
護装置を、ラテラルトランジスタまたは寄生バイポーラ
トランジスタを有する構成とし、これらを異常電圧発生
時に導通させることができ、大きな電流増幅率により、
高速でこの異常電圧を吸収することができる。
【0153】請求項4に係る発明に従えば、第3および
第4の不純物領域の間に、この第3の不純物領域よりも
低い不純物濃度を有する第2導電型の第5の不純物領域
を設けたため、この第3の不純物領域においても、空乏
層に印加される電界を緩和することができ、この第3の
不純物領域の異常電圧印加時における接合破壊を防止す
ることができる。
第4の不純物領域の間に、この第3の不純物領域よりも
低い不純物濃度を有する第2導電型の第5の不純物領域
を設けたため、この第3の不純物領域においても、空乏
層に印加される電界を緩和することができ、この第3の
不純物領域の異常電圧印加時における接合破壊を防止す
ることができる。
【0154】請求項5に係る発明に従えば、第3の不純
物領域を、この半導体基板領域の不純物濃度よりも不純
物濃度の高い第1導電型の不純物領域で構成したため、
PN接合ダイオードで構成される保護装置を実現するこ
とができ、同様、接合ブレークダウン電圧の低い保護装
置を実現することができる。
物領域を、この半導体基板領域の不純物濃度よりも不純
物濃度の高い第1導電型の不純物領域で構成したため、
PN接合ダイオードで構成される保護装置を実現するこ
とができ、同様、接合ブレークダウン電圧の低い保護装
置を実現することができる。
【0155】請求項6に係る発明に従えば、第1および
第3の不純物領域の間に、半導体基板領域表面に厚い絶
縁膜を形成したいるため、この第1および第3の不純物
領域それぞれをコレクタ/エミッタとするラテラルバイ
ポーラトランジスタを形成することができ、このラテラ
ルトバイポーラトランジスタの大きな電流増幅率により
高速で異常電圧を吸収することができる。
第3の不純物領域の間に、半導体基板領域表面に厚い絶
縁膜を形成したいるため、この第1および第3の不純物
領域それぞれをコレクタ/エミッタとするラテラルバイ
ポーラトランジスタを形成することができ、このラテラ
ルトバイポーラトランジスタの大きな電流増幅率により
高速で異常電圧を吸収することができる。
【0156】請求項7に係る発明に従えば、第1および
第3の不純物領域の間の半導体基板領域表面上に絶縁膜
を介してゲート電極層を形成しているため、MOSトラ
ンジスタの寄生バイポーラトランジスタを利用した保護
装置を実現することができる。
第3の不純物領域の間の半導体基板領域表面上に絶縁膜
を介してゲート電極層を形成しているため、MOSトラ
ンジスタの寄生バイポーラトランジスタを利用した保護
装置を実現することができる。
【0157】請求項8に係る発明に従えば、第1および
第2の外部端子の一方は、電源電圧および接地電圧の一
方を受け、他方は入力信号および出力信号の一方を受け
ており、この第1および第2外部端子の他方端子へ外部
から与えられる異常電圧(静電気)を確実に一方の外部
端子により吸収することができる。
第2の外部端子の一方は、電源電圧および接地電圧の一
方を受け、他方は入力信号および出力信号の一方を受け
ており、この第1および第2外部端子の他方端子へ外部
から与えられる異常電圧(静電気)を確実に一方の外部
端子により吸収することができる。
【0158】請求項9に係る発明に従えば、第1および
第2の外部端子の一方および他方は電源電圧および接地
電圧を受けており、確実に電源電圧供給線および接地電
圧供給線上に生じた異常電圧を吸収することができ、電
線線または接地線上の異常電圧による内部回路の破壊を
防止することができる。
第2の外部端子の一方および他方は電源電圧および接地
電圧を受けており、確実に電源電圧供給線および接地電
圧供給線上に生じた異常電圧を吸収することができ、電
線線または接地線上の異常電圧による内部回路の破壊を
防止することができる。
【0159】請求項10に係る発明に従えば、MOSト
ランジスタのゲート電極層は内部回路からの信号を受
け、第1および第2の外部端子の一方は電源電圧および
接地電圧の一方を受け、さらに他方が信号出力を行なう
外部端子に接続されており、出力回路の出力段と保護装
置とを共用することができ、装置占有面積を低減するこ
とができる。
ランジスタのゲート電極層は内部回路からの信号を受
け、第1および第2の外部端子の一方は電源電圧および
接地電圧の一方を受け、さらに他方が信号出力を行なう
外部端子に接続されており、出力回路の出力段と保護装
置とを共用することができ、装置占有面積を低減するこ
とができる。
【0160】請求項11に係る発明に従えば、このメモ
リセルに含まれるMOSトランジスタのチャネル領域の
表面不純物濃度と第2の不純物領域の不純物濃度とが同
じであり、これらを同一製造工程で生成することがで
き、何ら製造工程を増加させることなく容易に接合ブレ
ークダウン電圧の低下された保護装置を実現することが
できる。
リセルに含まれるMOSトランジスタのチャネル領域の
表面不純物濃度と第2の不純物領域の不純物濃度とが同
じであり、これらを同一製造工程で生成することがで
き、何ら製造工程を増加させることなく容易に接合ブレ
ークダウン電圧の低下された保護装置を実現することが
できる。
【0161】請求項12に係る発明に従えば、MOSト
ランジスタのしきい値電圧調整のための不純物イオン注
入と同一工程で保護素子の少なくとも1個の接合部領域
ヘ同じ不純物イオンを注入するようにしているため、何
ら製造工程を増加させることなく、この保護素子の接合
部のブレークダウン電圧を調整することができる。この
とき、しきい値電圧調整が、メモリセルのMOSトラン
ジスタのしきい値電圧を増加させるために行なわれる場
合、この接合部領域が高濃度PN接合となり、その接合
ブレークダウン電圧を低下させることができる。
ランジスタのしきい値電圧調整のための不純物イオン注
入と同一工程で保護素子の少なくとも1個の接合部領域
ヘ同じ不純物イオンを注入するようにしているため、何
ら製造工程を増加させることなく、この保護素子の接合
部のブレークダウン電圧を調整することができる。この
とき、しきい値電圧調整が、メモリセルのMOSトラン
ジスタのしきい値電圧を増加させるために行なわれる場
合、この接合部領域が高濃度PN接合となり、その接合
ブレークダウン電圧を低下させることができる。
【0162】請求項13に係る発明に従えば、保護素子
は、半導体基板領域に間をおいて形成される第2導電型
の第1および第2の不純物領域を含み、不純物イオン注
入は、これら第1および第2の不純物領域に対してのみ
行なわれるため、その保護素子のチャネル領域へのイオ
ン注入を行なっていないため、この保護素子がMOSト
ランジスタで構成される場合、そのしきい値電圧を周辺
回路のMOSトランジスタと同じとすることができ、こ
の保護素子を周辺回路としても用いることができ、回路
占有面積を低減することができる。
は、半導体基板領域に間をおいて形成される第2導電型
の第1および第2の不純物領域を含み、不純物イオン注
入は、これら第1および第2の不純物領域に対してのみ
行なわれるため、その保護素子のチャネル領域へのイオ
ン注入を行なっていないため、この保護素子がMOSト
ランジスタで構成される場合、そのしきい値電圧を周辺
回路のMOSトランジスタと同じとすることができ、こ
の保護素子を周辺回路としても用いることができ、回路
占有面積を低減することができる。
【0163】請求項14に係る発明に従えば、この不純
物イオン注入は、第1および第2の不純物領域の間の基
板領域表面に対しても行なわれており、通常動作時の誤
動作を生じることなく確実にこの接合ブレークダウン電
圧が低減された保護素子を実現することができる。
物イオン注入は、第1および第2の不純物領域の間の基
板領域表面に対しても行なわれており、通常動作時の誤
動作を生じることなく確実にこの接合ブレークダウン電
圧が低減された保護素子を実現することができる。
【0164】請求項15に係る発明に従えば、保護素子
は、第1導電型の不純物領域と第2導電型の不純物領域
とを含んでおり、この不純物イオン注入が、基板と同じ
導電型を有する不純物領域に対してのみ行なわれてお
り、PN接合ダイオードを保護素子として利用する場合
においても、その接合ブレークダウン電圧を確実にその
高濃度のPN接合により低下させることができる。
は、第1導電型の不純物領域と第2導電型の不純物領域
とを含んでおり、この不純物イオン注入が、基板と同じ
導電型を有する不純物領域に対してのみ行なわれてお
り、PN接合ダイオードを保護素子として利用する場合
においても、その接合ブレークダウン電圧を確実にその
高濃度のPN接合により低下させることができる。
【図1】 この発明に従う半導体装置の全体の構成を概
略的に示す図である。
略的に示す図である。
【図2】 図1に示す半導体装置のメモリセルアレイ部
の構成を具体的に示す図である。
の構成を具体的に示す図である。
【図3】 図2に示すメモリセルアレイ部の構成をより
具体的に示す図である。
具体的に示す図である。
【図4】 MOSトランジスタのテール電流特性を示す
図である。
図である。
【図5】 メモリセルトランジスタを低しきい値電圧の
メモリセルトランジスタで構成した場合の問題点を説明
するための図である。
メモリセルトランジスタで構成した場合の問題点を説明
するための図である。
【図6】 この発明の実施の形態1に従う半導体装置の
製造工程を示す図である。
製造工程を示す図である。
【図7】 この発明の実施の形態1に従う半導体装置の
第2の製造工程を示す図である。
第2の製造工程を示す図である。
【図8】 この発明の実施の形態1に従う半導体装置の
第3の製造工程を示す図である。
第3の製造工程を示す図である。
【図9】 この発明の実施の形態1に従う半導体装置の
第4の製造工程を示す図である。
第4の製造工程を示す図である。
【図10】 この発明の実施の形態1に従う半導体装置
の第5の製造工程を示す図である。
の第5の製造工程を示す図である。
【図11】 この発明の実施の形態1に従う半導体装置
の第6の製造工程を示す図である。
の第6の製造工程を示す図である。
【図12】 この発明に従う半導体装置における不純物
イオン注入時における不純物イオンの基板表面における
分布を示す図である。
イオン注入時における不純物イオンの基板表面における
分布を示す図である。
【図13】 この発明の実施の形態1に従う半導体装置
の第7の製造工程を示す図である。
の第7の製造工程を示す図である。
【図14】 この発明の実施の形態1に従う半導体装置
の第8の製造工程を示す図である。
の第8の製造工程を示す図である。
【図15】 (A)は、この発明の実施の形態1に従う
半導体装置の第9の製造工程におけるメモリセルアレイ
部の構成を示し、(B)はこの第9の製造工程における
保護回路領域の構成を概略的に示す図である。
半導体装置の第9の製造工程におけるメモリセルアレイ
部の構成を示し、(B)はこの第9の製造工程における
保護回路領域の構成を概略的に示す図である。
【図16】 この発明の実施の形態1に従う半導体装置
の第10の製造工程を示す図である。
の第10の製造工程を示す図である。
【図17】 (A)は、この発明の実施の形態2に従う
半導体装置のメモリセルの構成を示す図であり、(B)
はその変更例を示す図である。
半導体装置のメモリセルの構成を示す図であり、(B)
はその変更例を示す図である。
【図18】 この発明の実施の形態3に従う半導体装置
のメモリセルの構成を示す図である。
のメモリセルの構成を示す図である。
【図19】 図18のメモリセルの動作特性を示す図で
ある。
ある。
【図20】 図18のメモリセルが低しきい値電圧を有
するときの問題点を説明するための図である。
するときの問題点を説明するための図である。
【図21】 (A)は、この発明の実施の形態4に従う
半導体装置の保護素子の断面構造を示し、(B)はその
電気的等価回路を示す図である。
半導体装置の保護素子の断面構造を示し、(B)はその
電気的等価回路を示す図である。
【図22】 (A)は、この発明の実施の形態5に従う
半導体装置の保護素子の断面構造を示し、(B)はその
電気的等価回路を示す図である。
半導体装置の保護素子の断面構造を示し、(B)はその
電気的等価回路を示す図である。
【図23】 この発明の実施の形態5における不純物イ
オン注入領域を示す図である。
オン注入領域を示す図である。
【図24】 この発明に従う半導体保護装置の第1の適
用例を示す図である。
用例を示す図である。
【図25】 この発明に従う半導体保護装置の第2の適
用例を示す図である。
用例を示す図である。
【図26】 この発明に従う半導体保護装置の第3の適
用例を示す図である。
用例を示す図である。
【図27】 この発明に従う半導体保護装置の第4の適
用例を示す図である。
用例を示す図である。
【図28】 この発明に従う半導体保護装置の第5の適
用例を示す図である。
用例を示す図である。
【図29】 この発明に従う半導体保護装置の第6の適
用例を示す図である。
用例を示す図である。
【図30】 この発明に従う半導体保護装置の第7の適
用例を示す図である。
用例を示す図である。
【図31】 この発明に従う半導体保護装置の第8の適
用例を示す図である。
用例を示す図である。
【図32】 この発明に従う半導体保護装置の第9の適
用例を示す図である。
用例を示す図である。
【図33】 従来の入力保護回路の構成および保護素子
の構造を概略的に示す図である。
の構造を概略的に示す図である。
APC アドレス保護回路、OPC 出力保護回路、I
PC 入力保護回路、AB アドレスバッファ、CG
制御信号発生系、OB 出力バッファ、MAメモリセル
アレイ、MC メモリセル、MT メモリセルトランジ
スタ、200半導体基板、210,210a〜210h
フィールド絶縁膜(熱酸化膜)、220a,220b
〜220d Pウェル、218 ゲート電極層、220
a低濃度不純物領域、222b 低濃度不純物領域、2
24a,224b 高濃度不純物領域、300 メモリ
セル形成領域、306 保護回路形成領域、Q1,Q2
SRAMメモリセルトランジスタ、250 半導体基
板、252a,252b 高濃度不純物領域、254
フローティングゲート、256 コントロールゲート、
M1,M2 フラッシュメモリセル(EEPROMセ
ル)、300半導体基板、310 低濃度ウェル、32
0 比較的高濃度の不純物領域、322 低濃度不純物
領域、324 高濃度不純物領域、330 高濃度不純
物領域、316,317 フィールド絶縁膜、1 外部
端子、350 半導体基板、352 ウェル、354
a,354b 比較的高濃度の不純物領域、356a,
356b 比較的低濃度の不純物領域、358a,35
8b 高濃度不純物領域、360 ゲート電極層、36
5 MOSトランジスタ、359 チャネル領域、QT
NPNラテラルトランジスタ、DP1,DP2,DP
3,DP4,DP5PN接合ダイオード、QT1,QT
2 MOSトランジスタ(寄生バイポーラトランジス
タ)、QT3,QT4 NPNラテラルトランジスタ、
400,400a,400b 基板領域、402 外部
端子、401 出力回路、OQT1,OQT2 低しき
い値電圧MOSトランジスタ(寄生バイポーラトランジ
スタ)、QT6 MOSトランジスタ。
PC 入力保護回路、AB アドレスバッファ、CG
制御信号発生系、OB 出力バッファ、MAメモリセル
アレイ、MC メモリセル、MT メモリセルトランジ
スタ、200半導体基板、210,210a〜210h
フィールド絶縁膜(熱酸化膜)、220a,220b
〜220d Pウェル、218 ゲート電極層、220
a低濃度不純物領域、222b 低濃度不純物領域、2
24a,224b 高濃度不純物領域、300 メモリ
セル形成領域、306 保護回路形成領域、Q1,Q2
SRAMメモリセルトランジスタ、250 半導体基
板、252a,252b 高濃度不純物領域、254
フローティングゲート、256 コントロールゲート、
M1,M2 フラッシュメモリセル(EEPROMセ
ル)、300半導体基板、310 低濃度ウェル、32
0 比較的高濃度の不純物領域、322 低濃度不純物
領域、324 高濃度不純物領域、330 高濃度不純
物領域、316,317 フィールド絶縁膜、1 外部
端子、350 半導体基板、352 ウェル、354
a,354b 比較的高濃度の不純物領域、356a,
356b 比較的低濃度の不純物領域、358a,35
8b 高濃度不純物領域、360 ゲート電極層、36
5 MOSトランジスタ、359 チャネル領域、QT
NPNラテラルトランジスタ、DP1,DP2,DP
3,DP4,DP5PN接合ダイオード、QT1,QT
2 MOSトランジスタ(寄生バイポーラトランジス
タ)、QT3,QT4 NPNラテラルトランジスタ、
400,400a,400b 基板領域、402 外部
端子、401 出力回路、OQT1,OQT2 低しき
い値電圧MOSトランジスタ(寄生バイポーラトランジ
スタ)、QT6 MOSトランジスタ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 21/8242
Claims (15)
- 【請求項1】 外部端子に印加される異常電圧から内部
回路を保護するための半導体保護装置であって、 第1導電型の半導体基板領域、 第1の外部端子に電気的に接続される、第2導電型の第
1の不純物領域、 前記第1の不純物領域と前記半導体基板領域との間に前
記第1の不純物領域を取囲むように形成される、前記半
導体基板領域よりも高い不純物濃度を有する第1導電型
の第2の不純物領域、および前記第1および第2の不純
物領域と離れて前記半導体基板領域表面に形成される、
第2の外部端子に電気的に接続される第3の不純物領域
を備える、半導体保護装置。 - 【請求項2】 前記第1および第2の不純物領域の間に
前記第1の不純物領域を取囲みかつ前記第2の不純物領
域に取囲まれるように形成される、前記第1の不純物領
域の不純物濃度よりも低い不純物濃度を有する第4の不
純物領域をさらに備える、請求項1記載の半導体保護装
置。 - 【請求項3】 前記第3の不純物領域は前記第2導電型
の不純物領域であり、 前記第3の不純物領域を取囲むように前記半導体基板領
域表面に形成される、前記基板領域より高不純物濃度の
第1導電型の第4の不純物領域をさらに備える、請求項
1または2に記載の半導体保護装置。 - 【請求項4】 前記第3および第4の不純物領域の間に
形成される、前記第3の不純物領域よりも不純物濃度の
小さい第2導電型の第5の不純物領域をさらに備える、
請求項3記載の半導体保護装置。 - 【請求項5】 前記第3の不純物領域は、前記半導体基
板領域の不純物濃度よりも高い不純物濃度の第1導電型
の不純物領域である、請求項1または2に記載の半導体
保護装置。 - 【請求項6】 前記第1および第3の不純物領域の間の
前記半導体基板領域表面に形成される厚い絶縁膜をさら
に備える、請求項1ないし5のいずれかに記載の半導体
保護装置。 - 【請求項7】 前記第1および第3の不純物領域の間の
前記半導体基板領域表面上に薄い絶縁膜を介して形成さ
れるゲート電極層をさらに備える、請求項1ないし4の
いずれかに記載の半導体保護装置。 - 【請求項8】 前記第1および第2の外部端子の一方は
電源電圧および接地電圧の一方の電圧を受け、かつ他方
は入力信号および出力信号の一方を受ける、請求項1な
いし7のいずれかに記載の半導体保護装置。 - 【請求項9】 前記第1および第2の外部端子は一方
が、動作電源電圧および接地電圧の一方を受け、他方の
外部端子が前記動作電源電圧および接地電圧の他方を受
ける、請求項1ないし7のいずれかに記載の半導体保護
装置。 - 【請求項10】 前記ゲート電極層は内部回路からの信
号を受け、前記第1および第2の外部端子の一方は、動
作電源電圧および接地電圧の一方を受け、かつ他方が信
号出力端子として作用する、請求項3記載の半導体保護
装置。 - 【請求項11】 前記保護装置は情報を記憶するため
の、少なくとも1個の絶縁ゲート型電界効果トランジス
タを有するメモリセルを含む半導体記憶装置に用いら
れ、 前記絶縁ゲート型電界効果トランジスタのチャネル領域
の表面不純物濃度は前記第2の不純物領域の不純物濃度
と実質的に同じである、請求項1ないし10のいずれか
に記載の半導体保護装置。 - 【請求項12】 行列状に配列され、各々が少なくとも
1個の絶縁ゲート型電界効果トランジスタを有する複数
のメモリセルと、これら複数のメモリセルへアクセスを
するための内部回路と、前記内部回路を外部異常電圧か
ら保護するための少なくとも1個の互いに逆導電型の不
純物領域間に形成される接合部を有する保護素子とを有
する半導体装置の製造方法であって、 前記メモリセルの絶縁ゲート型電界効果トランジスタの
しきい値電圧調整のためのチャネル領域への不純物イオ
ン注入と同一工程で前記保護素子の前記少なくとも1個
の接合部形成領域へも前記不純物イオンを注入するよう
にしたことを特徴とする、半導体装置の製造方法。 - 【請求項13】 前記メモリセルの絶縁ゲート型電界効
果トランジスタは、第1導電型の半導体基板領域に形成
され、前記不純物イオンは第1導電型の不純物イオンで
あり、 前記保護素子は、前記メモリセルの形成領域とは別に設
けられた第1導電型の第2の半導体基板領域と、前記第
2の半導体基板領域表面に互いに間をおいて形成される
第2導電型の第1および第2の不純物領域を含み、 前記不純物イオン注入は、前記第1および第2の不純物
領域形成領域に対して行なわれる、請求項12記載の半
導体装置の製造方法。 - 【請求項14】 前記不純物イオン注入は、前記第1お
よび第2の不純物領域の間の前記第2の半導体基板領域
の表面に対しても行なわれる、請求項13記載の半導体
装置の製造方法。 - 【請求項15】 前記メモリセルの絶縁ゲート型電界効
果トランジスタは第1導電型の半導体基板領域に形成さ
れ、 前記保護素子は、前記メモリセル形成領域と別の領域に
設けられた第1導電型の第2の半導体基板領域表面に互
いに間をおいて形成された第2導電型の第1のも純物領
域と第1導電型の第2不純物領域とを含み、 前記不純物イオン注入は、前記第1導電型不純物イオン
を前記メモリセルの絶縁ゲート型電界効果トランジスタ
のチャネル領域および前記第1の不純物領域形成領域に
対して行なわれる、請求項12記載の半導体装置の製造
方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8232938A JPH1079438A (ja) | 1996-09-03 | 1996-09-03 | 半導体保護装置および半導体装置の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8232938A JPH1079438A (ja) | 1996-09-03 | 1996-09-03 | 半導体保護装置および半導体装置の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1079438A true JPH1079438A (ja) | 1998-03-24 |
Family
ID=16947209
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8232938A Withdrawn JPH1079438A (ja) | 1996-09-03 | 1996-09-03 | 半導体保護装置および半導体装置の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1079438A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2700375A1 (fr) * | 1993-01-13 | 1994-07-13 | Peugeot | Membrane élastique imperméable. |
| WO2009147753A1 (en) * | 2008-06-04 | 2009-12-10 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Semiconductor device |
| JP2011119354A (ja) * | 2009-12-01 | 2011-06-16 | Toshiba Corp | 抵抗変化メモリ |
-
1996
- 1996-09-03 JP JP8232938A patent/JPH1079438A/ja not_active Withdrawn
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2700375A1 (fr) * | 1993-01-13 | 1994-07-13 | Peugeot | Membrane élastique imperméable. |
| US5645922A (en) * | 1993-01-13 | 1997-07-08 | Automobiles Peugeot | Impermeable elastic membrane |
| WO2009147753A1 (en) * | 2008-06-04 | 2009-12-10 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Semiconductor device |
| TWI419299B (zh) * | 2008-06-04 | 2013-12-11 | 東芝股份有限公司 | 半導體裝置 |
| US8611154B2 (en) | 2008-06-04 | 2013-12-17 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Semiconductor device |
| US9324653B2 (en) * | 2008-06-04 | 2016-04-26 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Semiconductor device |
| JP2011119354A (ja) * | 2009-12-01 | 2011-06-16 | Toshiba Corp | 抵抗変化メモリ |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5241496A (en) | Array of read-only memory cells, eacch of which has a one-time, voltage-programmable antifuse element constructed within a trench shared by a pair of cells | |
| KR100310573B1 (ko) | 비휘발성 메모리 셀 및 그 어레이 | |
| US6133597A (en) | Biasing an integrated circuit well with a transistor electrode | |
| US6724650B2 (en) | Semiconductor device having a load less four transistor cell | |
| US7704825B2 (en) | Method of fabricating memory including diode | |
| US5998820A (en) | Fabrication method and structure for a DRAM cell with bipolar charge amplification | |
| US6034893A (en) | Non-volatile memory cell having dual avalanche injection elements | |
| JP3467416B2 (ja) | 半導体記憶装置及びその製造方法 | |
| US20110122672A1 (en) | Non-volatile semiconductor memory device | |
| KR960012252B1 (ko) | 반도체 메모리장치 | |
| US6583490B2 (en) | One time programmable semiconductor nonvolatile memory device and method for production of same | |
| KR960000964B1 (ko) | 반도체 집적회로장치 | |
| US6657243B2 (en) | Semiconductor device with SRAM section including a plurality of memory cells | |
| US7095651B2 (en) | Non-volatile semiconductor memory device | |
| KR100712089B1 (ko) | 반도체메모리장치 및 그 제조방법 | |
| KR100346991B1 (ko) | 반도체 기억 장치 | |
| US5331170A (en) | Static type random access memory device with stacked memory cell free from parasitic diode | |
| US5472891A (en) | Method of manufacturing a semiconductor device | |
| JPH10256513A (ja) | 半導体装置およびその製造方法 | |
| US7400524B2 (en) | Semiconductor memory device and semiconductor device | |
| US6972446B1 (en) | Semiconductor integrated circuit device and flash EEPROM | |
| JPH1079438A (ja) | 半導体保護装置および半導体装置の製造方法 | |
| CN108766499B (zh) | E-fuse存储阵列、e-fuse以及e-fuse操作方法 | |
| US7626855B2 (en) | Semiconductor memory device | |
| US5793670A (en) | Static semiconductor memory device including a bipolar transistor in a memory cell, semiconductor device including bipolar transistors and method of manufacturing bipolar transistors |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20031104 |