JPH107997A - 耐トラッキング性粘着テープ - Google Patents

耐トラッキング性粘着テープ

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JPH107997A
JPH107997A JP8185376A JP18537696A JPH107997A JP H107997 A JPH107997 A JP H107997A JP 8185376 A JP8185376 A JP 8185376A JP 18537696 A JP18537696 A JP 18537696A JP H107997 A JPH107997 A JP H107997A
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JP
Japan
Prior art keywords
tracking
synthetic resin
sensitive adhesive
adhesive tape
pressure
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Pending
Application number
JP8185376A
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English (en)
Inventor
Takayuki Suga
孝行 菅
Eiichi Nakamura
穎一 中村
Katsuhiko Shibazaki
勝彦 芝崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Teraoka Seisakusho Co Ltd
Original Assignee
Teraoka Seisakusho Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高CTI値を示す、絶縁用粘着テープを提供
する。 【解決手段】 絶縁性基材と粘着剤層の間に、ポリウレ
タン系合成樹脂、塩酢ビ系合成樹脂、アクリル系合成樹
脂及びポリオレフィン系合成樹脂から選ばれた少なくと
も1種の合成樹脂を主成分とする中間層を設けたことを
特徴とする耐トラッキング性粘着テープ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トランス用巻線な
どのように電気絶縁用に使用される耐トラッキング性難
燃性粘着テープに関する。特に本発明は、国際安全規格
であるIEC−112に記載された測定方法により測定
される比較トラッキング指数(CTI値)が600V以
上である耐トラッキング性粘着テープに関する。
【0002】
【従来の技術】情報機器の分野では、特に電源トランス
などの機器の安全性確保のために沿面距離及び空間距離
の確保、さらに使用絶縁材料の絶縁性等の基準が定めら
れていたが、近年情報機器の国際安全規格(IEC)の
規格改訂により、新しい要求項目である比較トラッキン
グ指数(Comparative TrackingI
ndex:CTI)の高い絶縁材料に対する需要が増加
してきている。特に、最近の電子機器の小型化、軽量化
の進行に伴い層間絶縁用として卷回使用する絶縁用粘着
テープについても高い耐トラッキング性が求められてき
ている。しかし、従来のポリエステル等を基材とする通
常の粘着テープの殆どは、CTI値が400V程度まで
であり、より以上のCTI値を示す絶縁用粘着テープは
少ない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】それ故、本願発明は、
粘着テープに対する新しい要求基準である高いCTI値
を示す絶縁用の粘着テープを提供することを目的とする
ものである。特に本発明は、CTI値が600以上であ
る耐トラッキング性粘着テープを提供することを目的と
するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決すること
のできる本発明の第一は、絶縁性基材と粘着剤層の間
に、ポリウレタン系合成樹脂、塩酢ビ系合成樹脂、アク
リル系合成樹脂及びポリオレフィン系合成樹脂から選ば
れた少なくとも1種の合成樹脂を主成分とする中間層を
設けたことを特徴とする耐トラッキング性粘着テープに
関する。
【0005】また本発明の第二は、IEC−112に準
じて測定される比較トラッキング指数(CTI値)が6
00V以上であることを特徴とする前記の耐トラッキン
グ性粘着テープに関する。同様に、本発明の第三は、前
記粘着剤層がアクリル系粘着剤からなることを特徴とす
る前記の耐トラッキング性粘着テープに関するものであ
る。同様に、本発明の第四は、絶縁性基材がポリエステ
ルフィルムからなることを特徴とする前記の耐トラッキ
ング性粘着テープに関する。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の耐トラッキング性粘着テ
ープの中間層に用いられる合成樹脂は、ポリウレタン系
合成樹脂、塩酢ビ系合成樹脂、アクリル系合成樹脂及び
ポリオレフィン系合成樹脂から選ばれた少なくとも1種
の合成樹脂を主成分とする合成樹脂である。ポリウレタ
ン系合成樹脂としては、通常のポリウレタン樹脂を主成
分とする合成樹脂が使用でき、また、塩酢ビ系合成樹脂
としては、塩化ビニルと酢酸ビニル及び/又は無水マレ
イン酸との共重合体を主成分とするものが使用される。
【0007】アクリル系合成樹脂としては、(メタ)ア
クリル酸のC1 〜C12エステルやアクリル酸等の酸モノ
マーの重合体、又はこれらの酸モノマーと共重合可能な
他の単量体との共重合体を主成分とする合成樹脂が挙げ
られ、ポリオレフィン系合成樹脂としては、エチレンと
酢酸ビニル共重合体を主成分とする合成樹脂(EVA)
あるいはエチレン−アクリル酸共重合体系樹脂などがあ
げられる。
【0008】これらの合成樹脂に各種の添加剤、助剤、
フィラー、有機系又は無機系の顔料等を配合して溶剤に
溶解したものを使用することができる。さらに印刷イン
キや、この印刷インキから顔料を除いたもの等を添加し
た合成樹脂も使用することができる。
【0009】本発明の耐トラッキング性粘着テープの粘
着剤層には、通常の絶縁性粘着テープに使用されている
粘着剤のうち、アクリル系及びゴム系の粘着剤が使用で
き、特にアクリル系粘着剤を使用することが好ましい。
【0010】本発明の耐トラッキング性粘着テープに使
用されるテープ基材としては、ポリエステルフィルムが
使用される。さらにポリエステルフィルムの少なくとも
片面をコロナ放電処理等のいわゆる易接着性処理したポ
リエステルフィルム等を使用することができる。なお、
本発明で使用できるポリエステルフィルムとはポリエチ
レンテレフタレートフィルムであり、そのフィルム厚さ
は、通常5〜180μの範囲から選択される。
【0011】本発明の耐トラッキング性粘着テープの基
材と粘着剤層の間に設けられる中間層の厚さは通常0.
5μm〜100μmの範囲内で選択される。CTI値6
00V以上の耐トラッキング性を確保するためには、
0.5μm以上であることが好ましい。また、耐トラッ
キング性粘着テープを巻回使用する場合には100μm
を越えないことが有利である。
【0012】本発明の耐トラッキング性粘着テープは、
通常の絶縁性粘着テープの製造方法に従って製造するこ
とができる。たとえば、コロナ放電処理等の易接着処理
されていて粘着剤層が塗工される面の背面を公知の離型
剤で処理することができるし、粘着剤塗工側の中間層面
を公知の下塗剤やアンカー剤で処理することもできる。
【0013】本発明の耐トラッキング性粘着テープは、
基材と粘着剤層との間に中間層が配置されており、該中
間層は、そのCTI値が600V以上となるように材
料、層の厚さ等が選択されている。上記構成の本発明の
耐トラッキング性粘着テープは、従来の絶縁性粘着テー
プに比べて沿面距離を低減することができるので、電源
トランス等の小型化、軽量化を実現することが可能とな
る。また、絶縁テープ幅を小さくすることができること
から、コイルの巻き付けが大きく取れるようになり、ト
ランスの容量を向上させることが可能である。
【0014】
【実施例】以下に、実施例及び比較例にしたがって本発
明の耐トラッキング性粘着テープをより詳細に説明する
が、本発明はこれらの実施例によって限定されるもので
はない。各実施例及び比較例で使用した耐トラッキング
性試験法、中間層用合成樹脂、粘着剤及び基材フィルム
はつぎの通りである。 (1)耐トラッキング性試験法:IEC pub.11
2法に準拠。 (2)中間層用の合成樹脂: A ウレタン系合成樹脂:大日本インキ社製 XS−6
53 B ウレタン/塩酢ビ系合成樹脂:大日本インキ社製
XN−397 C アクリル系合成樹脂:メチルアクリレート65部/
エチルアクリレート30部/アクリル酸5部からなる重
量平均分子量50万のアクリル共重合体。 D ポリエステル系合成樹脂:バイロン500(東洋紡
績社製 軟化点114℃)50部とバイロン103(東
洋紡績社製 軟化点158℃)50部を混合してなるも
の。 (3)アクリル系粘着剤A:ブチルアクリレート95部
とアクリル酸5部からなる重量平均分子量55万のアク
リルポリマーにタッキファイヤーとしてテルペンフェノ
ール(荒川化学社製 YSポリスター2100)を10
部配合してなるもの。 (4)アクリル系粘着剤B:ブチルアクリレート95部
とアクリル酸5部からなる重量平均分子量55万のアク
リルポリマーに難燃剤としてFG−2000(帝人化成
社製)55部及びCRP(大八化学社製)45部を配合
したもの。 (5)基材フィルム:東レ社製のポリエステルフィルム
「ルミラーS15A」
【0015】実施例1 片面に離型剤を塗布した厚さ50μの前記東レ社製のポ
リエステルフィルムの他面側に、中間層として前記ウレ
タン系合成樹脂(大日本インキ株式会社製XS−65
3)を厚さ2μとなるように塗布し、この中間層面に前
記アクリル系粘着剤Aを厚さ30μとなるように塗工し
て粘着テープを製造した。このようにして製造された厚
さ82μの粘着テープを37層積層して厚さ約3mmの
試験片(一片の大きさ50mm)を作成し、IECpu
b.112法に準拠してCTI値を測定した。結果を表
1に示す。
【0016】実施例2 中間層用の合成樹脂としてウレタン系合成樹脂に代え
て、前記ウレタン/塩酢ビ系合成樹脂を使用した以外
は、実施例1と同様にして粘着テープ試験片を作成し、
CTI値を測定した。結果を表1に示す。
【0017】実施例3 中間層用の合成樹脂としてウレタン系合成樹脂に代え
て、前記ウレタン/塩酢ビ系合成樹脂を使用し、またア
クリル系粘着剤Aに代えてアクリル系粘着剤Bを使用し
た以外は、実施例1と同様にして粘着テープ試験片を作
成し、CTI値を測定した。結果を表1に示す。
【0018】実施例4 中間層用の合成樹脂としてウレタン系合成樹脂に代え
て、アクリル系合成樹脂を使用した以外は、実施例1と
同様にして粘着テープ試験片を作成し、CTI値を測定
した。結果を表1に示す。
【0019】比較例1 中間層用の合成樹脂としてウレタン系合成樹脂Aに代え
て、ポリエステル系合成樹脂Dを使用した以外は、実施
例1と同様にして粘着テープ試験片を作成し、CTI値
を測定した。結果を表2に示す。 比較例2 中間層用の合成樹脂を使用しない以外は、実施例1と同
様にして粘着テープ試験片を作成し、CTI値を測定し
た。結果を表2に示す。 比較例3 アクリル系粘着剤Aに代えて、アクリル系粘着剤Bを使
用した以外は、比較例2と同様にして試験片を作成し、
CTI値を測定した。結果を表2に示す。
【0020】
【表1】
【0021】
【表2】
【0022】
【発明の効果】表1の結果から、基材フィルムと粘着剤
層との間に中間層として特定の合成樹脂層を設けること
により、絶縁テープにCTI値600V以上の耐トラッ
キング性を付与することができることが明らかである。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁性基材と粘着剤層の間に、ポリウレ
    タン系合成樹脂、塩酢ビ系合成樹脂、アクリル系合成樹
    脂及びポリオレフィン系合成樹脂から選ばれた少なくと
    も1種の合成樹脂を主成分とする中間層を設けたことを
    特徴とする耐トラッキング性粘着テープ。
  2. 【請求項2】 前記耐トラッキング性粘着テープはIE
    C−112に準じて測定される比較トラッキング指数
    (CTI値)が600V以上であることを特徴とする請
    求項1記載の耐トラッキング性粘着テープ。
  3. 【請求項3】 前記粘着剤層はアクリル系粘着剤からな
    ることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の耐トラ
    ッキング性粘着テープ。
  4. 【請求項4】 前記絶縁性基材がポリエステルフィルム
    からなることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれ
    か1項に記載の耐トラッキング性粘着テープ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2012132520A1 (ja) * 2011-03-31 2014-07-24 リンテック株式会社 粘着シート
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WO2023053560A1 (ja) * 2021-09-28 2023-04-06 東洋インキScホールディングス株式会社 絶縁粘着テープ

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Date Code Title Description
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Effective date: 20040206