JPH1080156A - 任意の出力電圧を得るブリッジ回路 - Google Patents

任意の出力電圧を得るブリッジ回路

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JPH1080156A
JPH1080156A JP8265005A JP26500596A JPH1080156A JP H1080156 A JPH1080156 A JP H1080156A JP 8265005 A JP8265005 A JP 8265005A JP 26500596 A JP26500596 A JP 26500596A JP H1080156 A JPH1080156 A JP H1080156A
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JP
Japan
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voltage
circuit
analog
output voltage
input
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JP8265005A
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Tomoya Nitsuta
倶也 新田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 負荷に直列に繋がるスイッチング素子をアナ
ログ的に制御して負荷に任意の電圧を得るH型ブリッジ
回路。 【構成】スイッチング素子の入力にアナログスイッチ等
の回路を設置してスイッチング素子をアナログ的導通叉
はデジタル的遮断の何れかの状態で用いる回路構成。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は直流を電源として用いる
機器に於いて,出力電圧を連続的広範囲な制御が可能で
ある事,及び直流電源の交流化が容易である等の特徴を
生かして「直流モーターの回転制御」「直流電源の蛍光
灯調光器」「DC−DCコンヴァーター」「定電圧電源
装置」「安定化高電圧発生器」「生体用電気剌激装置」
など計測,制御,通信,医用等の広い分野での利用が可
能である。
【0002】
【従来の技術】従来の半導体を用いたブリッジ回路では
純デジタル的な遮断と導通の回路動作であり,出力電力
を制御したい時にはデジタル制御入力をパルス入力とし
てそのパルス巾を変えて実効的に出力を制御していた。
又,直流を電源として電源電圧とは異なる直流電圧を得
ようとするときブロッキング発振を用いたものや,自励
振型,他励振型,集積回路に依るパルス巾変調型など
さまざまな回路方式が使われて来た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】「直流モーターの回転
制御」では モーターに印加される電圧はパルスの通電
時であり回転数はパルス巾で制御されるから間歇的に加
速されることになり滑らかな制御が得られない。
【0004】「DC−DCコンヴァーター」などの電源
電圧とは異なる出力電圧を得ようとするとき,従来方式
では電圧の可変範囲が狭く直線的な変化が得られない事
と,自己消費電力が多いことであった。出力電圧を滑ら
かに制御する事,出力電圧の可変範囲の拡張と直線性の
改善及び自己消費電力の低減を目的としたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】H型ブリッジが作る2つ
の電流経路のその各々に図3に示す回路を挿入する。図
3のQ1はソースフォロワーでありQ1のソース電圧は
スイッチSW1がVR1を選んだときにはAINが出
力してQ1はアナログ的に導通した状態でありSW1が
0V(接地電位)を選んだときには0Vが出力されてQ
1は遮断された状態になる。すなわちQ1はSW1に依
りアナログ的に導通叉は遮断の状態を選ぶ事が出来る。
SW1は図4の様にアナログスイッチ(アナログマルチ
プレクサー)叉はチョッパー回路に置き換えられるか
ら,デジタル入力に依ってQ1のアナログ的導通叉は遮
断のいずれかの状態を選択する事の制御が可能になる。
【0006】
【作用】図2の回路に於いて,アナログスイッチAG1
−1とAG2−1はデジタル入力が論理0で遮断 諸理
1で導通であり AG1−2とAG2−2は論理0で導
通 論理1で遮断であるから 各々のアナログスイッチ
はデジタル入力が論理0で0Vを 論理1でVINを選
択する。Q1とQ2はNチャンネルFETのソースフォ
ロワーである。Q3とQ4はNチャンネルFETのソー
ス接地デジタルスイッチング回路であり,ゲート入力が
論理0で遮断 論理1で導通である。アナログ入力には
アナログ電圧VINが与えらているものとして
【0007】G1とG2の双方が論理0のとき:2組の
アナログスイッチは共に0Vを選ぶからQ1とQ2のゲ
ート電圧は0Vであり,Q1とQ2はソースフォロワー
接続されていて Q1とQ2のソース電圧(a)と
(b)は共に0Vになるから負荷ZLには電流は流れな
い。このときQ3とQ4のゲート入力も共に論理0であ
りQ3とQ4は遮断されて,出力には関与しない。
【0008】G1が論理1,G2が論理0のとき:Q1
のゲートはVINが選択されている。Q1はソースフォ
ロワー接続されているからQ1のソース(a)には入力
に追従してAINが出力される。Q4は導通してQ4の
ドレイン(b)は0Vになる。従って負荷ZLには
(a)から(b)の方向にAIN/ZLの電流が流れ
る。このときQ2のゲート入力電圧は0Vが選択されて
いるからQ2のソース電圧(b)は0Vとなり Q4の
ドレイン電圧と同じになる。Q3のゲート入力は論理0
でQ3は遮断されている。
【0009】G1が論理0,G2が論理1のとき:前項
の動作が図2の回路図に於いて左右が対称的に入れ替わ
る。Q2のゲートはVINが選択されている。Q2はソ
ースフオロワー接続されているからQ2のソース(b)
には入力に追従してAINが出力される。Q3は導通し
てQ3のドレイン(a)は0Vになる。従って負荷ZL
には(b)から(a)の方向にAIN/ZLの電流が流
れる。このときQ1のゲート入力電圧は0Vが選択され
ているからQ1のソース電圧は0Vとなり Q3のドレ
イン電圧と同じになる。Q4のゲート入力は論理0でQ
4は遮断されている。
【0010】G1とG2の双方が論理1のとき:Q1と
Q2のゲートには共にVINが入力され 各々のソース
にはこの電圧が出力される。このときQ3とQ4は導通
しているからQ1とQ2のソース出力を短絡して素子を
破損することになる。G1とG2が同時に論理1になる
ことは禁止される。
【0011】トランジスターとはベース電流叉はゲート
電圧に依り制御される可変抵抗素子とするなら,図2の
回路は図5の様にも表現出来る。図2のQ1叉はQ2は
アナログ入力がデジタル入力に依って0Vが選択された
ときソースフォロワー出力も0Vになる。この事はトラ
ンジスターのドレインソース間の抵抗稙が無限大になり
等価的にスイッチが遮断した事と同じでありQ1とQ
2のトランジスターは遮断領域の動作となる。Q1叉は
Q2がデジタル入力に依ってVINが選択されたときソ
ースフォロワー出力は入力電圧に追従してVINの電圧
が出力される。この事はゲート入力電圧に従ってドレイ
ン ソース間の抵抗値が自動的に設定されて出力電圧を
決定するのと等価的に同じであるから ドレイン ソー
ス間抵抗が入力電圧に依って変化する可変抵抗器とみな
す事ができ アナログ的な導通状態となる。すなわちQ
1叉はQ2はトランジスターの能動領域叉は飽和領域に
近い所で動作する。デジタル入力が論理0では遮断 論
理1ではアナログ入力電圧に依って定められるドレイン
ソース間抵抗が可変抵抗器となるから 等価的にはデ
ジタル的な遮断をするスイッチとAINに依って制御さ
れる可変抵抗器が直列に接続された回路と見なす事が出
来る。すなわちデジタル入力に依って遮断とアナログ的
導通状態を切り換える事が可能となる。ドレイン ソー
ス間抵抗に依って生ずる電力損失はジュール熱として放
出される。
【0012】図6は図2の回路の各部動作を示す。横軸
を時間軸として縦軸を各部の動作電圧を表す。
【0013】
【実施例】図2の回路に於いて負荷Zを直流モーター
にすれば「直流モーターの回転制御器」となる。デジタ
ル入力G1とG2の組み合わせに依りモーターの回転と
停止,正回転と逆回転の切り換え 及びアナログ入力を
制御して出力電圧を変化させてモーターの回転数を滑ら
かに変える事が出来る。アナログ入力系にサーボメカニ
ズムを導入して高精度の回転数制御を行う事が出来る。
【0014】図2の回路に於いてデジタル入力G1及び
G2短い周期で交互に論理1にする事で,負荷には交互
に極性の異なる出力すなわち交流(高周波)化された出
力を得て 変成器(トランスフォーマー)を介して電源
電圧とは異なる電圧の取得が可能になる。変成器の1次
巻線を8(a)点と(b)点の間に接続して,2次巻線
を負荷につなぐ。変成器の2次巻線の電圧は概略変成器
の巻線比とアナログ入力電圧の積になる。負荷を蛍光灯
としてアナログ入力電圧を変化させると蛍光灯に印加さ
れる電圧が変わり明るさも変わるから「直流電源の蛍光
灯調光器」として機能する。
【0015】出力を交流(高周波)化して変成器を介し
て電圧変換を行い 更に整流回路を付加するとDC−D
Cコンヴァーター(直流電圧変換器)になる。アナログ
入力系にサーヴォメカニズム導入すれば高精度の「安定
化電源装置」になり,変成器の巻線比を大きくすること
で高精度の「安定化高電圧発生器」が容易にえられる。
【0016】「生体用電気剌激装置」は出力振幅を0V
から数+Vまで任意の電圧に設定出来る様にしたパルス
ジェネレーターである。実施例を図7に示す。
【0017】
【発明の効果】「生体用電気剌激装置」の電池を電源と
する可搬型の装置の従来の方法では剌激に必要な最大電
圧をDC−DCコンヴァーターで作りこの電圧を基に剌
激電圧を設定する様にしたものであった。
【0018】本発明は,電源電圧と異なる任意の出力電
圧を連続して得る事が出来るからDC−DCコンヴァー
ターの回路を省略出来た。これに依り回路部品の削減と
その取り付け空間の縮小が得られた。
【0019】DC−DCコンヴァーターを省略したこと
で DC−DCコンヴァーターの自己消費電力(アイド
リング)に要した電力に相当する電力を大幅に削減出来
た。CMOSの集積回路に依るパルス巾変調方式のDC
−DCコンヴァーターを用いて4.8Vの電池電圧から
30Vの剌激電圧を得ようとするときアイドリング電流
は約20mA(約100mW)であった。高周波の発振
及び駆動に要する電流は連続で約7mA(約35mW)
である。図7の回路ではこの部分の動作は間歇動作であ
るが一時的に連続動作に回路を変更して測定した。電気
剌激装置では剌激電圧は剌激通電時のみ間歇的に発生さ
せればよい。図7での最大繰り返し周波数は50Hz,
最大パルス巾は1mSに仕様が設定されているから最大
通電率は1/20となる。従って高周波の発振及び駆動
の動作を通電時にのみ間歇的に行えばこれに要する電力
も1/20以下の0.35mA(約1.75mW)以下
になる。この部分だけを単純に比較すれば50倍以上の
改善が行われた事になる。生体で消費される剌激電力は
図7の回路では損失を含めた最大消費電力は75mWで
ある。実際に使用するときには生体のインピーダンスの
状態などでそれぞれ異なるが,最大出力の1/2以下で
使われる事が多い。仮に剌激電力が30mWで使用する
ものとすればDC−DCコンヴアーターを用いた従来の
方法では アイドリング100mW + 剌激電力30mW =
130mW であるのに対し図7の回路では 高周波駆動1.75mW + 剌激電力30mW =
32mW となる。
【0020】これらの装置を1,100mWhの容量の
ニッケル水素電池につなぎ 前項と同じ剌激電力に設定
した時 電池寿命は従来の方法では 1,100mWh ÷ 130mW = 8.5h 図7の回路では 1,100mWh ÷ 32mW = 34.4h となる。実際の電池の寿命試験でもこれらと近似の結果
が得られ 消費電力の低減に大きな効果が得られた。
【図面の簡単な説明】
【図1】Q1−Q4の総てのトランジスターをエミッタ
ーフォロワーとしたブリッジ回路である。
【図2】Q1とQ2のトランジスターのみソースフォロ
ワーとしたブリッジ回路である。
【図3】ゲート入力に機構的スイッチを用いたソースフ
ォロワー回路である。
【図4】ゲート入力に半導体アナログスイッチを用いた
ソースフォロワー回路である。
【図5】アナログスイッチをデジタル操作したときのソ
ースフォロワーの動作解析図である。
【図6】図2の回路の各部電圧波形である。
【図7】携帯型 生体用電気剌激装置の回路図である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項 1】 Q1,Q2,Q3,Q4のトランジス
    ターで構成されるH型ブリッジ回路に於いて,図1の様
    に総てのトランジスターを 或いは図2の様にQ1叉は
    Q4,Q2叉はQ3のトランジスターを エミッターフ
    ォロワー叉はソースフォロワー接続として さらにそれ
    らの入力であるベース叉はゲートにはアナログ入力電圧
    を遮断叉は導通させるアナログスイッチ回路叉はチョッ
    パー回路を設置する事により アナログ入力電圧に直線
    的に追従した出力電圧を得る回路構成。
  2. 【請求項 2】 図1叉は図2の様にした回路構成に於
    いて,アナログ入力電圧に直線的に追従した出力電圧を
    得る事と,その出力電圧の極性の切り換え及び動作叉は
    動作停止を デジタル入力に依り制御する様にした回路
    動作。
JP8265005A 1996-08-30 1996-08-30 任意の出力電圧を得るブリッジ回路 Pending JPH1080156A (ja)

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