JPH1081011A - インクジェット記録ヘッド - Google Patents

インクジェット記録ヘッド

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JPH1081011A
JPH1081011A JP23904296A JP23904296A JPH1081011A JP H1081011 A JPH1081011 A JP H1081011A JP 23904296 A JP23904296 A JP 23904296A JP 23904296 A JP23904296 A JP 23904296A JP H1081011 A JPH1081011 A JP H1081011A
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JP
Japan
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ink
nozzles
head
cavity
diameter
Prior art date
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Pending
Application number
JP23904296A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideo Yasutomi
英雄 保富
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication date
Application filed by Minolta Co Ltd filed Critical Minolta Co Ltd
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Publication of JPH1081011A publication Critical patent/JPH1081011A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/135Nozzles
    • B41J2/14Structure thereof only for on-demand ink jet heads
    • B41J2002/14475Structure thereof only for on-demand ink jet heads characterised by nozzle shapes or number of orifices per chamber

Landscapes

  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 インクジェット記録ヘッドで幅広い階調表現
を実現する。 【解決手段】 複数のヘッド部12,14を有するイン
クジェット記録ヘッド10において、1つのインクキャ
ビティ26当たりのノズル数を各ヘッド部12,14ご
とに違えるとともに、1つのインクキャビティ26に複
数のノズル28a,28bを備えたヘッド部12ではそ
れらのノズル28a,28bを近接して設けてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像信号に応じて
インクドロップを吐出し、記録紙等の記録媒体に付着さ
せて画像を記録するドロップ・オン・デマンド方式のイ
ンクジェット記録ヘッドに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、加熱素子や圧電アクチュエータ等
の加圧手段を画像信号に応じて駆動し、インクキャビテ
ィに収容されたインクを加圧してノズルからインク滴を
吐出し、該インク滴が記録媒体に付着して形成されるド
ットにより画像を記録するドロップ・オン・デマンド方
式のインクジェット記録ヘッドが知られている。
【0003】この種のインクジェット記録ヘッドで階調
画像を記録する一つの方法として、ノズルから吐出され
るインク滴の大きさを変化させ、記録媒体上でのドット
径を変化させることによって階調表現を行うものが知ら
れている。インク滴の大きさを変化させる方法として、
大径インク滴を吐出する大ノズルと、小径インク滴を吐
出する小ノズルとを設けたインクジェット記録ヘッドが
提案されている。例えば、米国特許第5,208,605
号には、大ノズル列と小ノズル列とを並列に配置したプ
リントヘッドが開示されている。また、特開平6−23
8902号公報には、大,小ノズルを交互に一列に配置
したインクジェットプリントヘッドが開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、1つのヘッド
に大きさの異なる多数の大,小ノズルをミクロンオーダ
の精度を確保しつつ形成するのは技術的に容易ではな
く、また、ノズル径を小さくし過ぎるとノズルの目詰ま
りを起こしやすくなることなどからノズル径の調整可能
な範囲にも限界があり、単にノズル径を異ならせてドッ
ト径を変化させるだけでは、充分に幅広く、滑らかな階
調表現を実現するのは困難であった。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明にかかる
インクジェット記録ヘッドは上記問題点に鑑みてなされ
たもので、複数のヘッド部を有し、各ヘッド部がインク
を収容するインクキャビティと、補給用インクを収容す
るインク供給室と、上記インクキャビティを上記インク
供給室に連通するインクインレットと、上記インクキャ
ビティに収容されたインクを加圧する加圧手段と、加圧
されたインクがインク滴となって吐出されるノズルとを
備え、1つのインクキャビティ当たりのノズル数を各ヘ
ッド部ごとに違えるとともに、1つのインクキャビティ
に複数のノズルを備えたヘッド部では上記複数のノズル
を近接して設けたものである。
【0006】上記インクジェット記録ヘッドでは、上記
インクインレットをインク通過時の流路抵抗が各ヘッド
部ごとに異なるように形成してもよいし、上記インクキ
ャビティおよび加圧手段の大きさを各ヘッド部ごとに違
えてもよい。
【0007】
【発明の作用および効果】本発明にかかるインクジェッ
ト記録ヘッドにおいて、各ヘッド部の加圧手段を駆動し
てインクキャビティ内のインクを加圧すると、インクキ
ャビティに連通する各ノズルからインク滴が吐出され
る。複数のノズルと連通するインクキャビティからは、
上記複数のノズルからそれぞれインク滴が吐出される。
これら複数のノズルは近接して設けてあるので、それら
から吐出された複数のインク滴は、記録媒体に着弾する
前に合体して1つの大きなインク滴となる。これによ
り、1つのインクキャビティ当たりのノズル数が他のヘ
ッド部よりも多いヘッド部からは、より大きなインク滴
が吐出されることになり、記録媒体上により大径のイン
クドットが形成される。したがって、画像信号に応じて
インクを吐出させるヘッド部を適宜切り替えることによ
り、滑らかで幅広い階調性のある高画質の中間調画像を
得られる。
【0008】上記インクジェット記録ヘッドでは、1つ
のインクキャビティ当たりのノズル数を変えることによ
りインク滴の大きさを変えるため、各ヘッド部のノズル
を同じ大きさに形成することができる。したがって、各
ノズルについて目詰まりの起こりにくい大きさを選択で
きるとともに、加工精度を高いものにすることができ
る。
【0009】また、上記インクジェット記録ヘッドにお
いて、インクインレットのインク通過時の流路抵抗を各
ヘッド部ごとに異なるように形成すれば、加圧手段によ
ってインクキャビティ内のインクに同一の加圧力を作用
させても、流路抵抗が比較的大きなインクレットを備え
たヘッド部では、他のヘッド部に比べてインクインレッ
トをインクが逆流することによる圧力損失が小さくて済
み、その分、インク滴の吐出を効率よく行える。したが
って、流路抵抗の大きなインクインレットを有するヘッ
ド部からは、他のヘッド部よりも大きなインク滴を吐出
することができ、上記ノズル数の違いと相俟って、一層
幅広い階調表現が可能になる。
【0010】さらに、上記インクキャビティおよび加圧
手段の大きさを各ヘッド部ごとに違えた上記インクジェ
ット記録ヘッドによれば、上記加圧手段を同一条件で駆
動した場合にも、比較的大きな加圧手段を有するヘッド
部ではインクキャビティ内のインクに作用する加圧力が
大きく、他のヘッド部よりも大きなインク滴がノズルか
ら吐出されので、上記ノズル数の違いと相俟って一層幅
広い階調表現が可能になる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の実施の形態について説明する。図1から図3は、本発
明の一実施形態であるインクジェット記録ヘッド10を
示す。このヘッド10は、大径インク滴吐出用ヘッド部
12(以下「大径ヘッド部12」という。)と小径イン
ク滴吐出用ヘッド部14(以下「小径ヘッド部14」と
いう。)とからなる。これら大径ヘッド部12と小径ヘ
ッド部14は、天板16、隔壁18、振動板20、およ
び基板22を重ね合わせて一体的に構成されている。
【0012】天板16は金属、合成樹脂、またはセラミ
ック等の材料からなり、隔壁18との対向部をフォトリ
ソグラフィ等の方法で微細加工して、大径ヘッド部12
と小径ヘッド部14とにそれぞれインク24を収容する
複数のインクキャビティ26と、補給用インク24を収
容するインク供給室30と、各インクキャビティ26を
インク供給室30に連通するインクインレット32と
が、各ヘッド部12,14でそれぞれ同一の大きさに形
成されている。
【0013】図1に示すように、大径ヘッド部12と小
径ヘッド部14の各インクキャビティ26は、これらヘ
ッド部12,14が対向する方向に沿って延びる長溝状
にかつ互いに平行に形成されている。また、インク供給
室30は、インクキャビティ26を挟んで中央線34の
反対側に形成されており、図示しないインクタンクに接
続してある。
【0014】また、天板16には、上記中央線34側に
おいて各インクキャビティ26にそれぞれ連通するノズ
ルがエキシマレーザ加工などによって形成されている
が、1つのインクキャビティ26当たりのノズル数がヘ
ッド部12,14ごとに違えてある。すなわち、大径ヘ
ッド部12では、1つのインクキャビティ26当たりに
2つのノズル28a,28bが近接して形成されてい
る。これらノズル28a,28b間の距離は、各ノズル
28a,28bからそれぞれ吐出されたインク滴が、図
示しない記録媒体に着弾する前に合体可能な距離に設定
されている。他方、小径ヘッド部14では、1つのイン
クキャビティ26当たりに1つのノズル38が形成され
ている。なお、本実施形態では、各ノズル28a,28
b,38を吐出口に向かって断面積が小さくなるテーパ
状に形成し、その径を同一径としてある。
【0015】隔壁18は金属または合成樹脂の薄肉フィ
ルムが使用されており、天板16と振動板20との間に
固定されている。なお、隔壁18はこれに所定の張力が
加わった状態で固定するのが望ましい。
【0016】振動板20は周知の圧電材料からなり、そ
の上面と下面にそれぞれ共通電極、個別電極として利用
される導電性金属層(図示せず)が設けてあり、隔壁1
8と基板22との間に固定されている。また、振動板2
0は、図2,3に示すように、ダイシング加工により縦
方向溝58と横方向溝60を形成して分断し、各インク
キャビティ26に対応する圧電部材42(加圧手段)
と、隣接する圧電部材42の間に位置する仕切壁44
と、これらを囲む周囲壁46に分離されている。各圧電
部材42は、高温下で上下の共通電極と個別電極との間
に高電圧を印加して分極処理されている。なお、圧電部
材42は、単層タイプに限らず、金属電極層をそれぞれ
挟むように複数の薄膜圧電シートを積層して形成した積
層型圧電部材を用いてもよい。
【0017】基板22は、セラミック、金属、または合
成樹脂などからなり、振動板20に固定されている。
【0018】上記構成のヘッド10では、インク24が
図示しないインクタンクからインク供給室30に供給さ
れ、インクインレット32を介して各インクキャビティ
26に収容されている。この状態で、画像信号制御回路
(図示せず)から圧電部材42にパルス電圧が印加され
ると、圧電部材42が瞬時に変形して隔壁18をインク
キャビティ26内に押し込む。これにより、インクキャ
ビティ26内のインク24が加圧され、大径ヘッド部1
2のノズル28a,28bおよび小径ヘッド部14のノ
ズル38からそれぞれインク滴が吐出される。
【0019】図4(a)〜(d)に示すように、大径ヘ
ッド部12のノズル28a,28bからそれぞれ吐出さ
れたインク滴50,52は、両ノズル28a,28bが
近接して設けてあるために、吐出後間もなく合体して1
つのインク滴54となる。このインク滴54は、小径ヘ
ッド部14のノズル38から吐出されたインク滴56に
比べて大きな体積を有する。したがって、記録媒体に形
成される付着ドット径もインク滴54の方がインク滴5
6よりも大径となる。また、大径ヘッド部12の圧電部
材42に、小径ヘッド部14のそれよりも高い電圧を印
加すれば、圧電部材42の変形に基づくインク加圧力が
より大きくなるので、さらに付着ドット径の差を大きく
することができる。よって、画像信号に応じて大径ヘッ
ド部12と小径ヘッド部14を適宜選択するとともに、
圧電部材42への印加電圧を変えることで、滑らかで幅
広い階調性のある中間調画像を得ることができる。
【0020】なお、圧電部材42への電圧印加条件を変
える場合、パルス電圧の電圧値の変化に限らず、電圧値
を一定として電圧印加時間を変える、ごく短時間のパル
ス電圧の印加回数を変える、パルス電圧の最大電圧値ま
での立ち上がり時間を変える、あるいは、これらを組み
合わせた制御を行うことで、インク加圧力を変化させて
インク滴の大きさを変えるようにしてもよい。これらに
より、ドライバー回路の選択幅が広がりローコスト化が
可能になる。
【0021】また、図5,6に示すように、大径ヘッド
部12の1つのインクキャビティ当たりのノズル数を3
つないし4つ、またはそれ以上にすれば、さらに大きな
インク滴を吐出することができ、これにより階調幅をさ
らに広げることができる。
【0022】さらに、上記ヘッド10では、大径ヘッド
部12と小径ヘッド部14とからそれぞれ吐出されるイ
ンク滴の大きさを変えるために各ヘッド部12,14ご
とにノズル径を変える必要がない。そのため、ノズル加
工の際にレーザ径や切削工具などを変更する必要がな
く、ノズル加工を高精度でかつ容易に行うことができ、
しかも、各ノズル28a,28b,38の径を目詰まり
が起こりにくい大きさに選択することができる。なお、
ノズル数を変えるとともに、大径ヘッド部12のノズル
径を小径ヘッド部14のそれよりも大径に形成した場合
には、各ヘッド部12,14から吐出されるインク滴径
の差をさらに大きくでき、階調幅を一層広げることがで
きる。
【0023】ここで、1インクキャビティ当たりのノズ
ル数と記録媒体上に形成されるドット径との関係を調べ
た。その際、ノズルのテーパ角度10°、吐出口の径3
0μmとし、圧電部材に印加する電圧値を30Vで共通
とした。また、インクインレット32の高さh、幅w、
長さn(図1,3参照)をそれぞれ40×50×150
(μm)とした。その結果を図7のグラフに示す。この
グラフから明らかなように、ノズル数が多くなるにつれ
て、ドット径がほぼ比例的に増加することが確認でき
た。
【0024】次に、本実施形態の変形例について説明す
る。上記ヘッド10において、大径ヘッド部12と小径
ヘッド部14とでは、ノズル数以外は同じ構成でかつ同
一サイズに形成したが、上記インクインレット32をイ
ンク通過時の流路抵抗をヘッド部12,14ごとに異な
るように形成してもよい。
【0025】具体的には、例えば、インクインレット3
2の長さnや、インクキャビティ26に臨むインクイン
レット32の開口部の大きさなどをヘッド部12,14
によって変えることで、大径ヘッド部12のインクイン
レットの流路抵抗の方が、小径ヘッド部12のそれより
も比較的大きくなるように形成する。これにより、圧電
部材42によってインクキャビティ26内のインクに同
一の加圧力を作用させても、大径ヘッド部12ではイン
クインレット32へのインクの逆流による圧力損失が小
さく、その分、インク滴の吐出を効率よく行うことがで
きる。したがって、大径ヘッド部12と小径ヘッド部1
4とからそれぞれ吐出されるインク滴の大きさの差をさ
らに大きなものにすることができ、より一層幅広い階調
表現が可能になる。
【0026】ここで、ノズル寸法および圧電部材への印
加電圧を図7の実験と同一とし、インクインレット32
の高さh40μmおよび幅w50μmは変えずに長さn
だけを50μm長く形成して200μmとして、上記と
同様の実験を行った。その結果を図8のグラフに示す。
このグラフより、ノズル数が増えるにしたがってドット
径が大きくなる傾向は図7と同様であるが、図7に比べ
てドット径が総じて大きくなっていることが分かる。こ
れは、インクインレットの長さnが長くなっている分だ
けインクとの接触面積が増加することにより、インクイ
ンレットの流路抵抗が大きくなっていることによるもの
と考えられる。
【0027】一方、インクインレットの長さnを150
μmで一定とし、インクインレットの断面を高さhと幅
wが等しい正方形断面に形成して、その一辺の長さを変
えてドット径の変化を調べた。その際のノズルのテーパ
角度12°、吐出口の径30μm、ノズル厚み100μ
mとし、圧電部材には電圧値30V、パルス幅40μs
ecのパルス電圧を印加した。その結果を図9のグラフ
に示す。このグラフより、ノズル数が1つまたは2つの
いずれの場合も、インクインレット断面の一辺の長さが
短くなるにつれてドット径が大きくなっている。これも
上述したのと同様にインクインレットの断面積が小さく
なるにしたがって流路抵抗が大きくなることによるもの
と考えられる。
【0028】このように、各ヘッド部によってインクイ
ンレットの流路抵抗を異ならせることにより、インク滴
の大きさ、すなわち記録媒体上でのドット径の変化を大
きくでき、階調幅の拡大を図れることが確認できた。
【0029】次に、本実施形態の別の変形例について説
明する。上記ヘッド10では、大径ヘッド部12と小径
ヘッド部14とのインクキャビティ26および圧電部材
42を同じ大きさに形成したが、各ヘッド部によってそ
れらの大きさを違えてもよい。具体的には、図1に示す
ように、大径ヘッド部12の圧電部材42の長手方向の
長さに対応するインクキャビティ26の有効長さL1
小径ヘッド部14におけるその長さをL2とすると、大
径ヘッド部12のインクキャビティ有効長さL1を小径
ヘッド部14のその長さL2よりも大きく形成する。
【0030】図10のグラフは、インクキャビティ有効
長さを変化させたときのドット径の変化を調べた結果を
示したものである。その際、ノズルの吐出口の径を28
μm、テーパ角度を10°とし、圧電部材42への印加
電圧を30Vで共通とした。また、インクインレットの
サイズは、図7の実験の場合と同様に、高さh:40×
幅w:50×長さn:150(μm)とした。図10の
グラフより、大径ヘッド部(ノズル数2ケ)および小径
ヘッド部(ノズル数1ケ)のいずれの場合も、インクキ
ャビティ有効長さが長くなるにしたがって、圧電部材に
よるインク加圧力が大きくなるためにドット径が大きく
なっていることが分かる。
【0031】したがって、大径ヘッド部12のインクキ
ャビティ有効長さL1を小径ヘッド部14のその長さL2
よりも長く形成することにより、ノズル数の違いと相俟
って各ヘッド部12,14から吐出されるノズル滴の大
きさの差をさらに大きくすることができ、一層幅広い階
調表現が可能になる。
【0032】なお、本実施形態およびその変形例では、
2つのヘッド部12,14を設けたが、1つのインクキ
ャビティ当たりのノズル数が異なる3つ以上のヘッド部
を設けてもよい。また、ノズル数、インクインレットの
大きさ、インクキャビティ有効長さなどの変化をヘッド
部ごとに適宜組み合わせて、最適な階調表現が可能なヘ
ッド構成してもよい。
【0033】さらに、以上の説明では、隔壁を設けて圧
電部材とインクとをそれぞれ別々の部屋に収容したが、
隔壁は必ずしも必要ではない。しかし、圧電部材にイン
クを直に接触させるとインクが圧電部材に浸透して変形
能力が低下するので、その場合には圧電部材に被膜を形
成して圧電部材がインクと直に接触するのを防止するの
が好ましい。
【0034】さらにまた、本実施形態のヘッドではイン
クキャビティ内のインクを加圧する加圧手段に圧電部材
を用いたが、本発明は加圧手段として発熱素子を用いた
バブルジェット方式のヘッドにも適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態であるインクジェット記
録ヘッドの部分平面図である。
【図2】 図1のII−II線断面図である。
【図3】 図2のIII−III線断面図である。
【図4】 (a)から(d)は、大径ヘッド部の複数の
ノズルからそれぞれ吐出されたインク滴が合体する様子
を経時的に説明するための図である。
【図5】 (a),(b)は共に、大径ヘッド部におけ
る1つのインクキャビティ当たりのノズル数を3つとし
た場合を示す部分平面図である。
【図6】 (a),(b)は共に、大径ヘッド部におけ
る1つのインクキャビティ当たりのノズル数を4つとし
た場合を示す部分平面図である。
【図7】 1つのインクキャビティ当たりのノズル数
と、記録媒体上に形成されるドット径との関係を示すグ
ラフである。
【図8】 インクインレットのサイズを変えた場合の、
1つのインクキャビティ当たりのノズル数と、記録媒体
上に形成されるドット径との関係を示すグラフである。
【図9】 インクインレットを正方形断面とした場合の
その一辺の長さと、記録媒体上に形成されるドット径と
の関係を示すグラフである。
【図10】 圧電部材長さに対応するインクキャビティ
の有効長さと、記録媒体上に形成されるドット径との関
係を示すグラフである。
【符号の説明】
10…インクジェット記録ヘッド、12…大径ヘッド
部、14…小径ヘッド部、16…天板、18…隔壁、2
0…振動板、24…インク、26…インクキャビティ、
28a,28b,38…ノズル、30…インク供給室,
32…インクインレット、42…圧電部材(加圧手
段)。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のヘッド部を有し、各ヘッド部がイ
    ンクを収容するインクキャビティと、補給用インクを収
    容するインク供給室と、上記インクキャビティを上記イ
    ンク供給室に連通するインクインレットと、上記インク
    キャビティに収容されたインクを加圧する加圧手段と、
    加圧されたインクがインク滴となって吐出されるノズル
    とを備え、1つのインクキャビティ当たりのノズル数を
    各ヘッド部ごとに違えるとともに、1つのインクキャビ
    ティに複数のノズルを備えたヘッド部では上記複数のノ
    ズルを近接して設けてあるインクジェッド記録ヘッド。
  2. 【請求項2】 上記インクインレットをインク通過時の
    流路抵抗が各ヘッド部ごとに異なるように形成した請求
    項1に記載のインクジェット記録ヘッド。
  3. 【請求項3】 上記インクキャビティおよび加圧手段の
    大きさを各ヘッド部ごとに違えてある請求項1に記載の
    インクジェット記録ヘッド。
JP23904296A 1996-09-10 1996-09-10 インクジェット記録ヘッド Pending JPH1081011A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1275505A3 (en) * 2001-07-11 2003-03-05 Canon Kabushiki Kaisha Liquid ejection head
CN109605938A (zh) * 2019-01-17 2019-04-12 南京沃航智能科技有限公司 自清洁高速高效喷墨式压电喷头

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