JPH1081026A - 印刷装置および画像記録方法 - Google Patents
印刷装置および画像記録方法Info
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Abstract
て印刷を行なうプリンタで、異なる色相のドットのオン
・オフを適正に決定し、印刷の品位を高める。 【解決手段】 最初に一方の色相(マゼンタ)のインク
のドットを形成するか否かを組織的ディザ法により判断
し、形成すると判断した場合には、そのインクのヘッド
のピエゾ素子PEを駆動してドットを形成し、結果値M
RSTを演算する。他方、マゼンタインクのドットを形
成しない場合には、結果値MRSTは値0とし、シアン
インクの階調データを基に、シアンインクによりドット
を形成するか否かを、誤差拡散の手法を用いて判断す
る。この際、マゼンタインクについての濃度値M(x,
y)とその結果値MRSTとの差を、シアンインクの濃
度データに反映させる。この結果、マゼンタのドットが
打たれた周辺にはシアンのインクのドットは形成されに
くくなる。
Description
ットを、対象物上に形成可能なヘッドを備え、該ドット
の分布により多階調の画像を記録する印刷装置およびそ
の画像記録方法に関する。
数色のインクをヘッドから吐出するタイプのカラープリ
ンタが広く普及し、コンピュータ等が処理した画像を多
色多階調で印刷するのに広く用いられている。シアン、
マゼンタ、イエロー(CMY)の三色のインクにより多
色の画像を印刷する場合、多階調の画像を形成しようと
するにはいくつかの方法が考えられる。一つは、従来の
プリンタで採用されている手法であり、一度に吐出する
インクにより用紙上に形成されるドットの大きさを一定
として、印刷される画像の階調を、ドットの密度(単位
面積当たりの出現頻度)により表現するものである。も
う一つの方法は、用紙上に形成するドット径を調整し
て、単位面積当たりの濃度を可変するものである。最近
では、インク粒子を形成するヘッドの微細加工が進み、
所定長さ当たりに形成できるドットの密度やドット径の
可変範囲などは、年々向上しているが、プリンタの場合
には、印字密度(解像度)で300dpiないし720
dpi程度、粒径で数十ミクロンに留まっており、銀塩
写真の表現力(フィルム上では解像度で数千dpiと言
われる)との間の隔たりは未だ大きい。
るドット密度の低い領域では、ドットがまばらに形成さ
れ(いわゆる粒状化)、これが目に付いてしまう。そこ
で、従来から多値化の処理、例えばプリンタ用のハーフ
トーニングの処理を工夫し、印刷濃度の低い領域での各
色のドットの出現頻度を、できるだけ偏らせないように
していた。
ドットの出現頻度が偏らないようにしても、多色の印刷
が可能な場合、複数色のインクのドットは別々に多値化
され形成されるから、場合によってはシアンとマゼンタ
のドットが偏って出現し、粒状感を強く感じさせること
があった。
ト(例えばシアン、マゼンタ、イエロの三原色インクに
よるドット)を形成可能な印刷装置において、元の画像
の階調信号に対して、2種類以上の色相のドットの多値
化を適切に行なわせ、記録される画像の品位を向上する
ことを目的とする。
かる目的を達成するため、本願発明は、以下の構成を採
用した。まず、本発明の第1の印刷装置は、色相が異な
る2種類以上のドットを、対象物上に形成可能なヘッド
を備え、該ドットの分布により多階調の画像を記録する
印刷装置であって、印刷すべき画像の多色の階調信号を
画素毎に順次入力する入力手段と、該入力された各色の
階調信号に基づいて、前記色相が異なる1種類のドット
について2以上の多値化を行ない、該ドットの形成を判
断する第1のドット形成判断手段と、該多値化の結果
を、前記色相が異なる他の種類のドットにより実現すべ
き記録濃度に反映させ、該記録濃度に従って、色相が異
なる他の種類のドットによる2以上の多値化を行ない、
該ドットの形成を判断する第2のドット形成判断手段
と、前記第1および第2のドット形成判断手段の判断結
果に基づいて、前記ヘッドを駆動して、前記色相の異な
る2種類以上のドットを形成させるヘッド駆動手段とを
備えたことを要旨としている。
明は、色相が異なる2種類以上のドットを、対象物上に
形成可能なヘッドを備え、該ドットの分布により多階調
の画像を記録する方法であって、印刷すべき画像の多色
の階調信号を画素毎に順次入力し、該入力された各色の
階調信号に基づいて、前記色相が異なる1種類のドット
について2以上の多値化を行ない、該ドットの形成を判
断し、該多値化の結果を、前記色相が異なる他の種類の
ドットにより実現すべき記録濃度に反映させ、該記録濃
度に従って、該色相が異なる他の種類のドットによる2
以上の多値化を行ない、該ドットの形成を判断し、前記
両判断結果に基づいて、前記ヘッドを駆動して、前記色
相の異なる2種類以上のドットを形成させることを要旨
としている。
ットのうちの一種類のドットについて、第1のドット形
成判断手段が、2以上の多値化を行なって、前記色相が
異なる1種類のドットの形成を判断する。ここで多値化
は、2値化であってもよいし、3値化以上であってもよ
い。第2のドット形成判断手段は、この多値化の結果を
受け、これを、色相が異なる他の種類のドットにより実
現すべき記録濃度に反映させる。第2のドット形成判断
手段は、反映された記録濃度に従って、色相が異なる他
の種類のドットによる2以上の多値化を行ない、そのド
ットの形成を判断する。その後、ヘッド駆動手段により
は、第1および第2のドット形成判断手段の判断結果に
基づいてヘッドを駆動して、色相の異なる2種類以上の
ドットを形成させる。
る2種類のドットのうちの一種類のドットについて、2
以上の多値化を行なって、前記色相が異なる1種類のド
ットの形成を判断し、この多値化の結果を受け、これ
を、色相が異なる他の種類のドットにより実現すべき記
録濃度に反映させる。反映された記録濃度に従って、色
相が異なる他の種類のドットによる2以上の多値化を行
ない、そのドットの形成を判断する。その後、これらの
判断結果に基づいてヘッドを駆動して、色相の異なる2
種類以上のドットを形成させる。
応した画像記録方法によれば、色相の異なる1種類のの
ドットの形成の判断が、他の種類のドットの形成の判断
に反映され、元の画像の階調を表現するドットの有無
が、色相の異なる2種類以上のドット単独ではなく、両
者に関連付けを持たせて判断されることになる。
実現するプログラムを記録した記録媒体の発明は、色相
が異なる2種類以上のドットを、対象物上に形成可能な
ヘッドを備えた印刷装置に接続されたコンピュータによ
り機械読み取り可能であり、該ドットの分布により多階
調の画像を記録するプログラムを記録した記録媒体であ
って、印刷すべき画像の多色の階調信号を画素毎に順次
入力する機能、該入力された各色の階調信号に基づい
て、前記色相が異なる1種類のドットについて2以上の
多値化を行ない、該ドットの形成を判断する機能、該多
値化の結果を、前記色相が異なる他の種類のドットによ
り実現すべき記録濃度に反映させ、該記録濃度に従っ
て、該色相が異なる他の種類のドットによる2以上の多
値化を行ない、該ドットの形成を判断する機能、前記両
判断結果に基づいて、前記ヘッドを駆動して、前記色相
の異なる2種類以上のドットを形成させる機能をコンピ
ュータに実現させるプログラムを記録したことを要旨と
している。
は、機械読み取りされてコンピュータにより実行され
る。コンピュータは、このプログラムを実行し、ドット
の形成について判断した上で、印刷機に備えられたヘッ
ドを駆動して、上記の画像記録方法を実現する。
いて、色相が異なる2種類以上のドットのうち、最初に
ドットの形成を判断する1種類のドットは、2種類以上
のドットのうち視覚上の影響の大きい側の色のドットと
することができる。視覚上の影響の大きい側の色とは、
印刷上であれば明度の低い色となる。また、色相が異な
る2種類以上のドットのうち、1種類のドットは、フル
カラーを表現可能な三原色、例えばシアン,マゼンタ,
イエロのうちの一つの色、あるいは赤,緑,青のうちの
一つの色のドットであり、色相が異なる他の種類のドッ
トは、これら三原色の他の色のドットとすることができ
る。
ち、1種類のドットはフルカラーを表現可能な三原色、
例えばシアン,マゼンタ,イエロのうちの一つの色のド
ットであり、色相が異なる他の種類のドットは、この一
つの色成分とこれとは異なる色成分とを含む色、例えば
ブラックのドットとすることができる。
類のドットの形成の判断と、他の種類のドットの形成の
判断とを関連付ける手法としては、例えば、色相が異な
る2種類以上のドットのうちの1種類のドットについ
て、入力した階調信号に基づいて、このドットを形成す
るか否かの判断を、このドット以外の色相のドットにつ
いての判断に先立って行ない、このドットの形成を行な
わないとの判断がなされたとき、色相が異なる他の種類
のドットについて、該ドットを形成するか否かの前記判
断を行なうものとしても良い。
1のドット形成判断手段により該1種類のドットを形成
すると判断した場合には、前記他の種類のドットを形成
しないと判断するものとしてもよい。この場合には、1
種類のドットが形成される場合には、他の種類のドット
を形成しないことになり、判断が簡易となる。
ト形成判断手段よるドット形成の有無の判断に基づき、
階調信号に対応した印刷濃度と該ドットにより実現され
る印刷濃度との差を濃度誤差として求め、この濃度誤差
を、ドット形成の対象となっている画素の周辺の画素に
ついての他の種類のドットの形成の判断に反映させるよ
う配分することも、画像全体での量子化誤差を低減する
上で好適である。
が異なる2種類以上のドットのうち1種類のドットを形
成すると判断した場合には、他の種類のドットの階調信
号に対応した印刷濃度と該ドットにより実現される印刷
濃度との濃度誤差を、1種類のドットと他の種類のドッ
トとの色相上の相関の程度に応じた値として求めるもの
とすることもできる。先にドットの形成を判断したドッ
トの色相が黒であり、後で判断するドットの色相がシア
ンやマゼンタの場合には、黒色のドットが形成されたこ
とでシアンやマゼンタのドットが形成されたと考えるこ
とができ、両者の色相上の相関が高い場合には、1種類
のドットが形成されたことで他の種類のドットが形成さ
れたとみなして濃度誤差を求めることができる。他方、
シアンとイエロなど両者の相関が小さい場合には、一方
のドットが形成されたことによる他方のドットへの影響
の度合いを小さく見積もって濃度誤差を求めることが望
ましい。
異なる2種類以上のドットを、印字対象物上に形成可能
なヘッドを備え、該ドットの分布により多階調の画像を
記録する印刷装置であって、印刷すべき画像の多色の階
調信号を画素毎に順次入力する入力手段と、該入力され
た各色の階調信号に基づいて、前記色相が異なる1種類
のドットについて2以上の多値化を行ない、該ドットの
形成を判断する第1のドット形成判断手段と、該多値化
の結果、前記階調信号に対応した印刷濃度と該ドットに
より実現される印刷濃度との局所的な差を求める局所誤
差演算手段と、該局所的な差を、前記色相が異なる他の
種類のドットにより実現すべき記録濃度に反映させ、該
記録濃度に従って、色相が異なる他の種類のドットによ
る2以上の多値化を行ない、該ドットの形成を判断する
第2のドット形成判断手段と、前記第1および第2のド
ット形成判断手段の判断結果に基づいて、前記ヘッドを
駆動して、前記色相の異なる2種類以上のドットを形成
させるヘッド駆動手段とを備えたことを要旨としてい
る。
明は、色相の異なる2種類以上のドットを、印字対象物
上に形成可能なヘッドを用い、該ドットの分布により多
階調の画像を記録する方法であって、印刷すべき画像の
多色の階調信号を画素毎に順次入力し、該入力された各
色の階調信号に基づいて、前記色相が異なる1種類のド
ットについて2以上の多値化を行ない、該ドットの形成
を判断し、該多値化の結果、前記階調信号に対応した印
刷濃度と該ドットにより実現される印刷濃度との局所的
な差を求め、該局所的な差を、前記色相が異なる他の種
類のドットにより実現すべき記録濃度に反映させ、該記
録濃度に従って、色相が異なる他の種類のドットによる
2以上の多値化を行ない、該ドットの形成を判断し、前
記両判断結果に基づいて、前記ヘッドを駆動して、前記
色相の異なる2種類以上のドットを形成させることを要
旨としている。
力した画像の多色の階調信号に基づいて、色相が異なる
1種類のドットについて2以上の多値化を行ない、この
多値化の結果、階調信号に対応した印刷濃度とこのドッ
トにより実現される印刷濃度との局所的な差を求める。
その上で、この局所的な差を、色相が異なる他の種類の
ドットにより実現すべき記録濃度に反映させ、この記録
濃度に従って、色相が異なる他の種類のドットによる2
以上の多値化を行なう。色相が異なる2種類以上のドッ
トの1種類のドットについてのドット形成の判断結果
と、他の種類のドットについての判断結果とに基づい
て、ヘッドを駆動して、色相の異なる2種類以上のドッ
トを形成させる。
伴い局所的に生じる濃度の差が、他の種類のドットの形
成に反映され、2種類以上のドットの局所的な不均一が
解消される。
実現するプログラムを記録した記録媒体の発明は、色相
の異なる2種類以上のドットを、印字対象物上に形成可
能なヘッドを備えた印刷機に接続されたコンピュータに
より機械読み取り可能であり、該ドットの分布により多
階調の画像を記録するプログラムを記録した記録媒体で
あって、印刷すべき画像の多色の階調信号を画素毎に順
次入力する機能、該入力された各色の階調信号に基づい
て、前記色相が異なる1種類のドットについて2以上の
多値化を行ない、該ドットの形成を判断する機能、該多
値化の結果、前記階調信号に対応した印刷濃度と該ドッ
トにより実現される印刷濃度との局所的な差を求める機
能、該局所的な差を、前記色相が異なる他の種類のドッ
トにより実現すべき記録濃度に反映させ、該記録濃度に
従って、色相が異なる他の種類のドットによる2以上の
多値化を行ない、該ドットの形成を判断する機能、前記
両判断結果に基づいて、前記ヘッドを駆動して、前記色
相の異なる2種類以上のドットを形成させる機能を、コ
ンピュータに実現させるプログラムを記録したこと要旨
としている。
は、機械読み取りされてコンピュータにより実行され
る。コンピュータは、このプログラムを実行し、ドット
の形成について判断した上で、印刷機に備えられたヘッ
ドを駆動して、上記の画像記録方法を実現する。
おいても、色相が異なる2種類以上のドットのうち、最
初にドットの形成を判断する1種類のドットは、2種類
以上のドットのうち視覚上の影響の大きい側の色のドッ
トとすることができる。視覚上の影響の大きい側の色と
は、印刷上であれば明度の低い色となる。こうした場合
には、視覚上影響度の大きな色相のドットを多値化した
後に、第1のドットの局所的な誤差を解消する形で第2
の色相のドットの多値化が行なわれるので、多値化に伴
う視覚上の粒状感などを最も抑制することができる。
種類のドットの階調信号に対応した印刷濃度と、そのド
ットのオン・オフにより実際に実現された印刷濃度との
差、もしくはこの差に所定の補正係数を乗じたものとし
て、直接求めても良いが、次のように区分して求めても
良い。即ち、色相が異なる1種類のドットによる階調信
号に対応した印刷濃度に基づいて、前記他の種類のドッ
トの印刷濃度への影響の度合い(これを第1の影響度と
呼ぶ)を求め、色相が異なる1種類のドットにより実現
された印刷濃度に基づいて、他の種類のドットの印刷濃
度への影響の度合い(これを、第2の影響度という)を
求め、更に着目してる画素の周辺の画素についての第2
のドット形成判断手段よるドット形成の有無の判断に基
づき、この周辺の画素についての階調信号に対応した印
刷濃度と該ドットにより実現される印刷濃度との差であ
る濃度誤差による前記他の種類のドットの印刷濃度への
影響の度合い(これを、第3の影響度という)をもと
め、これら第1ないし第3の影響度を考慮して、局所的
な差とするのである。この場合、第1の影響度と第2の
影響度との差を直接求めても良いが、それぞれの補正の
程度を異ならせたり、第1の影響度に基づく補正を行な
った後、第3の影響度の補正を先に行ない、その後第2
の影響度に基づく補正を行なうといった構成も可能であ
る。こうした構成を用いた場合には、局所的な誤差とし
て様々な補正を行なうことが可能となる。第1ないし第
3の影響度に基づく補正は、どの順序で行なっても良
い。
ち、1種類のドットは、フルカラーを表現可能な三原
色、例えばシアン,マゼンタ,イエロのうちの一つの
色、あるいは赤,緑,青のうちの一つの色のドットであ
り、色相が異なる他の種類のドットは、これら三原色の
他の色のドットとすることができる。
ち、前記1種類のドットはフルカラーを表現可能な三原
色、例えばシアン,マゼンタ,イエロのうちの一つの色
のドットであり、色相が異なる他の種類のドットは、こ
の一つの色成分とこれとは異なる色成分とを含む色、例
えばブラックのドットとすることができる。
形成の有無の判断に基づき、階調信号に対応した印刷濃
度とそのドットにより実現される印刷濃度との差を濃度
誤差として求め、該濃度誤差を、ドット形成の対象とな
っている画素の周辺の画素について、他の種類のドット
の形成の判断に反映させるよう配分することも、画像全
体での量子化誤差を低減する上で好適である。
異なるインクについて、濃度の異なる2種類以上の濃淡
インクを吐出可能なものとすることもできる。濃度の異
なる2種類の以上の濃淡インクにより単位面積当たりの
濃度の異なる2種類以上のドットを形成することができ
る。こうした場合、濃淡インクは2種類のインクからな
り、低濃度インクの染料濃度は、高濃度インクの染料濃
度の略1/4とすることも望ましい。
有彩色インクによる2種類以上のドットと無彩色のイン
クによるドットとを、印字対象物上に形成可能なヘッド
を備え、該ドットの分布により多階調の画像を記録する
印刷装置であって、印刷すべき画像の階調信号を画素毎
に順次入力する入力手段と、該入力した階調信号に基づ
いて、前記有彩色インクが分担する濃度と前記無彩色イ
ンクが分担する濃度とを求める濃度演算手段と、該求め
られた無彩色インクの濃度に基づいて、該無彩色インク
について、2以上の多値化を行なって、無彩色インクの
ドットの形成を判断する無彩色ドット形成判断手段と、
該無彩色についての多値化の結果に基づいて、前記2種
類以上の有彩色インクの各々の濃度に反映すべき補正デ
ータを求め、前記有彩色インクが分担する濃度を補正す
る濃度補正手段と、該補正された有彩色インクの濃度に
基づいて、前記色相が異なる2種類以上のドットについ
てそれぞれ多値化を行ない、該2種類以上のドットの形
成を判断する有彩色ドット形成判断手段と、前記無彩色
ドット形成判断手段および前記有彩色ドット形成判断手
段の判断結果に基づいて、前記ヘッドを駆動して、色相
の異なる有彩色インクの2種類以上のドットおよび前記
無彩色インクのドットを形成させるヘッド駆動手段とを
備えたことを要旨としている。
法は、色相が異なる有彩色インクによる2種類以上のド
ットと無彩色のインクによるドットとを、対象物上に形
成可能なヘッドを駆動し、該ドットの分布により多階調
の画像を記録する方法であって、印刷すべき画像の階調
信号を画素毎に順次入力し、該入力した階調信号に基づ
いて、前記有彩色インクが分担する濃度と前記無彩色イ
ンクが分担する濃度とを求め、該求められた無彩色イン
クの濃度に基づいて、該無彩色インクについて、2以上
の多値化を行なって、無彩色インクのドットの形成を判
断し、該無彩色についての多値化の結果に基づいて、前
記2種類以上の有彩色インクの各々の濃度に反映すべき
補正データを求め、前記有彩色インクが分担する濃度を
補正し、該補正された有彩色インクの濃度に基づいて、
前記色相が異なる2種類以上のドットについてそれぞれ
多値化を行ない、該2種類以上のドットの形成を判断
し、前記両判断結果に基づいて、前記ヘッドを駆動し
て、色相の異なる有彩色インクの2種類以上のドットお
よび前記無彩色インクのドットを形成させることを要旨
としている。
素毎に順次入力した階調信号に基づいて、有彩色インク
が分担する濃度と無彩色インクが分担する濃度とを求め
てておき、無彩色インクの濃度に基づいて、該無彩色イ
ンクについて、2以上の多値化を行なって、無彩色イン
クのドットの形成を判断し、この多値化の結果に基づい
て、2種類以上の有彩色インクの各々の濃度に反映すべ
き補正データを求め、各有彩色インクが分担する濃度を
補正する。その上で、この補正済みの濃度に基づいて、
各色相のドットによる多値化をそれぞれ行ない、該2種
類以上のドットの形成を判断する。こうしてなされた無
彩色のドットについての判断結果と有彩色の2種類以上
のドットについての判断結果とに基づいて、ヘッドを駆
動して、色相の異なる有彩色インクの2種類以上のドッ
トおよび無彩色インクのドットを形成させる。
てのドット形成の有無により2種類以上の有彩色のドッ
トの形成に影響を与える。無彩色のドットには、有彩色
の成分が含まれていると考えることができるから、こう
した構成を取ることにより、無彩色(例えば黒色のドッ
ト)のオン・オフにより、色相の異なる2種類以上の有
彩色のドットのオン・オフを適正に制御することが可能
となる。
実現するプログラムを記録した記録媒体の発明は、色相
が異なる有彩色インクによる2種類以上のドットと前記
無彩色のインクによるドットとを、前記対象物上に記録
可能なヘッドを備えた印刷機に接続されたコンピュータ
により機械読み取り可能であり、該両ドットの分布によ
り多階調の画像を記録するプログラムを記録した記録媒
体であって、印刷すべき画像の階調信号を画素毎に順次
入力する機能、該入力した階調信号に基づいて、前記有
彩色インクが分担する濃度と前記無彩色インクが分担す
る濃度とを求める機能、該求められた無彩色インクの濃
度に基づいて、該無彩色インクについて、2以上の多値
化を行なって、無彩色インクのドットの形成を判断する
機能、該無彩色についての多値化の結果に基づいて、前
記2種類以上の有彩色インクの各々の濃度に反映すべき
補正データを求め、前記有彩色インクが分担する濃度を
補正する機能、該補正された有彩色インクの濃度に基づ
いて、前記色相が異なる2種類以上のドットについてそ
れぞれ多値化を行ない、該2種類以上のドットの形成を
判断する機能、前記両判断結果に基づいて、色相の異な
る有彩色インクの2種類以上のドットおよび前記無彩色
インクのドットを形成する機能を、コンピュータに実現
させるプログラムを記録したことを要旨としている。
は、機械読み取りされてコンピュータにより実行され
る。コンピュータは、このプログラムを実行し、ドット
の形成について判断した上で、印刷機に備えられたヘッ
ドを駆動して、上記の画像記録方法を実現する。
よるドットが形成された場合に、どの程度、有彩色のイ
ンクについての濃度誤差に反映させるかは、色毎に決め
ることもできるし、2種類の以上の各色についての濃度
誤差に按分する事も可能である。
構造は、各種のものが許容される。例えば、インク通路
に設けられた電歪素子への電圧の印加によりインクに付
与される圧力によってインク粒子を吐出する機構を備え
たものとしても良いし、インク通路に設けられた発熱体
への通電により発生する気泡により該インク通路のイン
クに付与される圧力によってインク粒子を吐出する機構
を備えたものとしても良い。
にインクなどにより物理的に形成されるものとして説明
したが、CRTなどの表示装置に適用することも可能で
ある。即ち、本発明の画像表示装置は、色相が異なる2
種類以上のドットを、対象物上に形成可能であり、該ド
ットの分布により多階調の画像を表現する画像表示装置
であって、表現すべき画像の多色の階調信号を画素毎に
順次入力する入力手段と、該入力された各色の階調信号
に基づいて、前記色相が異なる1種類のドットについて
2以上の多値化を行ない、該ドットの形成を判断する第
1のドット形成判断手段と、該多値化の結果を、前記色
相が異なる他の種類のドットにより実現すべき表示濃度
に反映させ、該表示濃度に従って、該色相が異なる他の
種類のドットによる2以上の多値化を行ない、該ドット
の形成を判断する第2のドット形成判断手段と、前記第
1および第2のドット形成判断手段の判断結果に基づい
て、前記色相の異なる2種類以上のドットを形成させる
ドット形成手段とを備えたことを要旨とする。
調のドットを形成することが可能なものに画像を表現す
る装置であり、しかもその装置の表現できる階調数が、
元の画像の階調数より小さい場合などに有効である。こ
うした画像表示装置は、上述した印刷装置と同様に、色
相の異なる2種類のドットのうちの一種類のドットにつ
いて、第1のドット形成判断手段が、2以上の多値化を
行なって、前記色相が異なる1種類のドットの形成を判
断する。第2のドット形成判断手段は、この多値化の結
果を受け、これを、色相が異なる他の種類のドットによ
り実現すべき表示濃度に反映させる。第2のドット形成
判断手段は、反映された表示濃度に従って、色相が異な
る他の種類のドットによる2以上の多値化を行ない、そ
のドットの形成を判断する。その後、ドット形成手段に
よりは、第1および第2のドット形成判断手段の判断結
果に基づいて、色相の異なる2種類以上のドットを形成
させる。
も含んでいる。第1の態様は、印刷装置の入力手段,第
1のドット形成判断手段,第2のドット形成判断手段の
うちの一つまたは関連するいくつかの手段を、印刷装置
の筐体内部ではなく、印刷しようとする画像を出力する
装置の側に置く構成である。第1,第2のドット形成判
断手段等は、ディスクリートな回路によっても実現可能
であるが、CPUを中心とした算術論理演算回路におけ
るソフトウェアによっても実現可能である。後者の場合
には、印刷しようとする画像を出力する側、例えばコン
ピュータ側にドットの生成に関する処理まで行なわせ、
印刷装置の筐体内には、生成されたドットを、ヘッドか
らのインクの吐出を制御して、用紙上などに形成する機
構のみを収納する形態も考えることができる。もとよ
り、これらの手段を適当な箇所で二つのグループに分
け、その一方を、印刷装置の筐体内で実現し、残りを、
画像を出力する側で実現すると言った構成も可能であ
る。
するプログラムを通信回線を介して供給する供給装置と
しての形態である。こうした形態では、プログラムをネ
ットワーク上のサーバなどに置き、通信回線を介して、
必要なプログラムをコンピュータにダウンロードし、こ
れを実行することで、上記の画像記録方法を実現するこ
とができる。
された印刷物の形態である。即ち、色相が異なる2種類
以上のドットを、対象物上に形成可能なヘッドを備え、
該ドットの分布により多階調の画像を記録する方法によ
り記録された印刷物であって、印刷すべき画像の多色の
階調信号を画素毎に順次入力し、該入力された各色の階
調信号に基づいて、前記色相が異なる1種類のドットに
ついて2以上の多値化を行ない、該ドットの形成を判断
し、該多値化の結果を、前記色相が異なる他の種類のド
ットにより実現すべき記録濃度に反映させ、該記録濃度
に従って、該色相が異なる他の種類のドットによる2以
上の多値化を行ない、該ドットの形成を判断し、前記両
判断結果に基づいて、前記ヘッドを駆動して、前記色相
の異なる2種類以上のドットを形成させた結果得られた
印刷物の形態を考えることができる。
印刷物も発明の実施の形態として考えることができる。
更に、本発明の印刷装置により印刷した印刷物も発明の
実施の形態として考えることができる。
を実施例に基づき説明する。図1は、この発明の一実施
例であるプリンタ20の概略構成図である。図示するよ
うに、このプリンタ20は、紙送りモータ22によって
用紙Pを搬送する機構と、キャリッジモータ24によっ
てキャリッジ30をプラテン26の軸方向に往復動させ
る機構と、キャリッジ30に搭載された印字ヘッド28
を駆動してインクの吐出およびドット形成を制御する機
構と、これらの紙送りモータ22,キャリッジモータ2
4,印字ヘッド28および操作パネル32との信号のや
り取りを司る制御回路40とから構成されている。
2の回転をプラテン26のみならず、図示しない用紙搬
送ローラに伝達するギヤトレインを備える(図示省
略)。また、キャリッジ30を往復動させる機構は、プ
ラテン26の軸と並行に架設されキャリッジ30を摺動
可能に保持する摺動軸34と、キャリッジモータ24と
の間に無端の駆動ベルト36を張設するプーリ38と、
キャリッジ30の原点位置を検出する位置検出センサ3
9等から構成されている。
構成を示したのが、図2である。図示するように、この
制御回路40は、周知のCPU41,プログラムなどを
記憶したP−ROM43,RAM44,文字のドットマ
トリックスを記憶したキャラクタジェネレータ(CG)
45などを中心とする算術論理演算回路として構成され
ており、この他、外部のモータ等とのインタフェースを
専用に行なうI/F専用回路50、このI/F専用回路
50に接続されヘッド28を駆動するヘッド駆動回路5
2、同じく紙送りモータ22およびキャリッジモータ2
4を駆動するモータ駆動回路54を備える。また、I/
F専用回路50は、パラレルインタフェース回路を内蔵
しており、コネクタ56を介してコンピュータに接続さ
れて、コンピュータが出力する印刷用の信号を受け取る
ことができる。コンピュータからの画像信号の出力につ
いては後述する。
ャリッジ30に搭載された印字ヘッド28によるインク
の吐出原理について説明する。図3は、キャリッジ30
の形状を示す斜視図である。また、図4は、キャリッジ
30の下部に配列された印字ヘッド28における各色イ
ンクを吐出するノズル部分を示す平面図である。図3に
示すように、キャリッジ30は、略L字形状をしてお
り、図示しない黒インク用カートリッジとカラーインク
用カートリッジ70(図5参照)とを搭載可能であっ
て、両カートリッジを装着可能に仕切る仕切板31を備
える。キャリッジ30の下部の印字ヘッド28には計6
個のインク吐出用ヘッド61ないし66が形成されてお
り、キャリッジ30の底部には、この各色用ヘッドにイ
ンクタンクからのインクを導く導入管71ないし76が
立設されている。キャリッジ30に黒インク用のカート
リッジおよびカラーインク用カートリッジ70を上方か
ら装着すると、各カートリッジに設けられた接続孔に導
入管71ないし76が挿入される。
る。図6に示すように、インク用カートリッジ70がキ
ャリッジ30に装着されると、毛細管現象を利用してイ
ンク用カートリッジ内のインクが導入管71ないし76
を介して吸い出され、キャリッジ30下部に設けられた
印字ヘッド28の各色ヘッド61ないし66に導かれ
る。なお、初めてインクカートリッジが装着されたとき
には、専用のポンプによりインクを各色ヘッド61ない
し66に吸引する動作が行なわれるが、本実施例では吸
引のためのポンプ、吸引時に印字ヘッド28を覆うキャ
ップ等の構成については図示および説明を省略する。
び図6に示したように、各色毎に32個のノズルnが設
けられており、各ノズル毎に電歪素子の一つであって応
答性に優れたピエゾ素子PEが配置されている。ピエゾ
素子PEとノズルnとの構造を詳細に示したのが、図7
である。図示するように、ピエゾ素子PEは、ノズルn
までインクを導くインク通路68に接する位置に設置さ
れている。ピエゾ素子PEは、周知のように、電圧の印
加により結晶構造が歪み、極めて高速に電気−機械エネ
ルギの変換を行なう素子である。本実施例では、ピエゾ
素子PEの両端に設けられた電極間に所定時間幅の電圧
を印加することにより、図7下段に示すように、ピエゾ
素子PEが電圧の印加時間だけ伸張し、インク通路68
の一側壁を変形させる。この結果、インク通路68の体
積は、ピエゾ素子PEの伸張に応じて収縮し、この収縮
分に相当するインクが、粒子Ipとなって、ノズルnの
先端から高速に吐出される。このインク粒子Ipがプラ
テン26に装着された用紙Pに染み込むことにより、印
刷が行なわれることになる。
いし66の配列は、上述したピエゾ素子PEを配置する
関係上、図4に示したように、2つのヘッドを一組とし
て、3組に分けて配設されている。黒インク用カートリ
ッジに近接した側の端に黒インク用のヘッド61が配設
されており、その隣がシアン用のインクヘッド62であ
る。また、この組に隣接するのが、シアン用インクヘッ
ド62に供給されるシアンインクより濃度の低いインク
(以下、ライトシアンインクと呼ぶ)用のヘッド63と
マゼンタ用のインクヘッド64である。更にその隣の組
には、通常のマゼンタインクより濃度の低いインク(以
下、ライトマゼンタインクと呼ぶ)用のヘッド65と、
イエロ用のヘッド66とが配置されている。各インクの
組成および濃度については後述する。
実施例のプリンタ20は、紙送りモータ22によりプラ
テン26その他のローラを回転して用紙Pを搬送しつ
つ、キャリッジ30をキャリッジモータ24により往復
動させ、同時に印字ヘッド28の各色ヘッド61ないし
66のピエゾ素子PEを駆動して、各色インクの吐出を
行ない、用紙P上に多色の画像を形成する。なお、プリ
ンタ20は、図8に示すように、コンピュータ90など
の画像形成装置からコネクタ56を介して受け取った信
号に基づいて、多色の画像を形成する。この例では、コ
ンピュータ90内部で動作しているアプリケーションプ
ログラムは、画像の処理を行ないつつビデオドライバ9
1を介してCRTディスプレイ93に画像を表示してい
る。このアプリケーションプログラム95が、印刷命令
を発行すると、コンピュータ90のプリンタドライバ9
6が、画像情報をアプリケーションプログラムから受け
取り、これをプリンタ20が印字可能な信号に変換して
いる。
録方法に対応するプログラムであり、実施例では、記録
媒体としてのフレキシブルディスクFDに記録されたプ
ログラムをディスクドライブ75により読み取り、これ
をコンピュータ90のRAMに展開することにより、コ
ンピュータ90により実行可能となる。ディスクドライ
ブ75やこれに接続されるコントローラ、あるいは周知
のCPU,RAM,ROMなどは、図8では図示を省略
した。図8に示した例では、プリンタドライバ96の内
部には、アプリケーションプログラム95が扱っている
画像情報をドット単位の色情報に変換するラスタライザ
97、ドット単位の色情報に変換された画像情報(階調
データ)に対して画像出力装置(ここではプリンタ2
0)の発色の特性に応じた色補正を行なう色補正モジュ
ール98、色補正された後の画像情報からドット単位で
のインクの有無によりある面積での濃度を表現するいわ
ゆるハーフトーンの画像情報を生成するハーフトーンモ
ジュール99が備えられている。これらの各モジュール
の動作は、周知のものなので、説明は原則として省略
し、ハーフトーンモジュール99の内容については、後
述する。
20は、その印字ヘッド28に、いわゆるCMYKの4
色のインク以外に、ライトシアンインクとライトマゼン
タインク用のヘッド63,65を備える。これらのイン
クは、図9にその成分を示すように、通常のシアンイン
クおよびマゼンタインクの染料濃度を低くしたものであ
る。図示するように、通常濃度のシアンインク(図9中
C1で示す)は、染料であるダイレクトブルー99を
3.6重量パーセント、ジエチレングリコール30重量
パーセント、サーフィノール465を1重量パーセン
ト、水65.4重量パーセントとしたものであるのに対
して、ライトシアンインク(図9中C2で示す)、染料
であるダイレクトブルー99を、シアンインクC1の1
/4である0.9重量パーセントとし、粘度調整のため
にジエチレングリコールを35重量パーセント、水を6
3.1重量パーセントに変更したものである。また、通
常濃度のマゼンタインク(図9中M1で示す)は、染料
であるアシッドレッド289を2.8重量パーセント、
ジエチレングリコール20重量パーセント、サーフィノ
ール465を1重量パーセント、水79重量パーセント
としたものであるのに対して、ライトマゼンタインク
(図9中M2で示す)は、染料であるアシッドレッド
を、マゼンタインクM1の1/4である0.7重量パー
セント、ジエチレングリコール25重量パーセント、水
74重量パーセントに変更したものである。
Yと、ブラックインクKは、染料としてダイレクトイエ
ロ86とフードブラック2とを用い、それぞれ1.8重
量パーセント、4.8重量パーセントとしたものであ
る。いずれのインクも、粘度がおよそ3[mPa・s]
程度に調整されている。本実施例では、各色インクの粘
度の他、表面張力も同一に調整しているので、各色ヘッ
ド毎のピエゾ素子PEの制御を、ドットを形成するイン
クに拠らず同一にすることができる。
を図10に示した。図10の横軸はプリンタの記録解像
度に対する記録率であり、ノズルnから吐出したインク
粒子Ipにより白色の用紙Pにドットを記録した割合を
示している。即ち、記録率100とは、用紙Pの全面が
インク粒子Ipにより覆われた状態を示している。本実
施例では、シアンインクC1に対してライトシアンイン
クC2は、染料の濃度が重量パーセントで約1/4とし
ており、このときの両インクの明度は、ライトシアンイ
ンクC2の記録率が100パーセントの場合の明度が、
シアンインクC1の記録率が約35パーセントの場合の
明度と等しくなっている。この関係は、マゼンタインク
M1,ライトマゼンタインクM2においても同様であ
る。濃度の異なるインクが同一明度となる記録率の割合
は、両インクを混在して印刷した場合の混色の美しさの
点から定めたものであるが、実用上は、20ないし50
パーセントの範囲に調整することが望ましい。この関係
を、両インクにおける染料の重量パーセントの割合で表
現すると、濃度の高いインク(シアンインクC1および
マゼンタインクM1)における染料の重量パーセントに
対して、濃度の低いインク(ライトシアンインクC2お
よびライトマゼンタインクM2)における染料の重量パ
ーセントの関係を、後者が前者の約1/5ないし1/3
程度に調整することとほぼ等価である。
ンモジュール99内の処理について説明する。第1の実
施例では、無彩色のインクである黒インクのドットを形
成するか否かの判断結果を、色相が異なる有彩色のイン
クであるシアンおよびマゼンタインクのドットの形成に
反映させている。この実施例について説明する前に、複
数のインクについてのドット形成を関連させる基本技術
について、濃度の高いシアンインクC1と濃度の低いラ
イトシアンインクC2とについてドット形成を関連づけ
る技術を例に取って説明する。後述する第1の実施例で
は、この技術を拡張し、異なる色相間のドット形成を関
連付けるハーフトーン処理を行なっている。
ける場合の処理の一例を、図11のフローチャートに示
した。図示するように、印刷の処理が開始されると、一
つの画像の左上隅を原点として各画素を順にスキャン
し、まず色補正モジュール98から、キャリッジ30の
スキャン方向に沿った順に、一つの画素の色補正済みの
階調データDS(CMYK各8ビット)を入力する(ス
テップS100)。
印刷が行なわれるものとして説明するが、実際には多色
の印刷が行なわれることになり、マゼンタについては、
濃度の高いマゼンタインクM1と濃度の低いライトマゼ
ンタインクM2とにより、濃ドットおよび淡ドットが形
成される。またイエロについては、イエロインクYによ
りドットが形成され、黒色についてはブラックインクK
によりドットが形成されることになる。また、所定の領
域内に異なる色のインクによるドットが形成される場合
には、混色による色の再現性を良好なものとするために
必要な制御、例えば異なる色のドットを同位置箇所に印
刷しないものとする制御などが行なわれる。
濃ドットのオン・オフを決定する処理を行なう(ステッ
プS120)。この濃ドットのオン・オフを決定する処
理の詳細を、図12の濃ドット形成判断処理ルーチンに
示した。この処理ルーチンでは、まず、階調データDS
に基づいて、図13に示したテーブルを参照して、濃レ
ベルデータDthを生成する処理を行なう(ステップS
122)。図13は、元の画像の階調データに対して、
淡インクと濃インクの記録率をどの程度にするかを設定
するテーブルを示す。階調データは、各色について0〜
255までの値をとるものとしているから(各色8ビッ
ト)、以下階調データの大きさを16/256等のよう
に表現する。図13のテーブルは、得られる印刷物にお
ける濃インクと淡インクの平均的な割合を示すものであ
り、ある階調データDSが与えられたときに実現すべき
濃インクの記録率と淡インクの記録率を与える。したが
って、個々の画素の濃インクまたは淡インクによるドッ
トのオン・オフを、一意に定めるものではない。
3のテーブルを参照することにより、予め定めた濃イン
クの記録率に対応した濃レベルデータDthを得る(図
13右側縦軸)。例えば、入力したシアンの階調データ
が50/256のベタの領域を印刷する場合には、濃イ
ンクであるシアンインクC1の記録率は0パーセントで
あり、濃レベルデータも値0となる。階調データが95
/256のベタの領域を印刷する場合には、濃インクで
あるシアンインクC1の記録率は7パーセントであり、
濃レベルデータDthは値18となる。更に、階調デー
タが191/256のベタ領域を印刷する場合にはシア
ンインクC1の記録率は75パーセントであって、濃レ
ベルデータは値191となる。なお、これらの場合の対
応するライトシアンインクC2の記録率は36パーセン
ト、58パーセント、0パーセントとなっており、淡レ
ベルデータDtnは、それぞれ92/255,148/
255,0/255となる。
thが閾値Dref1より大きいか否かの判断を行なう(図
12、ステップS124)。この閾値Dref1は、着目し
た画素に濃インクによるドットを形成するか否かの判定
値である。この例では、この閾値の設定に分散型ディザ
の閾値マトリックスを採用し、特に64×64程度の大
域的マトリックス(ブルーノイズマトリックス)を利用
し、組織的ディザ法を適用した。従って、濃ドットのオ
ンオフを定める閾値Dref1は、着目する画素毎に異なっ
た値となる。図14に、組織的ディザ法における閾値の
考え方を示す。図14では、マトリックスの大きさは図
示の都合上4×4としたが、実際には、64×64の大
きさのマトリックスを用い、その内部のいずれの領域を
とっても閾値(0〜255)の出現に偏りがないように
閾値を決めている。こうした大域的なマトリックスを用
いると、疑似輪郭などの発生が抑制される。分散型ディ
ザとは、その閾値マトリックスにより決定されるドット
の空間周波数が高いものであり、ドットが領域内でバラ
バラに発生するタイプを言う。具体的には、Beyer
型の閾値マトリックスなどが知られている。分散型のデ
ィザを採用すると、濃ドットの発生がバラバラに行なわ
れるので、濃淡ドットの分布が偏らず、画質が向上す
る。なお、濃ドットのオンオフを決定するには、その他
の手法、例えば濃度パターン法や画素配分法などを採用
しても差し支えない。
きい場合には、その画素の濃ドットをオンにするものと
判断し、更に結果値RVを演算する処理を行なう(図1
2、ステップS126)。結果値RVは、その画素の濃
度に相当する値(濃ドット評価値)であり、濃ドットが
オン、即ちその画素に濃度の高いインクによるドットを
形成すると判断した場合には、その画素の濃度の対応し
た値(例えば値255)が設定される。この結果値RV
は、固定値でも良いが、濃レベルデータDthの関数と
して設定しても良い。
以下の場合には、濃ドットをオフ、即ち形成しないと判
断し、更に結果値RVに値0を代入する処理を行なう
(ステップS128)。濃度の高いインクによるドット
が形成されない箇所は、用紙の白地が残ることから、結
果値RVを値0とするのである。
結果値RVを演算する処理(図11ステップS120)
を行なった後、次に、淡ドットのオン・オフを決定する
ための淡ドット用データDxを求める処理を行ない(ス
テップS130)、これに処理済み画素からの拡散誤差
ΔDuを加えて補正データDCを求める処理を行なう
(ステップS135)。淡ドット用データDxは、次式
によって求める。 Dx=Dth・Z/255+Dtn・z/255 ここで、Dtnは、図13のグラフに基づいて階調デー
タDSから求めた淡ドットデータである。また、Zは濃
ドットがオンの場合の評価値、zは淡ドットがオンの場
合の評価値である。Dxは淡データと濃データにそれぞ
れの評価値に応じた重み係数を掛けて合計したものにな
っている。このように、淡ドットのオン・オフを決定す
るに当たっては、淡ドットデータではなく、濃淡両ドッ
トのデータを総合したDxを用いているのが本発明の大
きな特徴である。ここでは上述したとおりZ=255で
あるから、上記式は Dx=Dth+Dtn・z/255 となる(ステップ130)。淡ドットの評価値zは、当
然濃ドット評価値と比べれば小さい。本実施例では、z
=160とした。
uを加えて補正データDCを求めるのは、淡ドットにつ
いては、誤差拡散の処理を行なっているからである。誤
差拡散で印刷を行なう場合、処理済みの画素について生
じた濃淡の誤差を予めその画素の周りの画素に所定の重
みを付けて予め配分しておく。そこで、該当する誤差分
を読み出し、これを今から印刷しようとする画素に反映
させるのである。淡ドットについてのオン・オフを決定
した処理済みの画素PPに対して、周辺のどの画素にど
の程度の重み付けで、この誤差を配分するかを、図15
に例示した。オン・オフを決定した画素PPに対して、
キャリッジ30の走査方向で数画素、および用紙Pの搬
送方向後ろ側の隣接する数画素に対して、濃度誤差が所
定の重み(1/4,1/8、1/16)を付けて配分さ
れる。
フ(シアンインクC1によるドット形成)としたか否か
を判断し(ステップS138)、濃ドットをオフ、すな
わち形成していない場合には、濃度の低いドット、即ち
ライトシアンインクC2によるドット(以下、淡ドット
と呼ぶ)のオン・オフを決定する処理を行なう(ステッ
プS140)。淡ドットのオン・オフを決定する処理に
ついて、図16に示した淡ドット形成判断処理ルーチン
に拠って説明する。淡ドットのオン・オフを決定する処
理では、ライトシアンインクC2によるドットの形成
は、この例では、誤差拡散法を適用し、誤差拡散の考え
方で補正した階調データDCが淡ドット用の閾値Dref2
より大きいか否かの判断を行なう(ステップS14
4)。この閾値Dref2は、着目した画素に濃度の低い淡
インクによるドットを形成するか否かの判定値であっ
て、単純に固定値とすることもできるが、ここでは、補
正済みのデータDCに応じて可変される値として設定し
た。閾値Dref2と補正データDCとの関係を図17に示
す。図示するように、閾値Dref2を、判断の対象である
補正データDCの関数として設定することにより、階調
の下限または上限近くのドット形成の遅延や、領域の階
調が急変した場合の走査方向に一定の範囲で生じるドッ
ト形成の乱れ(いわゆる尾引き)などを抑制することが
できる。
ば淡ドットをオンすると判断し、結果値RV(淡ドット
評価値)を演算する(ステップS146)。結果値RV
は、ここでは、値122を基準値とし、補正データDC
により補正される値としたが、固定値とすることも可能
である。他方、補正データDCが閾値Dref2以下と判断
された場合には、淡ドットをオフにすると判断し、結果
値RVに値0を算入する処理を行なう(ステップS14
8)。
Vの演算とを行なった後(図11、ステップS14
0)、次に誤差計算を行なう(ステップS150)。誤
差計算は、補正データDCから結果値RVを減算するこ
とにより求める。濃淡いずれのドットも形成されなかっ
た場合には結果値RVは値0に設定されているから、誤
差ERRには、補正値DCが算入される。即ち、その画
素において実現されるべき濃度が全く得られなかったの
で、その濃度が誤差として計算されるのである。他方、
濃ドットもしくは淡ドットが形成された場合には、各ド
ットに対応した結果値RVが代入されているから、判断
の元になったデータDCとの差分が、誤差ERRとな
る。
S160)。ステップS150で得られた誤差に対し
て、着目している画素の周辺画素に所定の重み(図15
参照)を付けて、この誤差を拡散する。以上の処理の
後、次の画素に移動して、上述したステップS100以
下の処理を繰り返す。
行なわれることになるが、この様子をシアンインクC1
とライトシアンインクC2とについて模式的に示したの
が、図18である。入力された階調データが低い領域
(ここでは、階調データが0/256〜63/256の
領域)では、図18(a),(b)に示すように、ライ
トシアンインクC2によるドットだけが形成され、かつ
階調データが高くなるにつれて、所定の領域内に存在す
る淡ドットの割合は増加して行く。
は、64/256以上の領域)では、図18(c)に示
すように、淡ドットの割合も増加するが濃ドットの記録
も開始され、徐々に増加する。更に、階調データが高い
領域(ここでは95/256以上の領域)では、図18
(d),(e)に示すように、濃ドットは増加し、淡ド
ットの割合は減少して行く。
1/256以上の領域)となると、淡ドットの形成は行
なわれなくなり、図18(f),(g)に示すように、
濃ドットだけが形成される。階調データが最大となれ
ば、図18(h)に示すように、濃ドットによる記録率
が100パーセントとなり、用紙Pの全面が濃度の高い
インク(シアンインクC1)により印刷されることにな
る。
ンク(ここでは、濃度の高いインク)によるドットを形
成するか否かについて決定し、そのインクによるドット
のオン・オフに応じて結果値RVを決定する。その後、
一方のインクを形成しないと判断した時のみ、他方のイ
ンク(ここでは、濃度の低いインク)によるドットの形
成を行なうか否かを決定し、この他方のインクのドット
のオン・オフに応じて結果値RVを決定する。この結
果、一方のインクのドットのオン・オフの影響が他方の
インクに反映され、両ドットのオン・オフにより、印刷
される画像は、適正に印刷される。
の実施例について説明する。第1実施例の印刷装置は、
上述した通り、黒インクK,シアンインクC1,ライト
シアンインクC2,マゼンタインクM1,ライトシアン
インクM2,イエロインクYの計6色によって画像を記
録することが可能である。この実施例では、ハーフトー
ンモジュール99は、図19に示した画像記録処理ルー
チンを実行する。このルーチンを起動すると、まず着目
画素の階調データを入力する処理を行ない(ステップS
200)、続いて黒インクについての2値化の処理を実
行する(ステップS210)。この黒インクについての
2値化の処理は、図20に示したが、その詳細は後述す
る。
た後、濃度の異なる2種類のシアンインクC1,C2に
ついての2値化の処理を行ない(ステップS220)、
同様に濃度の異なる2種類のマゼンタインクM1,M2
についての2値化の処理を行ない(ステップS23
0)、更にイエロインクYについての2値化の処理を行
なう(ステップS240)。即ち、着目している画素に
ついて、全部で6種類のインク(K,C1,C2,M
1,M2,Y)の2値化の処理を順次行なうのである。
0に示したように、組織的ディザ法により行なわれる。
組織的ディザ法については、上記の基本技術で説明し
た。黒インクについては、同様に64×64程度の大域
的マトリックス(ブルーノイズマトリックス)を利用
し、分散性の良い2値化を行なっている。2値化、即ち
黒インクによるドットのオン・オフを決定した後(ステ
ップS212)、黒ドットがオンであるか否かを判断し
(ステップS214)、オンの場合には、フラグFCお
よびFMに値1を設定する処理を行なう(ステップS2
16)。他方、黒インクのドットを形成しないと判断し
た場合には、これらのフラグに値0を設定する処理を行
なう(ステップS218)。これらのフラグFCおよび
FMは、黒インクによるドットのオン・オフを、シアン
インクおよびマゼンタインクについての2値化の処理
(ステップS220,230)において参照するための
ものである。
ンタインクのハーフトーン処理(ステップS220,2
30)について説明する。なお、この処理は、基本技術
として説明したハーフトーン処理(図11)と同様の処
理を含むので、図11の処理と同じもしくは類似のステ
ップについては、下2桁の番号を同じにしてある。ま
た、図21は、シアンインクについての処理を基本とし
て示し、マゼンタインクの場合の処理については(括
弧)内に示した。本ルーチンが開始されると、まずフラ
グFCが値1であるか否かの判断を行なう(ステップS
313)。マゼンタインクについての処理ルーチンであ
れば、フラグFMが値1であるか否かの判断を行なうこ
とになる。フラグFC(FM)が値1なければ、黒イン
クの2値化処理(図20)において黒インクによるドッ
トはオンになっていないと判断でき、以下、濃ドット
(C1)のオン・オフの決定、結果値RVC(RVM)
を演算する処理(ステップS320)、および着目して
いる画素の近傍の処理済みの画素からの拡散誤差△Du
を加えた補正データDCC(マゼンタの場合はDCM)
を作成する処理を行なう(ステップS325)。
おいて黒インクのドットをオンとした場合(FCおよび
FM=1)には、シアンインクについての濃ドットを、
入力した階調データの如何に関わらずオンにしたものと
みなし、結果値RVC,RVMを演算する処理を行なう
(ステップS315)。即ち、黒インクKによるドット
が打たれた場合、黒インクには減色混合の考え方によれ
ばシアンやマゼンタが既に存在するとみなして差し支え
なく、黒インクに重ねてシアンやマゼンタのインクによ
るドットを形成するには及ばないから、シアンインクC
1及びマゼンタインクM1によるドットをオンにしたも
のとみなして、結果値RVC(RVM)に所定値(rv
ckおよびrvmk)を設定するのである。その後、ス
テップS325同様、着目している画素の近傍の処理済
みの画素からの拡散誤差△Duを加えた補正データDC
C(マゼンタの場合はDCM)を作成する処理を行なう
(ステップS318)。
かった場合(FC,FM=0の場合)には、上記の補正
データDCC(DCM)の作成を行なった後、濃ドット
をオン(シアンインクC1またはマゼンタインクM1に
よるドットを形成)としたか否かを判断し(ステップS
330)、濃ドットを形成していない場合には、濃度の
低いドット、即ちライトシアンインクC2(またはライ
トマゼンタインクM2)によるドット(以下、淡ドット
と呼ぶ)のオン・オフを決定する処理を行なう(ステッ
プS340)。淡ドットのオン・オフを決定する処理に
ついては、基本技術として説明したもの(図16)と同
様なので図示は省略する。淡ドットのオン・オフを決定
する処理では、ライトシアンインクC2(マゼンタイン
クM2)によるドットの形成は、実施例では、誤差拡散
法を適用し、誤差拡散の考え方で補正した階調データD
CC(DCM)が淡ドット用の閾値Dref2より大きいか
否かの判断を行なう。この閾値Dref2は、着目した画素
に濃度の低い淡インクによるドットを形成するか否かの
判定値である。
より大きければ淡ドットをオンすると判断し、結果値R
VC,RVM(淡ドット評価値)を演算する。他方、補
正データDCが閾値Dref2以下と判断された場合には、
淡ドットをオフにすると判断し、結果値RVC(RV
M)に値0を算入する処理を行なう。
VC(RVM)の演算とを行なった後(ステップS34
0)、次に誤差計算を行なう(ステップS350)。誤
差計算は、補正データDCC(DCM)から結果値RV
C(RVM)を減算することにより求める。濃淡いずれ
のドットも形成されなかった場合には結果値RVC(R
VM)は値0に設定されているから、誤差ERRには、
補正値DCC(DCM)が算入される。即ち、その画素
において実現されるべき濃度が全く得られなかったの
で、その濃度が誤差として計算されるのである。他方、
濃ドットもしくは淡ドットが形成された場合には、各ド
ットに対応した結果値RVが代入されているから、判断
の元になったデータDCC(DCM)との差分が、誤差
ERRとなる。また、本実施例では、黒インクによるド
ットが形成された場合には、シアン及びマゼンタの濃ド
ットがオンされた(形成された)とみなして、結果値R
VC(RVM)を求め、補正データを作成した上で、直
接上記ステップS350以下の処理を行なっているか
ら、着目画素に対応して黒インクによるドットが形成さ
れた場合には、シアン及びマゼンタインクのドットは形
成されないが、結果値RVC(RVM)には、所定値r
vck(rvmk)が設定され、これにより誤差計算
(ステップS350)が行なわれることになる。
・オフを決定したドットのインク色と後でオン・オフを
決定するドットのインク色との色相上の相関の程度によ
り設定することが望ましい。例えば、上記の例では、先
にオン・オフを決定したインク色は黒であり、後でオン
・オフを決定するインク色はシアンまたはマゼンタであ
る。こうした場合には、黒色のドットがオンされた場合
には、シアンCのドットがオンされたものとして結果値
RVC(RVM)を設定しても差し支えないが、先にオ
ン・オフを決定するインク色がシアンであり、シアンの
ドットのオン・オフに関連してオン・オフを判断するイ
ンク色がマゼンタやイエロの場合には、両者の色相上の
相関は小さいから、前者をオンと判断して後者をオフと
する場合、後者の結果値としてはより小さな値を設定す
ることになる。どの色間においてどの程度の結果値を設
定するかは、印刷された画像の品質などを評価しなが
ら、実験的に決定すればよい。
理を行なう(ステップS360)。ステップS350で
得られた誤差に対して、着目している画素の周辺画素に
所定の重み(図15参照)を付けて、この誤差を拡散す
る。以上の処理の後、次の画素に移動して、上述した処
理を繰り返す。なお、シアンインク及びマゼンタインク
の2値化の処理(ステップS220,230)に引き続
いて行なわれるイエロインクの2値化の処理(ステップ
S240)では、シアンインクやマゼンタインクのよう
な処理は行なわず、組織的ディザ法による2値化の処理
を行なっている。但し、黒インクについて使用した閾値
マトリックスを同じマトリックスを使用し、黒インクに
よるドットが形成される場合には、イエロインクのドッ
トは形成しないようにしている。
画像を黒インクを含む複数種類のインクにより記録する
場合、色相の異なる一つのインク(ここでは黒インク)
によるドットが形成されると、他の色相のインク(ここ
ではシアン及びマゼンタのインク)によるドットが形成
されたものとみなし、着目している画素に対応してシア
ン及びマゼンタのドットを形成することがない。この結
果、シアンインク,マゼンタインクについては、黒イン
クによるドットが形成された場合には、あたかもシアン
インク,マゼンタインクによるドットが形成されたもの
とみなして、結果値RVC,RVMの計算を行なってい
るので、黒インクによるドットがオンになった場合に
は、そのドットの周辺には、シアン,マゼンタのドット
は形成されにくくなる。例えば各色インクがまばらに記
録されるような領域で、黒インクのドットの間近にシア
ンインクやマゼンタインクはもとより、ライトシアンイ
ンク,ライトマゼンタインクのドットも記録されにくく
なり、画像の粒状感は著しく低減される。更に、本実施
例によれば、無駄なインクを吐出することがなく、イン
クの使用量を低減できるだけでなく、用紙に対するイン
ク吐出量の制限(インクデューティ)の面からも好まし
い。
ンインク,マゼンタインクの関係について説明したが、
有彩色のインクであれぱシアン,マゼンタインクに限る
ものではなく、イエロインクに適用することも可能であ
る。また、ヘッドから吐出されるインクがCYM以外の
組み合わせによっている場合にも適用することができ
る。更に、無彩色のインクとしては黒インクに以外に、
灰色のインクなど、濃度の低いインクを用いることもで
きる。
る。第2実施例では、ドット形成を関連付ける色相の異
なる2色のインクとして、シアンとマゼンタとを取り上
げる。第2実施例におけるハーフトーニングの処理を図
22ないし24に示した。図22に示した処理が開始さ
れると、まず着目する画素の位置を初期化する処理が行
なわれる(ステップS400)。即ち水平方向位置を示
す変数xおよび垂直方向位置を示す変数yに、それぞれ
値0を代入するのである。次にこの画素のマゼンタイン
クMの濃度M(x,y)に基づき、マゼンタインクをN
値化する処理を行ない、結果値MRSTを求める処理を
行なう(ステップS410)。ここでマゼンタインクの
N値化は、種々の手法が適用できる。例えば、第1実施
例において黒インクに適用した組織的ディザ法により行
なうこともできる。
ンタインクM1と、低濃度のライトマゼンタインクM2
とが、用意されているから、N値化処理として、3値化
処理を行なっても良い。組織的ディザ法を用いて3値化
する処理の概要を図23に示した。この処理では、16
×16の分散型ディザの閾値マトリックスを予め用意す
る。この分散型ディザの閾値マトリックスは、値85〜
255の閾値が各マトリックスに分散性良く記憶されて
いる。この閾値マトリックスから読み出された閾値Md
1とマゼンタの濃度M(x,y)とを比較し(ステップ
S411)、その結果により閾値Md1より大きければ
マゼンタインクM1によるドットを形成するとしてMd
ot(x,y)は、M1をオンとする(ステップS41
2)。マゼンタインクの濃度M(x,y)の方が閾値M
d1より小さければ、次にマゼンタインクの濃度M
(x,y)が、閾値Md1から値85を減じた淡ドット
閾値Md2より大きいか否かを判断する(ステップS4
13)。マゼンタインクの濃度M(x,y)が淡ドット
閾値Md2より大きければ、ライトマゼンタインクM2
によるドットを形成するとしてMdot(x,y)は、
M2をオンとし(ステップS414)。マゼンタインク
の濃度M(x,y)の方が淡ドット閾値Md2より更に
小さければ、このドットについてはマゼンタインクM1
もライトマゼンタインクM2もオフとする(ステップS
418)。なお、各々のドット形成の有無に基づいて、
結果値MRSTは、マゼンタインクM1によるドットが
形成された場合には値255が、ライトマゼンタインク
M2によるドットが形成された場合には値128が、ま
たいずれのインクのドットも形成されなかった場合には
値0が、それぞれ設定される(ステップS415,S4
16,419)。
処理を受けて、シアンについての修正データCxを求め
る処理を行なう(ステップS420)。修正データCx
は、着目している画素のシアン成分の階調データC
(x,y)に、マゼンタインクの階調データM(x,
y)とその結果値MRSTとの差分に係数MCWを乗じ
た値を加えることにより求めている。これを数式で表現
すると、 Cx=C(x,y)+{M(x,y)−MRST}・M
CW である。
めるのに、マゼンタインクの階調データから結果値を引
いた値を加えるのは、マゼンタインクによるドットが形
成された場所(M(x,y)−MRSTの値がマイナス
の値になる場所)には、シアンインクのドットが打たれ
にくくするようにするためである。なお、修正データC
xを求めるのに、重み付け係数MCWを用いているの
で、マゼンタインクのドットが打たれた時に、シアンの
ドットが打たれ難くする程度を調整することができる。
この重み付け係数MCWを値1より小さい値とすれば、
シアンインクのドットとマゼンタインクのドットの相関
(一方が形成されたとき他方が形成されにくくなる度合
い)は、平均的には大きくなり、値1より大きな値とす
れば、両ドットの相関は、平均的には小さくなる。
後(ステップS420)、次にシアンについての3値化
処理を行なう(ステップS430)。この処理の詳細は
図24に示したが、単純化して言えば、シアン成分につ
いての拡散誤差補正済みデータCcrに基づいて、シア
ンインクC1,ライトシアンインクC2によるドット形
成のオンオフを判断するものである。この処理について
は後述するものとし、全体の処理(図22)を先に説明
する。
た後、シアン成分について生じた誤差を周辺の誤差に拡
散する処理を行なう(ステップS450)。3値化処理
により、濃度の高いシアンインクC1によるドットを形
成するか,濃度の低いライトシアンインクC2によるド
ットを形成するかあるいはいずれのドットも形成されな
いかのいずれかの結果が得られるが、いずれの場合も、
もとの画素の階調データと一致するとは限らず、通常は
幾分かの誤差を生じる。そこで、これを第1実施例図1
5に示した重み付けを施して、周辺の画素に配分するの
である。
位置を示す変数xを値1だけインクリメントし(ステッ
プS460)、主走査方向の位置が端(Hmax)を越
えたかを判断する(ステップS470)。主走査方向端
を越えていなければ、上述したステップS410から処
理を繰り返す。一方、処理が主走査方向の端を越えてい
れば、変数xを値0に戻し、副走査方向(用紙搬送方
向)の位置を示す変数yを値1だけインクリメントする
処理を行なう(ステップS480)。その後、副走査方
向の位置が用紙端(Vmax)を越えているか判断し
(ステップS490)、越えていなければ、上述したス
テップS410に戻って、処理を繰り返す。
ての3値化処理について説明する。この処理が開始され
ると、まずシアン成分について図22ステップS420
で求めた修正データCxに、同じくステップS450で
処理した拡散誤差Cdferを加えて、補正データCc
rを求める処理を行なう(ステップS431)。即ち、
着目している画素の階調データC(x,y)に、先に処
理したマゼンタインクの階調データと結果値との差に重
み付けを施した値を加えて求めた修正データCxに、更
に周辺の画素から拡散された誤差を加えて、その画素で
実現すべきシアンインクの濃度を求めるのである。次に
上記の補正データCcrが第1の閾値EdTh1より大
きいか否かの判断を行なう(ステップS433)。補正
データCcrが、第1の閾値EdTh1より大きけれ
ば、その画素で実現すべき濃度は高く、その点に濃ドッ
トを形成するとしてCdot(x,y)について、シア
ンインクC1のドットをオンとする処理を行なう(ステ
ップS434)。また、濃ドットをオンとしたことから
結果値CRSTには値255を入れ(ステップS43
5)、補正データCcrと結果値CRSTとの偏差を、
濃度誤差Cerrとして求める処理を行なう(ステップ
S440)。この濃度誤差Cerrは、上述した誤差拡
散処理(図22、ステップS450)により、周辺の画
素に拡散される量子化誤差である。
crが第1の閾値EdTh1より大きくないと判断され
場合には、第1の閾値EdTh1により小さな第2の閾
値EdTh2より大きいか否かの判断を行なう(ステッ
プS441)。補正データCcrが、第1の閾値EdT
h1以下で第2の閾値EdTh2より大きいと判断され
た場合には、その画素で実現すべき濃度は淡ドットをオ
ンにすべき程度の濃度であると判断する。即ち、その点
に淡ドットを形成するとしてCdot(x,y)につい
て、ライトシアンインクC2のドットをオンとする処理
を行なう(ステップS442)。また、淡ドットをオン
としたことから結果値CRSTには値128を設定する
(ステップS443)。更に、補正データCcrが、第
2の閾値EdTh2以下であると判断された場合には、
その点には濃淡を問わずドットを形成しないと判断し、
Cdot(x,y)について、濃淡のシアンインクC
1,C2のドットを共にオフとする処理を行なう(ステ
ップS444)。また、濃淡のドットをオフとしたこと
から結果値CRSTには値0を設定する(ステップS4
45)。
ドットC1,淡ドットC2のいずれを形成するかあるい
はいずれも形成しないかの処理が行なわれる。こうした
濃淡ドットの形成の判断(ステップS434,S44
2,S444およびS446)および結果値CRSTの
設定(ステップS435,S443,およびS445)
を行なった後、上述した濃度誤差の演算処理を行なう
(ステップS440)。
ンクのドットの形成の有無により、シアンインクの濃淡
ドットの形成に影響を与えることができる。即ち、マゼ
ンタインクとシアンインクという色相の異なる2種類の
インク間において、マゼンタインクによるドットが形成
された場合には、その周辺にシアンインクのドットが形
成され難くなる。このため、マゼンタインクとシアンイ
ンクについて、それぞれ単独の分散性が高い場合でも、
両方のドットが隣接して形成されてしまい、結果的に粒
状性が視認されると言った不具合を生じることがない。
ットが形成されたことによ.影響を、マゼンタインクに
より実現すべき濃度M(x,y)とマゼンタドットの結
果値MRSTとの差分、即ちM(x,y)−MRSTと
いう形で取り込んでいるので、その影響は局所的なもの
に限られるという利点がある。マゼンタインクとシアン
インクとは、色相的には全く異なり、マゼンタインクと
黒インクのように、一方が他方の色相を含んでいるとみ
なすことはできないから、一方のインクの影響が他方に
及ぶ範囲を局所的なものに限り、画像全体としては影響
がないものとすることは、画像全体の色調や明るさの再
現性の点から望ましい。また、本実施例の手法によれ
ば、マゼンタインクとシアンインクの和が100[%]
を越えるような場合でもそのまま適用することができ
る。
シアンインクともに3値化処理を行なっており、マゼン
タインクのドットが形成された場合には、その濃さに応
じて、その周辺にシアンインクのドットが形成されにく
くなる。また、シアンインク,マゼンタインクについて
は濃淡のインクを記録することができるから、仮に形成
されるとすれば淡ドットが形成されやすく、画像の品質
は極めて高いものとなる。
ドットが形成された場合の影響をシアンインクに及ぼす
上で、図22ステップS420に示したように、マゼン
タインクの濃度M(x,y)から結果値MRSTを引い
ている。したがって、マゼンタインクの影響は、局所的
なものに限られ、平均的に見れば、そのシアンインクの
濃度に影響を与えることはない。なお、マゼンタインク
のドットが形成された影響をシアンインクのドットの形
成に及ぼす際の重み付け係数MCWにより制御している
が、色相の異なる2種類のインクが、黒インクとマゼン
タインク,黒インクとシアンインク、あるいは黒インク
とマゼンタおよびシアンインクのような場合には、この
重み付け係数は、それぞれ最適な値に調整すれば良い。
例えば黒インクとマゼンタ(あるいはシアンインク)の
場合には値1程度、黒インクの影響をマゼンタおよびシ
アンインクの両方に与える場合には、値0.5ないし
0.8程度とすればよい。後者の場合で、シアンおよび
マゼンタの両ドットを、一つの黒ドットに置き換える
と、ドットの隙間が目立つときには、重み付け係数は、
値0.5以下とした方が望ましい。
成した否かによる局所的な影響を図22ステップS42
0に示したように、 {M(x,y)−MRST}・MCW として求めた。この場合、局所的な誤差の影響を重み付
け係数MCWにより一括して補正しているが、 M(x,y)・MCW1−MRST・MCW2 のように、それぞれに異なる重み付け係数を乗じて、そ
の画素のマゼンタインクの濃度による影響と、実際に形
成されたドットの濃度により影響とを、別々に評価する
ことも差し支えない。
(この実施例ではマゼンタインク)の濃度による影響度
(第1の影響度)を Cx←C(x,y)+M(x,y)・MCW1 のように考慮し、その後、平均誤差最小法により周辺の
画素から影響をうける拡散誤差による影響度(第3の影
響度)を Ccr←Cx+Cdfer のように考慮し、更に先に多値化を行なったインクにつ
いて実際に形成されたドットの濃度による影響度(第2
の影響度)を C←Ccr−MRST・MCW2 のように考慮し、得られた階調データCに基づいて、第
2の色相のインク(この実施例ではシアンインク)の多
値化を行なうものとしても良い。なお、これらの影響度
による補正は、どの順序で行なっても差し支えない。
インクとマゼンタあるいはシアンインクとの相関を付け
る場合などには、 Cx=C(x,y)+K(x,y) のように設定することも可能である。この場合には、た
とえばシアンインクについての3値化処理において、補
正データCcrを求めた直後に、黒インクのドットを形
成したか否かを判断し、黒インクのドットKが形成され
ている場合には、シアンインクのドットを形成しないも
のとし、かつシアンインクについての結果値CRSTに
所定値(例えば値255)を代入するものとしても良
い。これは次の理由による。
の修正データCxを求めるのに、シアンインクについて
の階調データC(x,y)に黒インクの階調データK
(x,y)を加えている。したがって、図24に示した
ステップS431で求めた補正データCcrは、 Ccr=Cx+Cdfer =C(x,y)+K(x,y)+Cdfer となる。
合に、シアンインクについての結果値CRSTに所定値
を代入し、これを補正データCcrから減算して求める
濃度誤差Cerrは、 Cerr=Ccr−CRS1 =C(x,y)+K(x,y)−CRST+Cdfer となる。ここで、黒インクのドットを形成した場合に、
シアンインクについてのドットの形成を何ら判断するこ
となく、シアンインクについての結果値CRSTに所定
値を設定していることから、この場合の結果値CRST
は、結局、黒インクのドットを形成した場合の結果値を
反映している。即ち、 K(x,y)−CRST=Kerr とみなすことができる。この結果、黒インクのドットを
形成した場合には、その誤差分がステップS450で周
りのシアンインクのドットの形成に反映されることにな
る。なお、黒インクのドットが形成されない場合には、
黒インクについての結果値KRSTは、値0に設定され
るのが通常なので、黒インクの階調データK(x,y)
を加える処理(図22ステップS420)は、結局黒イ
ンクについての濃度誤差を加える処理に相当し、黒イン
クのドットのオン・オフの影響を、周辺のシアンインク
のドットのオン・オフに反映させていることになる。
尚、同じ考え方を、マゼンタインクのドット形成の影響
をシアンインクのドットの形成に与える場合にも、適用
することができる。
のオン・オフをシアンCのインクの多値化に影響を与え
る場合について説明したが、図22のハーフトーン処理
は、多のインクの組み合わせにも適用することができ
る。例えば、マゼンタインクMに代えて濃度の高いシア
ンインクC1を、シアンインクCに代えて濃度の低いラ
イトシアンインクC2を、それぞれ当てはめ、ステップ
S430の処理を「ライトマゼンタインクについて2値
化処理」とすれば、同系色の濃淡インクにおける相互の
2値化の処理に適用することができる。この場合には、
図11の処理とほぼ同様になるが、濃インクと淡インク
の記録率の合計が100パーセントを越えるような設定
も可能となる点で、図22に示した処理の方が適用範囲
が広いと言える。
ンク間においてドットの形成に影響を与える例として、
黒インクとシアン(またはマゼンタ)インク、マゼンタ
インクとシアンインクの場合を挙げたが、これら以外の
インク間、例えばシアン(またはマゼンタ)インクとイ
エロインク、シアン(またはマゼンタ)インクとライト
マゼンタ(またはライトシアン)インク、ライトシアン
(またはライトマゼンタ)インクとイエロインク等の間
でも、本発明を、同様に適用することができる。また、
黒インクに代えて、グレーのインク等、黒を含む無彩色
のインクの影響を、マゼンタやシアンその他の有彩色の
インクに影響を与えるものとすることも可能である。
を制御するプログラムは、プリンタ20側ではなくコン
ピュータ90のプリンタドライバ96側に用意したが、
プリンタ20内に用意することも可能である。例えば、
コンピュータ90からは、ポストスクリプトなどの言語
により印刷する画像情報が送られてくる場合には、プリ
ンタ20側にハーフトーンモジュール99などを持つこ
とになる。また、これらの機能を実現するソフトウェア
プログラムは、本実施例では、コンピュータ90内のハ
ードディスク等に記憶されており、コンピュータ90が
起動する際にプリンタドライバの形態でオペレーティン
グシステムに組み込まれるが、フロッピディスクやCD
−ROM等の携帯型記憶媒体(可搬型記憶媒体)に格納
され、携帯型記憶媒体からコンピュータシステムのメイ
ンメモリまたは外部記憶装置に転送されるものとするこ
とも可能である。また、コンピュータ90からプリンタ
20の内部に転送して利用する形態とすることも可能で
ある。なお、通信回線を介して、これらのソフトウェア
プログラムを提供する装置を設け、上記ハーフトーンモ
ジュールの処理内容を、通信回線を介して、このコンピ
ュータやプリンタ20に転送して利用する形態とするこ
ともできる。
タ90は、次の構成をとればよい。図25は、コンピュ
ータ90の内部構成を示すブロック図である。図示する
ように、このコンピュータ90は、プログラムに従って
画像処理に関わる動作を制御するための各種演算処理を
実行するCPU81を中心に、バス80により相互に接
続された次の各部を備える。ROM82は、CPU81
で各種演算処理を実行するのに必要なプログラムやデー
タを予め格納しており、RAM83は、同じくCPU8
1で各種演算処理を実行するのに必要な各種プログラム
やデータが一時的に読み書きされるメモリである。入力
インターフェイス84は、スキャナ12やキーボード7
4からの信号の入力を司り、出力インタフェース85
は、プリンタ22へのデータの出力を司る。CRTC8
6は、カラー表示可能なCRT21への信号出力を制御
し、ディスクコントローラ(DDC)87は、ハードデ
ィスク76やフレキシブルドライブ75あるいは図示し
ないCD−ROMドライブとの間のデータの授受を制御
する。ハードディスク76には、RAM83にロードさ
れて実行される各種プログラムやデバイスドライバの形
式で提供される各種プログラムなどが記憶されている。
このほか、バス80には、シリアル入出力インタフェー
ス(SIO)88が接続されている。このSIO88
は、モデム78に接続されており、モデム48を介し
て、公衆電話回線PNTに接続されている。画像処理装
置30は、このSIO88およびモデム78を介して、
外部のネットワークに接続されており、特定のサーバー
SVに接続することにより、画像処理に必要なプログラ
ムをハードディスク76にダウンロードすることも可能
である。また、必要なプログラムをフレキシブルディス
クFDやCD−ROMによりロードし、コンピュータ9
0に実行させることも可能である。
各種プログラムは、記録媒体としてのフレキシブルディ
スクやCD−ROMに記録しておくことができる。コン
ピュータ90は、これをディスクドライブ75などによ
り読み取ることにより、上述した画像記録方法を実現す
ることができる。
インクの吐出も、ピエゾ素子PEを用い、ピエゾ素子P
Eに所定時間幅の電圧を印可することにより行なってい
るが、この他のインク吐出方式を採用することも容易で
ある。実用化されているインク吐出方式としては、大ま
かに分けると、連続したインク噴流からインク粒子を分
離して吐出する方式と、上述した実施例でも採用された
方式であるオンデマンド方式に大別される。前者には、
荷電変調によりインクの噴流から液滴を分裂させる荷電
変調方式、インクの噴流から大径粒子が分裂する際に生
じる微少なサテライト粒子を印字に利用するマイクロド
ット方式などが知られている。これらの方式も、複数種
類の濃度のインクを利用した本発明の印刷装置に適用可
能である。
インク粒子が必要となったとき、インク粒子を生成する
ものであり、上述した実施例で採用したピエゾ素子を用
いた方式の他、図26(A)〜(E)に示すように、イ
ンクのノズルNZ近傍に発熱体HTを設け、インクを加
熱することでバブルBUを発生させ、その圧力によりイ
ンク粒子IQを吐出する方式などが知られている。これ
らのオンデマンド方式のインク吐出方式も、複数種類の
濃度のインクあるいは径の異なる複数のドットを利用す
る本発明の印刷装置に適用可能である。また、上記実施
例の中でも触れたが、同一濃度のインクを複数回吐出し
て濃度の異なるドットを形成する構成にも適用すること
ができる。
置ではなく、CRT93に画像を表示する画像表示装置
を考えることもできる。この画像表示装置は、CRTの
ように多階調のドットを形成することが可能なものであ
り、しかもCRTの表現できる階調数が、元の画像の階
調数より小さい場合などに有効である。こうした画像表
示装置は、上述した印刷装置と同様に、色相の異なる2
種類のドットのうちの一種類のドットについて、第1の
ドット形成判断手段が、2以上の多値化を行なって、前
記色相が異なる1種類のドットの形成を判断する。第2
のドット形成判断手段は、この多値化の結果を受け、こ
れを、色相が異なる他の種類のドットにより実現すべき
表示濃度に反映させる。第2のドット形成判断手段は、
反映された表示濃度に従って、色相が異なる他の種類の
ドットによる2以上の多値化を行ない、そのドットの形
成を判断する。その後、ドット形成手段によりは、第1
および第2のドット形成判断手段の判断結果に基づい
て、色相の異なる2種類以上のドットを形成させる。こ
うした画像表示装置であっても、一つの色相のドットの
影響を他の色相に反映させることができ、粒状感の抑制
された高品質の画像を表示することができる。
すブロック図である。
66の配置を示す説明図である。
斜視図である。
のための構成を示す説明図である。
吐出される様子を示す説明図である。
なわれるまでの処理の様子を例示するブロック図であ
る。
るグラフである。
例示するフローチャートである。
チャートである。
ータとの関係を例示するグラフである。
を示す説明図である。
の様子を例示する説明図である。
チャートである。
フである。
た説明図である。
を示すフローチャートである。
ーチンを示すフローチャートである。
処理ルーチンを示すフローチャートである。
すフローチャートである。
の処理を示すフローチャートである
値化処理を示すフローチャートである。
ワークとの接続について説明する説明図である。
明図である。
Claims (29)
- 【請求項1】 色相が異なる2種類以上のドットを、対
象物上に形成可能なヘッドを備え、該ドットの分布によ
り多階調の画像を記録する印刷装置であって、 印刷すべき画像の多色の階調信号を画素毎に順次入力す
る入力手段と、 該入力された各色の階調信号に基づいて、前記色相が異
なる1種類のドットについて2以上の多値化を行ない、
該ドットの形成を判断する第1のドット形成判断手段
と、 該多値化の結果を、前記色相が異なる他の種類のドット
により実現すべき記録濃度に反映させ、該記録濃度に従
って、該色相が異なる他の種類のドットによる2以上の
多値化を行ない、該ドットの形成を判断する第2のドッ
ト形成判断手段と、 前記第1および第2のドット形成判断手段の判断結果に
基づいて、前記ヘッドを駆動して、前記色相の異なる2
種類以上のドットを形成させるヘッド駆動手段とを備え
た印刷装置。 - 【請求項2】 前記色相が異なる2種類以上のドットの
うち、前記第1のドット形成判断手段がドットの形成を
判断する前記1種類のドットは、前記2種類以上のドッ
トのうち視覚上の影響の大きい側の色のドットである請
求項1記載の印刷装置。 - 【請求項3】 前記色相が異なる2種類以上のドットの
うち、前記1種類のドットはフルカラーを表現可能な三
原色の一つの色のドットであり、色相が異なる前記他の
種類のドットは、該三原色の他の色のドットである請求
項1記載の印刷装置。 - 【請求項4】 前記色相が異なる2種類以上のドットの
うち、前記1種類のドットはフルカラーを表現可能な三
原色の一つの色のドットであり、色相が異なる前記他の
種類のドットは、該色成分とこれとは異なる色成分とを
含む色のドットである請求項1記載の印刷装置。 - 【請求項5】 請求項1記載の印刷装置であって、 前記第1のドット形成判断手段は、前記入力した階調信
号に基づいて、前記色相が異なる2種類以上のドットの
うちの1種類のドットについて、該ドットを形成するか
否かの判断を、該ドット以外の色相のドットについての
判断に先立って行なう手段であり、 前記第2のドット形成判断手段は、該第1のドット形成
手段により前記ドットの形成を行なわないとの判断がな
されたとき、色相が異なる他の種類のドットについて、
該ドットを形成するか否かの前記判断を行なう手段であ
る印刷装置。 - 【請求項6】 請求項1記載の印刷装置であって、 前記第1のドット形成判断手段は、前記入力した階調信
号に基づいて、前記色相が異なる2種類以上のドットの
うちの1種類のドットについて、該ドットを形成するか
否かの判断を、該ドット以外の色相のドットについての
判断に先立って行なう手段であり、 前記第2のドット形成判断手段は、該第1のドット形成
判断手段により該1種類のドットを形成すると判断した
場合には、前記他の種類のドットを形成しないと判断す
る手段である印刷装置。 - 【請求項7】 請求項5または請求項6記載の印刷装置
であって、 更に、該第2のドット形成判断手段よるドット形成の有
無の判断に基づき、前記階調信号に対応した印刷濃度と
該ドットにより実現される印刷濃度との差を濃度誤差と
して求め、該濃度誤差を、ドット形成の対象となってい
る画素の周辺の画素についての前記第2のドット形成判
断手段における前記ドット形成の判断に反映させるよう
配分する誤差拡散手段を備えた印刷装置。 - 【請求項8】 請求項7記載の印刷装置であって、 前記誤差拡散手段は、前記第1のドット形成判断手段
が、前記1種類のドットを形成すると判断した場合に
は、前記他の種類のドットの階調信号に対応した印刷濃
度と該ドットにより実現される印刷濃度との前記差を、
前記1種類のドットと前記他の種類のドットとの色相上
の相関の程度に応じた値として求める濃度差決定手段を
有する印刷装置。 - 【請求項9】 色相の異なる2種類以上のドットを、対
象物上に形成可能なヘッドを備え、該ドットの分布によ
り多階調の画像を記録する印刷装置であって、 印刷すべき画像の多色の階調信号を画素毎に順次入力す
る入力手段と、 該入力された各色の階調信号に基づいて、前記色相が異
なる1種類のドットについて2以上の多値化を行ない、
該ドットの形成を判断する第1のドット形成判断手段
と、 該多値化の結果、前記階調信号に対応した印刷濃度と該
ドットにより実現される印刷濃度との局所的な差を求め
る局所誤差演算手段と、 該局所的な差を、前記色相が異なる他の種類のドットに
より実現すべき記録濃度に反映させ、該記録濃度に従っ
て、色相が異なる他の種類のドットによる2以上の多値
化を行ない、該ドットの形成を判断する第2のドット形
成判断手段と、 前記第1および第2のドット形成判断手段の判断結果に
基づいて、前記ヘッドを駆動して、前記色相の異なる2
種類以上のドットを形成させるヘッド駆動手段とを備え
た印刷装置。 - 【請求項10】 請求項9記載の印刷装置であって、 前記局所誤差演算手段は、 前記色相が異なる1種類のドットによる階調信号に対応
した印刷濃度に基づいて、前記他の種類のドットの印刷
濃度への影響の度合いを求める第1の影響度演算手段
と、 前記色相が異なる1種類のドットにより実現された印刷
濃度に基づいて、前記他の種類のドットの印刷濃度への
影響の度合いを求める第2の影響度演算手段と、 着目してる画素の周辺の画素についての前記第2のドッ
ト形成判断手段よるドット形成の有無の判断に基づき、
該周辺の画素についての階調信号に対応した印刷濃度と
該ドットにより実現される印刷濃度との差である濃度誤
差による前記他の種類のドットの印刷濃度への影響の度
合いを求める第3の影響度演算手段と、 該第1ないし第3の影響度演算手段により求められた影
響の度合いを考慮して、前記局所的な差を求める手段と
からなる印刷装置。 - 【請求項11】 前記色相が異なる2種類以上のドット
のうち、前記第1のドット形成判断手段がドットの形成
を判断する前記1種類のドットは、前記2種類以上のド
ットのうち視覚上の影響の大きい側の色のドットである
請求項9または請求項10記載の印刷装置。 - 【請求項12】 前記色が相異なる2種類以上のドット
のうち、前記1種類のドットはフルカラーを表現可能な
三原色の一つの色のドットであり、色相が異なる前記他
の種類のドットは、該三原色の他の色のドットである請
求項9または請求項10記載の印刷装置。 - 【請求項13】 前記色相が異なる2種類以上のドット
のうち、前記1種類のドットはフルカラーを表現可能な
三原色の一つの色のドットであり、色相が異なる前記他
の種類のドットは、該色成分とこれとは異なる色成分と
を含む色のドットである請求項9または請求項10記載
の印刷装置。 - 【請求項14】 請求項9記載の印刷装置であって、 更に、該第2のドット形成判断手段によるドット形成の
有無の判断に基づき、前記階調信号に対応した印刷濃度
と該ドットにより実現される印刷濃度との差を濃度誤差
として求め、該濃度誤差を、ドット形成の対象となって
いる画素の周辺の画素についての前記第2のドット形成
判断手段における前記ドット形成の判断に反映させるよ
う配分する誤差拡散手段を備えた印刷装置。 - 【請求項15】 請求項1ないし請求項14のいずれか
記載の印刷装置であって、 第1のドット形成判断手段または第2のドット形成判断
手段が、ディザ法によりドットの有無を決定する手段で
ある印刷装置。 - 【請求項16】 請求項15記載の印刷装置であって、
第1または第2のドット形成判断手段が用いるディザ法
の閾値マトリックスが分散型の閾値マトリックスである
印刷装置。 - 【請求項17】 請求項1ないし請求項14のいずれか
記載の印刷装置であって、 前記ヘッドが、色相の異なる2種類以上のインクについ
て、濃度の異なる2種類以上の濃淡インクを吐出可能で
あり、 前記第1および第2のドット形成判断手段の少なくとも
一方は、該インクにより単位面積当たりの濃度の異なる
2種類以上のドットの各々について、多値化を行ない、
該ドットの形成を判断する手段である印刷装置。 - 【請求項18】 濃淡インクは2種類のインクからな
り、低濃度インクの染料濃度は、高濃度インクの染料濃
度の略1/4である請求項17記載の印刷装置。 - 【請求項19】 色相が異なる有彩色インクによる2種
類以上のドットと無彩色のインクによるドットとを、対
象物上に形成可能なヘッドを備え、該ドットの分布によ
り多階調の画像を記録する印刷装置であって、 印刷すべき画像の階調信号を画素毎に順次入力する入力
手段と、 該入力した階調信号に基づいて、前記有彩色インクが分
担する濃度と前記無彩色インクが分担する濃度とを求め
る濃度演算手段と、 該求められた無彩色インクの濃度に基づいて、該無彩色
インクについて、2以上の多値化を行なって、無彩色イ
ンクのドットの形成を判断する無彩色ドット形成判断手
段と、 該無彩色についての多値化の結果に基づいて、前記2種
類以上の有彩色インクの各々の濃度に反映すべき補正デ
ータを求め、前記有彩色インクが分担する濃度を補正す
る濃度補正手段と、 該補正された有彩色インクの濃度に基づいて、前記色相
が異なる2種類以上のドットについてそれぞれ多値化を
行ない、該2種類以上のドットの形成を判断する有彩色
ドット形成判断手段と、 前記無彩色ドット形成判断手段および前記有彩色ドット
形成判断手段の判断結果に基づいて、前記ヘッドを駆動
して、色相の異なる有彩色インクの2種類以上のドット
および前記無彩色インクのドットを形成させるヘッド駆
動手段とを備えた印刷装置。 - 【請求項20】 請求項19記載の印刷装置であって、 更に、前記無彩色ドット形成判断手段および有彩色ドッ
ト形成判断手段によるドット形成の有無の判断に基づ
き、前記階調信号に対応した印刷濃度と該無彩色インク
および各有彩色インクのドットにより実現される印刷濃
度との差を濃度誤差として求め、該濃度誤差を、ドット
形成の対象となっている画素の周辺の画素についての前
記有彩色ドット形成判断手段における前記ドット形成の
判断に反映させるよう配分する誤差拡散手段を備えた印
刷装置。 - 【請求項21】 前記ヘッドは、インク通路に設けられ
た電歪素子への電圧の印加によりインクに付与される圧
力によってインク粒子を吐出する機構を備えた請求項
1,請求項9または請求項19のいずれか記載の印刷装
置。 - 【請求項22】 前記ヘッドは、インク通路に設けられ
た発熱体への通電により発生する気泡により該インク通
路のインクに付与される圧力によってインク粒子を吐出
する機構を備えた請求項1,請求項9または請求項19
のいずれか記載の印刷装置。 - 【請求項23】 色相が異なる2種類以上のドットを、
対象物上に形成可能なヘッドを備え、該ドットの分布に
より多階調の画像を記録する方法であって、 印刷すべき画像の多色の階調信号を画素毎に順次入力
し、 該入力された各色の階調信号に基づいて、前記色相が異
なる1種類のドットについて2以上の多値化を行ない、
該ドットの形成を判断し、 該多値化の結果を、前記色相が異なる他の種類のドット
により実現すべき記録濃度に反映させ、該記録濃度に従
って、色相が異なる他の種類のドットによる2以上の多
値化を行ない、該ドットの形成を判断し、 前記両判断結果に基づいて、前記ヘッドを駆動して、前
記色相の異なる2種類以上のドットを形成させる画像記
録方法。 - 【請求項24】 色相が異なる2種類以上のドットを、
対象物上に形成可能なヘッドを備え、該ドットの分布に
より多階調の画像を記録する方法であって、 印刷すべき画像の多色の階調信号を画素毎に順次入力
し、 該入力された各色の階調信号に基づいて、前記色相が異
なる1種類のドットについて2以上の多値化を行ない、
該ドットの形成を判断し、 該多値化の結果、前記階調信号に対応した印刷濃度と該
ドットにより実現される印刷濃度との局所的な差を求
め、 該局所的な差を、前記色相が異なる他の種類のドットに
より実現すべき記録濃度に反映させ、該記録濃度に従っ
て、色相が異なる他の種類のドットによる2以上の多値
化を行ない、該ドットの形成を判断し、 前記両判断結果に基づいて、前記ヘッドを駆動して、前
記色相の異なる2種類以上のドットを形成させる画像記
録方法。 - 【請求項25】 色相が異なる有彩色インクによる2種
類以上のドットと無彩色のインクによるドットとを、対
象物上に形成可能なヘッドを備え、該ドットの分布によ
り多階調の画像を記録する方法であって、 印刷すべき画像の階調信号を画素毎に順次入力し、 該入力した階調信号に基づいて、前記有彩色インクが分
担する濃度と前記無彩色インクが分担する濃度とを求
め、 該求められた無彩色インクの濃度に基づいて、該無彩色
インクについて、2以上の多値化を行なって、無彩色イ
ンクのドットの形成を判断し、 該無彩色についての多値化の結果に基づいて、前記2種
類以上の有彩色インクの各々の濃度に反映すべき補正デ
ータを求め、前記有彩色インクが分担する濃度を補正
し、 該補正された有彩色インクの濃度に基づいて、前記色相
が異なる2種類以上のドットについてそれぞれ多値化を
行ない、該2種類以上のドットの形成を判断し、 前記両判断結果に基づいて、前記ヘッドを駆動して、色
相の異なる有彩色インクの2種類以上のドットおよび前
記無彩色インクのドットを形成させる画像記録方法。 - 【請求項26】 色相が異なる2種類以上のドットを、
対象物上に形成可能なヘッドを備えた印刷装置に接続さ
れたコンピュータにより機械読み取り可能であり、該ド
ットの分布により多階調の画像を記録するプログラムを
記録した記録媒体であって、 印刷すべき画像の多色の階調信号を画素毎に順次入力す
る機能、 該入力された各色の階調信号に基づいて、前記色相が異
なる1種類のドットについて2以上の多値化を行ない、
該ドットの形成を判断する機能、 該多値化の結果を、前記色相が異なる他の種類のドット
により実現すべき記録濃度に反映させ、該記録濃度に従
って、該色相が異なる他の種類のドットによる2以上の
多値化を行ない、該ドットの形成を判断する機能、 前記両判断結果に基づいて、前記ヘッドを駆動して、前
記色相の異なる2種類以上のドットを形成させる機能を
コンピュータに実現させるプログラムを記録した記録媒
体。 - 【請求項27】 色相の異なる2種類以上のドットを、
印字対象物上に形成可能なヘッドを備えた印刷機に接続
されたコンピュータにより機械読み取り可能であり、該
ドットの分布により多階調の画像を記録するプログラム
を記録した記録媒体であって、 印刷すべき画像の多色の階調信号を画素毎に順次入力す
る機能、 該入力された各色の階調信号に基づいて、前記色相が異
なる1種類のドットについて2以上の多値化を行ない、
該ドットの形成を判断する機能、 該多値化の結果、前記階調信号に対応した印刷濃度と該
ドットにより実現される印刷濃度との局所的な差を求め
る機能、 該局所的な差を、前記色相が異なる他の種類のドットに
より実現すべき記録濃度に反映させ、該記録濃度に従っ
て、色相が異なる他の種類のドットによる2以上の多値
化を行ない、該ドットの形成を判断する機能、 前記両判断結果に基づいて、前記ヘッドを駆動して、前
記色相の異なる2種類以上のドットを形成させる機能を
コンピュータに実現させるプログラムを記録した記録媒
体。 - 【請求項28】 色相が異なる有彩色インクによる2種
類以上のドットと前記無彩色のインクによるドットと
を、前記対象物上に記録可能なヘッドを備えた印刷機に
接続されたコンピュータにより機械読み取り可能であ
り、該両ドットの分布により多階調の画像を記録するプ
ログラムを記録した記録媒体であって、 印刷すべき画像の階調信号を画素毎に順次入力する機
能、 該入力した階調信号に基づいて、前記有彩色インクが分
担する濃度と前記無彩色インクが分担する濃度とを求め
る機能、 該求められた無彩色インクの濃度に基づいて、該無彩色
インクについて、2以上の多値化を行なって、無彩色イ
ンクのドットの形成を判断する機能、 該無彩色についての多値化の結果に基づいて、前記2種
類以上の有彩色インクの各々の濃度に反映すべき補正デ
ータを求め、前記有彩色インクが分担する濃度を補正す
る機能、 該補正された有彩色インクの濃度に基づいて、前記色相
が異なる2種類以上のドットについてそれぞれ多値化を
行ない、該2種類以上のドットの形成を判断する機能、 前記両判断結果に基づいて、色相の異なる有彩色インク
の2種類以上のドットおよび前記無彩色インクのドット
を形成する機能をコンピュータに実現させるプログラム
を記録した記録媒体。 - 【請求項29】 色相が異なる2種類以上のドットを、
対象物上に形成可能であり、該ドットの分布により多階
調の画像を表現する画像表示装置であって、 表現すべき画像の多色の階調信号を画素毎に順次入力す
る入力手段と、 該入力された各色の階調信号に基づいて、前記色相が異
なる1種類のドットについて2以上の多値化を行ない、
該ドットの形成を判断する第1のドット形成判断手段
と、 該多値化の結果を、前記色相が異なる他の種類のドット
により実現すべき記録濃度に反映させ、該記録濃度に従
って、該色相が異なる他の種類のドットによる2以上の
多値化を行ない、該ドットの形成を判断する第2のドッ
ト形成判断手段と、 前記第1および第2のドット形成判断手段の判断結果に
基づいて、前記色相の異なる2種類以上のドットを形成
させるドット形成手段とを備えた画像表示装置。
Priority Applications (5)
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|---|---|---|---|
| JP16512897A JP4348748B2 (ja) | 1996-07-18 | 1997-06-06 | 印刷装置および画像記録方法 |
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| AT97305301T ATE429127T1 (de) | 1996-07-18 | 1997-07-16 | Drucksystem und bildaufzeichnungsverfahren |
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Related Child Applications (1)
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| AT (1) | ATE429127T1 (ja) |
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