JPH1081205A - 車両盗難対策装置 - Google Patents

車両盗難対策装置

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JPH1081205A
JPH1081205A JP24011796A JP24011796A JPH1081205A JP H1081205 A JPH1081205 A JP H1081205A JP 24011796 A JP24011796 A JP 24011796A JP 24011796 A JP24011796 A JP 24011796A JP H1081205 A JPH1081205 A JP H1081205A
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博志 大村
Koji Hosoda
浩司 細田
Hideaki Kikuchi
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Abstract

(57)【要約】 【課題】車両の盗難時に当該車両を確実に追跡すること
ができるようにする。 【解決手段】盗難車両を当該車両のナビゲーション装置
3によって追跡し、該車両の現在地情報を車載電話5に
よって所定の者に伝えるようにする。車載電話5を通話
に使用することができない現在地情報出力専用モードと
することによって、上記通報が車載電話5の使用によっ
て妨げられないようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両が盗難にあっ
たときに該盗難車両の捜索や犯人逮捕を促進するための
車両盗難対策装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車両の現在地情報を提供するナビゲーシ
ョンシステムと車載電話とを結びつけて、盗難車両の発
見を促進する、という提案は知られている(特開昭63
−199155号公報参照)。すなわち、このものは、
ドアスイッチやガラス割れセンサ等の出力に基いて車両
の盗難が検出されたときに、当該車両についてナビゲー
ションシステムで得られる現在地情報を、車載電話によ
って予め定められた電話に自動ダイアリングして送信す
る、というものである。従って、受信側で直ちに警察に
通報するなど的確な対策をとることができる。また、相
手電話機が話し中のときにリダイヤルすることも提案さ
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、当該車両の現
在地情報を車載電話によって当該車両の所有者に送信し
ようとしても、該車載電話が犯人によって使用される
と、そのような送信を行なうことができない。また、車
載電話が当該車両の現在地情報の通報に使用されている
ことが犯人にわかると、そのような通報が途中で阻止さ
れる、上記所有者が不在のときには車両盗難の通報が遅
れる、ナビゲーションシステムが犯人によって操作され
ると現在地情報の送信に支障を来す、等の問題もある。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明では、車
両の盗難があったときに、車載電話を通話に使用するこ
とができないようにするなどして、盗難車両についての
情報を速やかにさらには確実に所定の者に通報できるよ
うにしたものである。
【0005】すなわち、この出願の発明は、車両に対し
て行なわれる所定の不正操作に基づいて該車両の盗難を
検出する盗難検出手段と、車両に設けられ該車両の現在
地についての情報を出す現在地情報出力手段と、車載電
話とを備え、上記車両盗難検出手段によって車両の盗難
が検出されたときに、上記現在地情報出力手段によって
得られる当該車両の現在地情報を、上記車載電話を用い
て所定の者に送信するようにした車両盗難対策装置にお
いて、車両の盗難が検出されたときに、上記車載電話を
通話に使用することができない現在地情報出力専用モー
ドに変更することを特徴とする。
【0006】従って、車両を盗難した者が、該車両の車
載電話を用いて外部と通話をしようとしても、該車載電
話と外部の電話とは接続されず、当該車両の現在地情報
の出力は妨げられない。
【0007】この発明でいう上記現在地情報の送信は、
情報を音声として送信する他に情報を文字や図形として
ファクシミリ送信する場合を含む。
【0008】上記車両盗難対策装置において、当該車両
の盗難が検出されたときにおいて、上記車載電話を使用
すべく相手電話の番号が入力されたときには、該車載電
話から電話回線接続信号が出ないようにし、相手電話番
号が入力された後に該車載電話から相手電話が話し中で
あるという知らせを出し、該相手電話の番号を記憶する
ようにすることが好適である。
【0009】すなわち、車両を盗難した者が車載電話を
使用しようとしても、相手電話が話し中という知らせが
出るだけであるから、当該車載電話が現在地情報出力専
用モードになっていることを察知されにくい。また、記
憶した相手電話の番号については、これを別途出力する
ことによって、当該車両を盗難した者の捜索の手掛かり
となる。
【0010】車載電話の受話器が取り上げられたとき、
あるいは車載電話の操作スイッチがオンにされたとき
に、通話可能を示す所定波長の信号音(「ツー」という
音)等を出すようにしたものにあっては、車両盗難時に
あっても、車載電話が使用されようとしたときには、そ
のような信号音等を出すことが好適である。上記話し中
の知らせは、信号音であっても音声によるものであって
もランプ表示であってもよい。
【0011】上述の如く相手電話番号を記憶するように
した場合には、この電話番号を当該車両の現在地情報と
共に出力して送信することが好適であり、これによっ
て、当該車両の盗難者の迅速な捜索に有利になる。
【0012】また、上述の如く車載電話を現在地情報出
力専用モードに変更した場合において、当該車両の現在
地情報の送信を所定時間毎に試行する一方、非送信時又
は非試行時には外部電話からの出力コマンド待ちとし、
出力コマンドがあったときに該コマンドに基いて現在地
情報の送信をすることが好適である。
【0013】すなわち、その場合は、当該車両の現在地
情報の所定の者への送信が間欠的に行なわれるから、当
該所定の者の電話が受信専用になることはなく、該所定
の者はその電話を用いて車両の盗難を警察に通報するこ
とが容易になるとともに、当該車載電話に情報出力コマ
ンドを出すことによって、必要な現在地情報を適宜得る
ことができるようになる。
【0014】また、上述の情報出力コマンドとして、当
該車両の現在地情報の送信先を別に指定し、この指定さ
れた送信先、例えば当該車両進行方向前方の最寄りの警
察署に該現在地情報の送信を行なうようにすれば、盗難
車両の捜索に有利になる。
【0015】さらに、上述の如く車載電話を現在地情報
出力専用モードに変更した場合において、当該車両の現
在地情報の送信を、複数の者に対して予め定められた順
位で試行するようにすることが好適である。
【0016】すなわち、特定の一の者にのみ当該送信を
行なうようにすれば、その者が不在であるときには車両
の盗難の通報が遅れることになるが、複数の者に送信を
試行するようにすれば、通報の遅れが少なくなる。この
場合、例えば、当該車両の所有者の携帯電話、その者の
家の電話、所定の警察署、というような順位で送信を試
行するようにすればよい。
【0017】また、上述の如く車載電話を現在地情報出
力専用モードに変更した場合において、当該車両に車内
スピーカーを設けておき、当該車両の現在地情報の送信
を行なったときに、該送信を行なったことを車内スピー
カーによって、当該車両の盗難者に告知するようにすれ
ば、その者に車両を盗難し続けることを諦めさせる上
で、あるいは自首をうながす上で有効である。
【0018】さらに、上述の如く車載電話を現在地情報
出力専用モードに変更する場合において、上記現在地情
報出力手段及び車載電話について、電源との接続を手動
操作でオン・オフすることができる電源回路を設けると
ともに、上記車両の盗難が検出されたときに上記現在地
情報出力手段及び車載電話を電源に接続する盗難時専用
の電源回路を上記電源回路とは別に設けることが好適で
ある。
【0019】すなわち、車両を盗難した者が現在地情報
出力手段及び車載電話による現在地情報の送信に気がつ
いて、それらの電源を仮に切ったとしても、専用の電源
回路が設けられているから、当該送信は妨げられないこ
とになる。
【0020】さらに、上述の如く車載電話を現在地情報
出力専用モードに変更する場合において、上記車載電話
を用いた現在地情報の送信方式として音声送信とファク
シミリ送信の2通りを設け、且つ車速検出手段を設けて
おき、当該車両が走行中のときは音声送信を行ない、駐
車中のときは当該車両の現在地について地図で表わした
図形情報を含むファクシミリ送信を行なうようにすれ
ば、当該情報を所定の者に確実に伝える上で有利にな
る。
【0021】さらに、上述の如く車載電話を現在地情報
出力専用モードに変更した場合において、当該車両が、
先に現在地情報として送信された走行路から分岐した分
岐路に入ったときには、さらに該車両の現在地情報の送
信を行なうようにすれば、正確な情報を所定の者に伝え
ることができる。
【0022】さらに、上述の如く車載電話を現在地情報
出力専用モードに変更した場合において、当該車両が上
記現在地情報出力手段の出力を表示するディスプレイを
有するときは、ディスプレイインターフェイスをオフモ
ードとするようにすれば、車両を盗難した者に当該現在
地情報出力手段の作動を察知されることを避け、また、
該手段を操作されることを避ける上で有利になる。
【0023】さらに、上述の如く車載電話を現在地情報
出力専用モードに変更した場合において、該車両の現在
地情報と共に該車両の進行方向前方の最寄りの警察署に
ついての情報の送信を行なうようにすれば、その送信を
受けた所定の者は最寄りの警察署に盗難を通報する上で
便利になり、該通報によって車両の盗難を速やかに阻止
することができるようになる。
【0024】
【発明の効果】従って、この出願の発明によれば、車両
の盗難があったときに、盗難者による車載電話の使用を
禁止して、該車載電話によって盗難車両の現在地情報を
所定の者に速やかに伝えることができ、該盗難車両や盗
難者の捜索に有利になる。
【0025】
【発明の実施の形態】
<全体構成>図1には本実施形態の全体構成がブロック
図で示されている。マイクロコンピュータよりなるコン
トロールユニット1には、車両の状態を自己診断するた
めの各種のセンサ2、車両の現在地についての情報を得
るためのナビゲーション装置3、ディスプレイ4、車載
電話(車両1に設置された電話)5が接続されていると
ともに、ナビゲーション装置3及び車載電話5を作動さ
せるための電源回路の操作スイッチ6、車両盗難時のナ
ビゲーション装置3及び車載電話5のための専用電源装
置7、ナビゲーション装置3で得られる情報を音声に変
換するための音声変換装置8、車内スピーカー9及び当
該車両の運転走行を制御するための走行制御装置10が
接続されている。また、上記ナビゲーション装置3には
GPSアンテナ11が接続され、車載電話2には電話ア
ンテナ12が接続されている。
【0026】上記コントロールユニット1は、当該車両
の所有者が該車両から離れた後において、上記各種セン
サ2の出力に基いて該車両のドアがロックされている
か、盗難状態になっていないかなど車両の状態を自己診
断し、その診断結果に基いて異状があるときに上記車載
電話5によって当該車両の所有者など予め登録された者
に通報するとともに、該所有者からの指令に基いてその
異状解消に必要な処理を行なうようになっている。
【0027】車両の自己診断のためのセンサ2として
は、エンジンの作動を検出するエンジン回転センサ、イ
グニッションキーやドアキーの差し込みを検出するセン
サ、ドアの開閉を検出するセンサ、ドアロックを検出す
るセンサ、窓ガラスの開閉を検出するセンサ、ウインド
ガラスの破損を検出するセンサ、灯火系の点灯を検出す
るセンサ、車速センサ等が設けられている。
【0028】ナビゲーション装置3は、GPSによる自
車位置の測定と、振動ジャイロ、車速センサ等による推
測航法とを利用して自車位置を検出し、CD−ROMの
地図データと比較して自車位置を割り出すものであり、
ディスプレイ4によって現在地の文字による表示及び地
図上の位置の図形表示が行なわれる。車載電話5は、車
両盗難検出時には、コントロールユニット1によって通
話に使用することが禁止されて、車両の現在地について
の情報を送信するために使用されるものであり、これに
はファクシミリ機能が付設されている。専用電源装置7
は、車両盗難検出時に作動され、操作スイッチ6によっ
て電源がオフ状態にされてもナビゲーション装置3及び
車載電話5の使用を可能にするためのものである。
【0029】走行制御装置10としては、アンチスキッ
ドブレーキ装置やトラクション装置に利用されるエンジ
ン出力制御手段及びブレーキ制御手段を備えている。
【0030】<車両状態の自己診断>上記各種のセンサ
に基づく車両状態の診断について図2に示すフローに従
って説明する。
【0031】まず、キーが無い状態でエンジンが作動し
ている場合には車両が盗難されている状態であるとして
「盗難モード」が設定される(ステップS1〜S3)。
また、ドアロックがされていない場合にはロック「忘れ
モード」が設定され、窓が一定開度以上開いている場合
には窓閉め「忘れモード」が設定され、灯火系に不必要
に点灯しているものがあれば消灯「忘れモード」が設定
され、キーが差し込まれたままドアロックがされた場合
にはキーの抜き「忘れモード」が設定され、キーが差し
込まれたままでドアロックがされていない場合にはキー
「忘れモード」が設定される(ステップS4〜S1
3)。また、車両の現在地が変動した場合には盗難モー
ドが設定され、さらに盗難防止が作動した場合にも盗難
モードが設定される(ステップS14,S15)。盗難
防止の作動とは、キー無しでドアロックが解除された
り、窓ガラスが割れたりして、警報が発せられた場合で
ある。
【0032】<状態情報通報処理>以上の各モードが設
定された場合には、車載電話5がオンにされて当該車両
の所有者等の電話に接続することが試行され、接続され
た場合には、その異状内容が通報(送信)され、接続で
きない場合には、所定時間毎に再ダイヤルされる。「忘
れモード」の場合は、その忘れられている事項が音声又
は文字によって送信される。受信者は、必要に応じて、
車載電話5を通じてコントロールユニット1にドアロッ
クの指令等を与えることになる。「盗難モード」が設定
された場合には、以下の処理が行なわれる。
【0033】−盗難モードにおける通報処理− 未だ所定の通報が行なわれていない場合(F=0)に
は、まず、専用回路による電源の確保、ナビゲーション
画面のオフ、車載電話5についてのNAVI回線モード
の設定、盗難時刻の記憶、ナビゲーション装置3による
当該車両の現在地の追跡が行なわれる(ステップS2
1,S22)。
【0034】電源の確保は、専用電源装置7により、操
作スイッチ6をバイパスする専用の電源回路をナビゲー
ション装置3及び車載電話5に接続することによって行
なわれる。これにより、仮に盗難者が操作スイッチ6を
オフにしても、ナビゲーション装置3及び車載電話5は
コントロールユニット1の指令に基づいて作動すること
になる。ナビゲーション画面のオフは、ディスプレイイ
ンターフェイスをオフとすることによって行なわれる。
これにより、盗難者はナビゲーション装置3の作動を察
知することができなくなる。
【0035】車載電話5についてのNAVI回線モード
の設定は、該車載電話5による外部電話との通話を禁止
し、該車載電話5をナビゲーション装置3による現在地
情報の出力専用とするものであり、その場合、該車載電
話5を盗難者に使用可能と見せかけながら、該車載電話
5に入力される相手電話番号を記憶するようにしてい
る。
【0036】すなわち、車載電話5を使用可能と見せか
けるために、該電話5の操作スイッチがオンにされたと
き(あるいは受話器が取り上げられたとき)に、該受話
器から通話可能を示す所定波長の信号音(「ツー」とい
う音)を発するようにしている。そして、車載電話5の
押しボタン(ダイヤル)によって相手電話番号が入力さ
れたときには、該車載電話5から電話信号が出力される
ことを阻止することによって、相手電話との接続・通話
を阻止しながら、相手電話番号の入力が済んだ後に、該
相手電話が話し中であることを示す信号音(所定波長の
間欠的な信号音「ツー、ツー、…」)を該車載電話5か
ら出すとともに、該相手電話の番号を後に出力するため
に記憶する。
【0037】続いて、上記車載電話5から車両盗難の事
実など所定の事項が予め登録された所定の者に通報され
る。すなわち、本実施形態の場合は、優先順位を付けて
二人の者の電話番号を、例えば、当該車両の所有者の携
帯電話を第1位とし、該所有者の家の電話又は所定の警
察署の電話を第2位として、登録するようになってい
る。従って、まず、第1優先電話に対して電話がかけら
れ、回線の接続できない場合には第2優先電話に電話が
かけられ、接続できない場合には所定時間後に同じ順序
で再ダイヤルされる(ステップS23〜S27)。ま
た、コントロールユニット1は、当該車両の所有者から
の現在地情報の出力コマンドを上記車載電話5を介して
受付けるようになっている(ステップS28)。情報出
力コマンドについては後に説明する。
【0038】所定の者に電話が繋がった場合又は情報出
力コマンドがあった場合には、車載電話5から所定の情
報が音声信号によって送信される(ステップS29)。
通報する情報の内容は、例えば、盗難発生の事実、当該
車両の現在位置、進行方向及び平均車速、犯人人数、進
行方向前方の最寄りの警察署の所在地等である。盗難発
生のメッセージは予めコントロールユニット1に登録さ
れているものであり、当該車両の現在位置、進行方向及
び最寄りの警察署についてはナビゲーション装置3によ
って得られて音声信号に変換され、平均車速は車速セン
サによって得られ、また、犯人人数は、当該車両のドア
の開閉回数に基づいて推定されるものである。
【0039】上記通報後、車載電話5による送信がオフ
にされてフラグがたてられ(F=1)、さらに該通報の
事実が、予め登録されているメッセージによって車内ス
ピーカー9から車内に流れる(ステップS30〜S3
2)。また、上記通報後、所定時間(5分間)を経過し
た場合には、再度通報処理が行なわれる(ステップS2
1→S33→S23)。この所定時間の経過を待つの
は、その間に当該車両の所有者が自身の電話によって警
察署への盗難事実の通報等を行なうことができるように
するためである。
【0040】上記所定時間を経過する前に当該車両が分
岐路を曲がることによって、先に通報した進行方向から
逸れたことがナビゲーション装置3によって検出された
場合には、その時点の当該車両についての情報が再度通
報される(ステップSS33→S34→S23)。ま
た、当該車両の所有者から情報出力コマンドがあった場
合には、それに基づいて通報がなされる(ステップS3
5→S29)。
【0041】また、当該車両が所定時間駐車した場合に
は、その際に所定の場所に盗難事実等の通報がファクシ
ミリ送信によって行なわれる(ステップS36,S3
7)。この場合の所定の場所は、当該車両の所有者の自
宅、警察署等である。ファクシミリ送信の内容は、例え
ば図4に示す車両盗難事実、盗難車両の特徴、所有者に
関する事項、犯人の有無、犯人がかけようとした相手電
話番号等についての文字情報と、盗難地点から現在の駐
車場所までの走行径路について図形情報(地図情報)で
あり、また、図5に示す当該車両の駐車場所についての
イメージ図(立体図)である。盗難車両の特徴及び所有
者に関する事項ついては予め登録させておくものであ
り、犯人の有無についてはドアの開閉から推定するもの
であり、図形情報についてはナビゲーション装置3によ
って得られるものである。
【0042】盗難モードが解除された場合には、フラグ
をF=0として状態情報通報処理を終了する(ステップ
S38,S39)。
【0043】−情報出力コマンドについて− 当該車両の所有者が電話によってコントロールユニット
1に情報出力コマンドを与える場合は、車載電話5を呼
び出し、さらに「#」及びテンキーを用いて所定の信号
を、該車載電話5を介してコントロールユニット1に入
力することによって行なう。車載電話5は盗難モード
(情報出力専用モード)になっているときには着信を示
すベル音が鳴らないようにされる。情報出力コマンドの
種類は例えば次の通りである。
【0044】 #1;盗難情報の音声出力 #11;盗難情報のファクシミリ出力 #12;盗難情報の送信先入力 #1333;車両停止コマンド #1444;車内スピーカーON
【0045】上記は図3のステップ29の情報の出力
を指令するものである。上記は図4,図5の情報の出
力を指令するものである。上記は盗難情報の送信先と
して、予め登録されている場所以外の所(例えば当該車
両の進行方向前方の最寄りの警察署)を指定するもので
あり、「#12」の操作の後、送信先の電話番号を入力
し、盗難情報の音声出力又はファクシミリ出力を指令す
るものである。上記はコントロールユニット1に対し
て、走行制御装置10を作動させるように指令し、エン
ジン出力の低減等によって盗難車両の逃走を阻止するも
のである。上記は車内スピーカーによって当該所有者
のメッセージを犯人に直接伝えるためのものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態の全体構成図。
【図2】車両状態の自己診断フロー。
【図3】盗難モードにおける状態情報通報処理フロー。
【図4】ファクシミリ送信する盗難情報例を示す図。
【図5】ファクシミリ送信する他の盗難情報例を示す
図。
【符号の説明】
1 コントロールユニット 2 各種のセンサ 3 ナビゲーション装置 4 ディスプレイ 5 車載電話 6 操作スイッチ 7 専用電源装置 8 音声変換装置 9 車内スピーカー

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両に対して行なわれる所定の不正操作
    に基づいて該車両の盗難を検出する盗難検出手段と、車
    両に設けられ該車両の現在地についての情報を出す現在
    地情報出力手段と、車載電話とを備え、上記車両盗難検
    出手段によって車両の盗難が検出されたときに、上記現
    在地情報出力手段によって得られる当該車両の現在地情
    報を、上記車載電話を用いて所定の者に送信するように
    した車両盗難対策装置において、 車両の盗難が検出されたときに、上記車載電話を通話に
    使用することができない現在地情報出力専用モードに変
    更することを特徴とする車両盗難対策装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載されている車両盗難対策
    装置において、 当該車両の盗難が検出されたときにおいて、上記車載電
    話を使用すべく相手電話の番号が入力されたときには、
    該車載電話から電話回線接続信号が出ないようにし、相
    手電話番号が入力された後に該車載電話から相手電話が
    話し中であるという知らせを出し、該相手電話の番号を
    記憶することを特徴とする車両盗難対策装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載されている車両盗難対策
    装置において、 上記相手電話の番号を当該車両の現在地情報と共に送信
    することを特徴とする車両盗難対策装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載されている車両盗難対策
    装置において、 当該車両の現在地情報の送信を所定時間毎に試行する一
    方、非送信時又は非試行時には外部電話からの出力コマ
    ンド待ちとし、出力コマンドがあったときに該コマンド
    に基いて現在地情報の送信をすることを特徴とする車両
    盗難対策装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載されている車両盗難対策
    装置において、 出力コマンドとして当該車両の現在地情報の送信先の指
    定を受付け、指定された送信先に該現在地情報の送信を
    行なうことを特徴とする車両盗難対策装置。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載されている車両盗難対策
    装置において、 当該車両の現在地情報の送信が、複数の者に対して予め
    定められた順位で試行されることを特徴とする車両盗難
    対策装置。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載されている車両盗難対策
    装置において、 車内スピーカーを備え、当該車両の現在地情報の送信を
    行なったときに、該送信を行なったことを車内スピーカ
    ーによって車内に告知することを特徴とする車両盗難対
    策装置。
  8. 【請求項8】 請求項1に記載されている車両盗難対策
    装置において、 上記現在地情報出力手段及び車載電話について、電源と
    の接続を手動操作でオン・オフすることができる電源回
    路を備えているとともに、上記車両の盗難が検出された
    ときに上記現在地情報出力手段及び車載電話を電源に接
    続する盗難時専用の電源回路を上記電源回路とは別に備
    えていることを特徴とする車両盗難対策装置。
  9. 【請求項9】 請求項1に記載されている車両盗難対策
    装置において、 上記車載電話を用いた現在地情報の送信方式として音声
    送信とファクシミリ送信の2通りを有し、且つ車速検出
    手段を備え、 当該車両が走行中のときは音声送信を行ない、駐車中の
    ときは当該車両の現在地について地図で表わした図形情
    報を含むファクシミリ送信を行なうことを特徴とする車
    両盗難対策装置。
  10. 【請求項10】 請求項1に記載されている車両盗難対
    策装置において、 当該車両が、先に現在地情報として送信された走行路か
    ら分岐した分岐路に入ったときには、さらに該車両の現
    在地情報の送信を行なうことを特徴とする車両盗難対策
    装置。
  11. 【請求項11】 請求項1に記載されている車両盗難対
    策装置において、 当該車両が上記現在地情報出力手段の出力を表示するデ
    ィスプレイを備えていて、当該車両の盗難が検出された
    ときに、上記車載電話を現在地情報出力専用モードに変
    更するとともに、ディスプレイインターフェイスをオフ
    モードとすることを特徴とする車両盗難対策装置。
  12. 【請求項12】 請求項1に記載されている車両盗難対
    策装置において、 当該車両の盗難が検出されたときには、該車両の現在地
    情報と共に該車両の進行方向前方の最寄りの警察署につ
    いての情報の送信を行なうことを特徴とする車両盗難対
    策装置。
JP24011796A 1996-09-11 1996-09-11 車両盗難対策装置 Expired - Fee Related JP3829372B2 (ja)

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