JPH1081601A - 切花の鮮度保持剤 - Google Patents
切花の鮮度保持剤Info
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- JPH1081601A JPH1081601A JP8236655A JP23665596A JPH1081601A JP H1081601 A JPH1081601 A JP H1081601A JP 8236655 A JP8236655 A JP 8236655A JP 23665596 A JP23665596 A JP 23665596A JP H1081601 A JPH1081601 A JP H1081601A
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- cut
- cut flower
- trehalose
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 鮮度保持効果が高く、しかもその効果が持続
性である切花鮮度保持剤を提供すること。 【解決手段】 トレハロース及びエタノールを有効成分
として含有する切花の鮮度保持剤。トレハロースの含有
量は、例えば、1〜10重量%であり、エタノールの含
有量は、例えば、1〜10重量%である。トレハロース
及びエタノールを切花鮮度保持有効濃度で含有する切花
の鮮度保持剤に、切花の切り口を浸漬する切花の鮮度保
持方法。
性である切花鮮度保持剤を提供すること。 【解決手段】 トレハロース及びエタノールを有効成分
として含有する切花の鮮度保持剤。トレハロースの含有
量は、例えば、1〜10重量%であり、エタノールの含
有量は、例えば、1〜10重量%である。トレハロース
及びエタノールを切花鮮度保持有効濃度で含有する切花
の鮮度保持剤に、切花の切り口を浸漬する切花の鮮度保
持方法。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、切花の鮮度保持剤
及び切花の鮮度保持方法に関するものである。
及び切花の鮮度保持方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】切花の鮮度を維持するために、従来より
種々の方法が提案されている。特に、近年では、植物ホ
ルモン剤、防腐剤等よりなる切花鮮度保持剤を、花を活
ける水に添加することにより切花の鮮度を維持すること
が試みられており、種々の切花鮮度保持剤が市販されて
いる。特開平6−227904号においては、トレハロ
ースを有効成分とする切花鮮度保持剤が提案されてい
る。
種々の方法が提案されている。特に、近年では、植物ホ
ルモン剤、防腐剤等よりなる切花鮮度保持剤を、花を活
ける水に添加することにより切花の鮮度を維持すること
が試みられており、種々の切花鮮度保持剤が市販されて
いる。特開平6−227904号においては、トレハロ
ースを有効成分とする切花鮮度保持剤が提案されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
切花鮮度保持剤は、いずれも鮮度保持効果が十分でな
く、さらに高い鮮度保持効果を有する切花鮮度保持剤の
開発が望まれていた。また、従来の切花鮮度保持剤は、
花器内での切花の鮮度を維持するものであったが、切花
の流通中、または贈答等のための配送中も、鮮度を維持
することが望まれていた。一方、従来の鮮度保持剤は、
花器中の水に添加され、水を変えずにそのまま用いるの
が一般的であったが、鮮度は保持できても水が濁るた
め、特に透明な花瓶を用いた場合に美観を損ねるという
問題があった。また、水を替える場合には、再度鮮度保
持剤を添加する必要があり煩瑣であった。従って、一度
適用すれば、水を替えた後もその効果が持続する鮮度保
持剤が望まれていた。
切花鮮度保持剤は、いずれも鮮度保持効果が十分でな
く、さらに高い鮮度保持効果を有する切花鮮度保持剤の
開発が望まれていた。また、従来の切花鮮度保持剤は、
花器内での切花の鮮度を維持するものであったが、切花
の流通中、または贈答等のための配送中も、鮮度を維持
することが望まれていた。一方、従来の鮮度保持剤は、
花器中の水に添加され、水を変えずにそのまま用いるの
が一般的であったが、鮮度は保持できても水が濁るた
め、特に透明な花瓶を用いた場合に美観を損ねるという
問題があった。また、水を替える場合には、再度鮮度保
持剤を添加する必要があり煩瑣であった。従って、一度
適用すれば、水を替えた後もその効果が持続する鮮度保
持剤が望まれていた。
【0004】従って、本発明は、さらに鮮度保持効果が
高く、しかもその効果が持続性である切花鮮度保持剤を
提供することを目的とする。本発明者らは、かかる目的
を達成するために鋭意研究を重ね、トレハロースとエタ
ノールを用いることにより、切花鮮度保持効果及び切花
鮮度保持効果の持続性を著しく向上させ得ることを見出
した。このような効果は、トレハロースの植物への吸収
を、エタノールが促進するために得られると考えられ
る。
高く、しかもその効果が持続性である切花鮮度保持剤を
提供することを目的とする。本発明者らは、かかる目的
を達成するために鋭意研究を重ね、トレハロースとエタ
ノールを用いることにより、切花鮮度保持効果及び切花
鮮度保持効果の持続性を著しく向上させ得ることを見出
した。このような効果は、トレハロースの植物への吸収
を、エタノールが促進するために得られると考えられ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、トレハロース
及びエタノールを有効成分として含有する切花の鮮度保
持剤を提供する。また、本発明は、トレハロースの含有
量が1〜10重量%であり、エタノールの含有量が1〜
10重量%である切花の鮮度保持剤を提供する。また、
本発明は、トレハロース及びエタノールを切花鮮度保持
有効濃度で含有する切花鮮度保持剤に、切花の切り口を
浸漬することを特徴とする切花の鮮度保持方法を提供す
る。
及びエタノールを有効成分として含有する切花の鮮度保
持剤を提供する。また、本発明は、トレハロースの含有
量が1〜10重量%であり、エタノールの含有量が1〜
10重量%である切花の鮮度保持剤を提供する。また、
本発明は、トレハロース及びエタノールを切花鮮度保持
有効濃度で含有する切花鮮度保持剤に、切花の切り口を
浸漬することを特徴とする切花の鮮度保持方法を提供す
る。
【0006】
【発明の実施の形態】トレハロースは、2分子のD−グ
ルコースが還元性基どうしで結合してなる非還元性二糖
である。グリコシド結合の様式により、(α,α)、
(α,β)、(β,β)の三種の異性体が存在するが、
ここで言うトレハロースは天然に存在する(α,α)体
をさす。また、二水和物結晶、無水和物結晶等の形態で
存在しうるが、本発明で用いるトレハロースは、いずれ
の結晶形態のものでも良い。また、本発明で用いるトレ
ハロースは、有機合成により製造したものでも、微生物
培養により生産したものでも良い。エタノールは、発酵
法により製造されたものでも、化学的に合成されたもの
でも良い。
ルコースが還元性基どうしで結合してなる非還元性二糖
である。グリコシド結合の様式により、(α,α)、
(α,β)、(β,β)の三種の異性体が存在するが、
ここで言うトレハロースは天然に存在する(α,α)体
をさす。また、二水和物結晶、無水和物結晶等の形態で
存在しうるが、本発明で用いるトレハロースは、いずれ
の結晶形態のものでも良い。また、本発明で用いるトレ
ハロースは、有機合成により製造したものでも、微生物
培養により生産したものでも良い。エタノールは、発酵
法により製造されたものでも、化学的に合成されたもの
でも良い。
【0007】本発明の切花鮮度保持剤は、用途に応じて
適当な製剤、例えば、液状、ペースト状の形態をとるこ
とができ、所望により、アルギン酸ナトリウムを始めと
するゲル化剤に含ませる形態もとり得る。例えば、本発
明の切花鮮度保持剤は、トレハロース及びエタノールを
切花鮮度保持有効濃度で水に溶解した溶液の形態であり
得る。また、濃縮原液の形態で提供し、最終使用者に切
花鮮度保持有効濃度に希釈させることもできる。本発明
において切花鮮度保持有効濃度とは、切花の鮮度を長期
間保持するのに有効なトレハロース及びエタノールの濃
度であり、花の種類、切花を保持する環境等により異な
る。通常はトレハロースの濃度が、1〜10重量%、好
ましくは、3〜9重量%であり、エタノールの濃度が1
〜10重量、好ましくは1〜5重量%である。
適当な製剤、例えば、液状、ペースト状の形態をとるこ
とができ、所望により、アルギン酸ナトリウムを始めと
するゲル化剤に含ませる形態もとり得る。例えば、本発
明の切花鮮度保持剤は、トレハロース及びエタノールを
切花鮮度保持有効濃度で水に溶解した溶液の形態であり
得る。また、濃縮原液の形態で提供し、最終使用者に切
花鮮度保持有効濃度に希釈させることもできる。本発明
において切花鮮度保持有効濃度とは、切花の鮮度を長期
間保持するのに有効なトレハロース及びエタノールの濃
度であり、花の種類、切花を保持する環境等により異な
る。通常はトレハロースの濃度が、1〜10重量%、好
ましくは、3〜9重量%であり、エタノールの濃度が1
〜10重量、好ましくは1〜5重量%である。
【0008】また、本発明の切花鮮度保持剤は、必要に
応じて他の切花鮮度保持成分等の添加剤を含有していて
も良い。そのような切花鮮度保持成分の例としては、次
亜塩素酸ソーダ、硫酸銅等の殺菌剤、エチオニン又はノ
ルロイシンのようなアミノ酸、リン酸等の栄養剤、ベン
ジルアデニン等の生長調節剤等が挙げられる。
応じて他の切花鮮度保持成分等の添加剤を含有していて
も良い。そのような切花鮮度保持成分の例としては、次
亜塩素酸ソーダ、硫酸銅等の殺菌剤、エチオニン又はノ
ルロイシンのようなアミノ酸、リン酸等の栄養剤、ベン
ジルアデニン等の生長調節剤等が挙げられる。
【0009】本発明の切花鮮度保持剤は、切花の切り口
を一定時間、例えば1〜120時間、好ましくは20〜
48時間浸漬することにより適用し得る。また、切花全
体または切花の花弁を除く部分を本発明の切花鮮度保持
剤に短時間、例えば1秒間〜10分間、好ましくは5〜
10分間浸漬するか、または切花全体に本発明の切花鮮
度保持剤を噴霧することもできる。花器に活けられた切
花の鮮度を保持する目的のためには、切花を活ける花器
に本発明の切花鮮度保持剤またはその希釈液を入れ、こ
れに切花の切り口を浸漬する。切花は切花鮮度保持剤ま
たはその希釈液内に活けたままでも良いが、一定時間浸
漬した後は、通常の水(切花鮮度保持剤を含有しないも
の)に活け替えても良い。
を一定時間、例えば1〜120時間、好ましくは20〜
48時間浸漬することにより適用し得る。また、切花全
体または切花の花弁を除く部分を本発明の切花鮮度保持
剤に短時間、例えば1秒間〜10分間、好ましくは5〜
10分間浸漬するか、または切花全体に本発明の切花鮮
度保持剤を噴霧することもできる。花器に活けられた切
花の鮮度を保持する目的のためには、切花を活ける花器
に本発明の切花鮮度保持剤またはその希釈液を入れ、こ
れに切花の切り口を浸漬する。切花は切花鮮度保持剤ま
たはその希釈液内に活けたままでも良いが、一定時間浸
漬した後は、通常の水(切花鮮度保持剤を含有しないも
の)に活け替えても良い。
【0010】また、切花の流通中または配送中の鮮度保
持の目的で、流通前または配送前に上記で説明した噴霧
または浸漬等の方法により本発明の切花鮮度保持剤を切
花に適用しても良い。また、生花店における鮮度保持の
目的で店内にて上記で説明した浸漬、噴霧等の方法によ
り本発明の切花鮮度保持剤を切花に適用しても良い。本
発明の切花鮮度保持剤を適用する切花は、いかなる種類
のものであっても良いが、例えば、バラ、キク、キンギ
ョソウ、ツツジ、デンファーレ、シンビジウム、ラン、
トルコギキョウ、ストック、ユリ、カスミソウ等であり
得る。
持の目的で、流通前または配送前に上記で説明した噴霧
または浸漬等の方法により本発明の切花鮮度保持剤を切
花に適用しても良い。また、生花店における鮮度保持の
目的で店内にて上記で説明した浸漬、噴霧等の方法によ
り本発明の切花鮮度保持剤を切花に適用しても良い。本
発明の切花鮮度保持剤を適用する切花は、いかなる種類
のものであっても良いが、例えば、バラ、キク、キンギ
ョソウ、ツツジ、デンファーレ、シンビジウム、ラン、
トルコギキョウ、ストック、ユリ、カスミソウ等であり
得る。
【0011】本発明の切花鮮度保持方法は、トレハロー
ス及びエタノールを切花鮮度保持有効濃度で含有する切
花鮮度保持剤に、切花の切り口を浸漬することを特徴と
する。浸漬時間は、通常1〜120時間、好ましくは、
20〜48時間である。また、かかる浸漬処理に加え
て、上記で説明したように、本発明の切花鮮度保持剤を
切花全体に噴霧するか、切花全体又は切花の花弁を除く
部分を短期間本発明の切花鮮度保持剤に浸漬しても良
い。本発明の切花鮮度保持方法を適用した切花は、以後
鮮度保持剤を含有しない水に生けてもその鮮度が保持さ
れるという効果を有する。
ス及びエタノールを切花鮮度保持有効濃度で含有する切
花鮮度保持剤に、切花の切り口を浸漬することを特徴と
する。浸漬時間は、通常1〜120時間、好ましくは、
20〜48時間である。また、かかる浸漬処理に加え
て、上記で説明したように、本発明の切花鮮度保持剤を
切花全体に噴霧するか、切花全体又は切花の花弁を除く
部分を短期間本発明の切花鮮度保持剤に浸漬しても良
い。本発明の切花鮮度保持方法を適用した切花は、以後
鮮度保持剤を含有しない水に生けてもその鮮度が保持さ
れるという効果を有する。
【0012】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいてさらに説明
する。 実施例1:赤いバラ(品種:ハイブリッドティー)、ピ
ンクのバラ(品種:フロリバンダ)、黄色のバラ(品
種:クライミングローズ)を用い、水中にトレハロース
3重量%及びエタノール3重量%を含有する本発明の切
花鮮度保持剤について、下記のように鮮度保持効果を試
験した。鮮度、生長度が同程度の各切花の茎を切断面が
茎に垂直になるように花弁から下30cmの位置で、水
中で切断し、切り口から上10cmを50mlの上記切
花鮮度保持剤に浸漬し、これを気温24〜26℃、湿度
70〜80%に維持された、直射日光の入らない室内に
20時間放置した後、水50mlに入れ替え、上記と同
じ室内に3日間放置し、各切花の鮮度を観察した。比較
のために、上記切花鮮度保持剤の代わりに水を用いる以
外は上記と同様の方法により、各切花を処理し、鮮度を
観察した。
する。 実施例1:赤いバラ(品種:ハイブリッドティー)、ピ
ンクのバラ(品種:フロリバンダ)、黄色のバラ(品
種:クライミングローズ)を用い、水中にトレハロース
3重量%及びエタノール3重量%を含有する本発明の切
花鮮度保持剤について、下記のように鮮度保持効果を試
験した。鮮度、生長度が同程度の各切花の茎を切断面が
茎に垂直になるように花弁から下30cmの位置で、水
中で切断し、切り口から上10cmを50mlの上記切
花鮮度保持剤に浸漬し、これを気温24〜26℃、湿度
70〜80%に維持された、直射日光の入らない室内に
20時間放置した後、水50mlに入れ替え、上記と同
じ室内に3日間放置し、各切花の鮮度を観察した。比較
のために、上記切花鮮度保持剤の代わりに水を用いる以
外は上記と同様の方法により、各切花を処理し、鮮度を
観察した。
【0013】上記本発明の切花鮮度保持剤で処理した切
花は、いずれの色のバラも、花弁が崩れることなく鮮度
が保持されたが、水のみで処理したバラは、いずれも花
弁が乱れ、変色し、収縮した。
花は、いずれの色のバラも、花弁が崩れることなく鮮度
が保持されたが、水のみで処理したバラは、いずれも花
弁が乱れ、変色し、収縮した。
【0014】実施例2:切花として、バラの代わりに、
白いキク(品種:ホワイトスター)、黄色のキク(品
種:ゴールデンゼム)、紫のキク(品種:レッドゼム)
を用い、切花鮮度保持剤から取り出した後の水中での放
置期間を6日間とした以外は、上記と同様の方法によ
り、鮮度保持効果を試験した。比較試験も、上記と同様
に行った。本発明の切花鮮度保持剤で処理した切花は、
いずれの色のキクも、花弁が崩れることなく、鮮度が保
持されたが、水のみで処理したキクは、花弁が乱れ、変
色し、収縮した。
白いキク(品種:ホワイトスター)、黄色のキク(品
種:ゴールデンゼム)、紫のキク(品種:レッドゼム)
を用い、切花鮮度保持剤から取り出した後の水中での放
置期間を6日間とした以外は、上記と同様の方法によ
り、鮮度保持効果を試験した。比較試験も、上記と同様
に行った。本発明の切花鮮度保持剤で処理した切花は、
いずれの色のキクも、花弁が崩れることなく、鮮度が保
持されたが、水のみで処理したキクは、花弁が乱れ、変
色し、収縮した。
【0015】実施例3:キンギョソウ(色:赤、品種:
フローラル)を用い、下記表1に示す試験液について、
下記のように鮮度保持効果を試験した。鮮度、生長度が
同程度の各切花の茎を切断面が茎に垂直になるように、
花弁から下15cmの位置で、水中で切断し、切り口か
ら上5cmを10mlの各試験液に浸漬し、これを気温
20〜30℃、湿度70〜80%に維持された、直射日
光の入らない室内に14日間間放置した。7日目及び1
4日目に、各切花の鮮度を観察した。結果を下記の表1
に示す。
フローラル)を用い、下記表1に示す試験液について、
下記のように鮮度保持効果を試験した。鮮度、生長度が
同程度の各切花の茎を切断面が茎に垂直になるように、
花弁から下15cmの位置で、水中で切断し、切り口か
ら上5cmを10mlの各試験液に浸漬し、これを気温
20〜30℃、湿度70〜80%に維持された、直射日
光の入らない室内に14日間間放置した。7日目及び1
4日目に、各切花の鮮度を観察した。結果を下記の表1
に示す。
【0016】
【表1】
【0017】表中の評価は、下記の基準による。 1 軸は完全に倒れ、花弁は収縮する 2 軸が傾き、花弁はややしおれる 3 変化なし 表より、トレハロースのみを用いた場合に比べ、トレハ
ロースとエタノールを併用した場合に、より高い鮮度保
持効果が得られることが明らかである。
ロースとエタノールを併用した場合に、より高い鮮度保
持効果が得られることが明らかである。
【0018】実施例4:切花として、赤いツツジ(品
種:ミヤマキリシマ)及び白いツツジ(品種:ヤマツツ
ジ)を用い、水中に下記の表2及び表3に示す濃度でト
レハロース及び/またはエタノールを含有する試験液に
ついて、鮮度保持効果を試験した。鮮度、生長度が同程
度の各切花の茎を切断面が茎に垂直になるように、花弁
から下2cmの位置で、水中で切断し、切り口から上1
cmを5mlの上記切花鮮度保持剤に浸漬し、これを気
温24〜28℃、湿度70〜80%に維持された、直射
日光の入らない室内に10日間放置した。7日目及び1
0日目に、各切花の鮮度を観察した。白ツツジについて
の結果を下記の表2に、赤ツツジについての結果を下記
の表3に示す。
種:ミヤマキリシマ)及び白いツツジ(品種:ヤマツツ
ジ)を用い、水中に下記の表2及び表3に示す濃度でト
レハロース及び/またはエタノールを含有する試験液に
ついて、鮮度保持効果を試験した。鮮度、生長度が同程
度の各切花の茎を切断面が茎に垂直になるように、花弁
から下2cmの位置で、水中で切断し、切り口から上1
cmを5mlの上記切花鮮度保持剤に浸漬し、これを気
温24〜28℃、湿度70〜80%に維持された、直射
日光の入らない室内に10日間放置した。7日目及び1
0日目に、各切花の鮮度を観察した。白ツツジについて
の結果を下記の表2に、赤ツツジについての結果を下記
の表3に示す。
【0019】
【表2】 表中の評価は、下記の基準による。 1 花弁は完全に萎れ、縮小し、雄しべ、雌しべは完
全に倒れる 2 花弁は萎れ、雄しべ、雌しべは殆ど倒れる 3 花弁の周囲は萎れる 4 変化は少ない
全に倒れる 2 花弁は萎れ、雄しべ、雌しべは殆ど倒れる 3 花弁の周囲は萎れる 4 変化は少ない
【0020】
【表3】 表中の評価は、下記の基準による。 1 花弁は完全に萎れ、変色・縮小し、雄しべ、雌し
べは完全に倒れる 2 花弁は萎れ、変色し、雄しべ、雌しべは傾く 3 花弁はピンクに変色 4 変化は少ない 表より、トレハロースのみを用いた場合に比べ、トレハ
ロースとエタノールを併用した場合に、より高い鮮度保
持効果が得られることが明らかである。
べは完全に倒れる 2 花弁は萎れ、変色し、雄しべ、雌しべは傾く 3 花弁はピンクに変色 4 変化は少ない 表より、トレハロースのみを用いた場合に比べ、トレハ
ロースとエタノールを併用した場合に、より高い鮮度保
持効果が得られることが明らかである。
【0021】実施例5:生長状態及び鮮度状態が同程度
のバラ(色:赤、品種:ハイブリッドティー)を用い、
水中に下記の表4に示す濃度でトレハロース及び/また
はエタノールを含有する試験液について、鮮度保持効果
を試験した。各試験液につき切花を二本ずつ用いた。各
切花の茎を切断面が茎に垂直になるように、花弁から下
30cmの位置で、水中で切断し、切り口から上10c
mを50mlの各試験液に浸漬し、これを気温24〜2
6℃、湿度70〜80%に維持された、直射日光の入ら
ない室内に20時間放置した。その後、試験液から取り
出し、水50mlに入れ替え、上記と同じ室内に4日間
放置し、各切花の鮮度を観察した。同じ試験液で処理さ
れた二本の花は同程度の鮮度を有していた。結果を表4
に示す。
のバラ(色:赤、品種:ハイブリッドティー)を用い、
水中に下記の表4に示す濃度でトレハロース及び/また
はエタノールを含有する試験液について、鮮度保持効果
を試験した。各試験液につき切花を二本ずつ用いた。各
切花の茎を切断面が茎に垂直になるように、花弁から下
30cmの位置で、水中で切断し、切り口から上10c
mを50mlの各試験液に浸漬し、これを気温24〜2
6℃、湿度70〜80%に維持された、直射日光の入ら
ない室内に20時間放置した。その後、試験液から取り
出し、水50mlに入れ替え、上記と同じ室内に4日間
放置し、各切花の鮮度を観察した。同じ試験液で処理さ
れた二本の花は同程度の鮮度を有していた。結果を表4
に示す。
【0022】
【表4】 表中に示した鮮度の評価は、下記の基準による。 1 花弁が極度に収縮し、葉が縮れる 2 花弁が収縮する 3 花弁が乱れる 4 きれいに花弁が維持される 表より、トレハロースとエタノールを含有する本発明の
切花鮮度保持剤を用いると、切花鮮度保持剤に浸漬した
後、水に入れ替えた場合でも、トレハロースのみを用い
た場合に比べて著しく高い鮮度保持効果が得られること
が明らかである。
切花鮮度保持剤を用いると、切花鮮度保持剤に浸漬した
後、水に入れ替えた場合でも、トレハロースのみを用い
た場合に比べて著しく高い鮮度保持効果が得られること
が明らかである。
【0023】実施例6:生長状態及び鮮度状態が同程度
のバラ(色:ピンク、品種:フロリバンダ)を用い、水
中にトレハロース3%及びエタノール3%を含有する本
発明の切花鮮度保持剤について、下記のように鮮度保持
効果を試験した。各試験につき、切花を二本ずつ用い
た。各切花の茎を切断面が茎に垂直になるように花弁か
ら下30cmの位置で、水中で切断し、切り口から上1
0cmを50mlの上記切花鮮度保持剤に浸漬し、これ
を気温24〜26℃、湿度70〜80%に維持された、
直射日光の入らない室内に下記の表5に示す時間放置し
た後、水50 mlに入れ替え、上記と同じ室内に放置
した。切花を切断してから5日間経過した時点で、各々
の鮮度を評価した。結果を表5に示す。
のバラ(色:ピンク、品種:フロリバンダ)を用い、水
中にトレハロース3%及びエタノール3%を含有する本
発明の切花鮮度保持剤について、下記のように鮮度保持
効果を試験した。各試験につき、切花を二本ずつ用い
た。各切花の茎を切断面が茎に垂直になるように花弁か
ら下30cmの位置で、水中で切断し、切り口から上1
0cmを50mlの上記切花鮮度保持剤に浸漬し、これ
を気温24〜26℃、湿度70〜80%に維持された、
直射日光の入らない室内に下記の表5に示す時間放置し
た後、水50 mlに入れ替え、上記と同じ室内に放置
した。切花を切断してから5日間経過した時点で、各々
の鮮度を評価した。結果を表5に示す。
【0024】
【表5】 表中に示した鮮度の評価は、下記の基準による。 1 花弁が極度に収縮し、葉が縮れる 2 花弁が収縮する 3 花弁が乱れる 4 きれいに花弁が維持される
【0025】
【発明の効果】本発明の切花鮮度保持剤は切花の鮮度保
持効果が著しく高いため、切花の鮮度を長期間有効に保
つことが可能になる。また、本発明の切花鮮度保持剤
は、適用後も鮮度保持効果が持続するので、流通中また
は配送中の鮮度の低下を防止することも可能になり、ま
た花器に活けた場合に水替えの度に鮮度保持剤を添加す
る手間を省くことができる。また、本発明の切花鮮度保
持剤の有効成分であるトレハロース及びエタノールはい
ずれも食品に応用できる物質であるため、使用に際して
の安全性が高い。
持効果が著しく高いため、切花の鮮度を長期間有効に保
つことが可能になる。また、本発明の切花鮮度保持剤
は、適用後も鮮度保持効果が持続するので、流通中また
は配送中の鮮度の低下を防止することも可能になり、ま
た花器に活けた場合に水替えの度に鮮度保持剤を添加す
る手間を省くことができる。また、本発明の切花鮮度保
持剤の有効成分であるトレハロース及びエタノールはい
ずれも食品に応用できる物質であるため、使用に際して
の安全性が高い。
Claims (3)
- 【請求項1】 トレハロース及びエタノールを有効成分
として含有する切花の鮮度保持剤。 - 【請求項2】 トレハロースの含有量が1〜10重量%
であり、エタノールの含有量が1〜10重量%である請
求項1記載の切花の鮮度保持剤。 - 【請求項3】 トレハロース及びエタノールを切花鮮度
保持有効濃度で含有する切花の鮮度保持剤に、切花の切
り口を浸漬することを特徴とする切花の鮮度保持方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8236655A JPH1081601A (ja) | 1996-09-06 | 1996-09-06 | 切花の鮮度保持剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8236655A JPH1081601A (ja) | 1996-09-06 | 1996-09-06 | 切花の鮮度保持剤 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1081601A true JPH1081601A (ja) | 1998-03-31 |
Family
ID=17003836
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8236655A Pending JPH1081601A (ja) | 1996-09-06 | 1996-09-06 | 切花の鮮度保持剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1081601A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016522206A (ja) * | 2013-05-23 | 2016-07-28 | ロングブルーム アイピー ビー.ブイ. | 新鮮な観賞植物の部位を保存する方法 |
-
1996
- 1996-09-06 JP JP8236655A patent/JPH1081601A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016522206A (ja) * | 2013-05-23 | 2016-07-28 | ロングブルーム アイピー ビー.ブイ. | 新鮮な観賞植物の部位を保存する方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040707 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20041102 |