JPH1082031A - 客土受容部を有する布型枠 - Google Patents
客土受容部を有する布型枠Info
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- JPH1082031A JPH1082031A JP23797696A JP23797696A JPH1082031A JP H1082031 A JPH1082031 A JP H1082031A JP 23797696 A JP23797696 A JP 23797696A JP 23797696 A JP23797696 A JP 23797696A JP H1082031 A JPH1082031 A JP H1082031A
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- woven fabric
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 形状と美観に優れた透孔付客土受容部を有す
るコンクリート構造物を形成比較例2織物型枠の提供。 【解決手段】 二重織部と均一に分布した複数個の円形
一重織部と該一重織織り部を囲んで形成された2重織り
部とで構成された織物で構成され、前記円形の一重織部
は規則的に配列して二重織物部面内に分散してなる織物
からなり、前記円形の一重織部はその円形の中心を2等
辺三角形の頂点に配列され、且つその中央部分が切除さ
れ透孔部を形成してなる二重織物型枠。
るコンクリート構造物を形成比較例2織物型枠の提供。 【解決手段】 二重織部と均一に分布した複数個の円形
一重織部と該一重織織り部を囲んで形成された2重織り
部とで構成された織物で構成され、前記円形の一重織部
は規則的に配列して二重織物部面内に分散してなる織物
からなり、前記円形の一重織部はその円形の中心を2等
辺三角形の頂点に配列され、且つその中央部分が切除さ
れ透孔部を形成してなる二重織物型枠。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンクリート、モ
ルタル等を硬化構造物、特に透孔付客土受容部を有する
護岸、法面等保護構造物の形成に有利な二重織物型枠に
関するものである。
ルタル等を硬化構造物、特に透孔付客土受容部を有する
護岸、法面等保護構造物の形成に有利な二重織物型枠に
関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】接結一
重織部で2層の織物を部分的に結合して袋構造を形成し
た二重織物がコンクリート、モルタル等の型枠工法に用
いられている。海岸、河川の法面にこの二重織物型枠を
敷設してコンクリート、モルタル等を現場打ちするこの
型枠工法は、護岸構造物を安全、迅速且つ簡便な方法で
護岸構造物を形成できる極めて有利な工法であることが
ひろく認識されている。
重織部で2層の織物を部分的に結合して袋構造を形成し
た二重織物がコンクリート、モルタル等の型枠工法に用
いられている。海岸、河川の法面にこの二重織物型枠を
敷設してコンクリート、モルタル等を現場打ちするこの
型枠工法は、護岸構造物を安全、迅速且つ簡便な方法で
護岸構造物を形成できる極めて有利な工法であることが
ひろく認識されている。
【0003】二重織物型枠工法の適用により、様々な形
状のコンクリート構造物を法面に簡便に成することがで
きるが、海岸、河川の改装、法面保護に適切なコンクリ
ート構造物を形成できる二重織物型枠工法についてなお
改良すべき技術課題が残されている。その一つは、二重
織物型枠工法による排水用透孔、植生用透孔を有する法
面保護コンクリート構造物の形成に適した織物型枠の改
良である。
状のコンクリート構造物を法面に簡便に成することがで
きるが、海岸、河川の改装、法面保護に適切なコンクリ
ート構造物を形成できる二重織物型枠工法についてなお
改良すべき技術課題が残されている。その一つは、二重
織物型枠工法による排水用透孔、植生用透孔を有する法
面保護コンクリート構造物の形成に適した織物型枠の改
良である。
【0004】従来、排水用透孔、植生用透孔付き法面保
護コンクリート構造物の織物型枠工法では、接結一重織
部で2層の織物を部分的に結合して袋構造を形成した二
重織物型枠を法面に敷設し、コンクリートスラリーを現
場打設・固化した後に、前記一重織部を現場で切り取っ
て透孔を開けており、この切り取り透孔形成作業が大変
手間のかかるものであった。
護コンクリート構造物の織物型枠工法では、接結一重織
部で2層の織物を部分的に結合して袋構造を形成した二
重織物型枠を法面に敷設し、コンクリートスラリーを現
場打設・固化した後に、前記一重織部を現場で切り取っ
て透孔を開けており、この切り取り透孔形成作業が大変
手間のかかるものであった。
【0005】一方、この施工法では、コストを抑制する
目的で、製織工賃の安価なタペット機、ドビー機で製織
された二重織物型枠が用いられてきた経緯から、専ら製
織技術的にタペット機、ドビー機で製織できる正方形乃
至長方形の一重織部を有する二重織物型枠が使用されて
きた。このために、一重織部の形状が正方形乃至長方形
以外の形状の二重織物型枠によるコンクリート構造物の
打設性能については検討が殆どなされていないのが現状
である。
目的で、製織工賃の安価なタペット機、ドビー機で製織
された二重織物型枠が用いられてきた経緯から、専ら製
織技術的にタペット機、ドビー機で製織できる正方形乃
至長方形の一重織部を有する二重織物型枠が使用されて
きた。このために、一重織部の形状が正方形乃至長方形
以外の形状の二重織物型枠によるコンクリート構造物の
打設性能については検討が殆どなされていないのが現状
である。
【0006】法面保護コンクリート構造物の織物型枠工
法における二重織物型枠の問題は、前記したコンクリー
トスラリーの現場打設・固化後の一重織部の現場での切
り取り作業の問題もさることながら、法面の底部から天
場に至る傾斜面に均一な形状のコンクリート護岸構造物
が形成できる二重織物型枠を用いることが重要であり、
又法面への型枠の安定した敷設がより手軽に行える型枠
の創造が望まれる。法面の底部から天場に至る傾斜面に
形状が均一なコンクリート護岸構造物の施工、特に排水
用透孔、植生用透孔を法面に均一に分布することができ
るコンクリート構造物の二重織物型枠工法では、注入さ
れたコンクリート、モルタル等のスラリーが法面の前面
にわたって均一な形状に充填される一重織部の形状、配
列、分散の条件について改良された二重織物型枠の開発
が切望される。
法における二重織物型枠の問題は、前記したコンクリー
トスラリーの現場打設・固化後の一重織部の現場での切
り取り作業の問題もさることながら、法面の底部から天
場に至る傾斜面に均一な形状のコンクリート護岸構造物
が形成できる二重織物型枠を用いることが重要であり、
又法面への型枠の安定した敷設がより手軽に行える型枠
の創造が望まれる。法面の底部から天場に至る傾斜面に
形状が均一なコンクリート護岸構造物の施工、特に排水
用透孔、植生用透孔を法面に均一に分布することができ
るコンクリート構造物の二重織物型枠工法では、注入さ
れたコンクリート、モルタル等のスラリーが法面の前面
にわたって均一な形状に充填される一重織部の形状、配
列、分散の条件について改良された二重織物型枠の開発
が切望される。
【0007】本発明の目的は、上述した問題点を解決し
たた排水用透孔、植生用透孔付き法面保護コンクリート
構造物を得るため改良された二重織物型枠を提供するこ
とにある。
たた排水用透孔、植生用透孔付き法面保護コンクリート
構造物を得るため改良された二重織物型枠を提供するこ
とにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、二重織
部と複数個の実質的に円形の一重織織り部とからなり、
前記円形の一重織部は規則的に配列して二重織物部面内
に分散してなる織物で構成され、前記円形の一重織部は
その円形の中心を2等辺三角形の頂点に配列され、且つ
その中央部分が切除され透孔部を形成したなる二重織物
型枠によって達成される。
部と複数個の実質的に円形の一重織織り部とからなり、
前記円形の一重織部は規則的に配列して二重織物部面内
に分散してなる織物で構成され、前記円形の一重織部は
その円形の中心を2等辺三角形の頂点に配列され、且つ
その中央部分が切除され透孔部を形成したなる二重織物
型枠によって達成される。
【0009】本発明の二重織物型枠は、二重織物の面内
に円形の一重織部を均一に分散、配列された円形一重織
部に基づいて、以下の作用効果を有する。 (1)注入されたコンクリート、モルタル等の流れがス
ムースになり、織布にかかる圧力をより均等にすること
ができ、更に平面体から立方体面になる織物の伸び応力
を均一に分散して発現させることができるので法面全体
に広がる均一形状の固化コンクリート構造物を形成する
ことができる。
に円形の一重織部を均一に分散、配列された円形一重織
部に基づいて、以下の作用効果を有する。 (1)注入されたコンクリート、モルタル等の流れがス
ムースになり、織布にかかる圧力をより均等にすること
ができ、更に平面体から立方体面になる織物の伸び応力
を均一に分散して発現させることができるので法面全体
に広がる均一形状の固化コンクリート構造物を形成する
ことができる。
【0010】(2)円形の一重織部の周縁部を残して中
央部に植生客土等の受容乃至排水のための透孔を予め開
けた二重織物型枠を敷設するので、正方形、長方形等の
方形一重織部に比べて、透孔部の形状及び寸法が型枠の
全面で安定した均一な形状のコンクリート構造物を得る
ことができ、機能、美観共に優れた法面保護コンクリー
ト構造物を形成できる。特に、配列の傾斜角度を45°
にするとき、長方形等の方形の受容乃至排水部構造と比
べて見栄えが格段によい。
央部に植生客土等の受容乃至排水のための透孔を予め開
けた二重織物型枠を敷設するので、正方形、長方形等の
方形一重織部に比べて、透孔部の形状及び寸法が型枠の
全面で安定した均一な形状のコンクリート構造物を得る
ことができ、機能、美観共に優れた法面保護コンクリー
ト構造物を形成できる。特に、配列の傾斜角度を45°
にするとき、長方形等の方形の受容乃至排水部構造と比
べて見栄えが格段によい。
【0011】以下に、本発明の実施態様を添付図面を参
照して詳述する。図1は、本発明の二重織物型枠を構成
する円形一重織部を有する二重織物の平面視構造を模式
的に説明する図である。図1において、二重織物(1)
は、複数個の円形一重織部(2)が均等間隔で配列され
た平面の構造構造を有する織物であるこが示されてい
る。円形一重織部(2)の周囲には、二重織物層(3)
が連続して形成されており、その上下2層の織物の間に
コンクリート、モルタル等の硬化性材のスラリーが注
入、充填される袋様の空間が形成されている。一つの二
重織物型枠では、円形一重織部は、それぞれが実質的に
一様の円形の寸法を有しており、それぞれの円形の中心
(o)が隣接する円形一重織部の円の中心(o)と相互
に2等辺3角形(A)を構成して位置するよう配列され
ており、その直径は少なくとも約50mmよりも大き
い。そして、二重織物型枠における二重織物の面積に対
する円形一重織部の面積率は、約5%〜85%、好まし
くは8〜50%の範囲から選ばれ、その寸法はコンクリ
ート構造物の施工目的に応じて厚さが約8〜約25cm
のコンクリート構造物を形成するのに必要な充填容積を
与える二重織部の平面寸法等が決定される。型枠におけ
る円形一重織部の面積比率が10%前後の場合、海、
湖、河川の水中から水際にかけての護岸効果が優れたコ
ンクリート構造物の形成が可能である。型枠における円
型一重織部の面積比率が10%以上の型枠は、植生護岸
法面保護を目的とする織物型枠施工に効果を発揮する。
型枠における円形一重織部の面積比率が70〜85%前
後の型枠においても形状の均一な植生を主体とした法面
の保護工法に適している。
照して詳述する。図1は、本発明の二重織物型枠を構成
する円形一重織部を有する二重織物の平面視構造を模式
的に説明する図である。図1において、二重織物(1)
は、複数個の円形一重織部(2)が均等間隔で配列され
た平面の構造構造を有する織物であるこが示されてい
る。円形一重織部(2)の周囲には、二重織物層(3)
が連続して形成されており、その上下2層の織物の間に
コンクリート、モルタル等の硬化性材のスラリーが注
入、充填される袋様の空間が形成されている。一つの二
重織物型枠では、円形一重織部は、それぞれが実質的に
一様の円形の寸法を有しており、それぞれの円形の中心
(o)が隣接する円形一重織部の円の中心(o)と相互
に2等辺3角形(A)を構成して位置するよう配列され
ており、その直径は少なくとも約50mmよりも大き
い。そして、二重織物型枠における二重織物の面積に対
する円形一重織部の面積率は、約5%〜85%、好まし
くは8〜50%の範囲から選ばれ、その寸法はコンクリ
ート構造物の施工目的に応じて厚さが約8〜約25cm
のコンクリート構造物を形成するのに必要な充填容積を
与える二重織部の平面寸法等が決定される。型枠におけ
る円形一重織部の面積比率が10%前後の場合、海、
湖、河川の水中から水際にかけての護岸効果が優れたコ
ンクリート構造物の形成が可能である。型枠における円
型一重織部の面積比率が10%以上の型枠は、植生護岸
法面保護を目的とする織物型枠施工に効果を発揮する。
型枠における円形一重織部の面積比率が70〜85%前
後の型枠においても形状の均一な植生を主体とした法面
の保護工法に適している。
【0012】そして、このように繊細な形状の円形一重
織部を有する二重織物は、好適には、ジャカード織機を
用いて製織される。更に、円形一重織部は、図1及び図
2で示されるように、一重織部の直径(2D)の一部周
縁部(b)を約5mm〜10mm程度残してホットナイ
フ等で例えば直径(cD)のサイズで切除して、その中
央部をできるだけ大きな面積の透孔部(c)が設けられ
ている(図2参照)。
織部を有する二重織物は、好適には、ジャカード織機を
用いて製織される。更に、円形一重織部は、図1及び図
2で示されるように、一重織部の直径(2D)の一部周
縁部(b)を約5mm〜10mm程度残してホットナイ
フ等で例えば直径(cD)のサイズで切除して、その中
央部をできるだけ大きな面積の透孔部(c)が設けられ
ている(図2参照)。
【0013】かくして、得られた二重織物は敷設施工現
場に提供される。一般的に、敷設施工現場では、このよ
うに準備された二重織物を任意枚数をその織幅方向(緯
方向)にミシン等により縫合(B)することにより、所
望のコンクリート打設幅を有するの二重織型枠が打設現
場で調製される。複数枚の二重織物を幅方向で結合して
結合型枠を調製する場合、前記の透孔部(c)の分散的
配列が一様な結合連結型枠を得るためには、二重織物の
円形一重織部の配列が織物の幅方向(緯方向)で一様に
含まれるように製織しておくことが好ましい。このよう
な配置構造に連結されるべき二重織物を製織しておくこ
とで、打設現場で織物の幅方向の端で、二重織部と一重
織を合わせて縫合することが容易になり、連結、結合に
よっても繋ぎ、連結部においても一様な形状のコンクリ
ート構造物を形成することができる。
場に提供される。一般的に、敷設施工現場では、このよ
うに準備された二重織物を任意枚数をその織幅方向(緯
方向)にミシン等により縫合(B)することにより、所
望のコンクリート打設幅を有するの二重織型枠が打設現
場で調製される。複数枚の二重織物を幅方向で結合して
結合型枠を調製する場合、前記の透孔部(c)の分散的
配列が一様な結合連結型枠を得るためには、二重織物の
円形一重織部の配列が織物の幅方向(緯方向)で一様に
含まれるように製織しておくことが好ましい。このよう
な配置構造に連結されるべき二重織物を製織しておくこ
とで、打設現場で織物の幅方向の端で、二重織部と一重
織を合わせて縫合することが容易になり、連結、結合に
よっても繋ぎ、連結部においても一様な形状のコンクリ
ート構造物を形成することができる。
【0014】なお、本発明の二重織物型枠の形成素材
は、ナイロン繊維、ポリエステル繊維、ポリオレフィン
繊維の長繊維糸を用いて製織されるが、製織の目付、
経、緯糸の製織密度等織物の製織仕様は、公知の織物型
枠工法の準じて選択される。
は、ナイロン繊維、ポリエステル繊維、ポリオレフィン
繊維の長繊維糸を用いて製織されるが、製織の目付、
経、緯糸の製織密度等織物の製織仕様は、公知の織物型
枠工法の準じて選択される。
【0015】
(実施例1〜4)円形一重織部の形状と寸法及び配列に
ついて異なる表1に示す4種類の円形一重織織部を有す
る二重織物を製織し、図6に示す二重織物型枠による施
工テストを行った。二重織物の製織は、開口装置にジャ
カード、緯糸挿入法にレピア方式を具備した織幅200
cmの織機を用いて、300回/分で製織した。使用糸
は経にナイロン66長繊維糸(840d/140f)の
2本片撚糸(100t/m)を、緯糸に前記のナイロン
66長繊維糸を用いた。糸密度は、経糸として筬密度3
8羽/10cm、4本引込みとし、二重織部の織上げ実
測密度21本/in、緯糸は織上げ実測密度23本/i
nになるように打ち込んだ。
ついて異なる表1に示す4種類の円形一重織織部を有す
る二重織物を製織し、図6に示す二重織物型枠による施
工テストを行った。二重織物の製織は、開口装置にジャ
カード、緯糸挿入法にレピア方式を具備した織幅200
cmの織機を用いて、300回/分で製織した。使用糸
は経にナイロン66長繊維糸(840d/140f)の
2本片撚糸(100t/m)を、緯糸に前記のナイロン
66長繊維糸を用いた。糸密度は、経糸として筬密度3
8羽/10cm、4本引込みとし、二重織部の織上げ実
測密度21本/in、緯糸は織上げ実測密度23本/i
nになるように打ち込んだ。
【0016】
【表1】
【0017】得られた長さ10mの二重織物原反を幅方
向に3幅縫合(B)して、二重織物型枠を作成した。図
6で示されるように、この型枠(100)を傾斜勾配3
3〜35°の法面(200)に敷設し、レバーブロック
(103)で杭(104)に固定し、上部中央にモルタ
ル注入口(102)を設けてモルタル(1:二モルタ
ル、遅延剤ポゾリス0.25%添加)注入試験を行っ
た。モルタルの注入は、モルタルをミキサー車からポン
プ車へ移して、加圧し、注入ホース(101)を経てテ
ストマットの注入口(102)に差し込み実施した。モ
ルタルの流速、圧力等の条件は、施工現場で行われる一
般的な打設条件を採用した。
向に3幅縫合(B)して、二重織物型枠を作成した。図
6で示されるように、この型枠(100)を傾斜勾配3
3〜35°の法面(200)に敷設し、レバーブロック
(103)で杭(104)に固定し、上部中央にモルタ
ル注入口(102)を設けてモルタル(1:二モルタ
ル、遅延剤ポゾリス0.25%添加)注入試験を行っ
た。モルタルの注入は、モルタルをミキサー車からポン
プ車へ移して、加圧し、注入ホース(101)を経てテ
ストマットの注入口(102)に差し込み実施した。モ
ルタルの流速、圧力等の条件は、施工現場で行われる一
般的な打設条件を採用した。
【0018】比較例1及び2として、図4及び図5でそ
れぞれ示す長方形の一重織部(2)を配列して製織した
二重織物(1)を用いて一重織部にスリット又は透孔部
(c)二重織物型枠(100)を調製し、実施例と同様
の条件で施工テストを平行して行った。比較例の型枠の
一重織部には、スリット(S)又は長方形の透孔を設け
た。
れぞれ示す長方形の一重織部(2)を配列して製織した
二重織物(1)を用いて一重織部にスリット又は透孔部
(c)二重織物型枠(100)を調製し、実施例と同様
の条件で施工テストを平行して行った。比較例の型枠の
一重織部には、スリット(S)又は長方形の透孔を設け
た。
【0019】実施例及び比較例の施工テストの結果、得
られたマット状コンクリート構造物の評価を表2にまと
めて示す。
られたマット状コンクリート構造物の評価を表2にまと
めて示す。
【0020】
【表2】
【0021】表2から明らかなように、実施例1〜4の
二重織物型枠で形成されたマット状コンクリート構造物
は、形状、寸法の均一性が優れており、透孔部の有る客
土積み部分とその周りのコンクリート構造膨らみが一様
で、形状斑のないものであった。実施例1〜3の型枠に
よるマット状コンクリート構造物の客土受容部面積率
(15人のパネルが構造物を上方から観察して、目視に
より比率を判定した)は、比較例の構造物と比べて著し
い相違が認められる。すなわち比較例の型枠では、コン
クリート注入、充填後の膨らみ形状が不揃いで、一重織
部の面積が相対的に著しく大きくなり、得られたマット
状コンクリート構造物の外観見栄えの劣るものであっ
た。
二重織物型枠で形成されたマット状コンクリート構造物
は、形状、寸法の均一性が優れており、透孔部の有る客
土積み部分とその周りのコンクリート構造膨らみが一様
で、形状斑のないものであった。実施例1〜3の型枠に
よるマット状コンクリート構造物の客土受容部面積率
(15人のパネルが構造物を上方から観察して、目視に
より比率を判定した)は、比較例の構造物と比べて著し
い相違が認められる。すなわち比較例の型枠では、コン
クリート注入、充填後の膨らみ形状が不揃いで、一重織
部の面積が相対的に著しく大きくなり、得られたマット
状コンクリート構造物の外観見栄えの劣るものであっ
た。
【0022】
【発明の効果】本発明の二重織物型枠は、下記の効果を
奏する改良された護岸、法面保護施工用織物型枠であ
る。 (1)一重織部を円形にしたことで、打設されるコンク
リート、モルタル等のスラリーの織物型枠中の流れを円
滑、均一することができ、均一形状のコンクリ−ト構造
物が形成できる。 (2)隣合う円形一重織部をその中心が2等辺3角形の
頂点で結ばれるように配列、分散して配置したので、コ
ンクリートスラリ−の注入圧力による二重織部の膨化時
の伸長応力、スラリ混練水の絞り効果をもたらす織物の
収縮荷重を均一にすることができ、均一な形状のコンク
リート構造物の打設を可能にする。 (3)一重織部を予め切り取って透孔を形成した織物型
枠を施工に用いるので打設現場での織物の敷設作業を手
軽で容易に行える。また、打設後の透孔形成作業が不要
にすることができ、低コストの法面保護施工が可能にな
る。 (4)(1)及び(2)作用により、法面保護構造物の
美観を高めることができる。
奏する改良された護岸、法面保護施工用織物型枠であ
る。 (1)一重織部を円形にしたことで、打設されるコンク
リート、モルタル等のスラリーの織物型枠中の流れを円
滑、均一することができ、均一形状のコンクリ−ト構造
物が形成できる。 (2)隣合う円形一重織部をその中心が2等辺3角形の
頂点で結ばれるように配列、分散して配置したので、コ
ンクリートスラリ−の注入圧力による二重織部の膨化時
の伸長応力、スラリ混練水の絞り効果をもたらす織物の
収縮荷重を均一にすることができ、均一な形状のコンク
リート構造物の打設を可能にする。 (3)一重織部を予め切り取って透孔を形成した織物型
枠を施工に用いるので打設現場での織物の敷設作業を手
軽で容易に行える。また、打設後の透孔形成作業が不要
にすることができ、低コストの法面保護施工が可能にな
る。 (4)(1)及び(2)作用により、法面保護構造物の
美観を高めることができる。
【図1】図1は、本発明の二重織物型枠の円形一重織部
の配列の説明図である。
の配列の説明図である。
【図2】図2は、本発明の二重織物型枠円形一重織部に
設ける透孔部の構造を説明する図である。
設ける透孔部の構造を説明する図である。
【図3】図3は、本発明の実施例の二重織物型枠におけ
る円形一重織部の形状、サイズ、配列の態様の説明図で
ある。
る円形一重織部の形状、サイズ、配列の態様の説明図で
ある。
【図4】図4は、比較例1の二重織物型枠における長方
形一重織部の形状、サイズ、配列態様の説明図である。
形一重織部の形状、サイズ、配列態様の説明図である。
【図5】図5は、比較例2の二重織物型枠における長方
形一重織部の形状、サイズ、配列態様の説明図である。
形一重織部の形状、サイズ、配列態様の説明図である。
【図6】図6は、実施例の二重織物型枠の型枠工施工テ
ストの説明図である。
ストの説明図である。
1…円形一重織部を有する二重織物 2…一重織部 3…二重織物部 b…透孔部(c)の周縁部 c…透孔部(c) 200…二重織物型枠
Claims (1)
- 【請求項1】 二重織部と複数個の実質的に円形一重織
部とからなり、前記円形の一重織部は規則的に配列して
二重織物部面内に分散してなる織物で構成され、前記円
形の一重織部はその円形の中心を2等辺三角形の頂点に
配列され、且つその中央部分が切除され透孔部を形成し
てなる二重織物型枠。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23797696A JPH1082031A (ja) | 1996-09-09 | 1996-09-09 | 客土受容部を有する布型枠 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23797696A JPH1082031A (ja) | 1996-09-09 | 1996-09-09 | 客土受容部を有する布型枠 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1082031A true JPH1082031A (ja) | 1998-03-31 |
Family
ID=17023272
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23797696A Withdrawn JPH1082031A (ja) | 1996-09-09 | 1996-09-09 | 客土受容部を有する布型枠 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1082031A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005290840A (ja) * | 2004-03-31 | 2005-10-20 | Takuo Yukimoto | 法面保護材および法面保護工法 |
| JP2013051262A (ja) * | 2011-08-30 | 2013-03-14 | Asahi-Kasei Geotech Kk | 袋状型枠及びこれを用いた太陽電池パネルの設置工法 |
-
1996
- 1996-09-09 JP JP23797696A patent/JPH1082031A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005290840A (ja) * | 2004-03-31 | 2005-10-20 | Takuo Yukimoto | 法面保護材および法面保護工法 |
| JP2013051262A (ja) * | 2011-08-30 | 2013-03-14 | Asahi-Kasei Geotech Kk | 袋状型枠及びこれを用いた太陽電池パネルの設置工法 |
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