JPH1082041A - 分水工における分水流量測定方法及びその装置 - Google Patents

分水工における分水流量測定方法及びその装置

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JPH1082041A
JPH1082041A JP8239055A JP23905596A JPH1082041A JP H1082041 A JPH1082041 A JP H1082041A JP 8239055 A JP8239055 A JP 8239055A JP 23905596 A JP23905596 A JP 23905596A JP H1082041 A JPH1082041 A JP H1082041A
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JP
Japan
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water
water tank
water level
diversion
flow rate
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JP8239055A
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English (en)
Inventor
Tatsuyuki Tanaka
達之 田中
Hidehiko Ihara
英彦 井原
Hisashi Yokofujita
久 横藤田
Shoichi Yonemura
省一 米村
Tarou Shinasue
太郎 品末
Yoshifumi Yamamoto
宜史 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 分水流量を的確に把握して適正かつ公平な水
配分および水の効率的な利用を図り、水管理の合理化、
容易化を達成できるようにする。 【解決手段】 下部に流入管3が接続された水槽1内の
スタンド室15の水位および水槽1内に越流堰14を介
して連通し、かつ、底部には流出管4が接続された分水
路13内の水位をそれぞれ測定し、これら両測定水位か
ら予め作成している水位−流量の換算表をもとに分水流
量の測定を行なうようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パイプラインに流
れる用水を幹線水路から水田など一定のかんがい区域へ
分水供給する場合に設置される分水工で、詳しくは、下
部に流入管が接続された水槽とこの水槽内に越流堰を介
して連通し、かつ、その底部近くに流出管が接続された
分水路とを備えてなる分水工における分水流量測定方法
およびその装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の分水工の設置に当たっては、適
正かつ公平な水配分および水の効率的な利用を図り、さ
らに水管理の合理化、容易化を達成するうえで分水工単
位での流量を把握することが肝要であるが、従来では、
そのような分水流量を把握することができないものであ
った。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そのため、従来の分水
工においては、水使用量の不公平に伴ってトラブルを発
生しやすく、また、圧力変動等に対応しての分水流量の
調整も難しくて、水の効率的な利用が図れないという問
題があった。
【0004】本発明は上記のような実情に鑑みてなされ
たもので、分水流量を的確に把握して適正かつ公平な水
配分および水の効率的な利用を図り、水管理の合理化、
容易化を達成することができる分水工における分水流量
測定方法およびその装置を提供することを主たる目的と
している。
【0005】本発明の他の目的は、分水工の略半分が地
中に埋設されて水面が低い位置にあるにもかかわらず、
分水流量を確実、正確に測定することができるようにす
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記主たる目的を達成す
るために、請求項1に記載の発明に係る分水工における
分水流量測定方法は、下部に流入管が接続された水槽内
の水位を測定するとともに、上記水槽内に越流堰を介し
て連通し、かつ、その底部近くに流出管が接続される分
水路内の水位を測定し、それら両測定水位から予め作成
している水位−流量の換算表を基に分水流量を測定する
ことを特徴とするものであり、水槽内および分水路の両
測定水位から当該分水工単位の実分水流量を的確に測定
することが可能で、その測定流量をもとに水配分を適正
かつ公平にすることができるとともに、圧力変動等に対
応しての分水流量の調整も容易に行なうことができ、そ
の結果として、水の総合管理を合理的なものとすること
ができる。
【0007】特に、上記の分水流量測定方法における水
槽内および分水路内の水位測定手段として、請求項2に
記載のように、水槽内および分水路内からそれらの上方
へ突出する筒体を設け、これら筒体内に、上記水槽およ
び分水路の上部に固定設置した水位目盛に対応する指針
を上端部に付設したフロートを収納させて、水位変動に
応じて筒体内を上下方向に移動するフロートの上端部の
上記指針が指す水位目盛を読み取る手段を用いる場合
は、分水工の略半分が地中に埋設されて水面が低い位置
にあるにもかかわらず、地表面上に居ながら指針が指す
水位目盛を読み取るだけで水槽および分水路の水位を正
確、容易に測定して所定の分水流量を確実、正確に測定
し、分水精度の均一化を図ることができる。
【0008】また、請求項3に記載の発明に係る分水工
における分水流量測定装置は、下部に流入管が接続され
た水槽内およびこの水槽内に越流堰を介して連通し、か
つ、その底部近くに流出管が接続された分水路内にそれ
ぞれ挿設された水位センサと、これら水位センサによる
両検出水位信号の入力に基づいて所定の演算を行ない分
水流量を算出する演算装置とを備えていることを特徴と
するものであり、水槽内および分水路の両水位の検出か
ら、それら両検出水位の演算による分水流量の算出まで
を全て自動化することが可能で、水管理の省力化を図る
ことができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
にもとづいて説明する。図1は本発明に係る分水工にお
ける分水流量測定方法を適用したフロートバルブ型分水
工の実施の形態を示す全体縦断正面図、図2は同分水工
の全体縦断側面図、図3は同分水工の一部切欠き平面図
である。これら各図において、1は略半分が地中に埋設
される水槽であり、該水槽1は、円盤状の鉄筋入りコン
クリート製底壁部1Aと円筒状の鉄筋入りコンクリート
製胴壁部1Bとに分割して製作され、これら分割された
壁部1Aと1Bとは、例えば図4に示すように、底壁部
1A側に形成されている上向き開放の台形状の環状凹部
1a内にシール性接着剤2を流し込んだ状態で、環状凹
部1a内に胴壁部1Bの下端部に形成した環状凸部1b
を嵌合させて両者1A,1Bを水密状態に接合施工可能
とした組立式マンホールから構成されている。上記胴壁
部1Bの下部で径方向に対向する位置には、該胴壁部1
Bの製作時において流入管3および流出管4がシール部
材5および6を介して水密状に接続されている。
【0010】7は上記流入管3の先端部に接続されて上
記水槽1内に架台8を介して設置されたバルブで、該バ
ルブ7は、上記水槽1内に下向きに開口する流路をもつ
バルブ本体7aとこのバルブ本体7a内に形成の弁座7
bに当接離間可能な弁体7cとこの弁体7cから上方へ
向けて一体に固着延出した弁棒7dとから構成されてい
る。9は上記水槽1内の水面WLに浮上可能に設けられ
たフロートであり、このフロート9は上記水槽1内の水
面WLの変動に伴って上記バルブ7のバルブ本体7aの
上面固定板7eから垂直姿勢で上方へ延出した複数本の
ロッド状ガイド11に沿って上下動自在に構成されてい
るとともに、このフロート9と上記バルブ7の弁体7a
との間には、該フロート9の上下動に連動して弁体7a
を開閉させる連動機構としてのパンタグラフ式リンク機
構10が設けられている。
【0011】12は金属製、例えば鋼製の分水管で、上
記水槽1内に挿入設置することにより、その底部近くに
上記流出管4が接続される分水路13を構成するもの
で、この鋼製分水管12の頂部周壁で上記フロート9お
よびバルブ7の存在する側に対して直交する対向周壁部
分をそれぞれ下方へ向けて適当長さに亘り四角形状に切
欠くことによって形成される2箇所の越流堰14を介し
て上記水槽1内のスタンド室15に連通接続されてい
る。
【0012】上記水槽1内のスタンド室15および上記
分水路13内にはそれらの中間水位位置からスタンド室
15および分水路13の直上方で地表面GLよりも上方
へ突出した位置にまで亘る長さの筒体28,29が固定
状態に設けられ、これら筒体28,29の地表面GLよ
りも上方への突出部分には透明窓状の水位目盛30,3
1が設けられているとともに、上記筒体28,29内
に、上記水位目盛り30,31に対応する指針32,3
3を上端部に付設した小フロート34,35が収納され
ており、上記スタンド室15および上記分水路13内の
水位変動に応じて小フロート34,35が筒体28,2
9内を上下方向に移動したとき、それらの上端部の指針
32,33が指す水位目盛り30,31を読み取ること
により、上記スタンド室15および上記分水路13内の
水位を測定するようになしている。なお、上記両測定水
位から分水工全体の分水流量の算出には、予め両水位の
測定により分水流量を換算し作成している水位−流量の
換算表を用いる。
【0013】上記連動機構としてのパンタグラフ式リン
ク機構10は図5および図6に明示のように構成されて
いる。即ち、バルブ本体7aの上面固定板7eに取り付
けた門型支持部材16の天板部下面に略コ字状の支持枠
17が止着され、この支持枠17に、互いにX字状に交
差させて配置した一対の主アーム18a,18bの交差
点部分が枢支軸19を介して回動可能に枢支されている
と共に、上記一対の主アーム18a,18bの上部と平
行四辺形を形成する一対の上側従アーム18c,18d
の両端部が各主アーム18a,18bの上端部とフロー
ト軸9aの下端部とに連結ピン20,21を介してそれ
ぞれ回動可能に連結され、かつ、上記一対の主アーム1
8a,18bの下部と平行四辺形を形成する一対の下側
従アーム18e,18fの両端部が各主アーム18a,
18bの下端部と上記バルブ7の弁棒7dの上端部とに
連結ピン22,23を介してそれぞれ回動可能に連結さ
れている。
【0014】また、図1〜図3において、24は上記フ
ロート9の上部に設けたフロート高さ調整用ねじ機構
で、上記水槽1の上部開口全体を閉塞する蓋体25に形
成され常時は小蓋26により閉塞される小開口を通じて
ハンドル24aを回転操作することで上記フロート9の
設定高さを変更して、その上下動作範囲を調整すること
により水槽1のスタンド室15から分水管12内の分水
路13への分水量を調整可能としている。なお、図中の
27は余剰水の排出管である。
【0015】上記構成のフロートバルブ型分水工におい
ては、流出管4の下流側での水使用により分水路13内
の水面低下に伴い水槽1のスタンド室15の水が越流堰
14を越えて分水路13内に排出される。このスタンド
室15から分水路13への水の排出によりスタンド室1
5内の水面が低下すると、その水面低下に応じてフロー
ト9が下降してパンタグラフ式リンク機構10の各アー
ム18a〜18fが図5の仮想線に示すように上下方向
に縮小し、これに連動して弁棒7dを介してバルブ7の
弁体7cが引き上げられて弁座7dから離間し、流入管
3から水槽1のスタンド室15内へ水が供給される。
【0016】このようなスタンド室15内への水の供給
により水面が上昇すると、その水面上昇に応じてフロー
ト9も上昇して上記パンタグラフ式リンク機構10の各
アーム18a〜18fが図5の実線に示すように上下方
向に伸長し、これに連動して弁棒7dを介してバルブ7
の弁体7cが引き下げられて弁座7dに当接し、流入管
3からの水の供給が停止されてスタンド室15内に一定
量の水が溜められることになる。
【0017】上記のように、流出管4の下流側での使用
水量の増減により水槽1のスタンド室15内の水面変動
に伴うフロート9の上下動によって上記パンタグラフ式
リンク機構10の各アーム18a〜18fが上下方向に
伸縮し、この伸縮に連動してバルブ7の弁体7cが開閉
動作されてスタンド室15内の水量をほぼ一定に保ち、
所定の分水供給を行なう。
【0018】ところで、上記のような構成のフロートバ
ルブ型分水工において、水槽1内のスタンド室15およ
び分水路13内の水位が変動すると、その水位変動に応
じて小フロート34,35および指針32,33が筒体
28,29内を上下方向に移動することになる。このと
き、上記各指針32,33が指す水位目盛30,31を
読み取ることにより水槽1内のスタンド室15および分
水路13内の水位を測定することが可能となり、その両
測定水位から上記換算表を基にして分水工全体の分水流
量を測定することができる。
【0019】図7は本発明に係る分水工における分水流
量測定装置の概要図であり、同図において、36,37
は水槽1内のスタンド室15および分水路13内にそれ
ぞれ挿設された静電容量式の水位センサであり、これら
両水位センサ36,37による両検出水位信号が演算装
置38に入力されることにより、該演算装置38内で所
定式の演算を行なって分水流量が算出されるように構成
している。このような構成の分水流量測定装置を用いる
ことにより、水槽1内のスタンド室15および分水路1
3の両水位の検出から、それら両検出水位の演算による
分水流量の算出までを全て自動化することが可能とな
る。
【0020】なお、上記実施の形態では、フロートバル
ブ型分水工に適用したものについて説明したが、オーバ
ーフロースタンド型分水工に適用しても上記と同様な効
果を奏するのである。
【0021】
【発明の効果】以上のように、請求項1に記載の発明に
よれば、水槽内および分水路の両測定水位から当該分水
工単位の実分水流量を的確に把握することが可能で、水
配分を適正かつ公平にできるとともに、圧力変動等に対
応しての分水流量の調整も容易に行なえて水の効率的な
利用を促進でき、したがって、水の総合管理の合理化、
容易化を達成することができるという効果を奏する。
【0022】特に、請求項2に記載の発明によれば、分
水工の略半分が地中に埋設されて水面が低い位置にある
にもかかわらず、地表面上に居ながら指針が指す水位目
盛を読み取るだけで水槽および分水路の水位を正確、容
易に測定して所定の分水流量を確実、正確に把握し、分
水精度の均一化を図ることができる。
【0023】また、請求項3に記載の発明によれば、水
槽内および分水路の両水位の検出から、それら両検出水
位の演算による分水流量の算出までを全て自動化するこ
とが可能で、水管理の省力化を図ることができるという
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る分水工における分水流量測定方法
を適用したフロートバルブ型分水工の実施の形態を示す
全体縦断正面図である。
【図2】同上分水工の全体縦断側面図である。
【図3】同上分水工の一部切欠き平面図である。
【図4】同上分水工における水槽の要部の拡大縦断面図
である。
【図5】同上分水工における要部の拡大正面図である。
【図6】図5のX−X線に沿った縦断側面図である。
【図7】本発明に係る分水工における分水流量測定装置
の概要図である。
【符号の説明】
1 水槽 3 流入管 4 流出管 13 分水路 14 越流堰 28,29 筒体 30,31 水位目盛 32,33 指針 34,35 フロート 36,37 水位センサ 38 演算装置
フロントページの続き (72)発明者 米村 省一 大阪府枚方市中宮大池1丁目1番1号 株 式会社クボタ枚方製造所内 (72)発明者 品末 太郎 大阪府枚方市中宮大池1丁目1番1号 株 式会社クボタ枚方製造所内 (72)発明者 山本 宜史 大阪府枚方市中宮大池1丁目1番1号 株 式会社クボタ枚方製造所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下部に流入管が接続された水槽内の水位
    を測定するとともに、上記水槽内に越流堰を介して連通
    し、かつ、その底部近くに流出管が接続される分水路内
    の水位を測定し、 それら両測定水位から予め作成している水位−流量の換
    算表を基に分水流量を測定することを特徴とする分水工
    における分水流量計測方法。
  2. 【請求項2】 上記水槽内および分水路内の水位測定手
    段として、水槽内および分水路内からそれらの上方へ突
    出する筒体を設け、これら筒体内に、上記水槽および分
    水路の上部に固定設置した水位目盛に対応する指針を上
    端部に付設したフロートを収納させて、水位変動に応じ
    て筒体内を上下方向に移動するフロートの上端部の上記
    指針が指す水位目盛を読み取る手段を用いる請求項1に
    記載の分水工における分水流量計測方法。
  3. 【請求項3】 下部に流入管が接続された水槽内および
    この水槽内に越流堰を介して連通し、かつ、その底部近
    くに流出管が接続された分水路内にそれぞれ挿設された
    水位センサと、 これら水位センサによる両検出水位信号の入力に基づい
    て所定の演算を行ない分水流量を算出する演算装置とを
    備えていることを特徴とする分水工における分水流量測
    定装置。
JP8239055A 1996-09-10 1996-09-10 分水工における分水流量測定方法及びその装置 Pending JPH1082041A (ja)

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Cited By (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107153433A (zh) * 2017-07-04 2017-09-12 中铁十六局集团有限公司 引水自动控制系统

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