JPH1082183A - 柱の建入方法と建入システム - Google Patents

柱の建入方法と建入システム

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JPH1082183A
JPH1082183A JP18640797A JP18640797A JPH1082183A JP H1082183 A JPH1082183 A JP H1082183A JP 18640797 A JP18640797 A JP 18640797A JP 18640797 A JP18640797 A JP 18640797A JP H1082183 A JPH1082183 A JP H1082183A
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徹 嶋
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、鉄骨柱等の柱を建入方法に関し、
建入調整を自動化して工期の短縮化を図ることである。 【解決手段】 下側の柱35に建入用の持上げ治具をセ
ットし、予めターゲット36の設けられた上側の柱34
を吊り込んで前記柱35の上に載置し、当該上下の柱の
エレクションピースを連結プレートで仮止めし、更に、
前記上側の柱34に前記持上げ治具の係止部材を係止さ
せ、該持上げ治具に駆動治具をセットして建入用調整治
具32を装着し、該建入用調整治具32に制御装置39
を接続し、基準墨に合わせて位置出し装置37をセット
し、該位置出し装置37と前記制御装置39とに画像処
理装置38を接続し、前記画像処理装置38から出力さ
れるターゲット36の位置データが基準墨を中心とした
許容範囲内に収まるように制御装置39で柱34の建入
れを調整し、その後、前記上下柱のエレクションピース
と連結プレートとを本締めする方法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鉄骨柱等の柱を建
入する際に使用する建入システムと建入方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、鉄骨柱の建入においては柱の鉛直
度を修正する必要があり、一般に、従来例として、図
21に示すように、鉄骨柱と鉄骨梁の仮組み後、予め柱
頭部と柱脚部に仮付けしたエレクションピースへワイヤ
ー又は高張力チェーンを設けて、張力を調整することに
より行っている。
【0003】また、従来例として、縦入れた鉄骨柱の
上下の接合部の周囲に、複数の油圧若しくは機械ジャッ
キを取付けて、それらの相互の適度な伸縮調整によりそ
の鉄骨柱の歪み直しの調整をする方法が知られている
(特開昭59−102061号)。
【0004】このほか、従来例として、図22乃至図
23に示すように、スクリューロッド51の下半部を筒
体52に遊挿し、該筒体52の上下に夫々ロールベアリ
ング53を装備させるとともに、前記スクリューロッド
51の中途部と下端部にそれらのロールベアリング53
を受けるナット54を螺合固定して、前記スクリューロ
ッド51の下半部をそれらのナット54にて各ロールベ
アリング53を介して筒体52に回転自在に支持させ、
また、そのスクリューロッド51の上半部を螺筒55に
貫通螺装し、上方へと突出したスクリューロッド51の
上端部に回転操作頭58を設けて、柱59,60のエレ
クションピース61,62にボルト・ナットで取付ける
ため、前記筒体52と前記螺筒55との外面に夫々取付
板56,57を設けてなる鉄骨建入調整治具(実公平5
−10107号)が提案され、鉄骨毎に直接的に鉛直調
整ができるばかりでなく、スクリューロッド51を人力
で容易に調整操作できて作業が簡素化できるものが知ら
れている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来例においては、建物の平面形状が不整形であるとワ
イヤー等が張れないことがある、各ブロックごとに仮組
みが完了しないと歪み直し作業に着手できない、柱頭部
より斜めにワイヤー等を張るので高所危険作業となりや
すく墜落防止施設が完備しないと歪み作業に着手しずら
い等の問題点がある。
【0006】従来例では、油圧ジャッキの用いること
で多数のホースを引き回す必要があるばかりでなく、こ
れらのホースが連なる油圧制御装置を柱の接合部近傍に
まで吊り上げる必要があって、結局、大型装置を取り扱
う不利不便があると言う問題点がある。
【0007】従来例においては、スクリューロッド5
1を人力で回転させるものであるので、微調整が困難で
ある。また、前記スクリューロッド51を回す人,調整
をチェックする人の少なくとも2人作業となる。更に、
鉄骨柱59,60の周囲に複数個の筒体52及び螺筒5
5を設けて調整する際に、複数個のうちどの箇所のスク
リューロッド51を回転させれば良いかを判断するに
は、調整作業の熟練した者でないとスムーズに手早く調
整できないことが多いと言う問題点がある。柱の重量が
大きくなると人力の限界がある。
【0008】このように、従来の鉄骨柱等の柱の建入方
法は、建入用の装置の小型化や調整作業の容易化、スピ
ード化の点において解決すべき課題を有している。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る柱の建入シ
ステムの上記課題を解決するための要旨は、建継ぐべき
上下の柱のエレクションピースに取り付けられる建入用
調整治具と、上側の柱の頭部の所定の位置にセットされ
たターゲットと、前記上側の柱建入用の基準墨に位置合
わせしてセットされる位置出し装置と、前記位置出し装
置に接続されて前記基準墨に対するターゲットの位置を
割り出してその位置データを出力する画像処理装置と、
前記画像処理装置と接続されてターゲットの前記位置デ
ータにより前記建入用調整治具を駆動・制御する制御装
置と、を少なくとも有するものである。また、前記位置
出し装置は、筒容器と、電気的な画像データを出力でき
るものであって該筒容器の内部に少なくとも1以上設け
た撮像装置と、を少なくとも有してなること、;更に、
位置出し装置に発信器が設けられ、画像処理装置に受信
器が設けられ、当該位置出し装置と画像処理装置との間
で無線方式で画像データが送信されることを含むもので
ある。
【0010】本発明に係る柱の建入方法の要旨は、建継
ぐべき上下の柱のうち下側の柱のエレクションピースに
建入用の持上げ治具をその係止部材でセットし、予めタ
ーゲットの設けられた上側の柱を吊り込んで前記下側の
柱の上に載置し、当該上下の柱のエレクションピースを
連結プレートで仮止めし、更に、前記上側の柱のエレク
ションピースに前記建入用の持上げ治具の係止部材を係
止させ、該持上げ治具に駆動治具をセットして建入用調
整治具を装着し、該建入用調整治具に制御装置を接続
し、基準墨に合わせて位置出し装置をセットし、該位置
出し装置と前記制御装置とに画像処理装置を接続し、前
記画像処理装置から出力されるターゲットの位置データ
が基準墨を中心とした許容範囲内に収まるように制御装
置で駆動治具を介して所望箇所の持上げ治具を作動させ
て柱の建入れを調整し、その後、前記上下柱のエレクシ
ョンピースと連結プレートとを本締めすることである。
【0011】本発明に係る柱の建入システムによれば、
ターゲットの位置を認識しながら基準墨との位置ズレを
少なくするように所望箇所の建入用の駆動治具を制御装
置で駆動させて、自動的かつ迅速にターゲットを許容範
囲内に収めることができる。
【0012】本発明に係る柱の建入方法によれば、制御
装置で所望箇所の建入用の持上げ治具を作動させて、タ
ーゲットを基準墨を中心とした許容範囲内に迅速に収め
ることが可能となる。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係る柱の建入方法
の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。こ
の柱の建入方法においては、まず、図1乃至図4に示す
ように、建入用の持上げ治具1と、建入用の駆動治具2
とを形成する。
【0014】前記建入用の持上げ治具1の構成について
説明する。建継ぐべき上下の柱の端部の周囲に、例え
ば、溶接等の固着手段で設けられた複数のエレクション
ピース(4箇所に配置)に着脱自在に係止する、一対の
コ字型で金属製(鋼製等)の係止部材3,4を形成す
る。
【0015】前記係止部材のうち、係止部材3は後述す
る建入すべき上側の柱に設けられているエレクションピ
ース6に係止されるものである。また、係止部材4は建
入される下側の柱に設けられているエレクションピース
7に係止されるものである。そして、図2に示すよう
に、係止部材3,4は互いに背向配置にして配設される
ものである。
【0016】各係止部材3,4における対向した平板
に、中心を同じくして貫通孔3a,4aが各々穿設され
ている。該貫通孔3a,4aに各々後述のボルト5を挿
通させることで、エレクションピース6,7と係止部材
3,4との係合を図るものである。
【0017】そして、前記係止部材3の下端面の中央部
から、図において下方向に、細長い棒状で外周部に雄ネ
ジを刻設したねじ棒8を垂下させて突設する。また、図
において、前記係止部材4の上端面の中央部から上方に
向けて、円柱状の支持軸9を突設する。
【0018】次に、全体が筒体で、その筒体の上半部1
0が円筒状であって貫通している孔の壁面に雌ネジが刻
設され、筒体の下半部11が六角筒状であって、この上
下半部10,11で金属製の回転筒12を形成する。
【0019】前記筒体の上半部10の雌ネジに前記ねじ
棒8の雄ネジが螺合され、この回転筒12がねじ棒8を
螺装して支持して、かつ、該回転筒12が回転すること
で、前記ねじ棒8を筒体の上半部10の一端側から伸縮
させるものである。
【0020】更に、前記回転筒12の下半部11の下部
の外周に、回転力伝達手段としての平歯車13を、当該
回転筒12と同軸にして設ける。
【0021】また、前記係止部材4の対向している平板
の側面の各々に、後述の駆動治具2を取り付けるため
の、金属製の取付部材14,15を溶接等の手段で固着
して設ける。前記取付部材14の形状は矩形状の立方体
であり、前記取付部材15は、前記平板の側面にその一
端部が固着され、他端部が当該平板の端面から突出して
いて、更に、その突出した先端部を上方に延設し全体を
L字型にして、各々形成されている。
【0022】そして、これらを組み立てて建入用の持上
げ治具1を形成するには、図2に示すように、前記係止
部材4の支持軸9にラジアルベアリング16を嵌装さ
せ、次に段部を設けてスラスト荷重を受けるロールベア
リング17を嵌装させ、その次に、薄肉で円筒状金属製
のカラー18を嵌装させ、また段部を設けてラジアルベ
アリング19を嵌装させて、E型若しくはC型止め輪2
0を周溝に嵌め込む。
【0023】このように、前記係止部材4の支持軸9に
各ベアリングを嵌装させた後に、該支持軸9の上方か
ら、回転筒12をその平歯車13を下方にして支持軸9
に嵌装させる。前記回転筒12の下半部11の下端面が
前記ロールベアリング17に当接して、支持軸9の軸心
廻りに回転自在に支持される。
【0024】そして、前記平歯車13の下端面に、前記
ラジアルベアリング16に一部が係合する抜け止め用の
プレート21が、ボルト22で固定される。
【0025】前記回転筒12の上半部10に係止部材3
を、該係止部材3のねじ棒8を螺合させることにより、
螺装する。こうして、建入用の持上げ治具1が完成す
る。この持上げ治具1において、筒体の下半部11が六
角筒に形成されているので、簡易的に治具を使い人力で
も回転筒12を回転できるようにされている。なお、符
号23は、係止部材3の下部にねじ等で固定される保護
カバーを示している。
【0026】次に、建入用の駆動治具2について説明す
る。この駆動治具2は、前記建入用の持上げ治具1の平
歯車13に歯合する回転手段である平歯車24と、該平
歯車24を歯車機構による減速機構とサイクロ減速器2
5とからなって約2000分の1に減速する減速装置
と、該減速装置を介して回転させる駆動手段である電動
モータ26と、該電動モータ26用のブレーキ装置であ
る電磁ブレーキ27と、前記歯車機構による減速機構と
サイクロ減速器25とからなる減速装置と電動モータ2
6とを装備する框体28と、該框体28に溶接等の手段
で固着された金属製の取付手段29,30とで構成され
ている。
【0027】前記歯車機構による減速機構とサイクロ減
速器25とでなる減速装置で、電動モータ26の回転数
が減速されて、平歯車24で平歯車13を回転させ、該
平歯車13と伴に回転する回転筒12の回転によりねじ
棒8が上下方向に昇降する速度は、約0.03mm/s程
度である。
【0028】前記取付手段29,30は、図示したよう
に、取付手段29がL字型の金属製部材であり、取付手
段30が金属製の矩形状立方体で、各々形成されてい
る。なお、符号31は平歯車24の保護カバーを示して
いる。また、符号31aは係止部材4の側方に取り付け
た把手を示している。
【0029】前記取付手段29が、前記建入用の持上げ
治具1における取付部材14に係止され、取付手段30
が前記持上げ治具1における取付部材15に係止され、
当該持上げ治具1と駆動治具2とが着脱自在に組み立て
られて、建入用調整治具32が形成されるものである。
【0030】次に、前記建入用調整治具32を有する柱
の建入システム33の構成を説明する。この柱の建入シ
ステム33は、図5乃至図6に示すように、建継ぐべき
上下の柱34,35のエレクションピース6,7に取り
付けられる建入用調整治具32と、建入れしようとする
上側の柱34の頭部の所定の位置にセットされたアクリ
ル製のターゲット36と、前記上側の柱建入用の基準墨
に位置合わせしてセットされる位置出し装置である鉛直
器37と、前記鉛直器37に接続されて前記基準墨に対
するターゲット36の位置を割り出してその位置データ
を出力する画像処理装置38と、前記画像処理装置38
と接続されてターゲット36の前記位置データにより前
記建入用調整治具32を駆動・制御する制御装置39
と、を少なくとも有してなるものである。
【0031】前記位置出し装置としての鉛直器37は、
梁やデッキプレートの上にマークされた基準墨に焦点を
合わせて位置決めして当該鉛直器をセットできるもの
で、その際、図7(イ),(ロ)に示されるように、鉛
直器37取付用のねじ部44aを台中央部に有した専用
のセット用治具44又はセット用プレート45や、上階
へと柱建入工事が進んだ場合に、図8に示すように、タ
ーゲット36を保持していたL型アングルピース36b
をそのまま利用してボルト・ナットで取り付けられる金
属製又は合成樹脂製のセット用プレート45が用いられ
る。
【0032】そして、前記鉛直器37は、建入れしよう
とする柱34の、該柱下部から約10m上方にあるター
ゲット36のマーク36aにも焦点を合わせることので
きる鉛直器であり、その製品例として、例えば、FPM
Holding GmbH(ドイツ国)製のFG−L
100相当品が適当である。
【0033】また、前記鉛直器37をセットするセット
用プレート45の他の例として、図9に示すように、エ
レクションピース6,7,42にボルト等で共締めして
係止できる取付部46aと、この取付部46aからL字
型に屈曲させて鉛直器取付孔46bを有したセット用プ
レート46を形成することも提案される。
【0034】前記画像処理装置38は、前記鉛直器37
でターゲット36のマーク36aをCCDカメラ38a
を介して認識し、前記マーク36aの位置をX−Y直交
座標で区画される4象限(図10参照)に対応する位置
データにデジタル化する。
【0035】そして、その位置データを制御装置39に
デジタル信号として出力する。また、前記CCDカメラ
38aで捉えたターゲット36のマーク36aの映像は
モニター38bに出力され、該モニター38bで前記マ
ーク36aの位置を見て確認することができる。モニタ
ー画面38cには、その画面の中心を原点としたX−Y
直交座標、基準墨に対する誤差の許容範囲40(例え
ば、直径2mmの円、または±1mmの四角枠)も表示
されている。
【0036】前記制御装置39は、前記画像処理装置3
8からのマーク36aの位置データを入力して、マーク
36aの位置がX−Y直交座標の4象限のうち、どの象
限に位置しているかを判別して、該当する象限に対応す
る建入用調整治具32を作動・制御する。
【0037】また、この制御装置39においては、例え
ば、建入する柱34の周囲の4箇所に前記建入用調整治
具32がセットされている場合、1箇所の建入用調整治
具32のみを作動させ、かつ、常に建入用調整治具32
をそのねじ棒8及び係止部材3が上昇するように作動さ
せる、ことにして制御するものである。
【0038】このようにして構成される本発明に係る柱
の建入システム33を使用して、本発明に係る柱の建入
方法の手順を説明する。
【0039】まず、図11(イ)に示すように、梁41
に基準墨の墨だしを行う。次に、図11(ロ)に示すよ
うに、建入用の持上げ治具1を、柱35の周囲に4箇所
に溶着された各エレクションピース7に仮に各々取り付
ける。
【0040】これには、図12に示すように、抜け止め
機能を有するボルト5を使用する。即ち、ボルト5の先
端部に半径方向に段部を有する貫通孔5aが穿孔され、
この貫通孔5aに抜止めピン5bが遊嵌されてボルト軸
表面から出没自在となっており、前記エレクションピー
ス7の孔と前記持上げ治具1の係止部材4の貫通孔4
a,4aとの位置を合わせて前記ボルト5を挿通させ、
該ボルト5をその軸心廻りに回転させると、図3に示す
ように、前記抜止めピン5bが自然落下して突出して抜
け止めとなるものである。
【0041】なお、前記抜止めピン5bは、その頭部側
で脱落防止用の止め輪が貫通孔5aに嵌着されて、脱落
しないようにされている。これにより、ボルト5の抜け
止め用に、ナットやワリピンを使用する必要が無く、手
間が掛からないものとなる。
【0042】更に、図13に示すように、ボルト5cの
先端部に、半径方向の軸を中心にして回転自在であっ
て、ボルト頭部側の端面部がテーパ状である抜止め板5
dを設けることで、貫通孔に挿入する時には(イ)の状
態にして挿入し、抜け止めにする時は(ロ)に示すよう
にボルト頭部を180゜回転させ自重で回転するように
して、前記抜止め板5dをボルト外周部から突出させ、
抜け止め作用させるようにしてもよい。
【0043】また、係止部材4は前記ボルト5若しくは
ボルト5cを軸にして回転自在であるが、該係止部材4
の角部4bがエレクションピース7の一部若しくは後述
の連結プレート42の一部に衝突するように設定して、
持上げ治具1が傾斜した状態で保持されるようにするの
が、作業上で取り扱いやすく好ましいものである。
【0044】次に、図14(イ)〜(ニ)に示すよう
に、トラック等で建築現場に運び込んだ建入する柱34
の頭部に、ターゲット36を所定の位置に取り付け、こ
れをクレーンで吊り込む。そして、前記柱34を前記下
節の柱35の上に置く。
【0045】建入り用の柱34と柱35との、柱周囲の
4箇所で各々上下で一対のエレクションピース6,7
に、金属製平板状の連結プレート42を両側から挟むよ
うに添えて、ボルト・ナットで仮止めする。
【0046】そして、傾斜した状態で待機していた各建
入用の持上げ治具1を起こし、その係止部材3を、前記
柱34のエレクションピース6にボルト5で、該ボルト
5の抜止めピン5bを下方に突出させて各々係止させ
る。その後、前記クレーンの玉掛けを柱34から外し
て、このクレーンを次の柱の建て方に使用する。
【0047】次に、図15(イ),(ロ)に示すよう
に、各建入用の持上げ治具1に駆動治具2を、該持上げ
治具1における係止部材4の取付部材14,15に駆動
治具2の取付手段29,30を係合させて、取り付け
る。これにより、前記持上げ治具1の平歯車13と、駆
動治具2の平歯車24とが歯合して、回転伝達が可能と
なる。
【0048】また、前記各駆動治具2の電動モータ26
及び電磁ブレーキ27を、制御装置39にケーブルで電
気的に接続する。更に、前記梁41上にマークした基準
墨に合わせて、鉛直器37をセット用治具44を介して
セットする。なお、デッキプレート上に基準墨がある場
合には、セット用プレート45を使用するのが便利であ
る。
【0049】前記鉛直器37にCCDカメラ38aを取
り付けて、そのカメラケーブルを画像処理装置38に接
続する。画像処理装置38と制御装置39とは、これら
を備える装置框体内で電気的に接続されている。また、
前記画像処理装置38にモニター38b(図5参照)も
接続する。
【0050】このようにして、建入する柱34の周囲
で、柱の建入システム33を構築した後、図16(イ)
に示すように、前記制御装置39と画像処理装置38と
CCDカメラ38aを作動させて、後述の建入調整を行
う。
【0051】前記建入調整を終了した後、図16(ロ)
に示すように、連結プレート42におけるボルト・ナッ
トを本締めして、エレクションピース6,7により柱3
4を保持する。その後、前記柱の建入システム33を撤
去する。前記柱34と柱35とを溶接し連結した後に、
前記エレクションピース6,7を柱から切断して連結プ
レート42と共に撤去するものである。
【0052】前記建入調整の方法について説明する。図
5と図17(イ),(ロ)とに示すように、柱34の4
箇所の建入用調整治具32(以下、単にジャッキとも言
う)をA,B,C,Dとし、これに対応してモニター画
面38cにおけるX−Y直交座標において区画する4象
限をA,B,C,Dとする。
【0053】そして、最初にマーク36aがモニター画
面38cにおいて、D象限にあるときを一例として、図
18乃至図20に示すような調整フローに従って説明す
る。
【0054】建入調整を開始すると、図18に示すよう
に、制御装置39が画像処理装置38からの位置データ
によりD象限にあることを認識して、柱34のDの箇所
のジャッキを作動させる。
【0055】すると、マーク36aは、柱34のDの箇
所で持ち上がるので、必ずA,Cのいずれかの象限に向
かって一定の範囲(許容範囲40に近ずく方向)内で移
動する。そして、前記マーク36aが、X軸,Y軸のい
ずれかに到達したかを判断する。
【0056】例えば、図17(ロ)に示した矢印の方向
にマーク36aが移動して、Y軸に到達した際には、図
19に示す調整フローに移行し、一旦、Dのジャッキを
作動停止させる。
【0057】そして、制御装置39にて、位置データの
Y座標値の絶対値がリミットY3(ここでY3は、3段
階で位置を合わせる意味で、具体的には、Y3=5m
m,Y2=3mm,Y1=1mm、またはY3=3m
m,Y2=2mm,Y1=1mm等任意に設定すること
ができる。このリミット値も絶対値で表す。X座標値に
ついても同様に取り扱う)より「大」か否かを判別し、
「大」であれば、更に、Dのジャッキを作動させて、リ
ミットX3又はリミットY3に到達するまで、Dのジャ
ッキを作動させる。
【0058】また、「小」であれば、Dのジャッキを作
動させて次段のリミットX2またはY2に到達させる。
【0059】次に、マーク36aが、例えば、リミット
X3に到達すると、Dのジャッキを停止させる。そし
て、フローの流れは、図18の調整開始の所に戻って、
制御装置39でマーク36aの位置データがA象限にあ
ることが認識されて、今度はAの箇所のジャッキを制御
装置39で作動させる。
【0060】そして、マーク36aは、B,Dのいずれ
かの象限に向かって移動し、X軸またはY軸に到るまで
前記Aのジャッキを作動させ、マーク36aが前記X軸
またはY軸に到達したか否かを判断する。
【0061】次に、マーク36aが、例えば、Y軸に到
達したときには、図19に示すように、この図で「Dジ
ャッキ」を「Aジャッキ」と読み替えるものとして、一
旦、Aのジャッキを停止させる。制御装置39でマーク
36aのXまたはY座標値がリミットX2,Y2より
「大」か否かを判別する。
【0062】そして、リミットX2またはY2より
「大」であれば、Aのジャッキを作動させてリミットX
2またはY2に到らせる。また、「小」であれば、その
ままAのジャッキを作動させて、次段のリミットX1ま
たはY1に到達させる。マーク36aが各リミットに到
達するとAジャッキを停止させて、再び調整開始の次に
戻る。こうした手順を繰り返してマーク36aを許容範
囲40に到達させて建入調整を完了する。
【0063】これまでは、マーク36aが、仮に、Y軸
に到達した場合であって図19を参照して説明したが、
仮に、X軸に到達した場合は、図20に示した調整フロ
ーとなる。図19中におけるYをXと読み替えたものが
図20に示すフローである。
【0064】また、調整開始して、マーク36aがD象
限以外の象限にある場合には、図19及び図20の中で
示す「Dジャッキ」を、C象限であれば「Cジャッ
キ」,B象限であれば「Bジャッキ」,A象限であれば
「Aジャッキ」と各々読み替えて調整フローとするもの
である。
【0065】このようにして、前記4箇所の建入用調整
治具32であるジャッキを、制御装置39の制御により
一箇所毎に作動させ、マーク36aをX−Y直交座標に
おいて、ある象限から他の象限へと越えて移動させ、他
の象限へ越えるごとにリミット(X,Y)値が小さくな
るように、当該他の象限のジャッキを作動させて絞り込
み、次第にマーク36aを許容範囲40内に向かって収
束させ到達するようにしていくものである。
【0066】なお、このマーク36aの絞り込みの方法
にはプログラムにより種々方法があるが、本発明では、
確実で安定した動作を得るために、常に、一箇所の建入
用の持上げ治具1を作動させるようにしたものである。
また、3段階による収束(収斂)方法なので本実施例の
最適な方法となる。勿論、2箇所の持上げ治具1を同時
に作動させて、最短距離で許容範囲40に近づけるよう
にしてもよい。
【0067】本発明に係る建入システムの他の実施例
は、基準墨に位置合わせされる位置出し装置である鉛直
器37の改良に関するものである。
【0068】図24に示すように、前記位置出し装置4
8として、筒状の容器49の内部に少なくとも1以上の
撮像器(例えば、CCDカメラ)50を備え、この位置
出し装置をセット用治具44若しくは三脚台53に固定
し、前記撮像器50により直接的に、基準墨とターゲッ
ト36のマーク36aを捉え、それを画像データとして
画像処理装置38に、例えば、ケーブル51による有線
伝達方式や、撮像器50に発信器を設け画像処理装置3
8に受信器を設けることで無線伝達方式によって、伝達
させるように構成するものである。
【0069】この他の実施例において、図25に示すよ
うに、前記筒容器49の内部に撮像器50としての2個
のCCDカメラが直列に配置され、両CCDカメラ5
0,50の光軸が一致させられている。この光軸を一致
させるために、各CCDカメラ50の左右位置や傾きを
微調整する調整手段50aが設けられている。光軸の調
整は位置出し装置の製造工場等で予め一致させるように
調整されている。
【0070】前記CCDカメラ50には適宜な交換レン
ズ55が取り付けられ、基準墨やターゲット36のマー
ク36aに焦点を、例えば、オートアイリス(自動焦
点)により合わせることができるようになっている。画
像処理装置38において交換レンズ55用のリモートコ
ントロール装置を備え、この交換レンズ55の露出調整
が、画像処理装置38で調整されるようにする。また、
前記筒容器49に、運搬用のハンドルを設けることが好
ましい。更に、現場の状況によっては、CCDカメラ5
0に発信器51bをセットすることもできる。
【0071】前記CCDカメラで捉えたターゲット36
のマーク36aの画像データは、画像処理装置38に伝
達された後、モニター38で表示するが、このモニター
を、図26に示すように、位置出し装置48の近傍に設
けられた液晶モニター38dにしたり、図27に示すよ
うに、作業者の眼前に設けられるゴーグル型のモニター
(例えば、パーソナルLCDモニター;SONY社製)
52としたりするものである。
【0072】該ゴーグル型のモニター52によれば、通
常のモニター38bでは建入れを外部で作業することか
ら太陽光やその反射等で見えにくいことがあるが、その
ような不都合が解消されるものである。また、当該モニ
ター52と画像処理装置38との間の画像データのやり
とりは、有線又は無線で伝達することが出来るものであ
る。このようにすれば、作業者の行動が自由になるもの
である。
【0073】更に、前記画像処理装置38に電気的に接
続されている制御装置39の操作を、図28に示すよう
に、作業者の手元のリモートコントロール装置54によ
り、制御するようにすることで、建入れ作業の開始等を
作業者が、制御装置39から離れた場所から操作するこ
とが出来て好ましいものである。
【0074】このような、前記他の実施例により、位置
出し装置48を、高価な鉛直器37を使用しないで、C
CDカメラ50で間に合わせることが出来てコスト低減
となる。また、画像処理装置38と前記位置出し装置と
の間の画像データの伝達を無線方式で行うことで、例え
ば、位置出し装置48を建物の1階の基準墨に合わせて
セットし、そのまま上階に当該位置出し装置48を移動
させることなく、建入システムにおける他の画像処理装
置38と制御装置39等を建入れの進行に従って上階に
移動させることが出来る。
【0075】図29に示すように、0節における柱34
に建入用の駆動治具2をセットするには、当該駆動治具
2を上下方向の上側にセットできるように取付機具を用
意することで建入調整が可能となる。また、前記位置出
し装置48をセットした1階の床面から、例えば、3階
又は4階の建入れしようとする柱34に取り付けてある
ターゲット36のマーク36aを撮像できるように、下
から視認するための必要な空間若しくは開口部が設けら
れるものである。
【0076】また、制御装置39を無線によってリモー
トコントロールすることで、作業者の行動の自由度が大
きくなり、建て入れした柱の本締めまで一人の作業者で
建入調整が出来るものである。
【0077】そして、制御装置39において、位置出し
装置48におけるCCDカメラ50からの画像データ
を、例えば、FDフロッピーやハードディスクや磁気テ
ープ等の磁気記録装置に保存することもできる。後に、
パーソナルコンピュータ等の再生装置で画像データを再
生することで、柱の建入れ状況を確認することが可能と
なるものである。
【0078】このほか、位置出し装置としての鉛直器3
7や図24に示す位置出し装置48を上階の建て入れす
る柱34に移動させてセットするセット用プレートにお
いて、前記柱34が上階に行くに従って柱の大きさが絞
られていく場合には、1枚のセット用プレートで対応す
ることができるように、柱の絞られた分だけ取付け孔を
長くした長孔とすることが好ましいものである。
【0079】以上のようにして、本発明の柱の建入方法
により、確実で迅速に柱34の建入ができるもので、こ
の実施例においては建入調整の開始から1分〜2分前後
で建入調整が完了する。因みに、従来の方法に係る熟練
者の人力で調整する方法では、約5分程度の調整時間を
必要としていた。
【0080】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る柱の
建入システムは、建継ぐべき上下の柱のエレクションピ
ースに取り付けられる建入用調整治具と、上側の柱の頭
部の所定の位置にセットされたターゲットと、前記上側
の柱建入用の基準墨に位置合わせしてセットされる鉛直
器と、前記鉛直器に接続されて前記基準墨に対するター
ゲットの位置を割り出してその位置データを出力する画
像処理装置と、前記画像処理装置と接続されてターゲッ
トの前記位置データにより前記建入用調整治具を駆動・
制御する制御装置と、を少なくとも有するので、建入調
整が高精度に施工され、かつ、迅速に処理されて工期の
短縮となると言う優れた効果を奏する。
【0081】本発明に係る柱の建入方法は、建継ぐべき
上下の柱のうち下側の柱のエレクションピースに建入用
の持上げ治具をその係止部材でセットし、予めターゲッ
トの設けられた上側の柱を吊り込んで前記下側の柱の上
に載置し、当該上下の柱のエレクションピースを連結プ
レートで仮止めし、更に、前記上側の柱のエレクション
ピースに前記建入用の持上げ治具の係止部材を係止さ
せ、該持上げ治具に駆動治具をセットして建入用調整治
具を装着し、該建入用調整治具に制御装置を接続し、基
準墨に合わせて鉛直器をセットし、該鉛直器と前記制御
装置とに画像処理装置を接続し、前記画像処理装置から
出力されるターゲットの位置データが基準墨を中心とし
た許容範囲内に収まるように制御装置で駆動治具を介し
て所望箇所の持上げ治具を作動させて柱の建入れを調整
し、その後、前記上下柱のエレクションピースと連結プ
レートとを本締めすることとしたので、柱の建入調整が
自動的に、かつ、迅速に施工されて工期の短縮となると
言う優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る建入用の持上げ治具の全体斜視図
である。
【図2】同本発明に係る建入用の持ち上げ治具に本発明
に係る駆動治具を取り付けて、建入用調整治具を組み立
てた状態の、一部を破断して示す正面図である。
【図3】同本発明に係る建入用調整治具の側面図であ
る。
【図4】同本発明に係る建入用調整治具を、建入りする
柱にセットした状態の外観斜視図である。
【図5】本発明に係る建入用調整治具を使用する柱の建
入システムの構成を示す概略説明図である。
【図6】建入りする柱にターゲットを取り付けた状態の
平面図である。
【図7】セット用治具の外観図(イ)と、セット用プレ
ートの使用れを示す説明図(ロ)である。
【図8】セット用プレートを、ターゲット用のアングル
ピースに付け替える手順を示す説明図である。
【図9】セット用プレートの他の例を示す説明図であ
る。
【図10】モニター画面の説明図である。
【図11】本発明に係る建入用調整治具を使用する柱の
建入システムにより、柱の建入方法の手順を示す説明図
(イ)、(ロ)である。
【図12】抜け止めピンの斜視図である。
【図13】抜け止め用ボルトの他の例を示す説明図
(イ),(ロ),(ハ)である。
【図14】本発明に係る建入用調整治具を使用する柱の
建入システムにより、柱の建入方法の手順で、図11に
示した後の手順を示す説明図(イ)〜(ニ)である。
【図15】同本発明に係る建入用調整治具を使用する柱
の建入システムにより、柱の建入方法の手順で、図14
に示した後の手順を示す説明図(イ),(ロ)である。
【図16】同本発明に係る建入用調整治具を使用する柱
の建入システムにより、柱の建入方法の手順で、図15
に示した後の手順を示す説明図(イ),(ロ)である。
【図17】建入する柱の周囲に建入用調整治具を4箇所
に配置した様子を平面的に示す説明図(イ)と、この配
置に対応してモニター画面が4分割されていることを示
すモニター画面の説明図(ロ)である。
【図18】本発明に係る建入用調整治具を使用する柱の
建入方法で、制御装置における各建入調整治具(ジャッ
キ)を制御するフローチャートの一部を示すフローチャ
ート図である。
【図19】本発明に係る建入用調整治具を使用する柱の
建入方法で、制御装置における各建入調整治具(ジャッ
キ)を制御するフローチャートの一部で、Y軸にマーク
が移行した場合を示すフローチャート図である。
【図20】本発明に係る建入用調整治具を使用する柱の
建入方法で、制御装置における各建入調整治具(ジャッ
キ)を制御するフローチャートの一部で、X軸にマーク
が移行した場合を示すフローチャート図である。
【図21】従来例に係る柱の建入方法を示す説明図で
ある。
【図22】同従来例に係る柱の建入方法に使用される
スクリューロッドの構成を示す斜視図である。
【図23】同従来例における一部拡大して示すスクリ
ューロッドの縦断面図である。
【図24】本発明の他の実施例に係る説明図である。
【図25】同本発明の他の実施例における位置出し装置
48の断面図である。
【図26】同本発明の他の実施例における、位置出し装
置48に液晶モニター38dを取り付けた状態の説明図
である。
【図27】同本発明の他の実施例におけるゴーグル型モ
ニターの使用状態を示す説明図である。
【図28】同本発明の他の実施例におけるリモートコン
トロール装置54の説明図である。
【図29】建て入れする柱34に建入駆動治具2をセッ
トする場合であって、0節における該建入駆動治具2の
セットの一例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 建入用の持上げ治具、2 建入用の駆動治具、3,
4 係止部材、5 ボルト、6,7 エレクションピー
ス、8 ねじ棒、9 支持軸、12 回転筒、13 平
歯車、14,15 取付部材、17 ローラベアリン
グ、24 平歯車、25 サイクロ減速器、26 電動
モータ、27 電磁ブレーキ、28 框体、29,30
取付手段、32 建入用調整治具、33 柱の建入シ
ステム、34,35 柱、36 ターゲット、36a
マーク、 38 画像処理装置、38a CCDカメ
ラ、38b モニター、38c モニター画面、38d
液晶モニター、39 制御装置、40 許容範囲、4
1 梁、42 連結プレート、44 セット用治具、4
5,46 セット用プレート、48 位置出し装置、4
9 筒容器、50 撮像装置、52 ゴーグル型モニタ
ー、53 三脚台、54 リモートコントロール装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大窪 哲雄 東京都中央区京橋1−7−1 戸田建設株 式会社内 (72)発明者 嶋 徹 東京都中央区京橋1−7−1 戸田建設株 式会社内 (72)発明者 尾崎 久夫 東京都中央区京橋1−7−1 戸田建設株 式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建継ぐべき上下の柱のエレクションピー
    スに取り付けられる建入用調整治具と、 上側の柱の頭部の所定の位置にセットされたターゲット
    と、 前記上側の柱建入用の基準墨に位置合わせしてセットさ
    れる位置出し装置と、 前記位置出し装置に接続されて前記基準墨に対するター
    ゲットの位置を割り出してその位置データを出力する画
    像処理装置と、 前記画像処理装置と接続されてターゲットの前記位置デ
    ータにより前記建入用調整治具を駆動・制御する制御装
    置と、を少なくとも有すること、 を特徴とする柱の建入システム。
  2. 【請求項2】 位置出し装置は、筒容器と、電気的な画
    像データを出力できるものであって該筒容器の内部に少
    なくとも1以上設けた撮像装置と、を少なくとも有して
    なること、 を特徴とする請求項1に記載の柱の建入システム。
  3. 【請求項3】 位置出し装置に発信器が設けられ、画像
    処理装置に受信器が設けられ、当該位置出し装置と画像
    処理装置との間で無線方式で画像データが送信されるこ
    と、 を特徴とする請求項2に記載の柱の建入システム。
  4. 【請求項4】 建継ぐべき上下の柱のうち下側の柱のエ
    レクションピースに建入用の持上げ治具をその係止部材
    でセットし、予めターゲットの設けられた上側の柱を吊
    り込んで前記下側の柱の上に載置し、当該上下の柱のエ
    レクションピースを連結プレートで仮止めし、更に、前
    記上側の柱のエレクションピースに前記建入用の持上げ
    治具の係止部材を係止させ、該持上げ治具に駆動治具を
    セットして建入用調整治具を装着し、該建入用調整治具
    に制御装置を接続し、基準墨に合わせて位置出し装置を
    セットし、該位置出し装置と前記制御装置とに画像処理
    装置を接続し、前記画像処理装置から出力されるターゲ
    ットの位置データが基準墨を中心とした許容範囲内に収
    まるように制御装置で駆動治具を介して所望箇所の持上
    げ治具を作動させて柱の建入れを調整し、その後、前記
    上下柱のエレクションピースと連結プレートとを本締め
    することを特徴とする柱の建入方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012026174A (ja) * 2010-07-23 2012-02-09 Ohbayashi Corp 接続方法及び構造物
TWI401357B (zh) * 2008-11-21 2013-07-11 Technos Kabushiki Kaisha 落下防止裝置及落下防止方法
CN103216112A (zh) * 2013-04-01 2013-07-24 广东金辉华集团有限公司 上下钢柱对接结构体系及其一次性安装固定方法
JP2014115236A (ja) * 2012-12-12 2014-06-26 Runhorn Pretech Engineering Co Ltd 構造体垂直測定装置及びその測定方法
CN103774858B (zh) * 2012-10-19 2016-02-03 上海宝冶集团有限公司 一种多管口连接的导向式安装方法

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