JPH1082426A - 転がり軸受 - Google Patents
転がり軸受Info
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- JPH1082426A JPH1082426A JP23608696A JP23608696A JPH1082426A JP H1082426 A JPH1082426 A JP H1082426A JP 23608696 A JP23608696 A JP 23608696A JP 23608696 A JP23608696 A JP 23608696A JP H1082426 A JPH1082426 A JP H1082426A
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- JP
- Japan
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- rolling
- raceway
- rolling bearing
- silicon carbide
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 腐食性水溶液中でも十分な耐久性を確保でき
る構造を実現する。 【解決手段】 外輪3と内輪5と転動体6とを炭化珪素
のセラミック製とし、保持器7を弗素樹脂製とする。
又、使用時に加わる動等価荷重を、動定格荷重の5%以
下とする。炭化珪素セラミックが優れた耐食性を備えて
いる事と、弗素樹脂が優れた潤滑性を備えている事とに
より、腐食性水溶液中でも十分な耐久性を確保できる。
る構造を実現する。 【解決手段】 外輪3と内輪5と転動体6とを炭化珪素
のセラミック製とし、保持器7を弗素樹脂製とする。
又、使用時に加わる動等価荷重を、動定格荷重の5%以
下とする。炭化珪素セラミックが優れた耐食性を備えて
いる事と、弗素樹脂が優れた潤滑性を備えている事とに
より、腐食性水溶液中でも十分な耐久性を確保できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明に係る転がり軸受
は、化学繊維、フィルム等の製造装置の回転支持部を構
成し、当該製造装置の使用時に、酸又はアルカリ等の腐
食性水溶液中若しくはこの液体(腐食性水溶液)が掛か
る部分、或はこれらの腐食性水溶液が蒸発する事により
発生した蒸気等の腐食性気体中等の、腐食性環境で使用
される転がり軸受の改良に関する。特に本発明は、油、
グリース等の従来の潤滑剤が使用できない様な環境下で
使用される転がり軸受の、耐久性向上を図るものであ
る。
は、化学繊維、フィルム等の製造装置の回転支持部を構
成し、当該製造装置の使用時に、酸又はアルカリ等の腐
食性水溶液中若しくはこの液体(腐食性水溶液)が掛か
る部分、或はこれらの腐食性水溶液が蒸発する事により
発生した蒸気等の腐食性気体中等の、腐食性環境で使用
される転がり軸受の改良に関する。特に本発明は、油、
グリース等の従来の潤滑剤が使用できない様な環境下で
使用される転がり軸受の、耐久性向上を図るものであ
る。
【0002】
【従来の技術】各種回転支持部分に組み込む転がり軸受
として、図1に示す様な構造のものが広く使用されてい
る。この転がり軸受1は、内周面に外輪軌道2を有する
外輪3と、外周面に内輪軌道4を有する内輪5と、これ
ら外輪軌道2と内輪軌道4との間に転動自在に設けられ
た複数の転動体6と、これら複数の転動体6を転動自在
に保持する保持器7とから成る。この様な転がり軸受1
は、例えば上記外輪3を図示しないハウジングに内嵌固
定し、上記内輪5をやはり図示しない回転軸に外嵌固定
する事により、この回転軸を上記ハウジングに対して回
転自在に支持する。
として、図1に示す様な構造のものが広く使用されてい
る。この転がり軸受1は、内周面に外輪軌道2を有する
外輪3と、外周面に内輪軌道4を有する内輪5と、これ
ら外輪軌道2と内輪軌道4との間に転動自在に設けられ
た複数の転動体6と、これら複数の転動体6を転動自在
に保持する保持器7とから成る。この様な転がり軸受1
は、例えば上記外輪3を図示しないハウジングに内嵌固
定し、上記内輪5をやはり図示しない回転軸に外嵌固定
する事により、この回転軸を上記ハウジングに対して回
転自在に支持する。
【0003】又、酸又はアルカリ等の水溶液中若しくは
この液体が掛かる部分、或はこれらの腐食性水溶液が蒸
発する事により発生した蒸気中等の腐食性環境で使用す
る転がり軸受として従来から、特開昭62−56620
号公報、或は特開平7−174143号公報に記載され
たものが知られている。このうち、特開昭62−566
20号公報に記載された転がり軸受は、外輪と内輪と転
動体とのうちの少なくとも1個の部品を炭化珪素のセラ
ミック製とし、残りの部品を窒化珪素のセラミック製と
するものである。これに対して特開平7−174143
号公報に記載された転がり軸受は窒化珪素系のセラミッ
クにより構成各部材を造ったものである。
この液体が掛かる部分、或はこれらの腐食性水溶液が蒸
発する事により発生した蒸気中等の腐食性環境で使用す
る転がり軸受として従来から、特開昭62−56620
号公報、或は特開平7−174143号公報に記載され
たものが知られている。このうち、特開昭62−566
20号公報に記載された転がり軸受は、外輪と内輪と転
動体とのうちの少なくとも1個の部品を炭化珪素のセラ
ミック製とし、残りの部品を窒化珪素のセラミック製と
するものである。これに対して特開平7−174143
号公報に記載された転がり軸受は窒化珪素系のセラミッ
クにより構成各部材を造ったものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記特開平
7−174143号公報に示されている様な窒化珪素系
のセラミックにより造った転がり軸受では、強酸或は強
アルカリによって窒化珪素系セラミックの粒界が腐食さ
れる。又、高温・高圧の水中では、窒化珪素自身が溶出
するので、表面の硬さや強度が低下したり、転がり接触
により構成部品に摩耗やクラックが生じてしまう。この
結果、転がり軸受の耐久性を十分に確保できない。又、
特開昭62−56620号公報に記載された、炭化珪素
のセラミック製部品と窒化珪素のセラミック製部品とを
組み合わせた転がり軸受は、そのままでは十分な潤滑性
能を得られず、実際の使用条件の下では、摩耗の進行が
著しくなったり、或はクラックや剥離が発生し易くなる
等、やはり十分な耐久性を確保できない。本発明の転が
り軸受は、この様な事情に鑑みて、腐食環境下でも十分
な耐食性を確保し、しかも必要とする潤滑性を確保する
事により、十分な耐久性を確保する事を目的に考えたも
のである。
7−174143号公報に示されている様な窒化珪素系
のセラミックにより造った転がり軸受では、強酸或は強
アルカリによって窒化珪素系セラミックの粒界が腐食さ
れる。又、高温・高圧の水中では、窒化珪素自身が溶出
するので、表面の硬さや強度が低下したり、転がり接触
により構成部品に摩耗やクラックが生じてしまう。この
結果、転がり軸受の耐久性を十分に確保できない。又、
特開昭62−56620号公報に記載された、炭化珪素
のセラミック製部品と窒化珪素のセラミック製部品とを
組み合わせた転がり軸受は、そのままでは十分な潤滑性
能を得られず、実際の使用条件の下では、摩耗の進行が
著しくなったり、或はクラックや剥離が発生し易くなる
等、やはり十分な耐久性を確保できない。本発明の転が
り軸受は、この様な事情に鑑みて、腐食環境下でも十分
な耐食性を確保し、しかも必要とする潤滑性を確保する
事により、十分な耐久性を確保する事を目的に考えたも
のである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の転がり軸受は、
前述した従来の転がり軸受と同様に、内周面に外輪軌道
を有する外輪と、外周面に内輪軌道を有する内輪と、こ
れら外輪軌道と内輪軌道との間に転動自在に設けられた
複数の転動体と、これら複数の転動体を転動自在に保持
する保持器とを備える。又、本発明の転がり軸受は、水
を含む腐食性液体中若しくはこの液体が掛かる部分、又
は水蒸気を含む腐食性気体中で使用される。特に、本発
明の転がり軸受に於いては、上記外輪と内輪と転動体と
をそれぞれ炭化珪素のセラミック製とし、上記保持器と
して、少なくとも表面が弗素樹脂製のものを組み込んで
いる。そして、使用時に加わる動等価荷重を動定格荷重
の5%以下とする条件で使用する。
前述した従来の転がり軸受と同様に、内周面に外輪軌道
を有する外輪と、外周面に内輪軌道を有する内輪と、こ
れら外輪軌道と内輪軌道との間に転動自在に設けられた
複数の転動体と、これら複数の転動体を転動自在に保持
する保持器とを備える。又、本発明の転がり軸受は、水
を含む腐食性液体中若しくはこの液体が掛かる部分、又
は水蒸気を含む腐食性気体中で使用される。特に、本発
明の転がり軸受に於いては、上記外輪と内輪と転動体と
をそれぞれ炭化珪素のセラミック製とし、上記保持器と
して、少なくとも表面が弗素樹脂製のものを組み込んで
いる。そして、使用時に加わる動等価荷重を動定格荷重
の5%以下とする条件で使用する。
【0006】
【作用】本発明の転がり軸受の場合には、外輪と内輪と
複数の転動体とを構成する炭化珪素、並びに保持器を構
成する弗素樹脂の何れもが、酸、アルカリに対する耐食
性が優れているので、転がり軸受全体としての耐食性も
優れている。又、転がり軸受の運転時、外輪と内輪との
相対回転に伴う転動体の転動に伴って、保持器を構成す
る弗素樹脂の一部が、この保持器に設けたポケットの内
面から上記複数の転動体の転動面に移着する。弗素樹脂
は摩擦係数が低く、転動面に付着した状態ではこの転動
面と外輪軌道及び内輪軌道との転がり接触部の潤滑剤と
して機能する。この結果、上記転がり接触部の潤滑状態
を良好に保つ事ができる。又、使用時に加わる動等価荷
重を、転がり軸受の動定格荷重の5%以下に限定してい
る為、上記転がり接触部に過大な応力が加わる事がな
く、この転がり接触部を構成する上記転動面及び外輪、
内輪両軌道にクラック等の損傷が生じる事を防止でき
る。更に、転がり軸受の使用状態を、水を含む腐食性液
体中若しくはこの液体が掛かる部分、或は水蒸気を含む
腐食性気体中、即ち、水環境での使用に限定しているの
で、上記転がり接触部の潤滑状態をより良好に保てる。
即ち、転がり軸受の運転時には、上記転がり接触部位に
水分子を噛み込む結果、この転がり接触部で炭化珪素と
水とが反応し、反応膜を形成する。そして、この反応膜
が上記転がり接触部の潤滑に寄与する。この結果、上記
弗素樹脂が転動面に移着する事と相まって、油やグリー
ス等の油系の潤滑剤がなくても、良好な潤滑状態を保つ
事ができる。
複数の転動体とを構成する炭化珪素、並びに保持器を構
成する弗素樹脂の何れもが、酸、アルカリに対する耐食
性が優れているので、転がり軸受全体としての耐食性も
優れている。又、転がり軸受の運転時、外輪と内輪との
相対回転に伴う転動体の転動に伴って、保持器を構成す
る弗素樹脂の一部が、この保持器に設けたポケットの内
面から上記複数の転動体の転動面に移着する。弗素樹脂
は摩擦係数が低く、転動面に付着した状態ではこの転動
面と外輪軌道及び内輪軌道との転がり接触部の潤滑剤と
して機能する。この結果、上記転がり接触部の潤滑状態
を良好に保つ事ができる。又、使用時に加わる動等価荷
重を、転がり軸受の動定格荷重の5%以下に限定してい
る為、上記転がり接触部に過大な応力が加わる事がな
く、この転がり接触部を構成する上記転動面及び外輪、
内輪両軌道にクラック等の損傷が生じる事を防止でき
る。更に、転がり軸受の使用状態を、水を含む腐食性液
体中若しくはこの液体が掛かる部分、或は水蒸気を含む
腐食性気体中、即ち、水環境での使用に限定しているの
で、上記転がり接触部の潤滑状態をより良好に保てる。
即ち、転がり軸受の運転時には、上記転がり接触部位に
水分子を噛み込む結果、この転がり接触部で炭化珪素と
水とが反応し、反応膜を形成する。そして、この反応膜
が上記転がり接触部の潤滑に寄与する。この結果、上記
弗素樹脂が転動面に移着する事と相まって、油やグリー
ス等の油系の潤滑剤がなくても、良好な潤滑状態を保つ
事ができる。
【0007】
【実施例】本発明の効果を確認する為、本発明者が行な
った実験に就いて説明する。図2は、実験に使用した試
験機の概略を示している。この試験機8は、上下1対の
深溝型の玉軸受9a、9b{呼び番号:6002=内径
15mm、外径32mm、幅9mm)}により、固定のハウジ
ング10の内側に回転軸11を、回転自在に支持してい
る。そして、上記1対の玉軸受9a、9bのうち、下側
の玉軸受9aのみを、貯液槽12内に貯溜した腐食性水
溶液13中に浸漬し、上記回転軸11を介して内輪を回
転させる。又、試験軸受となる上記下側の玉軸受9aに
は、ナット14の緊締により圧縮されるばね15によ
り、所定のアキシャル荷重を付加している。
った実験に就いて説明する。図2は、実験に使用した試
験機の概略を示している。この試験機8は、上下1対の
深溝型の玉軸受9a、9b{呼び番号:6002=内径
15mm、外径32mm、幅9mm)}により、固定のハウジ
ング10の内側に回転軸11を、回転自在に支持してい
る。そして、上記1対の玉軸受9a、9bのうち、下側
の玉軸受9aのみを、貯液槽12内に貯溜した腐食性水
溶液13中に浸漬し、上記回転軸11を介して内輪を回
転させる。又、試験軸受となる上記下側の玉軸受9aに
は、ナット14の緊締により圧縮されるばね15によ
り、所定のアキシャル荷重を付加している。
【0008】即ち、上記1対の玉軸受9a、9bを構成
する外輪同士の間に間座16を挟持し、上記回転軸11
の下端部に支持した座板17の上面を、上記下側の玉軸
受9aを構成する内輪の下端面に当接させている。又、
上記ばね15は、上記回転軸11の上部に設けた雄ねじ
部18に螺着したナット14の下面と、上側の玉軸受9
bを構成する内輪の上端面との間に設けている。従っ
て、上記ばね15は、上記1対の玉軸受9a、9bの内
輪を互いに近づけ合う方向に押圧し、これら両玉軸受9
a、9bのアキシャル荷重を付与する。このアキシャル
荷重の大きさは、上記ナット14の位置を変え、上記ば
ね15の圧縮量を変える事により調節自在である。又、
上記回転軸11の上部には図示しない従動プーリを支持
し、この従動プーリと、やはり図示しない電動モータの
回転軸に固定した駆動プーリとの間にベルトを掛け渡す
事により、上記回転軸11を所望の回転速度により回転
駆動する。試験軸受である下側の玉軸受9aの異常は、
上記ハウジング10に付設した振動加速度ピックアップ
19により検出する。そして、この振動加速度ピックア
ップ19が検出する振動加速度の値が、初期値の3倍に
達した時点を、その試験軸受(玉軸受9a)の寿命と判
断した。
する外輪同士の間に間座16を挟持し、上記回転軸11
の下端部に支持した座板17の上面を、上記下側の玉軸
受9aを構成する内輪の下端面に当接させている。又、
上記ばね15は、上記回転軸11の上部に設けた雄ねじ
部18に螺着したナット14の下面と、上側の玉軸受9
bを構成する内輪の上端面との間に設けている。従っ
て、上記ばね15は、上記1対の玉軸受9a、9bの内
輪を互いに近づけ合う方向に押圧し、これら両玉軸受9
a、9bのアキシャル荷重を付与する。このアキシャル
荷重の大きさは、上記ナット14の位置を変え、上記ば
ね15の圧縮量を変える事により調節自在である。又、
上記回転軸11の上部には図示しない従動プーリを支持
し、この従動プーリと、やはり図示しない電動モータの
回転軸に固定した駆動プーリとの間にベルトを掛け渡す
事により、上記回転軸11を所望の回転速度により回転
駆動する。試験軸受である下側の玉軸受9aの異常は、
上記ハウジング10に付設した振動加速度ピックアップ
19により検出する。そして、この振動加速度ピックア
ップ19が検出する振動加速度の値が、初期値の3倍に
達した時点を、その試験軸受(玉軸受9a)の寿命と判
断した。
【0009】実験は、次の表1に示す様な、本発明の技
術的範囲に属する4種類の玉軸受(実施例1〜4)と、
本発明の技術的範囲から外れる6種類の玉軸受(比較例
1〜6)との、合計10種類の玉軸受に就いて行なっ
た。尚、次の表1は、各玉軸受を構成する外輪と内輪と
転動体と保持器との材質を、それぞれ表している。尚、
各玉軸受とも、外輪と内輪と転動体とは同じ材質により
造った。これら各玉軸受を構成する外輪の内周面或は内
輪の外周面に形成した外輪軌道及び内輪軌道の断面の曲
率半径が玉の直径に対する割合である溝曲率{=(軌道
の曲率半径/玉直径)×100%}は、総ての試料に就
いて、外輪軌道に関しては53%、内輪軌道に関しては
51%とした。
術的範囲に属する4種類の玉軸受(実施例1〜4)と、
本発明の技術的範囲から外れる6種類の玉軸受(比較例
1〜6)との、合計10種類の玉軸受に就いて行なっ
た。尚、次の表1は、各玉軸受を構成する外輪と内輪と
転動体と保持器との材質を、それぞれ表している。尚、
各玉軸受とも、外輪と内輪と転動体とは同じ材質により
造った。これら各玉軸受を構成する外輪の内周面或は内
輪の外周面に形成した外輪軌道及び内輪軌道の断面の曲
率半径が玉の直径に対する割合である溝曲率{=(軌道
の曲率半径/玉直径)×100%}は、総ての試料に就
いて、外輪軌道に関しては53%、内輪軌道に関しては
51%とした。
【0010】
【表1】
【0011】これら表1に示した10種類の玉軸受に就
いて、次の条件で回転試験を行なった。 アキシャル荷重 : 98N 回転速度 : 1000rpm 腐食溶液種類 : 20%硫酸溶液 液温 : 室温 尚、呼び番号が6002である玉軸受は、外輪、内輪、
転動体が軸受鋼製の場合、動定格荷重Cr は5590N
である。又、上記試験条件での動等価荷重Pは、JIS
B1518により算出できる。即ち、上記試験条件で
の動等価荷重Pは、動定格荷重Cr の4.6%に相当す
る。
いて、次の条件で回転試験を行なった。 アキシャル荷重 : 98N 回転速度 : 1000rpm 腐食溶液種類 : 20%硫酸溶液 液温 : 室温 尚、呼び番号が6002である玉軸受は、外輪、内輪、
転動体が軸受鋼製の場合、動定格荷重Cr は5590N
である。又、上記試験条件での動等価荷重Pは、JIS
B1518により算出できる。即ち、上記試験条件で
の動等価荷重Pは、動定格荷重Cr の4.6%に相当す
る。
【0012】この様にして、上記表1に示した10種類
の玉軸受のそれぞれに就いて行なった回転試験の結果
を、次の表2に示す。尚、この表2の右欄に記載した摩
耗量とは、各玉軸受のアキシャル隙間の増加量を示して
いる。
の玉軸受のそれぞれに就いて行なった回転試験の結果
を、次の表2に示す。尚、この表2の右欄に記載した摩
耗量とは、各玉軸受のアキシャル隙間の増加量を示して
いる。
【0013】
【表2】
【0014】この表2に示した、回転試験の結果から、
次の事が分る。本発明の技術的範囲に属する玉軸受であ
る、実施例1〜4に関しては、外輪、内輪、転動体が何
れも炭化珪素セラミック製で、保持器が弗素樹脂により
造られているので、硫酸溶液による腐食が見られない。
又、転がり接触部に水が介在しており、内輪の回転に伴
う転がり接触により、上記転がり接触部に反応膜を形成
するので、滑らかな摩耗が生じたものの、クラック、剥
離等の損傷は見られなかった。この様な低摩耗性及び耐
久性の確保は、炭化珪素の結晶構造がα型であるかβ型
であるかに拘らず実現できた。又、特に実施例は示さな
いが、燒結助剤の種類が、表中の硼素(B)、炭素
(C)系と異なる、B−C−Al 系の場合や、燒結方法
がHIPや常圧燒結等、異なる場合であっても、炭化珪
素のセラミックの物理的・化学的性質は殆ど変化しな
い。従って、この様な燒結助剤や燒結方法により造られ
た炭化珪素系セラミックにより外輪、内輪、転動体を構
成した場合も、上記実施例1〜4と同様の効果を期待で
きると考えられる。更に、外輪、内輪、転動体のそれぞ
れが完全に同じ炭化珪素系セラミックにより造られる必
要はない。即ち、これら各部材が、異なる結晶構造(α
型やβ型)のもの、異なる燒結助剤によるもの、異なる
燒結方法によるであったとしても、効果は変らないと考
えられる。
次の事が分る。本発明の技術的範囲に属する玉軸受であ
る、実施例1〜4に関しては、外輪、内輪、転動体が何
れも炭化珪素セラミック製で、保持器が弗素樹脂により
造られているので、硫酸溶液による腐食が見られない。
又、転がり接触部に水が介在しており、内輪の回転に伴
う転がり接触により、上記転がり接触部に反応膜を形成
するので、滑らかな摩耗が生じたものの、クラック、剥
離等の損傷は見られなかった。この様な低摩耗性及び耐
久性の確保は、炭化珪素の結晶構造がα型であるかβ型
であるかに拘らず実現できた。又、特に実施例は示さな
いが、燒結助剤の種類が、表中の硼素(B)、炭素
(C)系と異なる、B−C−Al 系の場合や、燒結方法
がHIPや常圧燒結等、異なる場合であっても、炭化珪
素のセラミックの物理的・化学的性質は殆ど変化しな
い。従って、この様な燒結助剤や燒結方法により造られ
た炭化珪素系セラミックにより外輪、内輪、転動体を構
成した場合も、上記実施例1〜4と同様の効果を期待で
きると考えられる。更に、外輪、内輪、転動体のそれぞ
れが完全に同じ炭化珪素系セラミックにより造られる必
要はない。即ち、これら各部材が、異なる結晶構造(α
型やβ型)のもの、異なる燒結助剤によるもの、異なる
燒結方法によるであったとしても、効果は変らないと考
えられる。
【0015】これに対して比較例1〜3は、外輪、内
輪、転動体が炭化珪素のセラミックにより造られている
が、保持器の材質が弗素樹脂ではないので、硫酸溶液に
対する耐食性や転がり接触に寄与する潤滑性に乏しい。
そして、保持器自身に腐食や損傷が発生した結果、転が
り軸受の回転性能に悪影響を及ぼした。即ち、保持器の
損傷に基づく振動により、外輪、内輪両軌道並びに玉の
転動面が荒っぽく摩耗し、更にはこれら外輪、内輪両軌
道並びに玉の転動面にクラックや剥離を引き起こす原因
になった。但し、例えばプレス形式の金属製保持器に、
ポリ四弗化エチレン(PTFE)をコーティングしたも
のでも、弗素樹脂保持器と同等な効果を得られると考え
られる。
輪、転動体が炭化珪素のセラミックにより造られている
が、保持器の材質が弗素樹脂ではないので、硫酸溶液に
対する耐食性や転がり接触に寄与する潤滑性に乏しい。
そして、保持器自身に腐食や損傷が発生した結果、転が
り軸受の回転性能に悪影響を及ぼした。即ち、保持器の
損傷に基づく振動により、外輪、内輪両軌道並びに玉の
転動面が荒っぽく摩耗し、更にはこれら外輪、内輪両軌
道並びに玉の転動面にクラックや剥離を引き起こす原因
になった。但し、例えばプレス形式の金属製保持器に、
ポリ四弗化エチレン(PTFE)をコーティングしたも
のでも、弗素樹脂保持器と同等な効果を得られると考え
られる。
【0016】又、比較例4〜6は、保持器に弗素樹脂製
のものを使ってはいるが、外輪、内輪、転動体の材質
が、炭化珪素よりも耐食性が劣る窒化珪素である為、寿
命時間及び摩耗量の実験結果が何れも悪かった。この理
由は、窒化珪素のセラミックの耐食性が炭化珪素のセラ
ミックよりも劣るという、材料本来の性質によるもので
ある。即ち、窒化珪素を燒結してセラミックとする際に
添加する燒結助剤が酸に腐食され易く、燒結助剤が侵食
された窒化珪素のセラミックは結合強度が低下し、転が
り接触による繰り返し応力で結晶粒が脱落してしまう。
その結果、摩耗が早く進み、耐久寿命が短くなる。
のものを使ってはいるが、外輪、内輪、転動体の材質
が、炭化珪素よりも耐食性が劣る窒化珪素である為、寿
命時間及び摩耗量の実験結果が何れも悪かった。この理
由は、窒化珪素のセラミックの耐食性が炭化珪素のセラ
ミックよりも劣るという、材料本来の性質によるもので
ある。即ち、窒化珪素を燒結してセラミックとする際に
添加する燒結助剤が酸に腐食され易く、燒結助剤が侵食
された窒化珪素のセラミックは結合強度が低下し、転が
り接触による繰り返し応力で結晶粒が脱落してしまう。
その結果、摩耗が早く進み、耐久寿命が短くなる。
【0017】次に、前記10種類の玉軸受の耐食性に関
して、これら各玉軸受を80℃の酸性水溶液(10%硫
酸水溶液)、80℃のアルカリ性水溶液(20%水酸化
カリウム水溶液)、及び200℃の高圧水中に24時間
浸漬した後、硬さ、強度、成分変化、溶出量、寸法変
化、ミクロ組織について測定を行なった。その結果を、
次の表3に示す。
して、これら各玉軸受を80℃の酸性水溶液(10%硫
酸水溶液)、80℃のアルカリ性水溶液(20%水酸化
カリウム水溶液)、及び200℃の高圧水中に24時間
浸漬した後、硬さ、強度、成分変化、溶出量、寸法変
化、ミクロ組織について測定を行なった。その結果を、
次の表3に示す。
【0018】
【表3】
【0019】尚、この表3中、符号「○」は、硬さ、強
度、成分変化、溶出量、寸法変化、ミクロ組織の何れの
項目に就いても、腐食が原因と思われる変化が全く見ら
れなかった事を示している。これに対して、符号「×」
は、上記各項目のうち少なくとも一つの項目で腐食が原
因と思われる変化が見られた事を示している。この様な
表3に示した結果からも、各種炭化珪素のセラミック
は、酸性水溶液、アルカリ性水溶液及び高圧水の何れに
対しても、十分な耐食性を備えている事が分る。
度、成分変化、溶出量、寸法変化、ミクロ組織の何れの
項目に就いても、腐食が原因と思われる変化が全く見ら
れなかった事を示している。これに対して、符号「×」
は、上記各項目のうち少なくとも一つの項目で腐食が原
因と思われる変化が見られた事を示している。この様な
表3に示した結果からも、各種炭化珪素のセラミック
は、酸性水溶液、アルカリ性水溶液及び高圧水の何れに
対しても、十分な耐食性を備えている事が分る。
【0020】次に、実施例1の試験片を用いて、使用可
能な荷重条件を確認する試験を行なった。アキシャル荷
重以外の諸条件は、前述した回転試験の条件と同じであ
る。この結果を、次の表4に示す。
能な荷重条件を確認する試験を行なった。アキシャル荷
重以外の諸条件は、前述した回転試験の条件と同じであ
る。この結果を、次の表4に示す。
【0021】
【表4】
【0022】この表4に示した実験結果から、前記表1
に実施例1として記載した玉軸受は、動定格荷重Crの
5%以下の動等価荷重Pであれば、腐食溶液中でも長期
間に亙って良好な回転性能を得られる事が確認できた。
これに対して、上記動等価荷重Pが動定格荷重Crの5
%を越えると、寿命時間が低下する。この理由は、動等
価荷重Pが動定格荷重Crの5%を越える様な使用条件
下では、転がり接触面で発生する繰り返し応力に炭化珪
素のセラミックの強度が耐えられないからである。逆に
動定格荷重Crの5%以下の動等価荷重P程度の軽荷重
ならば、炭化珪素のセラミックの強度が耐える事ができ
る。又、炭化珪素のセラミックが腐食溶液中であっても
十分な耐食性を有し、更に水が介在するので転がり接触
面での反応膜の形成と保持器から玉の転動面への弗素樹
脂の移着による潤滑効果とが相まって、外輪、内輪量軌
道及び玉の転動面が滑らかに摩耗しながら、クラック、
剥離等の損傷の起こらない状態で、良好な回転性能を保
つ事が可能となる。
に実施例1として記載した玉軸受は、動定格荷重Crの
5%以下の動等価荷重Pであれば、腐食溶液中でも長期
間に亙って良好な回転性能を得られる事が確認できた。
これに対して、上記動等価荷重Pが動定格荷重Crの5
%を越えると、寿命時間が低下する。この理由は、動等
価荷重Pが動定格荷重Crの5%を越える様な使用条件
下では、転がり接触面で発生する繰り返し応力に炭化珪
素のセラミックの強度が耐えられないからである。逆に
動定格荷重Crの5%以下の動等価荷重P程度の軽荷重
ならば、炭化珪素のセラミックの強度が耐える事ができ
る。又、炭化珪素のセラミックが腐食溶液中であっても
十分な耐食性を有し、更に水が介在するので転がり接触
面での反応膜の形成と保持器から玉の転動面への弗素樹
脂の移着による潤滑効果とが相まって、外輪、内輪量軌
道及び玉の転動面が滑らかに摩耗しながら、クラック、
剥離等の損傷の起こらない状態で、良好な回転性能を保
つ事が可能となる。
【0023】尚、上記転がり接触面に発生する繰り返し
応力は、外部荷重が同一であっても、軸受内部の設計内
容、即ち外輪軌道、内輪軌道の断面の曲率半径(溝半
径)によって変える事ができる。この様な観点から、こ
れら各軌道の溝半径が異なる複数種類の玉軸受に就い
て、この溝半径が摩耗量に及ぼす影響に就いて調べる為
に、回転性能に関する実験を行なった。この場合、外輪
と内輪と玉との材質は、前記実施例1の場合と同様に、
何れもB−C系炭化珪素のセラミックとし、保持器材質
はPTFEとした。又、回転性能試験の条件は、前記回
転試験と同じ条件とした。その結果を、次の表5に示
す。
応力は、外部荷重が同一であっても、軸受内部の設計内
容、即ち外輪軌道、内輪軌道の断面の曲率半径(溝半
径)によって変える事ができる。この様な観点から、こ
れら各軌道の溝半径が異なる複数種類の玉軸受に就い
て、この溝半径が摩耗量に及ぼす影響に就いて調べる為
に、回転性能に関する実験を行なった。この場合、外輪
と内輪と玉との材質は、前記実施例1の場合と同様に、
何れもB−C系炭化珪素のセラミックとし、保持器材質
はPTFEとした。又、回転性能試験の条件は、前記回
転試験と同じ条件とした。その結果を、次の表5に示
す。
【0024】
【表5】
【0025】上記溝半径が摩耗量に及ぼす影響に就いて
知る為に行なった、回転性能に関する実験の結果、何れ
の試験片も500時間良好に回転したが、摩耗量に差が
見られた。即ち、実施例1、5〜8に就いては、各玉軸
受のアキシャル隙間の増加量で表した摩耗量が30μm
以下で、長寿命である事を確認できた。これに対して、
準実施例1〜4に就いては、上記摩耗量が30〜80μ
mであり、実施例1、5〜8よりは多い摩耗であった
が、次述する比較例7〜9よりは少なかった。これに対
して、比較例7〜9に関しては、上記摩耗量が80〜1
50μmと、多くなった。尚、実施例1、5〜8、準実
施例1〜4の9種類の玉軸受に関しては、何れの場合も
摩耗は非常に円滑に進行し、振動加速度の上昇は見られ
ず、良好な回転を得られる。この事から、外輪溝曲率が
55%以下で、且つ内輪溝曲率が54%以下であれば、
或る程度の長寿命は期待できる(準実施例を含む)事が
分る。更に、より長い耐久性を望む場合には、外輪溝曲
率が54%以下で、且つ内輪溝曲率が54%以下である
事が望ましい(実施例のみ)事が分る。この理由は、溝
曲率が大きくなると接触面圧が高くなり、転がり接触部
に加わる面圧が高くなる為である。尚、上記溝曲率の下
限は、溝曲率が玉径と同じになる50%とする。この様
な溝曲率が50%の場合も、寿命時間の面からは長寿命
であると考えられる。
知る為に行なった、回転性能に関する実験の結果、何れ
の試験片も500時間良好に回転したが、摩耗量に差が
見られた。即ち、実施例1、5〜8に就いては、各玉軸
受のアキシャル隙間の増加量で表した摩耗量が30μm
以下で、長寿命である事を確認できた。これに対して、
準実施例1〜4に就いては、上記摩耗量が30〜80μ
mであり、実施例1、5〜8よりは多い摩耗であった
が、次述する比較例7〜9よりは少なかった。これに対
して、比較例7〜9に関しては、上記摩耗量が80〜1
50μmと、多くなった。尚、実施例1、5〜8、準実
施例1〜4の9種類の玉軸受に関しては、何れの場合も
摩耗は非常に円滑に進行し、振動加速度の上昇は見られ
ず、良好な回転を得られる。この事から、外輪溝曲率が
55%以下で、且つ内輪溝曲率が54%以下であれば、
或る程度の長寿命は期待できる(準実施例を含む)事が
分る。更に、より長い耐久性を望む場合には、外輪溝曲
率が54%以下で、且つ内輪溝曲率が54%以下である
事が望ましい(実施例のみ)事が分る。この理由は、溝
曲率が大きくなると接触面圧が高くなり、転がり接触部
に加わる面圧が高くなる為である。尚、上記溝曲率の下
限は、溝曲率が玉径と同じになる50%とする。この様
な溝曲率が50%の場合も、寿命時間の面からは長寿命
であると考えられる。
【0026】尚、外輪軌道、内輪軌道(軌道に関して
は、玉軸受用、ころ軸受用を含む。)及び円筒ころの転
動面の表面粗さは、0.01〜3.2μmRa に規制す
る事が望ましい。上限を3.2μmRa にするのは、表
面粗さが3.2μmRa を越えると、振動の原因になっ
たりクラックが入り易くなり、寿命の低下を引き起こす
為である。これに対して、下限を0.01μmRa とし
たのは、表面粗さを0.01μmRa 未満にしても、製
造コストが嵩むのみで、それ以上の性能向上が望めない
為である。これに対して、転動体が玉である場合に、玉
の形状精度は、振動の原因や寿命の低下に支障ない程度
とすべく、JIS B1501規格の等級100よりも
良い精度のものを用いる事が望ましい。
は、玉軸受用、ころ軸受用を含む。)及び円筒ころの転
動面の表面粗さは、0.01〜3.2μmRa に規制す
る事が望ましい。上限を3.2μmRa にするのは、表
面粗さが3.2μmRa を越えると、振動の原因になっ
たりクラックが入り易くなり、寿命の低下を引き起こす
為である。これに対して、下限を0.01μmRa とし
たのは、表面粗さを0.01μmRa 未満にしても、製
造コストが嵩むのみで、それ以上の性能向上が望めない
為である。これに対して、転動体が玉である場合に、玉
の形状精度は、振動の原因や寿命の低下に支障ない程度
とすべく、JIS B1501規格の等級100よりも
良い精度のものを用いる事が望ましい。
【0027】
【発明の効果】この発明の転がり軸受は、以上に述べた
通り構成され作用して、窒化珪素製の転がり軸受では十
分な耐久性を望めない様な、水を含む腐食性環境に於い
て、優れた耐久性を発揮する。
通り構成され作用して、窒化珪素製の転がり軸受では十
分な耐久性を望めない様な、水を含む腐食性環境に於い
て、優れた耐久性を発揮する。
【図1】本発明の対象となる転がり軸受の部分断面図。
【図2】本発明の効果を確認する為の実験に使用した試
験装置の概略断面図。
験装置の概略断面図。
1 転がり軸受 2 外輪軌道 3 外輪 4 内輪軌道 5 内輪 6 転動体 7 保持器 8 試験機 9a、9b 玉軸受 10 ハウジング 11 回転軸 12 貯液槽 13 腐食性水溶液 14 ナット 15 ばね 16 間座 17 座板 18 雄ねじ部 19 振動加速度ピックアップ
Claims (1)
- 【請求項1】 内周面に外輪軌道を有する外輪と、外周
面に内輪軌道を有する内輪と、これら外輪軌道と内輪軌
道との間に転動自在に設けられた複数の転動体と、これ
ら複数の転動体を転動自在に保持する保持器とを備え、
水を含む腐食性液体中若しくはこの液体が掛かる部分、
又は水蒸気を含む腐食性気体中で使用される転がり軸受
に於いて、上記外輪と内輪と転動体とをそれぞれ炭化珪
素のセラミック製とし、上記保持器として、少なくとも
表面が弗素樹脂製のものを組み込み、使用時に加わる動
等価荷重を動定格荷重の5%以下とする条件で使用する
事を特徴とする転がり軸受。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23608696A JPH1082426A (ja) | 1996-09-06 | 1996-09-06 | 転がり軸受 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23608696A JPH1082426A (ja) | 1996-09-06 | 1996-09-06 | 転がり軸受 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1082426A true JPH1082426A (ja) | 1998-03-31 |
Family
ID=16995520
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23608696A Pending JPH1082426A (ja) | 1996-09-06 | 1996-09-06 | 転がり軸受 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1082426A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6874942B2 (en) | 2001-03-02 | 2005-04-05 | Nsk Ltd. | Rolling device |
-
1996
- 1996-09-06 JP JP23608696A patent/JPH1082426A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6874942B2 (en) | 2001-03-02 | 2005-04-05 | Nsk Ltd. | Rolling device |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20031211 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20040113 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040315 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20040525 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |