JPH1082472A - 開閉表示機能付き制御器 - Google Patents

開閉表示機能付き制御器

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JPH1082472A
JPH1082472A JP23637996A JP23637996A JPH1082472A JP H1082472 A JPH1082472 A JP H1082472A JP 23637996 A JP23637996 A JP 23637996A JP 23637996 A JP23637996 A JP 23637996A JP H1082472 A JPH1082472 A JP H1082472A
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handle
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Tsutomu Shinohara
努 篠原
Michio Yamaji
道雄 山路
Tetsuya Kojima
徹哉 小島
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Fujikin Inc
Original Assignee
Fujikin Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 全開状態および全閉状態を正確に読み取るこ
とができる開閉表示機能付き制御器を提供する。 【解決手段】 円筒状の全開位置決め部材5 が弁棒挿入
孔17の上部に上下位置調整自在に挿入されている。弁棒
2 の中程に環状段部29が設けられている。弁棒2が全開
位置にあるときには、全開位置決め部材5 の下端が弁棒
2 の環状段部29に当接し、弁棒2 が全開位置以上に上昇
することが阻止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ハンドルに設け
られたのぞき窓より開閉表示部材に設けられた開および
閉記号を観察することにより通路の開閉状態が確認でき
るようになされている開閉表示機能付き制御器に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、開閉表示機能付き制御器として
は、一端部が弁本体から突出しかつ弁本体に回動自在に
保持されている弁棒と、弁棒の突出部に固定されかつの
ぞき窓が設けられている板状ハンドル車と、弁棒の軸心
を回転中心として自在に回転するように弁本体に支持さ
れかつのぞき窓の弁棒を中心とする回転半径と等しい半
径をもつ円周上に互いに間隔をおいて開および閉記号が
表わされている開閉表示部材とを備えており、のぞき窓
と開記号が合致した状態でハンドル車を弁が開かれる正
方向に回転させるときに係合する係合部がハンドル車と
開閉表示部材にそれぞれ設けられるとともに、のぞき窓
と閉記号が合致した状態でハンドル車を弁が閉じられる
逆方向に回転させるときに互いに係合する係合部がハン
ドル車と開閉表示部材にそれぞれ設けられ、ハンドル車
の係合部と開閉表示部材の係合部が互いに係合していな
い状態ではハンドル車と開閉表示部材は相対的に回転自
在であるものが知られている(特開昭62−27418
2号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の開閉表示機
能付き制御器では、のぞき窓に開および閉記号のいずれ
かを合致させた状態でハンドル車と開閉表示部材がとも
回りをするようになっているため、全開状態の少し手前
から全開状態までの間は、のぞき窓に開記号が表示さ
れ、全閉状態の少し手前から全閉状態までの間は、のぞ
き窓に閉記号が表示されることになり、のぞき窓からの
観察からは、全開状態かその少し手前なのか、あるい
は、全閉状態かその少し手前なのかを正確に把握するこ
とはできないという問題があった。また、適正な全開状
態とそれよりも開いた状態との区別および適正な全閉状
態とそれよりも閉じた状態との区別もできないため、開
方向への回し過ぎや閉方向への回し過ぎという問題もあ
った。
【0004】また、この種の開閉表示機能付き制御器
は、複数個並んで使用される場合に、すべての制御器の
開記号が所定位置(例えば流路の入口に一致した位置)
にくることが要求されるが、弁棒の上端部とハンドルに
あけられた孔とを嵌め合わせるさい、各ハンドルに表示
された開記号が所定位置から角度にして数°〜数十°程
度の範囲でばらつくことにより、この要求が満たされな
いという問題もあった。
【0005】この発明の目的は、全開状態および全閉状
態を正確に読み取ることができ、開方向および閉方向へ
の回し過ぎを防止することができる開閉表示機能付き制
御器を提供することにある。
【0006】この発明の他の目的は、弁棒の上端部とハ
ンドルにあけられた孔とを嵌め合わせるさいに生じる開
記号位置のずれの問題を解消することができる開閉表示
機能付き制御器を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段および発明の効果】この発
明による開閉表示機能付き制御器は、上向きの弁棒挿入
孔を有する弁本体と、弁棒挿入孔に上端部を突出させて
挿入されそのめねじ部にねじ合わされた弁棒と、弁本体
の上端部に設けられた環状の開閉表示部材と、開閉表示
部材の上方に配されて弁棒の上端部に固定されたハンド
ルとを備え、ハンドルの回動操作に伴う弁棒の上下動に
より弁本体内の通路が開閉されるとともに、ハンドルに
設けられたのぞき窓より開閉表示部材に設けられた開お
よび閉記号を観察することにより通路の開閉状態が確認
できるようになされている開閉表示機能付き制御器にお
いて、弁棒が全開位置以上に上昇することを阻止する全
開位置決め部材が設けられていることを特徴とするもの
である。
【0008】この発明の開閉表示機能付き制御器による
と、弁棒が全開位置(正しい開位置)以上に上昇するこ
とが、全開位置決め部材により阻止されるから、全開位
置が明確になって、全開状態を正確に読み取ることがで
きるとともに、開方向への回し過ぎも防止される。
【0009】全開位置決め部材は円筒状で弁棒挿入孔の
上部に上下位置調整自在に挿入されており、弁棒の中程
に、弁棒が全開位置にあるときに全開位置決め部材の下
端が当接する環状段部が設けられていることが好まし
い。このようにすると、弁棒を全開位置にした後、全開
位置決め部材を弁棒挿入孔の上部に挿入し、ねじ等で弁
本体に固定するだけで全開位置決め部材が取り付けられ
るので、制御器の製造(組立)が容易に行える。
【0010】全閉位置(正しい閉位置)にある弁棒をさ
らに下降させるようにハンドルを回動させたときに、締
過ぎ表示サインがのぞき窓に表示されるようになされて
いることが好ましい。このようにすると、全閉位置が明
確になって、全閉状態を正確に読み取ることができると
ともに、閉方向への回し過ぎも防止される。
【0011】また、ハンドルは、開閉表示部材の外径よ
りも大きい内径を有する円筒状の胴部および円板状の頂
壁よりなるハンドル本体と、頂壁に貼り付けられた銘板
部とよりなり、ハンドルののぞき窓が、頂壁の周縁部に
設けられた相対的に大きい円弧状ののぞき窓と、銘板部
の周縁部に設けられた相対的に小さい円弧状ののぞき窓
とが重ね合わせられることによって形成されていること
が好ましい。このようにすると、弁棒にハンドル本体を
固定した後で、銘板部をそののぞき窓の中心が開記号に
一致するように貼り付け可能となり、開記号が必ず所定
位置にくる制御器を容易に製造することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態を、以下図
面を参照して説明する。
【0013】図1から図5までは、この発明の開閉表示
機能付き制御器を示しており、上向きの弁棒挿入孔(17)
を有する弁本体(1) と、弁棒挿入孔(17)に上端部を突出
させて挿入された弁棒(2) と、弁本体(1) の上端部に設
けられた環状の開閉表示部材(3) と、開閉表示部材(3)
の上方に配されて弁棒(2) の上端部に固定されたキャッ
プ状のハンドル(4) とを備えている。弁棒挿入孔(17)、
弁棒(2) 、開閉表示部材(3) およびハンドル(4) は、す
べて同一の中心軸を有している。ハンドル(4)には、の
ぞき窓(10)が設けられており、開閉表示部材(3) に設け
られた開および閉記号(34)(35)をのぞき窓(10)観察する
ことにより、弁本体(1) 内の通路(12)(13)の開閉状態が
確認できる。
【0014】弁本体(1) は、制御器の下端部に位置する
弁箱(11)と、弁箱(11)の上部に袋ナット(23)により結合
された円筒状ボンネット(16)とよりなる。
【0015】弁箱(11)は、上端を開口した弁室(14)、左
向きの入口通路(12)および右向きの出口通路(13)を有し
ている。入口通路(12)は、弁室(14)の底面中央部に通
じ、出口通路(13)は、弁室(14)の底面周縁部に通じてい
る。弁室(14)の底面には、入口通路(12)の弁室(14)側の
開口縁部を囲むように環状の弁座(6) が配置されてい
る。弁座(6) の上面に接するように円板状のダイヤフラ
ム(7) が配置されている。
【0016】ボンネット(16)は、内周が弁棒挿入孔(17)
とされているもので、下端部が弁室(14)に挿入されてい
る。弁棒挿入孔(17)には、上端部近くから略中央部まで
のびるめねじ部(18)が設けられ、このめねじ部(18)に、
弁棒挿入孔(17)の下から挿入された弁棒(2) のおねじ部
(24)がねじ合わされている。弁棒挿入孔(17)の下端部に
は、ダイヤフラム押さえ(8) が挿入されている。ボンネ
ット(16)の外周の中程には、フランジ(19)が設けられて
おり、このフランジ(19)の上から袋ナット(23)が被せら
れて弁箱(11)のおねじ部(15)にねじ合わされることによ
り、弁本体(1)が形成されている。ボンネット(16)の外
周のフランジ(19)の上部にはおねじ部(20)が設けられ、
これには、制御器をパネル等に取り付けるさいに用いら
れるナット(9) が嵌め合わされている。
【0017】弁棒(2) は、おねじ部(24)の上端に連なり
おねじ部(24)より小径の円柱部(25)と、円柱部(25)のさ
らに上端に連なる角柱部(26)と、角柱部(26)のさらに上
端に連なる小径おねじ部(27)とを備えている。
【0018】弁棒挿入孔(17)の下部は、めねじ部(18)の
径よりも若干大きくなされて、環状段部(21)が形成され
ており、これに対応して弁棒(2) の下部もおねじ部(24)
より若干大きくなされて、環状段部(28)が形成されてい
る。したがって、弁棒挿入孔(17)の下から弁棒(2) をね
じ込んでいったときに、両段部(21)(28)が当接したとこ
ろで弁棒(2) がそれ以上上昇することが阻止されてい
る。
【0019】開閉表示部材(3) は、上面に同一円周上に
互いに180°の間隔をおいて開および閉記号(34)(35)
が表わされている環状表示板部(31)と、環状表示板部(3
1)の内周縁部より下方にのびる円筒状胴部(32)とよりな
り、開記号(34)と弁本体(1)の入口通路(12)とが上下に
対応する位置でボンネット(16)に固定されている。胴部
(32)には、貫通めねじ部(33)が設けられている。開閉表
示部材(3) には、図4に示すように、OおよびCで表さ
れた開および閉記号(34)(35)のほか、開記号(34)のバッ
クの地の色とされた赤色(36)と、閉記号(35)のバックの
地の色とされた青色(37)と、青色(37)の時計方向側にあ
って締過ぎを表示する赤色(38)とが塗られている。
【0020】ハンドル(4) は、開閉表示部材(3) の外径
よりも大きい内径を有する円筒状の胴部(42)および円板
状の頂壁(43)よりなるハンドル本体(41)と、頂壁(43)に
貼り付けられた銘板部(44)とよりなる。頂壁(43)の中央
には、弁棒(2) の角柱部(26)が嵌め入れられる角孔(45)
が設けられている。銘板部(44)の中央には、この角孔(4
5)より大きい円孔(46)が設けられている。頂壁(43)およ
び銘板部(44)の周縁部には、それぞれ円弧状ののぞき窓
(47)(48)が設けられており、頂壁(43)ののぞき窓(47)
は、中心角にして略160°とされ、銘板部(44)ののぞ
き窓(48)は、中心角にして略70°とされている。これ
らののぞき窓(47)(48)同士が重ね合わせられることによ
って、中心角にして略70°のハンドル(4) ののぞき窓
(10)が形成されている。ハンドル(4) は、頂壁(43)の角
孔(45)を弁棒(2) の角柱部(26)に嵌め合わせるととも
に、角柱部(26)の上にある小径おねじ部(27)にナット(4
0)が嵌め合わされることによって、弁棒(2) に固定され
ている。
【0021】制御器が開の状態から、ハンドル(4) を平
面より見て180°時計方向に回転させると、弁棒(2)
のおねじ部(24)と弁棒挿入孔(17)のめねじ部(18)とが互
いにねじ合わされていることによって、弁棒(2) が下降
させられ、弁棒(2) の下端部がダイヤフラム押さえ(8)
を介してダイヤフラム(7) を押圧する。その結果、ダイ
ヤフラム(7) が弁座(6) に密接して入口通路(12)と出口
通路(13)の間が遮断され、制御器が閉の状態となる。制
御器の全閉位置は、締付トルクの適正値によって決定さ
れる。また、制御器の全開位置は、制御器の全閉位置よ
り、ハンドル(4) を180°反時計方向に回転させた位
置とされる。
【0022】制御器の全閉位置より、ハンドル(4) を1
80°よりも多く反時計方向に回転させた場合、弁棒
(2) の下部に形成された環状段部(28)が、弁棒挿入孔(1
7)の下部に形成された段部(21)に当接させられて、弁棒
(2) はこれ以上上昇しない。しかしながら、このときの
弁棒(2) の位置は、かなりばらつくため、全開位置を正
確に決めることができない。
【0023】そこで、全開位置を正確に決めるために、
弁棒挿入孔(17)の上部に、短円筒状の全開位置決め部材
(5) が挿入されている。全開位置決め部材(5) は、後述
するように、弁棒(2) が通路全開位置よりも上昇するこ
とを阻止するものである。全開位置決め部材(5) の外周
には、弁棒挿入孔(17)のめねじ部(18)にねじ合わされる
おねじ部(51)が設けられている。また、全開位置決め部
材(5) の上端部には、フランジ部(52)が設けられてい
る。
【0024】以下、本発明の主要部の構成およびその作
用・効果について、組立順序に従って説明する。
【0025】弁棒(2) およびダイヤフラム押さえ(8)
が挿入されたボンネット(16)が、底面にダイヤフラム
(7) が載せられた弁室(14)内に挿入され、ボンネット(1
6)と弁箱(11)とが袋ナット(23)で結合される。ここまで
は、ほぼ従来と同じであるが、袋ナット(23)による結合
時に、ボンネット(16)や弁棒(2) の位置決めが必要ない
ので、結合作業が楽にできる。
【0026】次いで、弁棒(2) を時計方向に回転させ
て全閉時の規定締付トルクに達するまで締め付ける。こ
の位置に弁棒(2) があるときが正しい全閉位置である。
【0027】次いで、弁棒(2) をちょうど180°反
時計方向に回転させる。これが正しい全開位置である。
このときに、全開位置決め部材(5) をボンネット(16)の
上端開口から挿入して、弁棒挿入孔(17)のめねじ部(18)
にねじ込んでいく。ねじ込みは、弁棒(2) のおねじ部(2
4)と円柱部(25)との間に形成されている環状段部(29)に
当接するまで行う。そして、ボンネット(16)にあけられ
た2か所の貫通めねじ部(53)に、それぞれロックねじ(5
4)をねじ込み、全開位置決め部材(5) をボンネット(16)
に固定する。これで、弁棒(2) が全開位置よりもさらに
上昇することが防止される。
【0028】次いで、開閉表示部材(3) を取り付け
る。開閉表示部材(3) をボンネット(16)の上端部から嵌
め被せると、ボンネット(16)の外周の開閉表示部材受け
用段部(22)に当たって止まるので、ここで、開記号(34)
と入口通路(12)とが一致するように開閉表示部材(3) を
回し、開閉表示部材(3) の胴部(32)にあけられた2か所
の貫通めねじ部(33)に、それぞれロックねじ(39)をねじ
込み、開閉表示部材(3)をボンネット(16)に固定する。
このとき、閉記号(35)は、弁本体(1) の出口通路(13)の
真上にくる。
【0029】次いで、弁棒(2) の角柱部(26)にハンド
ル本体(41)の頂壁(43)の角孔(45)を嵌め合わせる。ここ
で、のときに位置決めを行っていないことおよびの
ときに開記号(34)と入口通路(12)とが一致するように開
閉表示部材(3) を固定していることによって、ハンドル
本体(41)の頂壁(43)にあけられたのぞき窓(47)の中心と
開記号(34)とは必ずしも一致しない。そこで、頂壁(43)
ののぞき窓(47)は、弁棒(2) とハンドル本体(41)との嵌
め合わせが変わっても、開記号(34)が見えるように大き
くなされている。例えば、図2の状態から、弁棒(2) が
45°時計方向に回転したときには、頂壁(43)ののぞき
窓(47)の反時計方向側の端に近い部分(47a) が、開記号
(34)と一致することになる。弁棒(2) の角柱部(26)の横
断面が正方形の場合、±45°の余裕を設けておけば弁
棒(2) がどの位置にあっても頂壁(43)ののぞき窓(47)か
ら開記号(34)を確認することができる。
【0030】次いで、銘板部(44)を頂壁(43)に貼り付
ける。銘板部(44)ののぞき窓(48)は、開記号(34)に合わ
せた大きさとされており、こののぞき窓(48)の中心と開
記号(34)の中心とが一致する位置で、銘板部(44)を接着
剤で頂壁(43)に固定する。これにより、頂壁(43)ののぞ
き窓(47)の大きすぎる部分は銘板部(44)ののぞき窓(48)
が無い部分に隠される。こうして、開記号(34)の位置と
入口通路(12)の位置とが一致し、弁棒(2) が全開位置よ
りもさらに上昇することが防止され、かつ、全開位置に
おいてハンドル(4) ののぞき窓(10)の中心と開記号(34)
の中心とが一致している開閉表示機能付き制御器が製作
される。
【0031】最後に、弁棒(2) を時計方向に回転させ
て全閉時の規定締付トルクに達するまで締め付けて、ハ
ンドル(4) ののぞき窓(10)の中心と閉記号(35)の中心と
が一致するかどうかを確認する。からまでの操作が
正しく行われていれば、これは当然一致し、正常品であ
ることが確かめられる。
【0032】なお、図1は、弁棒(2) が全開位置にある
状態を示しており、ダイヤフラム(7) が弁座(6) より離
れるとともに、全開位置決め部材(5) が弁棒(2) のおね
じ部(24)上端の環状段部(29)に当接している。これに対
して、図3は、弁棒(2) が全閉位置にある状態を示して
おり、ハンドル(4) が180°回転し、ダイヤフラム
(7) が弁座(6) に押し付けられ、全開位置決め部材(5)
が弁棒(2) のおねじ部(24)上端の環状段部(29)から離れ
ている。全開位置決め部材(5) と環状段部(29)との距離
は、0.6〜0.7mm程度である。
【0033】図5は、のぞき窓(10)から観察される開閉
記号(34)(35)の変化の様子を示すものである。(a)に
示すように、全開状態では、英字記号「O」とともに、
そのバックの地が赤色(36)で表示される。ハンドル(4)
を40°時計方向に回転させたあたりから、(b)に示
すように赤色(36)の地の後に青色(37)の地が見え始め
る。そして、ハンドル(4) を全開の状態から時計方向に
180°回転させると、(c)に示すように、バックの
地がすべて青色(37)になるとともに、英字記号「C」が
のぞき窓(10)の中央に表示され、全閉状態となったこと
が確認できる。仮に、この状態から、さらに、時計方向
に回転させた場合は、(d)に示すように青色(37)の地
の後に赤色(38)の地が見え始める。作業者は、この赤色
(38)を締過ぎ表示サインと受け取って、回転を中止する
ことになり、締過ぎが防止される。なお、(c)に示す
全閉状態からハンドル(4) を反時計方向に回転させる
と、(b)の状態を経て(a)の状態となるが、上述し
たように、(a)の状態以上にハンドル(4) を反時計方
向に回転させることはできない。
【0034】なお、上記実施形態において、ダイヤフラ
ム(7) を用いる制御器を例にして説明したが、弁体や弁
座の構成については、これに限られるものではない。ま
た、制御器は、弁棒(2) を180°回転させて開閉させ
るものだけでなく、90°や270°回転させて開閉さ
せるものでもよい。弁棒(2) の角柱部の断面について
も、正方形に限られるものではなく、正六角形やセレー
ションとしてももちろんよい。六角形とする場合、正方
形では±45°の余裕が必要であったのが、±30°で
済み、セレーションではさらに少なくて済む。また、全
開位置決め部材(5) の外周には、弁棒挿入孔(17)のめね
じ部(18)にねじ合わされるおねじ部(51)が設けられてい
るが、全開位置決め部材は、弁棒挿入孔(17)に緩く嵌め
入れられる筒状であってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による開閉表示機能付き制御器の全開
状態を示す縦断面図である。
【図2】同平面図である。
【図3】開閉表示機能付き制御器の全閉状態を示す縦断
面図である。
【図4】要部の分解斜視図である。
【図5】全開状態からハンドルを回転させたさい、のぞ
き窓から観察される表示状態を順次示す平面図である。
【符号の説明】
(1) 弁本体 (2) 弁棒 (3) 開閉表示部材 (4) ハンドル (5) 全開位置決め部材 (10) のぞき窓 (12) 入口通路 (13) 出口通路 (17) 弁棒挿入孔 (18) めねじ部 (29) 環状段部 (34) 開記号 (35) 閉記号 (38) 締過ぎ表示色 (41) 胴部 (42) 頂壁 (43) 本体部 (44) 銘板部 (47) のぞき窓 (48) のぞき窓

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上向きの弁棒挿入孔(17)を有する弁本体
    (1) と、弁棒挿入孔(17)に上端部を突出させて挿入され
    そのめねじ部(18)にねじ合わされた弁棒(2)と、弁本体
    (1) の上端部に設けられた環状の開閉表示部材(3) と、
    開閉表示部材(3) の上方に配されて弁棒(2) の上端部に
    固定されたハンドル(4) とを備え、ハンドル(4) の回動
    操作に伴う弁棒(2) の上下動により弁本体(1) 内の通路
    (12)(13)が開閉されるとともに、ハンドル(4) に設けら
    れたのぞき窓(10)より開閉表示部材(3) に設けられた開
    および閉記号(34)(35)を観察することにより通路(12)(1
    3)の開閉状態が確認できるようになされている開閉表示
    機能付き制御器において、弁棒(2) が全開位置以上に上
    昇することを阻止する全開位置決め部材(5) が設けられ
    ていることを特徴とする開閉表示機能付き制御器。
  2. 【請求項2】 全開位置決め部材(5) は円筒状で弁棒挿
    入孔(17)の上部に上下位置調整自在に挿入されており、
    弁棒(2) の中程に、弁棒(2) が全開位置にあるときに全
    開位置決め部材(5) の下端が当接する環状段部(29)が設
    けられていることを特徴とする請求項1の開閉表示機能
    付き制御器。
  3. 【請求項3】 全閉位置にある弁棒(2) をさらに下降さ
    せるようにハンドル(4) を回動させたときに、締過ぎ表
    示サイン(38)がのぞき窓(10)に表示されるようになされ
    ている請求項1または2の開閉表示機能付き制御器。
  4. 【請求項4】 ハンドル(4) は、開閉表示部材(3) の外
    径よりも大きい内径を有する円筒状の胴部(42)および円
    板状の頂壁(43)よりなるハンドル本体(41)と、頂壁(43)
    に貼り付けられた銘板部(44)とよりなり、ハンドル(4)
    ののぞき窓(10)が、頂壁(43)の周縁部に設けられた相対
    的に大きい円弧状ののぞき窓(47)と、銘板部(44)の周縁
    部に設けられた相対的に小さい円弧状ののぞき窓(47)(4
    8)とが重ね合わせられることによって形成されている請
    求項1、2または3の開閉表示機能付き制御器。
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