JPH1082568A - 水素吸蔵合金利用蓄熱装置及びその運転方法 - Google Patents
水素吸蔵合金利用蓄熱装置及びその運転方法Info
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- JPH1082568A JPH1082568A JP25764896A JP25764896A JPH1082568A JP H1082568 A JPH1082568 A JP H1082568A JP 25764896 A JP25764896 A JP 25764896A JP 25764896 A JP25764896 A JP 25764896A JP H1082568 A JPH1082568 A JP H1082568A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 蓄熱を冷房に使用する場合、蓄熱装置の蓄熱
を一度しか使用することができない。その結果、蓄熱装
置が大形化する。 【解決手段】 水素吸蔵合金A1,A2,A3をそれぞ
れ収容する第1,第2,第3MH容器1,2,3と、第
1MH容器1と第2MH容器2との間を連通可能な第1
水素管4、第2MH容器2と第3MH容器3との間を連
通可能な第2水素管5及び第3MH容器3と第1MH容
器1との間を連通可能な第3水素管6と、第1MH容器
1に接続され、夜間電力を使用して第1MH容器1の水
素吸蔵合金A1を低温に冷却する低温冷却源7と、第1
MH容器1又は第3MH容器3に選択的に接続可能な冷
熱利用装置9と、第2MH容器2に接続され、水素吸蔵
合金A2を加熱する加熱源12と、第2MH容器2又は
第3MH容器3に選択的に接続可能であり、低温冷却源
7と加熱源12との中間温度に水素吸蔵合金A2,A3
を冷却する冷却源10とを備える。
を一度しか使用することができない。その結果、蓄熱装
置が大形化する。 【解決手段】 水素吸蔵合金A1,A2,A3をそれぞ
れ収容する第1,第2,第3MH容器1,2,3と、第
1MH容器1と第2MH容器2との間を連通可能な第1
水素管4、第2MH容器2と第3MH容器3との間を連
通可能な第2水素管5及び第3MH容器3と第1MH容
器1との間を連通可能な第3水素管6と、第1MH容器
1に接続され、夜間電力を使用して第1MH容器1の水
素吸蔵合金A1を低温に冷却する低温冷却源7と、第1
MH容器1又は第3MH容器3に選択的に接続可能な冷
熱利用装置9と、第2MH容器2に接続され、水素吸蔵
合金A2を加熱する加熱源12と、第2MH容器2又は
第3MH容器3に選択的に接続可能であり、低温冷却源
7と加熱源12との中間温度に水素吸蔵合金A2,A3
を冷却する冷却源10とを備える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水素吸蔵合金利用
蓄熱装置及びその運転方法に関する。
蓄熱装置及びその運転方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の蓄熱装置として、夜間(深夜)電
力を利用することにより、昼間の電力消費量のピークカ
ットを企図するものが知られている。この種の蓄熱装置
では、夜間電力を使用して蓄熱体に蓄熱(蓄冷)させて
おき、この蓄熱を昼間に冷房に有効利用している。例え
ば、蓄熱体に固体と液体との間での相変化を行わせ、そ
の際に融解熱を吸収する性質を利用することにより、省
スペースを図りながら比較的大量の蓄熱を実現してい
る。
力を利用することにより、昼間の電力消費量のピークカ
ットを企図するものが知られている。この種の蓄熱装置
では、夜間電力を使用して蓄熱体に蓄熱(蓄冷)させて
おき、この蓄熱を昼間に冷房に有効利用している。例え
ば、蓄熱体に固体と液体との間での相変化を行わせ、そ
の際に融解熱を吸収する性質を利用することにより、省
スペースを図りながら比較的大量の蓄熱を実現してい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の蓄熱装置にあつては、蓄熱を冷房に使用する
場合、蓄熱装置の蓄熱を一度しか使用することができな
い。その結果、長時間の冷房作用を確保するために、蓄
熱装置が大形化せざるを得ないという技術的課題を有し
ている。
うな従来の蓄熱装置にあつては、蓄熱を冷房に使用する
場合、蓄熱装置の蓄熱を一度しか使用することができな
い。その結果、長時間の冷房作用を確保するために、蓄
熱装置が大形化せざるを得ないという技術的課題を有し
ている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような従
来の技術的課題に鑑みてなされたもので、その構成は、
次の通りである。請求項1の発明は、水素吸蔵合金A
1,A2,A3をそれぞれ収容する第1,第2,第3M
H容器1,2,3と、第1MH容器1と第2MH容器2
との間を連通可能な第1水素管4、第2MH容器2と第
3MH容器3との間を連通可能な第2水素管5及び第3
MH容器3と第1MH容器1との間を連通可能な第3水
素管6と、第1MH容器1に接続され、夜間電力を使用
して第1MH容器1の水素吸蔵合金A1を低温に冷却す
る低温冷却源7と、第1MH容器1又は第3MH容器3
のいずれかに選択的に接続可能な冷熱利用装置9と、第
2MH容器2に接続され、第2MH容器2の水素吸蔵合
金A2を加熱する加熱源12と、第2MH容器2又は第
3MH容器3のいずれかに選択的に接続可能であり、低
温冷却源7と加熱源12との中間温度に第2MH容器2
又は第3MH容器3の水素吸蔵合金A2,A3を冷却す
る冷却源10とを備えることを特徴とする水素吸蔵合金
利用蓄熱装置である。
来の技術的課題に鑑みてなされたもので、その構成は、
次の通りである。請求項1の発明は、水素吸蔵合金A
1,A2,A3をそれぞれ収容する第1,第2,第3M
H容器1,2,3と、第1MH容器1と第2MH容器2
との間を連通可能な第1水素管4、第2MH容器2と第
3MH容器3との間を連通可能な第2水素管5及び第3
MH容器3と第1MH容器1との間を連通可能な第3水
素管6と、第1MH容器1に接続され、夜間電力を使用
して第1MH容器1の水素吸蔵合金A1を低温に冷却す
る低温冷却源7と、第1MH容器1又は第3MH容器3
のいずれかに選択的に接続可能な冷熱利用装置9と、第
2MH容器2に接続され、第2MH容器2の水素吸蔵合
金A2を加熱する加熱源12と、第2MH容器2又は第
3MH容器3のいずれかに選択的に接続可能であり、低
温冷却源7と加熱源12との中間温度に第2MH容器2
又は第3MH容器3の水素吸蔵合金A2,A3を冷却す
る冷却源10とを備えることを特徴とする水素吸蔵合金
利用蓄熱装置である。
【0005】請求項2の発明は、水素吸蔵合金A1,A
2,A3をそれぞれ収容する第1,第2,第3MH容器
1,2,3と、第1MH容器1と第2MH容器2との間
を連通可能な第1水素管4、第2MH容器2と第3MH
容器3との間を連通可能な第2水素管5及び第3MH容
器3と第1MH容器1との間を連通可能な第3水素管6
と、第1MH容器1に接続され、夜間電力を使用して第
1MH容器1の水素吸蔵合金A1を低温に冷却する低温
冷却源7と、第1MH容器1又は第3MH容器3のいず
れかに選択的に接続可能な冷熱利用装置9と、第1MH
容器1と第2MH容器2との間に設けられ、第2MH容
器2内の水素を第1MH容器1内に強制的に送り込むコ
ンプレッサ30と、第2MH容器2又は第3MH容器3
のいずれかに選択的に接続可能であり、低温冷却源7よ
りも高い温度に第2MH容器2又は第3MH容器3の水
素吸蔵合金A2,A3を冷却する冷却源10とを備える
ことを特徴とする水素吸蔵合金利用蓄熱装置である。
2,A3をそれぞれ収容する第1,第2,第3MH容器
1,2,3と、第1MH容器1と第2MH容器2との間
を連通可能な第1水素管4、第2MH容器2と第3MH
容器3との間を連通可能な第2水素管5及び第3MH容
器3と第1MH容器1との間を連通可能な第3水素管6
と、第1MH容器1に接続され、夜間電力を使用して第
1MH容器1の水素吸蔵合金A1を低温に冷却する低温
冷却源7と、第1MH容器1又は第3MH容器3のいず
れかに選択的に接続可能な冷熱利用装置9と、第1MH
容器1と第2MH容器2との間に設けられ、第2MH容
器2内の水素を第1MH容器1内に強制的に送り込むコ
ンプレッサ30と、第2MH容器2又は第3MH容器3
のいずれかに選択的に接続可能であり、低温冷却源7よ
りも高い温度に第2MH容器2又は第3MH容器3の水
素吸蔵合金A2,A3を冷却する冷却源10とを備える
ことを特徴とする水素吸蔵合金利用蓄熱装置である。
【0006】請求項3の発明は、水素吸蔵合金A1,A
2,A3をそれぞれ収容する第1,第2,第3MH容器
1,2,3と、第1MH容器1と第2MH容器2との間
を連通させる第1水素管4、第2MH容器2と第3MH
容器3との間を連通させる第2水素管5及び第3MH容
器3と第1MH容器1との間を連通させる第3水素管6
と、第1MH容器1に接続され、夜間電力を使用して第
1MH容器1の水素吸蔵合金A1を低温に冷却する低温
冷却源7と、第1MH容器1又は第3MH容器3のいず
れかに選択的に接続可能な冷熱利用装置9と、第2MH
容器2に接続され、第2MH容器2の水素吸蔵合金A2
を加熱する加熱源12と、第2MH容器2又は第3MH
容器3のいずれかに選択的に接続可能であり、低温冷却
源7と加熱源12との中間温度に第2MH容器2又は第
3MH容器3の水素吸蔵合金A2,A3を冷却する冷却
源10とを備える水素吸蔵合金利用蓄熱装置を使用し、
低温冷却源7によつて第1MH容器1の水素吸蔵合金A
1を冷却すると共に、加熱源12によつて第2MH容器
2の水素吸蔵合金A2を加熱し、第2MH容器2の水素
吸蔵合金A2から放出される水素を第1MH容器1の水
素吸蔵合金A1に吸蔵させる第1工程と、冷却源10に
よつて第3MH容器3の水素吸蔵合金A3を冷却すると
共に、第1MH容器1の水素吸蔵合金A1から放出され
る水素を第3MH容器3の水素吸蔵合金A3に吸蔵さ
せ、第1MH容器1に生ずる冷熱を冷熱利用装置9に取
り出す第2工程と、冷却源10によつて第2MH容器2
の水素吸蔵合金A2を冷却すると共に、第3MH容器3
の水素吸蔵合金A3から放出される水素を第2MH容器
2の水素吸蔵合金A2に吸蔵させ、第3MH容器3に生
ずる冷熱を冷熱利用装置9に取り出す第3工程とを有す
ることを特徴とする水素吸蔵合金利用蓄熱装置の運転方
法である。
2,A3をそれぞれ収容する第1,第2,第3MH容器
1,2,3と、第1MH容器1と第2MH容器2との間
を連通させる第1水素管4、第2MH容器2と第3MH
容器3との間を連通させる第2水素管5及び第3MH容
器3と第1MH容器1との間を連通させる第3水素管6
と、第1MH容器1に接続され、夜間電力を使用して第
1MH容器1の水素吸蔵合金A1を低温に冷却する低温
冷却源7と、第1MH容器1又は第3MH容器3のいず
れかに選択的に接続可能な冷熱利用装置9と、第2MH
容器2に接続され、第2MH容器2の水素吸蔵合金A2
を加熱する加熱源12と、第2MH容器2又は第3MH
容器3のいずれかに選択的に接続可能であり、低温冷却
源7と加熱源12との中間温度に第2MH容器2又は第
3MH容器3の水素吸蔵合金A2,A3を冷却する冷却
源10とを備える水素吸蔵合金利用蓄熱装置を使用し、
低温冷却源7によつて第1MH容器1の水素吸蔵合金A
1を冷却すると共に、加熱源12によつて第2MH容器
2の水素吸蔵合金A2を加熱し、第2MH容器2の水素
吸蔵合金A2から放出される水素を第1MH容器1の水
素吸蔵合金A1に吸蔵させる第1工程と、冷却源10に
よつて第3MH容器3の水素吸蔵合金A3を冷却すると
共に、第1MH容器1の水素吸蔵合金A1から放出され
る水素を第3MH容器3の水素吸蔵合金A3に吸蔵さ
せ、第1MH容器1に生ずる冷熱を冷熱利用装置9に取
り出す第2工程と、冷却源10によつて第2MH容器2
の水素吸蔵合金A2を冷却すると共に、第3MH容器3
の水素吸蔵合金A3から放出される水素を第2MH容器
2の水素吸蔵合金A2に吸蔵させ、第3MH容器3に生
ずる冷熱を冷熱利用装置9に取り出す第3工程とを有す
ることを特徴とする水素吸蔵合金利用蓄熱装置の運転方
法である。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1〜図6は、本発明に係
る水素吸蔵合金利用蓄熱装置の1実施の形態を示す。図
1中において符号1,2,3は、それぞれ水素吸蔵合金
A1,A2,A3を収容する第1,第2,第3MH容器
を示す。水素吸蔵合金A1,A2,A3は、各MH容器
1,2,3内に通気性を有する図外のフィルターによつ
て区画して配置され、各MH容器1,2,3に水素が出
入りするための水素空間を形成している。ここで、水素
吸蔵合金A1,A2,A3は、平衡圧を高低異にする3
種類が用いられ、例えばTiZrCrFeMnNiCu系合金の組成を
異ならせることにより、特性を制御したものを使用でき
る。実際には、水素吸蔵合金A1と水素吸蔵合金A2と
の間の平衡圧差を10kgf/cm2 以上に採り、水素
吸蔵合金A3の平衡圧を中間圧に設定する。また、各水
素吸蔵合金A1,A2,A3内には、熱媒体通路1a,
2a,3aが付属されている。
て図面を参照して説明する。図1〜図6は、本発明に係
る水素吸蔵合金利用蓄熱装置の1実施の形態を示す。図
1中において符号1,2,3は、それぞれ水素吸蔵合金
A1,A2,A3を収容する第1,第2,第3MH容器
を示す。水素吸蔵合金A1,A2,A3は、各MH容器
1,2,3内に通気性を有する図外のフィルターによつ
て区画して配置され、各MH容器1,2,3に水素が出
入りするための水素空間を形成している。ここで、水素
吸蔵合金A1,A2,A3は、平衡圧を高低異にする3
種類が用いられ、例えばTiZrCrFeMnNiCu系合金の組成を
異ならせることにより、特性を制御したものを使用でき
る。実際には、水素吸蔵合金A1と水素吸蔵合金A2と
の間の平衡圧差を10kgf/cm2 以上に採り、水素
吸蔵合金A3の平衡圧を中間圧に設定する。また、各水
素吸蔵合金A1,A2,A3内には、熱媒体通路1a,
2a,3aが付属されている。
【0008】そして、隣接する第1,第2,第3MH容
器1,2,3同士は、第1,第2,第3水素管4,5,
6によつて連通させる。第1水素管4は、第1開閉バル
ブ21を備え、第1MH容器1と第2MH容器2との間
を接続する。第2水素管5は、第2開閉バルブ22を備
え、第2MH容器2と第3MH容器3との間を接続す
る。第3水素管6は、第3開閉バルブ23を備え、第1
MH容器1と第3MH容器3との間を接続する。なお、
第2MH容器2内の水素を第1MH容器1内に強制的に
送り込むコンプレッサ30を、第1水素管4に備えるこ
ともできる。
器1,2,3同士は、第1,第2,第3水素管4,5,
6によつて連通させる。第1水素管4は、第1開閉バル
ブ21を備え、第1MH容器1と第2MH容器2との間
を接続する。第2水素管5は、第2開閉バルブ22を備
え、第2MH容器2と第3MH容器3との間を接続す
る。第3水素管6は、第3開閉バルブ23を備え、第1
MH容器1と第3MH容器3との間を接続する。なお、
第2MH容器2内の水素を第1MH容器1内に強制的に
送り込むコンプレッサ30を、第1水素管4に備えるこ
ともできる。
【0009】また、第1MH容器1の熱媒体通路1aに
は、一対の配管40,41を介して冷熱利用装置である
空調装置9が接続されると共に、夜間電力を使用して第
1MH容器1の水素吸蔵合金A1を低温(7℃)に冷却
する低温冷却源である冷凍機7が接続される。冷凍機7
は、各配管40,41から分岐する一対の配管42,4
3を介して、第1MH容器1の熱媒体通路1aに接続さ
れ、各配管40,41からの分岐箇所には、3方切換え
弁50,51を設けてある。3方切換え弁50,51
は、熱媒体通路1aを各配管40,41を通じて空調装
置9に連通させる切換え位置、熱媒体通路1aを各配管
42,43を通じて冷凍機7に連通させる切換え位置、
及び熱媒体通路1aを遮断する遮断位置を有する。しか
して、第1MH容器1に近接させて配管41に備えたポ
ンプ62の駆動により、冷凍機7によつて冷却(7℃)
された熱媒体を第1MH容器1に供給可能であると共
に、熱媒体通路1aを通つて冷却された熱媒体を空調装
置9に供給可能である。
は、一対の配管40,41を介して冷熱利用装置である
空調装置9が接続されると共に、夜間電力を使用して第
1MH容器1の水素吸蔵合金A1を低温(7℃)に冷却
する低温冷却源である冷凍機7が接続される。冷凍機7
は、各配管40,41から分岐する一対の配管42,4
3を介して、第1MH容器1の熱媒体通路1aに接続さ
れ、各配管40,41からの分岐箇所には、3方切換え
弁50,51を設けてある。3方切換え弁50,51
は、熱媒体通路1aを各配管40,41を通じて空調装
置9に連通させる切換え位置、熱媒体通路1aを各配管
42,43を通じて冷凍機7に連通させる切換え位置、
及び熱媒体通路1aを遮断する遮断位置を有する。しか
して、第1MH容器1に近接させて配管41に備えたポ
ンプ62の駆動により、冷凍機7によつて冷却(7℃)
された熱媒体を第1MH容器1に供給可能であると共
に、熱媒体通路1aを通つて冷却された熱媒体を空調装
置9に供給可能である。
【0010】第3MH容器3の熱媒体通路3aには、一
対の配管44,45を介して空調装置9が接続される。
実際には、熱媒体通路3aに一端部が接続する各配管4
4,45の他端部が3方切換え弁52,53を介して各
配管40,41に接続されている。3方切換え弁52,
53は、熱媒体通路3aを空調装置9に連通させる切換
え位置、熱媒体通路1aを空調装置9に連通させる切換
え位置、及び熱媒体通路1a,3aを遮断する遮断位置
を有する。しかして、空調装置9は、第1MH容器1又
は第3MH容器3のいずれか一方に選択的に接続可能で
あり、配管45に備えたポンプ63の駆動により、第3
MH容器3の熱媒体通路3aを通つて冷却(7℃)され
た熱媒体を空調装置9に供給可能である。
対の配管44,45を介して空調装置9が接続される。
実際には、熱媒体通路3aに一端部が接続する各配管4
4,45の他端部が3方切換え弁52,53を介して各
配管40,41に接続されている。3方切換え弁52,
53は、熱媒体通路3aを空調装置9に連通させる切換
え位置、熱媒体通路1aを空調装置9に連通させる切換
え位置、及び熱媒体通路1a,3aを遮断する遮断位置
を有する。しかして、空調装置9は、第1MH容器1又
は第3MH容器3のいずれか一方に選択的に接続可能で
あり、配管45に備えたポンプ63の駆動により、第3
MH容器3の熱媒体通路3aを通つて冷却(7℃)され
た熱媒体を空調装置9に供給可能である。
【0011】更に、第3MH容器3の熱媒体通路3aに
は、一対の配管46,47を介して比較的低温(20〜
35℃)の冷却源10が接続される。実際には、各配管
46,47が各配管44,45の第3MH容器3寄りに
接続され、各配管46,47からの分岐箇所には、3方
切換え弁54,55を設けてある。3方切換え弁54,
55は、3方切換え弁52,53と共働して熱媒体通路
3aを空調装置9に連通させる切換え位置、熱媒体通路
3aを冷却源10に連通させる切換え位置、及び熱媒体
通路3aを遮断する遮断位置を有する。
は、一対の配管46,47を介して比較的低温(20〜
35℃)の冷却源10が接続される。実際には、各配管
46,47が各配管44,45の第3MH容器3寄りに
接続され、各配管46,47からの分岐箇所には、3方
切換え弁54,55を設けてある。3方切換え弁54,
55は、3方切換え弁52,53と共働して熱媒体通路
3aを空調装置9に連通させる切換え位置、熱媒体通路
3aを冷却源10に連通させる切換え位置、及び熱媒体
通路3aを遮断する遮断位置を有する。
【0012】第2MH容器2の熱媒体通路2aには、一
対の配管48,49を介して加熱源12が接続される。
また、第2MH容器2の熱媒体通路2aには、一対の配
管38,39を介して冷却源10が接続される。実際に
は、各配管38,39の一端部が、3方切換え弁56,
57を介して各配管48,49の第2MH容器2寄りに
接続され、各配管38,39の他端部が、3方切換え弁
58,59を介して各配管46,47の中間部に接続さ
れている。3方切換え弁56,57は、3方切換え弁5
8,59と共働して熱媒体通路2aを冷却源10に連通
させる切換え位置、熱媒体通路2aを加熱源12に連通
させる切換え位置、及び熱媒体通路2aを遮断する遮断
位置を有する。3方切換え弁58,59は、3方切換え
弁56,57と共働して熱媒体通路2aを冷却源10に
連通させる切換え位置、3方切換え弁54,55と共働
して熱媒体通路3aを冷却源10に連通させる切換え位
置を有する。
対の配管48,49を介して加熱源12が接続される。
また、第2MH容器2の熱媒体通路2aには、一対の配
管38,39を介して冷却源10が接続される。実際に
は、各配管38,39の一端部が、3方切換え弁56,
57を介して各配管48,49の第2MH容器2寄りに
接続され、各配管38,39の他端部が、3方切換え弁
58,59を介して各配管46,47の中間部に接続さ
れている。3方切換え弁56,57は、3方切換え弁5
8,59と共働して熱媒体通路2aを冷却源10に連通
させる切換え位置、熱媒体通路2aを加熱源12に連通
させる切換え位置、及び熱媒体通路2aを遮断する遮断
位置を有する。3方切換え弁58,59は、3方切換え
弁56,57と共働して熱媒体通路2aを冷却源10に
連通させる切換え位置、3方切換え弁54,55と共働
して熱媒体通路3aを冷却源10に連通させる切換え位
置を有する。
【0013】しかして、冷却源10は、第2MH容器2
又は第3MH容器3のいずれか一方に選択的に接続可能
であり、冷却源10に近接させて配管47に備えたポン
プ60の駆動により、冷却源10によつて冷却された比
較的低温(20〜35℃)の熱媒体を第2MH容器2又
は第3MH容器3のいずれか一方に選択的に供給可能で
ある。また、加熱源12は、第2MH容器2に接続さ
れ、加熱源12に近接させて配管49に備えたポンプ6
1の駆動により、加熱源12によつて加熱(150℃)
された熱媒体を第2MH容器2の熱媒体通路2aに供給
可能である。冷却源10としては、未利用の排熱を使用
でき、比較的低温(20〜35℃)の熱媒体を供給す
る。また、加熱源12としては、未利用の排熱、電気ヒ
ータ等を使用できる。
又は第3MH容器3のいずれか一方に選択的に接続可能
であり、冷却源10に近接させて配管47に備えたポン
プ60の駆動により、冷却源10によつて冷却された比
較的低温(20〜35℃)の熱媒体を第2MH容器2又
は第3MH容器3のいずれか一方に選択的に供給可能で
ある。また、加熱源12は、第2MH容器2に接続さ
れ、加熱源12に近接させて配管49に備えたポンプ6
1の駆動により、加熱源12によつて加熱(150℃)
された熱媒体を第2MH容器2の熱媒体通路2aに供給
可能である。冷却源10としては、未利用の排熱を使用
でき、比較的低温(20〜35℃)の熱媒体を供給す
る。また、加熱源12としては、未利用の排熱、電気ヒ
ータ等を使用できる。
【0014】次に、作用について説明する。いま、第2
MH容器2の水素吸蔵合金A2に水素が吸蔵されている
ものとする。この状態から、第1MH容器1の水素吸蔵
合金A1に十分な水素を回収する第1工程を行なう。す
なわち、図4に示すように3方切換え弁50,51を切
換え、かつ、夜間電力を使用して冷凍機7を駆動すると
共にポンプ62を駆動し、冷凍機7からの熱媒体(7
℃)を一対の配管42,43及び配管40,41を通じ
て第1MH容器1の熱媒体通路1aに導入し、第1MH
容器1の水素吸蔵合金A1を冷却する。同時に、3方切
換え弁56,57を切換え、かつ、ポンプ61を駆動
し、加熱源12からの熱媒体(150℃)を一対の配管
48,49を通じて第2MH容器2の熱媒体通路2aに
導入し、水素吸蔵合金A2を加熱する。また、第1開閉
バルブ21を開く。なお、コンプレッサ30は省略され
ている。
MH容器2の水素吸蔵合金A2に水素が吸蔵されている
ものとする。この状態から、第1MH容器1の水素吸蔵
合金A1に十分な水素を回収する第1工程を行なう。す
なわち、図4に示すように3方切換え弁50,51を切
換え、かつ、夜間電力を使用して冷凍機7を駆動すると
共にポンプ62を駆動し、冷凍機7からの熱媒体(7
℃)を一対の配管42,43及び配管40,41を通じ
て第1MH容器1の熱媒体通路1aに導入し、第1MH
容器1の水素吸蔵合金A1を冷却する。同時に、3方切
換え弁56,57を切換え、かつ、ポンプ61を駆動
し、加熱源12からの熱媒体(150℃)を一対の配管
48,49を通じて第2MH容器2の熱媒体通路2aに
導入し、水素吸蔵合金A2を加熱する。また、第1開閉
バルブ21を開く。なお、コンプレッサ30は省略され
ている。
【0015】これにより、水素吸蔵合金A2に吸蔵され
ている水素が吸熱反応を生じながら放出され、第1水素
管4を通じて第1MH容器1に入り、水素吸蔵合金A1
に発熱反応を生じながら吸蔵される。吸熱反応を生じる
水素吸蔵合金A2は、加熱源12からの熱媒体によつて
加熱され、また、水素吸蔵合金A1の発熱反応は、冷凍
機7からの熱媒体によつて冷却される。第1MH容器1
の水素吸蔵合金A1に十分な水素が回収されたなら、ポ
ンプ61,62を停止し、かつ、第1開閉バルブ21を
閉じる。
ている水素が吸熱反応を生じながら放出され、第1水素
管4を通じて第1MH容器1に入り、水素吸蔵合金A1
に発熱反応を生じながら吸蔵される。吸熱反応を生じる
水素吸蔵合金A2は、加熱源12からの熱媒体によつて
加熱され、また、水素吸蔵合金A1の発熱反応は、冷凍
機7からの熱媒体によつて冷却される。第1MH容器1
の水素吸蔵合金A1に十分な水素が回収されたなら、ポ
ンプ61,62を停止し、かつ、第1開閉バルブ21を
閉じる。
【0016】このような第2MH容器2と第1MH容器
1との間の水素の移動は、次のようにして行なわれる。
すなわち、水素圧力−水素吸蔵量特性を示す図2におい
て、当初、点D’で示すように十分な水素が吸蔵された
状態の第2MH容器2の水素吸蔵合金A2から水素が放
出され、点D’〜点E’として破線で示すように内圧が
次第に低下しながら水素吸蔵量が次第に減少し、放出さ
れた水素は第1水素管4を通つて第1MH容器1に流入
する。一方、第1MH容器1では、点F〜点Gに示すよ
うに内圧が次第に上昇しながら水素吸蔵量が増加する。
1との間の水素の移動は、次のようにして行なわれる。
すなわち、水素圧力−水素吸蔵量特性を示す図2におい
て、当初、点D’で示すように十分な水素が吸蔵された
状態の第2MH容器2の水素吸蔵合金A2から水素が放
出され、点D’〜点E’として破線で示すように内圧が
次第に低下しながら水素吸蔵量が次第に減少し、放出さ
れた水素は第1水素管4を通つて第1MH容器1に流入
する。一方、第1MH容器1では、点F〜点Gに示すよ
うに内圧が次第に上昇しながら水素吸蔵量が増加する。
【0017】この第2MH容器2と第1MH容器1との
間の水素の移動は、図3に示すように高温(150℃)
かつ比較的高圧の点XIVの状態の第2MH容器2か
ら、低温(7℃)かつ比較的高圧の点Xの状態の第1M
H容器1へと若干の圧力降下を伴いながら行われる。な
お、図2,図3には、第1MH容器1をMH1、第2M
H容器2をMH2、第3MH容器3をMH3として示し
てある。
間の水素の移動は、図3に示すように高温(150℃)
かつ比較的高圧の点XIVの状態の第2MH容器2か
ら、低温(7℃)かつ比較的高圧の点Xの状態の第1M
H容器1へと若干の圧力降下を伴いながら行われる。な
お、図2,図3には、第1MH容器1をMH1、第2M
H容器2をMH2、第3MH容器3をMH3として示し
てある。
【0018】ところで、コンプレッサ30を作動させ、
第2MH容器2内を減圧させると共に第1MH容器1内
を昇圧させ、水素吸蔵合金A2からの水素の放出を促す
と共に、放出された水素を水素吸蔵合金A1に強制的に
吸蔵させることもできる。コンプレッサ30を作動させ
る場合には、3方切換え弁56,57,58,59を切
り換えて第2MH容器2を冷却源10に接続させ、か
つ、ポンプ60を駆動して、冷却源10によつて所定温
度(20〜35℃)に維持された熱媒体を熱媒体通路2
aに導入する。この第2MH容器2と第1MH容器1と
の間の水素の移動は、図3に破線で示すように比較的低
温(20〜35℃)かつ低圧の点XIIIの状態の第2
MH容器2から、低温(7℃)かつ比較的高圧の点Xの
状態の第1MH容器1へと行われる。このように、コン
プレッサ30を使用して第2MH容器2内の水素を第1
MH容器1内に強制的に送り込んで圧力差を生じさせる
ので、平衡圧を異ならせた両水素吸蔵合金A1,A2に
大きな温度差が存在しない場合であつても、水素の吸蔵
・放出を行わせることができる。なお、コンプレッサ3
0を備える場合には、加熱源12、ポンプ61、3方切
換え弁56,57等を省略することができる。また、コ
ンプレッサ30を作動させた場合、図2において、当
初、点Dで示すように十分な水素が吸蔵された状態の第
2MH容器2の水素吸蔵合金A2から水素が放出され、
点D〜点Eとして破線で示すように内圧が次第に低下し
ながら水素吸蔵量が次第に減少する。
第2MH容器2内を減圧させると共に第1MH容器1内
を昇圧させ、水素吸蔵合金A2からの水素の放出を促す
と共に、放出された水素を水素吸蔵合金A1に強制的に
吸蔵させることもできる。コンプレッサ30を作動させ
る場合には、3方切換え弁56,57,58,59を切
り換えて第2MH容器2を冷却源10に接続させ、か
つ、ポンプ60を駆動して、冷却源10によつて所定温
度(20〜35℃)に維持された熱媒体を熱媒体通路2
aに導入する。この第2MH容器2と第1MH容器1と
の間の水素の移動は、図3に破線で示すように比較的低
温(20〜35℃)かつ低圧の点XIIIの状態の第2
MH容器2から、低温(7℃)かつ比較的高圧の点Xの
状態の第1MH容器1へと行われる。このように、コン
プレッサ30を使用して第2MH容器2内の水素を第1
MH容器1内に強制的に送り込んで圧力差を生じさせる
ので、平衡圧を異ならせた両水素吸蔵合金A1,A2に
大きな温度差が存在しない場合であつても、水素の吸蔵
・放出を行わせることができる。なお、コンプレッサ3
0を備える場合には、加熱源12、ポンプ61、3方切
換え弁56,57等を省略することができる。また、コ
ンプレッサ30を作動させた場合、図2において、当
初、点Dで示すように十分な水素が吸蔵された状態の第
2MH容器2の水素吸蔵合金A2から水素が放出され、
点D〜点Eとして破線で示すように内圧が次第に低下し
ながら水素吸蔵量が次第に減少する。
【0019】次に、昼間において冷房作用を得る。先
ず、第2工程としての冷房作用を得る。すなわち、図5
に示すように3方切換え弁54,55,58,59を切
換えて、一対の配管46,47を介して冷却源10を第
3MH容器3の熱媒体通路3aに接続させると共に、ポ
ンプ60を駆動し、冷却源10によつて冷却(20〜3
5℃)された熱媒体を熱媒体通路3aに導入する。ま
た、第3開閉バルブ23を開く。これにより、第1MH
容器1の水素吸蔵合金A1から水素が放出されて吸熱反
応を生じて温度低下し、放出された水素は第3水素管6
を通じて第3MH容器3に入り、水素吸蔵合金A3に吸
蔵される。この状態から3方切換え弁50,51,5
2,53を切り換えると共に、ポンプ62を駆動し、熱
媒体通路1aの熱媒体を一対の配管40,41を介して
空調装置9に導入することにより、空調装置9による冷
房作用を得ることができる。
ず、第2工程としての冷房作用を得る。すなわち、図5
に示すように3方切換え弁54,55,58,59を切
換えて、一対の配管46,47を介して冷却源10を第
3MH容器3の熱媒体通路3aに接続させると共に、ポ
ンプ60を駆動し、冷却源10によつて冷却(20〜3
5℃)された熱媒体を熱媒体通路3aに導入する。ま
た、第3開閉バルブ23を開く。これにより、第1MH
容器1の水素吸蔵合金A1から水素が放出されて吸熱反
応を生じて温度低下し、放出された水素は第3水素管6
を通じて第3MH容器3に入り、水素吸蔵合金A3に吸
蔵される。この状態から3方切換え弁50,51,5
2,53を切り換えると共に、ポンプ62を駆動し、熱
媒体通路1aの熱媒体を一対の配管40,41を介して
空調装置9に導入することにより、空調装置9による冷
房作用を得ることができる。
【0020】このような第1MH容器1と第3MH容器
3との間の水素の移動は、次のようにして行なわれる。
すなわち、水素圧力−水素吸蔵量特性を示す図2におい
て、当初、点Gで示すように十分な水素が吸蔵された状
態の第1MH容器1の水素吸蔵合金A1から水素が放出
され、点G〜点Fとして破線で示すように内圧が次第に
降下しながら水素吸蔵量が次第に減少し、放出された水
素は第3水素管6を通つて第3MH容器3に流入する。
一方、第3MH容器3では、点H〜点Iに示すように内
圧が次第に上昇しながら水素吸蔵量が増加する。
3との間の水素の移動は、次のようにして行なわれる。
すなわち、水素圧力−水素吸蔵量特性を示す図2におい
て、当初、点Gで示すように十分な水素が吸蔵された状
態の第1MH容器1の水素吸蔵合金A1から水素が放出
され、点G〜点Fとして破線で示すように内圧が次第に
降下しながら水素吸蔵量が次第に減少し、放出された水
素は第3水素管6を通つて第3MH容器3に流入する。
一方、第3MH容器3では、点H〜点Iに示すように内
圧が次第に上昇しながら水素吸蔵量が増加する。
【0021】この第1MH容器1と第3MH容器3との
間の水素の移動は、図3に示すように低温(7℃)かつ
比較的高圧の点Xの状態の第1MH容器1から、比較的
低温(20〜35℃)かつ中間圧の点XIの状態の第3
MH容器3へと行われる。
間の水素の移動は、図3に示すように低温(7℃)かつ
比較的高圧の点Xの状態の第1MH容器1から、比較的
低温(20〜35℃)かつ中間圧の点XIの状態の第3
MH容器3へと行われる。
【0022】このようにして第1MH容器1の水素吸蔵
合金A1から水素が十分に放出され、水素吸蔵合金A3
に吸蔵されたなら、第3工程としての冷房作用に移行す
る。すなわち、第3開閉バルブ23を閉じ、ポンプ6
0,62を停止すると共に、図6に示すように3方切換
え弁52,53,54,55を切換えて、一対の配管4
4,45を介して第3MH容器3の熱媒体通路3aを空
調装置9に接続させる。同時に、3方切換え弁56,5
7,58,59を切換えて、一対の配管38,39を介
して冷却源10を第2MH容器2の熱媒体通路2aに接
続させ、ポンプ60を駆動することにより、冷却源10
によつて冷却(20〜35℃)された熱媒体を熱媒体通
路2aに導入する。また、第2開閉バルブ22を開く。
合金A1から水素が十分に放出され、水素吸蔵合金A3
に吸蔵されたなら、第3工程としての冷房作用に移行す
る。すなわち、第3開閉バルブ23を閉じ、ポンプ6
0,62を停止すると共に、図6に示すように3方切換
え弁52,53,54,55を切換えて、一対の配管4
4,45を介して第3MH容器3の熱媒体通路3aを空
調装置9に接続させる。同時に、3方切換え弁56,5
7,58,59を切換えて、一対の配管38,39を介
して冷却源10を第2MH容器2の熱媒体通路2aに接
続させ、ポンプ60を駆動することにより、冷却源10
によつて冷却(20〜35℃)された熱媒体を熱媒体通
路2aに導入する。また、第2開閉バルブ22を開く。
【0023】これにより、第3MH容器3の水素吸蔵合
金A3から水素が放出されて吸熱反応を生じて温度低下
し、放出された水素は第2水素管5を通じて第2MH容
器2に入り、水素吸蔵合金A2に吸蔵される。この状態
からポンプ63を駆動し、熱媒体通路3aの熱媒体を一
対の配管44,45,40,41を介して空調装置9に
導入することにより、引き続いて空調装置9による冷房
作用を得ることができる。この冷房作用は、第3MH容
器3の水素吸蔵合金A3から水素が十分に放出されるま
で、得られる。
金A3から水素が放出されて吸熱反応を生じて温度低下
し、放出された水素は第2水素管5を通じて第2MH容
器2に入り、水素吸蔵合金A2に吸蔵される。この状態
からポンプ63を駆動し、熱媒体通路3aの熱媒体を一
対の配管44,45,40,41を介して空調装置9に
導入することにより、引き続いて空調装置9による冷房
作用を得ることができる。この冷房作用は、第3MH容
器3の水素吸蔵合金A3から水素が十分に放出されるま
で、得られる。
【0024】このような第3MH容器3と第2MH容器
2との間の水素の移動は、次のようにして行なわれる。
すなわち、水素圧力−水素吸蔵量特性を示す図2におい
て、当初、点I’で示すように十分な水素が吸蔵された
状態の第3MH容器3の水素吸蔵合金A3から水素が放
出され、点I’〜点H’として破線で示すように内圧が
次第に降下しながら水素吸蔵量が次第に減少し、放出さ
れた水素は第2水素管5を通つて第2MH容器2に流入
する。一方、第2MH容器2では、点E〜点Dに示すよ
うに内圧が次第に上昇しながら水素吸蔵量が増加する。
2との間の水素の移動は、次のようにして行なわれる。
すなわち、水素圧力−水素吸蔵量特性を示す図2におい
て、当初、点I’で示すように十分な水素が吸蔵された
状態の第3MH容器3の水素吸蔵合金A3から水素が放
出され、点I’〜点H’として破線で示すように内圧が
次第に降下しながら水素吸蔵量が次第に減少し、放出さ
れた水素は第2水素管5を通つて第2MH容器2に流入
する。一方、第2MH容器2では、点E〜点Dに示すよ
うに内圧が次第に上昇しながら水素吸蔵量が増加する。
【0025】この第3MH容器3と第2MH容器2との
間の水素の移動は、図3に示す低温(7℃)かつ比較的
低圧の点XIIの状態の第3MH容器3から、比較的低
温(20〜35℃)かつ低圧の点XIIIの状態の第2
MH容器2へと行われる。
間の水素の移動は、図3に示す低温(7℃)かつ比較的
低圧の点XIIの状態の第3MH容器3から、比較的低
温(20〜35℃)かつ低圧の点XIIIの状態の第2
MH容器2へと行われる。
【0026】第2MH容器2の水素吸蔵合金A2に十分
な水素が吸蔵されたなら、第2開閉バルブ22を閉じ、
かつ、ポンプ60,63を停止する。次いで、前述した
第1工程としての再生工程に戻る。
な水素が吸蔵されたなら、第2開閉バルブ22を閉じ、
かつ、ポンプ60,63を停止する。次いで、前述した
第1工程としての再生工程に戻る。
【0027】このようにして、第1MH容器1の水素吸
蔵合金A1、第3MH容器3の水素吸蔵合金A3及び第
2MH容器2の水素吸蔵合金A2の間で水素を繰り返し
移動させながら、空調装置9に所定温度(7℃程度)に
低下した熱媒体を供給することができる。かくして、夜
間電力を有効利用しながら、昼間において冷房作用を連
続的に得ることができる。
蔵合金A1、第3MH容器3の水素吸蔵合金A3及び第
2MH容器2の水素吸蔵合金A2の間で水素を繰り返し
移動させながら、空調装置9に所定温度(7℃程度)に
低下した熱媒体を供給することができる。かくして、夜
間電力を有効利用しながら、昼間において冷房作用を連
続的に得ることができる。
【0028】
【発明の効果】以上の説明によつて理解されるように、
本発明によれば、次の効果を奏することができる。すな
わち、3個のMH容器を使用し、夜間電力を使用して第
2MH容器から第1MH容器内に回収させた水素を、第
3水素管及び第2水素管を介して隣接するMH容器間で
2段階に水素移動を行なわせ、それぞれの水素移動によ
つて冷房作用を得ることができる。その結果、コンパク
トな構造の水素吸蔵合金利用蓄熱装置により、夜間電力
を有効利用しながら、冷房作用を効果的に得ることがで
きる。
本発明によれば、次の効果を奏することができる。すな
わち、3個のMH容器を使用し、夜間電力を使用して第
2MH容器から第1MH容器内に回収させた水素を、第
3水素管及び第2水素管を介して隣接するMH容器間で
2段階に水素移動を行なわせ、それぞれの水素移動によ
つて冷房作用を得ることができる。その結果、コンパク
トな構造の水素吸蔵合金利用蓄熱装置により、夜間電力
を有効利用しながら、冷房作用を効果的に得ることがで
きる。
【図1】 本発明の1実施の形態に係る水素吸蔵合金利
用蓄熱装置を示す概略図。
用蓄熱装置を示す概略図。
【図2】 同じく水素圧力−水素吸蔵量特性を示す線
図。
図。
【図3】 同じく水素圧力−温度特性を示す線図。
【図4】 同じく作用説明図。
【図5】 同じく作用説明図。
【図6】 同じく作用説明図。
1:第1MH容器、2:第2MH容器、1a,2a,3
a:熱媒体通路、3:第3MH容器、4:第1水素管、
5:第2水素管、6:第3水素管、7:冷凍機(低温冷
却源)、9:空調装置(冷熱利用装置)、10:冷却
源、12:加熱源、30:コンプレッサ、A1,A2,
A3:水素吸蔵合金。
a:熱媒体通路、3:第3MH容器、4:第1水素管、
5:第2水素管、6:第3水素管、7:冷凍機(低温冷
却源)、9:空調装置(冷熱利用装置)、10:冷却
源、12:加熱源、30:コンプレッサ、A1,A2,
A3:水素吸蔵合金。
Claims (3)
- 【請求項1】 水素吸蔵合金(A1,A2,A3)をそ
れぞれ収容する第1,第2,第3MH容器(1,2,
3)と、第1MH容器(1)と第2MH容器(2)との
間を連通可能な第1水素管(4)、第2MH容器(2)
と第3MH容器(3)との間を連通可能な第2水素管
(5)及び第3MH容器(3)と第1MH容器(1)と
の間を連通可能な第3水素管(6)と、第1MH容器
(1)に接続され、夜間電力を使用して第1MH容器
(1)の水素吸蔵合金(A1)を低温に冷却する低温冷
却源(7)と、第1MH容器(1)又は第3MH容器
(3)のいずれかに選択的に接続可能な冷熱利用装置
(9)と、第2MH容器(2)に接続され、第2MH容
器(2)の水素吸蔵合金(A2)を加熱する加熱源(1
2)と、第2MH容器(2)又は第3MH容器(3)の
いずれかに選択的に接続可能であり、低温冷却源(7)
と加熱源(12)との中間温度に第2MH容器(2)又
は第3MH容器(3)の水素吸蔵合金(A2,A3)を
冷却する冷却源(10)とを備えることを特徴とする水
素吸蔵合金利用蓄熱装置。 - 【請求項2】 水素吸蔵合金(A1,A2,A3)をそ
れぞれ収容する第1,第2,第3MH容器(1,2,
3)と、第1MH容器(1)と第2MH容器(2)との
間を連通可能な第1水素管(4)、第2MH容器(2)
と第3MH容器(3)との間を連通可能な第2水素管
(5)及び第3MH容器(3)と第1MH容器(1)と
の間を連通可能な第3水素管(6)と、第1MH容器
(1)に接続され、夜間電力を使用して第1MH容器
(1)の水素吸蔵合金(A1)を低温に冷却する低温冷
却源(7)と、第1MH容器(1)又は第3MH容器
(3)のいずれかに選択的に接続可能な冷熱利用装置
(9)と、第1MH容器(1)と第2MH容器(2)と
の間に設けられ、第2MH容器(2)内の水素を第1M
H容器(1)内に強制的に送り込むコンプレッサ(3
0)と、第2MH容器(2)又は第3MH容器(3)の
いずれかに選択的に接続可能であり、低温冷却源(7)
よりも高い温度に第2MH容器(2)又は第3MH容器
(3)の水素吸蔵合金(A2,A3)を冷却する冷却源
(10)とを備えることを特徴とする水素吸蔵合金利用
蓄熱装置。 - 【請求項3】 水素吸蔵合金(A1,A2,A3)をそ
れぞれ収容する第1,第2,第3MH容器(1,2,
3)と、第1MH容器(1)と第2MH容器(2)との
間を連通させる第1水素管(4)、第2MH容器(2)
と第3MH容器(3)との間を連通させる第2水素管
(5)及び第3MH容器(3)と第1MH容器(1)と
の間を連通させる第3水素管(6)と、第1MH容器
(1)に接続され、夜間電力を使用して第1MH容器
(1)の水素吸蔵合金(A1)を低温に冷却する低温冷
却源(7)と、第1MH容器(1)又は第3MH容器
(3)のいずれかに選択的に接続可能な冷熱利用装置
(9)と、第2MH容器(2)に接続され、第2MH容
器(2)の水素吸蔵合金(A2)を加熱する加熱源(1
2)と、第2MH容器(2)又は第3MH容器(3)の
いずれかに選択的に接続可能であり、低温冷却源(7)
と加熱源(12)との中間温度に第2MH容器(2)又
は第3MH容器(3)の水素吸蔵合金(A2,A3)を
冷却する冷却源(10)とを備える水素吸蔵合金利用蓄
熱装置を使用し、低温冷却源(7)によつて第1MH容
器(1)の水素吸蔵合金(A1)を冷却すると共に、加
熱源(12)によつて第2MH容器(2)の水素吸蔵合
金(A2)を加熱し、第2MH容器(2)の水素吸蔵合
金(A2)から放出される水素を第1MH容器(1)の
水素吸蔵合金(A1)に吸蔵させる第1工程と、冷却源
(10)によつて第3MH容器(3)の水素吸蔵合金
(A3)を冷却すると共に、第1MH容器(1)の水素
吸蔵合金(A1)から放出される水素を第3MH容器
(3)の水素吸蔵合金(A3)に吸蔵させ、第1MH容
器(1)に生ずる冷熱を冷熱利用装置(9)に取り出す
第2工程と、冷却源(10)によつて第2MH容器
(2)の水素吸蔵合金(A2)を冷却すると共に、第3
MH容器(3)の水素吸蔵合金(A3)から放出される
水素を第2MH容器(2)の水素吸蔵合金(A2)に吸
蔵させ、第3MH容器(3)に生ずる冷熱を冷熱利用装
置(9)に取り出す第3工程とを有することを特徴とす
る水素吸蔵合金利用蓄熱装置の運転方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25764896A JPH1082568A (ja) | 1996-09-06 | 1996-09-06 | 水素吸蔵合金利用蓄熱装置及びその運転方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25764896A JPH1082568A (ja) | 1996-09-06 | 1996-09-06 | 水素吸蔵合金利用蓄熱装置及びその運転方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1082568A true JPH1082568A (ja) | 1998-03-31 |
Family
ID=17309175
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25764896A Pending JPH1082568A (ja) | 1996-09-06 | 1996-09-06 | 水素吸蔵合金利用蓄熱装置及びその運転方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1082568A (ja) |
-
1996
- 1996-09-06 JP JP25764896A patent/JPH1082568A/ja active Pending
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