JPH1082615A - シアリング干渉コントラスト法顕微鏡段差測定装置 - Google Patents
シアリング干渉コントラスト法顕微鏡段差測定装置Info
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- JPH1082615A JPH1082615A JP25747596A JP25747596A JPH1082615A JP H1082615 A JPH1082615 A JP H1082615A JP 25747596 A JP25747596 A JP 25747596A JP 25747596 A JP25747596 A JP 25747596A JP H1082615 A JPH1082615 A JP H1082615A
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Landscapes
- Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
- Microscoopes, Condenser (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】極小段差の測定を高精度にかつ非接触で容易に
測定することが可能で、更に外部振動に強く、装置の小
型化が容易で分解能が高いシアリング干渉コントラスト
法顕微鏡段差測定装置を得ること。 【解決手段】光源光を収束光または平行光にするコリメ
ーターレンズ19と、コリメーターレンズからの光を平
行光または収束光にする対物レンズ23と、コリメータ
ーレンズからの光を2波面にシアする複屈折性素子22
とを備え、2波面を被測定物24に照明し、反射した2
物体波面を複屈折性素子で重合わてシアリング干渉さ
せ、位相を変化させた時の干渉縞の強度変化を測定し、
かつ複屈折性素子をシア方向に平行な方向に移動させて
2波面に位相差を与える。
測定することが可能で、更に外部振動に強く、装置の小
型化が容易で分解能が高いシアリング干渉コントラスト
法顕微鏡段差測定装置を得ること。 【解決手段】光源光を収束光または平行光にするコリメ
ーターレンズ19と、コリメーターレンズからの光を平
行光または収束光にする対物レンズ23と、コリメータ
ーレンズからの光を2波面にシアする複屈折性素子22
とを備え、2波面を被測定物24に照明し、反射した2
物体波面を複屈折性素子で重合わてシアリング干渉さ
せ、位相を変化させた時の干渉縞の強度変化を測定し、
かつ複屈折性素子をシア方向に平行な方向に移動させて
2波面に位相差を与える。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はシアリング干渉コント
ラスト法顕微鏡段差測定装置に関するものである。
ラスト法顕微鏡段差測定装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】位相物体を観察したり測定したりする技
術は、近年、光学、精密機械、物性物理、生物、医学な
ど様々な分野に於いてより重要性が高まっている。例え
ば、近年より微細化が進められている半導体集積回路、
或いは結晶や薄膜など不透明、透明な位相物体、様々な
ものの段差測定が要求されている。レンズ等の表面にコ
ーテイングした極薄膜を測定する場合に、従来は例えば
図5に示すような触針を使用した膜厚測定装置を使用
し、図5aに示すようなダイアモンド触針201とスキ
ッド202の先端を、図5bに示すようなガラス面20
3に接触させ、これを移動して膜204を横断させ、変
化を電気的に増幅して検出するものであり、例えば試料
上の膜直径をl0 とすると図5cのように測定結果を得
るものである。
術は、近年、光学、精密機械、物性物理、生物、医学な
ど様々な分野に於いてより重要性が高まっている。例え
ば、近年より微細化が進められている半導体集積回路、
或いは結晶や薄膜など不透明、透明な位相物体、様々な
ものの段差測定が要求されている。レンズ等の表面にコ
ーテイングした極薄膜を測定する場合に、従来は例えば
図5に示すような触針を使用した膜厚測定装置を使用
し、図5aに示すようなダイアモンド触針201とスキ
ッド202の先端を、図5bに示すようなガラス面20
3に接触させ、これを移動して膜204を横断させ、変
化を電気的に増幅して検出するものであり、例えば試料
上の膜直径をl0 とすると図5cのように測定結果を得
るものである。
【0003】
【[発明が解決しようとする課題】しかしながら、この
ような機械電気的方法は差動検出のため、基準電位の電
気的な安定度により必ずしも高精度の測定が容易でな
く、平面を測定するよう構成されているため、曲面を持
つ光学素子は曲率半径が充分大きくない限り測定できな
い。また、触針式のため試料の表面を破壊しており、測
定結果に疑問が残る。また、微分干渉顕微鏡的三次元的
な観察、測定はなされていない。微分干渉顕微鏡的三次
元的な観察、測定を可能とする技術としては、本願発明
者が先に提案したシアリング干渉コントラスト法段差測
定装置(平成4年特許出願公告第45082号参照)が
あるが、ここでは試料に照明する2波面が重なっている
ので分解能は極めて高くすることは出来なかった。この
ようなことから、微細形状でしかも極薄段差の測定が可
能でしかも分解能が高い測定技術の開発が望まれてい
る。この発明は上記の如き事情に鑑みてなされたもので
あって、極薄膜段差の測定を高精度にかつ非接触で容易
に測定することが可能で、更に共通光路光学系であるこ
とから、外部振動に強く、装置の小型化が容易で分解能
が高いシアリング干渉コントラスト法顕微鏡段差測定装
置を提供することを目的とするものである。
ような機械電気的方法は差動検出のため、基準電位の電
気的な安定度により必ずしも高精度の測定が容易でな
く、平面を測定するよう構成されているため、曲面を持
つ光学素子は曲率半径が充分大きくない限り測定できな
い。また、触針式のため試料の表面を破壊しており、測
定結果に疑問が残る。また、微分干渉顕微鏡的三次元的
な観察、測定はなされていない。微分干渉顕微鏡的三次
元的な観察、測定を可能とする技術としては、本願発明
者が先に提案したシアリング干渉コントラスト法段差測
定装置(平成4年特許出願公告第45082号参照)が
あるが、ここでは試料に照明する2波面が重なっている
ので分解能は極めて高くすることは出来なかった。この
ようなことから、微細形状でしかも極薄段差の測定が可
能でしかも分解能が高い測定技術の開発が望まれてい
る。この発明は上記の如き事情に鑑みてなされたもので
あって、極薄膜段差の測定を高精度にかつ非接触で容易
に測定することが可能で、更に共通光路光学系であるこ
とから、外部振動に強く、装置の小型化が容易で分解能
が高いシアリング干渉コントラスト法顕微鏡段差測定装
置を提供することを目的とするものである。
【0004】
【[課題を解決するための手段】この目的に対応して、
この発明のシアリング干渉コントラスト法顕微鏡段差測
定装置は、光源からの光を収束光または平行光にするコ
リメーターレンズと、前記コリメーターレンズからの光
を平行光または収束光にする対物レンズと、前記コリメ
ーターレンズからの光を2波面にシアする複屈折性素子
とを備え、前記2波面を被測定物に照明し、前記被測定
物から反射した2物体波面を前記複屈折性素子によって
重ね合わせることによってシアリング干渉させ、位相を
変化させた時の干渉縞の強度変化を測定するように構成
し、かつ前記複屈折性素子を前記シア方向に平行な方向
に移動させることによって前記2波面に位相差を与える
ように構成したことを特徴としている。
この発明のシアリング干渉コントラスト法顕微鏡段差測
定装置は、光源からの光を収束光または平行光にするコ
リメーターレンズと、前記コリメーターレンズからの光
を平行光または収束光にする対物レンズと、前記コリメ
ーターレンズからの光を2波面にシアする複屈折性素子
とを備え、前記2波面を被測定物に照明し、前記被測定
物から反射した2物体波面を前記複屈折性素子によって
重ね合わせることによってシアリング干渉させ、位相を
変化させた時の干渉縞の強度変化を測定するように構成
し、かつ前記複屈折性素子を前記シア方向に平行な方向
に移動させることによって前記2波面に位相差を与える
ように構成したことを特徴としている。
【0005】
【発明の実施の形態】以下この発明の詳細を一実施の形
態を示す図面について説明する。この発明のシアリング
干渉コントラスト法顕微鏡段差測定装置は、光源からの
光をコリメータレンズを移動する事により、試料に対す
る照明光を平行光(二光束照明)、収束光(共焦点ダブ
ルスポット照明)の2方式にすることがでる。まず第一
の方式は光源からの光を収束光にするコリメーターレン
ズと平行光にする対物レンズと収束光を2波面にシアす
る複屈折性素子とを備え、コリメートされた2波面を被
測定物に照明し、被測定物からの反射した2物体光を複
屈折性素子により常光線、異常光線を重ね合わせること
によりシアリング干渉させ、位相を変化させた時の干渉
縞の強度変化を測定するよう構成し、かつ複屈折性素子
をシア方向に平行な方向に移動させることにより、2波
面間に位相差を与えるよう構成している。
態を示す図面について説明する。この発明のシアリング
干渉コントラスト法顕微鏡段差測定装置は、光源からの
光をコリメータレンズを移動する事により、試料に対す
る照明光を平行光(二光束照明)、収束光(共焦点ダブ
ルスポット照明)の2方式にすることがでる。まず第一
の方式は光源からの光を収束光にするコリメーターレン
ズと平行光にする対物レンズと収束光を2波面にシアす
る複屈折性素子とを備え、コリメートされた2波面を被
測定物に照明し、被測定物からの反射した2物体光を複
屈折性素子により常光線、異常光線を重ね合わせること
によりシアリング干渉させ、位相を変化させた時の干渉
縞の強度変化を測定するよう構成し、かつ複屈折性素子
をシア方向に平行な方向に移動させることにより、2波
面間に位相差を与えるよう構成している。
【0006】以下、この発明の詳細を一実施例について
説明する。図1において、1は顕微鏡段差測定装置であ
る。顕微鏡段差測定装置1はHe −Neレーザ光源11
を有し、He −Neレーザ光源から発生するレーザビー
ムの光路に沿って、ビームエキスパンダ−12、ミラ−
13、対物レンズ14、ピンホール15、ビームスプリ
ッタ−16、コリメータレンズ19、ポラライザ−2
0、ビームスプリッタ−21、複屈折性素子22、対物
レンズ23を備えている。24は対物レンズ23の前方
に位置する被測定物であって、基板aと位相物体bとか
らなる。ビームスプリッタ−21の透過側にはアナライ
ザ−25、ビームスプリッタ−26、レンズ28が光路
に沿って順次位置する。さらにビームスプリッター26
の反射側にはアイピース27が位置する。レンズ28の
透過側にはCCDカメラ29が位置し、CCDカメラ2
9はイメージプロセッサ−30に接続されデイスプレイ
31で像を観察する。イメージプロセッサ−30からの
信号はインターフェイス34を介して処理装置35に接
続している。また、ビームスプリッタ−16の入射側に
は白色光源17、レンズ18が位置する。複屈折性素子
22としてはノマルスキープリズム、サバール板、ウオ
ラストンプリズム、方解石などを使用することができ
る。
説明する。図1において、1は顕微鏡段差測定装置であ
る。顕微鏡段差測定装置1はHe −Neレーザ光源11
を有し、He −Neレーザ光源から発生するレーザビー
ムの光路に沿って、ビームエキスパンダ−12、ミラ−
13、対物レンズ14、ピンホール15、ビームスプリ
ッタ−16、コリメータレンズ19、ポラライザ−2
0、ビームスプリッタ−21、複屈折性素子22、対物
レンズ23を備えている。24は対物レンズ23の前方
に位置する被測定物であって、基板aと位相物体bとか
らなる。ビームスプリッタ−21の透過側にはアナライ
ザ−25、ビームスプリッタ−26、レンズ28が光路
に沿って順次位置する。さらにビームスプリッター26
の反射側にはアイピース27が位置する。レンズ28の
透過側にはCCDカメラ29が位置し、CCDカメラ2
9はイメージプロセッサ−30に接続されデイスプレイ
31で像を観察する。イメージプロセッサ−30からの
信号はインターフェイス34を介して処理装置35に接
続している。また、ビームスプリッタ−16の入射側に
は白色光源17、レンズ18が位置する。複屈折性素子
22としてはノマルスキープリズム、サバール板、ウオ
ラストンプリズム、方解石などを使用することができ
る。
【0007】次にこのように構成された顕微鏡段差測定
装置1の作用について説明する。まずシアリング干渉コ
ントラスト法の原理を述べれば、シアリング干渉を利用
したコントラスト法は物体の波面を2分割して互いにシ
アさせ、2波面間に適当な位相差を与えて干渉させて観
察するものである。
装置1の作用について説明する。まずシアリング干渉コ
ントラスト法の原理を述べれば、シアリング干渉を利用
したコントラスト法は物体の波面を2分割して互いにシ
アさせ、2波面間に適当な位相差を与えて干渉させて観
察するものである。
【0008】レーザ光源11からのレーザビームはレン
ズ12にてコリメートされ、ミラ−13で光路変更され
た後、対物レンズ14、ピンホール15にて空間周波数
フィルタリングされ、ビームスプリッタ−16にて光路
変更された後コリメーターレンズ19にて収束光とさ
れ、ポラライザ−20を通過後直線偏光となり、ビーム
スプリッタ−21にて光路変更される。この光束はノマ
ルスキープリズムからなる複屈折性素子22を通過後、
常光線、異常光線に別れた二つの光線となる。干渉縞の
局在面と対物レンズ23を通過後シアした二つの平行光
束となって被測定物24を照明する。被測定物24にて
反射した物体光は元の光路をたどり、複屈折性素子22
を通過後、ビームスプリッタ−21を透過し、アナライ
ザ−25に入射する。透過した2光束は干渉し、ビーム
スプリッタ−26、レンズ28を通過後、被測定物上の
二点の干渉像をCCDカメラ29の光電面に結像する。
この結像した二点波面の各々の強度をCCDカメラ29
にて検出し、イメージプロセッサを介してデイスプレイ
31にて画像表示を行なう。その各々のスポットデータ
をインターフェイス34を介して処理装置35にてデー
タ処理を行なう。二波面の位相は複屈折性素子22を電
歪素子32にて周期的に変化さぜる事により実現する。
これはまた通常の白色光源17にて照明を行ない、通常
の干渉コントラスト法としても被測定物を観察すること
が可能である。
ズ12にてコリメートされ、ミラ−13で光路変更され
た後、対物レンズ14、ピンホール15にて空間周波数
フィルタリングされ、ビームスプリッタ−16にて光路
変更された後コリメーターレンズ19にて収束光とさ
れ、ポラライザ−20を通過後直線偏光となり、ビーム
スプリッタ−21にて光路変更される。この光束はノマ
ルスキープリズムからなる複屈折性素子22を通過後、
常光線、異常光線に別れた二つの光線となる。干渉縞の
局在面と対物レンズ23を通過後シアした二つの平行光
束となって被測定物24を照明する。被測定物24にて
反射した物体光は元の光路をたどり、複屈折性素子22
を通過後、ビームスプリッタ−21を透過し、アナライ
ザ−25に入射する。透過した2光束は干渉し、ビーム
スプリッタ−26、レンズ28を通過後、被測定物上の
二点の干渉像をCCDカメラ29の光電面に結像する。
この結像した二点波面の各々の強度をCCDカメラ29
にて検出し、イメージプロセッサを介してデイスプレイ
31にて画像表示を行なう。その各々のスポットデータ
をインターフェイス34を介して処理装置35にてデー
タ処理を行なう。二波面の位相は複屈折性素子22を電
歪素子32にて周期的に変化さぜる事により実現する。
これはまた通常の白色光源17にて照明を行ない、通常
の干渉コントラスト法としても被測定物を観察すること
が可能である。
【0009】次に、第二の方式は、光源からの光を収束
光にしたレンズをHe −Neレーザ光源11側に近ずけ
ることにより、He −Neレーザ光源11からのビーム
を対物レンズ14により、スペイシャルフィルタリング
された発散光のピンホール15位置にコリメータレンズ
19の焦点が置かれるようにする。白色光源17ランプ
はコリメータレンズ19の移動と共に遠く離し、非測定
物24の被検面上にケーラー照明されるようにセットす
る。He −Neレーザ光はコリメータレンズ19により
平行光束となり、複屈折性素子を通過後、常光線、異常
光線の2波面に分離し、対物レンズにより被検面上に2
つの赤いスポットで照明される。白色光源からの光束は
ケーラー照明されているため、この時の視野は緑の背景
の中央にHe −Neレーザの赤い2つのスポットが観察
される。この二つのスポット光は被測定物で反射後、対
物レンズでコリメートされ、複屈折性素子により常光
線、異常光線を重ね合わせることによりシアリング干渉
させ、位相を変化させた時の干渉縞の強度変化を測定す
るよう構成し、かつ複屈折性素子をシア方向に平行な方
向に移動させる事により、2波面間に位相差を与える。
光にしたレンズをHe −Neレーザ光源11側に近ずけ
ることにより、He −Neレーザ光源11からのビーム
を対物レンズ14により、スペイシャルフィルタリング
された発散光のピンホール15位置にコリメータレンズ
19の焦点が置かれるようにする。白色光源17ランプ
はコリメータレンズ19の移動と共に遠く離し、非測定
物24の被検面上にケーラー照明されるようにセットす
る。He −Neレーザ光はコリメータレンズ19により
平行光束となり、複屈折性素子を通過後、常光線、異常
光線の2波面に分離し、対物レンズにより被検面上に2
つの赤いスポットで照明される。白色光源からの光束は
ケーラー照明されているため、この時の視野は緑の背景
の中央にHe −Neレーザの赤い2つのスポットが観察
される。この二つのスポット光は被測定物で反射後、対
物レンズでコリメートされ、複屈折性素子により常光
線、異常光線を重ね合わせることによりシアリング干渉
させ、位相を変化させた時の干渉縞の強度変化を測定す
るよう構成し、かつ複屈折性素子をシア方向に平行な方
向に移動させる事により、2波面間に位相差を与える。
【0010】次にシアリング干渉コントラスト法の原理
について述べる。2波面Σ1 、Σ2 の間の位相差をπ/
2、シア量をΔS、)物体の位相の大きさをδとする。
被測定物24を通った後の2波面の位相分布は図2のよ
うになる。簡単化のために図2では位相δをもった位相
物体を用いている。まず波面Σ1 、Σ2 で位相物体を照
明し、2波面に分割する。これらの波面はΔSのシア量
で互いに横方向にシアされ、それらの位相差は図2aに
示した値で与えられる。図cは位相と干渉縞の強度分布
を示しており、曲線は位相を強度に変換したものを示し
ている。ここでΔIは位相変化Δに対する強度変化を示
している。被測定物を通過後のΣ1 、Σ2 の干渉波面か
ら得られる光の強度分布が図2bのようになることは図
cから容易に理解できる。ここで位相コントラスト像は
明強度(0.5+I、図2c)、暗強度(−0.5+Δ
I、図2c)の相対する勾配に変換して観察される。
について述べる。2波面Σ1 、Σ2 の間の位相差をπ/
2、シア量をΔS、)物体の位相の大きさをδとする。
被測定物24を通った後の2波面の位相分布は図2のよ
うになる。簡単化のために図2では位相δをもった位相
物体を用いている。まず波面Σ1 、Σ2 で位相物体を照
明し、2波面に分割する。これらの波面はΔSのシア量
で互いに横方向にシアされ、それらの位相差は図2aに
示した値で与えられる。図cは位相と干渉縞の強度分布
を示しており、曲線は位相を強度に変換したものを示し
ている。ここでΔIは位相変化Δに対する強度変化を示
している。被測定物を通過後のΣ1 、Σ2 の干渉波面か
ら得られる光の強度分布が図2bのようになることは図
cから容易に理解できる。ここで位相コントラスト像は
明強度(0.5+I、図2c)、暗強度(−0.5+Δ
I、図2c)の相対する勾配に変換して観察される。
【0011】次にシアリング干渉コントラスト法による
段差の求め方を述べる。図3、図4にしめす被測定物を
セットし観測面で観察される2波面の各々の強度をIA
、IB とすると、強度は I=(X/2)[1+C0S{(2π/T)X+ψ}] ・・・・・(1) で表わされる。ここでTは周期、Xは複屈折性素子の光
軸の垂直な方向への移動量、ψは位相を表わす。 各々波面Σ1 、Σ2 について2点求める場合、周期
T、位相ψは(2)式、(3)式のように表わされる。 T = 2π(X1- X2)/ {COS-1(2I1 −1-COS-1(2I2 −1 }・・・(2) ψ=COS -1(2I1 −1)−2πX/T ・・・・・・・・・(3) a)透過型 (基板a,位相物体b共に透明な場合)
(図3a) 位相Δψは Δψ=(2π/λ)(n−1)d ・・・・・・・・・・(4) Δψ=(ψA −ψB )λ/{2π(n−1)} ・・・・・・・・・(5) 従って段差dは d=(ψA −ψB )λ/{2π(n−1)} ・・・・・・・・(6) により求まる。ここでnは位相物体の屈折率を表わす。
これは(π/2)+δと(π/2)一δの波面より求め
たが、π/2と(π/2)+δまたは(π/2)一δと
の波面から求めることもできる。この場合には d=(ψA ・ψB )λ/{2π(n−1)} ・・・・・・・(7) により求まる。
段差の求め方を述べる。図3、図4にしめす被測定物を
セットし観測面で観察される2波面の各々の強度をIA
、IB とすると、強度は I=(X/2)[1+C0S{(2π/T)X+ψ}] ・・・・・(1) で表わされる。ここでTは周期、Xは複屈折性素子の光
軸の垂直な方向への移動量、ψは位相を表わす。 各々波面Σ1 、Σ2 について2点求める場合、周期
T、位相ψは(2)式、(3)式のように表わされる。 T = 2π(X1- X2)/ {COS-1(2I1 −1-COS-1(2I2 −1 }・・・(2) ψ=COS -1(2I1 −1)−2πX/T ・・・・・・・・・(3) a)透過型 (基板a,位相物体b共に透明な場合)
(図3a) 位相Δψは Δψ=(2π/λ)(n−1)d ・・・・・・・・・・(4) Δψ=(ψA −ψB )λ/{2π(n−1)} ・・・・・・・・・(5) 従って段差dは d=(ψA −ψB )λ/{2π(n−1)} ・・・・・・・・(6) により求まる。ここでnは位相物体の屈折率を表わす。
これは(π/2)+δと(π/2)一δの波面より求め
たが、π/2と(π/2)+δまたは(π/2)一δと
の波面から求めることもできる。この場合には d=(ψA ・ψB )λ/{2π(n−1)} ・・・・・・・(7) により求まる。
【0012】b)反射型A型(透明な位相物体b)(図
3b) Δψ=(4π/λ)(n−1)d ・・・・・・・(8) Δψ=(ψA ・ψB )/2 ・・・・・・・・・・・・・・・(9) 従って段差dは d=(ψA −ψB )λ/{8π(n−1)} ・・・・・・(10) により求まる。π/2と(π/2)+δまたは(π/
2)一δとの波面から求める場合には、 d=(ψA −ψB )λ/{4π(n−1)} ・・・・・・・(11) により求まる。
3b) Δψ=(4π/λ)(n−1)d ・・・・・・・(8) Δψ=(ψA ・ψB )/2 ・・・・・・・・・・・・・・・(9) 従って段差dは d=(ψA −ψB )λ/{8π(n−1)} ・・・・・・(10) により求まる。π/2と(π/2)+δまたは(π/
2)一δとの波面から求める場合には、 d=(ψA −ψB )λ/{4π(n−1)} ・・・・・・・(11) により求まる。
【0013】c)反射型B型(不透明な位相物体)(図
3C) 位相Δψは Δψ=(4π/λ)d ・・・・・・(12) Δψ=(ψA −ψB )/2 ・・・・・・(13) 従って段差dは d=(ψA −ψB )λ/8π ・・・・・・(14) より求まる。π/2と(π/2)+δまたは(π/2)
−δとの波面から求める場合には d=(ψA −ψB )λ/4π ・・・・・・(15) により求まる。 各々の波面Σ1 、Σ2 について1点求める場合、今ま
では2波面の各々について求めた2点から周期T、位相
ψを求めたが、次に各々の波面について1点求めて段差
を導出する方法について示す。 (1)式において原点をX=0にとる。IA =IOA、I
B =IOBとすると各々の位相ψOA、ψOBは図4に示すよ
うに ψOA=C0S-1(2IOA−1) ・・・・・・・・・・・(16) ψOB=C0S-1(2IOB−1) ・・・・・・・・・・・(17) と表わされる。以下、段差の算出はの場合と同様であ
る。
3C) 位相Δψは Δψ=(4π/λ)d ・・・・・・(12) Δψ=(ψA −ψB )/2 ・・・・・・(13) 従って段差dは d=(ψA −ψB )λ/8π ・・・・・・(14) より求まる。π/2と(π/2)+δまたは(π/2)
−δとの波面から求める場合には d=(ψA −ψB )λ/4π ・・・・・・(15) により求まる。 各々の波面Σ1 、Σ2 について1点求める場合、今ま
では2波面の各々について求めた2点から周期T、位相
ψを求めたが、次に各々の波面について1点求めて段差
を導出する方法について示す。 (1)式において原点をX=0にとる。IA =IOA、I
B =IOBとすると各々の位相ψOA、ψOBは図4に示すよ
うに ψOA=C0S-1(2IOA−1) ・・・・・・・・・・・(16) ψOB=C0S-1(2IOB−1) ・・・・・・・・・・・(17) と表わされる。以下、段差の算出はの場合と同様であ
る。
【0014】このように一般に干渉縞は位相が変化する
と光の強度が正弦波的に変化するので、2波面の光の強
度差を位相差に換算して、位相物体の厚みを求める。 また干渉縞の周期より位相を求めることもできる。干
渉縞の周期T、π/2の位置に於ける2波面間の位相を
θとおくと段差dは d=λθ/2T(n−1) ・・・・・・・・・・・(18) で表わされる。
と光の強度が正弦波的に変化するので、2波面の光の強
度差を位相差に換算して、位相物体の厚みを求める。 また干渉縞の周期より位相を求めることもできる。干
渉縞の周期T、π/2の位置に於ける2波面間の位相を
θとおくと段差dは d=λθ/2T(n−1) ・・・・・・・・・・・(18) で表わされる。
【0015】
(1)試料を作成して、それについてこの発明の顕微鏡
段差測定装置で測定し、測定結果を既存の膜厚監視モニ
ターで測定した結果と比較した。 (2)図6aに示すように、30mmx30mmの基板
上に40μmx40μmのSiO2の蒸着膜を図6bに
示すように、マトリックス状に配置した。 (3)上記試料をこの発明の顕微鏡段差測定装置で測定
した。この場合、 I=(1/2)[1+C0S{(2π/T)X+ψA }]・・・・・(19) 上式において原点をX=0にとる。 IA =IOA、IB =IOB ・・・・・・・・・・・(20) ψOA=C0S-1(2IOA−1) ・・・・・・・・・・・(21) ψOB=C0S-1(2IOB−1) ・・・・・・・・・・・(22) よって段差dは Δψ=(ψOA−ψOB)/2 ・・・・・・・・・・・(23) であるから、反射型位相物体のとき、 d=Δψ・λ/{4π(n−1)} ・・・・・・・・・・・(24) により求まる 今回は複屈折性素子の移動をマニュアル操作で行なっ
た。その結果を次に示す。 (4)測定結果 Wスポット照明法の場合 この発明の顕微鏡段差測定装置の測定値 84.0nm 膜厚監視モニターによる測定値 74.5nm 二光束照明法の場合 この発明の顕微鏡段差測定装置の測定値 42.0nm 膜厚監視モニターによる測定値 46.0nm このようにWスポット照明法の場合も、二光束照明法の
場合もこの発明の顕微鏡段差測定装置の測定値と膜厚監
視モニターによる測定値とは、よく一致しており、この
発明の顕微鏡段差測定装置が高精度に極微小段差を検出
することが出来ることが確認出来る。
段差測定装置で測定し、測定結果を既存の膜厚監視モニ
ターで測定した結果と比較した。 (2)図6aに示すように、30mmx30mmの基板
上に40μmx40μmのSiO2の蒸着膜を図6bに
示すように、マトリックス状に配置した。 (3)上記試料をこの発明の顕微鏡段差測定装置で測定
した。この場合、 I=(1/2)[1+C0S{(2π/T)X+ψA }]・・・・・(19) 上式において原点をX=0にとる。 IA =IOA、IB =IOB ・・・・・・・・・・・(20) ψOA=C0S-1(2IOA−1) ・・・・・・・・・・・(21) ψOB=C0S-1(2IOB−1) ・・・・・・・・・・・(22) よって段差dは Δψ=(ψOA−ψOB)/2 ・・・・・・・・・・・(23) であるから、反射型位相物体のとき、 d=Δψ・λ/{4π(n−1)} ・・・・・・・・・・・(24) により求まる 今回は複屈折性素子の移動をマニュアル操作で行なっ
た。その結果を次に示す。 (4)測定結果 Wスポット照明法の場合 この発明の顕微鏡段差測定装置の測定値 84.0nm 膜厚監視モニターによる測定値 74.5nm 二光束照明法の場合 この発明の顕微鏡段差測定装置の測定値 42.0nm 膜厚監視モニターによる測定値 46.0nm このようにWスポット照明法の場合も、二光束照明法の
場合もこの発明の顕微鏡段差測定装置の測定値と膜厚監
視モニターによる測定値とは、よく一致しており、この
発明の顕微鏡段差測定装置が高精度に極微小段差を検出
することが出来ることが確認出来る。
【図1】顕微鏡段差測定装置を示す構成図
【図2】2波面の位相と強度を示すグラフ
【図3】各種形式の被測定物体を示す縦断面拡大図
【図4】2波面の強度を示すグラフ
【図5】従来の触針式段差測定装置を示す説明図
【図6】資料を示す説明図
1 顕微鏡段差測定装置 11 He −Neレーザ光源 12 ビームエキスパンダ− 13 ミラ− 14 対物レンズ 15 ピンホール 16 ビームスプリッタ− 17 白色光源 18 レンズ 19 コリメータレンズ 20 ポラライザ− 21 ビームスプリッタ− 22 複屈折性素子 23 対物レンズ 24 被測定物 25 アナライザ− 26 ビームスプリッタ− 27 アイピース 28 レンズ 29 CCDカメラ 30 イメージプロセッサ− 31 デイスプレイ 32 電歪素子駆動装置 33 電歪素子駆動アンプ 34 インターフェイス 35 処理装置 a 基板 b 位相物体
Claims (4)
- 【請求項1】光源からの光を収束光または平行光にする
コリメーターレンズと、前記コリメーターレンズからの
光を平行光または収束光にする対物レンズと、前記コリ
メーターレンズからの光を2波面にシアする複屈折性素
子とを備え、前記2波面を被測定物に照明し、前記被測
定物から反射した2物体波面を前記複屈折性素子によっ
て重ね合わせることによってシアリング干渉させ、位相
を変化させた時の干渉縞の強度変化を測定するように構
成し、かつ前記複屈折性素子を前記シア方向に平行な方
向に移動させることによって前記2波面に位相差を与え
るように構成したことを特徴とするシアリング干渉コン
トラスト法顕微鏡段差測定装置。 - 【請求項2】光源からの光を収束光にするコリメーター
レンズと、前記コリメーターレンズからの光を平行光に
する対物レンズと、前記コリメーターレンズからの光を
2波面にシアする複屈折性素子とを備え、前記2波面を
被測定物に照明し、前記被測定物から反射した2物体波
面を前記複屈折性素子によって重ね合わせることによっ
てシアリング干渉させ、位相を変化させた時の干渉縞の
強度変化を測定するように構成し、かつ前記複屈折性素
子を前記シア方向に平行な方向に移動させることによっ
て前記2波面に位相差を与えるように構成したことを特
徴とするシアリング干渉コントラスト法顕微鏡段差測定
装置。 - 【請求項3】光源からの光を平行光にするコリメーター
レンズと、前記コリメーターレンズからの光を収束光に
する対物レンズと、前記コリメーターレンズからの光を
2波面にシアする複屈折性素子とを備え、前記2波面を
被測定物に照明し、前記被測定物から反射した2物体波
面を前記複屈折性素子によって重ね合わせることによっ
てシアリング干渉させ、位相を変化させた時の干渉縞の
強度変化を測定するように構成し、かつ前記複屈折性素
子を前記シア方向に平行な方向に移動させることによっ
て前記2波面に位相差を与えるように構成したことを特
徴とするシアリング干渉コントラスト法顕微鏡段差測定
装置。 - 【請求項4】光源からの光を収束光または平行光にする
光軸上に位置可変のコリメーターレンズと、前記コリメ
ーターレンズからの光を平行光または収束光にする対物
レンズと、前記コリメーターレンズからの光を2波面に
シアする複屈折性素子とを備え、前記2波面を被測定物
に照明し、前記被測定物から反射した2物体波面を前記
複屈折性素子によって重ね合わせることによってシアリ
ング干渉させ、位相を変化させた時の干渉縞の強度変化
を測定するように構成し、かつ前記複屈折性素子を前記
シア方向に平行な方向に移動させることによって前記2
波面に位相差を与えるように構成したことを特徴とする
シアリング干渉コントラスト法顕微鏡段差測定装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25747596A JPH1082615A (ja) | 1996-09-06 | 1996-09-06 | シアリング干渉コントラスト法顕微鏡段差測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25747596A JPH1082615A (ja) | 1996-09-06 | 1996-09-06 | シアリング干渉コントラスト法顕微鏡段差測定装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1082615A true JPH1082615A (ja) | 1998-03-31 |
Family
ID=17306828
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25747596A Pending JPH1082615A (ja) | 1996-09-06 | 1996-09-06 | シアリング干渉コントラスト法顕微鏡段差測定装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1082615A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6998014B2 (en) | 2002-01-26 | 2006-02-14 | Applied Materials, Inc. | Apparatus and method for plasma assisted deposition |
| US7094685B2 (en) | 2002-01-26 | 2006-08-22 | Applied Materials, Inc. | Integration of titanium and titanium nitride layers |
-
1996
- 1996-09-06 JP JP25747596A patent/JPH1082615A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6998014B2 (en) | 2002-01-26 | 2006-02-14 | Applied Materials, Inc. | Apparatus and method for plasma assisted deposition |
| US7094685B2 (en) | 2002-01-26 | 2006-08-22 | Applied Materials, Inc. | Integration of titanium and titanium nitride layers |
| US7473638B2 (en) | 2002-01-26 | 2009-01-06 | Applied Materials, Inc. | Plasma-enhanced cyclic layer deposition process for barrier layers |
| US7732325B2 (en) | 2002-01-26 | 2010-06-08 | Applied Materials, Inc. | Plasma-enhanced cyclic layer deposition process for barrier layers |
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