JPH1082878A - 燃料集合体 - Google Patents
燃料集合体Info
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- JPH1082878A JPH1082878A JP8255288A JP25528896A JPH1082878A JP H1082878 A JPH1082878 A JP H1082878A JP 8255288 A JP8255288 A JP 8255288A JP 25528896 A JP25528896 A JP 25528896A JP H1082878 A JPH1082878 A JP H1082878A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- end plug
- fuel
- rod
- rod spring
- fuel assembly
- Prior art date
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
Landscapes
- Springs (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 表面に傷がつくことなくロッドスプリングを
簡便に装着できるような上部端栓を備えた燃料棒からな
る燃料集合体を得る。 【解決手段】 原子炉用の燃料集合体のチャンネルボッ
クス内に収納される複数の燃料棒において、燃料棒の各
上部端栓の根元部の外周上に突起を備え、この突起と燃
料棒の上端との間に、上部端栓に装着されるロッドスプ
リングの下端部が係合する溝部が形成され、突起の外径
>ロッドスプリングの内径>上部端栓の外径、という条
件を満たすものである。
簡便に装着できるような上部端栓を備えた燃料棒からな
る燃料集合体を得る。 【解決手段】 原子炉用の燃料集合体のチャンネルボッ
クス内に収納される複数の燃料棒において、燃料棒の各
上部端栓の根元部の外周上に突起を備え、この突起と燃
料棒の上端との間に、上部端栓に装着されるロッドスプ
リングの下端部が係合する溝部が形成され、突起の外径
>ロッドスプリングの内径>上部端栓の外径、という条
件を満たすものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は例えば、原子炉用の
燃料集合体に関するもので、特に、ロッドスプリングが
装着される複数の燃料棒の各上部端栓に関するものであ
る。
燃料集合体に関するもので、特に、ロッドスプリングが
装着される複数の燃料棒の各上部端栓に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】原子炉用燃料集合体は、図5(a)に示
すように通常、筒状のチャンネルボックス101内に複
数本の燃料棒102とウォーターロッド103を収納し
て構成されるものである。燃料棒102とウォーターロ
ッド103は、その軸方向に複数段配設されたスペーサ
104により正方格子状に配列され、それぞれの相互間
隔が保持されつつ束状に結束される。また、これら燃料
棒102は、その各上下端を上部端栓105および下部
端栓106を介して、それぞれ上部タイプレート10
7、下部タイプレート108に支持されている。
すように通常、筒状のチャンネルボックス101内に複
数本の燃料棒102とウォーターロッド103を収納し
て構成されるものである。燃料棒102とウォーターロ
ッド103は、その軸方向に複数段配設されたスペーサ
104により正方格子状に配列され、それぞれの相互間
隔が保持されつつ束状に結束される。また、これら燃料
棒102は、その各上下端を上部端栓105および下部
端栓106を介して、それぞれ上部タイプレート10
7、下部タイプレート108に支持されている。
【0003】上記複数の燃料棒102には、結合燃料棒
102Kと標準燃料棒102Hとがある。結合燃料棒1
02Kは下部端栓106を下部タイプレート108に螺
合させ、上部端栓105は上部タイプレート107を貫
通させナット110とワッシャ109により固定されい
る。これに対して標準燃料棒102Hは、各上部・下部
端栓(105,106)が上部・下部タイプレート(1
07,108)に差し込まれているだけである。また、
各燃料棒102間の軸方向膨張差を吸収するために、各
燃料棒102と上部タイプレート107との間の上部端
栓105部分にそれぞれロッドスプリング111を装着
し、各燃料棒102が軸方向上方へ自由に伸長できるよ
うになっている。
102Kと標準燃料棒102Hとがある。結合燃料棒1
02Kは下部端栓106を下部タイプレート108に螺
合させ、上部端栓105は上部タイプレート107を貫
通させナット110とワッシャ109により固定されい
る。これに対して標準燃料棒102Hは、各上部・下部
端栓(105,106)が上部・下部タイプレート(1
07,108)に差し込まれているだけである。また、
各燃料棒102間の軸方向膨張差を吸収するために、各
燃料棒102と上部タイプレート107との間の上部端
栓105部分にそれぞれロッドスプリング111を装着
し、各燃料棒102が軸方向上方へ自由に伸長できるよ
うになっている。
【0004】図5(b)に示すように、上部端栓105
の根元には、燃料棒102の上端との間に溝105Sが
形成されており、ロッドスプリング下端部(最終巻き)
111Sの内径を有効巻部の内径より小さくすることに
よって、上部端栓105の根元の溝105Sにスプリン
グ下端部を係合させ、プールサイドにおいて上部タイプ
レートを取り外す必要が生じた場合に、ロッドスプリン
グが上部端栓から外れてプールに落下することを防止し
ている。
の根元には、燃料棒102の上端との間に溝105Sが
形成されており、ロッドスプリング下端部(最終巻き)
111Sの内径を有効巻部の内径より小さくすることに
よって、上部端栓105の根元の溝105Sにスプリン
グ下端部を係合させ、プールサイドにおいて上部タイプ
レートを取り外す必要が生じた場合に、ロッドスプリン
グが上部端栓から外れてプールに落下することを防止し
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
如きスプリングを上部端栓に係合する方法では、上部端
栓のバレル部外径がスプリング下端の内径より大きいた
め、燃料組立時にロッドスプリング下端が上部端栓の根
元の溝に嵌め込まれるまでロッドスプリングに上部端栓
を挿入する際には、バレル部の長さLにわたって大きな
荷重が要求され、このスプリング装着作業は容易には行
なえない。
如きスプリングを上部端栓に係合する方法では、上部端
栓のバレル部外径がスプリング下端の内径より大きいた
め、燃料組立時にロッドスプリング下端が上部端栓の根
元の溝に嵌め込まれるまでロッドスプリングに上部端栓
を挿入する際には、バレル部の長さLにわたって大きな
荷重が要求され、このスプリング装着作業は容易には行
なえない。
【0006】また、このようなロッドスプリングは、通
常、インコネル製であり、一般的に上部端栓の材質であ
るジルカロイより固いため、大きな荷重でスプリングを
装着しようとすると、端栓表面に傷がついてしまうとい
う問題もある。
常、インコネル製であり、一般的に上部端栓の材質であ
るジルカロイより固いため、大きな荷重でスプリングを
装着しようとすると、端栓表面に傷がついてしまうとい
う問題もある。
【0007】本発明は、上記問題点に鑑み、表面に傷が
つくことなくロッドスプリングを簡便に装着できるよう
な上部端栓を備えた燃料棒からなる燃料集合体を得るこ
とを目的とする。
つくことなくロッドスプリングを簡便に装着できるよう
な上部端栓を備えた燃料棒からなる燃料集合体を得るこ
とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明に係る燃料集合体では、チャ
ンネルボックス内に複数の燃料棒およびウォーターロッ
ドが収納されてなる原子炉用の燃料集合体であって、前
記複数の燃料棒の各上部端栓の根元部の外周上に突起を
備え、この突起と燃料棒の上端との間に、前記上部端栓
に装着されるロッドスプリングの下端部が係合する溝部
が形成され、突起の外径>ロッドスプリングの内径>上
部端栓の外径、であるものである。
め、請求項1に記載の発明に係る燃料集合体では、チャ
ンネルボックス内に複数の燃料棒およびウォーターロッ
ドが収納されてなる原子炉用の燃料集合体であって、前
記複数の燃料棒の各上部端栓の根元部の外周上に突起を
備え、この突起と燃料棒の上端との間に、前記上部端栓
に装着されるロッドスプリングの下端部が係合する溝部
が形成され、突起の外径>ロッドスプリングの内径>上
部端栓の外径、であるものである。
【0009】また、請求項2に記載の発明に係る燃料集
合体では、請求項1に記載の燃料集合体において、前記
突起は、上部端栓の表面に向かって軸上方向に縮径する
上側テーパ部を備えたものである。
合体では、請求項1に記載の燃料集合体において、前記
突起は、上部端栓の表面に向かって軸上方向に縮径する
上側テーパ部を備えたものである。
【0010】また、請求項3に記載の発明に係る燃料集
合体では、請求項2に記載の燃料集合体において、前記
突起は、さらに上部端栓の表面に向かって軸下方向に縮
径する下側テーパ部を備え、該下側テーパ部は、前記上
側テーパ部の上部端栓表面に対するテーパ角度よりも大
きいテーパ角度を有するものである。
合体では、請求項2に記載の燃料集合体において、前記
突起は、さらに上部端栓の表面に向かって軸下方向に縮
径する下側テーパ部を備え、該下側テーパ部は、前記上
側テーパ部の上部端栓表面に対するテーパ角度よりも大
きいテーパ角度を有するものである。
【0011】さらに、請求項4に記載の発明に係る燃料
集合体では、請求項1に記載の燃料集合体において、前
記溝部は、前記ロッドスプリングの線直径の2倍以下の
幅を持つものである。
集合体では、請求項1に記載の燃料集合体において、前
記溝部は、前記ロッドスプリングの線直径の2倍以下の
幅を持つものである。
【0012】請求項1に記載の発明においては、各燃料
棒の上部端栓の根元部の外周上に突起を備えたものであ
るため、この突起と燃料棒の上端との間に上部端栓に装
着されるロッドスプリングの下端部が係合するための溝
部が形成されるが、この溝部の外径は上部端栓(バレル
部)外径と同じであるので、ロッドスプリングは、溝部
に係合させるために従来のように下端部のみの内径を小
さくする必要がなくなる。
棒の上部端栓の根元部の外周上に突起を備えたものであ
るため、この突起と燃料棒の上端との間に上部端栓に装
着されるロッドスプリングの下端部が係合するための溝
部が形成されるが、この溝部の外径は上部端栓(バレル
部)外径と同じであるので、ロッドスプリングは、溝部
に係合させるために従来のように下端部のみの内径を小
さくする必要がなくなる。
【0013】即ち、本発明で用いられるロッドスプリン
グは、全長にわたって、上部端栓バレル部より若干大き
い有効巻部内径を均一に持つものとでき、燃料組立時
に、ロッドスプリング下端が上部端栓の根元の溝に嵌め
込まれるまでの間、下端部が突起の部分を乗り越える時
以外に大きな荷重は必要なく、従来に比べてロッドスプ
リングの装着が容易となると共に、上部端栓表面の損傷
も抑えられる。
グは、全長にわたって、上部端栓バレル部より若干大き
い有効巻部内径を均一に持つものとでき、燃料組立時
に、ロッドスプリング下端が上部端栓の根元の溝に嵌め
込まれるまでの間、下端部が突起の部分を乗り越える時
以外に大きな荷重は必要なく、従来に比べてロッドスプ
リングの装着が容易となると共に、上部端栓表面の損傷
も抑えられる。
【0014】また、本発明で用いるロッドスプリング
は、上述のように下端部のみの内径を小さくする必要が
なくなるので、その分、スプリング内径を絞る加工工程
が省け、スプリング自体の製造効率も向上する。
は、上述のように下端部のみの内径を小さくする必要が
なくなるので、その分、スプリング内径を絞る加工工程
が省け、スプリング自体の製造効率も向上する。
【0015】また、請求項2に記載した如く、突起に、
上部端栓の表面に向かって軸上方向に縮径する上側テー
パ部を備えれば、ロッドスプリングの下端部を上部端栓
の根元の溝に嵌め込む際の、突起の乗り越えが容易とな
るので、ロッドスプリング装着はより簡便なものとな
る。
上部端栓の表面に向かって軸上方向に縮径する上側テー
パ部を備えれば、ロッドスプリングの下端部を上部端栓
の根元の溝に嵌め込む際の、突起の乗り越えが容易とな
るので、ロッドスプリング装着はより簡便なものとな
る。
【0016】さらに、突起に上部端栓の表面に向かって
軸下方向に縮径する下側テーパ部を備える場合は、下側
テーパ部の上部端栓表面に対するテーパ角度を大きく、
例えば請求項3に記載したように、少なくとも上側のテ
ーパ角度より大きくすることによって、上部タイプレー
トを取り外した場合に、ロッドスプリングの下端部が突
起を乗り越えにくくなるので、ロッドスプリングが上部
端栓から外れ易くなることはない。
軸下方向に縮径する下側テーパ部を備える場合は、下側
テーパ部の上部端栓表面に対するテーパ角度を大きく、
例えば請求項3に記載したように、少なくとも上側のテ
ーパ角度より大きくすることによって、上部タイプレー
トを取り外した場合に、ロッドスプリングの下端部が突
起を乗り越えにくくなるので、ロッドスプリングが上部
端栓から外れ易くなることはない。
【0017】なお、溝部の上部端栓軸方向の幅は、ロッ
ドスプリング下端部、即ちスプリングの最終巻き領域が
係合できるようにロッドスプリングの線直径より大きけ
れば良いが、ロッドスプリングが装着後に軸方向に上下
動するのを制限し、装着状態を安定させる必要があるの
で、溝部の幅の上限として、ロッドスプリング線直径の
2倍を適当な値として設定する。
ドスプリング下端部、即ちスプリングの最終巻き領域が
係合できるようにロッドスプリングの線直径より大きけ
れば良いが、ロッドスプリングが装着後に軸方向に上下
動するのを制限し、装着状態を安定させる必要があるの
で、溝部の幅の上限として、ロッドスプリング線直径の
2倍を適当な値として設定する。
【0018】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の一実施の形態と
して、ここでは、燃料集合体を構成する複数の燃料棒の
うちの一本を例に、その上部領域を図1に示した。この
燃料棒1は、不図示のチャンネルボックス内に他の燃料
棒(不図示)とウォーターロッド(不図示)と共にその
軸方向に複数段配設されたスペーサによって、それぞれ
の相互間隔が保持されつつ正方格子状に配列されて束状
に結束されている。また、各燃料棒1は、その各上端が
上部端栓10を介して、上部タイプレート3に、各下端
が下部端栓(不図示)を介して下部タイプレート(不図
示)に、それぞれ支持されている。
して、ここでは、燃料集合体を構成する複数の燃料棒の
うちの一本を例に、その上部領域を図1に示した。この
燃料棒1は、不図示のチャンネルボックス内に他の燃料
棒(不図示)とウォーターロッド(不図示)と共にその
軸方向に複数段配設されたスペーサによって、それぞれ
の相互間隔が保持されつつ正方格子状に配列されて束状
に結束されている。また、各燃料棒1は、その各上端が
上部端栓10を介して、上部タイプレート3に、各下端
が下部端栓(不図示)を介して下部タイプレート(不図
示)に、それぞれ支持されている。
【0019】各燃料棒1と上部タイプレート3との間の
上部端栓10部分に、それぞれ各燃料棒間の軸方向膨張
差を吸収するためのロッドスプリング20が装着されて
いる。本実施形態では、上部端栓バレル部11の外径d
が8.1mm,ロッドスプリング20の内径Dは8.3
mm,スプリング線直径xが1.2mmである。
上部端栓10部分に、それぞれ各燃料棒間の軸方向膨張
差を吸収するためのロッドスプリング20が装着されて
いる。本実施形態では、上部端栓バレル部11の外径d
が8.1mm,ロッドスプリング20の内径Dは8.3
mm,スプリング線直径xが1.2mmである。
【0020】上部端栓バレル部11の根元には、燃料棒
1の上端2から高さhの位置の外周上に連続した突起1
2が設けられている。従って、突起12の下側は幅hの
溝部13が形成される。ここでは、幅hは1.8mm
と、線直径xの1.5倍程度である。
1の上端2から高さhの位置の外周上に連続した突起1
2が設けられている。従って、突起12の下側は幅hの
溝部13が形成される。ここでは、幅hは1.8mm
と、線直径xの1.5倍程度である。
【0021】燃料集合体の組み立ての際のロッドスプリ
ング20の装着は、上部端栓10の先端側からロッドス
プリング20を被せ、上部端栓10の外周面に沿ってス
プリング内周面を摺接させつつロッドスプリング20を
下軸方向へ移動させる。ロッドスプリング20の内径D
は上部端栓10の外径dより大きいので、ロッドスプリ
ング下端部21が突起13に到達するまでは、スプリン
グが上部端栓10の表面を傷付ける程の大きな荷重を作
用させる必要なく、スムーズにロッドスプリング20の
下降が進む。
ング20の装着は、上部端栓10の先端側からロッドス
プリング20を被せ、上部端栓10の外周面に沿ってス
プリング内周面を摺接させつつロッドスプリング20を
下軸方向へ移動させる。ロッドスプリング20の内径D
は上部端栓10の外径dより大きいので、ロッドスプリ
ング下端部21が突起13に到達するまでは、スプリン
グが上部端栓10の表面を傷付ける程の大きな荷重を作
用させる必要なく、スムーズにロッドスプリング20の
下降が進む。
【0022】ロッドスプリング下端部21が突起12に
到達したら、この下端部21である最終巻部分のみを突
起12を乗り越えさえる。突起12を乗り越えた後は、
ロッドスプリング下端部21は溝部13内に納まり、係
合状態となる。このような係合状態にあれば、後々、上
部タイプレート3を取り外さなければならない場合に、
上部タイプレート3がなくてもロッドスプリング20が
上部端栓10から外れてプールへ落下する恐れはない。
到達したら、この下端部21である最終巻部分のみを突
起12を乗り越えさえる。突起12を乗り越えた後は、
ロッドスプリング下端部21は溝部13内に納まり、係
合状態となる。このような係合状態にあれば、後々、上
部タイプレート3を取り外さなければならない場合に、
上部タイプレート3がなくてもロッドスプリング20が
上部端栓10から外れてプールへ落下する恐れはない。
【0023】なお、本実施形態では、上部端栓バレル部
11の外周上に連続した突起12を設けた場合を示した
が、本発明における突起はこれに限定されるものではな
く、ロッドスプリング下端部が良好に係合できる溝部を
形成する構成であれば良い。例えば、連続した突起12
では、ロッドスプリング下端部21の直上に突起の下側
から上側にわたって突起12を覆う湾曲部22ができて
しまうが、この湾曲部22が当接する領域に、上部端栓
表面が露出する不連続部を持つ構成が考えられる。この
場合、湾曲部はなくなるのでスプリングに余分な負荷が
生じないだけでなく、この不連続部にロッドスプリング
下端部21の直上部分が嵌り込むので、より良好な係合
状態が得られる。
11の外周上に連続した突起12を設けた場合を示した
が、本発明における突起はこれに限定されるものではな
く、ロッドスプリング下端部が良好に係合できる溝部を
形成する構成であれば良い。例えば、連続した突起12
では、ロッドスプリング下端部21の直上に突起の下側
から上側にわたって突起12を覆う湾曲部22ができて
しまうが、この湾曲部22が当接する領域に、上部端栓
表面が露出する不連続部を持つ構成が考えられる。この
場合、湾曲部はなくなるのでスプリングに余分な負荷が
生じないだけでなく、この不連続部にロッドスプリング
下端部21の直上部分が嵌り込むので、より良好な係合
状態が得られる。
【0024】また、例えば、上部端栓バレル部11の外
周上に不連続状態で並んだ複数の凸部により突起を構成
するものとしても良い。この場合、任意の隣り合った凸
部間に前記のロッドスプリング下端部21の直上部分が
来るように装着すれば良好な係合状態が得られる。
周上に不連続状態で並んだ複数の凸部により突起を構成
するものとしても良い。この場合、任意の隣り合った凸
部間に前記のロッドスプリング下端部21の直上部分が
来るように装着すれば良好な係合状態が得られる。
【0025】さらに、本発明の実施形態の他の例とし
て、突起に、上部端栓バレル部11の表面に向かって軸
方向に縮径するテーパ部を設けた構成を図2に示す。こ
れは、突起頂部12Fの上下に上側テーパ部12Aと下
側テーパ部12Bを備えたことによって、ロッドスプリ
ング下端部が突起を乗り越え易くし、溝部13に達し易
くしてロッドスプリングの上部端栓への装着をより簡便
にしたものである。
て、突起に、上部端栓バレル部11の表面に向かって軸
方向に縮径するテーパ部を設けた構成を図2に示す。こ
れは、突起頂部12Fの上下に上側テーパ部12Aと下
側テーパ部12Bを備えたことによって、ロッドスプリ
ング下端部が突起を乗り越え易くし、溝部13に達し易
くしてロッドスプリングの上部端栓への装着をより簡便
にしたものである。
【0026】なお、突起12の下側にテーパを設ける場
合は、上部タイプレートが取り外されている際のロッド
スプリング下端部の溝部13に対する係合をより外れ難
くするため、テーパ角度を大きくすることが望ましい。
例えば、図3に示すように、上側テーパ部12Aのテー
パ角度aが45度であるのに対して、下側テーパ部12
Cのテーパ角度cを60度と大きくする設計として、ロ
ッドスプリング下端部が溝部13から外れ難くした。
合は、上部タイプレートが取り外されている際のロッド
スプリング下端部の溝部13に対する係合をより外れ難
くするため、テーパ角度を大きくすることが望ましい。
例えば、図3に示すように、上側テーパ部12Aのテー
パ角度aが45度であるのに対して、下側テーパ部12
Cのテーパ角度cを60度と大きくする設計として、ロ
ッドスプリング下端部が溝部13から外れ難くした。
【0027】また、図4に示すように、図2、図3の突
起12にあるような頂部のフラット領域12Fをなくし
て上側テーパ部12Aと下側テーパ部12Bとを連続さ
せる構成とすることによって、ロッドスプリング下端部
はさらに突起を乗り越え易くなり、ロッドスプリングの
上部端栓への装着がさらに容易となる。また、そのフラ
ット領域12Fの分だけスプリングによって傷付けられ
得る上部端栓表面がさらになくなる。
起12にあるような頂部のフラット領域12Fをなくし
て上側テーパ部12Aと下側テーパ部12Bとを連続さ
せる構成とすることによって、ロッドスプリング下端部
はさらに突起を乗り越え易くなり、ロッドスプリングの
上部端栓への装着がさらに容易となる。また、そのフラ
ット領域12Fの分だけスプリングによって傷付けられ
得る上部端栓表面がさらになくなる。
【0028】
【発明の効果】本発明は以上説明したとおり、上部端栓
の根元に突起を設け、その下側に溝部を形成することに
よって、ロッドスプリング下端部の内径を絞る必要がな
くなり、燃料集合体組立時にロッドスプリングの上部端
栓への装着が従来に比べて容易になると共に、装着の際
のスプリング下端部による上部端栓表面の損傷がほぼ回
避できるという効果がある。
の根元に突起を設け、その下側に溝部を形成することに
よって、ロッドスプリング下端部の内径を絞る必要がな
くなり、燃料集合体組立時にロッドスプリングの上部端
栓への装着が従来に比べて容易になると共に、装着の際
のスプリング下端部による上部端栓表面の損傷がほぼ回
避できるという効果がある。
【図1】本発明の一実施の形態による燃料集合体中の一
燃料棒の上部端栓付近を示す概略部分図である。
燃料棒の上部端栓付近を示す概略部分図である。
【図2】本発明の他の実施の形態としての上部端栓の突
起を示す部分拡大図である。
起を示す部分拡大図である。
【図3】本発明の他の実施の形態としての上部端栓の突
起を示す部分拡大図である。
起を示す部分拡大図である。
【図4】本発明の他の実施の形態としての上部端栓の突
起を示す部分拡大図である。
起を示す部分拡大図である。
【図5】従来の燃料集合体を示す説明図であり、(a)
はチャンネルボックス内の概略構成図、(b)は燃料棒
の上部端栓付近の部分拡大図である。
はチャンネルボックス内の概略構成図、(b)は燃料棒
の上部端栓付近の部分拡大図である。
1:燃料棒 2:燃料棒上端 3:上部タイプレート 10:上部端栓 11:上部端栓バレル部 12:突起 12A:上側テーパ部 12B:下側テーパ部 12F:頂部フラット領域 13:溝部 20:ロッドスプリング 21:ロッドスプリング下端部 d:上部端栓バレル部外径 D:ロッドスプリング内径 x:ロッドスプリング線直径 H:溝部の幅
Claims (4)
- 【請求項1】 チャンネルボックス内に複数の燃料棒お
よびウォーターロッドが収納されてなる原子炉用の燃料
集合体であって、 前記複数の燃料棒の各上部端栓の根元部の外周上に突起
を備え、この突起と燃料棒の上端との間に、前記上部端
栓に装着されるロッドスプリングの下端部が係合する溝
部が形成され、 突起の外径>ロッドスプリングの内径>上部端栓の外
径、であることを特徴とする燃料集合体。 - 【請求項2】 前記突起は、上部端栓の表面に向かって
軸上方向に縮径する上側テーパ部を備えたことを特徴と
する請求項1に記載の燃料集合体。 - 【請求項3】 前記突起は、さらに上部端栓の表面に向
かって軸下方向に縮径する下側テーパ部を備え、 該下側テーパ部は、前記上側テーパ部の上部端栓表面に
対するテーパ角度よりも大きいテーパ角度を有すること
を特徴とする請求項2に記載の燃料集合体。 - 【請求項4】 前記溝部は、前記ロッドスプリングの線
直径の2倍以下の幅を持つことを特徴とする請求項1に
記載の燃料集合体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8255288A JPH1082878A (ja) | 1996-09-06 | 1996-09-06 | 燃料集合体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8255288A JPH1082878A (ja) | 1996-09-06 | 1996-09-06 | 燃料集合体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1082878A true JPH1082878A (ja) | 1998-03-31 |
Family
ID=17276686
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8255288A Pending JPH1082878A (ja) | 1996-09-06 | 1996-09-06 | 燃料集合体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1082878A (ja) |
-
1996
- 1996-09-06 JP JP8255288A patent/JPH1082878A/ja active Pending
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20010206 |