JPH1083379A - 並列計算機システム - Google Patents

並列計算機システム

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JPH1083379A
JPH1083379A JP8237436A JP23743696A JPH1083379A JP H1083379 A JPH1083379 A JP H1083379A JP 8237436 A JP8237436 A JP 8237436A JP 23743696 A JP23743696 A JP 23743696A JP H1083379 A JPH1083379 A JP H1083379A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、多数の並列プログラムを同時に実行
可能とするバリア同期機構を少ないハードウェア量で実
現する並列計算機システムに関する。 【解決手段】1つのジョブを複数のプロセスに分割して
計算機で並列処理する構成を採るときにあって、自計算
機で動作するプロセスの属するジョブの識別子を、プロ
セスの処理進行情報とともに放送する放送手段11と、
放送されるジョブ識別子が自計算機で動作するプロセス
の属するジョブ識別子と同一であるのか否かを判断する
判断手段13aと、判断手段13aがジョブ識別子の同
一を判断するときに、放送される処理進行情報に従って
計数値をカウントアップする計数手段13bと、計数手
段13bの計数値が規定値に到達したのか否かを判断す
ることで、自計算機で動作するプロセスを次のステップ
に進めるのか否かを決定する決定手段13cとを備える
ように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の計算機とそ
れらを接続する通信機構とから構成され、1つのジョブ
を複数のプロセスに分割して計算機に割り付ける構成を
採って、各計算機が他計算機で動作するプロセスと同期
をとりつつ割り付けられるプロセスを実行する並列計算
機システムに関し、特に、少ないハードウェア量でもっ
て、その同期処理を実行できるようにする並列計算機シ
ステムに関する。
【0002】並列計算機システムでは、1つのジョブを
複数のプロセスに分割して複数の計算機で並列に処理す
ることで、そのジョブを高速に実行する構成を採ってい
る。この並列処理を実行する場合、各計算機は、他の計
算機で処理されるプロセスがある所まで処理されたこと
を条件にして、次のステップに進むように制御するバリ
ア同期制御を実行する。
【0003】多数の並列ジョブを同時にあるいは時分割
に動作させるためには、各ジョブ内のプロセス間で同期
を同時に処理するための機構が必要となり、一般に大量
のハードウェアが必要となる。これから、このバリア同
期制御は、少ないハードウェア量で実現できるようにし
ていく必要がある。
【0004】
【従来の技術】本発明者は、特開平7-262142 号で、並
列計算機システムのバリア同期制御について新たな発明
を開示した。
【0005】この特開平7-262142 号で説明したよう
に、並列計算機システムで最大n個のプログラムが並列
に実行可能であり、各計算機にそれらのプログラムの全
てが自由に割り付けられる可能性があるとすると、各計
算機におけるプログラムの実行状態は、実行状態が例え
ば実行中/実行終了で示される場合には、nビットで表
すことができる。
【0006】これから、並列計算機システムを構成する
計算機の台数がm台であるとすると、並列計算機システ
ムにおけるプログラムの実行状態は、n×mビットで表
されことになる。従って、この実行状態の目標状態につ
いても、n×mビットで表されことになるが、各計算機
で最大n個のプログラムが実行される可能性があること
から、各計算機では、目標状態を管理するn×mビット
の大きさを持つレジスタをn個備えなくてはならないこ
とになる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の並
列計算機システムでは、バリア同期制御を実行するため
に、各計算機は、通信機構を介して通知される現在のプ
ログラムの実行状態を管理するn×mビットの大きさを
持つステータスレジスタの他に、その実行状態の目標状
態を管理するn×mビットの大きさを持つn個のマスク
レジスタを持つ構成を採っている。
【0008】これから、従来技術に従っていると、バリ
ア同期制御を実行するために、n×n×mビットという
大きなハードウェア量のマスクレジスタを用意しなけれ
ばならないという問題点があった。
【0009】この問題点に対して、各計算機に割り付け
るプロセスの割り付け方法を制限して、このハードウェ
ア量を削減するという構成を採ることも可能だが、汎用
的な並列計算機システムとしては、多数の並列ジョブが
同時に走行できなくなり不利である。
【0010】本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
であって、少ないハードウェア量でもって、バリア同期
制御を実行できるようにする新たな並列計算機システム
の提供を目的する。
【0011】
【課題を解決するための手段】図1及び図2に本発明の
原理構成を図示する。図中、1は本発明の並列計算機シ
ステムを構成する複数の計算機、2は計算機1を接続す
る通信機構である。
【0012】本発明の並列計算機システムでは、1つの
ジョブを複数のプロセスに分割して計算機1に割り付け
る構成を採って、各計算機1が、自計算機1で動作する
1つ又は複数のプロセスの処理進行情報を通信機構2を
介して全計算機1に放送していくとともに、通信機構2
を介して放送される処理進行情報に従って他計算機1で
動作するプロセスと同期をとりつつ割り付けられるプロ
セスを実行する。
【0013】図1に原理構成を図示する本発明の計算機
1は、管理手段10と、放送手段11と、付加手段12
と、制御手段13と、受信手段14と、指示手段15
と、読込手段16と、割込手段17とを備える。
【0014】この管理手段10は、自計算機1で動作す
るプロセスの処理進行情報と、そのプロセスの属するジ
ョブの識別子とを管理する。放送手段11は、自計算機
1で動作するプロセスの処理進行情報と、そのプロセス
の属するジョブの識別子とを放送したり、処理用データ
とジョブ識別子とを放送したり、割り込み通知とジョブ
識別子とを放送する。付加手段12は、放送手段11の
放送する放送情報に対してその情報の種別を示すオペコ
ードを付加する。
【0015】制御手段13は、ジョブ識別子に対応付け
て用意されて、放送されるジョブ識別子に従って、自計
算機1で動作するプロセスと他計算機1で動作するプロ
セスとの間のバリア同期を制御するものであって、判断
手段13a/計数手段13b/決定手段13cを備え
る。受信手段14は、通信機構2を介して放送される情
報を受信する。指示手段15は、受信手段14の受信し
た情報の持つオペコードを解読する。
【0016】読込手段16は、指示手段15の指示に応
答して、例えば、放送されるジョブ識別子が自計算機1
で動作するプロセスの属するジョブと同一であることを
条件にして、受信手段14の受信する処理用データを読
み込む。割込手段17は、指示手段15の指示に応答し
て、例えば、放送されるジョブ識別子が自計算機1で動
作するプロセスの属するジョブと同一であることを条件
にして、受信手段14の受信する割り込み通知に応答し
てCPUに対して割り込みを発生する。
【0017】このように構成される図1に図示する本発
明の並列計算機システムを構成する計算機1では、各計
算機1の放送手段11は、自計算機1で動作するプロセ
スの処理進行情報と、そのプロセスの属するジョブの識
別子とを通信機構2を介して全計算機1に放送する。
【0018】この放送を受けて、各計算機1の判断手段
13aは、放送されるジョブ識別子が自計算機1で動作
するプロセスの属するジョブと同一であるのか否かを判
断し、この判断結果を受けて、計数手段13bは、放送
されるジョブ識別子が自計算機1で動作するプロセスの
属するジョブと同一であることが判断されると、放送さ
れる処理進行情報に従って計数値をカウントアップす
る。そして、この計数処理を受けて、決定手段13c
は、計数手段13bの計数値が規定値(プロセス数)に
到達したのか否かを判断することで、バリア同期点に到
達したのか否かを判断して、自計算機1で動作するプロ
セスを次のステップに進めるのか否かを決定する。
【0019】この構成を採るときにあって、放送手段1
1は、プロセスの処理進行情報に代えて、処理用データ
や割り込み通知を放送することがあり、このときには、
付加手段12は、放送される情報にオペコードを付加し
ていくので、指示手段15は、放送されるこのオペコー
ドを受けて、読込手段16を起動していくことで処理用
データの読み込みを実行したり、割込手段17を起動し
ていくことでCPUへの割り込みを実行する。
【0020】このようにして、図1に原理構成を図示す
る本発明の計算機1では、例えば、1つのジョブを8個
のプロセスに分割して計算機1で並列処理するときに、
そのプロセスの処理進行情報をジョブ識別子とともに放
送する構成を採って、そのジョブについての8個のバリ
ア同期点到達の処理進行情報が放送されたのか否かを検
出することで、バリア同期制御を実行する構成を採るこ
とから、少ないハードウェア量でもってバリア同期制御
を実行できるようになる。
【0021】そして、このバリア同期制御を実行しつ
つ、他の計算機1に処理用データを書き込んだり、他の
計算機1に割り込みを通知できるようになる。一方、図
2に原理構成を図示する本発明の計算機1は、管理手段
20と、放送手段21と、付加手段22と、書込手段2
3と、決定手段24と、受信手段25と、指示手段26
と、読込手段27と、割込手段28とを備える。
【0022】この管理手段20は、自計算機1で動作す
るプロセスに対応付けて用意され、そのプロセスのジョ
ブ内の展開位置を示すジョブ内番号とそのジョブの識別
子とを管理するとともに、少なくともそのジョブの持つ
プロセスの数分のビット域を有して、そのビット域にプ
ロセスの処理進行情報を示すビット値を格納する第1の
レジスタ手段20aと、第1のレジスタ手段20aに対
応付けて備えられて、ビット域にプロセスの存在の有無
を示すビット値を格納する第2のレジスタ手段20bと
を備える。
【0023】放送手段21は、自計算機1で動作するプ
ロセスの処理進行情報と、そのプロセスの属するジョブ
の識別子と、そのプロセスのジョブ内番号とを放送した
り、処理用データとジョブ識別子とを放送したり、割り
込み通知とジョブ識別子とを放送する。付加手段22
は、放送手段21の放送する放送情報に対してその情報
の種別を示すオペコードを付加する。
【0024】書込手段23は、放送されるジョブ識別子
及びジョブ内番号の指す第1のレジスタ手段20aのビ
ット域に、放送される処理進行情報を書き込む。決定手
段24は、第1のレジスタ手段20aの格納データと、
対となる第2のレジスタ手段20bの格納データとを比
較することで、自計算機1で動作するプロセスを次のス
テップに進めるのか否かを決定する。
【0025】受信手段25は、通信機構2を介して放送
される情報を受信する。指示手段26は、受信手段25
の受信した情報の持つオペコードを解読する。読込手段
27は、指示手段26の指示に応答して、例えば、放送
されるジョブ識別子が自計算機1で動作するプロセスの
属するジョブと同一であることを条件にして、受信手段
25の受信する処理用データを読み込む。割込手段28
は、指示手段26の指示に応答して、例えば、放送され
るジョブ識別子が自計算機1で動作するプロセスの属す
るジョブと同一であることを条件にして、受信手段25
の受信する割り込み通知に応答してCPUに対して割り
込みを発生する。
【0026】このように構成される図2に図示する本発
明の並列計算機システムを構成する計算機1では、各計
算機1の放送手段21は、自計算機1で動作するプロセ
スの進行情報と、そのプロセスの持つジョブ内番号及び
ジョブ識別子とを通信機構2を介して全計算機1に放送
する。
【0027】この放送を受けて、各計算機1の書込手段
23は、放送されるジョブ識別子及びジョブ内番号の指
す第1のレジスタ手段20aに、放送される処理進行情
報を書き込む。そして、この書込結果を受けて、決定手
段24は、第1のレジスタ手段20aの格納データと、
対となる第2のレジスタ手段20bの格納データとを比
較することで、バリア同期点に到達したのか否かを判断
して、自計算機1で動作するプロセスを次のステップに
進めるのか否かを決定する。
【0028】この構成を採るときにあって、放送手段2
1は、プロセスの処理進行情報に代えて、処理用データ
や割り込み通知を放送することがあり、このときには、
付加手段22は、放送される情報にオペコードを付加し
ていくので、指示手段26は、放送されるこのオペコー
ドを受けて、読込手段27を起動していくことで処理用
データの読み込みを実行したり、割込手段28を起動し
ていくことでCPUへの割り込みを実行する。
【0029】このようにして、図2に原理構成を図示す
る本発明の計算機1では、例えば、1つのジョブを8個
のプロセスに分割して計算機1で並列処理するときに、
そのプロセスの処理進行情報をジョブ内番号/ジョブ識
別子とともに放送する構成を採って、従来技術よりも少
ないビット数の第2のレジスタ手段20bを使って、そ
のジョブについての8個のバリア同期点到達の処理進行
情報が放送されたのか否かを検出することで、バリア同
期制御を実行する構成を採ることから、少ないハードウ
ェア量でもってバリア同期制御を実行できるようにな
る。
【0030】そして、このバリア同期制御を実行しつ
つ、他の計算機1に処理用データを書き込んだり、他の
計算機1に割り込みを通知できるようになる。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、実施の形態に従って本発明
を詳細に説明する。図3に、本発明を具備する並列計算
機システムの一例を図示する。
【0032】この図に示す並列計算機システムは、PE
1で示される計算機1-1と、PE2で示される計算機1
-2と、PE3で示される計算機1-3と、PE4で示され
る計算機1-4という4台の計算機1で構成されて、1つ
のジョブを並列処理する構成を採っている。
【0033】以下では、説明の便宜上、ジョブ識別子
“1234”を持つ1つのジョブを8個のプロセス1〜8に
分割して、図4に示すように、計算機1-1がプロセス1
とプロセス2を実行し、計算機1-2がプロセス3とプロ
セス4を実行し、計算機1-3がプロセス5とプロセス6
を実行し、計算機1-4がプロセス7とプロセス8を実行
するという並列処理形態を想定する。
【0034】本発明の並列計算機システムを構成する計
算機1は、自計算機1で動作するプロセスの処理進行情
報と、そのプロセスの属するジョブの識別子と、そのプ
ロセスのジョブ内番号(ジョブ内での展開位置を示す)
とを放送する構成を採っており、これを実現するため
に、通信機構2は、図5に示すように、各計算機1から
通知されるジョブ識別子(jobid)/ジョブ内番号(pid)
/処理進行情報(state)を受け取って、それを選択しつ
つ各計算機1に送信する選択回路200を備える構成を
採っている。
【0035】図6に、本発明の並列計算機システムを構
成する計算機1の一実施例を図示する。図中、30はC
PU、31-i(i=1〜n)はn台備えられるバリア同
期機構であって、バリア同期制御を実行するものであ
る。ここで、このn台は、1つの計算機1で並列に実行
される可能性のあるプロセスの最大数に対応している。
【0036】32は選択回路であって、各バリア同期機
構31-iの出力するジョブ識別子/ジョブ内番号/処理
進行情報を入力として、その内の1つのバリア同期機構
31-iの出力するジョブ識別子/ジョブ内番号/処理進
行情報を通信機構2に出力するものである。
【0037】33は受信回路であって、通信機構2から
放送されるジョブ識別子/ジョブ内番号/処理進行情報
を受信して、それを各バリア同期機構31-iに通知する
もの、34は機構番号表示回路であって、CPU30で
動作中のプロセスが使用しているバリア同期機構31-i
の機構番号を表示するものである。
【0038】35は宛先選択回路であって、機構番号表
示回路34の表示する機構番号に従ってバリア同期機構
31-iを選択して、CPU30がプロセスの処理進行情
報を変更するときに、その選択するバリア同期機構31
-iにその処理進行情報を出力するものである。
【0039】36は選択回路であって、機構番号表示回
路34の表示する機構番号に従ってバリア同期機構31
-iを選択して、その選択するバリア同期機構31-iがバ
リア同期の取れた旨のビット値を出力するときに、その
出力値をCPU30の持つ規定のレジスタに書き込むも
のである。
【0040】37は割込マスクであって、CPU30に
割り込みを通知するのか否かを管理する構成を採って、
機構番号表示回路34の表示する機構番号に従ってバリ
ア同期機構31-iを選択して、その選択するバリア同期
機構31-iがバリア同期の取れた旨のビット値を出力す
るときに、割り込み通知が設定されているときには、そ
のバリア同期機構31-iを使用しているプロセスが動作
中であってもなくても、CPU30に割り込みを通知す
るものである。
【0041】このバリア同期機構31-iは、自分を使用
しているプロセスのジョブ識別子を保持して選択回路3
2に出力するジョブ識別子レジスタ40と、自分を使用
しているプロセスのジョブ内番号を保持して選択回路3
2に出力するジョブ内番号レジスタ41と、宛先選択回
路35から通知される処理進行情報を書き込む状態レジ
スタ42と、8ビット以上のビット域を有して、ビット
域i(i=1〜8)にプロセスi(i=1〜8)の処理
進行情報を示すビット値(初期値はall"0") を格納する
ステータスレジスタ43と、ステータスレジスタ43に
対応付けて備えられて、ビット域i(i=1〜8)にプ
ロセスi(i=1〜8)の存在を示すビット値“1”を
格納し、それ以外のビット域にプロセスの不存在を示す
ビット値“0”を格納するマスクレジスタ44と、ステ
ータスレジスタ43のビット値とマスクレジスタ44の
ビット値とを比較することで、バリア同期が取れたのか
否かを検出して、その検出結果を選択回路36/割込マ
スク37に出力する同期検出回路45と、受信回路33
の受信するジョブ識別子と、ジョブ識別子レジスタ40
の保持するジョブ識別子とが一致するときに、受信回路
33の受信するジョブ内番号の指すステータスレジスタ
43のビット域に、放送されてくる処理進行情報を書き
込む書込回路46とを備える。
【0042】以下では、ステータスレジスタ43及びマ
スクレジスタ44のビット数を16ビットで想定してい
る。これは、実稼働時には、16台の計算機1の各々
が、16個に分割される1つのプロセスを並列処理し、
デバッグ時には、それよりも少ない計算機1の各々が、
複数のプロセスを並列処理することでデバッグ処理を実
行する構成を採ることを想定しているからである。
【0043】このような構成を採る場合、バリア同期制
御を実行するためには、従来技術では、上述したよう
に、16×n×nビットの大きさを持つマスクレジスタ
を用意しなければならないのに対して、本発明では、1
6×nビットの大きさを持つマスクレジスタ44を用意
すれば足りるので、ハードウェア量を大きく削減できる
ようになる。なお、ステータスレジスタ43について
は、従来技術と同様に、16×nビットの大きさを持つ
必要がある。
【0044】次に、このように構成される計算機1の動
作処理について具体的に説明することで、本発明につい
て詳細に説明する。ここで、図4で説明したように、1
つのジョブを8個のプロセス1〜8に分割して、計算機
1-1がプロセス1/プロセス2を実行し、計算機1-2が
プロセス3/プロセス4を実行し、計算機1-3がプロセ
ス5/プロセス6を実行し、計算機1-4がプロセス7/
プロセス8を実行するという並列処理形態を想定してい
るが、更に、図7及び図8に示すように、プロセス1が
計算機1-1のバリア同期機構31-1を使用し、プロセス
2が計算機1-1のバリア同期機構31-2を使用し、プロ
セス3が計算機1-2のバリア同期機構31-1を使用し、
プロセス4が計算機1-2のバリア同期機構31-2を使用
し、プロセス5が計算機1-3のバリア同期機構31-1を
使用し、プロセス6が計算機1-3のバリア同期機構31
-2を使用し、プロセス7が計算機1-4のバリア同期機構
31-1を使用し、プロセス8が計算機1-4のバリア同期
機構31-2を使用することを想定する。
【0045】4台の計算機1-iが、プロセス1〜8の並
列処理に入った後、最初に、プロセス3がバリア同期点
に到達すると、図9に示すように、計算機1-2の宛先選
択回路35が、プロセス3の使用するバリア同期機構3
1-1を選択して、そのバリア同期機構31-1の状態レジ
スタ42にバリア同期に到達した旨を表示するビット値
“1”の処理進行情報を書き込み、これを受けて、計算
機1-2の選択回路32は、その状態レジスタ42に書き
込まれる処理進行情報“1”を、そのバリア同期機構3
1-1の管理するジョブ識別子“1234”/ジョブ内番号
“3”とともに、通信機構2を介して全計算機1-iに放
送する。そして、プロセス3は同期待ちの状態に入る。
【0046】この放送を受けて、図10に示すように、
計算機1-1の持つバリア同期機構31-iの内、ジョブ識
別子の一致する2つのバリア同期機構31-1,2が機能し
て、その2つのバリア同期機構31-1,2の書込回路46
は、その2つのバリア同期機構31-1,2のステータスレ
ジスタ43の第3番目のビット域にバリア同期に到達し
た旨を表示するビット値“1”を書き込む。そして、図
9に示すように、計算機1-2の持つバリア同期機構31
-iの内、ジョブ識別子の一致する2つのバリア同期機構
31-1,2が機能して、その2つのバリア同期機構31-
1,2の書込回路46は、その2つのバリア同期機構31-
1,2のステータスレジスタ43の第3番目のビット域に
バリア同期に到達した旨を表示するビット値“1”を書
き込む。
【0047】そして、図11に示すように、計算機1-3
の持つバリア同期機構31-iの内、ジョブ識別子の一致
する2つのバリア同期機構31-1,2が機能して、その2
つのバリア同期機構31-1,2の書込回路46は、その2
つのバリア同期機構31-1,2のステータスレジスタ43
の第3番目のビット域にバリア同期に到達した旨を表示
するビット値“1”を書き込む。そして、図12に示す
ように、計算機1-4の持つバリア同期機構31-iの内、
ジョブ識別子の一致する2つのバリア同期機構31-1,2
が機能して、その2つのバリア同期機構31-1,2の書込
回路46は、その2つのバリア同期機構31-1,2のステ
ータスレジスタ43の第3番目のビット域にバリア同期
に到達した旨を表示するビット値“1”を書き込む。
【0048】続いて、プロセス5がバリア同期点に到達
すると、図14に示すように、計算機1-3の宛先選択回
路35が、プロセス5の使用するバリア同期機構31-1
を選択して、そのバリア同期機構31-1の状態レジスタ
42にバリア同期に到達した旨を表示するビット値
“1”の処理進行情報を書き込み、これを受けて、計算
機1-3の選択回路32は、その状態レジスタ42に書き
込まれる処理進行情報“1”を、そのバリア同期機構3
1-1の管理するジョブ識別子“1234”/ジョブ内番号
“5”とともに、通信機構2を介して全計算機1-iに放
送する。そして、プロセス5は同期待ちの状態に入る。
【0049】この放送を受けて、図13に示すように、
計算機1-1のバリア同期機構31-1,2の持つ書込回路4
6は、バリア同期機構31-1,2のステータスレジスタ4
3の第5番目のビット域にバリア同期に到達した旨を表
示するビット値“1”を書き込む。そして、図13に示
すように、計算機1-2のバリア同期機構31-1,2の持つ
書込回路46は、バリア同期機構31-1,2のステータス
レジスタ43の第5番目のビット域にバリア同期に到達
した旨を表示するビット値“1”を書き込む。そして、
図14に示すように、計算機1-3のバリア同期機構31
-1,2の持つ書込回路46は、バリア同期機構31-1,2の
ステータスレジスタ43の第5番目のビット域にバリア
同期に到達した旨を表示するビット値“1”を書き込
む。そして、図14に示すように、計算機1-4のバリア
同期機構31-1,2の持つ書込回路46は、バリア同期機
構31-1,2のステータスレジスタ43の第5番目のビッ
ト域にバリア同期に到達した旨を表示するビット値
“1”を書き込む。
【0050】続いて、プロセス1がバリア同期点に到達
すると、図15に示すように、計算機1-1の宛先選択回
路35が、プロセス1の使用するバリア同期機構31-1
を選択して、そのバリア同期機構31-1の状態レジスタ
42にバリア同期に到達した旨を表示するビット値
“1”の処理進行情報を書き込み、これを受けて、計算
機1-3の選択回路32は、その状態レジスタ42に書き
込まれる処理進行情報“1”を、そのバリア同期機構3
1-1の管理するジョブ識別子“1234”/ジョブ内番号
“1”とともに、通信機構2を介して全計算機1-iに放
送する。そして、プロセス1は同期待ちの状態に入る。
【0051】この放送を受けて、図15に示すように、
計算機1-1のバリア同期機構31-1,2の持つ書込回路4
6は、バリア同期機構31-1,2のステータスレジスタ4
3の第1番目のビット域にバリア同期に到達した旨を表
示するビット値“1”を書き込む。そして、図15に示
すように、計算機1-2のバリア同期機構31-1,2の持つ
書込回路46は、バリア同期機構31-1,2のステータス
レジスタ43の第1番目のビット域にバリア同期に到達
した旨を表示するビット値“1”を書き込む。そして、
図16に示すように、計算機1-3のバリア同期機構31
-1,2の持つ書込回路46は、バリア同期機構31-1,2の
ステータスレジスタ43の第1番目のビット域にバリア
同期に到達した旨を表示するビット値“1”を書き込
む。そして、図16に示すように、計算機1-4のバリア
同期機構31-1,2の持つ書込回路46は、バリア同期機
構31-1,2のステータスレジスタ43の第1番目のビッ
ト域にバリア同期に到達した旨を表示するビット値
“1”を書き込む。
【0052】続いて、プロセス6がバリア同期点に到達
すると、図18に示すように、計算機1-3の宛先選択回
路35が、プロセス6の使用するバリア同期機構31-2
を選択して、そのバリア同期機構31-2の状態レジスタ
42にバリア同期に到達した旨を表示するビット値
“1”の処理進行情報を書き込み、これを受けて、計算
機1-3の選択回路32は、その状態レジスタ42に書き
込まれる処理進行情報“1”を、そのバリア同期機構3
1-2の管理するジョブ識別子“1234”/ジョブ内番号
“6”とともに、通信機構2を介して全計算機1-iに放
送する。そして、プロセス6は同期待ちの状態に入る。
【0053】この放送を受けて、図17に示すように、
計算機1-1のバリア同期機構31-1,2の持つ書込回路4
6は、バリア同期機構31-1,2のステータスレジスタ4
3の第6番目のビット域にバリア同期に到達した旨を表
示するビット値“1”を書き込む。そして、図17に示
すように、計算機1-2のバリア同期機構31-1,2の持つ
書込回路46は、バリア同期機構31-1,2のステータス
レジスタ43の第6番目のビット域にバリア同期に到達
した旨を表示するビット値“1”を書き込む。そして、
図18に示すように、計算機1-3のバリア同期機構31
-1,2の持つ書込回路46は、バリア同期機構31-1,2の
ステータスレジスタ43の第6番目のビット域にバリア
同期に到達した旨を表示するビット値“1”を書き込
む。そして、図18に示すように、計算機1-4のバリア
同期機構31-1,2の持つ書込回路46は、バリア同期機
構31-1,2のステータスレジスタ43の第6番目のビッ
ト域にバリア同期に到達した旨を表示するビット値
“1”を書き込む。
【0054】続いて、プロセス2がバリア同期点に到達
すると、図19に示すように、計算機1-1の宛先選択回
路35が、プロセス2の使用するバリア同期機構31-2
を選択して、そのバリア同期機構31-2の状態レジスタ
42にバリア同期に到達した旨を表示するビット値
“1”の処理進行情報を書き込み、これを受けて、計算
機1-1の選択回路32は、その状態レジスタ42に書き
込まれる処理進行情報“1”を、そのバリア同期機構3
1-2の管理するジョブ識別子“1234”/ジョブ内番号
“2”とともに、通信機構2を介して全計算機1-iに放
送する。そして、プロセス2は同期待ちの状態に入る。
【0055】この放送を受けて、図19に示すように、
計算機1-1のバリア同期機構31-1,2の持つ書込回路4
6は、バリア同期機構31-1,2のステータスレジスタ4
3の第2番目のビット域にバリア同期に到達した旨を表
示するビット値“1”を書き込む。そして、図19に示
すように、計算機1-2のバリア同期機構31-1,2の持つ
書込回路46は、バリア同期機構31-1,2のステータス
レジスタ43の第2番目のビット域にバリア同期に到達
した旨を表示するビット値“1”を書き込む。そして、
図20に示すように、計算機1-3のバリア同期機構31
-1,2の持つ書込回路46は、バリア同期機構31-1,2の
ステータスレジスタ43の第2番目のビット域にバリア
同期に到達した旨を表示するビット値“1”を書き込
む。そして、図20に示すように、計算機1-4のバリア
同期機構31-1,2の持つ書込回路46は、バリア同期機
構31-1,2のステータスレジスタ43の第2番目のビッ
ト域にバリア同期に到達した旨を表示するビット値
“1”を書き込む。
【0056】続いて、プロセス7がバリア同期点に到達
すると、図22に示すように、計算機1-4の宛先選択回
路35が、プロセス7の使用するバリア同期機構31-1
を選択して、そのバリア同期機構31-1の状態レジスタ
42にバリア同期に到達した旨を表示するビット値
“1”の処理進行情報を書き込み、これを受けて、計算
機1-4の選択回路32は、その状態レジスタ42に書き
込まれる処理進行情報“1”を、そのバリア同期機構3
1-1の管理するジョブ識別子“1234”/ジョブ内番号
“7”とともに、通信機構2を介して全計算機1-iに放
送する。そして、プロセス7は同期待ちの状態に入る。
【0057】この放送を受けて、図21に示すように、
計算機1-1のバリア同期機構31-1,2の持つ書込回路4
6は、バリア同期機構31-1,2のステータスレジスタ4
3の第7番目のビット域にバリア同期に到達した旨を表
示するビット値“1”を書き込む。そして、図21に示
すように、計算機1-2のバリア同期機構31-1,2の持つ
書込回路46は、バリア同期機構31-1,2のステータス
レジスタ43の第7番目のビット域にバリア同期に到達
した旨を表示するビット値“1”を書き込む。そして、
図22に示すように、計算機1-3のバリア同期機構31
-1,2の持つ書込回路46は、バリア同期機構31-1,2の
ステータスレジスタ43の第7番目のビット域にバリア
同期に到達した旨を表示するビット値“1”を書き込
む。そして、図22に示すように、計算機1-4のバリア
同期機構31-1,2の持つ書込回路46は、バリア同期機
構31-1,2のステータスレジスタ43の第7番目のビッ
ト域にバリア同期に到達した旨を表示するビット値
“1”を書き込む。
【0058】続いて、プロセス4がバリア同期点に到達
すると、図23に示すように、計算機1-2の宛先選択回
路35が、プロセス4の使用するバリア同期機構31-2
を選択して、そのバリア同期機構31-2の状態レジスタ
42にバリア同期に到達した旨を表示するビット値
“1”の処理進行情報を書き込み、これを受けて、計算
機1-2の選択回路32は、その状態レジスタ42に書き
込まれる処理進行情報“1”を、そのバリア同期機構3
1-2の管理するジョブ識別子“1234”/ジョブ内番号
“4”とともに、通信機構2を介して全計算機1-iに放
送する。そして、プロセス4は同期待ちの状態に入る。
【0059】この放送を受けて、図23に示すように、
計算機1-1のバリア同期機構31-1,2の持つ書込回路4
6は、バリア同期機構31-1,2のステータスレジスタ4
3の第4番目のビット域にバリア同期に到達した旨を表
示するビット値“1”を書き込む。そして、図23に示
すように、計算機1-2のバリア同期機構31-1,2の持つ
書込回路46は、バリア同期機構31-1,2のステータス
レジスタ43の第4番目のビット域にバリア同期に到達
した旨を表示するビット値“1”を書き込む。そして、
図24に示すように、計算機1-3のバリア同期機構31
-1,2の持つ書込回路46は、バリア同期機構31-1,2の
ステータスレジスタ43の第4番目のビット域にバリア
同期に到達した旨を表示するビット値“1”を書き込
む。そして、図24に示すように、計算機1-4のバリア
同期機構31-1,2の持つ書込回路46は、バリア同期機
構31-1,2のステータスレジスタ43の第4番目のビッ
ト域にバリア同期に到達した旨を表示するビット値
“1”を書き込む。
【0060】続いて、プロセス8がバリア同期点に到達
すると、図26に示すように、計算機1-4の宛先選択回
路35が、プロセス8の使用するバリア同期機構31-2
を選択して、そのバリア同期機構31-2の状態レジスタ
42にバリア同期に到達した旨を表示するビット値
“1”の処理進行情報を書き込み、これを受けて、計算
機1-4の選択回路32は、その状態レジスタ42に書き
込まれる処理進行情報“1”を、そのバリア同期機構3
1-2の管理するジョブ識別子“1234”/ジョブ内番号
“8”とともに、通信機構2を介して全計算機1-iに放
送する。そして、プロセス8は同期待ちの状態に入る。
この放送を受けて、図25に示すように、計算機1-1の
バリア同期機構31-1,2の持つ書込回路46は、バリア
同期機構31-1,2のステータスレジスタ43の第8番目
のビット域にバリア同期に到達した旨を表示するビット
値“1”を書き込む。そして、図25に示すように、計
算機1-2のバリア同期機構31-1,2の持つ書込回路46
は、バリア同期機構31-1,2のステータスレジスタ43
の第8番目のビット域にバリア同期に到達した旨を表示
するビット値“1”を書き込む。そして、図26に示す
ように、計算機1-3のバリア同期機構31-1,2の持つ書
込回路46は、バリア同期機構31-1,2のステータスレ
ジスタ43の第8番目のビット域にバリア同期に到達し
た旨を表示するビット値“1”を書き込む。そして、図
26に示すように、計算機1-4のバリア同期機構31-
1,2の持つ書込回路46は、バリア同期機構31-1,2の
ステータスレジスタ43の第8番目のビット域にバリア
同期に到達した旨を表示するビット値“1”を書き込
む。
【0061】このようにして、プロセス1〜8が、「プ
ロセス3→プロセス5→プロセス1→プロセス6→プロ
セス2→プロセス7→プロセス4→プロセス8」の順番
に従ってバリア同期点に到達すると、図27及び図28
に示すように、各計算機1-iのステータスレジスタ43
のビット域i(i=1〜8)に“1”がセットされると
ともに、それ以外のビット域に“0”がセットされるこ
とで、ステータスレジスタ43の格納データとマスクレ
ジスタ44の格納データとが一致することになるので、
各計算機1-iのバリア同期機構31-1,2の持つ同期検出
回路45は、全プロセス1〜8がバリア同期点に到達し
たことを判断して、その旨を選択回路36/割込マスク
37に出力し、これを受けて、CPU30は、全プロセ
ス1〜8がバリア同期点に到達したことを知ることにな
る。
【0062】このようにして、本発明の並列計算機シス
テムを構成する計算機1-iは、従来技術よりも少ないハ
ードウェア量を持つマスクレジスタ44を使って、バリ
ア同期制御を実行できるようになる。
【0063】この実施例では、ステータスレジスタ43
/マスクレジスタ44を使って、全プロセス1〜8がバ
リア同期点に到達したのか否かを判断する構成を採った
が、プロセス1〜8の内のどのプロセスがバリア同期点
に到達しているのかを知る必要がないときには、単なる
カウンタを使って処理進行情報を計数することにより、
全プロセス1〜8がバリア同期点に到達したのか否かを
判断することで、バリア同期制御を実行する構成を採る
ことも可能である。
【0064】更に、並列計算機システムでは、計算機1
-iは、他の計算機1-iに対して、検索の終了通知等の小
量データを送信したいことが起こる。また、他の計算機
1-iに対して、割り込みを通知したいことが起こる。
【0065】このような要求に対処するために、本発明
の並列計算機システムでは、図29に示すように、計算
機1-iは、ジョブ識別子(jobid)/ジョブ内番号(pid)
/処理進行情報(state)を送信するモードの他に、ジョ
ブ識別子(jobid)/小量データを送信するモードと、ジ
ョブ識別子(jobid)/割込通知を送信するモードとを用
意するとともに、それぞれに固有のオペコードを割り付
ける構成を採る。
【0066】そして、各計算機1にオペコード解読機構
60を備える構成を採って、それを使って放送されるオ
ペコードを解読することで、他計算機1-iから送られて
る送信情報がどの送信モードのものであるのかを解読し
て、ジョブ識別子(jobid)/ジョブ内番号(pid)/処理
進行情報(state)の送信モードであることを判断すると
きには、上述した構成を採るバリア機構61を起動し、
ジョブ識別子(jobid)/小量データの送信モードである
ことを判断するときには、その送られてくる小量データ
を規定のメモリ域に書き込む処理を実行するデータ読込
機構62を起動し、ジョブ識別子(jobid)/割込通知の
送信モードであることを判断するときには、CPUに割
り込みを通知する処理を実行する割込通知機構63を起
動する構成を採ることになる。
【0067】ここで、この構成を採るときにあって、特
定のジョブ識別子が放送されるときには、ジョブ識別子
に関係なく小量データを読み込む構成を採ったり、ジョ
ブ識別子に関係なく割り込みを通知する構成を採ること
も可能である。
【0068】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の並列計算
機システムによれば、複数の並列ジョブが同時に走行可
能で、1つのジョブを複数のプロセスに分割して各プロ
セスを各計算機に自由に割り当てて並列処理するとき
に、従来よりも少ないハードウェア量でもってバリア同
期制御を実行できるようになる。
【0069】そして、このバリア同期制御を実行しつ
つ、他の計算機に処理用データを書き込んだり、他の計
算機に割り込みを通知できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理構成図である。
【図2】本発明の原理構成図である。
【図3】並列計算機システムの一例である。
【図4】プロセスの並列処理形態の一例である。
【図5】通信機構の処理説明図である。
【図6】計算機の一実施例である。
【図7】バリア同期機構を使用するプロセスの説明図で
ある。
【図8】バリア同期機構を使用するプロセスの説明図で
ある。
【図9】実施例の動作説明図である。
【図10】実施例の動作説明図である。
【図11】実施例の動作説明図である。
【図12】実施例の動作説明図である。
【図13】実施例の動作説明図である。
【図14】実施例の動作説明図である。
【図15】実施例の動作説明図である。
【図16】実施例の動作説明図である。
【図17】実施例の動作説明図である。
【図18】実施例の動作説明図である。
【図19】実施例の動作説明図である。
【図20】実施例の動作説明図である。
【図21】実施例の動作説明図である。
【図22】実施例の動作説明図である。
【図23】実施例の動作説明図である。
【図24】実施例の動作説明図である。
【図25】実施例の動作説明図である。
【図26】実施例の動作説明図である。
【図27】実施例の動作説明図である。
【図28】実施例の動作説明図である。
【図29】本発明の一実施例である。
【符号の説明】
1 計算機 2 通信機構 10 管理手段 11 放送手段 12 付加手段 13 制御手段 13a 判断手段 13b 計数手段 13c 決定手段 14 受信手段 15 指示手段 16 読込手段 17 割込手段 20 管理手段 20a 第1のレジスタ手段 20b 第2のレジスタ手段 21 放送手段 22 付加手段 23 書込手段 24 決定手段 25 受信手段 26 指示手段 27 読込手段 28 割込手段

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の計算機と、それらを接続する通信
    機構とから構成され、1つのジョブを複数のプロセスに
    分割して計算機に割り付ける構成を採って、各計算機
    が、自計算機で動作する1つ又は複数のプロセスの処理
    進行情報を該通信機構を介して全計算機に放送していく
    とともに、該通信機構を介して放送される処理進行情報
    に従って他計算機で動作するプロセスと同期をとりつつ
    割り付けられるプロセスを実行する並列計算機システム
    において、 各計算機が、 自計算機で動作するプロセスの属するジョブの識別子
    を、該プロセスの処理進行情報とともに放送する放送手
    段と、 放送されるジョブ識別子に従って、自計算機で動作する
    プロセスと他計算機で動作するプロセスとの間のバリア
    同期を制御する制御手段とを備えることを、 特徴とする並列計算機システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の並列計算機システムにお
    いて、 制御手段は、ジョブ識別子に対応付けて用意されて、 放送されるジョブ識別子が自計算機で動作するプロセス
    の属するジョブ識別子と同一であるのか否かを判断する
    判断手段と、 上記判断手段がジョブ識別子の同一を判断するときに、
    放送される処理進行情報に従って計数値をカウントアッ
    プする計数手段と、 上記計数手段の計数値が規定値に到達したのか否かを判
    断することで、自計算機で動作するプロセスを次のステ
    ップに進めるのか否かを決定する決定手段とを備えるこ
    とを、 特徴とする並列計算機システム。
  3. 【請求項3】 複数の計算機と、それらを接続する通信
    機構とから構成され、1つのジョブを複数のプロセスに
    分割して計算機に割り付ける構成を採って、各計算機
    が、自計算機で動作する1つ又は複数のプロセスの処理
    進行情報を該通信機構を介して全計算機に放送していく
    とともに、該通信機構を介して放送される処理進行情報
    に従って他計算機で動作するプロセスと同期をとりつつ
    割り付けられるプロセスを実行する並列計算機システム
    において、 各計算機が、 自計算機で動作するプロセスに対応付けて用意され、該
    プロセスのジョブ内の展開位置を示すジョブ内番号と該
    ジョブの識別子とを管理するとともに、少なくとも該ジ
    ョブの持つプロセスの数分のビット域を有して、該ビッ
    ト域にプロセスの処理進行情報を示すビット値を格納す
    る第1のレジスタ手段と、該第1のレジスタ手段に対応
    付けて備えられて、ビット域にプロセスの存在の有無を
    示すビット値を格納する第2のレジスタ手段とを持つ管
    理手段と、 自計算機で動作するプロセスの持つジョブ内番号及びジ
    ョブ識別子を、該プロセスの処理進行情報とともに放送
    する放送手段と、 放送されるジョブ識別子及びジョブ内番号の指す上記第
    1のレジスタ手段のビット域に、放送される処理進行情
    報を書き込む書込手段と、 上記第1のレジスタ手段の格納データと、対となる上記
    第2のレジスタ手段の格納データとを比較することで、
    自計算機で動作するプロセスを次のステップに進めるの
    か否かを決定する決定手段とを備えることを、 特徴とする並列計算機システム。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の並列計算機システムにお
    いて、 ジョブ内番号として通番を使用するとともに、第1のレ
    ジスタ手段のビット域に該通番と同一の通番を割り付け
    る構成を採ることを、 特徴とする並列計算機システム。
  5. 【請求項5】 請求項1、2、3又は4記載の並列計算
    機システムにおいて、 放送手段は、処理進行情報を放送する他に、処理用デー
    タを放送する機能を持ち、 かつ、放送されるジョブ識別子が自計算機で動作するプ
    ロセスの属するジョブ識別子と同一であるときに、放送
    される処理用データを読み込む読込手段を備えること
    を、 特徴とする並列計算機システム。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の並列計算機システムにお
    いて、 読込手段は、特定のジョブ識別子が放送されるときに
    は、自計算機で動作するプロセスに関係なく放送される
    処理用データを読み込むことを、 特徴する並列計算機システム。
  7. 【請求項7】 請求項1、2、3又は4記載の並列計算
    機システムにおいて、 放送手段は、処理進行情報を放送する他に、割り込み通
    知を放送する機能を持ち、 かつ、放送されるジョブ識別子が自計算機で動作するプ
    ロセスの属するジョブ識別子と同一であるときに、放送
    される割り込み通知に従ってCPUに対して割り込みを
    発生する割込手段を備えることを、 特徴とする並列計算機システム。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の並列計算機システムにお
    いて、 割込手段は、特定のジョブ識別子が放送されるときに
    は、自計算機で動作するプロセスに関係なくCPUに対
    して割り込みを発生することを、 特徴とする並列計算機システム。
  9. 【請求項9】 請求項1、2、3又は4記載の並列計算
    機システムにおいて、 放送手段が、処理進行情報を放送する他に、処理用デー
    タを放送する機能と、割り込み通知を放送する機能を持
    ち、 かつ、放送手段の放送処理時に、放送される情報に対し
    て該情報の種別を示すオペコードを付加する付加手段
    と、 放送されるオペコードを解読して、その解読結果が処理
    進行情報を示すときに、バリア同期機構を起動し、その
    解読結果が処理用データを示すときに、該処理用データ
    の読み込みを指示し、その解読結果が割り込み通知を示
    すときに、CPUへの割り込み発生を指示する指示手段
    とを備えることを、 特徴とする並列計算機システム。
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