JPH1083442A - 画像合成方法 - Google Patents
画像合成方法Info
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- JPH1083442A JPH1083442A JP23767196A JP23767196A JPH1083442A JP H1083442 A JPH1083442 A JP H1083442A JP 23767196 A JP23767196 A JP 23767196A JP 23767196 A JP23767196 A JP 23767196A JP H1083442 A JPH1083442 A JP H1083442A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 面倒な操作を必要とせず、しかも短い処理時
間で、自動的に複数の画像を精度良く合成することがで
きる画像合成方法を提供することを目的とする。 【解決手段】 互いに一部が重複している画像領域を有
する複数の画像を合成し、一つの合成画像を作成する方
法であって複数の入力画像を互いに異なる縮小率にて段
階的に縮小し、形成された最も縮小率が高い縮小画像か
ら等倍画像まで順番に、それぞれが示す画像間において
段階的に抽出される対応点に従って画像合成変換を行な
うために必要な各種パラメータを設定する際に、既に抽
出された対応点や各種パラメータを用いて、縮小画像か
ら対応点を求めるためのテンプレートを設定し設定され
たテンプレートを用いて複数の縮小画像間における対応
点の抽出を行なわせ、設定された前記各種パラメータに
従って前記複数の入力画像を合成する様にした。
間で、自動的に複数の画像を精度良く合成することがで
きる画像合成方法を提供することを目的とする。 【解決手段】 互いに一部が重複している画像領域を有
する複数の画像を合成し、一つの合成画像を作成する方
法であって複数の入力画像を互いに異なる縮小率にて段
階的に縮小し、形成された最も縮小率が高い縮小画像か
ら等倍画像まで順番に、それぞれが示す画像間において
段階的に抽出される対応点に従って画像合成変換を行な
うために必要な各種パラメータを設定する際に、既に抽
出された対応点や各種パラメータを用いて、縮小画像か
ら対応点を求めるためのテンプレートを設定し設定され
たテンプレートを用いて複数の縮小画像間における対応
点の抽出を行なわせ、設定された前記各種パラメータに
従って前記複数の入力画像を合成する様にした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像合成方法に関
し、特に、互いに画像の一部が重複する2つの画像を合
成することにより、画角の広い画像を形成する画像合成
方法に関するものである。
し、特に、互いに画像の一部が重複する2つの画像を合
成することにより、画角の広い画像を形成する画像合成
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、互いに画像の一部が重複する
2つの画像から画角の広い画像を形成する方法として
は、2つの画像の重複する領域内の同一な点が一致する
ように、前記2つの画像に対してアフィン変換等の幾何
変換を施して前記2つの画像を平面上でつなぎ合わせる
方法が知られている。
2つの画像から画角の広い画像を形成する方法として
は、2つの画像の重複する領域内の同一な点が一致する
ように、前記2つの画像に対してアフィン変換等の幾何
変換を施して前記2つの画像を平面上でつなぎ合わせる
方法が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の方法においては、2つの画像の重複する領域を認識
し、2つの画像中の同一な点(以下、対応点と称す)を
抽出する必要があり、その手法として、例えば、合成し
ようとする2つの画像をディスプレイ上に表示し、マウ
ス等を操作することにより2つの画像中の対応点をカー
ソルで指定する方法等が考えられるが、この方法の場合
は、操作が手動であるため操作性が悪く、また操作する
に当たっては熟練を要するという問題がある。
来の方法においては、2つの画像の重複する領域を認識
し、2つの画像中の同一な点(以下、対応点と称す)を
抽出する必要があり、その手法として、例えば、合成し
ようとする2つの画像をディスプレイ上に表示し、マウ
ス等を操作することにより2つの画像中の対応点をカー
ソルで指定する方法等が考えられるが、この方法の場合
は、操作が手動であるため操作性が悪く、また操作する
に当たっては熟練を要するという問題がある。
【0004】そこで、2つの画像中の対応点を自動的に
抽出する方法として、一方の画像を小領域に分割し、分
割されたそれぞれの小領域を他方の画像と比較し、該小
領域それぞれに対して他方の画像中で最も似た領域を対
応点とするテンプレートマッチング法がある。
抽出する方法として、一方の画像を小領域に分割し、分
割されたそれぞれの小領域を他方の画像と比較し、該小
領域それぞれに対して他方の画像中で最も似た領域を対
応点とするテンプレートマッチング法がある。
【0005】しかしながら、このテンプレートマッチン
グ法の場合には、合成しようとする2つの画像の重複す
る領域が指定されていないと、2つの画像の重複する領
域以外の領域で誤った対応点を抽出してしまい、対応点
の抽出精度が悪くなってしまう。そして、このように対
応点の抽出精度が悪い場合には、2つの画像を正確につ
なげることができない。
グ法の場合には、合成しようとする2つの画像の重複す
る領域が指定されていないと、2つの画像の重複する領
域以外の領域で誤った対応点を抽出してしまい、対応点
の抽出精度が悪くなってしまう。そして、このように対
応点の抽出精度が悪い場合には、2つの画像を正確につ
なげることができない。
【0006】また、テンプレートマッチング法の場合に
は、合成しようとする2つの画像の重複する領域を指定
する際に、他方の画像中における対応点の探索領域とし
て指定する領域が広いと、該他方の画像中に似通った部
分が多く存在する場合には、正確な対応点を抽出するの
に時間がかかってしまい、迅速に2つの画像をつなげる
ことができないといった問題が生じてしまう。
は、合成しようとする2つの画像の重複する領域を指定
する際に、他方の画像中における対応点の探索領域とし
て指定する領域が広いと、該他方の画像中に似通った部
分が多く存在する場合には、正確な対応点を抽出するの
に時間がかかってしまい、迅速に2つの画像をつなげる
ことができないといった問題が生じてしまう。
【0007】本発明は、例えば入力される複数の画像デ
ータが示す複数の画像の輝度成分のレベルに差がある場
合でも、面倒な操作を必要とせず、しかも短い処理時間
で、自動的に複数の画像を画像の継ぎ目があまりずれず
に、精度良く合成することができる画像合成方法を提供
することを目的とする。
ータが示す複数の画像の輝度成分のレベルに差がある場
合でも、面倒な操作を必要とせず、しかも短い処理時間
で、自動的に複数の画像を画像の継ぎ目があまりずれず
に、精度良く合成することができる画像合成方法を提供
することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、本出願に係る第1の発明としての画像合成方法は、
互いに一部が重複している画像領域を有する複数の画像
を合成し、一つの合成画像を作成する方法であって、そ
れぞれが複数の画像に対応している複数の画像データを
入力し、入力された前記複数の画像データが示す複数の
画像を互いに異なる縮小率にて段階的にそれぞれ縮小
し、それぞれが形成された縮小画像を示す複数の縮小画
像データを形成する縮小画像データ形成ステップと、前
記縮小画像データ形成ステップにおいて形成された縮小
画像データについて、最も縮小率が高い縮小画像を示す
縮小画像データから、入力された前記複数の画像データ
が示す画像と同じサイズの画像を示す等倍画像データま
で順番に、それぞれが示す画像間における対応点を段階
的に抽出する対応点抽出ステップと、前記対応点抽出ス
テップにおいて抽出された対応点に従って、画像合成変
換を行なうために必要な各種パラメータを設定するパラ
メータ設定ステップと、前記パラメータ設定ステップに
おいて設定された各種パラメータが、前記対応点抽出ス
テップにおいて縮小画像データが示す縮小画像について
設定されたものである場合には、前記対応点抽出ステッ
プにおいて既に抽出された対応点や前記パラメータ設定
ステップにおいて設定された各種パラメータを用いて、
縮小率が1段高い縮小画像データが示す複数の縮小画像
の重複部を予測し、前記複数の縮小画像のうちの一つの
縮小画像から対応点を求めるための小領域をテンプレー
トとして設定し、前記対応点抽出ステップにおいて縮小
率が1段高い縮小画像データが示す複数の縮小画像間に
おける対応点の抽出を行なわせ、前記対応点抽出ステッ
プにおいて等倍画像データが示す画像について設定され
たものである場合には、前記パラメータ設定ステップに
おいて設定された各種パラメータに従って、入力された
前記複数の画像データが示す複数の画像のうちの少なく
とも一つの画像を変換し、他の画像と合成する画像変換
合成ステップとを有することを特徴とする。
め、本出願に係る第1の発明としての画像合成方法は、
互いに一部が重複している画像領域を有する複数の画像
を合成し、一つの合成画像を作成する方法であって、そ
れぞれが複数の画像に対応している複数の画像データを
入力し、入力された前記複数の画像データが示す複数の
画像を互いに異なる縮小率にて段階的にそれぞれ縮小
し、それぞれが形成された縮小画像を示す複数の縮小画
像データを形成する縮小画像データ形成ステップと、前
記縮小画像データ形成ステップにおいて形成された縮小
画像データについて、最も縮小率が高い縮小画像を示す
縮小画像データから、入力された前記複数の画像データ
が示す画像と同じサイズの画像を示す等倍画像データま
で順番に、それぞれが示す画像間における対応点を段階
的に抽出する対応点抽出ステップと、前記対応点抽出ス
テップにおいて抽出された対応点に従って、画像合成変
換を行なうために必要な各種パラメータを設定するパラ
メータ設定ステップと、前記パラメータ設定ステップに
おいて設定された各種パラメータが、前記対応点抽出ス
テップにおいて縮小画像データが示す縮小画像について
設定されたものである場合には、前記対応点抽出ステッ
プにおいて既に抽出された対応点や前記パラメータ設定
ステップにおいて設定された各種パラメータを用いて、
縮小率が1段高い縮小画像データが示す複数の縮小画像
の重複部を予測し、前記複数の縮小画像のうちの一つの
縮小画像から対応点を求めるための小領域をテンプレー
トとして設定し、前記対応点抽出ステップにおいて縮小
率が1段高い縮小画像データが示す複数の縮小画像間に
おける対応点の抽出を行なわせ、前記対応点抽出ステッ
プにおいて等倍画像データが示す画像について設定され
たものである場合には、前記パラメータ設定ステップに
おいて設定された各種パラメータに従って、入力された
前記複数の画像データが示す複数の画像のうちの少なく
とも一つの画像を変換し、他の画像と合成する画像変換
合成ステップとを有することを特徴とする。
【0009】また、上記本出願に係る第2の発明として
の画像合成方法は、互いに一部が重複している画像領域
を有する複数の画像を合成し、一つの合成画像を作成す
る方法はであって、それぞれが複数の画像に対応してい
る複数の画像データを入力し、入力された前記複数の画
像データが示す複数の画像を互いに異なる縮小率にて段
階的にそれぞれ縮小し、それぞれが形成された縮小画像
を示す複数の縮小画像データを形成する縮小画像データ
形成ステップと、上前記縮小画像データ形成ステップに
おいて形成された縮小画像データについて、該縮小画像
の特徴点を抽出し、特徴点縮小画像を形成する特徴点縮
小画像形成ステップと、前記特徴点画像形成ステップに
おいて形成された特徴点縮小画像データについて、最も
縮小率が高い縮小画像を示す特徴点縮小画像データか
ら、入力された前記複数の画像データが示す画像と同じ
サイズの特徴点画像を示す特徴点等倍画像データまで順
番に、それぞれが示す特徴点画像間における対応点を段
階的に抽出する対応点抽出ステップと、前記対応点抽出
ステップにおいて抽出された対応点に従って、画像合成
変換を行なうために必要な各種パラメータを設定するパ
ラメータ設定ステップと、前記パラメータ設定ステップ
において設定された各種パラメータが、前記対応点抽出
ステップにおいて特徴点縮小画像データが示す特徴点縮
小画像について設定されたものである場合には、前記対
応点抽出ステップにおいて既に抽出された対応点や前記
パラメータ設定ステップにおいて設定された各種パラメ
ータを用いて、縮小率が1段高い特徴点縮小画像データ
が示す複数の特徴点縮小画像の重複部を予測し、前記複
数の特徴点縮小画像のうちの一つの特徴点縮小画像から
対応点を求めるための小領域をテンプレートとして設定
し、前記対応点抽出ステップにおいて縮小率が1段高い
特徴点縮小画像データが示す複数の特徴点縮小画像間に
おける対応点の抽出を行なわせ、前記対応点抽出ステッ
プにおいて特徴点等倍画像データが示す画像について設
定されたものである場合には、前記パラメータ設定ステ
ップにおいて設定された各種パラメータに従って、入力
された前記複数の画像データが示す複数の画像のうちの
少なくとも一つの画像を変換し、他の画像と合成する画
像変換合成ステップとを有することを特徴とする。
の画像合成方法は、互いに一部が重複している画像領域
を有する複数の画像を合成し、一つの合成画像を作成す
る方法はであって、それぞれが複数の画像に対応してい
る複数の画像データを入力し、入力された前記複数の画
像データが示す複数の画像を互いに異なる縮小率にて段
階的にそれぞれ縮小し、それぞれが形成された縮小画像
を示す複数の縮小画像データを形成する縮小画像データ
形成ステップと、上前記縮小画像データ形成ステップに
おいて形成された縮小画像データについて、該縮小画像
の特徴点を抽出し、特徴点縮小画像を形成する特徴点縮
小画像形成ステップと、前記特徴点画像形成ステップに
おいて形成された特徴点縮小画像データについて、最も
縮小率が高い縮小画像を示す特徴点縮小画像データか
ら、入力された前記複数の画像データが示す画像と同じ
サイズの特徴点画像を示す特徴点等倍画像データまで順
番に、それぞれが示す特徴点画像間における対応点を段
階的に抽出する対応点抽出ステップと、前記対応点抽出
ステップにおいて抽出された対応点に従って、画像合成
変換を行なうために必要な各種パラメータを設定するパ
ラメータ設定ステップと、前記パラメータ設定ステップ
において設定された各種パラメータが、前記対応点抽出
ステップにおいて特徴点縮小画像データが示す特徴点縮
小画像について設定されたものである場合には、前記対
応点抽出ステップにおいて既に抽出された対応点や前記
パラメータ設定ステップにおいて設定された各種パラメ
ータを用いて、縮小率が1段高い特徴点縮小画像データ
が示す複数の特徴点縮小画像の重複部を予測し、前記複
数の特徴点縮小画像のうちの一つの特徴点縮小画像から
対応点を求めるための小領域をテンプレートとして設定
し、前記対応点抽出ステップにおいて縮小率が1段高い
特徴点縮小画像データが示す複数の特徴点縮小画像間に
おける対応点の抽出を行なわせ、前記対応点抽出ステッ
プにおいて特徴点等倍画像データが示す画像について設
定されたものである場合には、前記パラメータ設定ステ
ップにおいて設定された各種パラメータに従って、入力
された前記複数の画像データが示す複数の画像のうちの
少なくとも一つの画像を変換し、他の画像と合成する画
像変換合成ステップとを有することを特徴とする。
【0010】(作用)上述の様にすることにより、面倒
な操作を必要とせず、しかも短い処理時間で、自動的に
複数の画像を精度良く合成することができる様になる。
な操作を必要とせず、しかも短い処理時間で、自動的に
複数の画像を精度良く合成することができる様になる。
【0011】
(第1の実施の形態)図1に、本発明の第1の実施の形
態における画像合成装置の構成を示す。
態における画像合成装置の構成を示す。
【0012】図中において、入力端子10a,10bは
それぞれ合成しようとする画像を示す画像データa及び
画像データbであり、不図示の電子スチルカメラ、ビデ
オカメラ等で画像の一部が重複するように撮像されるこ
とにより発生されたもので、例えば画像データaは図2
のaに示すような画像に対応し,画像データbは図2の
bに示すような画像に対応している。
それぞれ合成しようとする画像を示す画像データa及び
画像データbであり、不図示の電子スチルカメラ、ビデ
オカメラ等で画像の一部が重複するように撮像されるこ
とにより発生されたもので、例えば画像データaは図2
のaに示すような画像に対応し,画像データbは図2の
bに示すような画像に対応している。
【0013】11,12は画像縮小部であり、入力され
る画像データa,bから該画像データa,bが示す画像
のサイズに対して、例えば1/2倍,1/4倍,1/8
倍といったように画像のサイズを縮小した縮小画像に対
応する縮小画像データを階層的に形成するもので、形成
された縮小画像データは、該画像縮小部11,12内の
画像メモリに格納される。
る画像データa,bから該画像データa,bが示す画像
のサイズに対して、例えば1/2倍,1/4倍,1/8
倍といったように画像のサイズを縮小した縮小画像に対
応する縮小画像データを階層的に形成するもので、形成
された縮小画像データは、該画像縮小部11,12内の
画像メモリに格納される。
【0014】20は対応点抽出部であり、入力端子10
a,10bより入力された画像データa,bあるいは前
記画像縮小部11,12において形成された縮小画像デ
ータが示すそれぞれの画像の中から、それぞれの画像間
の対応点を抽出するものである。
a,10bより入力された画像データa,bあるいは前
記画像縮小部11,12において形成された縮小画像デ
ータが示すそれぞれの画像の中から、それぞれの画像間
の対応点を抽出するものである。
【0015】30は対応点ベクトル選択部であり、前記
対応点抽出部20で抽出された対応点が示す対応点ベク
トルのうち、信頼性の高い対応点ベクトルのみ選択して
出力するものである。
対応点抽出部20で抽出された対応点が示す対応点ベク
トルのうち、信頼性の高い対応点ベクトルのみ選択して
出力するものである。
【0016】40はパラメータ推定部であり、前記対応
点ベクトル選択部30において選択された対応点ベクト
ルから画像の座標変換を行う座標変換パラメータを推定
するものである。
点ベクトル選択部30において選択された対応点ベクト
ルから画像の座標変換を行う座標変換パラメータを推定
するものである。
【0017】50は画像変換合成部であり、入力される
画像データa,bを前記パラメータ推定部40において
推定された座標変換パラメータにしたがって座標変換
し、合成することにより、一つの合成画像を示す合成画
像データcを形成するものである。
画像データa,bを前記パラメータ推定部40において
推定された座標変換パラメータにしたがって座標変換
し、合成することにより、一つの合成画像を示す合成画
像データcを形成するものである。
【0018】なお、以上の画像合成装置全体の制御は不
図示の制御部で行われるように構成されている。
図示の制御部で行われるように構成されている。
【0019】以下、入力される画像データa,bから合
成画像データcを形成する場合の本発明の第1の実施の
形態における画像合成装置の動作を説明する。
成画像データcを形成する場合の本発明の第1の実施の
形態における画像合成装置の動作を説明する。
【0020】尚、本実施の形態では、入力される画像デ
ータa,bはそれぞれ、512×512画素の濃淡画像
を示す画像データとして以下説明を行う。
ータa,bはそれぞれ、512×512画素の濃淡画像
を示す画像データとして以下説明を行う。
【0021】まず、この入力された画像データa,bは
それぞれ画像縮小部11,12において該画像データ
a,bが示す画像のサイズに対して、例えば1/2倍,
1/4倍,1/8倍といったように画像のサイズを縮小
した縮小画像に対応する縮小画像データ、すなわち、そ
れぞれ256×256画素,128×128画素,64
×64画素の画像サイズの縮小画像データに縮小される
(これらの縮小画像データを以下a2,b2,a4,b
4,a8,b8とする)。
それぞれ画像縮小部11,12において該画像データ
a,bが示す画像のサイズに対して、例えば1/2倍,
1/4倍,1/8倍といったように画像のサイズを縮小
した縮小画像に対応する縮小画像データ、すなわち、そ
れぞれ256×256画素,128×128画素,64
×64画素の画像サイズの縮小画像データに縮小される
(これらの縮小画像データを以下a2,b2,a4,b
4,a8,b8とする)。
【0022】対応点抽出部20では、まず最初に、入力
される画像データa,bが示す画像のサイズに対して1
/8倍の縮小画像を示す縮小画像データa8,b8につ
いて対応点抽出を行い、次に順次1/4倍,1/2倍、
等倍の画像のサイズの縮小画像データについて対応点抽
出を行う。なお、1/4倍,1/2倍、等倍の画像のサ
イズの縮小画像データのそれぞれについて対応点抽出を
行う際には、後述するように、その前に行われた対応点
抽出に基づき形成された変換パラメータを用いて重複部
における予測が行われる。
される画像データa,bが示す画像のサイズに対して1
/8倍の縮小画像を示す縮小画像データa8,b8につ
いて対応点抽出を行い、次に順次1/4倍,1/2倍、
等倍の画像のサイズの縮小画像データについて対応点抽
出を行う。なお、1/4倍,1/2倍、等倍の画像のサ
イズの縮小画像データのそれぞれについて対応点抽出を
行う際には、後述するように、その前に行われた対応点
抽出に基づき形成された変換パラメータを用いて重複部
における予測が行われる。
【0023】以下、図3に示すフローチャートに従っ
て、対応点抽出部20における対応点抽出アルゴリズム
について説明する。
て、対応点抽出部20における対応点抽出アルゴリズム
について説明する。
【0024】図3において、s21で、まず縮小画像デ
ータa8についてテンプレート切り出し領域の設定を行
う。ところで、縮小画像データa8,b8に対して対応
点抽出を行う場合には、予め2つの縮小画像の重複領域
がわかっていないので、所定の領域をテンプレート切り
出し領域として設定する。
ータa8についてテンプレート切り出し領域の設定を行
う。ところで、縮小画像データa8,b8に対して対応
点抽出を行う場合には、予め2つの縮小画像の重複領域
がわかっていないので、所定の領域をテンプレート切り
出し領域として設定する。
【0025】本実施の形態では、図2に示すように入力
された画像データa,bが示す入力画像が左,右の順で
並んでいる場合には、例えば画像の水平方向については
右端の3割、画像の垂直方向については1割から9割の
領域を、左側の縮小画像データa8におけるテンプレー
ト切り出し領域(図4中の領域T)とする。
された画像データa,bが示す入力画像が左,右の順で
並んでいる場合には、例えば画像の水平方向については
右端の3割、画像の垂直方向については1割から9割の
領域を、左側の縮小画像データa8におけるテンプレー
ト切り出し領域(図4中の領域T)とする。
【0026】次に、図3のs22において、図3のs2
1において設定されたテンプレート切り出し領域から図
4中の破線で示すように、すなわち、1つのブロックの
大きさが元の画像サイズの1割程度、すなわち7×7画
素程度のブロックをテンプレートとして切り出す。
1において設定されたテンプレート切り出し領域から図
4中の破線で示すように、すなわち、1つのブロックの
大きさが元の画像サイズの1割程度、すなわち7×7画
素程度のブロックをテンプレートとして切り出す。
【0027】なお、入力された画像データa,bが示す
入力画像が、上,下の順で並んでいる場合には、画像の
垂直方向については下端から3割、画像の水平方向につ
いて1割から9割の領域を、上側の縮小画像データa8
におけるテンプレート切り出し領域として設定し、テン
プレートの切り出しを行うものとする。
入力画像が、上,下の順で並んでいる場合には、画像の
垂直方向については下端から3割、画像の水平方向につ
いて1割から9割の領域を、上側の縮小画像データa8
におけるテンプレート切り出し領域として設定し、テン
プレートの切り出しを行うものとする。
【0028】以上のように、図3のs22において切り
出された全てのテンプレートについて以下のs23〜s
25の処理を行う。
出された全てのテンプレートについて以下のs23〜s
25の処理を行う。
【0029】図3のs23では、上述のようにして切り
出されたテンプレートそれぞれについて、右側の縮小画
像データb8が示す画像における対応点を探索するため
の探索領域を設定する。ところで、縮小画像データa
8,b8に対して対応点抽出を行う場合には、予め2つ
の縮小画像の重複領域がわかっていないので、所定の領
域を対応点の探索領域として設定する。
出されたテンプレートそれぞれについて、右側の縮小画
像データb8が示す画像における対応点を探索するため
の探索領域を設定する。ところで、縮小画像データa
8,b8に対して対応点抽出を行う場合には、予め2つ
の縮小画像の重複領域がわかっていないので、所定の領
域を対応点の探索領域として設定する。
【0030】本実施の形態では、上述のようにして前記
左側の縮小画像データa8において切り出される複数の
テンプレートのうちの任意のテンプレートに対する右側
の縮小画像データb8における対応点の探索領域とし
て、画像の水平方向については左端から前記任意のテン
プレートが存在する位置から当該テンプレートのサイズ
の5割程度左にずらした位置までの領域、画像の垂直方
向については前記任意のテンプレートが存在する位置を
当該テンプレートのサイズの1割程度上下した領域を、
右側の縮小画像データb8における探索領域として設定
する。
左側の縮小画像データa8において切り出される複数の
テンプレートのうちの任意のテンプレートに対する右側
の縮小画像データb8における対応点の探索領域とし
て、画像の水平方向については左端から前記任意のテン
プレートが存在する位置から当該テンプレートのサイズ
の5割程度左にずらした位置までの領域、画像の垂直方
向については前記任意のテンプレートが存在する位置を
当該テンプレートのサイズの1割程度上下した領域を、
右側の縮小画像データb8における探索領域として設定
する。
【0031】図5に右側の縮小画像データb8における
対応点の探索領域の一例を示す(図5中、左側の縮小画
像データa8の斜線で示したテンプレートに対応する右
側の縮小画像データb8における対応点の探索領域を領
域Sで示した)。
対応点の探索領域の一例を示す(図5中、左側の縮小画
像データa8の斜線で示したテンプレートに対応する右
側の縮小画像データb8における対応点の探索領域を領
域Sで示した)。
【0032】なお、この対応点の探索領域の設定は、入
力された画像データa,bが示す画像の重複領域が水平
方向については入力画像サイズの5割以下で、垂直方向
については入力画像サイズの上下1割以上は、ずれない
という条件に基づいており、入力された画像データa,
bが示す画像に想定される重複領域の条件が、当該条件
と異なる場合は、この対応点の探索領域の初期設定を変
えればよい。
力された画像データa,bが示す画像の重複領域が水平
方向については入力画像サイズの5割以下で、垂直方向
については入力画像サイズの上下1割以上は、ずれない
という条件に基づいており、入力された画像データa,
bが示す画像に想定される重複領域の条件が、当該条件
と異なる場合は、この対応点の探索領域の初期設定を変
えればよい。
【0033】図3のs24では、上述のようにして設定
された右側の縮小画像データb8における対応点の探索
領域内の画像と左側の縮小画像データa8における任意
のテンプレートが示す画像とを該任意のテンプレートの
位置を順次ずらしながら比較して行き、当該テンプレー
トが示す画像と対応点の探索領域内の画像とにおいてぞ
れぞれの画像を構成している画素同士の差分値が算出さ
れ、該差分値の絶対値の総和が最小となるテンプレート
の位置を対応点として検出する。
された右側の縮小画像データb8における対応点の探索
領域内の画像と左側の縮小画像データa8における任意
のテンプレートが示す画像とを該任意のテンプレートの
位置を順次ずらしながら比較して行き、当該テンプレー
トが示す画像と対応点の探索領域内の画像とにおいてぞ
れぞれの画像を構成している画素同士の差分値が算出さ
れ、該差分値の絶対値の総和が最小となるテンプレート
の位置を対応点として検出する。
【0034】なお、本実施の形態では、差分の絶対値の
総和が最小となるテンプレートの位置を対応点として検
出したが、例えばテンプレートが示す画像と対応点の探
索領域内の画像とにおいて相関演算を行って、該相関演
算の結果、相関値が最大となるテンプレートの位置を対
応点として検出するようにしてもよい。
総和が最小となるテンプレートの位置を対応点として検
出したが、例えばテンプレートが示す画像と対応点の探
索領域内の画像とにおいて相関演算を行って、該相関演
算の結果、相関値が最大となるテンプレートの位置を対
応点として検出するようにしてもよい。
【0035】図3のs25では、s24において検出さ
れた対応点に対する信頼性の判定を行う。なお、信頼性
の判定は上述の差分値の絶対値の総和が最小となるテン
プレートの位置と、上述の差分値の絶対値の総和が2番
目に小さくなるテンプレートの位置とを用いて行われ
る。
れた対応点に対する信頼性の判定を行う。なお、信頼性
の判定は上述の差分値の絶対値の総和が最小となるテン
プレートの位置と、上述の差分値の絶対値の総和が2番
目に小さくなるテンプレートの位置とを用いて行われ
る。
【0036】すなわち、本実施の形態の場合は、前記差
分値の絶対値の総和の最小値が所定の閾値以下であり、
且つ前記最小値と前記差分値の絶対値の総和が2番目に
小さい値との差が所定の閾値以上であった場合には、検
出された当該対応点は信頼性があるものと判定し、縮小
画像データa8,b8が示す画像において抽出された対
応点の座標に関するデータを対応点抽出部20内部のメ
モリに格納しておく。
分値の絶対値の総和の最小値が所定の閾値以下であり、
且つ前記最小値と前記差分値の絶対値の総和が2番目に
小さい値との差が所定の閾値以上であった場合には、検
出された当該対応点は信頼性があるものと判定し、縮小
画像データa8,b8が示す画像において抽出された対
応点の座標に関するデータを対応点抽出部20内部のメ
モリに格納しておく。
【0037】以上s23からs25までの処理は、s2
6において全てのテンプレートにおける処理が完了した
ことが検出されるまで、前記s21において切り出され
た各テンプレートにおいて夫々行われる。
6において全てのテンプレートにおける処理が完了した
ことが検出されるまで、前記s21において切り出され
た各テンプレートにおいて夫々行われる。
【0038】次に、対応点ベクトル選択部30の処理に
ついて説明する。
ついて説明する。
【0039】対応点ベクトル選択部30では、まず、前
記対応点抽出部20で抽出され内部のメモリに格納され
ている縮小画像データa8、b8が示す画像において抽
出されたそれぞれの対応点の座標に関するデータを読み
出し、読み出されたデータが示すそれぞれの座標の水平
方向及び垂直方向の差を計算することにより対応点ベク
トルを算出し、算出された全ての対応点ベクトルのヒス
トグラムを座標の水平方向、垂直方向それぞれについて
作成する。そして、作成された対応点ベクトルのヒスト
グラムを座標の水平方向及び垂直方向それぞれにおい
て、最も出現頻度の高い範囲に属する対応点ベクトルの
みを選択し、選択された対応点ベクトルに関するデータ
を次段のパラメータ推定部40に出力する。
記対応点抽出部20で抽出され内部のメモリに格納され
ている縮小画像データa8、b8が示す画像において抽
出されたそれぞれの対応点の座標に関するデータを読み
出し、読み出されたデータが示すそれぞれの座標の水平
方向及び垂直方向の差を計算することにより対応点ベク
トルを算出し、算出された全ての対応点ベクトルのヒス
トグラムを座標の水平方向、垂直方向それぞれについて
作成する。そして、作成された対応点ベクトルのヒスト
グラムを座標の水平方向及び垂直方向それぞれにおい
て、最も出現頻度の高い範囲に属する対応点ベクトルの
みを選択し、選択された対応点ベクトルに関するデータ
を次段のパラメータ推定部40に出力する。
【0040】以上のように、対応点ベクトル選択部30
では、最も出現頻度の高い範囲に属する対応点ベクトル
のみを選択することにより、前記対応点抽出部20にお
いて誤った対応点が抽出されても、より信頼性の高い対
応点ベクトルに関するデータのみをパラメータ推定部4
0に出力することができる。
では、最も出現頻度の高い範囲に属する対応点ベクトル
のみを選択することにより、前記対応点抽出部20にお
いて誤った対応点が抽出されても、より信頼性の高い対
応点ベクトルに関するデータのみをパラメータ推定部4
0に出力することができる。
【0041】そして、パラメータ推定部40では、前記
対応点ベクトル選択部30から供給される対応点ベクト
ルに関するデータが示す縮小画像データa8,b8の対
応点の座標から、座標変換パラメータを推定する。
対応点ベクトル選択部30から供給される対応点ベクト
ルに関するデータが示す縮小画像データa8,b8の対
応点の座標から、座標変換パラメータを推定する。
【0042】尚、座標変換パラメータの推定について
は、後に詳細に説明する。
は、後に詳細に説明する。
【0043】なお、上述のようにして得られた入力画像
の1/8倍の画像サイズの縮小画像を示す縮小画像デー
タa8,b8について求められた対応点ベクトルに関す
るデータは、次に行う入力画像の1/4倍の画像サイズ
の縮小画像を示す縮小画像データa4,b4の対応点抽
出処理において2つの縮小画像の重複領域を予測する際
に用いられる。
の1/8倍の画像サイズの縮小画像を示す縮小画像デー
タa8,b8について求められた対応点ベクトルに関す
るデータは、次に行う入力画像の1/4倍の画像サイズ
の縮小画像を示す縮小画像データa4,b4の対応点抽
出処理において2つの縮小画像の重複領域を予測する際
に用いられる。
【0044】すなわち、縮小画像データa8,b8につ
いて求められた対応点ベクトルに関するデータは、パラ
メータ推定部40において水平方向、垂直方向それぞれ
について平均値が算出され、縮小画像データa4,b4
の対応点抽出処理において2つの縮小画像の重複領域を
予測する際に用いるため、対応点抽出部20に出力され
る。
いて求められた対応点ベクトルに関するデータは、パラ
メータ推定部40において水平方向、垂直方向それぞれ
について平均値が算出され、縮小画像データa4,b4
の対応点抽出処理において2つの縮小画像の重複領域を
予測する際に用いるため、対応点抽出部20に出力され
る。
【0045】また、1/4倍,1/2倍の画像サイズの
縮小画像を示す縮小画像データについて求められた対応
点ベクトルに関するデータも同様に次に行う画像データ
の対応点抽出処理において2つの画像の重複領域を予測
する際に用いられる。
縮小画像を示す縮小画像データについて求められた対応
点ベクトルに関するデータも同様に次に行う画像データ
の対応点抽出処理において2つの画像の重複領域を予測
する際に用いられる。
【0046】そして、以上のようにして縮小画像データ
a8,b8の座標変換パラメータがパラメータ推定部4
0から出力されたら、対応点抽出部20では1/4倍の
画像サイズの縮小画像を示す縮小画像データa4,b4
に対して対応点抽出を行う。
a8,b8の座標変換パラメータがパラメータ推定部4
0から出力されたら、対応点抽出部20では1/4倍の
画像サイズの縮小画像を示す縮小画像データa4,b4
に対して対応点抽出を行う。
【0047】なお、入力画像の1/4倍の画像サイズの
縮小画像を示す縮小画像データa4,b4についての対
応点抽出部20の対応点抽出アルゴリズムは、前記図3
に示したものとほぼ同様であるが、図3のs21におけ
るテンプレート切り出し領域の設定、s23における対
応点の探索領域の設定には、前記パラメータ推定部40
から出力される入力画像の1/8倍の画像サイズの縮小
画像を示す縮小画像データa8,b8の対応点ベクトル
に関するデータの座標の水平方向、垂直方向それぞれに
ついての平均値が用いられる。
縮小画像を示す縮小画像データa4,b4についての対
応点抽出部20の対応点抽出アルゴリズムは、前記図3
に示したものとほぼ同様であるが、図3のs21におけ
るテンプレート切り出し領域の設定、s23における対
応点の探索領域の設定には、前記パラメータ推定部40
から出力される入力画像の1/8倍の画像サイズの縮小
画像を示す縮小画像データa8,b8の対応点ベクトル
に関するデータの座標の水平方向、垂直方向それぞれに
ついての平均値が用いられる。
【0048】図6は縮小画像データa4についてのテン
プレート切り出し領域の設定方法を説明するための図で
ある。
プレート切り出し領域の設定方法を説明するための図で
ある。
【0049】図3のs21におけるテンプレート切り出
し領域の設定は、前記パラメータ推定部40から出力さ
れる対応点ベクトルに関するデータの座標の水平方向、
垂直方向それぞれについての平均値(図6中の矢印)を
示すデータから、縮小画像データa4が示す縮小画像に
おける重複領域(図6中の斜線部分)を予測し、予測さ
れた縮小画像データa4が示す縮小画像の重複領域から
該縮小画像データa4についてのテンプレート切り出し
領域の左端、上端、下端の位置の設定し、テンプレート
の切り出しを行う。
し領域の設定は、前記パラメータ推定部40から出力さ
れる対応点ベクトルに関するデータの座標の水平方向、
垂直方向それぞれについての平均値(図6中の矢印)を
示すデータから、縮小画像データa4が示す縮小画像に
おける重複領域(図6中の斜線部分)を予測し、予測さ
れた縮小画像データa4が示す縮小画像の重複領域から
該縮小画像データa4についてのテンプレート切り出し
領域の左端、上端、下端の位置の設定し、テンプレート
の切り出しを行う。
【0050】図7は縮小画像データb4についての対応
点の探索領域の設定方法を説明するための図である。
点の探索領域の設定方法を説明するための図である。
【0051】図3のs23ではs21で切り出された複
数のテンプレートそれぞれについて、縮小画像データa
4が示す画像におけるテンプレートが存在する位置から
前記パラメータ推定部40から供給される前記縮小画像
データa8,b8の対応点ベクトルに関するデータの座
標の水平方向、垂直方向それぞれの平均値分だけシフト
した点(図7中の矢印の先)を設定し、設定された点を
中心に上下左右の方向に所定の幅(例えば、上下左右の
方向にそれぞれ5画素分)の領域(図7中の領域S′)
のみ対応点の探索領域として設定する。
数のテンプレートそれぞれについて、縮小画像データa
4が示す画像におけるテンプレートが存在する位置から
前記パラメータ推定部40から供給される前記縮小画像
データa8,b8の対応点ベクトルに関するデータの座
標の水平方向、垂直方向それぞれの平均値分だけシフト
した点(図7中の矢印の先)を設定し、設定された点を
中心に上下左右の方向に所定の幅(例えば、上下左右の
方向にそれぞれ5画素分)の領域(図7中の領域S′)
のみ対応点の探索領域として設定する。
【0052】以下、1/4倍の画像サイズの縮小画像を
示す縮小画像データa4,b4について、対応点抽出、
対応点ベクトルの選択、パラメータ推定が前記1/8倍
の画像サイズの縮小画像を示す縮小画像データa8,b
8の場合と同様に行われる。
示す縮小画像データa4,b4について、対応点抽出、
対応点ベクトルの選択、パラメータ推定が前記1/8倍
の画像サイズの縮小画像を示す縮小画像データa8,b
8の場合と同様に行われる。
【0053】また、入力画像の1/2倍、及び等倍の画
像サイズの画像を示す画像データについての対応点抽出
処理も、上述の1/4倍の画像サイズの縮小画像を示す
縮小画像データの場合と同様にして行われ、入力画像の
1/2倍の画像サイズの画像を示す画像データa2,b
2についての対応点抽出、対応点ベクトルの選択、パラ
メータ推定が順次行われ、次に、入力画像の等倍の画像
サイズの画像を示す画像データa,bについての対応点
抽出処理、対応点ベクトルの選択、パラメータ推定が順
次階層的に行われる。
像サイズの画像を示す画像データについての対応点抽出
処理も、上述の1/4倍の画像サイズの縮小画像を示す
縮小画像データの場合と同様にして行われ、入力画像の
1/2倍の画像サイズの画像を示す画像データa2,b
2についての対応点抽出、対応点ベクトルの選択、パラ
メータ推定が順次行われ、次に、入力画像の等倍の画像
サイズの画像を示す画像データa,bについての対応点
抽出処理、対応点ベクトルの選択、パラメータ推定が順
次階層的に行われる。
【0054】ところで、上述の処理において、入力画像
の等倍の画像サイズの画像を示す画像データa,bに対
しては、後処理として行われる画像変換合成処理でアフ
ィン変換による座標変換を行うため、座標の水平方向、
垂直方向の対応点ベクトルが一定の範囲に入るとは限ら
ないので、ヒストグラムによる対応点ベクトルの選択は
行わなくてもよい。
の等倍の画像サイズの画像を示す画像データa,bに対
しては、後処理として行われる画像変換合成処理でアフ
ィン変換による座標変換を行うため、座標の水平方向、
垂直方向の対応点ベクトルが一定の範囲に入るとは限ら
ないので、ヒストグラムによる対応点ベクトルの選択は
行わなくてもよい。
【0055】ここで、パラメータ推定処理について詳細
に説明する。
に説明する。
【0056】上述のようにして入力された画像データ
a,bが示す2つの画像についての座標変換パラメータ
が得られた後、最後に画像変換合成部50において、入
力された画像データa,bがパラメータ推定部40にお
いて推定された座標変換パラメータにしたがって座標変
換され、1つの画像に合成される。
a,bが示す2つの画像についての座標変換パラメータ
が得られた後、最後に画像変換合成部50において、入
力された画像データa,bがパラメータ推定部40にお
いて推定された座標変換パラメータにしたがって座標変
換され、1つの画像に合成される。
【0057】なお、このとき行われる座標変換としては
アフィン変換で、入力された画像データa,bが示す画
像のサイズの等倍の画像についての対応点ベクトルに関
するデータから座標変換パラメータを推定する際には、
パラメータ推定部40は対応点ベクトルに関するデータ
の平均値ではなく、以下の方法によりアフィン変換のパ
ラメータを出力する。
アフィン変換で、入力された画像データa,bが示す画
像のサイズの等倍の画像についての対応点ベクトルに関
するデータから座標変換パラメータを推定する際には、
パラメータ推定部40は対応点ベクトルに関するデータ
の平均値ではなく、以下の方法によりアフィン変換のパ
ラメータを出力する。
【0058】今、入力画像データaが示す画像に対して
入力画像データbが示す画像がθ回転、(dx,dy)
平行移動、m倍の拡大変換した関係にあるとすると、入
力画像データaが示す画像中の点(xa,xa)は以下
の式(1)の入力画像データbが示す画像中の点(x
b,yb)に対応する。
入力画像データbが示す画像がθ回転、(dx,dy)
平行移動、m倍の拡大変換した関係にあるとすると、入
力画像データaが示す画像中の点(xa,xa)は以下
の式(1)の入力画像データbが示す画像中の点(x
b,yb)に対応する。
【0059】 xb=(cosθ・xa+sinθ・ya−dx)×m =A・xa+B・ya+C yb=(−sinθ・xa+cosθ・ya−dy)×m =−B・xa+A・ya+D ただし、A=m・cosθ,B=m・sinθ, C=−m・dx,D=−m・dy ・・・式(1)
【0060】このときのパラメータA,B,Cをパラメ
ータ推定部40で最小自乗法により推定する。
ータ推定部40で最小自乗法により推定する。
【0061】ただし、上記パラメータをパラメータ推定
部40で推定するには、対応点の座標が最低二対必要で
あるが、対応点の座標が一対しか求まらなかった場合に
は、入力画像の1/2倍の画像サイズの縮小画像を示す
縮小画像データについての対応点ベクトルの平均値を平
行移動パラメータとして設定すればよい。すなわち、入
力画像の1/2倍の画像サイズの縮小画像を示す縮小画
像データについての対応点ベクトルの平均値を(ax,
ay)とすると、以下の式(2)に示すパラメータが平
行移動パラメータとして設定される。
部40で推定するには、対応点の座標が最低二対必要で
あるが、対応点の座標が一対しか求まらなかった場合に
は、入力画像の1/2倍の画像サイズの縮小画像を示す
縮小画像データについての対応点ベクトルの平均値を平
行移動パラメータとして設定すればよい。すなわち、入
力画像の1/2倍の画像サイズの縮小画像を示す縮小画
像データについての対応点ベクトルの平均値を(ax,
ay)とすると、以下の式(2)に示すパラメータが平
行移動パラメータとして設定される。
【0062】 A=1,B=0,C=−ax,D=−ay ・・・式(2)
【0063】また、対応点の座標が一対も求まらなかっ
た場合は、以後の処理を行えないので、例えばモニター
画面上にその旨を示すメッセージ等を表示し、操作者に
知らせると共に、合成処理動作を終了する。
た場合は、以後の処理を行えないので、例えばモニター
画面上にその旨を示すメッセージ等を表示し、操作者に
知らせると共に、合成処理動作を終了する。
【0064】なお、本実施の形態におけるパラメータ推
定部40では、入力画像の等倍の画像サイズを示す画像
に対してはアフィン変換パラメータ、それ以外の縮小画
像に対しては平行移動パラメータを推定出力している
が、入力画像の等倍の画像サイズを示す画像、縮小画像
ともにアフィン変換パラメータを推定出力するようにし
てもよい。
定部40では、入力画像の等倍の画像サイズを示す画像
に対してはアフィン変換パラメータ、それ以外の縮小画
像に対しては平行移動パラメータを推定出力している
が、入力画像の等倍の画像サイズを示す画像、縮小画像
ともにアフィン変換パラメータを推定出力するようにし
てもよい。
【0065】そして、画像変換合成部50では、図8に
示すアルゴリズムに従って合成画像データcが形成され
る。
示すアルゴリズムに従って合成画像データcが形成され
る。
【0066】図8のs51では、まず合成画像データc
が示す合成画像の画像領域の設定を行う。
が示す合成画像の画像領域の設定を行う。
【0067】本実施の形態では画像領域を、入力された
画像データaが示す画像の座標系を基準とし、図9にお
いて破線で示す領域のように設定する。すなわち、画像
領域の左端は画像データaが示す画像の左端座標とし、
右端は画像データbが示す画像の右上端および右下端の
画素を画像データaが示す画像の座標に変換して求めた
座標のうちの大きい方の座標値とする。尚、画像データ
bが示す画像の座標を画像データaが示す画像の座標に
変換するには、前記式(1)のアフィン変換の逆変換を
用いる。すなわち、逆変換のパラメータをA′,B′,
C′,D′とすると以下に示す式(3)の変換を行うこ
とになる。
画像データaが示す画像の座標系を基準とし、図9にお
いて破線で示す領域のように設定する。すなわち、画像
領域の左端は画像データaが示す画像の左端座標とし、
右端は画像データbが示す画像の右上端および右下端の
画素を画像データaが示す画像の座標に変換して求めた
座標のうちの大きい方の座標値とする。尚、画像データ
bが示す画像の座標を画像データaが示す画像の座標に
変換するには、前記式(1)のアフィン変換の逆変換を
用いる。すなわち、逆変換のパラメータをA′,B′,
C′,D′とすると以下に示す式(3)の変換を行うこ
とになる。
【0068】 xa=A′・xb+B′・yb+C′ ya=−B′・xb+A′・yb+D′ ただし、A′=A/(A2 +B2 ),B′=−B/(A2 +B2 ), C′=(−A・C+B・D)/(A2 +B2 ), D′=(−B・C−A・D)/(A2 +B2 ) ・・・式(3)
【0069】また、合成画像データcが示す合成画像の
上端は画像データaが示す画像の上端座標値および画像
データbが示す画像の右上端および左上端の画素を画像
データaが示す画像の座標に変換して求めた座標のうち
小さい方の座標値、下端は画像データaが示す画像の下
端座標値および画像データbが示す画像の右下端および
左下端の画素を画像データaが示す画像の座標に変換し
て求めた座標のうち大きい方の座標値とする。
上端は画像データaが示す画像の上端座標値および画像
データbが示す画像の右上端および左上端の画素を画像
データaが示す画像の座標に変換して求めた座標のうち
小さい方の座標値、下端は画像データaが示す画像の下
端座標値および画像データbが示す画像の右下端および
左下端の画素を画像データaが示す画像の座標に変換し
て求めた座標のうち大きい方の座標値とする。
【0070】次に、図8のs52では、継ぎ目の位置が
重複部の中心となるよう図9の点線Lで示すように設定
する。すなわち、画像データaが示す画像の右端座標値
と、画像データbが示す画像の左上端および左下端の画
素を画像データaが示す画像の座標に変換して求めた座
標のうち小さい方の座標値との平均値を継ぎ目の位置と
する。
重複部の中心となるよう図9の点線Lで示すように設定
する。すなわち、画像データaが示す画像の右端座標値
と、画像データbが示す画像の左上端および左下端の画
素を画像データaが示す画像の座標に変換して求めた座
標のうち小さい方の座標値との平均値を継ぎ目の位置と
する。
【0071】図8のs53ではs51で設定した合成画
像データcが示す画像領域におけるそれぞれの画素値を
求め、メモリ領域に書き込む。
像データcが示す画像領域におけるそれぞれの画素値を
求め、メモリ領域に書き込む。
【0072】図8のs54では、合成画像データcが示
す画像領域内の画像データaが示す画像領域について
は、前記合成画像データcが示す画像領域に対応したメ
モリ領域のうちの前記画像データaが示す画像領域に対
応したメモリ領域に該画像データaが示す画素値をその
まま書き込む。
す画像領域内の画像データaが示す画像領域について
は、前記合成画像データcが示す画像領域に対応したメ
モリ領域のうちの前記画像データaが示す画像領域に対
応したメモリ領域に該画像データaが示す画素値をその
まま書き込む。
【0073】そして、図8のs55では、合成画像デー
タcが示す画像領域内の座標変換された画像データbが
示す画像領域については、前記合成画像データcが示す
画像領域に対応したメモリ領域のうちの前記座標変換さ
れた画像データbが示す画像領域に対応したメモリ領域
に、該座標変換された画像データbが示す画素値をその
まま書き込む。このとき、すでに画像データaが示す画
素値が書き込まれていた場合は、継ぎ目の位置より右に
あるものについてのみ書き込むようにする。
タcが示す画像領域内の座標変換された画像データbが
示す画像領域については、前記合成画像データcが示す
画像領域に対応したメモリ領域のうちの前記座標変換さ
れた画像データbが示す画像領域に対応したメモリ領域
に、該座標変換された画像データbが示す画素値をその
まま書き込む。このとき、すでに画像データaが示す画
素値が書き込まれていた場合は、継ぎ目の位置より右に
あるものについてのみ書き込むようにする。
【0074】このようにして求めた合成画像データcが
示す合成画像は、図10に示すようになる。なお、図1
0中で斜線で示した部分は入力された画像データa,b
が示す画像の何れからも対応する画素が割当てられない
領域である為、例えば白画素等のダミー画素を割り当て
ればよい。
示す合成画像は、図10に示すようになる。なお、図1
0中で斜線で示した部分は入力された画像データa,b
が示す画像の何れからも対応する画素が割当てられない
領域である為、例えば白画素等のダミー画素を割り当て
ればよい。
【0075】以上、本実施の形態における画像変換合成
部50では、画像の重複する領域には、画像a,bの何
れかの画像データを割り当てるようにしたが、画像デー
タa,bの画素値の単なる平均値を求め割り当てたり、
画像データa,bの画素値に例えば水平方向に可変に重
みを付けた上で、平均値を求め割り当ててもよい。
部50では、画像の重複する領域には、画像a,bの何
れかの画像データを割り当てるようにしたが、画像デー
タa,bの画素値の単なる平均値を求め割り当てたり、
画像データa,bの画素値に例えば水平方向に可変に重
みを付けた上で、平均値を求め割り当ててもよい。
【0076】そして、画像変換合成部50において形成
された合成画像データcは表示装置、プリンタ装置等に
出力される。
された合成画像データcは表示装置、プリンタ装置等に
出力される。
【0077】また、本実施の形態では、それぞれが濃淡
画像を示す2つの画像に対応した画像データを合成する
場合を対象に説明したが、本発明は、カラー画像を示す
2つの画像に対応した画像データを合成する場合にも適
用でき、その際には、例えば2つの画像の対応点抽出を
行うときに、カラー画像を構成するR(赤),G
(緑),B(青)の各成分を示す画像のうち、G成分を
示す画像のみを用いて対応点抽出を行ったり、R,G,
Bの3つの成分の平均値を示す画像を形成し、形成され
た画像を用いて対応点抽出を行ったりすることにより、
本発明を容易に適応することができる。
画像を示す2つの画像に対応した画像データを合成する
場合を対象に説明したが、本発明は、カラー画像を示す
2つの画像に対応した画像データを合成する場合にも適
用でき、その際には、例えば2つの画像の対応点抽出を
行うときに、カラー画像を構成するR(赤),G
(緑),B(青)の各成分を示す画像のうち、G成分を
示す画像のみを用いて対応点抽出を行ったり、R,G,
Bの3つの成分の平均値を示す画像を形成し、形成され
た画像を用いて対応点抽出を行ったりすることにより、
本発明を容易に適応することができる。
【0078】また、本実施の形態では、電子スチルカメ
ラ、ビデオカメラ等で撮像されることにより発生される
2つの画像に対応した画像データを合成する場合を対象
に説明したが、本発明は、コンピュータ等で生成された
所謂CG(コンピュータ・グラフィック)画像データを
合成する場合にも適用できることを言うまでもない。
ラ、ビデオカメラ等で撮像されることにより発生される
2つの画像に対応した画像データを合成する場合を対象
に説明したが、本発明は、コンピュータ等で生成された
所謂CG(コンピュータ・グラフィック)画像データを
合成する場合にも適用できることを言うまでもない。
【0079】以上説明したように、本実施形態における
画像合成装置によれば、複数の画像における同一な対応
点をポインタ等で指定するといった面倒な操作を必要と
せず、複数の画像を自動的に精度良く合成することがで
きる。
画像合成装置によれば、複数の画像における同一な対応
点をポインタ等で指定するといった面倒な操作を必要と
せず、複数の画像を自動的に精度良く合成することがで
きる。
【0080】また、本実施形態における画像合成装置で
は、複数の画像のうちの1つの画像から対応点を求める
ために用いる小領域をテンプレートとして切り出すテン
プレート切り出し領域を限定する様にしたので、複数の
画像の重複領域外において、誤った対応点を抽出してし
まうことがなく、複数の画像を精度良く合成することが
できる。
は、複数の画像のうちの1つの画像から対応点を求める
ために用いる小領域をテンプレートとして切り出すテン
プレート切り出し領域を限定する様にしたので、複数の
画像の重複領域外において、誤った対応点を抽出してし
まうことがなく、複数の画像を精度良く合成することが
できる。
【0081】また、本実施形態における画像合成装置で
は、パラメータ推定部より出力される情報を用いて、複
数の画像のうちの1つの画像から対応点を求めるために
用いる小領域をテンプレートとして切り出すテンプレー
ト切り出し領域に対応する対応点を他の画像から探索す
るための探索領域を限定する様にしたので、短い処理時
間で複数の画像を合成することができ、複数の画像の中
に似通った部分が多く存在しても、正確に対応点を抽出
することができ、複数の画像を精度良く合成することが
できる。
は、パラメータ推定部より出力される情報を用いて、複
数の画像のうちの1つの画像から対応点を求めるために
用いる小領域をテンプレートとして切り出すテンプレー
ト切り出し領域に対応する対応点を他の画像から探索す
るための探索領域を限定する様にしたので、短い処理時
間で複数の画像を合成することができ、複数の画像の中
に似通った部分が多く存在しても、正確に対応点を抽出
することができ、複数の画像を精度良く合成することが
できる。
【0082】また、本実施形態における画像合成装置で
は、縮小画像についての対応点の抽出結果を用いて、複
数の画像のうちの1つの画像から対応点を求めるために
用いる小領域をテンプレートとして切り出すテンプレー
ト切り出し領域に対応する対応点を他の画像から探索す
るための探索領域を限定する様にしたので、短い処理時
間で複数の画像を合成することができ、複数の画像の中
に似通った部分が多く存在しても、正確に対応点を抽出
することができ、複数の画像を精度良く合成することが
できる。
は、縮小画像についての対応点の抽出結果を用いて、複
数の画像のうちの1つの画像から対応点を求めるために
用いる小領域をテンプレートとして切り出すテンプレー
ト切り出し領域に対応する対応点を他の画像から探索す
るための探索領域を限定する様にしたので、短い処理時
間で複数の画像を合成することができ、複数の画像の中
に似通った部分が多く存在しても、正確に対応点を抽出
することができ、複数の画像を精度良く合成することが
できる。
【0083】更に、本実施形態における画像合成装置で
は、画像合成を行なう継ぎ目付近で多くの対応点を抽出
するようにしているので、合成された画像の継ぎ目にお
けるずれを少なくすることができる。
は、画像合成を行なう継ぎ目付近で多くの対応点を抽出
するようにしているので、合成された画像の継ぎ目にお
けるずれを少なくすることができる。
【0084】(第2の実施の形態)図11に、本発明の
第2の実施の形態における画像合成装置の構成を示す。
尚、図11に示した構成において、前記図1に示した前
記第1の実施の形態としての画像合成装置と同等の機能
を有するものには、同一の付番を付し、詳細な説明は省
略する。
第2の実施の形態における画像合成装置の構成を示す。
尚、図11に示した構成において、前記図1に示した前
記第1の実施の形態としての画像合成装置と同等の機能
を有するものには、同一の付番を付し、詳細な説明は省
略する。
【0085】図中において、13,14は特徴点抽出部
であり、画像縮小部11,12より出力される縮小画像
データに対して、該縮小画像データが示す縮小画像のエ
ッジ部分を強調するような処理を行うことにより、特徴
点画像データを形成し、特徴点抽出部13,14内の画
像メモリに格納する。(以下、これらの特徴点画像デー
タをa2′,b2′,a4′,b4′,a8′,b8′
と表わす。)
であり、画像縮小部11,12より出力される縮小画像
データに対して、該縮小画像データが示す縮小画像のエ
ッジ部分を強調するような処理を行うことにより、特徴
点画像データを形成し、特徴点抽出部13,14内の画
像メモリに格納する。(以下、これらの特徴点画像デー
タをa2′,b2′,a4′,b4′,a8′,b8′
と表わす。)
【0086】以上のように、本発明の第2の実施の形態
としての画像合成装置では、画像縮小部11,12には
画像メモリを設けず、次段の特徴点抽出部13,14に
画像メモリを設け、形成された特徴点画像データを格納
するようにしている。尚、特徴点画像データを形成する
ため、本実施の形態では縮小画像データに対して図12
に示す3×3画素の二次元フィルタでコンボリューショ
ン演算処理を施すことにより、該縮小画像データが示す
縮小画像のエッジ部分を強調している。
としての画像合成装置では、画像縮小部11,12には
画像メモリを設けず、次段の特徴点抽出部13,14に
画像メモリを設け、形成された特徴点画像データを格納
するようにしている。尚、特徴点画像データを形成する
ため、本実施の形態では縮小画像データに対して図12
に示す3×3画素の二次元フィルタでコンボリューショ
ン演算処理を施すことにより、該縮小画像データが示す
縮小画像のエッジ部分を強調している。
【0087】21は対応点抽出部であり、入力端子10
a,10bより入力された画像データa,bあるいは前
記特徴点抽出部13,14において形成された特徴点画
像データが示す画像の中から、それぞれの画像間の対応
点を抽出するものである。
a,10bより入力された画像データa,bあるいは前
記特徴点抽出部13,14において形成された特徴点画
像データが示す画像の中から、それぞれの画像間の対応
点を抽出するものである。
【0088】対応点抽出部21では、まず最初に、入力
される画像データa,bが示す画像のサイズに対して1
/8倍の特徴点画像を示す特徴点画像データa8′,b
8′について対応点抽出を行い、次に順次1/4倍,1
/2倍,等倍の画像サイズの特徴点画像データについて
対応点抽出を行う。なお、1/4倍,1/2倍,等倍の
画像サイズの対応点画像データのそれぞれについて対応
点抽出を行う際には、前記第1の実施の形態と同様に、
その前に行われた対応点抽出に基づき形成された変換パ
ラメータを用いて重複部における予測が行われる。
される画像データa,bが示す画像のサイズに対して1
/8倍の特徴点画像を示す特徴点画像データa8′,b
8′について対応点抽出を行い、次に順次1/4倍,1
/2倍,等倍の画像サイズの特徴点画像データについて
対応点抽出を行う。なお、1/4倍,1/2倍,等倍の
画像サイズの対応点画像データのそれぞれについて対応
点抽出を行う際には、前記第1の実施の形態と同様に、
その前に行われた対応点抽出に基づき形成された変換パ
ラメータを用いて重複部における予測が行われる。
【0089】以下、図13に示すフローチャートに従っ
て、対応点抽出部21における対応点抽出アルゴリズム
について説明する。
て、対応点抽出部21における対応点抽出アルゴリズム
について説明する。
【0090】図13において、s31で、まず特徴点画
像データa8′についてテンプレート切り出し領域の設
定を行う。ところで、特徴点画像データa8′,b8′
に対して対応点抽出を行う場合には、予め2つの特徴点
画像の重複領域がわかっていないので、前記第1の実施
の形態と同様に、所定の領域をテンプレート切り出し領
域として設定する。
像データa8′についてテンプレート切り出し領域の設
定を行う。ところで、特徴点画像データa8′,b8′
に対して対応点抽出を行う場合には、予め2つの特徴点
画像の重複領域がわかっていないので、前記第1の実施
の形態と同様に、所定の領域をテンプレート切り出し領
域として設定する。
【0091】そして、図13のs32において切り出さ
れた全てのテンプレート切り出し領域内の全画素につい
て以下のs33〜s36の処理を行う。
れた全てのテンプレート切り出し領域内の全画素につい
て以下のs33〜s36の処理を行う。
【0092】s33では特徴点を中心にテンプレート切
り出しを行う。
り出しを行う。
【0093】つまり、1/8倍の画像サイズの特徴点画
像データa8′について対応点抽出を行う場合には、図
14に示すように、s31において設定されたテンプレ
ート切り出し領域を上下にT1,T2の領域に分割し、
T1,T2それぞれの領域について図中の矢印に沿っ
て、すなわち特徴点画像データa8′の右端から順次処
理を行い、図13のs33〜s36の処理により前記T
1,T2の領域それぞれについて対応点が所定の数抽出
されまで処理が継続される。
像データa8′について対応点抽出を行う場合には、図
14に示すように、s31において設定されたテンプレ
ート切り出し領域を上下にT1,T2の領域に分割し、
T1,T2それぞれの領域について図中の矢印に沿っ
て、すなわち特徴点画像データa8′の右端から順次処
理を行い、図13のs33〜s36の処理により前記T
1,T2の領域それぞれについて対応点が所定の数抽出
されまで処理が継続される。
【0094】なお、対応点の抽出を行なうかどうかは、
特徴点画像データa8′が示す特徴点画像の画素値が所
定の閾値以上あるかどうかで判断し、該特徴点画像の画
素値が所定の閾値以上ある場合には、特徴点画像である
ものとして図13のs34〜s36の処理に従って対応
点抽出を行ない、該特徴点画像の画素値が所定の閾値以
上ない場合には、特徴点画像でないものとして、図13
のs34〜s36の処理よる対応点抽出を行わないで、
次の画像サイズの特徴点画像の処理に移る。
特徴点画像データa8′が示す特徴点画像の画素値が所
定の閾値以上あるかどうかで判断し、該特徴点画像の画
素値が所定の閾値以上ある場合には、特徴点画像である
ものとして図13のs34〜s36の処理に従って対応
点抽出を行ない、該特徴点画像の画素値が所定の閾値以
上ない場合には、特徴点画像でないものとして、図13
のs34〜s36の処理よる対応点抽出を行わないで、
次の画像サイズの特徴点画像の処理に移る。
【0095】また、本実施の形態では、対応点が所定の
数抽出されるまで処理を継続し、該所定の数に達したら
処理を終了するようにしているので、余分な処理時間を
省略し、処理時間を短縮する事ができ、また、特徴点画
像データa8′の右端から順次処理を行うようにしてい
るので、例えば、処理を途中で中断した場合でも、2つ
の画像の継ぎ目付近で対応点を多く抽出できるため、2
つの画像の継ぎ目のずれを少なくすることができ、更
に、テンプレート切り出し領域をあらかじめ上下に分割
しているので、2つの画像の継ぎ目部分を上下でバラン
スよくつなぐ事ができるようになる。
数抽出されるまで処理を継続し、該所定の数に達したら
処理を終了するようにしているので、余分な処理時間を
省略し、処理時間を短縮する事ができ、また、特徴点画
像データa8′の右端から順次処理を行うようにしてい
るので、例えば、処理を途中で中断した場合でも、2つ
の画像の継ぎ目付近で対応点を多く抽出できるため、2
つの画像の継ぎ目のずれを少なくすることができ、更
に、テンプレート切り出し領域をあらかじめ上下に分割
しているので、2つの画像の継ぎ目部分を上下でバラン
スよくつなぐ事ができるようになる。
【0096】なお、1/4倍,1/2倍の画像サイズの
特徴点画像データについて対応点抽出を行う場合も同様
の処理を行うが、等倍の画像サイズの特徴点画像データ
について対応点抽出を行う場合は、次段の画像変換合成
部50で前記第1の実施の形態と同様に、前記図9で示
したように2つの画像の継ぎ目を設定するので、継ぎ目
付近において対応点を抽出する。なお、2つの画像の継
ぎ目の位置については、前記第1の実施の形態の画像変
換合成部50の動作説明の中で、前記図8のs52の処
理と同等の処理によって算出する。
特徴点画像データについて対応点抽出を行う場合も同様
の処理を行うが、等倍の画像サイズの特徴点画像データ
について対応点抽出を行う場合は、次段の画像変換合成
部50で前記第1の実施の形態と同様に、前記図9で示
したように2つの画像の継ぎ目を設定するので、継ぎ目
付近において対応点を抽出する。なお、2つの画像の継
ぎ目の位置については、前記第1の実施の形態の画像変
換合成部50の動作説明の中で、前記図8のs52の処
理と同等の処理によって算出する。
【0097】以上のように、2つの画像の継ぎ目の位置
を算出したら、図15に示すように、s31において設
定されたテンプレート切り出し領域を前記継ぎ目の位置
を境に左右にT3,T4の領域に分割し、それぞれの領
域について図中の矢印に沿って、すなわち特徴点画像デ
ータaの継ぎ目の位置(図15中のL′)付近から順次
処理を行う。
を算出したら、図15に示すように、s31において設
定されたテンプレート切り出し領域を前記継ぎ目の位置
を境に左右にT3,T4の領域に分割し、それぞれの領
域について図中の矢印に沿って、すなわち特徴点画像デ
ータaの継ぎ目の位置(図15中のL′)付近から順次
処理を行う。
【0098】なお、1/4倍,1/2倍の画像サイズの
特徴点画像データa2′,a4′について対応点抽出を
行う場合も同様にしてテンプレート切り出し領域の設定
を行うが、等倍の画像サイズの画像データaについて対
応点抽出を行う場合、該等倍の画像サイズの画像データ
aには、図11の特徴点抽出部13,14による処理が
行われていないので、前記図12に示した3×3画素の
二次元フィルタでコンボリューション演算処理を施した
後、閾値処理による特徴点抽出を行い、抽出された特徴
点を中心にテンプレートの切り出しを行う。
特徴点画像データa2′,a4′について対応点抽出を
行う場合も同様にしてテンプレート切り出し領域の設定
を行うが、等倍の画像サイズの画像データaについて対
応点抽出を行う場合、該等倍の画像サイズの画像データ
aには、図11の特徴点抽出部13,14による処理が
行われていないので、前記図12に示した3×3画素の
二次元フィルタでコンボリューション演算処理を施した
後、閾値処理による特徴点抽出を行い、抽出された特徴
点を中心にテンプレートの切り出しを行う。
【0099】次に、図13のs34では、s33におい
て切り出されたテンプレートに対応する点を探索する探
索領域を右側の画像データbから設定する。ところで、
1/8倍の画像サイズの特徴点画像a8′,b8′に対
しては、あらかじめ重複領域が分かっていないので、前
記第1の実施の形態と同様に、所定の領域を対応点の探
索領域とし、また、1/4倍,1/2倍,等倍の画像サ
イズの特徴点画像を示す特徴点画像データに対してはパ
ラメータ推定部40から出力される座標変換パラメータ
を用いて前記第1の実施の形態と同様に予測され設定さ
れる。
て切り出されたテンプレートに対応する点を探索する探
索領域を右側の画像データbから設定する。ところで、
1/8倍の画像サイズの特徴点画像a8′,b8′に対
しては、あらかじめ重複領域が分かっていないので、前
記第1の実施の形態と同様に、所定の領域を対応点の探
索領域とし、また、1/4倍,1/2倍,等倍の画像サ
イズの特徴点画像を示す特徴点画像データに対してはパ
ラメータ推定部40から出力される座標変換パラメータ
を用いて前記第1の実施の形態と同様に予測され設定さ
れる。
【0100】図13のs35では上述のようにして設定
された右側の特徴点画像データb8′における対応点の
探索領域内の画像と左側の特徴点画像データa8′にお
けるテンプレートが示す画像とを該テンプレートを平行
に順次ずらしながら比較していき、当該テンプレートが
示す画像と対応点の探索領域内の画像とにおいてそれぞ
れの画像を構成している画素同士の差分値が算出され、
該差分値の絶対値の総和が最小となるテンプレートの位
置を対応点として検出する。
された右側の特徴点画像データb8′における対応点の
探索領域内の画像と左側の特徴点画像データa8′にお
けるテンプレートが示す画像とを該テンプレートを平行
に順次ずらしながら比較していき、当該テンプレートが
示す画像と対応点の探索領域内の画像とにおいてそれぞ
れの画像を構成している画素同士の差分値が算出され、
該差分値の絶対値の総和が最小となるテンプレートの位
置を対応点として検出する。
【0101】図13のs36では、s35において検出
された対応点に対する信頼性の判定を行い、抽出された
対応点の座標に関するデータを対応点抽出部21内部の
メモリに格納しておく。
された対応点に対する信頼性の判定を行い、抽出された
対応点の座標に関するデータを対応点抽出部21内部の
メモリに格納しておく。
【0102】本実施の形態では、縮小画像に対しては特
徴点画像で対応点抽出を行っているので、入力された画
像同士に多少の輝度レベル差が生じていても、該輝度レ
ベル差に影響を受けずに対応点を抽出することができ、
また、入力画像そのものに対する対応点抽出処理は特徴
点画像で行っていないので、画像ノイズを強調すること
なく対応点抽出を行うことができる。
徴点画像で対応点抽出を行っているので、入力された画
像同士に多少の輝度レベル差が生じていても、該輝度レ
ベル差に影響を受けずに対応点を抽出することができ、
また、入力画像そのものに対する対応点抽出処理は特徴
点画像で行っていないので、画像ノイズを強調すること
なく対応点抽出を行うことができる。
【0103】本発明の第2の実施形態としての画像合成
装置のその他の部分の動作については、本発明の第1の
実施の形態と同様であるので、説明は省略する。
装置のその他の部分の動作については、本発明の第1の
実施の形態と同様であるので、説明は省略する。
【0104】(第3の実施の形態)図16に、本発明の
第3の実施の形態における画像合成装置の構成を示す。
なお、図16に示した構成において、前記図1に示した
前記第1の実施の形態としての画像合成装置と同等の機
能を有するものには、同一の付番を付し、詳細な説明は
省略する。
第3の実施の形態における画像合成装置の構成を示す。
なお、図16に示した構成において、前記図1に示した
前記第1の実施の形態としての画像合成装置と同等の機
能を有するものには、同一の付番を付し、詳細な説明は
省略する。
【0105】すなわち、本実施の形態では、対応点抽出
部22において、対応点ベクトル選択部30から出力さ
れる対応点の座標データを用いて対応点抽出処理を行う
点が異なる。
部22において、対応点ベクトル選択部30から出力さ
れる対応点の座標データを用いて対応点抽出処理を行う
点が異なる。
【0106】そして、本実施の形態は、対応点抽出部2
2における対応点抽出アルゴリズムは図3に示した本発
明の第1の実施の形態と同様であるので、以下、図3に
示すフローチャートに従って、対応点抽出部22におけ
る対応点抽出アルゴリズムについて説明する。
2における対応点抽出アルゴリズムは図3に示した本発
明の第1の実施の形態と同様であるので、以下、図3に
示すフローチャートに従って、対応点抽出部22におけ
る対応点抽出アルゴリズムについて説明する。
【0107】図3において、s21で、まず縮小画像デ
ータa8についてテンプレート切り出し領域の設定を行
う。そして、s22において切り出された全てのテンプ
レートについて以下のs23〜s25の処理を行う。た
だし、1/4倍、1/2倍、等倍の画像サイズの縮小画
像対応点抽出を行う場合には、それぞれ1/8倍,1/
4倍、1/2倍の画像サイズの縮小画像を示す縮小画像
データに対して行われた対応点抽出により対応点が抽出
できたテンプレートのみにより対応点抽出を行う。
ータa8についてテンプレート切り出し領域の設定を行
う。そして、s22において切り出された全てのテンプ
レートについて以下のs23〜s25の処理を行う。た
だし、1/4倍、1/2倍、等倍の画像サイズの縮小画
像対応点抽出を行う場合には、それぞれ1/8倍,1/
4倍、1/2倍の画像サイズの縮小画像を示す縮小画像
データに対して行われた対応点抽出により対応点が抽出
できたテンプレートのみにより対応点抽出を行う。
【0108】図3のs23では、上述のようにして切り
出されたテンプレートそれぞれについて、右側の縮小画
像データb8が示す画像における対応点を探索するため
の探索領域を設定する。ところで、縮小画像データa
8,b8に対して対応点抽出を行う場合には、予め2つ
の縮小画像の重複領域がわかっていないので、前記第1
の実施の形態と同様に、所定の領域を対応点の探索領域
として設定する。また、1/4倍、1/2倍、等倍の画
像サイズの画像を示す縮小画像データに対して対応点を
抽出する場合には、対応点ベクトル選択部30から出力
される対応点の座標に関するデータを参照し、該対応点
の座標位置を中心に上下左右に所定の幅(例えば±5画
素)の領域のみ探索するように探索領域を設定する。
出されたテンプレートそれぞれについて、右側の縮小画
像データb8が示す画像における対応点を探索するため
の探索領域を設定する。ところで、縮小画像データa
8,b8に対して対応点抽出を行う場合には、予め2つ
の縮小画像の重複領域がわかっていないので、前記第1
の実施の形態と同様に、所定の領域を対応点の探索領域
として設定する。また、1/4倍、1/2倍、等倍の画
像サイズの画像を示す縮小画像データに対して対応点を
抽出する場合には、対応点ベクトル選択部30から出力
される対応点の座標に関するデータを参照し、該対応点
の座標位置を中心に上下左右に所定の幅(例えば±5画
素)の領域のみ探索するように探索領域を設定する。
【0109】図3のs24では、上述のようにして設定
された右側の縮小画像データb8における対応点の探索
領域内の画像と左側の縮小画像データa8における任意
のテンプレートが示す画像とを該任意のテンプレートの
位置を順次ずらしながら比較していき、当該テンプレー
トが示す画像と対応点の探索領域内の画像とにおいてそ
れぞれの画像を構成している画素同士の差分値が算出さ
れ、該差分値の絶対値の総和が最小となるテンプレート
の位置を対応点として検出する。
された右側の縮小画像データb8における対応点の探索
領域内の画像と左側の縮小画像データa8における任意
のテンプレートが示す画像とを該任意のテンプレートの
位置を順次ずらしながら比較していき、当該テンプレー
トが示す画像と対応点の探索領域内の画像とにおいてそ
れぞれの画像を構成している画素同士の差分値が算出さ
れ、該差分値の絶対値の総和が最小となるテンプレート
の位置を対応点として検出する。
【0110】図3のs25では、s24において検出さ
れた対応点に対する信頼性の判定を行い、抽出された対
応点の座標に関するデータを対応点抽出部21内部のメ
モリに格納しておく。
れた対応点に対する信頼性の判定を行い、抽出された対
応点の座標に関するデータを対応点抽出部21内部のメ
モリに格納しておく。
【0111】なお、本発明の第3の実施の形態としての
画像合成装置の他の部分の動作についての動作は、本発
明の第1の実施の形態と同様であるので説明は省略す
る。
画像合成装置の他の部分の動作についての動作は、本発
明の第1の実施の形態と同様であるので説明は省略す
る。
【0112】以上説明したように、本実施形態における
画像合成装置では、対応点ベクトル選択部より出力され
る情報を用いて、複数の画像のうちの1つの画像から対
応点を求めるために用いる小領域をテンプレートとして
切り出すテンプレート切り出し領域に対応する対応点を
他の画像から探索するための探索領域を限定する様にし
たので、更に短い処理時間で複数の画像を合成すること
ができ、複数の画像の中に似通った部分が多く存在して
も、正確に対応点を抽出することができ、複数の画像を
精度良く合成することができる。
画像合成装置では、対応点ベクトル選択部より出力され
る情報を用いて、複数の画像のうちの1つの画像から対
応点を求めるために用いる小領域をテンプレートとして
切り出すテンプレート切り出し領域に対応する対応点を
他の画像から探索するための探索領域を限定する様にし
たので、更に短い処理時間で複数の画像を合成すること
ができ、複数の画像の中に似通った部分が多く存在して
も、正確に対応点を抽出することができ、複数の画像を
精度良く合成することができる。
【0113】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の画像合成
方法によれば、例えば入力される複数の画像データが示
す複数の画像の輝度成分のレベルに差がある場合でも、
面倒な操作を必要とせず、しかも短い処理時間で、自動
的に複数の画像を画像の継ぎ目があまりずれずに、精度
良く合成することができる様になる。
方法によれば、例えば入力される複数の画像データが示
す複数の画像の輝度成分のレベルに差がある場合でも、
面倒な操作を必要とせず、しかも短い処理時間で、自動
的に複数の画像を画像の継ぎ目があまりずれずに、精度
良く合成することができる様になる。
【図1】本発明の第1の実施の形態としての画像合成装
置の構成を示すブロック図である。
置の構成を示すブロック図である。
【図2】入力画像の一例を示す図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態の対応点抽出部の処
理アルゴリズムを示すフローチャートである。
理アルゴリズムを示すフローチャートである。
【図4】本発明の第1の実施の形態における対応点抽出
でのテンプレートの切り出し方法の説明図である。
でのテンプレートの切り出し方法の説明図である。
【図5】本発明の第1の実施例の形態における対応点抽
出での探索領域の設定方法の説明図である。
出での探索領域の設定方法の説明図である。
【図6】本発明の第1の実施の形態における対応点抽出
でのテンプレート切り出し領域の設定方法の説明図であ
る。
でのテンプレート切り出し領域の設定方法の説明図であ
る。
【図7】本発明の第1の実施例の形態における対応点抽
出での探索領域の設定方法の説明図である。
出での探索領域の設定方法の説明図である。
【図8】本実施の形態の画像変換合成部の処理アルゴリ
ズムを示すフローチャートである。
ズムを示すフローチャートである。
【図9】本実施の形態の画像合成方法の説明図である。
【図10】本実施の形態の合成画像の一例を示す図であ
る。
る。
【図11】本発明の第2実施の形態としての画像合成装
置の構成を示すブロック図である。
置の構成を示すブロック図である。
【図12】本発明の第2実施の形態における二次元フィ
ルタを示す図である。
ルタを示す図である。
【図13】本発明の第2実施の形態の対応点抽出部の処
理アルゴリズムを示すフローチャートである。
理アルゴリズムを示すフローチャートである。
【図14】本発明の第2実施の形態における対応点抽出
でのテンプレートの切り出し方法の説明図である。
でのテンプレートの切り出し方法の説明図である。
【図15】本発明の第2実施の形態における対応点抽出
でのテンプレートの切り出し方法の説明図である。
でのテンプレートの切り出し方法の説明図である。
【図16】本発明の第3実施例の形態としての画像合成
装置の構成を示すブロック図である。
装置の構成を示すブロック図である。
11,12 画像縮小部 13,14 特徴点抽出部 20,21,22 対応点抽出部 30 対応点ベクトル選択部 40 パラメータ推定部 50 画像変換合成部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 羽鳥 健司 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内
Claims (8)
- 【請求項1】 互いに一部が重複している画像領域を有
する複数の画像を合成し、一つの合成画像を作成する方
法であってそれぞれが複数の画像に対応している複数の
画像データを入力し、入力された前記複数の画像データ
が示す複数の画像を互いに異なる縮小率にて段階的にそ
れぞれ縮小し、それぞれが形成された縮小画像を示す複
数の縮小画像データを形成する縮小画像データ形成ステ
ップと、 前記縮小画像データ形成ステップにおいて形成された縮
小画像データについて、最も縮小率が高い縮小画像を示
す縮小画像データから、入力された前記複数の画像デー
タが示す画像と同じサイズの画像を示す等倍画像データ
まで順番に、それぞれが示す画像間における対応点を段
階的に抽出する対応点抽出ステップと、 前記対応点抽出ステップにおいて抽出された対応点に従
って、画像合成変換を行なうために必要な各種パラメー
タを設定するパラメータ設定ステップと、 前記パラメータ設定ステップにおいて設定された各種パ
ラメータが、前記対応点抽出ステップにおいて縮小画像
データが示す縮小画像について設定されたものである場
合には、前記対応点抽出ステップにおいて既に抽出され
た対応点や前記パラメータ設定ステップにおいて設定さ
れた各種パラメータを用いて、縮小率が1段高い縮小画
像データが示す複数の縮小画像の重複部を予測し、前記
複数の縮小画像のうちの一つの縮小画像から対応点を求
めるための小領域をテンプレートとして設定し、前記対
応点抽出ステップにおいて縮小率が1段高い縮小画像デ
ータが示す複数の縮小画像間における対応点の抽出を行
なわせ、前記対応点抽出ステップにおいて等倍画像デー
タが示す画像について設定されたものである場合には、
前記パラメータ設定ステップにおいて設定された各種パ
ラメータに従って、入力された前記複数の画像データが
示す複数の画像のうちの少なくとも一つの画像を変換
し、他の画像と合成する画像変換合成ステップとを有す
る画像合成方法。 - 【請求項2】 前記対応点抽出ステップは、前記パラメ
ータ設定ステップにおいて設定された各種パラメータを
用いて、縮小率が1段高い縮小画像データが示す複数の
縮小画像のうちの一つの縮小画像において設定されるテ
ンプレートに対応する対応点を、他の縮小画像において
探索するための探索領域を設定することを特徴とする請
求項1に記載の画像合成方法。 - 【請求項3】 前記対応点抽出ステップは、既に抽出さ
れた対応点を用いて、縮小率が1段高い縮小画像データ
が示す複数の縮小画像のうちの一つの縮小画像において
設定されるテンプレートに対応する対応点を、他の縮小
画像において探索するための探索領域を設定することを
特徴とする請求項1に記載の画像合成方法。 - 【請求項4】 前記対応点抽出ステップは、前記複数の
画像間の継ぎ目付近で多くの対応点を抽出することを特
徴とする請求項1に記載の画像合成方法。 - 【請求項5】 互いに一部が重複している画像領域を有
する複数の画像を合成し、一つの合成画像を作成する方
法はであって、 それぞれが複数の画像に対応している複数の画像データ
を入力し、入力された前記複数の画像データが示す複数
の画像を互いに異なる縮小率にて段階的にそれぞれ縮小
し、それぞれが形成された縮小画像を示す複数の縮小画
像データを形成する縮小画像データ形成ステップと、 上前記縮小画像データ形成ステップにおいて形成された
縮小画像データについて、該縮小画像の特徴点を抽出
し、特徴点縮小画像を形成する特徴点縮小画像形成ステ
ップと、 前記特徴点画像形成ステップにおいて形成された特徴点
縮小画像データについて、最も縮小率が高い縮小画像を
示す特徴点縮小画像データから、入力された前記複数の
画像データが示す画像と同じサイズの特徴点画像を示す
特徴点等倍画像データまで順番に、それぞれが示す特徴
点画像間における対応点を段階的に抽出する対応点抽出
ステップと、 前記対応点抽出ステップにおいて抽出された対応点に従
って、画像合成変換を行なうために必要な各種パラメー
タを設定するパラメータ設定ステップと、 前記パラメータ設定ステップにおいて設定された各種パ
ラメータが、前記対応点抽出ステップにおいて特徴点縮
小画像データが示す特徴点縮小画像について設定された
ものである場合には、前記対応点抽出ステップにおいて
既に抽出された対応点や前記パラメータ設定ステップに
おいて設定された各種パラメータを用いて、縮小率が1
段高い特徴点縮小画像データが示す複数の特徴点縮小画
像の重複部を予測し、前記複数の特徴点縮小画像のうち
の一つの特徴点縮小画像から対応点を求めるための小領
域をテンプレートとして設定し、前記対応点抽出ステッ
プにおいて縮小率が1段高い特徴点縮小画像データが示
す複数の特徴点縮小画像間における対応点の抽出を行な
わせ、前記対応点抽出ステップにおいて特徴点等倍画像
データが示す画像について設定されたものである場合に
は、前記パラメータ設定ステップにおいて設定された各
種パラメータに従って、入力された前記複数の画像デー
タが示す複数の画像のうちの少なくとも一つの画像を変
換し、他の画像と合成する画像変換合成ステップとを有
することを特徴とする画像合成方法。 - 【請求項6】 前記対応点抽出ステップは、前記パラメ
ータ設定ステップにおいて設定された各種パラメータを
用いて、縮小率が1段高い特徴点縮小画像データが示す
複数の特徴点縮小画像のうちの一つの特徴点縮小画像に
おいて設定されるテンプレートに対応する対応点を、他
の特徴点縮小画像において探索するための探索領域を設
定することを特徴とする請求項5に記載の画像合成方
法。 - 【請求項7】 前記対応点抽出ステップは、既に抽出さ
れた対応点を用いて、縮小率が1段高い特徴点縮小画像
データが示す複数の特徴点縮小画像のうちの一つの特徴
点縮小画像において設定されるテンプレートに対応する
対応点を、他の特徴点縮小画像において探索するための
探索領域を設定することを特徴とする請求項5に記載の
画像合成方法。 - 【請求項8】 前記対応点抽出ステップは、前記複数の
特徴点画像間の継ぎ目付近で多くの対応点を抽出するこ
とを特徴とする請求項5に記載の画像合成方法。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23767196A JPH1083442A (ja) | 1996-09-09 | 1996-09-09 | 画像合成方法 |
| US08/723,825 US6714689B1 (en) | 1995-09-29 | 1996-09-30 | Image synthesizing method |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23767196A JPH1083442A (ja) | 1996-09-09 | 1996-09-09 | 画像合成方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1083442A true JPH1083442A (ja) | 1998-03-31 |
Family
ID=17018792
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23767196A Withdrawn JPH1083442A (ja) | 1995-09-29 | 1996-09-09 | 画像合成方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1083442A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005332375A (ja) * | 2004-04-19 | 2005-12-02 | Fuji Photo Film Co Ltd | 画像処理方法および装置並びにプログラム |
| JP2006048451A (ja) * | 2004-08-05 | 2006-02-16 | Toshiba Corp | 周辺監視装置および俯瞰画像表示方法 |
| WO2006131967A1 (ja) | 2005-06-08 | 2006-12-14 | Fujitsu Limited | 画像処理装置 |
| EP1295244A4 (en) * | 1998-04-02 | 2009-06-03 | Arch Dev Corp | METHOD, SYSTEM AND COMPUTER-READABLE MEDIUM FOR ITERATIVE IMAGE FORMATION BEFORE THE TEMPORARY SUBTRACTION OF BRUSTRADIOGRAPHS WITH A VIEW TO DIAGNOSIS OF INTERNAL CHANGES |
| JP2010516003A (ja) * | 2007-01-12 | 2010-05-13 | クゥアルコム・インコーポレイテッド | パノラマ画像技術 |
| JP2015177510A (ja) * | 2014-03-18 | 2015-10-05 | 株式会社リコー | カメラシステム、画像処理方法及びプログラム |
-
1996
- 1996-09-09 JP JP23767196A patent/JPH1083442A/ja not_active Withdrawn
Cited By (8)
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| WO2006131967A1 (ja) | 2005-06-08 | 2006-12-14 | Fujitsu Limited | 画像処理装置 |
| US8401333B2 (en) | 2005-06-08 | 2013-03-19 | Fujitsu Limited | Image processing method and apparatus for multi-resolution feature based image registration |
| JP2010516003A (ja) * | 2007-01-12 | 2010-05-13 | クゥアルコム・インコーポレイテッド | パノラマ画像技術 |
| US8331725B2 (en) | 2007-01-12 | 2012-12-11 | Qualcomm Incorporated | Panoramic imaging techniques |
| JP2015177510A (ja) * | 2014-03-18 | 2015-10-05 | 株式会社リコー | カメラシステム、画像処理方法及びプログラム |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20031202 |