JPH1083467A - 作業機械の稼動可能残時間予知装置 - Google Patents
作業機械の稼動可能残時間予知装置Info
- Publication number
- JPH1083467A JPH1083467A JP23793596A JP23793596A JPH1083467A JP H1083467 A JPH1083467 A JP H1083467A JP 23793596 A JP23793596 A JP 23793596A JP 23793596 A JP23793596 A JP 23793596A JP H1083467 A JPH1083467 A JP H1083467A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fuel
- fuel consumption
- time
- calculating
- remaining
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 239000000446 fuel Substances 0.000 claims abstract description 154
- 239000002828 fuel tank Substances 0.000 claims abstract description 15
- 238000005259 measurement Methods 0.000 abstract description 4
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 6
- 238000000034 method Methods 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 4
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 4
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 3
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 2
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 2
- 230000015654 memory Effects 0.000 description 2
- 238000005070 sampling Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000010720 hydraulic oil Substances 0.000 description 1
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 1
- 238000005065 mining Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Operation Control Of Excavators (AREA)
- Time Recorders, Dirve Recorders, Access Control (AREA)
Abstract
良く予測して表示することができ、これにより、合理的
な給油を実施することができる作業機械の稼動可能残時
間予知装置を提供すること。 【解決手段】 演算装置12は、演算器11から燃料タ
ンク5の燃料残量Qを入力し、ほぼ1時間毎に燃料残量
Qを測定し、前回の測定値と今回の測定値との差である
燃料消費量を演算し、さらに前回と今回の燃料消費量の
差(燃料消費量の変動量)を演算し、当該変動量の頻度
(発生回数)を記憶しておく。稼動可能残時間は、上記
燃料消費量と、燃料消費量の変動量にその変動量が発生
する確率を乗算した値との和で、今回測定した燃料残量
Qを除算する。得られた稼動可能残時間は表示装置13
に表示する。
Description
から残り何時間稼動させることができるかを予測する作
業機械の稼動可能残時間予知装置に関する。
を搭載し、このエンジンにより油圧ポンプを回転させ、
油圧ポンプから吐出される圧油により複数の油圧アクチ
ュエータ(油圧シリンダ等)を駆動して所要の作業を行
う。ところで、油圧ショベル等の作業機械は一般車両と
異なり、市街地から遠く離れた現場で作業を行うことが
多いので、エンジンの燃料が無くなった場合直ちにこれ
を補給することはできず、この場合、作業不能となって
生産性を著しく阻害する。一方、作業機械は負荷が大き
く変動するので、作業機械のオペレータは燃料の消費量
を予測することが困難であり、給油を要求する時期を失
って燃料切れを生じ、往々にして作業不能に陥る事態が
発生していた。
作業機械の燃料計には、燃料が最大負荷であと1時間稼
動することができる量に減少した時点で警報を表示し、
又は警報音を発生させて作業機械のオペレータに燃料の
補給を促す手段が付され、オペレータは警報があると電
話等で給油車を呼んで燃料の補給を受けるようにしてい
た。又、直掘り(露天掘り)の鉱山のように作業現場が
広域にわたり、多数の作業機械が使用されている作業現
場の場合には、給油車が数台用意され、これら給油車に
それぞれが担当する作業機械を巡回させてそれらに燃料
切れが生じないようにしていた。
1時間稼動することができる量に減少したとき警報を発
する上記手段は、1時間稼動には充分過ぎる燃料が残っ
ているので、オペレータは経験上これを知っており、こ
のため、この警報を無視して給油を要求せずに作業を続
け、気付いたときには燃料残量が少なくなり、給油を要
求しても間に合わない時間となり、給油車が到着するま
で作業停止を余儀なくされるという事態がしばしば生じ
ていた。
れを確実に避けるために早目早目の給油が行われ、まだ
多くの燃料が残っているにもかかわらず給油を行うこと
になり、給油のため一旦作業を中止する時間が増加し、
これが生産性を阻害する要因になっていた。特に、3交
替制を実施している現場では、作業機械の稼動率は90%
以上に達し、このような場合には給油のための停止時間
の増加は生産性の低下に直結することとなる。さらに、
燃料切れを確実に避けるためには、給油車および給油車
の操作に必要な人員のそれぞれを、充分な台数および充
分な員数だけ確保しておかねばならず、その費用は極め
て大きなものとなっていた。
題を解決し、作業機械をあと何時間稼動させ得るかを精
度良く予測して表示することができ、これにより、合理
的な給油を実施することができる作業機械の稼動可能残
時間予知装置を提供することにある。
め、請求項1の発明は、エンジンと、このエンジンの燃
料を収容する燃料タンクと、この燃料タンクの燃料量を
検出する燃料計と、前記エンジンにより回転される油圧
ポンプと、この油圧ポンプの吐出油により駆動される複
数の油圧アクチュエータとを備えた作業機械において、
所定期間における前記燃料計の計測値に基づく前記エン
ジンの実燃料消費量を演算する第1の演算手段と、前回
得られた前記実燃料消費量と今回得られた前記実燃料消
費量との差である燃料消費量の変動分を演算する第2の
演算手段と、前記変動分の大きさを所定の複数の範囲に
区分し前記第2の演算手段の演算結果の前記各区分毎の
発生回数を記憶する記憶手段と、この記憶手段の記憶内
容に基づき今回得られた前記変動分の発生確率を演算す
る第3の演算手段と、前記燃料計により得られた燃料残
量を、前記第1の演算手段で得られた実燃料消費量と前
記第2の演算手段で得られた変動分に前記第3の演算手
段で得られた発生確率を乗じた値との和で除算して可動
可能残時間を演算する第4の演算手段とを設けたことを
特徴とする。
エンジンの燃料を収容する燃料タンクと、この燃料タン
クの燃料量を検出する燃料計と、前記エンジンにより回
転される油圧ポンプと、この油圧ポンプの吐出油により
駆動される複数の油圧アクチュエータとを備えた作業機
械において、所定期間における前記燃料計の計測値に基
づく前記エンジンの実燃料消費量を演算する第1の演算
手段と、前回得られた前記実燃料消費量と今回得られた
前記実燃料消費量との差である燃料消費量の変動分を演
算する第2の演算手段と、前記変動分の大きさを所定の
複数の範囲に区分し前記第2の演算手段の演算結果の前
記各区分毎の発生回数を記憶する記憶手段と、この記憶
手段の記憶内容に基づき各区分毎の発生確率を演算する
第3の演算手段と、最大の発生確率が所定値以下か否か
を判断する判断手段と、前記最大の発生確率が前記所定
値以下のときには前記区分のうちの最大区分の代表値を
取り出し、前記最大の発生確率が前記所定値を超えると
きには当該最大の発生確率の区分の代表値を取り出す代
表値取出し手段と、前記燃料計により得られた燃料残量
を、前記第1の演算手段で得られた実燃料消費量と前記
代表値取出し手段で取り出した代表値との和で除算して
可動可能残時間を演算する第4の演算手段とを設けたこ
とを特徴とする。
に基づいて説明する。図1は本発明の実施の形態に係る
作業機械の稼動可能残時間予知装置のブロック図であ
る。この図で、1はエンジン、1aはエンジン1の燃料
噴射ポンプ、1bはエンジン1のフライホイール等の回
転部分に設置されてエンジン1の回転数Neを検出する
電磁ピックアップである。油圧ショベル等の作業機械で
は、エンジン1にオールスピードタイプのディーゼルエ
ンジンが用いられる。2はエンジン1の目標回転数を設
定する目標回転数設定レバー、3は目標回転数設定レバ
ーで設定された目標回転数Nrに比例した電気信号を出
力する目標回転数発生器である。4は制御装置であり、
目標回転数Nrおよびエンジン回転数Neを入力し、両
者の差(回転数偏差ΔN)に基づいて燃料噴射ポンプ1
aの燃料噴射量を制御し、エンジン1をできるだけ目標
回転数Nrに近い一定回転数で回転するように制御す
る。
料レベルを測定する燃料レベル計、6aは燃料レベル計
6のフロート、6bはフロート6aの変位を検出してこ
れに応じた電気信号を出力する変位検出器である。な
お、燃料レベル計にはフロートを用いず、超音波やレー
ザ光を利用して液面までの距離を測定するものも使用さ
れる。7A、7B、7Cはエンジン1により回転駆動さ
れる可変容量型の油圧ポンプ(以下、単に油圧ポンプと
いう。)、8a、8b、8c、……は図示しない油圧ア
クチュエータの操作レバー、9a、9b、9c、……は
各操作レバー8a、8b、8c、……の操作量、操作方
向に応じたパイロット圧を対応する図示されていないコ
ントロール弁に出力する減圧弁(パイロット弁)であ
る。
シャトル弁、圧力スイッチ、ロジック回路等で構成さ
れ、各パイロット弁9a、9b、9c、……からのパイ
ロット圧を入力し、各操作レバー8a、8b、8c、…
…の操作状態信号Cを出力する。信号Cは、各操作レバ
ー8a、8b、8c、……のうちに1つでも操作されて
いる操作レバーがあるときにON(高レベル信号)、全
ての操作レバーが非操作状態のときOFF(低レベル信
号)となる。なお、操作レバーとして、ポテンショメー
タ等の変位センサを用いた電気的な操作レバーで構成
し、電気信号に応じたパイロット油圧を発生させる構成
のものも使用することができ、この場合には、操作状態
検出器10は当該各電気信号を入力して各操作レバー8
a、8b、8c、……の操作状態を判断することにな
る。
らの変位信号を燃料残量Qに変換する演算器である。な
お、作業機械の本体が傾斜している場合の燃料レベルの
測定を考慮して複数の燃料レベル計6を備える場合もあ
り、この場合、演算器11は各燃料レベル計6からの信
号に基づいて作業機械が水平状態の場合の燃料レベルを
演算する。12は演算装置であり、操作状態検出器10
からの信号Cおよび演算器11からの燃料残量Qを入力
して稼動可能残時間を演算する。13は演算装置12で
得られた稼動可能残時間を表示する表示装置である。S
は稼動可能残時間を表す信号を示す。
2により説明する。図2は演算装置のシステム構成図で
ある。この図で、121はA/D変換器およびD/A変
換器を備え、信号C、Qの入力、および信号Sの出力を
行う入出力インタフェース、122は所定の演算、制御
を行う中央処理ユニット(CPU)、123はCPU1
22の処理手順等が格納されたリードオンリメモリ(R
OM)、124は演算、制御の結果等を格納するランダ
ムアクセスメモリ(RAM)、125は時刻データを出
力するタイマである。ROM123は図示のように、入
力プログラム123a、初期処理プログラム123b、
燃料消費量検出プログラム123c、稼動可能残時間推
定プログラム123d、および出力プログラム123e
を備えている。この図2では、表示装置13およびその
表示例が示されている。この表示例は、稼動可能残時間
が 2時間の場合を示す。
4、図7に示すフローチャート、および図5、図6に示
すグラフを参照して説明する。入力プログラム123a
はCPU122の指令により操作信号C、燃料残量Qの
うちの所要の信号を入力し、これをディジタル値に変換
する。図3は図2に示す初期処理プログラム123bを
説明するフローチャートである。初期処理プログラム1
23bでは、CPU122が、燃料タンク5に燃料供給
(給油)がなされたか否か判断し(図3に示す手順
S10)、給油が行われた場合には、燃料残量Q(0)の
初期化、即ち、Q(0)=Qmax (Qmax は燃料タンク
5内の燃料の最大量)、および頻度H(i)の初期化、
即ち、H(i)=0(手順S11)を行う。上記の処理
中、給油がなされたか否かの判断は、給油時の燃料レベ
ル計6の測定値の増加によって判断してもよいし、給油
時に手動で入力してもよい。なお、上記頻度H(i)に
ついては後述する。
ム123cを説明するフローチャートである。CPU1
22は、タイマ125の出力を参照して、前回の燃料消
費量検出プログラムの実行時点から(初期処理がなされ
た直後は給油時点から)所定のサンプリング時間、例え
ば10分が経過したか否か判断する(図4に示す手順
S20)。サンプリング時間が経過している場合には、入
力プログラム123aを起動して演算器11から実際の
燃料残量Q(n)を入力する(手順S21)。なお、
(n)は、このプログラムによる燃料消費量検出が何回
目の燃料消費量検出かを表す数(番号)であり、(n)
はn番目を示し、上記初期処理プログラム123bにお
けるQ(0)は 0番目、即ち燃料消費量検出がなされて
いないことを示す。又、作業機械が駆動されているとき
は燃料タンク5の燃料面が揺れていて燃料レベル計6に
よる正確な計測が困難な場合があり、これを考慮する場
合には、操作状態検出器10の出力信号Cを入力して、
いずれの操作レバーも操作されていない状態のとき燃料
残量Q(n)を入力するようにすればよい。もし、この
手段を用いない場合には、信号Cの入力は不要となる。
(n)から前回の燃料残量Q(n−1)を減算すること
により、前回から今回までの間の燃料消費量q(n)を
演算し(手順S22)、次いで、手順S22の処理で得られ
た今回の燃料消費量q(n)から前回得られた燃料消費
量q(n− 1)を減算することにより、燃料消費量の変
動量Δq(n)を算出する(手順S23)。上記燃料消費
量q(n)と変動量Δqを図5に示すグラフにより説明
する。図5で横軸には何回目の燃料消費量検出かを示す
番号が、縦軸には燃料消費量q(n)がとってある。図
には、今回の燃料消費量q(n)、前回の燃料消費量q
(n− 1)、および両者の差である変動量Δq(n)が
示されている。
得られた変動量Δq(n)の頻度H(i)を更新する
(手順S24)。この頻度H(i)を図6に示すグラフに
より説明する。図6で、横軸には変動量の領域が、又、
縦軸には当該領域における変動量の発生回数(頻度)が
とってある。各領域は等しい大きさとされ、例えば、領
域Aは変動量 0〜Δq10、領域Bは変動量Δq11〜Δq
20(値Δq11は値Δq10の次の数値)、領域Cは変動量
0〜−Δq10に選定されている。これら領域は、例えば
上記燃料消費量の±50%程度を任意の数で等分(図6で
は+側、−側とも5等分)して設定する。この頻度H
(i)はRAM126等に格納されており、手順S34で
新たに変動量Δq(n)が得られる毎にこの変動量Δq
(n)に相当する領域の頻度に「 1」が加算されること
になる。
グラム123cを説明するフローチャートである。CP
U122は、燃料消費量検出プログラム123cで得ら
れた燃料残量Q(n)が所定の値(リミット値)Q
limit 以下であるか否か判断する(図7に示す手順
S30)。本実施の形態では、図4に示すフローチャート
ノ手順S24で得られる頻度を用いて、以下に示すように
稼動可能残時間を推定するので、給油後ある程度以上燃
料を消費しないと相当数の頻度を得ることができない。
このため、上記手順S30により、燃料残量がリミット値
Qlimit 以下になるのを待つ。燃料残量がリミット値Q
limit 以下になった場合には、燃料消費量検出プログラ
ム123cで得られた変動量Δq(n)の相対度数、即
ち、現在までの頻度総数に対する今回の変動量Δq
(n)が属する領域の頻度H(i)の割合、換言すれば
変動量Δq(n)が発生する確率p(i)を、図示の式
に従って演算する(手順S31)。次いで、CPU122
は、手順S32の処理で稼動可能残時間Trを次式により
演算する。 Tr=Q(n)/[q(n)+Δq(n)・p(i)] 即ち、稼動可能残時間Trは、さきの燃料消費量検出プ
ログラムで得られた単位時間の燃料消費量q(n)に、
最近の燃料消費量の傾向が加味された予想される(確率
p(i)で発生する)燃料消費量の変動量Δq(n)・
p(i)を加算した値で、さきの燃料消費量検出プログ
ラム123cで得られた実際の燃料残量Q(n)を除算
することにより算出される。
能残時間Trが給油必要時間以下か否かを判断し(手順
S33)、以下である場合にのみ、算出された稼動可能残
時間Trを表示装置13へ出力して、例えば図2に示す
ように表示する。なお、上記給油必要時間は、給油の警
告を開始するのに必要な時間を意味し、一例として、8
時間作業の場合ではその1/4の 2時間程度に設定する。
作業機械のオペレータは、表示装置13に稼動可能残時
間が表示されると、現在と同じ状態で作業を継続してい
ると、当該表示された時間しか燃料がもたないことを知
ることができ、これを参照して、適宜の時間に給油を要
請し、又はエンジン回転数を低下させたり作業負荷を減
少させたりして稼動可能残時間を延ばす等の処置を行う
ことになる。
量検出プログラムで得られた単位時間の燃料消費量に、
最近の燃料消費量の傾向が加味された予想される燃料消
費量の変動量を加算した値で、さきの燃料消費量検出プ
ログラムで得られた実際の燃料残量を除算して稼動可能
残時間を算出し、これを表示装置に表示するようにした
ので、作業機械のオペレータは正確な稼動可能残時間を
常時把握することができ、これにより、合理的な給油を
実施することができる。又、給油車を巡回させる手段で
も、稼動可能残時間を無線等により給油車に送信するよ
うにすれば、極めて効率的な給油を行うことができ、ひ
いては、給油車の台数や給油員を減少させることができ
る。
機械の稼動可能残時間予知装置の動作を説明するフロー
チャートの一部である。入力プログラム123a、初期
処理プログラム123b、燃料消費量検出プログラム1
23c、および出力プログラム123eは、さきの第1
の実施の形態の各プログラムと同じである。本実施の形
態では、稼動可能残時間推定プログラムの一部が、さき
の実施の形態における稼動可能残時間推定プログラムと
異なる。本実施の形態では、作業機械の負荷の変動が大
きな場合、例えば、軽負荷の作業と重負荷の作業が混合
して実施されるような場合も考慮し、これにも対応でき
るような処理を実行する。以下、本実施の形態の処理を
図8に示すフローチャートおよび図9に示すグラフを参
照して説明する。
る手順S30と同じく、燃料消費量検出プログラム123
cで得られた燃料残量Q(n)が所定の値Qlimit 以下
であるか否か判断し(図8に示す手順S40)、以下であ
る場合には、頻度H(i)の全ての領域についてそれら
の相対度数(確率)p(i)を図示の式に従ってそれぞ
れ演算する(手順S41)。次いで、手順S41で得られた
確率p(i)のうちの最大値を予め定められた設定値と
比較し(手順S42)、その結果に従って異なる処理を実
行する。このような処理を行う理由を図9により説明す
る。
を示すグラフである。図で、横軸には図6と同じく燃料
消費量Δqに対する領域が、縦軸には確率p(i)がと
ってある。図9の(a)には各領域の確率がいずれも設
定値未満の場合が示され、図9の(b)には設定値を超
える確率の領域が存在する場合が示されている。図9の
(a)に示すような場合は、所定時間(例えば1時間)
毎の燃料消費量がばらばらの場合であり、この場合に
は、軽負荷の作業と重負荷の作業が混合して実施されて
いると推測される。一方、図9の(b)に示すような場
合には、ほぼ一定した負荷の作業が行われており、燃料
消費量が1つ又は2つの領域に集中していると推測され
る。
いて、図9の(a)に示すように各領域の確率のうちの
最大の確率が設定値以下であると判断された場合には、
確率p(i)が 0でない領域のうちの最も燃料消費量が
大きな領域の代表値(その領域の中間値や最大値等任意
に選定される)をΔqmax とする(手順S43)。一方、
手順S42において、図9の(b)に示すように各領域の
確率のうちの最大の確率が設定値を超えると判断された
場合には、確率p(i)が最大である領域の代表値(選
定は上記と同じ)をΔqmax とする(手順S44)。図9
の(a)、(b)には、代表値が中間値として選定され
ている場合の各代表値Δqmax が示されている。
処理で代表値Δqmax を取り出した後、稼動可能残時間
Trを次式により演算する(手順S45)。 Tr=Q(n)/[q(n)+Δqmax ] この演算式から明らかなように、図9の(a)に示す場
合、即ち作業の負荷が一定せず燃料消費量の変動が大き
いときには、以後の燃料消費量が予想を超える場合があ
り得ることを予測して、それまでの最大の燃料消費量の
変動分を採用し、図9の(b)に示す場合、即ち燃料消
費量が比較的一定している場合には、以後の燃料消費量
はそれほど大きく変動しないと予測して、最も確率の高
い燃料消費量変動分を採用する。手順S45の演算で稼動
可能残時間Trを算出した後の処理は、さきの実施の形
態における図7に示す手順S33、S34の処理と同じであ
る。
の作業の態様により稼動可能残時間の算出方法を変える
ようにしたので、さきの実施の形態の効果の他に、どの
ような作業の態様にも対処することができるという効果
も奏する。
間の燃料消費量に、最近の燃料消費量の傾向が加味され
た予想される燃料消費量の変動量を加算した値で、実際
の燃料残量を除算して稼動可能残時間を算出し、これを
表示装置に表示するようにしたので、作業機械のオペレ
ータは正確な稼動可能残時間を把握することができ、こ
れにより、合理的な給油を実施することができる。又、
給油車を巡回させる手段でも、稼動可能残時間を無線等
により給油車に送信するようにすれば、極めて効率的な
給油を行うことができ、ひいては、給油車の台数や給油
員を減少させることができる。
残時間予知装置のブロック図である。
ャートである。
ャートである。
グラフである。
係を示すグラフである。
ャートである。
可能残時間予知装置の演算装置の動作を説明するフロー
チャートである。
示すグラフである。
Claims (3)
- 【請求項1】 エンジンと、このエンジンの燃料を収容
する燃料タンクと、この燃料タンクの燃料量を検出する
燃料計と、前記エンジンにより回転される油圧ポンプ
と、この油圧ポンプの吐出油により駆動される複数の油
圧アクチュエータとを備えた作業機械において、所定期
間における前記燃料計の計測値に基づく前記エンジンの
実燃料消費量を演算する第1の演算手段と、前回得られ
た前記実燃料消費量と今回得られた前記実燃料消費量と
の差である燃料消費量の変動分を演算する第2の演算手
段と、前記変動分の大きさを所定の複数の範囲に区分し
前記第2の演算手段の演算結果の前記各区分毎の発生回
数を記憶する記憶手段と、この記憶手段の記憶内容に基
づき今回得られた前記変動分の発生確率を演算する第3
の演算手段と、前記燃料計により得られた燃料残量を、
前記第1の演算手段で得られた実燃料消費量と前記第2
の演算手段で得られた変動分に前記第3の演算手段で得
られた発生確率を乗じた値との和で除算して可動可能残
時間を演算する第4の演算手段とを設けたことを特徴と
する作業機械の稼動可能残時間予知装置。 - 【請求項2】 エンジンと、このエンジンの燃料を収容
する燃料タンクと、この燃料タンクの燃料量を検出する
燃料計と、前記エンジンにより回転される油圧ポンプ
と、この油圧ポンプの吐出油により駆動される複数の油
圧アクチュエータとを備えた作業機械において、所定期
間における前記燃料計の計測値に基づく前記エンジンの
実燃料消費量を演算する第1の演算手段と、前回得られ
た前記実燃料消費量と今回得られた前記実燃料消費量と
の差である燃料消費量の変動分を演算する第2の演算手
段と、前記変動分の大きさを所定の複数の範囲に区分し
前記第2の演算手段の演算結果の前記各区分毎の発生回
数を記憶する記憶手段と、この記憶手段の記憶内容に基
づき各区分毎の発生確率を演算する第3の演算手段と、
最大の発生確率が所定値以下か否かを判断する判断手段
と、前記最大の発生確率が前記所定値以下のときには前
記区分のうちの最大区分の代表値を取り出し、前記最大
の発生確率が前記所定値を超えるときには当該最大の発
生確率の区分の代表値を取り出す代表値取出し手段と、
前記燃料計により得られた燃料残量を、前記第1の演算
手段で得られた実燃料消費量と前記代表値取出し手段で
取り出した代表値との和で除算して可動可能残時間を演
算する第4の演算手段とを設けたことを特徴とする作業
機械の稼動可能残時間予知装置。 - 【請求項3】 請求項1又は請求項2において、前記第
3の演算手段および前記第4の演算手段による演算は、
前記燃料計により得られた燃料残量が所定の値以下のと
き行われることを特徴とする作業機械の稼動可能残時間
予知装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23793596A JP3615318B2 (ja) | 1996-09-09 | 1996-09-09 | 作業機械の稼動可能残時間予知装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23793596A JP3615318B2 (ja) | 1996-09-09 | 1996-09-09 | 作業機械の稼動可能残時間予知装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1083467A true JPH1083467A (ja) | 1998-03-31 |
| JP3615318B2 JP3615318B2 (ja) | 2005-02-02 |
Family
ID=17022646
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23793596A Expired - Fee Related JP3615318B2 (ja) | 1996-09-09 | 1996-09-09 | 作業機械の稼動可能残時間予知装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3615318B2 (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003030551A (ja) * | 2001-07-16 | 2003-01-31 | Komatsu Ltd | 機械の貸借システム、貸借方法、およびこの方法をコンピュータに実行させるためのプログラム |
| JP2012154224A (ja) * | 2011-01-25 | 2012-08-16 | Kubota Corp | 作業機 |
| KR101263948B1 (ko) * | 2005-10-07 | 2013-05-13 | 두산인프라코어 주식회사 | 건설장비의 가동가능시간 산출장치 및 방법 |
| JP2014196742A (ja) * | 2014-05-07 | 2014-10-16 | 株式会社クボタ | 作業機 |
| JP2014214566A (ja) * | 2013-04-30 | 2014-11-17 | 住友重機械工業株式会社 | 作業機械の管理装置及び管理方法 |
| JP2016037112A (ja) * | 2014-08-06 | 2016-03-22 | ヤンマー株式会社 | 作業車両、及び運転可能時間の表示方法 |
| JP2016130518A (ja) * | 2016-02-01 | 2016-07-21 | 住友建機株式会社 | ショベル |
| CN111501891A (zh) * | 2020-05-12 | 2020-08-07 | 三一重机有限公司 | 基于自动挖掘机的燃油加注方法及装置 |
-
1996
- 1996-09-09 JP JP23793596A patent/JP3615318B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003030551A (ja) * | 2001-07-16 | 2003-01-31 | Komatsu Ltd | 機械の貸借システム、貸借方法、およびこの方法をコンピュータに実行させるためのプログラム |
| KR101263948B1 (ko) * | 2005-10-07 | 2013-05-13 | 두산인프라코어 주식회사 | 건설장비의 가동가능시간 산출장치 및 방법 |
| JP2012154224A (ja) * | 2011-01-25 | 2012-08-16 | Kubota Corp | 作業機 |
| JP2014214566A (ja) * | 2013-04-30 | 2014-11-17 | 住友重機械工業株式会社 | 作業機械の管理装置及び管理方法 |
| JP2014196742A (ja) * | 2014-05-07 | 2014-10-16 | 株式会社クボタ | 作業機 |
| JP2016037112A (ja) * | 2014-08-06 | 2016-03-22 | ヤンマー株式会社 | 作業車両、及び運転可能時間の表示方法 |
| JP2016130518A (ja) * | 2016-02-01 | 2016-07-21 | 住友建機株式会社 | ショベル |
| CN111501891A (zh) * | 2020-05-12 | 2020-08-07 | 三一重机有限公司 | 基于自动挖掘机的燃油加注方法及装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3615318B2 (ja) | 2005-02-02 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3703575B2 (ja) | 作業機械の稼動可能残時間予知装置 | |
| JP4705099B2 (ja) | 作業機械 | |
| KR20100005722A (ko) | 건설 기계의 운전 시스템 | |
| EP3438622B1 (en) | System for measuring fuel consumption of work vehicle and method for measuring fuel consumption of work vehicle | |
| CN112368452B (zh) | 工程机械 | |
| JP2000027236A (ja) | 建設機械のデータ記憶装置およびデータ処理装置 | |
| US9085870B2 (en) | Swing control apparatus and swing control method for construction machinery | |
| EP3415693B1 (en) | Work vehicle | |
| JPH1083467A (ja) | 作業機械の稼動可能残時間予知装置 | |
| JPH1060948A (ja) | 油圧ショベル | |
| CN113446002A (zh) | 掘锚一体机的截割臂的控制方法、控制装置和控制系统 | |
| EP3199713A1 (en) | Working machine display device | |
| JP3713357B2 (ja) | 建設機械の出力制限装置 | |
| KR100433186B1 (ko) | 굴삭기의 엔진과 펌프의 출력 자동 제어 시스템 | |
| JPH09329051A (ja) | 自走車両 | |
| JP6787777B2 (ja) | 作業機械の制御装置 | |
| AU2019203358B2 (en) | Acceleration based high idle | |
| JP2582279B2 (ja) | 油圧式掘削機械の寿命選択装置 | |
| JP2006208024A (ja) | 残量表示システム及び残量表示方法 | |
| JP7635168B2 (ja) | 稼働時間計測方法 | |
| WO2024235483A1 (en) | Method of monitoring a digging operation | |
| JP2004169589A (ja) | 作業機械のエンジン制御システム | |
| JPH04265434A (ja) | 建設機械 | |
| JP6872510B2 (ja) | 作業機械 | |
| CN115817489A (zh) | 车辆控制方法及装置、电子设备、车辆 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20040901 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20041026 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20041029 |
|
| R150 | Certificate of patent (=grant) or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 3 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071112 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081112 Year of fee payment: 4 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 4 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081112 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091112 Year of fee payment: 5 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 6 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101112 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 7 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111112 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |