JPH1083914A - 多層空芯コイル及びその製造方法 - Google Patents
多層空芯コイル及びその製造方法Info
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- JPH1083914A JPH1083914A JP8260223A JP26022396A JPH1083914A JP H1083914 A JPH1083914 A JP H1083914A JP 8260223 A JP8260223 A JP 8260223A JP 26022396 A JP26022396 A JP 26022396A JP H1083914 A JPH1083914 A JP H1083914A
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- winding
- coil
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 両方の端末を最内周層より導出することで、
導線1本分の厚さを減じて薄型化を図ることができ、I
Cカードのアンテナコイル等に適した多層空芯コイルを
得る。 【解決手段】 多層空芯コイルの巻回に必要な長さの導
線15を貯線部13に貯めた後、前記導線15の一端を
第1の巻芯11に固定するとともに他端を第2の巻芯1
2に固定し、前記貯線部13により前記導線15の両端
に張力をかけた状態で前記第1及び第2の巻芯11,1
2を相互に逆向きに回転することによって、導線の両方
の端末を最内周層より導出した多層空芯コイルを作製し
ている。
導線1本分の厚さを減じて薄型化を図ることができ、I
Cカードのアンテナコイル等に適した多層空芯コイルを
得る。 【解決手段】 多層空芯コイルの巻回に必要な長さの導
線15を貯線部13に貯めた後、前記導線15の一端を
第1の巻芯11に固定するとともに他端を第2の巻芯1
2に固定し、前記貯線部13により前記導線15の両端
に張力をかけた状態で前記第1及び第2の巻芯11,1
2を相互に逆向きに回転することによって、導線の両方
の端末を最内周層より導出した多層空芯コイルを作製し
ている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多層空芯コイル及
びその製造方法に係り、とくにICカード用アンテナコ
イル等に適した薄型の多層空芯コイル及びその製造方法
に関する。
びその製造方法に係り、とくにICカード用アンテナコ
イル等に適した薄型の多層空芯コイル及びその製造方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】図18は従来の多層空芯コイルの1例で
あり、巻線の導線5の一方の端末5aが最外周から導出
され、他方の端末5bが最内周から導出されている。ま
た、巻き始め端及び巻き終わり端のリード線が共に最外
周より導出された多層コイルが特公平4−47442号
に開示されている。
あり、巻線の導線5の一方の端末5aが最外周から導出
され、他方の端末5bが最内周から導出されている。ま
た、巻き始め端及び巻き終わり端のリード線が共に最外
周より導出された多層コイルが特公平4−47442号
に開示されている。
【0003】図19は、一方の端末を最外周から、他方
の端末を最内周から導出した従来の多層空芯コイルをア
ンテナコイルとして用いたICカードの構造の1例を示
す。ICカードは非接触でカード内のIC(ROM)に
情報を書き込むために、電磁誘導作用によって電力或い
は信号を供給するアンテナコイルを必要とする。この図
において、1はICカード本体であり、これにIC2及
びアンテナコイル3が搭載されている。また、ICカー
ド本体1にエンボス部4が形成されている。前記アンテ
ナコイル3は、そのエンボス部4を避けるように或いは
電磁誘導の効率を高くするためにICカード本体1の外
周付近を周回するように組み込まれており、そのためI
C2はアンテナコイル3の内側に配置される。前記アン
テナコイル3は、図20(A),(B)のように、一方
の端末3aを最外周から、他方の端末3bを最内周から
導出した構造を持つので、アンテナコイル3の内側に巻
線の端末3a,3bの両方を導出するために最外周の端
末3aをアンテナコイル巻回端平面を横切って内側に導
出しなければならず、導線1本分の厚さがアンテナコイ
ル3の厚みに付加される。
の端末を最内周から導出した従来の多層空芯コイルをア
ンテナコイルとして用いたICカードの構造の1例を示
す。ICカードは非接触でカード内のIC(ROM)に
情報を書き込むために、電磁誘導作用によって電力或い
は信号を供給するアンテナコイルを必要とする。この図
において、1はICカード本体であり、これにIC2及
びアンテナコイル3が搭載されている。また、ICカー
ド本体1にエンボス部4が形成されている。前記アンテ
ナコイル3は、そのエンボス部4を避けるように或いは
電磁誘導の効率を高くするためにICカード本体1の外
周付近を周回するように組み込まれており、そのためI
C2はアンテナコイル3の内側に配置される。前記アン
テナコイル3は、図20(A),(B)のように、一方
の端末3aを最外周から、他方の端末3bを最内周から
導出した構造を持つので、アンテナコイル3の内側に巻
線の端末3a,3bの両方を導出するために最外周の端
末3aをアンテナコイル巻回端平面を横切って内側に導
出しなければならず、導線1本分の厚さがアンテナコイ
ル3の厚みに付加される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ICカード
は厚さをできるだけ薄くする必要があり(厚さ0.8mm
以内)、アンテナコイル3が薄い程ICカードの構成が
容易になる。
は厚さをできるだけ薄くする必要があり(厚さ0.8mm
以内)、アンテナコイル3が薄い程ICカードの構成が
容易になる。
【0005】また、磁気カード内にICを組み込むこと
も考慮されているが、磁気カードの場合も、厚さ0.8m
m以内であることが要求される。
も考慮されているが、磁気カードの場合も、厚さ0.8m
m以内であることが要求される。
【0006】しかし、従来一般的な巻線方法によるアン
テナコイル3では、前述したように、一方の端末3aを
最外周から、他方の端末3bを最内周から導出した構造
を持つので、巻線の端末3a,3bの両方をアンテナコ
イル3の内側に導出するために最外周の端末3aをアン
テナコイル巻回端平面を横切って内側に導出しなければ
ならず、導線1本分の厚さがアンテナコイル3の厚みに
付加され、無駄な厚さとなる。
テナコイル3では、前述したように、一方の端末3aを
最外周から、他方の端末3bを最内周から導出した構造
を持つので、巻線の端末3a,3bの両方をアンテナコ
イル3の内側に導出するために最外周の端末3aをアン
テナコイル巻回端平面を横切って内側に導出しなければ
ならず、導線1本分の厚さがアンテナコイル3の厚みに
付加され、無駄な厚さとなる。
【0007】また、アンテナコイル巻回端平面を横切っ
て内側に導出される端末3aは巻回部と交差し且つ部分
的に突出するためにICカード製作時に擦れて絶縁不良
が生じ易くなる。
て内側に導出される端末3aは巻回部と交差し且つ部分
的に突出するためにICカード製作時に擦れて絶縁不良
が生じ易くなる。
【0008】本発明は、上記の点に鑑み、両方の端末を
最内周層より導出することで、導線1本分の厚さを減じ
て薄型化を図ることができ、ICカードのアンテナコイ
ル等に適した多層空芯コイル及びその製造方法を提供す
ることを目的とする。
最内周層より導出することで、導線1本分の厚さを減じ
て薄型化を図ることができ、ICカードのアンテナコイ
ル等に適した多層空芯コイル及びその製造方法を提供す
ることを目的とする。
【0009】本発明のその他の目的や新規な特徴は後述
の実施の形態において明らかにする。
の実施の形態において明らかにする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の多層空芯コイルは、導線を整列巻きで多層
に巻回するとともに当該導線の両方の端末を最内周層よ
り導出した構成としている。
に、本発明の多層空芯コイルは、導線を整列巻きで多層
に巻回するとともに当該導線の両方の端末を最内周層よ
り導出した構成としている。
【0011】また、本発明の多層空芯コイルの製造方法
は、多層空芯コイルの巻回に必要な長さの導線を貯線部
に貯めた後、前記導線の一端を第1の巻芯に固定すると
ともに他端を第2の巻芯に固定し、前記貯線部により前
記導線の両端に張力をかけた状態で前記第1及び第2の
巻芯を相互に逆向きに回転することを特徴としている。
は、多層空芯コイルの巻回に必要な長さの導線を貯線部
に貯めた後、前記導線の一端を第1の巻芯に固定すると
ともに他端を第2の巻芯に固定し、前記貯線部により前
記導線の両端に張力をかけた状態で前記第1及び第2の
巻芯を相互に逆向きに回転することを特徴としている。
【0012】上記多層空芯コイルの製造方法において、
前記貯線部は、第1の回転動作により巻き取った導線を
前記第1の回転動作とは反対向きの第2の回転動作によ
り略一定張力で繰り出すワインダーを有する構成とする
ことができる。
前記貯線部は、第1の回転動作により巻き取った導線を
前記第1の回転動作とは反対向きの第2の回転動作によ
り略一定張力で繰り出すワインダーを有する構成とする
ことができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る多層空芯コイ
ル及びその製造方法の実施の形態を図面に従って説明す
る。
ル及びその製造方法の実施の形態を図面に従って説明す
る。
【0014】図1乃至図4によって、本発明の概念的な
構成である第1の実施の形態を説明する。これらの図に
おいて、11は第1の巻芯、12は第2の巻芯、13は
貯線部であり、第1の巻芯11及び第2の巻芯12は相
対して同一回転中心を持ち、第1の巻芯11は仮固定用
チャック21を、第2の巻芯12は仮固定用チャック2
2をそれぞれ有している。貯線部13は所要長引き出さ
れた導線15に張力(テンション)を付与するためのテ
ンション手段14を有している。ここで使用する導線1
5は、自己融着導線(いわゆるセメントワイヤー)であ
り、銅線等の導線の周囲の絶縁被覆が溶剤、熱風により
融着する性質を有し、導線巻回時に溶剤や熱風をかける
ことにより巻回状態で固着できるものである。
構成である第1の実施の形態を説明する。これらの図に
おいて、11は第1の巻芯、12は第2の巻芯、13は
貯線部であり、第1の巻芯11及び第2の巻芯12は相
対して同一回転中心を持ち、第1の巻芯11は仮固定用
チャック21を、第2の巻芯12は仮固定用チャック2
2をそれぞれ有している。貯線部13は所要長引き出さ
れた導線15に張力(テンション)を付与するためのテ
ンション手段14を有している。ここで使用する導線1
5は、自己融着導線(いわゆるセメントワイヤー)であ
り、銅線等の導線の周囲の絶縁被覆が溶剤、熱風により
融着する性質を有し、導線巻回時に溶剤や熱風をかける
ことにより巻回状態で固着できるものである。
【0015】第1の実施の形態において、多層空芯コイ
ルの製造は以下の手順で行う。
ルの製造は以下の手順で行う。
【0016】まず、図1のように、第1の巻芯11及び
第2の巻芯12の相対する面近くに、必要長さを持つ導
線15を予め用意し、各巻芯11,12が有する仮固定
用チャック21,22で導線15の両端側を仮固定し、
さらに両端側が仮固定された導線15の中央部を貯線部
13のテンション手段14で引っ張った状態とする。
第2の巻芯12の相対する面近くに、必要長さを持つ導
線15を予め用意し、各巻芯11,12が有する仮固定
用チャック21,22で導線15の両端側を仮固定し、
さらに両端側が仮固定された導線15の中央部を貯線部
13のテンション手段14で引っ張った状態とする。
【0017】それから、図2のように第1の巻芯11と
第2の巻芯12とを同一回転中心で相互に逆向きに回転
させ、テンション手段14で所要の張力が付与された状
態で導線15をそれぞれの巻芯周囲に巻回していく。
第2の巻芯12とを同一回転中心で相互に逆向きに回転
させ、テンション手段14で所要の張力が付与された状
態で導線15をそれぞれの巻芯周囲に巻回していく。
【0018】その際、図3の如く、第1及び第2の巻芯
11,12に導線案内壁31,32を一体的に設け、両
方の壁31,32の対向面間に導線15の2本分の隙間
を持つことで、整列巻きで2列の多層巻線を行うことが
できる。すなわち、第1の巻芯11の外周に巻かれた1
列目の巻線部分は導線15の端末15aの上側(外側)
に導線が多層に巻かれた状態となり、第2の巻芯12の
外周に巻かれた2列目の巻線部分は導線15の端末15
bの上側(外側)に導線が多層に巻かれた状態となる。
従って、巻回された導線15を溶剤や熱風により相互に
固着した後、仮固定用チャック21,22の仮固定を外
し、第1の巻芯11と第2の巻芯12を相互に離間すれ
ば、図4(A)のように導線15を整列巻きで多層に巻
回するとともに当該導線の両方の端末15a,15bを
最内周層より導出した多層空芯コイル10が得られる。
そして、図4(B)のように多層空芯コイル10の各端
末15a,15bを内周側に引き出すことによりICカ
ード等への使用に適した形状とすることができる。
11,12に導線案内壁31,32を一体的に設け、両
方の壁31,32の対向面間に導線15の2本分の隙間
を持つことで、整列巻きで2列の多層巻線を行うことが
できる。すなわち、第1の巻芯11の外周に巻かれた1
列目の巻線部分は導線15の端末15aの上側(外側)
に導線が多層に巻かれた状態となり、第2の巻芯12の
外周に巻かれた2列目の巻線部分は導線15の端末15
bの上側(外側)に導線が多層に巻かれた状態となる。
従って、巻回された導線15を溶剤や熱風により相互に
固着した後、仮固定用チャック21,22の仮固定を外
し、第1の巻芯11と第2の巻芯12を相互に離間すれ
ば、図4(A)のように導線15を整列巻きで多層に巻
回するとともに当該導線の両方の端末15a,15bを
最内周層より導出した多層空芯コイル10が得られる。
そして、図4(B)のように多層空芯コイル10の各端
末15a,15bを内周側に引き出すことによりICカ
ード等への使用に適した形状とすることができる。
【0019】この第1の実施の形態によれば、両方の導
線端末を最内周層より導出することで、従来一般的な多
層空芯コイルと比較して導線1本分の厚さを減じて薄型
とした多層空芯コイル10が得られることがわかる。
線端末を最内周層より導出することで、従来一般的な多
層空芯コイルと比較して導線1本分の厚さを減じて薄型
とした多層空芯コイル10が得られることがわかる。
【0020】図1乃至図4の第1の実施の形態では、円
型に巻線した多層空芯コイル10を示したが、同様の原
理で角型に巻線することも可能であり、この場合を図5
及び図6に本発明の第2の実施の形態として示す。第1
及び第2の巻芯41,42の外形が角柱状であることを
除けば、第1の実施の形態と同様にして図6(A)のよ
うに角型の多層空芯コイル40が得られる。この場合
も、多層空芯コイル40は、導線15を整列巻きで多層
に巻回し当該導線の両方の端末15a,15bを最内周
層より導出した構造となり、図6(B)のように多層空
芯コイル40の各端末15a,15bを内周側に引き出
すことによりICカード等への使用に適した形状とする
ことができる。
型に巻線した多層空芯コイル10を示したが、同様の原
理で角型に巻線することも可能であり、この場合を図5
及び図6に本発明の第2の実施の形態として示す。第1
及び第2の巻芯41,42の外形が角柱状であることを
除けば、第1の実施の形態と同様にして図6(A)のよ
うに角型の多層空芯コイル40が得られる。この場合
も、多層空芯コイル40は、導線15を整列巻きで多層
に巻回し当該導線の両方の端末15a,15bを最内周
層より導出した構造となり、図6(B)のように多層空
芯コイル40の各端末15a,15bを内周側に引き出
すことによりICカード等への使用に適した形状とする
ことができる。
【0021】この第2の実施の形態によれば、第1の実
施の形態の効果に加えて、多層空芯コイル40を角型に
形成できるため、ICカード本体の外周縁に沿わせてコ
イルを配置可能であり、ICカードのアンテナコイルに
いっそう適した構造とすることができる。すなわち、図
20で述べたように、ICカード内の従来のアンテナコ
イル3は図20中斜線部で示す最外周より内側に導出さ
れた導線端末3aを必然的に有するが、図7(A),
(B)の如く第2の実施の形態で得られる多層空芯コイ
ル40をICカード内のアンテナコイルとして使用する
ことで、図7中斜線部に示す導線端末15aは最内周か
ら導出してIC2と接続できるようになる(最外周から
導出されなくなった)。従って、従来一般的な多層空芯
コイルと比較して導線1本分の厚さを減じて薄型とし、
かつ、アンテナコイルとしての多層空芯コイル40の巻
回端平面を横切って内側に導出される導線端末が無くな
るため、ICカード製作時に擦れて絶縁不良を生じるこ
ともなくなる。
施の形態の効果に加えて、多層空芯コイル40を角型に
形成できるため、ICカード本体の外周縁に沿わせてコ
イルを配置可能であり、ICカードのアンテナコイルに
いっそう適した構造とすることができる。すなわち、図
20で述べたように、ICカード内の従来のアンテナコ
イル3は図20中斜線部で示す最外周より内側に導出さ
れた導線端末3aを必然的に有するが、図7(A),
(B)の如く第2の実施の形態で得られる多層空芯コイ
ル40をICカード内のアンテナコイルとして使用する
ことで、図7中斜線部に示す導線端末15aは最内周か
ら導出してIC2と接続できるようになる(最外周から
導出されなくなった)。従って、従来一般的な多層空芯
コイルと比較して導線1本分の厚さを減じて薄型とし、
かつ、アンテナコイルとしての多層空芯コイル40の巻
回端平面を横切って内側に導出される導線端末が無くな
るため、ICカード製作時に擦れて絶縁不良を生じるこ
ともなくなる。
【0022】図8乃至図13でより具体的な巻線機を用
いた本発明の第3の実施の形態を示す。これらの図にお
いて、51は第1の巻芯、52は第2の巻芯、53は貯
線部であり、第1の巻芯51及び第2の巻芯52は相対
して同一回転中心を持ち、第1の巻芯51は仮固定用チ
ャック61及び導線案内壁71を有し、第2の巻芯52
は仮固定チャック62及び導線案内壁72を有してい
る。図10乃至図12の巻芯51,52の接合状態にお
いて、導線案内壁71,72は導線15の2本分の隙間
を隔てて対向するようになっており、各導線案内壁7
1,72の基部には図8、図12の如く導線15を通す
穴(又は溝)73が形成されている。また、第1の巻芯
51を回転駆動するために第1のモータM1が、第2の
巻芯52を回転駆動するために第2のモータM2がそれ
ぞれ設けられている。
いた本発明の第3の実施の形態を示す。これらの図にお
いて、51は第1の巻芯、52は第2の巻芯、53は貯
線部であり、第1の巻芯51及び第2の巻芯52は相対
して同一回転中心を持ち、第1の巻芯51は仮固定用チ
ャック61及び導線案内壁71を有し、第2の巻芯52
は仮固定チャック62及び導線案内壁72を有してい
る。図10乃至図12の巻芯51,52の接合状態にお
いて、導線案内壁71,72は導線15の2本分の隙間
を隔てて対向するようになっており、各導線案内壁7
1,72の基部には図8、図12の如く導線15を通す
穴(又は溝)73が形成されている。また、第1の巻芯
51を回転駆動するために第1のモータM1が、第2の
巻芯52を回転駆動するために第2のモータM2がそれ
ぞれ設けられている。
【0023】貯線部53は、導線15を所要長引き出し
て巻取るとともに、導線15に略一定の張力(テンショ
ン)を付与しながら繰り出すことのできる構成であり、
ワインダー55をトリクリミッタ56及びクラッチ57
を介して第3のモータM3で回転駆動する構造を有して
いる。ワインダー55、トリクリミッタ56、クラッチ
57及び第3のモータM3は例えば直線移動テーブル上
に搭載されていて、第1及び第2の巻芯51,52の回
転中心に直交する方向に移動できるようになっている。
なお、前記ワインダー55は巻胴部55aの両側に鍔5
5bを有するとともに巻胴部55aより径方向に突出し
て導線15を引っ掛けるためのポール(ピン)55cを
有している。
て巻取るとともに、導線15に略一定の張力(テンショ
ン)を付与しながら繰り出すことのできる構成であり、
ワインダー55をトリクリミッタ56及びクラッチ57
を介して第3のモータM3で回転駆動する構造を有して
いる。ワインダー55、トリクリミッタ56、クラッチ
57及び第3のモータM3は例えば直線移動テーブル上
に搭載されていて、第1及び第2の巻芯51,52の回
転中心に直交する方向に移動できるようになっている。
なお、前記ワインダー55は巻胴部55aの両側に鍔5
5bを有するとともに巻胴部55aより径方向に突出し
て導線15を引っ掛けるためのポール(ピン)55cを
有している。
【0024】前記貯線部53のワインダー55及び第3
のモータM3は導線15を一時的に小スペースで巻取る
必要があるために設けられているものである。また、ト
リクリミッタ56は、ワインダー55が一定長の導線1
5を巻取った後、常に一定トルクで各巻芯51,52と
の間に張力を持たせながら導線15を繰り出し可能とす
るために設置されている。導線15の巻取り、開放をワ
インダー55の軸にて行うために、クラッチ57はモー
タM3とトリクリミッタ56との間に挿入されている。
のモータM3は導線15を一時的に小スペースで巻取る
必要があるために設けられているものである。また、ト
リクリミッタ56は、ワインダー55が一定長の導線1
5を巻取った後、常に一定トルクで各巻芯51,52と
の間に張力を持たせながら導線15を繰り出し可能とす
るために設置されている。導線15の巻取り、開放をワ
インダー55の軸にて行うために、クラッチ57はモー
タM3とトリクリミッタ56との間に挿入されている。
【0025】この第3の実施の形態において、多層空芯
コイルの製造は以下の手順で行う。
コイルの製造は以下の手順で行う。
【0026】まず、図8に示す如く、導線15を第1の
巻芯51及び第2の巻芯52の穴(又は溝)73に通
し、導線15の先端を第2の巻芯52の仮固定チャック
62で仮固定する。
巻芯51及び第2の巻芯52の穴(又は溝)73に通
し、導線15の先端を第2の巻芯52の仮固定チャック
62で仮固定する。
【0027】次に、図9においてワインダー55のポー
ル55cに導線15を掛け、貯線部53全体は矢印Pの
ように巻芯51,52の回転中心から離れる向きに直線
移動する。この移動で巻線しようとする導線15の全長
を調整し、所要の多層空芯コイルを作製するのに必要な
導線15を引き出す。
ル55cに導線15を掛け、貯線部53全体は矢印Pの
ように巻芯51,52の回転中心から離れる向きに直線
移動する。この移動で巻線しようとする導線15の全長
を調整し、所要の多層空芯コイルを作製するのに必要な
導線15を引き出す。
【0028】それから、図10においてクラッチ57を
接続状態として第3のモータM3でトリクリミッタ56
及びクラッチ57を介してワインダー55を回転駆動さ
せ、ワインダー55で導線15を巻取りながら貯線部5
3全体は矢印Qのように巻芯51,52の回転中心に近
づく向きに直線移動して図8の元の位置に戻る。このと
き、第1の巻芯51及び第2の巻芯52は接合状態とな
り、導線案内壁71,72は導線15の2本分の隙間を
隔てて対向する。
接続状態として第3のモータM3でトリクリミッタ56
及びクラッチ57を介してワインダー55を回転駆動さ
せ、ワインダー55で導線15を巻取りながら貯線部5
3全体は矢印Qのように巻芯51,52の回転中心に近
づく向きに直線移動して図8の元の位置に戻る。このと
き、第1の巻芯51及び第2の巻芯52は接合状態とな
り、導線案内壁71,72は導線15の2本分の隙間を
隔てて対向する。
【0029】次に、図11において、第1の巻芯51の
仮固定用チャック61で導線15を仮固定し、カッター
手段65で仮固定用チャック61より外側に延びた導線
15を切断する。
仮固定用チャック61で導線15を仮固定し、カッター
手段65で仮固定用チャック61より外側に延びた導線
15を切断する。
【0030】その後、図12において第1のモータM1
及び第2のモータM2で第1の巻芯51と第2の巻芯5
2とを同一回転中心で相互に逆向きに回転させて導線1
5を導線案内壁71,72間の巻芯51,52表面より
それぞれ巻回していく(左右各層を巻くタイミングは一
致させる。)。その際、貯線部53のクラッチ57を切
り離し状態としてトリクリミッタ56で規定された一定
トルクでワインダー55は巻取られていた導線15を繰
り出し、略一定の所要張力が付与された状態で導線15
はそれぞれの巻芯周囲に巻回される。このとき、熱風吹
き出し手段により熱風を巻回状態の導線15に吹き付け
る又は溶剤を塗布することで導線15は巻回状態に固定
される。
及び第2のモータM2で第1の巻芯51と第2の巻芯5
2とを同一回転中心で相互に逆向きに回転させて導線1
5を導線案内壁71,72間の巻芯51,52表面より
それぞれ巻回していく(左右各層を巻くタイミングは一
致させる。)。その際、貯線部53のクラッチ57を切
り離し状態としてトリクリミッタ56で規定された一定
トルクでワインダー55は巻取られていた導線15を繰
り出し、略一定の所要張力が付与された状態で導線15
はそれぞれの巻芯周囲に巻回される。このとき、熱風吹
き出し手段により熱風を巻回状態の導線15に吹き付け
る又は溶剤を塗布することで導線15は巻回状態に固定
される。
【0031】最後に、図13の如く第1及び第2の巻芯
51,52の仮固定用チャック61,62を開いて導線
15の両方の端末15a,15bを解放し、第1の巻芯
51と第2の巻芯52とを離間させて多層空芯コイル5
0を取り出す。
51,52の仮固定用チャック61,62を開いて導線
15の両方の端末15a,15bを解放し、第1の巻芯
51と第2の巻芯52とを離間させて多層空芯コイル5
0を取り出す。
【0032】このようにして得られた多層空芯コイル5
0は、導線15を整列巻きで多層に巻回しかつ当該導線
の両方の端末15a,15bを最内周層より導出した構
造を有しており、各巻芯51,52が円柱状であれば図
4のように円型コイルとなり、各巻芯51,52が角柱
状であれば図6のように角型コイルとなる。
0は、導線15を整列巻きで多層に巻回しかつ当該導線
の両方の端末15a,15bを最内周層より導出した構
造を有しており、各巻芯51,52が円柱状であれば図
4のように円型コイルとなり、各巻芯51,52が角柱
状であれば図6のように角型コイルとなる。
【0033】今まで述べた第1乃至第3の実施の形態で
は、2列(一方の巻芯上に1列、他方の巻芯上に1列)
の整列巻きで多層に巻回して多層空芯コイルを形成した
が、4列(一方の巻芯上に2列、他方の巻芯上に2列)
の整列巻きで多層に巻回して多層空芯コイルを形成する
こともでき、この場合を本発明の第4の実施の形態とし
て図14乃至図16で説明する。この第4の実施の形態
で用いる巻線機の構造は第3の実施の形態で用いたのと
同様でよいが、第1及び第2の巻芯51,52に一体的
に設けられた導線案内壁71,72は、当該巻芯51,
52の接合状態において導線15の4本分の隙間を隔て
て対向するようになっている。
は、2列(一方の巻芯上に1列、他方の巻芯上に1列)
の整列巻きで多層に巻回して多層空芯コイルを形成した
が、4列(一方の巻芯上に2列、他方の巻芯上に2列)
の整列巻きで多層に巻回して多層空芯コイルを形成する
こともでき、この場合を本発明の第4の実施の形態とし
て図14乃至図16で説明する。この第4の実施の形態
で用いる巻線機の構造は第3の実施の形態で用いたのと
同様でよいが、第1及び第2の巻芯51,52に一体的
に設けられた導線案内壁71,72は、当該巻芯51,
52の接合状態において導線15の4本分の隙間を隔て
て対向するようになっている。
【0034】図14による巻線形成を説明する前に、図
15で一般的な導線の整列巻きによる多層巻線方法とそ
の巻線が形成される様子を説明する。導線15の一端を
巻芯80に固定し、他方を一定の張力で引っ張っている
状態で巻芯80を一方向へ回転すると、導線15は複数
列分の隙間(図示の場合2列分)を全て満たすように順
に巻き始め1層目を形成し、次に2層目、3層目と層数
を増す方向で巻線が行われて行く。但し、列数が多くな
るに連れ、張力で引っ張っている導線15の一端が正確
に各層を形成できなくなるので、必要に応じてトラバー
ス動作を行う。
15で一般的な導線の整列巻きによる多層巻線方法とそ
の巻線が形成される様子を説明する。導線15の一端を
巻芯80に固定し、他方を一定の張力で引っ張っている
状態で巻芯80を一方向へ回転すると、導線15は複数
列分の隙間(図示の場合2列分)を全て満たすように順
に巻き始め1層目を形成し、次に2層目、3層目と層数
を増す方向で巻線が行われて行く。但し、列数が多くな
るに連れ、張力で引っ張っている導線15の一端が正確
に各層を形成できなくなるので、必要に応じてトラバー
ス動作を行う。
【0035】従って、図14のように、一方の巻芯51
上に2列、他方の巻芯52上に2列の巻線を多層に巻装
する場合にも、図16の如く巻芯51上の2列の隙間及
び、巻芯52上の2列の隙間を満たすようにそれぞれ導
線15が巻回され、順次2層目、3層目と層数を増す方
向で各巻芯上に巻線が行われて行く。このため、第3の
実施の形態と同様の工程で巻線処理を行うことで、導線
15の両方の端末15a,15bを最内周層より導出し
てなる4列の整列巻きの多層空芯コイルを得ることがで
きる。
上に2列、他方の巻芯52上に2列の巻線を多層に巻装
する場合にも、図16の如く巻芯51上の2列の隙間及
び、巻芯52上の2列の隙間を満たすようにそれぞれ導
線15が巻回され、順次2層目、3層目と層数を増す方
向で各巻芯上に巻線が行われて行く。このため、第3の
実施の形態と同様の工程で巻線処理を行うことで、導線
15の両方の端末15a,15bを最内周層より導出し
てなる4列の整列巻きの多層空芯コイルを得ることがで
きる。
【0036】図17は本発明の第5の実施の形態であっ
て、左右の巻芯上にそれぞれ形成する列数が異なる場合
(図示の場合左側2列、右側1列の合計3列)を示して
いる。この第5の実施の形態で用いる巻線機の構造は第
3の実施の形態で用いたのと同様でよいが、第1及び第
2の巻芯51,52に一体的に設けられた導線案内壁7
1,72は、当該巻芯51,52の接合状態において導
線15の3本分の隙間を隔てて対向するようになってい
る。巻線手順は第3の実施の形態と同様でよいが、左右
の巻芯上に巻回する各層の導線本数に応じて左右の巻芯
51,52の回転数を変えて、左右の巻線の各層ができ
るタイミングを合わせる必要がある。図示の場合、左側
の巻芯51上の2列と右側の巻芯52上の1列の巻線が
同じタイミングで行われなければならないため、例え
ば、左側の巻芯51の回転数をnとしたとき、右側の巻
芯52の回転数をn/2とする。
て、左右の巻芯上にそれぞれ形成する列数が異なる場合
(図示の場合左側2列、右側1列の合計3列)を示して
いる。この第5の実施の形態で用いる巻線機の構造は第
3の実施の形態で用いたのと同様でよいが、第1及び第
2の巻芯51,52に一体的に設けられた導線案内壁7
1,72は、当該巻芯51,52の接合状態において導
線15の3本分の隙間を隔てて対向するようになってい
る。巻線手順は第3の実施の形態と同様でよいが、左右
の巻芯上に巻回する各層の導線本数に応じて左右の巻芯
51,52の回転数を変えて、左右の巻線の各層ができ
るタイミングを合わせる必要がある。図示の場合、左側
の巻芯51上の2列と右側の巻芯52上の1列の巻線が
同じタイミングで行われなければならないため、例え
ば、左側の巻芯51の回転数をnとしたとき、右側の巻
芯52の回転数をn/2とする。
【0037】上記第4及び第5の実施の形態からわかる
ように、両方の端末を最内周層より導出した任意の列数
(偶数列、奇数列を問わない)の整列巻の多層空芯コイ
ルを得ることができる。
ように、両方の端末を最内周層より導出した任意の列数
(偶数列、奇数列を問わない)の整列巻の多層空芯コイ
ルを得ることができる。
【0038】以上本発明の実施の形態について説明して
きたが、本発明はこれに限定されることなく請求項の記
載の範囲内において各種の変形、変更が可能なことは当
業者には自明であろう。
きたが、本発明はこれに限定されることなく請求項の記
載の範囲内において各種の変形、変更が可能なことは当
業者には自明であろう。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
多層空芯コイルの導線の両端末を最内周層より導出で
き、従来の多層空芯コイルの如き最外周から導出される
端末は無くなって当該最外周から導出される端末をコイ
ル巻回端平面を横切って内周に導出する必要は無くな
る。このため、導線1本分の厚さが巻線部に付加される
ことが無くなり、薄型化を図ることができる。また、最
外周から導出される導線端末が無いため、その端末がコ
イル巻回部と交差し且つ部分的に突出することに起因す
る絶縁不良の可能性を無くし、信頼性及び耐久性の向上
を図ることができる。
多層空芯コイルの導線の両端末を最内周層より導出で
き、従来の多層空芯コイルの如き最外周から導出される
端末は無くなって当該最外周から導出される端末をコイ
ル巻回端平面を横切って内周に導出する必要は無くな
る。このため、導線1本分の厚さが巻線部に付加される
ことが無くなり、薄型化を図ることができる。また、最
外周から導出される導線端末が無いため、その端末がコ
イル巻回部と交差し且つ部分的に突出することに起因す
る絶縁不良の可能性を無くし、信頼性及び耐久性の向上
を図ることができる。
【0040】例えば、ICカードは限られたスペース、
厚み内で電磁誘導の効率を高める必要があり、また過酷
な使用条件にも耐え得る信頼性、耐久性が必要である
が、本発明による多層空芯コイルをICカードのアンテ
ナコイルとして使用すれば、従来コイルの欠点を除去
し、厚みを薄くできるとともに電磁誘導の効率の向上、
信頼性、耐久性の向上を図ることができ、その効果は絶
大なものがある。
厚み内で電磁誘導の効率を高める必要があり、また過酷
な使用条件にも耐え得る信頼性、耐久性が必要である
が、本発明による多層空芯コイルをICカードのアンテ
ナコイルとして使用すれば、従来コイルの欠点を除去
し、厚みを薄くできるとともに電磁誘導の効率の向上、
信頼性、耐久性の向上を図ることができ、その効果は絶
大なものがある。
【0041】なお、本発明に係る多層空芯コイルは上述
したICカード用アンテナコイルとして使用する場合の
みならず、その他種々の用途に使用できることは言うま
でもない。
したICカード用アンテナコイルとして使用する場合の
みならず、その他種々の用途に使用できることは言うま
でもない。
【図1】本発明を概念的に説明するための第1の実施の
形態であって、巻芯回転前の状態を示す斜視図である。
形態であって、巻芯回転前の状態を示す斜視図である。
【図2】同じく巻芯回転状態を示す斜視図である。
【図3】第1の実施の形態を示す正断面図である。
【図4】第1の実施の形態で得られた多層空芯コイルを
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態であって、角型の多
層空芯コイルを作製する場合の巻芯構造を示す斜視図で
ある。
層空芯コイルを作製する場合の巻芯構造を示す斜視図で
ある。
【図6】第2の実施の形態で得られた多層空芯コイルを
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図7】第2の実施の形態で得られた角型の多層空芯コ
イルをICカードのアンテナコイルとして用いた場合を
示す説明図である。
イルをICカードのアンテナコイルとして用いた場合を
示す説明図である。
【図8】本発明の第3の実施の形態であり、より具体的
な巻線機を用いた場合であって、導線を各巻芯に装着す
る工程を示す一部を断面とした正面図である。
な巻線機を用いた場合であって、導線を各巻芯に装着す
る工程を示す一部を断面とした正面図である。
【図9】第3の実施の形態であって、貯線部によって導
線を所要長引き出す工程を示す正面図である。
線を所要長引き出す工程を示す正面図である。
【図10】同じく所要長引き出した導線を貯線部で巻き
取る工程を示す正面図である。
取る工程を示す正面図である。
【図11】同じく左右の巻芯を接合して巻線開始する状
態を示す正面図である。
態を示す正面図である。
【図12】同じく巻線完了状態を示す一部を断面とした
正面図である。
正面図である。
【図13】同じく左右の巻芯を離間して多層空芯コイル
を取り出した状態を示す正面図である。
を取り出した状態を示す正面図である。
【図14】本発明の第4の実施の形態であって、4列の
多層空芯コイルを作製する場合の正断面図である。
多層空芯コイルを作製する場合の正断面図である。
【図15】一般的な多層空芯コイルの巻線の様子を示す
説明図である。
説明図である。
【図16】上記第4の実施の形態における巻線の様子を
示す説明図である。
示す説明図である。
【図17】本発明の第5の実施の形態であって、3列
(奇数列)の多層空芯コイルを作製する場合の正断面図
である。
(奇数列)の多層空芯コイルを作製する場合の正断面図
である。
【図18】従来の多層空芯コイルを示す平面図である。
【図19】従来の多層空芯コイルをアンテナコイルとし
て用いたICカードの構造図である。
て用いたICカードの構造図である。
【図20】図19の要部Aを拡大して示す説明図であ
る。
る。
1 ICカード本体 2 IC 3 アンテナコイル 3a,3b,5a,5b,15a,15b 端末 4 エンボス部 5,15 導線 10,40,50 多層空芯コイル 11,12,41,42,51,52,80 巻芯 13,53 貯線部 14 テンション手段 21,22,61,62 仮固定用チャック 55 ワインダー 56 トルクリミッタ 57 クラッチ 65 カッター手段 71,72 導線案内壁 73 穴(又は溝) M1,M2,M3 モーター
Claims (3)
- 【請求項1】 導線を整列巻きで多層に巻回するととも
に当該導線の両方の端末を最内周層より導出したことを
特徴とする多層空芯コイル。 - 【請求項2】 多層空芯コイルの巻回に必要な長さの導
線を貯線部に貯めた後、前記導線の一端を第1の巻芯に
固定するとともに他端を第2の巻芯に固定し、前記貯線
部により前記導線の両端に張力をかけた状態で前記第1
及び第2の巻芯を相互に逆向きに回転することを特徴と
する多層空芯コイルの製造方法。 - 【請求項3】 前記貯線部は、第1の回転動作により巻
き取った導線を前記第1の回転動作とは反対向きの第2
の回転動作により略一定張力で繰り出すワインダーを有
している請求項2記載の多層空芯コイルの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8260223A JPH1083914A (ja) | 1996-09-09 | 1996-09-09 | 多層空芯コイル及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8260223A JPH1083914A (ja) | 1996-09-09 | 1996-09-09 | 多層空芯コイル及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1083914A true JPH1083914A (ja) | 1998-03-31 |
Family
ID=17345068
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8260223A Pending JPH1083914A (ja) | 1996-09-09 | 1996-09-09 | 多層空芯コイル及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1083914A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006311042A (ja) * | 2005-04-27 | 2006-11-09 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 電気音響変換器用ボイスコイルの製造方法およびこの製造方法により製造されたボイスコイルならびにこれを用いた電気音響変換器および電子機器 |
| JP2013211638A (ja) * | 2012-03-30 | 2013-10-10 | Hitachi Metals Ltd | 近距離無線通信用アンテナ |
| JP2015035633A (ja) * | 2014-11-18 | 2015-02-19 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | コイル部品およびその製造方法 |
-
1996
- 1996-09-09 JP JP8260223A patent/JPH1083914A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006311042A (ja) * | 2005-04-27 | 2006-11-09 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 電気音響変換器用ボイスコイルの製造方法およびこの製造方法により製造されたボイスコイルならびにこれを用いた電気音響変換器および電子機器 |
| JP2013211638A (ja) * | 2012-03-30 | 2013-10-10 | Hitachi Metals Ltd | 近距離無線通信用アンテナ |
| JP2015035633A (ja) * | 2014-11-18 | 2015-02-19 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | コイル部品およびその製造方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20030318 |