JPH1084201A - 誘電体共振器装置 - Google Patents

誘電体共振器装置

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JPH1084201A
JPH1084201A JP23881996A JP23881996A JPH1084201A JP H1084201 A JPH1084201 A JP H1084201A JP 23881996 A JP23881996 A JP 23881996A JP 23881996 A JP23881996 A JP 23881996A JP H1084201 A JPH1084201 A JP H1084201A
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JP
Japan
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panel
dielectric resonator
dielectric
connector
coaxial connector
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JP23881996A
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English (en)
Inventor
Jun Hattori
準 服部
Taiyo Nishiyama
大洋 西山
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Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】大型化することなくコネクタの取付方向を任意
に選択することのできる誘電体共振器装置を提供する。 【解決手段】角筒状のキャビティ1a〜1dの開口面に
被せる上側パネル20の内側において、同軸コネクタ6
1,62,63の外導体をそれぞれ半田付けし、一体化
された誘電体共振器装置を収納するケース35に同軸コ
ネクタ61,62,63をそれぞれ固定する。また、上
側パネル20における外導体を半田付けする箇所の周囲
には穴を設けてビームを形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、キャビティ内に
内部誘電体を設けた複数の誘電体共振器を一体化し、ケ
ースに収納した誘電体共振器装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、角筒状のキャビティ内に内部
誘電体を設けた誘電体共振器を複数個配列し、隣接する
誘電体共振器間を結合させた複数段の誘電体共振器装置
がフィルタなどとして用いられている。
【0003】図7は、従来の複数段の誘電体共振器装置
の分解斜視図である。40a〜40fはそれぞれ角筒状
のキャビティ内に十字型の内部誘電体を設けた誘電体共
振器である。41,42,43はそれぞれ電極パネルで
あり、同軸コネクタおよびその中心導体から誘電体共振
器側へ突出する結合ループを設けている。また、44は
支柱板、45はアース板、46は固定板である。まず、
誘電体共振器40a,40b,40cを所定間隔に配置
するとともに、間隙部にアース板45を半田付けするこ
とによってこれらを一応連結状態とする。誘電体共振器
40d,40e,40fについても同様に所定間隔に配
置してアース板45を間隙部分に半田付けすることによ
って連結し、これらによって支柱板44を挟み込む。そ
の後、電極パネル41,42,43を誘電体共振器40
a,40f,40c,40dの開口部分にそれぞれ配置
し、その間隙部分にアース板45を半田付けし、これを
固定板46へ差し込み、固定板46の裏面側から固定板
46と支柱板44とをねじ留めし、図8に示すように、
さらに支柱板44に固定板47をねじ留めすることによ
って一体化して組み立てていた。
【0004】しかし、このような構造を有する誘電体共
振器装置においては、固定板と多数のアース板を必要と
し、全体の組み立てに要する時間がかかるという問題
や、誘電体共振器を固定する固定部材の配置のために余
分なスペースが必要となり、大型化してしまうという問
題があった。
【0005】そこで、本願出願人は、特願平7−203
461号において全体の部品点数を削減し、作業時間を
大幅に短縮化して、コストダウンおよび小型化を図った
誘電体共振器装置を出願している。図9は上記出願にか
かる誘電体共振器装置の分解斜視図であり、図10は組
み立て後の状態を示す図である。この出願にかかる誘電
体共振器装置は誘電体共振器50a〜50dを固定する
固定機能と、アース電極パネルの機能とを金属板51,
52に持たせることで全体の部品点数を削減し、組み立
てに要する時間の短縮を図り、また隣接する誘電体共振
器50a〜50d同士をほとんど密着状態に配置するこ
とで小型化を図ったものである。図9において50a,
50b,50c,50dは誘電体共振器である。51,
52はそれぞれ金属板であり、それぞれ53,54で示
す折曲部を設けるとともに、それぞれの折曲部に穴5
5,56を設けている。上部の金属板51には信号入出
力用の同軸コネクタ59a,59b,59cを取り付
け、金属板51の裏面側でこれらの同軸コネクタのそれ
ぞれの中心導体と金属板51との間に結合ループを構成
する。4つの誘電体共振器50a〜50dは隣接する誘
電体共振器同士の間隔をほとんど密着状態にして配置
し、上下の金属板51,52を開口面にそれぞれ被せ、
金属板51,52の折曲部に形成した穴55,56部分
で金属板51,52を4つの誘電体共振器のキャビティ
の外面に形成した導電体膜に半田付けし、図10の状態
に組み立てるようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、誘電体共振
器装置では信号の入出力用コネクタとして同軸コネクタ
を使用するのが一般的である。例えば、SMAタイプの
同軸コネクタの固定は、図11(A)に示すように取付
板70に開口部71を形成しておき、図11(B)に示
すように取付板70の裏面側から同軸コネクタ61を開
口部71に通して該同軸コネクタ61のフランジ61c
を取付板70の裏側に密着させ、取付板70の表側から
ナット7で締結することで行われる。なお、図中61a
は同軸コネクタ61の中心導体であり、61bは外導体
である。また、6はワッシャである。
【0007】このような取付構造であるため、誘電体共
振器内部に同軸コネクタ61のフランジ61cを収納す
るスペースが必要であり、このスペースの関係から従来
の誘電体共振器では同軸コネクタの取り付け可能な面が
誘電体共振器の開口面と平行な面に制限されていた。す
なわち、同軸コネクタの引出し方向に自由度が無いとい
う問題があった。
【0008】一方、仮に同軸コネクタを誘電体共振器装
置1a〜1dのキャビティの壁面に固定する構成を採用
すれば、図12(A)(B)(C)に示すように同軸コ
ネクタ61,62,63の引出し方向に自由度を持たせ
ることができるが、これらの同軸コネクタをキャビティ
の壁面に固定するためには、内部誘電体の上方(または
下方)に同軸コネクタのフランジ(図11に示した61
c)の幅以上のスペースが必要となる。同軸コネクタ自
体はあまり小型化できず、また一般に規格化されたもの
を用いるので、このスペースを確保するために誘電体共
振器1a〜1dのキャビティは大型化せざるを得ない。
そのため、小型化が要求される誘電体共振器装置では同
軸コネクタをキャビティの壁面に固定する構成を採用す
ることができなかった。
【0009】この発明の目的は、全体に大型化すること
なくコネクタの取付方向に自由度を持たせた誘電体共振
器装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載した発明
は、少なくとも一方の面が開口した角筒状のキャビティ
内に内部誘電体を設け、前記キャビティの外面に導電体
膜を形成した複数の誘電体共振器を前記開口面が略同一
の面をなすように配置し、前記キャビティの線膨張係数
に近似する線膨張係数を有する金属板のパネルを開口面
に連続して被せ、該パネルを開口部近傍に形成されてい
る導電体膜に接合して複数のキャビティを一体化し、こ
れをケース内に収納した誘電体共振器装置であって、信
号入出力用の同軸コネクタの外導体を前記パネルに半田
付けするとともに、該同軸コネクタを前記ケースに固定
する。
【0011】このように、信号入出力用の同軸コネクタ
の外導体をパネルに半田付けすることで、同軸コネクタ
のアースを誘電体共振器のアースに接続し、誘電体共振
器を収納するケースに同軸コネクタを固定する構成とし
たので、誘電体共振器内部に信号入出力用の同軸コネク
タのフランジ部分を収納するスペースが不要となる。こ
のため、誘電体共振器を大型化することなく信号入出力
用の同軸コネクタをキャビティの壁面に対して垂直な方
向にも引き出すことができるようなり、同軸コネクタの
引出し方向に自由度を持たせることができる。また、キ
ャビティ内部に同軸コネクタのフランジ部分を収納する
スペースが不要となったことでキャビティを小型化する
ことができ、誘電体共振器全体を小型化することができ
る。
【0012】また、請求項2に記載した発明は、前記パ
ネルの前記コネクタの外導体が半田付けされる箇所の周
囲に穴を設けてビーム形状を形成しており、環境温度変
化や誘電体共振器の発熱等によってケースとパネルとが
異なった変位を生じてもビーム部分がたわみ、同軸コネ
クタの外導体を半田付けした箇所に応力がほとんど加わ
らない。すなわち、ケースを線膨張係数がパネルと同じ
程度の高価な金属材料で形成していなくても、環境温度
変化等によってコネクタの外導体の半田付け部分にクラ
ックを生じて導通不良が引き起こされるという問題が生
じることはない。よって、誘電体共振器装置を安価に製
造することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態の誘電体共
振器装置の構成を図1〜図6を基に以下説明する。
【0014】図1は、この発明の実施形態である誘電体
共振器装置の分解斜視図である。1a〜1dは角筒状の
キャビティの内部に十字型の内部誘電体2a〜2dを設
けた誘電体共振器である。キャビティの壁面外側には銀
メタライズによって電極面を構成している。10は、誘
電体共振器1a〜1dの下側の開口面に被せる下側パネ
ルであり、20は誘電体共振器1a〜1dの上側の開口
面に被せる上側パネルである。下側パネル10、上側パ
ネル20は誘電体共振器1a〜1dと線膨張係数の略等
しい42アロイ(42%Ni−Fe合金)、インバー、
パーマロイ等の金属板から構成し、熱応力による共振器
のクラック発生や半田付面の破壊等の問題が生じること
を防止している。下側パネル10の底面には誘電体共振
器1aと誘電体共振器1bとを結合させる結合部材12
および誘電体共振器1cと誘電体共振器1dとを結合さ
せる結合部材13を設けている。また、下側パネル10
の底面には、回転砥石(ダイヤモンドリュータ)によっ
て各誘電体共振器1a〜1dの内部誘電体2a〜2dを
部分的に切削して周波数調整および結合調整を行うため
の開口部11を設けている。さらに、下側パネル10に
は誘電体共振器1a〜1dに被せて半田付けする際に半
田溜まりとして作用させて半田付け性を向上させるため
の穴14を複数設けている。上側パネル20には、同軸
コネクタ61,62,63の外導体および中心導体を通
す開口部を設けている。図2は、同軸コネクタ61の外
導体および中心導体を通す部分の拡大図である。開口部
21の内径は同軸コネクタ61の外導体61bの外径よ
りも若干小さいが、4方向に切り込みを設けていて、同
軸コネクタの外導体を圧入可能としている(図4参
照)。開口部21の周囲には穴22を設け、この例では
2つのビーム23を形成している。この穴22はプレス
打ち抜きやエッチング等によって容易に設けることがで
きる。この上側パネル20には、図1に示すように誘電
体共振器1a〜1dに被せて半田付けする際に半田溜ま
りとして作用させ、半田付け性を向上させるための穴2
4を複数設けている。なお、キャビティの壁面には、結
合部材12,13や同軸コネクタ61,62,63の外
導体との干渉を避けるための切り欠きを設けている。後
述するように、図2に示した上側パネル20の開口部2
1に、同軸コネクタ61の中心導体61aおよび外導体
61bを通し、外導体61bを上側パネル20に半田付
けする(図4参照)。また、上側パネル20は誘電体共
振器1a〜1dのアース電極パネルとして作用するの
で、最終的には同軸コネクタ61のアースと誘電体共振
器1a〜1dのアースとが接続されることになる。ま
た、中心導体61aには内部誘電体2b,2cと磁界結
合させる外部結合部材8を接続する。なお、上側パネル
20に対する同軸コネクタ62,63の取り付け構造は
上述した同軸コネクタ61の場合と同様である。
【0015】図1において、30は下側ケース、35は
上側ケースである。下側ケース30の底面と上側ケース
35の上面および側面には、図3に示す内側に突出させ
た形状の突出部31を複数設けている。また、下側ケー
ス30の側面外側には複数の凹部32を形成し、上側ケ
ース35の側面内側の下端部に複数の凸部36を形成し
ている。下側ケース30に上側ケース35を被せたとき
に前記凹部32と前記凸部36とが嵌合する。さらに、
下側ケース30には機器収納ユニットのケース・ラック
に固定するための取付部33を設けており、上側ケース
35には同軸コネクタ61,62,63を固定するため
の切り欠き部37,38,39を設けている。
【0016】次に、この実施形態の誘電体共振器装置の
組み立て手順を説明する。結合部材12,13を配置し
た下側パネル10上に誘電体共振器1a〜1dを配置
し、下側パネル10と誘電体共振器とを穴14で半田付
けする。このとき、穴14は上記したように半田溜まり
として作用する。また、上側パネル20の開口部21に
外側から同軸コネクタ61の中心導体61aおよび外導
体61bを挿入し、同軸コネクタ61の外導体61bを
上側パネル20の内側に半田付けする(図2および図4
参照)。また、中心導体61aに内部誘電体2b,2c
と磁界結合する外部結合部材8を接続する。同軸コネク
タ62,63についても同様である。この状態の上側パ
ネル20を下側パネル10と半田付けされた誘電体共振
器1a〜1dの上側の開口面に被せ、上側パネル20と
誘電体共振器1a〜1dとを穴24で半田付けする。下
側パネル10の場合と同様に穴24が半田溜まりとして
作用する。
【0017】上記の説明では、下側パネル10と誘電体
共振器1a〜1dとを半田付けした後に、上側パネル2
0と誘電体共振器1a〜1dとを半田付けするとした
が、上側パネル20と誘電体共振器1a〜1dとを半田
付けした後に下側パネル10と誘電体共振器1a〜1d
とを半田付けするようにしてもよい。
【0018】次に、下側パネル10および上側パネル2
0を半田付けして一体化した誘電体共振器1a〜1dに
対して上側ケース35を被せる。このとき、同軸コネク
タ61,62,63は上側ケース35に設けた切り欠き
部37,38,39に位置し、上側ケース35と同軸コ
ネクタ61,62,63とが干渉することはない。この
とき、各同軸コネクタのフランジ部分は上側パネル20
と上側ケース35の間に位置し、同軸コネクタ61の場
合、図4に示すように同軸コネクタ61をワッシャ6を
介してナット7で締結して上側ケース35に固定する。
そして、各同軸コネクタにケーブルを接続して計測器等
を用いて特性測定を行いつつ、下側パネル10の開口部
11から上記回転砥石を挿入して、各誘電体共振器1a
〜1dの周波数調整および結合調整を行う。すでに、各
同軸コネクタは上側ケース35に固定されているので、
各同軸コネクタに対してケーブルの着脱を行っても外導
体の半田付けした箇所にクラックを生じさせて導通不良
を引き起こすという問題はない。周波数調整および結合
調整を完了すると、下側ケース30に上側ケース35を
被せ、凹部32と凸部36とを嵌合させて組み立てを完
了する。
【0019】図5はこの誘電体共振器装置の完成図であ
る。上記したように、この実施形態の誘電体共振器装置
は誘電体共振器1a〜1d、下側パネル10、上側パネ
ル20を半田付けして一体化したものを下側ケース30
と上側ケース35とで覆っている。また、同軸コネクタ
61,62,63は上側パネル35の切り欠き部37,
38,39に固定し、各同軸コネクタの外導体を上側パ
ネルの裏側に半田付けすることで共振器アースと接続し
ている。ケース内では、誘電体共振器を下側ケース30
および上側ケース35の複数の突出部31に当接させて
おり、これによってケース内の誘電体共振器を安定的に
保持、固定している。
【0020】以上のようにして組み立てた誘電体共振器
装置では、同軸コネクタの外導体が半田付けされる箇所
をビームで支持するようにしたため、上側パネル20と
線膨張係数が略等しい材料(上記した42アロイ、イン
バー、パーマロイ等の材料)で構成する必要がなく、例
えばSUS等の廉価な材料で上側ケース35を構成する
ことができる。すなわち、上側ケース35と上側パネル
20とが環境温度変化や誘電体共振器の発熱等によって
異なった変位が生じても、図2に示すビーム23がたわ
み、同軸コネクタ61の外導体61bを半田付けした箇
所9に加わる応力が緩和される。このため、上側ケース
35を上記したような高価な材料で形成しなくても同軸
コネクタの外導体を半田付けした箇所にクラックが生じ
て導通不良を引き起こすという問題がなく、全体に廉価
な材料で形成できるので誘電体共振器装置のコストアッ
プを生じない。
【0021】上記した実施形態では上側パネル20に図
2示す形状のビームを形成するものとしたが、これに代
えて図6(A)(B)に示すよう形状のビーム23を形
成してもよい。図6(B)は図6(A)に示すA−A部
分の断面図である。このビーム23は、図に示すように
パネル面に対して垂直な方向に曲げた形状である。この
場合も上記した実施形態と同様に、線膨張係数の差によ
り上側パネル20と上側ケース35とが異なった変位を
生じてもビーム23にたわみが生じ、同軸コネクタの外
導体を半田付けした箇所に加わる応力を緩和し、クラッ
クの発生を防止するので環境温度変化や誘電体共振器の
発熱等によって導通不良を引き起こすということはな
い。
【0022】なお、同軸コネクタの引出し方向および数
は上記実施形態に限定されるものではなく、任意に選択
することができる。また、上側パネル20の開口部2
1、穴22等の形成位置および上側ケース35の切り欠
き37,38,39の向き等は各同軸コネクタの引出し
方向に応じて形成すればよい。
【0023】
【発明の効果】以上のように、請求項1に記載した発明
によれば、信号入出力用のコネクタの外導体をパネルに
接合することで、同軸コネクタのアースと誘電体共振器
のアースとを接続しておき、誘電体共振器を収納するケ
ースに同軸コネクタを固定するようにしたので、誘電体
共振器内部に同軸コネクタのフランジ部分を収納するた
めのスペースを不要にできる。このため、同軸コネクタ
の引出し方向をキャビティの壁面に垂直な方向とするこ
ともでき、コネクタの引出し方向に自由度を持たせるこ
とができる。さらに、誘電体共振器内部に同軸コネクタ
のフランジ部分を収納するスペースが不要となったこと
で、誘電体共振器を小型化することができ、誘電体共振
器装置全体が大型化してしまうという問題も生じない。
【0024】また、請求項2に記載した発明によれば、
環境温度変化や誘電体共振器の発熱等によってケースと
パネルとが異なった変位を生じてもビームがたわみ、コ
ネクタの外導体の半田付け箇所に加わる応力を緩和す
る。このため、線膨張係数の大きい廉価な材料でケース
を形成しても、同軸コネクタのパネルに半田付けした箇
所にクラックが生じることがなく、導通不良という問題
が生じることがない。よって、誘電体共振器装置を安価
に製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態である誘電体共振器装置の
分解斜視図である。
【図2】上側パネルに設けた開口部の拡大図である。
【図3】上側ケースおよび下側ケースに設けた突出部の
拡大図である。
【図4】同軸コネクタの固定状態を説明する図である。
【図5】この実施形態の誘電体共振器装置の完成図であ
る。
【図6】上側パネルに設けた他の実施形態における開口
部の拡大図である。
【図7】従来の誘電体共振器装置の分解斜視図である。
【図8】従来の誘電体共振器装置の完成図である。
【図9】従来の誘電体共振器装置の分解斜視図である。
【図10】従来の誘電体共振器装置の完成図である。
【図11】従来の同軸コネクタの固定方法を説明する図
である。
【図12】コネクタをキャビティの壁面に取り付けた誘
電体共振器装置を示す図である。
【符号の説明】
1a,1b,1c,1d−誘電体共振器 2a,2b,2c,2d−内部誘電体 6−ワッシャ 7−ナット 8−外部結合部材 9−半田付け箇所 10−下側パネル 12,13−結合部材 20−上側パネル 21−開口部 22−穴 23−ビーム 30−下側ケース 35−上側ケース 37,38,39−切り欠き部 61,62,63−同軸コネクタ 61a−中心導体 61b−外導体 61c−フランジ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも一方の面が開口した角筒状の
    キャビティ内に内部誘電体を設け、前記キャビティの外
    面に導電体膜を形成した複数の誘電体共振器を前記開口
    面が略同一の面をなすように配置し、前記キャビティの
    線膨張係数に近似する線膨張係数を有する金属板のパネ
    ルを開口面に連続して被せ、該パネルを開口部近傍に形
    成されている導電体膜に接合して複数のキャビティを一
    体化し、これをケース内に収納した誘電体共振器装置で
    あって、 信号入出力用の同軸コネクタの外導体を前記パネルに半
    田付けするとともに、該コネクタを前記ケースに固定す
    ることを特徴とする誘電体共振器装置。
  2. 【請求項2】 前記パネルの前記同軸コネクタの外導体
    が半田付けされる箇所の周囲に穴を設けてビーム形状を
    形成したことを特徴する請求項1記載の誘電体共振器装
    置。
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