JPH1084273A - レベルシフト回路 - Google Patents
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- JPH1084273A JPH1084273A JP8236429A JP23642996A JPH1084273A JP H1084273 A JPH1084273 A JP H1084273A JP 8236429 A JP8236429 A JP 8236429A JP 23642996 A JP23642996 A JP 23642996A JP H1084273 A JPH1084273 A JP H1084273A
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Abstract
動作可能なSCFL−DCFLレベルシフト回路を得る
こと。 【解決手段】 負荷抵抗Ra1,Ra2とスイッチングFE
T E11,E12からなる2つの直列回路10a,1
0bのスイッチングFET E11,E12を、抵抗R
c1,Rc2と容量Cc1,Cc2とからなる2つの並列回路1
0c,10dにより交差接続して構成したフリップフロ
ップ回路10をレベルシフタ回路部100に用い、その
出力に2つのDCFL回路300,400を設けるとと
もに、FET E11,E21とダイオードDd1,Dd2
とを有しSCFL回路部200の相補出力にその入力
が接続され出力が上記負荷抵抗Ra1,Ra2の,スイッチ
ングFET E11,E12と接続していない一端に接
続された2つのソースフォロワ回路20a,20bを設
けるようにした。
Description
路に関するものであり、特に、GaAsディジタル回路
等に用いられ、SCFLレベルをシフトしてDCFLレ
ベルに変換するものに関する。
テムの送受信部や高速のICテスタ等に用いられてい
る。このGaAsディジタル回路の基本構成には、大き
く分けて図7に示すSCFL(Source-Coupled FET Logi
c :ソース結合型FET論理) や図8に示すDCFL(D
irect-Coupled FET Logic :直接結合型FET論理) が
あり、SCFL回路は高速動作を要求する回路に、DC
FL回路は低消費電力動作及び高集積化を重視する回路
に主として用いられる。
−FET (Enhancement mode FET)を、D1〜D3はD
−FET(Deplation mode FET)を示し、R1〜R5は抵
抗、Dd11 ,Dd21 はダイオード、IN,/INは入力
信号端子、OUT,/OUTは出力信号端子、Vssは電
源電圧端子を示す。
トに入力信号端子IN、/INが接続されており、ドレ
インが抵抗R1,R2を介してグランドに接続されると
ともに、ソースが共通に接続されている。そして、その
共通ソースがD−FET D1および抵抗R3を介して
電源電圧端子Vssに接続されている。また、D−FET
D1のゲートには電源電圧端子Vssが接続されてい
る。
E1と抵抗R1との接続点に接続されており、ドレイン
がグランドに接続されるとともに、ソースがダイオード
Dd11 ,D−FET D2および抵抗R4を介して電源
電圧端子Vssに接続されている。E−FET E4はゲ
ートがE−FET E2と抵抗R2との接続点に接続さ
れており、ドレインがグランドに接続されるとともに、
ソースがダイオードDd21 ,D−FET D3および抵
抗R5を介して電源電圧端子Vssに接続されている。ま
た、ダイオードDd11 ,Dd21 とD−FET D2,D
−FET D3との共通接続点には出力信号端子OU
T,/OUTが接続されており、D−FET D2,D
3のゲートには電源電圧端子Vssが接続されている。
IN,/INには相補形式で信号が入力され、差動増幅
器を構成するE−FET E1,E2はこの入力信号に
応じてその一方がオンし、他方がオフして、D−FET
D1および抵抗R3からなる電流源により吸い込まれ
るべき電流が、E−FET E1,E2のいずれかに流
れるように電流経路を切り換える。
の電流が流れた側に電圧降下を生じ、ソースフォロワを
構成するE−FET E3,E4はその電圧降下を生じ
た側が“L”レベルとなり、他方が“H”レベルとな
る。その結果、出力信号端子OUT,/OUTは入力信
号端子IN,/INの入力信号とは逆相の信号を相補形
式で出力する。
ET、DはD−FET、INは入力信号端子、OUTは
出力信号端子、Vddは電源電圧端子を示す。
端子INが接続されており、ソースが接地されている。
また、D−FET Dはドレインが電源電圧端子Vddに
接続されるとともに、ゲートおよびソースがともにE−
FET Eのドレインおよび出力信号端子OUTに接続
されている。
INに“H”の信号が入力されたとすると、E−FET
Eがオンする。これにより、出力信号端子OUTとグ
ランドとの間が導通するため、出力信号端子OUTは
“L”レベルとなる。
力されたとすると、E−FET Eがオフする。これに
より、出力信号端子OUTにはD−FET Dを介して
電流が流れ込み、このため、出力信号端子OUTは
“H”レベルとなる。
はいずれも入力の論理レベルを反転して出力するもので
あるが、SCFL回路は動作が高速である反面、常時電
流が流れるため、消費電力が大きいという欠点があり、
一方、DCFL回路は消費電力や集積度の点では有利で
あるが、高速動作には適さないものであり、互いに得失
が逆になるものである。
力のGaAsディジタル回路を実現しようとすれば、高
速動作が要求される部分をSCFL回路で構成し、低消
費電力が要求される部分をDCFL回路で構成すること
となるが、その際、混在させたSCFL回路とDCFL
回路との間で信号のやりとりを行うために、SCFL回
路とDCFL回路とを接続する必要がある。
L回路とを接続するためには、その論理レベル (“H"
レベルと“L" レベル) を正確にSCFLレベル (0
V、−1V) ( または(Vdd、Vdd−1V))からDC
FLレベル(0.6V、0V)( または (Vss+0.6
V、Vss) )に変換する必要がある。ここに、Vddは正
の電源電圧(例えば+2V、+5.2V)を、またVss
は負の電源電圧(例えば−2V、−5.2V)を示し、
Vddとして正の電源電圧を用いるときは、Vssはこれを
0Vとする。また、Vssとして負の電源電圧を用いると
きは、Vddはこれを0Vとする。
FLレベルに変換するレベルシフト回路の従来例であ
る。図9において、E1〜E3,E5,E6はE−FE
T、D1,D2,D4,D5はD−FETを示し、R1
〜R3は抵抗、Dd11 〜Dd13はダイオード、IN,/
INは入力信号端子、OUTは次段へのDCFLレベル
出力信号端子、Vssは電源電圧端子であり、本従来例で
は-3Vくらいを想定している。V1はレベルシフトから
DCFL回路への入力電圧を示す。
ートに入力信号端子IN,/INが接続されており、ド
レインが抵抗R1,R2を介してグランドに接続される
とともに、ソースが共通に接続されている。そして、そ
の共通ソースがD−FETD1および抵抗R3を介して
電源電圧端子Vssに接続されている。また、D−FET
D1のゲートには電源電圧端子Vssが接続されてい
る。そして、これらのE−FET E1,E2、D−F
ET D1および抵抗R1,R2,R3によりSCFL
回路部200aが構成されている。
ET E1と抵抗R1との接続点に接続されており、ド
レインがグランドに接続されるとともに、ソースがダイ
オードDd11 〜Dd13 ,D−FET D2を介して電源
電圧端子Vssに接続されている。また、D−FET D
2のゲートには電源電圧端子Vssが接続されている。そ
して、これらのE−FET E3、ダイオードDd11 〜
Dd13 およびD−FET D2によりレベルシフタ回路
部100aが構成されている。
オードDd13 とD−FET D2との接続点に接続され
ており、ソースが電源電圧端子Vssに接続されている。
D−FET D4はゲートとドレインがE−FET E
5のドレインに接続されており、ドレインがグランドに
接続されている。E−FET E6はゲートがD−FE
T D4とE−FET E5との接続点に接続されてお
り、ソースが電源電圧端子Vssに接続されている。D−
FET D5はゲートとソースがE−FETE6のドレ
インに接続されており、ドレインがグランドに接続され
ている。そして、これらのD−FET D4、E−FE
T E5、D−FET D5、E−FET E6により
DCFL回路部300aが構成されており、このE−F
ETE6のドレインとD−FET D5のゲートとソー
スとの接続点が出力信号端子OUTとなり、次段のDC
FL回路に信号が出力される。
ss=−3Vの場合を例にとって説明する。SCFL回路
部200aの入力信号端子IN、/INに入力された、
SCFLレベルでかつ相補形式の入力信号に応じてE−
FET E1,E2はその一方がオン,他方がオフす
る。例えば、入力信号端子IN,/INに約−1.4
V,約−0.8V、すなわち、“L”,“H”のレベル
の信号が入力されたとすると、これによりE−FET
E1,E2はオフ,オンとなり、抵抗R1には電圧降下
が生じない。このためレベルシフタ回路部100aのE
−FET E3のソース電位は“H”となり、ダイオー
ドDd11 〜Dd13 によって、ダイオード3個分に相当す
る順方向電圧(ダイオード1個につき約0.6V)とこ
のときのE−FET E3のゲート・ソース間電圧(例
えば約0.6V)を合わせた合計約2.4Vの電圧降下
が生じる。
00aの入力電圧V1は約−2.4V、すなわちDCF
Lレベルの“H”に変換され、これにより、E−FET
E5がオンするため、“L”レベルがE−FET E
6のゲートに入力され、E−FET E6がオフするた
め、出力端子OUTからはDCFLレベルの“H”が出
力される。
端子IN,/INに“H”,“L”のレベルの信号が入
力されたとすると、これによりE−FET E1,E2
はオン,オフとなり、抵抗R1には電圧降下が生じる。
このためレベルシフタ回路部100aのE−FET E
3のソース電位は“L”となり、DCFL回路部300
aの入力電圧V1は約−3.0V、すなわちDCFLレ
ベルの“L”に変換され、これにより、E−FET E
5がオフするため、“H”レベルがE−FETE6のゲ
ートに入力され、E−FET E6がオンするため、出
力端子OUTからはDCFLレベルの“L”が出力され
る。
LレベルをDCFLレベルに変換するために、レベルシ
フタ回路部のダイオードDd1〜Dd3により約1.8V
(=0.6V×3)のDCレベルシフト量を得ており、
個々のダイオードの順方向電圧がほぼ決まっているため
に、回路定数の設定、さらには回路設計を容易に行うこ
とができる。
路では、SCFL回路部ではグランドが電位の基準とな
るのに対し、DCFL回路部では電源電圧Vssが電位の
基準となるため、電源電圧Vssが変動するとSCFL回
路部側とDCFL回路部側とでは基準電位の変動が互い
に逆方向になるため、DCFL回路への入力電圧V1の
“H" および“L" レベルが電源電圧Vssの変化に応じ
て増減してしまう。図2の“従来例" の線はこの様子を
表している。従って、約0.6V以上の電源電圧変動が
生じた場合、例えば、この図2に示すように、電源電圧
Vssが−3.2Vから−2.7Vにわたって変動したよ
うな場合、レベルシフト回路が正常に動作できなくな
る、という問題点があった。
従来のSCFL−DCFLレベルシフト回路は、電源電
圧変動に対する動作範囲が約0.6Vと狭いものしか得
られていなかったが、一般に、電源電圧変動の保証範囲
は、中心電圧に対して±5%あるいは±10%と定めら
れており、携帯電話機のように、電源電圧変動範囲が広
いバッテリ駆動機器にこれを適用するのは不向きである
という問題点があった。
題点を解決するためになされたもので、電源電圧の変動
が広範囲にわたっても正常に動作でき、しかも広い温度
範囲に対して動作を保証できるレベルシフト回路を得る
ことを目的とする。
ベルシフト回路は、SCFL回路の論理レベルをレベル
シフトしてDCFL回路の論理レベルに変換する回路に
おいて、SCFL回路の相補出力にその入力が接続され
た2つソースフォロワ回路と、この2つソースフォロワ
回路によってDCFLレベルとなった信号のハイ,ロウ
を検知し、その検知結果と論理レベルが等しい信号を出
力するハイ,ロウ検知回路と、このハイ,ロウ検知回路
の出力にその入力が接続されたDCFL回路とを備える
ようにしたものである。
回路は、請求項1のレベルシフト回路において、上記ハ
イ,ロウ検知回路としてフリップフロップ回路を用いる
ようにしたものである。
回路は、SCFL回路の論理レベルをレベルシフトして
DCFL回路の論理レベルに変換する回路において、そ
れぞれスイッチングFETと負荷抵抗とからなる2つの
直列回路と、それぞれ抵抗と容量とからなる2つの並列
回路と、上記2つの直列回路の,上記スイッチングFE
Tと上記負荷抵抗との接続点に接続された2つの入出力
ノードとを有し、該2つの入出力ノードと上記2つの直
列回路のスイッチングFETのゲートとを上記2つの並
列回路により交差接続してなるDCFL型のフリップフ
ロップ回路と、それぞれFETとダイオードとを有し、
SCFL回路の相補出力にその入力が接続され出力が2
つの上記負荷抵抗の,上記スイッチングFETと接続し
ていない側の一端に接続された2つのソースフォロワ回
路と、上記フリップフロップ回路の2つの入出力ノード
にその入力が接続され、その少なくとも一方の出力に次
段のDCFL回路が接続される2つのDCFL回路とを
備えるようにしたものである。
回路は、請求項3のレベルシフト回路において、上記2
つの並列回路から各容量を取り除くようにしたものであ
る。
回路は、請求項3のレベルシフト回路において、上記2
つの直列回路から各負荷抵抗を取り除くようにしたもの
である。
ト回路は、請求項3のレベルシフト回路において、上記
2つのソースフォロワ回路から各ダイオードを取り除く
ようにしたものである。
レベルシフト回路の構成図である。図1において、E
1,E2,E5,E6,E11,E12,E15,E1
6,E21,E22はE−FET、D1,D4,D5,
D14,D15はD−FET、R1〜R3,Ra1,Ra
2,Rs1,Rs2,Rc1,Rc2は抵抗、Dd1,Dd2はダイ
オード、Cc1,Cc2は容量、IN,/INは入力信号端
子、OUT,/OUTは次段へのDCFLレベル出力信
号端子、Vssは電源電圧端子であり、本実施の形態1の
例では−3Vくらいを想定している。また、V2,V3
はDCFL回路への入力電圧を示す。
E1,E2にはゲートに入力信号端子IN,/INが
接続されており、ドレインが抵抗R1,R2を介してグ
ランドに接続されるとともに、ソースが共通に接続され
ている。そして、その共通ソースがD−FET D1お
よび抵抗R3を介して電源電圧端子Vssに接続されてい
る。また、D−FET D1のゲートには電源電圧端子
Vssが接続されている。
0bはそれぞれ上述のE−FETE11,ダイオードD
d1およびE−FET E21,ダイオードDd2から構成
されている。
ET E11はゲートがE−FETE1と抵抗R1との
接続点に接続されており、ドレインがグランドに接続さ
れるとともに、ソースがダイオードDd1,負荷抵抗Ra
1,E−FET(スイッチングFET)E12,抵抗Rs
1を介して電源電圧端子Vssに接続されている。また、
E−FET E21はゲートがE−FET E2と抵抗
R2との接続点に接続されており、ドレインがグランド
に接続されるとともに、ソースがダイオードDd2,負荷
抵抗Ra2,E−FET(スイッチングFET)E22,
抵抗Rs2を介して電源電圧端子Vssに接続されている。
さらに、E−FET E12のゲートは抵抗Rc2と容量
Cc2からなる並列回路10dを介してE−FET E2
2と抵抗Ra2との接続点(入出力ノード)bに接続さ
れ、E−FET E22のゲートは抵抗Rc1と容量Cc1
からなる並列回路10cを介してE−FET E12の
ドレインと抵抗Ra1との接続点(入出力ノード)aに接
続されている。なお、一点鎖線枠内はこのレベルシフタ
回路部100に設けられ、上記ソースフォロワ回路20
a,20bによってDCFLレベルとなった信号のハ
イ,ロウを検知し、その検知結果と論理レベルが等しい
信号を出力するハイ,ロウ検知回路としてのDCFL型
フリップフロップ回路10であり、上述の負荷抵抗Ra
1,スイッチングFET E12からなる直列回路10
a、負荷抵抗Ra2,スイッチングFET E22からな
る直列回路10b、並列回路10c,10d、および抵
抗Rs1,Ra2から構成されている。
T E5はゲートがE−FET E12と抵抗Ra1との
接続点に接続され、ソースが電源電圧端子Vssに接続さ
れている。また、D−FET D4はドレインがグラン
ドに接続され、ソースおよびゲートがE−FET E5
のドレインに接続されている。E−FET E6はゲー
トがD−FET D4とE−FET E5との接続点に
接続され、ソースが電源電圧端子Vssに接続されてい
る。D−FET D5はドレインがグランドに接続さ
れ、ソースおよびゲートがE−FET E6のドレイン
に接続されている。
E15はゲートがE−FET E22と抵抗Ra2との
接続点に接続され、ソースが電源電圧端子Vssに接続さ
れている。また、D−FET D14はドレインがグラ
ンドに接続され、ソースおよびゲートがE−FET E
15のドレインに接続されている。E−FET E16
はゲートがD−FET D14とE−FET E15と
の接続点に接続され、ソースが電源電圧端子Vssに接続
されている。D−FET D15はドレインがグランド
に接続され、ソースおよびゲートがE−FET E16
のドレインに接続されている。
部200の入力信号端子IN、/INに入力された、S
CFLレベルでかつ相補形式の入力信号に応じてE−F
ETE1,E2はその一方がオン,他方がオフする。そ
して抵抗R1,R2はE−FET E1,E2のオンし
た側のみに電圧降下が生じるため、レベルシフタ回路部
100には、入力信号端子IN、/INに入力された相
補の信号とは逆相の信号が出力される。
端子IN,/INに“L”,“H”のレベルの信号が入
力されたとすると、これによりE−FET E1,E2
はオフ,オンとなり、抵抗R1には電圧降下が生じない
が、抵抗R2には電圧降下が生じる。このため、レベル
シフタ回路部100のE−FET E11,E12のゲ
ートにはSCFLレベルにおける“H”,“L”のレベ
ルの信号が出力される。
のソース電位は“H”,“L”となり、フリップフロッ
プ回路10の入出力ノードa,bには“H”,“L”の
レベルの信号が入力される。
量Cc1および抵抗Rc2と容量Cc2からなる2つの並列回
路10cおよび10dにより、該回路10を構成するE
−FET E12とE−FET E22とが互いにクロ
スカップルされており、最小限の素子数で実現されてい
る。この並列回路10cおよび10dは、低周波では抵
抗Rc1,Rc2が、高周波では容量Cc1,Cc2が有効にフ
リップフロップ回路10の相補出力電圧をスイッチング
FETであるE−FET E12とE−FETE22の
ゲートに伝達する。また抵抗Rs1およびRs2はE−FE
T E12とE−FET E22が完全にオフ状態に切
り替わるようにするために、E−FET E12とE−
FET E22のソース側に付加されている。これによ
り、フリップフロップ回路10はダイオードDd1,Dd2
の順方向電圧降下によってDCFLレベルに変換されて
入出力ノードa,bに入力された“H”,“L”の状態
に急速に遷移し、その状態をDCFL回路部300,4
00に対し強制的に伝達する。すなわち、フリップフロ
ップ回路10を介さずSCFL回路200とDCFL回
路300,400とを直結したとすると、電源電圧変動
が生じた場合にDCFL回路300,400は“H”,
“L”を検知しにくくなるが、フリップフロップ回路1
0は少しでも“H”あるいは“L”と認識できるレベル
が入力されると、急速に状態遷移を行うため、DCFL
回路300,400単独で“H”,“L”レベルを検知
するよりも早く“H”,“L”レベルを検知でき、DC
FL回路300,400はこのフリップフロップ回路1
0によってすみやかにその状態を遷移するため、DCF
L回路300,400はその状態遷移をアシストされ
る。このため、本レベルシフト回路はその動作電圧範囲
を拡大できる。
の入力信号端子IN,/INに“H”,“L”のレベル
の信号が入力された場合にも“H”,“L”やオン,オ
フが逆になるだけで同様の動作となる。従って、この構
成により、電源電圧Vssに変動が生じた場合の本レベル
シフト回路の動作電圧範囲を0.6Vから約1V以上に
拡大できる。
の入力FETである、E−FETE5のゲート電圧とダ
イオードDd1との間の電位差を吸収し、電源電圧Vssの
上昇に伴うDCFL回路部300への入力電圧V2の増
加を防ぐ。また、抵抗Ra2も同様にDCFL回路部40
0の入力FETである、E−FET E15のゲート電
圧とダイオードDd2との間の電位差を吸収し、電源電圧
Vssの上昇に伴うDCFLへの入力電圧V3の増加を防
ぐ働きをする。これにより本レベルシフト回路の動作電
圧範囲は、約2.7V、例えば、図2に示すように、電
源電圧Vssが−1.6Vから−4.4Vにわたって変動
するような場合にまで広くなる。
ぞれ1個のものを示したが、電源電圧が大きい場合はそ
れに応じてこれらを互いに複数個が直列接続されたダイ
オード列に変更すればよい。
部の負荷を等しくするためにその相補出力の正相側,逆
相側にともにこれを設けている。従って、通常のDCF
L回路のように1相の出力信号でよい場合は、そのいず
れか一方のDCFL回路部に対してのみ次段にDCFL
回路を設けてその出力を受けるようにすればよく,他方
のDCFL回路部にはこれを設ける必要はない。
の出力信号を得る場合は、両方のDCFL回路部に対し
て次段のDCFL回路を設ければよい。
形態1にかかるレベルシフト回路の動作電圧範囲のシミ
ュレーションによる比較結果を示す。シミュレーション
の中心電圧(最適動作電圧)は3Vに設定した。図2に
は図6の電圧V1と図1の電圧V2の“H" ,“L" 電
圧レベルをプロットしている。この図2より、従来例の
回路は、電源電圧の変動に対するV1の変化が大きく、
動作電圧範囲が−2.7V〜−3.2V(約0.6V)
と狭いのに対し、本実施の形態1の回路は電源電圧の変
動に対するV2の変化が小さく、その分−1.6Vから
−4.2Vと広い動作電圧範囲が得られていることが分
かる。
性の実験結果を示したものである。本回路は常温の+2
5℃において−1.6V〜−4.2Vの電圧範囲で動作
し、かつ−20℃〜+80℃までの温度範囲に対しても
−1.8〜−4.2Vと広い電圧範囲で動作している。
このことより、本実施の形態1にかかるレベルシフト回
路は広い温度範囲にわたって動作できることが分かる。
2にかかるレベルシフト回路の構成図である。この実施
の形態2は、図1の回路において、クロスカップルした
並列回路10c,10dから容量Cc1およびCc2を取り
除き、抵抗Rc1とRc2とにより、フリップフロップ回路
10を構成するE−FET E12とE−FET E2
2とを互いにクロスカップルするように構成したもので
ある。
図1の回路より劣るが、電源電圧変動に対しては実施の
形態1と同様の効果が期待できる。また容量Cc1および
Cc2がない分、ICとして実際にパターン化したときに
そのチップ面積を小さくできる効果がある。
3にかかる回路の構成図である。この実施の形態3は、
図1の回路において、抵抗Ra1、Ra2を取り除いた構成
である。この実施の形態3によれば、実施の形態1で述
べたように、動作電圧範囲は1Vと小さくなるが、抵抗
Ra1およびRa2がない分、構成素子数を減らすことがで
き、ICとして実際にパターン化したときにそのチップ
面積を小さくできる効果がある。また、抵抗Ra1および
Ra2がない分、高速動作に適したものが得られる効果が
ある。
4にかかるレベルシフト回路の構成図である。この実施
の形態4は、図1の回路において、ダイオードDd1,D
d2を取り除いた構成である。
のであり、電源電圧が低電圧になれば、各部にかかる電
圧も低くなるため、ダイオードDd1,Dd2を省略するこ
とができるものである。
の回路が中心電圧(最適動作電圧)が例えば3V前後で
あったのに対して、これを2.4Vと低減でき、図2、
図3の動作電圧範囲を低電圧側にシフトすることができ
る。これにより実施の形態1と同様な効果を有し、かつ
低電圧領域での動作に適したレベルシフト回路が得られ
る効果がある。
ベルシフト回路によれば、SCFL回路の論理レベルを
レベルシフトしてDCFL回路の論理レベルに変換する
回路において、SCFL回路の相補出力にその入力が接
続された2つソースフォロワ回路と、この2つソースフ
ォロワ回路によってDCFLレベルとなった信号のハ
イ,ロウを検知し、その検知結果と論理レベルが等しい
信号を出力するハイ,ロウ検知回路と、このハイ,ロウ
検知回路の出力にその入力が接続されたDCFL回路と
を備えるようにしたので、従来回路よりも広い電圧範囲
で動作し、かつ広い温度範囲に対して動作できるレベル
シフト回路が得られる効果がある。
回路によれば、請求項1のレベルシフト回路において、
上記ハイ,ロウ検知回路としてフリップフロップ回路を
用いるようにしたので、従来回路よりも広い電圧範囲で
動作し、かつ広い温度範囲に対して動作できるレベルシ
フト回路を,多用されるフリップフロップ回路を用いて
実現できる効果がある。
回路によれば、SCFL回路の論理レベルをレベルシフ
トしてDCFL回路の論理レベルに変換する回路におい
て、それぞれスイッチングFETと負荷抵抗とからなる
2つの直列回路と、それぞれ抵抗と容量とからなる2つ
の並列回路と、上記2つの直列回路の,上記スイッチン
グFETと上記負荷抵抗との接続点に接続された2つの
入出力ノードとを有し、該2つの入出力ノードと上記2
つの直列回路のスイッチングFETのゲートとを上記2
つの並列回路により交差接続してなるDCFL型のフリ
ップフロップ回路と、それぞれFETとダイオードとを
有し、SCFL回路の相補出力にその入力が接続され出
力が2つの上記負荷抵抗の,上記スイッチングFETと
接続していない側の一端に接続された2つのソースフォ
ロワ回路と、上記フリップフロップ回路の2つの入出力
ノードにその入力が接続され、その少なくとも一方の出
力に次段のDCFL回路が接続される2つのDCFL回
路とを備えるようにしたので、従来回路よりも約4倍以
上の広い電圧範囲で動作し、かつ広い温度範囲に対して
動作できるレベルシフト回路が得られる効果がある。
回路によれば、請求項3のレベルシフト回路において、
上記2つの並列回路から各容量を取り除くようにしたの
で、従来回路よりも約4倍以上の広い電圧範囲で動作
し、かつ広い温度範囲に対して動作できるとともに、容
量がない分、ICとして実際にパターン化したときにそ
のチップ面積を小さくできるレベルシフト回路が得られ
る効果がある。
回路によれば、請求項3のレベルシフト回路において、
上記2つの直列回路から各負荷抵抗を取り除くようにし
たので、従来回路よりもやや広い電圧範囲で動作し、か
つ広い温度範囲に対して動作できるとともに、抵抗がな
い分、ICとして実際にパターン化したときにそのチッ
プ面積を小さくできるレベルシフト回路が得られる効果
がある。
ト回路によれば、請求項3のレベルシフト回路におい
て、上記2つのソースフォロワ回路から各ダイオードを
取り除くようにしたので、従来回路よりも約4倍以上の
広い電圧範囲で動作し、かつ広い温度範囲に対して動作
できるとともに、低電圧領域での動作に適したレベルシ
フト回路が得られる効果がある。
回路の構成例を示す図。
のシミュレーション結果の例を示す図。
する動作電圧範囲の実験結果の例を示す図。
回路の構成例を示す図。
回路の構成例を示す図。
回路の構成例を示す図。
の構成例を示す図。
2,E15,E16,E21,E22 E−FET、D
1,D3,D4,D5,D14,D15 D−FET、
R1,R2,R3,Ra1,Ra2,Rs1,Rs2,Rc1,R
c2 抵抗、Dd1,Dd2 ダイオード、Cc1,Cc2 容
量、IN,/IN 入力信号端子、OUT,/OUT
次段へのDCFLレベル出力信号端子、Vss 電源電圧
端子、a,b入出力ノード、10 フリップフロップ回
路、10a,10b 直列回路、10c,10d 並列
回路、20a,20b ソースフォロワ回路、200
SCFL回路、300,400 DCFL回路。
Claims (6)
- 【請求項1】 SCFL回路の論理レベルをレベルシフ
トしてDCFL回路の論理レベルに変換する回路におい
て、 SCFL回路の相補出力にその入力が接続された2つソ
ースフォロワ回路と、 この2つソースフォロワ回路によってDCFLレベルと
なった信号のハイ,ロウを検知し、その検知結果と論理
レベルが等しい信号を出力するハイ,ロウ検知回路と、 このハイ,ロウ検知回路の出力にその入力が接続された
DCFL回路とを備えたことを特徴とするレベルシフト
回路。 - 【請求項2】 請求項1記載のレベルシフト回路におい
て、 上記ハイ,ロウ検知回路としてフリップフロップ回路を
用いたことを特徴とするレベルシフト回路。 - 【請求項3】 SCFL回路の論理レベルをレベルシフ
トしてDCFL回路の論理レベルに変換する回路におい
て、 それぞれスイッチングFETと負荷抵抗とからなる2つ
の直列回路と、それぞれ抵抗と容量とからなる2つの並
列回路と、上記2つの直列回路の,上記スイッチングF
ETと上記負荷抵抗との接続点に接続された2つの入出
力ノードとを有し、該2つの入出力ノードと上記2つの
直列回路のスイッチングFETのゲートとを上記2つの
並列回路により交差接続してなるDCFL型のフリップ
フロップ回路と、 それぞれFETとダイオードとを有し、SCFL回路の
相補出力にその入力が接続され出力が2つの上記負荷抵
抗の,上記スイッチングFETと接続していない側の一
端に接続された2つのソースフォロワ回路と、 上記フリップフロップ回路の2つの入出力ノードにその
入力が接続され、その少なくとも一方の出力に次段のD
CFL回路が接続される2つのDCFL回路とを備えた
ことを特徴とするレベルシフト回路。 - 【請求項4】 請求項3記載のレベルシフト回路におい
て、 上記2つの並列回路から各容量を取り除いたことを特徴
とするレベルシフト回路。 - 【請求項5】 請求項3記載のレベルシフト回路におい
て、 上記2つの直列回路から各負荷抵抗を取り除いたことを
特徴とするレベルシフト回路。 - 【請求項6】 請求項3記載のレベルシフト回路におい
て、 上記2つのソースフォロワ回路から各ダイオードを取り
除いたことを特徴とするレベルシフト回路。
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