JPH1084887A - 油溶性物質可溶化組成物、その製法及び飲食品 - Google Patents
油溶性物質可溶化組成物、その製法及び飲食品Info
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- JPH1084887A JPH1084887A JP8263775A JP26377596A JPH1084887A JP H1084887 A JPH1084887 A JP H1084887A JP 8263775 A JP8263775 A JP 8263775A JP 26377596 A JP26377596 A JP 26377596A JP H1084887 A JPH1084887 A JP H1084887A
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Abstract
油溶性物質が分離することなく、透明で均一な可溶化状
態を保つことができ、耐酸性、耐塩性、耐熱性にも優れ
た油溶性物質を含有する飲食品用組成物を提供する。 【解決手段】 平均重合度5以上のポリグリセリンと、
ミリスチン酸またはオレイン酸とのモノエステルからな
るポリグリセリン脂肪酸モノエステル0.01〜30重量
%、多価アルコール40〜80重量%及び油溶性物質
0.01〜20重量%を含有し、残余部が水からなる油溶
性物質可溶化組成物であり、上記の組成物を1000k
g/cm2 以上の圧力で均質化処理を行い、更に、この
油溶性物質可溶化組成物を含有する飲食品。
Description
に透明に可溶化させてなる油溶性物質可溶化組成物、そ
の製法及びこの油溶性物質可溶化組成物を含有する飲食
品に関する。
を飲料に添加配合する場合、様々な添加物を配合し熱殺
菌処理をするため、耐酸性、耐塩性、耐熱性に優れてい
ることが要求される。更に長期間保存してもクリーミン
グを生じたり、油溶性物質が分離することなく、均一な
乳化もしくは可溶化状態を保つことが望まれている。な
お、クリーミングとは乳化している油脂分が一部分離し
て一部または全部がクリーム状になることである。ま
た、飲料やゼリー等の高い透明性が望まれる飲食品に油
溶性物質を配合する場合、油溶性物質が乳化するため、
通常白濁して外観が悪化する。このため、このような物
質への油溶性物質の添加量は必然的に制限される。
めに、従来から種々の技術が検討されてきた。例えば、
蛋白質及び糖類を含有する水相に油脂を可溶化する方法
(特開昭56−144053号公報)、ポリグリセリン
不飽和脂肪酸エステルと糖類又は糖アルコールを用いて
油溶性物質を水に可溶化する方法(特公平6−3686
2号公報)等が知られている。しかしながら、前者は耐
酸性、耐塩性が低く、酸性或いは濃厚な塩の存在下で安
定な可溶化状態を保つことができず、後者は糖類又は糖
アルコールの使用量が少ないため、組成物の可溶化状態
での安定性が悪い。両者共に耐酸性、耐塩性、耐熱性の
全てが優れ、安定な可溶化状態を保つ組成物として充分
に満足し得るものではなかった。
間保存してもクリーミングを生じたり、油溶性物質が分
離することなく、均質な可溶化状態を保つことができ、
且つ耐酸性、耐塩性、耐熱性に優れた油溶性物質可溶化
組成物を提供することにある。
決のため鋭意研究した結果、特定のポリグリセリン脂肪
酸モノエステルを用いて油溶性物質を可溶化させれば、
耐酸性、耐塩性、耐熱性に優れた安定な油溶性物質可溶
化組成物が得られ、該組成物を配合した飲食品は長期間
保存してもクリーミングが生じたり、油溶性物質が分離
することなく、均一な可溶化状態を維持することができ
る事実を見出し、この知見に基づいて本発明を完成する
に至った。
ポリグリセリンと、ミリスチン酸またはオレイン酸との
モノエステルからなるポリグリセリン脂肪酸モノエステ
ル0.01〜30重量%、多価アルコール40〜80重量
%及び油溶性物質0.01〜20重量%を含有し、残余部
が水からなる油溶性物質可溶化組成物であり、上記の組
成物を1000kg/cm2 以上の圧力で均質化処理を
行うことを特徴とし、更にこの油溶性物質可溶化組成物
を含有する飲食品を特徴とする。
は、水、ポリグリセリン脂肪酸モノエステル、多価アル
コール及び油溶性物質を含有する組成物であり、油溶性
物質の粒子が微細に安定に水中に分散し、透明に可溶化
しているものである。本発明における可溶化とは、系が
均一で透明性を有するものであり、分光光度計による測
定で波長660nmにおける水に対する透過度が90%
以上のものを指称する。
がなく、油相に親和性を有する物質であればよく、具体
的に例えば、着色料、着香料、栄養強化剤、酸化防止
剤、保存料、殺菌剤、油脂等の油溶性物質が挙げられ
る。着色料としては、例えばβ−カロチン、アナトー色
素、ウコン色素、エビ色素、オキアミ色素、オレンジ色
素、クロロフィリン、クロロフィル、コーン色素、ササ
色素、イモカロチン、デュナリエラカロチン、ニンジン
カロチン、パーム油カロチン、トマト色素、パブリカ色
素、ファフィア色素、ヘマトコッカス藻色素、ベニコウ
ジ色素、マリーゴールド色素等が挙げられる。
オレジン、精油等が挙げられる。栄養強化剤としては、
例えばビタミンA、カルシフェロール、ビタミンE等が
挙げられる。酸化防止剤としては、例えばミックストコ
フェロール、、アスコルビン酸ステアリン酸エステル、
γ−オリザノール、天然抽出抗酸化剤等が挙げられる。
保存料及び殺菌料としては、例えばデヒドロ酢酸が挙げ
られ、油脂としては、例えば各種動植物油脂、中鎖トリ
グリセリド等が挙げられる。これらを単独で、又は適宜
組合わせて使用することができる。本発明における油溶
性物質は0.01〜20重量%、好ましくは0.05〜15
重量%、より好ましくは0.1〜10重量%となるように
配合する。油溶性物質の配合量が0.01重量%未満であ
ると、油溶性物質の配合効果が期待できず、20重量%
を越えると油溶性物質を安定に可溶化することが困難で
ある。
エステルは、平均重合度5以上のポリグリセリン、好ま
しくは平均重合度5〜10のポリグリセリンと、ミリス
チン酸又はオレイン酸とのモノエステルからなるポリグ
リセリン脂肪酸モノエステルである。ポリグリセリンの
平均重合度が5未満であると透明な油溶性物質可溶化組
成物が得られない。ポリグリセリン脂肪酸モノエステル
を構成する脂肪酸は前記以外の脂肪酸では透明な油溶性
物質可溶化組成物が得られ難い。平均重合度10のポリ
グリセリンとオレイン酸とのモノエステルが特に好まし
い。ミリスチン酸はオレイン酸と比較すると、耐酸性、
耐塩性、耐熱性の点でやや劣る。ポリグリセリン脂肪酸
モノエステルの配合量は0.01〜30重量%、好ましく
は0.05〜20重量%、より好ましくは0.1〜15重量
%である。ポリグリセリンモノエステルの配合量が0.0
1重量%未満だと安定な油溶性物質可溶化組成物が得ら
れ難く、30重量%を越えると油溶性物質の含有量が低
下するので好ましくない。
中に2つ以上の水酸基をもつアルコールであって、具体
的に例えば、プロピレングリコール、グリセリンの他、
マルチトール、還元水あめ、ラクチトール、パラチニッ
ト、エリスリトール、ソルビトール、マンニトール等の
糖アルコールが挙げられ、これらを単独或いは2種以上
混合して用いることができる。多価アルコールの配合量
は、40〜80重量%、好ましくは45〜75重量%、
より好ましくは50〜70重量%である。多価アルコー
ルの配合量が40重量%未満の場合、安定な油溶性物質
可溶化組成物が得られ難く、80重量%を越えると粘度
が高くなり、可溶化させることが困難である。
であれば特に制限はなく、水のみであっても、食品添加
物を加えた水であってもよい。食品添加物としては、界
面活性剤、安定剤、調味料、酸及び塩等が挙げられる。
本発明では,ポリグリセリン脂肪酸モノエステル以外に
他の食品用界面活性剤の1種以上を配合することもでき
る。他の食品用界面活性剤としては、例えばソルビタン
脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、プロピレ
ングリコール脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル、
レシチン、サポニン、ステロール、コール酸、デソキシ
コール酸、ユッカ抽出物等が挙げられる。
は食品用安定剤を添加することができる。安定剤として
は、例えばアラビアゴム、キサンタンガム、トラガント
ガム、グアガム、ジェランガム、ローカストビーンガム
等のガム質が挙げられ、これらの1種以上を使用するこ
とができる。本発明の油溶性物質可溶化組成物には食品
及び食品添加物に使用される酸及び塩を配合することが
できる。酸としては、例えばアジピン酸、アスコルビン
酸、クエン酸、グルコン酸、コハク酸、酢酸、酒石酸、
炭酸、乳酸、フマル酸、リンゴ酸、リン酸等を挙げるこ
とができる。
ウム、塩化カリウム、塩化カルシウム、塩化ナトリウ
ム、クエン酸カルシウム、クエン酸三ナトリウム、グル
コン酸カルシウム、コハク酸一ナトリウム、コハク酸二
ナトリウム、酢酸ナトリウム、酒石酸水素カリウム、酒
石酸ナトリウム、乳酸カルシウム、乳酸ナトリウム、フ
マル酸一ナトリウム、リンゴ酸ナトリウム、リン酸三カ
リウム、リン酸水素二カリウム、リン酸二水素カリウ
ム、リン酸三ナトリウム、リン酸水素二ナトリウム、リ
ン酸二水素ナトリウム等を挙げることができる。このよ
うにして得られた油溶性物質可溶化組成物は、長期間保
存しても、クリーミングを生じたり、油溶性物質が分離
することなく均一な可溶化状態を維持することができ
る。
は、先ず、ポリグリセリン脂肪酸モノエステルを溶解し
た水相と油溶性物質を、プロペラ式撹拌機やホモミキサ
ー等の撹拌機を用いてよく混合する。次いで超高圧ホモ
ジナイザー、マイクロフルイダイザー、ナノマイザー、
アルティマイザー等の均質化処理機により均質化処理を
行うことにより透明で均一な液状の油溶性物質可溶化組
成物を得ることができる。この均質化処理は油溶性物質
可溶化組成物をより安定化させるために2回以上行って
もよい。
一化が一層有効に行われ、マイクロフルイダイザーを用
いて均質化処理を行うことが好ましい。この場合は一回
の工程で油溶性物質可溶化組成物を製造することがで
き、また、得られた組成物の加熱殺菌を軽減することが
できる。また、均質化処理は前記の均質化処理機以外に
も、超音波乳化機等の均質化処理機を用いることがで
き、転相乳化法、液晶乳化法、D相乳化法及びPIT乳
化法も使用できる。更に、本発明の油溶性物質可溶化組
成物は、60〜100℃で殺菌処理又は必要に応じて1
00〜150℃の高温殺菌又は滅菌処理を行うことがで
きる。
成物を配合した飲食品でもあり、各種飲食品を製造する
際に本発明の油溶性物質可溶化組成物を配合することに
より製造される。これらの飲食品としては、、例えばス
ポーツ飲料、炭酸飲料、栄養飲料等の飲料やパン、め
ん、菓子類、乳肉製品、調味料等の飲食品に油溶性物質
を添加するための配合原料として使用することができ、
その範囲は特に制限がなくあらゆる種類の飲食品に適用
することができる。
る飲食品としては、例えば、パン、ビスケット、キャン
ディ、ゼリー等のパン・菓子類;ヨーグルト、ハム等の
乳肉加工食品;味噌、ソース、たれ、ドレッシング等の
調味料;豆腐、麺類等の加工食品;マーガリン、ファッ
トスプレッド、ショートニング等の油溶性物質加工食
品;粉末飲料、粉末スープ等の粉末食品、カプセル状、
タブレット状、粉末状、顆粒状等にした健康食品等を挙
げることができる。本発明の油溶性物質可溶化組成物を
含有する飲料としては、例えばスポーツ飲料、果汁飲
料、乳酸菌飲料、アルコール飲料、ビタミン・ミネラル
飲料等の食塩などのミネラル、酸味料、甘味料、アルコ
ール、ビタミン、フレーバー及び果汁の中から少なくと
も1種を含む飲料を挙げることができる。
飲食品の製造に際して添加配合することにより、長期間
保存してもクリーミングを生じたり、油溶性物質が分離
することなく、透明で均一な可溶化状態を保つことがで
きる油溶性物質を含有する飲食品が得られる。しかも本
発明の組成物は耐酸性、耐塩性、耐熱性にも優れ、食品
及び食品添加物に使用される酸及び塩を配合しても安定
性を保つことができ、60〜100℃で殺菌処理または
必要に応じて100〜150℃高温殺菌または滅菌処理
を行うことができ、この際の加熱に対しても安定であ
り、長期間保存しても均一な可溶化状態を保つことがで
きる。
脂肪酸モノエステルとしてペンタグリセリンモノミリス
テート〔商品名:サンソフトA−141E 太陽化学
(株)製〕15g、多価アルコールとしてプロピレング
リコール240g及び水30gをとり、完全に溶解し
た。その溶解液に中鎖脂肪酸トリグリセリド〔商品名:
パナセート810、日本油脂(株)製〕15gを混合
し、次いでマイクロフルイダイザー〔型式:M−110
E/H、みずほ工業(株)製〕により均質化圧1500
kg/cm2 、パス回数1回で均質化処理を行い、均質
で透明な油溶性物質可溶化組成物を得た。
対する透過率を分光光度計〔型式:UV−260、
(株)島津製作所製〕により波長660nmで測定し、
表1に記載し、併せて目視による外観結果を記載した。
表中、○は透明、×は白濁、※は調製直後に分離、※※
は調製直後にゲル化をそれぞれ表す。油溶性物質可溶化
組成物は透明性を有し、60℃で1ケ月間保存してもそ
の状態は変化しなかった。また表2に示す組成の各材料
を用いて飲料を調製し、100ml容ビンに充填し密封
した。この飲料を95℃で15分間加熱殺菌し飲料を得
た。このようにして得られた飲料を40℃で1ケ月保存
した後、官能評価により風味を評価した。官能評価は1
0名のパネラーを選び、「風味良好である」を3点、
「異味異臭がわずかにある」を2点、「異味異臭があ
る」を1点とする3段階評価を得て、平均点を算出し、
表1にその結果を示した。
モノエステルを用いて油溶性物質可溶化組成物を得た。
それぞれに配合するポリグリセリン脂肪酸モノエステル
の商品名は、実施例2はサンソフトQ−14S(デカグ
リセリンモノミリステート)、実施例3はサンソフトA
−171E(ペンタグリセリンモノオレエート)、実施
例4はサンソフトQ−17S(デカグリセリンモノオレ
エート)〔いずれも太陽化学(株)製〕である。これら
の油溶性物質可溶化組成物を実施例1と同様の方法で評
価を行い、その結果を表1に示した。
肪酸モノエステルとして、ペンタグリセリンモノラウレ
ート〔商品名:サンソフトA−121E 太陽化学
(株)製〕を用いた以外は実施例1と同様の操作を繰り
返して油溶性物質含有組成物を得た。調製した油溶性物
質含有組成物は白濁し、60℃で1ケ月間保存するとク
リーミングを生じた。また、調製直後の油溶性物質含有
組成物の水に対する透過率を実施例1と同様の条件で測
定した結果78%であった。この結果を表1に併記し
た。
肪酸モノエステルとして、トリグリセリンモノオレエー
ト〔商品名:サンソフトA−171C 太陽化学(株)
製〕を用いた以外は実施例1と同様の操作を繰り返して
油溶性物質含有組成物を得た。調製した油溶性物質含有
組成物は白濁し、調製直後に油溶性物質の分離が認めら
れた。この結果を表1に併記した。
て、HLB値15のショ糖モノオレエート〔商品名:リ
ョートーシュガーエステルO−1570 三菱化成食品
(株)製〕を用いた以外は実施例1と同様の操作を行
い、油溶性物質含有組成物を得た。調製した油溶性物質
含有組成物は水、油溶性物質、多価アルコール及び界面
活性剤を撹拌により混合した時点でゲル状になり、均質
化処理を行うことができなかった。この結果を表1に併
記した。
て、HLB値16のショ糖モノラウレート〔商品名:リ
ョートーシュガーエステルL−1695 三菱化成食品
(株)製〕を用いた以外は実施例1と同様の操作を行
い、油溶性物質含有組成物を得た。調製した油溶性物質
含有組成物は白濁し、60℃で1ケ月間保存すると油溶
性物質の分離を生じた。また、調製直後の油溶性物質含
有組成物の水に対する透過率を実施例1と同様の条件で
測定した結果16%であった。この結果を表1に併記し
た。
て、酵素処理レシチン〔商品名:サンレシチンA 太陽
化学(株)製〕を用いた以外は実施例1と同様の操作を
行い、油溶性物質含有組成物を得た。調製した油溶性物
質含有組成物は水、油溶性物質、多価アルコール及び界
面活性剤を撹拌により混合した時点でゲル状になり、均
質化処理を行うことができなかった。この結果を表1に
併記した。
て、デカグリセリンジステアレート〔商品名:サンソフ
トQ−182S 太陽化学(株)製〕を用いた以外は実
施例1と同様の操作を行い、油溶性物質含有組成物を得
た。得られた油溶性物質含有組成物は白濁し、調製直後
に油溶性物質の分離が認められた。この結果を表1に併
記した。
脂肪酸モノエステルとしてデカグリセリンモノオレエー
ト〔商品名:サンソフトQ−17UL 太陽化学(株)
製〕90g、多価アルコールとしてグリセリン120g
及び水30gをとり、完全に溶解した。その溶解液にマ
リーゴールド色素〔商品名:リケカラーマリーゴールド
40、理研ビタミン(株)製〕60gを混合し、次いで
マイクロフルイダイザー〔型式:M−110E/H、み
ずほ工業(株)製〕により均質化圧1000kg/cm
2 、パス回数3回で均質化処理を行い、均質で透明な油
溶性物質可溶化組成物を得た。この油溶性物質可溶化組
成物は透明性を有し、60℃で1ケ月間保存してもその
状態は変化しなかった。
実施例5と同様にして油溶性物質含有組成物を得た。こ
の油溶性物質含有組成物は白濁し、60℃に1ケ月間保
存するとクリーミングを生じた。
肪酸モノエステルとしてペンタグリセリンモノオレエー
ト〔商品名:サンソフトA−171E 太陽化学(株)
製〕30g、多価アルコールとしてグリセリン150g
及び水105gをとり、完全に溶解した。その溶解液に
ビタミンE〔商品名:イーミックス40エーザイ(株)
製〕15gを混合し、次いでマイクロフルイダイザー
〔型式:M−110E/H、みずほ工業(株)製〕によ
り均質化圧1250kg/cm2、パス回数1回で均質
化処理を行い、均質で透明な油溶性物質可溶化組成物を
得た。実施例1の油溶性物質可溶化組成物に代えて、実
施例6の油溶性物質可溶化組成物を用いた以外は、表2
に示す組成の各材料で飲料を調製し、100ml容ビン
に充填し密封した。この飲料を95℃で15分間加熱殺
菌し、飲料を得た。このようにして得られた飲料を40
℃で2ケ月間保存した後、可溶化安定性を評価したとこ
ろ、油相の分離は全く認められず、安定した透明な可溶
化状態であった。
ml容耐熱性容器に入れた。この組成物を85℃で20
分間加熱殺菌し、ゼリーを得た。このようにして得られ
たゼリーを25℃で3ケ月間保存した後、可溶化安定性
を評価したところ、油相の分離は全く認められず、安定
した透明な可溶化状態であった。
を比較例4の油溶性物質可溶化組成物に代えた以外は実
施例7と同様にしてゼリーを得た。このようにして得ら
れたゼリーを25℃で3ケ月間保存した後、可溶化安定
性を評価したところ、油相の分離が認められ、可溶化状
態は不安定であり、製品として使用することはできなか
った。
Claims (4)
- 【請求項1】 平均重合度5以上のポリグリセリンと、
ミリスチン酸またはオレイン酸とのモノエステルからな
るポリグリセリン脂肪酸モノエステル0.01〜30重量
%、多価アルコール40〜80重量%及び油溶性物質
0.01〜20重量%を含有し、残余部が水からなること
を特徴とする油溶性物質可溶化組成物。 - 【請求項2】 平均重合度5以上のポリグリセリンと、
ミリスチン酸またはオレイン酸とのモノエステルからな
るポリグリセリン脂肪酸モノエステル0.01〜30重量
%、多価アルコール40〜80重量%及び油溶性物質
0.01〜20重量%を含有し、材よ部が水からなる混合
物を、1000kg/cm2 以上の圧力で均質化処理を
行うことを特徴とする油溶性物質可溶化組成物の製法。 - 【請求項3】 平均重合度5以上のポリグリセリンと、
ミリスチン酸またはオレイン酸とのモノエステルからな
るポリグリセリン脂肪酸モノエステル0.01〜30重量
%、多価アルコール40〜80重量%及び油溶性物質
0.01〜20重量%を含有し、残余部が水からなる油溶
性物質可溶化組成物を含有する飲食品。 - 【請求項4】 平均重合度5以上のポリグリセリンと、
ミリスチン酸またはオレイン酸とのモノエステルからな
るポリグリセリン脂肪酸モノエステル0.01〜30重量
%、多価アルコール40〜80重量%及び油溶性物質
0.01〜20重量%を含有し、残余部が水からなる混合
物を、1000kg/cm2 以上の圧力で均質化処理を
行って製造した油溶性物質可溶化組成物を含有する飲食
品。
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
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| JP26377596A JP3653884B2 (ja) | 1996-09-13 | 1996-09-13 | 油溶性物質可溶化組成物、その製法及び飲食品 |
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