JPH1086049A - 金属リングの溶接バリ取り装置 - Google Patents
金属リングの溶接バリ取り装置Info
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- JPH1086049A JPH1086049A JP24818396A JP24818396A JPH1086049A JP H1086049 A JPH1086049 A JP H1086049A JP 24818396 A JP24818396 A JP 24818396A JP 24818396 A JP24818396 A JP 24818396A JP H1086049 A JPH1086049 A JP H1086049A
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Landscapes
- Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)
- Gasket Seals (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 金属リングの溶接部の研削を、安定よく、容
易にしかも熟練を要せず精度よく行う。 【解決手段】 リングRの内径よりも小径の外径を有す
る回転工具Gを具備した加工装置Aと、リングRを固定
して回転工具Gに該リングRの溶接部Wを接触させるリ
ング取付装置Bとを有し、リング取付装置Bは、回転工
具Gの軸心に直交する方向の軸心を有して該工具Gの側
方に設けられた支持部Cと、該支持部Cに回動自在に支
承されるリング取付部Dとを有し、支持部Cの軸心をX
軸とし、工具Gの軸心をZ軸とし、X,Z軸に直交して
Z軸を通る軸をY軸としたとき、取付部Dには、リング
Rの中心がY−Z平面に位置し、かつ、該リングRをY
−Z平面において切断したときの該リングRの線材中心
がX軸に一致するよう、リングRを該取付部Dに取り付
ける固定手段Eが設けられている。
易にしかも熟練を要せず精度よく行う。 【解決手段】 リングRの内径よりも小径の外径を有す
る回転工具Gを具備した加工装置Aと、リングRを固定
して回転工具Gに該リングRの溶接部Wを接触させるリ
ング取付装置Bとを有し、リング取付装置Bは、回転工
具Gの軸心に直交する方向の軸心を有して該工具Gの側
方に設けられた支持部Cと、該支持部Cに回動自在に支
承されるリング取付部Dとを有し、支持部Cの軸心をX
軸とし、工具Gの軸心をZ軸とし、X,Z軸に直交して
Z軸を通る軸をY軸としたとき、取付部Dには、リング
Rの中心がY−Z平面に位置し、かつ、該リングRをY
−Z平面において切断したときの該リングRの線材中心
がX軸に一致するよう、リングRを該取付部Dに取り付
ける固定手段Eが設けられている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所定長さの金属線
材を弯曲させて円形状とし、その線材端部を溶接してな
る金属リングの、前記溶接部に生じたバリを取り除くた
めの装置に関する。
材を弯曲させて円形状とし、その線材端部を溶接してな
る金属リングの、前記溶接部に生じたバリを取り除くた
めの装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、耐熱、耐薬品性を必要とするシ
ール材として、金属Oリングが使用されている。このO
リングは、耐熱・耐薬品・耐蝕性等を有する断面円形の
中空金属線材を、円環状に弯曲させ、その線材両端を溶
接することにより成形されている。
ール材として、金属Oリングが使用されている。このO
リングは、耐熱・耐薬品・耐蝕性等を有する断面円形の
中空金属線材を、円環状に弯曲させ、その線材両端を溶
接することにより成形されている。
【0003】図13に示すように、従来、前記リングの
溶接部Wに生じるバリ、即ち線材外周面からの突出物
は、作業者が金属リングRを1個ずつ手で持ち、回転し
ている研削砥石Gに溶接部を接触させながら、前記リン
グRを適宜廻してバリを除去している。そして、このバ
リ取りは、Oリングのシール性を確保する上で極めて重
要であり、高精度が要求される。
溶接部Wに生じるバリ、即ち線材外周面からの突出物
は、作業者が金属リングRを1個ずつ手で持ち、回転し
ている研削砥石Gに溶接部を接触させながら、前記リン
グRを適宜廻してバリを除去している。そして、このバ
リ取りは、Oリングのシール性を確保する上で極めて重
要であり、高精度が要求される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種金属
リングの溶接部研削、即ちバリ取り(以下バリ取りとい
う)作業は、作業者が金属リングを手で持って行うの
で、金属リングを研削砥石に接触させるのが非常に不安
定であり、ごくわずかな不注意によってもリングに傷を
つけ、不良品となるほか、精度を確保するためにも高度
な熟練と極度の集中力が要求される。
リングの溶接部研削、即ちバリ取り(以下バリ取りとい
う)作業は、作業者が金属リングを手で持って行うの
で、金属リングを研削砥石に接触させるのが非常に不安
定であり、ごくわずかな不注意によってもリングに傷を
つけ、不良品となるほか、精度を確保するためにも高度
な熟練と極度の集中力が要求される。
【0005】本発明は、上述のような実状に鑑みてなさ
れたもので、その目的とするところは、金属リングの溶
接部のバリ取りを、安定よく、容易にしかも熟練を要す
ることなく精度良く行ないうる金属リングの溶接部バリ
取り装置を提供するにある。
れたもので、その目的とするところは、金属リングの溶
接部のバリ取りを、安定よく、容易にしかも熟練を要す
ることなく精度良く行ないうる金属リングの溶接部バリ
取り装置を提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記目的を
達成するために、次の技術的手段を講じた。即ち、本発
明の特徴とするところは、所定長さの線材の両端部を溶
接してなるリングの該溶接部のバリ取り装置は、前記リ
ングの内径よりも小径の外径を有する回転工具を具備し
た加工装置と、前記リングを固定して前記回転工具に該
リングの溶接部を接触させるリング取付装置とを有し、
前記リング取付装置は、前記回転工具の軸心に直交する
方向の軸心を有して該工具の側方に設けられた支持部
と、該支持部にその軸心回りに回動自在に支承されるリ
ング取付部とを有し、前記支持部の軸心をX軸とし、前
記工具の軸心をZ軸とし、これらX,Z軸に直交してZ
軸を通る軸をY軸としたとき、前記取付部には、前記リ
ングの中心がY−Z平面に位置し、かつ、該リングをY
−Z平面において切断したときの該リングの線材中心が
前記X軸に一致するよう、前記リングを該取付部に着脱
自在に取り付ける固定手段が設けられ、前記X軸とZ軸
とのY軸方向に沿った距離が、前記回転工具の外周面が
前記リングの外周面に接する距離に設定されている点に
ある。
達成するために、次の技術的手段を講じた。即ち、本発
明の特徴とするところは、所定長さの線材の両端部を溶
接してなるリングの該溶接部のバリ取り装置は、前記リ
ングの内径よりも小径の外径を有する回転工具を具備し
た加工装置と、前記リングを固定して前記回転工具に該
リングの溶接部を接触させるリング取付装置とを有し、
前記リング取付装置は、前記回転工具の軸心に直交する
方向の軸心を有して該工具の側方に設けられた支持部
と、該支持部にその軸心回りに回動自在に支承されるリ
ング取付部とを有し、前記支持部の軸心をX軸とし、前
記工具の軸心をZ軸とし、これらX,Z軸に直交してZ
軸を通る軸をY軸としたとき、前記取付部には、前記リ
ングの中心がY−Z平面に位置し、かつ、該リングをY
−Z平面において切断したときの該リングの線材中心が
前記X軸に一致するよう、前記リングを該取付部に着脱
自在に取り付ける固定手段が設けられ、前記X軸とZ軸
とのY軸方向に沿った距離が、前記回転工具の外周面が
前記リングの外周面に接する距離に設定されている点に
ある。
【0007】前記装置において、溶接部のバリ取りを行
うには、先ず、リングの溶接部がY−Z平面上に位置す
るよう、該リングを固定手段を介して取付部に取り付け
る。この状態において、リングの溶接部の外周面が加工
装置の回転工具の外周面に接することになり、溶接部の
線材中心がX軸に一致する。そして、取付部を支持部の
軸心回り、即ち、X軸心回りに180°回転させことに
より、溶接部のバリが線材外周面の180°の範囲にわ
たって、回転工具により取り除かれる。
うには、先ず、リングの溶接部がY−Z平面上に位置す
るよう、該リングを固定手段を介して取付部に取り付け
る。この状態において、リングの溶接部の外周面が加工
装置の回転工具の外周面に接することになり、溶接部の
線材中心がX軸に一致する。そして、取付部を支持部の
軸心回り、即ち、X軸心回りに180°回転させことに
より、溶接部のバリが線材外周面の180°の範囲にわ
たって、回転工具により取り除かれる。
【0008】次に、この取付部を支持部から取り外して
その左右を反転させて再度取付部を支持部に支承させる
か、または、リングの取付部への取付状態を反転させ
る。そして、前記と同様にして、残りの180°の範囲
のバリを除去する。本発明によれば、リングを取付部に
固定して作業を行うため、直接手でリングを把持して行
っていた従来の作業に比べて安定して作業ができる。し
かも、支持部の軸心回りに回動させることにより、リン
グをその線材中心回りに回動させることが出来るので、
熟練度を要せずに、高精度にバリ取りができる。
その左右を反転させて再度取付部を支持部に支承させる
か、または、リングの取付部への取付状態を反転させ
る。そして、前記と同様にして、残りの180°の範囲
のバリを除去する。本発明によれば、リングを取付部に
固定して作業を行うため、直接手でリングを把持して行
っていた従来の作業に比べて安定して作業ができる。し
かも、支持部の軸心回りに回動させることにより、リン
グをその線材中心回りに回動させることが出来るので、
熟練度を要せずに、高精度にバリ取りができる。
【0009】尚、加工装置の回転工具としては、砥石や
切削工具その他のものが使用可能であるが、研削砥石が
好ましい。リング取付装置の支持部と取付部との支持構
造は、取付部をX軸心回りに回動させることができるも
のであれば如何なる構造のものであってもよい。例え
ば、支持部を雌型軸受構造とし、取付部を前記軸受に嵌
合する構造としてもよく、逆に取付部を雌型軸受構造と
してもよい。
切削工具その他のものが使用可能であるが、研削砥石が
好ましい。リング取付装置の支持部と取付部との支持構
造は、取付部をX軸心回りに回動させることができるも
のであれば如何なる構造のものであってもよい。例え
ば、支持部を雌型軸受構造とし、取付部を前記軸受に嵌
合する構造としてもよく、逆に取付部を雌型軸受構造と
してもよい。
【0010】さらに固定手段は、取付部の所定の位置に
リングを所定の状態で固定できるものであればよい。よ
り具体的には、前記支持部は、上方開口のU字状の軸受
を有し、前記リング取付部は、リングを取り付けるため
の基板と、該基板に設けられて前記軸受に着脱自在に支
承される軸部とを有し、前記固定手段は、前記リングを
着脱自在に嵌合するために前記基板に設けられた嵌合溝
と、該溝に嵌合された前記リングを該基板に押圧固定す
るための蓋とを有する構造とすることが好ましい。
リングを所定の状態で固定できるものであればよい。よ
り具体的には、前記支持部は、上方開口のU字状の軸受
を有し、前記リング取付部は、リングを取り付けるため
の基板と、該基板に設けられて前記軸受に着脱自在に支
承される軸部とを有し、前記固定手段は、前記リングを
着脱自在に嵌合するために前記基板に設けられた嵌合溝
と、該溝に嵌合された前記リングを該基板に押圧固定す
るための蓋とを有する構造とすることが好ましい。
【0011】このような構成を採用することにより、リ
ングの取付け取外しが容易になり、また、リングの取付
位置が高精度に確保できる。また、前記リング取付部
は、前記支持部に回動自在に支持される取付基板と、該
基板の平面に回転可能に取付けられたリング取付円板と
を有し、前記基板の平面を前記X−Y平面と平行にした
状態において、前記リング取付円板の回転軸心は、Y−
Z平面に位置してZ軸に平行であり、前記固定手段は、
前記リング取付円板の回転軸を中心とする同心円周上に
周方向に所定間隔をおいて複数個設けられた、前記リン
グを嵌合するための嵌合溝を有している構造とすること
も出来る。
ングの取付け取外しが容易になり、また、リングの取付
位置が高精度に確保できる。また、前記リング取付部
は、前記支持部に回動自在に支持される取付基板と、該
基板の平面に回転可能に取付けられたリング取付円板と
を有し、前記基板の平面を前記X−Y平面と平行にした
状態において、前記リング取付円板の回転軸心は、Y−
Z平面に位置してZ軸に平行であり、前記固定手段は、
前記リング取付円板の回転軸を中心とする同心円周上に
周方向に所定間隔をおいて複数個設けられた、前記リン
グを嵌合するための嵌合溝を有している構造とすること
も出来る。
【0012】このような構成においては、一度に多数の
リングを取り付けることができるので、小径のリングの
バリ取りに適している。そして、一つのリングの180
°の範囲のバリ取りが終わると、リング取付円板を一ピ
ッチだけ回動させて隣のリングの180°の範囲のバリ
取りを行い、全てのリングの180°の範囲のバリ取り
が終わった後、取付部の支持部に対する支持を180°
反転(左右反転)させて、残りの180°の範囲のバリ
取りを行う。
リングを取り付けることができるので、小径のリングの
バリ取りに適している。そして、一つのリングの180
°の範囲のバリ取りが終わると、リング取付円板を一ピ
ッチだけ回動させて隣のリングの180°の範囲のバリ
取りを行い、全てのリングの180°の範囲のバリ取り
が終わった後、取付部の支持部に対する支持を180°
反転(左右反転)させて、残りの180°の範囲のバリ
取りを行う。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基いて説明する。図1〜3において、所定長さの線材
の両端部を溶接してなるリングRの該溶接部Wのバリ取
り装置は、前記リングRの内径よりも小径の外径を有す
る回転工具Gを具備した加工装置Aと、前記リングRを
固定して前記回転工具Gに該リングRの溶接部Wを接触
させるリング取付装置Bとを有する。
に基いて説明する。図1〜3において、所定長さの線材
の両端部を溶接してなるリングRの該溶接部Wのバリ取
り装置は、前記リングRの内径よりも小径の外径を有す
る回転工具Gを具備した加工装置Aと、前記リングRを
固定して前記回転工具Gに該リングRの溶接部Wを接触
させるリング取付装置Bとを有する。
【0014】前記リング取付装置Bは、前記回転工具G
の軸心に直交する方向の軸心を有して該工具Gの側方に
設けられた支持部Cと、該支持部Cにその軸心回りに回
動自在に支承されるリング取付部Dとを有する。前記支
持部Cの軸心をX軸とし、前記工具Gの軸心をZ軸と
し、これらX,Z軸に直交してZ軸を通る軸をY軸とし
たとき、前記取付部Dには、前記リングRの中心がY−
Z平面に位置し、かつ、該リングRをY−Z平面におい
て切断したときの該リングRの線材中心が前記X軸に一
致するよう、前記リングRを該取付部Bに着脱自在に取
り付ける固定手段Eが設けられている。
の軸心に直交する方向の軸心を有して該工具Gの側方に
設けられた支持部Cと、該支持部Cにその軸心回りに回
動自在に支承されるリング取付部Dとを有する。前記支
持部Cの軸心をX軸とし、前記工具Gの軸心をZ軸と
し、これらX,Z軸に直交してZ軸を通る軸をY軸とし
たとき、前記取付部Dには、前記リングRの中心がY−
Z平面に位置し、かつ、該リングRをY−Z平面におい
て切断したときの該リングRの線材中心が前記X軸に一
致するよう、前記リングRを該取付部Bに着脱自在に取
り付ける固定手段Eが設けられている。
【0015】そして前記X軸とZ軸とのY軸方向に沿っ
た距離が、前記回転工具Gの外周面が前記リングRの外
周面に接する距離に設定されている。更により具体的に
説明すると、前記支持部Cは、上方開口のU字状の軸受
15を有する。前記リング取付部Dは、リングRを取り
付けるための基板2と、該基板2に設けられて前記軸受
15に着脱自在に支承される軸部4とを有する。
た距離が、前記回転工具Gの外周面が前記リングRの外
周面に接する距離に設定されている。更により具体的に
説明すると、前記支持部Cは、上方開口のU字状の軸受
15を有する。前記リング取付部Dは、リングRを取り
付けるための基板2と、該基板2に設けられて前記軸受
15に着脱自在に支承される軸部4とを有する。
【0016】前記固定手段Eは、前記リングRを着脱自
在に嵌合するために前記基板2に設けられた嵌合溝10
と、該溝10に嵌合された前記リングRを該基板2に押
圧固定するための蓋6とから構成されている。以上は概
略説明であるが、以下、具体的構成につき、更に詳しく
説明する。この実施の形態では、リング取付装置Bとし
て、被研削リングRの径が比較的大きく、かつ1個だけ
装着しうる溶接部研削用具1が示されている。
在に嵌合するために前記基板2に設けられた嵌合溝10
と、該溝10に嵌合された前記リングRを該基板2に押
圧固定するための蓋6とから構成されている。以上は概
略説明であるが、以下、具体的構成につき、更に詳しく
説明する。この実施の形態では、リング取付装置Bとし
て、被研削リングRの径が比較的大きく、かつ1個だけ
装着しうる溶接部研削用具1が示されている。
【0017】そしてリング取付部Dとして、金属製で板
状の基板としてのリング取付部材2と、該部材2の両端
にボルト3により着脱可能に取付けられた軸部4とから
なるものが示されている。また、前記リング取付部材2
の前面にヒンジ5を介して開閉自在に取付けられたリン
グを固定するための蓋6及び蓋固定ボルト7が示されて
いる。
状の基板としてのリング取付部材2と、該部材2の両端
にボルト3により着脱可能に取付けられた軸部4とから
なるものが示されている。また、前記リング取付部材2
の前面にヒンジ5を介して開閉自在に取付けられたリン
グを固定するための蓋6及び蓋固定ボルト7が示されて
いる。
【0018】前記リング取付部材2は、正面視略円形で
両端部に取付ボルト孔8を備え、図1に示しているよう
に、中央部が軸部4の中心軸線CSよりも上側に偏って
おり、しかも中央部の下側にU字状の砥石嵌入用の切欠
部9が設けられている。なお、前記両軸部4の中心軸線
CSは、同一直線上に位置している。そして、切欠部9
の両側に蓋固定用ねじ孔16が設けられ、前記ボルト7
が螺入されるようになっている。
両端部に取付ボルト孔8を備え、図1に示しているよう
に、中央部が軸部4の中心軸線CSよりも上側に偏って
おり、しかも中央部の下側にU字状の砥石嵌入用の切欠
部9が設けられている。なお、前記両軸部4の中心軸線
CSは、同一直線上に位置している。そして、切欠部9
の両側に蓋固定用ねじ孔16が設けられ、前記ボルト7
が螺入されるようになっている。
【0019】また、リング取付部材2の正面には、前記
切欠部9の円弧中心CCを中心とし、かつ線径中心円C
Rが前記軸部4の中心軸線CS上にあるリング嵌着用の
一部切欠き環状の嵌合溝10が設けられている。この嵌
合溝10の深さは、線径と同一か又は線径より若干小さ
い寸法とされ、前記切欠部9と同寸周形の切欠部6Aを
設けた蓋6によって嵌合溝10を塞ぐと、前記両切欠部
9、6Aが合致し、前記リングRがリング取付部材2に
固定され、動かなくなるようにしてある。なお、前記蓋
6の幅は、嵌合溝10を塞ぐに十分な寸法とされてい
る。
切欠部9の円弧中心CCを中心とし、かつ線径中心円C
Rが前記軸部4の中心軸線CS上にあるリング嵌着用の
一部切欠き環状の嵌合溝10が設けられている。この嵌
合溝10の深さは、線径と同一か又は線径より若干小さ
い寸法とされ、前記切欠部9と同寸周形の切欠部6Aを
設けた蓋6によって嵌合溝10を塞ぐと、前記両切欠部
9、6Aが合致し、前記リングRがリング取付部材2に
固定され、動かなくなるようにしてある。なお、前記蓋
6の幅は、嵌合溝10を塞ぐに十分な寸法とされてい
る。
【0020】前記両軸部4は、夫々外端に回転操作ノブ
11,11を、対向内端に円形のフランジ12,12を
一体的に備え、該フランジ12の対向面には、前記軸部
4の中心軸線の一方側に片寄ってリング取付部材2の取
付部13,13が対向状に設けられ、該取付部13には
前記取付部材2のボルト孔8に対応してねじ孔14が設
けられており、前記ボルト3が着脱可能に螺着されるよ
うになっている(図2参照)。
11,11を、対向内端に円形のフランジ12,12を
一体的に備え、該フランジ12の対向面には、前記軸部
4の中心軸線の一方側に片寄ってリング取付部材2の取
付部13,13が対向状に設けられ、該取付部13には
前記取付部材2のボルト孔8に対応してねじ孔14が設
けられており、前記ボルト3が着脱可能に螺着されるよ
うになっている(図2参照)。
【0021】前記軸部4,4は、回転砥石Gの近傍でか
つ砥石軸中心軸線CGと直交する軸線CSと合致する中
心軸線(X軸)を持つ軸受15により回転自在に支承さ
れている。この軸受15は、本発明の支持部Cを構成し
ている。上記第一実施形態において、金属リングRの溶
接部のバリを除去する場合、まず、ボルト7を取外して
蓋6を開き、継ぎ目の溶接が完了した被研削リングR
を、溶接部Wが砥石Gに接触する位置となるように、嵌
合溝10に挿入して蓋6を閉じ、被研削リングRを前記
取付部材2に位置決めして固定する。
つ砥石軸中心軸線CGと直交する軸線CSと合致する中
心軸線(X軸)を持つ軸受15により回転自在に支承さ
れている。この軸受15は、本発明の支持部Cを構成し
ている。上記第一実施形態において、金属リングRの溶
接部のバリを除去する場合、まず、ボルト7を取外して
蓋6を開き、継ぎ目の溶接が完了した被研削リングR
を、溶接部Wが砥石Gに接触する位置となるように、嵌
合溝10に挿入して蓋6を閉じ、被研削リングRを前記
取付部材2に位置決めして固定する。
【0022】次いで、前記用具1を手で持ってその軸部
4を軸受15に載せて支持させる。そこで、砥石Gを回
転させて、表側のバリBを約180度(半周面)にわた
り研削する。この時、操作ノブ11を手で持って回転さ
せながら研削し、表側のバリ取りが完了すると、砥石G
の回転を停止させ、リング取付部Dを支持部Cから取り
外して、左右を逆転させ、再度リング取付部Dを支持部
Cに支持させるか、又は、前記ボルト7を緩めて蓋6を
開き、被研削リングRを取出してその表裏を反転させた
状態で再び、嵌合溝10に挿入し、蓋6を閉じてボルト
7により固定する。
4を軸受15に載せて支持させる。そこで、砥石Gを回
転させて、表側のバリBを約180度(半周面)にわた
り研削する。この時、操作ノブ11を手で持って回転さ
せながら研削し、表側のバリ取りが完了すると、砥石G
の回転を停止させ、リング取付部Dを支持部Cから取り
外して、左右を逆転させ、再度リング取付部Dを支持部
Cに支持させるか、又は、前記ボルト7を緩めて蓋6を
開き、被研削リングRを取出してその表裏を反転させた
状態で再び、嵌合溝10に挿入し、蓋6を閉じてボルト
7により固定する。
【0023】そこで、再び砥石Gを回転させ、前記用具
1を軸線CSを中心として回転させながら、残りの約半
周面の研削を行う。このようにして、前記リングRのバ
リ取りが終了すると、蓋6を開いて該リングRを取出
す。そして、次のリングのバリ取りを、上述の操作を繰
返して行う。上記実施形態によれば、取付部材2の嵌合
溝10に被研削リングRを嵌入固定することにより、該
リングRの線径中心円CRの接線が、軸部4の中心軸線
CSと一致するので、バリを容易に取除き、溶接部Wの
外周を真円状に精度良く仕上げることができ、複数のリ
ングの寸法精度が均一になる。したがって、バリを削り
過ぎて不良にすることがなくなり、熟練なしに良品質の
金属リングを得ることができる。
1を軸線CSを中心として回転させながら、残りの約半
周面の研削を行う。このようにして、前記リングRのバ
リ取りが終了すると、蓋6を開いて該リングRを取出
す。そして、次のリングのバリ取りを、上述の操作を繰
返して行う。上記実施形態によれば、取付部材2の嵌合
溝10に被研削リングRを嵌入固定することにより、該
リングRの線径中心円CRの接線が、軸部4の中心軸線
CSと一致するので、バリを容易に取除き、溶接部Wの
外周を真円状に精度良く仕上げることができ、複数のリ
ングの寸法精度が均一になる。したがって、バリを削り
過ぎて不良にすることがなくなり、熟練なしに良品質の
金属リングを得ることができる。
【0024】また、各リングサイズに適応する嵌合溝1
0を備えたリング取付部材2及び蓋6を準備することに
より、各サイズに応じてリング取付部材2のみを交換し
て利用できる。図4は、本発明の第二の実施形態を示
し、第一実施形態と異なるところは、両端軸部4のフラ
ンジ12とリング取付部材2が、一体的に成形されてい
る点で、各サイズの金属リングRの専用の用具1とした
ものであり、リング取付部材2の交換以外は、第一実施
形態と同等の作用効果を奏する。したがって、図1〜図
3と同じ符号を付し、詳細説明を省略する。
0を備えたリング取付部材2及び蓋6を準備することに
より、各サイズに応じてリング取付部材2のみを交換し
て利用できる。図4は、本発明の第二の実施形態を示
し、第一実施形態と異なるところは、両端軸部4のフラ
ンジ12とリング取付部材2が、一体的に成形されてい
る点で、各サイズの金属リングRの専用の用具1とした
ものであり、リング取付部材2の交換以外は、第一実施
形態と同等の作用効果を奏する。したがって、図1〜図
3と同じ符号を付し、詳細説明を省略する。
【0025】図5〜図9は、本発明の第三の実施形態を
示し、リング取付部Dは、前記支持部Cに回動自在に支
持される取付基板2Aと、該基板2Aの平面に回転可能
に取付けられたリング取付円板2Bとを有し、前記基板
2Aの平面を前記X−Y平面と平行にした状態におい
て、前記リング取付円板2Bの回転軸心C2は、Y−Z
平面に位置してZ軸に平行であり、前記固定手段Eは、
前記リング取付円板2Bの回転軸C2を中心とする同心
円周上に周方向に所定間隔をおいて複数個設けられた、
前記リングRを嵌合するための嵌合溝10を有してい
る。
示し、リング取付部Dは、前記支持部Cに回動自在に支
持される取付基板2Aと、該基板2Aの平面に回転可能
に取付けられたリング取付円板2Bとを有し、前記基板
2Aの平面を前記X−Y平面と平行にした状態におい
て、前記リング取付円板2Bの回転軸心C2は、Y−Z
平面に位置してZ軸に平行であり、前記固定手段Eは、
前記リング取付円板2Bの回転軸C2を中心とする同心
円周上に周方向に所定間隔をおいて複数個設けられた、
前記リングRを嵌合するための嵌合溝10を有してい
る。
【0026】この第三実施形態は、リング取付部材2に
複数の被研削リングRを同時に装着し、段取替えなしに
研削作業を順次こ行ないうるようにした点で、第一実施
形態と異なっている。即ち、前記リング取付部材2は、
正面視略山形板状の取付基板2Aと、該基板2Aに割出
円板17を介して回転可能に取付けた円盤状のリング取
付円板2Bと、上下(中心高さ)調整用偏心カラー18
と、前後調整ナット19と、複数の割出位置決めボール
20及び付勢ばね21とから成っている。
複数の被研削リングRを同時に装着し、段取替えなしに
研削作業を順次こ行ないうるようにした点で、第一実施
形態と異なっている。即ち、前記リング取付部材2は、
正面視略山形板状の取付基板2Aと、該基板2Aに割出
円板17を介して回転可能に取付けた円盤状のリング取
付円板2Bと、上下(中心高さ)調整用偏心カラー18
と、前後調整ナット19と、複数の割出位置決めボール
20及び付勢ばね21とから成っている。
【0027】そして、取付基板2Aの両端脚部22は、
両端の軸部4に固着一体化され、中央に偏心カラー18
の嵌装孔23が貫通状に設けられ、該孔23の円中心と
同心円上に、6ヵ所等ピッチで位置決めボール20の嵌
入孔24が設けられ、下側中央から前記孔23中心に向
かって貫通状に偏心カラー固定用のねじ孔25が設けら
れており、図外のねじにより偏心カラー18を固定する
ようになっている。
両端の軸部4に固着一体化され、中央に偏心カラー18
の嵌装孔23が貫通状に設けられ、該孔23の円中心と
同心円上に、6ヵ所等ピッチで位置決めボール20の嵌
入孔24が設けられ、下側中央から前記孔23中心に向
かって貫通状に偏心カラー固定用のねじ孔25が設けら
れており、図外のねじにより偏心カラー18を固定する
ようになっている。
【0028】前記リング取付円板2Bは、中央に芯合せ
用の孔26を備え、表側(前面)中央部に前記孔26と
同心状の蓋取付軸部27が前面突出状に設けられ、該軸
部27の外周側に前記割出円板17への取付孔28及び
蓋取付ねじ孔29が夫々3個同心円上に設けられてい
る。そして、リング取付円板2Bの外周部には、複数
(具体的には12)のリング嵌着用の嵌合溝10及び円
形状切欠部9が、同心円上に等ピッチで設けられてい
る。なお、各嵌合溝10は、前記取付円板2Bの外周側
で切欠部9に開いており、図5に示しているように、各
被研削リングRの線径中心を通る線径中心円CRが、前
記リング取付円板2Bの中心C2を中心とする円30に
内接し、しかも該円30及び線径中心円CRの接点を通
る接線が、前記軸部4の中心軸線CSと一致するように
設けられている。
用の孔26を備え、表側(前面)中央部に前記孔26と
同心状の蓋取付軸部27が前面突出状に設けられ、該軸
部27の外周側に前記割出円板17への取付孔28及び
蓋取付ねじ孔29が夫々3個同心円上に設けられてい
る。そして、リング取付円板2Bの外周部には、複数
(具体的には12)のリング嵌着用の嵌合溝10及び円
形状切欠部9が、同心円上に等ピッチで設けられてい
る。なお、各嵌合溝10は、前記取付円板2Bの外周側
で切欠部9に開いており、図5に示しているように、各
被研削リングRの線径中心を通る線径中心円CRが、前
記リング取付円板2Bの中心C2を中心とする円30に
内接し、しかも該円30及び線径中心円CRの接点を通
る接線が、前記軸部4の中心軸線CSと一致するように
設けられている。
【0029】前記割出円板17は、表側中央に前記取付
基板2Aの中央の孔26に嵌合する突起31が設けら
れ、表側の外周部にリング取付円板2Bの取付ねじ孔3
2が、前記円板2Bの取付孔28に対応して設けられて
いる。そして、割出円板17の裏面には、中央に取付基
板2Aへの取付軸33が突設され、外周側に12個の割
出位置決め凹部34が、同一円周上に等ピッチでしかも
前記割出円板17のボール嵌入孔24に対応して設けら
れており、前記取付軸33の外端部周面には、雄ねじ部
35が設けられ、前後調整ナット19が螺合されてい
る。
基板2Aの中央の孔26に嵌合する突起31が設けら
れ、表側の外周部にリング取付円板2Bの取付ねじ孔3
2が、前記円板2Bの取付孔28に対応して設けられて
いる。そして、割出円板17の裏面には、中央に取付基
板2Aへの取付軸33が突設され、外周側に12個の割
出位置決め凹部34が、同一円周上に等ピッチでしかも
前記割出円板17のボール嵌入孔24に対応して設けら
れており、前記取付軸33の外端部周面には、雄ねじ部
35が設けられ、前後調整ナット19が螺合されてい
る。
【0030】前記偏心カラー18は、リング取付円板2
Bの軸部4中心軸線CSに対する上下位置の調整を行う
もので、前記取付軸33に嵌合される軸孔36を備え、
軸方向一端部外周に回動操作用工具挿入孔37を有する
外鍔部38を備え、取付基板2Aの嵌装孔23への嵌合
軸部39の外周面が、前記軸孔36に対して所要寸法だ
け偏心40している(図8参照)。したがって、前記カ
ラー18を取付基板2Aに対して回転させることによ
り、リング取付円板2Bの中心が上下方向に移動し、前
記軸部4の中心軸線CSに対して、被研削リングRの位
置即ち線径中心円CRを、一致させることができる。
Bの軸部4中心軸線CSに対する上下位置の調整を行う
もので、前記取付軸33に嵌合される軸孔36を備え、
軸方向一端部外周に回動操作用工具挿入孔37を有する
外鍔部38を備え、取付基板2Aの嵌装孔23への嵌合
軸部39の外周面が、前記軸孔36に対して所要寸法だ
け偏心40している(図8参照)。したがって、前記カ
ラー18を取付基板2Aに対して回転させることによ
り、リング取付円板2Bの中心が上下方向に移動し、前
記軸部4の中心軸線CSに対して、被研削リングRの位
置即ち線径中心円CRを、一致させることができる。
【0031】前記前後調整ナット19は、外周面に回動
操作用工具挿入孔41及びナット固定用ねじ孔42を備
え、該ナット19を回転させることにより、割出円板1
7を介してリング取付円板2Bを、取付基板2Aに対し
て前後移動させ、被研削リングRの溶接部Wが砥石Gに
適正に接触するように調整できる。前記リング取付円板
2Bは、割出円板17の前面に取付ねじ43により、着
脱可能に取付けられる。
操作用工具挿入孔41及びナット固定用ねじ孔42を備
え、該ナット19を回転させることにより、割出円板1
7を介してリング取付円板2Bを、取付基板2Aに対し
て前後移動させ、被研削リングRの溶接部Wが砥石Gに
適正に接触するように調整できる。前記リング取付円板
2Bは、割出円板17の前面に取付ねじ43により、着
脱可能に取付けられる。
【0032】なお、前記割出円板17は、リング取付円
板2Bに設けられるリング嵌着用の嵌合溝10の数に対
応して準備され、適宜交換される。前記リング取付円板
2Bに取付けられる蓋6は、前記円板2Bの外径と同じ
外径でかつ蓋取付軸部27に嵌合する孔44を有する円
環状を呈し、外周部にはリング取付円板2Bの各切欠部
9に合致する砥石挿通切欠部6Aが設けられ、前記孔4
4の外側に位置しかつリング取付円板2Bの蓋取付ねじ
孔29に対応して、だるま形の取付孔45が設けられて
おり、固定ボルト46により着脱可能に取付けられてい
る。
板2Bに設けられるリング嵌着用の嵌合溝10の数に対
応して準備され、適宜交換される。前記リング取付円板
2Bに取付けられる蓋6は、前記円板2Bの外径と同じ
外径でかつ蓋取付軸部27に嵌合する孔44を有する円
環状を呈し、外周部にはリング取付円板2Bの各切欠部
9に合致する砥石挿通切欠部6Aが設けられ、前記孔4
4の外側に位置しかつリング取付円板2Bの蓋取付ねじ
孔29に対応して、だるま形の取付孔45が設けられて
おり、固定ボルト46により着脱可能に取付けられてい
る。
【0033】なお、前記取付孔45は、だるま形の大径
側の直径が固定ボルト46の頭部を貫通させるに十分な
大きさとされ、小径側の直径が固定ボルト46のねじ外
径よりも若干大きくされており、固定ボルト46を緩
め、蓋6を前記取付軸部27の回りに回転させるだけ
で、リング取付円板2Bから容易に取外すことができ
る。上記第三実施形態において、小径の被研削リングR
の溶接部Wを研削する場合、固定ボルト46を緩め、蓋
6を図5に矢印イで示す方向に回動させて手前に引き、
リング取付円板2Bから取外した後、各嵌合溝10に被
研削リングRを、その溶接部Wがリング取付円板2Bの
最外周側に位置するように嵌入して、再び蓋6をリング
取付円板2Bに取付けて、前記固定ボルト46により蓋
6を固定し、各被研削リングRを前記円板2Bの嵌合溝
10内に位置決め固定する。
側の直径が固定ボルト46の頭部を貫通させるに十分な
大きさとされ、小径側の直径が固定ボルト46のねじ外
径よりも若干大きくされており、固定ボルト46を緩
め、蓋6を前記取付軸部27の回りに回転させるだけ
で、リング取付円板2Bから容易に取外すことができ
る。上記第三実施形態において、小径の被研削リングR
の溶接部Wを研削する場合、固定ボルト46を緩め、蓋
6を図5に矢印イで示す方向に回動させて手前に引き、
リング取付円板2Bから取外した後、各嵌合溝10に被
研削リングRを、その溶接部Wがリング取付円板2Bの
最外周側に位置するように嵌入して、再び蓋6をリング
取付円板2Bに取付けて、前記固定ボルト46により蓋
6を固定し、各被研削リングRを前記円板2Bの嵌合溝
10内に位置決め固定する。
【0034】次いで、砥石Gを回転させ、これに接して
いる被研削リングRの溶接部Wを、操作ノブ11を操作
して用具1を回転させながらその表面側約半周面を研削
する。1つの被研削リングRの研削加工が終わると、砥
石Gの回転を一時停止し、リング取付円板2Bを取付基
板2Aに対して一方向に付勢ばね21の付勢力に抗して
回転させる。この時、一つの割出位置決め凹部34から
脱出した前記ボール20が、次の割出位置決め凹部34
に嵌入し、リング取付円板2Bが停止して、次の被研削
リングRの溶接部Wが砥石Gに接し、研削位置決めが行
われる。
いる被研削リングRの溶接部Wを、操作ノブ11を操作
して用具1を回転させながらその表面側約半周面を研削
する。1つの被研削リングRの研削加工が終わると、砥
石Gの回転を一時停止し、リング取付円板2Bを取付基
板2Aに対して一方向に付勢ばね21の付勢力に抗して
回転させる。この時、一つの割出位置決め凹部34から
脱出した前記ボール20が、次の割出位置決め凹部34
に嵌入し、リング取付円板2Bが停止して、次の被研削
リングRの溶接部Wが砥石Gに接し、研削位置決めが行
われる。
【0035】そこで、前述のようにして被研削リングR
の溶接部Wを研削し、順次同様の操作を繰返して、該用
具1に取付けた全被研削リングRの表側の研削が完了す
ると、蓋6を取外し、各リングRを嵌合溝10から取出
して表裏反転させて再び嵌合溝10に嵌入し、前記蓋6
をリング取付円板2Bに取付けて各リングRを固定す
る。続いて、前述の操作により各リングRの裏側に残っ
た溶接部Wを順次研削することにより、溶接部Wのバリ
を除去して仕上げることができる。
の溶接部Wを研削し、順次同様の操作を繰返して、該用
具1に取付けた全被研削リングRの表側の研削が完了す
ると、蓋6を取外し、各リングRを嵌合溝10から取出
して表裏反転させて再び嵌合溝10に嵌入し、前記蓋6
をリング取付円板2Bに取付けて各リングRを固定す
る。続いて、前述の操作により各リングRの裏側に残っ
た溶接部Wを順次研削することにより、溶接部Wのバリ
を除去して仕上げることができる。
【0036】上記第三の実施形態によれば、小径の金属
リングを1つの前記溶接部研削用具1に複数個取付け
て、その各溶接部Wの表面側(又は裏面側)を、段取替
えすることなく順次研削して、均一にかつ精度良くバリ
取りでき、作業能率の向上を図ることが可能である。図
10〜図12は、金属リングの溶接部Wに生じたバリを
除去するのに最適な研削装置47の一例を示し、第三実
施形態の溶接部研削用具1が採用されている。この研削
装置47は、装置台盤48上に支柱49が立設され、該
支柱49に昇降体50及び用具支承用軸受15が設けら
れ、昇降体50上に摺動台51が固着されており、摺動
台51上に水平移動可能なスピンドルホルダー52を介
して、駆動モータを内蔵しかつ回転砥石Gを備えたスピ
ンドル53が取付けられている。
リングを1つの前記溶接部研削用具1に複数個取付け
て、その各溶接部Wの表面側(又は裏面側)を、段取替
えすることなく順次研削して、均一にかつ精度良くバリ
取りでき、作業能率の向上を図ることが可能である。図
10〜図12は、金属リングの溶接部Wに生じたバリを
除去するのに最適な研削装置47の一例を示し、第三実
施形態の溶接部研削用具1が採用されている。この研削
装置47は、装置台盤48上に支柱49が立設され、該
支柱49に昇降体50及び用具支承用軸受15が設けら
れ、昇降体50上に摺動台51が固着されており、摺動
台51上に水平移動可能なスピンドルホルダー52を介
して、駆動モータを内蔵しかつ回転砥石Gを備えたスピ
ンドル53が取付けられている。
【0037】そして、摺動台51は、高さ調整ねじ54
により昇降体50と共に上下動可能とされ、昇降体50
をボルト55により支柱49に固定するようになってい
る。また、スピンドルホルダー52は、ベース52Aと
キャップ52Bとからなり、ベース52Aにキャップ5
2Bをボルト58により着脱自在に取付け、スピンドル
53を交換可能としてあって、ベース52Aを前後位置
調整ねじ56により前後移動して、砥石Gの位置が被研
削リングRの大きさや線径に応じて最適になるように微
調整できる。
により昇降体50と共に上下動可能とされ、昇降体50
をボルト55により支柱49に固定するようになってい
る。また、スピンドルホルダー52は、ベース52Aと
キャップ52Bとからなり、ベース52Aにキャップ5
2Bをボルト58により着脱自在に取付け、スピンドル
53を交換可能としてあって、ベース52Aを前後位置
調整ねじ56により前後移動して、砥石Gの位置が被研
削リングRの大きさや線径に応じて最適になるように微
調整できる。
【0038】そして、前記高さ調整ねじ54は、被研削
リングRの線径に対応した直径の砥石Gを選択して交換
した場合や、砥石Gが摩耗した場合等に砥石G中心と前
記用具1の軸部4の中心軸線CSとの距離S(図10参
照)を微調整して、最良の研削状態及び精度が得られる
ようになっている。なお、ベース52Aは、ボルト57
により摺動台51に固定される。
リングRの線径に対応した直径の砥石Gを選択して交換
した場合や、砥石Gが摩耗した場合等に砥石G中心と前
記用具1の軸部4の中心軸線CSとの距離S(図10参
照)を微調整して、最良の研削状態及び精度が得られる
ようになっている。なお、ベース52Aは、ボルト57
により摺動台51に固定される。
【0039】この研削装置47によれば、被研削リング
Rに対する砥石Gの微調整・選択が容易であり、研削作
業を能率的に行うことができ、専用機として最適であ
り、被研削リングRの大きさに対応して砥石Gを交換可
能である。なお、上記各実施形態では、手作業を対象と
して簡単なものとし、支持部を剛体支持としたが、支持
部を弾性的に微動可能に支持し、操作ノブ11を回動す
るとき、微妙な加工精度を手の感覚で微調整するように
構成することができる。
Rに対する砥石Gの微調整・選択が容易であり、研削作
業を能率的に行うことができ、専用機として最適であ
り、被研削リングRの大きさに対応して砥石Gを交換可
能である。なお、上記各実施形態では、手作業を対象と
して簡単なものとし、支持部を剛体支持としたが、支持
部を弾性的に微動可能に支持し、操作ノブ11を回動す
るとき、微妙な加工精度を手の感覚で微調整するように
構成することができる。
【0040】また、溶接部研削用具1の操作ノブ11
を、駆動モータにより自動反転運動をさせることによ
り、自動化できると共に、第三実施形態にあっては、リ
ング取付円板2Bを自動回転させることができ、さらに
は、被研削リングRの溶接部研削用具1、特に嵌合溝1
0への搬入・搬出までも含めた完全自動化への展開も可
能である。
を、駆動モータにより自動反転運動をさせることによ
り、自動化できると共に、第三実施形態にあっては、リ
ング取付円板2Bを自動回転させることができ、さらに
は、被研削リングRの溶接部研削用具1、特に嵌合溝1
0への搬入・搬出までも含めた完全自動化への展開も可
能である。
【0041】また、前記研削装置47は、第一、第二実
施形態の用具1をも使用可能である。
施形態の用具1をも使用可能である。
【0042】
【発明の効果】本発明によれば、大小を問わず、被研削
リングをその線径の中心を通る軸をリング旋回中心軸と
して安定よく回転させることができるので、真円度及び
精度の高い研削を、容易にしかも熟練を要せず安定よく
行うことができ、作業者の研削中における不注意によっ
て被研削リングに損傷を与える恐れもなく、均一な良品
質の金属リングに仕上げることができ、特にシール用リ
ングには最適である。
リングをその線径の中心を通る軸をリング旋回中心軸と
して安定よく回転させることができるので、真円度及び
精度の高い研削を、容易にしかも熟練を要せず安定よく
行うことができ、作業者の研削中における不注意によっ
て被研削リングに損傷を与える恐れもなく、均一な良品
質の金属リングに仕上げることができ、特にシール用リ
ングには最適である。
【図1】本発明の第一実施形態を示す一部破断正面図で
ある。
ある。
【図2】図1の平面図である。
【図3】図1のA−A線断面図である。
【図4】本発明の第二実施形態を示す正面斜視図であ
る。
る。
【図5】本発明の第三実施形態を示す正面図である。
【図6】図5の一部破断右側面図である。
【図7】図5のB−B線断面図である。
【図8】図5のC−C線断面図である。
【図9】図5のD−D線断面図である。
【図10】金属リングの溶接部研削装置の一例を示す側
面図である。
面図である。
【図11】図10の一部省略平面図である。
【図12】図10の左側面(正面)図である。
【図13】金属リングの溶接部バリ取り方法の従来例説
明図である。
明図である。
A 加工装置 B リング取付装置 C 支持部 D リング取付部 E 固定手段 1 溶接部研削用具(リング取付部Dに対応) 2 リング取付部材(基板) 2A 取付基板 2B リング取付円板 4 軸部 6 蓋 6A 切欠部 9 切欠部 10 嵌合溝 12 フランジ 15 軸受(支持部C) 17 割出円板 R 被研削リング W 溶接部 G 砥石(回転工具) CS 軸線(X軸)
Claims (3)
- 【請求項1】 所定長さの線材の両端部を溶接してなる
リングの該溶接部のバリ取り装置は、前記リングの内径
よりも小径の外径を有する回転工具を具備した加工装置
と、前記リングを固定して前記回転工具に該リングの溶
接部を接触させるリング取付装置とを有し、 前記リング取付装置は、前記回転工具の軸心に直交する
方向の軸心を有して該工具の側方に設けられた支持部
と、該支持部にその軸心回りに回動自在に支承されるリ
ング取付部とを有し、 前記支持部の軸心をX軸とし、前記工具の軸心をZ軸と
し、これらX,Z軸に直交してZ軸を通る軸をY軸とし
たとき、 前記取付部には、前記リングの中心がY−Z平面に位置
し、かつ、該リングをY−Z平面において切断したとき
の該リングの線材中心が前記X軸に一致するよう、前記
リングを該取付部に着脱自在に取り付ける固定手段が設
けられ、 前記X軸とZ軸とのY軸方向に沿った距離が、前記回転
工具の外周面が前記リングの外周面に接する距離に設定
されていることを特徴とする金属リングの溶接バリ取り
装置。 - 【請求項2】 前記支持部は、上方開口のU字状の軸受
を有し、 前記リング取付部は、リングを取り付けるための基板
と、該基板に設けられて前記軸受に着脱自在に支承され
る軸部とを有し、 前記固定手段は、前記リングを着脱自在に嵌合するため
に前記基板に設けられた嵌合溝と、該溝に嵌合された前
記リングを該基板に押圧固定するための蓋とを有するこ
とを特徴とする請求項1記載の金属リングの溶接バリ取
り装置。 - 【請求項3】 前記リング取付部は、前記支持部に回動
自在に支持される取付基板と、該基板の平面に回転可能
に取付けられたリング取付円板とを有し、 前記基板の平面を前記X−Y平面と平行にした状態にお
いて、前記リング取付円板の回転軸心は、Y−Z平面に
位置してZ軸に平行であり、 前記固定手段は、前記リング取付円板の回転軸を中心と
する同心円周上に周方向に所定間隔をおいて複数個設け
られた、前記リングを嵌合するための嵌合溝を有してい
ることを特徴とする請求項1記載の金属リングの溶接バ
リ取り装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24818396A JPH1086049A (ja) | 1996-09-19 | 1996-09-19 | 金属リングの溶接バリ取り装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24818396A JPH1086049A (ja) | 1996-09-19 | 1996-09-19 | 金属リングの溶接バリ取り装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1086049A true JPH1086049A (ja) | 1998-04-07 |
Family
ID=17174444
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24818396A Pending JPH1086049A (ja) | 1996-09-19 | 1996-09-19 | 金属リングの溶接バリ取り装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1086049A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN113752021A (zh) * | 2021-07-27 | 2021-12-07 | 广州利惠网络科技有限公司 | 一种具有去毛刺功能的焊接设备 |
-
1996
- 1996-09-19 JP JP24818396A patent/JPH1086049A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN113752021A (zh) * | 2021-07-27 | 2021-12-07 | 广州利惠网络科技有限公司 | 一种具有去毛刺功能的焊接设备 |
| CN113752021B (zh) * | 2021-07-27 | 2022-09-30 | 广西中亿实业集团有限公司 | 一种具有去毛刺功能的焊接设备 |
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