JPH1086093A - スリッタ - Google Patents

スリッタ

Info

Publication number
JPH1086093A
JPH1086093A JP8267786A JP26778696A JPH1086093A JP H1086093 A JPH1086093 A JP H1086093A JP 8267786 A JP8267786 A JP 8267786A JP 26778696 A JP26778696 A JP 26778696A JP H1086093 A JPH1086093 A JP H1086093A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
slitter
blade
order
cutting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8267786A
Other languages
English (en)
Inventor
Takanaka Adachi
宇央 足立
Etsuro Abe
悦郎 安部
Minoru Naito
稔 内藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Isowa Corp
Original Assignee
Isowa Industry Co Ltd
Isowa Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Isowa Industry Co Ltd, Isowa Corp filed Critical Isowa Industry Co Ltd
Priority to JP8267786A priority Critical patent/JPH1086093A/ja
Publication of JPH1086093A publication Critical patent/JPH1086093A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B26HAND CUTTING TOOLS; CUTTING; SEVERING
    • B26DCUTTING; DETAILS COMMON TO MACHINES FOR PERFORATING, PUNCHING, CUTTING-OUT, STAMPING-OUT OR SEVERING
    • B26D1/00Cutting through work characterised by the nature or movement of the cutting member or particular materials not otherwise provided for; Apparatus or machines therefor; Cutting members therefor
    • B26D1/01Cutting through work characterised by the nature or movement of the cutting member or particular materials not otherwise provided for; Apparatus or machines therefor; Cutting members therefor involving a cutting member which does not travel with the work
    • B26D1/12Cutting through work characterised by the nature or movement of the cutting member or particular materials not otherwise provided for; Apparatus or machines therefor; Cutting members therefor involving a cutting member which does not travel with the work having a cutting member moving about an axis
    • B26D1/14Cutting through work characterised by the nature or movement of the cutting member or particular materials not otherwise provided for; Apparatus or machines therefor; Cutting members therefor involving a cutting member which does not travel with the work having a cutting member moving about an axis with a circular cutting member, e.g. disc cutter
    • B26D1/24Cutting through work characterised by the nature or movement of the cutting member or particular materials not otherwise provided for; Apparatus or machines therefor; Cutting members therefor involving a cutting member which does not travel with the work having a cutting member moving about an axis with a circular cutting member, e.g. disc cutter coacting with another disc cutter
    • B26D1/245Cutting through work characterised by the nature or movement of the cutting member or particular materials not otherwise provided for; Apparatus or machines therefor; Cutting members therefor involving a cutting member which does not travel with the work having a cutting member moving about an axis with a circular cutting member, e.g. disc cutter coacting with another disc cutter for thin material, e.g. for sheets, strips or the like

Landscapes

  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Forests & Forestry (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Nonmetal Cutting Devices (AREA)
  • Making Paper Articles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 裁断のオーダー変更を行っても裁断線を連続
状態に維持することで、例えばトリミング片形成のため
の裁断線が不連続化することを防止し、ひいてはトリミ
ングシャー等の余分な設備が不要なスリッタを提供す
る。 【解決手段】 スリッタ1においては、シートDSの幅
方向においてスリッタ刃20の位置を変更することによ
り、当該シートの裁断のオーダー変更が可能とされてい
る。そして、上記スリッタ刃20は、現行オーダーの裁
断位置から見て次オーダーの裁断位置へ近づく方向にお
いて、シートDSの送り方向に対して傾斜しつつ該シー
トの幅方向にロード状態で移動することにより、現行オ
ーダーの裁断線と次オーダーの裁断線とを互いにつなぐ
ための傾斜した裁断線Kiを形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、段ボールシート等
のシートを裁断するためのスリッタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば図31に示すように、
段ボールシートDSを複数のスリッタ刃Cを有するスリ
ッタSによって、シート送り方向(流れ方向)に裁断す
ることが行われている。図31では、丁取片がD1及び
D2の2丁取りの例を示しているが、段ボールシートD
Sの両側は、所定幅の帯状裁断カスであるトリミング片
TMとなる。これらトリミング片TMは、スリッタSの
下流に設けられたトリミング片回収機構Rによってそれ
ぞれ吸引・回収される。
【0003】ところで、多くの段ボール製造ラインで
は、連続的に裁断されている段ボールシートDSに対
し、丁取り数や丁取り幅などの裁断のオーダー変更を能
率よく行うために、2台のスリッタ装置をシート流れ方
向に直列に隣接配置することが行われている。この場
合、一方のスリッタ装置が現行オーダーで裁断を継続し
ている間に、他方のスリッタ装置が次オーダーのために
各スリッタ刃を位置決めするとともに、オーダー変更の
タイミングとなれば現行オーダー側の装置をアンロード
状態とし、さらに次オーダー側の装置をロード状態とし
て、シート送りを停止することなくオーダー変更が行わ
れる。このときの裁断線群の形成態様の一例を図32に
示している。ここで、図中実線は現行オーダーの裁断線
を、一点鎖線は次オーダーの裁断線を示している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ここで、図32のよう
に、トリミング片TMの幅が裁断のオーダー変更により
W1からW2へ変化する場合、現行オーダーのトリミング
片の裁断線K1と次オーダーのトリミング片の裁断線K2
とが不連続となり、トリミング片TMと残余のシート本
体部DMとの間に非分断部分Yが生じて、該トリミング
片TMの回収が不能となる問題を生ずる。従来は、これ
を回避するために、トリミングシャーを用いて、シート
縁部に直角に裁断線を形成し、上記非分断部分Yを切断
するとともにトリミング片TMを分断することが行われ
ているが、トリミングシャーが必要となる分だけ設備費
用が高騰する問題がある。
【0005】本発明の課題は、裁断のオーダー変更を行
っても裁断線を連続状態に維持することで、例えばトリ
ミング片形成のための裁断線が不連続化することを防止
し、ひいてはトリミングシャー等の余分な設備が不要な
スリッタを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段及び作用・効果】上述の課
題を解決するために、本発明のスリッタは、長手方向に
搬送されるシートをその送り方向に裁断するとともに、
シートの幅方向に移動可能かつシートの送り方向とのな
す角度が可変とされたスリッタ刃を有し、そのスリッタ
刃を、シートの送り方向に対して所定の角度で傾斜した
状態で、該シートに対しその幅方向に移動させることに
より、当該シートにその送り方向に対して傾斜した裁断
線を形成できるようにしたことをその要部とし、その第
一の構成は下記の特徴を有する。すなわち、長手方向に
搬送されるシートの一方のシート面側に設けられ、シー
トの幅方向に移動可能かつシートの送り方向とのなす角
度が可変とされた円板状の第一のスリッタ刃と、シート
を挟んで第一のスリッタ刃と反対側に配置され、その第
一のスリッタ刃と連動して、シートの幅方向に移動可能
かつシートの送り方向とのなす角度が可変とされた円板
状の第二のスリッタ刃とを備え、それら第一及び第二の
スリッタ刃の間でシートをその送り方向に裁断するとと
もに、該第一及び第二のスリッタ刃を、シートの送り方
向に対して所定の角度で傾斜した状態で、該シートの幅
方向に互いに連動して移動させることにより、当該シー
トにその送り方向に対して傾斜した裁断線を形成する。
【0007】すなわち、シートを厚さ方向に挟む2枚の
スリッタ刃を有するスリッタにおいて、シートの幅方向
においてスリッタ刃の位置を変更することにより、当該
シートの裁断のオーダー変更が可能とされている場合、
これを上述のように構成することでそのスリッタ刃は、
現行オーダーの裁断位置から見て次オーダーの裁断位置
へ近づく方向において、シートの送り方向に対して傾斜
しつつ該シートの幅方向にロード状態で移動することに
より、例えば現行オーダーの裁断線と次オーダーの裁断
線とを互いにつなぐための傾斜した裁断線を形成するこ
とができる。これにより、現行オーダーと次オーダーと
で裁断線を連続化させることができる。なお、上記構成
においては、スリッタ刃をシートの幅方向に移動させる
スリッタ刃移動機構を設けることができる。
【0008】一方、本発明のスリッタの第二の構成は、
長手方向に搬送されるシートの一方のシート面側に設け
られ、シートの幅方向に移動可能かつシートの送り方向
とのなす角度が可変とされた円板状の回転刃からなるス
リッタ刃と、そのスリッタ刃に対応する位置において、
シートを挟んでこれと反対側に設けられ、かつ該スリッ
タ刃と連動してシートの送り方向とのなす角度が可変と
されたスリッタ刃受け手段とを有し、スリッタ刃の刃先
部をスリッタ刃受け手段で受けることにより、シートを
該スリッタ刃によりその長手方向に切断するとともに、
該スリッタ刃とスリッタ刃受け手段とを、シートの送り
方向に対して所定の角度で傾斜した状態で、該シートの
幅方向に互いに連動して移動させることにより、当該シ
ートにその送り方向に対して傾斜した裁断線を形成でき
るようにしたことを特徴とする。
【0009】該第二の構成は、スリッタ刃はシートの一
方の側に配置される1枚の回転刃により構成され、シー
トを挟んでこれと反対側に配置されたスリッタ刃受け手
段によりスリッタ刃の刃先を受けることでシートの裁断
を行う。そして、それらスリッタ刃及びスリッタ刃受け
手段を傾斜状態でシートの幅方向に互いに連動して移動
させることにより、スリッタ刃を1枚のみ用いる構成に
おいて、前述の第一の構成と同様の効果を達成すること
ができる。また、スリッタ刃の刃先が上記受け手段によ
りガイドされるので、シートに裁断に伴う返りが生じに
くくなり、ひいてはシートの裁断面の仕上がりを向上さ
せることができる。
【0010】上記構成においては、スリッタ刃受け手段
を、シートの他方のシート面側において、該シートの搬
送方向と交差する向きに互いに隣接して配列し、その配
列方向に沿って各々弾性変位可能に設けられるととも
に、スリッタ刃と連動して、シートの幅方向に互いに一
体的に移動可能かつシートの送り方向とのなす角度を互
いに一体的に変更可能とされた複数の刃ガイド部を含む
ものとして構成できる。この場合、それら刃ガイド部の
間にスリッタ刃の刃先が進入することにより、シートは
該スリッタ刃によりその長手方向に裁断される。すなわ
ち、刃ガイド部をその配列方向に沿って各々弾性変位可
能に設けることで、例えばスリッタ刃がシートを裁断す
る裁断位置と、シートから退避して裁断を行わない退避
位置との間で移動可能に設けられている場合、スリッタ
刃が退避位置から裁断位置へ移動する際に刃ガイド部と
干渉することがあっても、該刃ガイド部が弾性変位して
これを緩和するのでスリッタ刃を損傷したりする心配が
ない。また、スリッタ刃が刃ガイド部の間に進入した状
態で、該刃ガイド部をスリッタ刃と連動してその角度を
変更できるようにすることで、スリッタ刃の角度を変更
した場合に刃ガイド部との間の干渉が生じにくくなり、
また多少の干渉が生じても、刃ガイド部が弾性変位する
ことでこれを緩和することができる。
【0011】複数の刃ガイド部は、例えばシートの搬送
方向に同軸回転可能、かつその回転の軸線方向に沿って
各々弾性変位可能に設けられた円形転動部とすることが
できる。これら円形転動部は、シートの搬送方向に自由
回転するように設けても、モータ等の駆動手段により積
極駆動してもいずれでもよい。
【0012】より具体的には、複数の円形転動部は、ぞ
れぞれプラスチック等の可橈性材料により薄板状に形成
された受け円板とすることができ、それら受け円板を、
スリッタ刃の厚みよりも小さい隙間が隣接するもの同士
の間に生ずるよう配列するとともに、スリッタ刃の刃先
が、両側の受け円板を橈ませながら上記隙間に進入する
ように構成することができる。さらに具体的には、スリ
ッタ刃が位置するのと反対のシート面側において、シー
トの幅方向に沿うように、かつシートの給送方向に回転
自在に支持軸を設け、上記各受け円板をその支持軸に対
し一体回転可能に取り付けるとともに、隣接する受け円
板の間に、該受け円板より小径でかつスリッタ刃の厚み
よりも薄いスペーサを介挿する構成とすることができ
る。
【0013】なお、複数の刃ガイド部は、スリッタ刃の
進入を許容する受け位置と、該受け位置から退避した退
避位置との間で移動可能に構成することができる。
【0014】次に、以上説明した本発明の第一及び第二
の構成においては、シートをその送り方向に裁断するた
めのスリッタ刃を、該シートの幅方向に複数配置し、そ
れら複数のスリッタ刃の少なくとも一部のものを、シー
トの幅方向に移動可能かつシートの送り方向とのなす角
度を可変に構成することができる。この場合、その角度
が可変に設けられたスリッタ刃を、互いに独立した駆動
手段により回転駆動される回転刃とすることができる。
【0015】例えば、それら複数のスリッタ刃のうち、
その最も外側に位置する2つのものの少なくとも一方
を、シートの幅方向において対応する側に帯状のトリミ
ング片を形成するために使用することができるが、その
スリッタ刃をシートの幅方向に移動可能かつシートの送
り方向とのなす角度を可変とすることができる。この場
合、オーダー変更に際してそのトリミング片の幅が変更
される場合に、該スリッタ刃が、現行オーダーの裁断位
置から見て次オーダーの裁断位置へ近づく方向におい
て、シートの送り方向に対して傾斜しつつロード状態で
移動することにより、現行オーダーの裁断線と次オーダ
ーの裁断線とを互いに接続するための傾斜した裁断線を
形成するように構成できる。これにより、トリミング片
形成のための裁断線を連続化することができ、ひいては
トリミング片と残余のシート本体部との間に非分断部分
が形成されることが防止され、トリミングシャー等の余
分な設備も不要となる。
【0016】一方、複数のスリッタ刃の中間に位置する
ものは、例えばトリミング片を除去したと考えた場合の
残余のシート本体部を、所定の丁取数に裁断する役割を
果たすこととなるが、その裁断線についても同様の原理
により、現行オーダーと次オーダーとの間で上記傾斜し
た裁断線により互いにつなぐことができる。これによ
り、従来のスリッタでは、オーダー変更部分において、
裁断線の不連続化により丁取片がシートの幅方向につな
がっていたのが、これを相互に分断できるようになる。
例えば、スリッタの下流側で各丁取片の送りを振り分け
て、それぞれ個別に切断等の次工程を行うようにしたい
場合、上記オーダー変更部分において丁取片が幅方向に
つながっていると、送りを振り分ける際に丁取片が破れ
る等のトラブルが生じうる。これを防止するために、従
来はオーダー変更部分を切断・除去することが行われて
いたが、これではロータリーシャー等の切断装置が新た
に必要となる上に、その切断・除去に伴いシートの流れ
に途切れが生じ、ジャムアップ等が生じやすくなる問題
がある。しかしながら、上記構成によれば、オーダー変
更部分においても丁取片が連続状態で互いに分離される
のでそのような心配がない。
【0017】次に、本発明のスリッタの第三の構成は、
裁断のオーダー変更を能率よく行うために、下記のよう
に構成されたことを特徴とする。すなわち、該シートの
幅方向に複数配置され、それぞれシートをその送り方向
に裁断するためのスリッタ刃の組を、シートの送り方向
において複数組配置する。そして、その複数組のスリッ
タ刃の任意の組のものがロード状態で現行オーダーの裁
断をしている間に、他の組のスリッタ刃がアンロード状
態で次オーダーのために待機し、オーダー変更の指令が
あると、現行オーダーの裁断をしていた上記任意の組の
スリッタ刃(現行オーダースリッタ刃群)がアンロード
状態からロード状態へ移行するのに代わって、他の組の
スリッタ刃(次オーダースリッタ刃群)がロード状態か
らアンロード状態へ移行して、次オーダーの裁断を行
う。そして、現行オーダースリッタ刃群と次オーダース
リッタ刃群との少なくとも一方において、該スリッタ刃
群を構成する複数のスリッタ刃の少なくとも一部のもの
がシートの幅方向に移動可能に設けられ、それによって
該スリッタ刃により当該シートのその送り方向に対して
傾斜した裁断線を形成する。
【0018】なお、該第三の構成においても、各スリッ
タ刃の組において、その最も外側に位置する2つのもの
の少なくとも一方を、シートの幅方向において対応する
側に帯状のトリミング片を形成するために使用すること
ができ、そのスリッタ刃をシートの幅方向に移動可能と
することができる。また、本第三の構成においては、上
記シートの幅方向に移動可能に設けられたスリッタ刃
は、前記シートの送り方向とのなす角度を固定に設ける
ことができる。なお、各スリッタ刃は、前述の第一ない
し第二の構成と同様の方式(すなわち、シートを挟む2
枚刃、又は1枚刃とスリッタ刃受け手段)を有するもの
として構成でき、その少なくとも一部のものを、第一及
び第二の構成と同様の概念により、その角度を可変に設
けることができる。
【0019】ここで、上記第三の構成のスリッタにおい
て、現行オーダーと次オーダーとの間で裁断線をつなぐ
方式としては、具体的には次のような3つの態様が例示
できる。
【0020】(方式1)現行オーダースリッタ刃群に属
するスリッタ刃の少なくとも一部のものを、シートの幅
方向に移動可能かつシートの送り方向とのなす角度を可
変に設ける。それらスリッタ刃は、オーダー変更に際し
て、シートの送り方向に対して傾斜しつつ現行オーダー
の裁断位置から次オーダーの裁断位置へロード状態で移
動することにより、傾斜した裁断線を形成する。そし
て、次オーダースリッタ刃群に属するスリッタ刃は、上
記傾斜した裁断線につながる位置においてロード状態と
された後、次オーダーの裁断を開始する。
【0021】(方式2)次オーダースリッタ刃群に属す
るスリッタ刃の少なくとも一部のものを、シートの幅方
向に移動可能かつシートの送り方向とのなす角度を可変
に設ける。それらスリッタ刃は、オーダー変更に際し
て、現行オーダーの裁断線につながる位置にアンロード
状態で位置決めされた後、現行オーダースリッタ刃群が
アンロード状態へ移行するのに代わってロード状態とさ
れ、次いでシートの送り方向に対して傾斜しつつ次オー
ダーの裁断位置まで、当該ロード状態で移動することに
より傾斜した裁断線を形成し、さらに次オーダーの裁断
位置に到達後は、引き続き当該次オーダーの裁断線を形
成する。
【0022】(方式3)現行オーダースリッタ刃群と次
オーダースリッタ刃群との双方について、そのスリッタ
刃の少なくとも一部のものを、シートの幅方向に移動可
能かつシートの送り方向とのなす角度を可変に設ける。
そして、現行オーダースリッタ刃群は、オーダー変更に
際して、シートの送り方向に対して傾斜しつつ現行オー
ダーの裁断位置から、当該現行オーダーの裁断位置と次
オーダーの裁断位置との中間位置までロード状態で移動
することにより、傾斜した裁断線を形成する。そして、
次オーダースリッタ刃群に属するスリッタ刃は、上記傾
斜した裁断線につながる位置においてロード状態とされ
た後、シートの送り方向に対して傾斜しつつ次オーダー
の裁断位置まで、当該ロード状態で移動することにより
傾斜した裁断線を形成し、さらに次オーダーの裁断位置
に到達後は、引き続き当該次オーダーの裁断線を形成す
る。
【0023】上記3方式のいずれにおいても、2つのス
リッタ刃群が連係することにより、オーダー変更を能率
よく行うことができ、また、所定の裁断線(例えばトリ
ミング片形成のための裁断線)を連続化することができ
る。ここで、上記方式1及び方式2を採用する場合、ス
リッタ刃をシートの送り方向とのなす角度を可変に設け
るのを、上記複数のスリッタ刃群のうち1群についての
みとする態様が可能である。この場合、当該スリッタ刃
群が現行オーダー側となる場合には方式1となり、同じ
く次オーダー側となる場合には方式2となるように、両
方式を交互に切り換えてオーダー変更を行うようにすれ
ばよい。
【0024】一方、本発明のスリッタは、シートの幅方
向に複数配置され、それぞれシートをその送り方向に裁
断するためのスリッタ刃の組が、シートの送り方向にお
いて1組のみ配置される構成とすることもできる。この
場合、それらスリッタ刃の少なくとも一部のものが、シ
ート幅方向に移動かつシートの送り方向に対する角度が
可変に構成され、オーダー変更に際しては、シートの送
り方向に対して傾斜しつつ現行オーダーの裁断位置から
次オーダーの裁断位置までロード状態で移動することに
より傾斜した裁断線を形成し、さらに当該次オーダーの
裁断位置に到達後は引き続き次オーダーの裁断線を形成
する。こうすれば、単一のスリッタ刃群のみでシートの
送りを停止することなく、裁断のオーダー変更を実施す
ることができる。
【0025】次に、スリッタ刃は、シートの幅方向に対
して所定の角度で傾斜しつつ、シートの幅方向におい
て、搬送される該シートからの反発力を軽減する向きに
移動しながら裁断線を形成するものとして構成すること
ができる。また、スリッタ刃は、シートの搬送方向下流
側において外向きとなるように傾斜して配置され、シー
トの幅方向において該シートの外側から内側へ向かう方
向に移動しながら裁断線を形成するものとすることがで
きる。また、これとは逆に、上記スリッタ刃は、シート
の搬送方向上流側において外向きとなるように傾斜して
配置され、シートの幅方向において該シートの内側から
外側へ向かう方向に移動しながら裁断線を形成するもの
とすることもできる。
【0026】すなわち、シートの幅方向に対して傾けた
状態でスリッタ刃を配置した場合、スリッタ刃はシート
の送り方向と交差した状態で裁断線形成のための裁断を
行うこととなる。この場合、上述のようにスリッタ刃を
シート幅方向に移動させながら裁断を行うことで、シー
トから受ける反発力を緩和することができ、スムーズな
裁断線形成が可能となる。この場合、シートの送り方向
とスリッタ刃とのなす角度をα、シートの送り速度をV
Lとした場合に、スリッタ刃のシートの幅方向への移動
速度VSが、ほぼtanα=VS/VLを満足するように
設定することで、シートからの反発力を極めて小さくす
ることができ、一層スムーズな裁断が可能となる。
【0027】次に、複数のスリッタ刃のうち、任意の又
は特定の2つのものについて、それらを互いに逆向きに
傾斜させた状態で、シートの幅方向において互いに接近
又は離間する方向に移動させることにより、該シートに
互いに逆向きに傾斜した裁断線をほぼ同時に形成するよ
うに構成することができる。こうすれば、裁断線形成に
伴いシートがスリッタ刃から反発力を受けた際に、スリ
ッタ刃の傾斜角度が互いに逆向きであることから、その
幅方向に沿う反発力の成分が互いに相殺し合う形とな
り、結果としてシートが蛇行する等の問題が生じにくく
なる。なお、このような効果を得るには、上記逆向きに
傾斜したスリッタ刃の間で、シートを切り始めてから切
り終わるまでの期間に少しでも重複部分が生じていれば
よい。従って、切断期間にそのような重複が生じていれ
ば、両スリッタ刃の切り始めのタイミングあるいは切り
終わりのタイミングは必ずしも一致していなくともよ
い。
【0028】スリッタ刃は、シートの幅方向に対する傾
斜角度を連続的又は段階的に変更可能に設けることがで
きる。これにより、シートに対する裁断線の形成角度
を、例えばシートの搬送速度や材質等に応じて自由に変
更することができるようになる。また、シート切断中に
スリッタ刃の傾斜角度を適宜変化させることで、やや複
雑な軌跡による裁断線形成も可能となる。例えばスリッ
タ刃は、シート面と交差する軸線周りにおいて回転可能
に設けることができ、該軸線周りにおける回転角度位置
に応じた傾斜角度により裁断線を形成するものとして構
成することができる。この場合、スリッタ刃の上記軸線
周りにおける回転は、モータ等の回転駆動手段により駆
動してもよいが、これを非駆動とすることもできる。
【0029】具体的にはスリッタ刃は、上記軸線周りに
おいて、予め定められた角度範囲での自由な回転が許容
された状態で設けることができ、シートに対し傾斜した
裁断線を形成する際に、該シートから受ける反発力の向
きに応じてその角度を変化させるようにすることができ
る。スリッタ刃がシートから受ける反発力の向きは、ス
リッタ刃のシートに対する相対移動速度の向きに応じて
変化するが、上述のように構成することで、スリッタ刃
はその反発力が小さくなる方向に自然に回転してこれを
軽減するので、スムーズな裁断線形成が可能となる。
【0030】スリッタ刃は、円板状の回転刃とすること
ができる。この場合、該回転刃は、シートとの間の摩擦
により自由回転させるようにしても、あるいはモータ等
の駆動手段により、その回転を積極駆動するようにして
もいずれでもよい。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面に示す実施例を参照して説明する。図1は、本発明の
一実施例としてのスリッタ1を概念的に示すものであ
る。すなわち、スリッタ1は、図中矢印の方向に搬送さ
れる段ボールシート(以下、単にシートという)DSの
流れ方向に沿って隣接配置された2台のスリッタユニッ
ト2,3を有する。各ユニット2,3はそれぞれシート
DSの幅方向に配列する複数のスリッタ刃20(スリッ
タ刃群)を備えており、交互に使用されるようになって
いる。図2(a)に示すように、各スリッタユニット2
又は3は、上下のスリッタ刃20,20によりシートD
Sを送り方向に挟み裁断する。ここで、各スリッタユニ
ット2,3の最外位置に位置する2組のスリッタ刃2
0,20により、段ボールシートDSの両側に所定幅の
トリミング片TMが形成される(図11等)。
【0032】また、本発明の適用上、各スリッタ刃2
0,20のシート幅方向の移動機構については同様の構
成であるので、代表的にスリッタユニット2について図
4にさらに詳しく示す。スリッタユニット2はシートD
SのパスラインPLを挟んで上下の関係で、相互に反対
方向に回転する円板状のスリッタ刃20,20を備え、
これらがスリッタ刃ユニット24の主体をなし、このス
リッタ刃ユニット24をシートDSの幅方向に複数組
(例えば5組)備えている(図5参照)。そして、各々
のスリッタ刃20,20の間にシートDSを供給するこ
とにより、そのシートDSは送り方向に沿って挟むよう
に切断される。また各スリッタ刃ユニット24のスリッ
タ刃20,20は、シートDSを切断するロード位置
と、そのシートDSから離間するアンロード位置との間
で移動可能に構成される。また各スリッタ刃ユニット2
4は、シート幅方向に相互に移動自在に配設されて、オ
ーダ変更による丁取り数や丁取り幅等の変更に応じて位
置決め調整されるようになっている。さらに、上下のス
リッタ刃20,20は、図1(b)に示すように、シー
ト面と直交する所定の軸線Oの周りで回転可能に設けら
れ、シートDSの送り方向Fに対しその角度αが可変と
されている。
【0033】図5においてスリッタユニット2のフレー
ム26,26の間には、シートDSのパスラインPLを
挟むように、上下方向に所定の間隔をおいて一対のビー
ム28,30が平行に掛け渡されている。そして図4に
示すように、上側のビーム28に、スリッタ刃20と同
じ数の移動部材36が1対のローラ34を介して摺動可
能に支持されている。また、図6に示すように、この移
動部材36に回転自在に設けたナット36aが、両フレ
ーム26,26間に架設・固定したネジ軸38に螺合し
ている。そして、各移動部材36に設けられた個別アク
チュエータとしての個々のサーボモータ40を駆動する
ことにより、そのモータ側のギヤ40aとナット36a
に形成されたギヤ36bとの噛み合いによりナット36
aが回転駆動され、これによって個々の移動部材36ひ
いては複数のスリッタ刃20がそれぞれ個別に水平方向
へ移動・位置決めされる。
【0034】また、図6に示すように、各スリッタ刃ユ
ニット24においては、シートDSのシート面にほぼ垂
直に配置される円板状のスリッタ刃20が、下部ケース
60から側方(シート幅方向)に突出する回転軸61に
より回転可能に支持されており、下部ケース60内に収
容されたモータ62により、ギア機構等の伝達機構63
を介して個別に回転駆動される。なお、図5のフレーム
26,26間にモータ等により回転駆動される共通駆動
軸を設け、この共通駆動軸の回転をクラッチ等を介して
スリッタ刃20に伝達することにより、各スリッタ刃2
0を上記モータ等の共通の駆動源により回転駆動するよ
うにしてもよい。
【0035】一方、下部ケース60は上部ケース64か
ら下向きに突出するとともに、該上部ケース64内にお
いて軸受部64aにより回転可能に支持された回転軸6
5の下端に結合されている。これにより、図1に示すよ
うにスリッタ刃20は、シートDSのシート面に対しほ
ぼ垂直な軸線Oの周りに自由な回転が可能とされてい
る。なお、上記軸線Oの位置は、シートDSの送り方向
において、スリッタ刃20の回転軸61よりも上流側又
は下流側(本実施例では上流側)に所定距離だけずれて
設定されている。これにより、スリッタ刃20がシート
DSから受ける反発力が、主に上記軸線Oから偏った位
置に作用するので、該スリッタ刃20を軸線Oの周りで
スムーズに回転させることができる。
【0036】ここで、スリッタ刃20の回転角度範囲
を、例えば図6(b)に示すように、回転軸65側に形
成されたストッパ部127を、上部ケース64側に形成
されたストッパ受部128に当接させることにより規定
することができる。本実施例では、回転軸65の一端が
筒状の軸受部64aの内側に挿入されており、ストッパ
部127は回転軸65の側面から突出して形成され、ま
た、回転軸65の回転に伴うそのストッパ部127の移
動軌跡に対応して軸受部64aの内面には円弧状の溝1
29が形成されている。そして、該溝129内を上記ス
トッパ部127が移動するとともに、その両端面が上記
ストッパ受部128とされ、ここにストッパ部127が
当接することで、該ストッパ受け部128を越えて回転
軸65が回転することが阻止されるようになっている。
【0037】次に、図6に示すように、上部ケース64
は移動部材36の下側に対し軸44を支点として、一定
角度範囲で回動可能に設けられている。上部ケース64
はシリンダ46のピストンロッド46aに連結され、こ
のピストンロッド46aの伸長により、図7に示すよう
に、上部ケース64ひいてはスリッタ刃20が、シート
DSを裁断するロード位置から上方に退避したアンロー
ド位置へ回動するようになっている。
【0038】図4に戻り、前述の下側のビーム30に
も、上側と同様の移動部材36が上下に対称となる構成
で設けられ、下側のスリッタ刃20についても、上側の
スリッタ刃20と同様にシリンダ46でロード位置から
下方のアンロード位置へ退避するようになっているが、
機能的には上側と同様の構成であるため対応する符号を
付して説明を省略する。なお、シートDSの両サイドの
裁断片であるトリミング片TMは、吸引ダクト50によ
り吸引・回収されるようになっている。
【0039】図8は、スリッタ1の制御系の電気的な構
成を表すブロック図である。すなわち、同図(a)に示
すようにスリッタ1は、I/Oポート131と、これに
接続されたCPU132、ROM133及びRAM13
4等からなる制御部130を備えており、そのROM1
33にスリッタ1の制御を司る制御プログラムが格納さ
れている。また、I/Oポート131には上位生産管理
装置180がつながれている。上位生産管理装置180
は裁断等を行うコルゲータラインの全体の生産を管理・
制御するもので、例えばスリッタの丁取り数・丁取り幅
等の生産オーダーのデータを格納しており、オーダー変
更の際はそのデータに基づく制御信号を対象となるスリ
ッタに転送する。
【0040】次に、I/Oポート131には、キーボー
ドやタッチパネル等の汎用操作ユニット181及びタイ
マー182が接続されるとともに、各スリッタユニット
2,3に対応したスリッタ刃群駆動ユニット142,1
43がつながれている。そして、それらスリッタ刃群駆
動ユニット142,143は、各スリッタ刃ユニット2
4に対応する個別駆動ユニット135をスリッタ刃ユニ
ット24の個数分だけ含んでいる。そして、各個別駆動
ユニット135は、図8(b)に示すように、I/Oポ
ート131に接続される下記の要素を含んで構成され
る。 サーボ駆動ユニット136:各スリッタ刃ユニット2
4の横移動用のモータ40が接続されてこれを駆動す
る。また、スリッタ刃20のシート幅方向における現在
の位置を知るパルスジェネレータ137が接続される。 シリンダ駆動ユニット140:スリッタ刃20をロー
ド及びアンロードするためのシリンダ46が接続されて
これを駆動する。
【0041】以下、スリッタ1の作動について、主にオ
ーダー変更の際の制御態様を中心に説明する。いま、図
1のスリッタユニット3が待機中で、スリッタユニット
2が裁断をしている状態で、図8の上位生産管理装置1
80からオーダー変更の信号が入力されたものと仮定す
る。このオーダー変更の信号は、現行のオーダーが終了
する所定量手前で出力され、図7(a)に示すように、
そのオーダー変更開始点Aの到来に伴い、スリッタユニ
ット2が同図(b)のようにアンロード位置へ上昇し、
代わってスリッタユニット3がロード位置へ下降する。
これとは逆に、スリッタユニット3が裁断中で、スリッ
タユニット2が待機中の状態からオーダー変更が行われ
る場合は、オーダー変更開始点Aの到来でスリッタユニ
ット2が下降、さらにスリッタユニット3が上昇という
ことになる。以下、前者の場合を例にとり、その制御の
流れを図9及び図10のフローチャートを用いて説明す
る。
【0042】まず図9のS1〜S3において、上位生産
管理装置180(図8)から、現行オーダー側のスリッ
タユニット(以下、ユニット(I)という。本実施例では
スリッタユニット2:図1)の各スリッタ刃20の位置
(C1〜C5:すなわち、現行オーダーの裁断位置)、同
じく次オーダー側のスリッタユニット(以下、ユニット
(II)という。本実施例ではスリッタユニット3:図1)
の各スリッタ刃20の位置(C1'〜C5':すなわち、次
オーダーの裁断位置)をオーダー変更の情報として受け
取る。また、シート送り速度VLは、図8に示すよう
に、シート送り装置のロールなど、シート送りと同期し
た速度で回転する回転部に接続されたパルスジェネレー
タ83により検出され、取り込まれる。ここで、オーダ
ー変更に直接必要となるのは、次オーダー側の各スリッ
タ刃20の位置C1'〜C5'であるが、これを丁取り数、
シート幅、フラップ幅、トリミング幅等の次オーダー情
報に基づいて演算するようにしてもよい。なお、本実施
例では、現行オーダーの丁取数が3、次オーダーの丁取
数が4であり、トリミング片TMの幅が次オーダー側で
狭くなる場合を想定している。
【0043】次いでS4において、次オーダー側の各ス
リッタ刃20の、シート幅方向における移動量を、現在
位置と次オーダー位置(C1'〜C5')との比較によりそ
れぞれ算出する。また、丁取数が変更される場合にはS
5において、ユニット(II)のスリッタ刃20のうち次オ
ーダーでアンロードとするもの(不使用のもの)を選定
する。次いで、S6において、オーダー変更のためのシ
ートDSの許容ロス長LLを受け取る。
【0044】図32に示すように、オーダー変更に伴い
トリミング片TMの幅が変更される場合は、現行オーダ
ーの裁断線K1と次オーダーの裁断線K2はそのままでは
不連続となる。そこで、図11及び図12に示す方式に
より(以下、方式1という)、それら裁断線K1及びK2
をつなぐための工程がオーダー変更時に実施される。な
お、図示のスリッタ刃20のうち、実線で表したものは
ロード状態、破線で表したものはアンロード状態を意味
する。さらに、裁断線については、現行オーダーのもの
を実線で、次オーダーのものを一点鎖線で表している。
【0045】すなわち、図11(a)に示すように、ユ
ニット(I)(2)のスリッタ刃20は、シートDSの流
れ方向とほぼ平行な状態で、現行オーダーによる裁断を
行っている。そして、オーダー変更位置Aが到来した場
合、同図(b)に示すように、ユニット(I)(2)のス
リッタ刃20は、すぐにはアンロード状態とせず、モー
タ40(図6等)によりシートの幅方向外側に移動させ
つつ裁断を継続する(図10、S12,S13:以下、
シート幅方向の移動を「横移動」ともいう)。これによ
り、図13に示すようにスリッタ刃20aは、シートD
Sの送り方向に対して外向きに傾斜した裁断線Kiを形
成する。
【0046】そして、図12(a)に示すように、スリ
ッタ刃20aが次オーダーの裁断位置に到達した段階
(位置B)で、スリッタ刃20の横移動を停止し(S1
4)、ユニット(I)をアンロード状態とする(S1
6)。一方、図12(b)に示すように、ユニット(II)
においてはすでに各スリッタ刃20の次オーダー位置へ
の位置決めが終了しており、次オーダーの裁断線K2が
上記傾斜した裁断線Kiにつながるタイミングでそれら
スリッタ刃20がロード状態とされ(S15)、次オー
ダーの裁断を開始する。これにより、現行オーダーと次
オーダーとの間で、その裁断線K1及びK2が傾斜した裁
断線Kiによりつながれ、トリミング片TMと残余のシ
ート本体部分との間に非分断部分が形成されることが回
避される。なお、傾斜した裁断線Kiを形成したスリッ
タ刃20が、アンロード後において所定の基準方向、例
えばシートDSの送り方向とほぼ平行な向きに復帰でき
るように、図6(b)に示すように、スリッタ刃20を
当該方向に付勢するばね等の付勢部材128aを、例え
ばストッパ部127とストッパ受け部128との間に設
けてもよい。
【0047】スリッタ刃20aは、シートの送り方向に
平行な状態からロード状態で傾斜させようとすると、シ
ートDSからの反発力を大きく受ける。そのため、その
反発力が打ち消される方向(上述の例では、シート幅方
向外側)にスリッタ刃20aを横移動させることが必要
となる。ここで、スリッタ刃20aの傾斜角度をαとし
たい場合、スリッタ刃20aの横送り速度VSは、 VS=VL・tanα‥‥‥(1) となるように設定する。すなわち図14に示すように、
スリッタ刃20aはシートDSに対し、前述の軸線O
(図6)の周りで回転することによりシートDSから受
ける反発力を緩和するとともに、上記(1)式を満たす角
度αで傾斜した裁断線Qを形成する。
【0048】この場合、角度αが増大するほど、シート
DSからの反発力が大きくなり、スリッタ刃20aの横
移動速度VSもそれに合わせて大きくしなければならな
いので、角度αは許容範囲内でなるべく小さくすること
が望ましい。ここで、オーダー変更時のシートDSの許
容ロス長がLLに設定されている場合、図15に示すよ
うに、そのロス長LLを一杯に使って傾斜した裁断線Ki
を形成すれば、角度αを可及的に小さく設定することが
できる。例えば、図10のフローチャートではS7にお
いて、上記角度αの条件で裁断がなされるように、横移
動速度VSの設定が行われている。すなわち、図15に
示すように、現行オーダーの裁断位置P1から次オーダ
ーの裁断位置P2に至るのに必要なスリッタ刃20の横
移動距離をdとすれば、横移動が許容される時間tはL
L/VLであるから、VSは、 Vs=d/t=VL・d/LL‥‥(2) として設定できる。
【0049】ここで、スリッタ刃20aの横送り速度V
Sが設定値に到達するまでには、一定の応答遅れが見込
まれるので、シートDSからの反発力が急激に大きくな
らないよう、図16に示すようにVSを0から次第に大
きくして設定値に到達させるように制御することが望ま
しい。このとき、VSを漸増させる区間の発生に伴い、
シートDSの許容ロス長VLを長く設定するか、あるい
はα及びVSの設定値を大きく設定する必要が生ずる場
合がある。
【0050】ここで、図17に示すように、両側のスリ
ッタ刃20aはその傾斜方向が互いに逆となり、シート
DSの幅方向において互いに接近する方向に横移動しな
がら裁断線Kiを同時に形成することとなる。これによ
り、シート両側で発生するスリッタ刃20aからのシー
ト幅方向の反発力が互いに相殺し合い、シートDSの蛇
行等が生じにくくなる。
【0051】現行オーダーと次オーダーとの間で裁断線
を連続させる方式としては、次のようなものも可能であ
る(以下、方式2という)。すなわち、図18(a)に
示すように、オーダー変更に際して、次オーダーを担当
するユニット(II)(3)の両端のスリッタ刃20aを、
現行オーダーの裁断線K1につながる位置に位置決め
し、他のスリッタ刃20を次オーダーの裁断位置に位置
決めする(以上、いずれもアンロード状態)。そして、
同図(b)に示すように、現行オーダーを担当するユニ
ット(I)(2)がアンロード状態となるのに代わって、
ユニット(II)(3)がロード状態となる。そのスリッタ
刃20aは現行オーダーの裁断線K1につながる位置に
おいてロード状態となり、さらに、シートDSの送り方
向に対して傾斜しつつ次オーダーの裁断位置まで当該ロ
ード状態で移動することにより傾斜した裁断線Kiを形
成する。そして図19に示すように、それらスリッタ刃
20aは、次オーダーの裁断位置に到達後は、その横送
りの停止に伴いシートDSの送り方向とほぼ平行な状態
に復帰して、引き続き当該次オーダーの裁断線K2を形
成する。なお、スリッタ刃20aを上記平行な状態に復
帰させる際には、図16に二点鎖線で示すように、その
横移動速度VSを漸減させることが、シートDSからの
反発力を減少させる上で望ましい。
【0052】ここで、2つのスリッタユニット2及び3
のうち、その一方についてのみスリッタ刃20の角度を
可変とし、他方のスリッタ刃20の角度を固定とする構
成が可能である。この場合、スリッタ刃20の角度が可
変とされたユニット側が現行オーダーとなる場合には、
前述の方式1によりオーダー変更を行い、同じく次オー
ダーとなる場合には上記方式2によりオーダー変更を行
うようにすれば、いずれの場合においても裁断線の連続
化を図ることができる。
【0053】また、上記実施例においてはスリッタ刃2
0は、軸線Oの周りにおいて自由回転が可能なものとし
て構成されていたが、これを図30に示すように、上部
ケース64内に設けられたモータ66により回転駆動す
ることで、その角度位置を変更可能に構成することもで
きる。この場合は、図8に示す制御系には、上記モータ
66が接続されてこれを駆動するためのサーボ駆動ユニ
ット138と、該サーボ駆動ユニット138に接続され
て上記スリッタ刃20の現在の角度位置を検知するパル
スジェネレータ139が設けられる。一方、シートDS
の幅方向における移動速度が比較的小さく、該シートD
Sから受ける反発力を一定以下に留めることができる場
合には、スリッタ刃20をシート送り方向に向けたま
ま、換言すればその角度位置を固定した状態でシートD
Sの幅方向に移動させることにより、傾斜した裁断線を
形成するようにすることも可能である。
【0054】一方、さらに別の例としては図20に示す
ように、オーダー変更に際して現行オーダー側のユニッ
ト(I)(2)の両端のスリッタ刃を、シートDSの送り
方向に対して傾斜しつつ現行オーダーの裁断位置から、
当該現行オーダーの裁断位置と次オーダーの裁断位置と
の中間位置までロード状態で移動することにより、傾斜
した裁断線Kiを形成した後アンロード状態とする。ま
た、次オーダー側のユニット(II)(3)の両端のスリッ
タ刃については、上記裁断線Kiにつながる位置におい
てロード状態とされた後、シートDSの送り方向に対し
て傾斜しつつ次オーダーの裁断位置まで当該ロード状態
で移動することにより別の傾斜した裁断線Kjを形成
し、さらに次オーダーの裁断位置に到達後は、その横送
りを停止することでシート送り方向とほぼ平行な状態に
戻り、引き続き当該次オーダーの裁断線K2を形成す
る。
【0055】また、図21(a)に示すように、トリミ
ング片を形成しないオーダーからトリミング片を形成す
るオーダーへの変更を行う場合は、次オーダー側のユニ
ット(II)(3)において、スリッタ刃20aを傾斜させ
つつ、シートDSに対し、その縁部から内側に切り込ま
せることにより傾斜した裁断線Kiを形成し、さらに所
定の裁断位置に到達後は、シートDSの送り方向と平行
な状態に移行して、引き続きトリミング片TMを形成す
るための裁断線K2を形成するようにすれば、トリミン
グ片TMと残余のシート本体部との非分断状態を解消す
ることができる。一方、これとは逆に、トリミング片を
形成するオーダーからトリミング片を形成しないオーダ
ーへの変更を行う場合は、同図(b)に示すように、現
行オーダー側のユニット(I)(2)において、裁断線K1
を形成しているスリッタ刃20aを傾斜させつつ、シー
トDSの縁部から離脱させて傾斜した裁断線Kiを形成
することにより、上記非分断状態を同様に解消すること
ができる(なお、図21では、シートDSに対するスリ
ッタ刃20aの相対移動の軌跡を示している)。
【0056】なお、以上説明した実施例では、トリミン
グ片TMの形成に係る両端のスリッタ刃20aについて
のみ、傾斜した裁断線Kiを形成するようになってい
た。しかしながら、中間に位置するスリッタ刃20につ
いてもロード状態で傾斜及び横移動させることで、図2
2に示すように、丁取片形成のための各裁断線K3(現
行オーダー側)及びK4(次オーダー側)を、傾斜した
裁断線Kiによりつなぐようにすることも可能である。
また、トリミング片TMの幅がオーダー変更に際して変
化しない場合には、図23に示すように、傾斜した裁断
線Kiの形成は丁取片形成のための裁断線についてのみ
行うようする。そして、トリミング片TMの幅が常に一
定に保持される場合には、両端のスリッタ刃20aの角
度を固定として、その角度変更機構(回転軸65、ある
いはモータ66等)を省略することができる。また、こ
れとは逆に、オーダー変更時の裁断線の連続化を、トリ
ミング片TMの形成に係るものに限定する場合には、中
間のスリッタ刃20について上記角度変更機構を省略す
ることができる。
【0057】次に、図24に示すように、本発明のスリ
ッタ1は、上述したものと同様の構成のスリッタユニッ
ト(スリッタ刃の組)を1台のみ含む構成とすることも
できる。図25及び図26は、その作動を説明する図で
ある。まず、図25(a)に示すように、スリッタユニ
ット2が現行オーダーにおいて、裁断線K1及びK3の形
成により、両側にトリミング片TMが生ずる3丁取オー
ダーで裁断を行っているとする(中央のスリッタ刃はア
ンロード状態である)。このとき、各スリッタ刃20
は、シートDSの送り方向とほぼ平行な状態に保持され
ている。そして、オーダー変更により4丁取裁断に移行
する場合、同図(b)に示すように、中央のスリッタ刃
20がロード状態に移行するとともに、各スリッタ刃2
0はそれぞれロード状態で横移動して、傾斜した裁断線
Kiを形成しながら次オーダーの裁断位置まで移動す
る。そして、図26(a)に示すように、次オーダーの
裁断位置に到達後は、シートDSの送り方向とほぼ平行
な状態に復帰し、引き続き裁断線K2及びK4の形成によ
り、前オーダーよりは狭幅のトリミング片TMが生ずる
4丁取オーダーで裁断を行うこととなる。これにより、
単一のスリッタユニット2のみでシートDSの送りを停
止することなく、裁断のオーダー変更を実施することが
できる。
【0058】なお、上記実施例においては、シートDS
を上下に挟む2枚のスリッタ刃20により裁断線の形成
を行うようにしていたが、図27(a)〜(c)に示す
ような1枚刃方式のスリッタ刃90を用いてもよい。1
枚刃は例えば厚さ2mm以下の薄いもので、シート送り速
度(ライン速度)と同じ方向にその2〜4倍程度の速度
で回転して、シート裁断を行う。このようなスリッタ刃
90を各種態様のスリッタ刃受け手段、例えば(a)に
示すようなブラシ93で受けてもよいし、(b)のよう
なプラスチック等で構成された複数の刃ガイド部として
の受け円板94で受けてもよい。また、図27(c)の
ようにスリッタ刃90を、通常はばね95で接近方向に
付勢されている2枚の受けディスク96間に入り込ませ
る構造としてもよい。
【0059】また、図28に示すように、受け円板94
を各々同径に形成するとともに、スペーサ98の介挿に
より隣接するもの同士の間に所定の間隙99が生ずるよ
うに、ホルダ100により回転可能に保持することがで
きる。このホルダ100は、軸受部100bにより自由
回転可能に支持された軸100aの一端に結合されてい
る。図29(a)は、その詳細構成の一例を示すもので
ある。すなわち、ホルダ100には支持軸101が設け
られ、その支持軸101上には、その軸方向に所定間隔
で離間して1対のローラ102,102が互いに対向し
て配置されている。そして、それらローラ102,10
2の間において支持軸101には、上記複数の受け円板
94が外装されるとともにローラ102,102により
挟持され、それによって受け円板94が支持軸101と
一体的に回転するようになっている。また、隣接する各
受け円板94,94の間には、その受け円板94よりも
小径のスペーサ98が介挿されて、隣接する受け円板9
4,94の間にスリッタ刃90の厚さよりも若干小さい
隙間99が形成されている。
【0060】そして、図29(b)に示すように、スリ
ッタ刃90は、両側の受け円板94を外向きに弾性変形
させつつ間隙99に進入して、シートの裁断を行うこと
となる。この場合、図28に示すように、受け円盤94
は、例えばそれらの間に進入したスリッタ刃90がシー
トDSの幅方向に移動して回転軸65の周りで回転する
と、ホルダ100も受け円板94と一体的に軸100a
の周りにこれと連動して回転することとなる。なお、受
け円板94を、支持軸101に接続されたモータ等の駆
動手段により、例えばスリッタ刃90とほぼ同じ回転速
度で積極的に回転駆動するようにしてもよい。
【0061】上記実施例においては、スリッタ単独機に
ついて説明したが、図3に示すように、スコアラを直列
に併設したスリッタ・スコアラ装置201として構成す
ることもできる。この場合、各スリッタユニット2、3
は、スリッタ・スコアラユニット(以下、スリスコユニ
ットと略称する)202、203として構成される。各
スリスコユニットは、スコアラユニット152ないし1
53とスリッタユニット2ないし3とがシート送り方向
に直列に隣接・配置されたもので、これが一まとまりの
ユニットとなる。スコアラユニット152及び153
は、図2(b)に示すように、それぞれスコアラ円盤2
10,210によりシートDSに送り方向に沿った(送
り方向と平行な)折目を付けるものとされ、また、図5
等に示すスリッタユニット2と同様の移動機構を有し、
オーダー変更に際しては、その折り目形成位置を個別に
変更できるように構成されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例としてのスリッタの平面模式
図。
【図2】スリッタユニット及びスコアラユニットの主要
部を示す図。
【図3】2連式構造のスリッタスコアラ(スリスコ)を
概念的に示す図。
【図4】図1のスリッタ刃ユニットの部分を取り出して
示す正面図。
【図5】その側面図。
【図6】スリッタ刃を位置決め・移動するアクチュエー
タの一例を示す正面図、及びその角度変更機構の作用を
示す平面模式図。
【図7】オーダー変更時の2台のスリッタユニットの作
動を模式的に示す正面図。
【図8】図1のスリッタの制御系の一例を示すブロック
図。
【図9】その処理の流れを示すフローチャート。
【図10】図9に続くフローチャート。
【図11】2台のスリッタユニットを用いたオーダー変
更の、第一の方式の工程説明図。
【図12】図11に続く工程説明図。
【図13】傾斜した裁断線の形成過程を示す説明図。
【図14】シート送り速度、スリッタ刃の横移動速度及
びスリッタ刃の傾斜角度の関係を説明する図。
【図15】オーダー変更に伴うシートの許容ロス長とス
リッタ刃の傾斜角度との関係を説明する図。
【図16】シート送り方向に対して平行な裁断線を形成
する状態と、同じく傾斜した裁断線を形成する状態との
間で移行する場合の、スリッタ刃の傾斜角度及び横移動
速度の推移を説明する図。
【図17】シートの両側に、互いに逆向きに傾斜した裁
断線が形成される様子を説明する図。
【図18】2台のスリッタユニットを用いたオーダー変
更の、第二の方式の工程説明図。
【図19】図18に続く工程説明図。
【図20】2台のスリッタユニットを用いたオーダー変
更の、第三の方式の工程説明図。
【図21】トリミング片が生ずるオーダーと、同じく生
じないオーダーとの間でオーダー変更を行う場合の説明
図。
【図22】オーダー変更の第一の方式の変形例の工程説
明図。
【図23】同じく別の変形例の工程説明図。
【図24】スリッタユニットを1台のみ含むスリッタの
概念図。
【図25】それを用いたオーダー変更の一例を示す工程
説明図。
【図26】図25に続く工程説明図。
【図27】1枚刃構成のスリッタ刃を有するスリッタ装
置のいくつかの例を示す模式図。
【図28】同じく別の例を示す模式図。
【図29】図28の刃ガイド部の詳細構造を示す部分断
面図及びその作用説明図。
【図30】シート面とほぼ直角な軸線周りにおいて、ス
リッタ刃を回転駆動するモータを設けたスリッタの例を
示す側面部分断面図。
【図31】スリッタ装置によりトリミング片が形成され
る様子を示す斜視図。
【図32】トリミング片の幅変更に伴い、非分断部分が
形成される様子を示す説明図。
【符号の説明】
1 スリッタ 2,3 スリッタユニット(スリッタ刃群) 20 スリッタ刃 94 受け円板(スリッタ刃受け手段、刃ガイド部) DS 段ボールシート Ki 傾斜した裁断線 201 スリッタ・スコアラユニット

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長手方向に搬送されるシートの一方のシ
    ート面側に設けられ、前記シートの幅方向に移動可能か
    つ前記シートの送り方向とのなす角度が可変とされた円
    板状の第一のスリッタ刃と、 前記シートを挟んで前記第一のスリッタ刃と反対側に配
    置され、前記第一のスリッタ刃と連動して、前記シート
    の幅方向に移動可能かつ前記シートの送り方向とのなす
    角度が可変とされた円板状の第二のスリッタ刃とを備
    え、 それら第一及び第二のスリッタ刃の間で前記シートをそ
    の送り方向に裁断するとともに、該第一及び第二のスリ
    ッタ刃を、前記シートの送り方向に対して所定の角度で
    傾斜した状態で、該シートの幅方向に互いに連動して移
    動させることにより、当該シートにその送り方向に対し
    て傾斜した裁断線を形成できるようにしたことを特徴と
    するスリッタ。
  2. 【請求項2】 長手方向に搬送されるシートの一方のシ
    ート面側に設けられ、前記シートの幅方向に移動可能か
    つ前記シートの送り方向とのなす角度が可変とされた円
    板状のスリッタ刃と、 そのスリッタ刃に対応する位置において、前記シートを
    挟んでこれと反対側に設けられ、かつ該スリッタ刃と連
    動して前記シートの送り方向とのなす角度が可変とされ
    たスリッタ刃受け手段とを備え、 前記スリッタ刃の刃先部を前記スリッタ刃受け手段で受
    けることにより、前記シートを該スリッタ刃によりその
    長手方向に切断するとともに、該スリッタ刃とスリッタ
    刃受け手段とを、前記シートの送り方向に対して所定の
    角度で傾斜した状態で、該シートの幅方向に互いに連動
    して移動させることにより、当該シートにその送り方向
    に対して傾斜した裁断線を形成できるようにしたことを
    特徴とするスリッタ。
  3. 【請求項3】 前記スリッタ刃受け手段は、前記シート
    の他方のシート面側において、該シートの搬送方向と交
    差する向きに互いに隣接して配列し、その配列方向に沿
    って各々弾性変位可能に設けられるとともに、前記スリ
    ッタ刃と連動して、前記シートの幅方向に互いに一体的
    に移動可能かつ前記シートの送り方向とのなす角度を互
    いに一体的に変更可能とされた複数の刃ガイド部を含ん
    で構成され、 それら刃ガイド部の間に前記スリッタ刃の刃先が進入す
    ることにより、前記シートを該スリッタ刃によりその長
    手方向に裁断するようにした請求項2記載のスリッタ。
  4. 【請求項4】 前記シートの幅方向において、前記スリ
    ッタ刃の位置を変更することにより、当該シートの裁断
    のオーダー変更が可能とされており、 前記スリッタ刃は、現行オーダーの裁断位置から見て次
    オーダーの裁断位置へ近づく方向において、前記シート
    の送り方向に対して傾斜しつつ該シートの幅方向にロー
    ド状態で移動することにより、前記現行オーダーの裁断
    線と次オーダーの裁断線とを互いにつなぐための傾斜し
    た裁断線を形成するようになっている請求項1ないし3
    のいずれかに記載のスリッタ。
  5. 【請求項5】 前記シートをその送り方向に裁断するた
    めのスリッタ刃が、該シートの幅方向に複数配置され、 それら複数のスリッタ刃の少なくとも一部のものが、前
    記シートの幅方向に移動可能かつ前記シートの送り方向
    とのなす角度が可変に設けられており、その角度が可変
    に設けられたスリッタ刃は、互いに独立した駆動手段に
    より回転駆動される回転刃とされている請求項1ないし
    4のいずれかに記載のスリッタ。
  6. 【請求項6】 該シートの幅方向に複数配置され、それ
    ぞれ前記シートをその送り方向に裁断するためのスリッ
    タ刃の組が、前記シートの送り方向において複数組配置
    され、その複数組のスリッタ刃の任意の組のものがロー
    ド状態で現行オーダーの裁断をしている間に、他の組の
    スリッタ刃がアンロード状態で次オーダーのために待機
    し、前記オーダー変更の指令があると、現行オーダーの
    裁断をしていた前記任意の組のスリッタ刃(以下、現行
    オーダースリッタ刃群という)がロード状態からアンロ
    ード状態へ移行するのに代わって、前記他の組のスリッ
    タ刃(以下、次オーダースリッタ刃群という)がアンロ
    ード状態からロード状態へ移行して、前記次オーダーの
    裁断を行うようになっており、 前記現行オーダースリッタ刃群と次オーダースリッタ刃
    群との少なくとも一方において、該スリッタ刃群を構成
    する複数のスリッタ刃の少なくとも一部のものが、前記
    シートの送り方向と交差する向きに移動可能に設けられ
    ており、それによって該スリッタ刃により当該シートに
    その送り方向に対して傾斜した裁断線を形成できるよう
    にしたことを特徴とするスリッタ。
  7. 【請求項7】 前記複数のスリッタ刃のうち、その最も
    外側に位置する2つのものの少なくとも一方は、前記シ
    ートの幅方向において対応する側に帯状のトリミング片
    を形成するものとされ、かつ前記シートの幅方向に移動
    可能に設けられるとともに、 前記オーダー変更に際してそのトリミング片の幅が変更
    される場合に、該トリミング片を形成するための前記ス
    リッタ刃は、現行オーダーの裁断位置から見て次オーダ
    ーの裁断位置へ近づく方向において、前記シートの送り
    方向に対して傾斜しつつロード状態で移動することによ
    り、前記現行オーダーの裁断線と次オーダーの裁断線と
    を互いに接続するための前記傾斜した裁断線を形成する
    ようになっている請求項6記載のスリッタ。
  8. 【請求項8】 前記シートの幅方向に移動可能に設けら
    れたスリッタ刃は、前記シートの送り方向とのなす角度
    が可変に設けられている請求項6又は7に記載のスリッ
    タ。
  9. 【請求項9】 前記現行オーダースリッタ刃群に属する
    スリッタ刃の少なくとも一部のものが、前記シートの幅
    方向に移動可能かつ前記シートの送り方向とのなす角度
    が可変に設けられ、それらスリッタ刃は、前記オーダー
    変更に際して、前記シートの送り方向に対して傾斜しつ
    つ前記現行オーダーの裁断位置から前記次オーダーの裁
    断位置へロード状態で移動することにより、前記傾斜し
    た裁断線を形成するとともに、 前記次オーダースリッタ刃群に属するスリッタ刃は、前
    記傾斜した裁断線につながる位置においてロード状態と
    された後、前記次オーダーの裁断を開始するものである
    請求項6ないし8のいずれかに記載のスリッタ。
  10. 【請求項10】 前記次オーダースリッタ刃群に属する
    スリッタ刃の少なくとも一部のものが、前記シートの幅
    方向に移動可能かつ前記シートの送り方向とのなす角度
    が可変に設けられ、それらスリッタ刃は、前記オーダー
    変更に際して、前記現行オーダーの裁断線につながる位
    置にアンロード状態で位置決めされた後、前記現行オー
    ダースリッタ刃群がアンロード状態へ移行するのに代わ
    ってロード状態とされ、次いで前記シートの送り方向に
    対して傾斜しつつ前記次オーダーの裁断位置まで、当該
    ロード状態で移動することにより前記傾斜した裁断線を
    形成し、さらに前記次オーダーの裁断位置に到達後は、
    引き続き当該次オーダーの裁断線を形成するものである
    請求項6ないし8のいずれかに記載のスリッタ。
  11. 【請求項11】 該シートの幅方向に複数配置され、そ
    れぞれ前記シートをその送り方向に裁断するためのスリ
    ッタ刃の組が、前記シートの送り方向において1組のみ
    配置され、それらスリッタ刃の少なくとも一部のもの
    が、前記シートの幅方向に移動可能かつ該シートの送り
    方向に対する角度が可変に構成され、前記オーダー変更
    に際しては、前記シートの送り方向に対して傾斜しつつ
    前記現行オーダーの裁断位置から前記次オーダーの裁断
    位置までロード状態で移動することにより前記傾斜した
    裁断線を形成し、さらに当該次オーダーの裁断位置に到
    達後は引き続き前記次オーダーの裁断線を形成するよう
    になっている請求項4又は5に記載のスリッタ。
  12. 【請求項12】 前記シートの幅方向に移動可能に設け
    られたスリッタ刃は、前記シートの幅方向に対して所定
    の角度で傾斜しつつ、前記シートの幅方向において、搬
    送される該シートからの反発力を軽減する速度で移動し
    ながら前記傾斜した裁断線を形成するものとされている
    請求項1〜5及び8〜11のいずれかに記載のスリッ
    タ。
  13. 【請求項13】 前記シートの送り方向と前記スリッタ
    刃とのなす角度をα、前記シートの送り速度をVLとし
    た場合に、前記スリッタ刃の前記シートの幅方向への移
    動速度VSが、ほぼtanα=VS/VLを満足するよう
    に設定される請求項12記載のスリッタ。
  14. 【請求項14】 前記複数のスリッタ刃のうち、任意の
    又は特定の2つのものが、互いに逆向きに傾斜した状態
    で前記シートの幅方向において互いに接近又は離間する
    方向に移動しながら、互いに逆向きに傾斜した裁断線を
    前記シートに対しほぼ同時に形成するようになっている
    請求項5ないし13のいずれかに記載のスリッタ。
  15. 【請求項15】 前記シートの幅方向に移動可能に設け
    られたスリッタ刃は、前記シート面と交差する軸線周り
    において回転可能に設けられており、該軸線周りにおけ
    る回転角度位置に応じた角度により前記傾斜した裁断線
    を形成するものである請求項1〜5及び8〜14のいず
    れかに記載のスリッタ。
  16. 【請求項16】 前記スリッタ刃は、前記軸線周りにお
    いて、予め定められた角度範囲での自由な回転が許容さ
    れた状態で設けられており、前記シートに対し前記傾斜
    した裁断線を形成する際に、該シートから受ける反発力
    の向きに応じてその角度を変化させるようになっている
    請求項15記載のスリッタ。
  17. 【請求項17】 前記スリッタ刃は、円板状の回転刃と
    されている請求項6ないし16のいずれかに記載のスリ
    ッタ。
JP8267786A 1996-09-17 1996-09-17 スリッタ Pending JPH1086093A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8267786A JPH1086093A (ja) 1996-09-17 1996-09-17 スリッタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8267786A JPH1086093A (ja) 1996-09-17 1996-09-17 スリッタ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1086093A true JPH1086093A (ja) 1998-04-07

Family

ID=17449576

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8267786A Pending JPH1086093A (ja) 1996-09-17 1996-09-17 スリッタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1086093A (ja)

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003528742A (ja) * 2000-03-28 2003-09-30 フアビオ・ペリニ・ソシエタ・ペル・アチオーニ 切断区域から分離された刃のための研磨区域を有するウェブ状材料の小製品のための多重切断機
EP1452283A1 (en) * 2003-02-28 2004-09-01 Kabushiki Kaisha Isowa Method for changing orders in a slitter providing a continuous trim
JP2009028860A (ja) * 2007-07-27 2009-02-12 Fuji Xerox Co Ltd 記録材切断装置及びこれを用いた記録材切断処理装置
ITBO20100095A1 (it) * 2010-02-22 2011-08-23 L C R Macchine Automatiche S R L Macchina per la lavorazione di materiale in lastre o fogli.
JP2012051077A (ja) * 2010-09-01 2012-03-15 Hirata Corp 切断装置及び切断方法
JP2017114012A (ja) * 2015-12-24 2017-06-29 三菱重工印刷紙工機械株式会社 スロッタ装置及びスロッタの位置決め方法、製函機、段ボールシート
JP2018138349A (ja) * 2017-02-24 2018-09-06 三菱重工機械システム株式会社 段ボールウェブ裁断装置及び段ボール製造装置
DE102017215712A1 (de) * 2017-09-06 2019-03-07 Bhs Corrugated Maschinen- Und Anlagenbau Gmbh Verbindungsschnittanordnung
US10350778B2 (en) 2015-06-12 2019-07-16 Kabushiki Kaisha Isowa Slitter and slitter control program
EP3887104A4 (en) * 2018-11-30 2022-08-24 Packsize LLC ADJUSTABLE CUTTING AND FOLDING HEADS FOR CREATING ANGLED CUTS AND FOLDING
JP2022164159A (ja) * 2021-04-16 2022-10-27 太陽シールパック株式会社 ファイバードラム解体装置

Cited By (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003528742A (ja) * 2000-03-28 2003-09-30 フアビオ・ペリニ・ソシエタ・ペル・アチオーニ 切断区域から分離された刃のための研磨区域を有するウェブ状材料の小製品のための多重切断機
EP1452283A1 (en) * 2003-02-28 2004-09-01 Kabushiki Kaisha Isowa Method for changing orders in a slitter providing a continuous trim
JP2004276231A (ja) * 2003-02-28 2004-10-07 Isowa Corp 連続シートの切断方法
CN100450764C (zh) * 2003-02-28 2009-01-14 株式会社矶轮 连续板材的切断方法
JP2009028860A (ja) * 2007-07-27 2009-02-12 Fuji Xerox Co Ltd 記録材切断装置及びこれを用いた記録材切断処理装置
ITBO20100095A1 (it) * 2010-02-22 2011-08-23 L C R Macchine Automatiche S R L Macchina per la lavorazione di materiale in lastre o fogli.
JP2012051077A (ja) * 2010-09-01 2012-03-15 Hirata Corp 切断装置及び切断方法
US10350778B2 (en) 2015-06-12 2019-07-16 Kabushiki Kaisha Isowa Slitter and slitter control program
WO2017110211A1 (ja) * 2015-12-24 2017-06-29 三菱重工印刷紙工機械株式会社 スロッタ装置及びスロッタの位置決め方法、製函機、段ボールシート
CN108430753A (zh) * 2015-12-24 2018-08-21 三菱重工机械系统株式会社 开槽装置及开槽机定位方法、制盒机、瓦楞纸板
JP2017114012A (ja) * 2015-12-24 2017-06-29 三菱重工印刷紙工機械株式会社 スロッタ装置及びスロッタの位置決め方法、製函機、段ボールシート
JP2018138349A (ja) * 2017-02-24 2018-09-06 三菱重工機械システム株式会社 段ボールウェブ裁断装置及び段ボール製造装置
DE102017215712A1 (de) * 2017-09-06 2019-03-07 Bhs Corrugated Maschinen- Und Anlagenbau Gmbh Verbindungsschnittanordnung
CN109454688A (zh) * 2017-09-06 2019-03-12 Bhs波纹机械和设备制造有限公司 连接切口组件和瓦楞板设施
EP3453501A1 (de) * 2017-09-06 2019-03-13 BHS Corrugated Maschinen-und Anlagenbau GmbH Verbindungsschnittanordnung
JP2019042922A (ja) * 2017-09-06 2019-03-22 ベーハーエス コルゲーテッド マシーネン−ウント アンラーゲンバウ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 接続切断アセンブリ
US10843359B2 (en) 2017-09-06 2020-11-24 Bhs Corrugated Maschinen- Und Anlagenbau Gmbh Connecting cut assembly
EP3887104A4 (en) * 2018-11-30 2022-08-24 Packsize LLC ADJUSTABLE CUTTING AND FOLDING HEADS FOR CREATING ANGLED CUTS AND FOLDING
US11524474B2 (en) 2018-11-30 2022-12-13 Packsize Llc Adjustable cutting and creasing heads for creating angled cuts and creases
JP2022164159A (ja) * 2021-04-16 2022-10-27 太陽シールパック株式会社 ファイバードラム解体装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3581189B2 (ja) スリッタのシート受け装置
JPH1086093A (ja) スリッタ
JP3717167B2 (ja) スリッタスコアラの制御方法
US5152205A (en) Rotary shear
EP1031401B1 (en) Apparatus for the transverse cutting of weblike material
JP5871711B2 (ja) トウを含む複数の繊維を有するウエブ部材の切断装置、及び切断方法
EP0534177A1 (en) Rotary shear
JPH06210772A (ja) コルゲートマシンのオーダーチェンジシステム
EP0896864A2 (en) Device and method for the slitting of a web and slitter/scorer machine incorporating said device
US4559855A (en) Plural mode copy sheet output slitter
CN100450764C (zh) 连续板材的切断方法
JP5835901B2 (ja) コルゲートマシンにおけるトリム処理方法,コルゲートマシン及びエッジカット装置
CN1078180A (zh) 螺旋绕制金属管材的切割设备
JP2002036171A (ja) コルゲータのトリミング装置及びトリミング方法
EP0500161A2 (en) Sheet cutting station for rotary cut wood veneer
JP3563111B2 (ja) 段ボール連続シートの切断方法
JP3789989B2 (ja) トリムカッター
CN112570795A (zh) 一种快换圆盘剪装置
KR20250043502A (ko) 공급되는 연속 웨브로부터 에너지 셀용 세그먼트를 커팅하기 위한 커팅 장치
JP3540742B2 (ja) 段ボールシート処理装置及び段ボールシート処理方法
JPH10315351A (ja) トリムカッター
US20070144322A1 (en) Method and apparatus for cutting parabolic shaped segments on a corrugating machine
JP5457905B2 (ja) 段ボールシートの切断方法及び装置
JP3219466U (ja) ガラス板の切断線加工装置
JP3618165B2 (ja) 蛇行追従機能を有する帯状物加工装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20051114

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20051121

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060310