JPH1086097A - ウェブの耳回収処理装置 - Google Patents

ウェブの耳回収処理装置

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JPH1086097A
JPH1086097A JP24053796A JP24053796A JPH1086097A JP H1086097 A JPH1086097 A JP H1086097A JP 24053796 A JP24053796 A JP 24053796A JP 24053796 A JP24053796 A JP 24053796A JP H1086097 A JPH1086097 A JP H1086097A
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JP
Japan
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ear
web
slit
crusher
blower
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Application number
JP24053796A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiko Osada
靖彦 長田
Hiroshi Daito
洋 大東
Hiroya Endo
博也 遠藤
Takanori Endo
孝則 遠藤
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 良好な作業環境と、フイルム品質の向上と、
設備レイアウトの自由度の向上と、設備コストの低減を
可能にしたウェブの回収処理装置を提供する。 【解決手段】 広幅のウェブ2をスリット装置11で製
品の幅に合わせてスリットしてウェブの両端に発生した
耳5を、ニップ装置10でニップしながら補助スリット
装置12に送り、補助スリット装置12は耳5をさらに
細幅にする。細幅の耳5を第1風送管14を通して粉砕
機16に送り、細かく粉砕する。ニップ装置10で耳5
をニップしながら搬送しているので、粉砕機で粉砕中の
ばたつきや振動等の影響をスリット装置11は受けるこ
とがなく、安定したスリットが可能である。粉砕機で細
かく粉砕してできた耳屑5aを第2風送管17を通して
回収容器20に回収する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、写真フイルムなど
のプラスチック製シートや金属薄板などのウェブを所定
幅にスリットしたときに、ウェブの両側縁に発生する帯
状の耳を回収処理する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】写真フイルムや印画紙、さらには印刷用
の原稿に用いる金属薄板などのウェブを作成するには、
まず広幅の原反ロールを製造しておき、この原反ロール
から広幅のウェブを引き出しながらスリット装置に送
る。スリット装置は、搬送されてくる広幅のウェブを製
品の幅に合わせてスリットするが、このスリットの過程
で広幅のウェブの両側縁から帯状になった余分な耳が発
生する。この耳を処理するために、スリット装置には一
般に耳回収処理装置が併設されている。耳回収処理装置
は、上記のようにして発生する耳を粉砕機に送って細か
く粉砕する機能をもち、粉砕機まで耳を送る手法として
ロール搬送方式と風送搬送方式とがある。
【0003】ロール搬送方式の耳回収処理装置は、例え
ば図2に示すように、原反ロールをスリット装置でスリ
ットしてできた耳31を、多数の搬送ローラ32によっ
てテンションをかけながらウェブの搬送速度に合わせて
搬送する。耳31はこの搬送によりニップ装置33に送
りこまれ、ニップ装置33でニップされて粉砕機34に
送られる。粉砕機34は、そこに送りこまれた耳31を
粉々にして耳屑30にする。送風機36は、風送管37
を通して集塵用のサイクロン38に耳屑30を送り、サ
イクロン38はエアと耳屑30とを分離する。サイクロ
ン38の上部に設けた排気管38aからエアを排気す
る。耳屑30はサイクロン38の下部に設けた排出口3
8bから回収容器39に排出されて回収される。なお、
送風機36の吸入口のフィルターを符号35で示してい
る。
【0004】風送搬送方式の耳回収処理装置は、例えば
特公昭54−2688公報に記載されているように、ス
リット装置でスリットしてできた耳を、送風機によって
第1風送管を通して粉砕機に風送し、そこで粉砕機で粉
々にされた耳屑を、送風機によって第2風送管を通して
耳回収容器に風送するものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ロール搬送方式では、
人手によりニップ装置33の他に多数の搬送ローラ32
に耳31を通す作業が必要なので、稼働準備に時間がか
かる欠点があった。また搬送を安定して行うために耳幅
や耳厚に応じた張力制御が必要となるので、設備が複雑
でコスト高であり、切替え作業に時間がかかるといった
問題があった。
【0006】また、搬送ローラに耳31をかける作業の
減少をはかり、さらに搬送ローラの個数をなるべく少な
くしてコストを下げるために、スリット装置の近くに粉
砕機34を配置すると、粉砕機34や送風機36の騒音
・振動がスリット装置に伝わって、良好なスリットが不
能となる恐れがあった。また、スリット装置の近くに粉
砕機34を配置する構成をとるには、粉砕機34本体や
粉砕機投入口34aより伝わる騒音が作業環境騒音を悪
化させないために、粉砕機34本体を防音カバーで被う
のみならず、周辺機器や床・壁・天井等に吸音材を貼り
めぐらす等の複雑で大がかりな防音対策が必要となり、
前述した搬送ローラ個数削減によるコストダウンが、逆
にコストアップになりうるという問題があった。
【0007】他方、風送搬送方式では、耳を風送管を通
して粉砕機に風送するので搬送ローラに耳を通す作業は
不用であるが、最小幅の製品をスリットした場合に生じ
る最大幅の耳を風送した場合に風送管内で詰まる恐れが
あった。また一旦詰まりが発生すると、風送管を外して
詰まった耳を取り除くといった面倒な作業が必要とな
り、設備可動率を低下させる。また、最大幅の耳を風送
した場合の風送管内の詰まりを防止するために送風機や
風送管を大型化すると、耳詰まりは解決するものの送風
機や風送管の大型化により設備コストが増大してしま
う。
【0008】また、送風機や粉砕機による風送及び粉砕
によって発生する耳の張力変動、蛇行やばたつきによる
振動がスリット装置に伝わってウェブ幅変動を発生さ
せ、ウェブの品質に悪影響を与えてしまうといった問題
があった。
【0009】本発明は上述した従来技術のもつ欠点を解
決するためになされたもので、スリット装置の良好なス
リットを可能としてウェブの品質向上をはかり、設備環
境の自由度を向上させ、なおかつ設備コストを減少させ
るフイルムウェブの耳回収処理装置を提供することを目
的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のウェブの耳回収処理装置は、ウェブの両側
縁からスリットされた帯状の耳を送風管に通される前に
ニップするニップ装置とこのニップ装置と風送管との間
で帯状の耳ををさらに細幅にスリットする補助スリット
装置とを備えたものである。また、粉砕機に第2風送管
を接続し、細かく粉砕した耳屑を第2風送管を通して回
収容器まで送るようにしたものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、写真フイルムなどのプラス
チック製シートや金属薄板などのウェブを所定幅にスリ
ットしたときに、ウェブの両側縁に発生する帯状の耳を
回収処理する本発明のウェブの耳回収処理装置を図1を
用いて説明する。スリット装置11は各々2枚の刃11
aで構成されており、刃11aを互いに接触させてこれ
らのかみ合わせによりカットするシアーカットによっ
て、広幅の原反ロールから引き出されて矢線方向に送ら
れてきた広幅のウェブ2を製品の幅に合わせてスリット
する。補助スリット装置12もスリット装置11と同様
に2枚の刃12aによって構成されており、スリット装
置11のスリットの過程で広幅のウェブ2の両側縁から
発生した帯状になった余分な耳5に補助スリットを行っ
て耳5をさらに細幅にする。
【0012】ニップ装置10は、金属製のローラ10a
とゴム製のローラ10bとを一対にして構成されてお
り、耳5がローラ10a,10bでニップしながら第1
風送管14に設けた吸引口14aに向けて送り込まれ
る。
【0013】サイクロン15の円筒部には第1風送管1
4の一端が接続されており、吸引口14aに入り込んだ
耳5が第1風送管14を通して風送される。サイクロン
15の下部に設けた排出口15bは粉砕機16に接続さ
れている。サイクロン15は、その円筒部に切線方向か
らエアが入り込み、このエアによって排気管15aのま
わりにできた旋回流の遠心力を利用して耳5をエアから
分離する。分離した耳5は排出口15bから粉砕機16
に落下する。排気管15aからはエアが排気される。な
お、サイクロン19も同様の機能を備えている。
【0014】送風機18の吸引口から延ばされて2股に
別れた一方の管23はサイクロン15の上部に設けた排
気管15aに接続され、他方の管24は粉砕機16に接
続されており、管24の先端にフィルター21が設けら
れている。第2風送管17の一端は送風機18の排気口
に接続され、第2風送管17の他端はサイクロン19の
円筒部に接続されている。粉砕機16によって細かく粉
砕された耳屑5aは第2風送管17を通してサイクロン
19に送られる。サイクロン19でエアと耳屑5aとが
分離され、エアは排気管19aから排出され、耳屑5a
は排出口19bから回収容器20に落下して回収され
る。管23は、圧力調整弁とこれを開閉操作するレバー
13を備え、耳幅に応じて最適な送風圧に操作される。
【0015】なお、ニップ装置10を構成するローラ1
0a,10bは金属とゴムの組み合わせに限定されな
い。また、ニップ装置10は、耳5の風送や粉砕によっ
て発生する耳5の張力変動、蛇行、ばたつきをスリット
装置11側へ伝わるのを防止できるニップ力をもつもの
であれば、ローラ対によるものに限られない。
【0016】以下に、上記構成のウェブの耳回収処理装
置の作用を説明する。スリット装置11で製品の幅に合
わせてウェブ2をスリットしてウェブ2の両端に発生し
た耳5を、ニップ装置10でニップしながら補助スリッ
ト装置12に送り、補助スリット装置12は耳5を細幅
にスリットする。耳5を第1風送管14を通してサイク
ロン15に風送する。サイクロン15は耳5をエアから
分離して粉砕機16に送り、粉砕機16で細かく粉砕す
る。粉砕機16で細かく粉砕してできた耳屑5aは第2
風送管17を通してサイクロン19に送り、そこでエア
と耳屑5aを分離して耳屑5aを回収容器20に回収す
る。
【0017】なお、上記構成のウェブの耳回収処理装置
の運転準備は、送風機18と粉砕機16を運転開始後
に、補助スリット装置によるスリット後の耳5のカット
端を吸入口14aに入れるだけで済むので、大幅な時間
短縮が可能である。また、耳は補助スリット装置にスリ
ットされ細分化されるので、前述したような最大幅の耳
を処理する場合でも詰まりを発生することがない。した
かって、第1風送管14と第2風送管17に従来より細
い管を使用し、かつ送風機18を小型化してコストを下
げ、更に送風機18と粉砕機16をスリット装置11と
は別の部屋に密閉し配置することが可能な為、防音施行
も単純かつ容易にできる。
【0018】
【実施例】以下に、上記構成の本発明のウェブの耳回収
処理装置の具体的な実施例について説明する。耳回収処
理装置の運転条件は以下に示すとおりである。 1.フイルムウェブの材質 :PET 2.一次スリット加工後の耳幅:15〜200mm 3.二次スリット加工後の耳幅:最大60mm 4.耳厚 :50〜180μm 5.耳の風送速度 :最大200m/min
【0019】ロール搬送を用いた従来の耳回収処理装置
(従来型装置)と本発明のウェブの耳回収処理装置(本
発明装置)について、以下の項目について調べた結果を
表1に示し、検討する。
【0020】
【表1】
【0021】本発明装置だと、上述したように送風機や
粉砕機をスリット装置と分けて防音性のある部屋に配置
できるため、作業環境騒音が少なく、ロール搬送方式に
比べて作業環境が良好になる。また、ロール搬送方式だ
と通紙作業などで2人で15分かかるところを、本方式
だと1人で2分で完了するので準備時間が少なくて済
み、稼働率を高くできる。また本発明装置ではより細い
風送管や小型の送風機が使用可能で、しかも風送管の詰
まりも発生しないので、従来型装置の設備コストを10
0とした場合に本発明装置は65〜75で済み、設備コ
ストを安くできる。また細い風送管を用ても安定した搬
送が可能なことから、レイアウトの自由度が高く分散し
て送風機や粉砕機を配置することが可能である。したが
って、必要平面スペースをロール搬送方式を100とし
た場合、本方式では70〜80と少なくて済む。
【0022】次に、補助スリット装置がない場合(従来
の風送方式を用いた耳回収処理装置等)と、補助スリッ
ト装置がある場合(本発明装置)について、以下の条件
で風送管の耳詰まりの有無を調べ、その結果を表2に示
した。なお、ここでは耳厚が63〜100μmの耳を用
い、風量が50m3 /min、静圧が700mmAqの
送風機を使用し、管径が200A、長さ40mの第1風
送管と、管径が100A、長さ100mの第2風送管を
用いた。補助スリット装置は、スリット装置によるスリ
ット後の耳を二分割するものである。
【0023】
【表2】
【0024】上記結果を比較すると、補助スリット装置
がないものでは、耳幅が小さい場合は加工速度が多少速
くても耳詰まりは発生せず、耳幅が大きくても加工速度
が遅ければ耳詰まりは発生しないが、耳幅が広くなって
加工速度が早くなると耳詰まりが発生し、補助スリット
装置がある本発明装置では、大きな耳幅で加工速度が早
くても耳を補助スリットするので、耳詰まりが発生しな
い。
【0025】
【発明の効果】以上のように、本発明のウェブの耳回収
処理装置では、ウェブの両側縁からスリットされた帯状
の耳を送風管に通される前にニップするニップ装置とこ
のニップ装置と風送管との間で帯状の耳ををさらに細幅
にスリットする補助スリット装置とを備えるようにし
て、スリット装置によるスリット後の耳を補助スリット
装置でさらに細幅にスリットするようにしたので、耳が
風送管に詰まることがない。スリット装置によってスリ
ットされた耳が風送管に通される前にニップ装置でニッ
プされるので、耳の張力変動、蛇行等が軽減される。ま
た、より細い風送管の使用や送風機の小型化が可能とな
り、送風機や粉砕機のレイアウトの自由度が高まる。ま
た、送風機や粉砕機をスリット装置から分散してより確
実かつ容易に防音性を備えられる別の部屋に配置するこ
とが可能となるので、作業環境を良好にすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のウェブの耳回収処理装置の斜視図であ
る。
【図2】従来のウェブの耳回収処理装置の一例の概略図
である。
【符号の説明】
2 ウェブ 5 耳 10 ニップ装置 11 スリット装置 12 補助スリット装置 14 第1風送管 16 粉砕機 17 第2風送管 18 送風機 20 回収容器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 遠藤 孝則 静岡県富士宮市大中里200番地 富士写真 フイルム株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウェブを搬送しながら所定の幅にスリッ
    トするスリット装置に併設され、前記スリット装置によ
    ってウェブの両側縁に生じた帯状の耳を風送管を通して
    粉砕機に送って細かく粉砕して回収するウェブの耳回収
    処理装置において、 ウェブの両側縁からスリットされた帯状の耳を前記風送
    管に通される前にニップするニップ装置とこのニップ装
    置と風送管との間で帯状の耳ををさらに細幅にスリット
    する補助スリット装置とを備えたことを特徴とするウェ
    ブの耳回収処理装置。
  2. 【請求項2】 前記粉砕機に第2風送管を接続し、細か
    く粉砕した耳屑を第2風送管を通して回収容器まで送る
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載のウェブの耳
    回収処理装置。
JP24053796A 1996-09-11 1996-09-11 ウェブの耳回収処理装置 Pending JPH1086097A (ja)

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