JPH1086207A - フラットケーブル用フィルムの製造方法 - Google Patents
フラットケーブル用フィルムの製造方法Info
- Publication number
- JPH1086207A JPH1086207A JP8247808A JP24780896A JPH1086207A JP H1086207 A JPH1086207 A JP H1086207A JP 8247808 A JP8247808 A JP 8247808A JP 24780896 A JP24780896 A JP 24780896A JP H1086207 A JPH1086207 A JP H1086207A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flame
- film
- layer
- retardant
- flat cable
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Adhesive Tapes (AREA)
- Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
- Insulated Conductors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 外表面における難燃性の向上と製品の低価格
化を実現することができるフラットケーブル用フィルム
の製造方法を提供する。 【解決手段】 本発明によるフラットケーブル用フィル
ムの製造方法は、難燃性ポリブチレンテレフタレートか
らなる難燃性絶縁樹脂層を最外層とし、熱接着性樹脂層
を最内層とするように、共押出し法により各層を積層す
ることを特徴とするものである。
化を実現することができるフラットケーブル用フィルム
の製造方法を提供する。 【解決手段】 本発明によるフラットケーブル用フィル
ムの製造方法は、難燃性ポリブチレンテレフタレートか
らなる難燃性絶縁樹脂層を最外層とし、熱接着性樹脂層
を最内層とするように、共押出し法により各層を積層す
ることを特徴とするものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種の通信機、家
電製品、コンピュータ、自動車、住宅等の内部配線の被
覆に使用される、難燃性、耐薬品性の良好なフラットケ
ーブル用フィルムの製造方法に関するものである。
電製品、コンピュータ、自動車、住宅等の内部配線の被
覆に使用される、難燃性、耐薬品性の良好なフラットケ
ーブル用フィルムの製造方法に関するものである。
【0002】この明細書において、フラットケーブル用
フィルムの外層および内層については、同フィルムによ
ってケーブルを被覆した状態において外側に来る層を外
層といい、内側に来る層を内層ということとする。
フィルムの外層および内層については、同フィルムによ
ってケーブルを被覆した状態において外側に来る層を外
層といい、内側に来る層を内層ということとする。
【0003】
【従来の技術】従来、フラットケーブル用フィルムとし
ては、非難燃性の基材層に難燃性を付与した熱接着層を
積層した構成のものが一般的である。
ては、非難燃性の基材層に難燃性を付与した熱接着層を
積層した構成のものが一般的である。
【0004】上記フラットケーブル用フィルムを製造す
るには、プライマー処理を施した基材層にロールコータ
ーで難燃性接着剤を塗布し乾燥させる塗工法、基材層に
金型から難燃性接着層を直接押出して接着剤層を形成す
る押出しラミネート法、基材層に難燃性フィルムを接着
させるドライラミネート法等の方法が行われる。
るには、プライマー処理を施した基材層にロールコータ
ーで難燃性接着剤を塗布し乾燥させる塗工法、基材層に
金型から難燃性接着層を直接押出して接着剤層を形成す
る押出しラミネート法、基材層に難燃性フィルムを接着
させるドライラミネート法等の方法が行われる。
【0005】このようなフラットケーブル用フィルムと
して、より具体的には、ポリエステル基材層にプライマ
ーを塗工し、そのプライマー面に難燃性の飽和共重合ポ
リエステル接着層を塗工してなるもの(特開昭62−1
67383号公報参照)や、絶縁性基材層に難燃性ポリ
オレフィンをドライラミネートし、得られた積層フィル
ムの難燃性ポリオレフィン層に熱接着層をドライラミネ
ートしてなるもの(特開平07−262834号公報参
照)が知られている。その他、特開昭53−65986
号公報に記載のように、基材層に最外層となる難燃性塗
膜を形成したり難燃性プラスチックテープを接着してな
るフラットケーブル用フィルムも知られている。
して、より具体的には、ポリエステル基材層にプライマ
ーを塗工し、そのプライマー面に難燃性の飽和共重合ポ
リエステル接着層を塗工してなるもの(特開昭62−1
67383号公報参照)や、絶縁性基材層に難燃性ポリ
オレフィンをドライラミネートし、得られた積層フィル
ムの難燃性ポリオレフィン層に熱接着層をドライラミネ
ートしてなるもの(特開平07−262834号公報参
照)が知られている。その他、特開昭53−65986
号公報に記載のように、基材層に最外層となる難燃性塗
膜を形成したり難燃性プラスチックテープを接着してな
るフラットケーブル用フィルムも知られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のフラットケーブ
ル用フィルムでは、これによってケーブルを被覆する
と、難燃性接着層は最外層以外の層となることがあり、
この場合、被覆ケーブルの外表面は難燃性に欠け、外部
からの燃焼に対して不安があった。また、上述した塗工
法、押出しラミネート法、ドライラミネート法のいずれ
の場合も、予め製膜した二軸延伸ポリエチレンテレフタ
レートからなる基材層(これは機械的性質、電気的特性
に優れているが、剛性がありフレキシブル性はそれ程良
くない)にプライマーを塗工するため、製造工程が複雑
である上に接着剤の硬化のためのリードタイムが必要と
なり、コスト高を招く欠点があった。また、上述のよう
に、基材層に最外層となる難燃性塗膜を形成したり難燃
性プラスチックテープを接着する場合もあるが、このや
り方では難燃性は向上するが製造工程が複雑であり、こ
れもコスト高になることが避けられない。
ル用フィルムでは、これによってケーブルを被覆する
と、難燃性接着層は最外層以外の層となることがあり、
この場合、被覆ケーブルの外表面は難燃性に欠け、外部
からの燃焼に対して不安があった。また、上述した塗工
法、押出しラミネート法、ドライラミネート法のいずれ
の場合も、予め製膜した二軸延伸ポリエチレンテレフタ
レートからなる基材層(これは機械的性質、電気的特性
に優れているが、剛性がありフレキシブル性はそれ程良
くない)にプライマーを塗工するため、製造工程が複雑
である上に接着剤の硬化のためのリードタイムが必要と
なり、コスト高を招く欠点があった。また、上述のよう
に、基材層に最外層となる難燃性塗膜を形成したり難燃
性プラスチックテープを接着する場合もあるが、このや
り方では難燃性は向上するが製造工程が複雑であり、こ
れもコスト高になることが避けられない。
【0007】本発明は、上記の点に鑑み、外表面におけ
る難燃性の向上と製品の低価格化を実現することができ
るフラットケーブル用フィルムの製造方法を提供するこ
とを目的とする。
る難燃性の向上と製品の低価格化を実現することができ
るフラットケーブル用フィルムの製造方法を提供するこ
とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によるフラットケ
ーブル用フィルムの製造方法は、難燃性ポリブチレンテ
レフタレートからなる難燃性絶縁樹脂層を最外層とし、
熱接着性樹脂層を最内層とするように、共押出し法によ
り各層を積層することを特徴とするものである。
ーブル用フィルムの製造方法は、難燃性ポリブチレンテ
レフタレートからなる難燃性絶縁樹脂層を最外層とし、
熱接着性樹脂層を最内層とするように、共押出し法によ
り各層を積層することを特徴とするものである。
【0009】以下、本発明の内容を詳細に説明する。
【0010】本発明方法において、難燃性絶縁樹脂層の
材料としてポリブチレンテレフタレート(以下PBTと
略記する)を使用する理由は、この樹脂が高融点(22
8℃)を有し、耐溶剤性(特に耐ガソリン性)に優れ、
難燃剤処方に汎用されているからである。
材料としてポリブチレンテレフタレート(以下PBTと
略記する)を使用する理由は、この樹脂が高融点(22
8℃)を有し、耐溶剤性(特に耐ガソリン性)に優れ、
難燃剤処方に汎用されているからである。
【0011】本発明方法に使用される難燃性PBTは、
難燃性を有するPBTであれば特に限定されないが、例
えば、PBTに適当な難燃剤を添加して難燃性を付与し
たものが使用される。使用される難燃剤としては、例え
ばハロゲン系のテトラブロモキシレン、リン系のトリフ
ェニルホスファイト、無機系の三酸化アンチモン、酸化
アルミニウム、酸化マグネシウム、等が例示される。た
だし、ダイオキシン発生のおそれのあるデカブロモジフ
ェニルオキサイドは使用されない傾向にある。また、ハ
ロゲン系難燃剤と三酸化アンチモンを併用すると難燃効
果が増すので、この併用が特に好ましい。
難燃性を有するPBTであれば特に限定されないが、例
えば、PBTに適当な難燃剤を添加して難燃性を付与し
たものが使用される。使用される難燃剤としては、例え
ばハロゲン系のテトラブロモキシレン、リン系のトリフ
ェニルホスファイト、無機系の三酸化アンチモン、酸化
アルミニウム、酸化マグネシウム、等が例示される。た
だし、ダイオキシン発生のおそれのあるデカブロモジフ
ェニルオキサイドは使用されない傾向にある。また、ハ
ロゲン系難燃剤と三酸化アンチモンを併用すると難燃効
果が増すので、この併用が特に好ましい。
【0012】また、上記無機系難燃剤のようなノンハロ
ゲン系難燃剤も分散性、コスト等の問題は残るが本発明
方法に使用することができる。
ゲン系難燃剤も分散性、コスト等の問題は残るが本発明
方法に使用することができる。
【0013】難燃剤の添加量は、PBT100重量部に
対して好ましくは5〜200重量部、より好ましくは1
0〜50重量部である。この添加量が5重量部未満であ
ると難燃効果が低すぎ、200重量部を越えると、難燃
性は非常に良好であるが難燃剤の分散性が悪くなり、成
膜が困難となる。難燃性PBTからなる難燃性絶縁樹脂
層の厚みは、好ましくは25〜500μm、より好まし
くは50〜100μmである。この厚みが25μm未満
であると難燃効果の低下や、腰の弱さによる変形が起こ
り、500μmを越えると腰が強すぎてフレキシブル性
に欠ける恨みがある。
対して好ましくは5〜200重量部、より好ましくは1
0〜50重量部である。この添加量が5重量部未満であ
ると難燃効果が低すぎ、200重量部を越えると、難燃
性は非常に良好であるが難燃剤の分散性が悪くなり、成
膜が困難となる。難燃性PBTからなる難燃性絶縁樹脂
層の厚みは、好ましくは25〜500μm、より好まし
くは50〜100μmである。この厚みが25μm未満
であると難燃効果の低下や、腰の弱さによる変形が起こ
り、500μmを越えると腰が強すぎてフレキシブル性
に欠ける恨みがある。
【0014】本発明方法に使用できる熱接着性樹脂は、
ケーブルと熱接着させることができるものであり、マレ
イン酸変性ポリオレフィン、エチレン−アクリル酸共重
合体、ポリエステル系接着性樹脂等が例示される。
ケーブルと熱接着させることができるものであり、マレ
イン酸変性ポリオレフィン、エチレン−アクリル酸共重
合体、ポリエステル系接着性樹脂等が例示される。
【0015】熱接着性樹脂層の厚みは、ケーブルを覆う
ことのできる厚みであればよく、好ましくは50〜50
0μm、より好ましくは60〜100μmである。例え
ば、一般的なタイプの直径120μmのケーブルを覆う
ためには、熱接着性樹脂層の厚みは好ましくは65〜9
0μmである。
ことのできる厚みであればよく、好ましくは50〜50
0μm、より好ましくは60〜100μmである。例え
ば、一般的なタイプの直径120μmのケーブルを覆う
ためには、熱接着性樹脂層の厚みは好ましくは65〜9
0μmである。
【0016】この熱接着性樹脂層には、金属不活性剤に
よる熱接着性樹脂の劣化防止を施すのが一般的である。
また、金属不活性剤に酸化防止剤を併用することにより
劣化防止がより効果的なものとなる。使用される金属不
活性剤としては、ヒドラジン系(例えば、N,N' −ビ
ス[3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフ
ェニル)プロピオニル]ヒドラジン)、ベンゾトリアゾ
ール系が例示され、酸化防止剤としては、ヒンダードフ
ェノール系(例えばペンタエリスリチル−テトラキス
[3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェ
ニル)プロピオネート])が例示される。
よる熱接着性樹脂の劣化防止を施すのが一般的である。
また、金属不活性剤に酸化防止剤を併用することにより
劣化防止がより効果的なものとなる。使用される金属不
活性剤としては、ヒドラジン系(例えば、N,N' −ビ
ス[3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフ
ェニル)プロピオニル]ヒドラジン)、ベンゾトリアゾ
ール系が例示され、酸化防止剤としては、ヒンダードフ
ェノール系(例えばペンタエリスリチル−テトラキス
[3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェ
ニル)プロピオネート])が例示される。
【0017】本発明によるフラットケーブル用フィルム
の製造方法は、共押出し法であるため、2層以上の多層
構成の積層フィルムも製造可能である。例えば、難燃性
PBT層/接着層/熱接着性樹脂層のような3層構成を
一度に押出し成形することもできる。
の製造方法は、共押出し法であるため、2層以上の多層
構成の積層フィルムも製造可能である。例えば、難燃性
PBT層/接着層/熱接着性樹脂層のような3層構成を
一度に押出し成形することもできる。
【0018】共押出しに関しては、インフレーション
法、Tダイ法のいずれもが適用可能である。特に、Tダ
イ法では、表面粗面化による熱接着性樹脂層のブロッキ
ング防止等が容易になされる。
法、Tダイ法のいずれもが適用可能である。特に、Tダ
イ法では、表面粗面化による熱接着性樹脂層のブロッキ
ング防止等が容易になされる。
【0019】(作用)本発明によるフラットケーブル用
フィルムの製造方法では、難燃性ポリブチレンテレフタ
レートからなる難燃性絶縁樹脂層を最外層とするので、
被覆ケーブルの外表面における難燃性が頗る向上する。
フィルムの製造方法では、難燃性ポリブチレンテレフタ
レートからなる難燃性絶縁樹脂層を最外層とするので、
被覆ケーブルの外表面における難燃性が頗る向上する。
【0020】また、難燃性絶縁樹脂層は未延伸物である
ので、得られたフィルムのフレキシブル性が増す。
ので、得られたフィルムのフレキシブル性が増す。
【0021】また、共押出し法の採用によって、基材層
にプライマーを塗工しない簡単な工程による製造が可能
となり、そのため接着剤の硬化のためのリードタイムが
必要でなくなり、製品の低価格化が実現できる。
にプライマーを塗工しない簡単な工程による製造が可能
となり、そのため接着剤の硬化のためのリードタイムが
必要でなくなり、製品の低価格化が実現できる。
【0022】
【実施例】以下、本発明を実施例により説明する。
【0023】実施例1 フィードブロックTダイによる共押出し成膜により、最
外層をPBT100重量部(ポリプラスチックス社製
「ジュラネックス700FP」、235℃MFR:5)
に難燃剤としてポリリン酸アンモニウムを40重量部、
難燃助剤として二酸化珪素を5重量部配合してなる難燃
性絶縁樹脂層(厚み70μm)として、これの内面にマ
レイン酸変性ポリオレフィン(三菱化学社製「モディッ
クF3100K」、190℃MFR:3.5、DSC融
点:125℃)からなる熱接着性樹脂層(厚み70μ
m)を積層した総厚み140μmのフラットケーブル用
フィルムを得た。
外層をPBT100重量部(ポリプラスチックス社製
「ジュラネックス700FP」、235℃MFR:5)
に難燃剤としてポリリン酸アンモニウムを40重量部、
難燃助剤として二酸化珪素を5重量部配合してなる難燃
性絶縁樹脂層(厚み70μm)として、これの内面にマ
レイン酸変性ポリオレフィン(三菱化学社製「モディッ
クF3100K」、190℃MFR:3.5、DSC融
点:125℃)からなる熱接着性樹脂層(厚み70μ
m)を積層した総厚み140μmのフラットケーブル用
フィルムを得た。
【0024】実施例2 変性ポリオレフィンの代わりにポリエステル系熱接着性
樹脂(東レ社製「東レケミットR−99」)を用いた点
を除いて、実施例1と同様にしてフラットケーブル用フ
ィルムを得た。
樹脂(東レ社製「東レケミットR−99」)を用いた点
を除いて、実施例1と同様にしてフラットケーブル用フ
ィルムを得た。
【0025】比較例1 二軸延伸ポリエチレンテレフタレート(以下O−PET
と略記する、東レ社製「ルミラーS」)からなる厚さ5
0μmのフィルムに、ウレタン系プライマーを塗布した
後、厚さ80μmの難燃性熱接着性フィルム(エチレン
・グリシジルメタクリレート・ビニルアセテートの三元
共重合体[住友化学社製「ボンドファーストA」]にハ
ロゲン系難燃剤と三酸化アンチモンを添加したもの)で
ドライラミネートし、リードタイム3日で、総厚み13
0μmのフラットケーブル用フィルムを得た。
と略記する、東レ社製「ルミラーS」)からなる厚さ5
0μmのフィルムに、ウレタン系プライマーを塗布した
後、厚さ80μmの難燃性熱接着性フィルム(エチレン
・グリシジルメタクリレート・ビニルアセテートの三元
共重合体[住友化学社製「ボンドファーストA」]にハ
ロゲン系難燃剤と三酸化アンチモンを添加したもの)で
ドライラミネートし、リードタイム3日で、総厚み13
0μmのフラットケーブル用フィルムを得た。
【0026】比較例2 プライマーを塗工した厚さ50μmのO−PETフィル
ム(帝人社製「テトロンフィルムRP−E」)からなる
基材層のプライマー塗工面に、難燃性を付与したポリエ
ステル系樹脂(旭化成社製「ハーデックA−640
N」)を厚さ40μmで押出しラミネートし、更に得ら
れた難燃層の上にポリエステル系樹脂(旭化成社製ハー
デックA−6400)を厚さ40μmで押出しラミネー
トして、総厚み130μmのフラットケーブル用フィル
ムを得た。
ム(帝人社製「テトロンフィルムRP−E」)からなる
基材層のプライマー塗工面に、難燃性を付与したポリエ
ステル系樹脂(旭化成社製「ハーデックA−640
N」)を厚さ40μmで押出しラミネートし、更に得ら
れた難燃層の上にポリエステル系樹脂(旭化成社製ハー
デックA−6400)を厚さ40μmで押出しラミネー
トして、総厚み130μmのフラットケーブル用フィル
ムを得た。
【0027】実施例1、2および比較例1、2の層構成
および製造方法を表1にまとめて示す。
および製造方法を表1にまとめて示す。
【0028】
【表1】
【0029】性能評価 上記実施例および比較例で得られたフラットケーブル用
フィルムに対し、難燃性およびフレキシブル性の評価試
験を行った。試験方法は下記の通りである。
フィルムに対し、難燃性およびフレキシブル性の評価試
験を行った。試験方法は下記の通りである。
【0030】i)難燃性 これは、JIS C3005−28(長さ約300mm
の試料を水平に保持し、アルコールランプの酸化炎の長
さ約50mmまたはブンゼンバーナーの酸化炎の長さ約
130mmの還元炎の先端を、試料の中央部に下側から
30秒以内燃焼するまで当てて炎を静かにとり去ったの
ち、自然に消えるまでの時間を測定する。)により接着
層同士をラミネートした試料で評価した。(実用上、着
火後30秒以内に自然消火する水準が必要である。) ii)フレキシブル性 これは、引張り試験による5%引張り応力で評価した。
ダンベルにより接着層同士をラミネートした試料を幅1
cmで打ち抜き、チャック間4cmでオリエンテック社
製「テンシロンUCT−500」によって引張速度10
0mm/minで5%引張り応力を測定した。
の試料を水平に保持し、アルコールランプの酸化炎の長
さ約50mmまたはブンゼンバーナーの酸化炎の長さ約
130mmの還元炎の先端を、試料の中央部に下側から
30秒以内燃焼するまで当てて炎を静かにとり去ったの
ち、自然に消えるまでの時間を測定する。)により接着
層同士をラミネートした試料で評価した。(実用上、着
火後30秒以内に自然消火する水準が必要である。) ii)フレキシブル性 これは、引張り試験による5%引張り応力で評価した。
ダンベルにより接着層同士をラミネートした試料を幅1
cmで打ち抜き、チャック間4cmでオリエンテック社
製「テンシロンUCT−500」によって引張速度10
0mm/minで5%引張り応力を測定した。
【0031】性能評価試験の結果を表2にまとめて示
す。
す。
【0032】
【表2】
【0033】表2中、◎は頗る良好、○は良好、△は良
くない、をそれぞれ意味する。
くない、をそれぞれ意味する。
【0034】フレキシブル性の単位はkfg/cm2 で
ある。
ある。
【0035】表2から明らかなように、実施例で得られ
たフラットケーブル用フィルムはいずれの項目において
も満足な結果を示した。
たフラットケーブル用フィルムはいずれの項目において
も満足な結果を示した。
【0036】
【発明の効果】本発明によるフラットケーブル用フィル
ムの製造方法は、以上の通り構成されているので、最外
層に位置する難燃性絶縁樹脂層によって、被覆ケーブル
の外表面における難燃性を格段に向上させることができ
る。
ムの製造方法は、以上の通り構成されているので、最外
層に位置する難燃性絶縁樹脂層によって、被覆ケーブル
の外表面における難燃性を格段に向上させることができ
る。
【0037】また、未延伸の難燃性絶縁樹脂層によっ
て、得られたフィルムのフレキシブル性を増大すること
ができる。
て、得られたフィルムのフレキシブル性を増大すること
ができる。
【0038】さらに、共押出し法の採用によって、基材
層にプライマーを塗工しない簡単な工程による製造が可
能となり、そのためプライマーの硬化のためのリードタ
イムが必要でなくなり、製品の低価格化を達成すること
ができる。
層にプライマーを塗工しない簡単な工程による製造が可
能となり、そのためプライマーの硬化のためのリードタ
イムが必要でなくなり、製品の低価格化を達成すること
ができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B29L 9:00
Claims (1)
- 【請求項1】 難燃性ポリブチレンテレフタレートから
なる難燃性絶縁樹脂層を最外層とし、熱接着性樹脂層を
最内層とするように、共押出し法により各層を積層する
ことを特徴とするフラットケーブル用フィルムの製造方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8247808A JPH1086207A (ja) | 1996-09-19 | 1996-09-19 | フラットケーブル用フィルムの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8247808A JPH1086207A (ja) | 1996-09-19 | 1996-09-19 | フラットケーブル用フィルムの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1086207A true JPH1086207A (ja) | 1998-04-07 |
Family
ID=17168976
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8247808A Pending JPH1086207A (ja) | 1996-09-19 | 1996-09-19 | フラットケーブル用フィルムの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1086207A (ja) |
Cited By (14)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1102282A1 (de) * | 1999-11-19 | 2001-05-23 | Studer Draht-und Kabelwerk AG | Elektrokabel |
| SG85677A1 (en) * | 1998-10-06 | 2002-01-15 | Sony Chemicals Corp | Flame-retardant adhesive film and flat cable |
| KR100384128B1 (ko) * | 2001-03-21 | 2003-05-14 | 엘지전선 주식회사 | 2중 박육 절연 전선 |
| JP2008248042A (ja) * | 2007-03-29 | 2008-10-16 | Furukawa Electric Co Ltd:The | ホットメルト接着剤およびそれを用いたフラットケーブル |
| CN102812525A (zh) * | 2010-03-12 | 2012-12-05 | 矢崎总业株式会社 | 挤出挠性扁平电缆 |
| US8986586B2 (en) | 2009-03-18 | 2015-03-24 | Southwire Company, Llc | Electrical cable having crosslinked insulation with internal pulling lubricant |
| US9142336B2 (en) | 2004-09-28 | 2015-09-22 | Southwire Company, Llc | Method of manufacturing electrical cable, and resulting product, with reduced required installation pulling force |
| US9431152B2 (en) | 2004-09-28 | 2016-08-30 | Southwire Company, Llc | Method of manufacturing electrical cable, and resulting product, with reduced required installation pulling force |
| US10056742B1 (en) | 2013-03-15 | 2018-08-21 | Encore Wire Corporation | System, method and apparatus for spray-on application of a wire pulling lubricant |
| US10062475B1 (en) | 2009-10-21 | 2018-08-28 | Encore Wire Corporation | System, composition and method of application of same for reducing the coefficient of friction and required pulling force during installation of wire or cable |
| US10102947B1 (en) | 2012-02-13 | 2018-10-16 | Encore Wire Corporation | Method of manufacture of electrical wire and cable having a reduced coefficient of friction and required pulling force |
| CN109054673A (zh) * | 2018-05-25 | 2018-12-21 | 上海梓霄新材料科技有限公司 | 一种金属板覆膜用三层共挤双色聚酯膜及其制备方法 |
| US10431350B1 (en) | 2015-02-12 | 2019-10-01 | Southwire Company, Llc | Non-circular electrical cable having a reduced pulling force |
| US11328843B1 (en) | 2012-09-10 | 2022-05-10 | Encore Wire Corporation | Method of manufacture of electrical wire and cable having a reduced coefficient of friction and required pulling force |
-
1996
- 1996-09-19 JP JP8247808A patent/JPH1086207A/ja active Pending
Cited By (43)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| SG85677A1 (en) * | 1998-10-06 | 2002-01-15 | Sony Chemicals Corp | Flame-retardant adhesive film and flat cable |
| EP1102282A1 (de) * | 1999-11-19 | 2001-05-23 | Studer Draht-und Kabelwerk AG | Elektrokabel |
| KR100384128B1 (ko) * | 2001-03-21 | 2003-05-14 | 엘지전선 주식회사 | 2중 박육 절연 전선 |
| US11776715B2 (en) | 2004-09-28 | 2023-10-03 | Southwire Company, Llc | Method of manufacturing electrical cable, and resulting product, with reduced required installation pulling force |
| US11355264B2 (en) | 2004-09-28 | 2022-06-07 | Southwire Company, Llc | Method of manufacturing electrical cable, and resulting product, with reduced required installation pulling force |
| US11842827B2 (en) | 2004-09-28 | 2023-12-12 | Southwire Company, Llc | Method of manufacturing electrical cable, and resulting product, with reduced required installation pulling force |
| US9142336B2 (en) | 2004-09-28 | 2015-09-22 | Southwire Company, Llc | Method of manufacturing electrical cable, and resulting product, with reduced required installation pulling force |
| US9431152B2 (en) | 2004-09-28 | 2016-08-30 | Southwire Company, Llc | Method of manufacturing electrical cable, and resulting product, with reduced required installation pulling force |
| US10706988B2 (en) | 2004-09-28 | 2020-07-07 | Southwire Company, Llc | Method of manufacturing electrical cable, and resulting product, with reduced required installation pulling force |
| US11527339B2 (en) | 2004-09-28 | 2022-12-13 | Southwire Company, Llc | Method of manufacturing electrical cable, and resulting product, with reduced required installation pulling force |
| US11942236B2 (en) | 2004-09-28 | 2024-03-26 | Southwire Company, Llc | Method of manufacturing electrical cable, and resulting product, with reduced required installation pulling force |
| US12300403B2 (en) | 2004-09-28 | 2025-05-13 | Southwire Company, Llc | Method of manufacturing electrical cable, and resulting product, with reduced required installation pulling force |
| US11011285B2 (en) | 2004-09-28 | 2021-05-18 | Southwire Company, Llc | Method of manufacturing electrical cable, and resulting product, with reduced required installation pulling force |
| US10763008B2 (en) | 2004-09-28 | 2020-09-01 | Southwire Company, Llc | Method of manufacturing electrical cable, and resulting product, with reduced required installation pulling force |
| US10763010B2 (en) | 2004-09-28 | 2020-09-01 | Southwire Company, Llc | Method of manufacturing electrical cable, and resulting product, with reduced required installation pulling force |
| US10763009B2 (en) | 2004-09-28 | 2020-09-01 | Southwire Company, Llc | Method of manufacturing electrical cable, and resulting product, with reduced required installation pulling force |
| JP2008248042A (ja) * | 2007-03-29 | 2008-10-16 | Furukawa Electric Co Ltd:The | ホットメルト接着剤およびそれを用いたフラットケーブル |
| US11046851B2 (en) | 2009-03-18 | 2021-06-29 | Southwire Company, Llc | Electrical cable having crosslinked insulation with internal pulling lubricant |
| US8986586B2 (en) | 2009-03-18 | 2015-03-24 | Southwire Company, Llc | Electrical cable having crosslinked insulation with internal pulling lubricant |
| US10023740B2 (en) | 2009-03-18 | 2018-07-17 | Southwire Company, Llc | Electrical cable having crosslinked insulation with internal pulling lubricant |
| US10062475B1 (en) | 2009-10-21 | 2018-08-28 | Encore Wire Corporation | System, composition and method of application of same for reducing the coefficient of friction and required pulling force during installation of wire or cable |
| US10276279B1 (en) | 2009-10-21 | 2019-04-30 | Encore Wire Corporation | System, composition and method of application of same for reducing the coefficient of friction and required pulling force during installation of wire or cable |
| US12300404B1 (en) | 2009-10-21 | 2025-05-13 | Encore Wire Corporation | System, composition and method of application of same for reducing the coefficient of friction and required pulling force during installation of wire or cable |
| US11101053B1 (en) | 2009-10-21 | 2021-08-24 | Encore Wire Corporation | System, composition and method of application of same for reducing the coefficient of friction and required pulling force during installation of wire or cable |
| US10147516B2 (en) | 2010-03-12 | 2018-12-04 | Yazaki Corporation | Extruded flexible flat cable |
| CN102812525A (zh) * | 2010-03-12 | 2012-12-05 | 矢崎总业株式会社 | 挤出挠性扁平电缆 |
| US9793030B2 (en) | 2010-03-12 | 2017-10-17 | Yazaki Corporation | Extruded flexible flat cable |
| US10943713B1 (en) | 2012-02-13 | 2021-03-09 | Encore Wire Corporation | Method of manufacture of electrical wire and cable having a reduced coefficient of friction and required pulling force |
| US10102947B1 (en) | 2012-02-13 | 2018-10-16 | Encore Wire Corporation | Method of manufacture of electrical wire and cable having a reduced coefficient of friction and required pulling force |
| US10418156B1 (en) | 2012-02-13 | 2019-09-17 | Encore Wire Corporation | Method of manufacture of electrical wire and cable having a reduced coefficient of friction and required pulling force |
| US11328843B1 (en) | 2012-09-10 | 2022-05-10 | Encore Wire Corporation | Method of manufacture of electrical wire and cable having a reduced coefficient of friction and required pulling force |
| US10056742B1 (en) | 2013-03-15 | 2018-08-21 | Encore Wire Corporation | System, method and apparatus for spray-on application of a wire pulling lubricant |
| US12322937B1 (en) | 2013-03-15 | 2025-06-03 | Encore Wire Corporation | System, method and apparatus for spray-on application of a wire pulling lubricant |
| US10680418B1 (en) | 2013-03-15 | 2020-06-09 | Encore Wire Corporation | System, method and apparatus for spray-on application of a wire pulling lubricant |
| US12322936B1 (en) | 2013-03-15 | 2025-06-03 | Encore Wire Corporation | System, method and apparatus for spray-on application of a wire pulling lubricant |
| US10847955B1 (en) | 2013-03-15 | 2020-11-24 | Encore Wire Corporation | System, method and apparatus for spray-on application of a wire pulling lubricant |
| US12015251B1 (en) | 2013-03-15 | 2024-06-18 | Encore Wire Corporation | System, method and apparatus for spray-on application of a wire pulling lubricant |
| US12176688B1 (en) | 2013-03-15 | 2024-12-24 | Encore Wire Corporation | System, method and apparatus for spray-on application of a wire pulling lubricant |
| US10741310B1 (en) | 2015-02-12 | 2020-08-11 | Southwire Company, Llc | Non-circular electrical cable having a reduced pulling force |
| US11348707B1 (en) | 2015-02-12 | 2022-05-31 | Southwire Company, Llc | Method of manufacturing a non-circular electrical cable having a reduced pulling force |
| US10431350B1 (en) | 2015-02-12 | 2019-10-01 | Southwire Company, Llc | Non-circular electrical cable having a reduced pulling force |
| US12431266B1 (en) | 2015-02-12 | 2025-09-30 | Southwire Company, Llc | Non-circular electrical cable having a reduced pulling force |
| CN109054673A (zh) * | 2018-05-25 | 2018-12-21 | 上海梓霄新材料科技有限公司 | 一种金属板覆膜用三层共挤双色聚酯膜及其制备方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH1086207A (ja) | フラットケーブル用フィルムの製造方法 | |
| EP0644560B1 (en) | Insulating tape or sheet | |
| JP3462269B2 (ja) | 高分子フィルム | |
| WO2005078035A1 (ja) | 接着剤及びそれを用いた電気資材用被覆フィルム | |
| CN111201139B (zh) | 层叠体 | |
| JP6713758B2 (ja) | 導電性フィルム及びその製造方法 | |
| JP2006043974A (ja) | 難燃フィルム、接着性難燃フィルム及びフラットケーブル | |
| CN110087880A (zh) | 阻气膜 | |
| JP4311208B2 (ja) | 難燃性ポリエステルフィルムおよびそれを用いた加工品 | |
| JPH05269914A (ja) | 積層体 | |
| JP4811078B2 (ja) | 積層ポリエステルフィルム、それを用いた難燃性ポリエステルフィルム、銅張り積層板および回路基板 | |
| JPS5986677A (ja) | 接着性樹脂組成物 | |
| JP4498814B2 (ja) | フラットケーブル被覆材、及びフラットケーブル | |
| JPH0517727A (ja) | 難燃テープ | |
| JPH10323954A (ja) | フラットケーブル用フィルム | |
| JP3191545B2 (ja) | 包装用バリヤ性積層体及びその製造方法 | |
| JPH11157021A (ja) | ガスバリアー性フィルム | |
| JP2006021462A (ja) | 易接着ポリエステルフィルム、それを用いた難燃性ポリエステルフィルムおよび銅張り積層板 | |
| JP2004146347A (ja) | フレキシブルフラットケーブル用絶縁テープおよびそれを用いたフレキシブルフラットケーブル | |
| US20220332980A1 (en) | Laminated body | |
| JP3288069B2 (ja) | フラットケーブル用絶縁テープの製造方法 | |
| JP3077847B2 (ja) | 熱可塑性樹脂積層フィルム | |
| JP2004352747A (ja) | 接着性フィルム | |
| JP3539004B2 (ja) | 押出成形用樹脂組成物、該組成物を用いた積層フィルムまたは積層シート、及びその製法 | |
| JP4644918B2 (ja) | 難燃性接着層付き絶縁フィルム及びそれを用いたフラットケーブル |