JPH1086231A - プラスチックレンズの製造方法 - Google Patents
プラスチックレンズの製造方法Info
- Publication number
- JPH1086231A JPH1086231A JP9074232A JP7423297A JPH1086231A JP H1086231 A JPH1086231 A JP H1086231A JP 9074232 A JP9074232 A JP 9074232A JP 7423297 A JP7423297 A JP 7423297A JP H1086231 A JPH1086231 A JP H1086231A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plastic lens
- curable composition
- adhesive tape
- producing
- adhesive
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
- Coating Of Shaped Articles Made Of Macromolecular Substances (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Adhesive Tapes (AREA)
Abstract
封止性を高めることによって、気泡・白濁・歪・着色等
のない製品品質の優れたプラスチックレンズを得る。 【解決手段】片面が粘着面である粘着テープを2個のモ
ールドの側面周囲に巻き付けて重合用型を組み立てる第
1の工程と、この重合用型の中に液状の硬化性組成物を
注入する第2の工程と、この重合用型の中に注入された
硬化性組成物を重合させる第3の工程と、をこの順序で
有するプラスチックレンズの製造方法において、粘着面
でない方の面が撥水性を有する面である粘着テープを用
いて第1の工程を実施することを特徴とするプラスチッ
クレンズの製造方法。
Description
ックレンズの製造方法に関する。
は、切削研磨法、射出成形法、圧縮成形法、注型成形法
などがあるが、性能や物性の優れたプラスチックレンズ
を製造するためには、一般的に注型成形が用いられてい
る。
性組成物としては、ジエチレングリコールビスアリルカ
ーボネートやメチルメタクリレートの重合体が耐衝撃
性、易加工性、被染色性などにおいて優れているため、
従来から一般に普及している。しかし、近年ではレンズ
の薄型化を狙う高屈折率樹脂や、短時間重合樹脂などが
要望を高めている。
レンズの曲率に対応して加工された2個のモールドと、
粘着テープと、からなる空間に、液状硬化性組成物を注
入し硬化させた後、粘着テープおよびモールドをはずす
ことによって行われている。
してガスケットを使用する方法が知られていた。ガスケ
ットは、レンズの形状に対応したカーブを有する2個の
モールドを、その対向する面を支持して密閉された空間
を形成する機能と、2個のモールドの位置合わせを行う
機能と、を発揮せねばならない。従って、ガスケットは
柔軟性を必要とする反面、正確な形状を有する必要もあ
った。ガスケットの柔軟性が不充分な場合、プラスチッ
ク原料の重合収縮に対するガスケットの反発が強く、モ
ールドとプラスチック原料の間に剥がれを生じることが
ある一方、過度に柔軟な場合、2個のモールドの間隔が
一定しないため、または光軸がずれるため、レンズとし
ての光学特性に問題を生ずることがあった。
トの代わりに粘着テープを使用する方法が提案されてい
る(特公昭64−2483号公報、特開昭55−105
519号公報、特開昭56−135031号公報、特開
昭57−8120号公報等)。しかし、これらの公知技
術においては、液状の硬化性化合物を注入する際、余剰
の化合物があふれ出て粘着テープの背面に回り込み、そ
の後の封止作業および封止性に著しく支障をきたすとい
う問題があった(図7、図8)。この問題を回避するた
めに、注入する化合物の量を少なくすると、気泡等が入
り、レンズとしての製品品質を損なうという別の問題が
発生してしまうという問題があった。これらの問題点を
解決するため、あふれた余剰化合物に直接接触せずに注
入口を封止する方法、または、余剰化合物で背面がぬれ
ていても密閉性が保てる封止方法等が検討されている。
例えば、粘着力の強いシリコーン系コーキング剤を注入
口の周囲に付着させて封止する、または粘着力の強いア
クリル系粘着剤を用いたテープにより封止するといった
方法が試されている。しかし、一般的な硬化性化合物、
特にイソシアネート化合物は溶解性が高く、十分な封止
性が得られないばかりか、レンズに着色、歪、白濁とい
った品質低下をひき起こし、改善が強く望まれていた。
のような問題点を解決するための技術を提案することで
ある。すなわち、本発明は、プラスチックレンズの注型
成形を行うに際し、封止性を高めることによって、気泡
・白濁・歪・着色等のない製品品質の優れたプラスチッ
クレンズを得ることを目的とする。
レンズの製造方法は、片面が粘着面である粘着テープを
2個のモールドの側面周囲に巻き付けて重合用型を組み
立てる第1の工程と、この重合用型の中に液状の硬化性
組成物を注入する第2の工程と、この重合用型の中に注
入された硬化性組成物を重合させる第3の工程と、をこ
の順序で有するプラスチックレンズの製造方法におい
て、粘着面でない方の面が撥水性を有する面である粘着
テープを用いて第1の工程を実施することを特徴とす
る。
を有する面である粘着テープを用いて第1の工程を実施
してあるので、第2の工程において重合用型の中に入り
きらなかった液状の硬化性組成物はこの重合用型の表面
に付着することなくころがり落ちる。その結果、その後
の封止作業において完全な封止を行うことができる。
は、請求項1に記載のプラスチックレンズの製造方法に
おいて、第1の工程を実施する前に、前記粘着テープの
粘着面でない方の面に撥水性を付与する処理を行う撥水
性付与工程を有することを特徴とする。
粘着テープの粘着面でない方の面に撥水性を付与する処
理を行う撥水性付与工程を実施することによって、封止
作業における完全な封止を確実にすることができる。
は、片面が粘着面である粘着テープを2個のモールドの
側面周囲に巻き付けて重合用型を組み立てる第1の工程
と、この重合用型の中に液状の硬化性組成物を注入する
第2の工程と、この重合用型の中に注入された硬化性組
成物を重合させる第3の工程と、をこの順序で有するプ
ラスチックレンズの製造方法において、第1の工程と第
2の工程との間に、2個のモールドの側面周囲に巻回さ
れた粘着テープの表面に撥水性を付与する処理を行う撥
水性付与工程を有することを特徴とする。
間に、2個のモールドの側面周囲に巻回された粘着テー
プの表面に撥水性を付与する処理を行うことによって、
封止作業における完全な封止を確実にすることができ
る。
は、請求項2又は請求項3に記載のプラスチックレンズ
の製造方法において、撥水性が付与された面の水に対す
る静止接触角が100度以上であることを特徴とする。
対する静止接触角を100度以上とすることによって、
第2の工程において重合用型の中に入りきらなかった液
状の硬化性組成物が、この重合用型の粘着テープの表面
に付着することなくころがり落ちる。その結果、封止作
業において完全な封止を行うことができる。
は、請求項4に記載のプラスチックレンズの製造方法に
おいて、フッ素変成シリコーン系撥水処理剤をコーティ
ングすることにより前記撥水性付与工程を実施すること
を特徴とする。
処理剤をコーティングすることにより前記撥水性付与工
程を実施することで、効果的に撥水性を付与することが
できる。
は、片面が粘着面である粘着テープを2個のモールドの
側面周囲に巻き付けて重合用型を組み立てる第1の工程
と、この重合用型の中に液状の硬化性組成物を注入する
第2の工程と、この重合用型の中に注入された硬化性組
成物を重合させる第3の工程と、をこの順序で有するプ
ラスチックレンズの製造方法において、粘着面でない方
の面が前記硬化性組成物をはじく性質を有する面である
粘着テープを用いて第1の工程を実施することを特徴と
する。
組成物をはじく性質を有する面である粘着テープを用い
て第1の工程を実施してあるので、第2の工程において
重合用型の中に入りきらなかった液状の硬化性組成物は
この重合用型の表面に付着することなくころがり落ち
る。その結果、その後の封止作業において完全な封止を
行うことができる。
は、請求項6に記載のプラスチックレンズの製造方法に
おいて、第1の工程を実施する前に、前記粘着テープの
粘着面でない方の面に前記硬化性組成物をはじく性質を
付与する処理を行う撥硬化性組成物性付与工程を有する
ことを特徴とする。
粘着テープの粘着面でない方の面に硬化性樹脂をはじく
性質を付与する処理を行う撥硬化性組成物性付与工程を
実施することによって、封止作業における完全な封止を
確実にすることができる。
は、片面が粘着面である粘着テープを2個のモールドの
側面周囲に巻き付けて重合用型を組み立てる第1の工程
と、この重合用型の中に液状の硬化性組成物を注入する
第2の工程と、この重合用型の中に注入された硬化性組
成物を重合させる第3の工程と、をこの順序で有するプ
ラスチックレンズの製造方法において、第1の工程と第
2の工程との間に、2個のモールドの側面周囲に巻回さ
れた粘着テープの表面に、前記硬化性組成物をはじく性
質を付与する処理を行う撥硬化性組成物性付与工程を有
することを特徴とする。
間に、2個のモールドの側面周囲に巻回された粘着テー
プの表面に、硬化性組成物をはじく性質を付与する処理
を行うことによって、封止作業における完全な封止を確
実にすることができる。
は、請求項7又は請求項8に記載のプラスチックレンズ
の製造方法において、撥硬化性組成物性が付与された面
の前記硬化性組成物に対する静止接触角が100度以上
であることを特徴とする。
た面の硬化性組成物に対する静止接触角を100度以上
とすることによって、第2の工程において重合用型の中
に入りきらなかった液状の硬化性組成物が、この重合用
型の粘着テープの表面に付着することなくころがり落ち
る。その結果、封止作業において完全な封止を行うこと
ができる。
法は、請求項9に記載のプラスチックレンズの製造方法
において、フッ素変成シリコーン系撥水処理剤をコーテ
ィングすることにより前記撥硬化性組成物性付与工程を
実施することを特徴とする。
処理剤をコーティングすることにより前記撥硬化性組成
物性付与工程を実施することで、効果的に撥硬化性組成
物性を付与することができる。
ンズの製造方法においては、前記粘着テープの基材とし
て、ポリエチレンテレフタレートなどのポリエステル
系、ポリプロピレンなどのポリオレフィン系、ポリスチ
レン、ABSなどのポリスチレン系、ポリイミド、アセ
テート、紙、布、金属などが使用できるが、ポリエチレ
ンテレフタレート又はポリプロピレンを用いることが望
ましい。また、粘着テープは、テープ状またはリボン状
でもよく、それをモールド周囲に巻回できるものであれ
ばよい。粘着テープの厚さは、200μm未満が好まし
く、下限は、モールドを組み立てた際、座屈が起こらな
い程度の厚さであればよい。
ックレンズの製造方法においては、粘着テープの粘着剤
としては、シリコーン系、アクリル系、天然ゴム系等が
使用できるが、硬化性化合物への溶け出し、耐熱性等の
性能から見て、粘着成分として、がシリコーンゴム成分
及びシリコーンレジン成分を含有するシリコーン系粘着
剤が望ましい。
ックレンズの製造方法においては、前記硬化性組成物が
イソシアネート化合物及び活性水素化合物を含有するこ
とが望ましい。
化性組成物としては、分子中にベンゼン環、ナフタレン
環、エステル結合、カーボネート結合、ウレタン結合を
有するものなどが他に使用できる。また、硫黄、ハロゲ
ン元素を含む化合物も使用でき、特に核ハロゲン置換芳
香環を有する化合物も使用でき、特に核ハロゲン置換芳
香環を有する化合物に好適である。かかるプラスチック
レンズは、上記官能基を有する単量体を1種または2種
以上用いることにより製造できる。例えば、スチレン、
ジビニルベンゼン、フェニル(メタ)アクリレート、ベ
ンジル(メタ)アクリレート、ナフチル(メタ)アクリ
レート、メチル(メタ)アクリレート、ジエチレングリ
コールビスアリルカーボネート、ジアリル(イソ)フタ
レート、ジベンジルイタコネート、ジベンジルフマレー
ト、クロロスチレン、核ハロゲン置換スチレン、核ハロ
ゲン置換フェニル(メタ)アクリレート、核ハロゲン置
換ベンジル(メタ)アクリレート、テトラブロモビスフ
ェノールA誘導体の(ジ)(メタ)アクリレート、テト
ラブロモビスフェノールA誘導体のジアリルカーボネー
ト、ジオルトクロロベンジルイタコネート、ジオルトク
ロロベンジルフマレート、ジエチレングリコールビス
(オルトクロロベンジル)フマレート、(ジ)エチレン
グリコールジ(メタ)アクリレート、グリシジルメタク
リレート、キシリレンジイソシアネート、ヘキサメチレ
ンジイソシアネートなどの多官能イソシアネートの反応
物、核ハロゲン置換フェノール誘導体のモノヒドロキシ
アクリレートと多官能イソシアネートの反応物、核ハロ
ゲン置換ビフェニル誘導体のモノヒドロキシアクリレー
トと多官能イソシアネートの反応物、キシレンジイソシ
アネートと多官能メルカプタンの反応物、グリシジルメ
タクリレートと多官能メタクリレートの反応物等、およ
びこれらの混合物が挙げられる。撥水性等の付与の効果
は、封止の難しいイソシアネートと活性水素化合物とを
含有する化合物の場合、特に大きい。
ックレンズの製造方法においては、片面が粘着面である
粘着テープに代えて、片面が熱圧着可能面である熱圧着
可能テープを用いて第1の工程を実施することをもでき
る。
(以下、「撥水処理等」ということにする。)には、一
般に撥油処理、防水処理といわれているものも含まれ、
一般的なプラスチックフィルムや紙などに用いる撥水処
理剤および剥離剤の塗布があげられる。
(以下、「撥水処理剤等」ということにする)の種類と
しては、シリコーン系と、非シリコーン系に大別でき
る。シリコーン系では、シリコーン単独系と、シリコー
ン・他ポリマーの共重合体あるいはブレンド系に分類で
き、非シリコーン系では、オレフィン系、長鎖アルキル
基含有ポリマー系、およびフッ素系その他に分類でき
る。性能的にはシリコーン系、特にフッ素変成シリコー
ン系が優れているが、粘着テープなどの用途によって
は、剥離性が過剰の場合があるので、非シリコーン系を
用いても良い。また、シリコーン系で撥水処理剤等の移
行による粘着剤の粘着力低下等が障害になる場合にも非
シリコーン系が有効である。撥水処理剤等としては、フ
ッ素変成シリコーン、分子の両末端または側錯にビニー
ル基を含有するポリシロキサンとメチルハイドロジェン
ポリシロキサンを白金系触媒下に反応させる付加型シリ
コーン、分子の両末端シラノール官能基含有ジメチルポ
リシロキサンとメチルハイドロジェンポリシロキサンを
有機スズ系触媒の存在下に反応させる縮合型シリコー
ン、分子末端に(メタ)アクリル基、メルカプト基、お
よびエポキシ基を有するシリコーンに光重合開始剤を加
えてUV硬化または、電子線硬化させるタイプ等があげ
られる。撥水処理剤等の塗布方法としては、シート段階
での均一性、製造コストのためには、ロールコートが最
も優れているが、シートの形状、撥水処理剤等の乾燥方
法、塗布時期などによっては、ディップコート、スプレ
ーコート、スピンコートも可能である。これらの撥水処
理剤は、粘着テープに予め塗布した後モールドに巻回し
てもよく、またモールドに巻回した後に塗布してもよ
い。粘着テープに粘着テープを使用する場合は、基材に
粘着剤を塗布する前に予め撥水処理剤等を塗布してもよ
く、粘着剤を塗布した後に撥水処理剤等を塗布してもよ
い。
発明をさらに詳しく説明する。尚、実施例中の部はすべ
て重量部を表わす。
ポリエチレンテレフタレート2軸配向シート基材の片面
に、シリコーン粘着剤(信越化学工業株式会社製 商品
名X40−3004)100部、触媒(信越化学工業株
式会社製 商品名DX−3004)3部、およびトルエ
ン47部からなる粘着剤をロールコーターにより塗布し
た後、140℃で10分間加熱し、粘着シートを得た。
こうして得られたシートの撥水処理膜と反対側の面に、
フッ素変成シリコーン剥離剤(信越化学工業株式会社製
商品名X70−201)100部、触媒(信越化学工
業株式会社製 商品名CAT−PL−50T)0.5部
をロールコーターにより均一に塗布した後、150℃で
1分間加熱し、撥水処理膜を形成した。
ールド1、2を、その間隔がレンズを形成するように治
具で固定しておき、ガラスモールド1、2の外周の側面
周囲に粘着シート3を粘着剤3cが内側、撥水処理面3
aが外側になるようにして巻回した(図1、図2)。
0中に、硬化性組成物5としてジシクロヘキシルメタン
−4,4’−ジイソシアネート60部、4−ヒドロキシ
−4’−メルカプトジフェニルスルホン40部、ジメチ
ルチンジクロライド0.05部、N,N−ジメチルシク
ロヘキシルアミン0.05部、アルキル酸性リン酸エス
テル0.1部を注射針4によって注入した(図3)。注
入口7からあふれた硬化性組成物は、シート上を転がり
落ち、シート上には全く残らなかった(図5、図6)。
このテープの硬化性組成物に対する接触角は110°で
あった。
東電気工業株式会社製 商品名ニトフロンテープ)によ
り封止し(図4)、恒温槽中で40℃から110℃まで
20時間かけて徐々に昇し、重合させた。室温まで除冷
した後、シートを取り除き、モールドを取り外し、レン
ズを得た。
がなく、製品品質において満足できるものであった。
価した。 白濁・・・プロジェクターによりレンズの曇りを評価し
た。 歪・・・・ポーラリメーターによりレンズの内部歪を評
価した。
材、粘着剤、組立方法、硬化性化合物、注入方法、封止
方法、重合方法を用い、撥水処理剤として、分子の両末
端又は側鎖にビニール基を含有するポリシロキサンとメ
チルハイドロジェンポリシロキサンを反応させるシリコ
ーン系付加型剥離剤(東レダウコーニングシリコーン株
式会社製商品名SD−7226)100部および触媒
(東レダウコーニングシリコーン株式会社製 商品名J
RX212)0.6部を予め十分に混合しておき、ロー
ルコーターにより均一に塗布した後100℃で10分間
加熱し、撥水処理膜を形成した。
材、粘着剤、組立方法、硬化性化合物、注入方法、封止
方法、重合方法を用い、組み立て後に撥水処理剤とし
て、3−(パフルオロヘプチル)プロピルトリアミノシ
ランをスプレーコートにより塗布した。その後、60℃
で30分間加熱し、撥水処理膜を形成した。
材、粘着剤、撥水処理剤、組立方法、重合方法を用い、
硬化性化合物として、ジエチレングリコールビスアリル
カーボネート100部、ジイソプロピルパーオキシジカ
ーボネート3部を予め熱風により下穴加工したシートの
穴から注入した。その後、シリコーン系コーキング剤に
より封止した。
撥水処理剤、組立方法、硬化性化合物、注入方法、封止
方法、重合方法を用い、シート基材として、幅25m
m、厚さ50μmのポリプロピレンシートを使用した。
リエチレンテレフタレート2軸配向シート基材の片面
に、結晶化度20%未満のナイロン66を50μmの厚
さに塗布し、接着剤層を形成した。この粘着テープを直
径70mmφで度数が−4.00D、中心厚が2mmの
レンズができるように設計された2個のガラスモールド
の側面に接触させ、それと同時に250℃に加熱した熱
ローラーをシートの基材側から2個のモールドの両方に
かかるように圧着させ、2rpmの速度で回転させて熱
圧着して巻回、組み立てした。
施例3と同様に撥水処理膜を形成し、以下実施例3と同
様に注入、封止、重合を行って、レンズを得た。
水処理剤を使用せず、撥水処理膜を形成しない粘着テー
プを使用した以外はすべて実施例と同様に行った。注入
口からあふれ出た硬化性組成物は、シート上に漏れ、注
入口の周辺に広がり、フッ素樹脂テープによる封止を困
難にした(図7、図8)。
した気泡により外観品質を著しく損なうものであった。
また、気泡発生部分から歪が発生しており、レンズ光学
特性上も満足のいくものではなかった。
水処理剤を使用せず、かつ、封止方法としてシリコーン
系コーキング剤により封止した。その他は全て、実施例
1と同様に行った。
ーキング剤の溶け出しにより、黄色に着色しており、ま
た部分的に白濁しているため、レンズとしての外観を著
しく損なうものであった。
結果を表1に示す。評価のため、レンズは各々100枚
ずつ成形し、プラスチックレンズ検査基準に基づき良否
判定を行った。
型)の正面図と側面図。
図。
断面図。
側面図。
断面図。
側面図。
Claims (15)
- 【請求項1】片面が粘着面である粘着テープを2個のモ
ールドの側面周囲に巻き付けて重合用型を組み立てる第
1の工程と、この重合用型の中に液状の硬化性組成物を
注入する第2の工程と、この重合用型の中に注入された
硬化性組成物を重合させる第3の工程と、をこの順序で
有するプラスチックレンズの製造方法において、 粘着面でない方の面が撥水性を有する面である粘着テー
プを用いて第1の工程を実施することを特徴とするプラ
スチックレンズの製造方法。 - 【請求項2】請求項1に記載のプラスチックレンズの製
造方法において、 第1の工程を実施する前に、前記粘着テープの粘着面で
ない方の面に撥水性を付与する処理を行う撥水性付与工
程を有することを特徴とするプラスチックレンズの製造
方法。 - 【請求項3】片面が粘着面である粘着テープを2個のモ
ールドの側面周囲に巻き付けて重合用型を組み立てる第
1の工程と、この重合用型の中に液状の硬化性組成物を
注入する第2の工程と、この重合用型の中に注入された
硬化性組成物を重合させる第3の工程と、をこの順序で
有するプラスチックレンズの製造方法において、 第1の工程と第2の工程との間に、2個のモールドの側
面周囲に巻回された粘着テープの表面に撥水性を付与す
る処理を行う撥水性付与工程を有することを特徴とする
プラスチックレンズの製造方法。 - 【請求項4】請求項2又は請求項3に記載のプラスチッ
クレンズの製造方法において、 撥水性が付与された面の水に対する静止接触角が100
度以上であることを特徴とするプラスチックレンズの製
造方法。 - 【請求項5】請求項4に記載のプラスチックレンズの製
造方法において、 フッ素変成シリコーン系撥水処理剤をコーティングする
ことにより前記撥水性付与工程を実施することを特徴と
するプラスチックレンズの製造方法。 - 【請求項6】片面が粘着面である粘着テープを2個のモ
ールドの側面周囲に巻き付けて重合用型を組み立てる第
1の工程と、この重合用型の中に液状の硬化性組成物を
注入する第2の工程と、この重合用型の中に注入された
硬化性組成物を重合させる第3の工程と、をこの順序で
有するプラスチックレンズの製造方法において、 粘着面でない方の面が前記硬化性組成物をはじく性質を
有する面である粘着テープを用いて第1の工程を実施す
ることを特徴とするプラスチックレンズの製造方法。 - 【請求項7】請求項6に記載のプラスチックレンズの製
造方法において、 第1の工程を実施する前に、前記粘着テープの粘着面で
ない方の面に前記硬化性組成物をはじく性質を付与する
処理を行う撥硬化性組成物性付与工程を有することを特
徴とするプラスチックレンズの製造方法。 - 【請求項8】片面が粘着面である粘着テープを2個のモ
ールドの側面周囲に巻き付けて重合用型を組み立てる第
1の工程と、この重合用型の中に液状の硬化性組成物を
注入する第2の工程と、この重合用型の中に注入された
硬化性組成物を重合させる第3の工程と、をこの順序で
有するプラスチックレンズの製造方法において、 第1の工程と第2の工程との間に、2個のモールドの側
面周囲に巻回された粘着テープの表面に、前記硬化性組
成物をはじく性質を付与する処理を行う撥硬化性組成物
性付与工程を有することを特徴とするプラスチックレン
ズの製造方法。 - 【請求項9】請求項7又は請求項8に記載のプラスチッ
クレンズの製造方法において、 撥硬化性組成物性が付与された面の前記硬化性組成物に
対する静止接触角が100度以上であることを特徴とす
るプラスチックレンズの製造方法。 - 【請求項10】請求項9に記載のプラスチックレンズの
製造方法において、 フッ素変成シリコーン系撥水処理剤をコーティングする
ことにより前記撥硬化性組成物性付与工程を実施するこ
とを特徴とするプラスチックレンズの製造方法。 - 【請求項11】請求項1乃至10に記載のプラスチック
レンズの製造方法において、 前記粘着テープの基材がポリエチレンテレフタレートで
あることを特徴とするプラスチックレンズの製造方法。 - 【請求項12】請求項1乃至10に記載のプラスチック
レンズの製造方法において、 前記粘着テープの基材がポリプロピレンであることを特
徴とするプラスチックレンズの製造方法。 - 【請求項13】請求項1乃至10に記載のプラスチック
レンズの製造方法において、 前記粘着テープの粘着成分がシリコーンゴム成分及びシ
リコーンレジン成分を含有することを特徴とするプラス
チックレンズの製造方法。 - 【請求項14】請求項1乃至10に記載のプラスチック
レンズの製造方法において、 前記硬化性組成物がイソシアネート化合物及び活性水素
化合物を含有することを特徴とするプラスチックレンズ
の製造方法。 - 【請求項15】請求項1乃至14に記載のプラスチック
レンズの製造方法において、 片面が粘着面である粘着テープに代えて、片面が熱圧着
可能面である熱圧着可能テープを用いて第1の工程を実
施することを特徴とするプラスチックレンズの製造方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP07423297A JP3800711B2 (ja) | 1996-07-25 | 1997-03-26 | プラスチックレンズの製造方法 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8-196803 | 1996-07-25 | ||
| JP19680396 | 1996-07-25 | ||
| JP07423297A JP3800711B2 (ja) | 1996-07-25 | 1997-03-26 | プラスチックレンズの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1086231A true JPH1086231A (ja) | 1998-04-07 |
| JP3800711B2 JP3800711B2 (ja) | 2006-07-26 |
Family
ID=26415354
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP07423297A Expired - Fee Related JP3800711B2 (ja) | 1996-07-25 | 1997-03-26 | プラスチックレンズの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3800711B2 (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000313859A (ja) * | 1999-04-28 | 2000-11-14 | Sliontec Corp | 粘着テープ |
| JP2007216665A (ja) * | 2006-01-20 | 2007-08-30 | Seiko Epson Corp | 成型用モールドの成形方法及びその成形装置、プラスチックレンズの製造方法及びその製造装置 |
| JP2012017363A (ja) * | 2010-07-06 | 2012-01-26 | Maxell Sliontec Ltd | プラスチックレンズ成型用粘着テープおよびこれを用いたプラスチックレンズ成型方法 |
| JP2013036877A (ja) * | 2011-08-09 | 2013-02-21 | Ulvac Japan Ltd | 液中圧電板センサー |
| JP2015180542A (ja) * | 2009-02-27 | 2015-10-15 | Hoya株式会社 | プラスチックレンズの製造方法 |
| CN108472901A (zh) * | 2015-12-16 | 2018-08-31 | Vmi荷兰公司 | 用于制造轮胎用胎圈三角胶的鼓组以及具有所述工具的装置 |
| WO2020215390A1 (zh) * | 2019-04-25 | 2020-10-29 | 武汉华星光电半导体显示技术有限公司 | 一种密封用复合材料、其制备方法及其应用 |
-
1997
- 1997-03-26 JP JP07423297A patent/JP3800711B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000313859A (ja) * | 1999-04-28 | 2000-11-14 | Sliontec Corp | 粘着テープ |
| JP2007216665A (ja) * | 2006-01-20 | 2007-08-30 | Seiko Epson Corp | 成型用モールドの成形方法及びその成形装置、プラスチックレンズの製造方法及びその製造装置 |
| JP2015180542A (ja) * | 2009-02-27 | 2015-10-15 | Hoya株式会社 | プラスチックレンズの製造方法 |
| JP2012017363A (ja) * | 2010-07-06 | 2012-01-26 | Maxell Sliontec Ltd | プラスチックレンズ成型用粘着テープおよびこれを用いたプラスチックレンズ成型方法 |
| JP2013036877A (ja) * | 2011-08-09 | 2013-02-21 | Ulvac Japan Ltd | 液中圧電板センサー |
| CN108472901A (zh) * | 2015-12-16 | 2018-08-31 | Vmi荷兰公司 | 用于制造轮胎用胎圈三角胶的鼓组以及具有所述工具的装置 |
| CN108472901B (zh) * | 2015-12-16 | 2019-12-10 | Vmi荷兰公司 | 用于制造轮胎用胎圈三角胶的鼓组以及具有所述工具的装置 |
| CN110815893A (zh) * | 2015-12-16 | 2020-02-21 | Vmi荷兰公司 | 用于制造轮胎用胎圈三角胶的装置 |
| CN110815893B (zh) * | 2015-12-16 | 2021-12-07 | Vmi荷兰公司 | 用于制造轮胎用胎圈三角胶的装置 |
| WO2020215390A1 (zh) * | 2019-04-25 | 2020-10-29 | 武汉华星光电半导体显示技术有限公司 | 一种密封用复合材料、其制备方法及其应用 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3800711B2 (ja) | 2006-07-26 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6099852A (en) | Wettable silicone-based lenses | |
| CN101765494B (zh) | 塑料透镜的制造方法 | |
| EP2093605B1 (en) | Plastic lens for spectacles and process for producing the same | |
| US11498315B2 (en) | Transparent resin substrate | |
| EP0102847B1 (en) | Method for coating ophthalmic devices | |
| WO2008018168A1 (fr) | Lentille polarisante en plastique et procédé servant à produire celle-ci | |
| CN111727402B (zh) | 功能性层叠体和使用功能性层叠体的功能性透镜 | |
| EP1226011B1 (en) | Method of forming a coated optical element and product made thereof | |
| US20090026638A1 (en) | Method of forming a coated optical element | |
| JP3800711B2 (ja) | プラスチックレンズの製造方法 | |
| JP2007523768A (ja) | 偏光製品および偏光製品を得る方法 | |
| EP1521304A2 (en) | Process for producing resin-sealed type electronic device | |
| WO2020195119A1 (ja) | プラスチックレンズ成型用粘着テープおよびプラスチックレンズの成型方法 | |
| WO2017029825A1 (ja) | 眼鏡素材 | |
| JP2010096848A (ja) | シリコーン系保護膜を有する偏光板 | |
| JP7286292B2 (ja) | コート膜付き眼鏡レンズの作製方法 | |
| JP2013521157A (ja) | 光学用途のための新規な複合材料及びそれを得る方法 | |
| JPH01310918A (ja) | プラスチックレンズの製造方法 | |
| JP3345925B2 (ja) | プラスチック硬化物の製造方法 | |
| JP2006232626A (ja) | 光学素子の製造方法および光学素子の製造装置 | |
| JPS6045139B2 (ja) | 光フアイバの製造方法 | |
| JPH095680A (ja) | プラスチックレンズの製造方法 | |
| JPH10146849A (ja) | ウレタン系樹脂成型用テープ、および該テープを用いるプラスチックレンズの成型方法 | |
| AU764128B2 (en) | Method of forming a coated optical element | |
| CN121050007A (zh) | 镜片、摄像头、终端设备和镜片的制作方法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050502 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060124 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060316 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20060411 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20060424 |
|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100512 Year of fee payment: 4 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110512 Year of fee payment: 5 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120512 Year of fee payment: 6 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130512 Year of fee payment: 7 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140512 Year of fee payment: 8 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113 |
|
| R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |