JPH1086741A - タイヤの運搬方法及びタイヤ運搬車 - Google Patents

タイヤの運搬方法及びタイヤ運搬車

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JPH1086741A
JPH1086741A JP8265546A JP26554696A JPH1086741A JP H1086741 A JPH1086741 A JP H1086741A JP 8265546 A JP8265546 A JP 8265546A JP 26554696 A JP26554696 A JP 26554696A JP H1086741 A JPH1086741 A JP H1086741A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】タイヤは中空部を有する構造であるため、トラ
ック等の荷室に積み込む場合、タイヤ重量を基準にした
ときの収容効率が悪く、タイヤの輸送コストが高くなっ
ていた。 【解決手段】トラックの荷室Nは荷室本体1と天部材2
とを備えている。荷室本体1の側壁10及び底壁11の
内部には梁部材12が設けられている。運転席の後部側
にある荷室本体1の四隅には角柱部材13が設けられて
いる。角柱部材13の内部には油圧シリンダー14が備
えてある。油圧シリンダー14のボトム部140の底部
は底壁11に固着されており、ロッド141の先部には
一端が天部材2に固着された継ぎ部材15の他端が固着
されている。側壁10にはガイド部材16が設けられて
いる。ガイド部材16には一端が天部材2に固着された
摺動部材22が嵌挿されている。天部材2の天壁20の
内部には梁部材21が設けられている。荷室本体1の後
部には扉3が設けられている。荷室本体1の後部側底部
には天部材2を昇降させる作動スイッチ4が設けてあ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はタイヤの運搬方法及
びタイヤ運搬車に関するものである。更に詳しくは、ト
ラックやトレーラー等の荷室の容積を小さくしてタイヤ
を圧縮した状態で運搬するタイヤの運搬方法及びタイヤ
運搬車に関するものである。
【0002】
【従来技術及びその課題】タイヤは形状が特異であるた
め、トラック等の運搬車の荷室に収容した場合、その荷
室内にはかなりのデッドスペースが形成されてしまって
いる。ところで、運搬車全体の大きさ(全長、全高、全
幅)は、車輛保安基準により規定されている。このた
め、荷室の容積も運搬車の種類により多少のばらつきは
あるものの、どの運搬車の荷室も同程度の容積となって
いる。
【0003】つまり、運搬車の荷室におけるタイヤの収
容量は、毎回ほぼ変わらないものであり、いずれも収容
効率の優れた状態ではなかった。そこで本発明者は、タ
イヤは弾性を有しており、多少変形させても実用上支障
がないことに着目し、当該発明を完成するに至った。
【0004】本発明の目的は、荷室の容積を小さくして
タイヤを圧縮した状態で運搬することによって、一度に
従来より多くのタイヤの運搬ができるようにして、ひい
ては運搬コストを低減することができるタイヤの運搬方
法及びタイヤ運搬車を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に講じた本発明の手段は次のとおりである。第1の発明
にあっては、荷室の天部材が昇降することにより当該荷
室の容積が変化する運搬車を使用したタイヤの運搬方法
であって、この方法は、上記天部材を上昇させた状態で
上記荷室にタイヤを収容し、上記天部材を下降させて上
記荷室の容積を小さくしてタイヤを圧縮した状態で運搬
することを特徴とする、タイヤの運搬方法である。
【0006】第2の発明にあっては、荷室の天部材が昇
降することにより当該荷室の容積が変化する運搬車を使
用したタイヤの運搬方法であって、この方法は、上記天
部材を規定車高よりも上昇させた状態で上記荷室にタイ
ヤを収容し、上記天部材を規定車高以下に下降させて上
記荷室の容積を小さくしてタイヤを圧縮した状態で運搬
することを特徴とする、タイヤの運搬方法である。
【0007】第3の発明にあっては、積み重ねたタイヤ
に押圧力をかけて弾性変形させ、全高を低くした状態で
運搬することができるタイヤ運搬車であって、下降する
ことによってタイヤに押圧力をかける天部材を有する荷
室と、上記天部材を昇降させ、下降状態を保持する昇降
手段と、を備えていることを特徴とする、タイヤ運搬車
である。
【0008】第4の発明にあっては、積み重ねたタイヤ
に押圧力をかけて弾性変形させ、全高を低くした状態で
運搬することができるタイヤ運搬車であって、下降する
ことによってタイヤに押圧力をかける天部材を有する荷
室と、上記天部材を昇降させる昇降手段と、上記天部材
を下降状態で固定する固定手段と、を備えていることを
特徴とする、タイヤ運搬車である。
【0009】第5の発明にあっては、昇降手段が油圧シ
リンダーであることを特徴とする、第3または第4の発
明に係るタイヤ運搬車である。
【0010】本発明にいう「固定手段」としては、例え
ば、フックと係合ピンを組み合わせたものや、チェーン
とスプロケットなどを組み合わせたものなどを挙げるこ
とができるが、「固定手段」はこれらに限定されず、天
部材を下降状態で固定することができるものであれば他
の各種公知手段を採用することもできる。
【0011】
【作 用】荷室にタイヤを収容し、上記天部材を下降さ
せて上記荷室の容積を小さくしてタイヤを圧縮した状態
で運搬するので、従来の一般的な容積固定型の荷室と比
べて、天部材の昇降によりタイヤが圧縮された分の容積
だけタイヤを多く収容することができる。つまり、一度
により多くのタイヤを運搬することができるので、運搬
車の出動数を減少させることができ、ひいてはタイヤの
単位個数当りの運搬コストを低減することができる。更
に、天部材を下降させることにより、運搬車及び収容さ
れたタイヤ全体の重心を下降前の状態より低い位置に移
すことができるので、運搬車の安定性を向上させること
ができる。
【0012】天部材を規定車高よりも上昇させて上記荷
室にタイヤを収容し、上記天部材を規定車高以下に下降
させて上記荷室の容積を小さくしてタイヤを圧縮した状
態で運搬するものにあっては、規定車高に設定されてい
る従来の一般的な容積固定型の荷室と比べて、天部材の
昇降によりタイヤが圧縮された分の容積だけタイヤを多
く収容することができる。
【0013】積み重ねたタイヤに押圧力をかけて弾性変
形させ、全高を低くした状態で運搬することができるタ
イヤ運搬車が、下降することによってタイヤに押圧力を
かける天部材を有する荷室と、上記天部材を昇降させ、
下降状態を保持する昇降手段とを備えているものにあっ
ては、従来の一般的な容積固定型の荷室と比べて、天部
材の昇降によりタイヤが押圧され弾性変形した分の容積
だけタイヤを多く収容することができる。
【0014】積み重ねたタイヤに押圧力をかけて弾性変
形させ、全高を低くした状態で運搬することができるタ
イヤ運搬車が、下降することによってタイヤに押圧力を
かける天部材を有する荷室と、上記天部材を昇降させる
昇降手段と、上記天部材を下降状態で固定する固定手段
とを備えているものにあっては、従来の一般的な容積固
定型の荷室と比べて、天部材の昇降によりタイヤが押圧
され弾性変形した分の容積だけタイヤを多く収容するこ
とができる。また、固定手段により、天部材を確実に固
定することができる。従って、この固定手段は誤って天
部材を上昇させるように油圧シリンダーを作動させたと
きの安全装置としても機能させることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
き更に詳細に説明する。図1は本発明に係るトラックの
実施の形態を示し、荷室の天部材が規定車高より上昇し
ている状態の説明図、図2は図1に示すトラックの荷室
の天部材が規定車高まで下降している状態の説明図、図
3は図1に示す荷室の要部を示す説明図である。
【0016】符号Nは、タイヤ運搬車であるトラックの
後部側に設けられた貨物を積み込むための略箱型状の荷
室を示している。この荷室Nはトラックのシャシーに取
り付けられ上部が開口した荷室本体1と、この荷室本体
1の上部開口部に被さるように設けてあり、下降するこ
とによってタイヤに押圧力をかけて弾性変形させる天部
材2とを備えている。
【0017】荷室本体1の側壁10及び底壁11は、そ
れぞれ所要の厚みを以て形成されており、その内部には
それぞれ補強のための梁部材12が縦横方向へ複数本設
けられている。また、運転席の後部側にあたる荷室本体
1の四隅には、中空状の角柱部材13が高さ方向へ荷台
本体1の全高にわたって設けられている。
【0018】上記した荷室本体1の四隅に設けられた角
柱部材13の内部には、上記天部材2を昇降させ、下降
状態を保持する昇降手段である油圧シリンダー14がロ
ッドを上に向けてそれぞれ備えてある。この油圧シリン
ダー14のボトム部140の底部は底壁11に固着され
ており、ロッド141の先部には、このロッド141の
上方にある天部材2の下側に一端を固着した棒状の継ぎ
部材15の他端が固着されている。
【0019】また、側面10の所要の位置には、後述す
る摺動部材22をガイドするためのガイド部材16が設
けられている。このガイド部材16には、その上部にあ
たる天部材2の下側に一端が固着され垂設された摺動部
材22の所要部分が嵌挿されている。この摺動部材22
は、天部材2を下降させた場合でもその下端部が荷室本
体1の底面11と当接しないような長さに設定されてい
る。
【0020】天部材2の天壁20も荷室本体1の側壁1
0及び底壁11と同様に所要の厚みを以て形成されてお
り、その内部には補強のための梁部材21が縦横方向へ
複数本設けられている。天壁20の天板200は、タイ
ヤTを圧縮したときの応力によって、割れやひずみなど
が生じないように、溶接線のない一枚ものの板で形成さ
れている。
【0021】荷室本体1の後部には観音開き構造の扉3
が設けられている。更に、荷室本体1の後部側底部に
は、上記した油圧シリンダー14を一斉に作動させて、
天部材2をほぼ水平状態で昇降させるための作動スイッ
チ4が設けてある。
【0022】また、天部材2を下降状態で固定する固定
手段を設けることもできる。この固定手段としては、例
えば、フックと係合ピンを組み合わせたものや、チェー
ンとスプロケットなどを組み合わせたものなどを挙げる
ことができる。更に、この固定手段は、誤って天部材2
を上昇させるように油圧シリンダー14を作動させたと
きの安全装置としても機能させることができる。
【0023】天部材2を最も上昇させたときのトラック
の全高は地上より約4300mmであり、最も下降させた
ときの全高は地上より3800mmである。なお、車輛保
安基準で規定しているトラックの全高は地上より380
0mm以下である。
【0024】本発明に係るタイヤTの運搬方法を説明す
る。まず、荷室本体1の後部側底部に設けてある作動ス
イッチ4により、油圧シリンダー14を作動させて、ロ
ッド141を伸ばすことにより荷室Nの天部材2を規定
車高よりも上昇させる(図1参照)。このときトラック
の全高は、上記した車輛保安基準の規定よりも高くなっ
ているが、トラックは停車状態であるので、特に問題は
ない。
【0025】次に、天部材2を規定車高よりも上昇させ
た状態で、タイヤTを天部材2の天壁20近くまで積み
上げて収容する。このとき、タイヤTは積み重ねたとき
に偏りが生じにくいように、平重ね状態で積み上げる。
【0026】そして、規定車高よりも上昇させた状態に
ある天部材2を、規定車高まで下降させて荷室Nに収容
してあるタイヤTを圧縮する(図2参照)。この状態、
即ちタイヤTを圧縮した状態でトラックを走らせてタイ
ヤTを運搬する。
【0027】本明細書で使用している用語と表現は、あ
くまでも説明上のものであって、なんら限定的なもので
はなく、本明細書に記述された特徴およびその一部と等
価の用語や表現を除外する意図はない。また、本発明の
技術思想の範囲内で、種々の変形態様が可能であるとい
うことは言うまでもない。
【0028】
【発明の効果】本発明は上記構成を備え、次の効果を有
する。 (a) 荷室にタイヤを収容し、上記天部材を下降させ
て上記荷室の容積を小さくしてタイヤを圧縮した状態で
運搬するので、従来の一般的な容積固定型の荷室と比べ
て、天部材の昇降によりタイヤが圧縮された分の容積だ
けタイヤを多く収容することができる。つまり、一度に
より多くのタイヤを運搬することができるので、運搬車
の出動数を減少させることができ、ひいてはタイヤの単
位個数当りの運搬コストを低減することができる。更
に、天部材を下降させることにより、運搬車及び収容さ
れたタイヤ全体の重心を下降前の状態より低い位置に移
すことができるので、運搬車の安定性を向上させること
ができる。
【0029】(b) 天部材を規定車高よりも上昇させ
て上記荷室にタイヤを収容し、上記天部材を規定車高以
下に下降させて上記荷室の容積を小さくしてタイヤを圧
縮した状態で運搬するものにあっては、規定車高に設定
されている従来の一般的な容積固定型の荷室と比べて、
天部材の昇降によりタイヤが圧縮された分の容積だけタ
イヤを多く収容することができる。
【0030】(c) 積み重ねたタイヤに押圧力をかけ
て弾性変形させ、全高を低くした状態で運搬することが
できるタイヤ運搬車が、下降することによってタイヤに
押圧力をかける天部材を有する荷室と、上記天部材を昇
降させ、下降状態を保持する昇降手段とを備えているも
のにあっては、従来の一般的な容積固定型の荷室と比べ
て、天部材の昇降によりタイヤが押圧され弾性変形した
分の容積だけタイヤを多く収容することができる。
【0031】(d) 積み重ねたタイヤに押圧力をかけ
て弾性変形させ、全高を低くした状態で運搬することが
できるタイヤ運搬車が、下降することによってタイヤに
押圧力をかける天部材を有する荷室と、上記天部材を昇
降させる昇降手段と、上記天部材を下降状態で固定する
固定手段とを備えているものにあっては、従来の一般的
な容積固定型の荷室と比べて、天部材の昇降によりタイ
ヤが押圧され弾性変形した分の容積だけタイヤを多く収
容することができる。また、固定手段により、天部材を
確実に固定することができる。従って、この固定手段は
誤って天部材を上昇させるように油圧シリンダーを作動
させたときの安全装置としても機能させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るトラックの実施の形態を示し、荷
室の天部材が規定車高より上昇している状態の説明図で
ある。
【図2】図1に示すトラックの荷室の天部材が規定車高
まで下降している状態の説明図である。
【図3】図1に示す荷室の要部を示す説明図である。
【符号の説明 】
N 荷室 T タイヤ 1 荷室本体 10 側壁 11 底壁 12 梁部材 13 角柱部材 14 油圧シリンダー 140 ボトム部 141 ロッド 15 継ぎ部材 16 ガイド部材 2 天部材 20 天壁 200 天板 21 梁部材 22 摺動部材 3 扉 4 作動スイッチ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 荷室の天部材が昇降することにより当該
    荷室の容積が変化する運搬車を使用したタイヤの運搬方
    法であって、この方法は、 上記天部材を上昇させた状態で上記荷室にタイヤを収容
    し、上記天部材を下降させて上記荷室の容積を小さくし
    てタイヤを圧縮した状態で運搬することを特徴とする、 タイヤの運搬方法。
  2. 【請求項2】 荷室の天部材が昇降することにより当該
    荷室の容積が変化する運搬車を使用したタイヤの運搬方
    法であって、この方法は、 上記天部材を規定車高よりも上昇させた状態で上記荷室
    にタイヤを収容し、上記天部材を規定車高以下に下降さ
    せて上記荷室の容積を小さくしてタイヤを圧縮した状態
    で運搬することを特徴とする、 タイヤの運搬方法。
  3. 【請求項3】 積み重ねたタイヤに押圧力をかけて弾性
    変形させ、全高を低くした状態で運搬することができる
    タイヤ運搬車であって、 下降することによってタイヤに押圧力をかける天部材を
    有する荷室と、 上記天部材を昇降させ、下降状態を保持する昇降手段
    と、を備えていることを特徴とする、 タイヤ運搬車。
  4. 【請求項4】 積み重ねたタイヤに押圧力をかけて弾性
    変形させ、全高を低くした状態で運搬することができる
    タイヤ運搬車であって、 下降することによってタイヤに押圧力をかける天部材を
    有する荷室と、 上記天部材を昇降させる昇降手段と、 上記天部材を下降状態で固定する固定手段と、を備えて
    いることを特徴とする、タイヤ運搬車。
  5. 【請求項5】 昇降手段が油圧シリンダーであることを
    特徴とする、 請求項3または4記載のタイヤ運搬車。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020094114A (ko) * 2001-06-09 2002-12-18 김기주 적재함의 높낮이가 조절되는 윙바디 트럭

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