JPH1087152A - シート積載装置 - Google Patents

シート積載装置

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JPH1087152A
JPH1087152A JP26012196A JP26012196A JPH1087152A JP H1087152 A JPH1087152 A JP H1087152A JP 26012196 A JP26012196 A JP 26012196A JP 26012196 A JP26012196 A JP 26012196A JP H1087152 A JPH1087152 A JP H1087152A
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JP
Japan
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tray
sheet
alignment bar
sheets
sensor
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JP26012196A
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English (en)
Inventor
Tsutomu Katsumata
勉 勝又
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 各トレイに異なるサイズのシートが排出され
ても、各トレイ上のシートを整合処理することができる
シート積載装置を提供すること 【解決手段】 上下方向に配設されたカム軸2a,2b
によって回転駆動される円筒溝カム4a,4bに従って
トレイ3が昇降移動する。トレイの一方側縁には切欠部
3aが形成され、他方側縁は上方に突出する側壁3bと
なる。シート排出口に位置するトレイに設けた切欠部内
を横スライド可能に整合バー28を設け、前記整合バー
は、横スライドすることにより処理対象のトレイの上に
乗ったシートの側縁に接触し、前記側壁側に付勢するよ
うにする。そして、整合バーは、横スライドする際に上
下に位置する他のトレイと接触しないような寸法形状に
設定することにより、処理対象のトレイに乗ったシート
束のみを付勢して整合できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば複写機やプ
リンタのソーター機構として応用されるシート積載装置
に関し、特に、ステイプラー付きのソーター機構などに
応用されるシート積層機構に関する。
【0002】
【従来の技術】よく知られているように、最近の多くの
複写機にはソーター機構が付いている。すなわちコピー
されて排出されてくるシートを受け取る位置に多数のト
レイがある。そして各トレイは適当な間隔をおいて上下
に整列配置されており、多数のトレイが一斉に上下動す
るタイプと、各トレイが順次的に個別に上下動するタイ
プとがある。この上下動により、あるトレイを複写機本
体のシート排出口に位置決めし、排出されてくるシート
をそのトレイの上に載せる。なお、この種の機構につい
ては、例えば特公昭63−35540号公報に詳しく解
説されている。
【0003】また、高機能タイプの複写機では、ソータ
ー機構にステイプラーが付いている。すなわちトレイ上
に積層されたシート束をステイプル針で止める機構であ
る。この場合、通常状態では上下動するトレイ群とステ
イプラーが干渉しないように、両者は離れている。そし
て、作動時にステイプラー自体がスライドしてシート束
の載ったトレイに近づく仕組みのステイプラー移動式
と、特定位置のトレイが前後方向にスライドしてステイ
プラーに近づく仕組みのステイプラー固定式とがある。
【0004】さらに、シート束をステイプル止めするに
際し、そのシート束の側縁を整合させる必要がある。係
る整合装置としては、従来例えば特開平6−19946
7号公報に詳しく説明されている。すなわち、各トレイ
の同一箇所にスリットを形成し、トレイ群を貫通するよ
うにして棒状の整合バーを設ける。この整合バーは、各
トイレのスリットを貫通するようにして上下に配置さ
れ、スリットに沿って移動するようになっている。そし
て、シートの大きさに合わせて整合バーの移動距離を変
え、各トレイの上に乗せられたシート束の側縁を整合バ
ーで付勢するようにしている。これにより、整合バーに
付勢されたシート束は反対側に移動し、そのシート束が
トレイの側壁に当接し整合される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の整合
バーが実装されたステイプラー付きソーター機構(この
明細書ではシート積載装置とも称する)は、アナログ複
写機の排出側に装着され、ステイプル処理をするのは同
一サイズの原稿に対してであったため、上記した機構で
も対処できた。
【0006】しかし、近年デジタル複写機・プリンタの
普及にともない、各トレイに異なるサイズのシートを出
力することができ、また、係る需要も発生してきた。さ
らに、複数のパソコンやワープロなど情報処理装置の出
力装置として一つのプリンタを共用しているような場合
に、そのプリンタの出力側に複数のトレイを有するシー
ト積載装置を取付け、予め各情報処理装置が使用するト
レイを決定しておく。すると、各情報処理装置の操作者
は、任意のタイミングでプリントアウト命令を行うと、
その定めたトレイがプリンタのシート排出口に移動して
来るとともに、そのトレイ上に指定した枚数のシートが
排出されるようになっている。そして、係るシステム
は、例えば富士ゼロックス(株)がメールボックスとい
う商品名で市販(プリンタのオプション)されている。
【0007】そして、上記した各種のシステムにステイ
プラー機能を実装しようとすると、各トレイの上に異な
るサイズのシートが積載されている可能性があり、係る
場合には、従来の機構のままでは整合処理ができず、よ
ってステイプラー機能を使用できなくなるという問題を
有する。特に、上記した共用プリンタに実装された場合
には、ある短時間に複数の情報処理装置から出力命令が
与えられたり、単一の情報処理装置から複数回にわたっ
て出力命令(異なるトレイに排出する命令を付加)が与
えられることがある。すると、複数のトレイに異なる幅
のシートが積載されることは十分有り得る。
【0008】また、ステイプル処理をしない場合であっ
ても、整合バーなどによりシート束の側縁を揃えるよう
になっていると、トレイから取り出しやすく、また取り
出した後も特に人間がシート束側縁を揃えるような処理
を行わなくて済むので好ましいが、やはり上記と同様の
理由から従来の整合機構では実現できない。
【0009】さらには、一般にプリンタの設置位置が、
情報処理装置の操作者から離れていることが多々ある。
すると、プリントアウトとしてもすぐに取りに行かない
ことがある。その結果、トレイ上にシートがどれくらい
積層されているかがわからず、許容枚数以上をプリント
アウトしてしまうおそれがある。よって、紙詰まりを生
じてしまい、プリンタシステムが停止してしまうという
問題を有する。
【0010】本発明は、上記した背景に鑑みてなされた
もので、その目的とするところは、上記した問題を解決
し、各トレイに異なるサイズのシートが排出されても、
各トレイ上のシートを整合処理することができ、また、
紙詰まりなど生じることなく所定のトレイ上にシートを
排出することができ、しかも、上記各目的を部品点数が
少なく簡易な構成で実現することのできるシート積載装
置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明に係るシート積載装置では、シートを載
せるためのトレイ(「ビン」とも称されている)を所定
位置まで下降または上昇させるシート積載装置であっ
て、前記トレイの一方の側縁に位置合わせ用の係止部を
設けるとともに、その係止部と反対側の前記トレイの側
縁に切欠部を設け、前記所定位置にある前記トレイに設
けた前記切欠部内を横スライド可能に整合バーを設け、
前記整合バーは、横スライドすることにより処理対象の
トレイの上に乗ったシートの側縁に接触し、前記係止部
側に付勢するようになっており、さらに、前記整合バー
は、横スライドする際に前記処理対象のトレイ以外のト
レイと接触しないような寸法形状に設定され、かつ、前
記トレイを昇降移動させる際には、前記整合バーが前記
トレイと干渉しないように設定した(請求項1)。な
お、トレイに設ける係止部は、実施の形態では、トレイ
3に一体形成された側壁3bとなっているが、別部材を
取り付けてももちろん良い。
【0012】係る構成すると、トレイを昇降移動して所
定位置、すなわちシート排出口に位置させ、排出されて
きたシートをトレイで受け取る。その後、整合バーを横
スライドしてシートの側縁を係止部に向けて付勢する。
すると、整合バーで付勢されたシートは、係止部側に移
動し、その係止部に突き当てられることにより、その側
縁が揃い整合される。そして、この整合バーの横スライ
ドの際に、処理対象のトレイの上下に位置したトレイに
は接触しないので、たとえ上下のトレイに処理中のトレ
イの上に置かれたシートサイズよりも大きいシートが置
かれているような場合であっても、係る他のシートやト
レイに干渉を受けず、処理対象のトレイに乗っているシ
ートのみを付勢できる。
【0013】よって、トレイ単位での整合処理が行え、
例えばスタック方式等により各トレイにそれぞれ異なる
用紙サイズのシートが排出されて、乗っている場合であ
っても、各シートに対してそれぞれ整合処理することが
可能となる。なお、実施の形態では、1枚のシートが排
出される都度整合処理を行うようにしているが、本発明
はこれに限ることはなく、トレイ上に所定枚数が排出さ
れた後に整合バーを横スライドさせて、まとめて整合処
理するようにしても良い。
【0014】また、整合処理をトレイ単位で行えるた
め、あるトレイの上に排出されたシート束に対しては整
合処理をし、別のトレイの上に排出されたシート束に対
しては整合処理をしないような制御も行える。
【0015】本発明では、トレイ単位で整合処理ができ
るようになっていれば、ステイプル止めを行う機能が必
ずしも必須ではない。つまり、シート束の側縁が揃って
いれば、トレイから取り出す際に取り出しやすくなり、
また、通常であれば、トレイから取り出したシート束
は、人手によりその側縁を揃える処理を行うが、本発明
では、係る処理が不要となる。
【0016】上記のように、ステイプルユニットは必須
ではないが、前記処理対象のトレイの上に積載された前
記シートの束の端部をステイプル止めするためのステイ
プルユニットをさらに設けるようにしてももちろんよい
(請求項2)。係る構成にすると、整合処理したシート
束に対してステイプル止めを行うことができる。なお、
このステイプルユニットを設けた場合に、整合処理をし
た場合に必ずステイプルユニットを動作させるように構
成する必要はなく(もちろんそのように構成しても構わ
ない)、それぞれを独立して駆動可能とすると、あるト
レイの上に排出されたシートに対しては整合処理のみ
し、別のトレイの上に排出されたシートに対しては、整
合処理を行ったシート束に対してステイプル止めをする
というような異なる処理が行えるようになる。
【0017】さらに、排出されたシートを受けるトレイ
が満載状態にあるか否かを検出するセンサを設け、積載
可能なトレイに対して排出処理するように構成すること
ができる(請求項3)。つまり、トレイには予め積載可
能な量が決まっており、それ以上積載しようとすると、
シートを排出できずに紙詰まりを生じるおそれがある。
そこで、満載状態を検出することにより、係る紙詰まり
を未然に防止できる。特に、操作者から離れた位置に本
発明のシート積載装置を設置したプリンタや複写機など
があったり、プリントアウト(シート排出)命令後に操
作者が離れるような場合には、トレイ上にシートが許容
積載量以上のシートが排出されようとしてもそれがわか
らないが、本発明では、係る事態の場合には、自動的に
他のトレイに排出されるため好ましい。
【0018】また、本発明でいう満載状態を検出するセ
ンサとは、トレイの上に積載許容量のシートが積載され
ているのを検出するのはもちろんのこと、ある程度のマ
ージンをとり、積載許容量から所定量だけ少なくした量
だけ積載された場合にそれを満載状態として検出するよ
うにするものも含む。
【0019】また、請求項3に記載のセンサや、それ以
外のトレイ上のシート状態を検出するセンサ(例えば、
シートの有無を検知するものなど)を設ける場合に、単
純には各トレイ毎に設置することができる。また、その
ように各トレイに設けるのではなく、係るセンサを前記
整合バーに取り付けるようにしてもよい(請求項4)。
すると、整合バーは整合処理を行う都度トレイ側に移動
するので、センサは、トレイの上方或いは下方などのト
レイ近傍に位置する。よって、その時センサによりトレ
イ上のシートの状態を検出することができる。つまり、
トレイの数が増えても、使用するセンサは1つで済む。
【0020】
【発明の実施の形態】図1〜図9は、本発明に係るシー
ト積載装置の実施の形態の一例を示している。本例で
は、ステイプラー機構を実装された装置に適用した例を
示しており、しかも、ステイプラー側がスライドするス
テイプラー移動式を採用している。すなわち、本例で
は、シートを載せるためのトレイを所定位置(シート排
出位置)まで上昇または下降させる昇降手段と、所定位
置の前記トレイに向かってステイプラーを横方向にスラ
イドするスライド手段とを備えたシート積載装置を前提
とし、係る装置に、整合手段を設けている。
【0021】ここでまず昇降手段及びスライド手段につ
いて説明する。図1,図2に示すように、本体カバー1
の内部の両側部分に、それぞれカム軸2a,2bが垂直
に配設されている。この2本のカム軸2a,2bは、そ
の下方部位にて図示省略のタイミングベルトやギヤ機
構,回転シャフト等の動力伝達機構により連結され、両
軸2a,2bは、同期して同一速度で回転駆動するよう
になっている。そして、駆動モータの回転出力を前記動
力伝達機構に与え、単一の駆動モータを回転させること
により、カム軸2a,2bを回転させるようになってい
る。また、この2本のカム軸2a,2bの間に多数のト
レイ3が積層状態で昇降可能に装備されている。
【0022】また、2本のカム軸2a,2bの中間部
に、円筒溝カム4a,4bがそれぞれ固着されている。
より具体的には、複写機のシート排出口の高さに円筒溝
カム4a,4bが位置するようにしている。さらに、ト
レイ3の両側面にはそれぞれ従動体ロッド5a,5bが
水平に突出した状態で固着されている。そして、その従
動体ロッド5a,5bの先端部は滑らかな半球状に形成
されており、その先端部分が、上記した円筒溝カム4
a,4bのカム溝4a′,4b′内にはまっていて、そ
のカム溝に沿って滑らかに移動するようになっている。
【0023】つまり、トレイ3の両側面から突出した従
動体ロッド5a,5bの先端がそれぞれ2つの円筒溝カ
ム4a,4bのカム溝4a′,4b′内にはまってお
り、円筒溝カム4a,4bが連動して回転すると、従動
体ロッド5a,5bに取り付けられた形のトレイ3が、
螺旋状のカム溝4a′,4b′に従って上下動するよう
になっている。そして、円筒溝カム4a,4bには、カ
ム溝4a′,4b′が側面を2周するよう形成されてお
り、円筒溝カム4a,4bが1周するとトレイ3が1段
上下するようになっている。しかも、本例では、カム溝
4a′,4b′のピッチ(リード)を不等間隔とするこ
とにより、シート排出口に位置するトレイ3と、その上
方のトレイとの間隔Dが大きく広がるようになってい
る。これにより、排出されたシート6が、詰まることな
く所定枚数積載されるようになる。なお、係るトレイ3
を昇降移動させる機構は、公知であるので、その詳細な
説明を省略する。
【0024】ここで本例では、カム溝4a′,4b′を
図3に展開図で示すように、1回転のうちの半回転を傾
斜領域とし、残りの半回転を水平領域としている。
これにより、0度を基準とした場合に、そこから180
度回転するまでの傾斜領域中を従動体ロッド5a,5
bが移動しているときには、トレイ3も昇降移動し、1
80度から360度までの水平領域中を従動体ロッド
5a,5bが移動しているときには、トレイ3は高さ方
向に移動せず、静止状態となっている。
【0025】そして、この静止状態の時に、ステイプル
ユニット7が水平移動する。つまり、シート3側に向け
て前進し、所定枚数のシート6が積層されたシート束の
端部を、ステイプル止めした後、後退移動して待機位置
に戻る処理を行うようになっている。係るステイプルユ
ニット7の移動を移動させる機構として、本例では以下
のような動力伝達機構を用いて駆動するようにしてい
る。
【0026】図4,図5に拡大して示すように、まず、
ステイプルユニット7は、シート3に対してステイプル
針を打ちつけてステイプル止めするステイプラーの部分
と、そのステイプラーの開閉動作(ステイプル止め)を
制御する制御装置などを備えて構成されている。そし
て、このステイプルユニット7が、一方のカム軸2aに
近接して配置されたスライド台11上に設置されてい
る。スライド台11は、2本のガイド棒12,12に装
着され、そのガイド棒12に沿って往復移動可能となっ
ている。
【0027】また、スライド台11の下面には、カムフ
ロア14が取り付けられており、そのカムフロア14
が、スライド台11の下方に設置された偏心カム19の
カム溝19aに符合するようになっている。そして、偏
心カム19のカム溝19aは、回転中心Pと同心状の小
さい半径からなる小円弧部分(図5中左半分の領域)
と、回転中心Pから偏心させた大きな半径からなる大円
弧部分(図5中右半分の領域)とを接続した形状からな
る。
【0028】従って、偏心カム19が回転すると、カム
溝19aのうち小円弧部分と符合している間は、回転中
心Pからの距離は一定でしかも短いので、図6に示すよ
うにステイプルユニット7がトレイ3(シート5)から
離れた待機位置に位置し、その状態で静止する。そし
て、さらに回転してカム溝19aの大円弧部分に符合す
ると、径が大きくしかも回転中心Pから偏心しているの
で、回転が進むにつれて回転中心Pからの距離が長くな
るため、それに伴いスライド台11ひいてはステイプル
ユニット7がトレイ3側に向けて前進移動する。そし
て、大円弧部分の半分まで進んだときが最も前進し(図
1,図5参照)、その後は大円弧部分と回転中心Pとの
距離が徐々に短くなるのでステイプルユニット7も後退
移動するように動作する。
【0029】さらに、この偏心カム19の下端とカム軸
2aの下端にそれぞれプーリ20を設けるとともに、そ
のプーリ20,20間にタイミングベルト21を掛け渡
している。これにより、図示省略の駆動モータを回転す
ると、上記したように、カム軸2a,2bが回転してト
レイ3を昇降移動させるが、この回転に同期して偏心カ
ム19も回転し、ステイプルユニット7を往復移動(前
後進移動)させるようになる。つまり、単一の駆動源に
基づいて、トレイ3の昇降とステイプルユニット7の往
復移動を動作させるようにしている。
【0030】そして、両者の移動の相関(トレイ3の停
止中にステイプルユニット7が往復移動し、トレイ3の
昇降移動中はステイプルユニット7は待機位置にいる)
をとるため、カム軸2aが1回転する間に偏心カム19
も1回転するようになっている。しかも、カム軸2aの
基準位置(図3で示す0度)から180度までの傾斜領
域にトレイ3の従動体ロッド5aが符合している間
は、カムフロア14が偏心カム19のカム溝19aの小
円弧部分に符合しているようにし、水平領域にトレイ
3の従動体ロッド5aが符合している間は、カムフロア
14が偏心カム19のカム溝19aの大円弧部分に符合
しているように設定する。
【0031】さらに、上記駆動機構の基準位相点を検出
すために、一方のカム軸2aの下端にインデックスカム
17を固着するとともに、そのインデックスカム17に
対向してセンサ18を設けている(図4参照)。そし
て、インデックスカム17の溝(図示省略)がセンサ1
8に対向すると、センサ18から検出信号が出力される
ようになっている。具体的には、所定のトレイ3が、ス
テイプルユニット7の設置位置、つまり、シート6の排
出位置に来て、さらに、ステイプルユニット7が最前方
位置にきた時(図1,図5の状態)に検出信号がオンす
るようになっている。なお係る検出信号がオンになる時
は、図3に示す角度位置としては、270度となる。
【0032】そして、係る検出信号が、上記したステイ
プルユニット7(内蔵される制御装置)に送られるよう
になっている。また、ステイプルユニット7は、複写機
本体からのステイプル命令信号(所定枚数のシートの排
出が終了し、ステイプル止めを行なう命令の信号)も受
けるようになっている。そして、複写機本体からのステ
イプル命令信号と、センサ18からの検出信号がともに
オンの時にステイプル止めを行なうようになる。
【0033】また、複写機本体からのステイプル命令信
号とセンサ18からの検出信号は、各カムを回転させる
ための駆動モータの回転を制御するドライバにも送ら
れ、ともにオンの時に駆動モータの回転を一時停止する
ようになっている。これにより、一時停止した時に、ス
テイプルユニット7によるステイプル処理が行われるよ
うになる。
【0034】このように、本例では、1つの駆動モータ
の回転力に基づいて昇降手段とスライド手段とを動作さ
せるようにしたため、トレイの昇降移動に合わせて所定
のタイミングでステイプラーを横スライドさせることが
でき、機械的な構成がきわめて簡単になり、装置の小型
化が容易になる。
【0035】また、本例では、1つの駆動モータの出力
に基づいてトレイ3を昇降移動させる円筒溝カム4a,
4bの回転駆動と、ステイプルユニット7を前後進移動
させるための偏心カムの回転駆動を行うようにしたが、
トレイ3を昇降移動させているときには、ステイプルユ
ニット7は静止状態にあるので、駆動モータには係るト
レイ3を昇降させるために必要な負荷がかかるだけで済
む。逆にステイプルユニット7を前後進移動させている
ときには、トレイ3は静止状態にあるため、駆動モータ
には係るステイプルユニット7を移動させるために必要
な負荷だけがかかるだけで済む。すなわち、ステイプル
ユニット7とトレイ3とは同時に移動することはないの
で、2種類の部材を1つの駆動モータで駆動しても、負
荷はさほど大きくならず、従来の駆動モータと同程度の
容量で済む。
【0036】なお、本例では、上記したようにステイプ
ルユニットを移動させるスライド手段の駆動源をトレイ
用の昇降手段と共用するようにしたが、本発明はこれに
限られないのはもちろんであり、従来一般に用いられる
別の駆動源で動作するものでももちろん良い。
【0037】次に、本発明の要部となる整合手段につい
て説明する。図1,図2に示すように、整合手段は、ス
テイプルユニット7の設置側と反対側に設けられてい
る。そして、具体的な構造としては、内ケース25の側
壁に、ステッピングモータ等の正逆回転可能なモータ2
6が取り付けられる。また、このモータ26の出力軸に
固着されたギヤ26aを、スクリューねじ27の一端に
固着したギヤ27aと噛み合わせることにより、モータ
26の回転力をスクリューねじ27に伝達可能としてい
る。そして、スクリューねじ27は、シート排出側に対
向するトレイ3の側縁に沿って平行に配置伸びるように
配置されており、このスクリューねじ27にシート6の
側縁を付勢する整合バー28を連結している。
【0038】この整合バー28は、一端がスクリューね
じ27に連結され、スクリューねじ27の正逆回転に応
じて前後進移動(横スライド)する直方体状の支持ロッ
ド28aと、その支持ロッド28aの先端の下面に固着
された作動棒28bとを備えて構成する。そして、作動
棒28bが、実際にトレイ3の上に積載されたシート6
の側縁に当接し、付勢するようになっている。そして、
整合バー28は、トレイ3に形成された矩形状の切欠部
3a内を移動するようになっている。なお、この切欠部
3aは、トレイ3上に排出されたシート6の側縁が位置
するような位置に形成されている。また、図2に示すよ
うに、作動棒28bは、整合処理対象のシートが乗せら
れたトレイの下方に位置するトレイには接触しないよう
な長さに設定されている。
【0039】また、支持ロッド28aの先端のトレイ側
側面には、シ−ト有無検知センサ29が取り付けられ、
さらに、支持ロッド28aのトレイ側測面中央には、シ
ート満載検知センサ30が取り付けられている。そし
て、これら各センサ29,30は、整合バー28(作動
棒28b)と一体化され、同時にシート6に向けて前後
進移動するようになっている。さらに支持ロッド28の
基端側(スクリューねじ27側)の端面には、突起32
が設けられており、図7に示すように整合バー28がホ
ームポジションに位置するときには、上記突起32がホ
ームポジション(HP)センサ31に対向し、そのHP
センサ31にて突起32を検出し、検出信号を出力する
ようになっている。
【0040】そして、シート有無検知センサ29は、ト
レイ3の上に少なくとも1枚のシート6があるか否かを
検出するもので、例えば反射型の光センサ等により実現
できる。そして、そのセンサ29の出力に基づいて、例
えば図6に示されたケース1の側面に設置された表示ラ
ンプ38の点灯/消灯の制御を行うことができる。つま
り、センサがONの時に該当する表示ランプ38を点灯
する。これにより、どのトレイ3にシートが乗っている
かが横から一目でわかる。
【0041】また、シート満載検知センサ30は、トレ
イ3の上に所定枚数以上(実際には、所定高さ以上)シ
ート3が積層されていないかを検知するもので、リミッ
トスイッチにより実現できる。つまり、図2に示すよう
に、センサ30の下面より検知レバー30aの先端を突
出させる。そして、その検知レバー30aの先端がシー
ト3に接触するようになっており、シート3が所定枚数
積層されると、検知レバー30aの先端が押し上げら
れ、スイッチがONになる。これにより、紙詰まりをす
る前に、シートの排出を停止することができ、プリンタ
がダウンするのを防止できる。
【0042】さらに、HPセンサ31は、整合バー28
がホームポジション(待機位置)に復帰したのを検出す
るもので、近接センサなどにより実現できる。これによ
り、整合バー28がホームポジションにあることを確認
した後、トレイ3を昇降移動するように制御することに
より、トレイ3と整合バー28とが干渉し合うのを防止
できる。もちろん、シート6と整合バー28とも干渉し
ない。
【0043】そして、上記した各センサ29,30,3
1は、図8に示すように、各センサ出力をCPU40に
送るようになっている。さらに、CPU40には、プリ
ンタ本体42から、用紙サイズやステイプラーの動作命
令や使用するトレイ番号その他の情報が与えられるよう
になっている。そして、CPU40は、センサ及びプリ
ンタ本体42などから与えられた情報に基づいて、RO
M43に登録されたプログラムに従って所定の整合処理
を行う。なお、図8に示す例では、CPU40の出力は
整合バー28を移動させるモータ26を駆動するドライ
バ及び表示ランプ38に接続されているが、さらに図示
省略するがトレイ3やステイプルユニット7を移動させ
るための駆動モータや、ステイプルユニット7に対して
制御信号等を送るようになっている。
【0044】そして、整合処理に関するCPU40の機
能としては、例えば図9に示すフローチャートに示すよ
うになっている。すなわち、HPセンサ31からの検出
信号を受け、整合バー28がホームポジションに復帰し
ているのを確認後、トレイを昇降移動して所定のトレイ
をシート(用紙)排出位置に移動させ、シートの排出処
理を行う(ST1,ST2)。
【0045】そして、現在排出中のシートの用紙サイズ
を取得し、整合バーの移動距離(整合バーの作動棒28
bがトレイ3上のシート6の側縁に接触する間での距
離)を求める(ST3)。なお、実際には、用紙サイズ
は予め数種類に決まっているため、その都度計算するの
ではなく、用紙サイズに応じた距離(モータ26の回転
回数)をテーブルとして持っておき、それを読み出すこ
とにより対応できる。
【0046】そして、係る用紙サイズに基づいて、所定
量だけモータ26を正転させ、整合バー28をシート6
に向けて前進移動(横スライド)させる(ST4)。す
ると、整合バー28の作動棒28bがシート6の側縁に
当接し、付勢する。よって、トレイ3の上に排出された
シート束は、反対側に付勢され、仮に反対側の側縁がト
レイ3の係止部たる側壁3bから離反している場合に
は、シート束がトレイ3の側壁3bに突き当たるまで移
動し、その側壁3bに突き当たることにより、整合され
る(ST5)。なお、少なくとも係るシートの整合処理
を行っているときは、シート検知センサ29がONにな
り、処理中のトレイ3の番号の表示ランプ38が点灯す
る(ST6)。
【0047】そして、整合バー28を所定位置まで移動
させると、モータの回転を一時停止し、一定時間その状
態を保持する。そして、一定時間経過すると、整合完了
と判断し(ST7)、ステップ8に飛び満杯センサ30
からの信号を取得し、トレイ3に所定量以上のシートが
積載されているか否を判断する(ST8)。そして、満
杯でない場合には、同一トレイに対する次のシートの排
出に備え、モータ26を逆回転させ、整合バー28をホ
ームポジションに復帰させる(ST9)。なお、係る逆
回転は、HPセンサ31が突起32を検出するまで行
う。そして、ステップ21に戻り、次のシートの排出を
行い、その後整合処理を行うようになっている。
【0048】一方、ステップ8の分岐判断で、満杯と判
断された場合には、ステップ10に飛び、モータ26を
逆回転させて整合バー28をホームポジションに戻した
後(ST10)、トレイを昇降移動し、未使用(シート
が乗っていない)の空きトレイをシート排出部に位置さ
せる(ST11)。その後、上記と同様にモータ26を
正転させて整合バーを前進移動させ、シートの側縁を付
勢して整合処理をする。そして、整合処理が終了(一定
時間停止)したならばステップ8に戻り満杯か否かを判
断する。以後係る処理を繰り返し行うことにより、設定
された枚数のシートを紙詰まりすることなくトレイに排
出することができ、さらに各トレイ上に積層されたシー
ト束はその側縁が整った状態となる。
【0049】そして、整合処理後必要に応じてステイプ
ル処理を行う。また、ステイプル処理を行わずに整合処
理のみにする場合もあり得る。そして、どのような使用
態様にするかは、操作者からの指示に従って決定され
る。
【0050】なお、上記した実施の形態では、プリンタ
のステイプラー付きソーター機構の応用についてのみ言
及したが、本発明はこれに限ることはなく、複写機のソ
ーター機構や、その他のシート選別機械のようなものに
も、本発明のシート積載装置を応用できることはもちろ
んである。
【0051】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、この発明で
は、整合バーが処理対象のトレイ以外のトレイ等に干渉
することなく、トレイに設けた切欠部内を横スライドで
きるようにしたため、各トレイに異なるサイズのシート
が排出されても、各トレイ上のシートを整合処理するこ
とができる。また、請求項3のように構成すると、紙詰
まりなど生じることなく所定のトレイ上にシートを排出
することができる。しかも、請求項4のように構成する
と、センサの設置数を削減でき、部品点数が少なく簡易
な構成となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によるシート積載装置の一実施の形態
のステイプル前進位置の状態を示す平面図である。
【図2】図1における同装置の側断面図である。
【図3】同装置に用いられる円筒溝カムのカム溝を説明
する図である。
【図4】円筒溝カムを含むトレイを昇降させる機構と、
ステイプラーをスライドする機構を示す図である。
【図5】図1の要部拡大図である。
【図6】同装置の外観を示す図である。
【図7】同装置のステイプル待機位置の状態を示す平面
図である。
【図8】同装置に実装されるセンサと、そのセンサ出力
の信号処理回路を示すブロック図である。
【図9】CPUの整合処理に関する機能を示すフローチ
ャートである。
【符号の説明】
1 本体カバー 2a,2b カム軸(昇降手段) 3 トレイ 3a 切欠部 3b 側壁(係止部) 4 円筒溝カム(昇降手段) 4a,4b 円筒溝カム(昇降手段) 4a′,4b′ カム溝(昇降手段) 5a,5b 従動体ロッド(昇降手段) 6 シート 7 ステイプルユニット 11 スライド台(スライド手段) 12 ガイド軸(スライド手段) 14 カムフロア(スライド手段) 19 偏心カム(スライド手段) 19a カム溝(スライド手段) 20 プーリ 21 タイミングベルト 26 モータ 27 スクリューねじ 28 整合バー 29 シート有無検知センサ 30 シート満載検知センサ 傾斜領域 水平領域

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートを載せるためのトレイを所定位置
    まで下降または上昇させるシート積載装置であって、 前記トレイの一方の側縁に位置合わせ用の係止部を設け
    るとともに、その係止部と反対側の前記トレイの側縁に
    切欠部を設け、 前記所定位置にある前記トレイに設けた前記切欠部内を
    横スライド可能に整合バーを設け、 前記整合バーは、横スライドすることにより処理対象の
    トレイの上に乗ったシートの側縁に接触し、前記係止部
    側に付勢するようになっており、 さらに、前記整合バーは、横スライドする際に前記処理
    対象のトレイ以外のトレイと接触しないような寸法形状
    に設定され、 かつ、前記トレイを昇降移動させる際には、前記整合バ
    ーが前記トレイと干渉しないように設定したことを特徴
    とするシート積載装置。
  2. 【請求項2】 前記処理対象のトレイの上に積載された
    前記シートの束の端部をステイプル止めするためのステ
    イプルユニットをさらに設けてなることを特徴とする請
    求項1に記載のシート積載装置。
  3. 【請求項3】 排出されたシートを受けるトレイが満載
    状態にあるか否かを検出するセンサを設け、 積載可能なトレイに対して排出処理するようにしたこと
    を特徴とする請求項1または2に記載のシート積載装
    置。
  4. 【請求項4】 トレイ上のシート状態を検出するセンサ
    を、前記整合バーに取り付けてなることを特徴とする請
    求項1〜3のいずれか1項に記載のシート積載装置。
JP26012196A 1996-09-10 1996-09-10 シート積載装置 Withdrawn JPH1087152A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111571656A (zh) * 2020-05-27 2020-08-25 浙江亿钛数控机械有限公司 一种纸张码垛切割设备
CN111571655A (zh) * 2020-05-27 2020-08-25 浙江亿钛数控机械有限公司 一种纸张码垛切割工艺

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CN111571656A (zh) * 2020-05-27 2020-08-25 浙江亿钛数控机械有限公司 一种纸张码垛切割设备
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CN111571655B (zh) * 2020-05-27 2021-08-17 温州市金龙纸业有限公司 一种纸张码垛切割工艺

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