JPH1087582A - 安定化されたモノアミノカルボン酸類 - Google Patents

安定化されたモノアミノカルボン酸類

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JPH1087582A
JPH1087582A JP2833297A JP2833297A JPH1087582A JP H1087582 A JPH1087582 A JP H1087582A JP 2833297 A JP2833297 A JP 2833297A JP 2833297 A JP2833297 A JP 2833297A JP H1087582 A JPH1087582 A JP H1087582A
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JP
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acid
diacetate
ppm
ammonia
salt
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JP2833297A
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English (en)
Inventor
Kiyobumi Takahashi
清文 高橋
Yasuyuki Takayanagi
恭之 高柳
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Mitsubishi Chemical Corp
Original Assignee
Nitto Chemical Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 貯蔵、移送、使用中に分解や変色することが
なく安定化されたモノアミノカルボン酸類を提供する。 【解決手段】 下記一般式〔1〕で表されるモノアミノ
カルボン酸類に対して、シアンイオン、シアン化水素及
びその塩の総量を100ppm以下、アンモニウムイオ
ン、アンモニア及びその塩の総量を1%以下並びにホル
ムアルデヒドの量を1%以下に調整する。 (式中、R1は、H、C1〜10の-COOM 等を含む炭化水素
基、R2、R3は、H、C1〜8の-COOM 等を含む炭化水素
基、R4は、H、C1〜10の-COOM 等。Mは、H、アルカ
リ金属、アルカリ土類金属、重金属、アンモニウム
基。)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、安定化されたモノ
アミノカルボン酸類に関するものである。これらのモノ
アミノカルボン酸類は、生分解性キレート剤として、洗
浄剤組成物、洗剤ビルダー、重金属封鎖剤、過酸化物安
定剤などに広く用いられる。
【0002】
【従来の技術】本発明の下記一般式〔1〕で表されるモ
ノアミノカルボン酸類は、粉体、水溶液及びスラリーと
して使用されるが、分解による純度劣化や着色等安定性
の点において、深刻な課題を残していた。
【0003】 (式中、R1 は、水素あるいは炭素数1〜10の無置換
又は置換炭化水素基で、置換基は、−OH、−CO2
及び−SO3 Mからなる群より選ばれる少なくとも一つ
である。R2 及びR3 は、水素またはあるいは炭素数1
〜8の無置換または置換炭化水素基を表し、置換基は、
−OH、−CO2 M及び−SO3 Mからなる群より選ば
れる少なくとも一つである。R4 は、水素、−OH、−
CO2 Mおよび−SO3 Mからなる群より選ばれる少な
くとも一つを表す。また、R1 とR2 はいっしょに環を
形成してもよい。Mは、水素、アルカリ金属、アルカリ
土類金属、重金属、アンモニウム基を表す。)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、これら従来
技術の問題点を解決すべくなされたもので、貯蔵、移
送、使用中の分解や変色がない安定化されたモノアミノ
カルボン酸類を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記課題
を解決すべく鋭意研究の結果、モノアミノカルボン酸類
の粉体、水溶液及びスラリーが、特定条件下にて分解や
変色を起こさず、長期間にわたり安定かつ容易に取り扱
えることを見出した。
【0006】すなわち、本発明は、「下記一般式〔1〕
で表されるモノアミノカルボン酸類において、当該モノ
アミノカルボン酸類に対してシアンイオン、シアン化水
素及びその塩の総量を100ppm以下、アンモニウム
イオン、アンモニア及びその塩の総量を1%以下並びに
ホルムアルデヒドを1%以下に調整してなるモノアミノ
カルボン酸類。」を要旨とする。
【0007】 (式中、R1 は、水素あるいは炭素数1〜10の無置換
又は置換炭化水素基で、置換基は、−OH、−CO2
及び−SO3 Mからなる群より選ばれる少なくとも一つ
である。R2 及びR3 は、水素またはあるいは炭素数1
〜8の無置換または置換炭化水素基を表し、置換基は、
−OH、−CO2 M及び−SO3 Mからなる群より選ば
れる少なくとも一つである。R4 は、水素、−OH、−
CO2 Mおよび−SO3 Mからなる群より選ばれる少な
くとも一つを表す。また、R1 とR2 はいっしょに環を
形成してもよい。Mは、水素、アルカリ金属、アルカリ
土類金属、重金属、アンモニウム基を表す。)
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に報告する。
本発明におけるモノアミノカルボン酸類としては、アス
パラギン酸−N−一酢酸、スパラギン酸−N,N−二酢
酸、アスパラギン酸−N−一プロピオン酸、S−アスパ
ラギン酸−N−一酢酸、S−アスパラギン酸−N,N−
二酢酸、S−アスパラギン酸−N−一プロピオン酸、タ
ウリン−N,N−二酢酸、アントラニル酸−N,N−二
酢酸、N−メチルイミノ二酢酸、2−ヒドロキシエチル
イミノ二酢酸、2,2’−ジメチルニトリロ三酢酸、ス
ルファニル酸−N,N−二酢酸、フェニルアラニン−
N,N−二酢酸、グルタミン酸−N,N−二酢酸、セリ
ン−N,N−二酢酸、イソセリン−N,N−二酢酸、α
−アラニン−N,N−二酢酸、β−アラニン−N,N−
二酢酸およびこれらのアルカリ金属塩、アルカリ土類金
属塩、重金属塩、アンモニウム塩などがあげられるが、
これらに限定されるものではない。
【0009】前記一般式〔1〕で示されるモノアミノカ
ルボン酸類の製造方法として、原料アミノ酸に青酸とホ
ルマリンを付加反応させ、更に付加生成物をアルカリ性
条件下で加水分解して得る方法がある。この方法により
製造したアミノカルボン酸類は、未反応原料であるアミ
ノ酸の他、副反応生成物、目的物の分解物等を不純物と
して含有している。例えば、アスパラギン酸に青酸とホ
ルマリンを付加後、加水分解を行うアスパラギン酸−
N,N−二酢酸の合成においては、未反応アスパラギン
酸、青酸、ホルマリンの他、アンモニアの副生が認めら
れる。
【0010】本発明においては、前記一般式〔1〕で表
されるモノアミノカルボン酸類に対して,シアンイオ
ン、シアン化水素及びその塩の総量を100ppm以
下、アンモニウムイオン、アンモニア及びその塩の総量
を1%以下並びにホルムアルデヒドを1%以下に調整す
る。好ましくは、モノアミノカルボン酸類に対し、シア
ンイオン、シアン化水素及びその塩の総量を50ppm
以下、アンモニウムイオン、アンモニア及びその塩の総
量を0.5%以下並びにホルムアルデヒドを0.5%以
下となるように調整する。より好ましくは、モノアミノ
カルボン酸類に対し、アンモニウムイオン、アンモニア
及びその塩の総量を20ppm以下、アンモニウムイオ
ン、アンモニア及びその塩の総量を0.1%以下並びに
ホルムアルデヒドを0.1%以下となるように調整す
る。前記のような反応で得られたアミノカルボン酸類が
この条件を満足する場合は、反応液をそのまま取り扱う
ことができるが、不純物含量が上記条件を上回る場合
は、精製のための操作を要する。
【0011】最も効率の高いモノアミノカルボン酸類の
精製手段としては、反応液を一旦、硫酸等の鉱酸で酸析
し、モノアミノカルボン酸を高純度の結晶として単離し
た後、再びアルカリ性の水に再溶解する方法がある。ま
た、固体の粗モノアミノカルボン酸類を精製する場合
は、メタノール等のアルコール類で洗浄して、溶解性の
高い低分子不純物を除去する方法、さらには、不純物を
H2O2、空気などの酸化剤を導入し、酸化物に変成する方
法も有効である。
【0012】このような方法で、モノアミノカルボン酸
類に対して、シアンイオン、シアン化水素及びその塩の
総量を100ppm以下、アンモニウムイオン、アンモ
ニア及びその塩の総量を1%以下並びにホルムアルデヒ
ドを1%以下となるように調整したモノアミノカルボン
酸類は、粉体または、水分を10重量%以上含む水溶液
もしくはスラリーとして用いられるが、保存性および取
扱性の見地からは、粉体または、モノアミノカルボン酸
類濃度が5〜80重量%、好ましくは、20〜50%で
ある水溶液もしくはスラリーとして用いることが望まし
い。
【0013】貯蔵、移送、混合等に使用されるドラム
缶、タンク、ローリ−、貯蔵槽、攪拌装置等の材質は、
合金、ガラスライニング、合成樹脂ライニング等、いず
れの材質でもよいが、ステンレスが特に好ましい。
【0014】取扱い温度は、粉体の場合は0〜250
℃、モノアミノカルボン酸類の濃度が、5〜40重量%
の場合は0〜75℃、40〜50重量%の場合は5〜7
5℃、50〜80重量%の場合には10〜75℃の範囲
が好ましい。このような条件下では、3年程度の貯蔵が
可能であり、品質の劣化の認められないモノアミノカル
ボン酸類の粉体またはスラリーを必要に応じて容易に取
り出して使用することができる。
【0015】
【実施例】以下に、実施例により本発明を詳細に説明す
るが、本発明は以下の実施例に限定されるものではな
い。
【0016】実施例1 (S)−アスパラギン酸−N−一酢酸(S-ASMA)に対し
て、シアン化水素80ppm、アンモニア0.8%、ホ
ルムアルデヒド0.6%を含む、(S)−アスパラギン
酸−N−一酢酸の25.0%水溶液を調製した。この水
溶液500gを熱電式加熱器を外装したステンレス製の
容器中で、温度50℃、60日間保存した後、成分をH
PLCで分析すると共に、液の外観を観察した。結果を
表1に示した。
【0017】実施例2 (S)−アスパラギン酸−N,N−二酢酸四Na塩(S-
ASDA-4Na)に対して、シアン化ナトリウム20ppm、
アンモニア0.1%、ホルムアルデヒド0.1%を含
む、(S)−アスパラギン酸−N,N−二酢酸四Na塩
の40.0%水溶液を使用した以外、実施例1と同様の
実験を行った。結果を表1に示した。
【0018】実施例3 (S)−アスパラギン酸−N−一プロピオン酸三Na塩
(S-ASMP-3Na)に対して、シアン化ナトリウム50pp
m、アンモニア0.5%、ホルムアルデヒド0.5%を
含む、(S)−アスパラギン酸−N−一プロピオン酸三
Na塩の30.0%水溶液を使用した以外、実施例1と
同様の実験を行った。結果を表1に示した。
【0019】実施例4 (S)−α−アラニン−N,N−二酢酸三Na塩(S-AL
DA-3Na)に対して、シアン化ナトリウム70ppm、ア
ンモニア0.8%、ホルムアルデヒド0.5%を含む、
(S)−α−アラニン−N,N−二酢酸三Na塩の3
0.0%水溶液を使用した以外、実施例1と同様の実験
を行った。結果を表1に示した。
【0020】実施例5 タウリン−N,N−二酢酸三Na塩(TUDA-3Na)に対し
て、シアン化ナトリウム60ppm、アンモニア0.8
%、ホルムアルデヒド0.7%を含む、タウリン−N,
N−二酢酸三Na塩の40.0%水溶液を使用した以
外、実施例1と同様の実験を行った。結果を表1に示し
た。
【0021】実施例6 N−メチルイミノ二酢酸二Na塩(MIDA-2Na)に対し
て、シアン化ナトリウム50ppm、アンモニア0.8
%、ホルムアルデヒド0.6%を含む、N−メチルイミ
ノ二酢酸二Na塩の40.0%水溶液を使用した以外、
実施例1と同様の実験を行った。結果を表1に示した。
【0022】実施例7 アントラニル酸−N,N−二酢酸三Na塩(ANTDA-3Na
)に対して、シアン化ナトリウム80ppm、アンモ
ニア0.8%、ホルムアルデヒド0.6%を含む、アン
トラニル酸−N,N−二酢酸三Na塩の50.0%スラ
リーを使用した以外、実施例1と同様の実験を行った。
結果を表1に示した。
【0023】実施例8 アントラニル酸−N,N−二酢酸Fe塩(ANTDA-Fe)に
対して、シアン化水素80ppm、アンモニア0.5
%、ホルムアルデヒド0.6%を含む、アントラニル酸
−N,N−二酢酸Fe塩の30.0%水溶液を使用した
以外、実施例1と同様の実験を行った。結果を表1に示
した。
【0024】実施例9 2−ヒドロキシエチルイミノ二酢酸二Na塩(HIDA-2N
a)に対して、シアン化水素80ppm、アンモニア
0.8%、ホルムアルデヒド0.6%を含む、2−ヒド
ロキシエチルイミノ二酢酸二Na塩の25.0%水溶液
を使用した以外、実施例1と同様の実験を行った。結果
を表1に示した。
【0025】実施例10 2−ヒドロキシエチルイミノ二酢酸二Na塩(HIDA-2N
a)に対して、シアン化ナトリウム50ppm、アンモ
ニア0.5%、ホルムアルデヒド0.5%を含む、2−
ヒドロキシエチルイミノ二酢酸二Na塩の25.0%水
溶液を使用した以外、実施例1と同様の実験を行った。
結果を表1に示した。
【0026】実施例11 2−ヒドロキシエチルイミノ二酢酸二Na塩(HIDA-2N
a)に対して、シアン化水素70ppm、アンモニア
0.7%、ホルムアルデヒド0.6%を含む、2−ヒド
ロキシエチルイミノ二酢酸二Na塩の40.0%水溶液
を使用した以外、実施例1と同様の実験を行った。結果
を表1に示した。
【0027】実施例12 2−ヒドロキシエチルイミノ二酢酸二Na塩(HIDA-2N
a)に対して、シアン化ナトリウム50ppm、アンモ
ニア0.6%、ホルムアルデヒド0.5%を含む、2−
ヒドロキシエチルイミノ二酢酸二Na塩の40.0%水
溶液を使用した以外、実施例1と同様の実験を行った。
結果を表1に示した。
【0028】実施例13 (S)−アスパラギン酸−N−一酢酸(S-ASMA)に対し
て、シアン化水素10ppm、アンモニア0.5%、ホ
ルムアルデヒド0.5%を含む、(S)−アスパラギン
酸−N−一酢酸の粉体500gをポリエチレン性の袋に
入れてシールし、温度50℃、相対湿度60%の室内で
60日間保存した後、成分をHPLCで分析すると共
に、粉体の外観を観察した。結果を表1に示した。
【0029】実施例14 (S)−アスパラギン酸−N−二酢酸(S-ASDA)に対し
て、シアン化水素30ppm、アンモニア0.1%、ホ
ルムアルデヒド0.1%を含む、(S)−アスパラギン
酸−N−二酢酸の粉体500gを使用した以外、実施例
13と同様の実験を行った。結果を表1に示した。
【0030】実施例15 2−ヒドロキシエチルイミノ二酢酸二Na塩(HIDA-2N
a)に対して、シアン化水素10ppm、アンモニア
0.5%、ホルムアルデヒド0.5%を含む、2−ヒド
ロキシエチルイミノ二酢酸二Na塩の粉体500gを使
用した以外、実施例13と同様の実験を行った。結果を
表1に示した。
【0031】実施例16 2−ヒドロキシエチルイミノ二酢酸二Na塩(HIDA-2N
a)に対して、シアン化ナトリウム50ppm、アンモ
ニア0.5%、ホルムアルデヒド0.5%を含む、2−
ヒドロキシエチルイミノ二酢酸二Na塩の粉体500g
を使用した以外、実施例13と同様の実験を行った。結
果を表1に示した。
【0032】実施例17 2−ヒドロキシエチルイミノ二酢酸二Na塩(HIDA-2N
a)に対して、シアン化水素70ppm、アンモニア
0.7%、ホルムアルデヒド0.6%を含む、2−ヒド
ロキシエチルイミノ二酢酸二Na塩の粉体500gを使
用した以外、実施例13と同様の実験を行った。結果を
表1に示した。
【0033】実施例18 2−ヒドロキシエチルイミノ二酢酸二Na塩(HIDA-2N
a)に対して、シアン化ナトリウム50ppm、アンモ
ニア0.6%、ホルムアルデヒド0.5%を含む、2−
ヒドロキシエチルイミノ二酢酸二Na塩の粉体500g
を使用した以外、実施例13と同様の実験を行った。結
果を表1に示した。
【0034】比較例1 (S)−アスパラギン酸−N−一酢酸(ASMA)に対し
て、シアン化水素80ppm、アンモニア0.8%、ホ
ルムアルデヒド3.5%を含む、(S)−アスパラギン
酸−N−一酢酸の40.0%水溶液を使用した以外、実
施例1と同様の実験を行った。結果を表1に示した。
【0035】比較例2 (S)−アスパラギン酸−N,N−二酢酸四Na塩(AS
DA-4Na)に対して、シアン化ナトリウム80ppm、ア
ンモニア2.3%、ホルムアルデヒド0.6%を含む、
(S)−アスパラギン酸−N,N−二酢酸四Na塩の4
0.0%水溶液を使用した以外、比較例1と同様の実験
を行った。結果を表1に示した。
【0036】比較例3 (S)−アスパラギン酸−N−一プロピオン酸三Na塩
(ASMP-3Na)に対して、シアン化ナトリウム200pp
m、アンモニア0.8%、ホルムアルデヒド0.6%を
含む、(S)−アスパラギン酸−N−一プロピオン酸三
Na塩の30.0%水溶液を使用した以外、比較例1と
同様の実験を行った。結果を表1に示した。
【0037】比較例4 (S)−α−アラニン−N,N−二酢酸三Na塩(S-AL
DA-3Na)に対して、シアン化ナトリウム80ppm、ア
ンモニア1.6%、ホルムアルデヒド3.3%を含む、
(S)−α−アラニン−N,N−二酢酸三Na塩の3
0.0%水溶液を使用した以外、比較例1と同様の実験
を行った。結果を表1に示した。
【0038】比較例5 タウリン−N,N−二酢酸三Na塩(TUDA-3Na)に対し
て、シアン化ナトリウム80ppm、アンモニア0.8
%、ホルムアルデヒド1.5%を含む、タウリン−N,
N−二酢酸三Na塩の30.0%水溶液を使用した以
外、比較例1と同様の実験を行った。結果を表1に示し
た。
【0039】比較例6 N−メチルイミノ二酢酸二Na塩(MIDA-2Na)に対し
て、シアン化ナトリウム80ppm、アンモニア2.4
%、ホルムアルデヒド1.6%を含む、N−メチルイミ
ノ二酢酸二Na塩の40.0%水溶液を使用した以外、
比較例1と同様の実験を行った。結果を表1に示した。
【0040】比較例7 アントラニル酸−N,N−二酢酸三Na塩(ANTDA-3Na
)に対して、シアン化ナトリウム130ppm、アン
モニア3.6%、ホルムアルデヒド0.6%を含む、ア
ントラニル酸−N,N−二酢酸三Na塩の50.0%水
溶液を使用した以外、比較例1と同様の実験を行った。
結果を表1に示した。
【0041】比較例8 アントラニル酸−N,N−二酢酸Fe塩(ANTDA-Fe)に
対して、シアン化水素80ppm、アンモニア0.8
%、ホルムアルデヒド3.4%を含む、アントラニル酸
−N,N−二酢酸Fe塩の30.0%水溶液を使用した
以外、比較例1と同様の実験を行った。結果を表1に示
した。
【0042】比較例9 2−ヒドロキシエチルイミノ二酢酸二Na塩(HIDA-2N
a)に対して、シアン化水素80ppm、アンモニア
0.8%、ホルムアルデヒド3.5%を含む、2−ヒド
ロキシエチルイミノ二酢酸二Na塩の25.0%水溶液
を使用した以外、比較例1と同様の実験を行った。結果
を表1に示した。
【0043】比較例10 2−ヒドロキシエチルイミノ二酢酸二Na塩(HIDA-2N
a)に対して、シアン化ナトリウム50ppm、アンモ
ニア2.2%、ホルムアルデヒド0.8%を含む、2−
ヒドロキシエチルイミノ二酢酸二Na塩の25.0%水
溶液を使用した以外、比較例1と同様の実験を行った。
結果を表1に示した。
【0044】比較例11 (S)−アスパラギン酸−N−一酢酸(S-ASMA)に対し
て、シアン化水素20ppm、アンモニア2.5%、ホ
ルムアルデヒド0.5%を含む、(S)−アスパラギン
酸−N−一酢酸の粉体500gを使用した以外、実施例
13と同様の実験を行った。結果を表1に示した。
【0045】比較例12 (S)−アスパラギン酸−N−二酢酸(S-ASDA)に対し
て、シアン化水素50ppm、アンモニア0.1%、ホ
ルムアルデヒド2.3%を含む、(S)−アスパラギン
酸−N−二酢酸の粉体500gを使用した以外、比較例
11と同様の実験を行った。結果を表1に示した。
【0046】比較例13 2−ヒドロキシエチルイミノ二酢酸二Na塩(HIDA-2N
a)に対して、シアン化水素80ppm、アンモニア
0.8%、ホルムアルデヒド3.5%を含む、2−ヒド
ロキシエチルイミノ二酢酸二Na塩の粉体500gを使
用した以外、比較例11と同様の実験を行った。結果を
表1に示した。
【0047】比較例14 2−ヒドロキシエチルイミノ二酢酸二Na塩(HIDA-2N
a)に対して、シアン化ナトリウム50ppm、アンモ
ニア2.2%、ホルムアルデヒド0.8%を含む、2−
ヒドロキシエチルイミノ二酢酸二Na塩の粉体500g
を使用した以外、比較例11と同様の実験を行った。結
果を表1に示した。
【0048】 *重量%:一般式[1]の化合物含有量 上段:60日保存前 下段:60日保存後
【0049】
【発明の効果】本発明のモノアミノカルボン酸類を使用
すれば、成分の分解による純度の劣化や着色化を伴うこ
となく、長期間安定な粉体、水溶液またはスラリーとし
て、貯蔵、移送、使用することが出来る。また、本発明
のモノアミノカルボン酸類を洗剤ビルダーとして使用し
た場合、洗剤成分中の酵素活性の低減防止効果がある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C07C 309/14 C07C 309/14 309/18 309/18 // C09K 3/00 108 C09K 3/00 108C C11D 3/33 C11D 3/33

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記一般式〔1〕で表されるモノアミノ
    カルボン酸類において、当該モノアミノカルボン酸類に
    対する、シアンイオン、シアン化水素及びその塩の総量
    を100ppm以下、アンモニウムイオン、アンモニア
    及びその塩の総量を1%以下並びにホルムアルデヒドを
    1%以下に調整してなるモノアミノカルボン酸類。 (式中、R1 は、水素あるいは炭素数1〜10の無置換
    又は置換炭化水素基で、置換基は、−OH、−CO2
    及び−SO3 Mからなる群より選ばれる少なくとも一つ
    である。R2 及びR3 は、水素またはあるいは炭素数1
    〜8の無置換または置換炭化水素基を表し、置換基は、
    −OH、−CO2 M及び−SO3 Mからなる群より選ば
    れる少なくとも一つである。R4 は、水素、−OH、−
    CO2 Mおよび−SO3 Mからなる群より選ばれる少な
    くとも一つを表す。また、R1 とR2 はいっしょに環を
    形成してもよい。Mは、水素、アルカリ金属、アルカリ
    土類金属、重金属、アンモニウム基を表す。)
  2. 【請求項2】 モノアミノカルボン酸類が、アスパラギ
    ン酸−N−一酢酸、スパラギン酸−N,N−二酢酸、ア
    スパラギン酸−N−一プロピオン酸、S−アスパラギン
    酸−N−一酢酸、S−アスパラギン酸−N,N−二酢
    酸、S−アスパラギン酸−N−一プロピオン酸、タウリ
    ン−N,N−二酢酸、アントラニル酸−N,N−二酢
    酸、N−メチルイミノ二酢酸、2−ヒドロキシエチルイ
    ミノ二酢酸、2,2’−ジメチルニトリロ三酢酸、スル
    ファニル酸−N,N−二酢酸、フェニルアラニン−N,
    N−二酢酸、グルタミン酸−N,N−二酢酸、セリン−
    N,N−二酢酸、イソセリン−N,N−二酢酸、α−ア
    ラニン−N,N−二酢酸、β−アラニン−N,N−二酢
    酸およびこれらの塩から選ばれた少なくとも一種である
    請求項1記載のモノアミノカルボン酸類。
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