JPH108769A - 建造物用制振装置 - Google Patents
建造物用制振装置Info
- Publication number
- JPH108769A JPH108769A JP16189196A JP16189196A JPH108769A JP H108769 A JPH108769 A JP H108769A JP 16189196 A JP16189196 A JP 16189196A JP 16189196 A JP16189196 A JP 16189196A JP H108769 A JPH108769 A JP H108769A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- building
- vibration
- mass
- oil damper
- damping device
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- Pending
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- Building Environments (AREA)
- Buildings Adapted To Withstand Abnormal External Influences (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 建造物特に小規模建造物の交通振動や強風等
における振動を低減させるパッシブ型制振装置を提供す
る。 【解決手段】 建造物(1)において制振の必要な箇所
に建造物(1)の振動につれて水平方向に動き得るマス
(3)を取り付け、マス(3)と建造物(1)との間に
オイルダンパ(12)を配置してなるもの。
における振動を低減させるパッシブ型制振装置を提供す
る。 【解決手段】 建造物(1)において制振の必要な箇所
に建造物(1)の振動につれて水平方向に動き得るマス
(3)を取り付け、マス(3)と建造物(1)との間に
オイルダンパ(12)を配置してなるもの。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は建造物特に小規模建
造物の交通振動や強風時における振動を低減させるパッ
シブ型制振装置に関する。
造物の交通振動や強風時における振動を低減させるパッ
シブ型制振装置に関する。
【0002】
【従来の技術】高層建築物が自動車、鉄道、風等の外力
により水平方向の振動を受け、それによる揺れを減衰す
るため、受動型制振装置、能動型制振装置として、重量
数トンないし数百トン、固有振動数約0.2〜1.0H
z、最大変位±300ないし±1000mmに及ぶ大型
のものは実用化されている。又、多段積層ゴム方式の制
振装置も利用されている。
により水平方向の振動を受け、それによる揺れを減衰す
るため、受動型制振装置、能動型制振装置として、重量
数トンないし数百トン、固有振動数約0.2〜1.0H
z、最大変位±300ないし±1000mmに及ぶ大型
のものは実用化されている。又、多段積層ゴム方式の制
振装置も利用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】高層建築物より低い建
造物例えば住宅等の制振装置としては、マス重量数10
kgf〜数100kgf、固有振動数3〜7Hz、最大
変位約10mm程度であるため、上記従来の高層建築物
用の制振装置をそのまま小型にして利用することはでき
ない。例えば重量の支持方式においてレール・ローラ方
式は抵抗が大であり、ふり子式はふり子の長さが短くな
りすぎる。多段積層ゴム方式は、対象となる建造物の重
量が軽く変位も小さい場合には多段にする必要がない。
このような意味で、小規模建造物に対する有効な水平方
向用制振装置は未だ開発されていないのが現状である。
したがって、小規模建造物のためのこの種制振装置の開
発が望まれている。
造物例えば住宅等の制振装置としては、マス重量数10
kgf〜数100kgf、固有振動数3〜7Hz、最大
変位約10mm程度であるため、上記従来の高層建築物
用の制振装置をそのまま小型にして利用することはでき
ない。例えば重量の支持方式においてレール・ローラ方
式は抵抗が大であり、ふり子式はふり子の長さが短くな
りすぎる。多段積層ゴム方式は、対象となる建造物の重
量が軽く変位も小さい場合には多段にする必要がない。
このような意味で、小規模建造物に対する有効な水平方
向用制振装置は未だ開発されていないのが現状である。
したがって、小規模建造物のためのこの種制振装置の開
発が望まれている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、建造物におい
て制振の必要な個所に、建造物の振動につれて水平方向
に動き得るマスを取付け、マスと建造物との間にオイル
ダンパを配置してなることを特徴とする建造物用制振装
置である。さらに具体的には、建造物の床又は天井梁の
上方に、マスをX軸方向および/又はY軸方向のハウジ
ングの軸に直線運動ベアリングを介して固定し、これに
弾性体を付設し、さらにマスと床もしくは天井梁又はマ
スとフレームとの間に水平方向の振動を減衰するオイル
ダンパを配置してなることを特徴とするものである。か
かる本発明は、プレハブ住宅、木造住宅など小規模建造
物の交通振動や強風時における振動を低減させるのに有
効である。直線運動ベアリングに付設する弾性体として
はコイルばねが有効に使用できる。
て制振の必要な個所に、建造物の振動につれて水平方向
に動き得るマスを取付け、マスと建造物との間にオイル
ダンパを配置してなることを特徴とする建造物用制振装
置である。さらに具体的には、建造物の床又は天井梁の
上方に、マスをX軸方向および/又はY軸方向のハウジ
ングの軸に直線運動ベアリングを介して固定し、これに
弾性体を付設し、さらにマスと床もしくは天井梁又はマ
スとフレームとの間に水平方向の振動を減衰するオイル
ダンパを配置してなることを特徴とするものである。か
かる本発明は、プレハブ住宅、木造住宅など小規模建造
物の交通振動や強風時における振動を低減させるのに有
効である。直線運動ベアリングに付設する弾性体として
はコイルばねが有効に使用できる。
【0005】建造物において制振の必要な個所とは建造
物の床、天井、屋上又は床の梁などであるが、X軸方向
あるいはY軸方向にそれぞれ振動が起ると、床又は天井
梁の振動とマスの振動はコイルばねなどの作用によって
共振し、オイルダンパによって該振動を減衰する。X軸
方向とY軸方向の中間の振動はX軸方向とY軸方向の振
動の大きさの比に比例した合成方向に動き、オイルダン
パによって減衰する。一定の固有振動数からなる制振装
置が他の固有振動数の建造物にも適用できるように一定
マスの重さ以外に各種の重さのマスもしくはハウジング
の重さ又はコイルばねのばね定数を変えて調節できるよ
うにする。マスの重さの調節は所定の寸法のマスを重ね
合せることによって行う。オイルダンパは取扱い簡単
で、安定した減衰特性が得られるもので1mm程度の小
さな変位でも作動できる。
物の床、天井、屋上又は床の梁などであるが、X軸方向
あるいはY軸方向にそれぞれ振動が起ると、床又は天井
梁の振動とマスの振動はコイルばねなどの作用によって
共振し、オイルダンパによって該振動を減衰する。X軸
方向とY軸方向の中間の振動はX軸方向とY軸方向の振
動の大きさの比に比例した合成方向に動き、オイルダン
パによって減衰する。一定の固有振動数からなる制振装
置が他の固有振動数の建造物にも適用できるように一定
マスの重さ以外に各種の重さのマスもしくはハウジング
の重さ又はコイルばねのばね定数を変えて調節できるよ
うにする。マスの重さの調節は所定の寸法のマスを重ね
合せることによって行う。オイルダンパは取扱い簡単
で、安定した減衰特性が得られるもので1mm程度の小
さな変位でも作動できる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下発明の実施の形態を図面に基
づいて説明する。図1は平面図、図2は正面図、図3は
右側面図を示す。床又は天井梁1の制振を必要とする個
所にフレーム2を固定し、フレーム2にはX方向ベアリ
ング用ハウジング5を設ける。X方向ベアリング用ハウ
ジング5内にはX方向直線運動ベアリング6が、両端を
Y方向ベアリング用ハウジング8に固着したX方向軸4
に沿って移動するように取付けられている。又、Y方向
ベアリング用ハウジング8内にはY方向直線運動ベアリ
ング9が、フレーム2に両端を固着されたY方向軸10
に沿って移動するように取付けられている。二つのX方
向ベアリング用ハウジング5にさしわたすようにマス3
が取付けられており、マス3の中央部とY方向ベアリン
グ用ハウジング8との間にはマス3を元の位置に戻すX
方向ばね7,7が取付けられている。又、マス3をY方
向で元に戻すため、一端はY方向ベアリング用ハウジン
グ8に他端はフレーム2に固定したY方向ばね11,1
1が取付けられている。さらにマス3の下面とフレーム
2の中央部との間にはX方向のオイルダンパ12をロッ
ドがフレーム2に、シリンダはマス3に固定して設けて
ある。又、Y方向にもオイルダンパ13をロッドがフレ
ーム2にシリンダはマス3に固定して設けてある。
づいて説明する。図1は平面図、図2は正面図、図3は
右側面図を示す。床又は天井梁1の制振を必要とする個
所にフレーム2を固定し、フレーム2にはX方向ベアリ
ング用ハウジング5を設ける。X方向ベアリング用ハウ
ジング5内にはX方向直線運動ベアリング6が、両端を
Y方向ベアリング用ハウジング8に固着したX方向軸4
に沿って移動するように取付けられている。又、Y方向
ベアリング用ハウジング8内にはY方向直線運動ベアリ
ング9が、フレーム2に両端を固着されたY方向軸10
に沿って移動するように取付けられている。二つのX方
向ベアリング用ハウジング5にさしわたすようにマス3
が取付けられており、マス3の中央部とY方向ベアリン
グ用ハウジング8との間にはマス3を元の位置に戻すX
方向ばね7,7が取付けられている。又、マス3をY方
向で元に戻すため、一端はY方向ベアリング用ハウジン
グ8に他端はフレーム2に固定したY方向ばね11,1
1が取付けられている。さらにマス3の下面とフレーム
2の中央部との間にはX方向のオイルダンパ12をロッ
ドがフレーム2に、シリンダはマス3に固定して設けて
ある。又、Y方向にもオイルダンパ13をロッドがフレ
ーム2にシリンダはマス3に固定して設けてある。
【0007】このような構成としたため、床又は天井梁
1にX方向に振動が起ると、床又は天井梁1とフレーム
2の振動とマス3との振動はX方向コイルばね7によっ
て緩衝し、オイルダンパ12によって振動を減衰する。
Y方向の振動もオイルダンパ13によって同様に減衰す
る。X方向とY方向の中間の振動はX方向とY方向の比
に比例した合成力によって、X方向軸とY方向軸の両軸
に沿って合成方向に動き、オイルダンパ12並びに13
によって減衰する。又、所望の固有振動数に適用できる
ようにマスの重さを調節できるようにしてある。
1にX方向に振動が起ると、床又は天井梁1とフレーム
2の振動とマス3との振動はX方向コイルばね7によっ
て緩衝し、オイルダンパ12によって振動を減衰する。
Y方向の振動もオイルダンパ13によって同様に減衰す
る。X方向とY方向の中間の振動はX方向とY方向の比
に比例した合成力によって、X方向軸とY方向軸の両軸
に沿って合成方向に動き、オイルダンパ12並びに13
によって減衰する。又、所望の固有振動数に適用できる
ようにマスの重さを調節できるようにしてある。
【0008】
【発明の効果】本発明によれば、X,Y方向の制振装置
の振動減衰装置としてオイルダンパを用いているので、
オイルダンパは油を封じ込めしてあるため取り扱いが簡
単で、小型化ができるので、天井梁等の狭い所にも容易
に設定することができる。そして1mm程度以上の変位
に対して安定した減衰特性が得られる。
の振動減衰装置としてオイルダンパを用いているので、
オイルダンパは油を封じ込めしてあるため取り扱いが簡
単で、小型化ができるので、天井梁等の狭い所にも容易
に設定することができる。そして1mm程度以上の変位
に対して安定した減衰特性が得られる。
【図1】本発明の実施例の平面図である。
【図2】図1の正面図である。
【図3】図1の右側面図である。
1 床又は天井梁 2 フレーム 3 マス 4 X方向軸 5 X方向ベアリング用ハウジング 6 X方向直線運動ベアリング 7 X方向ばね 8 Y方向ベアリング用ハウジング 9 Y方向直線運動ベアリング 10 Y方向軸 11 Y方向ばね 12 X方向のオイルダンパ 13 Y方向のオイルダンパ
Claims (4)
- 【請求項1】 建造物において制振の必要な個所に建造
物の振動につれて水平方向に動き得るマスを取付け、マ
スと建造物との間にオイルダンパを配置してなることを
特徴とする建造物用制振装置。 - 【請求項2】 建造物の床又は天井梁の上方に、マスを
X軸方向および/又はY軸方向のハウジングの軸に直線
運動ベアリングを介して固定し、これに弾性体を付設
し、さらにマスと床又は天井梁との間に水平方向の振動
を減衰するオイルダンパを配置してなることを特徴とす
る建造物用制振装置。 - 【請求項3】 所望の固有振動数に適用できるようにマ
スもしくはハウジングの重さ又はコイルばねのばね定数
を調節できるようにした請求項1又は請求項2記載の建
造物用制振装置。 - 【請求項4】 小規模建造物に適用した請求項1ないし
3のいずれかに記載の建造物用制振装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16189196A JPH108769A (ja) | 1996-06-21 | 1996-06-21 | 建造物用制振装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16189196A JPH108769A (ja) | 1996-06-21 | 1996-06-21 | 建造物用制振装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH108769A true JPH108769A (ja) | 1998-01-13 |
Family
ID=15743974
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16189196A Pending JPH108769A (ja) | 1996-06-21 | 1996-06-21 | 建造物用制振装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH108769A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8857110B2 (en) | 2011-11-11 | 2014-10-14 | The Research Foundation For The State University Of New York | Negative stiffness device and method |
| US9206616B2 (en) | 2013-06-28 | 2015-12-08 | The Research Foundation For The State University Of New York | Negative stiffness device and method |
-
1996
- 1996-06-21 JP JP16189196A patent/JPH108769A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8857110B2 (en) | 2011-11-11 | 2014-10-14 | The Research Foundation For The State University Of New York | Negative stiffness device and method |
| US9206616B2 (en) | 2013-06-28 | 2015-12-08 | The Research Foundation For The State University Of New York | Negative stiffness device and method |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20050722 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20050802 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20051129 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |