JPH1088013A - キノフタロン類の製造方法 - Google Patents

キノフタロン類の製造方法

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JPH1088013A
JPH1088013A JP9252645A JP25264597A JPH1088013A JP H1088013 A JPH1088013 A JP H1088013A JP 9252645 A JP9252645 A JP 9252645A JP 25264597 A JP25264597 A JP 25264597A JP H1088013 A JPH1088013 A JP H1088013A
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aromatic
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acid
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JP9252645A
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Dietmar Dipl Chem Dr Kalz
デイートマー・カルツ
Stephan Dipl Chem Dr Michaelis
シユテフアン・ミヒヤエリス
Karl-Heinz Reinhardt
カール−ハインツ・ラインハルト
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Bayer AG
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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G63/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a carboxylic ester link in the main chain of the macromolecule
    • C08G63/68Polyesters containing atoms other than carbon, hydrogen and oxygen
    • C08G63/685Polyesters containing atoms other than carbon, hydrogen and oxygen containing nitrogen
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D215/00Heterocyclic compounds containing quinoline or hydrogenated quinoline ring systems
    • C07D215/02Heterocyclic compounds containing quinoline or hydrogenated quinoline ring systems having no bond between the ring nitrogen atom and a non-ring member or having only hydrogen atoms or carbon atoms directly attached to the ring nitrogen atom
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    • C07D215/20Oxygen atoms
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G64/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a carbonic ester link in the main chain of the macromolecule
    • C08G64/04Aromatic polycarbonates
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    • C08G64/08Aromatic polycarbonates not containing aliphatic unsaturation containing atoms other than carbon, hydrogen or oxygen
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 先行技術の欠点をもはや有していないキノフ
タロン類の製造方法を提供する。 【解決手段】 有機溶媒中での一般式(II) 【化1】 の複素環式化合物と一般式(III) 【化2】 の芳香族ジカルボン酸類またはそれらの無水物との反応
によるキノフタロン類の製造方法であって、使用する溶
媒および式(I)〜(III)の化合物の両者と異なる脂
肪族または芳香族アルコールの存在下で反応を実施す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明はキノフタロン類の製造方法および
この方法で製造されるキノフタロン類のプラスチックの
塊状染色(bulk dyeing)のための使用に関する。
【0002】式(I)
【0003】
【化4】
【0004】[式中、基Aは未置換のまたは置換された
ヘテロ芳香族環を完成させそして基Bは未置換であって
もまたは置換されていてもよい芳香族環を完成させる]
のキノフタロン類は既知でありそして原則的には一般式
(II)
【0005】
【化5】
【0006】の複素環式化合物と一般式(III)
【0007】
【化6】
【0008】の芳香族ジカルボン酸またはその無水物と
の反応により製造される。
【0009】この反応は、例えば、溶融物中で(DE−
A 1 229 663)または不活性溶媒中で実施され
る。
【0010】不活性溶媒、例えば、ニトロベンゼン、o
−ジクロロベンゼン、トリクロロベンゼン、ジメチルホ
ルムアミドまたはジフェニルエーテル、の単独使用は例
えばGB−A 1 225 336またはGB−A 1 1
99 098から知られておりそして非常に高い温度を
必要とする。この方法の欠点は高い反応温度であり、そ
れは一方では大量のエネルギーの導入を必要としそして
他方では対応する割合の副生物をもたらし、生ずる生成
物の精製の必要性を増加させる。これには不適当な空間
/時間収率が伴われる。
【0011】本発明の目的は上記の欠点をもはや有して
いないキノフタロン類の製造方法を提供することであ
る。有機溶媒中での式(II)の複素環式化合物と式(II
I)の芳香族ジカルボン酸またはそれらの無水物との反
応による式(I)のキノフタロン類の製造方法であっ
て、使用する溶媒および式(I)〜(III)の化合物の
両者と異なる脂肪族または芳香族アルコールの存在下で
反応を実施することを特徴とする方法が今回見いだされ
た。
【0012】本発明に従う方法により好適に使用される
式(I)の化合物は式(Ia)
【0013】
【化7】
【0014】[式中、XはHまたはOHを表し、Yは
H、ハロゲン、例えばCl、BrおよびF、C1−C4-
アルキル、C1−C4-アルコキシ、C6−C10-アリー
ル、例えばフェニル、またはカルボキサミド、例えばC
ONH2、を示し、R1はC1−C4-アルキル、C1−C4-
アルコキシまたはハロゲン、例えばCl、Brおよび
F、を表し、nは0〜4の数を示し、R2はハロゲン、
例えばCl、BrおよびF、NO2、NH2、NH−(C1
−C4-アルキル)、NH(アシル)、OH、C1−C4-アル
コキシ、C1−C4-アルキルまたは−O−アシル、例え
ば−O−アセチルおよび−O−プロピオニル、を表し、
そしてmは0〜4の数を示す]に相当するものである。
【0015】式(II)の好適な複素環式化合物は式(II
a)
【0016】
【化8】
【0017】に相当するものでありそして式(III)の
好適な芳香族ジカルボン酸は式(IIIa)
【0018】
【化9】
【0019】またはその無水物[式中、X、Y、R1
2、nおよびmは上記の意味を有する]に相当するも
のである。
【0020】式(IIa)の好適な化合物は、例えば、2
−メチルピリジン、2−メチルベンズイミダゾール、2
−メチルベンゾチアゾール、2−メチルキナゾール−4
−オン、8−アミノキナルジン、キナルジン、3−ヒド
ロキシキナルジン、3−ヒドロキシ−4−カルボキシキ
ナルジン類、3−ヒドロキシ−4−カルボメトキシキナ
ルジンまたは3−ヒドロキシ−6−メチルキナルジンで
ある。
【0021】式(IIIa)の好適な化合物またはそれら
の無水物は、例えば、無水フタル酸、無水トリメリト
酸、無水ナフタレン−1,2−ジカルボン酸、無水テト
ラブロモフタル酸、無水テトラクロロフタル酸、無水3
−および4−ニトロ−フタル酸、無水3−および4−ア
ミノフタル酸、無水3−および4−アセチルアミノフタ
ル酸、無水4−ヒドロキシフタル酸、並びにトリメリト
酸メチルおよびフェニルである。
【0022】出発化合物(II)および(III)または(I
Ia)および(IIIa)は既知であるかまたは既知の方法
により得られる。
【0023】式(I)の好適なキノフタロン類は式(I
b)
【0024】
【化10】
【0025】[式中、R2はハロゲン、O−アシル、N
2またはNH−アシル、例えばNH−アセチル、NH
−プロピオニルおよびNH−ベンゾイルを表し、そして
mは0〜4の数を表す]に相当する。
【0026】好適な有機溶媒として挙げられるものはニ
トロベンゼン、芳香族クロロ炭化水素類、例えばo−ジ
クロロベンゼンおよびトリクロロベンゼン、ジメチルホ
ルムアミド、N−メチルピロリドン、芳香族エーテル類
およびエステル類、例えばフタル酸ジメチル、ジフェニ
ルエーテルおよびジトリルエーテル、またはそれらの混
合物である。
【0027】ジトリルエーテルが溶媒として特に好まし
い。
【0028】使用する溶媒および式(I)〜(III)の
化合物の両者と異なる好適な脂肪族アルコール類として
挙げられるものは場合により置換されていてもよいC1
−C12-アルコール類であり、それらは直鎖状であって
もまたは分枝鎖状であってもよい。好適な置換基として
挙げられるものは、例えば、C1−C4-アルコキシ、C1
−C4-アルコキシ−C1−C4-アルコキシ、COOH、
OHまたはフェニルである。特に好適な使用できる脂肪
族アルコール類は、例えば、メタノール、エタノール、
プロパノール、ブタノール、ドデシルアルコール、エー
テル−アルコール類、例えば2−(2−ブトキシ−エト
キシ)−エタノール、ヒドロキシカルボン酸類、例えば
ヒドロキシ酢酸、DL−乳酸およびDL−リンゴ酸、並
びに芳香脂肪族アルコール類、例えばベンジルアルコー
ル、またはそれらの混合物である。
【0029】使用する溶媒および式(I)〜(III)の
化合物の両者と異なる使用できる芳香族アルコール類は
場合により置換されたまたは未置換のフェノールまたは
ナフトール類である。好適な置換基として挙げられもの
は、例えば、C1−C14-アルキル、特にメチル、エチ
ル、プロピル、tert−ブチル、ノニルおよびドデシ
ル、C1−C6-アルコキシ、特にメトキシ、NO2、CO
OHおよびOHである。特に好適な芳香族アルコール類
はフェノール、2−、3−および4−メチルフェノー
ル、2−、3−および4−プロピルフェノール、2−、
3−および4−tert−ブチルフェノール、2,3
−、3,4−、2,4−、3,5−、2,5−および2,6
−ジメチルフェノール、ノニルフェノール、ドデシルフ
ェノール、α−ナフトール、β−ナフトール、C1−C6
-アルコキシフェノール類、例えば4−メトキシフェノ
ール、ニトロフェノール、例えばp−ニトロフェノー
ル、芳香族ヒドロキシカルボン酸類、例えばサリチル
酸、2−、4−および5−メチルサリチル酸および5−
tert−ブチルサリチル酸、サリチル酸アルキルエス
テル類、2−ヒドロキシ−1−ナフタレン−カルボン
酸、1−ヒドロキシ−2−ナフタレン−カルボン酸およ
び2,4−ヒドロキシ安息香酸、またはそれらの混合物
である。
【0030】芳香族アルコール類、特にフェノール、サ
リチル酸、2−ヒドロキシ−1−ナフタレンカルボン酸
および1−ヒドロキシ−2−ナフタレンカルボン酸、が
本発明に従う方法で特に好適に使用される。
【0031】使用される脂肪族および芳香族アルコール
の割合は1モルの式(III)の成分当たり好適には0.5
〜2モル%である。
【0032】一般的には1:2、特に1:1.5〜1:
1.0、好適には1:1.2〜1:1.1である化合物(I
I)対(III)のモル比が好適である。
【0033】ジカルボン酸(III)の無水物が好適に使
用される。
【0034】工程技術に関すると、成分(II)および
(III)並びに溶媒並びに脂肪族および/または芳香族
アルコールを反応温度に加熱しながら縮合水を蒸留除去
する工程が一般的に行われる。
【0035】本発明に従う方法は一般的には100〜2
00℃の温度において、好適には135〜200℃にお
いて、特に160〜180℃において行われる。
【0036】反応は簡便には常圧で行われるが、それを
1〜10バール、好適には1〜5バール、で実施するこ
ともできる。
【0037】160℃より下の沸点を有する脂肪族また
は芳香族アルコール類が使用される場合には、本発明に
従う方法を圧力下で実施することが有利であるかもしれ
ない。
【0038】反応混合物の処理はそれ自体は既知である
方法で、そして特に好適には水−混和性である溶媒、例
えば、メタノールおよびエタノール、を用いる100℃
より下の温度における希釈並びにその後の室温または高
温における濾過により、特に好適には50〜110℃に
おける溶液の直接的濾過により、行われる。
【0039】式(I)のキノフタロン類の単離は好適に
は一般的な方法で物質をフィルター上で溶媒または水で
洗浄しそして適宜それを乾燥することにより行われる。
【0040】本発明に従う方法により製造されるキノフ
タロン類は、例えば、印刷インキ用並びに熱可塑性樹
脂、例えばポリスチレン、ポリ塩化ビニル、ポリアミド
類、ポリエステル類、ポリアクリロニトリル、三酢酸セ
ルロースおよび酢酸セルロース、の紡糸および塊状染色
用の染料として使用される。
【0041】先行技術のものと比べて、本発明に従う方
法は工程技術、良好な収率および高い生成物純度の面で
より簡単な工程として特徴づけられる。
【0042】プラスチックの塊状染色とはここでは、特
に、染料をプラスチックの溶融組成物の中に例えば押し
出し機を用いて加えるかまたは染料をプラスチックの製
造用出発成分、例えば単量体、に重合前に加える方法を
意味する。
【0043】特に好適なプラスチックは熱可塑性樹脂、
例えばビニル重合体、ポリエステル類、ポリアミド類、
またはポリカーボネート類、である。
【0044】適するビニル重合体はポリスチレン、スチ
レン/アクリロニトリル共重合体、スチレン/ブタジエ
ン共重合体、スチレン/ブタジエン/アクリロニトリル
三元共重合体、ポリメタクリレート、ポリ塩化ビニルな
どである。
【0045】さらに適するポリエステル類はポリエチレ
ンテレフタレート、ポリカーボネート類およびセルロー
スエステル類である。
【0046】ポリスチレン、スチレン共重合体、ポリカ
ーボネート類およびポリメタクリレートが好適である。
ポリスチレンが特に好適である。
【0047】上記の高分子量化合物は別個にまたは混合
物の中で、プラスチック組成物としてまたは溶融物とし
て存在することができる。
【0048】本発明に従う方法により製造されるキノフ
タロン類は微細分割形態で使用され、分散剤を使用する
ことも可能であるが必ずしも必要ではない。
【0049】本発明に従う方法により得られる式(I)
の化合物を重合後に使用する場合には、それらを好適に
は乾燥状態のプラスチックの顆粒と混合するかまたはそ
れと共に粉砕し、そしてこの混合物を例えば混合ロール
上でまたは押し出し機中で可塑化しそして均質化する。
しかしながら、染料を溶融組成物に加えそして撹拌によ
り均質に分布させることもできる。この方法で予備染色
された物質を次にさらに一般的な方法で、例えば剛毛状
のもの(bristles)、糸などに紡糸することによりまたは
押し出しもしくは射出成形方法により、処理して成形品
を与える。
【0050】式(I)の化合物は好適には上記の重合体
の染色用に、重合体の量を基にして、0.0001〜1
重量%、特に0.01〜0.5重量%、の量で使用され
る。
【0051】重合体中に不溶性である顔料、例えば、二
酸化チタン、の添加により対応する価値ある不透明な染
色が得られる。
【0052】二酸化チタンは、重合体の量を基にして、
0.01〜10重量%、好適には0.1〜5重量%、の量
で使用することができる。
【0053】
【実施例】実施例1 13.8gのサリチル酸(0.1モル)、25.5gの式
【0054】
【化11】
【0055】のヒドロキシキナルジンカルボン酸(0.
126モル)および29.6gの無水フタル酸(0.2モ
ル)を150mlのジトリルエーテル(異性体混合物)
の中に加えた。混合物を次に窒素上に通しながら180
℃に加熱した。二酸化炭素を分解させそして反応水を縮
合反応から蒸留除去した。約12時間後に、染料の生成
が終了した。混合物を120℃に冷却しそして染料の結
晶化を完了させるために250mlのメタノールを流入
させた。室温に冷却した後に、染料を吸引濾別し、最初
に250mlのメタノールでそして次に500mlの熱
水で洗浄しそして真空中で乾燥した。収量:34g=理
論値の93%の式
【0056】
【化12】
【0057】のキノフタロン。
【0058】実施例2 9.5gのフェノール(0.1モル)、25.5gの式
【0059】
【化13】
【0060】のヒドロキシキナルジンカルボン酸(0.
126モル)および29.6gの無水フタル酸(0.2モ
ル)を150mlのジトリルエーテル(異性体混合物)
の中に撹拌しながら加えた。窒素流を反応混合物上に通
しながら、反応混合物を165℃に加熱しそしてこの温
度に15時間保った。染料の生成が終了した時に、混合
物を120℃に冷却した。その後、250mlのメタノ
ールを加えた。室温に冷却した後に、沈澱した染料を吸
引濾別しそして250mlのメタノールでそして次に5
00mlの熱水で洗浄した。染料を次に真空中で70℃
において乾燥した。収量:34.4g=理論値の95%
の式
【0061】
【化14】
【0062】のキノフタロン。溶媒としてのジトリルエ
ーテルをジフェニルエーテルまたはo−ジクロロベンゼ
ンにより置換する場合にも、同様に良好な結果が得られ
た。
【0063】実施例3(比較) 芳香族アルコールを添加しないこと以外は工程が実施例
1と同様である場合には、キノフタロンの収量はかなり
低かった。下記の例が種々の溶媒に関して得られた。
【0064】 実施例4 150mlのジトリルエーテル(異性体混合物)を2
6.2gのドデシルフェノール(0.1モル)、25.5
g(0.126モル)のヒドロキシキナルジンカルボン
酸および29.6g(0.2モル)の無水フタル酸と撹拌
しながら混合し、そして混合物を窒素下で180℃に加
熱した。この工程中に、反応水を蒸留除去した。この温
度を15時間保った。その後、混合物を120℃に冷却
しそして250mlのメタノールを加えた。室温に冷却
した後に、結晶化したキノフタロン染料を濾別し、25
0mlのメタノールでそして次に500mlの熱水で洗
浄した。生成物を70℃において真空中で乾燥した。収
量:33.1g=理論値の90.5%。
【0065】実施例5 150mlのジトリルエーテル(異性体混合物)、15
gの4−tert−ブチルフェノール(0.1モル)、
25.5gのヒドロキシキナルジンカルボン酸(0.12
6モル)および29.6gの無水フタル酸(0.2モル)
を撹拌しながら175℃に加熱し、窒素流を上に通しそ
して反応水を蒸留除去した。15時間の反応時間後に、
染料の生成が終了した。反応混合物を120℃に冷却し
そして250mlのメタノールを加えた。混合物を65
〜68℃においてさらに1時間撹拌しそして次に室温に
放冷した。結晶化したキノフタロン染料を吸引濾別しそ
して250mlのメタノールで洗浄した。その後、染料
を500mlの熱水で洗浄しそして70℃において真空
中で乾燥した。収量:33.3g=理論値の91.1%。
【0066】実施例6 150mlのジトリルエーテル(異性体混合物)、1
8.8gの2−ナフトール−1−カルボン酸(0.1モ
ル)、25.5gのヒドロキシキナルジンカルボン酸
(0.126モル)および29.6gの無水フタル酸
(0.2モル)を、撹拌しそして窒素上に通しながら、
200℃に加熱した。この工程中に、反応水を蒸留除去
した。10時間の反応時間後に、出発物質全体がキノフ
タロン染料に転化されていた。混合物を120℃に冷却
し、250mlのメタノールを加えそして混合物を室温
に放冷した。染料を次に濾別し、最初に250mlのメ
タノールでそして次に500mlの熱水で洗浄しそして
真空中で70℃において乾燥した。収量:33.5g=
理論値の91.6%。
【0067】実施例7 150mlのジフェニルエーテル、11.7gのヒドロ
キシ酢酸(0.15モル)、25.5gのヒドロキシキナ
ルジンカルボン酸(0.126モル)および29.6gの
無水フタル酸(0.2モル)を撹拌しながら180℃に
加熱した。この工程中に、窒素流を上に通しそして反応
水を蒸留除去した。10時間後に、反応が終了した。混
合物を120℃に冷却しそして250mlのメタノール
で希釈した。その後、それを室温に放冷しそして結晶化
したキノフタロン染料を濾別した。生成物を250ml
のメタノールでそして次に500mlの熱水で洗浄しそ
して70℃において真空中で乾燥した。収量:32.9
g=理論値の90.5%。
【0068】実施例8 150mlのジトリルエーテル(異性体混合物)、1
3.8gのサリチル酸(0.1モル)、25.5gのヒド
ロキシキナルジンカルボン酸(0.126モル)および
40.0gの無水テトラクロロフタル酸(0.14モル)
を、撹拌しそして窒素上に通しながら、170℃に加熱
した。この工程中に、反応水を蒸留除去した。12時間
の反応時間後に、反応混合物を120℃に冷却しそして
250mlのメタノールで希釈した。キノフタロン染料
がこの工程中に結晶化しそしてそれを濾過により単離し
た。フィルターケーキを250mlのメタノールでそし
て次に500mlの熱水で洗浄しそして引き続き真空中
で70℃において乾燥した。染料は構造式
【0069】
【化15】
【0070】を有する。収量:39.7g=理論値の9
3%。
【0071】実施例9 150mlのジトリルエーテル(異性体混合物)、8.
8gのイソペンチルアルコール(0.1モル)、25.5
gのヒドロキシキナルジンカルボン酸(0.126モ
ル)および27.4gの無水4−クロロ−フタル酸を、
撹拌しそして窒素上に通しながら、160℃に加熱し
た。この工程中に、反応水を蒸留除去した。12時間の
反応時間後に、反応混合物を120℃に冷却しそして2
50mlのメタノールを加えた。キノフタロン染料が結
晶化しそしてそれを濾別した。フィルターケーキを25
0mlのメタノールでそして次に500mlの熱水で洗
浄しそして最後に真空中で70℃において乾燥した。染
料は構造式
【0072】
【化16】
【0073】を有する。収量:37g=理論値の91
%。
【0074】本発明の主なる特徴および態様は以下のと
おりである。
【0075】1.有機溶媒中での一般式(II)
【0076】
【化17】
【0077】の複素環式化合物と一般式(III)
【0078】
【化18】
【0079】の芳香族ジカルボン酸またはそれらの無水
物との反応による式(I)
【0080】
【化19】
【0081】[式中、基Aは未置換のまたは置換された
ヘテロ芳香族環を完成させそして基Bは未置換のまたは
置換された芳香族環を完成させる]のキノフタロン類の
製造方法であって、使用する溶媒および式(I)〜(II
I)の化合物の両者と異なる脂肪族または芳香族アルコ
ールの存在下で反応を実施する方法。
【0082】2.式(I)の化合物が式(Ia)
【0083】
【化20】
【0084】[式中、XはHまたはOHを表し、Yは
H、ハロゲン、C1−C4-アルキル、C1−C4-アルコキ
シ、C6−C10-アリールまたはカルボキサミドを示し、
1はC1−C4-アルキル、C1−C4-アルコキシまたは
ハロゲンを表し、nは0〜4の数を示し、R2はハロゲ
ン、NO2、NH2、NH−(C1−C4-アルキル)、NH
(アシル)、OH、C1−C4-アルコキシ、C1−C4-アル
キルまたは−O−アシルを表し、そしてmは0〜4の数
を示す]に相当する、上記1に従う方法。
【0085】3.式(I)の化合物が式(Ia)
【0086】
【化21】
【0087】[式中、XはHまたはOHを表し、Yは
H、Cl、BrおよびF、C1−C4-アルキル、C1−C
4-アルコキシ、フェニルまたはCONH2を示し、R1
1−C4-アルキル、C1−C4-アルコキシまたはCl、
BrおよびFを表し、nは0〜4の数を示し、R2はC
l、BrおよびF、NO2、NH2、NH−(C1−C4-ア
ルキル)、NH(アシル)、OH、C1−C4-アルコキシ、
1−C4-アルキルまたは−O−アセチルおよび−O−
プロピオニルを表し、そしてmは0〜4の数を示す]に
相当する、上記1に従う方法。
【0088】4.式(II)の複素環式化合物が式(II
a)
【0089】
【化22】
【0090】に相当しそして式(III)の芳香族ジカル
ボン酸が式(IIIa)
【0091】
【化23】
【0092】またはその無水物[式中、XはHまたはO
Hを表し、YはH、ハロゲン、C1−C4-アルキル、C1
−C4-アルコキシ、C6−C10-アリール、またはカルボ
キサミドを示し、R1はC1−C4-アルキル、C1−C4-
アルコキシまたはハロゲンを表し、nは0〜4の数を示
し、R2はハロゲン、NO2、NH2、NH−(C1−C4-
アルキル)、NH(アシル)、OH、C1−C4-アルコキ
シ、C1−C4-アルキルまたは−O−アシルを表し、そ
してmは0〜4の数を示す]に相当する、上記1に従う
方法。
【0093】5.式(II)の複素環式化合物が式(II
a)
【0094】
【化24】
【0095】に相当しそして式(III)の芳香族ジカル
ボン酸が式(IIIa)
【0096】
【化25】
【0097】またはその無水物[式中、XはHまたはO
Hを表し、YはH、Cl、BrおよびF、C1−C4-ア
ルキル、C1−C4-アルコキシ、フェニルまたはCON
2を示し、R1はC1−C4-アルキル、C1−C4-アルコ
キシまたはCl、BrおよびFを表し、nは0〜4の数
を示し、R2はCl、BrおよびF、NO2、NH2、N
H−(C1−C4-アルキル)、NH(アシル)、OH、C1
4-アルコキシ、C1−C4-アルキルまたは−O−アセ
チルおよび−O−プロピオニルを表し、そしてmは0〜
4の数を示す]に相当する、上記1に従う方法。
【0098】6.2−メチルピリジン、2−メチルベン
ズイミダゾール、2−メチルベンゾチアゾール、2−メ
チルキナゾール−4−オン、8−アミノキナルジン、キ
ナルジン、3−ヒドロキシキナルジン、3−ヒドロキシ
−4−カルボキシキナルジン、3−ヒドロキシ−4−カ
ルボメトキシキナルジンまたは3−ヒドロキシ−6−メ
チルキナルジンを式(II)の化合物として使用する、上
記1に従う方法。
【0099】7.無水フタル酸、無水トリメリト酸、無
水ナフタレン−1,2−ジカルボン酸、無水テトラブロ
モフタル酸、無水テトラクロロフタル酸、無水3−およ
び4−ニトロ−フタル酸、無水3−および4−アミノ−
4−ヒドロキシフタル酸、またはトリメリト酸メチルお
よびフェニルを式(III)の化合物またはその無水物と
して使用する、上記1に従う方法。
【0100】8.式(I)のキノフタロン類が式(I
b)
【0101】
【化26】
【0102】[式中、R2はハロゲン、O−アシル、N
2またはNH−アシル、NH−プロピオニルもしくは
NH−ベンゾイルを表し、そしてmは0〜4の数を表
す]に相当する、上記1に従う方法。
【0103】9.式(I)のキノフタロン類が式(I
b)
【0104】
【化27】
【0105】[式中、R2はハロゲン、O−アシル、N
2またはNH−アセチル、NH−プロピオニルもしく
はNH−ベンゾイルを表し、そしてmは0〜4の数を表
す]に相当する、上記1に従う方法。
【0106】10.ニトロベンゼン、芳香族クロロ炭化
水素類、特にo−ジクロロベンゼンもしくはトリクロロ
ベンゼン、ジメチルホルムアミド、N−メチルピロリド
ン、芳香族エーテル類およびエステル類、特にフタル酸
ジメチル、ジフェニルエーテルおよびジトリルエーテ
ル、またはそれらの混合物を有機溶媒として使用する、
上記1に従う方法。
【0107】11.使用する溶媒および式(I)〜(II
I)の化合物の両者と異なる脂肪族アルコール類として
直鎖状もしくは分枝鎖状の未置換のまたは置換されたC
1−C12-アルコール類を使用し、並びに/或いは芳香族
アルコール類として置換されたまたは未置換のフェノー
ルもしくはナフトールを使用する、上記1に従う方法。
【0108】12.使用する溶媒および式(I)〜(II
I)の化合物の両者と異なる芳香族アルコール類として
フェノール、2−、3−もしくは4−メチルフェノー
ル、2−、3−もしくは4−プロピルフェノール、2
−、3−もしくは4−tert−ブチルフェノール、
2,3−、3,4−、2,4−、3,5−、2,5−もしく
は2,6−ジメチルフェノール、ノニルフェノール、ド
デシルフェノール、α−ナフトール、β−ナフトール、
1−C6-アルコキシフェノール類、ニトロフェノー
ル、芳香族ヒドロキシカルボン酸類もしくはそれらのア
ルキルエステル類またはそれらの混合物を使用する、上
記1に従う方法。
【0109】13.使用する溶媒および式(I)〜(II
I)の化合物の両者と異なる芳香族アルコール類として
フェノール、2−、3−もしくは4−メチルフェノー
ル、2−、3−もしくは4−プロピルフェノール、2
−、3−もしくは4−tert−ブチルフェノール、
2,3−、3,4−、2,4−、3,5−、2,5−もしく
は2,6−ジメチルフェノール、ノニルフェノール、ド
デシルフェノール、α−ナフトール、β−ナフトール、
4−メトキシフェノール、p−ニトロフェノール、サリ
チル酸、2−、4−もしくは5−メチルサリチル酸もし
くは5−tert−ブチルサリチル酸、サリチル酸アル
キルエステル類、2−ヒドロキシ−1−ナフタレン−カ
ルボン酸、1−ヒドロキシ−2−ナフタレン−カルボン
酸、2,4−ヒドロキシ安息香酸またはそれらの混合物
を使用する、上記1に従う方法。
【0110】14.上記1に従う方法により得られるキ
ノフタロン類をプラスチックの溶融組成物中に加えるか
または重合前のプラスチックの製造用出発成分に加え
る、プラスチックの塊状染色方法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 カール−ハインツ・ラインハルト ドイツ40789モンハイム・ブレーアシユト ラーセ43ベー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有機溶媒中での一般式(II) 【化1】 の複素環式化合物と一般式(III) 【化2】 の芳香族ジカルボン酸またはそれらの無水物との反応に
    よる式(I) 【化3】 [式中、基Aは未置換のまたは置換されたヘテロ芳香族
    環を完成させそして基Bは未置換のまたは置換された芳
    香族環を完成させる]のキノフタロン類の製造方法であ
    って、使用する溶媒および式(I)〜(III)の化合物
    の両者と異なる脂肪族または芳香族アルコールの存在下
    で反応を実施する方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に従う方法により得られるキノ
    フタロン類をプラスチックの溶融組成物中に加えるかま
    たは重合前のプラスチックの製造用出発成分に加える、
    プラスチックの塊状染色方法。
JP9252645A 1996-09-11 1997-09-03 キノフタロン類の製造方法 Pending JPH1088013A (ja)

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