JPH108921A - エンジンの動弁装置 - Google Patents
エンジンの動弁装置Info
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- JPH108921A JPH108921A JP16771496A JP16771496A JPH108921A JP H108921 A JPH108921 A JP H108921A JP 16771496 A JP16771496 A JP 16771496A JP 16771496 A JP16771496 A JP 16771496A JP H108921 A JPH108921 A JP H108921A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- engine
- cam
- valve stem
- peripheral surface
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 エンジンの高性能化に寄与する小型且つ軽量
な構造を、安価に実現する。 【構成】 バルブステム4の基端部にバルブリフタ9
を、コッタ8を介して結合する。このバルブリフタ9と
シリンダヘッド1との間に、バルブスプリング10を設
ける。バルブステム4の基端面とカム17の外周面との
間にシム部材15を設け、カム17の動きを、上記バル
ブリフタ9を介さずに弁体3に伝達する。
な構造を、安価に実現する。 【構成】 バルブステム4の基端部にバルブリフタ9
を、コッタ8を介して結合する。このバルブリフタ9と
シリンダヘッド1との間に、バルブスプリング10を設
ける。バルブステム4の基端面とカム17の外周面との
間にシム部材15を設け、カム17の動きを、上記バル
ブリフタ9を介さずに弁体3に伝達する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明に係るエンジンの動弁装
置は、自動車の走行用等として使用されるエンジンの吸
気口又は排気口を開閉する為の弁を、クランクシャフト
の回転に同期して往復移動させる。
置は、自動車の走行用等として使用されるエンジンの吸
気口又は排気口を開閉する為の弁を、クランクシャフト
の回転に同期して往復移動させる。
【0002】
【従来の技術】エンジンの吸気弁及び排気弁は、クラン
クシャフトの回転と同期して往復移動し、吸気口又は排
気口を開閉しなければならない。この様な吸気弁及び排
気弁を往復移動させる為の動弁装置には、上記クランク
シャフトの回転と同期して回転するカムシャフトと、こ
のカムシャフトの中間部に支持されてこのカムシャフト
と共に回転するカムと、このカムの外周面の変位に基づ
いて上記吸気弁又は排気弁を往復移動させるバルブリフ
タとを備えるものがある。尚、DOHC型エンジンの様
に、2本のカムシャフトを、それぞれ上記吸気弁及び排
気弁の基端部に対向する状態で設けた構造の場合には、
上記カムの動きを、ロッカーアームを介する事なく、直
接上記吸気弁及び排気弁の基端部に支持したバルブリフ
タに伝達する様に構成している。
クシャフトの回転と同期して往復移動し、吸気口又は排
気口を開閉しなければならない。この様な吸気弁及び排
気弁を往復移動させる為の動弁装置には、上記クランク
シャフトの回転と同期して回転するカムシャフトと、こ
のカムシャフトの中間部に支持されてこのカムシャフト
と共に回転するカムと、このカムの外周面の変位に基づ
いて上記吸気弁又は排気弁を往復移動させるバルブリフ
タとを備えるものがある。尚、DOHC型エンジンの様
に、2本のカムシャフトを、それぞれ上記吸気弁及び排
気弁の基端部に対向する状態で設けた構造の場合には、
上記カムの動きを、ロッカーアームを介する事なく、直
接上記吸気弁及び排気弁の基端部に支持したバルブリフ
タに伝達する様に構成している。
【0003】この様な構造を有するエンジンの動弁装置
として従来から知られているものに、例えば実開昭62
−8305号公報、同64−34405号公報に記載さ
れた構造のものが知られている。何れの構造の場合も、
吸気弁或は排気弁である弁体は、杆状のバルブステムの
先端部に鍔状の弁部を固設して成り、このバルブステム
の軸方向に往復移動する事で、エンジンの燃焼室に通じ
る口である吸気口或は排気口を開閉する。又、上記バル
ブステムの基端部外周面にはバルブリフタを装着し、こ
のバルブリフタを、エンジンのシリンダヘッドに設けた
ガイド部に、上記バルブステムの軸方向に亙る往復移動
自在に嵌装している。そして、上記バルブステムに係合
した部材と上記シリンダヘッドの一部との間に、圧縮コ
イルばねであるバルブスプリングを設けて、上記弁体
に、上記弁部により上記吸気口或は排気口を閉鎖する方
向の弾力を付与している。更に、エンジンのカムシャフ
トの中間部外周面に支持されてこのカムシャフトと共に
回転するカムを上記バルブリフタに対向して配置してい
る。上記弁体は、このカムの回転に伴って、上記バルブ
スプリングの弾力に抗して変位し、上記吸気口或は排気
口を開放したり、或はこのバルブスプリングの弾力に基
づいて変位し、上記吸気口或は排気口を閉じたりする。
として従来から知られているものに、例えば実開昭62
−8305号公報、同64−34405号公報に記載さ
れた構造のものが知られている。何れの構造の場合も、
吸気弁或は排気弁である弁体は、杆状のバルブステムの
先端部に鍔状の弁部を固設して成り、このバルブステム
の軸方向に往復移動する事で、エンジンの燃焼室に通じ
る口である吸気口或は排気口を開閉する。又、上記バル
ブステムの基端部外周面にはバルブリフタを装着し、こ
のバルブリフタを、エンジンのシリンダヘッドに設けた
ガイド部に、上記バルブステムの軸方向に亙る往復移動
自在に嵌装している。そして、上記バルブステムに係合
した部材と上記シリンダヘッドの一部との間に、圧縮コ
イルばねであるバルブスプリングを設けて、上記弁体
に、上記弁部により上記吸気口或は排気口を閉鎖する方
向の弾力を付与している。更に、エンジンのカムシャフ
トの中間部外周面に支持されてこのカムシャフトと共に
回転するカムを上記バルブリフタに対向して配置してい
る。上記弁体は、このカムの回転に伴って、上記バルブ
スプリングの弾力に抗して変位し、上記吸気口或は排気
口を開放したり、或はこのバルブスプリングの弾力に基
づいて変位し、上記吸気口或は排気口を閉じたりする。
【0004】尚、上記各公報に記載されたエンジンの動
弁装置のうち、実開昭62−8305号公報の第2図及
び実開昭64−34405号公報の第3、5図に記載さ
れたものは、バルブステムの基端部にスプリングシート
を、コッタと呼ばれる結合部材を介して結合支持し、上
記バルブスプリングの一端をこのスプリングシートに突
き当てている(従来構造の第1例)。又、実開昭62−
8305号公報の第1図及び実開昭64−34405号
公報の第1、2、4図に記載されたものは、上記スプリ
ングシートを省略し、バルブステムの基端部にバルブリ
フタを、コッタ及びスナップリングを介して結合したり
(従来構造の第2例)、或はコッタに形成したねじ孔と
バルブステムの基端部に形成した雄ねじとを螺合させる
事により、バルブリフタをバルブステムの基端部に結合
したり(従来構造の第3例)している。
弁装置のうち、実開昭62−8305号公報の第2図及
び実開昭64−34405号公報の第3、5図に記載さ
れたものは、バルブステムの基端部にスプリングシート
を、コッタと呼ばれる結合部材を介して結合支持し、上
記バルブスプリングの一端をこのスプリングシートに突
き当てている(従来構造の第1例)。又、実開昭62−
8305号公報の第1図及び実開昭64−34405号
公報の第1、2、4図に記載されたものは、上記スプリ
ングシートを省略し、バルブステムの基端部にバルブリ
フタを、コッタ及びスナップリングを介して結合したり
(従来構造の第2例)、或はコッタに形成したねじ孔と
バルブステムの基端部に形成した雄ねじとを螺合させる
事により、バルブリフタをバルブステムの基端部に結合
したり(従来構造の第3例)している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記各公報に記載され
た従来構造の第1例の場合には、バルブステムの基端部
に、バルブリフタの他にスプリングシートを設ける為、
部品点数の増大に基づくコスト増大を招くだけでなく、
弁体と共に往復移動する部材の質量が嵩む。エンジンの
高性能化(高回転化)の為には、この質量を少しでも小
さくする事が必要であり、この質量増大は好ましくな
い。
た従来構造の第1例の場合には、バルブステムの基端部
に、バルブリフタの他にスプリングシートを設ける為、
部品点数の増大に基づくコスト増大を招くだけでなく、
弁体と共に往復移動する部材の質量が嵩む。エンジンの
高性能化(高回転化)の為には、この質量を少しでも小
さくする事が必要であり、この質量増大は好ましくな
い。
【0006】一方、上記各公報に記載された従来構造の
第2〜3例のものは、構成部品の加工作業が面倒であっ
たりして、コストが嵩む原因となる。例えば従来構造の
第2例の場合、カムがバルブステムを押圧する際にコッ
タが弛むのを防止する為、バルブステムの基端部外周面
に係止溝を形成し、この係止溝にスナップリングを装着
している。この結果、この係止溝の形成作業並びにこの
係止溝へのスナップリングの装着作業が必要になり、コ
ストが嵩む。又、従来構造の第3例の場合には、ねじ加
工作業やねじ止め作業が必要になり、やはりコストが嵩
む。本発明のエンジンの動弁装置は、この様な事情に鑑
みて、軽量でしかも安価な構造を実現すべく発明したも
のである。
第2〜3例のものは、構成部品の加工作業が面倒であっ
たりして、コストが嵩む原因となる。例えば従来構造の
第2例の場合、カムがバルブステムを押圧する際にコッ
タが弛むのを防止する為、バルブステムの基端部外周面
に係止溝を形成し、この係止溝にスナップリングを装着
している。この結果、この係止溝の形成作業並びにこの
係止溝へのスナップリングの装着作業が必要になり、コ
ストが嵩む。又、従来構造の第3例の場合には、ねじ加
工作業やねじ止め作業が必要になり、やはりコストが嵩
む。本発明のエンジンの動弁装置は、この様な事情に鑑
みて、軽量でしかも安価な構造を実現すべく発明したも
のである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のエンジンの動弁
装置は、従来から知られているエンジンの動弁装置と同
様に、弁体と、バルブリフタと、バルブスプリングと、
カムとを備える。このうちの弁体は、杆状のバルブステ
ムの先端部に鍔状の弁部を固設して成り、このバルブス
テムの軸方向に往復移動する事により、エンジンの燃焼
室に通じる口である、吸気口或は排気口を開閉する。
又、上記バルブリフタは、上記バルブステムの基端部外
周面にコッタを介して結合支持され、エンジンのシリン
ダヘッドに設けたガイド部に上記バルブステムの軸方向
に亙る往復移動自在に嵌装されている。又、上記バルブ
スプリングは、上記バルブリフタの片面と上記シリンダ
ヘッドの一部との間に設けられて、上記弁体に、上記弁
部により上記燃焼室に通じる口を閉鎖する方向の弾力を
付与する。更に、上記カムは、上記バルブリフタに対向
して配置され、エンジンのカムシャフトの中間部外周面
に支持されて、このカムシャフトと共に回転する。特
に、本発明のエンジンの動弁装置に於いては、上記バル
ブステムの基端面と上記カムの外周面とを対向させると
共に、これら基端面と外周面との間にシム部材を挟持し
ている。そして、上記カムの動きを上記弁体に、上記バ
ルブリフタを介する事なく伝達自在としている。
装置は、従来から知られているエンジンの動弁装置と同
様に、弁体と、バルブリフタと、バルブスプリングと、
カムとを備える。このうちの弁体は、杆状のバルブステ
ムの先端部に鍔状の弁部を固設して成り、このバルブス
テムの軸方向に往復移動する事により、エンジンの燃焼
室に通じる口である、吸気口或は排気口を開閉する。
又、上記バルブリフタは、上記バルブステムの基端部外
周面にコッタを介して結合支持され、エンジンのシリン
ダヘッドに設けたガイド部に上記バルブステムの軸方向
に亙る往復移動自在に嵌装されている。又、上記バルブ
スプリングは、上記バルブリフタの片面と上記シリンダ
ヘッドの一部との間に設けられて、上記弁体に、上記弁
部により上記燃焼室に通じる口を閉鎖する方向の弾力を
付与する。更に、上記カムは、上記バルブリフタに対向
して配置され、エンジンのカムシャフトの中間部外周面
に支持されて、このカムシャフトと共に回転する。特
に、本発明のエンジンの動弁装置に於いては、上記バル
ブステムの基端面と上記カムの外周面とを対向させると
共に、これら基端面と外周面との間にシム部材を挟持し
ている。そして、上記カムの動きを上記弁体に、上記バ
ルブリフタを介する事なく伝達自在としている。
【0008】
【作用】上述の様に構成される本発明のエンジンの動弁
装置によれば、エンジンの性能向上につながる軽量化
と、コスト低減とを、両立させる事ができる。即ち、バ
ルブスプリングの一端をバルブリフタの片面に突き当て
る為、従来構造の第1例の様に、独立したスプリングシ
ートを設置する必要がなく、部品点数の低減による軽量
化及びコスト低減を図れる。又、上記バルブスプリング
により上記バルブリフタに加わる弾力は、常にこのバル
ブリフタとバルブステムとを結合しているコッタを締め
付ける方向に作用する。上記バルブスプリングの弾力に
抗して弁体を移動させる際にも、この作用は変わらな
い。この為、特にスナップリングを設けなくても、上記
コッタが弛む事がない。従って、スナップリング及びこ
のスナップリングを装着する為の係止溝を省略して、エ
ンジンの動弁装置の低廉化を図れる。
装置によれば、エンジンの性能向上につながる軽量化
と、コスト低減とを、両立させる事ができる。即ち、バ
ルブスプリングの一端をバルブリフタの片面に突き当て
る為、従来構造の第1例の様に、独立したスプリングシ
ートを設置する必要がなく、部品点数の低減による軽量
化及びコスト低減を図れる。又、上記バルブスプリング
により上記バルブリフタに加わる弾力は、常にこのバル
ブリフタとバルブステムとを結合しているコッタを締め
付ける方向に作用する。上記バルブスプリングの弾力に
抗して弁体を移動させる際にも、この作用は変わらな
い。この為、特にスナップリングを設けなくても、上記
コッタが弛む事がない。従って、スナップリング及びこ
のスナップリングを装着する為の係止溝を省略して、エ
ンジンの動弁装置の低廉化を図れる。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の形態の1
例を示している。例えばアルミニウム合金により造られ
たエンジンのシリンダヘッド1には、より硬質の金属に
より円管状に造られたバルブガイド2をインサートし、
このバルブガイド2の内側に弁体3を構成するバルブス
テム4を、軸方向(図1の上下方向)に亙る摺動自在に
挿通している。上記弁体3は、所謂きのこ弁と呼ばれる
もので、上記バルブステム4の往復移動に基づき、この
バルブステム4の先端部(図1の下端部)に設けた弁部
5により、吸気口(排気口)6を開閉する。尚、上記バ
ルブガイド2の基端部(図1の上端部)にはバルブガイ
ドシール7を設け、このバルブガイド2の内周面と上記
バルブステム4の外周面との間の隙間を通じて、上記吸
気口(排気口)6を流通する混合気(排気)が外部に漏
洩する事を防止している。更に、上記バルブステム4の
基端部には、コッタ8を介してバルブリフタ9を支持
し、このバルブリフタ9と上記シリンダヘッド1との間
に、圧縮コイルばねであるバルブスプリング10を設け
ている。従って上記弁体3の弁部5は、外力が作用しな
い限り、上記給気口(排気口)6を閉じたままとする。
尚、上記バルブリフタ9は、上記シリンダヘッド11に
設けた、ガイド部であるガイド孔18に、軸方向に亙る
変位自在に嵌挿している。
例を示している。例えばアルミニウム合金により造られ
たエンジンのシリンダヘッド1には、より硬質の金属に
より円管状に造られたバルブガイド2をインサートし、
このバルブガイド2の内側に弁体3を構成するバルブス
テム4を、軸方向(図1の上下方向)に亙る摺動自在に
挿通している。上記弁体3は、所謂きのこ弁と呼ばれる
もので、上記バルブステム4の往復移動に基づき、この
バルブステム4の先端部(図1の下端部)に設けた弁部
5により、吸気口(排気口)6を開閉する。尚、上記バ
ルブガイド2の基端部(図1の上端部)にはバルブガイ
ドシール7を設け、このバルブガイド2の内周面と上記
バルブステム4の外周面との間の隙間を通じて、上記吸
気口(排気口)6を流通する混合気(排気)が外部に漏
洩する事を防止している。更に、上記バルブステム4の
基端部には、コッタ8を介してバルブリフタ9を支持
し、このバルブリフタ9と上記シリンダヘッド1との間
に、圧縮コイルばねであるバルブスプリング10を設け
ている。従って上記弁体3の弁部5は、外力が作用しな
い限り、上記給気口(排気口)6を閉じたままとする。
尚、上記バルブリフタ9は、上記シリンダヘッド11に
設けた、ガイド部であるガイド孔18に、軸方向に亙る
変位自在に嵌挿している。
【0010】周知の様に、上記コッタ8によりバルブス
テム4の基端部とバルブリフタ9とを結合する為に、上
記バルブステム4の基端部外周面には係合溝11を、上
記バルブリフタ9の中心部にはテーパ孔12を、それぞ
れ設けている。上記コッタ8は、欠円筒状に形成された
り、或は円周方向に亙って複数個に分割される事によ
り、その直径を拡縮自在である。又、このコッタ8の内
周面には、上記係合溝11と嵌合する係合突条13を形
成している。又、このコッタ8の外周面は、上記テーパ
孔12と密接する、円錐面状のテーパ面としている。
又、これらテーパ孔12の内径及びコッタ8の外径は、
上記バルブステム4の基端面(図1の上端面)に向かう
程大きくなる。従ってこのコッタ8は、上記バルブスプ
リング10から上記バルブリフタ9に加えられる弾力に
基づき、上記バルブステム4の外周面に押し付けられ
る。
テム4の基端部とバルブリフタ9とを結合する為に、上
記バルブステム4の基端部外周面には係合溝11を、上
記バルブリフタ9の中心部にはテーパ孔12を、それぞ
れ設けている。上記コッタ8は、欠円筒状に形成された
り、或は円周方向に亙って複数個に分割される事によ
り、その直径を拡縮自在である。又、このコッタ8の内
周面には、上記係合溝11と嵌合する係合突条13を形
成している。又、このコッタ8の外周面は、上記テーパ
孔12と密接する、円錐面状のテーパ面としている。
又、これらテーパ孔12の内径及びコッタ8の外径は、
上記バルブステム4の基端面(図1の上端面)に向かう
程大きくなる。従ってこのコッタ8は、上記バルブスプ
リング10から上記バルブリフタ9に加えられる弾力に
基づき、上記バルブステム4の外周面に押し付けられ
る。
【0011】更に、本発明のエンジンの動弁装置の場合
には、上記バルブリフタ9の基端面(図1の上端面)中
央部に保持凹部14を形成し、この保持凹部14にシム
部材15を保持している。このシム部材15は、硬質金
属等、優れた耐摩耗性を有する材料により造る。エンジ
ンのクランクシャフトと同期して回転するカムシャフト
16は、上記シム部材15に対向する部分に配置されて
いる。そして、このカムシャフト16の中間部に固設さ
れたカム17の外周面が、上記シム部材15の表面に当
接している。尚、このシム部材15は、前記弁体3の全
ストローク範囲に亙り、上記バルブステム4の基端面と
上記カム17の外周面との間で隙間なく挟持される様
に、その厚さ寸法を規制している。
には、上記バルブリフタ9の基端面(図1の上端面)中
央部に保持凹部14を形成し、この保持凹部14にシム
部材15を保持している。このシム部材15は、硬質金
属等、優れた耐摩耗性を有する材料により造る。エンジ
ンのクランクシャフトと同期して回転するカムシャフト
16は、上記シム部材15に対向する部分に配置されて
いる。そして、このカムシャフト16の中間部に固設さ
れたカム17の外周面が、上記シム部材15の表面に当
接している。尚、このシム部材15は、前記弁体3の全
ストローク範囲に亙り、上記バルブステム4の基端面と
上記カム17の外周面との間で隙間なく挟持される様
に、その厚さ寸法を規制している。
【0012】上述の様に構成される本発明のエンジンの
動弁装置は、次の様に作用して、吸気口(排気口)6を
開閉する。先ず、図1に示す様に、上記シム部材15が
上記カム17の小径部分に当接している状態では、上記
弁体3は前記バルブスプリング10の弾力により基端側
に変位し、その先端部に設けた弁部5により、上記吸気
口(排気口)6を閉じる。これに対して、上記カムシャ
フト16と共に上記カム17が、図1の状態から180
度回転し、上記シム部材15が上記カム17の大径部分
に当接すると、上記弁体3は上記バルブスプリング10
の弾力に抗して先端側に変位し、その先端部に設けた弁
部5が上記吸気口(排気口)6を開く。
動弁装置は、次の様に作用して、吸気口(排気口)6を
開閉する。先ず、図1に示す様に、上記シム部材15が
上記カム17の小径部分に当接している状態では、上記
弁体3は前記バルブスプリング10の弾力により基端側
に変位し、その先端部に設けた弁部5により、上記吸気
口(排気口)6を閉じる。これに対して、上記カムシャ
フト16と共に上記カム17が、図1の状態から180
度回転し、上記シム部材15が上記カム17の大径部分
に当接すると、上記弁体3は上記バルブスプリング10
の弾力に抗して先端側に変位し、その先端部に設けた弁
部5が上記吸気口(排気口)6を開く。
【0013】この様にカム17の回転に伴って上記弁体
3を往復移動させる間中、前記バルブリフタ9は、上記
バルブステム4の基端側に押圧され続ける。このバルブ
ステム4を上記バルブスプリング10の弾力に抗して変
位させる力は、先ず、上記カム17からシム部材15を
介してバルブステム4に伝わる。次いで、このバルブス
テム4から、前記コッタ8を介してバルブリフタ9に伝
わる。従って、上記バルブステム4を上記バルブスプリ
ング10の弾力に抗して変位させる力が、このコッタ8
を弛める方向に作用する事はない。言い換えれば、この
コッタ8は上記バルブスプリング10の弾力により、常
に締め付け方向の力を受け続ける。この為、前述した従
来構造の第2例の様に、特にスナップリングを設けなく
ても、上記コッタ8が弛む事がない。従って、スナップ
リング及びこのスナップリングを装着する為の係止溝を
省略して、エンジンの動弁装置の低廉化を図れる。
3を往復移動させる間中、前記バルブリフタ9は、上記
バルブステム4の基端側に押圧され続ける。このバルブ
ステム4を上記バルブスプリング10の弾力に抗して変
位させる力は、先ず、上記カム17からシム部材15を
介してバルブステム4に伝わる。次いで、このバルブス
テム4から、前記コッタ8を介してバルブリフタ9に伝
わる。従って、上記バルブステム4を上記バルブスプリ
ング10の弾力に抗して変位させる力が、このコッタ8
を弛める方向に作用する事はない。言い換えれば、この
コッタ8は上記バルブスプリング10の弾力により、常
に締め付け方向の力を受け続ける。この為、前述した従
来構造の第2例の様に、特にスナップリングを設けなく
ても、上記コッタ8が弛む事がない。従って、スナップ
リング及びこのスナップリングを装着する為の係止溝を
省略して、エンジンの動弁装置の低廉化を図れる。
【0014】
【発明の効果】本発明のエンジンの動弁装置は、以上に
述べた通り構成され作用するので、エンジンの高性能化
に寄与する小型・軽量の構造を、安価に実現できる。
述べた通り構成され作用するので、エンジンの高性能化
に寄与する小型・軽量の構造を、安価に実現できる。
【図1】本発明の実施の形態の1例を示す断面図。
1 シリンダヘッド 2 バルブガイド 3 弁体 4 バルブステム 5 弁部 6 吸気口(排気口) 7 バルブガイドシール 8 コッタ 9 バルブリフタ 10 バルブスプリング 11 係合溝 12 テーパ孔 13 係合突条 14 保持凹部 15 シム部材 16 カムシャフト 17 カム 18 ガイド孔
Claims (1)
- 【請求項1】 杆状のバルブステムの先端部に鍔状の弁
部を固設して成り、このバルブステムの軸方向に往復移
動する事によりエンジンの燃焼室に通じる口を開閉する
弁体と、上記バルブステムの基端部外周面にコッタを介
して結合支持され、エンジンのシリンダヘッドに設けた
ガイド部に上記バルブステムの軸方向に亙る往復移動自
在に嵌装されたバルブリフタと、このバルブリフタの片
面と上記シリンダヘッドの一部との間に設けられて、上
記弁体に、上記弁部により上記燃焼室に通じる口を閉鎖
する方向の弾力を付与するバルブスプリングと、上記バ
ルブリフタに対向して配置され、エンジンのカムシャフ
トの中間部外周面に支持されてこのカムシャフトと共に
回転するカムとを備えたエンジンの動弁装置に於いて、
上記バルブステムの基端面と上記カムの外周面とを対向
させると共に、これら基端面と外周面との間にシム部材
を挟持し、上記カムの動きを上記弁体に、上記バルブリ
フタを介する事なく伝達自在とした事を特徴とするエン
ジンの動弁装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16771496A JPH108921A (ja) | 1996-06-27 | 1996-06-27 | エンジンの動弁装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16771496A JPH108921A (ja) | 1996-06-27 | 1996-06-27 | エンジンの動弁装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH108921A true JPH108921A (ja) | 1998-01-13 |
Family
ID=15854847
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16771496A Pending JPH108921A (ja) | 1996-06-27 | 1996-06-27 | エンジンの動弁装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH108921A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010038081A (ja) * | 2008-08-07 | 2010-02-18 | Mitsubishi Motors Corp | 内燃機関の動弁装置 |
-
1996
- 1996-06-27 JP JP16771496A patent/JPH108921A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010038081A (ja) * | 2008-08-07 | 2010-02-18 | Mitsubishi Motors Corp | 内燃機関の動弁装置 |
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