JPH1089330A - スプリングピン - Google Patents
スプリングピンInfo
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- JPH1089330A JPH1089330A JP8240675A JP24067596A JPH1089330A JP H1089330 A JPH1089330 A JP H1089330A JP 8240675 A JP8240675 A JP 8240675A JP 24067596 A JP24067596 A JP 24067596A JP H1089330 A JPH1089330 A JP H1089330A
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- spring pin
- spring
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- 239000006185 dispersion Substances 0.000 abstract 2
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 29
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 10
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 8
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 6
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 4
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 4
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 2
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 2
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 230000008844 regulatory mechanism Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Snaps, Bayonet Connections, Set Pins, And Snap Rings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 スプリングピンから孔に作用する反発力のば
らつきを減らす。 【解決手段】 スプリングピン14は、円形の孔内に圧
入され、孔の壁に反発力を与えることで摩擦係止され
る。このスプリングピン14は、スリット14aが形成
された筒状部を備えている。筒状部は、孔の壁に当接す
る複数の当接部14bを有する。スプリングピン14を
孔内に差し込むと、複数の当接部14bが孔の壁に当接
し孔にばねの反発力を与える。ここでは、スプリングピ
ン14の当接部14b以外の部分が孔の壁に当接する可
能性がないため、スプリングピン14において壁に対す
るばねの反発力のばらつきが少ない。その結果、孔の壁
とスプリングピン14との間で作用する摩擦力がばらつ
きにくい。
らつきを減らす。 【解決手段】 スプリングピン14は、円形の孔内に圧
入され、孔の壁に反発力を与えることで摩擦係止され
る。このスプリングピン14は、スリット14aが形成
された筒状部を備えている。筒状部は、孔の壁に当接す
る複数の当接部14bを有する。スプリングピン14を
孔内に差し込むと、複数の当接部14bが孔の壁に当接
し孔にばねの反発力を与える。ここでは、スプリングピ
ン14の当接部14b以外の部分が孔の壁に当接する可
能性がないため、スプリングピン14において壁に対す
るばねの反発力のばらつきが少ない。その結果、孔の壁
とスプリングピン14との間で作用する摩擦力がばらつ
きにくい。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スプリングピンに
関する。
関する。
【0002】
【従来の技術】一般に機械の部品として用いられるピン
は、適当な直径と長さを持った鋼の丸棒であり、2個の
品物を接続したり、回転するところに軸として用いられ
たりする。このようなピンは部材の孔に差し込んで使用
される。スプリングピンは、ピンの長さに相当する鋼板
を使い、これを巻いてピンの直径としたものである。こ
こでは、板を巻いた形状であるため、直径方向にばね作
用を与えることができる。スプリングピンは、使用され
る孔に比べてわずかに大きく巻いて形成される。そし
て、スプリングピンを孔に差し込むと、ピンのばね作用
によって孔に固定される。以上に述べたように、ばね作
用を用いることで、孔の直径の精度を正確に製作する必
要がない。
は、適当な直径と長さを持った鋼の丸棒であり、2個の
品物を接続したり、回転するところに軸として用いられ
たりする。このようなピンは部材の孔に差し込んで使用
される。スプリングピンは、ピンの長さに相当する鋼板
を使い、これを巻いてピンの直径としたものである。こ
こでは、板を巻いた形状であるため、直径方向にばね作
用を与えることができる。スプリングピンは、使用され
る孔に比べてわずかに大きく巻いて形成される。そし
て、スプリングピンを孔に差し込むと、ピンのばね作用
によって孔に固定される。以上に述べたように、ばね作
用を用いることで、孔の直径の精度を正確に製作する必
要がない。
【0003】スプリングピンは、例えば、クラッチカバ
ー組立体における磨耗追従機構に用いられる。磨耗追従
機構は、摩擦フェーシングが摩耗した場合に、ダイヤフ
ラムスプリングの姿勢を初期状態に保つことにより押圧
荷重を初期の状態に維持するための機構である。そこで
は、スプリングピンは、プレッシャープレート等に円周
方向に並んで形成された複数の軸方向孔内に差し込まれ
て摩擦係止されている。軸方向に作用する力が一定以下
の場合は孔から作用する摩擦力が打ち勝ち、スプリング
ピンはプレッシャープレートに対して移動しない。しか
し、クラッチディスクに磨耗が生じてその結果一定以上
の力が作用すると、スプリングピンはプレッシャープレ
ートに対して摩擦フェーシングの磨耗量に対応して移動
する。
ー組立体における磨耗追従機構に用いられる。磨耗追従
機構は、摩擦フェーシングが摩耗した場合に、ダイヤフ
ラムスプリングの姿勢を初期状態に保つことにより押圧
荷重を初期の状態に維持するための機構である。そこで
は、スプリングピンは、プレッシャープレート等に円周
方向に並んで形成された複数の軸方向孔内に差し込まれ
て摩擦係止されている。軸方向に作用する力が一定以下
の場合は孔から作用する摩擦力が打ち勝ち、スプリング
ピンはプレッシャープレートに対して移動しない。しか
し、クラッチディスクに磨耗が生じてその結果一定以上
の力が作用すると、スプリングピンはプレッシャープレ
ートに対して摩擦フェーシングの磨耗量に対応して移動
する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のスプリングピン
が用いられる孔は真円(またはそれに近い)形状を有し
ており、対応するスプリングピンも断面が真円形状を有
している。すなわちスプリングピンの外周面は全面が孔
の壁面に密着するようになっている。ところが、スプリ
ングピンは板厚が大きく外形公差が大きく設定されてい
る。そのため、個々のスプリングピンにおいて孔に対す
る接触の様子が変わる。具体的に説明すると、孔に対し
て当接する部分が多いスプリングピンがあったり、少な
いスプリングピンがあったりする。その結果、スプリン
グピンから孔に作用する反発力及び孔とスプリングピン
との間で作用する摩擦力の大きさが異なる。そのため、
例えば前述の磨耗追従機構では、クラッチディスクに磨
耗が生じたときに、各スプリングピンの移動量がばらつ
く可能性がある。
が用いられる孔は真円(またはそれに近い)形状を有し
ており、対応するスプリングピンも断面が真円形状を有
している。すなわちスプリングピンの外周面は全面が孔
の壁面に密着するようになっている。ところが、スプリ
ングピンは板厚が大きく外形公差が大きく設定されてい
る。そのため、個々のスプリングピンにおいて孔に対す
る接触の様子が変わる。具体的に説明すると、孔に対し
て当接する部分が多いスプリングピンがあったり、少な
いスプリングピンがあったりする。その結果、スプリン
グピンから孔に作用する反発力及び孔とスプリングピン
との間で作用する摩擦力の大きさが異なる。そのため、
例えば前述の磨耗追従機構では、クラッチディスクに磨
耗が生じたときに、各スプリングピンの移動量がばらつ
く可能性がある。
【0005】本発明の目的は、スプリングピンから孔に
作用する反発力のばらつきを減らすことにある。
作用する反発力のばらつきを減らすことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のスプリ
ングピンは、円形の孔内に圧入され、孔の壁に反発力を
与えることで摩擦係止されるものである。スプリングピ
ンは、スリットが形成された筒状部を備えている。筒状
部は孔の壁に当接する複数の当接部を有している。
ングピンは、円形の孔内に圧入され、孔の壁に反発力を
与えることで摩擦係止されるものである。スプリングピ
ンは、スリットが形成された筒状部を備えている。筒状
部は孔の壁に当接する複数の当接部を有している。
【0007】スプリングピンを孔内に差し込むと、複数
の当接部が孔の壁に当接し孔にばねの反発力を与える。
ここでは、スプリングピンの当接部以外の部分が孔の壁
に当接する可能性がないため、スプリングピンから壁に
作用する反発力のばらつきが少ない。その結果、孔の壁
とスプリングピンとの間で作用する摩擦力がばらつきに
くい。
の当接部が孔の壁に当接し孔にばねの反発力を与える。
ここでは、スプリングピンの当接部以外の部分が孔の壁
に当接する可能性がないため、スプリングピンから壁に
作用する反発力のばらつきが少ない。その結果、孔の壁
とスプリングピンとの間で作用する摩擦力がばらつきに
くい。
【0008】請求項2に記載のスプリングピンでは、請
求項1において、当接部は円周方向に等間隔で形成され
ている。請求項3に記載のスプリングピンでは、請求項
1または2において、筒状部は断面が楕円形状である。
複数の当接部は筒状部の楕円頂点部分である。スプリン
グピンを孔内に差し込むと、断面楕円形状の両頂点部分
が孔の壁に当接し孔にばねの反発力を与える。ここで
は、スプリングピンの断面楕円形状の両頂点部分以外の
部分が孔の壁に当接する可能性がないため、スプリング
ピンから壁に作用するばねの反発力のばらつきが少な
い。その結果、孔の壁とスプリングピンとの間で作用す
る摩擦力がばらつきにくい。
求項1において、当接部は円周方向に等間隔で形成され
ている。請求項3に記載のスプリングピンでは、請求項
1または2において、筒状部は断面が楕円形状である。
複数の当接部は筒状部の楕円頂点部分である。スプリン
グピンを孔内に差し込むと、断面楕円形状の両頂点部分
が孔の壁に当接し孔にばねの反発力を与える。ここで
は、スプリングピンの断面楕円形状の両頂点部分以外の
部分が孔の壁に当接する可能性がないため、スプリング
ピンから壁に作用するばねの反発力のばらつきが少な
い。その結果、孔の壁とスプリングピンとの間で作用す
る摩擦力がばらつきにくい。
【0009】請求項4に記載のスプリングピンでは、請
求項1または2において、筒状部は断面が三角形状であ
る。複数の当接部は筒状部の角部分である。スプリング
ピンを孔内に差し込むと、断面三角形状の三箇所の角部
が孔の壁に当接し孔にばねの反発力を与える。ここで
は、スプリングピンの断面三角形状の三箇所の角部分以
外の部分が孔の壁に当接する可能性がないため、スプリ
ングピンから壁に作用する反発力のばらつきが少ない。
その結果、孔の壁とスプリングピンとの間で作用する摩
擦力がばらつきにくい。
求項1または2において、筒状部は断面が三角形状であ
る。複数の当接部は筒状部の角部分である。スプリング
ピンを孔内に差し込むと、断面三角形状の三箇所の角部
が孔の壁に当接し孔にばねの反発力を与える。ここで
は、スプリングピンの断面三角形状の三箇所の角部分以
外の部分が孔の壁に当接する可能性がないため、スプリ
ングピンから壁に作用する反発力のばらつきが少ない。
その結果、孔の壁とスプリングピンとの間で作用する摩
擦力がばらつきにくい。
【0010】請求項5に記載のスプリングピンでは、請
求項1または2において、筒状部は断面が四角形状であ
る。複数の当接部は筒状部の角部分である。スプリング
ピンを孔内に差し込むと、断面四角形状の四箇所の角部
が孔の壁に当接し孔にばねの反発力を与える。ここで
は、スプリングピンの断面四角形状の四箇所の角部分以
外の部分が孔の壁に当接する可能性がないため、スプリ
ングピンから壁に作用する反発力のばらつきが少ない。
その結果、孔の壁とスプリングピンとの間で作用する摩
擦力がばらつきにくい。
求項1または2において、筒状部は断面が四角形状であ
る。複数の当接部は筒状部の角部分である。スプリング
ピンを孔内に差し込むと、断面四角形状の四箇所の角部
が孔の壁に当接し孔にばねの反発力を与える。ここで
は、スプリングピンの断面四角形状の四箇所の角部分以
外の部分が孔の壁に当接する可能性がないため、スプリ
ングピンから壁に作用する反発力のばらつきが少ない。
その結果、孔の壁とスプリングピンとの間で作用する摩
擦力がばらつきにくい。
【0011】
【発明の実施の形態】第1実施形態 図1及び図2に、本発明の第1実施形態によるプルタイ
プ式クラッチカバー組立体1を示す。このクラッチカバ
ー組立体1は、エンジン側のクランクシャフトに連結さ
れたフライホイール51に固定される。フライホイール
51とクラッチカバー1との間にはクラッチディスク組
立体の摩擦フェーシング52が配置される。
プ式クラッチカバー組立体1を示す。このクラッチカバ
ー組立体1は、エンジン側のクランクシャフトに連結さ
れたフライホイール51に固定される。フライホイール
51とクラッチカバー1との間にはクラッチディスク組
立体の摩擦フェーシング52が配置される。
【0012】クラッチカバー組立体1は、主に、クラッ
チカバー2と、プレッシャープレート3と、ダイヤフラ
ムスプリング4と、ファルクラムリング5と、付勢機構
6と、規制機構7とを備えている。クラッチカバー2は
概ね皿状のプレート部材であり、外周端がフライホイー
ル51に固定されている。クラッチカバー2の中心には
大径の中心孔が形成されている。クラッチカバー2の外
周壁には、円周方向に等間隔で3か所に開口2aが形成
されている。開口2aにおいて外周側に延びる部分には
軸方向に貫通する孔2bが形成されている。
チカバー2と、プレッシャープレート3と、ダイヤフラ
ムスプリング4と、ファルクラムリング5と、付勢機構
6と、規制機構7とを備えている。クラッチカバー2は
概ね皿状のプレート部材であり、外周端がフライホイー
ル51に固定されている。クラッチカバー2の中心には
大径の中心孔が形成されている。クラッチカバー2の外
周壁には、円周方向に等間隔で3か所に開口2aが形成
されている。開口2aにおいて外周側に延びる部分には
軸方向に貫通する孔2bが形成されている。
【0013】各開口2aに対応する位置には、図2に示
すように複数の鋼帯からなり接線方向に延びるストラッ
ププレート17が配置されている。ストラッププレート
17の他端は、後述する規制機構7に固定されている。
ストラッププレート17は、プレッシャープレート3を
クラッチカバー2とともに回転させるとともに、ダイヤ
フラムスプリング4による押圧が解除された時にプレッ
シャープレート3を摩擦フェーシング52から引き離す
ための部材である。ストラッププレート17は、円周方
向に剛性は高いが軸方向に弾性変形可能である。ストラ
ッププレート17は、一端がクラッチカバー2にリベッ
ト21により固定されている。
すように複数の鋼帯からなり接線方向に延びるストラッ
ププレート17が配置されている。ストラッププレート
17の他端は、後述する規制機構7に固定されている。
ストラッププレート17は、プレッシャープレート3を
クラッチカバー2とともに回転させるとともに、ダイヤ
フラムスプリング4による押圧が解除された時にプレッ
シャープレート3を摩擦フェーシング52から引き離す
ための部材である。ストラッププレート17は、円周方
向に剛性は高いが軸方向に弾性変形可能である。ストラ
ッププレート17は、一端がクラッチカバー2にリベッ
ト21により固定されている。
【0014】プレッシャープレート3は概ね円環状の部
材であり、クラッチカバー2内に配置されている。プレ
ッシャープレート3は、フライホイール51との間でク
ラッチディスク組立体の摩擦フェーシング52を挟持す
るための押圧面3aを有している。プレッシャープレー
ト3の反対側の側面外周部には、環状の段差部30が形
成されている。プレッシャープレート3の外周部には、
クラッチカバー2の各開口2aに向かって突出する3つ
の固定部3bが形成されている。この固定部3bには、
軸方向に貫通する孔3cが形成されている。
材であり、クラッチカバー2内に配置されている。プレ
ッシャープレート3は、フライホイール51との間でク
ラッチディスク組立体の摩擦フェーシング52を挟持す
るための押圧面3aを有している。プレッシャープレー
ト3の反対側の側面外周部には、環状の段差部30が形
成されている。プレッシャープレート3の外周部には、
クラッチカバー2の各開口2aに向かって突出する3つ
の固定部3bが形成されている。この固定部3bには、
軸方向に貫通する孔3cが形成されている。
【0015】ファルクラムリング5は、板金製の円板状
プレート部材であり、内周部にフライホイール51と反
対側に突出し弧状に延びる複数の支持部5aを有してい
る。ファルクラムリング5には、クラッチカバー2の各
開口2aに向かって突出する3本の突出部5bが形成さ
れている。各突出部5bには、孔5cが形成されてい
る。孔5cは孔2bより径が大きい。
プレート部材であり、内周部にフライホイール51と反
対側に突出し弧状に延びる複数の支持部5aを有してい
る。ファルクラムリング5には、クラッチカバー2の各
開口2aに向かって突出する3本の突出部5bが形成さ
れている。各突出部5bには、孔5cが形成されてい
る。孔5cは孔2bより径が大きい。
【0016】付勢機構6は、リングプレート10と、く
さび機構11と、コイルスプリング12とから構成され
ている。リングプレート10は、プレッシャープレート
3の段差部3d内に相対回転自在に配置されている。く
さび機構11は、リングプレート10とファルクラムリ
ング5との内周部との間に配置されている。くさび機構
11は、リングプレート10に固定される第1くさびと
ファルクラムリング5に固定される第2くさびとからな
る。このくさび機構11は従来より周知の構造であるた
め、詳細は省略する。コイルスプリング12は、円周方
向に延びるように配置されており、ファルクラムリング
5の第1くさびとリングプレート10の第2くさびを円
周方向に互いに付勢している。この結果、リングプレー
ト10はファルクラムリング5に対して円周方向に付勢
されており、ファルクラムリング5はくさび機構11に
よってプレッシャープレート3から離れる方向(図1上
方)に付勢されている。
さび機構11と、コイルスプリング12とから構成され
ている。リングプレート10は、プレッシャープレート
3の段差部3d内に相対回転自在に配置されている。く
さび機構11は、リングプレート10とファルクラムリ
ング5との内周部との間に配置されている。くさび機構
11は、リングプレート10に固定される第1くさびと
ファルクラムリング5に固定される第2くさびとからな
る。このくさび機構11は従来より周知の構造であるた
め、詳細は省略する。コイルスプリング12は、円周方
向に延びるように配置されており、ファルクラムリング
5の第1くさびとリングプレート10の第2くさびを円
周方向に互いに付勢している。この結果、リングプレー
ト10はファルクラムリング5に対して円周方向に付勢
されており、ファルクラムリング5はくさび機構11に
よってプレッシャープレート3から離れる方向(図1上
方)に付勢されている。
【0017】ダイヤフラムスプリング4は、クラッチカ
バー2と同心に配置された円板状の部材である。ダイヤ
フラムスプリング4は、環状の弾性部4aと、弾性部4
aの内周端から径方向内側に延びる複数のレバー部4b
とから形成されている。弾性部4aの外周端はクラッチ
カバー2に支持され、径方向中間部がファルクラムリン
グ5の支持部5aに当接している。
バー2と同心に配置された円板状の部材である。ダイヤ
フラムスプリング4は、環状の弾性部4aと、弾性部4
aの内周端から径方向内側に延びる複数のレバー部4b
とから形成されている。弾性部4aの外周端はクラッチ
カバー2に支持され、径方向中間部がファルクラムリン
グ5の支持部5aに当接している。
【0018】規制機構7は、ファルクラムリングのプレ
ッシャープレート3に対する移動を規制し、摩擦フェー
シング52に摩耗が生じた際に摩耗量を検出するセンサ
として機能し、その摩耗量に応じてファルクラムリング
5の移動を許可するための機構である。規制機構7は、
クラッチカバー2の開口2a内においてプレッシャープ
レート3の固定部3b及びファルクラムリング5の突出
部5bに対応する3か所に設けられている。各規制機構
7は、主に、ボルト13とスプリングピン14とロット
15とから構成されている。ボルト13は、孔2b,5
c及び3c内を貫通している。ボルト13の頭部13a
は、クラッチカバー2のトランスミッション側面に当接
している。ボルト13の大径部13bはクラッチカバー
2の孔2b内に隙間をあけて配置され、ファルクラムリ
ング5のトランスミッション側側面に当接している。さ
らに、ボルト13の小径部13cはファルクラムリング
5の孔5c内を隙間をあけて貫通している。ボルト13
のねじ部13dは、円筒状のロット15のねじ孔15a
(後述)に螺合している。
ッシャープレート3に対する移動を規制し、摩擦フェー
シング52に摩耗が生じた際に摩耗量を検出するセンサ
として機能し、その摩耗量に応じてファルクラムリング
5の移動を許可するための機構である。規制機構7は、
クラッチカバー2の開口2a内においてプレッシャープ
レート3の固定部3b及びファルクラムリング5の突出
部5bに対応する3か所に設けられている。各規制機構
7は、主に、ボルト13とスプリングピン14とロット
15とから構成されている。ボルト13は、孔2b,5
c及び3c内を貫通している。ボルト13の頭部13a
は、クラッチカバー2のトランスミッション側面に当接
している。ボルト13の大径部13bはクラッチカバー
2の孔2b内に隙間をあけて配置され、ファルクラムリ
ング5のトランスミッション側側面に当接している。さ
らに、ボルト13の小径部13cはファルクラムリング
5の孔5c内を隙間をあけて貫通している。ボルト13
のねじ部13dは、円筒状のロット15のねじ孔15a
(後述)に螺合している。
【0019】ロット15は平面視で円形であり、中心に
ねじ孔15aが形成されている。また、ロット15のト
ランスミッション側の部分は、プレッシャープレート3
の孔3c内挿入されており、その面には楕円形の突出部
15bが形成さている。ロット15は、フライホイール
51側に半径方向外方に突出する複数のストッパー部1
5cを有している。ストッパー部15cと固定部3bと
の軸方向間には、隙間S1 が形成されている。この隙間
S1 は、摩擦フェーシング52の有効使用厚みに等しい
かまたはそれより大きい。ロット15の先端とフライホ
イール51との間には所定の隙間が確保されている。
ねじ孔15aが形成されている。また、ロット15のト
ランスミッション側の部分は、プレッシャープレート3
の孔3c内挿入されており、その面には楕円形の突出部
15bが形成さている。ロット15は、フライホイール
51側に半径方向外方に突出する複数のストッパー部1
5cを有している。ストッパー部15cと固定部3bと
の軸方向間には、隙間S1 が形成されている。この隙間
S1 は、摩擦フェーシング52の有効使用厚みに等しい
かまたはそれより大きい。ロット15の先端とフライホ
イール51との間には所定の隙間が確保されている。
【0020】固定部3bの孔3c内には、スプリングピ
ン14が圧入されている。スプリングピン14は、図3
及び図4から明らかなように、一方向に延びる筒状部を
備えており、筒状部はスリット14aを有している。ま
た、スプリングピン14の形状は断面が楕円形状ある。
この実施形態では、スプリングピン14の断面は完全な
楕円ではなく、断面ほぼ直線部を有している。別の例と
しては、スプリングピン14の断面が完全な楕円になっ
ていてもよい。スプリングピン14の両頂点部を当接部
14bとする。ここで言うスプリングピン14の両頂点
部とは、断面を楕円としてみなしたときに楕円とその長
軸が交差する部分の周辺である。スプリングピン14は
孔3c内において、2つの当接部14bが孔3cに当接
し反発力を与えている。このとき、スプリングピンは、
当接部14b以外の部分は孔3cに当接していない。
ン14が圧入されている。スプリングピン14は、図3
及び図4から明らかなように、一方向に延びる筒状部を
備えており、筒状部はスリット14aを有している。ま
た、スプリングピン14の形状は断面が楕円形状ある。
この実施形態では、スプリングピン14の断面は完全な
楕円ではなく、断面ほぼ直線部を有している。別の例と
しては、スプリングピン14の断面が完全な楕円になっ
ていてもよい。スプリングピン14の両頂点部を当接部
14bとする。ここで言うスプリングピン14の両頂点
部とは、断面を楕円としてみなしたときに楕円とその長
軸が交差する部分の周辺である。スプリングピン14は
孔3c内において、2つの当接部14bが孔3cに当接
し反発力を与えている。このとき、スプリングピンは、
当接部14b以外の部分は孔3cに当接していない。
【0021】以上に述べたように、スプリングピン14
において孔3cに当接する部分を限定している。言い換
えると、当接部14bのみを孔3cに当接させ、他の部
分を孔3cに当接させない構造にしている。この結果、
各スプリングピン14から孔3cの壁に作用する反発力
のばらつきが少なくなり、孔3cの壁とスプリングピン
14との間で作用する摩擦力がばらつきにくい。
において孔3cに当接する部分を限定している。言い換
えると、当接部14bのみを孔3cに当接させ、他の部
分を孔3cに当接させない構造にしている。この結果、
各スプリングピン14から孔3cの壁に作用する反発力
のばらつきが少なくなり、孔3cの壁とスプリングピン
14との間で作用する摩擦力がばらつきにくい。
【0022】スプリングピン14のフライホイール51
側端はロット15の突出部15bの回りに当接してい
る。スプリングピン14とボルト13の小径部13cと
の間には、ストラッププレート17の一端及びワッシャ
ー16がスプリングピン14側からみてこの順番で配置
されている。このようにして、スプリングピン14はボ
ルト13とロット15との軸方向間に移動不能に係止さ
れている。
側端はロット15の突出部15bの回りに当接してい
る。スプリングピン14とボルト13の小径部13cと
の間には、ストラッププレート17の一端及びワッシャ
ー16がスプリングピン14側からみてこの順番で配置
されている。このようにして、スプリングピン14はボ
ルト13とロット15との軸方向間に移動不能に係止さ
れている。
【0023】次に動作について説明する。クラッチ接続
時には、ダイヤフラムスプリング4の弾性部4aがファ
ルクラムリング5を介してプレッシャープレート3をフ
ライホイール51側に押圧している。これによりクラッ
チディスク組立体の摩擦フェーシング52がフライホイ
ール51とプレッシャープレート3の押圧面3aとの間
で挟持される。その結果、フライホイール51からのト
ルクはクラッチディスク組立体を介してトランスミッシ
ョン側に伝達される。
時には、ダイヤフラムスプリング4の弾性部4aがファ
ルクラムリング5を介してプレッシャープレート3をフ
ライホイール51側に押圧している。これによりクラッ
チディスク組立体の摩擦フェーシング52がフライホイ
ール51とプレッシャープレート3の押圧面3aとの間
で挟持される。その結果、フライホイール51からのト
ルクはクラッチディスク組立体を介してトランスミッシ
ョン側に伝達される。
【0024】このとき、規制機構7において、ロット1
5の先端がフライホイール51に当接していないため、
規制機構7の各部材がフライホイール51の熱による悪
影響を受けない。また、フライホイール51からの振動
が規制機構7の各部材に作用しにくい。図示しないレリ
ーズ装置がダイヤフラムスプリング4のレバー部4b先
端をフライホイール51から離れる方向に引き出すと、
ダイヤフラムスプリング4によるファルクラムリング5
及びプレッシャープレート3への押圧力が解除される。
すると、ストラッププレート17からの付勢力によりボ
ルト13がトランスミッション側に移動する。このと
き、スプリングピン14と孔3cとの間の摩擦係合にプ
レッシャープレート3が連れられ軸方向に移動する。こ
の結果、プレッシャープレート3の押圧面3aが摩擦フ
ェーシング52から離れ、クラッチディスク組立体への
トルクが遮断される。ここでは、スプリングピン14に
対して固定部3bの孔3cから作用する摩擦力がストラ
ッププレート17の付勢力より大きく設定されているた
め、規制機構7はプレッシャープレート3に対して移動
しない。
5の先端がフライホイール51に当接していないため、
規制機構7の各部材がフライホイール51の熱による悪
影響を受けない。また、フライホイール51からの振動
が規制機構7の各部材に作用しにくい。図示しないレリ
ーズ装置がダイヤフラムスプリング4のレバー部4b先
端をフライホイール51から離れる方向に引き出すと、
ダイヤフラムスプリング4によるファルクラムリング5
及びプレッシャープレート3への押圧力が解除される。
すると、ストラッププレート17からの付勢力によりボ
ルト13がトランスミッション側に移動する。このと
き、スプリングピン14と孔3cとの間の摩擦係合にプ
レッシャープレート3が連れられ軸方向に移動する。こ
の結果、プレッシャープレート3の押圧面3aが摩擦フ
ェーシング52から離れ、クラッチディスク組立体への
トルクが遮断される。ここでは、スプリングピン14に
対して固定部3bの孔3cから作用する摩擦力がストラ
ッププレート17の付勢力より大きく設定されているた
め、規制機構7はプレッシャープレート3に対して移動
しない。
【0025】図5に示すように、クラッチ連結時に摩擦
フェーシング52に摩耗量W1 の摩耗が生じると、ダイ
ヤフラムスプリング4の押圧力により、ファルクラムリ
ング5及びプレッシャープレート3がフライホイール5
1側に移動する。このとき、規制機構7のボルト13の
頭部13aがクラッチカバー2に係止しているため、ス
プリングピン14はプレッシャープレート3に追従しな
い。すなわち、孔3cがスプリングピン14に対して滑
り、プレッシャプレート3が移動する。その結果、ボル
ト13の大径部13bとファルクラムリング5の突出部
5bとの間に摩耗量W1 に等しい隙間W2 が形成され
る。ここでは、前述したように、スプリングピン14と
孔3cとの間で作用する摩擦力にばらつきが少ないた
め、孔3cとスプリングピン14との間の相対移動量は
円周方向3か所において差が少ない。この結果、隙間W
2 の精度が円周方向に高くなる。
フェーシング52に摩耗量W1 の摩耗が生じると、ダイ
ヤフラムスプリング4の押圧力により、ファルクラムリ
ング5及びプレッシャープレート3がフライホイール5
1側に移動する。このとき、規制機構7のボルト13の
頭部13aがクラッチカバー2に係止しているため、ス
プリングピン14はプレッシャープレート3に追従しな
い。すなわち、孔3cがスプリングピン14に対して滑
り、プレッシャプレート3が移動する。その結果、ボル
ト13の大径部13bとファルクラムリング5の突出部
5bとの間に摩耗量W1 に等しい隙間W2 が形成され
る。ここでは、前述したように、スプリングピン14と
孔3cとの間で作用する摩擦力にばらつきが少ないた
め、孔3cとスプリングピン14との間の相対移動量は
円周方向3か所において差が少ない。この結果、隙間W
2 の精度が円周方向に高くなる。
【0026】図示しないレリーズ装置がダイヤフラムス
プリング4のレバー部4bの先端をトランスミッション
側に引き出すと、弾性部4aからファルクラムリング5
への荷重が解除される。この結果、コイルスプリング1
2の付勢力によりリングプレート11が円周方向に回転
し、その結果くさび機構10の作用でファルクラムリン
グ5がトランスミッション側(図5上方)に移動する。
ファルクラムリング5は突出部5bがボルト13の大径
部13bに当接するまで移動する。この結果、図6に示
すように、ダイヤフラムスプリング4の押圧姿勢は初期
の状態に維持される。特に、ファルクラムリング5は、
摩擦フェーシング52の摩耗量W1 に等しい隙間W2 だ
け軸方向に移動するため、ダイヤフラムスプリング4の
姿勢維持の精度が高い。
プリング4のレバー部4bの先端をトランスミッション
側に引き出すと、弾性部4aからファルクラムリング5
への荷重が解除される。この結果、コイルスプリング1
2の付勢力によりリングプレート11が円周方向に回転
し、その結果くさび機構10の作用でファルクラムリン
グ5がトランスミッション側(図5上方)に移動する。
ファルクラムリング5は突出部5bがボルト13の大径
部13bに当接するまで移動する。この結果、図6に示
すように、ダイヤフラムスプリング4の押圧姿勢は初期
の状態に維持される。特に、ファルクラムリング5は、
摩擦フェーシング52の摩耗量W1 に等しい隙間W2 だ
け軸方向に移動するため、ダイヤフラムスプリング4の
姿勢維持の精度が高い。
【0027】ダイヤフラムスプリング4の姿勢押圧荷重
が常に初期の状態に維持されることにより、以下の効果
が得られる。 (a) 摩擦フェーシング52を摩耗限界量まで使用するこ
とができ、クラッチの寿命が長くなる。 (b) 押圧荷重が一定に保たれることにより、使用中にク
ラッチのトルク伝達性能を維持できる。
が常に初期の状態に維持されることにより、以下の効果
が得られる。 (a) 摩擦フェーシング52を摩耗限界量まで使用するこ
とができ、クラッチの寿命が長くなる。 (b) 押圧荷重が一定に保たれることにより、使用中にク
ラッチのトルク伝達性能を維持できる。
【0028】(c) レリーズ特性が変化することなく、常
時同じレリーズ荷重でレリーズ操作を行うことができ
る。さらに、このクラッチカバー組立体1では、スプリ
ングピン14などにテーパー加工する必要がないため、
構造が簡単である。さらに、従来に比べて大幅に部品点
数が少なくなっている。
時同じレリーズ荷重でレリーズ操作を行うことができ
る。さらに、このクラッチカバー組立体1では、スプリ
ングピン14などにテーパー加工する必要がないため、
構造が簡単である。さらに、従来に比べて大幅に部品点
数が少なくなっている。
【0029】また、ストラッププレート17の一端を規
制機構7のボルト13に固定しているため、従来のよう
に特別な部材を用いてプレッシャープレートに固定する
必要がない。その結果、部品点数が減り、構造が簡単に
なる。この実施形態では、付勢機構6がファルクラムリ
ング5をプレッシャープレート3から離れる方向に付勢
する力は、ストラッププレート17の付勢力より大きく
設定されている。それにより、摩耗発生後のレリーズ動
作においてファルクラムリング5がプレッシャープレー
ト3に対して移動可能となっている。第2実施形態 図7及び図8に示すスプリングピン24は、一方向に延
びる筒状部を備えており、筒状部はスリット24aを有
している。また、スプリングピン14の形状は断面が三
角形状ある。各角部を当接部24bとし、その当接部2
4cが孔3cに当接し反発力を与えている。スプリング
ピン24の断面が三角形状であるため、当接部24b以
外の部分は孔3cに当接していない。
制機構7のボルト13に固定しているため、従来のよう
に特別な部材を用いてプレッシャープレートに固定する
必要がない。その結果、部品点数が減り、構造が簡単に
なる。この実施形態では、付勢機構6がファルクラムリ
ング5をプレッシャープレート3から離れる方向に付勢
する力は、ストラッププレート17の付勢力より大きく
設定されている。それにより、摩耗発生後のレリーズ動
作においてファルクラムリング5がプレッシャープレー
ト3に対して移動可能となっている。第2実施形態 図7及び図8に示すスプリングピン24は、一方向に延
びる筒状部を備えており、筒状部はスリット24aを有
している。また、スプリングピン14の形状は断面が三
角形状ある。各角部を当接部24bとし、その当接部2
4cが孔3cに当接し反発力を与えている。スプリング
ピン24の断面が三角形状であるため、当接部24b以
外の部分は孔3cに当接していない。
【0030】以上に述べたように、スプリングピン24
において孔3cに当接する部分を限定している。言い換
えると、当接部24bのみを孔3cに当接させ、他の部
分を孔3cに当接させない構造にしている。この結果、
各スプリングピン24から孔3cの壁に作用する反発力
のばらつきが少なくなり、孔3cの壁とスプリングピン
24との間で作用する摩擦力がばらつきにくい。第3実施形態 図9及び図10に示すスプリングピン34は、一方向に
延びる筒状部を備えており、筒状部はスリット34aを
有している。また、スプリングピン34の形状は断面が
四角形状ある。スプリングピン34の各角部を当接部3
4bとし、その当接部34bが孔3cに当接し反発力を
与えている。スプリングピン34の断面が四角形状であ
るため、当接部34b以外の部分は孔3cに当接してい
ない。
において孔3cに当接する部分を限定している。言い換
えると、当接部24bのみを孔3cに当接させ、他の部
分を孔3cに当接させない構造にしている。この結果、
各スプリングピン24から孔3cの壁に作用する反発力
のばらつきが少なくなり、孔3cの壁とスプリングピン
24との間で作用する摩擦力がばらつきにくい。第3実施形態 図9及び図10に示すスプリングピン34は、一方向に
延びる筒状部を備えており、筒状部はスリット34aを
有している。また、スプリングピン34の形状は断面が
四角形状ある。スプリングピン34の各角部を当接部3
4bとし、その当接部34bが孔3cに当接し反発力を
与えている。スプリングピン34の断面が四角形状であ
るため、当接部34b以外の部分は孔3cに当接してい
ない。
【0031】以上に述べたように、スプリングピン34
において孔3cに当接する部分を限定している。言い換
えると、当接部34bのみを孔3cに当接させ、他の部
分を孔3cに当接させない構造にしている。この結果、
各スプリングピン34から孔3cの壁に作用する反発力
のばらつきが少なくなり、孔3cの壁とスプリングピン
34との間で作用する摩擦力がばらつきにくい。第4実施形態 図11に示すスプリングピン44は、一方向に延びる筒
状部からなり、スリット44aを有している。また、ス
プリングピン44の形状は断面が円形状である。スプリ
ングピン44の円周方向に等間隔で3か所には、径方向
外方に突出する当接部44bが形成されている。当接部
44bはスリット44aと同一方向に延びており、その
当接部44bが孔3cに当接し反発力を与えている。ス
プリングピン44の他の部分は孔3cに当接していな
い。
において孔3cに当接する部分を限定している。言い換
えると、当接部34bのみを孔3cに当接させ、他の部
分を孔3cに当接させない構造にしている。この結果、
各スプリングピン34から孔3cの壁に作用する反発力
のばらつきが少なくなり、孔3cの壁とスプリングピン
34との間で作用する摩擦力がばらつきにくい。第4実施形態 図11に示すスプリングピン44は、一方向に延びる筒
状部からなり、スリット44aを有している。また、ス
プリングピン44の形状は断面が円形状である。スプリ
ングピン44の円周方向に等間隔で3か所には、径方向
外方に突出する当接部44bが形成されている。当接部
44bはスリット44aと同一方向に延びており、その
当接部44bが孔3cに当接し反発力を与えている。ス
プリングピン44の他の部分は孔3cに当接していな
い。
【0032】以上に述べたように、スプリングピン44
において孔3cに当接する部分を限定している。言い換
えると、当接部44bのみを孔3cに当接させ、他の部
分を孔3cに当接させない構造にしている。この結果、
各スプリングピン44から孔3cの壁に作用する反発力
のばらつきが少なくなり、孔3cの壁とスプリングピン
44との間で作用する摩擦力がばらつきにくい。
において孔3cに当接する部分を限定している。言い換
えると、当接部44bのみを孔3cに当接させ、他の部
分を孔3cに当接させない構造にしている。この結果、
各スプリングピン44から孔3cの壁に作用する反発力
のばらつきが少なくなり、孔3cの壁とスプリングピン
44との間で作用する摩擦力がばらつきにくい。
【0033】本発明に係るスプリングピンの形状は前記
第1〜4実施形態に限定されない。また、本発明に係る
スプリングピンが用いられるのは、前述のクラッチカバ
ー組立体磨耗追従機構に限定されない。他の種類の磨耗
追従機構に用いられてもよいし、全く異なる機構に用い
られてもよい。
第1〜4実施形態に限定されない。また、本発明に係る
スプリングピンが用いられるのは、前述のクラッチカバ
ー組立体磨耗追従機構に限定されない。他の種類の磨耗
追従機構に用いられてもよいし、全く異なる機構に用い
られてもよい。
【0034】
【発明の効果】本発明に係るスプリングピンでは、筒状
部が孔の壁に当接する複数の当接部を有しているため、
スプリングピンの当接部以外の部分が孔の壁に当接する
可能性がない。その結果、スプリングピンにおいて壁に
対するばねの反発力のばらつきが少なくなり、孔の壁と
スプリングピンとの間で作用する摩擦力がばらつきにく
い。
部が孔の壁に当接する複数の当接部を有しているため、
スプリングピンの当接部以外の部分が孔の壁に当接する
可能性がない。その結果、スプリングピンにおいて壁に
対するばねの反発力のばらつきが少なくなり、孔の壁と
スプリングピンとの間で作用する摩擦力がばらつきにく
い。
【図1】本発明の第1実施形態としてのスプリングピン
が採用されたクラッチカバー組立体の部分縦断面概略
図。
が採用されたクラッチカバー組立体の部分縦断面概略
図。
【図2】図1のII矢視図。
【図3】本発明の第1実施形態としてのスプリングピン
の斜視図。
の斜視図。
【図4】図3のIV矢視図。
【図5】クラッチカバー組立体の動作を示す、図1に対
応する図。
応する図。
【図6】クラッチカバー組立体の動作を示す、図1に対
応する図。
応する図。
【図7】第2実施形態としてのスプリングピンの斜視
図。
図。
【図8】図7のVIII矢視図。
【図9】第3実施形態としてのスプリングピンの斜視
図。
図。
【図10】図9のX 斜視図。
【図11】第4実施形態としてのスプリングピンの平面
図。
図。
1 クラッチカバー組立体 2 クラッチカバー 3 プレッシャープレート 3a 孔 4 ダイヤフラムスプリング 5 ファルクラムリング 6 付勢機構 7 規制機構 13 ボルト 14,24,34,44 スプリングピン 14a,24a,34a,44a スリット 14b,24b,34b,44b 当接部 15 ロット
Claims (5)
- 【請求項1】円形の孔内に圧入され、前記孔の壁に反発
力を与えることで摩擦係止されるスプリングピンであっ
て、 スリットが形成された筒状部を備え、 前記筒状部は前記孔の壁に当接する複数の当接部を有す
る、スプリングピン。 - 【請求項2】前記当接部は円周方向に等間隔で形成され
ている、請求項1に記載のスプリングピン。 - 【請求項3】前記筒状部は断面が楕円形状であり、 前記複数の当接部は前記筒状部の楕円頂点部分である、
請求項1または2に記載のスプリングピン。 - 【請求項4】前記筒状部は断面が三角形状であり、 前記複数の当接部は前記筒状部の角部分である、請求項
1または2に記載のスプリングピン。 - 【請求項5】前記筒状部は断面が四角形状であり、 前記複数の当接部は前記筒状部の角部分である、請求項
1または2に記載のスプリングピン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8240675A JPH1089330A (ja) | 1996-09-11 | 1996-09-11 | スプリングピン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8240675A JPH1089330A (ja) | 1996-09-11 | 1996-09-11 | スプリングピン |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1089330A true JPH1089330A (ja) | 1998-04-07 |
Family
ID=17063041
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8240675A Pending JPH1089330A (ja) | 1996-09-11 | 1996-09-11 | スプリングピン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1089330A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016089811A (ja) * | 2014-11-11 | 2016-05-23 | 株式会社富士通ゼネラル | ロータリ圧縮機 |
Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6026311U (ja) * | 1983-07-29 | 1985-02-22 | 日東精工株式会社 | 渦巻ピン |
| JPS6031513U (ja) * | 1983-02-14 | 1985-03-04 | 日発精密工業株式会社 | スプリングピン |
| JPH0262119U (ja) * | 1988-10-31 | 1990-05-09 | ||
| JPH0719216A (ja) * | 1993-06-30 | 1995-01-20 | Morisawa Tekko:Kk | スプリングピン |
| JPH0732233U (ja) * | 1993-11-18 | 1995-06-16 | 小倉クラッチ株式会社 | 電磁連結装置 |
-
1996
- 1996-09-11 JP JP8240675A patent/JPH1089330A/ja active Pending
Patent Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6031513U (ja) * | 1983-02-14 | 1985-03-04 | 日発精密工業株式会社 | スプリングピン |
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| JPH0732233U (ja) * | 1993-11-18 | 1995-06-16 | 小倉クラッチ株式会社 | 電磁連結装置 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JP2016089811A (ja) * | 2014-11-11 | 2016-05-23 | 株式会社富士通ゼネラル | ロータリ圧縮機 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040106 |