JPH1089621A - 加圧流動層ボイラの急速起動装置 - Google Patents

加圧流動層ボイラの急速起動装置

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JPH1089621A
JPH1089621A JP24323196A JP24323196A JPH1089621A JP H1089621 A JPH1089621 A JP H1089621A JP 24323196 A JP24323196 A JP 24323196A JP 24323196 A JP24323196 A JP 24323196A JP H1089621 A JPH1089621 A JP H1089621A
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JP
Japan
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bed
bed material
starting
fluidized
storage container
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Application number
JP24323196A
Other languages
English (en)
Inventor
Mamoru Fujii
衞 藤井
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IHI Corp
Original Assignee
Ishikawajima Harima Heavy Industries Co Ltd
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Publication date
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  • Fluidized-Bed Combustion And Resonant Combustion (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 予め加熱したベッド材を起動時に流動層ボイ
ラ本体へ投入することができ、起動時間の短縮化を図り
得る加圧流動層ボイラの急速起動装置を提供する。 【解決手段】 予め加熱した所要量のベッド材7を起動
時に流動層ボイラ本体2へ供給する起動用ベッド材供給
装置39を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、加圧流動層ボイラ
の急速起動装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】加圧流動層ボイラの一例を図2によって
説明すると、内部が加圧雰囲気になっている圧力容器1
の中に流動層ボイラ本体2が設けられており、流動層ボ
イラ本体2内の下部には複数本の散気管3が配設されて
おり、該散気管3は、圧力容器1内の加圧空気4を、途
中に後述する灰クーラ19が設けられた取入管36から
風箱37へ取り入れて上方に噴出するようになってい
る。
【0003】前記散気管3の上部には、石炭スラリ等の
燃料を供給する燃料供給管5が配設されていると共に、
流動層6を形成するための石灰石等の脱硫材、石炭灰等
を混合したベッド材7がベッド材貯蔵容器24から供給
されるようになっており、コンプレッサ8から圧力容器
1内に供給された加圧空気4が前記取入管36から風箱
37を介して散気管3に供給され上方に噴出されること
により流動層6が形成され、前記燃料供給管5から供給
された燃料が流動層6の中で撹拌されて効率よく燃焼さ
れることにより、流動層6の形成部に配設された伝熱管
9により水を加熱して蒸気を発生させるようになってい
る。
【0004】前記流動層6の層高は、ボイラ負荷指令に
応じて制御されるようになっており、負荷の上昇に伴っ
て流動層6の層高を高くする際には、ベッド材貯蔵容器
24の底部に接続されたL字状のベッド材注入配管25
に対し、圧力容器1内の加圧空気4を注入弁26の開度
調節によって供給することにより、ベッド材貯蔵容器2
4内のベッド材7をベッド材注入配管25を介して流動
層ボイラ本体2内へ注入する一方、負荷の低下に伴って
流動層6の層高を低くする際には、ベッド材貯蔵容器2
4の内圧を抜出弁27の開度調節によって減圧すること
により、流動層ボイラ本体2内のベッド材7を、流動層
ボイラ本体2の側部から突設されたベッド材抜出配管2
8からベッド材貯蔵容器24へ抜き出すようになってい
る。
【0005】又、燃焼によって生じた灰等により流動層
ボイラ本体2内のベッド材7の量が増え、現在の負荷に
対して流動層6の層高が上昇した場合には、前記灰及び
ベッド材7の一部はトータル的に見た余剰分として、散
気管3の間から、下側に設けられている灰出しホッパ1
0に落下し、下部の灰切出管11からLバルブ29を介
して、ロックホッパ30に取り出された後、ロータリー
バルブ31によって所要量ずつ排出ライン32へ切り出
され、ブロワ23の作動による吸引により排出ライン3
2からベッド材サイロ33へ導入されるようになってお
り、該ベッド材サイロ33に貯留された前記灰及びベッ
ド材7は、適宜ロータリーバルブ34から切り出され、
トラック35等で搬出されるようになっている。
【0006】前記流動層ボイラ本体2の上部には、伝熱
管9内の水を加熱した後の高温で高圧の排ガス12が分
岐ダクト13を介して導かれる複数(例えば六個)のサ
イクロン14が配設されて、前記排ガス12中の灰を分
離するようになっており、サイクロン14で灰が分離さ
れた排ガス12は、排ガス管15を介して圧力容器1外
部に設けられたガスタービン16に供給されて該ガスタ
ービン16を駆動し、ガスタービン16は前述したコン
プレッサ8を駆動すると共に、余剰動力でガスタービン
発電機17を駆動するようになっている。
【0007】前記サイクロン14で分離された分離灰1
8は、灰クーラ19において前記取入管36から風箱3
7を介して散気管3へ供給される加圧空気4により冷却
された後、灰輸送管20で圧力容器1の外部に輸送され
るようになっており、又、前記取入管36から風箱37
を介して散気管3へ供給される加圧空気4は、前記灰ク
ーラ19において分離灰18から熱を奪って加熱された
後、上方に噴射され流動層6を形成するようになってい
る。
【0008】尚、前記ベッド材貯蔵容器24は、通常、
複数個設けられており、そのトータルの容量は、流動層
ボイラ本体2内において100%の負荷で運転が行われ
る場合に必要となるベッド材7を貯められるだけの容量
となるようにしてある。
【0009】ところで、前述の如き加圧流動層ボイラの
場合、週末等の通常停止時には、先ず、負荷を下げるた
めに、ベッド材貯蔵容器24の内圧を抜出弁27の開度
調節によって減圧することにより、流動層ボイラ本体2
内のベッド材7を、流動層ボイラ本体2の側部から突設
されたベッド材抜出配管28からベッド材貯蔵容器24
へ抜き出し、流動層6の層高をある程度まで低くし、燃
料供給管5からの燃料の供給を停止した後、前述と同様
に、抜出弁27の開度調節によるベッド材貯蔵容器24
の内圧の減圧により、流動層ボイラ本体2内のベッド材
7をベッド材抜出配管28からベッド材貯蔵容器24へ
抜き出し、流動層6の層高を最低層高まで下げ、ガスタ
ービン16を停止するようになっている。
【0010】前記加圧流動層ボイラの通常停止後、流動
層ボイラ本体2内並びにベッド材貯蔵容器24内のベッ
ド材7が常温程度まで冷めた状態から起動を行う際に
は、ガスタービン16を起動した後、ベッド材貯蔵容器
24の底部に接続されたL字状のベッド材注入配管25
に対し、圧力容器1内の加圧空気4を注入弁26の開度
調節によって供給することにより、ベッド材貯蔵容器2
4内のベッド材7をベッド材注入配管25を介して流動
層ボイラ本体2内へ注入し、流動層6の層高を最低層高
から起動層高まで上げ、取入管36から風箱37を介し
て散気管3へ供給される加圧空気4を、起動バーナ38
を用いて加熱しながら上方へ噴出させることにより、前
記起動層高に保持された流動層6のベッド材7を所要温
度(およそ600[℃]程度)まで加熱し、この後、燃
料供給管5から燃料を供給して燃焼させ、前記ベッド材
7の温度がおよそ800[℃]前後まで上昇したら、前
記起動バーナ38を消火するようになっている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
如く、加圧流動層ボイラの起動時に、起動バーナ38の
みを用いて流動層6のベッド材7を加熱するのでは、特
に長期停缶後のベッド材7が冷えた状態では非常に長い
時間(およそ六時間程度)がかかるという欠点を有して
いた。
【0012】本発明は、斯かる実情に鑑み、予め加熱し
たベッド材を起動時に流動層ボイラ本体へ投入すること
ができ、起動時間の短縮化を図り得る加圧流動層ボイラ
の急速起動装置を提供しようとするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、予め加熱した
所要量のベッド材を起動時に流動層ボイラ本体へ供給す
る起動用ベッド材供給装置を備えたことを特徴とする加
圧流動層ボイラの急速起動装置にかかるものである。
【0014】前記加圧流動層ボイラの急速起動装置にお
いては、起動時に必要な量のベッド材を貯蔵可能で且つ
該ベッド材を流動層ボイラ本体へ投入可能な起動用ベッ
ド材貯蔵容器と、該起動用ベッド材貯蔵容器内へ熱風を
供給可能な起動用ベッド材加熱用熱風炉とから起動用ベ
ッド材供給装置を構成することができる。
【0015】上記手段によれば、以下のような作用が得
られる。
【0016】加圧流動層ボイラの通常停止後の起動時に
は、起動用ベッド材供給装置から予め加熱した所要量の
ベッド材を流動層ボイラ本体へ供給すると、流動層の層
高が起動層高に上がり次第、流動層への燃料の投入が可
能となり、長い時間を必要としない。
【0017】起動時に必要な量のベッド材を貯蔵可能で
且つ該ベッド材を流動層ボイラ本体へ投入可能な起動用
ベッド材貯蔵容器と、該起動用ベッド材貯蔵容器内へ熱
風を供給可能な起動用ベッド材加熱用熱風炉とから起動
用ベッド材供給装置を構成すると、起動用ベッド材貯蔵
容器内に貯蔵された起動時に必要な量のベッド材は、起
動用ベッド材加熱用熱風炉から供給される熱風によって
予め加熱される。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図示
例と共に説明する。
【0019】図1は本発明を実施する形態の一例であっ
て、図中、図2と同一の符号を付した部分は同一物を表
わしており、基本的な構成は図2に示す従来のものと同
様であるが、本図示例の特徴とするところは、図1に示
す如く、予め加熱した所要量のベッド材7を起動時に流
動層ボイラ本体2へ供給する起動用ベッド材供給装置3
9を備えた点にある。
【0020】前記起動用ベッド材供給装置39は、起動
時に必要な量のベッド材7を貯蔵可能で且つ該ベッド材
7をLバルブ40を介して流動層ボイラ本体2へ投入可
能な起動用ベッド材貯蔵容器41と、該起動用ベッド材
貯蔵容器41内へバーナ42による熱風を供給可能な起
動用ベッド材加熱用熱風炉43とを備えてなる構成を有
している。
【0021】前記起動用ベッド材貯蔵容器41には、ベ
ッド材サイロ33に貯留されたベッド材7の一部がバル
ブ44,45の開閉によりロックホッパ46を介して導
入されるようになっている。
【0022】又、前記起動用ベッド材貯蔵容器41内に
貯蔵されたベッド材7の加熱時には、コンプレッサ47
が駆動され、該コンプレッサ47からの圧縮空気が、バ
ーナ42のための燃焼用空気としてバルブ48を介して
前記起動用ベッド材加熱用熱風炉43へ供給されると共
に、温度調節のための希釈用空気としてバルブ49を介
して起動用ベッド材加熱用熱風炉43の下流側へ供給さ
れ、所要温度の熱風がバルブ50を介して起動用ベッド
材貯蔵容器41内へ供給され、該起動用ベッド材貯蔵容
器41内のベッド材7を加熱した後、バルブ51と絞り
52を介して外部へ排出されるようになっている。
【0023】更に又、起動時における起動用ベッド材貯
蔵容器41から流動層ボイラ本体2へのベッド材7の供
給時には、前記コンプレッサ47からの圧縮空気が、バ
ルブ53,54を介してLバルブ40へ導入され、起動
用ベッド材貯蔵容器41内のベッド材7が流動層ボイラ
本体2へ供給されるようになっている。
【0024】次に、上記図示例の作動を説明する。
【0025】通常運転時において、ベッド材サイロ33
に貯留されたベッド材7の一部がバルブ44,45の開
閉によりロックホッパ46を介して起動用ベッド材貯蔵
容器41へ導入され、起動時に必要な量のベッド材7が
起動用ベッド材貯蔵容器41に貯蔵される。
【0026】起動時に必要な量のベッド材7が起動用ベ
ッド材貯蔵容器41に貯蔵されると、バルブ53,54
を閉じた状態で、コンプレッサ47が駆動され且つ起動
用ベッド材加熱用熱風炉43のバーナ42に点火され、
該コンプレッサ47からの圧縮空気が、バーナ42のた
めの燃焼用空気としてバルブ48を介して前記起動用ベ
ッド材加熱用熱風炉43へ供給されると共に、温度調節
のための希釈用空気としてバルブ49を介して起動用ベ
ッド材加熱用熱風炉43の下流側へ供給され、所要温度
の熱風がバルブ50を介して起動用ベッド材貯蔵容器4
1内へ供給され、該起動用ベッド材貯蔵容器41内のベ
ッド材7を加熱した後、バルブ51と絞り52を介して
外部へ排出され、これにより、前記起動用ベッド材貯蔵
容器41内のベッド材7が所要温度(およそ650〜7
00[℃])に加熱された状態に保持される。
【0027】加圧流動層ボイラの通常停止後、流動層ボ
イラ本体2内並びにベッド材貯蔵容器24内のベッド材
7が常温程度まで冷めた状態から起動を行う際には、流
動層ボイラ本体2内のベッド材7をベッド材抜出配管2
8からベッド材貯蔵容器24へ抜き出すと共に灰出しホ
ッパ10から排出させることにより、層高を0(散気管
3上端)にした上で、ガスタービン16を起動し、起動
バーナ38に点火して散気管3から熱風(およそ800
[℃]程度)を流した状態で、バルブ48,49,5
0,51を閉じ、コンプレッサ47からの圧縮空気をバ
ルブ53,54を介してLバルブ40へ導入すると、起
動用ベッド材貯蔵容器41内の加熱されたベッド材7が
流動層ボイラ本体2へ供給される。
【0028】前記流動層ボイラ本体2へ供給されるベッ
ド材7は、起動用ベッド材貯蔵容器41内において予め
加熱され高温となっているため、流動層6の層高が起動
層高まで上昇すれば、すぐに燃料供給管5から燃料を供
給して燃焼させることが可能となる。
【0029】尚、前記ベッド材サイロ33に貯留された
ベッド材7の一部をロックホッパ46を介して起動用ベ
ッド材貯蔵容器41へ導入する代りに、排出ライン32
途中からベッド材7の一部をロックホッパ46を介して
起動用ベッド材貯蔵容器41へ導入するようにしてもよ
いことは言うまでもない。
【0030】こうして、予め加熱したベッド材7を起動
時に流動層ボイラ本体2へ投入することができ、起動時
間の短縮化を図り得る。
【0031】尚、本発明の加圧流動層ボイラの急速起動
装置は、上述の図示例にのみ限定されるものではなく、
本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加
え得ることは勿論である。
【0032】
【発明の効果】以上、説明したように本発明の加圧流動
層ボイラの急速起動装置によれば、予め加熱したベッド
材を起動時に流動層ボイラ本体へ投入することができ、
起動時間の短縮化を図り得るという優れた効果を奏し得
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施する形態の一例の全体概要構成図
である。
【図2】従来例の全体概要構成図である。
【符号の説明】
2 流動層ボイラ本体 7 ベッド材 39 起動用ベッド材供給装置 41 起動用ベッド材貯蔵容器 43 起動用ベッド材加熱用熱風炉

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め加熱した所要量のベッド材を起動時
    に流動層ボイラ本体へ供給する起動用ベッド材供給装置
    を備えたことを特徴とする加圧流動層ボイラの急速起動
    装置。
  2. 【請求項2】 起動時に必要な量のベッド材を貯蔵可能
    で且つ該ベッド材を流動層ボイラ本体へ投入可能な起動
    用ベッド材貯蔵容器と、該起動用ベッド材貯蔵容器内へ
    熱風を供給可能な起動用ベッド材加熱用熱風炉とから起
    動用ベッド材供給装置を構成した請求項1記載の加圧流
    動層ボイラの急速起動装置。
JP24323196A 1996-09-13 1996-09-13 加圧流動層ボイラの急速起動装置 Pending JPH1089621A (ja)

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