JPH1089883A - 熱交換器用ヘッダーパイプとその製造装置 - Google Patents
熱交換器用ヘッダーパイプとその製造装置Info
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- JPH1089883A JPH1089883A JP8266737A JP26673796A JPH1089883A JP H1089883 A JPH1089883 A JP H1089883A JP 8266737 A JP8266737 A JP 8266737A JP 26673796 A JP26673796 A JP 26673796A JP H1089883 A JPH1089883 A JP H1089883A
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28F—DETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
- F28F9/00—Casings; Header boxes; Auxiliary supports for elements; Auxiliary members within casings
- F28F9/02—Header boxes; End plates
- F28F9/0202—Header boxes having their inner space divided by partitions
- F28F9/0204—Header boxes having their inner space divided by partitions for elongated header box, e.g. with transversal and longitudinal partitions
- F28F9/0209—Header boxes having their inner space divided by partitions for elongated header box, e.g. with transversal and longitudinal partitions having only transversal partitions
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-
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- F28F—DETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
- F28F9/00—Casings; Header boxes; Auxiliary supports for elements; Auxiliary members within casings
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- F28F9/0243—Header boxes having a circular cross-section
-
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- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
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- F28D21/00—Heat-exchange apparatus not covered by any of the groups F28D1/00 - F28D20/00
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- F28D2021/008—Other heat exchangers for particular applications; Heat exchange systems not otherwise provided for for vehicles
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- Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 平板状の素材を丸めて円管状のヘッダーパイ
プを成形するに際して、互いに対峙する側縁部の段ずれ
を防止し、ろう付け不良をなくすことができるヘッダー
パイプとその製造装置を提供する。 【解決手段】 内外面に対して直角となる面を板材の長
手方向に延びる両側縁に形成してこれら両側縁を互いに
対峙するように板材を丸め、両側縁を非接触にすると共
にその間の隙間を0.3mm以内とする。このヘッダー
パイプを製造するには、所定長に切断された板材の短手
方向を所定寸法に且つ板材の表裏面に対して直角となる
ようトリミングし、配管挿着用穴を形成した後に断面U
字状となるように全体を丸め、この状態でチューブ挿着
用穴を複数形成し、しかる後に板材の両側縁を上下型の
みによって互いに対峙するよう円管状に丸める。
プを成形するに際して、互いに対峙する側縁部の段ずれ
を防止し、ろう付け不良をなくすことができるヘッダー
パイプとその製造装置を提供する。 【解決手段】 内外面に対して直角となる面を板材の長
手方向に延びる両側縁に形成してこれら両側縁を互いに
対峙するように板材を丸め、両側縁を非接触にすると共
にその間の隙間を0.3mm以内とする。このヘッダー
パイプを製造するには、所定長に切断された板材の短手
方向を所定寸法に且つ板材の表裏面に対して直角となる
ようトリミングし、配管挿着用穴を形成した後に断面U
字状となるように全体を丸め、この状態でチューブ挿着
用穴を複数形成し、しかる後に板材の両側縁を上下型の
みによって互いに対峙するよう円管状に丸める。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、コンデンサ、サ
ーペンタイン型エバポレータ等に用いられ、平板状の素
材を円管状に成形してなる熱交換器用ヘッダーパイプと
その製造装置に関する。
ーペンタイン型エバポレータ等に用いられ、平板状の素
材を円管状に成形してなる熱交換器用ヘッダーパイプと
その製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、特開平7−178486
号公報に示される熱交換器のヘッダーパイプは、平板状
の素材(ブレージングシート)を長手方向に所定ピッチ
で送給し、送給しながらこの素材にチューブ挿入孔を順
次形成すると共に徐々に丸めて円管状のヘッダタンクを
形成するようにしている。
号公報に示される熱交換器のヘッダーパイプは、平板状
の素材(ブレージングシート)を長手方向に所定ピッチ
で送給し、送給しながらこの素材にチューブ挿入孔を順
次形成すると共に徐々に丸めて円管状のヘッダタンクを
形成するようにしている。
【0003】このヘッダーパイプの製造工程をより具体
的にみると、ブレージングシートを丸める前に両側辺に
傾斜面を形成すると共に、このブレージングシートに仕
切板を挿着する挿入孔と出入口継手を連結する継手用穴
とを形成し、ブレージングシートの両側辺を僅かに曲げ
た後に全体を大まかにU字状に曲げ、この状態でチュー
ブを挿入する挿入孔を形成するようにしている。そし
て、しかる後に、ブレージングシートを最終的に管状に
曲げて両側辺の傾斜面を突き合わせ、カッターにより所
定長に切断してヘッダーパイプを形成するようにしてい
る。
的にみると、ブレージングシートを丸める前に両側辺に
傾斜面を形成すると共に、このブレージングシートに仕
切板を挿着する挿入孔と出入口継手を連結する継手用穴
とを形成し、ブレージングシートの両側辺を僅かに曲げ
た後に全体を大まかにU字状に曲げ、この状態でチュー
ブを挿入する挿入孔を形成するようにしている。そし
て、しかる後に、ブレージングシートを最終的に管状に
曲げて両側辺の傾斜面を突き合わせ、カッターにより所
定長に切断してヘッダーパイプを形成するようにしてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ブレー
ジングシートの両側辺に設けられた傾斜面を接合する上
述のヘッダーパイプにあっては、接合代を稼ぐことがで
きる利点はあるものの、互いの傾斜面を突き合わす方向
に力が加わると、突き合わせ部分で段ずれが生じてしま
う。また、傾斜面を設けたことで、管状のヘッダーパイ
プを成形するには、最終工程においてブレージングシー
トの一方の側縁部を先に丸め、しかる後に他方の側縁部
を丸める必要があるが、このような時間差による曲げ加
工によっても両側縁部の段ずれを生じることがこれまで
の経験から判っている。
ジングシートの両側辺に設けられた傾斜面を接合する上
述のヘッダーパイプにあっては、接合代を稼ぐことがで
きる利点はあるものの、互いの傾斜面を突き合わす方向
に力が加わると、突き合わせ部分で段ずれが生じてしま
う。また、傾斜面を設けたことで、管状のヘッダーパイ
プを成形するには、最終工程においてブレージングシー
トの一方の側縁部を先に丸め、しかる後に他方の側縁部
を丸める必要があるが、このような時間差による曲げ加
工によっても両側縁部の段ずれを生じることがこれまで
の経験から判っている。
【0005】考えられる1つの対応策としては、合わせ
部分にずれが生じないように芯金を内側からあてがうこ
とが考えられるが、芯金を設けることで金型の大型化、
設備費の増加を招来することは明らかであり、芯金を用
いずに合わせ部分のずれを解消できるヘッダタンクやそ
の製造装置の開発が要請されている。
部分にずれが生じないように芯金を内側からあてがうこ
とが考えられるが、芯金を設けることで金型の大型化、
設備費の増加を招来することは明らかであり、芯金を用
いずに合わせ部分のずれを解消できるヘッダタンクやそ
の製造装置の開発が要請されている。
【0006】この際、従来では側縁部に傾斜面を設けて
ろう付代を確保し、ろう付不良を防止する配慮がなされ
ていたが、確実なろう付を確保する観点からも如何にヘ
ッダーパイプを構成すべきかを十分に検討する必要があ
る。
ろう付代を確保し、ろう付不良を防止する配慮がなされ
ていたが、確実なろう付を確保する観点からも如何にヘ
ッダーパイプを構成すべきかを十分に検討する必要があ
る。
【0007】そこで、この発明においては、平板状の素
材を丸めて円管状のヘッダーパイプを成形するに際し
て、互いに対峙する側縁部の段ずれを防止すると共に、
ろう付け不良をなくすことができるヘッダーパイプとそ
の製造装置を提供することを課題としている。また、合
わせて製造装置の小型化、設備費の低減を図ることを課
題としている。
材を丸めて円管状のヘッダーパイプを成形するに際し
て、互いに対峙する側縁部の段ずれを防止すると共に、
ろう付け不良をなくすことができるヘッダーパイプとそ
の製造装置を提供することを課題としている。また、合
わせて製造装置の小型化、設備費の低減を図ることを課
題としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
に、この発明にかかる熱交換器用ヘッダーパイプは、平
板状の板材を円管状に丸めて構成されるものに係り、内
外面に対して直角となる面が前記板材の長手方向に延び
る両側縁に形成されると共にこれら両側縁を互いに対峙
するように前記板材が丸められ、前記板材に配管を挿入
接合する配管挿着用穴とチューブを挿入接合するチュー
ブ挿着用穴とを形成し、互いに対峙する前記両側縁を非
接触にすると共に両側縁間の隙間を0.3mm以内とす
ることを特徴としている(請求項1)。
に、この発明にかかる熱交換器用ヘッダーパイプは、平
板状の板材を円管状に丸めて構成されるものに係り、内
外面に対して直角となる面が前記板材の長手方向に延び
る両側縁に形成されると共にこれら両側縁を互いに対峙
するように前記板材が丸められ、前記板材に配管を挿入
接合する配管挿着用穴とチューブを挿入接合するチュー
ブ挿着用穴とを形成し、互いに対峙する前記両側縁を非
接触にすると共に両側縁間の隙間を0.3mm以内とす
ることを特徴としている(請求項1)。
【0009】このようなヘッダーパイプによれば、プレ
ス加工にて板材が丸められても、長手方向に延びる両側
縁に内外面に対して直角となる面が形成されているの
で、ヘッダーパイプ成形後に両側縁を突き合わせる方向
に力が加わっても両側縁が当接するのみで段ずれするこ
とがない。しかも、両側縁部を時間差を持たせることな
く同時に丸めることができるので、丸め工程での段ずれ
を予定して芯金を設ける必要もなくなる。
ス加工にて板材が丸められても、長手方向に延びる両側
縁に内外面に対して直角となる面が形成されているの
で、ヘッダーパイプ成形後に両側縁を突き合わせる方向
に力が加わっても両側縁が当接するのみで段ずれするこ
とがない。しかも、両側縁部を時間差を持たせることな
く同時に丸めることができるので、丸め工程での段ずれ
を予定して芯金を設ける必要もなくなる。
【0010】また、成形されるヘッダーパイプの互いに
対峙する側縁が0.3mmの範囲内で非接触となってい
るので、フラックスの両側縁間への浸透を確保してろう
付け不良を無くすことができる。つまり、側縁間の隙間
を無くすると、フラックスが隙間に浸透しなくなってろ
う付け不良を起こすし、0.3mmより大きくすると、
ろう付後のろう材の歩溜まりが悪くなり、強度が弱くな
ってろう付け部分の破損による熱交換媒体漏れが生じや
すくなるが、本発明のように両側縁間を非接触とするこ
とで、良好なろう付け状態を確保することができる。
対峙する側縁が0.3mmの範囲内で非接触となってい
るので、フラックスの両側縁間への浸透を確保してろう
付け不良を無くすことができる。つまり、側縁間の隙間
を無くすると、フラックスが隙間に浸透しなくなってろ
う付け不良を起こすし、0.3mmより大きくすると、
ろう付後のろう材の歩溜まりが悪くなり、強度が弱くな
ってろう付け部分の破損による熱交換媒体漏れが生じや
すくなるが、本発明のように両側縁間を非接触とするこ
とで、良好なろう付け状態を確保することができる。
【0011】前記ヘッダーパイプは、配管挿着用穴を前
記板材が丸められた状態で円筒状となるように形成し、
前記チューブ挿着用穴を前記板材の長手方向に複数形成
し、この複数のチューブ挿着用穴よりも外側にサイドプ
レートを支持するサイドプレート支持部が形成され、こ
のサイドプレート支持部に面押しが施されているもので
あってもよい(請求項2)。
記板材が丸められた状態で円筒状となるように形成し、
前記チューブ挿着用穴を前記板材の長手方向に複数形成
し、この複数のチューブ挿着用穴よりも外側にサイドプ
レートを支持するサイドプレート支持部が形成され、こ
のサイドプレート支持部に面押しが施されているもので
あってもよい(請求項2)。
【0012】板材が丸められる前に配管挿着用穴を形成
する場合には、板材が丸められると配管用穴が内面に向
かって口細となるテーパ状に形成され、配管の挿着が困
難となる。これに対して、本願発明では、配管挿着用穴
が板材を丸めた状態で円筒状となるように形成されてい
るので、かかる不都合を無くすことができる。また、ヘ
ッダーパイプにサイドプレートを支持する支持部を形成
すると共にこの支持部に面押しが施されているので、サ
イドプレートのヘッダーパイプへの取り付けを容易にす
ると共に、サイドプレートを確実にヘッダーパイプに支
持させることができる。
する場合には、板材が丸められると配管用穴が内面に向
かって口細となるテーパ状に形成され、配管の挿着が困
難となる。これに対して、本願発明では、配管挿着用穴
が板材を丸めた状態で円筒状となるように形成されてい
るので、かかる不都合を無くすことができる。また、ヘ
ッダーパイプにサイドプレートを支持する支持部を形成
すると共にこの支持部に面押しが施されているので、サ
イドプレートのヘッダーパイプへの取り付けを容易にす
ると共に、サイドプレートを確実にヘッダーパイプに支
持させることができる。
【0013】平板状の素材を丸めて円管状のヘッダーパ
イプを製造する装置としては、前記素材を長手方向に所
定長に切断して板材とする加工要素と、前記切断された
板材の短手方向の巾を所定寸法に形成し、且つ、前記板
材の表裏面に対して直角となる切断面が形成されるよう
前記板材の両側縁部をトリミングする加工要素と、この
トリミングされた板材に配管を挿入接合するための配管
挿着用穴を形成する加工要素と、前記配管用穴を形成し
た板材をその長手方向と垂直の断面形状が略U字状とな
るように全体を丸める加工要素と、この丸められた板材
に、チューブを挿入接合するチューブ挿着用穴を複数形
成する加工要素と、前記チューブ挿着用穴が形成された
板材の両側縁を上下型のみによって互いに対峙するよう
円管状に丸めると共に、前記両側縁間を非接触にすると
共に前記両側縁間の隙間を0.3mm以内とする加工要
素とを具備するものが考えられる(請求項3)。
イプを製造する装置としては、前記素材を長手方向に所
定長に切断して板材とする加工要素と、前記切断された
板材の短手方向の巾を所定寸法に形成し、且つ、前記板
材の表裏面に対して直角となる切断面が形成されるよう
前記板材の両側縁部をトリミングする加工要素と、この
トリミングされた板材に配管を挿入接合するための配管
挿着用穴を形成する加工要素と、前記配管用穴を形成し
た板材をその長手方向と垂直の断面形状が略U字状とな
るように全体を丸める加工要素と、この丸められた板材
に、チューブを挿入接合するチューブ挿着用穴を複数形
成する加工要素と、前記チューブ挿着用穴が形成された
板材の両側縁を上下型のみによって互いに対峙するよう
円管状に丸めると共に、前記両側縁間を非接触にすると
共に前記両側縁間の隙間を0.3mm以内とする加工要
素とを具備するものが考えられる(請求項3)。
【0014】より具体的には、前記素材を長手方向に所
定長に切断する切断用金型と、前記切断された板材の短
手方向の巾を所定寸法に、且つ、板材の表裏面に対して
直角となるように両側縁部をトリミングするトリミング
用金型と、このトリミングされた板材に配管を挿入接合
するための配管挿着用穴を形成する配管挿着用穴形成金
型と、前記板材をその長手方向と垂直の断面形状が略U
字状となるように全体を丸める円弧曲げ用金型と、この
丸められた板材に、チューブを挿入接合するチューブ挿
着用穴を複数形成するチューブ挿着用穴形成金型と、前
記チューブ挿着用穴が形成された板材を芯金をあてがわ
ずに上下型のみで挟み込み、前記板材の両側縁を成形後
に非接触とし、且つ、両側縁間の隙間を0.3mm以内
とするよう全体を円管状に形成する丸め曲げ用金型とを
各別に具備する製造装置が考えられる(請求項6)。
定長に切断する切断用金型と、前記切断された板材の短
手方向の巾を所定寸法に、且つ、板材の表裏面に対して
直角となるように両側縁部をトリミングするトリミング
用金型と、このトリミングされた板材に配管を挿入接合
するための配管挿着用穴を形成する配管挿着用穴形成金
型と、前記板材をその長手方向と垂直の断面形状が略U
字状となるように全体を丸める円弧曲げ用金型と、この
丸められた板材に、チューブを挿入接合するチューブ挿
着用穴を複数形成するチューブ挿着用穴形成金型と、前
記チューブ挿着用穴が形成された板材を芯金をあてがわ
ずに上下型のみで挟み込み、前記板材の両側縁を成形後
に非接触とし、且つ、両側縁間の隙間を0.3mm以内
とするよう全体を円管状に形成する丸め曲げ用金型とを
各別に具備する製造装置が考えられる(請求項6)。
【0015】したがって、このような製造装置により、
切断用金型でヘッダーパイプの長さに合わせて素材が切
断され、トリミング用金型で所定巾にトリミングされる
と共に切断面が表裏面に対して直角に形成される。その
後、配管挿着用穴形成金型によって配管挿着用穴が形成
され、円弧曲げ用金型によって板材が短手方向で湾曲す
るよう途中まで曲げられ、この曲げられた状態でチュー
ブ挿着用穴形成金型をもってチューブ挿着用穴を板材に
形成する。そして、丸め曲げ用金型によって板材を上下
型のみで挟み込み、切断面間(両側縁間)が成形後に
0.3mmまでの隙間を許す範囲で非接触となるよう全
体を円管状に形成すればヘッダーパイプの製造は完了す
る。この両側縁間の隙間は、板材のスプリングバックを
見越してプレス加工するもので、板材の巾、プレス時の
上下型間の距離、さらには板厚を調節することで実現さ
れる。尚、両側縁間の隙間は、長手方向の両端におい
て、中央部よりも広がることが確認されている。
切断用金型でヘッダーパイプの長さに合わせて素材が切
断され、トリミング用金型で所定巾にトリミングされる
と共に切断面が表裏面に対して直角に形成される。その
後、配管挿着用穴形成金型によって配管挿着用穴が形成
され、円弧曲げ用金型によって板材が短手方向で湾曲す
るよう途中まで曲げられ、この曲げられた状態でチュー
ブ挿着用穴形成金型をもってチューブ挿着用穴を板材に
形成する。そして、丸め曲げ用金型によって板材を上下
型のみで挟み込み、切断面間(両側縁間)が成形後に
0.3mmまでの隙間を許す範囲で非接触となるよう全
体を円管状に形成すればヘッダーパイプの製造は完了す
る。この両側縁間の隙間は、板材のスプリングバックを
見越してプレス加工するもので、板材の巾、プレス時の
上下型間の距離、さらには板厚を調節することで実現さ
れる。尚、両側縁間の隙間は、長手方向の両端におい
て、中央部よりも広がることが確認されている。
【0016】また、素材を長手方向に切断する際に、切
断された板材の切断部分に位置決め用の切り欠きを同時
に形成することが好ましい(請求項4)。プレス作業を
自動化する場合には、各工程で板材を所定位置に配置す
る必要があり、また、成形されたヘッダーパイプを配管
やチューブ等に自動組み付けする場合にも、ヘッダーパ
イプの向きを特定する必要があるが、上述のように切り
欠きを設けることで、製造装置や組み付け装置が自動認
識できる形状的特徴を板材に形成することができ、自動
化の際の位置合わせ等に対応することができる。
断された板材の切断部分に位置決め用の切り欠きを同時
に形成することが好ましい(請求項4)。プレス作業を
自動化する場合には、各工程で板材を所定位置に配置す
る必要があり、また、成形されたヘッダーパイプを配管
やチューブ等に自動組み付けする場合にも、ヘッダーパ
イプの向きを特定する必要があるが、上述のように切り
欠きを設けることで、製造装置や組み付け装置が自動認
識できる形状的特徴を板材に形成することができ、自動
化の際の位置合わせ等に対応することができる。
【0017】さらに、板材に形成される配管挿着用穴
は、配管の挿着を容易にする配慮から、請求項5で示さ
れるように、板材が丸められた状態で円筒状となるよう
に板材を曲げる前に面打ちすることが望ましい。この面
打ちにより、板材が丸められても配管挿着用穴が配管の
径より口細に狭まることがなくなり、配管の挿着をスム
ーズに行うことができる。
は、配管の挿着を容易にする配慮から、請求項5で示さ
れるように、板材が丸められた状態で円筒状となるよう
に板材を曲げる前に面打ちすることが望ましい。この面
打ちにより、板材が丸められても配管挿着用穴が配管の
径より口細に狭まることがなくなり、配管の挿着をスム
ーズに行うことができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面により説明する。
面により説明する。
【0019】図1において、例えば車両に搭載されるコ
ンデンサ1が示され、このコンデンサ1は、1対のヘッ
ダーパイプ2、2と、これらヘッダーパイプ間に接合さ
れて一方のヘッダーパイプと他方のヘッダーパイプとを
連通する多数のチューブ3とを有し、チューブ3は、フ
ィン4を介して複数段に等ピッチで積層されている。積
層されたチューブ3のさらに外側には、断面コ字状のサ
イドプレート5が同じく一対のヘッダーパイプ2、2間
に接合して設けられている。
ンデンサ1が示され、このコンデンサ1は、1対のヘッ
ダーパイプ2、2と、これらヘッダーパイプ間に接合さ
れて一方のヘッダーパイプと他方のヘッダーパイプとを
連通する多数のチューブ3とを有し、チューブ3は、フ
ィン4を介して複数段に等ピッチで積層されている。積
層されたチューブ3のさらに外側には、断面コ字状のサ
イドプレート5が同じく一対のヘッダーパイプ2、2間
に接合して設けられている。
【0020】各ヘッダーパイプ2、2には、内部の空間
を分割する仕切壁6が設けられていると共に、一方のヘ
ッダーパイプには、コンデンサに熱交換媒体を流入する
入口配管7が、他方のヘッダーパイプには、熱交換媒体
を流出する出口配管8がそれぞれ接合されている。入口
配管7を介して一方のヘッダーパイプに流入された熱交
換媒体は、異なるチューブ群を順次流れながらヘッダー
パイプ間を複数パスして他方のヘッダーパイプの出口配
管8へ至り、この複数パスする過程でフィン間を通過す
る空気と熱交換するようになっている。
を分割する仕切壁6が設けられていると共に、一方のヘ
ッダーパイプには、コンデンサに熱交換媒体を流入する
入口配管7が、他方のヘッダーパイプには、熱交換媒体
を流出する出口配管8がそれぞれ接合されている。入口
配管7を介して一方のヘッダーパイプに流入された熱交
換媒体は、異なるチューブ群を順次流れながらヘッダー
パイプ間を複数パスして他方のヘッダーパイプの出口配
管8へ至り、この複数パスする過程でフィン間を通過す
る空気と熱交換するようになっている。
【0021】ヘッダーパイプ2は、後述するごとく板材
を円管状にしたもので、配管7、8を挿入接合する配管
挿着用穴9やサイドプレート5の長手方向端部に形成さ
れる突片5a(図7に示す)を挿入接合するサイドプレ
ート支持孔10が形成されると共に、チューブを挿入接
合するチューブ挿着用穴11が長手方向に等ピッチで多
数形成されている。また、仕切壁6を挿着する仕切壁挿
入スリット12が所定位置に形成され、ヘッダーパイプ
2の開放両端は、閉塞部材13によって閉塞されてい
る。
を円管状にしたもので、配管7、8を挿入接合する配管
挿着用穴9やサイドプレート5の長手方向端部に形成さ
れる突片5a(図7に示す)を挿入接合するサイドプレ
ート支持孔10が形成されると共に、チューブを挿入接
合するチューブ挿着用穴11が長手方向に等ピッチで多
数形成されている。また、仕切壁6を挿着する仕切壁挿
入スリット12が所定位置に形成され、ヘッダーパイプ
2の開放両端は、閉塞部材13によって閉塞されてい
る。
【0022】コンデンサ1は、これらヘッダーパイプ
2、チューブ3、フィン4、サイドプレート5、仕切壁
6、配管7,8、閉塞部材13を一体にろう付けするこ
とで完成されるものであり、ヘッダーパイプ単品を見る
と、図8に示されるように、丸められた板材20の両側
縁が所定の間隔Lで対峙し、しかもこの対峙している側
縁がヘッダーパイプ2の内外面に対して直角となる切断
面に形成されている。
2、チューブ3、フィン4、サイドプレート5、仕切壁
6、配管7,8、閉塞部材13を一体にろう付けするこ
とで完成されるものであり、ヘッダーパイプ単品を見る
と、図8に示されるように、丸められた板材20の両側
縁が所定の間隔Lで対峙し、しかもこの対峙している側
縁がヘッダーパイプ2の内外面に対して直角となる切断
面に形成されている。
【0023】また、配管7、8を接合する配管挿着用穴
9は、図6の実線で示されるように、ヘッダーパイプ2
の外面から内面にかけて円筒状に形成され、サイドプレ
ート支持孔10は、図7(b)に示されるように、外面
から面押しされている。
9は、図6の実線で示されるように、ヘッダーパイプ2
の外面から内面にかけて円筒状に形成され、サイドプレ
ート支持孔10は、図7(b)に示されるように、外面
から面押しされている。
【0024】このようなヘッダーパイプ2の成形工程
は、図2に示される一連の処理によって行われるもの
で、先ず、所定の板厚でコイル状に巻かれたアルミニュ
ウム合金のコイル素材を所定長に切断する(ステップ6
0)。即ち、この切断工程は、図3(a)に示されるよ
うに、下型15にコイル材16の送給方向と直角に延び
るスリット17を設けると共に、上型18に下型15の
スリット17に対して所定のクリアランスで嵌入する凸
状ポンチ部19を設け、これら上下型によりコイル材1
6を剪断して所定長の板材20とするようにしている。
また、この工程においては、板材20の剪断面中央に位
置決め用凹部21が同時に形成されるようになってお
り、この位置決め用凹部21は、板材20の長手方向両
端に例えば楔型状(V字状)に形成されている。
は、図2に示される一連の処理によって行われるもの
で、先ず、所定の板厚でコイル状に巻かれたアルミニュ
ウム合金のコイル素材を所定長に切断する(ステップ6
0)。即ち、この切断工程は、図3(a)に示されるよ
うに、下型15にコイル材16の送給方向と直角に延び
るスリット17を設けると共に、上型18に下型15の
スリット17に対して所定のクリアランスで嵌入する凸
状ポンチ部19を設け、これら上下型によりコイル材1
6を剪断して所定長の板材20とするようにしている。
また、この工程においては、板材20の剪断面中央に位
置決め用凹部21が同時に形成されるようになってお
り、この位置決め用凹部21は、板材20の長手方向両
端に例えば楔型状(V字状)に形成されている。
【0025】所定長の長さに切断された板材20は、進
行方向を長手方向から短手方向とするように90度方向
を変えた後に、側縁部をトリミングする(ステップ6
2)。このトリミング工程では、板材20の巾Wがヘッ
ダーパイプ成形後の側縁間の隙間Lにも影響することか
ら高い加工精度が要求され、図3(b)に示されるよう
に、下型22に板材20の長手方向に延びる一対のスリ
ット23を、上型24にこのスリット23に嵌入する一
対の突状ポンチ部25をそれぞれ形成し、板材の巾Wが
予め調節設定された所定巾となるように表裏面に対して
垂直に面両側縁部を切断する。
行方向を長手方向から短手方向とするように90度方向
を変えた後に、側縁部をトリミングする(ステップ6
2)。このトリミング工程では、板材20の巾Wがヘッ
ダーパイプ成形後の側縁間の隙間Lにも影響することか
ら高い加工精度が要求され、図3(b)に示されるよう
に、下型22に板材20の長手方向に延びる一対のスリ
ット23を、上型24にこのスリット23に嵌入する一
対の突状ポンチ部25をそれぞれ形成し、板材の巾Wが
予め調節設定された所定巾となるように表裏面に対して
垂直に面両側縁部を切断する。
【0026】次に、このトリミングされた板材20に、
配管挿着用穴9、仕切壁用スリット12、サイドプレー
ト支持孔10を形成する(ステップ64)。この工程で
用いられる下型26には、配管挿着用穴9を形成するた
めのダイ穴(図示せず)、仕切壁用スリット12を形成
するためのスリット27、サイドプレート支持孔10を
形成するためのダイ穴(図示せず)が形成され、上型2
8には、ダイ穴に嵌入するポンチ部(図示せず)やスリ
ット27に嵌入するポンチ部29が形成されており、配
管用穴9、仕切壁用スリット12、サイドプレート支持
孔10が板材20に同時に打ち抜かれて形成されるよう
になっている(図3(c))。
配管挿着用穴9、仕切壁用スリット12、サイドプレー
ト支持孔10を形成する(ステップ64)。この工程で
用いられる下型26には、配管挿着用穴9を形成するた
めのダイ穴(図示せず)、仕切壁用スリット12を形成
するためのスリット27、サイドプレート支持孔10を
形成するためのダイ穴(図示せず)が形成され、上型2
8には、ダイ穴に嵌入するポンチ部(図示せず)やスリ
ット27に嵌入するポンチ部29が形成されており、配
管用穴9、仕切壁用スリット12、サイドプレート支持
孔10が板材20に同時に打ち抜かれて形成されるよう
になっている(図3(c))。
【0027】そして、次のステップ66の工程において
は、配管挿着用穴9の面打ちが行われる(図4(d)参
照)。この面打ちは、図6の2点鎖線で示されるよう
に、穴の周縁をヘッダーパイプの内面となる側から外側
となる側にかけて徐々に窄まるようにテーパ状にするも
ので、後に板材が丸められた際に、配管挿着用穴9が外
面から内面にかけて円筒状となるようにするために行わ
れる。
は、配管挿着用穴9の面打ちが行われる(図4(d)参
照)。この面打ちは、図6の2点鎖線で示されるよう
に、穴の周縁をヘッダーパイプの内面となる側から外側
となる側にかけて徐々に窄まるようにテーパ状にするも
ので、後に板材が丸められた際に、配管挿着用穴9が外
面から内面にかけて円筒状となるようにするために行わ
れる。
【0028】以上の工程を終えると、次に、板材20を
丸める工程が以降において行われる(ステップ68〜ス
テップ78 )。まず、1曲げ工程が行われ(ステップ6
8)、図4(e)に示されるように、浅い凹状金型部3
0を下型31に形成し、この凹状金型部30に対応する
よう膨出された金型部32を上型33に形成して、これ
ら上下型にて板材20をプレスすることで、板材20の
両側縁部を僅かに曲げる。
丸める工程が以降において行われる(ステップ68〜ス
テップ78 )。まず、1曲げ工程が行われ(ステップ6
8)、図4(e)に示されるように、浅い凹状金型部3
0を下型31に形成し、この凹状金型部30に対応する
よう膨出された金型部32を上型33に形成して、これ
ら上下型にて板材20をプレスすることで、板材20の
両側縁部を僅かに曲げる。
【0029】次に、2曲げ工程が行われる(ステップ7
0)。この工程では、図4(f)に示されるように、断
面半球状の凹部34が下型35に形成され、これに対応
する断面半球状の凸部36が上型37に形成され、これ
ら上下型にて板材20をプレスすることで、板材20の
両側縁が近づくように全体が短手方向で大まかに湾曲さ
れて断面U字状に形成される。
0)。この工程では、図4(f)に示されるように、断
面半球状の凹部34が下型35に形成され、これに対応
する断面半球状の凸部36が上型37に形成され、これ
ら上下型にて板材20をプレスすることで、板材20の
両側縁が近づくように全体が短手方向で大まかに湾曲さ
れて断面U字状に形成される。
【0030】この大まかに曲げられた板材20に、次の
工程でチューブ3を挿入接合するチューブ挿着用穴11
を形成する(ステップ72)。このチューブ挿着用穴1
1は、図4(g)に示されるように、上下型38、39
にて板材20を保持し、下型38を介して上方へ突出す
るポンチ40にて複数のチューブ3が同時にまたは所定
数ずつ形成されるようになっている。このポンチ40に
よって形成されるチューブ挿入孔11の周縁には、図8
にも示されるように、バーリング11aが形成されるよ
うになっている。
工程でチューブ3を挿入接合するチューブ挿着用穴11
を形成する(ステップ72)。このチューブ挿着用穴1
1は、図4(g)に示されるように、上下型38、39
にて板材20を保持し、下型38を介して上方へ突出す
るポンチ40にて複数のチューブ3が同時にまたは所定
数ずつ形成されるようになっている。このポンチ40に
よって形成されるチューブ挿入孔11の周縁には、図8
にも示されるように、バーリング11aが形成されるよ
うになっている。
【0031】続いて、ステップ74では、サイドプレー
ト支持孔10の面押しが行われる。この面押しは、図5
(h)に示されるように、半曲げされた板材20を上方
から押さえる上型41と、板材20のサイドプレート支
持孔周縁を面押しする凸部42を備えた下型43とによ
ってプレスすることで行われる。したがって、サイドプ
レート支持孔10は、図7に示されるように、ヘッダー
パイプ2の内側に幾分突出するものの、サイドプレート
5の突片5aを保持孔10に導き易くするテーパ44が
外面に形成される。
ト支持孔10の面押しが行われる。この面押しは、図5
(h)に示されるように、半曲げされた板材20を上方
から押さえる上型41と、板材20のサイドプレート支
持孔周縁を面押しする凸部42を備えた下型43とによ
ってプレスすることで行われる。したがって、サイドプ
レート支持孔10は、図7に示されるように、ヘッダー
パイプ2の内側に幾分突出するものの、サイドプレート
5の突片5aを保持孔10に導き易くするテーパ44が
外面に形成される。
【0032】サイドプレート支持孔10の面押し後に
は、3曲げ工程が行われる(ステップ76)。この工程
では、上下型45、46に断面半球状の凹部47、48
を形成し、上下型のプレスにより板材20の側縁を近接
するように丸めて断面が長楕円となるように板材20を
大まかな筒状に形成する。
は、3曲げ工程が行われる(ステップ76)。この工程
では、上下型45、46に断面半球状の凹部47、48
を形成し、上下型のプレスにより板材20の側縁を近接
するように丸めて断面が長楕円となるように板材20を
大まかな筒状に形成する。
【0033】最後に、4曲げ工程としてのリストライク
が行われる(ステップ78)。この工程では、最終的な
ヘッダーパイプ2の形状に合わせた半球状の凹部49、
50が上下型51、52にそれぞれ形成され、この上下
型51、52により板材20を最終的な筒形状にプレス
成形する。ここでの上下型間の移動量、即ち上下型のプ
レス時の距離Hや、前記板材の巾W、さらには、板厚等
は、出来上がったヘッダーパイプ2の側縁間の距離L
が、板材20のスプリングバックによって0.3mmの
範囲内で非接触となるように予め決定される。
が行われる(ステップ78)。この工程では、最終的な
ヘッダーパイプ2の形状に合わせた半球状の凹部49、
50が上下型51、52にそれぞれ形成され、この上下
型51、52により板材20を最終的な筒形状にプレス
成形する。ここでの上下型間の移動量、即ち上下型のプ
レス時の距離Hや、前記板材の巾W、さらには、板厚等
は、出来上がったヘッダーパイプ2の側縁間の距離L
が、板材20のスプリングバックによって0.3mmの
範囲内で非接触となるように予め決定される。
【0034】このように、ヘッダーパイプ2の側縁間を
0.3mm以内で非接触にするのは、側縁間の隙間が無
くなると、フラックスがこの隙間に流れ込まなくなり、
ろう付けが期待できなくなるためである。上述した工程
で製造されたヘッダーパイプは、0.01mm程度の隙
間でもフラックスがこの隙間に浸透し、良好なろう付状
態が得られることが経験上判った。これは、製造された
ヘッダーパイプを精察すると、隙間を誇張して描いた図
10に示されるように、両側縁間の隙間がヘッダーパイ
プの長手方向両端に向かうほど徐々に広がり、全体とし
て楔状に形成されていることから、中央部での隙間が
0.01mm程度の僅かであっても、フラックスが周囲
から回り込むためであると考えられる。
0.3mm以内で非接触にするのは、側縁間の隙間が無
くなると、フラックスがこの隙間に流れ込まなくなり、
ろう付けが期待できなくなるためである。上述した工程
で製造されたヘッダーパイプは、0.01mm程度の隙
間でもフラックスがこの隙間に浸透し、良好なろう付状
態が得られることが経験上判った。これは、製造された
ヘッダーパイプを精察すると、隙間を誇張して描いた図
10に示されるように、両側縁間の隙間がヘッダーパイ
プの長手方向両端に向かうほど徐々に広がり、全体とし
て楔状に形成されていることから、中央部での隙間が
0.01mm程度の僅かであっても、フラックスが周囲
から回り込むためであると考えられる。
【0035】また、隙間Lが0.3mmより大きくなれ
ば、フラックスやろう材は隙間に良好に入り込むが、図
9に示されるように、ろう材53がヘッダーパイプ2の
側縁間で板厚より薄くなり、この部分が破損して熱交換
媒体漏れを誘発しやすくなるからである。
ば、フラックスやろう材は隙間に良好に入り込むが、図
9に示されるように、ろう材53がヘッダーパイプ2の
側縁間で板厚より薄くなり、この部分が破損して熱交換
媒体漏れを誘発しやすくなるからである。
【0036】尚、各工程で用いた金型は、板材の長手方
向の寸法が変更しても対応できるように大きく作ってあ
り、製造装置は、板材20に形成された位置決め用凹部
21を目安にして各金型の所定位置に板材20を自動配
置するようになっている。
向の寸法が変更しても対応できるように大きく作ってあ
り、製造装置は、板材20に形成された位置決め用凹部
21を目安にして各金型の所定位置に板材20を自動配
置するようになっている。
【0037】したがって、上述のように形成されたヘッ
ダーパイプ2によれば、互いに対峙する側縁が内外面に
対して直角に切断されているので、プレス成形時やヘッ
ダーパイプ成形後に両側縁を突き合わす方向に力が加わ
った場合でも、側縁部が段ずれすることがなくなる。し
かも、側縁を内外面に対して直角に形成したことから、
板材20を丸める工程、特に最終工程において両側縁を
時間差を持たせることなく同時に丸め込むことができる
ので、プレス時に左右対称的に力が加えられて両側縁部
が均等に丸められる。即ち、丸め工程での段ずれは無く
なり、これを予定してプレス成形時に芯金を板材20の
内側からあてがう必要もなくなり、上下型のプレスによ
ってのみ所望形状のヘッダーパイプ2を形成することが
できる。また、成形されたヘッダーパイプ2の側縁部が
0.3mmの範囲で隙間をあけて対峙することとなるの
で、フラックスの良好な浸透を確保することができ、ろ
う付け不良をなくすことができる。
ダーパイプ2によれば、互いに対峙する側縁が内外面に
対して直角に切断されているので、プレス成形時やヘッ
ダーパイプ成形後に両側縁を突き合わす方向に力が加わ
った場合でも、側縁部が段ずれすることがなくなる。し
かも、側縁を内外面に対して直角に形成したことから、
板材20を丸める工程、特に最終工程において両側縁を
時間差を持たせることなく同時に丸め込むことができる
ので、プレス時に左右対称的に力が加えられて両側縁部
が均等に丸められる。即ち、丸め工程での段ずれは無く
なり、これを予定してプレス成形時に芯金を板材20の
内側からあてがう必要もなくなり、上下型のプレスによ
ってのみ所望形状のヘッダーパイプ2を形成することが
できる。また、成形されたヘッダーパイプ2の側縁部が
0.3mmの範囲で隙間をあけて対峙することとなるの
で、フラックスの良好な浸透を確保することができ、ろ
う付け不良をなくすことができる。
【0038】さらに、板材20に配管用穴9を形成する
場合の面打ち工程がない場合には、板材が丸められる
と、配管用穴9の内面の径が外面のそれに比べて小さく
なるので、コンデンサ1の組み立て時に配管7、8を挿
入しようとしても、挿入できなくなる不都合があるが、
本発明のように、予め面打ちしておけば、配管7、8の
挿入を阻害することがなくなり、確実な組み付けとろう
付けを行うことができる。
場合の面打ち工程がない場合には、板材が丸められる
と、配管用穴9の内面の径が外面のそれに比べて小さく
なるので、コンデンサ1の組み立て時に配管7、8を挿
入しようとしても、挿入できなくなる不都合があるが、
本発明のように、予め面打ちしておけば、配管7、8の
挿入を阻害することがなくなり、確実な組み付けとろう
付けを行うことができる。
【0039】また、、上述のヘッダーパイプ2において
は、サイドプレート支持孔10が面押しされているの
で、サイドプレート5の組み付け時に突片5aを精度よ
く支持孔10に位置合わする必要がなく、突片5aをお
よそテーパ44が形成された範囲でヘッダーパイプ2の
表面にあてがえば、突片5aがテーパ44に案内されて
保持孔10に挿入されることとなり、取り付け作業の効
率を高めることができる。
は、サイドプレート支持孔10が面押しされているの
で、サイドプレート5の組み付け時に突片5aを精度よ
く支持孔10に位置合わする必要がなく、突片5aをお
よそテーパ44が形成された範囲でヘッダーパイプ2の
表面にあてがえば、突片5aがテーパ44に案内されて
保持孔10に挿入されることとなり、取り付け作業の効
率を高めることができる。
【0040】
【発明の効果】以上述べたように、請求項1にかかる発
明によれば、平板状の素材を丸めて円管状のヘッダーパ
イプを成形するに際して、板材の互いに対峙する側縁を
内外面に対して直角の面としたので、互いに対峙する側
縁部の段ずれを防止することができる。このため、板材
の丸め工程においては、両側縁部を同時に丸めることが
できるので、段ずれの虞もなくなり、段ずれを回避する
ための芯金を用いる必要もなくなる。その結果、芯金を
不要にできる分だけヘッダーパイプ製造装置の小型化、
設備費の低減を図ることができる。
明によれば、平板状の素材を丸めて円管状のヘッダーパ
イプを成形するに際して、板材の互いに対峙する側縁を
内外面に対して直角の面としたので、互いに対峙する側
縁部の段ずれを防止することができる。このため、板材
の丸め工程においては、両側縁部を同時に丸めることが
できるので、段ずれの虞もなくなり、段ずれを回避する
ための芯金を用いる必要もなくなる。その結果、芯金を
不要にできる分だけヘッダーパイプ製造装置の小型化、
設備費の低減を図ることができる。
【0041】しかも、ヘッダーパイプの側縁間を非接触
にするも、その間隔を0.3mm以内としたので、フラ
ックスを側縁間に良好に浸透させ、良好なろう付を確保
することができる。
にするも、その間隔を0.3mm以内としたので、フラ
ックスを側縁間に良好に浸透させ、良好なろう付を確保
することができる。
【0042】また、請求項2にかかる発明のように、ヘ
ッダーパイプの配管挿着用穴を板材が丸められた状態で
円筒状となるように形成すると共にサイドプレートを支
持するサイドプレート支持部に面押しを施するようにす
れば、配管やサイドプレートのヘッダーパイプへの取り
付けを容易に且つ確実に行うことができる。
ッダーパイプの配管挿着用穴を板材が丸められた状態で
円筒状となるように形成すると共にサイドプレートを支
持するサイドプレート支持部に面押しを施するようにす
れば、配管やサイドプレートのヘッダーパイプへの取り
付けを容易に且つ確実に行うことができる。
【0043】また、請求項3乃至6にかかるヘッダーパ
イプの製造装置によれば、素材を長手方向に所定長に切
断して板材とし、切断された板材の短手方向の巾を所定
寸法にトリミングする際に板材の表裏面に対して直角と
なる面を形成し、このトリミングされた板材に配管挿着
用穴を形成した後に板材をその長手方向と垂直の断面形
状が略U字状となるように全体を丸め、この丸められた
板材に、チューブを挿入接合するチューブ挿着用穴を複
数形成し、チューブ挿着用穴が形成された板材の両側縁
を上下型のみによって互いに対峙するよう円管状に丸め
ると共に、両側縁間を非接触とし、しかもその隙間を
0.3mm以内となるようにしたので、芯金を用いるこ
となく側縁部に段ずれを生じないヘッダーパイプを成形
することができ、しかも、互いに対峙する側縁部間の良
好なろう付けを保証することができる。
イプの製造装置によれば、素材を長手方向に所定長に切
断して板材とし、切断された板材の短手方向の巾を所定
寸法にトリミングする際に板材の表裏面に対して直角と
なる面を形成し、このトリミングされた板材に配管挿着
用穴を形成した後に板材をその長手方向と垂直の断面形
状が略U字状となるように全体を丸め、この丸められた
板材に、チューブを挿入接合するチューブ挿着用穴を複
数形成し、チューブ挿着用穴が形成された板材の両側縁
を上下型のみによって互いに対峙するよう円管状に丸め
ると共に、両側縁間を非接触とし、しかもその隙間を
0.3mm以内となるようにしたので、芯金を用いるこ
となく側縁部に段ずれを生じないヘッダーパイプを成形
することができ、しかも、互いに対峙する側縁部間の良
好なろう付けを保証することができる。
【0044】特に、請求項4のように、素材を長手方向
に切断する際に位置決め用の切り欠きを同時に形成する
ようにすれば、ヘッダーパイプの製造工程で板材を所定
位置に自動配置する場合や成形されたヘッダーパイプを
配管やチューブ等に自動組み付けする場合等にこの切り
欠きを利用して位置合わせすることが可能となり、自動
化に対応することができる。
に切断する際に位置決め用の切り欠きを同時に形成する
ようにすれば、ヘッダーパイプの製造工程で板材を所定
位置に自動配置する場合や成形されたヘッダーパイプを
配管やチューブ等に自動組み付けする場合等にこの切り
欠きを利用して位置合わせすることが可能となり、自動
化に対応することができる。
【0045】さらに、請求項5のように、板材を丸める
前に配管挿着用穴に面打ちを施しておけば、板材が丸め
られた場合に配管挿着用穴が配管の径に対応する円筒状
に形成されるので、配管の確実且つスムーズな挿入を保
証することができる。
前に配管挿着用穴に面打ちを施しておけば、板材が丸め
られた場合に配管挿着用穴が配管の径に対応する円筒状
に形成されるので、配管の確実且つスムーズな挿入を保
証することができる。
【図1】図1は、この発明にかかるヘッダーパイプが用
いられている熱交換器(コンデンサ)を示す図である。
いられている熱交換器(コンデンサ)を示す図である。
【図2】図2は、ヘッダーパイプの製造工程を示すフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図3】図3は、ヘッダーパイプの各製造工程を示す図
であり、(a)は図2のステップ60の工程を示す図、
(b)は図2のステップ62の工程を示す図、(c)は
図2のステップ64の工程を示す図である。
であり、(a)は図2のステップ60の工程を示す図、
(b)は図2のステップ62の工程を示す図、(c)は
図2のステップ64の工程を示す図である。
【図4】図4は、ヘッダーパイプの各製造工程を示す図
であり、(d)は図2のステップ66の工程を示す図、
(e)は図2のステップ68の工程を示す図、(f)は
図2のステップ70の工程を示す図、(g)は図2のス
テップ72の工程を示す図である。
であり、(d)は図2のステップ66の工程を示す図、
(e)は図2のステップ68の工程を示す図、(f)は
図2のステップ70の工程を示す図、(g)は図2のス
テップ72の工程を示す図である。
【図5】図5は、ヘッダーパイプの各製造工程を示す図
であり、(h)は図2のステップ74の工程を示す図、
(i)は図2のステップ76の工程を示す図、(j)は
図2のステップ78の工程を示す図である。
であり、(h)は図2のステップ74の工程を示す図、
(i)は図2のステップ76の工程を示す図、(j)は
図2のステップ78の工程を示す図である。
【図6】図6は、板材の配管挿着用穴を示す断面図であ
り、実線は、板材を丸めた状態を示す、二点鎖線は板材
を丸める前の状態を示す。
り、実線は、板材を丸めた状態を示す、二点鎖線は板材
を丸める前の状態を示す。
【図7】図7は、ヘッダーパイプのサイドプレート支持
孔の部分を示し、(a)は、サイドプレート支持孔にサ
イドプレートの突片が挿入されている状態を示す図であ
り、(b)は、サイドプレート支持孔の断面図である。
孔の部分を示し、(a)は、サイドプレート支持孔にサ
イドプレートの突片が挿入されている状態を示す図であ
り、(b)は、サイドプレート支持孔の断面図である。
【図8】図8は、ヘッダーパイプを長手方向の一端側か
ら見た拡大図である。
ら見た拡大図である。
【図9】図9は、ヘッダーパイプの互いに対峙する側縁
をろう付けした状態を示す図である。
をろう付けした状態を示す図である。
【図10】図10は、製造されたヘッダーパイプを示
し、両側縁間に形成される隙間を誇張して描いた図であ
る。
し、両側縁間に形成される隙間を誇張して描いた図であ
る。
1 コンデンサ 2 ヘッダーパイプ 3 チューブ 5 サイドプレート 7 入口配管 8 出口配管 9 配管挿着用穴 10 サイドプレート支持孔 11 チューブ挿着用穴 12 仕切壁用スリット 20 板材 21 位置決め用凹部
Claims (6)
- 【請求項1】 平板状の板材を円管状に丸めて構成され
る熱交換器用ヘッダーパイプにおいて、 前記ヘッダーパイプは、内外面に対して直角となる面が
前記板材の長手方向に延びる両側縁に形成されると共に
これら両側縁を互いに対峙するように前記板材を丸めて
構成し、前記板材に配管を挿入接合する配管挿着用穴と
チューブを挿入接合するチューブ挿着用穴とを形成し、
互いに対峙する前記両側縁を非接触にすると共に両側縁
間の隙間を0.3mm以内としたことを特徴とする熱交
換器用ヘッダーパイプ。 - 【請求項2】 前記配管挿着用穴は前記板材が丸められ
た状態で円筒状となるように形成され、前記チューブ挿
着用穴は前記板材の長手方向に複数形成され、この複数
のチューブ挿着用穴よりも外側にサイドプレートを支持
するサイドプレート支持部が形成され、このサイドプレ
ート支持部には面押しが施されている請求項1記載の熱
交換器用ヘッダーパイプ。 - 【請求項3】 平板状の素材を丸めて円管状のヘッダー
パイプを成形する熱交換器用ヘッダーパイプの製造装置
において、 前記素材を長手方向に所定長に切断して板材とする加工
要素と、 前記切断された板材の短手方向の巾を所定寸法に形成
し、且つ、前記板材の表裏面に対して直角となる切断面
が形成されるよう前記板材の両側縁部をトリミングする
加工要素と、 このトリミングされた板材に配管を挿入接合するための
配管挿着用穴を形成する加工要素と、 前記配管用穴を形成した板材をその長手方向と垂直の断
面形状が略U字状となるように全体を丸める加工要素
と、 この丸められた板材に、チューブを挿入接合するチュー
ブ挿着用穴を複数形成する加工要素と、 前記チューブ挿着用穴が形成された板材の両側縁を上下
型のみによって互いに対峙するよう円管状に丸め、前記
両側縁間を非接触にすると共に前記両側縁間の隙間を
0.3mm以内とする加工要素とを具備することを特徴
とする熱交換器用ヘッダーパイプの製造装置。 - 【請求項4】 前記素材を長手方向に切断する加工要素
によって、切断された板材の切断部分に位置決め用の切
り欠きが同時に形成される請求項3記載の熱交換器用ヘ
ッダーパイプの製造装置。 - 【請求項5】 前記板材を丸めた状態で前記配管挿着用
穴が円筒状となるよう、前記板材を丸める前に前記配管
挿着用穴の周縁を面打ちする加工要素をさらに具備した
ことを特徴とする請求項3記載の熱交換器用ヘッダーパ
イプの製造装置。 - 【請求項6】 前記素材を長手方向に所定長に切断する
切断用金型と、 前記切断された板材の短手方向の巾を所定寸法に、且
つ、板材の表裏面に対して直角となるように両側縁部を
トリミングするトリミング用金型と、 このトリミングされた板材に配管を挿入接合するための
配管挿着用穴を形成する配管挿着用穴形成金型と、 前記板材をその長手方向と垂直の断面形状が略U字状と
なるように全体を丸める円弧曲げ用金型と、 この丸められた板材に、チューブを挿入接合するチュー
ブ挿着用穴を複数形成するチューブ挿着用穴形成金型
と、 前記チューブ挿着用穴が形成された板材を芯金をあてが
わずに上下型のみで挟み込み、前記板材の両側縁を成形
後に非接触とし、且つ、両側縁間の隙間を0.3mm以
内とするよう全体を円管状に形成する丸め曲げ用金型と
を各別に具備してなる請求項3記載の熱交換器用ヘッダ
ーパイプの製造装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8266737A JPH1089883A (ja) | 1996-09-17 | 1996-09-17 | 熱交換器用ヘッダーパイプとその製造装置 |
| US08/931,713 US6053243A (en) | 1996-07-17 | 1997-09-16 | Header pipe for heat exchanger and manufacturing apparatus and manufacturing method thereof |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8266737A JPH1089883A (ja) | 1996-09-17 | 1996-09-17 | 熱交換器用ヘッダーパイプとその製造装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1089883A true JPH1089883A (ja) | 1998-04-10 |
Family
ID=17435005
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8266737A Pending JPH1089883A (ja) | 1996-07-17 | 1996-09-17 | 熱交換器用ヘッダーパイプとその製造装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6053243A (ja) |
| JP (1) | JPH1089883A (ja) |
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1996
- 1996-09-17 JP JP8266737A patent/JPH1089883A/ja active Pending
-
1997
- 1997-09-16 US US08/931,713 patent/US6053243A/en not_active Expired - Fee Related
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