JPH1090123A - 傘歯車の歯当り評価方法およびその装置 - Google Patents
傘歯車の歯当り評価方法およびその装置Info
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- JPH1090123A JPH1090123A JP8265222A JP26522296A JPH1090123A JP H1090123 A JPH1090123 A JP H1090123A JP 8265222 A JP8265222 A JP 8265222A JP 26522296 A JP26522296 A JP 26522296A JP H1090123 A JPH1090123 A JP H1090123A
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Abstract
性的に評価する。 【解決手段】正規歯車での基準となる噛合伝達誤差の最
小部を求め、次に測定歯車においてPMD方向もしくは
GMD方向の何れか一方の複数の位置で噛合伝達誤差と
の関係を測定し、この測定された関係と上記基準とを比
較して歯当り位置を評価する。
Description
レンシャルギヤのピニオンギヤとリングギヤ(ベベルギ
ヤ)との歯当りを評価するような傘歯車の歯当り評価方
法およびその装置に関する。
ギヤ51とピニオンギヤ52とを噛合せた場合、PMD
(ピニオン・マウント・ディスタンス)においてピニオ
ンギヤ52が水平マイナス方向(H−方向)に近づく
と、歯当りに沈みが生じ、ピニオンギヤ52が水平プラ
ス方向(H+方向)に遠ざかると、歯当りに浮きが生ず
る。同様にGMD(ギヤ・マウント・ディスタンス)に
おいてピニオンギヤ52が垂直プラス方向(V+方向)
に近づいたり或は垂直マイナス方向(V−方向)に遠ざ
かると、歯当りの浮き沈みが生じ、図7に図示の便宜上
ハッチングを施して示す噛合伝達誤差が最小の部位にお
いてギヤノイズが最小となり、図7に矢印で示す何れの
方向に歯当り位置としての噛合接触痕(ハッチング部参
照)がずれてもギヤノイズが大となることが知られてい
る。
ピニオンギヤ52とのセット化された歯当りを評価する
には、これら両ギヤ51,52が予め一体的に組合わさ
れたものを回転させながら、作業者の目視により評価が
実行されていた関係上、正確な評価が不可能で、判定誤
差等が多発する問題点があった。一方、特開平6−22
9880号公報に記載の如きかみ合い式歯車回転誤差検
出装置が既に発明されているが、この装置は単に歯車伝
達誤差を検出するものに過ぎず、歯当りの評価を行なう
ことは不可能である。
載の発明は、傘歯車とピニオンギヤとを噛合せて、噛合
せ位置の変更により歯当りを変化させ、その時の噛合伝
達誤差を計測した場合、噛合伝達誤差の最小値は歯型に
関係なく歯当り浮き沈みが零(スケア)の状態を示すこ
とに着目し、少なくとも正規歯車(マスタギヤ)での基
準となる噛合伝達誤差の最小部を求め(実際に正規歯車
を用いて求める場合と、基準値をデータとして予め求め
る場合の双方を含む)、次に測定歯車においてPMD方
向もしくはGMD方向の何れか一方の複数の位置で噛合
伝達誤差との関係を測定(実測)し、測定された関係と
上記基準とを比較して歯当り位置を評価することで、作
業者の目視評価によることなく、歯当りを定性的に評価
することができる傘歯車の歯当り評価方法の提供を目的
とする。
求項1記載の発明の目的と併せて、上述の正規歯車での
PMDと噛合伝達誤差との関係による歯当り位置(基準
となる歯当り位置)を予め求めておくことで、測定歯車
の歯当りを定性的に、かつより一層正確に評価すること
ができる傘歯車の歯当り評価方法の提供を目的とする。
とも正規歯車での基準となる噛合伝達誤差の最小部を求
める基準設定手段(実際に正規歯車を用いて設定する場
合と、基準値をデータとして予め設定する場合との双方
を含む)と、測定歯車においてPMD方向もしくはGM
D方向の何れか一方の複数の位置で噛合伝達誤差との関
係を測定する測定手段と、この測定された関係と上記基
準とを比較して歯当り位置の善し悪しを評価する評価手
段とを備えることで、作業車の目視評価によることな
く、歯当りを定性的に評価することができる傘歯車の歯
当り評価装置の提供を目的とする。
の発明は、傘歯車の歯当り評価方法であって、少なくと
も正規歯車での基準となる噛合伝達誤差の最小部を求
め、次に測定歯車においてPMD方向もしくはGMD方
向の何れか一方の複数の位置で噛合伝達誤差との関係を
測定し、この測定された関係と上記基準とを比較して歯
当り位置を評価する傘歯車の歯当り評価方法であること
を特徴とする。
求項1記載の発明の構成と併せて、上記正規歯車でのP
MDと噛合伝達誤差との関係による歯当り位置を予め求
めておく傘歯車の歯当り評価方法であることを特徴とす
る。
の歯当り評価装置であって、少なくとも正規歯車での基
準となる噛合伝達誤差の最小部を求める基準設定手段
と、測定歯車においてPMD方向もしくはGMD方向の
何れか一方の複数の位置で噛合伝達誤差との関係を測定
する測定手段と、上記測定された関係と上記基準とを比
較して歯当り位置を評価する評価手段とを備えた傘歯車
の歯当り評価装置であることを特徴とする。
によれば、まず少なくとも正規歯車での基準となる噛合
伝達誤差の最小部が求められ、次に測定歯車においてP
MD方向もしくはGMD方向の何れかの一方の複数の位
置で噛合伝達誤差との関係を測定し、この測定された関
係と上述の基準とが比較されて測定歯車の歯当り位置を
評価するので従来方法のような作業者の目視評価による
ことなく、歯当りを定性的に評価することができる効果
がある。
上記請求項1記載の発明の効果と併せて、予め正規歯車
でのPMDと噛合伝達誤差との関係による歯当り位置
(基準となる歯当り位置)を求めるので、噛合伝達誤差
の最小値(例えばH=0となるポイント)のみを求めて
おく方法と比較して、測定歯車の歯当りを定性的に、か
つより一層正確に評価することができる効果がある。
上述の基準設定手段は少なくとも正規歯車での基準とな
る噛合伝達誤差の最小部を求め、測定手段は測定歯車に
おいてPMD方向もしくはGMD方向の何れか一方の複
数の位置で噛合伝達誤差との関係を測定し、評価手段は
上述の測定手段にて測定された関係と上述の基準設定手
段で設定された基準とを比較して測定歯車の歯当り位置
の善し悪しを評価する。この結果、従来のような作業者
の目視評価によることなく、歯当りを定性的に評価する
ことができる効果がある。
述する。本発明の傘歯車の歯当り評価方法の説明に先立
って、まず傘歯車の歯当り評価の構成を図1、図2に基
づいて説明する。
図で、ベース1上に2本の平行なガイドレール2,2を
介してPMD方向へ移動すべく構成している。具体的に
はサーボモータ4の回転軸にスクリュ5を連結し、スラ
イダ3のネジ孔にスクリュ5を螺合することで、サーボ
モータ4の回転時にスライダ3をPMD方向へ移動する
ように構成すると共に、移動量をリニアスケール6で検
出すべく構成している。
7,7でGMD方向に移動可能に支持されたギヤアーバ
コラム8を設け、このギヤアーバコラム8をV軸送り手
段としてのサーボモータ9でGND方向へ移動すべく構
成している。具体的にはサーボモータ9の回転軸にスク
リュ10を連結し、ギヤアーバコラム8のネジ孔にスク
リュ10を螺合することで、サーボモータ9の回転時に
ギヤアーバコラム8をGMD方向へ移動するように構成
している。上述のギヤアーバコラム8は図1、図2に示
すように、モータ11、動力伝達機構12、ロータリエ
ンコーダ13、回転軸14、ギヤ取付部15を備え、こ
のギヤ取付部15に傘歯車としてのヘベルギヤ16を取
付ける。
交するようにベース1上に別の2本の平行なガイドレー
ル17,17を取付け、これら各ガイドレール17,1
7上にピニオンアーバコラム18を設けている。このピ
ニオンアーバコラム18は図1、図2に示すようにモー
タ19、動力伝達機構20、ロータリエンコーダ21、
ピニオンギヤ取付部22を備え、このギヤ取付部22に
ピニオンギヤ23を取付ける。上述のガイドレール1
7,17はピニオンギヤ23をベベルギヤ16に噛合さ
せる時、ピニオンアーバコラム18を案内する。
置の制御回路の構成について説明する。モータ制御部2
4はモータ11,19、サーボモータ4,9を駆動制御
するが、ピニオン駆動用のモータ19は加速時に駆動用
として作用し、減速時にブレーキ用として作用する。ま
た負荷付勢用のモータ11は加速時に制動用として作用
し、減速時に駆動用として作用する。
誤差を得るために必要なパルス信号を次段の補正部25
に出力する。上述の補正部25は増幅器26,27、逓
倍部28.29、歯数比補正部30,31を備え、ピニ
オンギヤ23側のロータリエンコーダ21出力は増幅器
26で増幅された後に、逓倍部28で逓倍処理され、次
の歯数比補正部30でベベルギヤ16の歯数Z2の逆数
つまり(1/Z2)が乗算される。
3出力は増幅器27で増幅された後に、逓倍部29で逓
倍処理され、次の歯数比補正部31でピニオンギヤ23
の歯数Z1の逆数つまり(1/Z1)が乗算される。こ
のようにして、パルスが揃えられた信号は位相差演算部
32に入力され、この位相差演算部32にてピニオン回
転角とベベルギヤ回転角との位相差が演算される。
アナライザ33(ファースト・フーリエ・トランスファ
・アナライザ)が接続され、このFFTアナライザ33
ではモータ19が一定回転しないことに起因して生ずる
歯合一次成分をフーリエ変換して、ピニオン回転角に対
するベベルギヤ回転角の特性を直線化すべく構成し、こ
のFFTアナライザ33の出力段に噛合伝達誤差に相当
する信号を得る。この噛合伝達誤差の信号はCPU34
に入力される。
速度検出器35を配置し、その出力を増幅器36を介し
てFFTアナライザ33と打痕演算部37に出力すべく
構成している。上述のCPU34は噛合伝達誤差の信号
入力に基づいてプロッタ38(plotter 、直線グラフ、
図形を描く装置)、プリンタ39を駆動制御すると共
に、インタフェース40を介してモータ制御部24、H
軸位置表示部41、回転数表示部42、トルク表示部4
3を駆動制御する。
1、図2のベベルギヤ16として正規歯車を使用)での
基準となる噛合伝達誤差の最小部(図3に示す配置誤差
H=0のポイント参照)を含む正規歯車でのPMDと噛
合伝達誤差との関係による歯当り位置(図3の曲線a参
照)を予め求めておく基準設定手段を兼ねる。
33は、測定歯車(図1、図2のベベルギヤ16として
正規歯車に代えて測定歯車を使用)においてPMD方向
の複数の位置で噛合伝達誤差との関係(図3の曲線b、
c参照)を測定する測定手段44を構成する。
で測定された関係(図3の曲線b,c参照)と、上述の
基準(図3の曲線a参照)とを比較して歯当り位置を評
価する評価手段を兼ねる。次に傘歯車の歯当り評価方法
について説明する。
のPMDと噛合伝達誤差との関係による歯当り位置を求
める。すなわち、ギヤ取付部15にベベルギヤ16とし
て正規歯車を取付け、この正規歯車にピニオンギヤ23
を噛合させ、モータ19を駆動してピニオンギヤ23を
回転させると共に、モータ11をブレーキング作動させ
て正規歯車に負荷を付勢しつつ測定手段44にてPMD
方向の複数の位置で噛合伝達誤差との関係を実測して図
3に示す曲線aを得る。
MD方向に移動させるには前述のサーボモータ4を使用
する。上述の曲線aを得る際には当然、正規歯車での基
準となる噛合伝達誤差の最小部(H=0)をも求めるこ
とができる。ここで、H=0のポイントはCPU34が
3次曲線を近似化処理することで求めることができる。
なお、正規歯車を取付けて実測する方法に代えて、曲線
aに相当する基準データ(理論値)を予めCPU34に
入力し、RAM等の記憶手段に記憶させておいてもよ
い。
車においてPMD方向の複数の位置で噛合伝達誤差との
関係を測定する。すなわち、先の正規歯車を取外した後
に、ギヤ取付部15にベベルギヤ16として測定歯車を
取付け、正規歯車取付け時の実測方法と同様の方法によ
り測定手段44にてPMD方向の複数の位置で噛合伝達
誤差との関係を実測して図3に示す曲線bまたは曲線c
を得る。
れた測定歯車のPMD方向に対する噛合に伝達誤差の特
性(図3の曲線b,c参照)と、正規歯車のPMD方向
に対する噛合伝達誤差の特性(図3の曲線a参照)をと
をCPU34で比較して、歯当り位置の善し悪しを評価
する。
対してH−方向へずれているので沈み状態にあり、曲線
cは曲線aに対してH+方向へずれているので浮き状態
にあると評価される。而して図3においてずれ量が小さ
い場合にはラップセッティング修正が実行され、ずれ量
が大きい場合には歯切セッティング修正が実行され、ず
れ量が許容範囲内になって、ギヤノイズが最小もしくは
零となるとOK品として使用に供される。
価方法によれば、まず少なくとも正規歯車での基準とな
る噛合伝達誤差の最小部(図3のH=0のポイント参
照)が求められ、次に測定歯車においてPMD方向の複
数の位置で噛合伝達誤差との関係(図3の曲線b,c参
照)を測定し、この測定された関係(図3の曲線b,c
参照)と上述の基準(図3のH=0のポイント参照)と
が比較されてずれ量の大小により測定歯車の歯当り位置
を評価するので従来方法のような作業者の目視評価によ
ることなく、歯当りを定性的に評価することができる効
果がある。
誤差との関係(図3の曲線a参照)による歯当り位置
(基準となる歯当り位置)を求めるので、噛合伝達誤差
の最小値(例えばH=0となるポイント)のみを求めて
おく方法と比較して、測定歯車の歯当りを定性的に、か
つより一層正確に評価することができる効果がある。
によれば、上述の基準設定手段(CPU34参照)は少
なくとも正規歯車での基準となる噛合伝達誤差の最小部
(図3のH=0のポイント参照)を求め、測定手段44
は測定歯車においてPMD方向もしくはGMD方向の何
れか一方の複数の位置で噛合伝達誤差との関係(図3の
曲線b,c参照)を測定し、評価手段(CPU34参
照)は上述の測定手段44にて測定された関係(図3の
曲線b,c参照)と上述の基準設定手段(CPU34参
照)で設定された基準(図3のH=0のポイント参照)
とをずれ量の大小により比較して測定歯車の歯当り位置
の善し悪しを評価する。
によることなく、歯当りを定性的に評価することができ
る効果がある。なお、上記実施例においては正規歯車お
よび測定歯車をPMD方向(H方向)に移動して歯当り
を評価したが、サーボモータ9により正規歯車および測
定歯車をGMD方向(V方向)に移動して評価すべく成
してもよい。
において、この発明の基準設定手段は、実施例のCPU
34に対応し、以下同様に、測定手段は、各回路要素1
3,21,25〜33から成る測定手段44に対応し、
評価手段は、CPU34に対応し、傘歯車は、ベベルギ
ヤ16に対応し、正規歯車での基準となる噛合伝達誤差
の最小部は、配置誤作H=0のポイントに対応するも、
この発明は、上述の実施例の構成のみに限定されるもの
ではない。
価装置の平面図。
差の測定結果を示す説明図。
図。
図。
Claims (3)
- 【請求項1】傘歯車の歯当り評価方法であって、少なく
とも正規歯車での基準となる噛合伝達誤差の最小部を求
め、次に測定歯車においてPMD方向もしくはGMD方
向の何れか一方の複数の位置で噛合伝達誤差との関係を
測定し、この測定された関係と上記基準とを比較して歯
当り位置を評価する傘歯車の歯当り評価方法。 - 【請求項2】上記正規歯車でのPMDと噛合伝達誤差と
の関係による歯当り位置を予め求めておく請求項1記載
の傘歯車の歯当り評価方法。 - 【請求項3】傘歯車の歯当り評価装置であって、少なく
とも正規歯車での基準となる噛合伝達誤差の最小部を求
める基準設定手段と、測定歯車においてPMD方向もし
くはGMD方向の何れか一方の複数の位置で噛合伝達誤
差との関係を測定する測定手段と、上記測定された関係
と上記基準とを比較して歯当り位置を評価する評価手段
とを備えた傘歯車の歯当り評価装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26522296A JP3586994B2 (ja) | 1996-09-13 | 1996-09-13 | 傘歯車の歯当り評価方法およびその装置 |
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1090123A true JPH1090123A (ja) | 1998-04-10 |
| JP3586994B2 JP3586994B2 (ja) | 2004-11-10 |
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|---|---|
| JP (1) | JP3586994B2 (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| JP2012088166A (ja) * | 2010-10-19 | 2012-05-10 | Mitsubishi Motors Corp | 打痕検査装置及び打痕検査方法、並びに傘歯歯車の製造装置 |
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-
1996
- 1996-09-13 JP JP26522296A patent/JP3586994B2/ja not_active Expired - Fee Related
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