JPH1090154A - ゲルタイム測定器 - Google Patents

ゲルタイム測定器

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JPH1090154A
JPH1090154A JP26132396A JP26132396A JPH1090154A JP H1090154 A JPH1090154 A JP H1090154A JP 26132396 A JP26132396 A JP 26132396A JP 26132396 A JP26132396 A JP 26132396A JP H1090154 A JPH1090154 A JP H1090154A
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JP
Japan
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gel time
stirring blade
measuring device
stirring
time measuring
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Application number
JP26132396A
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English (en)
Inventor
Takashi Yamanaka
隆志 山中
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Raito Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Raito Kogyo Co Ltd
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N11/00Investigating flow properties of materials, e.g. viscosity, plasticity; Analysing materials by determining flow properties
    • G01N2011/0046In situ measurement during mixing process
    • G01N2011/0053In situ measurement during mixing process using ergometry; measuring power consumption

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  • Consolidation Of Soil By Introduction Of Solidifying Substances Into Soil (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、ゲルタイムを簡単に測定でき、誰
が測定しても誤差を生じることなく正確な測定結果を得
ることができると共に、しかも1人の測定者により測定
することができる薬液注入材のゲルタイム測定器を提供
する。 【解決手段】 ゲルタイム測定器1は、上面が開孔され
た外輪郭円柱状をなし、主材及び硬化材をそれぞれ接触
しないように入れる攪拌容器10と、この攪拌容器10
が取り付けられる本体20とからなる。本体20には、
攪拌容器10内において回転可能な攪拌翼30と、この
攪拌翼30に着脱可能に取り付けられて攪拌容器10を
分割する仕切板40とを備えている。本体20の内部に
は、攪拌翼30を回転させる電動モーター50(回転手
段)が収納されている。電動モーター50は、負荷によ
り回転速度が減少するものを用い、回転速度を一定に保
つためのフィードバック回路等が内蔵されていないもの
である。電動モーター50は、ゲル化検知手段60と、
回転停止手段80とにより制御されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、薬液注入工法に用
いられる薬液注入材のゲルタイムを測定するために用い
られるゲルタイム測定器に属する。
【0002】
【従来の技術】地盤改良工法の一つに薬液注入工法があ
る。薬液注入工法は、地盤中に地盤固結注入材を注入し
て固結土を造成し、地盤の透水係数を低下させると共
に、地盤を強化する工法である。注入材としては水ガラ
ス系薬液(水ガラスを主材料とする薬液)や、水ガラス
・セメント系薬液(水ガラス溶液中にセメント粒子を浮
遊させた半懸濁型注入材)等がある。これらの注入材
は、主として主材と硬化材との2液からなり、それらを
合流させ、地盤中に注入すると共にゲル化させることに
より固結土が造成される。主材と硬化材の2液の合流方
式には、注入ライン(当該ミキサーから注入パイプの吐
出口までの間)において合流させる方式(1.5ショッ
ト)や、地盤中において合流させる方式(2ショット)
がある。
【0003】いずれの方式においても、十分な地盤改良
効果を得るには薬液のゲルタイムを正確に調整すること
が非常に重要である。そのため、注入作業を開始する前
には必ず、現場で作液した例えばA液、B液等の複数の
薬液を混合させ、ゲルタイム(両液がゲル状になるまで
の時間)の測定試験を行っている。
【0004】従来は、ゲルタイムを測定するための特別
な測定装置はなかった為、計測者が手作業で行う方法が
一般的であった。この従来のゲルタイム測定方法は、A
液、B液をそれぞれ別個の容器に用意し、一方の薬液を
他方の薬液容器に合流させるとともにこの合流させた薬
液を一方の容器から他方の容器に交互に移し換えること
により2液を混合させて、その際、合流開始からゲル化
終了までの時間をゲルタイムとして測定するものであ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術には以下に掲げる問題点があった。 (1)測定者が手作業により行うため測定作業に熟練を
要した。 (2)手作業により薬液を混合するため、ゲルタイムに
バラツキか生じやすかった。 (3)薬液混合と時間測定を1人が同時に行うことは困
難であるため、ゲルタイム測定には、少なくとも2人の
測定者が必要であった。
【0006】本発明は斯かる問題点を鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは、ゲルタイムを簡単
に測定でき、誰が測定しても誤差を生じることなく正確
な測定結果を得ることができると共に、しかも1人の測
定者により測定することができる薬液注入材のゲルタイ
ム測定器を提供する点にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記の問題
点を解決するために以下に掲げる構成をとる。
【0008】請求項1記載の発明の要旨は、薬液注入工
法に用いられる注入材を構成する複数の薬液が混合され
てからゲル化するまでの時間を測定するゲルタイム測定
器であって、 前記薬液をそれぞれ接触しないように入
れる攪拌容器と、該攪拌容器内において回転可能な攪拌
翼と、該攪拌翼に着脱可能に取り付けられて前記攪拌容
器を分割する仕切板と、前記攪拌翼を回転させる回転手
段とを備えたことを特徴とするゲルタイム測定器に存す
る。請求項2記載の発明の要旨は、薬液注入工法に用い
られる注入材を構成する複数の薬液が混合されてからゲ
ル化するまでの時間を測定するゲルタイム測定器であっ
て、前記複数の薬液をそれぞれ接触しないように入れる
攪拌容器と、該攪拌容器内において回転可能な攪拌翼
と、該攪拌翼に着脱可能に取り付けられて前記攪拌容器
を分割する仕切板と、前記攪拌翼を回転させる回転手段
と、該回転手段の回転速度を検出し、検出した回転速度
と予め設定されたリミット回転速度とを比較し、該リミ
ット回転速度よりも前記回転速度が低くなった場合にゲ
ル化信号を出力するゲル化検知手段とを備えたことを特
徴とするゲルタイム測定器に存する。請求項3記載の発
明の要旨は、薬液注入工法に用いられる注入材を構成す
る複数の薬液が混合されてからゲル化するまでの時間を
測定するゲルタイム測定器であって、前記複数の薬液を
それぞれ接触しないように入れる攪拌容器と、該攪拌容
器内において回転可能な攪拌翼と、該攪拌翼に着脱可能
に取り付けられて前記攪拌容器を分割する仕切板と、前
記攪拌翼を回転させる回転手段と、該回転手段の負荷電
力値又は負荷電流値を検出し、この負荷電力値又は負荷
電流値と予め設定しておいたリミット電力値又はリミッ
ト電流値とを比較して、該リミット電力値又はリミット
電流値よりも前記負荷電力値又は負荷電流値が高くなっ
た場合にゲル化信号を出力するゲル化検知手段とを備え
たことを特徴とするゲルタイム測定器に存する。請求項
4記載の発明の要旨は、前記回転手段の回転の開始によ
り時間の計測を開始し、前記回転手段の回転の停止によ
り時間の計測を停止する計時手段を備えたことを特徴と
する請求項1乃至3のいずれかに記載のゲルタイム測定
器。請求項5記載の発明の要旨は、前記ゲル化検知手段
からのゲル化信号を受けて前記回転手段を停止させる回
転停止手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至4の
いずれかに記載のゲルタイム測定器に存する。請求項6
記載の発明の要旨は、前記攪拌翼に設けられた溝と、前
記攪拌容器に設けられた切込部とに前記仕切板が嵌入さ
れ、前記攪拌翼の回転により前記仕切板が破断されるこ
とを特徴とする請求項1乃至5のいずれか記載のゲルタ
イム測定器に存する。請求項7記載の発明の要旨は、前
記攪拌翼の回転による衝撃により容易に裂開破断するよ
うに、格子状の切割線が切られていることを特徴とする
請求項1乃至6のいずれか記載のゲルタイム測定器に存
する。請求項8記載の発明の要旨は、前記計時手段は、
計測時間に関する情報を出力し、該情報に基づき計測時
間を表示する表示手段が設けられていることを特徴とす
る請求項4乃至7のいずれか記載のゲルタイム測定器に
存する。請求項9記載の発明の要旨は、前記計時手段が
計測した時間を記録する記録手段が設けられていること
を特徴とする請求項4乃至8のいずれか記載のゲルタイ
ム測定器に存する。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。
【0010】(実施の形態1)図1に示すように、実施
の形態1に係るゲルタイム測定器1は、薬液注入工法に
用いられる注入材を構成する主材(薬液)及び硬化材
(薬液)がゲル化するまでの時間を測定するものであ
る。注入材が、水ガラス・セメント系薬液の場合には、
主材としては希釈水ガラス、硬化材としてはセメント懸
濁液などを用いる。
【0011】ゲルタイム測定器1は、上面が開孔された
外輪郭円柱状をなし、主材及び硬化材をそれぞれ接触し
ないように入れる攪拌容器10と、この攪拌容器10が
取り付けられる本体20とからなる。本体20には、攪
拌容器10内において回転可能な攪拌翼30と、この攪
拌翼30に着脱可能に取り付けられて攪拌容器10を分
割する仕切板40とを備えている。
【0012】攪拌容器10は、図1に示すように、短尺
の薄肉円筒であり、底面には幅広の環状の鍔11が形成
されている。図5乃至図7に示すように、鍔11の下面
には凹部12が周方向に等間隔を介して複数個形成され
ている。この凹部12に本体20の上面に形成された凸
部21が嵌入され、攪拌容器10がその周方向に回転し
ないようになっている。径方向反対側の両内側面及び鍔
11の上面には、図1に示すように軸方向(上下方向)
及び水平方向に連続する切込部13が形成されている。
材質は透明のプラスティックである。
【0013】攪拌翼30は、図2に示すように正面視に
おいて逆T字状をなし、上下二段に、反対方向(前後方
向)に延びる翼31が形成されている。側面及び上面に
は連続する溝32が形成されている。下面中央には電動
モーター50の回転軸51に固定するための固定孔(図
示略)が軸方向に延びて形成されている。
【0014】仕切板40は、図1に示すように攪拌容器
10の切込部13と、攪拌翼30の溝32とに嵌入され
ている。図3に示すように、正面視において長方形の板
体に長さ方向中央に、攪拌翼30の溝32に嵌入可能な
ように逆T字状のスリット41が形成されている。表面
には、攪拌翼30の回転による衝撃により容易に裂開破
断するように、格子状の切割線42が切られている。材
質は、プラスチックである。
【0015】本体20の内部には、図4に示す、攪拌翼
30を回転させる電動モーター50(回転手段)が収納
されている。電動モーター50は、負荷により回転速度
が減少するものを用い、回転速度を一定に保つためのフ
ィードバック回路等が内蔵されていないものである。図
4及び図5に示すように回転軸51が本体20の上面か
ら突出している。この回転軸51に、図6及び図7に示
すように攪拌翼30が固定される。電動モーター50の
起動は図1に示すスイッチ22cにより行う。
【0016】上記構成部材の組立工程を図4乃至図7に
示す。
【0017】電動モーター50は、図8に示すようにゲ
ル化検知手段60と、回転停止手段80とにより制御さ
れている。
【0018】ゲル化検知手段60は、電動モーター50
の回転速度から薬液のゲル化を検知するもので、既存の
サーボ系における基準電圧発生部をリミット電圧発生部
に改良したものである。即ち、ゲル化検知手段60は、
図9に示すように、TG(タコジェネレーター)61a
が電動モーター50の回転速度を検出し、検出された回
転速度に応じた回転電圧を回転電圧発生部61bが発生
する。この回転電圧と、リミット電圧発生部62から発
生されるリミット電圧とを比較部63で比較する。すな
わち、実施の形態1においては、回転速度に対応する回
転電圧と、リミット回転速度に対応するリミット電圧と
を比較することにより、回転速度とリミット回転速度と
を比較している。リミット電圧は、薬液がゲル化し粘性
が高くなり回転速度が低くなった状態における電動モー
ター50の回転速度から定められる。
【0019】リミット電圧発生部62は、リミット電圧
を発生可能に製造された定電圧ダイオード等であり、一
定の電圧を発生する。このリミット電圧よりも回転電圧
が低い場合には、比較部63からゲル化信号が出力さ
れ、このゲル化信号を回転停止手段80が受け取ると電
動モーター50への電力の供給を停止する。リミット電
圧よりも回転電圧が低い場合には、比較部63は電流の
供給を継続する。
【0020】回転停止手段80としては、リレー回路、
マグネットスイッチ、半導体等、本発明を実施する上で
好適なものにより構成される。なお、回転停止手段80
にはラッチ回路が組み込まれ、始動時(回転速度の上昇
時)においては回転電圧がリミット電圧と等しくなり比
較部63からゲル化信号が出力されても電動モーター5
0の稼働状態を保持し、薬液のゲル化により回転速度が
減少して回転電圧がリミット電圧と等しくなり再びゲル
化信号が出力されるとラッチが解除され電動モーター5
0への電源の供給をカットする。電源の供給がカットさ
れると、電動モーター50が回転する前の状態にラッチ
回路は戻る。図8及び図9においてはスイッチ22c等
については略している。
【0021】さらに実施の形態1には、図8に示すよう
に、計時手段70と、プリンタ(記録手段)24が設け
られている。
【0022】計時手段70は、デジタルカウンターであ
り、電動モーター50の回転の開始に連動して時間の計
測を開始し、回転停止手段80の電力のカットにより時
間の計測を停止する。本体20の側面に設けられた表示
部23に計測の開始から停止まで時間をリアルタイムで
デジタル表示する。そして、電動モーター50が停止し
た際の計測時間をゲルタイムとして表示部23に継続し
て表示する。表示部23は液晶ディスプレイである。図
1に示すスイッチ22aが押されると、リセットされ
る。
【0023】プリンタ(記録装置)24はゲルタイムを
記録紙にプリントするもので、プリントに必要な周知の
マイコンが内蔵されている。図10にプリンタ24の一
例を示す。プリンタ24は、印字部24eと、この印字
部24eを制御するマイコン24aから概略構成され
る。マイコン24aは、CPU24bと、ROM24c
と、RAM24dとから概略構成されている。CPU2
4bには、プリントに必要なプログラム等が書き込まれ
ている。マイクロコンピューター24aは、電動モータ
ー50の起動により起動し、起動するとCPU24bが
前記プログラムに従って、計時手段70からデジタル表
示されたからのゲルタイムに関する情報を受け取り、R
AM24dに記憶させ、図1に示すスイッチ22bが入
れられるとRAM24dに記憶させたゲルタイムに関す
る情報を出力する。この情報を印字部24eが受け取る
とゲルタイムをプリントアウトする。印字部24eとし
てはインクジェット式、熱転写式、パンチ式等、本発明
を実施する上で好適なものにすることができる。
【0024】次に、ゲルタイム測定器1の使用方法につ
いて説明する。図7に示す如く攪拌容器10内に仕切板
40がセットされると、攪拌容器10が2等分に分割さ
れる。この状態において、分割された攪拌容器10に各
別に主材と硬化材を注入する。
【0025】次いで、図1に示す、電動モーター50の
スイッチ22cを入れる。すると攪拌翼30が回転し、
攪拌容器10の切込部13に回転を拘束された仕切板4
0が裂開破断され、各別に注入された状態の主材と硬化
材とが混合され攪拌される。それと同時に計時手段70
の計時が開始される。
【0026】主材と硬化材とが混合されるとゲル化して
いく。ゲル化していくと粘性が上がり、攪拌翼30(電
動モーター50)の回転速度が低下し、電圧が低下して
いく。そしてリミット電圧に対応するリミット回転速度
に電動モーター50の回転速度が落ちると電動モーター
50が停止する。それと同時に計時手段70がカウント
を停止する。
【0027】表示部23のスイッチ22aを入れるとゲ
ルタイムが表示される。また、プリンタ24のスイッチ
22cを入れるとゲルタイムが記録される。
【0028】電動モーターは、薬液のゲル化を阻害しな
いように、非常に低速(例えば、負荷がない状態で毎秒
1/2回転等)でしかも低トルク(ゲル化した注入材の
粘性により回転速度が減少する程度のトルク)のものを
使用するのが好ましい。以上によりゲルタイムを測定す
ることができる。
【0029】実施の形態1に係るゲルタイム測定器1は
上記の如く構成されているので、以下に掲げる効果を奏
する。
【0030】攪拌容器10に主材及び硬化材を注ぎ、ス
イッチ22cを入れるだけで、ゲルタイムを簡単に測定
できる。また、熟練も不要なので、誰が測定しても誤差
を生じることなく正確な測定結果を得ることができる。
さらに1人の測定者でも正確な測定結果を得ることがで
きる。さらに、仕切板40には切割線42が切られてい
るので、攪拌翼30の回転により容易に裂開破断する。
したがって、開始時に仕切板40を取ることを要せず、
正確なゲルタイムを得ることができる。その結果、本発
明によれば、施工中に注入管の途中で目詰まりしたり、
所要の固結土が造成できなかったりすることはない。ま
た、施工時間を短縮し、人件費を削減し、ひいては工費
を低減することができる。
【0031】また、表示部23及びプリンタ24が設け
られているので測定後すぐにゲルタイムを確認できる。
【0032】また、プリンタ24が設けられているので
ゲルタイムを記録しておくことができる。
【0033】また、容器10や攪拌翼30は使い捨てな
ので洗浄等を省くことができる。
【0034】なお、上記実施の形態においてはゲル化検
知手段60を図9に示す構成としていたが、本発明はそ
れに限定されることなく、例えば、図11に示すゲル化
検知手段160のようにマイクロコンピューター163
により構成することもできる。マイクロコンピューター
163はCPU163a、ROM163b、RAM16
3cから概略構成されている。ROM163bには、C
PU163aを制御するプログラムやリミット回転速度
に対応するリミット電圧に関する情報が書き込まれてい
る。CPU163aは、ROM163bに書き込まれた
制御プログラムに基づきRAM163cからリミット電
圧に関する情報を受け取り、回転電圧発生部161bか
ら受け取った回転電圧に関するデーターとを比較し、或
いはRAM163cとの間でデーターの授受を行いなが
ら演算処理する。これらの処理は、前記プログラムに基
づく所定のサンプリングタイム毎に行われる。そして電
圧がリミット電圧よりも低くなった場合にゲル化信号を
出力する。このゲル化信号を回転停止手段180が受け
取るとモーター50を停止させる。図11において、符
号161aはタコジェネレーターである。なお、ループ
外制御、ループ内制御いずれも用いることができる。ま
た、マイクロコンピューター163としては、汎用マイ
クロコンピューターや、DSP等、本発明を実施する上
で好適なものを用いることができる。また、この実施の
形態によれば表示手段、記録手段等の制御もマイクロコ
ンピューター163により行うこともできる。
【0035】また、攪拌翼30の回転直前に仕切板40
を取り外して測定することもできる。
【0036】また、回転停止手段80を設けず、目視に
よりゲル状を確認し手動で停止させることもできる。
【0037】また、記憶手段及び演算手段を設け、この
記憶手段にゲルタイムを記憶させ、例えば、測定した複
数回のゲルタイムの平均を算出させることもできる。
【0038】また、計時手段を設けないこともできる。
斯かる場合には、例えばストップウォッチ等でゲルタイ
ムを測定する。
【0039】また、実施の形態1においては、記録手段
は、計時手段70から計測時間に関する情報を受け取っ
ていたが、表示部23からゲルタイムの情報を受けて記
録することもできる。
【0040】また、攪拌容器10及び仕切板40の材質
はプラスティックのみならず、発泡スチロール、紙等、
好適なものにすることができる。斯かる場合には製作費
用を非常に安価にすることができる。
【0041】また、仕切板40は2分割のみならず3分
割4分割等、薬液の数に分割するようにすることもでき
る。
【0042】また、仕切板40は、等分割のみならず不
等分割することもできる。
【0043】また、回転手段としては、DCモーターの
みならず、ステッピングモーター、ブラシレスモータ
ー、リバーシブルモーター、ユニバーサルモーター等、
本発明を実施する上で好適なものを採用することができ
る。
【0044】また、モーターは、交流モーター、直流モ
ーターのいずれでもよい。
【0045】また、電源としては、モーターの種類に応
じて乾電池、家庭用電源等を用いることができる。
【0046】また、回転速度を検出する手段としてタコ
ジェネレーターを用いたが、例えば、ポテンションメー
ターやエンコーダー等、本発明を実施する上で好適なも
のを用いることができる。
【0047】また、ゲル化したときに負荷により停止す
る程度のトルクを有する回転手段を設けることもでき
る。係る場合には、回転停止手段は不要となる。
【0048】(実施の形態2)実施の形態1におけるゲ
ル化検知手段60、160は、回転手段の制御を回転速
度により行ったが(アナログ制御)、実施の形態2に係
るゲルタイム測定器のゲル化検知手段は、電動モーター
250の負荷電力値を検出し、電動モーターを制御する
ものである(デジタル制御)。なお、本体、攪拌容器、
攪拌翼、本体等については実施の形態1と同様である。
【0049】図12に示すゲル化検知手段260は、電
動モーター250の負荷電力値を検出し、この負荷電力
値と予め設定しておいたリミット電力値とを比較して、
リミット電力値よりも負荷電力値が高くなった場合にゲ
ル化信号を出力する。斯かる比較はマイクロコンピュー
ター262により行う。マイクロコンピューター262
は、既存のものでCPU262a、ROM262b、R
AM262cから概略構成されている。ROM262b
には、CPU262aを制御するプログラムやリミット
電力値に関する情報が書き込まれている。CPU262
aは、ROM262bに書き込まれた制御プログラムに
基づきRAM262cからリミット電力値に関する情報
を受け取り、電力値測定装置261から受け取った負荷
電力値に関するデーターとを比較し、或いはRAM26
2cとの間でデーターの授受を行いながら演算処理す
る。これらの処理は、前記プログラムに基づく所定のサ
ンプリングタイム毎に行われる。そして負荷電力値がリ
ミット電力値よりも高くなった場合にゲル化信号を出力
する。このゲル化信号を回転停止手段280が受け取る
と電動モーター250を停止させる。
【0050】斯かるゲルタイム測定器においても実施の
形態1と同様の効果を得ることができる。
【0051】なお、負荷電力値に限定されず、負荷電流
値を検出し、リミット電流値と比較することにより回転
手段を制御することもできる。斯かる場合にはリミット
電流値をROM262bに書き込んで置けばよい。
【0052】また、上記構成部材の数、位置、形状等は
上記実施の形態に限定されず、本発明を実施する上で好
適な数、位置、形状等にすることができる。また、各図
において、同一構成要素には同一符号を付している。
【0053】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されているの
で、以下に掲げる効果を奏する。
【0054】本発明によれば、単に、ゲルタイム測定器
に薬液を入れスイッチを入れるだけで、薬液を混合し、
攪拌できるので、簡単にゲル化させることができる。そ
の結果、ゲルタイムを簡単に測定できる。また、熟練も
不要であるので、誰が測定しても誤差を生じることなく
正確な測定結果を得ることができる。さらに1人の測定
者でも正確な測定結果を得ることができる。
【0055】さらに、請求項4記載の発明によれば、自
動的にゲルタイムを測定できるので、より正確なゲルタ
イムを得ることができる。
【0056】また、請求項5記載の発明によれば、ゲル
化した状態で攪拌翼が自動的に停止するので、ゲル化し
た状態をより正確に把握できる。
【0057】また、請求項6又は7記載の発明によれ
ば、攪拌翼の回転時に仕切板を取ることを要しないの
で、さらに正確なゲルタイムを得ることができる。
【0058】また、請求項8記載の発明によれば、表示
手段が設けられているので、ゲルタイムを視認できる。
【0059】また、請求項9記載の発明によれば、記録
手段が設けられているので、ゲルタイムを保存しておく
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るゲルタイム測定器の
斜視図である。
【図2】ゲルタイム測定器の攪拌翼の斜視図である。
【図3】ゲルタイム測定器の仕切板の正面図である。
【図4】ゲルタイム測定器の一部破断の組立工程図であ
る。
【図5】ゲルタイム測定器の一部破断の組立工程図であ
る。
【図6】ゲルタイム測定器の一部破断の組立工程図であ
る。
【図7】ゲルタイム測定器の一部破断の組立工程図であ
る。
【図8】ゲルタイム測定器のブロック図である。
【図9】ゲルタイム測定器に係るゲル化検知手段のブロ
ック図である。
【図10】ゲルタイム測定器に係るプリンタのブロック
図である。
【図11】実施の形態1の他の実施の形態に係るゲル化
検知手段のブロック図である。
【図12】本発明の実施の形態2に係るゲル化検知手段
のブロック図である。
【符号の説明】
1 ゲルタイム測定器 10 攪拌容器 11 鍔 12 凹部 13 切込部 20 本体 21 凸部 22a、22b、22c スイッチ 23 表示部 24 プリンタ 24a マイコン 24b CPU 24c ROM 24d RAM 24e 印字部 30 攪拌翼 31 翼 32 溝 40 仕切板 41 スリット 42 切割線 50 電動モーター(回転手段) 51 回転軸 60 ゲル化検知手段 61a TG(タコジェネレーター) 61b 回転電圧発生部 62 リミット電圧発生部 63 比較部 64 回転停止手段 70 計時手段(計時手段) 80 回転停止手段 161a タコジェネレーター 161b 回転電圧発生部 163 マイクロコンピューター 163a CPU 163b ROM 163c RAM 250 電動モーター 260 ゲル化検知手段 262 マイクロコンピューター 262a CPU 262b ROM 262c RAM 261 電力値測定装置 280 回転停止手段

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 薬液注入工法に用いられる注入材を構成
    する複数の薬液が混合されてからゲル化するまでの時間
    を測定するゲルタイム測定器であって、 前記薬液をそれぞれ接触しないように入れる攪拌容器
    と、 該攪拌容器内において回転可能な攪拌翼と、 該攪拌翼に着脱可能に取り付けられて前記攪拌容器を分
    割する仕切板と、 前記攪拌翼を回転させる回転手段とを備えたことを特徴
    とするゲルタイム測定器。
  2. 【請求項2】 薬液注入工法に用いられる注入材を構成
    する複数の薬液が混合されてからゲル化するまでの時間
    を測定するゲルタイム測定器であって、 前記複数の薬液をそれぞれ接触しないように入れる攪拌
    容器と、 該攪拌容器内において回転可能な攪拌翼と、 該攪拌翼に着脱可能に取り付けられて前記攪拌容器を分
    割する仕切板と、 前記攪拌翼を回転させる回転手段と、 該回転手段の回転速度を検出し、検出した回転速度と予
    め設定されたリミット回転速度とを比較し、該リミット
    回転速度よりも前記回転速度が低くなった場合にゲル化
    信号を出力するゲル化検知手段とを備えたことを特徴と
    するゲルタイム測定器。
  3. 【請求項3】 薬液注入工法に用いられる注入材を構成
    する複数の薬液が混合されてからゲル化するまでの時間
    を測定するゲルタイム測定器であって、 前記複数の薬液をそれぞれ接触しないように入れる攪拌
    容器と、 該攪拌容器内において回転可能な攪拌翼と、 該攪拌翼に着脱可能に取り付けられて前記攪拌容器を分
    割する仕切板と、 前記攪拌翼を回転させる回転手段と、 該回転手段の負荷電力値又は負荷電流値を検出し、この
    負荷電力値又は負荷電流値と予め設定しておいたリミッ
    ト電力値又はリミット電流値とを比較して、該リミット
    電力値又はリミット電流値よりも前記負荷電力値又は負
    荷電流値が高くなった場合にゲル化信号を出力するゲル
    化検知手段とを備えたことを特徴とするゲルタイム測定
    器。
  4. 【請求項4】 前記回転手段の回転の開始により時間の
    計測を開始し、前記回転手段の回転の停止により時間の
    計測を停止する計時手段を備えたことを特徴とする請求
    項1乃至3のいずれかに記載のゲルタイム測定器。
  5. 【請求項5】 前記ゲル化検知手段からのゲル化信号を
    受けて前記回転手段を停止させる回転停止手段を備えた
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のゲ
    ルタイム測定器。
  6. 【請求項6】 前記攪拌翼に設けられた溝と、前記攪拌
    容器に設けられた切込部とに前記仕切板が嵌入され、前
    記攪拌翼の回転により前記仕切板が破断されることを特
    徴とする請求項1乃至5のいずれか記載のゲルタイム測
    定器。
  7. 【請求項7】 前記攪拌翼の回転による衝撃により容易
    に裂開破断するように、格子状の切割線が切られている
    ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか記載のゲル
    タイム測定器。
  8. 【請求項8】 前記計時手段は、計測時間に関する情報
    を出力し、該情報に基づき計測時間を表示する表示手段
    が設けられていることを特徴とする請求項4乃至7のい
    ずれか記載のゲルタイム測定器。
  9. 【請求項9】 前記計時手段が計測した時間を記録する
    記録手段が設けられていることを特徴とする請求項4乃
    至8のいずれか記載のゲルタイム測定器。
JP26132396A 1996-09-10 1996-09-10 ゲルタイム測定器 Pending JPH1090154A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104359936A (zh) * 2014-11-29 2015-02-18 安徽神剑新材料股份有限公司 一种粉末涂料胶化时间测定仪
WO2021153126A1 (ja) * 2020-01-30 2021-08-05 クオリカプス株式会社 粘性液体供給装置

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