JPH1090746A - アオリ機能付きピントグラス式カメラ - Google Patents
アオリ機能付きピントグラス式カメラInfo
- Publication number
- JPH1090746A JPH1090746A JP26535696A JP26535696A JPH1090746A JP H1090746 A JPH1090746 A JP H1090746A JP 26535696 A JP26535696 A JP 26535696A JP 26535696 A JP26535696 A JP 26535696A JP H1090746 A JPH1090746 A JP H1090746A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rear frame
- plate
- front plate
- swing
- tilt
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000011521 glass Substances 0.000 title claims abstract description 151
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims description 107
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 claims description 40
- 238000000926 separation method Methods 0.000 claims description 14
- 230000037433 frameshift Effects 0.000 claims description 5
- 239000005337 ground glass Substances 0.000 claims description 2
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 41
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 41
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 description 21
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 19
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 8
- 239000000463 material Substances 0.000 description 7
- RTAQQCXQSZGOHL-UHFFFAOYSA-N Titanium Chemical compound [Ti] RTAQQCXQSZGOHL-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 4
- 229910052719 titanium Inorganic materials 0.000 description 4
- 239000010936 titanium Substances 0.000 description 4
- 238000005299 abrasion Methods 0.000 description 3
- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 3
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 3
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 3
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 description 2
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 description 2
- 235000003385 Diospyros ebenum Nutrition 0.000 description 1
- 241000792913 Ebenaceae Species 0.000 description 1
- 239000004809 Teflon Substances 0.000 description 1
- 229920006362 Teflon® Polymers 0.000 description 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 230000033228 biological regulation Effects 0.000 description 1
- 230000011514 reflex Effects 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
- 239000002023 wood Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Viewfinders (AREA)
- Cameras In General (AREA)
- Structure And Mechanism Of Cameras (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 前後傾回動支点をピントグラスまたはフィル
ム面上に位置させた後枠センターティルト操作を、フィ
ルムセットの邪魔になったり構成部材の厚肉化や大型化
を来たさずに行い得るようにする。 【解決手段】 カメラ支持体130に、焦点整合用の後
枠繰出部材142を前後摺動自在に設ける。この後部に
後枠145を支持し、ティルト保持板218によって直
立固定された後枠取付プレート211に、ティルト基部
板208をライズ・フォール機能を介して固定支持す
る。このティルト基部板208に、実際には設けない前
後傾駆動部材の位置を仮想支点とする円弧状の突起条を
形成する。これに嵌合摺動自在な円弧状の溝を形成した
ティルト可動板203を後枠145の側面に固定する。
後枠145を回動させると円弧状の突起条と溝の嵌合摺
動により、ピントグラス176面に位置する仮想水平軸
を中心とするセンターティルトを行うことができる。
ム面上に位置させた後枠センターティルト操作を、フィ
ルムセットの邪魔になったり構成部材の厚肉化や大型化
を来たさずに行い得るようにする。 【解決手段】 カメラ支持体130に、焦点整合用の後
枠繰出部材142を前後摺動自在に設ける。この後部に
後枠145を支持し、ティルト保持板218によって直
立固定された後枠取付プレート211に、ティルト基部
板208をライズ・フォール機能を介して固定支持す
る。このティルト基部板208に、実際には設けない前
後傾駆動部材の位置を仮想支点とする円弧状の突起条を
形成する。これに嵌合摺動自在な円弧状の溝を形成した
ティルト可動板203を後枠145の側面に固定する。
後枠145を回動させると円弧状の突起条と溝の嵌合摺
動により、ピントグラス176面に位置する仮想水平軸
を中心とするセンターティルトを行うことができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アオリ機能付きピ
ントグラス式カメラに関し、より詳細には、ピントグラ
ス面に結像された被写体像を観察しつつ、カメラ支持体
に支持された前板や後枠に対して各種のアオリ操作を与
えることによってアオリ撮影を行うことができるカメラ
の改良に関するものである。
ントグラス式カメラに関し、より詳細には、ピントグラ
ス面に結像された被写体像を観察しつつ、カメラ支持体
に支持された前板や後枠に対して各種のアオリ操作を与
えることによってアオリ撮影を行うことができるカメラ
の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一眼レフレックスカメラや35ミリ判コ
ンパクトカメラ等の一般的なカメラは、フィルムの画面
中心に位置される法線と撮影レンズの光軸を厳密に一致
させ、この状態でフィルム面に被写体像を結像させて撮
影を行うようになっている。これに対して、アオリ機能
付きピントグラス式カメラは、交換撮影レンズが装着さ
れる前板と、ピントグラス面とフィルム面が選択的に装
着される後枠が備えられ、この前板と後枠との位置関係
をピントグラス面(フィルム面)の画面中心に位置され
る法線と、前板に装着される交換撮影レンズの光軸とを
ずらすことにより、即ち「前板および/または後板」に
各種のアオリ操作を与え、被写体像の表現効果、例えば
形状の歪みや遠近感を自然なものとしたり誇張や圧縮し
たり、ピントの合っている範囲を広げたり狭めたりした
アオリ撮影を行うことができる。
ンパクトカメラ等の一般的なカメラは、フィルムの画面
中心に位置される法線と撮影レンズの光軸を厳密に一致
させ、この状態でフィルム面に被写体像を結像させて撮
影を行うようになっている。これに対して、アオリ機能
付きピントグラス式カメラは、交換撮影レンズが装着さ
れる前板と、ピントグラス面とフィルム面が選択的に装
着される後枠が備えられ、この前板と後枠との位置関係
をピントグラス面(フィルム面)の画面中心に位置され
る法線と、前板に装着される交換撮影レンズの光軸とを
ずらすことにより、即ち「前板および/または後板」に
各種のアオリ操作を与え、被写体像の表現効果、例えば
形状の歪みや遠近感を自然なものとしたり誇張や圧縮し
たり、ピントの合っている範囲を広げたり狭めたりした
アオリ撮影を行うことができる。
【0003】このようなアオリ撮影におけるアオリ操作
は、「前板および/または後枠」に対して与えられるも
ので、その操作としては、次のような4つがある。即
ち、第1は、前後傾を与えるティルト操作であり、第2
は左右に首振り回動させるスイング操作であり、第3は
上下方向に平行移動させるライズ・フォール操作であ
り、第4は左右方向に平行移動させるシフト操作であ
る。上述の「ティルト操作」は、その前後傾のための駆
動支点の位置の相違により「ベースティルト操作」と
「センターティルト操作」の2つの態様がある。即ち、
ベースティルト操作とは、「前板および/または後枠」
の下位に位置する水平軸でなる揺動支点が存在し、この
揺動支点を中心として該「前板および/または後枠」を
センターティルト機構部を含めて一体的に揺動させるこ
とによって前後傾させるものである。
は、「前板および/または後枠」に対して与えられるも
ので、その操作としては、次のような4つがある。即
ち、第1は、前後傾を与えるティルト操作であり、第2
は左右に首振り回動させるスイング操作であり、第3は
上下方向に平行移動させるライズ・フォール操作であ
り、第4は左右方向に平行移動させるシフト操作であ
る。上述の「ティルト操作」は、その前後傾のための駆
動支点の位置の相違により「ベースティルト操作」と
「センターティルト操作」の2つの態様がある。即ち、
ベースティルト操作とは、「前板および/または後枠」
の下位に位置する水平軸でなる揺動支点が存在し、この
揺動支点を中心として該「前板および/または後枠」を
センターティルト機構部を含めて一体的に揺動させるこ
とによって前後傾させるものである。
【0004】なお、この揺動を行う機構部の一般的な例
としては、下端に揺動軸を設けた支持部材の上端寄りで
「前板および/または後枠」を支持して揺動を与えるよ
うにしている。また、センターティルト操作とは、「前
板および/または後枠」の側部方向に位置する水平軸で
なる回動支点を持ち、この回動支点を中心として該「前
板および/または後枠」を回動させることによって前後
傾させるものである。なお、この回動を行う機構部の一
般的な例としては、一端がカメラ本体(カメラ支持体)
に固定された支持部材に設けられた回動軸で「前板およ
び/または後枠」を支持して回動を与えるようにしてい
る。そして、本明細書においては、前述の「ベースティ
ルト操作」と「センターティルト操作」の2つを総称し
て「ティルト操作」と称することにする。本件出願の発
明者は、このような「ティルト操作、ライズ・フォール
操作、スイング操作、シフト操作」の4種のアオリ操作
が全て行え、しかもティルト操作とライズ・フォール操
作が独立して行え、それぞれのロックも独立して行える
と共に、小形軽量で折畳みが可能で低コストな「ピント
グラス式カメラのアオリ装置」(特公平5−3377
0)を先に発明した(以下「従来技術」という)。即
ち、この従来技術に係るアオリ機能付きピントグラス
式カメラは、図6に示す外観斜視図と図7に示す中央縦
断面図のように構成され、当該カメラには、平板状に形
成された枠体でなるカメラ支持体1が備えられている。
このカメラ支持体1の前部に前板3が配置され後部に後
枠4が配置される。
としては、下端に揺動軸を設けた支持部材の上端寄りで
「前板および/または後枠」を支持して揺動を与えるよ
うにしている。また、センターティルト操作とは、「前
板および/または後枠」の側部方向に位置する水平軸で
なる回動支点を持ち、この回動支点を中心として該「前
板および/または後枠」を回動させることによって前後
傾させるものである。なお、この回動を行う機構部の一
般的な例としては、一端がカメラ本体(カメラ支持体)
に固定された支持部材に設けられた回動軸で「前板およ
び/または後枠」を支持して回動を与えるようにしてい
る。そして、本明細書においては、前述の「ベースティ
ルト操作」と「センターティルト操作」の2つを総称し
て「ティルト操作」と称することにする。本件出願の発
明者は、このような「ティルト操作、ライズ・フォール
操作、スイング操作、シフト操作」の4種のアオリ操作
が全て行え、しかもティルト操作とライズ・フォール操
作が独立して行え、それぞれのロックも独立して行える
と共に、小形軽量で折畳みが可能で低コストな「ピント
グラス式カメラのアオリ装置」(特公平5−3377
0)を先に発明した(以下「従来技術」という)。即
ち、この従来技術に係るアオリ機能付きピントグラス
式カメラは、図6に示す外観斜視図と図7に示す中央縦
断面図のように構成され、当該カメラには、平板状に形
成された枠体でなるカメラ支持体1が備えられている。
このカメラ支持体1の前部に前板3が配置され後部に後
枠4が配置される。
【0005】この前板3は、その中央に略正方形の開口
3aが形成されるような枠体で構成され、この開口3a
の前面寄りの下方に係合部3bが設けられ、開口3aの
上方に緊締具3cが設けられ、開口3aの前面に凹状段
部3dが設けられている。そして、この凹状段部3dに
は、望遠/標準/広角等々の交換撮影レンズが取り付け
られたレンズボード(図示せず)の下端部が係合部3b
に嵌合し上端部が緊締具3cによって押付けられた状態
で装着固定される。また、前板3の開口3aの後方端部
開口と後枠4の前方端部開口との間は、蛇腹2を用いて
光密的に接続されている。後枠4の後部には着脱自在な
撮り枠5が固定され、その中央にピント板6が装着さ
れ、その結像面6Aが後枠4に対してその後方における
規定位置に固定される。
3aが形成されるような枠体で構成され、この開口3a
の前面寄りの下方に係合部3bが設けられ、開口3aの
上方に緊締具3cが設けられ、開口3aの前面に凹状段
部3dが設けられている。そして、この凹状段部3dに
は、望遠/標準/広角等々の交換撮影レンズが取り付け
られたレンズボード(図示せず)の下端部が係合部3b
に嵌合し上端部が緊締具3cによって押付けられた状態
で装着固定される。また、前板3の開口3aの後方端部
開口と後枠4の前方端部開口との間は、蛇腹2を用いて
光密的に接続されている。後枠4の後部には着脱自在な
撮り枠5が固定され、その中央にピント板6が装着さ
れ、その結像面6Aが後枠4に対してその後方における
規定位置に固定される。
【0006】さらに、前板3と後枠4との離間距離を変
化させて焦点整合を行い得るための前板繰出部材7,7
と後枠繰出部材8,8が、カメラ支持体1に配設されて
いる。この前板繰出部材7,7は、カメラ支持体1の前
後方向に互いに並行して摺動自在に支持され、その前部
上面に取付板7Aが掛け渡されている。この前板繰出部
材7,7は、ラック・ピニオン機構を介して前板駆動つ
まみ9,9に連結され該前板駆動つまみ9,9を回動さ
せることによって前板繰出部材7,7を繰り出しまたは
繰り込みさせることができる。
化させて焦点整合を行い得るための前板繰出部材7,7
と後枠繰出部材8,8が、カメラ支持体1に配設されて
いる。この前板繰出部材7,7は、カメラ支持体1の前
後方向に互いに並行して摺動自在に支持され、その前部
上面に取付板7Aが掛け渡されている。この前板繰出部
材7,7は、ラック・ピニオン機構を介して前板駆動つ
まみ9,9に連結され該前板駆動つまみ9,9を回動さ
せることによって前板繰出部材7,7を繰り出しまたは
繰り込みさせることができる。
【0007】このような前板繰出部材7,7のそれぞれ
の外側方には、後枠繰出部材8,8が並設されている。
この後枠繰出部材8,8にもラック・ピニオン機構を介
して後枠駆動つまみ10に連結され該後枠駆動つまみ1
0を回動させることによって後枠繰出部材8,8を繰り
出しまたは繰り込みさせることができる。従って、前板
繰出部材7,7は、前部側がカメラ支持体1を形成する
枠体に対して摺動自在に、かつ前板駆動つまみ9,9を
回転させることに伴ってラック,ピニオン機構により繰
出し繰込み自在となっていて、後枠繰出部材8,8の後
部側には、詳細は後述する第1のアオリ機構部11と第
2のアオリ機構部12でなる後枠アオリ機構部を介して
後枠4が起立状態で支持されている。
の外側方には、後枠繰出部材8,8が並設されている。
この後枠繰出部材8,8にもラック・ピニオン機構を介
して後枠駆動つまみ10に連結され該後枠駆動つまみ1
0を回動させることによって後枠繰出部材8,8を繰り
出しまたは繰り込みさせることができる。従って、前板
繰出部材7,7は、前部側がカメラ支持体1を形成する
枠体に対して摺動自在に、かつ前板駆動つまみ9,9を
回転させることに伴ってラック,ピニオン機構により繰
出し繰込み自在となっていて、後枠繰出部材8,8の後
部側には、詳細は後述する第1のアオリ機構部11と第
2のアオリ機構部12でなる後枠アオリ機構部を介して
後枠4が起立状態で支持されている。
【0008】この第1のアオリ機構部11は、後枠4に
対して「ベースティルトとセンターティルトとライズ・
フォール」の操作を与えるためのもので、第2のアオリ
機構部12は、後枠4に対して「スイングとシフト」の
操作を与えるためのものである。即ち、第1のアオリ機
構部11を構成する起立部11aは、スイング可動板1
2bの両短辺部に形成されたもので、その後方には、後
枠取付板11bの下端が支軸11dによって回動自在に
支持され起立部11aの前方には後枠取付板11bを所
定角度で保持するためのティルト固定板11fの下端が
支軸11eによって回動自在に支持されている。
対して「ベースティルトとセンターティルトとライズ・
フォール」の操作を与えるためのもので、第2のアオリ
機構部12は、後枠4に対して「スイングとシフト」の
操作を与えるためのものである。即ち、第1のアオリ機
構部11を構成する起立部11aは、スイング可動板1
2bの両短辺部に形成されたもので、その後方には、後
枠取付板11bの下端が支軸11dによって回動自在に
支持され起立部11aの前方には後枠取付板11bを所
定角度で保持するためのティルト固定板11fの下端が
支軸11eによって回動自在に支持されている。
【0009】このティルト固定板11fは、上半部分が
湾曲形成され、その湾曲部に沿って円弧長孔11gが穿
設されている。そして、後枠取付板11bの前方に突出
した延出部11hの上には外方に突出して植設固定され
たおねじ11iが図示しないスペーサを介して円弧長孔
11gに挿通されその先端にロックナット11jが螺合
されている。また、ティルト固定板11fの円弧長孔1
1gには、側方に円弧状の凹部が形成された係止溝(図
示せず)が形成され、この係止溝におねじ11iを嵌入
することで後枠4がカメラ支持体1に対して垂直状態で
支持されるようになっている。また、後枠4の両側部に
は、センターティルト板11kが強固にねじにより固定
され、ガイド板に固定された軸(図には表れず)を中心
とする円弧状の円弧長孔11oが穿設され、この円弧長
孔11oには、ボルト11rがその頭部を内方に位置し
ねじ部を外方に向けて遊嵌させてある。ガイド板の内方
の面には軸が植設されており、この軸が取付板に穿設さ
れた軸孔に枢支されている。ガイド板の外方の面には先
端におねじ11mが立設され、また、おねじ11mの先
端に対応する部位に軸孔が穿設され、これに中空のガイ
ドリングが取り付けられている。また、このおねじ11
mは、後枠取付板11bの長手方向に沿って穿設された
案内長孔11cに挿通されその先端にロックナット11
nが螺合されている。
湾曲形成され、その湾曲部に沿って円弧長孔11gが穿
設されている。そして、後枠取付板11bの前方に突出
した延出部11hの上には外方に突出して植設固定され
たおねじ11iが図示しないスペーサを介して円弧長孔
11gに挿通されその先端にロックナット11jが螺合
されている。また、ティルト固定板11fの円弧長孔1
1gには、側方に円弧状の凹部が形成された係止溝(図
示せず)が形成され、この係止溝におねじ11iを嵌入
することで後枠4がカメラ支持体1に対して垂直状態で
支持されるようになっている。また、後枠4の両側部に
は、センターティルト板11kが強固にねじにより固定
され、ガイド板に固定された軸(図には表れず)を中心
とする円弧状の円弧長孔11oが穿設され、この円弧長
孔11oには、ボルト11rがその頭部を内方に位置し
ねじ部を外方に向けて遊嵌させてある。ガイド板の内方
の面には軸が植設されており、この軸が取付板に穿設さ
れた軸孔に枢支されている。ガイド板の外方の面には先
端におねじ11mが立設され、また、おねじ11mの先
端に対応する部位に軸孔が穿設され、これに中空のガイ
ドリングが取り付けられている。また、このおねじ11
mは、後枠取付板11bの長手方向に沿って穿設された
案内長孔11cに挿通されその先端にロックナット11
nが螺合されている。
【0010】また、ガイド板の孔に挿通されガイドリン
グより外方に突出したボルト11rもこの案内長孔11
cに挿通されその先端にロックナット11pが螺合され
ている。従って、後枠4は、ロックナット11nを緩め
ることにより後枠取付板11bの案内長孔11cにおね
じ11mがガイドされ上下動(ライズ・フォール)が可
能となる。また、ロックナット11pを緩めることによ
ってガイド板の係合を外すと、後枠4は、センターティ
ルトができるようになる。このとき、ボルト11rは固
定されているがセンターティルト板11kおよび後枠4
には、弧状の円弧長孔11oが設けてあるので後枠4を
自由に回動させることができる。
グより外方に突出したボルト11rもこの案内長孔11
cに挿通されその先端にロックナット11pが螺合され
ている。従って、後枠4は、ロックナット11nを緩め
ることにより後枠取付板11bの案内長孔11cにおね
じ11mがガイドされ上下動(ライズ・フォール)が可
能となる。また、ロックナット11pを緩めることによ
ってガイド板の係合を外すと、後枠4は、センターティ
ルトができるようになる。このとき、ボルト11rは固
定されているがセンターティルト板11kおよび後枠4
には、弧状の円弧長孔11oが設けてあるので後枠4を
自由に回動させることができる。
【0011】このようにして後枠4の上下位置(ライズ
・フォール位置)または前後傾角度位置(センターティ
ルト角度位置)を調節した後、ロックナット11nとロ
ックナット11pを締付けることによって後枠4を所望
のアオリ状態に設定することができる。また、後枠4を
垂直に保った状態でロックナット11nとロックナット
11pを締付け、ロックナット11jを緩めた状態で円
弧長孔11gに案内させておねじ11iを移動させるこ
とにより後枠4に支軸11dを中心とする揺動、即ちベ
ースチルトを行なわせることができる。よって、後枠4
に対してセンターティルトとライズ・フォールとベース
ティルトのそれぞれを単独もしくは複合的に与えること
ができるのである。
・フォール位置)または前後傾角度位置(センターティ
ルト角度位置)を調節した後、ロックナット11nとロ
ックナット11pを締付けることによって後枠4を所望
のアオリ状態に設定することができる。また、後枠4を
垂直に保った状態でロックナット11nとロックナット
11pを締付け、ロックナット11jを緩めた状態で円
弧長孔11gに案内させておねじ11iを移動させるこ
とにより後枠4に支軸11dを中心とする揺動、即ちベ
ースチルトを行なわせることができる。よって、後枠4
に対してセンターティルトとライズ・フォールとベース
ティルトのそれぞれを単独もしくは複合的に与えること
ができるのである。
【0012】また、第2のアオリ機構部12は、後枠4
にスイングとシフトを与えるためのもので、後枠繰出部
材8,8のそれぞれの後部に取付板8A,8Aを介して
細帯状のスイング基部板12aを固定し、これに密接し
てスイング可動板12bを配設し、その両短辺に前述の
ような起立部11a等々を介して後枠4を支持してい
る。このスイング基部板12aの中心には、スイングの
回動中心となるボルト12fのねじ部が挿通される軸孔
が穿設され、その上位に位置するスイング可動板12b
には、その長手方向に沿いかつ該ボルト12fの軸が摺
動自在なシフト用案内長孔12cが穿設されている。
にスイングとシフトを与えるためのもので、後枠繰出部
材8,8のそれぞれの後部に取付板8A,8Aを介して
細帯状のスイング基部板12aを固定し、これに密接し
てスイング可動板12bを配設し、その両短辺に前述の
ような起立部11a等々を介して後枠4を支持してい
る。このスイング基部板12aの中心には、スイングの
回動中心となるボルト12fのねじ部が挿通される軸孔
が穿設され、その上位に位置するスイング可動板12b
には、その長手方向に沿いかつ該ボルト12fの軸が摺
動自在なシフト用案内長孔12cが穿設されている。
【0013】そして、スイング可動板12bの上位にス
イング固定板12dが密接して配置され、該スイング固
定板12dのほぼ中央に穿設された孔の上方側からボル
ト12fのねじ部を挿通し、シフト用案内長孔12cに
挿通しスイング基部板12aの軸孔に挿通させてねじ部
を突出させ、その突出ねじ部にロックナット12eを螺
合させ、該ロックナット12eを締付けることによって
スイング基部板12aにスイング可動板12bとスイン
グ固定板12dを固定することができる。また、ロック
ナット12eを緩めるとシフト用案内長孔12cにボル
ト12fが嵌合された状態でスイング可動板12b(後
枠4)を摺動させることができる。
イング固定板12dが密接して配置され、該スイング固
定板12dのほぼ中央に穿設された孔の上方側からボル
ト12fのねじ部を挿通し、シフト用案内長孔12cに
挿通しスイング基部板12aの軸孔に挿通させてねじ部
を突出させ、その突出ねじ部にロックナット12eを螺
合させ、該ロックナット12eを締付けることによって
スイング基部板12aにスイング可動板12bとスイン
グ固定板12dを固定することができる。また、ロック
ナット12eを緩めるとシフト用案内長孔12cにボル
ト12fが嵌合された状態でスイング可動板12b(後
枠4)を摺動させることができる。
【0014】従って、ロックナット12eを緩めること
により、後枠4(スイング可動板12b)を回動(スイ
ング)させることができ、しかも、後枠4(スイング可
動板12b)を左右方向に移動(シフト)させることが
できるのである。次に、第3のアオリ機構部13と第4
のアオリ機構部14で形成される前板アオリ機構部につ
いて説明する。第3のアオリ機構部13は、前板3に
「チルトとライズ・フォール」を与えるもので、第4の
アオリ機構部14は、前板3に「スイングとシフト」を
与えるものである。
により、後枠4(スイング可動板12b)を回動(スイ
ング)させることができ、しかも、後枠4(スイング可
動板12b)を左右方向に移動(シフト)させることが
できるのである。次に、第3のアオリ機構部13と第4
のアオリ機構部14で形成される前板アオリ機構部につ
いて説明する。第3のアオリ機構部13は、前板3に
「チルトとライズ・フォール」を与えるもので、第4の
アオリ機構部14は、前板3に「スイングとシフト」を
与えるものである。
【0015】第3のアオリ機構部13を構成する起立部
13aは、スイング可動板14bの両短辺部に形成され
たもので、その前方には、前板取付板13bの下端が支
軸13fによって回動自在に支持され起立部13aの後
方には、前板取付板13bを所定角度で保持するための
保持板13dの下端が支軸13gによって回動自在に支
持されている。この保持板13dは長手状に形成され、
その長手方向に沿ってガイド長孔13eが穿設されてい
る。そして、前板取付板13bの側方に突出して植設固
定されたおねじ13mがガイド長孔13eに挿通されそ
の先端にロックナット13nが螺合されている。
13aは、スイング可動板14bの両短辺部に形成され
たもので、その前方には、前板取付板13bの下端が支
軸13fによって回動自在に支持され起立部13aの後
方には、前板取付板13bを所定角度で保持するための
保持板13dの下端が支軸13gによって回動自在に支
持されている。この保持板13dは長手状に形成され、
その長手方向に沿ってガイド長孔13eが穿設されてい
る。そして、前板取付板13bの側方に突出して植設固
定されたおねじ13mがガイド長孔13eに挿通されそ
の先端にロックナット13nが螺合されている。
【0016】また、保持板13dのガイド長孔13eに
は係止溝(図示せず)が形成され、この係止溝におねじ
13mを嵌入することで前板3がカメラ支持体1に対し
て垂直状態で支持されるようになっている。また、前板
3の両側部には、センターティルト板13jが強固に固
定され、ガイド板13kに固定された軸(図には表れ
ず)を中心とする円弧状の円弧長孔13oが穿設され、
この円弧長孔13oにはボルト(図には表れず)がその
頭部を内方に位置しねじ部を外方に向けて遊嵌させてあ
る。ガイド板13kの内方の面には軸が植設されており
この軸が取付板13pに穿設された軸孔に枢支されてい
る。ガイド板13kの外方の面には、先端におねじ13
mが立設され、また、おねじ13mの先端に対応する部
位に軸孔が穿設されこれに中空のガイドリングが取り付
けられている。
は係止溝(図示せず)が形成され、この係止溝におねじ
13mを嵌入することで前板3がカメラ支持体1に対し
て垂直状態で支持されるようになっている。また、前板
3の両側部には、センターティルト板13jが強固に固
定され、ガイド板13kに固定された軸(図には表れ
ず)を中心とする円弧状の円弧長孔13oが穿設され、
この円弧長孔13oにはボルト(図には表れず)がその
頭部を内方に位置しねじ部を外方に向けて遊嵌させてあ
る。ガイド板13kの内方の面には軸が植設されており
この軸が取付板13pに穿設された軸孔に枢支されてい
る。ガイド板13kの外方の面には、先端におねじ13
mが立設され、また、おねじ13mの先端に対応する部
位に軸孔が穿設されこれに中空のガイドリングが取り付
けられている。
【0017】よって、おねじ13mは、前板取付板13
bの長手方向に沿って穿設された案内長孔13cに挿通
され、その先端にロックナット13nが螺合されてい
る。また、ガイド板13kの孔に挿通されガイドリング
より外方に突出したボルトもこの案内長孔13cに挿通
され、その先端にロックナット13nが螺合されてい
る。従って、前板3は、ロックナット13iを緩めるこ
とにより前板取付板13bの案内長孔13cにおねじが
ガイドされ上下動(ライズ・フォール)が可能となる。
また、ロックナット13hを緩めることによってガイド
板13kの係合を外すと、前板3は、センターティルト
ができるようになる。
bの長手方向に沿って穿設された案内長孔13cに挿通
され、その先端にロックナット13nが螺合されてい
る。また、ガイド板13kの孔に挿通されガイドリング
より外方に突出したボルトもこの案内長孔13cに挿通
され、その先端にロックナット13nが螺合されてい
る。従って、前板3は、ロックナット13iを緩めるこ
とにより前板取付板13bの案内長孔13cにおねじが
ガイドされ上下動(ライズ・フォール)が可能となる。
また、ロックナット13hを緩めることによってガイド
板13kの係合を外すと、前板3は、センターティルト
ができるようになる。
【0018】このとき、ガイド板13kおよび前板3に
は弧状の円弧長孔13oが設けてあるので前板3を自由
に回動することができる。このようにして前板3の上下
位置(ライズ・フォール位置)または前後傾角度位置
(センターティルト角度位置)を調節した後、ライズ・
フォール固定用のロックナット13hとティルト固定用
のロックナット13iを締付けることによって前板3を
所望のアオリ状態に設定することができる。また、前板
3を垂直に保った状態でロックナット13iとロックナ
ット13hを締付け、ロックナット13nを緩めた状態
でガイド長孔13eに案内させておねじ13mを移動さ
せることにより前板3に支軸13fを中心とする揺動、
即ちベースティルトを行なわせることができる。
は弧状の円弧長孔13oが設けてあるので前板3を自由
に回動することができる。このようにして前板3の上下
位置(ライズ・フォール位置)または前後傾角度位置
(センターティルト角度位置)を調節した後、ライズ・
フォール固定用のロックナット13hとティルト固定用
のロックナット13iを締付けることによって前板3を
所望のアオリ状態に設定することができる。また、前板
3を垂直に保った状態でロックナット13iとロックナ
ット13hを締付け、ロックナット13nを緩めた状態
でガイド長孔13eに案内させておねじ13mを移動さ
せることにより前板3に支軸13fを中心とする揺動、
即ちベースティルトを行なわせることができる。
【0019】よって、前板3に対してセンターティルト
とライズ・フォールとベースティルトのそれぞれを単独
もしくは複合的に与えることができるのである。また、
第4のアオリ機構部14は、前板3にスイングとシフト
を与えるためのもので、前板繰出部材7,7のそれぞれ
の前部に取付板7Aを介して細帯状のスイング基部板1
4aを固定し、これに密接してスイング可動板14bを
配設し、その両短辺に前述のような起立部13a等々を
介して前板3を支持している。このスイング基部板14
aの中心にはスイングの回動中心となるボルト14fの
ねじ部が挿通される軸孔が穿設され、その上位に位置す
るスイング可動板14bには、その長手方向に沿いかつ
該ボルト14fの軸が摺動自在なシフト用の案内長孔1
4cが穿設されている。
とライズ・フォールとベースティルトのそれぞれを単独
もしくは複合的に与えることができるのである。また、
第4のアオリ機構部14は、前板3にスイングとシフト
を与えるためのもので、前板繰出部材7,7のそれぞれ
の前部に取付板7Aを介して細帯状のスイング基部板1
4aを固定し、これに密接してスイング可動板14bを
配設し、その両短辺に前述のような起立部13a等々を
介して前板3を支持している。このスイング基部板14
aの中心にはスイングの回動中心となるボルト14fの
ねじ部が挿通される軸孔が穿設され、その上位に位置す
るスイング可動板14bには、その長手方向に沿いかつ
該ボルト14fの軸が摺動自在なシフト用の案内長孔1
4cが穿設されている。
【0020】そして、スイング可動板14bの上位にス
イング固定板14dが密接して配置され、該スイング固
定板14dのほぼ中央に穿設された孔の上方側からボル
ト14fのねじ部を挿通し、案内長孔14cに挿通しス
イング基部板14aの軸孔に挿通させてねじ部を突出さ
せ、その突出ねじ部にロックナット14eを螺合させ、
該ロックナット14eを締付けることによってスイング
基部板14aとスイング可動板14bをスイング固定板
14dとロックナット14eの間に挟み込んで固定する
ことができる。また、ロックナット14eを緩めると案
内長孔12cとボルト12fを嵌合した状態で摺動させ
ることができる。
イング固定板14dが密接して配置され、該スイング固
定板14dのほぼ中央に穿設された孔の上方側からボル
ト14fのねじ部を挿通し、案内長孔14cに挿通しス
イング基部板14aの軸孔に挿通させてねじ部を突出さ
せ、その突出ねじ部にロックナット14eを螺合させ、
該ロックナット14eを締付けることによってスイング
基部板14aとスイング可動板14bをスイング固定板
14dとロックナット14eの間に挟み込んで固定する
ことができる。また、ロックナット14eを緩めると案
内長孔12cとボルト12fを嵌合した状態で摺動させ
ることができる。
【0021】従って、ロックナット14eを緩めること
により、前板3(スイング可動板14b)を回動(スイ
ング)させることができ、しかも、前板3(スイング可
動板14b)を左右方向に移動(シフト)させることが
できるのである。要するに、前板繰出部材7と後枠繰出
部材8のそれぞれを前板駆動つまみ9,9と後枠駆動つ
まみ10を回動させることによって焦点整合を行うこと
ができると共に、後枠4に対して、「センターティル
ト、ベースティルト、ライズ・フォール、スイング、シ
フト」の各操作を与えることができ、しかも、前板3に
対して、「センターティルト、ベースティルト、ライズ
・フォール、スイング、シフト」の各操作を与えること
ができる。
により、前板3(スイング可動板14b)を回動(スイ
ング)させることができ、しかも、前板3(スイング可
動板14b)を左右方向に移動(シフト)させることが
できるのである。要するに、前板繰出部材7と後枠繰出
部材8のそれぞれを前板駆動つまみ9,9と後枠駆動つ
まみ10を回動させることによって焦点整合を行うこと
ができると共に、後枠4に対して、「センターティル
ト、ベースティルト、ライズ・フォール、スイング、シ
フト」の各操作を与えることができ、しかも、前板3に
対して、「センターティルト、ベースティルト、ライズ
・フォール、スイング、シフト」の各操作を与えること
ができる。
【0022】以上のような従来技術における後枠4に
与えられるセンターティルトの回動支点は、結像面6A
(またはフィルム面)から所定距離前方に離れた位置に
設定された水平軸となっていて、また、前板3に与えら
れるティルトの回動支点は交換撮影レンズの光軸の後側
主平面から後方にずれた位置に設定された水平軸となっ
ている。従って、結像面6Aに生じる画面に着目した場
合には上記センターティルトの回動支点が、結像面6A
又は後側主平面にずれているため、前板3や後枠4によ
るティルトを与えると、ピントずれが生じることにな
る。
与えられるセンターティルトの回動支点は、結像面6A
(またはフィルム面)から所定距離前方に離れた位置に
設定された水平軸となっていて、また、前板3に与えら
れるティルトの回動支点は交換撮影レンズの光軸の後側
主平面から後方にずれた位置に設定された水平軸となっ
ている。従って、結像面6Aに生じる画面に着目した場
合には上記センターティルトの回動支点が、結像面6A
又は後側主平面にずれているため、前板3や後枠4によ
るティルトを与えると、ピントずれが生じることにな
る。
【0023】また、後枠4に与えられるスイングの回動
支点も、結像面6A(またはフィルム面)の画面中心に
交わる鉛直軸より前方にずれており、また、前板3に与
えられるティルトの回動支点も交換撮影レンズの後側主
点を通る鉛直軸より後方にずれているため、結像面6A
に生じる撮影画面に着目した場合には、前板3や後枠4
によるスイングを与えるとピントずれが生じることにな
る。ところで、商品撮影、風景写真、人物撮影等々をア
オリ機能付きピントグラス式カメラを用いて行う場合に
は、そのセンターティルトは、所定の中心位置より離れ
た部位を回動支点として使用することが慣用されている
ことが経験的に得られていて、そのセンターティルト慣
用使用軸を回動支点にすると撮影画面の最終決定までの
操作上の使い勝手が良好となる。
支点も、結像面6A(またはフィルム面)の画面中心に
交わる鉛直軸より前方にずれており、また、前板3に与
えられるティルトの回動支点も交換撮影レンズの後側主
点を通る鉛直軸より後方にずれているため、結像面6A
に生じる撮影画面に着目した場合には、前板3や後枠4
によるスイングを与えるとピントずれが生じることにな
る。ところで、商品撮影、風景写真、人物撮影等々をア
オリ機能付きピントグラス式カメラを用いて行う場合に
は、そのセンターティルトは、所定の中心位置より離れ
た部位を回動支点として使用することが慣用されている
ことが経験的に得られていて、そのセンターティルト慣
用使用軸を回動支点にすると撮影画面の最終決定までの
操作上の使い勝手が良好となる。
【0024】この、センターティルト慣用使用軸は、画
面サイズが4×5インチの場合には中心より上方(正立
像の場合であり、ピントグラス面に生じる倒立像の場合
には下方)に30〜40mm離れたところに位置するこ
とが一般的である。また、スイングの場合にも中心より
右方(これは正立像の場合であり、ピントグラス面に生
じる倒立像の場合には左方)に30〜40mm離れたと
ころに位置する鉛直軸をスイング慣用使用軸とすること
が一般的である。このような要求を満たした「写真用焦
点ガラスカメラ」(特公昭46−1313)がある(以
下、「従来技術」と略称する)。
面サイズが4×5インチの場合には中心より上方(正立
像の場合であり、ピントグラス面に生じる倒立像の場合
には下方)に30〜40mm離れたところに位置するこ
とが一般的である。また、スイングの場合にも中心より
右方(これは正立像の場合であり、ピントグラス面に生
じる倒立像の場合には左方)に30〜40mm離れたと
ころに位置する鉛直軸をスイング慣用使用軸とすること
が一般的である。このような要求を満たした「写真用焦
点ガラスカメラ」(特公昭46−1313)がある(以
下、「従来技術」と略称する)。
【0025】次に、この従来技術を図8ないし図11
(当該公告公報の第1図ないし第4図に対応する)を用
いて説明する。図8において、カメラ本体30は、その
後方(背面)寄りに後枠31が設けられ、この後枠31
の後面には撮り枠32が着脱自在に配設され、この撮り
枠32の内方にピントグラス33が装着され、ピントグ
ラス33に結像された像を観察することによって所望の
撮影画面とすることができ、撮影時には撮り枠32を後
枠31から取り外し、この代わりにフィルムカセット
(図示せず)をセットするか、後枠31と撮り枠32の
装着状態をそのままとしてピントグラス33の前方にフ
ィルムカセットを挟み込むようにしてフィルムのセット
を行うことができる。
(当該公告公報の第1図ないし第4図に対応する)を用
いて説明する。図8において、カメラ本体30は、その
後方(背面)寄りに後枠31が設けられ、この後枠31
の後面には撮り枠32が着脱自在に配設され、この撮り
枠32の内方にピントグラス33が装着され、ピントグ
ラス33に結像された像を観察することによって所望の
撮影画面とすることができ、撮影時には撮り枠32を後
枠31から取り外し、この代わりにフィルムカセット
(図示せず)をセットするか、後枠31と撮り枠32の
装着状態をそのままとしてピントグラス33の前方にフ
ィルムカセットを挟み込むようにしてフィルムのセット
を行うことができる。
【0026】カメラ本体30は、その前方(前面)に前
板34が設けられ、その後面開口と後枠31の前面開口
との間は、蛇腹35を用いて互いに光密的に連結されて
いる。この前板34の前部開口には交換撮影レンズ36
が固定されたレンズボード37が着脱自在に取り付けら
れるようになっている。後枠31は、支持体38の上部
に固定されており、この支持体38は、ピントグラス3
3の焦点面に位置する鉛直な軸線Oのまわりを回動でき
るようにセグメント39内に支承され、即ち、ボール6
2を備えた回り継手(図11参照)によって支承されて
いる。支持体38は、下方に第1の周囲方向に形成され
た環状溝52が持っている心棒状の端部51を有し、セ
グメント39の通孔53に突入している。
板34が設けられ、その後面開口と後枠31の前面開口
との間は、蛇腹35を用いて互いに光密的に連結されて
いる。この前板34の前部開口には交換撮影レンズ36
が固定されたレンズボード37が着脱自在に取り付けら
れるようになっている。後枠31は、支持体38の上部
に固定されており、この支持体38は、ピントグラス3
3の焦点面に位置する鉛直な軸線Oのまわりを回動でき
るようにセグメント39内に支承され、即ち、ボール6
2を備えた回り継手(図11参照)によって支承されて
いる。支持体38は、下方に第1の周囲方向に形成され
た環状溝52が持っている心棒状の端部51を有し、セ
グメント39の通孔53に突入している。
【0027】通孔53の壁には第2の周囲方向に形成さ
れる環状溝54が存在し、この環状溝54は環状溝52
に向い合って位置している。スイングボール50は、2
つの環状溝52,54によって限定された空間内に存在
する。軸線Oは、後枠31のスイング揺動軸線であり、
正確にピントグラス33の像平面内に位置し、即ち、ピ
ントグラス33への結像を精密調整するための使用位置
にあるとき、ピントグラス33の正面の平面内に位置す
る。セグメント39は、横方向滑り台55上に可動的に
支持されており、この横方向滑り台55自体は、揺動部
材57の案内溝56内に支承されていて図示されていな
い緊締装置によって制動されることができるようになっ
ている。
れる環状溝54が存在し、この環状溝54は環状溝52
に向い合って位置している。スイングボール50は、2
つの環状溝52,54によって限定された空間内に存在
する。軸線Oは、後枠31のスイング揺動軸線であり、
正確にピントグラス33の像平面内に位置し、即ち、ピ
ントグラス33への結像を精密調整するための使用位置
にあるとき、ピントグラス33の正面の平面内に位置す
る。セグメント39は、横方向滑り台55上に可動的に
支持されており、この横方向滑り台55自体は、揺動部
材57の案内溝56内に支承されていて図示されていな
い緊締装置によって制動されることができるようになっ
ている。
【0028】セグメント39および横方向滑り台55
は、それぞれ2つのV形横断面を有する溝58,58ま
たは59,59を有し(図9と図11参照)、これらの
溝は、軸線Pを中心とする円弧に沿って位置されてい
る。この軸線Pは、正しくピントグラスの像平面内、即
ち、ピントグラス33の前面上に位置する点Qで前述の
軸線Oに直交している。溝58,58と溝59,59
は、軸線Pに対して並行な一方向に解放し、図9および
図11に示すようにセグメント39の溝58,58が横
方向滑り台55の溝59,59に向い合うように対とし
て相対して配置されている。
は、それぞれ2つのV形横断面を有する溝58,58ま
たは59,59を有し(図9と図11参照)、これらの
溝は、軸線Pを中心とする円弧に沿って位置されてい
る。この軸線Pは、正しくピントグラスの像平面内、即
ち、ピントグラス33の前面上に位置する点Qで前述の
軸線Oに直交している。溝58,58と溝59,59
は、軸線Pに対して並行な一方向に解放し、図9および
図11に示すようにセグメント39の溝58,58が横
方向滑り台55の溝59,59に向い合うように対とし
て相対して配置されている。
【0029】互いに向い合う溝58,58と溝59,5
9の各対は一連のボール40が内設される空所を限定す
る。溝58,58と溝59,59のV形側面はボール6
2用の支承面を形成しかつ上記軸線P上にある彎曲曲線
を有する。ボール40が溝58,58と溝59,59の
それぞれの端部から抜け出るのを阻止するために、図8
に示すように小さな止めピン41,42が溝の端部に設
けられている。セグメント39はその摺動運動の際、後
枠31がこの後枠31のティルト揺動軸線であり、軸線
Pのまわりを揺動することになるように滑り台55上を
摺動自在に案内される。
9の各対は一連のボール40が内設される空所を限定す
る。溝58,58と溝59,59のV形側面はボール6
2用の支承面を形成しかつ上記軸線P上にある彎曲曲線
を有する。ボール40が溝58,58と溝59,59の
それぞれの端部から抜け出るのを阻止するために、図8
に示すように小さな止めピン41,42が溝の端部に設
けられている。セグメント39はその摺動運動の際、後
枠31がこの後枠31のティルト揺動軸線であり、軸線
Pのまわりを揺動することになるように滑り台55上を
摺動自在に案内される。
【0030】即ち、セグメント39は、片側に凸部65
を有し、図9および図11に示すようにこの突部の下側
に軸66が回動可能に支承されており、この軸は、軸線
Pに対して平行に位置している。軸66の一端部には、
この軸66に固定して結合されているピニオン67(図
9参照)を支持し、このピニオン67は、他の歯車68
と噛合っている。この歯車68は同様に突部65内に回
動自在に支承されていて、回転ノブ70を支持している
軸69上に固定されている。軸66の他端部はこの軸6
6に回動しないように結合されている第2のピニオン7
1を有し、このピニオン71は、歯付きラック部分72
と噛み合っている。この歯付きラック部分72は、滑り
台55に固定されていて図10に明示されているように
軸線Oを中心とする円弧となって位置されている。
を有し、図9および図11に示すようにこの突部の下側
に軸66が回動可能に支承されており、この軸は、軸線
Pに対して平行に位置している。軸66の一端部には、
この軸66に固定して結合されているピニオン67(図
9参照)を支持し、このピニオン67は、他の歯車68
と噛合っている。この歯車68は同様に突部65内に回
動自在に支承されていて、回転ノブ70を支持している
軸69上に固定されている。軸66の他端部はこの軸6
6に回動しないように結合されている第2のピニオン7
1を有し、このピニオン71は、歯付きラック部分72
と噛み合っている。この歯付きラック部分72は、滑り
台55に固定されていて図10に明示されているように
軸線Oを中心とする円弧となって位置されている。
【0031】操作ノブ70を回動することによって軸6
6は、ピニオン67と歯車68を介して回転し、その際
のピニオン71が駆動されて歯付きラック部分72に沿
って転動する。この場合、歯付きラック部分72が定置
であるから、軸66は、それ自体に対して平行に変位
し、その結果セグメント39および後枠31は、揺動軸
線Oのまわりを揺動させられることになる。後枠31の
揺動範囲を限定するために、歯付きラック部分72の両
端部73は、歯を付けられておらず、従って、ここでは
ピニオン71のその上の運動は阻止される。
6は、ピニオン67と歯車68を介して回転し、その際
のピニオン71が駆動されて歯付きラック部分72に沿
って転動する。この場合、歯付きラック部分72が定置
であるから、軸66は、それ自体に対して平行に変位
し、その結果セグメント39および後枠31は、揺動軸
線Oのまわりを揺動させられることになる。後枠31の
揺動範囲を限定するために、歯付きラック部分72の両
端部73は、歯を付けられておらず、従って、ここでは
ピニオン71のその上の運動は阻止される。
【0032】揺動部材57は、軸ボルト75(図9)に
よって揺動可能かつ固定可能に摺動ヘッド76に結合さ
れている。軸ボルト75は、ねじ部分として形成されて
いる突部77を有し、この突部77は、摺動ヘッド76
の突空間内に突出し、皿状のナット78を支持してい
る。軸ボルト75の反対端部は回転ノブ79を支持し、
ねじ部分77を皿状ナット内にねじ込むために、上記ノ
ブ79によって軸ボルト75が回動させられることがで
きる。ねじ部分77と皿状ナット78との間のねじ結合
が緩められると、揺動部材57は、これに配置されてい
る部分と共に図8に示す符号の位置57−1,57−2
のように摺動ヘッド76に対して一定の限界内で揺動さ
せられることができる。
よって揺動可能かつ固定可能に摺動ヘッド76に結合さ
れている。軸ボルト75は、ねじ部分として形成されて
いる突部77を有し、この突部77は、摺動ヘッド76
の突空間内に突出し、皿状のナット78を支持してい
る。軸ボルト75の反対端部は回転ノブ79を支持し、
ねじ部分77を皿状ナット内にねじ込むために、上記ノ
ブ79によって軸ボルト75が回動させられることがで
きる。ねじ部分77と皿状ナット78との間のねじ結合
が緩められると、揺動部材57は、これに配置されてい
る部分と共に図8に示す符号の位置57−1,57−2
のように摺動ヘッド76に対して一定の限界内で揺動さ
せられることができる。
【0033】この場合、揺動は、後枠31の揺動軸線O
に対して並行に位置する軸線80のまわりに行われる。
回転ノブ79を固く締めることによって揺動部材57は
摺動ヘッド76に関して選択された位置に固定させるこ
とができる。摺動ヘッド76は、光学台として形成され
ているカメラ台82上に置かれ、これに沿って摺動する
ことができる。前板34は、後枠31と同じようにカメ
ラ台82に結合されており、このために同じまたは鏡像
的に形成されている部分が存在し、これらの部分は、後
枠の支持および支承を行う各部材に付された符号に追加
的にaを付けて示されている。
に対して並行に位置する軸線80のまわりに行われる。
回転ノブ79を固く締めることによって揺動部材57は
摺動ヘッド76に関して選択された位置に固定させるこ
とができる。摺動ヘッド76は、光学台として形成され
ているカメラ台82上に置かれ、これに沿って摺動する
ことができる。前板34は、後枠31と同じようにカメ
ラ台82に結合されており、このために同じまたは鏡像
的に形成されている部分が存在し、これらの部分は、後
枠の支持および支承を行う各部材に付された符号に追加
的にaを付けて示されている。
【0034】従って、前板34は、スイングの軸線Oa
のまわりを、セグメント39aによって第2のティルト
の軸線Qaのまわりを揺動できるようになっている。こ
の2つの軸線OaおよびQaは直交しており、その際の
軸線Oaは常に交換撮影レンズ36の光軸に対して直角
の面内にあり、この面は少なくとも略レンズ中心を通
り、一方、軸線Qaはカメラ台82の縦方向に対して横
方向に90°の角度をなして位置されている。所望の場
合には、揺動部材57aの回転ノブ79aの操作によっ
て摺動ヘッド76aに対して前方または後方へ傾斜させ
て所望の位置に固定することもできる。
のまわりを、セグメント39aによって第2のティルト
の軸線Qaのまわりを揺動できるようになっている。こ
の2つの軸線OaおよびQaは直交しており、その際の
軸線Oaは常に交換撮影レンズ36の光軸に対して直角
の面内にあり、この面は少なくとも略レンズ中心を通
り、一方、軸線Qaはカメラ台82の縦方向に対して横
方向に90°の角度をなして位置されている。所望の場
合には、揺動部材57aの回転ノブ79aの操作によっ
て摺動ヘッド76aに対して前方または後方へ傾斜させ
て所望の位置に固定することもできる。
【0035】
【発明が解決しようとする課題】一般に、アオリ機能付
きピントグラス式カメラにおける後枠をセンターティル
トするに際して、その回動支点となる水平軸をピントグ
ラス面(またはフイルム面)に位置させれば、その位置
におけるピントはセンターティルトを行っても変化しな
いことになる。しかしながら、従来技術においては、
その後枠センターティルトの回動支点が、後枠の側面板
の部分に存在し、この回動支点を中心として後枠をセン
ターティルトするようになっている。
きピントグラス式カメラにおける後枠をセンターティル
トするに際して、その回動支点となる水平軸をピントグ
ラス面(またはフイルム面)に位置させれば、その位置
におけるピントはセンターティルトを行っても変化しな
いことになる。しかしながら、従来技術においては、
その後枠センターティルトの回動支点が、後枠の側面板
の部分に存在し、この回動支点を中心として後枠をセン
ターティルトするようになっている。
【0036】換言すればセンターティルト回動支点の軸
は、ピントグラス面(またはフイルム面)に位置する基
準軸に一致しているものではなく、当該ピントグラス面
(またはフイルム面)に対して前方寄りの極く近い位
置、即ち、後枠の側面板の板面に位置する軸が実基準軸
とされているために、センターティルト操作を行った場
合に、折角ピントを合せておいても被写体画像のピント
ずれが生じてしまうことになる。このために、センター
ティルト操作を行った後に焦点調節を再操作したり、他
種のアオリを再操作したりした後に再び後枠センターテ
ィルト操作を行い、これらの一連の修正操作を何回か繰
返して行なわなければ最終的な構図決定ができず、構図
決定の能率が著しく低下してしまうという問題がある。
は、ピントグラス面(またはフイルム面)に位置する基
準軸に一致しているものではなく、当該ピントグラス面
(またはフイルム面)に対して前方寄りの極く近い位
置、即ち、後枠の側面板の板面に位置する軸が実基準軸
とされているために、センターティルト操作を行った場
合に、折角ピントを合せておいても被写体画像のピント
ずれが生じてしまうことになる。このために、センター
ティルト操作を行った後に焦点調節を再操作したり、他
種のアオリを再操作したりした後に再び後枠センターテ
ィルト操作を行い、これらの一連の修正操作を何回か繰
返して行なわなければ最終的な構図決定ができず、構図
決定の能率が著しく低下してしまうという問題がある。
【0037】もっとも、センターティルト回動支点を後
枠の後方のピントグラス面の位置まで延ばした位置に設
ければよいのであるが、このようにするとピントグラス
面とフィルム面が選択的に装着位置される撮り枠の側方
からフィルムをセットするときに、当該センターティル
ト機構部が障害物となってフィルムの出し入れができな
くなってしまうので、現実的な解決策とはならないもの
である。また、ピントグラス面(フィルム面)の中心に
立てた法線に交わると共に水平軸に一致するセンターテ
ィルト軸より所定距離だけ離れた部位に位置する後枠セ
ンターティルト慣用使用軸を中心としてセンターティル
トを行わせることが要望されているが、この場合におい
ても、前述と同様にセンターティルト機構部がフィルム
のセットに支障となる、という問題が生じることにな
る。
枠の後方のピントグラス面の位置まで延ばした位置に設
ければよいのであるが、このようにするとピントグラス
面とフィルム面が選択的に装着位置される撮り枠の側方
からフィルムをセットするときに、当該センターティル
ト機構部が障害物となってフィルムの出し入れができな
くなってしまうので、現実的な解決策とはならないもの
である。また、ピントグラス面(フィルム面)の中心に
立てた法線に交わると共に水平軸に一致するセンターテ
ィルト軸より所定距離だけ離れた部位に位置する後枠セ
ンターティルト慣用使用軸を中心としてセンターティル
トを行わせることが要望されているが、この場合におい
ても、前述と同様にセンターティルト機構部がフィルム
のセットに支障となる、という問題が生じることにな
る。
【0038】すなわち、従来技術においては後枠セン
ターティルト操作を行うための後枠アオリ機構部は、後
枠の側部と後枠繰出部材の後部の間に介挿されていて、
しかもこれらの機構が後枠の両方の側面に対称形で設け
られているので、ピントグラスの焦点面に正確に一致す
る回動支点を後枠の側部に設けると当該部分が後枠の側
部から後方に突出してしまうために、このようにすると
フィルムを側部からセットすることができなくなってし
まう。
ターティルト操作を行うための後枠アオリ機構部は、後
枠の側部と後枠繰出部材の後部の間に介挿されていて、
しかもこれらの機構が後枠の両方の側面に対称形で設け
られているので、ピントグラスの焦点面に正確に一致す
る回動支点を後枠の側部に設けると当該部分が後枠の側
部から後方に突出してしまうために、このようにすると
フィルムを側部からセットすることができなくなってし
まう。
【0039】これを解消するには、後枠の両側部のうち
の一側の面のみに後枠アオリ機構部を設ければ、他側の
面にはフィルムのセットのための障害物がなくなるので
フィルムの横方向セットが可能となるのであるが、この
場合には後枠を1つの側面で支持するという、いわゆる
片持ち支持であるために当該後枠アオリ機構部の構成部
材の強度を大きくしなければならず、これに伴ってセン
ターティルト可動プレート等の板部材の厚みを大きくせ
ざるを得ず当該後枠アオリ機構部の重量が重くなりその
形状も大型化してしまうので、可搬型のアオリ機能付き
ピントグラス式カメラの場合に採用するには難がある。
の一側の面のみに後枠アオリ機構部を設ければ、他側の
面にはフィルムのセットのための障害物がなくなるので
フィルムの横方向セットが可能となるのであるが、この
場合には後枠を1つの側面で支持するという、いわゆる
片持ち支持であるために当該後枠アオリ機構部の構成部
材の強度を大きくしなければならず、これに伴ってセン
ターティルト可動プレート等の板部材の厚みを大きくせ
ざるを得ず当該後枠アオリ機構部の重量が重くなりその
形状も大型化してしまうので、可搬型のアオリ機能付き
ピントグラス式カメラの場合に採用するには難がある。
【0040】また、前述のようにフィルムのセットが出
来ないという問題を解消させるために、後枠の一側の側
部に後枠センターティルト機構部を設けずに後枠の底部
にセンターティルト機構を設けるようにすることも考え
られるが、1つの面で後枠を支持するということに変わ
りがなく、各構成部品の強度を大きくしなければならな
いので、後枠を1つの側面で支持するという前述の場合
と同様の問題があると共に、カメラ本体の全体形状がか
なりの嵩高になってしまうという新たな問題が生じてし
まう。さて、一般に、後枠をスイングするに際して、そ
のスイング回動支点である鉛直軸をピントグラス面(ま
たはフイルム面)に位置させれば、その位置におけるピ
ントは後枠スイングを行っても変化しないことになる。
来ないという問題を解消させるために、後枠の一側の側
部に後枠センターティルト機構部を設けずに後枠の底部
にセンターティルト機構を設けるようにすることも考え
られるが、1つの面で後枠を支持するということに変わ
りがなく、各構成部品の強度を大きくしなければならな
いので、後枠を1つの側面で支持するという前述の場合
と同様の問題があると共に、カメラ本体の全体形状がか
なりの嵩高になってしまうという新たな問題が生じてし
まう。さて、一般に、後枠をスイングするに際して、そ
のスイング回動支点である鉛直軸をピントグラス面(ま
たはフイルム面)に位置させれば、その位置におけるピ
ントは後枠スイングを行っても変化しないことになる。
【0041】しかし、従来技術においては、その後枠
スイングの回動支点である鉛直軸が、後枠の底面板の部
分を貫いた状態で存在し、この回動支点を中心として後
枠をスイングするようになっている。換言すれば、スイ
ング回動支点の軸は、ピントグラス面(またはフイルム
面)に一致しているものではなく、当該ピントグラス面
(またはフイルム面)に対して前方寄りの極く近い位
置、即ち、後枠の底面板の部分に存在する軸が実基準軸
とされているために、スイング操作を行った場合に、被
写体画像の鉛直方向中央部に構図のずれ(形状の変化)
やピントずれが生じてしまうことになる。
スイングの回動支点である鉛直軸が、後枠の底面板の部
分を貫いた状態で存在し、この回動支点を中心として後
枠をスイングするようになっている。換言すれば、スイ
ング回動支点の軸は、ピントグラス面(またはフイルム
面)に一致しているものではなく、当該ピントグラス面
(またはフイルム面)に対して前方寄りの極く近い位
置、即ち、後枠の底面板の部分に存在する軸が実基準軸
とされているために、スイング操作を行った場合に、被
写体画像の鉛直方向中央部に構図のずれ(形状の変化)
やピントずれが生じてしまうことになる。
【0042】このために、スイング操作を行った後に焦
点調節を再操作したり、他種のアオリを再操作したりし
た後に再び後枠スイング操作を行い、これらの一連の修
正操作を何回か繰返して行なわなければ最終的な構図決
定ができず、構図決定の能率が著しく低下してしまうと
いう問題がある。もっとも、スイング回動支点である鉛
直軸を後枠の後方のピントグラス面の位置まで延ばした
位置に設ければよいのであるが、このようにするとスイ
ング機構部の後方部分が、後枠の後方に位置する撮り枠
の後方に突出するピント板の位置まで延び出してしまい
形状が大型化してしまい、全体形状、特に後方の突出長
さが増大してしまうという問題がある。
点調節を再操作したり、他種のアオリを再操作したりし
た後に再び後枠スイング操作を行い、これらの一連の修
正操作を何回か繰返して行なわなければ最終的な構図決
定ができず、構図決定の能率が著しく低下してしまうと
いう問題がある。もっとも、スイング回動支点である鉛
直軸を後枠の後方のピントグラス面の位置まで延ばした
位置に設ければよいのであるが、このようにするとスイ
ング機構部の後方部分が、後枠の後方に位置する撮り枠
の後方に突出するピント板の位置まで延び出してしまい
形状が大型化してしまい、全体形状、特に後方の突出長
さが増大してしまうという問題がある。
【0043】このように第2のアオリ機構部の構成部材
が後方に大きく突出するということは、後枠をセンター
ティルトした際に、特にフォールを大きくしてセンター
ティルトする際に、撮り枠の底部もしくはピント板の底
部が第2のアオリ機構部に突き当たってしまうので、ラ
イズ・フォールの駆動範囲(フォールの下限)を狭めて
しまい、従前の駆動範囲を確保するためには第2のアオ
リ機構部と後枠との間隔を広く、換言すれば後枠のフォ
ールの下限位置において最大のセンターティルト駆動を
与えたときに撮り枠の底部もしくはピント板の底部が第
2のアオリ機構部に突き当たらないように広くしなけれ
ばならずカメラ本体の全体形状がかなりの嵩高になって
しまうという問題が生じてしまう。
が後方に大きく突出するということは、後枠をセンター
ティルトした際に、特にフォールを大きくしてセンター
ティルトする際に、撮り枠の底部もしくはピント板の底
部が第2のアオリ機構部に突き当たってしまうので、ラ
イズ・フォールの駆動範囲(フォールの下限)を狭めて
しまい、従前の駆動範囲を確保するためには第2のアオ
リ機構部と後枠との間隔を広く、換言すれば後枠のフォ
ールの下限位置において最大のセンターティルト駆動を
与えたときに撮り枠の底部もしくはピント板の底部が第
2のアオリ機構部に突き当たらないように広くしなけれ
ばならずカメラ本体の全体形状がかなりの嵩高になって
しまうという問題が生じてしまう。
【0044】一方、一般に、アオリ機能付きピントグラ
ス式カメラにおける前板をセンターティルトするに際し
て、そのセンターティルト回動支点となる水平軸を交換
撮影レンズの光軸の後側主点で交わるように位置させれ
ば、その位置におけるピントはセンターティルトを行っ
ても変化しないことになる。しかし、従来技術におい
ては、その前板センターティルトの回動支点が、前板の
側面板の部分に存在し、この回動支点を中心として前板
をセンターティルトするようになっていて、換言すれば
センターティルト回動支点の軸は、交換撮影レンズの光
軸の後側主点で交わるようにされているものではなく、
当該後側主点の後方寄りの極く近い位置、即ち、前板3
の側面板の板面に位置する軸が実基準軸とされているた
めに、センターティルト操作を行った場合に、被写体画
像の水平方向中央部にピントずれが生じてしまうことに
なる。
ス式カメラにおける前板をセンターティルトするに際し
て、そのセンターティルト回動支点となる水平軸を交換
撮影レンズの光軸の後側主点で交わるように位置させれ
ば、その位置におけるピントはセンターティルトを行っ
ても変化しないことになる。しかし、従来技術におい
ては、その前板センターティルトの回動支点が、前板の
側面板の部分に存在し、この回動支点を中心として前板
をセンターティルトするようになっていて、換言すれば
センターティルト回動支点の軸は、交換撮影レンズの光
軸の後側主点で交わるようにされているものではなく、
当該後側主点の後方寄りの極く近い位置、即ち、前板3
の側面板の板面に位置する軸が実基準軸とされているた
めに、センターティルト操作を行った場合に、被写体画
像の水平方向中央部にピントずれが生じてしまうことに
なる。
【0045】このために、センターティルト操作を行っ
た後に焦点調節を再操作したり、他のアオリを再操作し
たりした後に再び前板センターティルト操作を行い、こ
れらの一連の修正操作を何回か繰返して行なわなければ
最終的な構図決定ができず、構図決定の能率が著しく低
下してしまう、という問題がある。もっとも、センター
ティルト回動支点を形成する支軸等の部材を、前板の前
方に位置する後側主点の位置まで延ばした位置に設けれ
ばよいのであるが、このようにすると第3のアオリ機構
部が前板の側板から前方に突出してしまい形状の大型化
を招いてしまうので、現実的な解決策とはなり得ないも
のである。
た後に焦点調節を再操作したり、他のアオリを再操作し
たりした後に再び前板センターティルト操作を行い、こ
れらの一連の修正操作を何回か繰返して行なわなければ
最終的な構図決定ができず、構図決定の能率が著しく低
下してしまう、という問題がある。もっとも、センター
ティルト回動支点を形成する支軸等の部材を、前板の前
方に位置する後側主点の位置まで延ばした位置に設けれ
ばよいのであるが、このようにすると第3のアオリ機構
部が前板の側板から前方に突出してしまい形状の大型化
を招いてしまうので、現実的な解決策とはなり得ないも
のである。
【0046】また、後側主点の光軸に直交する水平軸で
なる基準センターティルト軸より所定距離だけ離れた部
位に位置する前板センターティルト慣用使用軸を中心と
してセンターティルトを行わせることが要望されている
が、この場合においても、前述と同様の問題が生じるこ
とになる。さて、一般に、前板をスイングするに際し
て、そのスイング回動支点である鉛直軸を交換撮影レン
ズの後側主点の光軸に直交するように位置させれば、そ
の位置におけるピントは前板スイングを行っても変化し
ないことになる。
なる基準センターティルト軸より所定距離だけ離れた部
位に位置する前板センターティルト慣用使用軸を中心と
してセンターティルトを行わせることが要望されている
が、この場合においても、前述と同様の問題が生じるこ
とになる。さて、一般に、前板をスイングするに際し
て、そのスイング回動支点である鉛直軸を交換撮影レン
ズの後側主点の光軸に直交するように位置させれば、そ
の位置におけるピントは前板スイングを行っても変化し
ないことになる。
【0047】しかしながら、従来技術においては、そ
の前板スイングの回動支点である鉛直軸が、前板の底面
板の部分を貫いた状態で存在し、この回動支点を中心と
して前板をスイングするようになっている。換言すれば
スイング回動支点の軸は、交換撮影レンズの後側主点の
光軸に直交する鉛直線に完全に一致しているものではな
く、当該後側主点に対して後方寄りの極く近い位置、即
ち、前板の底面板の部分を貫いた状態で存在し、この回
動支点を中心として前板をスイングするようにされてい
るので、スイング操作を行った場合に、被写体画像の鉛
直方向中央部に構図のずれ(形状の変化)やピントずれ
が生じてしまうことになる。
の前板スイングの回動支点である鉛直軸が、前板の底面
板の部分を貫いた状態で存在し、この回動支点を中心と
して前板をスイングするようになっている。換言すれば
スイング回動支点の軸は、交換撮影レンズの後側主点の
光軸に直交する鉛直線に完全に一致しているものではな
く、当該後側主点に対して後方寄りの極く近い位置、即
ち、前板の底面板の部分を貫いた状態で存在し、この回
動支点を中心として前板をスイングするようにされてい
るので、スイング操作を行った場合に、被写体画像の鉛
直方向中央部に構図のずれ(形状の変化)やピントずれ
が生じてしまうことになる。
【0048】このために、前板スイング操作を行った後
に焦点調節を再操作したり、他種のアオリを再操作した
りした後に再び前板スイング操作を行い、これらの一連
の修正操作を何回か繰返して行なわなければ最終的な構
図決定ができず、構図決定の能率が著しく低下してしま
うという問題がある。もっとも、スイング回動支点を形
成する支軸等の部材を前板の前方に位置する後側主点ま
で延ばした位置に設ければよいのであるが、このように
すると第3のアオリ機構部13が前方に延びて形状が大
型化してしまい、全体形状、特に前方の突出長さが増大
してしまうという問題がある。
に焦点調節を再操作したり、他種のアオリを再操作した
りした後に再び前板スイング操作を行い、これらの一連
の修正操作を何回か繰返して行なわなければ最終的な構
図決定ができず、構図決定の能率が著しく低下してしま
うという問題がある。もっとも、スイング回動支点を形
成する支軸等の部材を前板の前方に位置する後側主点ま
で延ばした位置に設ければよいのであるが、このように
すると第3のアオリ機構部13が前方に延びて形状が大
型化してしまい、全体形状、特に前方の突出長さが増大
してしまうという問題がある。
【0049】他方、従来技術においては、後枠をセン
ターティルトするための後枠センターティルト機構が従
来技術のように後枠の側部に存在せずに底部に存在す
る。従って、ピントグラス面とフィルム面が選択的に位
置される撮り枠の側方から何等の障害物なしにフィルム
をセットすることができるという利点があるものの、後
枠の底部寄りに「ベースティルト、センターティルト、
ライズ・フォール、スイング、シフト」を与えるための
全ての機構部が存在するためにカメラ全体形状のうち、
特に高さ寸法がかなり増大してしまうという欠点があ
る。
ターティルトするための後枠センターティルト機構が従
来技術のように後枠の側部に存在せずに底部に存在す
る。従って、ピントグラス面とフィルム面が選択的に位
置される撮り枠の側方から何等の障害物なしにフィルム
をセットすることができるという利点があるものの、後
枠の底部寄りに「ベースティルト、センターティルト、
ライズ・フォール、スイング、シフト」を与えるための
全ての機構部が存在するためにカメラ全体形状のうち、
特に高さ寸法がかなり増大してしまうという欠点があ
る。
【0050】また、前板についても、その底部寄りに
「ベースティルト、センターティルト、ライズ・フォー
ル、スイング、シフト」を与えるための全ての機構部が
存在するためにカメラ全体形状がかなり嵩高になってし
まい、これらの構成部材にボール、ボール支承部等々の
高精度で高価な部品を用いなければならず、しかも片持
ち支持で後枠または前板を支えているので、その支持部
分に大きな強度をもたせなければならないことから、構
成部材の板厚や形状を大きくせざるを得ず、大型化する
と共にその重量が多くなってしまうという問題があり、
山岳等の風景撮影の現場に運搬するには難がある。
「ベースティルト、センターティルト、ライズ・フォー
ル、スイング、シフト」を与えるための全ての機構部が
存在するためにカメラ全体形状がかなり嵩高になってし
まい、これらの構成部材にボール、ボール支承部等々の
高精度で高価な部品を用いなければならず、しかも片持
ち支持で後枠または前板を支えているので、その支持部
分に大きな強度をもたせなければならないことから、構
成部材の板厚や形状を大きくせざるを得ず、大型化する
と共にその重量が多くなってしまうという問題があり、
山岳等の風景撮影の現場に運搬するには難がある。
【0051】また、後枠と前板のそれぞれの底部に後枠
アオリ機構部と前板アオリ機構部がそれぞれ構成されて
いる関係で、カメラの携帯時にコンパクトに簡単に折畳
むということができず、山岳撮影等でコンパクトにして
携帯しなければならない場合には、後枠、前板、蛇腹、
ガイドレール、前板アオリ機構部、後枠アオリ機構部等
々の構成ユニットに分解して運搬し、撮影場所にてこれ
らの組立て作業を行わざるを得ないのでその撮影準備に
多くの時間を費やすこととなり、撮影能率が非常に低下
してしまう。
アオリ機構部と前板アオリ機構部がそれぞれ構成されて
いる関係で、カメラの携帯時にコンパクトに簡単に折畳
むということができず、山岳撮影等でコンパクトにして
携帯しなければならない場合には、後枠、前板、蛇腹、
ガイドレール、前板アオリ機構部、後枠アオリ機構部等
々の構成ユニットに分解して運搬し、撮影場所にてこれ
らの組立て作業を行わざるを得ないのでその撮影準備に
多くの時間を費やすこととなり、撮影能率が非常に低下
してしまう。
【0052】そこで、本発明の第1の目的は、後枠のセ
ンターティルト操作を行うに際して、その前後傾の回動
支点をピントグラス面(フィルム面)またはその近傍に
位置される後枠センターティルト仮想水平軸に略一致さ
せ、効率的に構図決定の作業を行うことができ、しかも
フィルムのセットに障害となったり、装置全体の高さ方
向の寸法が大きくなったり、重量が大幅に増加したりす
ることのないアオリ機能付きピントグラス式カメラを提
供することにある。また、本発明の第2の目的は、後枠
スイング操作を行うに際して、そのスイングの回動支点
を、ピントグラス面(フィルム面)またはその近傍の基
準鉛直軸または仮想鉛直軸に略一致させ、効率的に構図
決定の作業を行うことができ、装置全体の高さ方向寸法
が著しく大きくなったり、重量が大幅に増加したりする
ことのないアオリ機能付きピントグラス式カメラを提供
することにある。
ンターティルト操作を行うに際して、その前後傾の回動
支点をピントグラス面(フィルム面)またはその近傍に
位置される後枠センターティルト仮想水平軸に略一致さ
せ、効率的に構図決定の作業を行うことができ、しかも
フィルムのセットに障害となったり、装置全体の高さ方
向の寸法が大きくなったり、重量が大幅に増加したりす
ることのないアオリ機能付きピントグラス式カメラを提
供することにある。また、本発明の第2の目的は、後枠
スイング操作を行うに際して、そのスイングの回動支点
を、ピントグラス面(フィルム面)またはその近傍の基
準鉛直軸または仮想鉛直軸に略一致させ、効率的に構図
決定の作業を行うことができ、装置全体の高さ方向寸法
が著しく大きくなったり、重量が大幅に増加したりする
ことのないアオリ機能付きピントグラス式カメラを提供
することにある。
【0053】また、本発明の第3の目的は、前板センタ
ーティルト操作を行うに際して、その前後傾の回動支点
を、交換撮影レンズの取付面となる上記前板の前面と撮
影光軸との交点またはその近傍に位置される仮想水平軸
に位置される前板センターティルト仮想水平軸に略一致
させ、効率的に構図決定の作業を行うことができ、しか
も前板センターティルト機構部が前板の側板から前方に
突出して形状の大型化を招くことがなく、装置全体の高
さ方向寸法が著しく大きくなったり、重量が大幅に増加
したりすることのないアオリ機能付きピントグラス式カ
メラを提供することにある。
ーティルト操作を行うに際して、その前後傾の回動支点
を、交換撮影レンズの取付面となる上記前板の前面と撮
影光軸との交点またはその近傍に位置される仮想水平軸
に位置される前板センターティルト仮想水平軸に略一致
させ、効率的に構図決定の作業を行うことができ、しか
も前板センターティルト機構部が前板の側板から前方に
突出して形状の大型化を招くことがなく、装置全体の高
さ方向寸法が著しく大きくなったり、重量が大幅に増加
したりすることのないアオリ機能付きピントグラス式カ
メラを提供することにある。
【0054】また、本発明の第4の目的は、前板スイン
グ操作を行うに際して、そのスイングの回動支点を、交
換撮影レンズの取付面となる上記前板の前面と撮影光軸
との交点またはその近傍に位置する基準鉛直軸あるいは
仮想水平軸に略一致させ、効率的に構図決定の作業を行
うことができ、装置全体の高さ方向の寸法が大きくなっ
たり、前板スイング機構部が前板の前方に突出して形状
の大型化を招くことがなく、さらには重量が大幅に増加
したりすることのないアオリ機能付きピントグラス式カ
メラを提供することにある。
グ操作を行うに際して、そのスイングの回動支点を、交
換撮影レンズの取付面となる上記前板の前面と撮影光軸
との交点またはその近傍に位置する基準鉛直軸あるいは
仮想水平軸に略一致させ、効率的に構図決定の作業を行
うことができ、装置全体の高さ方向の寸法が大きくなっ
たり、前板スイング機構部が前板の前方に突出して形状
の大型化を招くことがなく、さらには重量が大幅に増加
したりすることのないアオリ機能付きピントグラス式カ
メラを提供することにある。
【0055】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成さ
せるために、本発明の請求項1に係るアオリ機能付きピ
ントグラス式カメラは、平板状に形成された枠体でなる
カメラ支持体と、交換撮影レンズが選択的に前部に装着
され得る前板と、ピントグラス面とフィルム面が選択的
に後部に装着され得る後枠と、上記前板の後方端部開口
と上記後枠の前方端部開口との間を光密的に接続する蛇
腹と、上記前板と上記後枠との離間距離を変化させて焦
点整合を行い得るために上記カメラ支持体に配設される
と共に、後部側が該カメラ支持体に対して繰出し繰込み
自在でかつ前部側に該前板が起立状態で固定的に支持さ
れ得る前板繰出部材と、上記前板と上記後枠との離間距
離を変化させて焦点整合を行い得るために上記カメラ支
持体に配設されると共に、前部側が該カメラ支持体に対
して繰出し繰込み自在でかつ後部側に該後枠が起立状態
で固定的に支持され得る後枠繰出部材と、上記後枠の両
側部のそれぞれと上記後枠繰出部材の後部との間に介挿
され、該後枠にセンターティルト操作、スイング操作、
ライズ・フォール操作、シフト操作のうちの少なくとも
センターティルト操作を与え得る後枠アオリ機構部と、
を備えたアオリ機能付きピントグラス式カメラにおい
て、上記後枠アオリ機構部に、上記後枠の後方に選択的
に装着されて位置されるピントグラスまたはフィルムの
面上またはその近傍に位置する仮想水平軸を中心として
凸面を前方側に向けられて形成された円弧状突起条また
は円弧状溝でなる後枠センターティルト係合部を有し、
この後枠センターティルト係合部が上記カメラ支持体の
上方で、かつ上記後枠の前方端から突出しないように形
成された後枠センターティルト基部板と、上記後枠の側
部に固定されると共に、上記後枠センターティルト係合
部に嵌合摺動自在な円弧状溝または円弧状突起条でなる
後枠センターティルト被係合部が形成された後枠センタ
ーティルト可動板と、上記後枠センターティルト基部板
に対し上記後枠センターティルト可動板を固定し得る後
枠センターティルト固定部材と、を具備させ、上記後枠
に位置されたピントグラス面に結像された被写体像を観
察しつつ上記前板繰出部材と上記後枠繰出部材による焦
点操作と、上記後枠センターティルト固定部材による上
記後枠センターティルト基部板と上記後枠センターティ
ルト可動板との固定を緩め、該後枠センターティルト基
部板の後枠センターティルト係合部に対して該後枠ティ
ルト可動板の後枠センターティルト被係合部を嵌合摺動
させて上記仮想水平軸を中心とした後枠センターティル
ト操作を与えて該後枠センターティルト固定部材によっ
て上記後枠センターティルト基部板と上記後枠センター
ティルト可動板とを固定し、該ピントグラス面をフィル
ム面に置き換えて撮影を行い得るように構成したことを
特徴とするものである。
せるために、本発明の請求項1に係るアオリ機能付きピ
ントグラス式カメラは、平板状に形成された枠体でなる
カメラ支持体と、交換撮影レンズが選択的に前部に装着
され得る前板と、ピントグラス面とフィルム面が選択的
に後部に装着され得る後枠と、上記前板の後方端部開口
と上記後枠の前方端部開口との間を光密的に接続する蛇
腹と、上記前板と上記後枠との離間距離を変化させて焦
点整合を行い得るために上記カメラ支持体に配設される
と共に、後部側が該カメラ支持体に対して繰出し繰込み
自在でかつ前部側に該前板が起立状態で固定的に支持さ
れ得る前板繰出部材と、上記前板と上記後枠との離間距
離を変化させて焦点整合を行い得るために上記カメラ支
持体に配設されると共に、前部側が該カメラ支持体に対
して繰出し繰込み自在でかつ後部側に該後枠が起立状態
で固定的に支持され得る後枠繰出部材と、上記後枠の両
側部のそれぞれと上記後枠繰出部材の後部との間に介挿
され、該後枠にセンターティルト操作、スイング操作、
ライズ・フォール操作、シフト操作のうちの少なくとも
センターティルト操作を与え得る後枠アオリ機構部と、
を備えたアオリ機能付きピントグラス式カメラにおい
て、上記後枠アオリ機構部に、上記後枠の後方に選択的
に装着されて位置されるピントグラスまたはフィルムの
面上またはその近傍に位置する仮想水平軸を中心として
凸面を前方側に向けられて形成された円弧状突起条また
は円弧状溝でなる後枠センターティルト係合部を有し、
この後枠センターティルト係合部が上記カメラ支持体の
上方で、かつ上記後枠の前方端から突出しないように形
成された後枠センターティルト基部板と、上記後枠の側
部に固定されると共に、上記後枠センターティルト係合
部に嵌合摺動自在な円弧状溝または円弧状突起条でなる
後枠センターティルト被係合部が形成された後枠センタ
ーティルト可動板と、上記後枠センターティルト基部板
に対し上記後枠センターティルト可動板を固定し得る後
枠センターティルト固定部材と、を具備させ、上記後枠
に位置されたピントグラス面に結像された被写体像を観
察しつつ上記前板繰出部材と上記後枠繰出部材による焦
点操作と、上記後枠センターティルト固定部材による上
記後枠センターティルト基部板と上記後枠センターティ
ルト可動板との固定を緩め、該後枠センターティルト基
部板の後枠センターティルト係合部に対して該後枠ティ
ルト可動板の後枠センターティルト被係合部を嵌合摺動
させて上記仮想水平軸を中心とした後枠センターティル
ト操作を与えて該後枠センターティルト固定部材によっ
て上記後枠センターティルト基部板と上記後枠センター
ティルト可動板とを固定し、該ピントグラス面をフィル
ム面に置き換えて撮影を行い得るように構成したことを
特徴とするものである。
【0056】上記第2の目的を達成させるために、本発
明の請求項2に係るアオリ機能付きピントグラス式カメ
ラは、平板状に形成された枠体でなるカメラ支持体と、
交換撮影レンズが選択的に前部に装着され得る前板と、
ピントグラス面とフィルム面が選択的に後部に装着され
得る後枠と、上記前板の後方端部開口と上記後枠の前方
端部開口との間を光密的に接続する蛇腹と、上記前板と
上記後枠との離間距離を変化させて焦点整合を行い得る
ために上記カメラ支持体に配設されると共に、後部側が
該カメラ支持体に対して繰出し繰込み自在でかつ前部側
に該前板が起立状態で固定的に支持され得る前板繰出部
材と、上記前板と上記後枠との離間距離を変化させて焦
点整合を行い得るために上記カメラ支持体に配設される
と共に、前部側が該カメラ支持体に対して繰出し繰込み
自在でかつ後部側に該後枠が起立状態で固定的に支持さ
れ得る後枠繰出部材と、上記後枠の両側部のそれぞれと
上記後枠繰出部材の後部との間に介挿され、該後枠にセ
ンターティルト操作、スイング操作、ライズ・フォール
操作、シフト操作のうちの少なくともスイング操作を与
え得る後枠アオリ機構部と、を備えたアオリ機能付きピ
ントグラス式カメラにおいて、上記後枠アオリ機構部
に、上記後枠の後方に選択的に装着されて位置されるピ
ントグラスまたはフィルムの面上またはその近傍に位置
する仮想鉛直軸を中心として前方に凸面が向くように形
成された円弧状突起条または円弧状溝でなる後枠スイン
グ係合部を設けた後枠スイング基部板と、上記後枠の両
側部に固定されると共に、上記後枠スイング係合部に嵌
合摺動自在な円弧状溝または円弧状突起条でなる後枠ス
イング被係合部が形成された後枠スイング可動板と、上
記後枠スイング基部板に対し上記後枠スイング可動板を
固定し得る後枠スイング固定部材と、を具備させ、上記
後枠に位置されたピントグラス面に結像された被写体像
を観察しつつ上記前板繰出部材と上記後枠繰出部材によ
る焦点操作と、上記後枠スイング固定部材による上記後
枠スイング基部板と上記後枠スイング可動板との固定を
緩め、該後枠スイング基部板の後枠スイング係合部に対
して該後枠スイング可動板の後枠スイング被係合部を嵌
合摺動させて上記仮想鉛直軸を中心とした後枠スイング
操作を与えて、さらに該後枠スイング固定部材によって
上記後枠スイング基部板と上記後枠スイング可動板とを
固定し、該ピントグラス面をフィルム面に置き換えて撮
影を行い得るように構成したことを特徴とするものであ
る。
明の請求項2に係るアオリ機能付きピントグラス式カメ
ラは、平板状に形成された枠体でなるカメラ支持体と、
交換撮影レンズが選択的に前部に装着され得る前板と、
ピントグラス面とフィルム面が選択的に後部に装着され
得る後枠と、上記前板の後方端部開口と上記後枠の前方
端部開口との間を光密的に接続する蛇腹と、上記前板と
上記後枠との離間距離を変化させて焦点整合を行い得る
ために上記カメラ支持体に配設されると共に、後部側が
該カメラ支持体に対して繰出し繰込み自在でかつ前部側
に該前板が起立状態で固定的に支持され得る前板繰出部
材と、上記前板と上記後枠との離間距離を変化させて焦
点整合を行い得るために上記カメラ支持体に配設される
と共に、前部側が該カメラ支持体に対して繰出し繰込み
自在でかつ後部側に該後枠が起立状態で固定的に支持さ
れ得る後枠繰出部材と、上記後枠の両側部のそれぞれと
上記後枠繰出部材の後部との間に介挿され、該後枠にセ
ンターティルト操作、スイング操作、ライズ・フォール
操作、シフト操作のうちの少なくともスイング操作を与
え得る後枠アオリ機構部と、を備えたアオリ機能付きピ
ントグラス式カメラにおいて、上記後枠アオリ機構部
に、上記後枠の後方に選択的に装着されて位置されるピ
ントグラスまたはフィルムの面上またはその近傍に位置
する仮想鉛直軸を中心として前方に凸面が向くように形
成された円弧状突起条または円弧状溝でなる後枠スイン
グ係合部を設けた後枠スイング基部板と、上記後枠の両
側部に固定されると共に、上記後枠スイング係合部に嵌
合摺動自在な円弧状溝または円弧状突起条でなる後枠ス
イング被係合部が形成された後枠スイング可動板と、上
記後枠スイング基部板に対し上記後枠スイング可動板を
固定し得る後枠スイング固定部材と、を具備させ、上記
後枠に位置されたピントグラス面に結像された被写体像
を観察しつつ上記前板繰出部材と上記後枠繰出部材によ
る焦点操作と、上記後枠スイング固定部材による上記後
枠スイング基部板と上記後枠スイング可動板との固定を
緩め、該後枠スイング基部板の後枠スイング係合部に対
して該後枠スイング可動板の後枠スイング被係合部を嵌
合摺動させて上記仮想鉛直軸を中心とした後枠スイング
操作を与えて、さらに該後枠スイング固定部材によって
上記後枠スイング基部板と上記後枠スイング可動板とを
固定し、該ピントグラス面をフィルム面に置き換えて撮
影を行い得るように構成したことを特徴とするものであ
る。
【0057】上記第2の目的を達成させるために、本発
明の請求項3に係るアオリ機能付きピントグラス式カメ
ラは、平板状に形成された枠体でなるカメラ支持体と、
交換撮影レンズが選択的に前部に装着され得る前板と、
ピントグラス面とフィルム面が選択的に後部に装着され
得る後枠と、上記前板の後方端部開口と上記後枠の前方
端部開口との間を光密的に接続する蛇腹と、上記前板と
上記後枠との離間距離を変化させて焦点整合を行い得る
ために上記カメラ支持体に配設されると共に、後部側が
該カメラ支持体に対して繰出し繰込み自在でかつ前部側
に該前板が起立状態で固定的に支持され得る前板繰出部
材と、上記前板と上記後枠との離間距離を変化させて焦
点整合を行い得るために上記カメラ支持体に配設される
と共に、前部側が該カメラ支持体に対して繰出し繰込み
自在でかつ後部側に該後枠が起立状態で固定的に支持さ
れ得る後枠繰出部材と、上記後枠の両側部のそれぞれと
上記後枠繰出部材の後部との間に介挿され、該後枠にセ
ンターティルト操作、スイング操作、ライズ・フォール
操作、シフト操作のうちの少なくともスイング操作とシ
フト操作とを与え得る後枠アオリ機構部と、を備えたア
オリ機能付きピントグラス式カメラにおいて、上記後枠
アオリ機構部に、上記後枠の後方に選択的に装着されて
位置されるピントグラスまたはフィルムの面上またはそ
の近傍に位置する基準鉛直軸に対応して形成された支軸
を有する後枠スイング/シフト基部板と、この後枠スイ
ング/シフト基部板の上記支軸に係合し、上記基準鉛直
軸に直交する方向に回動自在な後枠駆動板と、上記後枠
の両側部に固定的に支持されると共に、上記後枠駆動板
に係合し、該後枠駆動板に対して長手方向直線状に摺動
可能で、かつ上記支軸を中心とする該後枠駆動板の回動
に伴って連動して回動させるスライド部が形成された後
枠スイング/シフト可動板と、上記後枠スイング/シフ
ト基部板に対し上記後枠駆動板と上記後枠スイング/シ
フト可動板とを固定し得る後枠スイング/シフト固定部
材と、を具備させ、上記後枠に位置されたピントグラス
面に結像された被写体像を観察しつつ上記前板繰出部材
と上記後枠繰出部材による焦点操作と、上記後枠スイン
グ/シフト固定部材による上記後枠スイング/シフト基
部板と上記後枠駆動板と上記後枠スイング/シフト可動
板との固定を緩め、上記後枠を回動させることによって
上記支軸を中心として上記基準鉛直軸を中心とする上記
後枠駆動板の回転に伴う後枠スイング操作を与え、上記
後枠駆動板に対して上記後枠スイング/シフト可動板を
スライドすることによって後枠シフト操作を与え、さら
に上記後枠スイング/シフト固定部材によって上記後枠
スイング/シフト基部板と上記後枠駆動板と上記後枠ス
イング/シフト可動板とを固定し、該ピントグラス面を
フィルム面に置き換えて撮影を行い得るように構成した
ことを特徴とするものである。
明の請求項3に係るアオリ機能付きピントグラス式カメ
ラは、平板状に形成された枠体でなるカメラ支持体と、
交換撮影レンズが選択的に前部に装着され得る前板と、
ピントグラス面とフィルム面が選択的に後部に装着され
得る後枠と、上記前板の後方端部開口と上記後枠の前方
端部開口との間を光密的に接続する蛇腹と、上記前板と
上記後枠との離間距離を変化させて焦点整合を行い得る
ために上記カメラ支持体に配設されると共に、後部側が
該カメラ支持体に対して繰出し繰込み自在でかつ前部側
に該前板が起立状態で固定的に支持され得る前板繰出部
材と、上記前板と上記後枠との離間距離を変化させて焦
点整合を行い得るために上記カメラ支持体に配設される
と共に、前部側が該カメラ支持体に対して繰出し繰込み
自在でかつ後部側に該後枠が起立状態で固定的に支持さ
れ得る後枠繰出部材と、上記後枠の両側部のそれぞれと
上記後枠繰出部材の後部との間に介挿され、該後枠にセ
ンターティルト操作、スイング操作、ライズ・フォール
操作、シフト操作のうちの少なくともスイング操作とシ
フト操作とを与え得る後枠アオリ機構部と、を備えたア
オリ機能付きピントグラス式カメラにおいて、上記後枠
アオリ機構部に、上記後枠の後方に選択的に装着されて
位置されるピントグラスまたはフィルムの面上またはそ
の近傍に位置する基準鉛直軸に対応して形成された支軸
を有する後枠スイング/シフト基部板と、この後枠スイ
ング/シフト基部板の上記支軸に係合し、上記基準鉛直
軸に直交する方向に回動自在な後枠駆動板と、上記後枠
の両側部に固定的に支持されると共に、上記後枠駆動板
に係合し、該後枠駆動板に対して長手方向直線状に摺動
可能で、かつ上記支軸を中心とする該後枠駆動板の回動
に伴って連動して回動させるスライド部が形成された後
枠スイング/シフト可動板と、上記後枠スイング/シフ
ト基部板に対し上記後枠駆動板と上記後枠スイング/シ
フト可動板とを固定し得る後枠スイング/シフト固定部
材と、を具備させ、上記後枠に位置されたピントグラス
面に結像された被写体像を観察しつつ上記前板繰出部材
と上記後枠繰出部材による焦点操作と、上記後枠スイン
グ/シフト固定部材による上記後枠スイング/シフト基
部板と上記後枠駆動板と上記後枠スイング/シフト可動
板との固定を緩め、上記後枠を回動させることによって
上記支軸を中心として上記基準鉛直軸を中心とする上記
後枠駆動板の回転に伴う後枠スイング操作を与え、上記
後枠駆動板に対して上記後枠スイング/シフト可動板を
スライドすることによって後枠シフト操作を与え、さら
に上記後枠スイング/シフト固定部材によって上記後枠
スイング/シフト基部板と上記後枠駆動板と上記後枠ス
イング/シフト可動板とを固定し、該ピントグラス面を
フィルム面に置き換えて撮影を行い得るように構成した
ことを特徴とするものである。
【0058】上記第3の目的を達成させるために、本発
明の請求項4に係るアオリ機能付きピントグラス式カメ
ラは、平板状に形成された枠体でなるカメラ支持体と、
交換撮影レンズが選択的に前部に装着され得る前板と、
ピントグラス面とフィルム面が選択的に後部に装着され
得る後枠と、上記前板の後方端部開口と上記後枠の前方
端部開口との間を光密的に接続する蛇腹と、上記前板と
上記後枠との離間距離を変化させて焦点整合を行い得る
ために上記カメラ支持体に配設されると共に、後部側が
該カメラ支持体に対して繰出し繰込み自在でかつ前部側
に該前板が起立状態で固定的に支持され得る前板繰出部
材と、上記前板と上記後枠との離間距離を変化させて焦
点整合を行い得るために上記カメラ支持体に配設される
と共に、前部側が該カメラ支持体に対して繰出し繰込み
自在でかつ後部側に該後枠が起立状態で固定的に支持さ
れ得る後枠繰出部材と、上記前板の両側部のそれぞれと
上記前板繰出部材の前部との間に介挿され、該前板にセ
ンターティルト操作、スイング操作、ライズ・フォール
操作、シフト操作のうちの少なくともセンターティルト
操作を与え得る前板アオリ機構部と、を備えたアオリ機
能付きピントグラス式カメラにおいて、上記前板アオリ
機構部に、上記前板の前方に装着される交換撮影レンズ
の取付面となる上記前板の前面と撮影光軸との交点また
はその近傍に位置する仮想水平軸を中心として形成され
た円弧状突起条または円弧状溝でなる前板ティルト係合
部を有し、この前板ティルト係合部の円弧状突起条また
は円弧状溝が上記カメラ支持体の上方に位置し、かつそ
の凸面が前方に向けられて形成された前板センターティ
ルト基部板と、上記前板の側部に固定されると共に、上
記前板ティルト係合部に嵌合摺動自在な円弧状溝または
円弧状突起条でなる前板ティルト被係合部が形成された
前板センターティルト可動板と、上記前板センターティ
ルト基部板に対し上記前板センターティルト可動板を固
定し得る前板センターティルト固定部材と、を具備さ
せ、上記後枠に位置されたピントグラス面に結像された
被写体像を観察しつつ上記前板繰出部材と上記後枠繰出
部材による焦点操作と、上記前板センターティルト固定
部材による上記前板センターティルト基部板と上記前板
センターティルト可動板の固定を緩め、上記前板ティル
ト係合部に対して該前板センターティルト可動板の前板
ティルト被係合部を嵌合摺動させて上記仮想水平軸を中
心とした前板センターティルト操作を与え、該前板セン
ターティルト固定部材によって上記前板センターティル
ト基部板と上記前板センターティルト可動板とを固定
し、該ピントグラス面をフィルム面に置き換えて撮影を
行い得るように構成したことを特徴とするものである。
明の請求項4に係るアオリ機能付きピントグラス式カメ
ラは、平板状に形成された枠体でなるカメラ支持体と、
交換撮影レンズが選択的に前部に装着され得る前板と、
ピントグラス面とフィルム面が選択的に後部に装着され
得る後枠と、上記前板の後方端部開口と上記後枠の前方
端部開口との間を光密的に接続する蛇腹と、上記前板と
上記後枠との離間距離を変化させて焦点整合を行い得る
ために上記カメラ支持体に配設されると共に、後部側が
該カメラ支持体に対して繰出し繰込み自在でかつ前部側
に該前板が起立状態で固定的に支持され得る前板繰出部
材と、上記前板と上記後枠との離間距離を変化させて焦
点整合を行い得るために上記カメラ支持体に配設される
と共に、前部側が該カメラ支持体に対して繰出し繰込み
自在でかつ後部側に該後枠が起立状態で固定的に支持さ
れ得る後枠繰出部材と、上記前板の両側部のそれぞれと
上記前板繰出部材の前部との間に介挿され、該前板にセ
ンターティルト操作、スイング操作、ライズ・フォール
操作、シフト操作のうちの少なくともセンターティルト
操作を与え得る前板アオリ機構部と、を備えたアオリ機
能付きピントグラス式カメラにおいて、上記前板アオリ
機構部に、上記前板の前方に装着される交換撮影レンズ
の取付面となる上記前板の前面と撮影光軸との交点また
はその近傍に位置する仮想水平軸を中心として形成され
た円弧状突起条または円弧状溝でなる前板ティルト係合
部を有し、この前板ティルト係合部の円弧状突起条また
は円弧状溝が上記カメラ支持体の上方に位置し、かつそ
の凸面が前方に向けられて形成された前板センターティ
ルト基部板と、上記前板の側部に固定されると共に、上
記前板ティルト係合部に嵌合摺動自在な円弧状溝または
円弧状突起条でなる前板ティルト被係合部が形成された
前板センターティルト可動板と、上記前板センターティ
ルト基部板に対し上記前板センターティルト可動板を固
定し得る前板センターティルト固定部材と、を具備さ
せ、上記後枠に位置されたピントグラス面に結像された
被写体像を観察しつつ上記前板繰出部材と上記後枠繰出
部材による焦点操作と、上記前板センターティルト固定
部材による上記前板センターティルト基部板と上記前板
センターティルト可動板の固定を緩め、上記前板ティル
ト係合部に対して該前板センターティルト可動板の前板
ティルト被係合部を嵌合摺動させて上記仮想水平軸を中
心とした前板センターティルト操作を与え、該前板セン
ターティルト固定部材によって上記前板センターティル
ト基部板と上記前板センターティルト可動板とを固定
し、該ピントグラス面をフィルム面に置き換えて撮影を
行い得るように構成したことを特徴とするものである。
【0059】上記第4の目的を達成させるために、本発
明の請求項5に係るアオリ機能付きピントグラス式カメ
ラは、平板状に形成された枠体でなるカメラ支持体と、
交換撮影レンズが選択的に前部に装着され得る前板と、
ピントグラス面とフィルム面が選択的に後部に装着され
得る後枠と、上記前板の後方端部開口と上記後枠の前方
端部開口との間を光密的に接続する蛇腹と、上記前板と
上記後枠との離間距離を変化させて焦点整合を行い得る
ために上記カメラ支持体に配設されると共に、後部側が
該カメラ支持体に対して繰出し繰込み自在でかつ前部側
に該前板が起立状態で固定的に支持され得る前板繰出部
材と、上記前板と上記後枠との離間距離を変化させて焦
点整合を行い得るために上記カメラ支持体に配設される
と共に、前部側が該カメラ支持体に対して繰出し繰込み
自在でかつ後部側に該後枠が起立状態で固定的に支持さ
れ得る後枠繰出部材と、上記前板の両側部のそれぞれと
上記前板繰出部材の前部との間に介挿され、該前板にセ
ンターティルト操作、スイング操作、ライズ・フォール
操作、シフト操作のうちの少なくともスイング操作を与
え得る前板アオリ機構部と、を備えたアオリ機能付きピ
ントグラス式カメラにおいて、上記前板アオリ機構部
に、上記前板繰出部材の前部に配設されると共に、上記
前板の前方に装着される交換撮影レンズの光軸の取付面
となる上記前板の前面と撮影光軸との主点またはその近
傍に位置する仮想鉛直軸を中心とし後方にその凸面を向
けて形成された円弧状突起条または円弧状溝でなる前板
スイング係合部が形成された前板スイング基部板と、上
記前板の両側部に固定されると共に、上記前板スイング
係合部に嵌合摺動自在な円弧状溝または円弧状突起条で
なる前板スイング被係合部が形成された前板スイング可
動板と、上記前板スイング基部板に対し上記前板スイン
グ可動板を固定し得る前板スイング固定部材と、を具備
させ、上記後枠に位置されたピントグラス面に結像され
た被写体像を観察しつつ上記前板繰出部材と上記後枠繰
出部材による焦点操作と、上記前板スイング固定部材に
よる上記前板スイング基部板と上記前板スイング可動板
の固定を緩め、上記前板スイング係合部に対して上記前
板スイング被係合部を嵌合摺動させて上記仮想鉛直軸を
中心とした前板スイング操作を与え、さらに上記前板ス
イング固定部材によって上記前板スイング基部板と上記
前板スイング可動板とを固定し、該ピントグラス面をフ
ィルム面に置き換えて撮影を行い得るように構成したこ
とを特徴とするものである。
明の請求項5に係るアオリ機能付きピントグラス式カメ
ラは、平板状に形成された枠体でなるカメラ支持体と、
交換撮影レンズが選択的に前部に装着され得る前板と、
ピントグラス面とフィルム面が選択的に後部に装着され
得る後枠と、上記前板の後方端部開口と上記後枠の前方
端部開口との間を光密的に接続する蛇腹と、上記前板と
上記後枠との離間距離を変化させて焦点整合を行い得る
ために上記カメラ支持体に配設されると共に、後部側が
該カメラ支持体に対して繰出し繰込み自在でかつ前部側
に該前板が起立状態で固定的に支持され得る前板繰出部
材と、上記前板と上記後枠との離間距離を変化させて焦
点整合を行い得るために上記カメラ支持体に配設される
と共に、前部側が該カメラ支持体に対して繰出し繰込み
自在でかつ後部側に該後枠が起立状態で固定的に支持さ
れ得る後枠繰出部材と、上記前板の両側部のそれぞれと
上記前板繰出部材の前部との間に介挿され、該前板にセ
ンターティルト操作、スイング操作、ライズ・フォール
操作、シフト操作のうちの少なくともスイング操作を与
え得る前板アオリ機構部と、を備えたアオリ機能付きピ
ントグラス式カメラにおいて、上記前板アオリ機構部
に、上記前板繰出部材の前部に配設されると共に、上記
前板の前方に装着される交換撮影レンズの光軸の取付面
となる上記前板の前面と撮影光軸との主点またはその近
傍に位置する仮想鉛直軸を中心とし後方にその凸面を向
けて形成された円弧状突起条または円弧状溝でなる前板
スイング係合部が形成された前板スイング基部板と、上
記前板の両側部に固定されると共に、上記前板スイング
係合部に嵌合摺動自在な円弧状溝または円弧状突起条で
なる前板スイング被係合部が形成された前板スイング可
動板と、上記前板スイング基部板に対し上記前板スイン
グ可動板を固定し得る前板スイング固定部材と、を具備
させ、上記後枠に位置されたピントグラス面に結像され
た被写体像を観察しつつ上記前板繰出部材と上記後枠繰
出部材による焦点操作と、上記前板スイング固定部材に
よる上記前板スイング基部板と上記前板スイング可動板
の固定を緩め、上記前板スイング係合部に対して上記前
板スイング被係合部を嵌合摺動させて上記仮想鉛直軸を
中心とした前板スイング操作を与え、さらに上記前板ス
イング固定部材によって上記前板スイング基部板と上記
前板スイング可動板とを固定し、該ピントグラス面をフ
ィルム面に置き換えて撮影を行い得るように構成したこ
とを特徴とするものである。
【0060】上記第4の目的を達成させるために、本発
明の請求項6に係るアオリ機能付きピントグラス式カメ
ラは、平板状に形成された枠体でなるカメラ支持体と、
交換撮影レンズが選択的に前部に装着され得る前板と、
ピントグラス面とフィルム面が選択的に後部に装着され
得る後枠と、上記前板の後方端部開口と上記後枠の前方
端部開口との間を光密的に接続する蛇腹と、上記前板と
上記後枠との離間距離を変化させて焦点整合を行い得る
ために上記カメラ支持体に配設されると共に、後部側が
該カメラ支持体に対して繰出し繰込み自在でかつ前部側
に該前板が起立状態で固定的に支持され得る前板繰出部
材と、上記前板と上記後枠との離間距離を変化させて焦
点整合を行い得るために上記カメラ支持体に配設される
と共に、前部側が該カメラ支持体に対して繰出し繰込み
自在でかつ後部側に該後枠が起立状態で固定的に支持さ
れ得る後枠繰出部材と、上記前板の両側部のそれぞれと
上記前板繰出部材の前部との間に介挿され、該前板にセ
ンターティルト操作、スイング操作、ライズ・フォール
操作、シフト操作のうちの少なくともスイング操作とシ
フト操作とを与え得る前板アオリ機構部と、を備えたア
オリ機能付きピントグラス式カメラにおいて、上記前板
アオリ機構部に、上記前板の前方に装着される交換撮影
レンズの取付面となる上記前板の前面と撮影光軸との交
点またはその近傍に位置する基準鉛直軸に対応して形成
された支軸を有する前板スイング/シフト基部板と、こ
の前板スイング/シフト基部板の上記支軸に係合し、上
記基準鉛直軸に直交する方向に回動自在な前板駆動板
と、上記前板の両側部に固定的に支持されると共に、上
記前板駆動板に係合し、該前板駆動板に対して直線状に
摺動可能で、かつ上記支軸を中心とする該前板駆動板の
回動に伴って連動して回動させるスライド部が形成され
た前板スイング/シフト可動板と、上記前板スイング/
シフト基部板に対し上記前板駆動板と上記前板スイング
/シフト可動板とを固定し得る前板スイング/シフト固
定部材と、を具備させ、上記後枠に位置されたピントグ
ラス面に結像された被写体像を観察しつつ上記前板繰出
部材と上記後枠繰出部材による焦点操作と、上記前板ス
イング/シフト固定部材による上記前板スイング/シフ
ト基部板と上記前板駆動板と上記前板スイング/シフト
可動板との固定を緩め、上記前板を回動させることによ
って上記上記基準鉛直軸を中心とする上記前板駆動板の
回転に伴う前板スイング操作を与え、上記前板駆動板に
対して上記前板スイング/シフト可動板をスライドする
ことによって前板シフト操作を与え、さらに上記前板ス
イング/シフト固定部材によって上記前板スイング/シ
フト基部板と上記前板駆動板と上記前板スイング/シフ
ト可動板とを固定し、該ピントグラス面をフィルム面に
置き換えて撮影を行い得るように構成したことを特徴と
するものである。
明の請求項6に係るアオリ機能付きピントグラス式カメ
ラは、平板状に形成された枠体でなるカメラ支持体と、
交換撮影レンズが選択的に前部に装着され得る前板と、
ピントグラス面とフィルム面が選択的に後部に装着され
得る後枠と、上記前板の後方端部開口と上記後枠の前方
端部開口との間を光密的に接続する蛇腹と、上記前板と
上記後枠との離間距離を変化させて焦点整合を行い得る
ために上記カメラ支持体に配設されると共に、後部側が
該カメラ支持体に対して繰出し繰込み自在でかつ前部側
に該前板が起立状態で固定的に支持され得る前板繰出部
材と、上記前板と上記後枠との離間距離を変化させて焦
点整合を行い得るために上記カメラ支持体に配設される
と共に、前部側が該カメラ支持体に対して繰出し繰込み
自在でかつ後部側に該後枠が起立状態で固定的に支持さ
れ得る後枠繰出部材と、上記前板の両側部のそれぞれと
上記前板繰出部材の前部との間に介挿され、該前板にセ
ンターティルト操作、スイング操作、ライズ・フォール
操作、シフト操作のうちの少なくともスイング操作とシ
フト操作とを与え得る前板アオリ機構部と、を備えたア
オリ機能付きピントグラス式カメラにおいて、上記前板
アオリ機構部に、上記前板の前方に装着される交換撮影
レンズの取付面となる上記前板の前面と撮影光軸との交
点またはその近傍に位置する基準鉛直軸に対応して形成
された支軸を有する前板スイング/シフト基部板と、こ
の前板スイング/シフト基部板の上記支軸に係合し、上
記基準鉛直軸に直交する方向に回動自在な前板駆動板
と、上記前板の両側部に固定的に支持されると共に、上
記前板駆動板に係合し、該前板駆動板に対して直線状に
摺動可能で、かつ上記支軸を中心とする該前板駆動板の
回動に伴って連動して回動させるスライド部が形成され
た前板スイング/シフト可動板と、上記前板スイング/
シフト基部板に対し上記前板駆動板と上記前板スイング
/シフト可動板とを固定し得る前板スイング/シフト固
定部材と、を具備させ、上記後枠に位置されたピントグ
ラス面に結像された被写体像を観察しつつ上記前板繰出
部材と上記後枠繰出部材による焦点操作と、上記前板ス
イング/シフト固定部材による上記前板スイング/シフ
ト基部板と上記前板駆動板と上記前板スイング/シフト
可動板との固定を緩め、上記前板を回動させることによ
って上記上記基準鉛直軸を中心とする上記前板駆動板の
回転に伴う前板スイング操作を与え、上記前板駆動板に
対して上記前板スイング/シフト可動板をスライドする
ことによって前板シフト操作を与え、さらに上記前板ス
イング/シフト固定部材によって上記前板スイング/シ
フト基部板と上記前板駆動板と上記前板スイング/シフ
ト可動板とを固定し、該ピントグラス面をフィルム面に
置き換えて撮影を行い得るように構成したことを特徴と
するものである。
【0061】
【作用】後枠繰出部材の後部と後枠の間に介挿される後
枠アオリ機構部を用いて行われる後枠センターティルト
は、「ピントグラスまたはフィルム」面またはその近傍
に位置する基準水平軸に設定した仮想水平軸を回動支点
として行われる。また、後枠アオリ機構部を用いて行わ
れる後枠スイングは、「ピントグラスまたはフィルム」
面またはその近傍に位置する基準鉛直軸に設定した仮想
鉛直軸を回動支点として行われる。前板繰出部材の前部
と前板との間に介挿される前板アオリ機構部を用いて行
われる前板センターティルトは、交換撮影レンズの取付
面となる上記前板の前面と撮影光軸との交点またはその
近傍を通る基準水平軸に設定した仮想水平軸を回動支点
として行われる。
枠アオリ機構部を用いて行われる後枠センターティルト
は、「ピントグラスまたはフィルム」面またはその近傍
に位置する基準水平軸に設定した仮想水平軸を回動支点
として行われる。また、後枠アオリ機構部を用いて行わ
れる後枠スイングは、「ピントグラスまたはフィルム」
面またはその近傍に位置する基準鉛直軸に設定した仮想
鉛直軸を回動支点として行われる。前板繰出部材の前部
と前板との間に介挿される前板アオリ機構部を用いて行
われる前板センターティルトは、交換撮影レンズの取付
面となる上記前板の前面と撮影光軸との交点またはその
近傍を通る基準水平軸に設定した仮想水平軸を回動支点
として行われる。
【0062】この前板アオリ機構部を用いて行われる前
板スイングは、交換撮影レンズの取付面となる上記前板
の前面と撮影光軸との交点またはその近傍を通る基準鉛
直軸または、基準鉛直軸位置に設定した仮想鉛直軸を回
動支点として行われる。上記仮想の軸とは、実際にその
位置に軸を有さず、回転中心が仮想の軸と一致するよう
な円弧状突起条と係合し且つ摺動する円弧状溝を有する
二つの部材のうちの一方の回転する部材の回転中心を指
称する。
板スイングは、交換撮影レンズの取付面となる上記前板
の前面と撮影光軸との交点またはその近傍を通る基準鉛
直軸または、基準鉛直軸位置に設定した仮想鉛直軸を回
動支点として行われる。上記仮想の軸とは、実際にその
位置に軸を有さず、回転中心が仮想の軸と一致するよう
な円弧状突起条と係合し且つ摺動する円弧状溝を有する
二つの部材のうちの一方の回転する部材の回転中心を指
称する。
【0063】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を用いて詳細に説明する。先ず、本発明の第1の実施の
形態に係るアオリ機能付きピントグラス式カメラを、図
1ないし図4を用いて説明する。このアオリ機能付きピ
ントグラス式カメラは、詳細は後述するも、後枠アオリ
操作として「センターティルト、ベースティルト、ライ
ズ・フォール、スイング」の4操作が行え、前板アオリ
操作として「センターティルト、ベースティルト、ライ
ズ・フォール、スイング、シフト」の5操作が行えるよ
うになっている。
を用いて詳細に説明する。先ず、本発明の第1の実施の
形態に係るアオリ機能付きピントグラス式カメラを、図
1ないし図4を用いて説明する。このアオリ機能付きピ
ントグラス式カメラは、詳細は後述するも、後枠アオリ
操作として「センターティルト、ベースティルト、ライ
ズ・フォール、スイング」の4操作が行え、前板アオリ
操作として「センターティルト、ベースティルト、ライ
ズ・フォール、スイング、シフト」の5操作が行えるよ
うになっている。
【0064】望遠/標準/広角等の各種の交換撮影レン
ズを選択的に装着するための前板101は、その全体形
状が薄板矩形状を呈し、中央部にはレンズボード(図示
せず)から後方に突出する交換撮影レンズ部を逃がすと
共に撮影光束を通過させるための開口部101aが穿設
され、この開口部101aの前面の上部および下部には
当該レンズボードを取付けるための緊締具101dおよ
び係合部101eが設けられ、前板101の背面の上部
および下部には、2点鎖線で示す蛇腹168を取付ける
ための緊締具と係合部が緊締具101dおよび係合部1
01eと同様にして設けられている。
ズを選択的に装着するための前板101は、その全体形
状が薄板矩形状を呈し、中央部にはレンズボード(図示
せず)から後方に突出する交換撮影レンズ部を逃がすと
共に撮影光束を通過させるための開口部101aが穿設
され、この開口部101aの前面の上部および下部には
当該レンズボードを取付けるための緊締具101dおよ
び係合部101eが設けられ、前板101の背面の上部
および下部には、2点鎖線で示す蛇腹168を取付ける
ための緊締具と係合部が緊締具101dおよび係合部1
01eと同様にして設けられている。
【0065】前板101の上面には、水平面に対する前
板101の鉛直度または光軸の水平度を確認するための
水準器106が設けられている。前板101の開口部1
01aの前面側には、レンズボードが嵌入し得る大きさ
と厚さを有する凹状段部101bが形成されており、こ
の凹状段部101bの上縁部近傍には、長手方向に対し
傾斜した平行な2条の長孔101f,101fが穿設さ
れた緊締具101dがこれらの長孔101f,101f
にピン107,107を挿通された状態で摺動可能に取
付けられている。
板101の鉛直度または光軸の水平度を確認するための
水準器106が設けられている。前板101の開口部1
01aの前面側には、レンズボードが嵌入し得る大きさ
と厚さを有する凹状段部101bが形成されており、こ
の凹状段部101bの上縁部近傍には、長手方向に対し
傾斜した平行な2条の長孔101f,101fが穿設さ
れた緊締具101dがこれらの長孔101f,101f
にピン107,107を挿通された状態で摺動可能に取
付けられている。
【0066】また、凹状段部101bの下縁部には、係
合部101eが凹状段部101bの一部を覆うようにし
て前板101の前面に取付けられている。例えば、各種
の交換撮影レンズを前板101に装着するに際しては、
そのレンズボードの下方端を係合部101eと凹状段部
101bとの間に嵌入するように嵌合し、レンズボード
を凹状段部101bに嵌入した後、緊締具101dを図
1において左方に移動させることにより、緊締具101
dがピン107にガイドされ斜め下方へ摺動され、レン
ズボードの上端が凹状段部101bと緊締具101dと
の間に挟着される。このようにしてレンズボードに取付
けられた交換撮影レンズが、前板101に離脱可能に装
着されるのである。
合部101eが凹状段部101bの一部を覆うようにし
て前板101の前面に取付けられている。例えば、各種
の交換撮影レンズを前板101に装着するに際しては、
そのレンズボードの下方端を係合部101eと凹状段部
101bとの間に嵌入するように嵌合し、レンズボード
を凹状段部101bに嵌入した後、緊締具101dを図
1において左方に移動させることにより、緊締具101
dがピン107にガイドされ斜め下方へ摺動され、レン
ズボードの上端が凹状段部101bと緊締具101dと
の間に挟着される。このようにしてレンズボードに取付
けられた交換撮影レンズが、前板101に離脱可能に装
着されるのである。
【0067】なお、前板101の開口部101aの周縁
部の背面側にも蛇腹168の一端が接続され得る大きさ
と厚さを有する凹状段部が形成されており、この凹状段
部に当該蛇腹168も前述のレンズボードの場合と同様
にして前板101に取付けられている。取付け座109
は、細長い板材の両端を直角に起立させるようにして折
曲して正面形状を略U字形に形成され、後述する図4に
示す可動板510の両短辺のそれぞれにねじ止めされる
ものである。この取付け座109は、前板101を所望
の状態(姿勢)に支持する後述の前板取付部材113を
前後方向に傾動または倒伏可能に取付けるためのもので
ある。
部の背面側にも蛇腹168の一端が接続され得る大きさ
と厚さを有する凹状段部が形成されており、この凹状段
部に当該蛇腹168も前述のレンズボードの場合と同様
にして前板101に取付けられている。取付け座109
は、細長い板材の両端を直角に起立させるようにして折
曲して正面形状を略U字形に形成され、後述する図4に
示す可動板510の両短辺のそれぞれにねじ止めされる
ものである。この取付け座109は、前板101を所望
の状態(姿勢)に支持する後述の前板取付部材113を
前後方向に傾動または倒伏可能に取付けるためのもので
ある。
【0068】また、前板101のアオリ機構は、「セン
ターティルト、ベースティルト、ライズ・フォール」を
行う第3のアオリ機構部と「スイング・シフト」を行う
第4のアオリ機構部とで構成される。先ず、第3のアオ
リ機構部について説明すると、略縦長矩形状を呈するテ
ィルト座102を有し、このティルト座102の上端
部、中間部、下端部に3つの皿状のビスによって前板1
01の側面部にねじ込まれている。この前板ティルト座
102の上端に近い部位には支軸110が溶接、鑞付、
かしめ等の手段により固着されている。
ターティルト、ベースティルト、ライズ・フォール」を
行う第3のアオリ機構部と「スイング・シフト」を行う
第4のアオリ機構部とで構成される。先ず、第3のアオ
リ機構部について説明すると、略縦長矩形状を呈するテ
ィルト座102を有し、このティルト座102の上端
部、中間部、下端部に3つの皿状のビスによって前板1
01の側面部にねじ込まれている。この前板ティルト座
102の上端に近い部位には支軸110が溶接、鑞付、
かしめ等の手段により固着されている。
【0069】この支軸110は、軸心が前板101に装
着される交換撮影レンズの光軸の取付面となる上記前板
の前面と撮影光軸との交点に位置する基準水平軸と一致
するようにしてティルト座102に固着されている。こ
の交換撮影レンズの光軸の取付面となる上記前板の前面
は、交換撮影レンズの後側主平面と概ね一致しているこ
とが多い。ティルト座102の上端縁には、その中心を
基準(0度)として前方および後方に傾けた角度を知る
ための角度目盛りおよび角度数値が刻設され、この例で
は±20°である40°の角度範囲に亘って目盛りが刻
設されている。
着される交換撮影レンズの光軸の取付面となる上記前板
の前面と撮影光軸との交点に位置する基準水平軸と一致
するようにしてティルト座102に固着されている。こ
の交換撮影レンズの光軸の取付面となる上記前板の前面
は、交換撮影レンズの後側主平面と概ね一致しているこ
とが多い。ティルト座102の上端縁には、その中心を
基準(0度)として前方および後方に傾けた角度を知る
ための角度目盛りおよび角度数値が刻設され、この例で
は±20°である40°の角度範囲に亘って目盛りが刻
設されている。
【0070】保持部材117は、基端(下端)が取付け
座109の折曲部の後方にピン118によって回動可能
に取付けられ、前板取付部材113を所定角度状態で保
持するための保持部材であり、その長手方向に沿って穿
設されたガイド長孔117aには、前板取付部材113
上に植設され、先端部におねじの切られた軸119がス
ペーサ120を介して挿通され、この軸119にロック
ノブ121が螺合されている。また、保持部材117の
ガイド長孔117aには、ガイド長孔117aの側方へ
向けて半円弧状の凹状溝(図には表れず)が形成されて
おり、軸119がこの凹状溝に嵌合されたとき、前板取
付部材113は、後述する可動板510(図4参照)の
板面に対して直立するように構成されている。
座109の折曲部の後方にピン118によって回動可能
に取付けられ、前板取付部材113を所定角度状態で保
持するための保持部材であり、その長手方向に沿って穿
設されたガイド長孔117aには、前板取付部材113
上に植設され、先端部におねじの切られた軸119がス
ペーサ120を介して挿通され、この軸119にロック
ノブ121が螺合されている。また、保持部材117の
ガイド長孔117aには、ガイド長孔117aの側方へ
向けて半円弧状の凹状溝(図には表れず)が形成されて
おり、軸119がこの凹状溝に嵌合されたとき、前板取
付部材113は、後述する可動板510(図4参照)の
板面に対して直立するように構成されている。
【0071】即ち、ライズ・フォール固定用のロックノ
ブ115を緩めた状態で、前板101の前板取付部材1
13に対する上下位置の調節、つまりライズ・フォール
が可能となり、また、センターティルト固定用のロック
ノブ108を緩めた状態で、支軸110を中心とした前
板101のセンターティルトが可能となる。一方、前板
取付部材113は、その基端に係合する支軸118によ
り取付け座109に対して回動可能に取付けられ、保持
部材117によって任意の傾動角度にてロックし得るよ
うに構成されており、前板101の下方に位置するピン
114の軸心を中心として前後方向の傾動、即ちベース
ティルトが可能になると共に折り畳み収納時における前
板取付部材113の倒伏が可能となる。
ブ115を緩めた状態で、前板101の前板取付部材1
13に対する上下位置の調節、つまりライズ・フォール
が可能となり、また、センターティルト固定用のロック
ノブ108を緩めた状態で、支軸110を中心とした前
板101のセンターティルトが可能となる。一方、前板
取付部材113は、その基端に係合する支軸118によ
り取付け座109に対して回動可能に取付けられ、保持
部材117によって任意の傾動角度にてロックし得るよ
うに構成されており、前板101の下方に位置するピン
114の軸心を中心として前後方向の傾動、即ちベース
ティルトが可能になると共に折り畳み収納時における前
板取付部材113の倒伏が可能となる。
【0072】前板101の繰出方向(前後方向)に沿っ
た2本の並行な前板繰出部材123は、後端部間を連結
板124で連結され、さらに、前端部間を前板スイング
座125で連結されて、矩形状の枠体に形成されてい
る。この前板スイング座125上には、基部板501
が、この基部板501の上には可動板510が積層さ
れ、後述するような所定のスイングとシフトのアオリ調
節が可能なるようにして取付けられている。
た2本の並行な前板繰出部材123は、後端部間を連結
板124で連結され、さらに、前端部間を前板スイング
座125で連結されて、矩形状の枠体に形成されてい
る。この前板スイング座125上には、基部板501
が、この基部板501の上には可動板510が積層さ
れ、後述するような所定のスイングとシフトのアオリ調
節が可能なるようにして取付けられている。
【0073】前板繰出部材123は、カメラ支持体13
0に対し、アオリ機構によって前後方向に摺動自在に装
着してあり、さらに、前板繰出部材123に付設したラ
ック131と、カメラ支持体130の前方の軸受に回動
自在に挿通された回動軸132に固定されたピニオン
(図には現れていない)が噛合し、回動軸132の両端
に固定した前板繰出しノブ134を回動させることによ
り、前板繰出部材123を前後動させ焦点整合(フォー
カシング)等を行うことができる。また、カメラ支持体
130の後方には、さらにピニオン(図には現れていな
い)が固定された回動軸135が回動自在に軸支されて
おり、この回動軸135の両端にも後枠繰出しノブ13
6が固定されている(図1参照)。つまり、前板繰出部
材123は、これらの2組の前板繰出しノブ134およ
び144により、前方への繰出しおよび後方への繰出し
を行い得るようになっている。
0に対し、アオリ機構によって前後方向に摺動自在に装
着してあり、さらに、前板繰出部材123に付設したラ
ック131と、カメラ支持体130の前方の軸受に回動
自在に挿通された回動軸132に固定されたピニオン
(図には現れていない)が噛合し、回動軸132の両端
に固定した前板繰出しノブ134を回動させることによ
り、前板繰出部材123を前後動させ焦点整合(フォー
カシング)等を行うことができる。また、カメラ支持体
130の後方には、さらにピニオン(図には現れていな
い)が固定された回動軸135が回動自在に軸支されて
おり、この回動軸135の両端にも後枠繰出しノブ13
6が固定されている(図1参照)。つまり、前板繰出部
材123は、これらの2組の前板繰出しノブ134およ
び144により、前方への繰出しおよび後方への繰出し
を行い得るようになっている。
【0074】カメラ支持体130は、枠体137の両側
方に取付けられた断面コ字状の外枠139と、枠体13
7の底部に取付けられた底板140とから構成されてい
る。そして、T字状のガイドレール138間には、前述
したように前板繰出部材123が嵌合され、外枠139
よりカメラ支持体130の両側方に突出した回動軸13
2,143に固定された前板繰出しノブ134,144
により前板101の前後動が行われる。また、T字状の
ガイドレール138と外枠139との間には後述する後
枠145の前後動を行うための後枠繰出部材142が嵌
合されており、後枠繰出部材142に付設したラック
(図示していないが前板繰出部材123の場合と同様)
に噛合し、回動軸135に固定されたピニオンを後枠繰
出しノブ136を回動することで後枠の前後動を行い得
るように構成されている。
方に取付けられた断面コ字状の外枠139と、枠体13
7の底部に取付けられた底板140とから構成されてい
る。そして、T字状のガイドレール138間には、前述
したように前板繰出部材123が嵌合され、外枠139
よりカメラ支持体130の両側方に突出した回動軸13
2,143に固定された前板繰出しノブ134,144
により前板101の前後動が行われる。また、T字状の
ガイドレール138と外枠139との間には後述する後
枠145の前後動を行うための後枠繰出部材142が嵌
合されており、後枠繰出部材142に付設したラック
(図示していないが前板繰出部材123の場合と同様)
に噛合し、回動軸135に固定されたピニオンを後枠繰
出しノブ136を回動することで後枠の前後動を行い得
るように構成されている。
【0075】後枠145は、撮り枠171が取付けられ
カメラ支持体130と協働して箱体を構成する。後枠1
45の4隅は、L字状の金具により補強され、前板10
1の場合と同じようにしてカメラ支持体130上に取付
けられている。よって、前板101のベースティルト操
作とセンターティルトとライズ・フォール操作が独立し
て行え、そのロックも独立して行える。図1に示す後枠
繰出部材142の後部と後枠145の両側部との間に後
枠アオリ機構部が介挿され、この後枠アオリ機構部は、
図2の分解斜視図に詳細を示す第1のアオリ機構部20
0と図3の分解斜視図に詳細を示す第2のアオリ機構部
300とで構成される。
カメラ支持体130と協働して箱体を構成する。後枠1
45の4隅は、L字状の金具により補強され、前板10
1の場合と同じようにしてカメラ支持体130上に取付
けられている。よって、前板101のベースティルト操
作とセンターティルトとライズ・フォール操作が独立し
て行え、そのロックも独立して行える。図1に示す後枠
繰出部材142の後部と後枠145の両側部との間に後
枠アオリ機構部が介挿され、この後枠アオリ機構部は、
図2の分解斜視図に詳細を示す第1のアオリ機構部20
0と図3の分解斜視図に詳細を示す第2のアオリ機構部
300とで構成される。
【0076】先ず、図2に示す第1のアオリ機構部20
0の詳細構成を説明する。後述するスイング可動板30
6の両短辺には、L字状の取付板216の基部が固定さ
れ、詳細は後述するもその起立部に後枠取付プレート2
11とティルト保持板218のそれぞれの下端部が回動
自在に支持されている。後枠145の側面にその長手方
向に沿って長方形の逃げ穴202が穿設されている。こ
の逃げ穴202は、詳細を後述する内軸206の大径基
部206aが上下方向に円弧状に移動されたときに、そ
の動きを妨げないような大きさになっている。
0の詳細構成を説明する。後述するスイング可動板30
6の両短辺には、L字状の取付板216の基部が固定さ
れ、詳細は後述するもその起立部に後枠取付プレート2
11とティルト保持板218のそれぞれの下端部が回動
自在に支持されている。後枠145の側面にその長手方
向に沿って長方形の逃げ穴202が穿設されている。こ
の逃げ穴202は、詳細を後述する内軸206の大径基
部206aが上下方向に円弧状に移動されたときに、そ
の動きを妨げないような大きさになっている。
【0077】また、後枠145の側部には後枠センター
ティルト可動板としてのティルト可動板203が固定さ
れる。このティルト可動板203は、耐摩耗性と高剛性
を備えたチタン等の板材で長手状に形成され、その4隅
部のそれぞれに皿座を形成した取付孔203aが穿設さ
れその中に頭部が皿形状の木ねじ203b(図示は1本
のみで他の3本は省略してある)を挿通して後枠145
の側面にねじ込むことによって一体化される。
ティルト可動板としてのティルト可動板203が固定さ
れる。このティルト可動板203は、耐摩耗性と高剛性
を備えたチタン等の板材で長手状に形成され、その4隅
部のそれぞれに皿座を形成した取付孔203aが穿設さ
れその中に頭部が皿形状の木ねじ203b(図示は1本
のみで他の3本は省略してある)を挿通して後枠145
の側面にねじ込むことによって一体化される。
【0078】このティルト可動板203には、前方に凸
面を向けるようにして円弧状溝204が形成されてい
る。この円弧状溝204は、後枠145の後部端面より
突出長Dだけ後方に位置されるピントグラス176の画
面中心水平軸T0から下方に所定距離Tだけずれたティ
ルト慣用使用軸T1を回転支点とする円弧状溝となって
いて、その円弧形成角度は所定のセンターティルト駆動
角度範囲、例えば中立点を境にする±20°である40
°より充分に大きな角度範囲になっている。
面を向けるようにして円弧状溝204が形成されてい
る。この円弧状溝204は、後枠145の後部端面より
突出長Dだけ後方に位置されるピントグラス176の画
面中心水平軸T0から下方に所定距離Tだけずれたティ
ルト慣用使用軸T1を回転支点とする円弧状溝となって
いて、その円弧形成角度は所定のセンターティルト駆動
角度範囲、例えば中立点を境にする±20°である40
°より充分に大きな角度範囲になっている。
【0079】また、この円弧状溝204の形成範囲の中
央には細幅の逃げ長孔205が穿設されている。この逃
げ長孔205は、内軸206の円径部206bが所定の
センターティルト駆動角度範囲、例えば±20°の移動
をされたときにこの移動を妨げないように若干多めに設
定されている。また、上方に位置する取付孔203a,
203aの下位にクリックボール207が設けられてい
る。このクリックボール207は、ティルト可動板20
3の表面からボール先端を外方に突出する方向の付勢力
が図示しないバネ部材で与えられ、かつ外方に脱落しな
いように図示しない筒状部材で保持されている。
央には細幅の逃げ長孔205が穿設されている。この逃
げ長孔205は、内軸206の円径部206bが所定の
センターティルト駆動角度範囲、例えば±20°の移動
をされたときにこの移動を妨げないように若干多めに設
定されている。また、上方に位置する取付孔203a,
203aの下位にクリックボール207が設けられてい
る。このクリックボール207は、ティルト可動板20
3の表面からボール先端を外方に突出する方向の付勢力
が図示しないバネ部材で与えられ、かつ外方に脱落しな
いように図示しない筒状部材で保持されている。
【0080】このようなティルト可動板203の外方に
は該ティルト可動板203の材質と同様でかつ外形状が
略同一な板材でなる後枠センターティルト基部板として
のティルト基部板208が位置される。このティルト基
部板208の内方には、前述の円弧状溝204に嵌合し
て摺動自在な円弧状突起条209が突出形成されてい
る。また、ティルト可動板203とティルト基部板20
8を円弧状溝204と円弧状突起条209を一致させた
状態で重ね合わせたときに、クリックボール207の先
端が嵌入する位置(センターティルト角度が0°の位
置)にクリック孔208aが穿設され、その右方には外
方に突出するガイド軸208bが形成されている。
は該ティルト可動板203の材質と同様でかつ外形状が
略同一な板材でなる後枠センターティルト基部板として
のティルト基部板208が位置される。このティルト基
部板208の内方には、前述の円弧状溝204に嵌合し
て摺動自在な円弧状突起条209が突出形成されてい
る。また、ティルト可動板203とティルト基部板20
8を円弧状溝204と円弧状突起条209を一致させた
状態で重ね合わせたときに、クリックボール207の先
端が嵌入する位置(センターティルト角度が0°の位
置)にクリック孔208aが穿設され、その右方には外
方に突出するガイド軸208bが形成されている。
【0081】円弧状突起条209の形成角度範囲の略中
央角度上で外方に突出する固定ねじ210が溶接等の手
段で固定されていて、その軸心には前述の内軸206に
形成された円径部206bが緩く貫通される貫通孔21
0aが穿設されている。この固定ねじ210の先端部に
おねじ210bが形成され基部に円径部210cが形成
され、円径部210cの形成長さが後述の後枠取付プレ
ート211の厚みより僅かに小さく設定されている。こ
の円径部210c部分が後述する案内長孔213に案内
されて摺動が可能にされている。
央角度上で外方に突出する固定ねじ210が溶接等の手
段で固定されていて、その軸心には前述の内軸206に
形成された円径部206bが緩く貫通される貫通孔21
0aが穿設されている。この固定ねじ210の先端部に
おねじ210bが形成され基部に円径部210cが形成
され、円径部210cの形成長さが後述の後枠取付プレ
ート211の厚みより僅かに小さく設定されている。こ
の円径部210c部分が後述する案内長孔213に案内
されて摺動が可能にされている。
【0082】また、内軸206の円径部206bの形成
長さは、ティルト可動板203とティルト基部板208
を円弧状溝204と円弧状突起条209を嵌合させた状
態で重ね合わせた厚みと、円径部210cの形成長さ
と、おねじ210bの形成長さとを加え合わせた値より
僅かに小さく設定されている。このようなティルト基部
板208の外方には長手状の後枠取付プレート211が
密接配置され、その幅はティルト基部板208の幅と略
同じになっていて、先端部がその左側を斜めに切り欠い
た形状の傾斜が付けられ、中間部には前方に膨出するよ
うに延出され、この延出部分にベースティルト固定用の
固定ねじ214の大径基部214aが溶接,鑞付,カシ
メ等の固定手段で外方に突出された状態で固定されてい
る。
長さは、ティルト可動板203とティルト基部板208
を円弧状溝204と円弧状突起条209を嵌合させた状
態で重ね合わせた厚みと、円径部210cの形成長さ
と、おねじ210bの形成長さとを加え合わせた値より
僅かに小さく設定されている。このようなティルト基部
板208の外方には長手状の後枠取付プレート211が
密接配置され、その幅はティルト基部板208の幅と略
同じになっていて、先端部がその左側を斜めに切り欠い
た形状の傾斜が付けられ、中間部には前方に膨出するよ
うに延出され、この延出部分にベースティルト固定用の
固定ねじ214の大径基部214aが溶接,鑞付,カシ
メ等の固定手段で外方に突出された状態で固定されてい
る。
【0083】この固定ねじ214の大径基部214aに
連接する小径部214bが形成され、その直径は保持用
長孔219の幅より僅かに小さく、かつ形成長さがティ
ルト保持板218の板厚より僅かに小さく形成され、該
小径部214bに連接しておねじ部214cが形成され
ている。また、後枠取付プレート211には、案内長溝
212と案内長孔213が並行して形成され、案内長孔
213の幅は円径部210cの直径より僅かに小さく設
定され、円径部210cの形成長さは後枠取付プレート
211の厚みより僅かに小さく設定されている。
連接する小径部214bが形成され、その直径は保持用
長孔219の幅より僅かに小さく、かつ形成長さがティ
ルト保持板218の板厚より僅かに小さく形成され、該
小径部214bに連接しておねじ部214cが形成され
ている。また、後枠取付プレート211には、案内長溝
212と案内長孔213が並行して形成され、案内長孔
213の幅は円径部210cの直径より僅かに小さく設
定され、円径部210cの形成長さは後枠取付プレート
211の厚みより僅かに小さく設定されている。
【0084】さらに、案内長孔213に並行する案内長
溝212は、内方に形成され、この案内長溝212にガ
イド軸208bが嵌合摺動することになり、ティルト基
部板208と後枠取付プレート211の両者の相対位置
運動に着目するとティルト基部板208と後枠取付プレ
ート211との間の回転運動が阻止され長手方向への平
行移動運動のみが許容されており、この平行移動運動が
ライズ・フォールの移動運動となるのである。後枠取付
プレート211の下端部に穿設された支持孔215の位
置を、取付板216の起立部の後方寄りに位置する孔2
16aに位置させて支持ピン217を用いて、かしめ加
工を行うことによって取付板216に対して後枠取付プ
レート211を回動自在に支持することができる。
溝212は、内方に形成され、この案内長溝212にガ
イド軸208bが嵌合摺動することになり、ティルト基
部板208と後枠取付プレート211の両者の相対位置
運動に着目するとティルト基部板208と後枠取付プレ
ート211との間の回転運動が阻止され長手方向への平
行移動運動のみが許容されており、この平行移動運動が
ライズ・フォールの移動運動となるのである。後枠取付
プレート211の下端部に穿設された支持孔215の位
置を、取付板216の起立部の後方寄りに位置する孔2
16aに位置させて支持ピン217を用いて、かしめ加
工を行うことによって取付板216に対して後枠取付プ
レート211を回動自在に支持することができる。
【0085】また、ティルト保持板218の下端に位置
する支持孔218aの位置を、取付板216の起立部の
前方寄りに位置する孔216bに位置させて支持ピン2
20を用いてかしめ加工を行うことによって取付板21
6に対してティルト保持板218を回動自在に支持する
ことができる。このティルト保持板218は、固定ねじ
214のおねじ部214cを通じて小径部214bの周
面に保持用長孔219に嵌合させることによって後枠取
付プレート211を前後傾することができおねじ部21
4cに、ベースティルト位置固定用のロックナット22
1のめねじ部221aを捩じ込むことによってティルト
保持板218が大径基部214aの端面に当接された状
態で固定することができ、後枠取付プレート211の前
後傾角度(ベースティルト角度)を固定保持することが
できる。
する支持孔218aの位置を、取付板216の起立部の
前方寄りに位置する孔216bに位置させて支持ピン2
20を用いてかしめ加工を行うことによって取付板21
6に対してティルト保持板218を回動自在に支持する
ことができる。このティルト保持板218は、固定ねじ
214のおねじ部214cを通じて小径部214bの周
面に保持用長孔219に嵌合させることによって後枠取
付プレート211を前後傾することができおねじ部21
4cに、ベースティルト位置固定用のロックナット22
1のめねじ部221aを捩じ込むことによってティルト
保持板218が大径基部214aの端面に当接された状
態で固定することができ、後枠取付プレート211の前
後傾角度(ベースティルト角度)を固定保持することが
できる。
【0086】なお、符号219aは係合溝部であり、こ
の位置に固定ねじ214の小径部214bを係合位置さ
せることによって後枠取付プレート211をティルトセ
ンター位置(鉛直位置)で保持させることができる。そ
して、後枠145の側面にティルト可動板203を固定
し、その外方にティルト基部板208を位置させ内軸2
06を固定ねじ210に貫通させ、固定ねじ210を案
内長孔213に嵌合させ、後枠取付プレート211の表
面から突出するおねじ210bにライズ・フォール固定
用のロックナット222のめねじ部222aを捩じ込
み、さらに、固定ねじ210のおねじ210bの端面か
ら突出するおねじ部206cにセンターティルト固定用
のロックナット223のめねじ部223aを捩じ込むこ
とができる。
の位置に固定ねじ214の小径部214bを係合位置さ
せることによって後枠取付プレート211をティルトセ
ンター位置(鉛直位置)で保持させることができる。そ
して、後枠145の側面にティルト可動板203を固定
し、その外方にティルト基部板208を位置させ内軸2
06を固定ねじ210に貫通させ、固定ねじ210を案
内長孔213に嵌合させ、後枠取付プレート211の表
面から突出するおねじ210bにライズ・フォール固定
用のロックナット222のめねじ部222aを捩じ込
み、さらに、固定ねじ210のおねじ210bの端面か
ら突出するおねじ部206cにセンターティルト固定用
のロックナット223のめねじ部223aを捩じ込むこ
とができる。
【0087】なお、前述のように後枠145の図1にお
ける右面に設けられたアオリ機構は、後枠145の左面
にも対称な形で設けられているのであるが図示は省略し
てある。また、ティルト基部板208の外側面と後枠取
付プレート211の内側面とは摺接状態にあるため、そ
の面に擦過傷が生じやすいのでテフロン(商品名)シー
ト等の耐摩耗性を有し摩耗を少なくする減摩シートを介
在させることが望ましい。後枠取付プレート211の後
部の上方に傾斜を付けて欠落させた形状にしてあるの
は、後枠145に対して前傾方向のセンターティルトを
与え、その角度を大きくしたときにピント板172のフ
ィルム出し入れ口の側端部に突き当たると共にシートフ
ィルムホルダーの出し入れが不能となり、後枠145の
前傾駆動範囲を狭めてしまうことを防ぐためである。
ける右面に設けられたアオリ機構は、後枠145の左面
にも対称な形で設けられているのであるが図示は省略し
てある。また、ティルト基部板208の外側面と後枠取
付プレート211の内側面とは摺接状態にあるため、そ
の面に擦過傷が生じやすいのでテフロン(商品名)シー
ト等の耐摩耗性を有し摩耗を少なくする減摩シートを介
在させることが望ましい。後枠取付プレート211の後
部の上方に傾斜を付けて欠落させた形状にしてあるの
は、後枠145に対して前傾方向のセンターティルトを
与え、その角度を大きくしたときにピント板172のフ
ィルム出し入れ口の側端部に突き当たると共にシートフ
ィルムホルダーの出し入れが不能となり、後枠145の
前傾駆動範囲を狭めてしまうことを防ぐためである。
【0088】換言すれば、後枠145が大きく前傾され
ても後枠取付プレート211の上部がピント板172の
側端部に突き当たらないようにするには、後枠取付プレ
ート211の位置を後枠145のなるべく前寄りに設定
すればよいのであるが、後枠取付プレート211を前寄
り方向に設定することに伴い、円弧状溝204と円弧状
突起条209の曲率半径が必然的に大きくなるので、円
弧状溝204と円弧状突起条209で確実に嵌合摺動さ
せるには円弧の形成角度範囲を大きくせざるを得ず、こ
れに伴い、ティルト可動板203、ティルト基部板20
8のそれぞれの板幅や長手方向寸法を大きくしたり、場
合によっては板厚も大きくせざるを得ないのである。
ても後枠取付プレート211の上部がピント板172の
側端部に突き当たらないようにするには、後枠取付プレ
ート211の位置を後枠145のなるべく前寄りに設定
すればよいのであるが、後枠取付プレート211を前寄
り方向に設定することに伴い、円弧状溝204と円弧状
突起条209の曲率半径が必然的に大きくなるので、円
弧状溝204と円弧状突起条209で確実に嵌合摺動さ
せるには円弧の形成角度範囲を大きくせざるを得ず、こ
れに伴い、ティルト可動板203、ティルト基部板20
8のそれぞれの板幅や長手方向寸法を大きくしたり、場
合によっては板厚も大きくせざるを得ないのである。
【0089】しかしながら、後枠取付プレート211の
後部の上方に傾斜を付けて欠落させた形状にすれば、円
弧状溝204と円弧状突起条209が小さな曲率半径で
かつ板幅や長手方向寸法を大きくする必要がなくコンパ
クトなアオリ機構部とすることができるのである。次
に、後枠145にスイングを与えるためのアオリ機構部
300の詳細を図3に示す分解斜視図を用いて説明す
る。後枠145の繰り出し繰り込み方向(前後方向)に
沿った2本の並行な後枠繰出部材142(図1も参照)
のそれぞれの後部には、取付板142Aが掛け渡され、
その両短辺部のそれぞれが後枠スイング基部板としての
スイング基部板301の先端部にそれぞれ3本の固定ね
じ302,302,302を用いて固定されている。
後部の上方に傾斜を付けて欠落させた形状にすれば、円
弧状溝204と円弧状突起条209が小さな曲率半径で
かつ板幅や長手方向寸法を大きくする必要がなくコンパ
クトなアオリ機構部とすることができるのである。次
に、後枠145にスイングを与えるためのアオリ機構部
300の詳細を図3に示す分解斜視図を用いて説明す
る。後枠145の繰り出し繰り込み方向(前後方向)に
沿った2本の並行な後枠繰出部材142(図1も参照)
のそれぞれの後部には、取付板142Aが掛け渡され、
その両短辺部のそれぞれが後枠スイング基部板としての
スイング基部板301の先端部にそれぞれ3本の固定ね
じ302,302,302を用いて固定されている。
【0090】このスイング基部板301は、細帯状でか
つ耐摩耗性が良好で剛性の高いチタン板材で形成され、
中間部は幅狭になっていて、その左部に円弧状溝303
が形成されている。この円弧状溝303は、その円弧の
形成支点(回転中心)が前述のピントグラス176の表
面に位置するスイング慣用使用軸S1となっていて、そ
の円弧形成角度は、その中心位置を境にする、例えば±
20°の40°、即ち後枠スイング駆動角度範囲よりも
充分に大きな角度になっている。また、スイング基部板
301の左側部に該スイング慣用使用軸S1を形成支点
とする円弧角がθである円弧状逃げ孔304が穿設さ
れ、スイング基部板301の右側部にもスイング慣用使
用軸S1を形成支点とする円弧角が略θである円弧状逃
げ孔305が穿設されている。
つ耐摩耗性が良好で剛性の高いチタン板材で形成され、
中間部は幅狭になっていて、その左部に円弧状溝303
が形成されている。この円弧状溝303は、その円弧の
形成支点(回転中心)が前述のピントグラス176の表
面に位置するスイング慣用使用軸S1となっていて、そ
の円弧形成角度は、その中心位置を境にする、例えば±
20°の40°、即ち後枠スイング駆動角度範囲よりも
充分に大きな角度になっている。また、スイング基部板
301の左側部に該スイング慣用使用軸S1を形成支点
とする円弧角がθである円弧状逃げ孔304が穿設さ
れ、スイング基部板301の右側部にもスイング慣用使
用軸S1を形成支点とする円弧角が略θである円弧状逃
げ孔305が穿設されている。
【0091】また、スイング基部板301の上位には、
その外形状が該スイング基部板301の外形状と同様の
後枠スイング可動板としてのスイング可動板306が位
置されている。即ち、スイング可動板306の下面の左
部には、前述の円弧状溝303に嵌合摺動する円弧状突
起条308が突出形成され、この円弧状突起条308の
円弧形成角度は、その中心位置を境にする、例えば±2
0°の40°、即ち後枠スイング駆動角度範囲よりも充
分に大きな角度になっている。また、スイング可動板3
06の右側部に、該スイング慣用使用軸S1を形成支点
とする円弧角が前述の角度θと略同一である円弧状逃げ
孔310が穿設され、スイング可動板306の左側部に
もスイング慣用使用軸S1を形成支点としその円弧角が
前述の角度θと略同一である円弧状逃げ孔309が穿設
されている。
その外形状が該スイング基部板301の外形状と同様の
後枠スイング可動板としてのスイング可動板306が位
置されている。即ち、スイング可動板306の下面の左
部には、前述の円弧状溝303に嵌合摺動する円弧状突
起条308が突出形成され、この円弧状突起条308の
円弧形成角度は、その中心位置を境にする、例えば±2
0°の40°、即ち後枠スイング駆動角度範囲よりも充
分に大きな角度になっている。また、スイング可動板3
06の右側部に、該スイング慣用使用軸S1を形成支点
とする円弧角が前述の角度θと略同一である円弧状逃げ
孔310が穿設され、スイング可動板306の左側部に
もスイング慣用使用軸S1を形成支点としその円弧角が
前述の角度θと略同一である円弧状逃げ孔309が穿設
されている。
【0092】さらに、スイング可動板306の両短辺の
それぞれには、後枠145(図1参照)の底部の両短辺
部を支持するための取付板216を固定するための取付
ねじ孔307,307,307が螺設され、図示しない
取付けねじを用いて取付板216とスイング可動板30
6が一体化される。また、スイング基部板301とスイ
ング可動板306の両板を挟み込んだ状態で固定するた
めの固定ねじ311が設けられている。この固定ねじ3
11は、その先端におねじ部311aが形成され、その
後部に摺接部311bが形成され頭部にフランジ部31
1cが形成されている。
それぞれには、後枠145(図1参照)の底部の両短辺
部を支持するための取付板216を固定するための取付
ねじ孔307,307,307が螺設され、図示しない
取付けねじを用いて取付板216とスイング可動板30
6が一体化される。また、スイング基部板301とスイ
ング可動板306の両板を挟み込んだ状態で固定するた
めの固定ねじ311が設けられている。この固定ねじ3
11は、その先端におねじ部311aが形成され、その
後部に摺接部311bが形成され頭部にフランジ部31
1cが形成されている。
【0093】この摺接部311bは、その長さがスイン
グ基部板301とスイング可動板306を円弧状溝30
3と円弧状突起条308を嵌合させた状態で積層状態と
した時の両板の総厚みより僅かに小さな値にされ、換言
すれば、円弧状逃げ孔304と円弧状逃げ孔309に固
定ねじ311を挿通したときに円弧状逃げ孔309の表
面から摺接部311bの端部が突出しない値にされ、そ
の断面形状は、長円状に形成され、その短辺(直径)が
円弧状溝303の溝幅より僅かに小さく形成され、該摺
接部311bが円弧状逃げ孔304と円弧状逃げ孔30
9を上下に重ね合わせた状態で嵌合摺動自在になると共
に、固定ねじ311の回り止めがなされることになる。
なお、取付板142Aにおいて円弧状逃げ孔304に対
応する部分は図面には表していないが、フランジ部31
1cが円弧状に移動する範囲に逃げ穴が穿設されている
ものである。
グ基部板301とスイング可動板306を円弧状溝30
3と円弧状突起条308を嵌合させた状態で積層状態と
した時の両板の総厚みより僅かに小さな値にされ、換言
すれば、円弧状逃げ孔304と円弧状逃げ孔309に固
定ねじ311を挿通したときに円弧状逃げ孔309の表
面から摺接部311bの端部が突出しない値にされ、そ
の断面形状は、長円状に形成され、その短辺(直径)が
円弧状溝303の溝幅より僅かに小さく形成され、該摺
接部311bが円弧状逃げ孔304と円弧状逃げ孔30
9を上下に重ね合わせた状態で嵌合摺動自在になると共
に、固定ねじ311の回り止めがなされることになる。
なお、取付板142Aにおいて円弧状逃げ孔304に対
応する部分は図面には表していないが、フランジ部31
1cが円弧状に移動する範囲に逃げ穴が穿設されている
ものである。
【0094】そして、円弧状逃げ孔309から突出する
おねじ部311aにスイング固定用のロックナット31
2のめねじ部312aが螺合し、その側周面に操作つま
み313が取り付けられている。さらに、円弧状逃げ孔
305と円弧状逃げ孔310の部分においても、前述の
「固定ねじ311,おねじ部311a,摺接部311
b,フランジ部311c,ロックナット312,めねじ
部312a,操作つまみ313」と同様な「固定ねじ3
14,おねじ部314a,摺接部314b,フランジ部
314c,ロックナット315,315a,操作つまみ
316」が設けられている。
おねじ部311aにスイング固定用のロックナット31
2のめねじ部312aが螺合し、その側周面に操作つま
み313が取り付けられている。さらに、円弧状逃げ孔
305と円弧状逃げ孔310の部分においても、前述の
「固定ねじ311,おねじ部311a,摺接部311
b,フランジ部311c,ロックナット312,めねじ
部312a,操作つまみ313」と同様な「固定ねじ3
14,おねじ部314a,摺接部314b,フランジ部
314c,ロックナット315,315a,操作つまみ
316」が設けられている。
【0095】そして、スイング基部板301とスイング
可動板306を円弧状溝303と円弧状突起条308を
嵌合させた状態にすると、円弧状逃げ孔304と円弧状
逃げ孔309が略一致した状態になり、且つ円弧状逃げ
孔305と円弧状逃げ孔310も略一致した状態にな
る。このような円弧状逃げ孔305,310には、その
下方から固定ねじ314を挿通するとその摺接部314
bが嵌合し円弧状逃げ孔310からおねじ部314aが
突出する。この突出部にロックナット315のめねじ部
315aを捩じ込むことによってスイング基部板301
とスイング可動板306の両板が円弧状逃げ孔305の
部分で挟持固定され、これと共に円弧状逃げ孔310の
部分においても同様にして挟持固定される。
可動板306を円弧状溝303と円弧状突起条308を
嵌合させた状態にすると、円弧状逃げ孔304と円弧状
逃げ孔309が略一致した状態になり、且つ円弧状逃げ
孔305と円弧状逃げ孔310も略一致した状態にな
る。このような円弧状逃げ孔305,310には、その
下方から固定ねじ314を挿通するとその摺接部314
bが嵌合し円弧状逃げ孔310からおねじ部314aが
突出する。この突出部にロックナット315のめねじ部
315aを捩じ込むことによってスイング基部板301
とスイング可動板306の両板が円弧状逃げ孔305の
部分で挟持固定され、これと共に円弧状逃げ孔310の
部分においても同様にして挟持固定される。
【0096】さて、図4に示すように、前板繰出部材1
23の繰り出し繰り込み方向(前後方向)に沿った2本
の並行な前板繰出部材123のそれぞれの前部には、取
付板123Aが掛け渡され、その中間部に、前板101
に対してスイングとシフトを与えるためのアオリ機構部
500が設けられている。このアオリ機構部500の詳
細を、図4に示す分解斜視図を用いて説明する。このア
オリ機構部500には、細帯状で耐摩耗性が良好で剛性
の高いチタン板材で形成された基部板501が備えら
れ、その長手方向両端部がそれぞれ3本づつの取付けね
じ502を用いて取付板123Aに強固に一体化されて
いる。
23の繰り出し繰り込み方向(前後方向)に沿った2本
の並行な前板繰出部材123のそれぞれの前部には、取
付板123Aが掛け渡され、その中間部に、前板101
に対してスイングとシフトを与えるためのアオリ機構部
500が設けられている。このアオリ機構部500の詳
細を、図4に示す分解斜視図を用いて説明する。このア
オリ機構部500には、細帯状で耐摩耗性が良好で剛性
の高いチタン板材で形成された基部板501が備えら
れ、その長手方向両端部がそれぞれ3本づつの取付けね
じ502を用いて取付板123Aに強固に一体化されて
いる。
【0097】この基部板501の中間部の右寄りにはク
リックボール503が裏面側から取付けられ、そのボー
ル503は、基部板501の上方に突出する方向の付勢
力が図示しないコイルバネによって付与され、かつその
ボールとコイルバネが脱落しないように一部分を突出し
た状態に図示しない筒状部材で保持されている。このよ
うなクリックボール503の左寄りには、ガイド長孔5
05が穿設され、その左方に支軸504が突出する状態
で固定されている。この支軸504は、その直径が後述
の駆動プレート506に形成された挿通孔507の直径
より僅かに小さく、また支軸504の突出高さは後枠駆
動板としての駆動プレート506の厚みより僅かに小さ
く設定されている。
リックボール503が裏面側から取付けられ、そのボー
ル503は、基部板501の上方に突出する方向の付勢
力が図示しないコイルバネによって付与され、かつその
ボールとコイルバネが脱落しないように一部分を突出し
た状態に図示しない筒状部材で保持されている。このよ
うなクリックボール503の左寄りには、ガイド長孔5
05が穿設され、その左方に支軸504が突出する状態
で固定されている。この支軸504は、その直径が後述
の駆動プレート506に形成された挿通孔507の直径
より僅かに小さく、また支軸504の突出高さは後枠駆
動板としての駆動プレート506の厚みより僅かに小さ
く設定されている。
【0098】この支軸504とガイド長孔505との位
置関係は、前板101に装着された交換撮影レンズの取
付面となる上記前板の前面と撮影光軸との交点と光軸が
交わる点を通る鉛直軸に対して所定距離だけずれた位置
に存在するスイング慣用使用軸Lに一致し、この支軸5
04の位置が詳細は後述の前板スイング操作の回動支点
となる。なお、このスイング慣用使用軸Lは、ピントグ
ラス176の面上に位置される前述のスイング慣用使用
軸S1(図1参照)に対応させて前板101における軸
に設定されている。また、支軸504を中心とするガイ
ド長孔505が穿設され、このガイド長孔505の形成
角度は前板スイング角度範囲、例えば±20°の40°
にほぼ等しく設定されている。
置関係は、前板101に装着された交換撮影レンズの取
付面となる上記前板の前面と撮影光軸との交点と光軸が
交わる点を通る鉛直軸に対して所定距離だけずれた位置
に存在するスイング慣用使用軸Lに一致し、この支軸5
04の位置が詳細は後述の前板スイング操作の回動支点
となる。なお、このスイング慣用使用軸Lは、ピントグ
ラス176の面上に位置される前述のスイング慣用使用
軸S1(図1参照)に対応させて前板101における軸
に設定されている。また、支軸504を中心とするガイ
ド長孔505が穿設され、このガイド長孔505の形成
角度は前板スイング角度範囲、例えば±20°の40°
にほぼ等しく設定されている。
【0099】これらの支軸、クリックボール503の上
位には細帯状のスイングとシフト用の駆動プレート50
6が位置され、その左隅部に挿通孔507が穿設され、
この挿通孔507の直径が支軸504の直径より僅かに
大きく設定され、支軸504を中心にして駆動プレート
506を嵌合点を挿通孔507として回動自在になって
いる。また、駆動プレート506を基準の部位に位置に
させたときに、基部板501のガイド長孔505に対応
する部位に挿通孔508が穿設され、基部板501のク
リックボール503に対応する部位にクリック孔506
aが穿設されている。
位には細帯状のスイングとシフト用の駆動プレート50
6が位置され、その左隅部に挿通孔507が穿設され、
この挿通孔507の直径が支軸504の直径より僅かに
大きく設定され、支軸504を中心にして駆動プレート
506を嵌合点を挿通孔507として回動自在になって
いる。また、駆動プレート506を基準の部位に位置に
させたときに、基部板501のガイド長孔505に対応
する部位に挿通孔508が穿設され、基部板501のク
リックボール503に対応する部位にクリック孔506
aが穿設されている。
【0100】基部板501の上位に位置する可動板51
0は、その外形状が基部板501と略同一であり、その
底面に上記駆動プレート506に対して摺動可能な幅を
有するスライド溝512が形成されている。可動板51
0には、長手方向に貫いていて、その中間部に上記挿通
孔508の位置に対応する逃げ長孔513が穿設されて
いる。この逃げ長孔513の形成長さは、前板101の
シフト量、例えばシフトセンター点を境にする±40m
mより僅かに大きく設定されている。このスライド溝5
12の深さは、駆動プレート506の厚みより僅かに深
く設定され、挿通孔508の直径と逃げ長孔513の幅
のそれぞれは、ロックねじ519の摺接部519bの直
径より僅かに大きく設定されている。
0は、その外形状が基部板501と略同一であり、その
底面に上記駆動プレート506に対して摺動可能な幅を
有するスライド溝512が形成されている。可動板51
0には、長手方向に貫いていて、その中間部に上記挿通
孔508の位置に対応する逃げ長孔513が穿設されて
いる。この逃げ長孔513の形成長さは、前板101の
シフト量、例えばシフトセンター点を境にする±40m
mより僅かに大きく設定されている。このスライド溝5
12の深さは、駆動プレート506の厚みより僅かに深
く設定され、挿通孔508の直径と逃げ長孔513の幅
のそれぞれは、ロックねじ519の摺接部519bの直
径より僅かに大きく設定されている。
【0101】さらに、可動板510には、逃げ長孔51
3に並行する断面が半円状の半円溝514が形成され、
この半円溝514内にピン状の丸棒515の下半分が嵌
合するように寸法設定されている。可動板510の上位
には、該可動板510の幅と略同一の幅を持った固定プ
レート516が位置され、この固定プレート516の中
間部には、前述の逃げ長孔513と挿通孔508と一致
する挿通孔518が穿設されている。また、可動板51
0に対向する位置には、丸棒515の長さより僅かに長
く形成される半円溝516bが形成されている。
3に並行する断面が半円状の半円溝514が形成され、
この半円溝514内にピン状の丸棒515の下半分が嵌
合するように寸法設定されている。可動板510の上位
には、該可動板510の幅と略同一の幅を持った固定プ
レート516が位置され、この固定プレート516の中
間部には、前述の逃げ長孔513と挿通孔508と一致
する挿通孔518が穿設されている。また、可動板51
0に対向する位置には、丸棒515の長さより僅かに長
く形成される半円溝516bが形成されている。
【0102】また、ロックねじ519は、大径部519
aと摺接部519bとおねじ部519cを有し、摺接部
519bの直径は、「ガイド長孔505の溝幅」と「挿
通孔508の直径」と「逃げ長孔513の溝幅」と「挿
通孔518の直径」のそれぞれより僅かに小さく設定さ
れ、該ロックねじ519の摺接部519bの形成長さ
は、基部板501と可動板510と固定プレート516
の3つの板材を重ね合わせたときの厚みより僅かに小さ
く設定されている。基部板501の裏面側のガイド長孔
505部分には、該ガイド長孔505の溝幅より一段と
大きくなっている回転規制用の段付き溝505aが形成
されている。前述のロックねじ519の大径部519a
の断面形状は長円状に形成され、その短軸方向の寸法が
段付き溝505aの幅より僅かに小さく設定され、長軸
方向の寸法は、ガイド長孔505内を摺接部519bが
摺動する際の妨げとならず、かつロックねじ519がガ
イド長孔505を摺動中に回転することを阻止する回り
止め機能を有する値に設定されている。可動板510の
前面には、前板101のシフト量をcm単位の数字と5
mm単位の目盛りで表した目盛表示510aが刻設され
ていて、これに対向する固定プレート516の前面に基
準指標516aが刻設されている。
aと摺接部519bとおねじ部519cを有し、摺接部
519bの直径は、「ガイド長孔505の溝幅」と「挿
通孔508の直径」と「逃げ長孔513の溝幅」と「挿
通孔518の直径」のそれぞれより僅かに小さく設定さ
れ、該ロックねじ519の摺接部519bの形成長さ
は、基部板501と可動板510と固定プレート516
の3つの板材を重ね合わせたときの厚みより僅かに小さ
く設定されている。基部板501の裏面側のガイド長孔
505部分には、該ガイド長孔505の溝幅より一段と
大きくなっている回転規制用の段付き溝505aが形成
されている。前述のロックねじ519の大径部519a
の断面形状は長円状に形成され、その短軸方向の寸法が
段付き溝505aの幅より僅かに小さく設定され、長軸
方向の寸法は、ガイド長孔505内を摺接部519bが
摺動する際の妨げとならず、かつロックねじ519がガ
イド長孔505を摺動中に回転することを阻止する回り
止め機能を有する値に設定されている。可動板510の
前面には、前板101のシフト量をcm単位の数字と5
mm単位の目盛りで表した目盛表示510aが刻設され
ていて、これに対向する固定プレート516の前面に基
準指標516aが刻設されている。
【0103】よって、基部板501の上面に駆動プレー
ト506を、支軸504と挿通孔507を一致させ、か
つクリックボール503とクリック孔506aを一致さ
せた状態で位置させ、この駆動プレート506の上面に
スライド溝512を位置させるように可動板510を位
置させ、さらに、この可動板510の上面の半円溝51
4に丸棒515を乗せ、その上部に固定プレート516
を、挿通孔518が挿通孔508に一致するように乗せ
ると基部板501の下方からロックねじ519を「ガイ
ド長孔505、挿通孔508、逃げ長孔513、挿通孔
518」に順次に挿通させることができ、ロックねじ5
19のおねじ部519cが挿通孔518から突出する。
ト506を、支軸504と挿通孔507を一致させ、か
つクリックボール503とクリック孔506aを一致さ
せた状態で位置させ、この駆動プレート506の上面に
スライド溝512を位置させるように可動板510を位
置させ、さらに、この可動板510の上面の半円溝51
4に丸棒515を乗せ、その上部に固定プレート516
を、挿通孔518が挿通孔508に一致するように乗せ
ると基部板501の下方からロックねじ519を「ガイ
ド長孔505、挿通孔508、逃げ長孔513、挿通孔
518」に順次に挿通させることができ、ロックねじ5
19のおねじ部519cが挿通孔518から突出する。
【0104】この突出部分にロックナット520のめね
じ部520aを捩じ込むことによって、基部板501と
可動板510を一体に固定することができる。なお、符
号521は、ロックナット520の外周面に取り付けら
れる操作つまみであり、符号523は、ストッパねじ5
22が捩じ込まれるねじ孔であり、ロックナット520
の回動の緩み側の回転量を操作つまみ521にストッパ
ねじ522を突き当てることによって制限するためのも
のである。また、このカメラは、使用しないときにコン
パクトに折り畳んでおくことができる。
じ部520aを捩じ込むことによって、基部板501と
可動板510を一体に固定することができる。なお、符
号521は、ロックナット520の外周面に取り付けら
れる操作つまみであり、符号523は、ストッパねじ5
22が捩じ込まれるねじ孔であり、ロックナット520
の回動の緩み側の回転量を操作つまみ521にストッパ
ねじ522を突き当てることによって制限するためのも
のである。また、このカメラは、使用しないときにコン
パクトに折り畳んでおくことができる。
【0105】前板繰出部材123をカメラ支持体130
に完全に繰込んで収納させた状態でティルト固定用のロ
ックノブ108およびライズ・フォール固定用のロック
ノブ115を共に緩め、前板101を前板取付部材11
3のガイド長孔113aの最上部まで持ち上げ、前板1
01を前方に傾けてガイドピン116を前板取付部材1
13のガイドピン逃げ溝を介してガイド長孔113aか
ら脱出させる。次に、ロックノブ121を緩め、交換撮
影レンズを取り外してある前板101を略水平となるま
で前方に回動させつつ前板取付部材113を保持部材1
17と共に後方、即ち、カメラ支持体130側に倒伏さ
せて行く。
に完全に繰込んで収納させた状態でティルト固定用のロ
ックノブ108およびライズ・フォール固定用のロック
ノブ115を共に緩め、前板101を前板取付部材11
3のガイド長孔113aの最上部まで持ち上げ、前板1
01を前方に傾けてガイドピン116を前板取付部材1
13のガイドピン逃げ溝を介してガイド長孔113aか
ら脱出させる。次に、ロックノブ121を緩め、交換撮
影レンズを取り外してある前板101を略水平となるま
で前方に回動させつつ前板取付部材113を保持部材1
17と共に後方、即ち、カメラ支持体130側に倒伏さ
せて行く。
【0106】そして、前板101が前板繰出部材123
に略沿う状態となったならば、次に後枠繰出部材142
を繰込み、カメラ支持体130に完全に収納させた状態
で後枠145側のロックノブ158を緩め、後枠取付部
材152を保持部材154と共に前方、即ちカメラ支持
体130側に傾倒させて行く。後枠145を完全にカメ
ラ支持体130上に倒伏させたとき、前板101と蛇腹
168は、カメラ支持体130と後枠145とによって
形成された箱状体内に格納され、折り畳まれ携帯に便利
な偏平箱状体とすることができる。以上のように構成さ
れたアオリ機能付きピントグラス式カメラにおける動作
をアオリ操作の動作を重点として説明する。
に略沿う状態となったならば、次に後枠繰出部材142
を繰込み、カメラ支持体130に完全に収納させた状態
で後枠145側のロックノブ158を緩め、後枠取付部
材152を保持部材154と共に前方、即ちカメラ支持
体130側に傾倒させて行く。後枠145を完全にカメ
ラ支持体130上に倒伏させたとき、前板101と蛇腹
168は、カメラ支持体130と後枠145とによって
形成された箱状体内に格納され、折り畳まれ携帯に便利
な偏平箱状体とすることができる。以上のように構成さ
れたアオリ機能付きピントグラス式カメラにおける動作
をアオリ操作の動作を重点として説明する。
【0107】先ず、後枠145に対して与えられる「ベ
ースティルト、センターティルト、ライズ・フォール」
について、図2を重点にして説明する。ベースティルト
するに先立ち、ロックナット221を緩めて後枠取付プ
レート211の固定ねじ214の小径部214bをティ
ルト保持板218の係合溝部219aに嵌入した状態に
してロックナット221を締め付けることによって後枠
取付プレート211がベースティルト中立状態(ベース
ティルトされていない鉛直状態)で保持する。これに伴
い、ティルト基部板208もその姿勢が鉛直に保持され
る。
ースティルト、センターティルト、ライズ・フォール」
について、図2を重点にして説明する。ベースティルト
するに先立ち、ロックナット221を緩めて後枠取付プ
レート211の固定ねじ214の小径部214bをティ
ルト保持板218の係合溝部219aに嵌入した状態に
してロックナット221を締め付けることによって後枠
取付プレート211がベースティルト中立状態(ベース
ティルトされていない鉛直状態)で保持する。これに伴
い、ティルト基部板208もその姿勢が鉛直に保持され
る。
【0108】さらに、ロックナット223による内軸2
06の締め付けを緩め、後枠145を前後傾駆動させテ
ィルト可動板203のクリックボール207の先端をテ
ィルト基部板208のクリック孔208aに嵌入させる
とクリック動作しティルト基部板208とティルト可動
板203が初期位置、即ち、ベースティルトおよびセン
ターティルト中立状態(ベースティルトとセンターティ
ルトされていない鉛直状態)でクリック保持される。こ
のようにベースティルトとセンターティルトのそれそれ
が中立状態にされた初期位置状態において、ピントグラ
ス176の像を観察しながら前板駆動つまみ134,1
44を回動させて前板101を前後方向に駆動したり、
後枠駆動つまみ136を回動させて後枠145を前後方
向に駆動して該ピントグラス176の像の所望箇所にお
けるピントが合うように調整する。
06の締め付けを緩め、後枠145を前後傾駆動させテ
ィルト可動板203のクリックボール207の先端をテ
ィルト基部板208のクリック孔208aに嵌入させる
とクリック動作しティルト基部板208とティルト可動
板203が初期位置、即ち、ベースティルトおよびセン
ターティルト中立状態(ベースティルトとセンターティ
ルトされていない鉛直状態)でクリック保持される。こ
のようにベースティルトとセンターティルトのそれそれ
が中立状態にされた初期位置状態において、ピントグラ
ス176の像を観察しながら前板駆動つまみ134,1
44を回動させて前板101を前後方向に駆動したり、
後枠駆動つまみ136を回動させて後枠145を前後方
向に駆動して該ピントグラス176の像の所望箇所にお
けるピントが合うように調整する。
【0109】この後、「ベースティルト」を行うために
ロックナット221を緩め後枠取付プレート211を支
持孔215を中心にして前後傾させると、支持孔215
(ベース部分)を揺動支点とし、保持用長孔219内を
小径部214bが摺動する状態でのベースティルトを行
うことができ、ピントグラス176の観察像が所望のも
のとなったときにロックナット221を締め付けること
によってティルト保持板218とティルト保持板218
の両者を固定することができ、所望のベースティルト状
態が保持される。
ロックナット221を緩め後枠取付プレート211を支
持孔215を中心にして前後傾させると、支持孔215
(ベース部分)を揺動支点とし、保持用長孔219内を
小径部214bが摺動する状態でのベースティルトを行
うことができ、ピントグラス176の観察像が所望のも
のとなったときにロックナット221を締め付けること
によってティルト保持板218とティルト保持板218
の両者を固定することができ、所望のベースティルト状
態が保持される。
【0110】一方、ベースティルトとセンターティルト
のそれぞれが中立状態にされた初期位置状態において、
センターティルトを行う場合には、先ず、ティルト慣用
使用軸T1の部分におけるピントが合うように前述のよ
うにしてピント調整を行う。しかる後に、センターティ
ルトを行うために、ロックナット223を緩め、後枠1
45を前後傾させると、クリックボール207とクリッ
ク孔208aの係合が外れ、ティルト中立状態でなくな
ることが操作者に確実に認識され、中立に固定されてい
るティルト基部板208に対してティルト可動板203
が円弧状突起条209と円弧状溝204とが嵌合した状
態で前後傾動作する。
のそれぞれが中立状態にされた初期位置状態において、
センターティルトを行う場合には、先ず、ティルト慣用
使用軸T1の部分におけるピントが合うように前述のよ
うにしてピント調整を行う。しかる後に、センターティ
ルトを行うために、ロックナット223を緩め、後枠1
45を前後傾させると、クリックボール207とクリッ
ク孔208aの係合が外れ、ティルト中立状態でなくな
ることが操作者に確実に認識され、中立に固定されてい
るティルト基部板208に対してティルト可動板203
が円弧状突起条209と円弧状溝204とが嵌合した状
態で前後傾動作する。
【0111】この前後傾動作は、前述のティルト慣用使
用軸T1を回動支点とするので、換言すればピントグラ
ス176の結像面に回動支点が位置するセンターティル
トを行うことができる。このようなセンターティルトを
行いピントグラス176の観察像が所望のものとなった
ときにロックナット223を締め付けることによってテ
ィルト基部板208にティルト可動板203が挟み込み
固定され所望のセンターティルト状態が保持固定され
る。
用軸T1を回動支点とするので、換言すればピントグラ
ス176の結像面に回動支点が位置するセンターティル
トを行うことができる。このようなセンターティルトを
行いピントグラス176の観察像が所望のものとなった
ときにロックナット223を締め付けることによってテ
ィルト基部板208にティルト可動板203が挟み込み
固定され所望のセンターティルト状態が保持固定され
る。
【0112】なお、後枠取付プレート211に固定され
たティルト基部板208に対してティルト可動板203
(後枠145)を回動摺動させるときには、内軸206
の大径基部206aに後枠145を当接させないための
逃げ穴202が穿設されると共に、円径部206bにテ
ィルト可動板203を当接させないための逃げ長孔20
5が穿設されているので内軸206に対してフリー状態
が保たれているので何等の問題がない。
たティルト基部板208に対してティルト可動板203
(後枠145)を回動摺動させるときには、内軸206
の大径基部206aに後枠145を当接させないための
逃げ穴202が穿設されると共に、円径部206bにテ
ィルト可動板203を当接させないための逃げ長孔20
5が穿設されているので内軸206に対してフリー状態
が保たれているので何等の問題がない。
【0113】他方、前述のようにセンターティルト慣用
使用軸T1の部分におけるピントが合うように調整され
ベースティルトとセンターティルトのそれそれが中立状
態にされた初期位置状態において「ライズ・フォール」
を行うときには、先ず、ロックナット222を緩める
と、ティルト基部板208を後枠取付プレート211に
対して摺動、詳しくは固定ねじ210の円径部210c
が、案内長孔213内で移動されると共に、ガイド軸2
08bが、案内長溝212内で移動されるのでティルト
基部板208が後枠取付プレート211に対して回転す
ることなしに平行移動(ライズ・フォール)させること
ができる。
使用軸T1の部分におけるピントが合うように調整され
ベースティルトとセンターティルトのそれそれが中立状
態にされた初期位置状態において「ライズ・フォール」
を行うときには、先ず、ロックナット222を緩める
と、ティルト基部板208を後枠取付プレート211に
対して摺動、詳しくは固定ねじ210の円径部210c
が、案内長孔213内で移動されると共に、ガイド軸2
08bが、案内長溝212内で移動されるのでティルト
基部板208が後枠取付プレート211に対して回転す
ることなしに平行移動(ライズ・フォール)させること
ができる。
【0114】しかも、この平行移動は、ロックナット2
23によってティルト可動板203とティルト基部板2
08を固定した状態であれば、予めセットされた所望の
センターティルト状態が保持されたままでのライズ・フ
ォールを行うことができる。このようなライズ・フォー
ルを行いピントグラス176の観察像が所望のものとな
ったときにロックナット222を締め付けることによっ
て後枠取付プレート211にティルト基部板208が固
定され所望のライズ・フォール状態が保持固定されるの
である。
23によってティルト可動板203とティルト基部板2
08を固定した状態であれば、予めセットされた所望の
センターティルト状態が保持されたままでのライズ・フ
ォールを行うことができる。このようなライズ・フォー
ルを行いピントグラス176の観察像が所望のものとな
ったときにロックナット222を締め付けることによっ
て後枠取付プレート211にティルト基部板208が固
定され所望のライズ・フォール状態が保持固定されるの
である。
【0115】次に、後枠145に対して与えられる「ス
イング操作」について図3を重点として説明する。図3
に示すスイング可動板306には、前述のようにアオリ
機構部200(図2参照)を介して後枠145が支持さ
れていて、ロックナット312とロックナット315を
それぞれ締め付けることによってスイング基部板301
に固定されている。そして、中立状態(スイングをしな
い状態)においては、スイング基部板301とスイング
可動板306がそれぞれの外形が面一状態で積層された
状態となり、円弧状逃げ孔304と円弧状逃げ孔309
が一致し、円弧状逃げ孔305と円弧状逃げ孔310が
一致した状態にある。
イング操作」について図3を重点として説明する。図3
に示すスイング可動板306には、前述のようにアオリ
機構部200(図2参照)を介して後枠145が支持さ
れていて、ロックナット312とロックナット315を
それぞれ締め付けることによってスイング基部板301
に固定されている。そして、中立状態(スイングをしな
い状態)においては、スイング基部板301とスイング
可動板306がそれぞれの外形が面一状態で積層された
状態となり、円弧状逃げ孔304と円弧状逃げ孔309
が一致し、円弧状逃げ孔305と円弧状逃げ孔310が
一致した状態にある。
【0116】このようなスイング中立状態にされたら、
ピントグラス176の像を観察しながら前板駆動つまみ
134,144を回動させて前板101を前後方向に駆
動したり、後枠駆動つまみ136を回動させて後枠14
5を前後方向に駆動して前板101と後枠145との離
間距離を変化させて、該ピントグラス176の像の所望
箇所(スイングする際のスイング慣用使用鉛直軸S1の
部分)におけるピントが合うように調整する。しかる
後、スイングを行うために、先ず、ロックナット312
とロックナット315のそれぞれを緩めることによっ
て、スイング基部板301に対してスイング可動板30
6が水平面内で回動許容されることになる。
ピントグラス176の像を観察しながら前板駆動つまみ
134,144を回動させて前板101を前後方向に駆
動したり、後枠駆動つまみ136を回動させて後枠14
5を前後方向に駆動して前板101と後枠145との離
間距離を変化させて、該ピントグラス176の像の所望
箇所(スイングする際のスイング慣用使用鉛直軸S1の
部分)におけるピントが合うように調整する。しかる
後、スイングを行うために、先ず、ロックナット312
とロックナット315のそれぞれを緩めることによっ
て、スイング基部板301に対してスイング可動板30
6が水平面内で回動許容されることになる。
【0117】この回動は、円弧状溝303と円弧状突起
条308が嵌合された規制状態でなされ、その回動中心
は、画面中心鉛直軸S0から所定距離S(例えば、スイ
ングする可動板306から外れない距離)だけ離れて位
置するスイング慣用使用鉛直軸S1となっている。この
ような中立状態でスイング可動板306(後枠145)
をスイング駆動すると円弧状溝303と円弧状突起条3
08による嵌合摺動によってスイング慣用使用鉛直軸S
1を回動中心とするスイング駆動が行われることにな
る。
条308が嵌合された規制状態でなされ、その回動中心
は、画面中心鉛直軸S0から所定距離S(例えば、スイ
ングする可動板306から外れない距離)だけ離れて位
置するスイング慣用使用鉛直軸S1となっている。この
ような中立状態でスイング可動板306(後枠145)
をスイング駆動すると円弧状溝303と円弧状突起条3
08による嵌合摺動によってスイング慣用使用鉛直軸S
1を回動中心とするスイング駆動が行われることにな
る。
【0118】また、このスイング駆動角度範囲は、前述
のように中立点を境とする±20°の40°となってお
り、円弧状溝303と円弧状突起条308のそれぞれの
形成角度が当該40°より充分(嵌合が脱落しない程
度)に大きく設定されていて、円弧状逃げ孔304と円
弧状逃げ孔309のそれぞれの形成角度θが当該駆動角
度範囲の約半分に設定されている。従って、円弧状逃げ
孔304と円弧状逃げ孔309内を同時に摺接する固定
ねじ311の摺接部311bの移動角度範囲は、形成角
度θの略2倍になる。換言すれば、実際のスイング駆動
角度範囲の半分の形成角度で円弧状逃げ孔304と円弧
状逃げ孔309を形成すればよいことになり、スイング
基部板301とスイング可動板306の短辺幅を小さく
することができる。
のように中立点を境とする±20°の40°となってお
り、円弧状溝303と円弧状突起条308のそれぞれの
形成角度が当該40°より充分(嵌合が脱落しない程
度)に大きく設定されていて、円弧状逃げ孔304と円
弧状逃げ孔309のそれぞれの形成角度θが当該駆動角
度範囲の約半分に設定されている。従って、円弧状逃げ
孔304と円弧状逃げ孔309内を同時に摺接する固定
ねじ311の摺接部311bの移動角度範囲は、形成角
度θの略2倍になる。換言すれば、実際のスイング駆動
角度範囲の半分の形成角度で円弧状逃げ孔304と円弧
状逃げ孔309を形成すればよいことになり、スイング
基部板301とスイング可動板306の短辺幅を小さく
することができる。
【0119】また、円弧状逃げ孔305と円弧状逃げ孔
310のそれぞれの形成角度θについても同様である。
このようにしてスイング基部板301に対してスイング
可動板306を回動(スイング)させると、円弧状溝3
03と円弧状突起条308の嵌合による回動規制により
スイング慣用使用鉛直軸S1を回動支点として後枠14
5を駆動することができる。このとき、円弧状逃げ孔3
04と円弧状逃げ孔309の重なり合う領域状態に着目
すると、中立状態においては両者が一致した状態にあ
り、円弧状逃げ孔304(円弧状逃げ孔309)の形成
角度θの領域範囲内を固定ねじ311の摺接部311b
を移動させることができる。
310のそれぞれの形成角度θについても同様である。
このようにしてスイング基部板301に対してスイング
可動板306を回動(スイング)させると、円弧状溝3
03と円弧状突起条308の嵌合による回動規制により
スイング慣用使用鉛直軸S1を回動支点として後枠14
5を駆動することができる。このとき、円弧状逃げ孔3
04と円弧状逃げ孔309の重なり合う領域状態に着目
すると、中立状態においては両者が一致した状態にあ
り、円弧状逃げ孔304(円弧状逃げ孔309)の形成
角度θの領域範囲内を固定ねじ311の摺接部311b
を移動させることができる。
【0120】また、この中立状態からスイング可動板3
06を時計回り方向に回動させると円弧状逃げ孔304
と円弧状逃げ孔309の重なり領域の角度が徐々に小さ
くなり、固定ねじ311の摺接部311bを移動できる
角度範囲が徐々に少なくなる。この状態からさらにスイ
ング可動板306を時計回り方向に回動させると、固定
ねじ311の摺接部311bにおける「下部周面」が円
弧状逃げ孔304の右終端面に当接され、該摺接部31
1bにおける「上部周面」が円弧状逃げ孔309の左終
端面に当接され、時計回り方向のスイング回動限度位置
に至る。
06を時計回り方向に回動させると円弧状逃げ孔304
と円弧状逃げ孔309の重なり領域の角度が徐々に小さ
くなり、固定ねじ311の摺接部311bを移動できる
角度範囲が徐々に少なくなる。この状態からさらにスイ
ング可動板306を時計回り方向に回動させると、固定
ねじ311の摺接部311bにおける「下部周面」が円
弧状逃げ孔304の右終端面に当接され、該摺接部31
1bにおける「上部周面」が円弧状逃げ孔309の左終
端面に当接され、時計回り方向のスイング回動限度位置
に至る。
【0121】そして、前述の中立状態からスイング可動
板306を反時計回り方向に回動させると円弧状逃げ孔
304と円弧状逃げ孔309の重なり領域の角度が徐々
に小さくなり、固定ねじ311の摺接部311bの移動
角度範囲が徐々に少なくなる。この状態からさらにスイ
ング可動板306を反時計回り方向に回動させると、固
定ねじ311の摺接部311bにおける「下部周面」が
円弧状逃げ孔304の左終端面に当接され、該摺接部3
11bにおける「上部周面」が円弧状逃げ孔309の右
終端面に当接され、反時計回り方向のスイング回動限度
位置に至る。
板306を反時計回り方向に回動させると円弧状逃げ孔
304と円弧状逃げ孔309の重なり領域の角度が徐々
に小さくなり、固定ねじ311の摺接部311bの移動
角度範囲が徐々に少なくなる。この状態からさらにスイ
ング可動板306を反時計回り方向に回動させると、固
定ねじ311の摺接部311bにおける「下部周面」が
円弧状逃げ孔304の左終端面に当接され、該摺接部3
11bにおける「上部周面」が円弧状逃げ孔309の右
終端面に当接され、反時計回り方向のスイング回動限度
位置に至る。
【0122】このようなことは、円弧状逃げ孔305、
円弧状逃げ孔310、固定ねじ314の間においても同
様であるがその説明は重複的であるので省略する。この
ようにしてスイング操作を行い、ピントグラス176の
観察像が所望のものとなったときにロックナット312
とロックナット315を共に締め付けることによってス
イング基部板301にスイング可動板306を固定する
ことができ所望の後枠スイング状態が保持固定されるの
である。なお、今まで説明した後枠アオリ動作は、後枠
145に対してベースティルト、センターティルト、ラ
イズ・フォール、スイングの4操作を順次に行った場合
であるが、当該4操作のいずれを行うか否かの選択とそ
の操作順序とは、現実の被写体画面や作画意図に基づい
て自由に設定することができ、複数種のアオリ操作を同
時的に行うこともできることは勿論である。
円弧状逃げ孔310、固定ねじ314の間においても同
様であるがその説明は重複的であるので省略する。この
ようにしてスイング操作を行い、ピントグラス176の
観察像が所望のものとなったときにロックナット312
とロックナット315を共に締め付けることによってス
イング基部板301にスイング可動板306を固定する
ことができ所望の後枠スイング状態が保持固定されるの
である。なお、今まで説明した後枠アオリ動作は、後枠
145に対してベースティルト、センターティルト、ラ
イズ・フォール、スイングの4操作を順次に行った場合
であるが、当該4操作のいずれを行うか否かの選択とそ
の操作順序とは、現実の被写体画面や作画意図に基づい
て自由に設定することができ、複数種のアオリ操作を同
時的に行うこともできることは勿論である。
【0123】また、フォーカス調整(前板101と後枠
145との離間距離を調整)するという操作はベーステ
ィルト、センターティルト、ライズ・フォール、スイン
グの4操作のいずれかのアオリ操作を行う以前に行って
いるが、これらのアオリ操作の途中もしくはアオリ操作
の後に行ってもよい。次に、前板101に対して与えら
れる「スイング操作とシフト操作」について図4を主に
用いて説明する。図4に示す可動板510には、前述の
ようなアオリ機構部500を介して前板101が支持さ
れていて、ロックナット520を締め付けることによっ
て基部板501に固定されている。そして、中立状態
(スイングとシフトが行われていない状態)において
は、基部板501と可動板510がそれぞれの外形が面
一状態で該可動板510の上に固定プレート516が載
置された積層状態で固定されている。
145との離間距離を調整)するという操作はベーステ
ィルト、センターティルト、ライズ・フォール、スイン
グの4操作のいずれかのアオリ操作を行う以前に行って
いるが、これらのアオリ操作の途中もしくはアオリ操作
の後に行ってもよい。次に、前板101に対して与えら
れる「スイング操作とシフト操作」について図4を主に
用いて説明する。図4に示す可動板510には、前述の
ようなアオリ機構部500を介して前板101が支持さ
れていて、ロックナット520を締め付けることによっ
て基部板501に固定されている。そして、中立状態
(スイングとシフトが行われていない状態)において
は、基部板501と可動板510がそれぞれの外形が面
一状態で該可動板510の上に固定プレート516が載
置された積層状態で固定されている。
【0124】このとき、固定プレート516は、その基
準指標516aが可動板510の目盛表示510aの
「0」なる数字表示を指し示した中立状態にある。ま
た、クリックボール503とクリック孔506aが係合
されスイングが中立位置にされている。この状態でピン
トグラス176の像を観察しながら前板駆動つまみ13
4,144を回動させて前板101を前後方向に駆動し
たり、後枠駆動つまみ136を回動させて後枠145を
前後方向に駆動して該ピントグラス176の像のスイン
グ慣用使用鉛直軸S1の部分におけるピントが合うよう
に調整する。
準指標516aが可動板510の目盛表示510aの
「0」なる数字表示を指し示した中立状態にある。ま
た、クリックボール503とクリック孔506aが係合
されスイングが中立位置にされている。この状態でピン
トグラス176の像を観察しながら前板駆動つまみ13
4,144を回動させて前板101を前後方向に駆動し
たり、後枠駆動つまみ136を回動させて後枠145を
前後方向に駆動して該ピントグラス176の像のスイン
グ慣用使用鉛直軸S1の部分におけるピントが合うよう
に調整する。
【0125】しかる後、前板101に対して与えられる
「スイング操作とシフト操作」を行うために、ロックナ
ット520を緩めると、基部板501に支持されている
可動板510(前板101)がスイングとシフトの駆動
が可能な中立状態になる。この中立状態からシフト操作
を行う場合には、可動板510(後枠145)に水平面
内の回転を与えない状態で左右方向に移動(シフト)さ
せると基部板501と固定プレート516の位置が不変
な状態で可動板510を水平移動させることができる。
「スイング操作とシフト操作」を行うために、ロックナ
ット520を緩めると、基部板501に支持されている
可動板510(前板101)がスイングとシフトの駆動
が可能な中立状態になる。この中立状態からシフト操作
を行う場合には、可動板510(後枠145)に水平面
内の回転を与えない状態で左右方向に移動(シフト)さ
せると基部板501と固定プレート516の位置が不変
な状態で可動板510を水平移動させることができる。
【0126】即ち、ガイド長孔505、と挿通孔50
8、逃げ長孔513、挿通孔518に順次に挿通される
ロックねじ519は、駆動プレート506のクリック孔
506aと基部板501のクリックボール503がクリ
ックロックされることによって駆動プレート506の水
平面内での回動が規制される。従って、可動板510
は、クリックロックされた駆動プレート506に案内さ
れて摺動するスライド溝512によって水平移動し、こ
のとき半円溝516bに係合すると共に、脱落が防止さ
れた丸棒515が半円溝514にガイドされているの
で、その水平面内の回転移動が阻止され水平方向の移動
のみが許容される。
8、逃げ長孔513、挿通孔518に順次に挿通される
ロックねじ519は、駆動プレート506のクリック孔
506aと基部板501のクリックボール503がクリ
ックロックされることによって駆動プレート506の水
平面内での回動が規制される。従って、可動板510
は、クリックロックされた駆動プレート506に案内さ
れて摺動するスライド溝512によって水平移動し、こ
のとき半円溝516bに係合すると共に、脱落が防止さ
れた丸棒515が半円溝514にガイドされているの
で、その水平面内の回転移動が阻止され水平方向の移動
のみが許容される。
【0127】従って、このようにしてシフトを行い、ピ
ントグラス176の観察像が所望のものとなったときに
ロックナット520を締め付けることによって固定プレ
ート516と基部板501の間に可動板510を挟み込
んで固定することができ、所望の前板シフト状態が保持
固定されるのである。また、前述の中立状態において前
板スイングを行うために、ロックナット520を緩め可
動板510を時計回りまたは反時計回り方向に回動させ
ると、スライド溝512の長手方向の内壁面によって駆
動プレート506の長手方向の側壁面が押され、挿通孔
507に支持された支軸504を中心にして駆動プレー
ト506が時計回りまたは反時計回りに回動され、クリ
ックボール503とクリック孔506aとの係合が外
れ、これと共に、駆動プレート506と可動板510と
固定プレート516の3部材が積層状態で一体化された
状態で時計回りまたは反時計回り方向に回動され、挿通
孔507に係合する支軸504を回動中心として、挿通
孔508に嵌合するロックねじ519がガイド長孔50
5に沿って摺動する。
ントグラス176の観察像が所望のものとなったときに
ロックナット520を締め付けることによって固定プレ
ート516と基部板501の間に可動板510を挟み込
んで固定することができ、所望の前板シフト状態が保持
固定されるのである。また、前述の中立状態において前
板スイングを行うために、ロックナット520を緩め可
動板510を時計回りまたは反時計回り方向に回動させ
ると、スライド溝512の長手方向の内壁面によって駆
動プレート506の長手方向の側壁面が押され、挿通孔
507に支持された支軸504を中心にして駆動プレー
ト506が時計回りまたは反時計回りに回動され、クリ
ックボール503とクリック孔506aとの係合が外
れ、これと共に、駆動プレート506と可動板510と
固定プレート516の3部材が積層状態で一体化された
状態で時計回りまたは反時計回り方向に回動され、挿通
孔507に係合する支軸504を回動中心として、挿通
孔508に嵌合するロックねじ519がガイド長孔50
5に沿って摺動する。
【0128】この支軸504の位置は、前述のようにス
イング慣用使用軸Lに設定されているので、該スイング
慣用使用軸Lを回動中心とする前板スイングを行うこと
ができる。このようにしてスイングを行い、ピントグラ
ス176の観察像が所望のものとなったときにロックナ
ット520を締め付けることによって、固定プレート5
16と基部板501の間に可動板510を挟み込んだ状
態で固定することができ、所望の前板スイング状態が保
持固定されるのである。
イング慣用使用軸Lに設定されているので、該スイング
慣用使用軸Lを回動中心とする前板スイングを行うこと
ができる。このようにしてスイングを行い、ピントグラ
ス176の観察像が所望のものとなったときにロックナ
ット520を締め付けることによって、固定プレート5
16と基部板501の間に可動板510を挟み込んだ状
態で固定することができ、所望の前板スイング状態が保
持固定されるのである。
【0129】なお、今まで説明した前板アオリ動作は、
前板101に対してベースティルト、センターティル
ト、ライズ・フォール、スイング、シフトの5操作を順
次に行った場合であるが、当該5操作のいずれを行うか
否かの選択とその操作順序とは、現実の被写体画面や作
画意図に基づいて自由に設定することができることは勿
論であり、複数種のアオリ操作を同時的に行うことがで
きることも勿論である。また、前述の後枠アオリ動作と
の組み合わせについても、現実の被写体画面や作画意図
に基づいて自由に組み合わせて行うことができる。な
お、実際のアオリ撮影においては、1回のフォーカス調
整と1回のアオリ操作によって撮影画像が最終決定され
ることは少なく、フォーカス調整とアオリ操作を何回か
行うことによって画面細部の微調整を行った後に撮影画
像が最終決定される場合が殆どである。
前板101に対してベースティルト、センターティル
ト、ライズ・フォール、スイング、シフトの5操作を順
次に行った場合であるが、当該5操作のいずれを行うか
否かの選択とその操作順序とは、現実の被写体画面や作
画意図に基づいて自由に設定することができることは勿
論であり、複数種のアオリ操作を同時的に行うことがで
きることも勿論である。また、前述の後枠アオリ動作と
の組み合わせについても、現実の被写体画面や作画意図
に基づいて自由に組み合わせて行うことができる。な
お、実際のアオリ撮影においては、1回のフォーカス調
整と1回のアオリ操作によって撮影画像が最終決定され
ることは少なく、フォーカス調整とアオリ操作を何回か
行うことによって画面細部の微調整を行った後に撮影画
像が最終決定される場合が殆どである。
【0130】今まで説明した、本発明の第1の実施の形
態に係るアオリ機能付きピントグラス式カメラにおける
後枠145に対してスイングを与えるための機構部は、
図3に示すようなものであるが、この変形例を、図5に
示す分解斜視図を用いて説明する。図5に示すアオリ機
構部400は、後枠145の側部と後枠繰出部材142
の後部との間に介挿され、後枠145に対して詳細は後
述するも「スイングとシフト」を与えるためのものであ
る。後枠145の繰出方向(前後方向)に沿った2本の
並行な後枠繰出部材142(図1も参照)のそれぞれの
後部には、長手状の取付板142Aが掛け渡されてい
る。
態に係るアオリ機能付きピントグラス式カメラにおける
後枠145に対してスイングを与えるための機構部は、
図3に示すようなものであるが、この変形例を、図5に
示す分解斜視図を用いて説明する。図5に示すアオリ機
構部400は、後枠145の側部と後枠繰出部材142
の後部との間に介挿され、後枠145に対して詳細は後
述するも「スイングとシフト」を与えるためのものであ
る。後枠145の繰出方向(前後方向)に沿った2本の
並行な後枠繰出部材142(図1も参照)のそれぞれの
後部には、長手状の取付板142Aが掛け渡されてい
る。
【0131】詳しくは、後枠繰出部材142の後部の上
面には、硬質で緻密組成を有する黒檀材でなる取付板1
42Aを介在し、前述のスイング基部板301,スイン
グ可動板306(図3参照)と同様のチタン材でなる基
部板401が位置される。この基部板401は、その両
端の短辺部がそれぞれの辺に3本づつの取付ねじ402
を用いて基部板401,取付板142A,後枠繰出部材
142が強固に一体化されている。この基部板401の
中間部の左寄りにはクリックボール403が裏面側から
取付けられ、そのボール先端部を基部板401の上方に
突出する方向の付勢力が、図示しないコイルバネによっ
て付与され、かつそのボールとコイルバネが脱落しない
ように筒状の保持筒で保持されている。
面には、硬質で緻密組成を有する黒檀材でなる取付板1
42Aを介在し、前述のスイング基部板301,スイン
グ可動板306(図3参照)と同様のチタン材でなる基
部板401が位置される。この基部板401は、その両
端の短辺部がそれぞれの辺に3本づつの取付ねじ402
を用いて基部板401,取付板142A,後枠繰出部材
142が強固に一体化されている。この基部板401の
中間部の左寄りにはクリックボール403が裏面側から
取付けられ、そのボール先端部を基部板401の上方に
突出する方向の付勢力が、図示しないコイルバネによっ
て付与され、かつそのボールとコイルバネが脱落しない
ように筒状の保持筒で保持されている。
【0132】このようなクリックボール403の右側に
は、ガイド長孔405とねじ挿通孔404が穿設されて
いる。このねじ挿通孔404とガイド長孔405の位置
関係は、ねじ挿通孔404の位置が前述のスイング慣用
使用鉛直軸S1に一致し、このねじ挿通孔404を回転
中心として円弧状のガイド長孔405が形成されてい
る。基部板401の上位には細帯状の板材でなる後枠駆
動板としての回動プレート406が位置され、クリック
ボール403に対応する位置にクリック孔406aが穿
設されている。また、回動プレート406には、ガイド
長孔405の円弧角度範囲の中間部に対応すると共に該
ガイド長孔405の孔幅より僅かに大きい径を持った挿
通孔407が穿設され、さらに、ねじ挿通孔404の直
径より大きくかつ後述の支軸416の軸径より僅かに大
きい径を持った挿通孔408が穿設されている。
は、ガイド長孔405とねじ挿通孔404が穿設されて
いる。このねじ挿通孔404とガイド長孔405の位置
関係は、ねじ挿通孔404の位置が前述のスイング慣用
使用鉛直軸S1に一致し、このねじ挿通孔404を回転
中心として円弧状のガイド長孔405が形成されてい
る。基部板401の上位には細帯状の板材でなる後枠駆
動板としての回動プレート406が位置され、クリック
ボール403に対応する位置にクリック孔406aが穿
設されている。また、回動プレート406には、ガイド
長孔405の円弧角度範囲の中間部に対応すると共に該
ガイド長孔405の孔幅より僅かに大きい径を持った挿
通孔407が穿設され、さらに、ねじ挿通孔404の直
径より大きくかつ後述の支軸416の軸径より僅かに大
きい径を持った挿通孔408が穿設されている。
【0133】このような回動プレート406の上位に
は、中間部が小幅にされた細帯状の可動板409が位置
され、その両端の短辺部のそれぞれに3本づつ取付ねじ
孔410が形成され、この取付ねじ孔410に前述の取
付板216(図1および図2参照)の基辺が強固に一体
化されている。また、可動板409の裏面には、回動プ
レート406の短辺幅より僅かに大きい溝幅を持ったス
ライド溝411が形成されている。このスライド溝41
1は、可動板409の長手方向に両端に至るまで形成さ
れており、その略中間部に後枠シフトを行うためのシフ
ト長孔412が穿設されている。このシフト長孔412
の幅は、後述の支軸416の摺接部416bの直径より
僅かに大きく設定されている。
は、中間部が小幅にされた細帯状の可動板409が位置
され、その両端の短辺部のそれぞれに3本づつ取付ねじ
孔410が形成され、この取付ねじ孔410に前述の取
付板216(図1および図2参照)の基辺が強固に一体
化されている。また、可動板409の裏面には、回動プ
レート406の短辺幅より僅かに大きい溝幅を持ったス
ライド溝411が形成されている。このスライド溝41
1は、可動板409の長手方向に両端に至るまで形成さ
れており、その略中間部に後枠シフトを行うためのシフ
ト長孔412が穿設されている。このシフト長孔412
の幅は、後述の支軸416の摺接部416bの直径より
僅かに大きく設定されている。
【0134】さらに、可動板409の前側面には後枠1
45のシフト量をcm単位で示す数字表示と5mm単位
で示す目盛表示でなる表示部409aが彫刻や印刷等の
手段を用いて付されている。また、可動板409のスラ
イド溝411に回動プレート406を係合させて基部板
401の表面に重ね合わせるとシフト長孔412内に挿
通孔407と挿通孔408が位置され、クリックボール
403の上端がクリック孔406aに位置されることに
なる。この可動板409の上位には、可動板409の中
間部の板幅に略等しい幅を持った固定プレート413が
位置され、その前側部の中心には前述の表示部409a
に対応する基準指標413aが刻印等で形成されてい
る。
45のシフト量をcm単位で示す数字表示と5mm単位
で示す目盛表示でなる表示部409aが彫刻や印刷等の
手段を用いて付されている。また、可動板409のスラ
イド溝411に回動プレート406を係合させて基部板
401の表面に重ね合わせるとシフト長孔412内に挿
通孔407と挿通孔408が位置され、クリックボール
403の上端がクリック孔406aに位置されることに
なる。この可動板409の上位には、可動板409の中
間部の板幅に略等しい幅を持った固定プレート413が
位置され、その前側部の中心には前述の表示部409a
に対応する基準指標413aが刻印等で形成されてい
る。
【0135】さらに、固定プレート413の長手方向の
中間には、挿通孔414と挿通孔415が穿設されてい
る。この挿通孔414の直径は、支軸416の摺接部4
16bの直径より僅かに大きく、また、挿通孔415の
直径は、固定用軸418の摺接部418bの直径より僅
かに大きく設定されている。なお、回動プレート406
の板厚は、組み立てられた状態で可動板409が円滑に
摺動し得るように、スライド溝411の深さより僅かに
薄く設定され、支軸416の摺接部416bの形成長さ
は、固定プレート413の板厚と可動板409の板厚と
回動プレート406の板厚とを加え合わせた長さより僅
かに大きく設定され、固定用軸418の摺接部418b
の形成長さは、固定プレート413の板厚と可動板40
9の板厚と基部板401の板厚とを加え合わせた長さよ
り僅かに小さく設定されている。
中間には、挿通孔414と挿通孔415が穿設されてい
る。この挿通孔414の直径は、支軸416の摺接部4
16bの直径より僅かに大きく、また、挿通孔415の
直径は、固定用軸418の摺接部418bの直径より僅
かに大きく設定されている。なお、回動プレート406
の板厚は、組み立てられた状態で可動板409が円滑に
摺動し得るように、スライド溝411の深さより僅かに
薄く設定され、支軸416の摺接部416bの形成長さ
は、固定プレート413の板厚と可動板409の板厚と
回動プレート406の板厚とを加え合わせた長さより僅
かに大きく設定され、固定用軸418の摺接部418b
の形成長さは、固定プレート413の板厚と可動板40
9の板厚と基部板401の板厚とを加え合わせた長さよ
り僅かに小さく設定されている。
【0136】従って、固定用軸418を、「固定プレー
ト413の挿通孔415、可動板409のシフト長孔4
12、回動プレート406の挿通孔407、基部板40
1のガイド長孔405」に順次に挿通すると、基部板4
01の下面から摺接部418bは突出せずおねじ部41
8aのみが突出することになる。この突出するおねじ部
418aには、ワッシャ419を介在してスイング・シ
フト固定用のロックナット420のめねじ部420aが
捩じ込まれ、ロックナット420の側部に捩じ込み固定
された操作つまみ421でもって該ロックナット420
を回転させることによって、大径基部418cの下端面
とロックナット420の上端面の間に基部板401と可
動板409と固定プレート413が挟み込まれた状態で
固定することができる。
ト413の挿通孔415、可動板409のシフト長孔4
12、回動プレート406の挿通孔407、基部板40
1のガイド長孔405」に順次に挿通すると、基部板4
01の下面から摺接部418bは突出せずおねじ部41
8aのみが突出することになる。この突出するおねじ部
418aには、ワッシャ419を介在してスイング・シ
フト固定用のロックナット420のめねじ部420aが
捩じ込まれ、ロックナット420の側部に捩じ込み固定
された操作つまみ421でもって該ロックナット420
を回転させることによって、大径基部418cの下端面
とロックナット420の上端面の間に基部板401と可
動板409と固定プレート413が挟み込まれた状態で
固定することができる。
【0137】一方、支軸416の摺接部416bは、挿
通孔414に挿通され、シフト長孔412に挿通され、
挿通孔408に挿通され、摺接部416bの下端がねじ
挿通孔404の位置に突き当てられる。ここで、ねじ挿
通孔404の下方から固定ねじ417を挿通しその先端
を軸部416aの内部に形成されためねじ部に捩じ込む
ことによって基部板401と支軸416が一体化されそ
の大径基部416aの下端面と基部板401表面との間
に摺接部416bが固定され、この摺接部416bの中
に固定プレート413と可動板409が回動自在に挟み
込まれるのである。
通孔414に挿通され、シフト長孔412に挿通され、
挿通孔408に挿通され、摺接部416bの下端がねじ
挿通孔404の位置に突き当てられる。ここで、ねじ挿
通孔404の下方から固定ねじ417を挿通しその先端
を軸部416aの内部に形成されためねじ部に捩じ込む
ことによって基部板401と支軸416が一体化されそ
の大径基部416aの下端面と基部板401表面との間
に摺接部416bが固定され、この摺接部416bの中
に固定プレート413と可動板409が回動自在に挟み
込まれるのである。
【0138】中立状態は、回動プレート406がスライ
ド溝411に係合した可動板409が、基部板401上
に面一状態で位置され、固定プレート413が基部板4
01の中央に位置され基準指標413aが表示部409
aの「0」なる表示に位置され、クリックボール403
にクリック孔406aが係合したクリックロック状態に
されている。この中立状態から後枠シフトを行う場合に
は、ロックナット420を緩めた上で可動板409(後
枠145)に水平面内の回転を与えない状態で左右方向
に移動(シフト)させると、基部板401と固定プレー
ト413の位置が不変な状態で可動板409を水平移動
させることができる。
ド溝411に係合した可動板409が、基部板401上
に面一状態で位置され、固定プレート413が基部板4
01の中央に位置され基準指標413aが表示部409
aの「0」なる表示に位置され、クリックボール403
にクリック孔406aが係合したクリックロック状態に
されている。この中立状態から後枠シフトを行う場合に
は、ロックナット420を緩めた上で可動板409(後
枠145)に水平面内の回転を与えない状態で左右方向
に移動(シフト)させると、基部板401と固定プレー
ト413の位置が不変な状態で可動板409を水平移動
させることができる。
【0139】即ち、支軸416は、挿通孔414とシフ
ト長孔412と挿通孔408とに順次に挿通され固定さ
れているので、基部板401に対して可動板409のシ
フトが許容されると共に支軸416を中心とする回動
(スイング)がガイド長孔405に嵌合摺動する固定用
軸418の摺接部418bによって所定の角度範囲内に
亘るスイングが許容されることになる。従って、可動板
409は、回動プレート406に案内されて摺動するス
ライド溝411によって水平移動し、このとき2つの軸
部材、即ち支軸416と固定用軸418によって、脱落
が防止された固定プレート413と基部板401の間を
可動板409がシフト駆動される。このときのシフト量
は、基準指標413aによって指し示された表示部40
9aの数字もしくは目盛りによって明瞭に認識される。
ト長孔412と挿通孔408とに順次に挿通され固定さ
れているので、基部板401に対して可動板409のシ
フトが許容されると共に支軸416を中心とする回動
(スイング)がガイド長孔405に嵌合摺動する固定用
軸418の摺接部418bによって所定の角度範囲内に
亘るスイングが許容されることになる。従って、可動板
409は、回動プレート406に案内されて摺動するス
ライド溝411によって水平移動し、このとき2つの軸
部材、即ち支軸416と固定用軸418によって、脱落
が防止された固定プレート413と基部板401の間を
可動板409がシフト駆動される。このときのシフト量
は、基準指標413aによって指し示された表示部40
9aの数字もしくは目盛りによって明瞭に認識される。
【0140】従って、このようにしてシフトを行い、ピ
ントグラス176の観察像が所望のものとなったときに
ロックナット420を締め付けることによって固定用軸
418の摺接部418bとロックナット420の上端面
の間に基部板401と可動板409と固定プレート41
3を挟み込んで固定することができ、所望の後枠シフト
状態が保持固定されるのである。また、前述の中立状態
において後枠スイングを行うために、ロックナット42
0を緩め可動板409(後枠145)を回動させるとス
ライド溝411の長手方向の内壁面によって回動プレー
ト406の長手方向の側壁面が押され、基部板401に
固定された支軸416を中心にして回動プレート406
が回動され、クリックボール403とクリック孔406
aとの係合が外れる。
ントグラス176の観察像が所望のものとなったときに
ロックナット420を締め付けることによって固定用軸
418の摺接部418bとロックナット420の上端面
の間に基部板401と可動板409と固定プレート41
3を挟み込んで固定することができ、所望の後枠シフト
状態が保持固定されるのである。また、前述の中立状態
において後枠スイングを行うために、ロックナット42
0を緩め可動板409(後枠145)を回動させるとス
ライド溝411の長手方向の内壁面によって回動プレー
ト406の長手方向の側壁面が押され、基部板401に
固定された支軸416を中心にして回動プレート406
が回動され、クリックボール403とクリック孔406
aとの係合が外れる。
【0141】これと共に、回動プレート406と可動板
409と固定プレート413の3部材が積層状態で一体
化された状態で回動され、支軸416を回動中心とし
て、固定用軸418がガイド長孔405を逃げた状態で
摺動する。この支軸416の位置は、前述のようなスイ
ング慣用使用鉛直軸S1に設定されているので、該スイ
ング慣用使用鉛直軸S1を回動中心とする後枠スイング
を行うことができる。また、このときのスイング慣用使
用鉛直軸S1の位置は、可動板409をシフトする量に
応じて変化させることができるので、即ち、シフト量が
0であれば撮影が画面中心の鉛直軸のスイングでありシ
フト量の大小並びに方向に基づいて任意の鉛直軸位置に
おけるスイングを行うことができる。
409と固定プレート413の3部材が積層状態で一体
化された状態で回動され、支軸416を回動中心とし
て、固定用軸418がガイド長孔405を逃げた状態で
摺動する。この支軸416の位置は、前述のようなスイ
ング慣用使用鉛直軸S1に設定されているので、該スイ
ング慣用使用鉛直軸S1を回動中心とする後枠スイング
を行うことができる。また、このときのスイング慣用使
用鉛直軸S1の位置は、可動板409をシフトする量に
応じて変化させることができるので、即ち、シフト量が
0であれば撮影が画面中心の鉛直軸のスイングでありシ
フト量の大小並びに方向に基づいて任意の鉛直軸位置に
おけるスイングを行うことができる。
【0142】このようにしてスイングを行い、ピントグ
ラス176の観察像が所望のものとなったときに、ロッ
クナット420を締め付けることによって、基部板40
1に対して可動板409を固定することができ所望の後
枠スイング状態が保持固定されるのである。なお、この
例は、後枠145に対してスイングとシフトを与えるも
のあるが、前板101を可動板409上に支持すれば前
述同様にしてスイングとシフトを行うことができる。
ラス176の観察像が所望のものとなったときに、ロッ
クナット420を締め付けることによって、基部板40
1に対して可動板409を固定することができ所望の後
枠スイング状態が保持固定されるのである。なお、この
例は、後枠145に対してスイングとシフトを与えるも
のあるが、前板101を可動板409上に支持すれば前
述同様にしてスイングとシフトを行うことができる。
【0143】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明の
請求項1に係るアオリ機能付きピントグラス式カメラに
よれば、後枠に対してセンターティルトを与えるに際し
て、ピントグラス(フィルム)の面上またはその近傍に
ティルト回動中心が位置されている。そして、当該ティ
ルト回動中心の位置に支軸等の構成部材を現実に配設
し、これを中心とするティルト駆動を行っているのでは
なく、ティルト回動中心を仮想水平軸とし、当該仮想水
平軸がピントグラス(フィルム)の面上またはその近傍
に位置するようにセンターティルト回動を案内するため
の「円弧状突起条または円弧状溝」でなる後枠センター
ティルト係合部と「円弧状溝または円弧状突起条」でな
る後枠センターティルト被係合部とを、板状部材である
後枠センターティルト基部板と後枠センターティルト可
動板のそれぞれに設け、そのティルト係合部とティルト
被係合部とを嵌合摺動させることによって後枠センター
ティルト動作を行なわせている。
請求項1に係るアオリ機能付きピントグラス式カメラに
よれば、後枠に対してセンターティルトを与えるに際し
て、ピントグラス(フィルム)の面上またはその近傍に
ティルト回動中心が位置されている。そして、当該ティ
ルト回動中心の位置に支軸等の構成部材を現実に配設
し、これを中心とするティルト駆動を行っているのでは
なく、ティルト回動中心を仮想水平軸とし、当該仮想水
平軸がピントグラス(フィルム)の面上またはその近傍
に位置するようにセンターティルト回動を案内するため
の「円弧状突起条または円弧状溝」でなる後枠センター
ティルト係合部と「円弧状溝または円弧状突起条」でな
る後枠センターティルト被係合部とを、板状部材である
後枠センターティルト基部板と後枠センターティルト可
動板のそれぞれに設け、そのティルト係合部とティルト
被係合部とを嵌合摺動させることによって後枠センター
ティルト動作を行なわせている。
【0144】従って、ピントグラス面(フィルム面)ま
たはその近傍にティルト回動中心が位置されているにも
拘らず、後枠の側部に当該回動中心となる支軸等の部材
を存在させずに仮想水平軸として存在させているため
に、後枠の側方、特に後枠の後方に装着される撮り枠
(ピントグラス面またはフィルム面)の側方に構成部材
が突出しフィルムをセットする際の障害物となることが
ない。また、ピントグラス面(フィルム面)またはその
近傍にティルト回動中心が位置されているので、センタ
ーティルト操作を行うに伴ってピントずれが生じること
がなく、センターティルト操作を行う度に焦点整合の操
作を行う必要がなく、構図決定のためのアオリ操作を効
率的に行うことができる。
たはその近傍にティルト回動中心が位置されているにも
拘らず、後枠の側部に当該回動中心となる支軸等の部材
を存在させずに仮想水平軸として存在させているため
に、後枠の側方、特に後枠の後方に装着される撮り枠
(ピントグラス面またはフィルム面)の側方に構成部材
が突出しフィルムをセットする際の障害物となることが
ない。また、ピントグラス面(フィルム面)またはその
近傍にティルト回動中心が位置されているので、センタ
ーティルト操作を行うに伴ってピントずれが生じること
がなく、センターティルト操作を行う度に焦点整合の操
作を行う必要がなく、構図決定のためのアオリ操作を効
率的に行うことができる。
【0145】また、これらのセンターティルトを行うた
めの機構は、板状のティルト可動板とティルト基部板等
を後枠の側部に配設すればよいので、非常にコンパクト
に構成され、全体装置の嵩が高くなったり、重量が大幅
に増加したりすることのないアオリ機能付きピントグラ
ス式カメラを提供することができる。また、本発明の請
求項2に係るアオリ機能付きピントグラス式カメラによ
れば、後枠に対してスイングを与えるに際して、ピント
グラス(フィルム)の面上または、その近傍にスイング
回動中心が位置されている。
めの機構は、板状のティルト可動板とティルト基部板等
を後枠の側部に配設すればよいので、非常にコンパクト
に構成され、全体装置の嵩が高くなったり、重量が大幅
に増加したりすることのないアオリ機能付きピントグラ
ス式カメラを提供することができる。また、本発明の請
求項2に係るアオリ機能付きピントグラス式カメラによ
れば、後枠に対してスイングを与えるに際して、ピント
グラス(フィルム)の面上または、その近傍にスイング
回動中心が位置されている。
【0146】そして、当該中心の位置に支軸等の構成部
材を現実に配設し、これを中心とするスイング駆動を行
っているのではなく、スイング回動中心を仮想鉛直軸と
し、当該軸がピントグラス(フィルム)の面上またはそ
の近傍に位置させてスイング回動を案内するための「円
弧状突起条または円弧状溝」でなる後枠スイング係合部
と「円弧状溝または円弧状突起条」でなる後枠スイング
被係合部とを板状部材である後枠スイング基部板と後枠
スイング可動板とにそれぞれ設け、その係合部と被係合
部とを嵌合摺動させることによって後枠センターティル
ト動作を行なわせている。
材を現実に配設し、これを中心とするスイング駆動を行
っているのではなく、スイング回動中心を仮想鉛直軸と
し、当該軸がピントグラス(フィルム)の面上またはそ
の近傍に位置させてスイング回動を案内するための「円
弧状突起条または円弧状溝」でなる後枠スイング係合部
と「円弧状溝または円弧状突起条」でなる後枠スイング
被係合部とを板状部材である後枠スイング基部板と後枠
スイング可動板とにそれぞれ設け、その係合部と被係合
部とを嵌合摺動させることによって後枠センターティル
ト動作を行なわせている。
【0147】従って、ピントグラス面(フィルム面)ま
たはその近傍にスイング回動中心が位置されているに拘
らず、後枠の下方や後方に大きく突出する部材を存在さ
せずに仮想鉛直軸として存在させているために、後枠の
後方、特に後枠の下部の後方に突出して、後枠を大きな
角度でティルトしたとき、特に大きくフォールしたとき
に後枠の底面が突き当たってティルト操作角度範囲を制
限させてしまうことがなく、かつ重量が大幅に増加した
りすることのないアオリ機能付きピントグラス式カメラ
を提供することができる。
たはその近傍にスイング回動中心が位置されているに拘
らず、後枠の下方や後方に大きく突出する部材を存在さ
せずに仮想鉛直軸として存在させているために、後枠の
後方、特に後枠の下部の後方に突出して、後枠を大きな
角度でティルトしたとき、特に大きくフォールしたとき
に後枠の底面が突き当たってティルト操作角度範囲を制
限させてしまうことがなく、かつ重量が大幅に増加した
りすることのないアオリ機能付きピントグラス式カメラ
を提供することができる。
【0148】また、本発明の請求項3に係るアオリ機能
付きピントグラス式カメラによれば、後枠に対してスイ
ングとシフトを与えるに際して、ピントグラス(フィル
ム)の面上またはその近傍にスイング回動中心が位置さ
れている。そして、当該スイング回動中心の位置に支軸
等の構成部材を配設し、これを中心とするスイング駆動
を行なっているので、スイング操作を行うに伴ってピン
トずれが生じることがなく、スイング操作を行う度に焦
点整合の操作を行う必要がなく、構図決定のためのアオ
リ操作を効率的に行うことができる。
付きピントグラス式カメラによれば、後枠に対してスイ
ングとシフトを与えるに際して、ピントグラス(フィル
ム)の面上またはその近傍にスイング回動中心が位置さ
れている。そして、当該スイング回動中心の位置に支軸
等の構成部材を配設し、これを中心とするスイング駆動
を行なっているので、スイング操作を行うに伴ってピン
トずれが生じることがなく、スイング操作を行う度に焦
点整合の操作を行う必要がなく、構図決定のためのアオ
リ操作を効率的に行うことができる。
【0149】また、後枠シフトのための機構としては、
後枠スイング/シフト基部板と後枠スイング/シフト可
動板とこれらの間に挟み込まれる後枠駆動板とからなる
ので、シフトするための構成部材によって後枠スイング
/シフトの機構部が大型化、特に総合厚みが大きくなる
ことがなく、後枠シフト機構部を付加的に設けたにも拘
らず殆ど大きさが変わらず非常にコンパクトにすること
ができる。また、当該後枠シフトの機構により、スイン
グの回動鉛直軸の位置を変化させることができるので画
面構成に基づくスイング位置の設定を自由に行うことが
でき、極めて能率的なアオリ撮影操作を行うことができ
る。
後枠スイング/シフト基部板と後枠スイング/シフト可
動板とこれらの間に挟み込まれる後枠駆動板とからなる
ので、シフトするための構成部材によって後枠スイング
/シフトの機構部が大型化、特に総合厚みが大きくなる
ことがなく、後枠シフト機構部を付加的に設けたにも拘
らず殆ど大きさが変わらず非常にコンパクトにすること
ができる。また、当該後枠シフトの機構により、スイン
グの回動鉛直軸の位置を変化させることができるので画
面構成に基づくスイング位置の設定を自由に行うことが
でき、極めて能率的なアオリ撮影操作を行うことができ
る。
【0150】さらに、ピントグラス面(フィルム面)ま
たはその近傍にスイング回動中心が位置されているに拘
らず、後枠の下方や後方に大きく突出する部材がなく、
後枠の後方、特に後枠の下部の後方に突出して、後枠を
大きな角度でティルトしたとき、特に大きくフォールし
たときに後枠の底面が突き当たってティルト操作角度範
囲を制限させてしまうことがなく、かつ重量が大幅に増
加したりすることのないアオリ機能付きピントグラス式
カメラを提供することができる。また、本発明の請求項
4に係るアオリ機能付きピントグラス式カメラによれ
ば、前板に対してセンターティルトを与えるに際して、
交換撮影レンズの取付面となる上記前板の前面と撮影光
軸との交点またはその近傍にティルト回動中心が位置さ
れている。
たはその近傍にスイング回動中心が位置されているに拘
らず、後枠の下方や後方に大きく突出する部材がなく、
後枠の後方、特に後枠の下部の後方に突出して、後枠を
大きな角度でティルトしたとき、特に大きくフォールし
たときに後枠の底面が突き当たってティルト操作角度範
囲を制限させてしまうことがなく、かつ重量が大幅に増
加したりすることのないアオリ機能付きピントグラス式
カメラを提供することができる。また、本発明の請求項
4に係るアオリ機能付きピントグラス式カメラによれ
ば、前板に対してセンターティルトを与えるに際して、
交換撮影レンズの取付面となる上記前板の前面と撮影光
軸との交点またはその近傍にティルト回動中心が位置さ
れている。
【0151】そして、このティルト回動中心の位置に支
軸等の構成部材を現実に配設し、これを中心とするティ
ルト駆動を行っているのではなく、ティルト回動中心を
仮想水平軸とし、当該仮想水平軸が交換撮影レンズの取
付面となる上記前板の前面と撮影光軸との交点またはそ
の近傍に位置するようにティルト回動を案内するための
「円弧状突起条または円弧状溝」でなる前板センターテ
ィルト係合部と「円弧状溝または円弧状突起条」でなる
前板センターティルト被係合部とを、板状部材である前
板センターティルト基部板と前板センターティルト可動
板のそれぞれに設け、その係合部と被係合部とを嵌合摺
動させることによって前板センターティルト動作を行な
わせている。
軸等の構成部材を現実に配設し、これを中心とするティ
ルト駆動を行っているのではなく、ティルト回動中心を
仮想水平軸とし、当該仮想水平軸が交換撮影レンズの取
付面となる上記前板の前面と撮影光軸との交点またはそ
の近傍に位置するようにティルト回動を案内するための
「円弧状突起条または円弧状溝」でなる前板センターテ
ィルト係合部と「円弧状溝または円弧状突起条」でなる
前板センターティルト被係合部とを、板状部材である前
板センターティルト基部板と前板センターティルト可動
板のそれぞれに設け、その係合部と被係合部とを嵌合摺
動させることによって前板センターティルト動作を行な
わせている。
【0152】従って、交換撮影レンズの取付面となる上
記前板の前面と撮影光軸との交点またはその近傍にティ
ルト回動中心が位置されているにも拘らず、前板の側部
に当該ティルト回動中心となる支軸等の部材を存在させ
ずに仮想水平軸として存在させているために、前板の側
方、特に前板の側方に他部材、例えば前板ライズ・フォ
ールを行なわせるためのアオリ機構が配設される場合に
大型化することがない。
記前板の前面と撮影光軸との交点またはその近傍にティ
ルト回動中心が位置されているにも拘らず、前板の側部
に当該ティルト回動中心となる支軸等の部材を存在させ
ずに仮想水平軸として存在させているために、前板の側
方、特に前板の側方に他部材、例えば前板ライズ・フォ
ールを行なわせるためのアオリ機構が配設される場合に
大型化することがない。
【0153】また、交換撮影レンズの光軸の取付面とな
る上記前板の前面と撮影光軸との交点またはその近傍に
ティルト回動中心が位置されているので、前板センター
ティルト操作を行うに伴って仮想水平軸またはその近傍
においてピントずれが生じることがなく、前板センター
ティルト操作を行う度に焦点整合の操作を行う必要がな
く、構図決定のためのアオリ操作を効率的に行うことが
できる。また、これらのセンターティルトを行うための
機構は、板状のティルト可動板とティルト基部板等を前
板の側部に配設すればよいので、非常にコンパクトに構
成され、運搬時等に前板と後枠を折り畳んでコンパクト
化する際の障害とはならず、装置全体の高さ寸法が増大
したり、重量が大幅に増加したりすることのないアオリ
機能付きピントグラス式カメラを提供することができ
る。
る上記前板の前面と撮影光軸との交点またはその近傍に
ティルト回動中心が位置されているので、前板センター
ティルト操作を行うに伴って仮想水平軸またはその近傍
においてピントずれが生じることがなく、前板センター
ティルト操作を行う度に焦点整合の操作を行う必要がな
く、構図決定のためのアオリ操作を効率的に行うことが
できる。また、これらのセンターティルトを行うための
機構は、板状のティルト可動板とティルト基部板等を前
板の側部に配設すればよいので、非常にコンパクトに構
成され、運搬時等に前板と後枠を折り畳んでコンパクト
化する際の障害とはならず、装置全体の高さ寸法が増大
したり、重量が大幅に増加したりすることのないアオリ
機能付きピントグラス式カメラを提供することができ
る。
【0154】また、本発明の請求項5に係るアオリ機能
付きピントグラス式カメラによれば、前板に対してスイ
ングを与えるに際して、交換撮影レンズの取付面となる
上記前板の前面と撮影光軸との交点またはその近傍にス
イング回動中心が位置されている。そして、このスイン
グ回動中心の位置に支軸等の構成部材を現実に配設し、
これを中心とするスイング駆動を行っているのではな
く、スイング回動中心を仮想鉛直軸とし、当該仮想鉛直
軸が交換撮影レンズの取付面となる上記前板の前面と撮
影光軸との交点またはその近傍に位置するようにスイン
グ回動を案内するための「円弧状突起条または円弧状
溝」でなる前板スイング係合部と「円弧状溝または円弧
状突起条」でなる前板スイング被係合部とを、板状部材
である前板スイング基部板と前板スイング可動板のそれ
ぞれに設け、その係合部と被係合部とを嵌合摺動させる
ことによって前板スイング動作を行なわせている。
付きピントグラス式カメラによれば、前板に対してスイ
ングを与えるに際して、交換撮影レンズの取付面となる
上記前板の前面と撮影光軸との交点またはその近傍にス
イング回動中心が位置されている。そして、このスイン
グ回動中心の位置に支軸等の構成部材を現実に配設し、
これを中心とするスイング駆動を行っているのではな
く、スイング回動中心を仮想鉛直軸とし、当該仮想鉛直
軸が交換撮影レンズの取付面となる上記前板の前面と撮
影光軸との交点またはその近傍に位置するようにスイン
グ回動を案内するための「円弧状突起条または円弧状
溝」でなる前板スイング係合部と「円弧状溝または円弧
状突起条」でなる前板スイング被係合部とを、板状部材
である前板スイング基部板と前板スイング可動板のそれ
ぞれに設け、その係合部と被係合部とを嵌合摺動させる
ことによって前板スイング動作を行なわせている。
【0155】従って、交換撮影レンズの取付面となる上
記前板の前面と撮影光軸との交点またはその近傍にスイ
ング回動中心が位置されているにも拘らず、前板の下部
に当該スイング回動中心となる支軸等の部材を存在させ
ずに仮想鉛直軸として存在させているために、前板の下
部に大きなアオリ機構部が存在せず、全体装置、特に前
板の下部の構成部材を大型化することがない。また、交
換撮影レンズの光軸の取付面となる上記前板の前面と撮
影光軸との交点またはその近傍にスイング回動中心が位
置されているので、前板スイング操作を行うに伴って仮
想鉛直の近傍においてはピントずれが生じることがな
く、前板スイング操作を行う度毎に焦点整合の操作を行
う必要がなく、構図決定のためのアオリ操作を効率的に
行うことができる。
記前板の前面と撮影光軸との交点またはその近傍にスイ
ング回動中心が位置されているにも拘らず、前板の下部
に当該スイング回動中心となる支軸等の部材を存在させ
ずに仮想鉛直軸として存在させているために、前板の下
部に大きなアオリ機構部が存在せず、全体装置、特に前
板の下部の構成部材を大型化することがない。また、交
換撮影レンズの光軸の取付面となる上記前板の前面と撮
影光軸との交点またはその近傍にスイング回動中心が位
置されているので、前板スイング操作を行うに伴って仮
想鉛直の近傍においてはピントずれが生じることがな
く、前板スイング操作を行う度毎に焦点整合の操作を行
う必要がなく、構図決定のためのアオリ操作を効率的に
行うことができる。
【0156】また、これらのセンターティルトを行うた
めの機構は、板状のティルト可動板とティルト基部板等
を前板の下方に配設すればよいので、非常にコンパクト
に構成され、運搬時等に前板と後枠を折り畳んでコンパ
クト化する際の障害とはならず、装置全体の高さ寸法が
増大したり、重量が大幅に増加したりすることのないア
オリ機能付きピントグラス式カメラを提供することがで
きる。
めの機構は、板状のティルト可動板とティルト基部板等
を前板の下方に配設すればよいので、非常にコンパクト
に構成され、運搬時等に前板と後枠を折り畳んでコンパ
クト化する際の障害とはならず、装置全体の高さ寸法が
増大したり、重量が大幅に増加したりすることのないア
オリ機能付きピントグラス式カメラを提供することがで
きる。
【0157】また、本発明の請求項6に係るアオリ機能
付きピントグラス式カメラによれば、前板に対してスイ
ングとシフトを与えるに際して、交換撮影レンズの光軸
の取付面となる上記前板の前面と撮影光軸との交点の面
上またはその近傍にスイング回動中心が位置されてい
る。そして、当該スイングの回動中心の位置に支軸等の
構成部材を配設し、これを中心とするスイング駆動を行
っているので、スイング操作を行うに伴って上記回動中
心としての支持軸の近傍においては、ピントずれが生じ
ることがなく、スイング操作を行う度に焦点整合の操作
を行う必要がなく、構図決定のためのアオリ操作を効率
的に行うことができる。
付きピントグラス式カメラによれば、前板に対してスイ
ングとシフトを与えるに際して、交換撮影レンズの光軸
の取付面となる上記前板の前面と撮影光軸との交点の面
上またはその近傍にスイング回動中心が位置されてい
る。そして、当該スイングの回動中心の位置に支軸等の
構成部材を配設し、これを中心とするスイング駆動を行
っているので、スイング操作を行うに伴って上記回動中
心としての支持軸の近傍においては、ピントずれが生じ
ることがなく、スイング操作を行う度に焦点整合の操作
を行う必要がなく、構図決定のためのアオリ操作を効率
的に行うことができる。
【0158】また、前板シフトのための機構としては、
前板スイング/シフト基部板と、前板スイング/シフト
可動板と、これらの間に挟み込まれる前板駆動板よりな
るので、シフトするための機能を付加しても前板スイン
グ/シフトの機構部が大型化、特に総合厚みが大きくな
ることがなく、前板シフト機構部を付加的に設けたにも
拘らず殆ど大きさが変わらず非常にコンパクトにするこ
とができる。また、当該前板シフトの機構により、スイ
ングの回動鉛直軸の位置を変化させることができるので
画面構成に基づくスイング位置の設定を自由に行うこと
ができ、極めて能率的なアオリ撮影操作を行うことがで
きるアオリ機能付きピントグラス式カメラを提供でき
る。
前板スイング/シフト基部板と、前板スイング/シフト
可動板と、これらの間に挟み込まれる前板駆動板よりな
るので、シフトするための機能を付加しても前板スイン
グ/シフトの機構部が大型化、特に総合厚みが大きくな
ることがなく、前板シフト機構部を付加的に設けたにも
拘らず殆ど大きさが変わらず非常にコンパクトにするこ
とができる。また、当該前板シフトの機構により、スイ
ングの回動鉛直軸の位置を変化させることができるので
画面構成に基づくスイング位置の設定を自由に行うこと
ができ、極めて能率的なアオリ撮影操作を行うことがで
きるアオリ機能付きピントグラス式カメラを提供でき
る。
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るアオリ機能付
きピントグラス式カメラの外観を示す斜視図である。
きピントグラス式カメラの外観を示す斜視図である。
【図2】図1中に示される後枠に対してセンターティル
トとベースティルトとライズ・フォールとを与えるアオ
リ機構部の詳細を示す分解斜視図である。
トとベースティルトとライズ・フォールとを与えるアオ
リ機構部の詳細を示す分解斜視図である。
【図3】図1中に示される後枠に対してスイングを与え
るアオリ機構部の詳細を示す分解斜視図である。
るアオリ機構部の詳細を示す分解斜視図である。
【図4】図1中に示される前枠に対してスイングとシフ
トとを与えるアオリ機構部の詳細を示す分解斜視図であ
る。
トとを与えるアオリ機構部の詳細を示す分解斜視図であ
る。
【図5】図1中に示される後枠に対してスイングとシフ
トを与えるアオリ機構部の他の例の詳細を示す分解斜視
図である。
トを与えるアオリ機構部の他の例の詳細を示す分解斜視
図である。
【図6】従来のアオリ機能付きピントグラス式カメラの
一例を示す外観斜視図である。
一例を示す外観斜視図である。
【図7】図6に示す従来技術のアオリ機能付きピント
グラス式カメラの中央縦断面図である。
グラス式カメラの中央縦断面図である。
【図8】従来技術のアオリ機能付きピントグラス式カ
メラの一例を示す側面図である。
メラの一例を示す側面図である。
【図9】従来技術のアオリ機能付きピントグラス式カ
メラの一部を破断して示す背面図である。
メラの一部を破断して示す背面図である。
【図10】図9中に示すA−A線に沿う断面図である。
【図11】図10中に示すB線に沿う断面図である。
101 前板 123 前板繰出部材 142 後枠繰出部材 145 後枠 168 蛇腹 200,300,400,500 アオリ機構部 203 ティルト可動板 204 円弧状溝 206b 円径部 208 ティルト基部板 209 円弧状突起条 210 固定ねじ 211 後枠取付プレート 212 案内長溝 213 案内長孔 216 取付板 218 保持板 219 保持用長孔 221 ロックナット 222 ロックナット 223 ロックナット 301 スイング基部板 302 固定ねじ 303 円弧状溝 304 円弧状逃げ孔 305 円弧状逃げ孔 306 スイング可動板 308 円弧状突起条 309 円弧状逃げ孔 310 円弧状逃げ孔 312 ロックナット 315 ロックナット 316 操作つまみ 401 基部板 402 取付ねじ 405 ガイド長孔 406 回動プレート 409 可動板 411 スライド溝 412 シフト長孔 413 固定プレート 416 支軸 417 固定ねじ 418 固定用軸 420 ロックナット 421 操作つまみ 501 基部板 504 支軸 505 ガイド長孔 506 駆動プレート 510 可動板 512 スライド溝 514 半円溝 515 丸棒 516 固定プレート 517 半円溝 519 ロックねじ 520 ロックナット T0 画面中心水平軸 T1 ティルト慣用使用水平軸 S0 画面中心鉛直軸 S1 スイング慣用使用鉛直軸 T 所定距離 S 所定距離
Claims (6)
- 【請求項1】 平板状に形成された枠体でなるカメラ支
持体と、 交換撮影レンズが選択的に前部に装着され得る前板と、 ピントグラス面とフィルム面が選択的に後部に装着され
得る後枠と、 上記前板の後方端部開口と上記後枠の前方端部開口との
間を光密的に接続する蛇腹と、 上記前板と上記後枠との離間距離を変化させて焦点整合
を行い得るために上記カメラ支持体に配設されると共
に、後部側が該カメラ支持体に対して繰出し繰込み自在
でかつ前部側に該前板が起立状態で固定的に支持され得
る前板繰出部材と、 上記前板と上記後枠との離間距離を変化させて焦点整合
を行い得るために上記カメラ支持体に配設されると共
に、前部側が該カメラ支持体に対して繰出し繰込み自在
でかつ後部側に該後枠が起立状態で固定的に支持され得
る後枠繰出部材と、 上記後枠の両側部のそれぞれと上記後枠繰出部材の後部
との間に介挿され、該後枠にセンターティルト操作、ス
イング操作、ライズ・フォール操作、シフト操作のうち
の少なくともセンターティルト操作を与え得る後枠アオ
リ機構部と、 を備えたアオリ機能付きピントグラス式カメラにおい
て、 上記後枠アオリ機構部に、 上記後枠の後方に選択的に装着されて位置されるピント
グラスまたはフィルムの面上またはその近傍に位置する
仮想水平軸を中心として凸面を前方側に向けられて形成
された円弧状突起条または円弧状溝でなる後枠センター
ティルト係合部を有し、この後枠センターティルト係合
部が上記カメラ支持体の上方で、かつ上記後枠の前方端
から突出しないように形成された後枠センターティルト
基部板と、 上記後枠の側部に固定されると共に、上記後枠センター
ティルト係合部に嵌合摺動自在な円弧状溝または円弧状
突起条でなる後枠センターティルト被係合部が形成され
た後枠センターティルト可動板と、 上記後枠センターティルト基部板に対し上記後枠センタ
ーティルト可動板を固定し得る後枠センターティルト固
定部材と、 を具備させ、 上記後枠に位置されたピントグラス面に結像された被写
体像を観察しつつ上記前板繰出部材と上記後枠繰出部材
による焦点操作と、上記後枠センターティルト固定部材
による上記後枠センターティルト基部板と上記後枠セン
ターティルト可動板との固定を緩め、該後枠センターテ
ィルト基部板の後枠センターティルト係合部に対して該
後枠ティルト可動板の後枠センターティルト被係合部を
嵌合摺動させて上記仮想水平軸を中心とした後枠センタ
ーティルト操作を与えて該後枠センターティルト固定部
材によって上記後枠センターティルト基部板と上記後枠
センターティルト可動板とを固定し、該ピントグラス面
をフィルム面に置き換えて撮影を行い得るように構成し
たことを特徴とするアオリ機能付きピントグラス式カメ
ラ。 - 【請求項2】 平板状に形成された枠体でなるカメラ支
持体と、 交換撮影レンズが選択的に前部に装着され得る前板と、 ピントグラス面とフィルム面が選択的に後部に装着され
得る後枠と、 上記前板の後方端部開口と上記後枠の前方端部開口との
間を光密的に接続する蛇腹と、 上記前板と上記後枠との離間距離を変化させて焦点整合
を行い得るために上記カメラ支持体に配設されると共
に、後部側が該カメラ支持体に対して繰出し繰込み自在
でかつ前部側に該前板が起立状態で固定的に支持され得
る前板繰出部材と、 上記前板と上記後枠との離間距離を変化させて焦点整合
を行い得るために上記カメラ支持体に配設されると共
に、前部側が該カメラ支持体に対して繰出し繰込み自在
でかつ後部側に該後枠が起立状態で固定的に支持され得
る後枠繰出部材と、 上記後枠の両側部のそれぞれと上記後枠繰出部材の後部
との間に介挿され、該後枠にセンターティルト操作、ス
イング操作、ライズ・フォール操作、シフト操作のうち
の少なくともスイング操作を与え得る後枠アオリ機構部
と、 を備えたアオリ機能付きピントグラス式カメラにおい
て、 上記後枠アオリ機構部に、 上記後枠の後方に選択的に装着されて位置されるピント
グラスまたはフィルムの面上またはその近傍に位置する
仮想鉛直軸を中心として前方に凸面が向くように形成さ
れた円弧状突起条または円弧状溝でなる後枠スイング係
合部を設けた後枠スイング基部板と、 上記後枠の両側部に固定されると共に、上記後枠スイン
グ係合部に嵌合摺動自在な円弧状溝または円弧状突起条
でなる後枠スイング被係合部が形成された後枠スイング
可動板と、 上記後枠スイング基部板に対し上記後枠スイング可動板
を固定し得る後枠スイング固定部材と、 を具備させ、 上記後枠に位置されたピントグラス面に結像された被写
体像を観察しつつ上記前板繰出部材と上記後枠繰出部材
による焦点操作と、上記後枠スイング固定部材による上
記後枠スイング基部板と上記後枠スイング可動板との固
定を緩め、該後枠スイング基部板の後枠スイング係合部
に対して該後枠スイング可動板の後枠スイング被係合部
を嵌合摺動させて上記仮想鉛直軸を中心とした後枠スイ
ング操作を与えて、さらに該後枠スイング固定部材によ
って上記後枠スイング基部板と上記後枠スイング可動板
とを固定し、該ピントグラス面をフィルム面に置き換え
て撮影を行い得るように構成したことを特徴とするアオ
リ機能付きピントグラス式カメラ。 - 【請求項3】 平板状に形成された枠体でなるカメラ支
持体と、 交換撮影レンズが選択的に前部に装着され得る前板と、 ピントグラス面とフィルム面が選択的に後部に装着され
得る後枠と、 上記前板の後方端部開口と上記後枠の前方端部開口との
間を光密的に接続する蛇腹と、 上記前板と上記後枠との離間距離を変化させて焦点整合
を行い得るために上記カメラ支持体に配設されると共
に、後部側が該カメラ支持体に対して繰出し繰込み自在
でかつ前部側に該前板が起立状態で固定的に支持され得
る前板繰出部材と、 上記前板と上記後枠との離間距離を変化させて焦点整合
を行い得るために上記カメラ支持体に配設されると共
に、前部側が該カメラ支持体に対して繰出し繰込み自在
でかつ後部側に該後枠が起立状態で固定的に支持され得
る後枠繰出部材と、 上記後枠の両側部のそれぞれと上記後枠繰出部材の後部
との間に介挿され、該後枠にセンターティルト操作、ス
イング操作、ライズ・フォール操作、シフト操作のうち
の少なくともスイング操作とシフト操作とを与え得る後
枠アオリ機構部と、 を備えたアオリ機能付きピントグラス式カメラにおい
て、 上記後枠アオリ機構部に、 上記後枠の後方に選択的に装着されて位置されるピント
グラスまたはフィルムの面上またはその近傍に位置する
基準鉛直軸に対応して形成された支軸を有する後枠スイ
ング/シフト基部板と、 この後枠スイング/シフト基部板の上記支軸に係合し、
上記基準鉛直軸に直交する方向に回動自在な後枠駆動板
と、 上記後枠の両側部に固定的に支持されると共に、上記後
枠駆動板に係合し、該後枠駆動板に対して長手方向直線
状に摺動可能で、かつ上記支軸を中心とする該後枠駆動
板の回動に伴って連動して回動させるスライド部が形成
された後枠スイング/シフト可動板と、 上記後枠スイング/シフト基部板に対し上記後枠駆動板
と上記後枠スイング/シフト可動板とを固定し得る後枠
スイング/シフト固定部材と、 を具備させ、 上記後枠に位置されたピントグラス面に結像された被写
体像を観察しつつ上記前板繰出部材と上記後枠繰出部材
による焦点操作と、上記後枠スイング/シフト固定部材
による上記後枠スイング/シフト基部板と上記後枠駆動
板と上記後枠スイング/シフト可動板との固定を緩め、
上記後枠を回動させることによって上記支軸を中心とし
て上記基準鉛直軸を中心とする上記後枠駆動板の回転に
伴う後枠スイング操作を与え、上記後枠駆動板に対して
上記後枠スイング/シフト可動板をスライドすることに
よって後枠シフト操作を与え、さらに上記後枠スイング
/シフト固定部材によって上記後枠スイング/シフト基
部板と上記後枠駆動板と上記後枠スイング/シフト可動
板とを固定し、該ピントグラス面をフィルム面に置き換
えて撮影を行い得るように構成したことを特徴とするア
オリ機能付きピントグラス式カメラ。 - 【請求項4】 平板状に形成された枠体でなるカメラ支
持体と、 交換撮影レンズが選択的に前部に装着され得る前板と、 ピントグラス面とフィルム面が選択的に後部に装着され
得る後枠と、 上記前板の後方端部開口と上記後枠の前方端部開口との
間を光密的に接続する蛇腹と、 上記前板と上記後枠との離間距離を変化させて焦点整合
を行い得るために上記カメラ支持体に配設されると共
に、後部側が該カメラ支持体に対して繰出し繰込み自在
でかつ前部側に該前板が起立状態で固定的に支持され得
る前板繰出部材と、 上記前板と上記後枠との離間距離を変化させて焦点整合
を行い得るために上記カメラ支持体に配設されると共
に、前部側が該カメラ支持体に対して繰出し繰込み自在
でかつ後部側に該後枠が起立状態で固定的に支持され得
る後枠繰出部材と、 上記前板の両側部のそれぞれと上記前板繰出部材の前部
との間に介挿され、該前板にセンターティルト操作、ス
イング操作、ライズ・フォール操作、シフト操作のうち
の少なくともセンターティルト操作を与え得る前板アオ
リ機構部と、 を備えたアオリ機能付きピントグラス式カメラにおい
て、 上記前板アオリ機構部に、 上記前板の前方に装着される交換撮影レンズの取付面と
なる上記前板の前面と撮影光軸との交点またはその近傍
に位置する仮想水平軸を中心として形成された円弧状突
起条または円弧状溝でなる前板ティルト係合部を有し、
この前板ティルト係合部の円弧状突起条または円弧状溝
が上記カメラ支持体の上方に位置し、かつその凸面が前
方に向けられて形成された前板センターティルト基部板
と、 上記前板の側部に固定されると共に、上記前板ティルト
係合部に嵌合摺動自在な円弧状溝または円弧状突起条で
なる前板ティルト被係合部が形成された前板センターテ
ィルト可動板と、 上記前板センターティルト基部板に対し上記前板センタ
ーティルト可動板を固定し得る前板センターティルト固
定部材と、 を具備させ、 上記後枠に位置されたピントグラス面に結像された被写
体像を観察しつつ上記前板繰出部材と上記後枠繰出部材
による焦点操作と、上記前板センターティルト固定部材
による上記前板センターティルト基部板と上記前板セン
ターティルト可動板の固定を緩め、上記前板ティルト係
合部に対して該前板センターティルト可動板の前板ティ
ルト被係合部を嵌合摺動させて上記仮想水平軸を中心と
した前板センターティルト操作を与え、該前板センター
ティルト固定部材によって上記前板センターティルト基
部板と上記前板センターティルト可動板とを固定し、該
ピントグラス面をフィルム面に置き換えて撮影を行い得
るように構成したことを特徴とするアオリ機能付きピン
トグラス式カメラ。 - 【請求項5】 平板状に形成された枠体でなるカメラ支
持体と、 交換撮影レンズが選択的に前部に装着され得る前板と、 ピントグラス面とフィルム面が選択的に後部に装着され
得る後枠と、 上記前板の後方端部開口と上記後枠の前方端部開口との
間を光密的に接続する蛇腹と、 上記前板と上記後枠との離間距離を変化させて焦点整合
を行い得るために上記カメラ支持体に配設されると共
に、後部側が該カメラ支持体に対して繰出し繰込み自在
でかつ前部側に該前板が起立状態で固定的に支持され得
る前板繰出部材と、 上記前板と上記後枠との離間距離を変化させて焦点整合
を行い得るために上記カメラ支持体に配設されると共
に、前部側が該カメラ支持体に対して繰出し繰込み自在
でかつ後部側に該後枠が起立状態で固定的に支持され得
る後枠繰出部材と、 上記前板の両側部のそれぞれと上記前板繰出部材の前部
との間に介挿され、該前板にセンターティルト操作、ス
イング操作、ライズ・フォール操作、シフト操作のうち
の少なくともスイング操作を与え得る前板アオリ機構部
と、 を備えたアオリ機能付きピントグラス式カメラにおい
て、 上記前板アオリ機構部に、 上記前板繰出部材の前部に配設されると共に、上記前板
の前方に装着される交換撮影レンズの光軸の取付面とな
る上記前板の前面と撮影光軸との交点またはその近傍に
位置する仮想鉛直軸を中心とし後方にその凸面を向けて
形成された円弧状突起条または円弧状溝でなる前板スイ
ング係合部が形成された前板スイング基部板と、 上記前板の両側部に固定されると共に、上記前板スイン
グ係合部に嵌合摺動自在な円弧状溝または円弧状突起条
でなる前板スイング被係合部が形成された前板スイング
可動板と、 上記前板スイング基部板に対し上記前板スイング可動板
を固定し得る前板スイング固定部材と、 を具備させ、 上記後枠に位置されたピントグラス面に結像された被写
体像を観察しつつ上記前板繰出部材と上記後枠繰出部材
による焦点操作と、上記前板スイング固定部材による上
記前板スイング基部板と上記前板スイング可動板の固定
を緩め、上記前板スイング係合部に対して上記前板スイ
ング被係合部を嵌合摺動させて上記仮想鉛直軸を中心と
した前板スイング操作を与え、さらに上記前板スイング
固定部材によって上記前板スイング基部板と上記前板ス
イング可動板とを固定し、該ピントグラス面をフィルム
面に置き換えて撮影を行い得るように構成したことを特
徴とするアオリ機能付きピントグラス式カメラ。 - 【請求項6】 平板状に形成された枠体でなるカメラ支
持体と、 交換撮影レンズが選択的に前部に装着され得る前板と、 ピントグラス面とフィルム面が選択的に後部に装着され
得る後枠と、 上記前板の後方端部開口と上記後枠の前方端部開口との
間を光密的に接続する蛇腹と、 上記前板と上記後枠との離間距離を変化させて焦点整合
を行い得るために上記カメラ支持体に配設されると共
に、後部側が該カメラ支持体に対して繰出し繰込み自在
でかつ前部側に該前板が起立状態で固定的に支持され得
る前板繰出部材と、 上記前板と上記後枠との離間距離を変化させて焦点整合
を行い得るために上記カメラ支持体に配設されると共
に、前部側が該カメラ支持体に対して繰出し繰込み自在
でかつ後部側に該後枠が起立状態で固定的に支持され得
る後枠繰出部材と、 上記前板の両側部のそれぞれと上記前板繰出部材の前部
との間に介挿され、該前板にセンターティルト操作、ス
イング操作、ライズ・フォール操作、シフト操作のうち
の少なくともスイング操作とシフト操作とを与え得る前
板アオリ機構部と、 を備えたアオリ機能付きピントグラス式カメラにおい
て、 上記前板アオリ機構部に、 上記前板の前方に装着される交換撮影レンズの取付面と
なる上記前板の前面と撮影光軸との交点またはその近傍
に位置する基準鉛直軸に対応して形成された支軸を有す
る前板スイング/シフト基部板と、 この前板スイング/シフト基部板の上記支軸に係合し、
上記基準鉛直軸に直交する方向に回動自在な前板駆動板
と、 上記前板の両側部に固定的に支持されると共に、上記前
板駆動板に係合し、該前板駆動板に対して直線状に摺動
可能で、かつ上記支軸を中心とする該前板駆動板の回動
に伴って連動して回動させるスライド部が形成された前
板スイング/シフト可動板と、 上記前板スイング/シフト基部板に対し上記前板駆動板
と上記前板スイング/シフト可動板とを固定し得る前板
スイング/シフト固定部材と、 を具備させ、 上記後枠に位置されたピントグラス面に結像された被写
体像を観察しつつ上記前板繰出部材と上記後枠繰出部材
による焦点操作と、上記前板スイング/シフト固定部材
による上記前板スイング/シフト基部板と上記前板駆動
板と上記前板スイング/シフト可動板との固定を緩め、
上記前板を回動させることによって上記基準鉛直軸を中
心とする上記前板駆動板の回転に伴う前板スイング操作
を与え、上記前板駆動板に対して上記前板スイング/シ
フト可動板をスライドすることによって前板シフト操作
を与え、さらに上記前板スイング/シフト固定部材によ
って上記前板スイング/シフト基部板と上記前板駆動板
と上記前板スイング/シフト可動板とを固定し、該ピン
トグラス面をフィルム面に置き換えて撮影を行い得るよ
うに構成したことを特徴とするアオリ機能付きピントグ
ラス式カメラ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26535696A JPH1090746A (ja) | 1996-09-15 | 1996-09-15 | アオリ機能付きピントグラス式カメラ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26535696A JPH1090746A (ja) | 1996-09-15 | 1996-09-15 | アオリ機能付きピントグラス式カメラ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1090746A true JPH1090746A (ja) | 1998-04-10 |
Family
ID=17416046
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26535696A Pending JPH1090746A (ja) | 1996-09-15 | 1996-09-15 | アオリ機能付きピントグラス式カメラ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1090746A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN112136320A (zh) * | 2018-05-09 | 2020-12-25 | Cts系统有限公司 | 三轴圆顶式监控摄像机 |
-
1996
- 1996-09-15 JP JP26535696A patent/JPH1090746A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN112136320A (zh) * | 2018-05-09 | 2020-12-25 | Cts系统有限公司 | 三轴圆顶式监控摄像机 |
| CN112136320B (zh) * | 2018-05-09 | 2023-03-24 | Cts系统有限公司 | 三轴圆顶式监控摄像机 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6318912B1 (en) | Adapter having a tilt and shift mechanism | |
| US7557868B2 (en) | Liquid crystal projector device | |
| JP4462357B2 (ja) | レンズ鏡筒、撮像装置 | |
| TW200912513A (en) | Lens barrel | |
| JP4434693B2 (ja) | 手術用顕微鏡装置および手術用顕微鏡のためのインターフェース・ユニット | |
| JPS63199314A (ja) | 顕微鏡用アダプタ− | |
| JPH08292492A (ja) | プロジェクションシステム | |
| JPH1090746A (ja) | アオリ機能付きピントグラス式カメラ | |
| JP2001186382A (ja) | 電子カメラ | |
| JP4969121B2 (ja) | 顕微鏡のための0°−補助者装置 | |
| JP2983172B2 (ja) | 3ビーム分離方式のプロジェクション装置 | |
| JP2000066263A (ja) | レンズ鏡筒 | |
| CN210954573U (zh) | 光学模块及投影机 | |
| US6874955B2 (en) | Fixing device for fixing an autofocus module to a mirror box of an SLR camera | |
| JP3291796B2 (ja) | カメラとオプションレンズとの取付け支持具 | |
| JP2000352650A (ja) | 投射レンズ鏡筒構造 | |
| JPH08201673A (ja) | レンズの偏心調整装置及びそれを用いた視差調整装置 | |
| JPH0533770B2 (ja) | ||
| JP4270417B2 (ja) | レンズ支持装置 | |
| JPH1164738A (ja) | 双眼装置 | |
| JPS61172124A (ja) | ピントグラス式カメラ | |
| JP4804870B2 (ja) | ミラー角度調整装置 | |
| JP3319476B2 (ja) | 撮影レンズ | |
| JPH0325423A (ja) | カメラのファインダー | |
| JPH08289187A (ja) | 画像入力装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20051213 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20051220 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060524 |