JPH1090905A - 平版印刷版用支持体の製造方法 - Google Patents

平版印刷版用支持体の製造方法

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JPH1090905A
JPH1090905A JP24027796A JP24027796A JPH1090905A JP H1090905 A JPH1090905 A JP H1090905A JP 24027796 A JP24027796 A JP 24027796A JP 24027796 A JP24027796 A JP 24027796A JP H1090905 A JPH1090905 A JP H1090905A
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JP
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acid
sulfuric acid
photosensitive
electrolyte
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JP24027796A
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Noriyoshi Kojima
紀美 小島
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 平版印刷版の非画像部の着色の問題が解消さ
れ、耐摩耗性にも優れた、保水性のよい平版印刷版用支
持体を提供する。 【解決手段】 硫酸を主体とし、ナトリウムイオン濃度
が0〜4g/リットルである電解液を用いて陽極酸化処
理を行う平版印刷版用支持体の製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は平版印刷版用支持体
の製造方法に関し、詳しくは陽極酸化処理に特徴を有す
る平版印刷版用支持体の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、平版印刷版に使用されるアルミ
ニウム支持体には、親水性及び保水性に優れていること
が要求され、通常、そのために機械的、化学的又は電気
化学的な方法により、所謂“砂目立て”を行う。更に、
この砂目立てした表面の機械的強度を増すためと、更な
る保水性を得るために表面を陽極酸化することが知られ
ている。通常は、2〜5g/m2程度の陽極酸化による
皮膜を設けて用いられる。
【0003】ところが、陽極酸化皮膜を有するアルミニ
ウム支持体に感光層を設けた感光性平版印刷版材料から
印刷版を作成すると、非画像部にも感光層中の着色成分
が残留し、この残色により画像部との識別がし難く修正
に支障をきたす場合がある。
【0004】この問題を解消することを目的として、特
公平5−32238号には、陽極酸化皮膜上にアミノ基
及び水酸基を有する分子量1000以下の化合物又はそ
の塩からなる親水性層を設けることが記載されている。
これによれば、非画像部の着色は防止できるが、支持体
表面の耐摩耗性が低下してしまう。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の事情に
鑑みてなされたものであり、その目的は、平版印刷版の
非画像部の着色の問題が解消され、耐摩耗性にも優れ
た、保水性のよい平版印刷版用支持体を提供することに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者は、硫酸を主体
とする電解液を用い、含有するナトリウムイオンの濃度
を0〜4g/リットルの範囲に調整して陽極酸化処理を
行うことにより、現像後の印刷版の非画像部の着色が少
なく、耐摩耗性に優れる平版印刷版用支持体を得られる
ことを見出した。
【0007】陽極酸化処理は、砂目立て(粗面化)され
た支持体を陽極として電解液中で電解処理して、多孔質
酸化皮膜(ここでは「陽極酸化皮膜」と言う。)を形成
する処理であり、本発明では電解液は硫酸を主体とす
る。硫酸の濃度は10〜50重量%、温度20〜50
℃、電流密度1〜20A/dm2の条件で20〜250
秒間電解を行うのが、好ましく、通常直流電流を用いる
が、交流電流で行ってもよい。また電解液にはアルミニ
ウムイオンが0〜15g/リットルで含有されているの
が好ましい。
【0008】ナトリウムイオン濃度の調整は、電解液の
更新量を変化させたり、硫酸ナトリウム、塩化ナトリウ
ム、硝酸ナトリウム等のナトリウム塩を電解液に添加さ
せたりして行うが、電解液にナトリウム塩を添加する方
法が好ましく、特に硫酸ナトリウムの添加が好ましい。
アルミニウム板に付着して前工程から持ち込まれるナト
リウムイオンも配慮して調整を行う。
【0009】支持体の材質は通常、純アルミニウム又は
ケイ素、銅、マンガン、マグネシウム、クロム、亜鉛、
鉛、ビスマス、ニッケル、チタン、ナトリウム、鉄等の
金属とアルミニウムの合金であり、本明細書ではこれら
を一括してアルミニウムと言う。
【0010】粗面化に先立ってアルミニウム表面の油
脂、錆、ゴミ等を除去するために脱脂処理を施すことが
好ましい。脱脂処理としては、トリクレン、シンナー等
による溶剤脱脂;ケロシン、トリエタノール等のエマル
ジョンを用いるエマルジョン脱脂等が挙げられる。ま
た、脱脂処理のみでは除去されない汚れや自然酸化皮膜
を除去するために、苛性ソーダ等のアルカリ水溶液を用
いることもできる。
【0011】脱脂処理に苛性ソーダ等のアルカリ水溶液
を用いた場合、支持体表面にはスマットが生成するの
で、燐酸、硝酸、クロム酸等の酸、或いはそれらの混酸
に浸漬してデスマット処理を施すことが好ましい。
【0012】粗面化方法としては、機械的に表面を粗面
化する方法、電気化学的に粗面化する方法、アルカリ又
は酸或いはそれらの混合物からなるエッチング剤で表面
を粗面化する化学的方法があり、これらを組み合わせて
行ってもよい。
【0013】機械的粗面化法としては、ボール研磨、ブ
ラシ研磨、ブラスト研磨、バフ研磨、ホーニング研磨等
の方法がある。中でも、ブラシ研磨、ホーニング研磨が
好ましい。又、予め粗面化されたシートを支持体表面に
貼着し、加圧して粗面パターンを転写する方法を採るこ
ともできる。
【0014】電気化学的粗面化法は、塩酸や硝酸等を含
む酸性電解液中で交流又は直流によって表面を電解処理
するものであり、例えば特公昭48−28123号、英
国特許第896,563号、特開昭53−67507号
に記載の方法が挙げられる。印加電圧は1〜50V程
度、好ましくは2〜30Vである。又、陽極時電気量Q
aが陰極時電気量Qcよりも大となる様な交番波形電流を
加えて、陽極時電流密度が10〜150A/dm2
度、好ましくは20〜100A/dm2の条件で電解処
理する。ここに、交番波形電流とは、正負の極性を交互
に交換させて得られる波形であって、QcよりQaが大き
くなる様なものであれば、いかなる波形でも使用でき
る。Qa及びQcは、100〜1000クーロン/dm2
が好ましい。処理温度は10〜50℃程度、好ましくは
15〜45℃で、塩酸又は硝酸濃度は0.01〜5重量
%が好ましい。又、電解液は硝酸が好ましい。電解液に
は必要に応じて硝酸塩、塩化物、アミン類、アルデヒド
類、燐酸、クロム酸、硼酸、酢酸、蓚酸等を添加でき
る。
【0015】本発明においては、機械的に粗面化した
後、電気化学的に粗面化を行うことが好ましい。粗面化
処理を2つ以上組み合わせる場合は、各処理の間に酸又
はアルカリの水溶液を用いるのが好ましい。その場合、
酸又はアルカリの0.05〜40重量%水溶液を用い、
40〜100℃の液温で5〜300秒処理する。
【0016】アルカリの水溶液で浸漬処理を行った場
合、支持体表面にスマットが生成するので、燐酸、硝
酸、硫酸、クロム酸等やそれらの混酸に浸漬してデスマ
ット処理を施すことが好ましい。
【0017】陽極酸化処理されたアルミニウム支持体に
は次いで封孔処理を施してもよい。封孔処理は、熱水処
理、沸騰水処理、水蒸気処理、珪酸ソーダ処理、重クロ
ム酸塩水溶液処理等、公知の方法で行うことができる。
【0018】封孔処理されたアルミニウム支持体には次
いで、親水性層を設けてもよい。親水性層の形成には、
米国特許第3,181,461号に記載のアルカリ金属
珪酸塩、同1,860,426号に記載の親水性セルロ
ース、特公平6−94234号、同6−2436号に記
載のアミノ酸及びその塩、同5−32238号に記載の
水酸基を有するアミン類及びその塩、特開昭62−19
494号に記載の燐酸塩、同59−101651号に記
載のスルホ基を有するモノマー単位を含む高分子化合物
等を用いることができる。
【0019】更に、感光性平版印刷版材料として重ねた
ときの感光層の擦り傷を防ぐために、又、現像時に現像
液中へのアルミニウム成分の溶出を防ぐために、特開昭
50−151136号、同57−63293号、同60
−73538号、同61−67863号、特開平6−3
5174号等に記載の支持体裏面に保護層を設ける処理
を行うことができる。
【0020】本発明により製造した平版印刷版用支持体
上に、公知の感光性組成物からなる感光層を設けて感光
層平版印刷版材料とすることができる。
【0021】感光層組成物としては、o−キノンジアジ
ド化合物を主成分とするポジ型のもの、ジアゾニウム
塩,アルカリ可溶性ジアゾニウム塩,米国特許第2,7
60,863号,同3,060,023号,特開昭59
−53836号等に記載の2個又はそれ以上の末端エチ
レン基を有する付加重合性不飽和化合物と光重合開始剤
よりなる組成物等不飽和二重結合含有モノマーを主成分
とする光重合性化合物及び桂皮酸や、特開昭52−98
8号,欧州特許第0410654号,特開平3−288
853号,特開平4−25845号等に記載のジメチル
マレイミド基を含む光架橋性化合物等を感光性物質とす
るネガ型のものが用いられる。また特公昭37−171
72号、同38−6691号、同59−36259号、
同59−25217号、特開昭56−107246号、
同56−146145号、同57−147656号、同
57−161863号、同58−100862号、同6
0−254142号、同62−194257号等に記載
の電子写真感光層も使用することができる。
【0022】このうちポジ型の感光性組成物として用い
られるo−ナフトキノンジアジド化合物としては、特公
昭43−28403号に記載の1,2−ジアゾナフトキ
ノンスルホン酸とピロガロール・アセトン樹脂とのエス
テルが好ましい。また米国特許第3,046,120
号,同3,188,210号に記載の1,2−ジアゾナ
フトキノン−5−スルホン酸とフェノール・ホルムアル
デヒド樹脂とのエステル、特開平2−96163号,同
2−96165号,同2−96761号に記載の1,2
−ジアゾナフトキノン−1−スルホン酸とフェノール・
ホルムアルデヒド樹脂とのエステル、特開昭47−53
03号,同48−13854号,同48−63802
号,同48−63803号,同48−96575号,同
49−38701号,特公昭37−18015号,同4
1−11222号,同45−9610号,同49−17
481号,米国特許第2,797,213号,同3,4
53,400号,同3,544,323号,同3,57
3,917号,同3,674,495号,同3,78
5,825号,英国特許第1,227,602号,同
1,251,345号,同1,267,005号,同
1,329,888号,同1,330,932号,ドイ
ツ特許第854,890号等に記載のものも好適に用い
られる。
【0023】特に好ましいo−ナフトキノンジアジド化
合物は、分子量1,000以下のポリヒドロキシ化合物
と1,2−ジアゾナフトキノンスルホン酸との反応によ
り得られる化合物であり、具体的には特開昭51−13
9402号、同58−150948号、同58−203
434号、同59−165053号、同60−1214
45号、同60−134235号、同60−16304
3号、同61−118744号、同62−10645
号、同62−10646号、同62−153950号、
同62−178562号、同64−76047号、米国
特許第3,102,809号、同3,126,281
号、同3,130,047号、同3,148,983
号、同3,184,310号、同3,188,210
号、同4,639,406号等に記載の化合物を挙げる
ことができる。
【0024】これらのo−ナフトキノンジアジド化合物
を合成する際に、ポリヒドロキシ化合物のヒドロキシル
基に対して1,2−ジアゾナフトキノンスルホン酸クロ
ライドを0.2〜1.2当量程度、好ましくは0.3〜
1.0当量で反応させる。1,2−ジアゾナフトキノン
スルホン酸クロライドとしては、1,2−ジアゾナフト
キノン−5−スルホン酸クロライドや、1,2−ジアゾ
ナフトキノン−4−スルホン酸クロライドを用いること
ができる。又、得られるo−ナフトキノンジアジド化合
物は、1,2−ジアゾナフトキノンスルホン酸エステル
基の位置及び導入量の種々異なるものの混合物となる
が、ヒドロキシル基の全てが1,2−ジアゾナフトキノ
ンスルホン酸エステル化された化合物が、この混合物中
に占める割合(完全にエステル化された化合物の含有
率)は5モル%以上であることが好ましくは、更には2
0〜99モル%である。感光性組成物中に占めるこれら
のポジ型感光物質は10〜50重量%程度、更には15
〜40重量%が好ましい。
【0025】o−キノンジアジド化合物は単独でも感光
層を構成することができるが、アルカリ水に可溶な樹脂
を結合剤(バインダー)として併用することが好まし
く、具体的には、フェノールホルムアルデヒド樹脂、o
−,m−及びp−クレゾールホルムアルデヒド樹脂、m
−/p−混合クレゾールホルムアルデヒド樹脂、フェノ
ール/クレゾール(o−,m−,p−,m−/p−及び
o−/m−混合の何れでもよい)混合ホルムアルデヒド
樹脂等のノボラック樹脂や、フェノール変性キシレン樹
脂、ポリヒドロキシスチレン、ポリハロゲン化ヒドロキ
シスチレン、特開昭51−34711号に記載のフェノ
ール性水酸基を含有するアクリル系樹脂等が挙げられ
る。
【0026】その他の好適なバインダーとして以下に示
すモノマーをその構成単位とする分子量1万〜20万の
共重合体を挙げることができる。
【0027】(1)芳香族水酸基を有するアクリルアミ
ド類、メタクリルアミド類、アクリル酸エステル類、メ
タクリル酸エステル類、ヒドロキシスチレン類;N−
(4−ヒドロキシフェニル)アクリルアミド、N−(4
−ヒドロキシフェニル)メタクリルアミド、o−,m−
又はp−ヒドロキシスチレン、o−,m−又はp−ヒド
ロキシフェニルアクリレート又はメタクリレート等 (2)脂肪族水酸基を有するアクリル酸エステル類及び
メタクリル酸エステル類;2−ヒドロキシエチルアクリ
レート又はメタクリレート等 (3)アクリル酸、メタクリル酸、無水マレイン酸、メ
タコン酸等の不飽和カルボン酸 (4)アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル
酸プロピル、アクリル酸ブチル、アクリル酸アミル、ア
クリル酸ヘキシル、アクリル酸シクロヘキシル、アクリ
ル酸オクチル、アクリル酸フェニル、アクリル酸ベンジ
ル、アクリル酸−2−クロロエチル、アクリル酸−4−
ヒドロキシブチル、グリシジルアクリレート、N−ジメ
チルアミノエチルアクリレート等の(置換)アクリル酸
エステル (5)メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタ
クリル酸プロピル、メタクリル酸ブチル、メタクリル酸
アミル、メタクリル酸ヘキシル、メタクリル酸シクロヘ
キシル、メタクリル酸オクチル、メタクリル酸フェニ
ル、メタクリル酸ベンジル、メタクリル酸−2−クロロ
エチル、メタクリル酸−4−ヒドロキシブチル、グリシ
ジルメタクリレート、N−ジメチルアミノエチルメタク
リレート等の(置換)メタクリル酸エステル (6)アクリルアミド、メタクリルアミド、N−メチロ
ールアクリルアミド、N−メチロールメタクリルアミ
ド、N−エチルアクリルアミド、N−エチルメタクリル
アミド、N−ヘキシルアクリルアミド、N−ヘキシルメ
タクリルアミド、N−シクロヘキシルアクリルアミド、
N−シクロヘキシルメタクリルアミド、N−ヒドロキシ
エチルアクリルアミド、N−ヒドロキシエチルアクリル
アミド、N−フェニルアクリルアミド、N−フェニルメ
タクリルアミド、N−ベンジルアクリルアミド、N−ベ
ンジルメタクリルアミド、N−ニトロフェニルアクリル
アミド、N−ニトロフェニルメタクリルアミド、N−エ
チル−N−フェニルアクリルアミド、N−エチル−N−
フェニルメタクリルアミド等のアクリルアミド又はメタ
クリルアミド (7)エチルビニルエーテル、2−クロロエチルビニル
エーテル、ヒドロキシエチルビニルエーテル、プロピル
ビニルエーテル、ブチルビニルエーテル、オクチルビニ
ルエーテル、フェニルビニルエーテル等のビニルエーテ
ル類 (8)ビニルアセテート、ビニルクロロアセテート、ビ
ニルブチレート、安息香酸ビニル等のビニルエステル類 (9)スチレン、メチルスチレン、クロロメチルスチレ
ン等のスチレン類 (10)メチルビニルケトン、エチルビニルケトン、プ
ロピルビニルケトン、フェニルビニルケトン等のビニル
ケトン類 (11)エチレン、プロピレン、イソブチレン、ブタジ
エン、イソプレン等のオレフィン類 (12)N−ビニルピロリドン、N−ビニルカルバゾー
ル、4−ビニルピリジン、アクリロニトリル、メタクリ
ロニトリル等 (13)N−(o−アミノスルホニルフェニル)アクリ
ルアミド、N−(m−アミノスルホニルフェニル)アク
リルアミド、N−(p−アミノスルホニルフェニル)ア
クリルアミド、N−〔1−(3−アミノスルホニル)ナ
フチル〕アクリルアミド、N−(2−アミノスルホニル
エチル)アクリルアミド等のアクリルアミド類;N−
(o−アミノスルホニルフェニル)メタクリルアミド、
N−(m−アミノスルホニルフェニル)メタクリルアミ
ド、N−(p−アミノスルホニルフェニル)メタクリル
アミド、N−〔1−(3−アミノスルホニル)ナフチ
ル〕メタクリルアミド、N−(2−アミノスルホニルエ
チル)メタクリルアミド等のメタクリルアミド類;o−
アミノスルホニルフェニルアクリレート、m−アミノス
ルホニルフェニルアクリレート、p−アミノスルホニル
フェニルアクリレート、1−(3−アミノスルホニルフ
ェニルナフチル)アクリレート等のアクリル酸エステル
類、等の不飽和スルホンアミド;o−アミノスルホニル
フェニルメタクリレート、m−アミノスルホニルフェニ
ルメタクリレート、p−アミノスルホニルフェニルメタ
クリレート、1−(3−アミノスルホニルフェニルナフ
チル)メタクリレート等のメタクリル酸エステル類、等
の不飽和スルホンアミド。
【0028】又、上記モノマーの共重合によって得られ
る共重合体を、グリシジルアクリレート、グリシジルメ
タクリレート等によって修飾したものも含まれる。
【0029】これらの共重合体には(3)に掲げた不飽
和カルボン酸を含有することが好ましく、その共重合体
の好ましい酸価は0〜10meq/g、更には0.2〜
5.0meq/gである。これらの共重合体の好ましい
分子量は1万〜10万である。又、これらの共重合体に
必要に応じてポリビニルブチラール樹脂、ポリウレタン
樹脂、ポリアミド樹脂、エポキシ樹脂を添加してもよ
い。
【0030】バインダーは感光性組成物の80重量%以
下で用いられる。
【0031】更に、米国特許第4,123,279号に
記載の如く、t−ブチルフェノールホルムアルデヒド樹
脂、オクチルフェノールホルムアルデヒド樹脂の様な炭
素数3〜8のアルキル基を置換基として有するフェノー
ルとホルムアルデヒドとの縮合物を併用することは画像
の感脂性を向上させることから好ましい。又、感光性組
成物中には、感度を高めるために環状酸無水物類、フェ
ノール類、有機酸類を添加することが好ましい。
【0032】環状無水物としては米国特許第4,11
5,128号に記載の無水フタル酸、テトラヒドロ無水
フタル酸、ヘキサヒドロ無水フタル酸、3,6−エンド
オキシ−Δ4−テトラヒドロ無水フタル酸、テトラクロ
ル無水フタル酸、無水マレイン酸、クロル無水マレイン
酸、α−フェニル無水マレイン酸、無水琥珀酸、無水ピ
ロメリット酸等を用いることができる。
【0033】フェノール類としては、ビスフェノール
A、p−ニトロフェノール、p−エトキシフェノール、
2,4,4′−トリヒドロキシベンゾフェノン、2,
3,4−トリヒドロキシベンゾフェノン、4−ヒドロキ
シベンゾフェノン、4,4′,4″−トリヒドロキシ−
トリフェニルメタン、4,4′,3″,4″−テトラヒ
ドロキシ−3,5,3′,5′−テトラメチルトリフェ
ニルメタン等が挙げられる。
【0034】有機酸類としては、特開昭60−8894
2号、特開平2−96755号等に記載のスルホン酸
類、スルフィン酸類、アルキル硫酸類、ホスホン酸類、
燐酸エステル類及びカルボン酸類等が挙げられ、具体的
には、p−トルエンスルホン酸、ドデシルベンゼンスル
ホン酸、p−トルエンスルフィン酸、エチル硫酸、フェ
ニルホスホン酸、フェニルホスフィン酸、燐酸フェニ
ル、燐酸ジフェニル、安息香酸、イソフタル酸、アジピ
ン酸、p−トルイル酸、3,4−ジメトキシ安息香酸、
フタル酸、テレフタル酸、1,4−シクロヘキセン−
2,2−ジカルボン酸、エルカ酸、ラウリン酸、n−ウ
ンデカン酸、アスコルビン酸等が挙げられる。
【0035】これら環状酸無水物、フェノール類及び有
機酸類の感光性組成物中に占める割合は0.05〜15
重量%程度、好ましくは0.1〜5重量%である。
【0036】又、感光性組成物中には、現像条件に拘わ
らず処理の安定性(現像ラチチュード)を広げるため、
特開昭62−251740号に記載の非イオン性界面活
性剤、特開昭59−121044号、特開平4−131
49号に記載の両性界面活性剤を添加することができ
る。非イオン性界面活性剤の具体例としては、ソルビタ
ントリステアレート、ソルビタンモノパルミテート、ソ
ルビタントリオレート、ステアリン酸モノグリセリド、
ポリオキシエチレンソルビタンモノオレート、ポリオキ
シエチレンノニルフェニルエーテル等が挙げられる。両
性界面活性剤の具体例としては、アルキルジ(アミノエ
チル)グリシン、アルキルポリアミノエチルグリシン塩
酸塩、2−アルキル−N−カルボキシエチル−N−ヒド
ロキシエチルイミダゾリニウムベタインやN−テトラデ
シル−N,N−ベタイン型(例えば、第一工業(株)
製:アモーゲンK)、アルキルイミダゾリン系(三洋化
成(株)製:レボン15)等が挙げられる。これら界面
活性剤の感光性組成物中に占める割合は0.05〜15
重量%が好ましく、更には0.1〜5重量%である。
【0037】更に感光性組成物中には、露光後直ちに可
視像を得るための焼き出し剤や、画像着色剤としての染
料や顔料を加えることができる。焼き出し剤としては、
露光によって酸を放出する化合物(光酸放出剤)と塩を
形成し得る有機染料の組み合わせ、具体的には、特開昭
50−36209号、同53−8128号に記載のo−
ナフトキノンジアジド−4−スルホン酸ハロゲニドと塩
形成性有機染料との組み合わせや、特開昭53−362
23号、同54−74728号、同60−3626号、
同61−143748号、同61−151644号、同
63−58440号に記載のトリハロメチル化合物と塩
形成性有機染料の組み合わせを代表として挙げることが
できる。トリハロメチル化合物としては、オキサゾール
系化合物とトリアジン系化合物とがあり、どちらも経時
安定性に優れ、明瞭な焼き出し画像を与える。
【0038】画像の着色剤としては、前述の塩形成性有
機染料以外に他の染料を用いることができる。塩形成性
有機染料も含めて、好適な染料として油溶性染料と塩基
性染料を挙げることができる。具体的には、オイルイエ
ロー#101、オイルイエロー#103、オイルピンク
#312、オイルグリーンBG、オイルブルーBOS、
オイルブルー#603、オイルブラックBY、オイルブ
ラックBS、オイルブラックT−505(以上、オリエ
ント化学工業(株)製)、ビクトリアピュアブルー、ク
リスタルバイオレット(CI42555)、メチルバイ
オレット(CI42535)、エチルバイオレット、ロ
ーダミンB(CI45170B)、マラカイトグリーン
(CI42000)、メチレンブルー(CI5201
5)等を挙げることができる。又、特開昭62−293
247号に記載の染料は特に好ましい。
【0039】感光性組成物は、上記各成分を溶解する、
例えば特開昭62−251739号に記載の様な溶媒
に、2〜50重量%の固形分濃度で、溶解、分散され、
乾燥後の重量にして0.3〜4.0g/m2で支持体上
に塗布、乾燥される。感光性組成物中には、塗布面質を
向上するための界面活性剤、例えば、特開昭62−17
0950号に記載のフッ素系界面活性剤を添加すること
ができる。好ましい添加量は、全感光性組成物の0.0
01〜1.0重量%であり、更には0.005〜0.5
重量%である。
【0040】次に、ネガ型の感光性組成物としては、感
光性ジアゾ化合物を含むもの、光重合性のもの、光架橋
性のものが挙げられる。感光性ジアゾ化合物としては、
芳香族ジアゾニウム塩と反応性カルボニル基含有有機縮
合剤、特にホルムアルデヒド、アセトアルデヒド等のア
ルデヒド類又はアセタール類とを酸性触媒中で縮合した
ジアゾ樹脂が好適に用いられ、代表的なものにp−ジア
ゾジフェニルアミンとホルムアルデヒドとの縮合物があ
る。これらのジアゾ樹脂の合成法は、米国特許第2,6
78,498号、同3,050,502号、同3,31
1,605号、同3,277,074号等に記載されて
いる。その他、感光性ジアゾ化合物として、特公昭49
−48001号に記載の芳香族ジアゾニウム塩とジアゾ
ニウム基を含まない置換芳香族化合物との共縮合ジアゾ
化合物が好適に用いられ、中でもカルボキシル基や水酸
基の様なアルカリ可溶基で置換された芳香族化合物との
共縮合ジアゾ化合物が好ましい。更には、特開平4−1
8559号、同4−172353号、同4−19036
1号に記載のアルカリ可溶基を持つ反応性カルボニル化
合物で芳香族ジアゾニウム塩を縮合した感光性ジアゾ化
合物も好適に用いられる。これらのジアゾニウム塩の対
アニオンとして塩酸、臭化水素酸、硫酸及び燐酸等の鉱
酸又は塩化亜鉛との複塩等の無機アニオンを用いたジア
ゾ樹脂があるが、実質的に水不溶性で有機溶剤可溶性の
ジアゾ樹脂が特に好ましい。かかる好ましいジアゾ樹脂
は特公昭47−1167号、米国特許第3,300,3
09号に詳しく記載されている。
【0041】更には特開昭54−98613号、同56
−121031号に記載のテトラフルオロ硼酸、ヘキサ
フルオロ燐酸等のハロゲン化ルイス酸及び過塩素酸、過
ヨウ素酸等の過ハロゲン酸を対アニオンとしたジアゾ樹
脂が好適に用いられる。又、特開昭58−209733
号、同62−175731号、同63−262643号
に記載の長鎖のアルキル基を有するスルホン酸を対アニ
オンとしたジアゾ樹脂も好適に用いられる。感光性ジア
ゾ化合物は、感光層中に5〜50重量%程度、好ましく
は8〜20重量%の範囲で含有せしめる。
【0042】感光性ジアゾ化合物は、アルカリ水に可溶
性若しくは膨潤性の親油性高分子化合物を結合剤(バイ
ンダー)として併用することが好ましく、前述のポジ型
感光性組成物に用いる(1)〜(13)のモノマーをそ
の構成単位とする通常1万〜20万の分子量の共重合体
を挙げることができ、更に以下(14)、(15)のモ
ノマーを構成単位として共重合した高分子化合物も使用
できる。
【0043】(14)マレイミド、N−アクリロイルア
クリルアミド、N−アセチルアクリルアミド、N−プロ
ピオニルアクリルアミド、N−(p−クロロベンゾイ
ル)アクリルアミド、N−アセチルアクリルアミド、N
−アクリロイルメタクリルアミド、N−アセチルメタク
リルアミド、N−プロピオニルメタクリルアミド、N−
(p−クロロベンゾイル)メタクリルアミド等の不飽和
イミド (15)N−〔2−(アクリロイルオキシ)−エチル〕
−2,3−ジメチルマレイミド、N−〔6−(メタクリ
ロイルオキシ)−ヘキシル〕−2,3−ジメチルマレイ
ミド、ビニルシンナメート等の側鎖に架橋性基を有する
不飽和モノマー。
【0044】更に、これらと共重合し得るモノマーを共
重合させてもよいし、得られる共重合体をグリシジルア
クリレートやグリシジルメタクリレート等によって修飾
してもよい。これらの共重合体には前述の(3)の不飽
和カルボン酸を含有させることが好ましく、その場合酸
価は0〜10meq/g程度、好ましくは0.2〜5.
0meq/gである。共重合体の分子量は1万〜10万
が好ましい。
【0045】これらの共重合体には必要に応じて、ポリ
ビニルブチラール樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリアミド
樹脂、エポキシ樹脂を添加してもよい。又、ノボラック
型の樹脂、フェノール変性キシレン樹脂、ポリヒドロキ
シスチレン、ポリハロゲン化ヒドロキシスチレン、特開
昭51−43711号に記載のフェノール性水酸基を含
有するアルカリ可溶性樹脂も用いることができる。バイ
ンダーは全感光性組成物の固形分中に通常40〜95重
量%の範囲で含有せしめる。
【0046】感光性組成物中には、画像の感脂性を向上
させるための感脂化剤(特開昭55−527号に記載の
スチレン−無水マレイン酸共重合体のアルコールによる
ハーフエステル化物、ノボラック樹脂、p−ヒドロキシ
スチレンの50%脂肪酸エステル等)が加えられる。更
に、塗膜の柔軟性、耐摩耗性を付与するための可塑剤
(ブチルフタリル、ポリエチレングリコール、クエン酸
トリブチル、フタル酸ジエチル、フタル酸ジブチル、フ
タル酸ジヘキシル、フタル酸ジオクチル、燐酸トリクレ
ジル、燐酸トリブチル、燐酸トリオクチル、オレイン酸
テトラヒドロフルフリル、アクリル酸又はメタクリル酸
のオリゴマー及びポリマー等、特に好ましくは燐酸トリ
クレジル)が加えられる。又、感光性組成物中には、経
時の安定性を広げるため、燐酸、亜燐酸、クエン酸、蓚
酸、ジピコ燐酸、ベンゼンスルホン酸、ナフタレンスル
ホン酸、スルホサリチル酸、4−メトキシ−2−ヒドロ
キシベンゾフェノン−5−スルホン酸、酒石酸等が加え
られる。
【0047】又、感光性組成物中には、露光後直ちに可
視像を得るための焼き出し剤や、画像着色剤としての染
料や顔料等の色素を加えることができる。該色素として
は、フリーラジカル又は酸と反応して色調を変えるもの
が好ましく、ビクトリアピュアブルーBOH(保土谷化
学社製)、オイルイエロー#101、オイルイエロー#
103、オイルピンク#312、オイルレッド、オイル
グリーンBG、オイルブルーBOS、オイルブルー#6
03、オイルブラックBY、オイルブラックBS、オイ
ルブラックT−505(以上、オリエント化学工業
(株)製)、パテントピュアブルー(住友三国化学社
製)、クリスタルバイオレット(CI42555)、メ
チルバイオレット(CI42535)、エチルバイオレ
ット、ローダミンB(CI145170B)、マラカイ
トグリーン(CI42000)、メチレンブルー(CI
52015)、ブリリアントブルー、メチルグリーン、
エリスリシンB、ベーシックフクシン、m−クレゾール
パープル、オーラミン、4−p−ジエチルアミノフェニ
ルイミナフトキノン、シアノ−p−ジエチルアミノフェ
ニルアセトアニリド等に代表されるトリフェニルメタン
系、ジフェニルメタン系、オキサジン系、キサンテン
系、イミノナフトキノン系、アゾメチン系又はアントラ
キノン系の色素が有色から無色或いは異なる有色の色調
へ変化する例として挙げられる。
【0048】一方、無色から有色に変化する変色剤とし
ては、ロイコ色素及び、トリフェニルアミン、ジフェニ
ルアミン、o−クロロアニリン、1,2,3−トリフェ
ニルグアニジン、ナフチルアミン、ジアミノジフェニル
メタン、p,p′−ビス−ジメチルアミノジフェニルア
ミン、1,2−ジアニリノエチレン、p,p′,p″−
トリス−ジメチルアミノトリフェニルメタン、p,p′
−ビス−ジメチルアミノジフェニルメチルイミン、p,
p′,p″−トリアミノ−o−メチルトリフェニルメタ
ン、p,p′−ビス−ジメチルアミノジフェニル−4−
アニリノナフチルメタン、p,p′,p″−トリアミノ
トリフェニルメタンに代表される第1級又は第2級アリ
ールアミン系色素が挙げられる。好ましくはトリフェニ
ルメタン系、ジフェニルメタン系色素であり、更に好ま
しくはトリフェニルメタン系色素であり、特にビクトリ
アピュアブルーBOHである。これらの色素は感光性組
成物中に0.5〜10重量%程度、好ましくは1〜5重
量%で含有される。
【0049】感光性組成物中には、現像性を高めるため
に環状酸無水物類、フェノール類、有機酸類及び高級ア
ルコールを添加することができる。感光性組成物は、上
記各成分を溶解する、例えば特開昭62−251739
号に記載の様な溶媒に、2〜50重量%の固形分濃度
で、溶解、分散され、乾燥後の重量にして0.3〜4.
0g/m2で支持体上に塗布、乾燥される。感光性組成
物中には、ポジ型のものと同様に界面活性剤を添加する
ことができる。
【0050】感光層の表面には、真空焼き枠を用いた密
着露光の際の真空引きの時間を短縮し、且つ焼きボケを
防ぐため、マット層が設けられ、特開昭50−1258
05号、特公昭57−6582号、同61−28986
号に記載のマット層を設ける方法や、特公昭62−62
337号に記載の固体粉末を熱融着させる方法等を採用
できる。マット剤の平均粒径は100μm以下、マット
層の平均高さは10μm以下、更には2〜8μm、マッ
ト層の付量は5〜200mg/m2、更には20〜15
0mg/m2が好ましい。
【0051】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明を詳細に説明す
るが、本発明の態様はこれに限定されない。
【0052】実施例1 以下の手順で支持体1〜3を作成した。
【0053】《支持体1の作成》JIS1050のアル
ミニウム板の表面を、パミス−水懸濁液を研磨剤として
回転ナイロンブラシで粗面化した。この時の表面粗さ
(中心線平均粗さ)は0.5μmであった。水洗後、7
0℃に保たれた10%水酸化ナトリウム水溶液中に浸漬
して、アルミニウム表面の溶解量が5g/m2になる様
にエッチングした。水洗後、30%硝酸水溶液中に1分
間浸漬し、0.7%硝酸水溶液中で陽極時電圧23V、
陰極時電圧12Vの矩形波交番波形(特開昭56−47
041号の実施例に記載の波形)を用いて、160クー
ロン/dm2の陽極時電気量で電解粗面化を行い、水洗
後、10%水酸化ナトリウム水溶液でアルミニウム表面
の溶解量が2g/m2となる様にエッチングし、水洗
し、20%硫酸で中和洗浄し、更に水洗した。
【0054】《支持体2の作成》JIS1050のアル
ミニウム板の表面を10%水酸化ナトリウム水溶液に2
0秒間浸漬して脱脂処理を行った後水洗して、10%硫
酸で中和し更に水洗した。次いで1.0%硝酸水溶液中
で、温度30℃、電流密度60A/dm2の正弦波交流
を用いて陽極時電気量が400クーロン/dm2の条件
下で電解粗面化を行い、水洗後10%水酸化ナトリウム
水溶液でアルミニウム表面の溶解量が2g/m2となる
様にエッチングし、20%硫酸で中和洗浄し、更に水洗
した。
【0055】《支持体3の作成》1.0%硝酸水溶液で
の電解粗面化を1.0%塩酸水溶液での電解粗面化に変
えた以外は、支持体2の作成と同様にして支持体3を得
た。
【0056】得られた各支持体を、30℃の17%硫酸
水溶液中で、電流密度2A/dm2で100秒間陽極酸
化処理を行った。この時、硫酸水溶液中のナトリウムイ
オン濃度を硫酸ナトリウムの添加によって、0g/リッ
トル、1g/リットル、2g/リットル、4g/リット
ル、6g/リットル、8g/リットルと変化させた。
【0057】各々の支持体に下記組成の感光性組成物塗
布液をワイヤーバーを用いて、乾燥後の塗布重量が1.
8g/m2となる様に塗布し、80℃で乾燥させて感光
性平版印刷版材料を得た。
【0058】 《感光性組成物》 1,2−ナフトキノンジアジド−5−スルホニルクロライドと2,3,4−ト リヒドロキシベンゾフェノンとのエステル化反応物 0.5 g フェノールホルムアルデヒド樹脂(重量平均分子量:2300) 2.0 g 2−(p−ブトキシフェニル)−4,6−ビス(トリクロルメチル)−S−ト リアジン 0.02 g ナフトキノン−1,2−ジアジド−4−スルホン酸クロライド 0.03 g クリスタルバイオレット 0.01 g オイルブルー#603(オリエント化学工業(株)製) 0.015g エチレンジクロライド 18 g 2−メトキシエチルアセテート 12 g 得られた各感光性平版印刷版材料を、真空焼枠中で、透
明ポジティブフィルムを通して1mの距離から3kWの
メタルハライドランプを用いて50秒間露光を行った
後、SiO2/Na2Oのモル比が1.74の珪酸ナトリ
ウムの5.26%水溶液(pH12.7)で現像した。
次いで十分に水洗し、非画像部の残色と耐摩耗性につい
て評価した。
【0059】《非画像部の残色の評価》非画像部の反射
光学濃度と感光性組成物を塗布する直前の支持体表面の
反射光学濃度の差(ΔD)を算出した。
【0060】《非画像部の耐摩耗性の評価》スガ試験機
社製摩耗試験機:NUS−ISO−1型を用いて、アル
ミナ研磨紙で400往復した後の非画像部の摩耗を以下
の基準で評価した。
【0061】 ◎:摩耗していない ○:殆ど摩耗していない △:僅かに摩耗している ×:摩耗している。
【0062】結果を以下に示す。
【0063】 支持体 Na+濃度 残色 耐摩耗性 備 考 (g/リットル) 1 0 0.01 ◎ 本発明 1 1 0.01 ◎ 本発明 3 1 0.02 ○ 本発明 1 2 0.01 ○ 本発明 2 2 0.02 △ 本発明 1 4 0.01 △ 本発明 1 6 0.08 × 比 較 3 8 0.12 × 比 較
【0064】
【発明の効果】本発明により、陽極酸化皮膜を設けた支
持体を用いて、非画像部の着色がなく耐摩耗性にも優れ
た平版印刷版を得ることができる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 硫酸を主体とし、ナトリウムイオン濃度
    が0〜4g/リットルである電解液を用いて陽極酸化処
    理を行うことを特徴とする平版印刷版用支持体の製造方
    法。
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