JPH1091071A - 表示装置 - Google Patents
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- JPH1091071A JPH1091071A JP24208496A JP24208496A JPH1091071A JP H1091071 A JPH1091071 A JP H1091071A JP 24208496 A JP24208496 A JP 24208496A JP 24208496 A JP24208496 A JP 24208496A JP H1091071 A JPH1091071 A JP H1091071A
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- card
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 加熱処理によって透明ホログラムシートが剥
離されたことを容易に発見でき、偽造を容易に発見でき
ることの可能な表示装置を提供する。 【解決手段】 固有情報14がその表面に表示された表
示装置本体11と、表示装置本体11の表面に形成さ
れ、一定温度に加熱することによって発色或いは変色す
る不可逆性の熱発色性材料を用いて構成された熱発色部
15と、熱発色部15が形成された表示装置本体11の
表面に貼着された透明ホログラムシート13とを有す
る。
離されたことを容易に発見でき、偽造を容易に発見でき
ることの可能な表示装置を提供する。 【解決手段】 固有情報14がその表面に表示された表
示装置本体11と、表示装置本体11の表面に形成さ
れ、一定温度に加熱することによって発色或いは変色す
る不可逆性の熱発色性材料を用いて構成された熱発色部
15と、熱発色部15が形成された表示装置本体11の
表面に貼着された透明ホログラムシート13とを有す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、氏名や顔写真等の
固有情報がその表面に表示された冊子やカード等の表示
装置に関し、特に偽造等を防止することが可能な表示装
置に関する。
固有情報がその表面に表示された冊子やカード等の表示
装置に関し、特に偽造等を防止することが可能な表示装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の冊子やカード等の一般的な構成
は、冊子やカード本体に使用者固有の情報(例えば、使
用者の氏名、会員番号、顔写真等)を印刷或いは貼着
し、この表面を透明な樹脂保護膜で被覆するというもの
である。この樹脂保護膜としては、紫外線硬化樹脂膜の
他、最近ではレーザー等を用いて見映えのよい絵柄や模
様等を入れた透明ホログラムシートを用いたものもあ
る。この透明ホログラムシートの貼着方法としては、熱
転写方式或いは粘着剤やホットメルト接着剤を用いた方
法等が知られている。
は、冊子やカード本体に使用者固有の情報(例えば、使
用者の氏名、会員番号、顔写真等)を印刷或いは貼着
し、この表面を透明な樹脂保護膜で被覆するというもの
である。この樹脂保護膜としては、紫外線硬化樹脂膜の
他、最近ではレーザー等を用いて見映えのよい絵柄や模
様等を入れた透明ホログラムシートを用いたものもあ
る。この透明ホログラムシートの貼着方法としては、熱
転写方式或いは粘着剤やホットメルト接着剤を用いた方
法等が知られている。
【0003】一方、冊子やカード(表示装置)に表示さ
れる固有情報は使用者によって異なるため、必要事項を
手書きで記入したり、別の透明シートに印字したものを
写真と一緒に挟み込んで積層する等の方法を用いて実用
化が進められている(例えば、特開平2−239993
号公報や特開昭62−142692号公報)。
れる固有情報は使用者によって異なるため、必要事項を
手書きで記入したり、別の透明シートに印字したものを
写真と一緒に挟み込んで積層する等の方法を用いて実用
化が進められている(例えば、特開平2−239993
号公報や特開昭62−142692号公報)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】これらの冊子やカード
における固有情報を印字したシートや顔写真等は、透明
ホログラムシートを剥して別のものと取り替えることが
可能であるため、従来のものでは偽造されやすいという
問題点があった。透明ホログラムシートを剥すために
は、通常加熱処理を行う。
における固有情報を印字したシートや顔写真等は、透明
ホログラムシートを剥して別のものと取り替えることが
可能であるため、従来のものでは偽造されやすいという
問題点があった。透明ホログラムシートを剥すために
は、通常加熱処理を行う。
【0005】本発明の目的は、加熱処理によって透明ホ
ログラムシートが剥離されたことを容易に発見でき、偽
造を容易に発見できることの可能な表示装置を提供する
ことにある。
ログラムシートが剥離されたことを容易に発見でき、偽
造を容易に発見できることの可能な表示装置を提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明における表示装置
は、固有情報がその表面に表示された表示装置(冊子や
カード等)本体と、前記表示装置本体の表面に形成さ
れ、一定温度に加熱することによって発色或いは変色す
る不可逆性の熱発色性材料を用いて構成された熱発色部
と、前記熱発色部が形成された前記表示装置本体の表面
に貼着された透明ホログラムシートとを有する。
は、固有情報がその表面に表示された表示装置(冊子や
カード等)本体と、前記表示装置本体の表面に形成さ
れ、一定温度に加熱することによって発色或いは変色す
る不可逆性の熱発色性材料を用いて構成された熱発色部
と、前記熱発色部が形成された前記表示装置本体の表面
に貼着された透明ホログラムシートとを有する。
【0007】加熱処理によって透明ホログラムシートを
剥離すると、熱発色性材料が発色或いは変色する。熱発
色性材料は一旦発色すると不可逆性であるため、温度が
下がっても発色状態が保持される。したがって、透明ホ
ログラムシートが剥離されたことを容易に発見でき、偽
造の発見及び防止を行うことができる。前記熱発色部を
構成する熱発色性材料は、220℃以下の一定温度で発
色するものであることが好ましい。
剥離すると、熱発色性材料が発色或いは変色する。熱発
色性材料は一旦発色すると不可逆性であるため、温度が
下がっても発色状態が保持される。したがって、透明ホ
ログラムシートが剥離されたことを容易に発見でき、偽
造の発見及び防止を行うことができる。前記熱発色部を
構成する熱発色性材料は、220℃以下の一定温度で発
色するものであることが好ましい。
【0008】
【発明の実施の形態】まず、本発明の具体的な実施形態
について説明する前に、本発明の一般的な構成について
説明する。表示装置としては、冊子やカード等をあげる
ことができるが、より具体的には、キャッシュカード、
クレジットカード、パスポート、身分証明書、預金証
書、印鑑登録証、会員カード、診察券、免許証等、その
表面に使用者の固有情報(氏名や顔写真等)等を表示し
たものをあげることができる。
について説明する前に、本発明の一般的な構成について
説明する。表示装置としては、冊子やカード等をあげる
ことができるが、より具体的には、キャッシュカード、
クレジットカード、パスポート、身分証明書、預金証
書、印鑑登録証、会員カード、診察券、免許証等、その
表面に使用者の固有情報(氏名や顔写真等)等を表示し
たものをあげることができる。
【0009】表示装置に表示される事項(保護目的対
象)には、氏名、写真、サイン、番号、印影、金額表
示、印刷文字、印刷絵柄、模様等をあげることができ
る。熱発色性材料は、50℃以上で220℃以下の一定
温度で不可逆的に発色或いは変色し、その発色或いは変
色状態が目視によって確認できるものであればよく、無
機物であっても有機物であってもよい。220℃以下の
一定温度としたのは、以下の理由による。冊子やカード
本体の熱変形温度は通常200℃程度或いはそれ以下で
あり、また保護目的対象の構成材料となる合成樹脂や合
成紙、透明ホログラムシート、透明ホログラムシートを
貼着する接着剤等の耐熱性もあまり高くはない。したが
って、220℃以上の温度で発色するものを用いても、
発色する前に冊子やカード自体が熱変形等するため、こ
のように高温で発色するものを用いる意味がないためで
ある。また、50℃以上の一定温度としたのは、透明ホ
ログラムシートを剥離するためにはある程度高い温度で
加熱処理を行う必要があり、50℃程度の温度で透明ホ
ログラムシートを剥離することは非常に困難だからであ
る。なお、熱発色性材料を構成する特徴的な材料成分と
しては、無機物系では金属塩類その中で特に炭酸塩のN
iCO3 +CdS、COSiF6 、CdCO3 等があげ
られ、有機物系ではロイコ染料或いはフェノール化合物
の分散体等をあげることができる。
象)には、氏名、写真、サイン、番号、印影、金額表
示、印刷文字、印刷絵柄、模様等をあげることができ
る。熱発色性材料は、50℃以上で220℃以下の一定
温度で不可逆的に発色或いは変色し、その発色或いは変
色状態が目視によって確認できるものであればよく、無
機物であっても有機物であってもよい。220℃以下の
一定温度としたのは、以下の理由による。冊子やカード
本体の熱変形温度は通常200℃程度或いはそれ以下で
あり、また保護目的対象の構成材料となる合成樹脂や合
成紙、透明ホログラムシート、透明ホログラムシートを
貼着する接着剤等の耐熱性もあまり高くはない。したが
って、220℃以上の温度で発色するものを用いても、
発色する前に冊子やカード自体が熱変形等するため、こ
のように高温で発色するものを用いる意味がないためで
ある。また、50℃以上の一定温度としたのは、透明ホ
ログラムシートを剥離するためにはある程度高い温度で
加熱処理を行う必要があり、50℃程度の温度で透明ホ
ログラムシートを剥離することは非常に困難だからであ
る。なお、熱発色性材料を構成する特徴的な材料成分と
しては、無機物系では金属塩類その中で特に炭酸塩のN
iCO3 +CdS、COSiF6 、CdCO3 等があげ
られ、有機物系ではロイコ染料或いはフェノール化合物
の分散体等をあげることができる。
【0010】熱発色部を構成する具体的なものとして
は、商品名サーモラベルシリーズ、サーモクレヨン、サ
ーモペイント、テンピラックとして日油技研工業株式会
社から発売されているもの等をあげることができる。サ
ーモラベルシリーズは、シールタイプのもので離型紙を
剥がして粘着剤で貼着するものである。サーモクレヨン
は、熱溶融性化合物を棒状に固めたペンシル状のもの
で、加熱対象に直接描いた線が溶融することで指示温度
を検知するものである。サーモペイント及びテンピラッ
クは、塗布膜が指示温度まで加熱されると変色するもの
と溶融して液状化するものとがある。これらは、いずれ
も特定の温度で明瞭に変色及び溶融するものであり、不
可逆性であるため一旦発色や変色すると元の色には戻ら
ない。
は、商品名サーモラベルシリーズ、サーモクレヨン、サ
ーモペイント、テンピラックとして日油技研工業株式会
社から発売されているもの等をあげることができる。サ
ーモラベルシリーズは、シールタイプのもので離型紙を
剥がして粘着剤で貼着するものである。サーモクレヨン
は、熱溶融性化合物を棒状に固めたペンシル状のもの
で、加熱対象に直接描いた線が溶融することで指示温度
を検知するものである。サーモペイント及びテンピラッ
クは、塗布膜が指示温度まで加熱されると変色するもの
と溶融して液状化するものとがある。これらは、いずれ
も特定の温度で明瞭に変色及び溶融するものであり、不
可逆性であるため一旦発色や変色すると元の色には戻ら
ない。
【0011】熱発色部を構成する材料としては上記のも
の以外に、加熱により透明化するPET(ポリエチレン
テレフタレート)等の利用も考えられる。なお、透明は
色がない状態と考えれば、透明化することも発色或いは
変色の一形態として捕らえることができる。したがっ
て、このように透明化する場合も、本発明の範囲に含ま
れる。
の以外に、加熱により透明化するPET(ポリエチレン
テレフタレート)等の利用も考えられる。なお、透明は
色がない状態と考えれば、透明化することも発色或いは
変色の一形態として捕らえることができる。したがっ
て、このように透明化する場合も、本発明の範囲に含ま
れる。
【0012】また、熱発色部を発色温度の異なる複数の
熱発色性材料で構成するようにしてもよい。このように
することにより、冊子やカード等が最高何度の温度にさ
らされたか(温度履歴)が一目でわかる。また、複数の
熱発色性材料のうちいずれかを予め発色させておけば、
偽造者がこの熱発色性材料の着色を意識して、透明ホロ
グラムシートの剥離温度を低く設定するため、剥離がか
えって失敗しやすくなる。
熱発色性材料で構成するようにしてもよい。このように
することにより、冊子やカード等が最高何度の温度にさ
らされたか(温度履歴)が一目でわかる。また、複数の
熱発色性材料のうちいずれかを予め発色させておけば、
偽造者がこの熱発色性材料の着色を意識して、透明ホロ
グラムシートの剥離温度を低く設定するため、剥離がか
えって失敗しやすくなる。
【0013】透明ホログラムシートは、保護目的対象や
熱発色部を透視可能に被覆できるものであればよく、例
えば、コンピュータグラフィックで画像を作成すること
により架空の物体を実物そのままに再現して立体的に表
現したもの、見る角度によって色が紫−青−緑−黄−赤
といったように流れるように変化させたもの等をホログ
ラムとして用いることができる。また、透視可能なもの
であればよいことから、半透明のものを用いることも可
能である。
熱発色部を透視可能に被覆できるものであればよく、例
えば、コンピュータグラフィックで画像を作成すること
により架空の物体を実物そのままに再現して立体的に表
現したもの、見る角度によって色が紫−青−緑−黄−赤
といったように流れるように変化させたもの等をホログ
ラムとして用いることができる。また、透視可能なもの
であればよいことから、半透明のものを用いることも可
能である。
【0014】透明ホログラムシートの貼着加工には、シ
ールタイプや熱転写タイプを用いることができるが、い
ずれを用いた場合にも保護目的対象物及び熱発色部との
接着力が強い方が剥離し難く、偽造防止の観点からは好
ましい。
ールタイプや熱転写タイプを用いることができるが、い
ずれを用いた場合にも保護目的対象物及び熱発色部との
接着力が強い方が剥離し難く、偽造防止の観点からは好
ましい。
【0015】透明ホログラムシートを熱転写ローラを用
いて貼着すると、冊子やカード本体に一定の熱と圧力が
かかるため接着力が高められる。この場合、冊子やカー
ド本体の表面に形成されている熱発色性材料の凹凸(凹
凸の段差は10μm〜1mm程度が好ましい)によっ
て、透明ホログラムシートの密着力が不均一になるが
(凸部は密着力が高く、凹部は密着力が低くなる。)、
この不均一性によって透明ホログラムシートの剥離がか
えって困難となる。透明ホログラムシートの膜厚は通常
2〜25μm程度と非常に薄く機械的強度もそれほど強
くないため、剥離は非常に困難なものとなる。
いて貼着すると、冊子やカード本体に一定の熱と圧力が
かかるため接着力が高められる。この場合、冊子やカー
ド本体の表面に形成されている熱発色性材料の凹凸(凹
凸の段差は10μm〜1mm程度が好ましい)によっ
て、透明ホログラムシートの密着力が不均一になるが
(凸部は密着力が高く、凹部は密着力が低くなる。)、
この不均一性によって透明ホログラムシートの剥離がか
えって困難となる。透明ホログラムシートの膜厚は通常
2〜25μm程度と非常に薄く機械的強度もそれほど強
くないため、剥離は非常に困難なものとなる。
【0016】以上のような構成により、外見上は透明ホ
ログラムシートの使用によって見映えがよく、冊子やカ
ード等の表示装置本体上に形成される熱発色部の段差も
ほとんど目立たず、偽造や変造され難い表示装置を得る
ことができる。
ログラムシートの使用によって見映えがよく、冊子やカ
ード等の表示装置本体上に形成される熱発色部の段差も
ほとんど目立たず、偽造や変造され難い表示装置を得る
ことができる。
【0017】つぎに、本発明の具体的な実施形態につい
て説明する。図1及び図2は、本発明の第1実施形態を
示したものであり、本発明を従業員証カードに適用した
ものである。図1は従業員証カードの外観を模式的に示
したものであり、図2は従業員証カードの断面構成を示
したものである。
て説明する。図1及び図2は、本発明の第1実施形態を
示したものであり、本発明を従業員証カードに適用した
ものである。図1は従業員証カードの外観を模式的に示
したものであり、図2は従業員証カードの断面構成を示
したものである。
【0018】11は従業員証カード本体(表示装置本
体)であり、その裏面側には透明な保護シート12が貼
着されており、表面側には透明ホログラムシート13が
貼着されている。
体)であり、その裏面側には透明な保護シート12が貼
着されており、表面側には透明ホログラムシート13が
貼着されている。
【0019】従業員証カード本体11の表面には、固有
情報14として、標題14a、会社名14b、カード使
用者の固有情報である氏名14c、生年月日14d、社
員番号14eが印字或いは印刷されている他、カード使
用者の顔写真14fが貼着されている。また、従業員証
カード本体11の表面には熱発色シートを用いた熱発色
部15が形成されている。この熱発色シートは、シート
状のベース15a上に互いに異なる発色(変色)温度で
発色或いは変色する複数の発色性材料層15bを設けた
構成となっている。
情報14として、標題14a、会社名14b、カード使
用者の固有情報である氏名14c、生年月日14d、社
員番号14eが印字或いは印刷されている他、カード使
用者の顔写真14fが貼着されている。また、従業員証
カード本体11の表面には熱発色シートを用いた熱発色
部15が形成されている。この熱発色シートは、シート
状のベース15a上に互いに異なる発色(変色)温度で
発色或いは変色する複数の発色性材料層15bを設けた
構成となっている。
【0020】従業員証カード本体11、保護シート1
2、透明ホログラムシート13及び熱発色部15を構成
するベースシート15aには、ポリプロピレン、ポリエ
チレン、ポリ塩化ビニル等のプラスチックシートが用い
られる。また、従業員証カード本体11と保護シート1
2、透明ホログラムシート13及び熱発色部15を構成
するベースシート15aとは、感圧性或いは感熱性の接
着剤によって接着されている。
2、透明ホログラムシート13及び熱発色部15を構成
するベースシート15aには、ポリプロピレン、ポリエ
チレン、ポリ塩化ビニル等のプラスチックシートが用い
られる。また、従業員証カード本体11と保護シート1
2、透明ホログラムシート13及び熱発色部15を構成
するベースシート15aとは、感圧性或いは感熱性の接
着剤によって接着されている。
【0021】つぎに、図1及び図2に示した従業員証カ
ードについて、その作成方法を説明する。まず、厚さ
0.6mmのポリ塩化ビニル樹脂を用いたカード本体1
1を用意し、このカード本体11の裏面に透明保護シー
ト12を塩化ビニル系接着剤によって接着した。続い
て、このカード本体11の表面に、標題14a、会社名
14b、カード使用者の氏名14c、生年月日14d、
社員番号14eを印字或いは印刷するとともに、カード
使用者の顔写真14fを接着した。続いて、熱発色シー
トとして、裏面に予め粘着剤が付いたサーモラベルL1
シリーズを用い、これをカード本体11の表面に接着し
た。続いて、熱転写ローラを用いて透明ホログラムシー
ト13をカード本体11の表面に貼着した。
ードについて、その作成方法を説明する。まず、厚さ
0.6mmのポリ塩化ビニル樹脂を用いたカード本体1
1を用意し、このカード本体11の裏面に透明保護シー
ト12を塩化ビニル系接着剤によって接着した。続い
て、このカード本体11の表面に、標題14a、会社名
14b、カード使用者の氏名14c、生年月日14d、
社員番号14eを印字或いは印刷するとともに、カード
使用者の顔写真14fを接着した。続いて、熱発色シー
トとして、裏面に予め粘着剤が付いたサーモラベルL1
シリーズを用い、これをカード本体11の表面に接着し
た。続いて、熱転写ローラを用いて透明ホログラムシー
ト13をカード本体11の表面に貼着した。
【0022】保護シート12、透明ホログラムシート1
3及び熱発色部15を構成する熱発色シート15aの裏
面には感圧接着剤或いは感熱接着剤が設けてあり、公知
のラミネート装置を用いてこれらのシートに所定の圧力
或いは熱を加えることにより、これらのシートがカード
本体11に接着或いは貼着され、いわゆるラミネートカ
ードタイプの従業員証カードが作成される。
3及び熱発色部15を構成する熱発色シート15aの裏
面には感圧接着剤或いは感熱接着剤が設けてあり、公知
のラミネート装置を用いてこれらのシートに所定の圧力
或いは熱を加えることにより、これらのシートがカード
本体11に接着或いは貼着され、いわゆるラミネートカ
ードタイプの従業員証カードが作成される。
【0023】従業員証カードを偽造しようとする場合、
透明ホログラムシート13を剥離して中身を換えること
になるが、透明ホログラムシート13を剥離するために
は一定温度以上で加熱処理を行う必要がある。しかしな
がら、加熱処理を行う際に発色部15の発色性材料層1
5bが発色或いは変色するため、透明ホログラムシート
13を剥離したすなわち従業員証カードを偽造したこと
が一目でわかる。また、発色性材料層15bが発色或い
は変色することによって、偽造者は透明ホログラムシー
ト13を剥離した時点で偽造をあきらめることもある。
さらに、複数の発色性材料層15bのうちいずれかを予
め発色させておけば、偽造者がこの発色性材料層の発色
状態を見て剥離温度を低く設定し、剥離を失敗し易くな
ることも考えられる。いずれにせよ、発色部15を設け
たことにより、従業員証カードの偽造の発見及び防止を
することが可能となる。
透明ホログラムシート13を剥離して中身を換えること
になるが、透明ホログラムシート13を剥離するために
は一定温度以上で加熱処理を行う必要がある。しかしな
がら、加熱処理を行う際に発色部15の発色性材料層1
5bが発色或いは変色するため、透明ホログラムシート
13を剥離したすなわち従業員証カードを偽造したこと
が一目でわかる。また、発色性材料層15bが発色或い
は変色することによって、偽造者は透明ホログラムシー
ト13を剥離した時点で偽造をあきらめることもある。
さらに、複数の発色性材料層15bのうちいずれかを予
め発色させておけば、偽造者がこの発色性材料層の発色
状態を見て剥離温度を低く設定し、剥離を失敗し易くな
ることも考えられる。いずれにせよ、発色部15を設け
たことにより、従業員証カードの偽造の発見及び防止を
することが可能となる。
【0024】つぎに、本発明の第2実施形態を図3を参
照して説明する。本実施形態は、本発明を預金通帳に適
用したものである。本実施形態は、預金通帳となる冊子
本体(表示装置本体)21の表紙21a裏面側に、固有
情報22として陰影を直接表示するとともに熱発色部2
3を設け、これらを透明ホログラムシート24によって
覆っている。熱発色部23及び透明ホログラムシート2
4の構成等は第1実施形態と同様であるため、説明は省
略する。
照して説明する。本実施形態は、本発明を預金通帳に適
用したものである。本実施形態は、預金通帳となる冊子
本体(表示装置本体)21の表紙21a裏面側に、固有
情報22として陰影を直接表示するとともに熱発色部2
3を設け、これらを透明ホログラムシート24によって
覆っている。熱発色部23及び透明ホログラムシート2
4の構成等は第1実施形態と同様であるため、説明は省
略する。
【0025】本実施形態においても、透明ホログラムシ
ート24を剥離する際の加熱処理によって発色部23が
発色或いは変色するため、預金通帳の偽造の発見及び防
止を行うことが可能となる。
ート24を剥離する際の加熱処理によって発色部23が
発色或いは変色するため、預金通帳の偽造の発見及び防
止を行うことが可能となる。
【0026】つぎに、第1実施形態で説明した従業員証
カードを用いて行った実験結果について説明する。実験
に際しては、図4に示したサンプルA〜Fを用意した。
各サンプルA〜Fには、熱発色温度が互いに異なる3種
類のサーモラベルを熱発色部に設けた。サーモラベル型
番の数字部分(例えば、サンプルAでは50、80、1
15)は、そのサーモラベルの熱発色温度を示してい
る。なお、各サーモラベルの仕様は図5に示した通りで
ある。
カードを用いて行った実験結果について説明する。実験
に際しては、図4に示したサンプルA〜Fを用意した。
各サンプルA〜Fには、熱発色温度が互いに異なる3種
類のサーモラベルを熱発色部に設けた。サーモラベル型
番の数字部分(例えば、サンプルAでは50、80、1
15)は、そのサーモラベルの熱発色温度を示してい
る。なお、各サーモラベルの仕様は図5に示した通りで
ある。
【0027】上記各サンプルA〜Fに対して、透明ホロ
グラムシートを3通りの温度(100、125、150
℃)でカード本体に貼着し、110℃の恒温槽に2時間
放置した後、セロテープ剥離試験を行った。その結果、
100℃で透明ホログラムシートを貼着したサンプルで
は透明ホログラムシートが部分的に剥離し、発色温度が
110℃以下のサーモラベルにおいて変色が認められ
た。また、125℃及び150℃で貼着したサンプルで
は透明ホログラムシートは剥離せず、密着性が良好であ
ることがわかった。なお、本発明は上記実施態様に限定
されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲内で種
々変形して実施可能である。
グラムシートを3通りの温度(100、125、150
℃)でカード本体に貼着し、110℃の恒温槽に2時間
放置した後、セロテープ剥離試験を行った。その結果、
100℃で透明ホログラムシートを貼着したサンプルで
は透明ホログラムシートが部分的に剥離し、発色温度が
110℃以下のサーモラベルにおいて変色が認められ
た。また、125℃及び150℃で貼着したサンプルで
は透明ホログラムシートは剥離せず、密着性が良好であ
ることがわかった。なお、本発明は上記実施態様に限定
されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲内で種
々変形して実施可能である。
【0028】
【発明の効果】本発明では、表示装置本体の表面に不可
逆性の熱発色性材料を用いて構成された熱発色部を形成
し、この熱発色部が形成された装置本体の表面に透明ホ
ログラムシート貼着したので、透明ホログラムシートが
剥離されたことを熱発色性材料の発色状態の変化によっ
て容易に発見できる。したがって、偽造の発見及び防止
を容易に行うことができる。
逆性の熱発色性材料を用いて構成された熱発色部を形成
し、この熱発色部が形成された装置本体の表面に透明ホ
ログラムシート貼着したので、透明ホログラムシートが
剥離されたことを熱発色性材料の発色状態の変化によっ
て容易に発見できる。したがって、偽造の発見及び防止
を容易に行うことができる。
【図1】本発明の第1実施形態を示した斜視図。
【図2】本発明の第1実施形態を示した断面図。
【図3】本発明の第2実施形態を示した斜視図。
【図4】本発明における実験結果を示した図。
【図5】サーモラベルの仕様を示した図。
11、21…表示装置本体 13、24…透明ホログラムシート 14、22…固有情報 15、23…熱発色部
Claims (2)
- 【請求項1】 固有情報がその表面に表示された表示装
置本体と、 前記表示装置本体の表面に形成され、一定温度に加熱す
ることによって発色或いは変色する不可逆性の熱発色性
材料を用いて構成された熱発色部と、 前記熱発色部が形成された前記表示装置本体の表面に貼
着された透明ホログラムシートとを有することを特徴と
する表示装置。 - 【請求項2】前記熱発色部を構成する熱発色性材料は、
220℃以下の一定温度で発色するものであることを特
徴とする請求項1に記載の表示装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24208496A JPH1091071A (ja) | 1996-09-12 | 1996-09-12 | 表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24208496A JPH1091071A (ja) | 1996-09-12 | 1996-09-12 | 表示装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1091071A true JPH1091071A (ja) | 1998-04-10 |
Family
ID=17084061
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24208496A Pending JPH1091071A (ja) | 1996-09-12 | 1996-09-12 | 表示装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1091071A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011110829A (ja) * | 2009-11-27 | 2011-06-09 | Toppan Printing Co Ltd | 偽変造防止機能層を備えた非接触型情報媒体付属冊子 |
| JP2011194708A (ja) * | 2010-03-19 | 2011-10-06 | Toppan Printing Co Ltd | 非接触型情報媒体付属冊子 |
-
1996
- 1996-09-12 JP JP24208496A patent/JPH1091071A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011110829A (ja) * | 2009-11-27 | 2011-06-09 | Toppan Printing Co Ltd | 偽変造防止機能層を備えた非接触型情報媒体付属冊子 |
| JP2011194708A (ja) * | 2010-03-19 | 2011-10-06 | Toppan Printing Co Ltd | 非接触型情報媒体付属冊子 |
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