JPH1091210A - 航空機舵面のサーボ制御システム - Google Patents

航空機舵面のサーボ制御システム

Info

Publication number
JPH1091210A
JPH1091210A JP24638796A JP24638796A JPH1091210A JP H1091210 A JPH1091210 A JP H1091210A JP 24638796 A JP24638796 A JP 24638796A JP 24638796 A JP24638796 A JP 24638796A JP H1091210 A JPH1091210 A JP H1091210A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
control
servo
control surface
servo valve
control system
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP24638796A
Other languages
English (en)
Inventor
Kosuke Sato
浩介 佐藤
Takeshi Mikami
毅 三上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KYB Corp
Original Assignee
Kayaba Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kayaba Industry Co Ltd filed Critical Kayaba Industry Co Ltd
Priority to JP24638796A priority Critical patent/JPH1091210A/ja
Publication of JPH1091210A publication Critical patent/JPH1091210A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Servomotors (AREA)
  • Feedback Control In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 油圧源からアクチュエータに供給される作動
油を調整するサーボ弁にモデル化誤差が存在してもロバ
スト安定なサーボ制御システムを提供する。 【解決手段】 油圧源1から油圧シリンダ3に供給され
る作動油をサーボ弁2により調整し、この油圧シリンダ
3により操作される航空機の舵面4の操作を、目標値と
舵面4の制御量とが一致するように操作量を出力する補
償器14を備えたコントローラ6により制御する航空機
舵面のサーボ制御システムにおいて、前記補償器14
を、舵面4および油圧シリンダ3からなる系の固有振動
数の変動に加えて、サーボ弁2のモデル化誤差に対して
も、ロバスト安定であるようにロバスト制御手法により
設計するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、航空機舵面のサー
ボ制御システムの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば戦闘機等の航空機の舵面操作シス
テムでは、低い舵面剛性という条件下で高応答性が要求
される。また、制御対象の固有振動数の変動にも対応す
る必要がある。そこで、このような舵面操作システムに
適したサーボ制御システムについては、例えば、本出願
人による特願平7−298458号等に提案がなされて
いる。
【0003】図7には、このサーボ制御システムの制御
対象である舵面操作システムの構成図を示す。
【0004】図示されるように、航空機の舵面4は、ア
クチュエータである油圧シリンダ3のロッド3a先端に
取り付けられ、この油圧シリンダ3のロッド3aの伸縮
により、その舵角が操作される。なお、図中のklは舵
面4の概略の剛性、Mは同じく舵面4の概略の等価質量
をそれぞれ示す。
【0005】油圧シリンダ3は所定の機体取り付け剛性
で機体5に取り付けられたもので、摺動自在なピストン
3aにより画成された第1、第2のシリンダ室31、3
2を備えている。これら第1、第2のシリンダ室31、
32には、油圧源1からの作動油が、この作動油の流れ
を調整するスプール2aを備えたサーボ弁2を介して供
給され、シリンダ室31、32の圧力の差圧(油圧シリ
ンダ差圧)によってピストンが駆動され、ロッド3bが
伸縮するようになっている。なお、サーボ弁2のスプー
ル2aにはセンタリングスプリング11が取り付けら
れ、スプール2aは通常は中立位置を保つようになって
いる。
【0006】一方、コントローラ6は、シリンダストロ
ーク(ロッド3aの伸縮ストローク)の目標値rが入力
されるとともに、ストローク検出器9からのシリンダス
トロークの検出値と、スプール変位検出器10からのサ
ーボ弁2のスプール変位の検出値が入力され、これらに
基づいて、モータ駆動回路7に制御入力(例えば制御電
圧)を入力する。
【0007】この制御入力を受けたモータ駆動回路7
は、サーボ弁2のスプール駆動モータ8にモータ入力
(例えば駆動電流)を出力する。スプール駆動モータ8
はこのモータ入力にしたがって、スプール2aを駆動
し、最終的に油圧シリンダ3のシリンダストロークが制
御される。
【0008】図8には、この舵面操作システムに適用さ
れるサーボ制御システムのブロック線図を示す。
【0009】図示されるように、制御対象P2′を制御
するための目標値rが入力されるコントローラ6は、制
御対象P2′の出力(制御量)yがフィードバックされ
る加算器23と、目標値rと制御量yとの偏差eを解消
するように操作量uを出力する補償器24とを備えてい
る。また、Pは制御対象P2′の数学モデルとしてのノ
ミナルモデルであり、Δa2は制御対象P2′がノミナル
モデルPから変動するとしたときの加法変動である。
【0010】この従来のサーボ制御システムでは、現実
の舵面4、油圧シリンダ3および機体取り付け剛性から
なる系の固有振動数の変動を、図7に示す概略の舵面等
価質量Mと概略の舵面剛性klのパラメータ変動による
モデル化誤差として扱い、加法変動Δa2に、この舵面
等価質量Mと舵面剛性klのパラメータ変動を含ませ
る。この加法変動Δa2に対して、以下に述べるよう
に、ロバスト安定な制御系(すなわち、モデル化誤差が
あっても安定である制御系)の設計を行う。
【0011】図9は、図8を元に変形したブロック線
図、図10は、図8を元に一般化プラントで表したブロ
ック線図である。
【0012】図9において、aからbへの伝達関数が、
次式(1) ‖ΔaK(I+PK)-1<1 …(1) を満たすとき、スモールゲイン定理により、制御系はロ
バスト安定となる。これに対して、図9において、 |Wt|>|Δa| …(2) となるような関数Wt(設計重み)を用いた次式(3) ‖WtK(I+PK)-1<1 …(3) が満たされれば、式(1)が成立する。
【0013】したがって、結局、式(3)が制御系のロ
バスト安定のための条件式となる。すなわち、Δaの変
動に対してロバスト安定な制御系を設計するためには、
条件式(3)を満たすような補償器Kを設計し、これを
制御系に用いるようにすればよい。
【0014】この場合、図10に示す設計重みWt、Ws
には、Wtを大きくするとロバスト安定性が向上し、Ws
を大きくすると制御系の応答性が向上する特性がある。
しかしながら、設計重みWt、Wsはトレードオフの関係
にあるために、ロバスト安定性と応答性を同時に高める
ことはできない。そこで、制御系の設計に際しては、こ
れらの設計重みWt、Wsのいずれもが、不必要に大きく
ならないようにする必要がある。
【0015】そこで、設計重みWtは、式(3)を満た
しつつ、モデル化誤差が小さい部分ではなるべく小さく
なるように設定される。例えば、図11に示すように、
斜線で表した加法変動Δa2に対しては、設計重みWt2
を破線のように設定する。
【0016】このように定められた設計重みWt2を用い
て、ロバスト制御設計手法に基づいて、式(3)を満た
すような補償器Kを求める。
【0017】例えば、H2制御設計手法では、次式
(4)の評価関数
【0018】
【数1】
【0019】を最小にし、かつ式(3)を満たすよう
に、補償器Kを求める。
【0020】なお、このようなH2制御、ロバスト制御
に関する詳細は、つぎの参考文献において説明されてい
る。
【0021】*参考文献:美多 勉「H∞制御」昭晃堂
6〜12頁、141〜147頁
【0022】
【発明が解決しようとする課題】以上述べて来たよう
に、図11の設計重みWt2は、舵面4、油圧シリンダ3
および機体取り付け剛性からなる系の固有振動数の変動
を表す加法変動Δa2に対しては、式(2)と等価な次
式(5) |Wt2|>|Δa2| …(5) を満たすように設定されているので、式(3)と等価な
次式(6) ‖Wt2K(I+PK)-1<1 …(6) を満たせば、式(1)と等価な次式(7) ‖Δa2K(I+PK)-1<1 …(7) が成立し、ロバスト安定の条件が満たされることにな
る。
【0023】しかしながら、図7に示すような舵面操作
システムにおいては、現実のサーボ弁2が、多くのモデ
ル化誤差を含んでいる。具体的には、例えば、サーボ弁
2の中立位置を中心に非対称な特性や、スプール駆動モ
ータ8のモータ定数の計測誤差や、温度変化によるスプ
ール駆動モータ8のモータ定数の変動等によりモデル化
誤差が生じ得る。
【0024】したがって、前述の加法変動Δa2に加え
て、このようなサーボ弁のモデル化誤差が存在するた
め、従来の図8に基づいて設計された補償器Kでは、制
御系のロバスト安定性は保証されず、制御系が不安定と
なってしまう恐れがある。
【0025】本発明はこのような問題点に着目してなさ
れたもので、油圧源からアクチュエータに供給される作
動油を調整するサーボ弁にモデル化誤差が存在してもロ
バスト安定なサーボ制御システムを提供することを目的
とする。
【0026】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、油圧源か
らアクチュエータに供給される作動油をサーボ弁により
調整し、このアクチュエータにより操作される航空機の
舵面操作を、目標値と舵面の制御量とが一致するように
操作量を出力する補償器を備えたコントローラにより制
御する航空機舵面のサーボ制御システムにおいて、舵面
およびアクチュエータからなる系の固有振動数の変動に
加えて、サーボ弁のモデル化誤差に対しても、ロバスト
安定であるようにロバスト制御手法により設計された補
償器を備えた。
【0027】第2の発明では、前記補償器はH2制御、
H∞制御、μ制御手法により設計される。
【0028】第3の発明では、前記サーボ弁のモデル化
誤差は、サーボ弁のスプール駆動用モータのモータ定数
の計測誤差や温度変化等によるパラメータ変動として扱
われる。
【0029】
【作用】本発明では、舵面およびアクチュエータからな
る系の固有振動数の変動に加えて、サーボ弁のモデル化
誤差をも考慮したロバスト制御手法による設計が行われ
るので、実際の舵面およびアクチュエータからなる系の
固有振動数が所定の範囲内で変動した場合に加えて、実
際のサーボ弁がノミナルモデルからの変動を持つ場合で
も、制御系は常に安定した制御特性が維持される。
【0030】また、前記サーボ弁のモデル化誤差を、サ
ーボ弁のスプール駆動用モータのモータ定数の計測誤差
や温度変化等によるパラメータ変動として扱うようにす
れば、一般に正確には計測できないうえ、モデル化誤差
への影響の大きいスプール駆動モータのモータ定数を制
御系の設計に取り込むことができ、制御系の安定性維持
に効果がある。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づいて、本発
明の実施の形態について説明する。
【0032】図1は、本発明のサーボ制御システムを示
すブロック線図である。
【0033】この図1のサーボ制御システムは、従来の
図8のサーボ制御システムと同様に、図7に示すような
舵面操作システムに適用され、コントローラ6は、制御
対象P1′を制御するための目標値rが入力されるとと
もに、制御対象P1′の出力(制御量)yがフィードバ
ックされる加算器13と、これらの偏差eを解消するよ
うに操作量uを出力する補償器14とを備えている。ま
た、Pは制御対象P1′の数学モデルとしてのノミナル
モデルである。
【0034】また、Δa1は制御対象P1′のノミナルモ
デルPから変動を表す加法変動であり、本発明では、従
来例でも考慮された舵面4、油圧シリンダ3および機体
取り付け剛性からなる系の固有振動数の変動に関するモ
デル化誤差に加えて、サーボ弁2のモデル化誤差を含む
ものである。
【0035】なお、舵面4、油圧シリンダ3および機体
取り付け剛性からなる系の固有振動数の変動に関するモ
デル化誤差は、従来と同じく、舵面等価質量と舵面等価
剛性のパラメータ変動として取り扱うが、例えば、減衰
器を追加する等、他のモデル化誤差を想定しても同様に
対応できる。
【0036】サーボ弁2のモデル化誤差としては、前述
のように、サーボ弁2の中立位置を中心に非対称な特性
や、スプール駆動モータ8のモータ定数の計測誤差や、
温度変化によるスプール駆動モータ8のモータ定数の変
動等が考えられる。
【0037】これらのうち、スプール駆動モータ8のモ
ータ定数は、一般に正確には計測できないことが知られ
ており、さらに、このスプール駆動モータ8のモータ定
数は、サーボ弁2のモデル化誤差への影響が非常に大き
い。
【0038】そこで、本実施の形態では、サーボ弁2の
モデル化誤差を、スプール駆動モータ8のモータ定数の
計測誤差や温度変化によるパラメータ変動として扱う。
なお、本発明では、これ以外のサーボ弁2の含むモデル
化誤差、例えばサーボ弁スプール2aのセンタリングス
プリング11のバネ定数やスプール2aの質量等による
モデル化誤差を想定することも可能であり、この場合に
も同様に対応できる。
【0039】さて、このようにサーボ弁2のモデル化誤
差を含む制御対象P1′の加法変動Δa1は、図2の斜線
部分のように求められる。本発明では、この加法変動Δ
1に対して、 |Wt1|>|Δa1| …(8) を満たすような設計重みWt1として、例えば、図2の破
線に示されるWt1を設定する。そして、このように定め
られた設計重みWt1により、ロバスト制御の設計手法に
基づいて、次式(9) ‖Wt1K(I+PK)-1<1 …(9) を満たす補償器Kを求める。
【0040】例えばH2制御設計手法によれば、前記の
式(4)の評価関数を最小にし、かつ式(9)を満たす
ように補償器Kを求めればよい。
【0041】このようにして補償器Kを設定することに
より、図1のサーボ制御システムは、ロバスト安定の条
件式 ‖Δa1K(I+PK)-1<1 …(10) を満たし、サーボ弁2がモデル化誤差を持っている場合
でも安定であり、油圧シリンダ3による舵面4の制御が
適切に行われる。
【0042】さて、以上述べて来たように、図1の実施
の形態では、モデル変動として加法変動Δa1を用いて
いる。これに対して、本発明は、図3に示すような乗法
変動Δmを用いた他の実施の形態をとることもできる。
【0043】この場合には、図1の場合の式(1)に相
当するロバスト安定の式は、次式(11) ‖ΔmPK(I+PK)-1<1 …(11) となり、さらに、同様に図1の場合の式(3)に相当す
るロバスト安定の条件式は、次式(12) ‖WtPK(I+PK)-1<1 …(12) となる。したがって、結局、この式(12)が満たされ
れば、ロバスト安定な制御系が設計できる。
【0044】また、モデル変動として、図4に示すよう
なフィードバック型変動Δfを用いる、さらに他の実施
の形態をとることもできる。
【0045】この場合には、図1の場合の式(1)に相
当するロバスト安定の式は、次式(13) ‖ΔfP(I+PK)-1<1 …(13) となり、さらに、同様に図1の場合の式(3)に相当す
るロバスト安定の条件式は、次式(14) ‖WtP(I+PK)-1<1 …(14) となる。したがって、結局、この式(14)が満たされ
れば、ロバスト安定な制御系が設計できる。
【0046】なお、このようなモデル変動の求め方は、
上記の加法変動、乗法変動、フィードバック型変動に限
られるものではなく、ロバスト安定の条件式(すなわち
前記の式(1)、式(11)および式(13)に相当す
る式)をスモールゲイン定理により導くいう本質が変わ
らないものであれば、これら以外の方法でもモデル変動
を求めることが可能である。
【0047】また、本発明は、設計重みの設定を変更す
ることで、以下に述べるような、さらに他の実施の形態
をとることができる。
【0048】まず、図5の実施の形態では、図2の設計
重みWt1を設計重みWt3に変更している。この設計重み
t3は、加法変動Δa1を、図2の設計重みWt1に比べ
て、より厳密に(加法変動Δa1との差が小さくなるよ
うに)覆ったものであり、これにより、ロバスト安定性
とトレードオフの関係にある応答性を向上させることが
できる。しかしながら、このような設計重みWt3を表現
するための関数の次数は、設計重みWt1に比べて高くな
るため、その特性を反映するコントローラの次数が上が
ってしまう。
【0049】これに対して、図6の実施の形態では、図
1の設計重みWt1を設計重みWt4に変更しており、この
設計重みWt4により、加法変動Δa1を、設計重みWt1
に比べて余裕を持ちながら覆うようにしている(したが
って加法変動Δa1との差はそれほど小さくならな
い)。このため、この場合には、制御系の応答性が低下
してしまうが、設計重みWt4を表現するための次数が小
さくなり、その特性を反映するコントローラの次数を小
さくできる。
【0050】このように、設計重みWtの設定の仕方に
より、サーボ制御システムの特性は変化するので、制御
目的等に応じて、最も適切な特性の設計重みWtを適宜
選択するようにすればよい。
【0051】なお、設計重みWtの設定方法は上述のよ
うなものに限られず、加法変動Δa1に対して |Wt|>|Δa1| …(15) を満たすようなものであれば、設計重みWtとして任意
の特性のものを設定することができる。
【0052】また、以上の実施の形態では、式(9)を
満たす補償器KをH2制御に基づいて求めてきたが、補
償器Kの決定はH2制御に基づく設計方法に限られるも
のではなく、他のロバスト制御の手法として、例えばH
∞制御に基づく設計手法によることも可能である。この
場合には、図9において、次式(16)
【0053】
【数2】
【0054】を満たす補償器Kを求めるようにする。
【0055】この場合、H∞制御を用いたことにより、
以下のような利点がある。すなわち、H2制御を用いた
場合には、式(4)を満たす補償器Kを求めた後、ロバ
スト安定の条件式(9)を満たすかどうかを確認する必
要があるのに対して、H∞制御を用いた場合には、式
(16)を満たす補償器Kは自動的にロバスト安定の条
件式(9)を満たし、確認する必要がなくなる。
【0056】なお、補償器Kを設定するための設計手段
は、上述のH2制御およびH∞制御に限られず、式
(9)を満たす補償器Kを求めるものであるならば、任
意のロバスト制御の設計手法(例えばμ制御)を用いる
ことが可能である。
【0057】
【発明の効果】第1の発明によれば、舵面およびアクチ
ュエータからなる系の固有振動数の変動に加えて、サー
ボ弁のモデル化誤差をも考慮したロバスト制御手法によ
る設計が行われるので、実際の舵面およびアクチュエー
タからなる系の固有振動数が所定の範囲内で変動した場
合に加えて、実際のサーボ弁がノミナルモデルからの変
動を持つ場合でも、制御系は常に安定した制御特性が維
持される。
【0058】また、前記サーボ弁のモデル化誤差を、サ
ーボ弁のスプール駆動用モータのモータ定数の計測誤差
や温度変化等によるパラメータ変動として扱うようにす
れば、一般に正確には計測できないうえ、モデル化誤差
への影響の大きいスプール駆動モータのモータ定数を制
御系の設計に取り込むことができ、制御系の安定性維持
に効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す制御系のブロック線
図である。
【図2】同じく加法変動Δa1と設計重みWt1との関係
を示す説明図である。
【図3】乗法変動を示すブロック線図である。
【図4】フィードバック型変動を示すブロック線図であ
る。
【図5】本発明の他の実施の形態の加法変動Δa1と設
計重みWt1との関係を示す説明図である。
【図6】同じくさらに他の実施の形態の加法変動Δa1
と設計重みWt1との関係を示す説明図である。
【図7】舵面操作システムを示す構成図である。
【図8】従来の制御系のブロック線図である。
【図9】図8のブロック線図を変形したブロック線図で
ある。
【図10】図8のブロック線図を一般化プラントで表し
たブロック線図である。
【図11】従来の加法変動Δa2と設計重みWt2との関
係を示す説明図である。
【符号の説明】
1 油圧源 2 サーボ弁 2a スプール 3 油圧シリンダ 4 舵面 5 機体 6 コントローラ 7 モータ駆動回路 8 スプール駆動モータ 9 ストローク検出器 10 スプール変位検出器 11 センタリングスプリング 13 加算器 14 補償器

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】油圧源からアクチュエータに供給される作
    動油をサーボ弁により調整し、このアクチュエータによ
    り操作される航空機の舵面操作を、目標値と舵面の制御
    量とが一致するように操作量を出力する補償器を備えた
    コントローラにより制御する航空機舵面のサーボ制御シ
    ステムにおいて、 舵面およびアクチュエータからなる系の固有振動数の変
    動に加えて、サーボ弁のモデル化誤差に対しても、ロバ
    スト安定であるようにロバスト制御手法により設計され
    た補償器を備えたことを特徴とする航空機舵面のサーボ
    制御システム。
  2. 【請求項2】前記補償器はH2制御、H∞制御、μ制御
    手法により設計されることを特徴とする請求項1に記載
    の航空機舵面のサーボ制御システム。
  3. 【請求項3】前記サーボ弁のモデル化誤差は、サーボ弁
    のスプール駆動用モータのモータ定数の計測誤差や温度
    変化等によるパラメータ変動として扱われることを特徴
    とする請求項1または請求項2に記載の航空機舵面のサ
    ーボ制御システム。
JP24638796A 1996-09-18 1996-09-18 航空機舵面のサーボ制御システム Pending JPH1091210A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24638796A JPH1091210A (ja) 1996-09-18 1996-09-18 航空機舵面のサーボ制御システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24638796A JPH1091210A (ja) 1996-09-18 1996-09-18 航空機舵面のサーボ制御システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1091210A true JPH1091210A (ja) 1998-04-10

Family

ID=17147782

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24638796A Pending JPH1091210A (ja) 1996-09-18 1996-09-18 航空機舵面のサーボ制御システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1091210A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008185171A (ja) * 2007-01-31 2008-08-14 Nabtesco Corp 流体装置
WO2012057235A1 (ja) * 2010-10-27 2012-05-03 株式会社牧野フライス製作所 数値制御方法
CN103809442A (zh) * 2014-02-28 2014-05-21 西安费斯达自动化工程有限公司 飞行器多回路模型簇复合频率鲁棒控制器设计方法
CN103853048A (zh) * 2014-02-28 2014-06-11 西安费斯达自动化工程有限公司 飞行器多回路模型簇人机闭环复合频率鲁棒控制器设计方法
CN108216580A (zh) * 2016-12-15 2018-06-29 利勃海尔航空航天林登贝格股份有限公司 用于控制飞行器的执行器的执行器控制装置
CN113357233A (zh) * 2020-03-06 2021-09-07 波音公司 控制面致动器组件、包括其的飞行器液压系统以及相关联的飞行器和方法

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008185171A (ja) * 2007-01-31 2008-08-14 Nabtesco Corp 流体装置
US9360849B2 (en) 2010-10-27 2016-06-07 Makino Milling Machine Co., Ltd. Numerical control method
WO2012057235A1 (ja) * 2010-10-27 2012-05-03 株式会社牧野フライス製作所 数値制御方法
CN103180790A (zh) * 2010-10-27 2013-06-26 株式会社牧野铣床制作所 数值控制方法
EP2634657A4 (en) * 2010-10-27 2018-01-24 Makino Milling Machine Co., Ltd. Numerical control method
JP5566469B2 (ja) * 2010-10-27 2014-08-06 株式会社牧野フライス製作所 数値制御方法
CN103809442A (zh) * 2014-02-28 2014-05-21 西安费斯达自动化工程有限公司 飞行器多回路模型簇复合频率鲁棒控制器设计方法
CN103853048B (zh) * 2014-02-28 2016-05-04 西安费斯达自动化工程有限公司 飞行器多回路模型簇人机闭环复合频率鲁棒控制器设计方法
CN103809442B (zh) * 2014-02-28 2016-08-03 西安费斯达自动化工程有限公司 飞行器多回路模型簇复合频率鲁棒控制器设计方法
CN103853048A (zh) * 2014-02-28 2014-06-11 西安费斯达自动化工程有限公司 飞行器多回路模型簇人机闭环复合频率鲁棒控制器设计方法
CN108216580A (zh) * 2016-12-15 2018-06-29 利勃海尔航空航天林登贝格股份有限公司 用于控制飞行器的执行器的执行器控制装置
CN113357233A (zh) * 2020-03-06 2021-09-07 波音公司 控制面致动器组件、包括其的飞行器液压系统以及相关联的飞行器和方法
JP2021169298A (ja) * 2020-03-06 2021-10-28 ザ・ボーイング・カンパニーThe Boeing Company 操縦翼面アクチュエータアセンブリ、操縦翼面アクチュエータアセンブリ航空を含む機液圧システム、並びに関連する航空機及び方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7969113B2 (en) Motor control system
US8996195B2 (en) Systems and methods for derivative-free adaptive control
JP2598134B2 (ja) インクジェットシステムおよびインク弁の制御方法
US10969796B2 (en) Autopilot nonlinear compensation
US20030023365A1 (en) Tracking control for electronic throttle systems
CN114906212B (zh) 用于调节车辆转向角的调节装置和方法
KR19980074456A (ko) 2관성 공진계의 진동 억제방법 및 장치
JPH1091210A (ja) 航空機舵面のサーボ制御システム
CN108279695A (zh) 一种航天器干扰力矩的快速在轨闭环辨识方法、系统和介质
US4543782A (en) Gas turbine engine fuel control systems
JP6779035B2 (ja) 制御装置、水中航走体、制御方法およびプログラム
JP7050624B2 (ja) モータ制御装置及びこれを備えた電動ブレーキ装置
US6523522B1 (en) Method and apparatus for operating a throttle plate motor driving a throttle plate having opposing return springs
JP3620907B2 (ja) 航空機舵面のサーボ制御システム
US20240110364A1 (en) Hydraulic work machine
US6055971A (en) Plateau linearization curves with proportional/integral/derivative control theory
JPH09146606A (ja) サーボ制御システム
KR100284092B1 (ko) 인공신경망을 이용한 유압시스템 및 그 제어방법
JPH08254202A (ja) パイロット信号を制御するための方法及び弁組立体
JP4036520B2 (ja) 単純適応制御装置
CN110471290B (zh) 一种具有抗饱和功能的无人机直接自适应容错控制方法
RU2379738C1 (ru) Система управления продольным движением самолета
JPS63263117A (ja) 自動車用アクテイブサスペンシヨン装置の制御方法
CN113325886A (zh) 阀滞环补偿的方法、装置、电子设备及存储介质
JP3654975B2 (ja) 制御系のゲイン自動決定方法