JPH1092028A - 溝無し基板を用いた光記録媒体、およびその作製方法 - Google Patents
溝無し基板を用いた光記録媒体、およびその作製方法Info
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- JPH1092028A JPH1092028A JP8246527A JP24652796A JPH1092028A JP H1092028 A JPH1092028 A JP H1092028A JP 8246527 A JP8246527 A JP 8246527A JP 24652796 A JP24652796 A JP 24652796A JP H1092028 A JPH1092028 A JP H1092028A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 溝のない基板を用いた光記録媒体でプッシュ
プル法によるトラッキングサーボを可能にする。 【解決手段】 トラッキングサーボ用の溝であるグルー
ブが存在しない平坦な基板1上に、記録層3として、ビ
スマス(Bi)添加磁性ガーネットを製膜し、この記録
層3にレーザ光を照射し、該記録層3におけるレーザ光
照射部分の結晶構造、または組成比を変化させることに
よって、反射率および磁気的性質が非照射部分と異なる
トラック状の領域を形成する。
プル法によるトラッキングサーボを可能にする。 【解決手段】 トラッキングサーボ用の溝であるグルー
ブが存在しない平坦な基板1上に、記録層3として、ビ
スマス(Bi)添加磁性ガーネットを製膜し、この記録
層3にレーザ光を照射し、該記録層3におけるレーザ光
照射部分の結晶構造、または組成比を変化させることに
よって、反射率および磁気的性質が非照射部分と異なる
トラック状の領域を形成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光記録技術に係わ
り、溝(グルーブ)が存在しない基板を用いた光記録媒
体の記録層に、トラッキング用ガイドトラックを作製す
ることのできる光記録媒体およびその作製方法に関する
ものである。
り、溝(グルーブ)が存在しない基板を用いた光記録媒
体の記録層に、トラッキング用ガイドトラックを作製す
ることのできる光記録媒体およびその作製方法に関する
ものである。
【0002】[発明の概要]この発明は、映像、音声、
若しくはデータ情報などを、ディスク、カードなどの光
記録媒体に記録するための光記録に係わるもので、トラ
ッキングサーボ用のグルーブ(溝)が加工されていない
基板を用いた光記録媒体に対し、レーザを照射すること
によって、記録材料のレーザ照射部分を垂直磁化を持た
ない領域に変質させて、トラッキングサーボに利用でき
るトラックを作製するものである。
若しくはデータ情報などを、ディスク、カードなどの光
記録媒体に記録するための光記録に係わるもので、トラ
ッキングサーボ用のグルーブ(溝)が加工されていない
基板を用いた光記録媒体に対し、レーザを照射すること
によって、記録材料のレーザ照射部分を垂直磁化を持た
ない領域に変質させて、トラッキングサーボに利用でき
るトラックを作製するものである。
【0003】
【従来の技術】現在実用化されている、コンパクトディ
スクや光磁気ディスクでは、トラッキングサーボ方式と
して、凹凸溝の山、および谷の部分からの反射光の位相
差を利用したプッシュプル法が採用されている(例え
ば、「イレーザブル光ディスク技術」 195頁、(株)ト
リケップス、1991年)。
スクや光磁気ディスクでは、トラッキングサーボ方式と
して、凹凸溝の山、および谷の部分からの反射光の位相
差を利用したプッシュプル法が採用されている(例え
ば、「イレーザブル光ディスク技術」 195頁、(株)ト
リケップス、1991年)。
【0004】また、ガラス基板に溝切り加工を施す方法
には、 1)感光性樹脂法(2P法)と呼ばれる紫外線照射によ
って硬化する高分子重合体と金属スタンパを用いる方法
(例えば、「続・わかりやすい光ディスク」 172頁、オ
プトロニクス社、1990年)や、 2)ダイレクトカッティング法、と呼ばれる、イオンミ
リングによってガラス基板に直接溝を切る方法が知られ
ている。
には、 1)感光性樹脂法(2P法)と呼ばれる紫外線照射によ
って硬化する高分子重合体と金属スタンパを用いる方法
(例えば、「続・わかりやすい光ディスク」 172頁、オ
プトロニクス社、1990年)や、 2)ダイレクトカッティング法、と呼ばれる、イオンミ
リングによってガラス基板に直接溝を切る方法が知られ
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、600nm
以下の波長域において信号強度が大きい磁性ガーネット
は、光源波長を短くすることによって高密度記録が可能
な光磁気記録材料として知られている。しかし、この磁
性ガーネットを製膜中に結晶化させるには基板温度を5
00℃以上にする必要がある(例えば、T.Okuda et a
l.;IEEE Trans.Mag., MAG-23, 3491(1987) )。製膜後
の熱処理で結晶化させる場合でも、添加元素であるビス
マス(Bi)の組成比にもよるが、580℃以上で熱処
理しなければならない(例えば、Y.Braik and H.Le Gal
l:J.Appl.Phys.76, 7633(1994))。従って、ガーネット
を記録層に用いる場合、基板を溝切り加工する方法は、
ダイレクトカッティング法によらざるをえないという課
題があった。
以下の波長域において信号強度が大きい磁性ガーネット
は、光源波長を短くすることによって高密度記録が可能
な光磁気記録材料として知られている。しかし、この磁
性ガーネットを製膜中に結晶化させるには基板温度を5
00℃以上にする必要がある(例えば、T.Okuda et a
l.;IEEE Trans.Mag., MAG-23, 3491(1987) )。製膜後
の熱処理で結晶化させる場合でも、添加元素であるビス
マス(Bi)の組成比にもよるが、580℃以上で熱処
理しなければならない(例えば、Y.Braik and H.Le Gal
l:J.Appl.Phys.76, 7633(1994))。従って、ガーネット
を記録層に用いる場合、基板を溝切り加工する方法は、
ダイレクトカッティング法によらざるをえないという課
題があった。
【0006】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、溝のない基板を用いた光記録媒体で
プッシュプル法によるトラッキングサーボを可能にする
ことにある。
あり、その目的は、溝のない基板を用いた光記録媒体で
プッシュプル法によるトラッキングサーボを可能にする
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1の発明は、トラッキングサーボ用の溝で
あるグルーブが存在しない平坦な基板上に、記録層とし
て、ビスマス(Bi)添加磁性ガーネットが製膜されて
いることを特徴とするものである。
めに、請求項1の発明は、トラッキングサーボ用の溝で
あるグルーブが存在しない平坦な基板上に、記録層とし
て、ビスマス(Bi)添加磁性ガーネットが製膜されて
いることを特徴とするものである。
【0008】請求項2の発明は、請求項1に記載の光記
録媒体において、前記記録層にレーザ光を照射し、該記
録層におけるレーザ光照射部分の結晶構造、または組成
比を変化させることによって、反射率および磁気的性質
が非照射部分と異なるトラック状の領域を形成したこと
を特徴とするものである。
録媒体において、前記記録層にレーザ光を照射し、該記
録層におけるレーザ光照射部分の結晶構造、または組成
比を変化させることによって、反射率および磁気的性質
が非照射部分と異なるトラック状の領域を形成したこと
を特徴とするものである。
【0009】請求項3の発明は、請求項1に記載の光記
録媒体において、前記記録層は、酸素(O)を除いたと
きのBi組成比が15at.%から45at.%の間の値を持つ
ターゲットを用いて前記基板上に製膜されることを特徴
とするものである。
録媒体において、前記記録層は、酸素(O)を除いたと
きのBi組成比が15at.%から45at.%の間の値を持つ
ターゲットを用いて前記基板上に製膜されることを特徴
とするものである。
【0010】請求項4の発明は、請求項1に記載の光記
録媒体において、前記記録層の未結晶化状態での光学密
度、または光吸収率が、イットリウム(Y)、ガリウム
(Ga)、鉄(Fe)、および酸素(O)を含み、酸素
(O)を除いたときの組成比が、Y=46at.%、Ga=
13at.%、Fe=41at.%であるようなターゲットを用
いて製膜されたBi無添加膜の1.5倍以上であること
を特徴とするものである。
録媒体において、前記記録層の未結晶化状態での光学密
度、または光吸収率が、イットリウム(Y)、ガリウム
(Ga)、鉄(Fe)、および酸素(O)を含み、酸素
(O)を除いたときの組成比が、Y=46at.%、Ga=
13at.%、Fe=41at.%であるようなターゲットを用
いて製膜されたBi無添加膜の1.5倍以上であること
を特徴とするものである。
【0011】請求項5の発明は、請求項1に記載の光記
録媒体において、前記記録層が積層される基板として、
石英ガラス、無アルカリガラス、コーニング7059、
コーニング0317などのガラス、およびこれらのガラ
スに非磁性のガーネット若しくは、白金(Pt)、クロ
ム(Cr)、アルミニウム(Al)などの金属、または
これらの金属からなる合金を積層したもの、またはガド
リニウム・ガリウム・ガーネット(GGG)、ネオジム
・ガリウム・ガーネット(NGG)などの単結晶を用い
ることを特徴とするものである。
録媒体において、前記記録層が積層される基板として、
石英ガラス、無アルカリガラス、コーニング7059、
コーニング0317などのガラス、およびこれらのガラ
スに非磁性のガーネット若しくは、白金(Pt)、クロ
ム(Cr)、アルミニウム(Al)などの金属、または
これらの金属からなる合金を積層したもの、またはガド
リニウム・ガリウム・ガーネット(GGG)、ネオジム
・ガリウム・ガーネット(NGG)などの単結晶を用い
ることを特徴とするものである。
【0012】請求項6の発明は、トラッキングサーボ用
の溝であるグルーブが存在しない平坦な基板上に、ビス
マス(Bi)、イットリウム(Y)、ガリウム(G
a)、鉄(Fe)、酸素(O)を含む非磁性のガーネッ
ト下地膜を積層し、次に、所定の製膜条件で、前記下地
膜上に、ビスマス(Bi)、ジスプロシウム(Dy)、
ガリウム(Ga)、鉄(Fe)、酸素(O)を含み、酸
素(O)を除いたときの各元素の組成比がBi=38a
t.%、Dy=8at.%、Ga=13at.%、Fe=41at.%
であるような焼結ターゲットから、高周波スパッタ法に
より、ビスマス(Bi)、ジスプロシウム(Dy)、ガ
リウム(Ga)、鉄(Fe)、酸素(O)から成る非晶
質膜を製膜し、その後、この非晶質膜を所定の熱処理条
件で結晶化させて、ビスマス添加磁性ガーネット膜から
成る記録層を作製し、この記録層に所定の照射条件でレ
ーザ光を照射して反射率および磁気的性質が非照射部分
と異なるトラック状の領域を形成すること、を特徴とす
るものである。
の溝であるグルーブが存在しない平坦な基板上に、ビス
マス(Bi)、イットリウム(Y)、ガリウム(G
a)、鉄(Fe)、酸素(O)を含む非磁性のガーネッ
ト下地膜を積層し、次に、所定の製膜条件で、前記下地
膜上に、ビスマス(Bi)、ジスプロシウム(Dy)、
ガリウム(Ga)、鉄(Fe)、酸素(O)を含み、酸
素(O)を除いたときの各元素の組成比がBi=38a
t.%、Dy=8at.%、Ga=13at.%、Fe=41at.%
であるような焼結ターゲットから、高周波スパッタ法に
より、ビスマス(Bi)、ジスプロシウム(Dy)、ガ
リウム(Ga)、鉄(Fe)、酸素(O)から成る非晶
質膜を製膜し、その後、この非晶質膜を所定の熱処理条
件で結晶化させて、ビスマス添加磁性ガーネット膜から
成る記録層を作製し、この記録層に所定の照射条件でレ
ーザ光を照射して反射率および磁気的性質が非照射部分
と異なるトラック状の領域を形成すること、を特徴とす
るものである。
【0013】請求項7の発明は、トラッキングサーボ用
の溝であるグルーブが存在しない平坦な基板上に、所定
の製膜条件で、ビスマス(Bi)、ジスプロシウム(D
y)、ガリウム(Ga)、鉄(Fe)、酸素(O)を含
み、酸素(O)を除いたときの各元素の組成比がBi=
32at.%、Dy=14at.%、Ga=13at.%、Fe=4
1at.%であるような焼結ターゲットから、高周波スパッ
タ法により、ビスマス(Bi)、ジスプロシウム(D
y)、ガリウム(Ga)、鉄(Fe)、酸素(O)から
成る非晶質膜の記録層を作製し、この記録層に所定の照
射条件でレーザ光を照射して反射率および、結晶化後の
磁気的性質が非照射部分と異なるトラック状の領域を形
成すること、を特徴とするものである。
の溝であるグルーブが存在しない平坦な基板上に、所定
の製膜条件で、ビスマス(Bi)、ジスプロシウム(D
y)、ガリウム(Ga)、鉄(Fe)、酸素(O)を含
み、酸素(O)を除いたときの各元素の組成比がBi=
32at.%、Dy=14at.%、Ga=13at.%、Fe=4
1at.%であるような焼結ターゲットから、高周波スパッ
タ法により、ビスマス(Bi)、ジスプロシウム(D
y)、ガリウム(Ga)、鉄(Fe)、酸素(O)から
成る非晶質膜の記録層を作製し、この記録層に所定の照
射条件でレーザ光を照射して反射率および、結晶化後の
磁気的性質が非照射部分と異なるトラック状の領域を形
成すること、を特徴とするものである。
【0014】課題を解決するために本発明で具体的に用
いている方法を以下に述べる。溝無し基板上に記録層を
製膜した光記録媒体にレーザ光を照射し、前記記録層の
レーザ光照射部分の結晶構造、または組成比を変化させ
ることによって、反射率、および磁気的性質が非照射部
分と異なるトラック状の領域を作製する。
いている方法を以下に述べる。溝無し基板上に記録層を
製膜した光記録媒体にレーザ光を照射し、前記記録層の
レーザ光照射部分の結晶構造、または組成比を変化させ
ることによって、反射率、および磁気的性質が非照射部
分と異なるトラック状の領域を作製する。
【0015】結晶構造、または組成比が変化するに充分
な熱量を得るには、照射されるレーザの波長における記
録層の光吸収率、または光学密度を大きくしなければな
らない。そのために、例えば、イットリウム(Y)、ガ
リウム(Ga)、鉄(Fe)、および酸素(O)を含
み、酸素(O)を除いたときの組成比が、Y=46at.
%、Ga=13at.%、Fe=41at.%であるターゲット
から製膜した膜の1.5倍以上の光吸収率、または光学
密度を示すビスマス(Bi)、希土類元素、ガリウム
(Ga)、鉄(Fe)、酸素(O)を含む膜を結晶化さ
せた、ガーネット膜を記録層に用いる。
な熱量を得るには、照射されるレーザの波長における記
録層の光吸収率、または光学密度を大きくしなければな
らない。そのために、例えば、イットリウム(Y)、ガ
リウム(Ga)、鉄(Fe)、および酸素(O)を含
み、酸素(O)を除いたときの組成比が、Y=46at.
%、Ga=13at.%、Fe=41at.%であるターゲット
から製膜した膜の1.5倍以上の光吸収率、または光学
密度を示すビスマス(Bi)、希土類元素、ガリウム
(Ga)、鉄(Fe)、酸素(O)を含む膜を結晶化さ
せた、ガーネット膜を記録層に用いる。
【0016】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て、図面、および表を参照して説明する。
て、図面、および表を参照して説明する。
【0017】<第1の実施の形態>図1は、本発明に係
わる第1の実施の形態において用いられる光記録媒体の
構成を示す図である。無アルカリガラスを使用した基板
1と、その基板1上に積層したビスマス(Bi)、イッ
トリウム(Y)、ガリウム(Ga)、鉄(Fe)、酸素
(O)を含む非磁性のガーネット下地膜2、およびビス
マス(Bi)、ジスプロシウム(Dy)、ガリウム(G
a)、鉄(Fe)、酸素(O)を含み、酸素(O)を除
いたときの各元素の組成比が、Bi=38at.%、Dy=
8at.%、Ga=13at.%、Fe=41at.%であるような
焼結ターゲットから、高周波スパッタ法で製膜した記録
層3から構成される。
わる第1の実施の形態において用いられる光記録媒体の
構成を示す図である。無アルカリガラスを使用した基板
1と、その基板1上に積層したビスマス(Bi)、イッ
トリウム(Y)、ガリウム(Ga)、鉄(Fe)、酸素
(O)を含む非磁性のガーネット下地膜2、およびビス
マス(Bi)、ジスプロシウム(Dy)、ガリウム(G
a)、鉄(Fe)、酸素(O)を含み、酸素(O)を除
いたときの各元素の組成比が、Bi=38at.%、Dy=
8at.%、Ga=13at.%、Fe=41at.%であるような
焼結ターゲットから、高周波スパッタ法で製膜した記録
層3から構成される。
【0018】《光記録媒体の作製方法(トラッキング用
のガイドトラックの作製方法)》次に、図1に示した光
記録媒体の作製方法およびトラッキング用のガイドトラ
ックの作製方法について表1〜表3を参照して説明す
る。表1は、基板1上に記録層3を製膜するときのスパ
ッタ条件を示し、表2は、記録層3を結晶化させるとき
の熱処理条件を示し、表3は、第1の実施の形態におい
て用いられる光記録媒体にトラッキング用のガイドトラ
ックを作製するために、レーザを照射するときの条件を
示している。
のガイドトラックの作製方法)》次に、図1に示した光
記録媒体の作製方法およびトラッキング用のガイドトラ
ックの作製方法について表1〜表3を参照して説明す
る。表1は、基板1上に記録層3を製膜するときのスパ
ッタ条件を示し、表2は、記録層3を結晶化させるとき
の熱処理条件を示し、表3は、第1の実施の形態におい
て用いられる光記録媒体にトラッキング用のガイドトラ
ックを作製するために、レーザを照射するときの条件を
示している。
【0019】
【表1】
【表2】
【表3】 まず、無アルカリガラス基板1上に非磁性ガーネットを
下地膜2として積層し、この下地膜2が積層された基板
1上に、表1に示した条件でビスマス(Bi)、ジスプ
ロシウム(Dy)、ガリウム(Ga)、鉄(Fe)、酸
素(O)からなる非晶質膜を製膜した。図2に示すよう
に、未結晶化状態にある記録層3の光学密度は、波長が
514.5nmの光に対して、イットリウム(Y)、ガ
リウム(Ga)、鉄(Fe)、酸素(O)を含み、酸素
(O)を除いたときの組成比が、Y=46at.%、Ga=
13at.%、Fe=41at.%のターゲットから製膜した膜
の1.5倍以上になっている。
下地膜2として積層し、この下地膜2が積層された基板
1上に、表1に示した条件でビスマス(Bi)、ジスプ
ロシウム(Dy)、ガリウム(Ga)、鉄(Fe)、酸
素(O)からなる非晶質膜を製膜した。図2に示すよう
に、未結晶化状態にある記録層3の光学密度は、波長が
514.5nmの光に対して、イットリウム(Y)、ガ
リウム(Ga)、鉄(Fe)、酸素(O)を含み、酸素
(O)を除いたときの組成比が、Y=46at.%、Ga=
13at.%、Fe=41at.%のターゲットから製膜した膜
の1.5倍以上になっている。
【0020】次に、表2に示した条件で熱処理して、記
録層3をガーネットとして結晶化させた。このようにし
て作製した光記録媒体に、表3の条件で波長が514.
5nmのレーザを照射したところ、吸収による発熱の結
果、幅1.5μmの垂直磁化を示さないトラックが形成
された。この領域は膜面側に凸になっていることから、
膜面側、または基板側の何れから読み出し光を照射して
も、散乱のために反射率そのものも、周辺領域より低く
なっていることが確認された。
録層3をガーネットとして結晶化させた。このようにし
て作製した光記録媒体に、表3の条件で波長が514.
5nmのレーザを照射したところ、吸収による発熱の結
果、幅1.5μmの垂直磁化を示さないトラックが形成
された。この領域は膜面側に凸になっていることから、
膜面側、または基板側の何れから読み出し光を照射して
も、散乱のために反射率そのものも、周辺領域より低く
なっていることが確認された。
【0021】また、図1に示した光記録媒体に光磁気記
録を行うと40dB以上のCN比が確保されることがわ
かった。したがって、光磁気記録を行うトラックと垂直
磁化を示さないガイドトラックとの間の信号強度の差も
40dB以上になることが理解できる。
録を行うと40dB以上のCN比が確保されることがわ
かった。したがって、光磁気記録を行うトラックと垂直
磁化を示さないガイドトラックとの間の信号強度の差も
40dB以上になることが理解できる。
【0022】<第2の実施の形態>図3は、本発明に係
わる第2の実施の形態において用いられる光記録媒体の
構成を示す図である。この光記録媒体は、無アルカリガ
ラスを使用した基板4と、ビスマス(Bi)、ジスプロ
シウム(Dy)、ガリウム(Ga)、鉄(Fe)、酸素
(O)を含み、酸素(O)を除いたときの各元素の組成
比が、Bi=32at.%、Dy=14at.%、Ga=13a
t.%、Fe=41at.%であるような焼結ターゲットから
製膜された非晶質膜からなる記録層5から構成される。
わる第2の実施の形態において用いられる光記録媒体の
構成を示す図である。この光記録媒体は、無アルカリガ
ラスを使用した基板4と、ビスマス(Bi)、ジスプロ
シウム(Dy)、ガリウム(Ga)、鉄(Fe)、酸素
(O)を含み、酸素(O)を除いたときの各元素の組成
比が、Bi=32at.%、Dy=14at.%、Ga=13a
t.%、Fe=41at.%であるような焼結ターゲットから
製膜された非晶質膜からなる記録層5から構成される。
【0023】《光記録媒体の作製方法(トラッキング用
のガイドトラックの作製方法)》次に、図3に示した光
記録媒体の作製方法およびトラッキング用のガイドトラ
ックの作製方法について説明する。
のガイドトラックの作製方法)》次に、図3に示した光
記録媒体の作製方法およびトラッキング用のガイドトラ
ックの作製方法について説明する。
【0024】
【表4】
【表5】 ここで、表4は、第2の実施の形態において用いられる
光記録媒体にトラッキング用のガイドトラックを作製す
るために、レーザを照射するときの条件を示し、表5
は、第2の実施の形態において用いられる光記録媒体の
記録層5を結晶化させるときの、熱処理条件を示してい
る。
光記録媒体にトラッキング用のガイドトラックを作製す
るために、レーザを照射するときの条件を示し、表5
は、第2の実施の形態において用いられる光記録媒体の
記録層5を結晶化させるときの、熱処理条件を示してい
る。
【0025】記録層5を構成する非晶質膜の成膜条件
は、表1に示したものと同じである。すなわち、基板1
として無アルカリガラスを用い、この無アルカリガラス
基板1上に、表1に示した製膜条件(スパッタ条件)
で、ビスマス(Bi)、ジスプロシウム(Dy)、ガリ
ウム(Ga)、鉄(Fe)、酸素(O)を含み、酸素
(O)を除いたときの各元素の組成比がBi=32at.
%、Dy=14at.%、Ga=13at.%、Fe=41at.%
であるような焼結ターゲットから、高周波スパッタ法に
より、ビスマス(Bi)、ジスプロシウム(Dy)、ガ
リウム(Ga)、鉄(Fe)、酸素(O)から成る非晶
質膜を製膜して記録層5とした。
は、表1に示したものと同じである。すなわち、基板1
として無アルカリガラスを用い、この無アルカリガラス
基板1上に、表1に示した製膜条件(スパッタ条件)
で、ビスマス(Bi)、ジスプロシウム(Dy)、ガリ
ウム(Ga)、鉄(Fe)、酸素(O)を含み、酸素
(O)を除いたときの各元素の組成比がBi=32at.
%、Dy=14at.%、Ga=13at.%、Fe=41at.%
であるような焼結ターゲットから、高周波スパッタ法に
より、ビスマス(Bi)、ジスプロシウム(Dy)、ガ
リウム(Ga)、鉄(Fe)、酸素(O)から成る非晶
質膜を製膜して記録層5とした。
【0026】次に、表4の条件で波長が514.5nm
のレーザを照射したところ、周辺の非晶質領域よりも膜
面側に凸になった、幅1μmのトラックが形成された。
このようにしてトラックを焼き付けた試料を表5に示し
た条件で熱処理したところ、トラック部分は垂直磁化を
示さない凸の領域として残り、トラック以外の領域は書
換型の光磁気記録が可能なガーネットとして結晶化し
た。
のレーザを照射したところ、周辺の非晶質領域よりも膜
面側に凸になった、幅1μmのトラックが形成された。
このようにしてトラックを焼き付けた試料を表5に示し
た条件で熱処理したところ、トラック部分は垂直磁化を
示さない凸の領域として残り、トラック以外の領域は書
換型の光磁気記録が可能なガーネットとして結晶化し
た。
【0027】なお、第1の実施の形態、および第2の実
施の形態において、トラッキング用ガイドトラックを形
成するために、光記録媒体に照射するレーザの波長を5
14.5nmとしたが、図2に示すように、ビスマス
(Bi)、希土類元素、ガリウム(Ga)、鉄(F
e)、酸素(O)を含む非晶質膜5の光学密度と、イッ
トリウム(Y)、ガリウム(Ga)、鉄(Fe)、およ
び酸素(O)を含む膜の光学密度の差は短波長になるほ
ど広がるので、514.5nm以下の波長でもよく、こ
のときのレーザパワーは、表3の値すなわち13mW、
または表4の値すなわち7mW以下でもよい。また、照
射するレーザパワーが13mW、または7mW以上の場
合は、非晶質膜5の光学密度が、イットリウム(Y)、
ガリウム(Ga)、鉄(Fe)、および酸素(O)を含
む膜の2倍から1.5倍の値になる、514.5nmか
ら650nmの間の波長のレーザを用いてもよい。
施の形態において、トラッキング用ガイドトラックを形
成するために、光記録媒体に照射するレーザの波長を5
14.5nmとしたが、図2に示すように、ビスマス
(Bi)、希土類元素、ガリウム(Ga)、鉄(F
e)、酸素(O)を含む非晶質膜5の光学密度と、イッ
トリウム(Y)、ガリウム(Ga)、鉄(Fe)、およ
び酸素(O)を含む膜の光学密度の差は短波長になるほ
ど広がるので、514.5nm以下の波長でもよく、こ
のときのレーザパワーは、表3の値すなわち13mW、
または表4の値すなわち7mW以下でもよい。また、照
射するレーザパワーが13mW、または7mW以上の場
合は、非晶質膜5の光学密度が、イットリウム(Y)、
ガリウム(Ga)、鉄(Fe)、および酸素(O)を含
む膜の2倍から1.5倍の値になる、514.5nmか
ら650nmの間の波長のレーザを用いてもよい。
【0028】次に、これらの根拠について述べる。図4
に示すように非晶質膜の追記的記録(このときのビット
が空間的に連続したものがトラッキング用のガイドトラ
ック)に必要なレーザパワーは、Bi濃度が高く、光学
密度が大きい膜ほど低い。従って、Bi添加膜の光学密
度がさらに大きくなる514.5nm以下の波長のレー
ザを用いる場合は、レーザパワーは低くてすむが、Bi
添加膜と無添加膜の光学密度の差が縮まる514.5n
mから650nmの間の波長のレーザを用いる場合は、
レーザパワーを高くしなければならない。
に示すように非晶質膜の追記的記録(このときのビット
が空間的に連続したものがトラッキング用のガイドトラ
ック)に必要なレーザパワーは、Bi濃度が高く、光学
密度が大きい膜ほど低い。従って、Bi添加膜の光学密
度がさらに大きくなる514.5nm以下の波長のレー
ザを用いる場合は、レーザパワーは低くてすむが、Bi
添加膜と無添加膜の光学密度の差が縮まる514.5n
mから650nmの間の波長のレーザを用いる場合は、
レーザパワーを高くしなければならない。
【0029】第1の実施の形態、および第2の実施の形
態において、記録層3、5の製膜に用いるターゲットの
Bi組成比を、38at.%、および32at.%としたが、B
i組成比は15at.%から45at.%の間の値でよい。Bi
組成比が0at.%だと、トラック形成に必要な発熱量が得
られないし、結晶化に必要な熱処理温度が800℃以上
になり、基板に用いるガラスの耐熱温度を越えてしまう
恐れがある。我々は、ターゲットのBi組成比が25a
t.%のとき、750℃、1時間の熱処理で無アルカリガ
ラス基板に損傷を与えずに、ガーネット単相膜を得てい
る。これらのことを考慮し、ターゲットのBi組成比の
下限を15at.%とする。
態において、記録層3、5の製膜に用いるターゲットの
Bi組成比を、38at.%、および32at.%としたが、B
i組成比は15at.%から45at.%の間の値でよい。Bi
組成比が0at.%だと、トラック形成に必要な発熱量が得
られないし、結晶化に必要な熱処理温度が800℃以上
になり、基板に用いるガラスの耐熱温度を越えてしまう
恐れがある。我々は、ターゲットのBi組成比が25a
t.%のとき、750℃、1時間の熱処理で無アルカリガ
ラス基板に損傷を与えずに、ガーネット単相膜を得てい
る。これらのことを考慮し、ターゲットのBi組成比の
下限を15at.%とする。
【0030】また、第1の実施の形態、および第2の実
施の形態において、基板として無アルカリガラスを用い
たが、石英ガラス、コーニング0317、コーニング7
059などのガラスのうちの何れかでもよく、このとき
の下地膜は、非磁性ガーネットのみならず、白金(P
t)、クロム(Cr)、アルミニウム(Al)などの金
属、またはこれらの合金でもよい。また、ガドリニウム
・ガリウム・ガーネット(GGG)、ネオジム・ガリウ
ム・ガーネット(NGG)などの単結晶を基板としても
よい。
施の形態において、基板として無アルカリガラスを用い
たが、石英ガラス、コーニング0317、コーニング7
059などのガラスのうちの何れかでもよく、このとき
の下地膜は、非磁性ガーネットのみならず、白金(P
t)、クロム(Cr)、アルミニウム(Al)などの金
属、またはこれらの合金でもよい。また、ガドリニウム
・ガリウム・ガーネット(GGG)、ネオジム・ガリウ
ム・ガーネット(NGG)などの単結晶を基板としても
よい。
【0031】このように本発明の各実施の形態によれ
ば、垂直磁化を示さず、且つ、反射率の低いトラック
を、光磁気記録を行うトラックの幅だけ間隔をあけて配
置することにより、グルーブの無い平坦な基板を用いた
場合でも、プッシュプル法によるトラッキングサーボを
行える光磁気記録媒体の作製が可能となる。
ば、垂直磁化を示さず、且つ、反射率の低いトラック
を、光磁気記録を行うトラックの幅だけ間隔をあけて配
置することにより、グルーブの無い平坦な基板を用いた
場合でも、プッシュプル法によるトラッキングサーボを
行える光磁気記録媒体の作製が可能となる。
【0032】また、光記録媒体の動特性評価装置に光記
録媒体をのせて、記録・再生用光源のレーザを光記録媒
体に照射して、記録層自体にトラッキング用のガイドト
ラックを作製する。従って、本実施の形態によれば、ダ
イレクトカッティングのためのイオンミリング装置や、
2P法におけるフォトレジスト塗布、および紫外線によ
る硬化処理の過程を必要としないので、光記録媒体用基
板製作過程を簡略化できるとともに、光記録媒体のコス
トにおける基板加工費の割合を圧縮できる。
録媒体をのせて、記録・再生用光源のレーザを光記録媒
体に照射して、記録層自体にトラッキング用のガイドト
ラックを作製する。従って、本実施の形態によれば、ダ
イレクトカッティングのためのイオンミリング装置や、
2P法におけるフォトレジスト塗布、および紫外線によ
る硬化処理の過程を必要としないので、光記録媒体用基
板製作過程を簡略化できるとともに、光記録媒体のコス
トにおける基板加工費の割合を圧縮できる。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように各請求項記載の本発
明によれば、垂直磁化を示さず、且つ、反射率の低いト
ラックを、光磁気記録を行うトラックの幅だけ間隔をあ
けて配置することが可能となり、これににより、グルー
ブの無い平坦な基板を用いた場合でも、プッシュプル法
によるトラッキングサーボを行える光記録媒体の作製が
可能となる。
明によれば、垂直磁化を示さず、且つ、反射率の低いト
ラックを、光磁気記録を行うトラックの幅だけ間隔をあ
けて配置することが可能となり、これににより、グルー
ブの無い平坦な基板を用いた場合でも、プッシュプル法
によるトラッキングサーボを行える光記録媒体の作製が
可能となる。
【0034】また、本発明によれば、ダイレクトカッテ
ィングのためのイオンミリング装置や、2P法における
フォトレジスト塗布、および紫外線による硬化処理の過
程を必要としないので、光記録媒体用基板製作過程を簡
略化できるとともに、光記録媒体のコストにおける基板
加工費の割合を圧縮できる。
ィングのためのイオンミリング装置や、2P法における
フォトレジスト塗布、および紫外線による硬化処理の過
程を必要としないので、光記録媒体用基板製作過程を簡
略化できるとともに、光記録媒体のコストにおける基板
加工費の割合を圧縮できる。
【図1】本発明の第1の実施の形態において用いられる
光記録媒体の構造を示す説明図である。
光記録媒体の構造を示す説明図である。
【図2】Bi、希土類元素、Ga、Fe、Oを含む非晶
質膜の、光学密度の光源波長依存性を示す説明図であ
る。
質膜の、光学密度の光源波長依存性を示す説明図であ
る。
【図3】本発明の第2の実施の形態において用いられる
光記録媒体の構造を示す説明図である。
光記録媒体の構造を示す説明図である。
【図4】波長が514.5nmの光で非晶質膜に追記型
光記録を行ったときの、CN比の記録パワー依存性を示
す説明図である。
光記録を行ったときの、CN比の記録パワー依存性を示
す説明図である。
1 基板 2 下地膜(非磁性ガーネット膜) 3 記録層(ビスマス添加磁性ガーネット膜) 4 基板(無アルカリガラス) 5 記録層(非晶質膜)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G11B 7/24 511 G11B 7/26 7/26 B41M 5/26 X
Claims (7)
- 【請求項1】 トラッキングサーボ用の溝であるグルー
ブが存在しない平坦な基板上に、記録層として、ビスマ
ス(Bi)添加磁性ガーネットが製膜されていることを
特徴とする光記録媒体。 - 【請求項2】 請求項1に記載の光記録媒体において、 前記記録層にレーザ光を照射し、該記録層におけるレー
ザ光照射部分の結晶構造、または組成比を変化させるこ
とによって、反射率および磁気的性質が非照射部分と異
なるトラック状の領域を形成したことを特徴とする光記
録媒体。 - 【請求項3】 請求項1に記載の光記録媒体において、 前記記録層は、酸素(O)を除いたときのBi組成比が
15at.%から45at.%の間の値を持つターゲットを用い
て前記基板上に製膜されることを特徴とする光記録媒
体。 - 【請求項4】 請求項1に記載の光記録媒体において、 前記記録層の未結晶化状態での光学密度、または光吸収
率が、イットリウム(Y)、ガリウム(Ga)、鉄(F
e)、および酸素(O)を含み、酸素(O)を除いたと
きの組成比が、Y=46at.%、Ga=13at.%、Fe=
41at.%であるようなターゲットを用いて製膜されたB
i無添加膜の1.5倍以上であることを特徴とする光記
録媒体。 - 【請求項5】 請求項1に記載の光記録媒体において、 前記記録層が積層される基板として、石英ガラス、無ア
ルカリガラス、コーニング7059、コーニング031
7などのガラス、およびこれらのガラスに非磁性のガー
ネット若しくは、白金(Pt)、クロム(Cr)、アル
ミニウム(Al)などの金属、またはこれらの金属から
なる合金を積層したもの、またはガドリニウム・ガリウ
ム・ガーネット(GGG)、ネオジム・ガリウム・ガー
ネット(NGG)などの単結晶を用いることを特徴とす
る光記録媒体。 - 【請求項6】 トラッキングサーボ用の溝であるグルー
ブが存在しない平坦な基板上に、ビスマス(Bi)、イ
ットリウム(Y)、ガリウム(Ga)、鉄(Fe)、酸
素(O)を含む非磁性のガーネット下地膜を積層し、 次に、所定の製膜条件で、前記下地膜上に、ビスマス
(Bi)、ジスプロシウム(Dy)、ガリウム(G
a)、鉄(Fe)、酸素(O)を含み、酸素(O)を除
いたときの各元素の組成比がBi=38at.%、Dy=8
at.%、Ga=13at.%、Fe=41at.%であるような焼
結ターゲットから、高周波スパッタ法により、ビスマス
(Bi)、ジスプロシウム(Dy)、ガリウム(G
a)、鉄(Fe)、酸素(O)から成る非晶質膜を製膜
し、 その後、この非晶質膜を所定の熱処理条件で結晶化させ
て、ビスマス添加磁性ガーネット膜から成る記録層を作
製し、 この記録層に所定の照射条件でレーザ光を照射して反射
率および磁気的性質が非照射部分と異なるトラック状の
領域を形成すること、 を特徴とする光記録媒体の作製方法。 - 【請求項7】 トラッキングサーボ用の溝であるグルー
ブが存在しない平坦な基板上に、所定の製膜条件で、ビ
スマス(Bi)、ジスプロシウム(Dy)、ガリウム
(Ga)、鉄(Fe)、酸素(O)を含み、酸素(O)
を除いたときの各元素の組成比がBi=32at.%、Dy
=14at.%、Ga=13at.%、Fe=41at.%であるよ
うな焼結ターゲットから、高周波スパッタ法により、ビ
スマス(Bi)、ジスプロシウム(Dy)、ガリウム
(Ga)、鉄(Fe)、酸素(O)から成る非晶質膜の
記録層を作製し、 この記録層に所定の照射条件でレーザ光を照射して反射
率および、結晶化後の磁気的性質が非照射部分と異なる
トラック状の領域を形成すること、 を特徴とする光記録媒体の作製方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8246527A JPH1092028A (ja) | 1996-09-18 | 1996-09-18 | 溝無し基板を用いた光記録媒体、およびその作製方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8246527A JPH1092028A (ja) | 1996-09-18 | 1996-09-18 | 溝無し基板を用いた光記録媒体、およびその作製方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1092028A true JPH1092028A (ja) | 1998-04-10 |
Family
ID=17149739
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8246527A Pending JPH1092028A (ja) | 1996-09-18 | 1996-09-18 | 溝無し基板を用いた光記録媒体、およびその作製方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1092028A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6728194B1 (en) | 1998-11-25 | 2004-04-27 | Minolta Co., Ltd. | Optical recording medium, method of making the same and optical memory device using the optical memory medium |
-
1996
- 1996-09-18 JP JP8246527A patent/JPH1092028A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6728194B1 (en) | 1998-11-25 | 2004-04-27 | Minolta Co., Ltd. | Optical recording medium, method of making the same and optical memory device using the optical memory medium |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040824 |