JPH1092104A - デジタルデータ処理方法およびデジタルデータ処理装置 - Google Patents

デジタルデータ処理方法およびデジタルデータ処理装置

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JPH1092104A
JPH1092104A JP24523496A JP24523496A JPH1092104A JP H1092104 A JPH1092104 A JP H1092104A JP 24523496 A JP24523496 A JP 24523496A JP 24523496 A JP24523496 A JP 24523496A JP H1092104 A JPH1092104 A JP H1092104A
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JP
Japan
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frame
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data
audio
frame size
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JP24523496A
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Akira Takano
明 高野
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 デジタルVTRでフレームサイズが異なるデ
ジタルオーディオデータどうしを編集する際に、素材デ
ータのフレームサイズを制御することにより実質的に同
じフレームサイズを有するデジタルデータが接続される
ようにして、再生時に音抜け現象や雑音が発生しない編
集データを得る。 【解決手段】 下地データのフレームサイズをオーディ
オ補助データを参照して検出し、そのフレームサイズに
基づいて素材データのフレームサイズを制御する機能を
有するオーディオフレームシーケンス発生部12によ
り、素材データのフレームサイズを下地データのフレー
ムサイズに一致させる。そして、オーディオフレームシ
ーケンス発生部12により、編集点より前に下地データ
と素材データのフレーム位置を一致させて上記データを
接続することにより、編集点で上記のデータのフレーム
サイズやサンプリング周波数を実質的に連続にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、互いに異なるサン
プル数またはフレーム位相を有するデジタルデータどう
しを編集する際に、フレームサイズを制御して編集を行
うデジタルデータ処理に関するものであり、特に、デジ
タルVTRにおいてフレームサイズが異なるオーディオ
信号を編集する際に、ビデオ信号とオーディオ信号の間
の相対位相を保ちながら編集点における音抜け現象や雑
音の発生を防ぐことができるデジタルデータ処理方法お
よびデジタルデータ処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】磁気テープを用いてテレビジョン信号の
記録および再生を行うビデオテープレコーダーにおい
て、テレビジョン信号を実質的に劣化させることなく記
録および再生できるものとしてデジタルビデオテープレ
コーダー(デジタルVTR)が提案されている。
【0003】デジタルVTRは、ビデオ信号,オーディ
オ信号および制御用信号等から構成されるテレビジョン
信号をデジタルデータとして磁気テープに記録し、ま
た、磁気テープに記録されたデジタルデータを再生して
テレビジョン信号を得るものである。このテレビジョン
信号であるデジタルデータは、磁気ヘッドを介して磁気
テープに書き込まれることにより記録され、また、磁気
ヘッドを介して磁気テープから読み出されることにより
再生が行われる。
【0004】テレビジョン信号であるデジタルデータ
(以下、単にテレビジョン信号ともいう。)が記録され
る磁気テープ上の領域は、トラックと呼ばれる。そし
て、このトラックは、一般に、磁気テープの長手方向に
対して傾斜して配置される回転磁気ヘッド(以下、単に
ヘッドともいう。)により形成される傾斜記録トラック
(以下、単にトラックともいう)である。
【0005】また、デジタルVTRは、磁気テープに記
録され、また、再生されるテレビジョン信号がデジタル
信号であることに基づいて、データ誤り訂正を行うこと
により信号の劣化を最小限に抑えることができる。この
ため、磁気テープに記録されたテレビジョン信号に対し
て、変速再生を行ったり、編集や複製を繰り返す等のデ
ータ処理を比較的容易に行えるという、アナログVTR
とは異なる特徴を有している。
【0006】なお、デジタルVTRに関しては、例え
ば、日経BP社より発行された文献:『日経エレクトロ
ニクス(NIKKEI ELECTRONICS)』,10-11 1993(No. 59
2),第115〜 122頁に記載されている。
【0007】まず、デジタルVTRにおいて、テレビジ
ョン信号が、デジタルデータとして磁気テープ記録され
る様子を図7を参照しながら説明する。
【0008】磁気テープに記録されるテレビジョン信号
であるデジタルデータは、ビデオ信号の1フレームを単
位として記録される。このとき、この1フレーム分のビ
デオ信号とともにオーディオ信号や制御用信号等もデジ
タルデータとして磁気テープに同時に記録される。
【0009】図7(a)は、テレビジョン信号が、回転
磁気ヘッドにより磁気テープに書き込まれて形成される
傾斜記録トラックの様子を示している。1フレーム分の
テレビジョン信号は、磁気テープ上の隣接する10本の
傾斜記録トラックに振り分けられて記録される。この傾
斜記録トラックは、磁気テープにデジタルデータを書き
込むための回転磁気ヘッドが、磁気テープの走行方向に
対して傾斜して配置され、磁気テープを走査することに
より形成される。なお、図7(a)中の矢印DYおよび
矢印DHは、各々磁気テープの走行方向および磁気テー
プに対する回転磁気ヘッドの走査方向を示している。
【0010】このように磁気テープ上に形成される上記
の各トラックTKには、その始端側から終端側に向かっ
て、そのトラックに記録されたデジタルデータの構造や
編集時等にデータ位置の基準として利用される信号が記
録された領域IT,テレビジョン信号中のオーディオ信
号が記録された領域AD,テレビジョン信号中のビデオ
信号が記録された領域VDおよび時間情報を表すタイム
コードが記録された領域SCが形成される。
【0011】そして、上記の各トラックに記録された各
データは、図7(b)中で矢印により示すように、オー
ディオデータ,ビデオデータ,サブコードの順序で記録
および再生される。
【0012】次に、上述したオーディオデータ,ビデオ
データおよびサブコードの各々が磁気テープに記録され
る際のフォーマットについて、図8を参照しながら具体
的に説明する。
【0013】図8(a)は、1フレーム分のオーディオ
データが磁気テープに記録されるフォーマット、および
それが再生される順序を示している。1フレーム分のオ
ーディオデータは、上述したように10トラックから構
成されている。そして、デジタル化されたオーディオ信
号であるこのオーディオデータは、オーディオデータ領
域の先頭の5バイトがオーディオ補助データとして使用
され、次いで符号誤り訂正に用いられるインナーパリテ
ィおよびアウターパリティにより構成されている。
【0014】図8(b)は、1フレーム分のビデオデー
タが磁気テープに記録されるフォーマット、およびそれ
が再生される順序を示している。1フレーム分のビデオ
データは、デジタル化されたビデオ信号であるビデオデ
ータおよび符号誤り訂正に用いられるインナーパリティ
およびアウターパリティにより構成されている。
【0015】図8(c)は、1フレーム分のサブコード
が磁気テープに記録されるフォーマット、およびそれが
再生される順序を示している。1フレーム分のサブコー
ドは、制御用に用いられるサブコードおよび符号誤り訂
正に用いられるインナーパリティにより構成されてい
る。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】上述したフォーマット
により磁気テープに記録されたデジタルデータに対し
て、デジタルVTRを使用して、他の磁気テープに記録
されたデジタルデータを挿入したり、同一磁気テープ上
で異なるデジタルデータどうしをつなぎ撮りしたりす
る、いわゆるデータ編集が行われる。業務用途に使用さ
れるデジタルVTRにより行われるデータ編集は、高精
度のクロックに基づいてビデオ信号とオーディオ信号と
の間の相対位相を保つ、いわゆるロックモードで行われ
ている。しかし、主に家庭用として使用されるデジタル
VTRにより行われるデータ編集は、価格面等の理由に
より、ビデオ信号とオーディオ信号との相対位相が保証
されない、いわゆるアンロックモードで行われることが
多い。
【0017】アンロックモードで記録および再生される
デジタルデータのサンプリング周波数は、記録および再
生に使用されるデジタルVTRのクロックの原発振器の
精度により決定され、その1フレームあたりサンプル数
であるフレームサイズが決まる。このため、例えば、編
集時に主体となる下地データに対して、挿入される素材
データを接続したり、同一テープを使用して異なるデー
タをつなぎ撮りしたりする際に、それらのデータのフレ
ームサイズが異なるためにビデオ信号とオーディオ信号
とが同期しなくなってしまい、ビデオ信号にオーディオ
信号が付随しない、いわゆる音抜け現象が発生したり、
データ接続部でのサンプリング周波数の不連続に起因す
る雑音の発生等が起こっていた。
【0018】以下に、デジタルVTRによりオーディオ
データを編集する際に、上述の音抜け現象が発生する様
子を説明する。なお、以下では、ロックモードで記録さ
れた下地データに、アンロックモードで記録された素材
データを挿入する場合を例として説明する。
【0019】上記のロックモードで記録された下地デー
タは、サンプリング周波数が48kHzのNTSC方式
のフォーマットのテレビジョン信号のオーディオ信号で
あるとする。このNTSC方式のテレビジョン信号のオ
ーディオ信号であるデジタルデータは、その1フレーム
あたりのデータのサンプル数が整数値とならないため
に、5フレームを単位として各フレーム中のサンプル数
が整数値となるようにサンプル数を割り当てている。
【0020】図9は、上記のようにして各フレームにサ
ンプル数が割り当てられたオーディオデータのフレーム
サイズ構成を示している。
【0021】上記のオーディオデータの5フレームあた
りのサンプル数は8008であり、これを先頭フレーム
中のサンプル数を1600とし、他の4フレーム中のサ
ンプル数を各々1602として割り当てている。
【0022】これに対して、図10に例示のように、素
材データはアンロックモードで記録されているものであ
り、その5フレームあたりのオーディオデータのサンプ
ル数は、例えば上記の下地データより少ない7900で
あるとする。
【0023】そして、デジタルVTRにより編集を行う
場合には、5フレームあたりのサンプル数が7900で
ある上記の素材データは、図10に示すように、5フレ
ームあたりのオーディオデータのサンプル数が8008
である上記の下地データにそのまま挿入される。
【0024】一方、上記の編集が施された下地データを
再生する場合、ビデオデータに対して同期が行われるた
め、上記のサンプル数が異なる素材データが挿入された
編集部分ではビデオデータに対するオーディオデータの
サンプル数が不足してしまう。すなわち、ビデオ信号に
オーディオ信号が付随しない音抜け現象が発生してしま
う。また、上記の編集において、下地データと素材デー
タとの間の位相管理を行っていないため、下地データと
素材データデータとの接続部でサンプリング周波数が不
連続になり雑音が発生する場合もある。
【0025】このように、従来のVTRによりデジタル
データの編集を行う場合には、原データの品位を保つこ
とができずに編集されたデータ全体の品位が低下してし
まうことがあり、その改善が望まれていた。
【0026】本発明は、このような課題を解決するため
になされたものであり、例えば、上述のデジタルVTR
によるテレビジョン信号の編集に適用して、フレームサ
イズやサンプリング周波数が互いに異なるデータどうし
を接続する編集を行っても、音抜け現象や雑音を発生す
ることなく、原データの品位を保った編集データを得る
ことができるデジタルデータ処理方法およびデジタルデ
ータ処理装置を提供することを目的とするものである。
【0027】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに提案する、本発明に係るデジタルデータ処理方法
は、所定のフレームシーケンスに応じて各フレーム毎の
サンプル数が定められた第1のデジタルデータと、第2
のデジタルデータとの接続を行うものであり、上記第1
のデジタルデータの各フレーム中のサンプル数であるフ
レームサイズを検出し、上記検出されたフレームサイズ
に基づいて上記第2のデジタルデータの各フレーム中の
サンプル数を制御し、上記フレーム中のサンプル数が制
御された上記第2のデジタルデータを上記第1のデジタ
ルデータに接続することを特徴とするものである。
【0028】上記の特徴を備えた本発明に係るデジタル
データ処理方法によれば、テレビジョン信号の編集に適
用して、フレームサイズやサンプリング周波数が互いに
異なるデータどうしを接続する編集を行うことにより、
編集されるデータのフレームサイズの違いに起因する音
抜け現象やサンプリング周波数の不連続に起因する雑音
の発生を起こすことなく、原データの品位を保った編集
データを得ることができる。
【0029】また、上記の課題を解決するために提案す
る本発明に係るデジタルデータ処理装置は、所定のフレ
ームシーケンスに応じて各フレーム毎のサンプル数が定
められた第1のデジタルデータと、上記第1のデジタル
データとはサンプリング周波数またはフレーム位相が異
なる第2のデジタルデータとの接続を行うものであり、
上記第1のデジタルデータの各フレーム中のサンプル数
であるフレームサイズを検出する手段と、上記検出され
たフレームサイズに基づいて上記第2のデジタルデータ
の各フレーム中のサンプル数を制御する手段と、上記フ
レーム中のサンプル数が制御された上記第2のデジタル
データのフレーム位相を上記第1のデジタルデータのフ
レーム位相に合わせて接続を行う手段とを備えることを
特徴とするものである。
【0030】上記の特徴を備えた本発明に係るデジタル
データ処理方法によれば、テレビジョン信号の編集に適
用して、フレームサイズやサンプリング周波数が互いに
異なるデータどうしを接続する編集を行うことにより、
フレームサイズの違いに起因する音抜け現象やサンプリ
ング周波数の不連続に起因する雑音の発生を起こすこと
なく、原データの品位を保った編集データを得ることが
できる。
【0031】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係るデジタルデ
ータ処理方法を適用したデジタルVTRの要部の構成お
よびその機能を図1を参照しながら説明する。
【0032】上記のデジタルVTRは、再生系,記録
系,制御系およびテープ走行系から構成される。
【0033】再生系では、図示しない磁気テープに記録
されたテレビジョン信号であるデジタルデータが、再生
ヘッド1を介して読み出され、再生回路部2で増幅や信
号処理等が施される。また、再生回路部2において、上
記テレビジョン信号に含まれるビデオ信号とオーディオ
信号の分離も行われる。
【0034】具体的には、再生ヘッド1から出力された
再生信号は、再生増幅部2aで増幅され、イコライザ部
2bで所定の周波数特性に補正され、PLL回路2cで
図示しない原発振器から供給されるクロックに位相がロ
ックされてチャネルデコーダ2eに供給される。チャネ
ルデコーダ2eでは、磁気記録に適するように符号化さ
れていた再生信号が復号されて、エラー訂正部2fに供
給される。エラー訂正部2fでは上記の再生信号に対し
て必要なエラー訂正が施され、オーディオデータ抽出部
2gとビデオ信号処理部6とに供給される。オーディオ
データ抽出部2gでは、上記の再生信号からオーディオ
データのみが分離され、オーディオインターリーブ処理
部3に供給される。オーディオインターリーブ処理部3
では、複数のトラックに分散して磁気テープに記録され
ていた再生信号が、時系列をなす信号に配列される。そ
して、オーディオインターリーブ処理部3の出力は、D
/A変換器4に供給されてアナログオーディオ信号に変
換され、端子5から出力される。一方、エラー訂正部2
fからビデオ信号処理部6に供給された再生信号は、ビ
デオデータについての増幅や信号処理等が施されて出力
され、D/A変換器7に供給されてアナログビデオ信号
に変換されて、端子8から出力される。
【0035】記録系では、デジタルデータであるテレビ
ジョン信号が記録回路部16で信号処理や増幅等を施さ
れ、記録ヘッド18を介して図示しない磁気テープに記
録される。
【0036】具体的には、端子9から入力されたアナロ
グオーディオ信号は、A/D変換器10に供給されてデ
ジタルオーディオ信号に変換され、オーディオフレーム
シーケンス発生部12に入力される。また、端子11か
ら入力されたデジタルオーディオ信号は、A/D変換器
10を介さず直接にオーディオフレームシーケンス発生
部12に供給される。
【0037】オーディオフレームシーケンス発生部12
は、ロックモードで記録された下地データと、ロックモ
ードまたはアンロックモードで記録された素材データと
を編集する際に、上記の各データのフレーム合わせを行
うものである。具体的には、編集点において上記の下地
データと上記の素材データとのフレーム位置を一致させ
るタイミング制御、およびアンロックモードとロックモ
ードのいずれかのモードで記録された素材データのフレ
ームサイズを上記のロックモードで記録された下地デー
タのフレームサイズと一致させるフレームサイズ制御を
行うものである。なお、上記のフレーム合わせ処理につ
いては後述する。
【0038】そして、オーディオフレームシーケンス発
生部12からの出力は、オーディオインターリーブ処理
部16aに供給される。オーディオインターリーブ処理
部16aでは、時系列をなすオーディオ信号を、複数の
トラックに分散して磁気テープに記録するための配列を
行う。そして、デジタルオーディオ信号は、後述するビ
デオ信号と混合されてエラー情報付加部16bに供給さ
れる。エラー情報付加部16bでは、エラー訂正を行う
ための情報がテレビジョン信号に付加される。一方、端
子13から入力されたアナログビデオ信号は、A/D変
換器14を介してビデオ信号処理部17に入力される。
また、端子15から入力されたデジタルビデオ信号は、
A/D変換器14を介さず直接にビデオ信号処理部17
に入力される。そして、ビデオ信号処理部17では、増
幅や信号処理等が施されたビデオ信号は、前述のオーデ
ィオインターリーブ処理部16aからの出力と混合され
てエラー情報付加部16bに供給される。そして、エラ
ー情報付加部16bから出力されるテレビジョン信号
は、チャネルコーダ16cに供給される。チャネルコー
ダ16cでは、テレビジョン信号に対し対して磁気記録
に適した符号化を行い、記録増幅部16dで増幅された
後に記録ヘッド18に供給される。
【0039】制御系19は、上述の再生系や記録系およ
び後述するテープ走行系の動作を制御するものである。
そして、制御部19と上記の再生回路部2,記録回路部
16,テープ走行系20との間では、同期信号やフレー
ムサイズ情報等を含む制御信号がやりとりされる。
【0040】テープ走行系20は、制御系19からの制
御信号に基づいて再生や記録に際して磁気テープを走行
させたり、巻戻しや早送りを行うメカニズムである。
【0041】なお、上記のデジタルVTRによりデジタ
ルデータの編集を行う場合に、通常、図示しない磁気テ
ープから再生ヘッド1を介して得られる第1のデジタル
データは下地データと呼ばれ、また、端子11から入力
される第2のデジタルオーディオ信号は上記の下地デー
タに対して挿入等される素材データと呼ばれる。
【0042】次に、上記のデジタルVTRのオーディオ
フレームシーケンス発生部12の動作について、ロック
モードで記録されたデジタルデータどうしのつなぎ撮り
を行う場合を例として、図2を参照しながら説明する。
【0043】なお、以下では、ロックモードで記録され
た下地データおよび素材データは、例えば、前述したサ
ンプリング周波数が48kHzのNTSC方式のテレビ
ジョン信号のオーディオデータであるとする。そして、
このオーディオデータは、5フレームを周期として、先
頭フレーム中のサンプル数のみが1600であり、他の
4フレームの中のサンプル数が各々1602であるサン
プル数構成を有するフレームシーケンスをなしていると
して説明する。また、上記の下地データは第1のデジタ
ルデータに相当し、上記の素材データは第2のデジタル
データに相当する。なお、図2の各データのフレーム中
に書かれた数字は、上述した5フレームがフレームシー
ケンスのをなす順序を表すフレーム番号を示すものであ
る。
【0044】まず、オーディオフレームシーケンス発生
部12が、ロックモードで記録された下地データおよび
素材データのフレーム位相を検出する様子を説明する。
【0045】オーディオフレームシーケンス発生部12
は、下地データの各フレーム中のサンプル数、すなわち
フレームサイズを、後述するオーディオ補助データ中の
オーディオフレームサイズ情報を参照して順次検出す
る。そして、フレームサイズが1600サンプルである
フレームと、それに続くフレームサイズが1602サン
プルである4フレームとを検出したら、上記のフレーム
サイズが1600サンプルであるフレームを第1フレー
ムと判断する。このようにして、オーディオフレームシ
ーケンス発生部12は下地データのフレーム位相を検出
する。
【0046】そして、オーディオフレームシーケンス発
生部12は、上記の検出された下地データの第1フレー
ムに続けて、前述した5フレームを周期とする素材デー
タのフレームシーケンスを連続して発生させる。すなわ
ち、オーディオフレームシーケンス発生部12は、編集
点PB より前のプリセット点PA において、上記の下地
データの第1フレームのタイミングと、上記の素材デー
タの第1フレームのタイミングを同期させる制御である
プリセットを行う。このようにすることにより、オーデ
ィオフレームシーケンス発生部12は、上記のプリセッ
ト点PA より後の編集点PB において上記の下地データ
と上記の素材データとのフレームを確実に同期させるこ
とができる。
【0047】なお、オーディオフレームシーケンス発生
部12は、フレームサイズが1600サンプルであるフ
レームを検出したら、そのフレームがフレームシーケン
スの第1フレームであると直ちに判断するようにしても
よい。また、上記の説明においては、オーディオフレー
ムシーケンス発生部12は、プリセット点PA において
フレームシーケンスの第1フレームを検出したら所定の
フレームシーケンスを発生してプリセットを行うものと
して説明したが、上記のプリセット点PA においてフレ
ームシーケンス中の任意のフレームを検出してプリセッ
トを行うように構成してもよい。
【0048】次に、オーディオフレームシーケンス発生
部12が、フレーム位相を検出してフレーム合わせ処理
を行う手順を図3のフローチャートを参照しながら説明
する。
【0049】まず、オーディオフレームシーケンス発生
部12は、ステップS1に示すように、下地データがロ
ックモードで記録されたデータであるかどうかを判断す
る。このとき、上記の判断は、後述するオーディオ補助
データ中のロックモードフラグを参照することにより行
われる。そして、上記の下地データがロックモードでな
い場合には、フレーム合わせを行わなずに処理を終了す
る。
【0050】下地データがロックモードである場合に
は、ステップS2に示すように、オーディオフレームシ
ーケンス発生部12は、上記の下地データのフレームシ
ーケンスをなす各フレームのサンプル数、すなわちフレ
ームサイズを、後述するオーディオ補助データ中のフレ
ームサイズ情報を参照して検出する。
【0051】そして、オーディオフレームシーケンス発
生部12は、ステップS3に示すように、上記の検出さ
れるフレームサイズに基づいて、各フレームが第1フレ
ームであるかどうかを判断する。ここで第1フレームが
検出されなければ、フレーム合わせを行わずに処理を終
了する。
【0052】ステップS3において第1フレームが検出
された場合には、ステップS4に示すように、上記の検
出された第1フレームに続けてフレームシーケンスを発
生するプリセットを行う。
【0053】なお、上記のステップS1からステップS
4までに示した各ステップは、制御系19から供給され
る同期信号に基づいて上記の下地データのフレームシー
ケンスをなす各フレームに対して順次行われるものであ
るが、上記第1フレームが検出された以降のフレームシ
ーケンスの発生は、オーディオフレームシーケンス発生
部12の自走発振により行われるものである。
【0054】なお、オーディオフレームシーケンス発生
部12が、オーディオ補助データからフレームサイズ読
み取って上記のフレームサイズを確実に検出するために
は、デジタルデータのサンプリング周波数が48kHz
の場合には5フレーム以上、32kHzの場合には15
フレーム以上読み取ることが望ましい。
【0055】次に、前述したオーディオ補助データにつ
いて説明する。オーディオ補助データは、デジタルデー
タとして磁気テープに記録されるオーディオ信号につい
ての情報を示すデータであり、上記のオーディオデータ
とともに磁気テープに期録されるものである。
【0056】図4は、メインエリアとサブエリアとから
なるオーディオ補助データのメインエリアの構成の一例
を示している。この例示のオーディオ補助データは、デ
ジタルVTRに用いられるDVフォーマットと呼ばれる
フォーマットに基づくものであり、そのメインエリアお
よびサブエリアは、各々複数書きを行うことによりその
信頼性を向上させている。
【0057】磁気テープ上の各トラックに記録される上
記のオーディオ補助データのメインエリアには、ロック
モードフラやグオーディオフレームサイズを含むオーデ
ィオ6種類のオーディオ信号に関する情報を表すデータ
が記録されている。また、その6種類のデータは、5バ
イト(ヘッダ1バイト+データ4バイト)からなるパッ
クとして記録されている。
【0058】図5は、上記のオーディオ補助データのメ
インエリアのパックの一例を示している。このパック
は、PC0からPC4までの5バイトから構成され、1
番目のバイトPC0はパックヘッダと呼ばれる。
【0059】データを表すPC1からPC4までの4バ
イトの中のPC1の先頭にあるロックモードフラグLF
は、データがロックモードであるかどうかを示す情報で
ある。すなわち、LFの値が0の場合にはロックモード
を表し、その値が1の場合はアンロックモードを表す。
前述したオーディオフレームシーケンス発生部12は、
フレーム合わせ処理を開始する際に、このロックモード
フラグLFの値を参照して下地データがロックモードで
記録されたデータであることを判定している。
【0060】また、上記のPC1にあるオーディオフレ
ームサイズAF SIZEは、オーディオデータの1フ
レーム中のサンプル数を示す情報である。
【0061】次に、オーディオフレームシーケンス発生
部12が、アンロックモードで記録された素材データの
フレームサイズ制御を行う様子を図6を参照しながら説
明する。
【0062】アンロックモードで記録された素材データ
は、ロックモードで記録されたデジタルデータとはフレ
ームサイズが異なる場合が多い。このため、上述したよ
うに、ロックモードで記録されたデータと接続されて編
集されたデジタルデータは、再生時に音抜け現象等が発
生する場合がある。
【0063】そこで、オーディオフレームシーケンス発
生部12は、編集時に、ロックモードで記録された下地
データに対してアンロックモードで記録された素材デー
タをフレーム合わせする際に、上記の素材データのフレ
ームサイズを下地データのフレームサイズに一致させる
フレームサイズ制御を行う。
【0064】すなわち、図6に例示のように、素材デー
タのフレームサイズが上記の下地データのフレームサイ
ズより小さい場合には、素材データのフレーム中に斜線
を施した部分に相当するデータが不足する。そこで、下
地データに接続される素材データのサンプルを補間した
り、前後のフレームのデータからサンプルを借用する等
の方法により、このデータ不足分を埋め合わせてフレー
ムサイズ制御を行う。これに対して、上記の素材データ
のフレームサイズが上記の下地データのフレームサイズ
より大きい場合には、素材データのサンプルを間引いた
り、下地データのフレームサイズを越える素材データの
サンプルを切り捨てる等の方法によりフレームサイズ制
御を行う。
【0065】このようなオーディオデータである素材デ
ータのフレームサイズ制御は、例えば5フレームを単位
として行われるものである。このため、上述したフレー
ムサイズ制御によるビデオ信号とオーディオ信号のずれ
は、上記の5フレームあたり数100サンプル程度に抑
えることができ、聴感上は全く問題のない編集データを
得ることができる。そして、上記のフレームサイズ制御
と前述したフレーム合わせ処理とを行うことにより、ロ
ックモードで記録された下地データに対してアンロック
モードで記録された素材データを接続することができ
る。
【0066】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のデジタル
データ処理方法およびデジタルデータ処理装置によれ
ば、デジタルデータのフレームサイズを検出し、そのフ
レームサイズに基づいてフレーム合わせ処理および素材
データのフレームサイズ制御を行うことにより、例え
ば、デジタルVTRによりテレビジョン信号であるデジ
タルデータを編集する際に、フレームサイズやサンプリ
ング周波数が互いに異なるデータどうしを接続しても、
フレームサイズの違いに起因する音抜け現象やサンプリ
ング周波数の不連続に起因する雑音の発生を起こすこと
がない。
【0067】その結果、テレビジョン信号であるデジタ
ルデータの編集を繰り返してもビデオ信号とオーディオ
信号の位相ずれを最小限に抑えることができ、原データ
の品位を保った編集データを得ることができる。め、
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のデジタルデータ処理装置を適用したデ
ジタルVTRの一構成例を示すブロック図である。
【図2】デジタルデータをフレーム合わせ処理を説明す
る図である。
【図3】デジタルデータのフレーム合わせ処理の手順を
説明するフローチャートである。
【図4】磁気テープ上に記録されたオーディオ補助デー
タのメイン領域の構成を説明する図である。
【図5】磁気テープ上に記録されたオーディオ補助デー
タのメイン領域のパックの構成を示す図である。
【図6】フレームサイズ制御を説明する図である。
【図7】デジタルVTRにより、磁気テープにテレビジ
ョン信号が記録されるトラックについて説明する図であ
る。である。
【図8】デジタルVTRにより、磁気テープにデジタル
データが記録されるフォーマットを示す図である。
【図9】NTSC方式のテレビジョン信号のオーディオ
データのフレームサイズを示す図である。
【図10】互いにフレームサイズが異なるデジタルデー
タが編集される様子を説明する図である。
【符号の説明】
1 再生ヘッド、 2 再生回路部、 2a 再生増幅
部、 2b イコライザ部、 2c PLL部、 2
d,10,14 A/D変換器、 2e チャネルデコ
ーダ、 2f エラー訂正部、 2g オーディオデー
タ抽出部、 3オーディオインターリーブ処理部、
4,7 D/A変換器、 6,17 ビデオ信号処理
部、 12 オーディオフレームシーケンス発生部、
16 記録回路部、 16a オーディオインターリー
ブ処理部、 16b エラー情報付加部、 16c チ
ャネルコーダ、 16d 記録増幅部、 18 記録ヘ
ッド、19 制御系、 20 テープ走行系

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定のフレームシーケンスに応じて各フ
    レーム毎のサンプル数が定められた第1のデジタルデー
    タと、第2のデジタルデータとの接続を行うデジタルデ
    ータ処理方法において、 上記第1のデジタルデータの各フレーム中のサンプル数
    であるフレームサイズを検出し、 上記検出されたフレームサイズに基づいて上記第2のデ
    ジタルデータの各フレーム中のサンプル数を制御し、 上記フレーム中のサンプル数が制御された上記第2のデ
    ジタルデータを上記第1のデジタルデータに接続するこ
    とを特徴とするデジタルデータ処理方法
  2. 【請求項2】 上記各デジタルデータはテレビジョン信
    号のオーディオ信号であり、 上記各デジタルデータのフレームサイズはオーディオ補
    助データとして上記各オーディオ信号と共に記録され、 上記各デジタルデータの再生時に上記各オーディオ補助
    データを読み出すことにより各デジタルデータのフレー
    ムサイズを検出し、 上記検出された各デジタルデータのフレームサイズに基
    づいて上記第2のデジタルデータのフレーム中のサンプ
    ル数を制御して上記第1のデジタルデータのフレームサ
    イズと一致させ、 上記テレビジョン信号のビデオ信号に対する相対位相を
    保って上記オーディオ信号であるデジタルデータどうし
    の接続を行うことを特徴とする請求項1記載のデジタル
    データ処理方法。
  3. 【請求項3】 上記デジタルデータはテレビジョン信号
    のオーディオ信号であり、先頭フレーム中のサンプル数
    が1600であり、他の4フレーム中のサンプル数が各
    々1602である5フレーム周期からなることを特徴と
    する請求項1記載のデジタルデータ処理方法。
  4. 【請求項4】 所定のフレームシーケンスに応じて各フ
    レーム毎のサンプル数が定められた第1のデジタルデー
    タと、上記第1のデジタルデータとはサンプリング周波
    数またはフレーム位相が異なる第2のデジタルデータと
    の接続を行うデジタルデータ処理装置において、 上記第1のデジタルデータの各フレーム中のサンプル数
    であるフレームサイズを検出する手段と、 上記検出されたフレームサイズに基づいて上記第2のデ
    ジタルデータの各フレーム中のサンプル数を制御する手
    段と、 上記フレーム中のサンプル数が制御された上記第2のデ
    ジタルデータのフレーム位相を上記第1のデジタルデー
    タのフレーム位相に合わせて接続を行う手段とを備える
    ことを特徴とするデジタルデータ処理装置
  5. 【請求項5】 上記デジタルデータはテレビジョン信号
    のオーディオ信号であり、 上記各デジタルデータのフレームサイズを検出する手段
    は、上記オーディオ信号と共に記録された上記オーディ
    オ補助データを読み出すことにより各々のフレームサイ
    ズを検出する機能を有することを特徴とする請求項4記
    載のデジタルデータ処理装置。
  6. 【請求項6】 上記各々のフレームサイズは、 サンプリング周波数48kHzで量子化されたデジタル
    データに対してはその5フレーム以上を読み出し、 サンプリング周波数32kHzで量子化されたデジタル
    データに対してはその15フレーム以上を読み出すこと
    により検出されることを特徴とする請求項5記載のデジ
    タルデータ処理装置。
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