JPH109254A - 玉軸受 - Google Patents

玉軸受

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Publication number
JPH109254A
JPH109254A JP18005296A JP18005296A JPH109254A JP H109254 A JPH109254 A JP H109254A JP 18005296 A JP18005296 A JP 18005296A JP 18005296 A JP18005296 A JP 18005296A JP H109254 A JPH109254 A JP H109254A
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JP
Japan
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inner ring
rolling element
outer ring
radial direction
rotating shaft
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Application number
JP18005296A
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English (en)
Inventor
Shozo Yamamoto
省三 山本
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単に製造でき、軸方向に対する長さ変動に
影響することなく、軸を安定的に回転支持する。 【解決手段】 内輪2及び外輪3には回転軸1のラジア
ル方向に対する転動体4の移動が拘束される平面状のラ
ジアル方向規制壁5,6を対向形成し、内輪2及び外輪
3のいずれか一方には回転軸1のスラスト方向に対する
転動体4の移動が拘束される平面状のスラスト方向規制
壁7を形成すると共に、このスラスト方向規制壁7位置
から前記ラジアル方向規制壁5,6を転動体4の径寸法
より長い範囲に亘って設定し、転動体4に隣接するラジ
アル方向規制壁5,6間の空間部には転動体4がスラス
ト方向規制壁7に押圧付勢される弾性変形可能な弾性押
圧手段8を装填する。また、必要に応じて抜け止めフラ
ンジ10や回転駆動伝達部材12を取付ける際の補強用
の延長部11を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、玉軸受に係り、
特に、複写機やプリンタに使用される定着装置のように
加熱・冷却により軸方向に延び縮みする軸に対して有効
な玉軸受の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複写機やプリンタに使用される定
着装置においては、加熱ロール、加圧ロール等の回転軸
を軸受にて回転支持する構造が採用される。この種の軸
受として、例えばすべり軸受を採用すると、回転軸との
間のすべり摩擦抵抗が大きいため、その分、駆動用モー
タの容量を大きくせざるを得ず、モータコストが嵩むと
いう事態を生ずる。そこで、モータコストの低減化とい
う観点から、すべり軸受よりも摩擦抵抗の少ない玉軸受
を使用したいという要請がある。
【0003】この種の玉軸受としては、例えばラジアル
軌道部とスラスト軌道部とを有する断面L字状の外輪及
び内輪で、転動体(ボール)を狭持して互いに嵌合する
ようにしたものが既に提案されている(例えば実開平7
−23821号公報)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この種
の玉軸受にあっては、外輪、内輪を鍛造にて製造する先
行技術に比べれば、玉軸受自体を小型化し得るかも知れ
ないが、外輪、内輪には夫々転動体が係合する曲面状の
ラジアル軌道部、スラスト軌道部を形成しなければなら
ないため、たとえ鍛造に代えてプレス加工するにして
も、夫々の軌道部を形成するための工程が必要不可欠に
なる分、製造がそれ程容易になるものではない。
【0005】特に、従来の玉軸受にあっては、外輪、内
輪に夫々ラジアル軌道部、スラスト軌道部を形成し、こ
れらの軌道部で転動体を拘束支持するようにしているの
で、回転軸の軸方向の長さ変動(伸び縮み)に対する余
裕が何等考慮されていない。このため、例えば定着装置
の加熱ロールが加熱されてその回転軸が軸方向に熱膨張
したとすると、玉軸受の転動体がスラスト軌道部に不必
要に強く圧接し、玉軸受の回転支持性を損なう懸念が起
こり得る。それゆえ、プリンタや複写機に使用される定
着装置の加熱ロールや加圧ロールのように加熱、冷却に
より軸方向に伸び縮みする回転軸に対する軸受として前
記玉軸受をそのまま使用することはできない。
【0006】この発明は、以上の技術的課題を解決する
ためになされたものであって、簡単に製造でき、軸方向
に対する長さ変動に影響することなく、軸を安定的に回
転支持する新規な玉軸受を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわち、この発明は、
図1(a)に示すように、内輪2と外輪3との間に複数
の転動体4を挟持配置し、内輪2あるいは外輪3に取付
られた回転軸1を回動支持する玉軸受において、前記内
輪2及び外輪3には回転軸1のラジアル方向に対する転
動体4の移動が拘束される平面状のラジアル方向規制壁
5,6を対向形成し、内輪2及び外輪3のいずれか一方
には回転軸1のスラスト方向に対する転動体4の移動が
拘束される平面状のスラスト方向規制壁7を形成すると
共に、このスラスト方向規制壁7位置から前記ラジアル
方向規制壁5,6を転動体4の径寸法より長い範囲に亘
って設定し、転動体4に隣接するラジアル方向規制壁
5,6間の空間部には転動体4がスラスト方向規制壁7
に押圧付勢される弾性変形可能な弾性押圧手段8を装填
したことを特徴とするものである。
【0008】このような技術的手段において、本願発明
は広く玉軸受全般を適用対象とするが、特に加熱・冷却
によって軸方向長さが変動する回転軸1を回転支承する
ための玉軸受に対して有効である。そして、上記内輪2
及び外輪3については型成形や焼入硬化を利用する等適
宜方法にて製造して差し支えないが、内輪2、外輪3に
形成されるラジアル方向規制壁5,6、スラスト方向規
制壁7は平面状でよいので、従前のようなラジアル軌道
部、スラスト軌道部を形成する必要がなく、内輪2,外
輪3をプレス加工にて簡単に製造することが可能であ
る。ここで、簡単な製法で充分な支持剛性を得るという
観点からすれば、内輪2及び外輪3製造用の板材を深絞
り加工することにより少なくとも断面略L字状に成形
し、内輪2及び外輪3の断面略L字部分の一方をラジア
ル方向規制壁5,6として使用すると共に、前記断面略
L字部分の他方をスラスト方向規制壁7又は弾性押圧手
段押さえ壁9として使用することが好ましい。
【0009】また、本発明において、弾性押圧手段8と
しては、波状リングのような板バネを用いてもよいし、
弾性ゴムのような弾性体を用いる等適宜選定して差し支
えないが、弾性押圧手段8の弾性及びこの弾性押圧手段
8が装填される空間部の大きさについては、回転軸1が
加熱、冷却によって長さ変動する範囲を許容し、安定的
に回転支持する程度に選定することが必要である。
【0010】更に、玉軸受に対する軸の抜け止め構造と
しては、公知の手法を用いて差し支えないが、抜け止め
部品を不要にするという観点からすれば、例えば内輪2
が回転軸1に取付られるタイプにおいて、内輪2の内側
に回転軸1のラジアル方向に延びる抜け止めフランジ1
0を形成し、回転軸1の端部を前記抜け止めフランジ1
0に当接させるようにすることが好ましい。
【0011】更にまた、玉軸受の取付構造としては、通
常支持フレームの被軸受部に玉軸受を密接嵌合させる
が、玉軸受の嵌合位置を規制するという観点からすれ
ば、例えば外輪3の外周に回転軸1のラジアル方向に突
出する位置決めフランジを形成し、この位置決めフラン
ジを支持フレーム面に当接させるようにすることが好ま
しい。また、玉軸受の回り止めをより確実に行うという
観点からすれば、外輪3の一部に回転軸1のラジアル方
向に延びる固定フランジを設け、この固定フランジを介
して支持フレームにネジなどで固着することが好まし
い。
【0012】また、回転軸1に対して回転駆動力を与え
るには、図1(b)に示すように、回転軸1に通常回転
駆動伝達部材12を取付けるようにするが、例えば回転
軸1が中空薄肉軸であるような場合には、例えば内輪2
が回転軸1に取付られるタイプにおいて、内輪2には回
転軸1のスラスト方向に延びる延長部11を形成し、こ
の延長部11にて回転軸1の周面を補強すると共に該延
長部11に対応した箇所に回転駆動伝達部材12をネジ
等で固着することが好ましい。
【0013】次に、上述した技術的手段の作用について
説明する。例えば図1(a)においては、玉軸受の転動
体4は、ラジアル方向規制壁5,6、スラスト方向規制
壁7及び弾性押圧手段8にて転動可能に内輪2、外輪3
間に拘束保持される。このため、内輪2若しくは外輪3
に取付けられた回転軸1は前記転動体4の転動に伴って
回転支承される。また、例えば加熱、冷却によって回転
軸1の軸方向長さが変動したとすると、この回転軸1の
軸方向長さの変動に伴って内輪2若しくは外輪3が回転
軸1の軸方向(スラスト方向)に沿って移動するが、こ
の内輪2若しくは外輪3の移動代は弾性押圧手段8の弾
性変形にて吸収されるため、依然として、転動体4はラ
ジアル方向規制壁5,6、スラスト方向規制壁7及び弾
性押圧手段8にて転動可能に保持されることになり、回
転軸1の回転動作が不安定になることはない。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に示す実施の形態
に基づいてこの発明を詳細に説明する。 ◎実施の形態1 図2はこの発明が適用された玉軸受をロール支持部(例
えば定着装置の加熱ロールの支持部)に用いた実施の形
態1を示す。同図において、符号20は例えば定着装置
の加熱ロールからなるロール軸であり、このロール軸2
0の両端は一対の支持フレーム21に夫々玉軸受22を
介して回転支承されている。
【0015】本実施の形態において、玉軸受22は、図
3及び図5に示すように、ロール軸20に嵌合密接する
リング状の内輪30と、この内輪30によりも一回り大
きく形成されるリング状の外輪40と、前記内輪30と
外輪40との間の空間部に接触転動可能に収容される複
数の転動体(ボール)50とを備えている。
【0016】ここで、内輪30は、金属製の円形リング
部材を深絞り加工して断面略L字状に形成し、この断面
略L字状部分のロール軸20の周面に沿った方向に延び
る部分を転動体50のラジアル方向規制壁31とし、前
記断面略L字状部分のロール軸20のラジアル外方向に
延びる部分を後述する波打ち板バネ62の位置規制壁3
2とし、更に、前記ラジアル方向規制壁31の内周縁に
はロール軸20のラジアル内方向に向かう抜け止めフラ
ンジ33を形成し、この抜け止めフランジ33にロール
軸20の端部周縁を当接させるようにしたものである。
【0017】また、外輪40は、金属製の円形リング部
材を深絞り加工して断面略L字状に形成し、この断面略
L字状部分のロール軸20の周面に沿った方向に延びる
平面部分(内輪30のラジアル方向規制壁31に対向す
る部分)を転動体50のラジアル方向規制壁41とし、
前記断面略L字状部分のロール軸20のラジアル外方向
に延びる部分(内輪30の位置規制壁32に対向する部
分)を転動体50のスラスト方向規制壁42とし、更
に、ラジアル方向規制壁41の外周縁にはロール軸20
のラジアル外方向に向かう位置決めフランジ43を形成
し、この位置決めフランジ43を支持フレーム21の内
壁面に当接させるようにしたものである。
【0018】更に、転動体50は、内輪30のラジアル
方向規制壁31、外輪40のラジアル方向規制壁41及
びスラスト方向規制壁42に転動可能に接触配置されて
おり、転動体50と内輪30の位置規制壁32との間に
は空間部が形成される。そして、この空間部にはリング
状の転動体押さえ板61が配設されると共に、この転動
体押さえ板61と位置規制壁32との間にはリング状の
波打ち板バネ62が装填され、転動体押さえ板61を常
時転動体50側へ押圧する。本実施の形態では、前記波
打ち板バネ62は、図4(a)(b)に示すように、リ
ング状の板バネ本体63に複数、例えば90度置きに4
つの山部P1を形成すると共に、各山部P1に対して45
度変位した位置に谷部P0を形成することにより、波打
ち状の板バネとしたものである。
【0019】更に、本実施の形態においては、前記内輪
30と外輪40との間の空間部には潤滑剤(図示せず)
が充填されており、前記外輪40のラジアル方向規制壁
41の外周縁にはリンク状の樹脂製キャップ70が固着
され、前記潤滑剤の保持、内輪30、外輪40及び転動
体50の組付け状態を維持するようになっている。
【0020】次に、本実施の形態に係る玉軸受の製造方
法について説明すると、先ず、リング状部材を深絞り加
工することにより内輪30、外輪40を成形した後、こ
の内輪30と外輪40との間に転動体50、転動体押さ
え板61、波打ち板バネ62を組み込み、更に、潤滑剤
を充填した後に、外輪40にキャップ70を固着するよ
うにすればよい。
【0021】このように製造された玉軸受にてロール軸
20を回転支持するようにすれば、図5(a)に示すよ
うに、内輪30と外輪40との間に挟持される転動体5
0は、ラジアル方向規制壁31,41及びスラスト方向
規制壁42並びに転動体押さえ板61の4箇所に接触配
置される。このとき、転動体50の夫々の接触部は平面
状であり、従前のようなラジアル軌道部、スラスト軌道
部のように曲面状に形成されていないが、転動体50は
内輪30と外輪40との間で位置拘束された状態で接触
転動するため、ロール軸20は玉軸受にて回転支持され
る。
【0022】また、ロール軸20が例えば熱膨張し、そ
の軸方向長さが伸びると、図5(b)に示すように、ロ
ール軸20の伸びdに追従して玉軸受の内輪30がロー
ル軸20の軸方向にdだけ移動する。ところが、この内
輪30の移動分は、波打ち板バネ62の弾性的な圧縮変
形で吸収されることになり、転動体50は、ラジアル方
向規制壁31,41及びスラスト方向規制壁42並びに
転動体押さえ板61の4箇所に接触配置されたままの状
態を保つ。このとき、この波打ち板バネ62の弾性係数
を小さく設定しておけば、転動体50への圧縮弾性力は
小さく抑えられるため、内輪30がロール軸20の軸方
向に移動したとしても、転動体50に対して特に強い圧
接力が作用するという事態は生じない。よって、玉軸受
の回転支持性能はロール軸20の伸び変形に影響される
ことなく良好に保たれる。尚、波打ち板バネ62を圧縮
状態で組込んでおけば、ロール軸20の縮み変形に対し
ても有効に働く。
【0023】また、本実施の形態によれば、内輪30、
外輪40は深絞り加工にて製造されているため、絞り加
工による加工硬化を利用することによって内輪30、外
輪40の強度は充分に得られる。このため、内輪30、
外輪40の製造法として、焼き入れ硬化などの熱処理が
不要になる。
【0024】更に、本実施の形態では、内輪30を深絞
り加工する際に、抜け止めフランジ33を同時に形成す
るようにしたので、抜け止めリング等の別部品を必要と
しないで、ロール軸20の抜け止めが防止される。更に
また、本実施の形態では、外輪40を絞り加工する際
に、位置決めフランジ43を同時に形成するようにした
ので、支持フレーム21の軸受孔に玉軸受を嵌合させる
際の位置決め作業を容易に行うことが可能である。
【0025】◎実施の形態2 図6はこの発明が適用された玉軸受をロール支持部(例
えば定着装置の加熱ロールの支持部)に用いた実施の形
態2を示す。同図において、玉軸受の基本的構成は実施
の形態1と略同様であるが、一方の玉軸受の内輪の構成
が実施の形態1と異なる。尚、実施の形態1と同様な構
成要素については実施の形態1と同様な符号を付してこ
こではその詳細な説明を省略する。すなわち、一方の玉
軸受の内輪30にはロール軸20のスラスト方向(軸方
向)に延びる延長筒状部34が形成され、この延長筒状
部34にてロール軸20の周面が補強されると共に、こ
の延長筒状部34に対応した箇所には駆動ギア35が嵌
合されてネジ等の止め具36にて固着されている。従っ
て、本実施の形態によれば、たとえロール軸20が中空
薄肉構成であるとしても、前記延長筒状部34がロール
軸20の剛性を補強し、駆動ギア35を固着する上で充
分な支持剛性を確保するようになっている。
【0026】◎実施の形態3 図7はこの発明が適用された玉軸受をロール支持部(例
えば定着装置の加熱ロールの支持部)に用いた実施の形
態3を示す。同図において、玉軸受の基本的構成は実施
の形態1と略同様であるが、玉軸受の外輪の構成が実施
の形態1と異なる。尚、実施の形態1と同様な構成要素
については実施の形態1と同様な符号を付してここでは
その詳細な説明を省略する。すなわち、外輪40は、図
7(a)(b)に示すように、その外周縁に位置決めフ
ランジ43を有すると共に、その位置決めフランジ43
の一部を更に外方に突出させて固定フランジ44とし、
この固定フランジ44の一部にネジ挿通孔45を開設す
ると共に、このネジ挿通孔45を通じて例えばネジ等の
止め具46で固定フランジ44を支持フレーム21に固
着するようにしたものである。
【0027】従って、本実施の形態によれば、外輪40
が支持フレーム21に強固に固定されて回り止めされて
いるため、ロール軸20回転時に内輪30、転動体50
を通じて外輪40に回転力が作用したとしても、外輪4
0が動くことは確実に防止される。また、固定フランジ
44の止め具46にアース線を共締めするようにすれ
ば、ロール軸20に発生する静電気を逃がすことも可能
である。
【0028】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、内輪、外輪のラジアル方向規制壁及びスラスト方向
規制壁、並びに、内輪と外輪との空間部に装填された弾
性押圧手段にて転動体を転動可能に拘束保持し、回転軸
が例えば加熱、冷却により伸び縮みしたとしても、その
回転軸の長さ変動分を弾性押圧手段にて吸収し、転動体
の接触転動性を維持するようにしたので、回転軸の軸方
向長さ変動に影響されることなく、回転軸の回転支持性
を常時良好に保つことができる。このため、プリンタや
複写機に使用される定着装置の加熱ロールや加圧ロール
のように、加熱、冷却により長さ方向に伸び縮みする回
転軸を支持する玉軸受として最適である。
【0029】また、本発明によれば、内輪、外輪にラジ
アル軌道部、スラスト軌道部を形成する必要がないた
め、内輪、外輪に対して軌道部を形成するための機械加
工を施す必要がなくなり、プレス加工のみにて内輪、外
輪を簡単に製造することができ、その分、玉軸受の製造
性を簡略化することができる。
【0030】更に、本発明において、内輪、外輪を深絞
り加工するようにすれば、深絞り加工による加工硬化を
利用することで、薄型で充分な強度の内輪、外輪を得る
ことが可能になる。このため、鍛造のような製法を用い
ることなく、しかも、焼き入れ加工などの熱処理も不要
になり、内輪、外輪の小型化、薄型化を容易に実現しな
がら、内輪、外輪の製造過程をより簡略化することがで
きる。
【0031】更にまた、本発明において、回転軸に取付
けられている内輪の内側に回転軸のラジアル方向に延び
る抜け止めフランジを形成し、回転軸の端部を抜け止め
フランジに当接させるようにすれば、抜け止めリングの
ような別部品を用いることなく、回転軸の抜け止めを実
現することができる。
【0032】また、本発明において、回転軸に取付けら
れる内輪に回転軸のスラスト方向に延びる延長部を形成
し、この延長部にて回転軸の周面を補強すると共に該延
長部に対応した箇所に回転駆動伝達部材を固着するよう
にすれば、回転軸が中空薄肉状のものであったとして
も、回転駆動伝達部材の取付強度を十分に確保すること
ができ、回転軸に対して回転駆動力を確実且つ安定的に
伝達することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (a)はこの発明に係る玉軸受の構成の一態
様を示す説明図、(b)はこの発明に係る玉軸受の構成
の他の態様を示す説明図である。
【図2】 実施の形態1に係る玉軸受を示す説明図であ
る。
【図3】 実施の形態1に係る玉軸受の分解斜視図であ
る。
【図4】 (a)は実施の形態1に係る玉軸受の波打ち
リングの詳細を示す平面説明図、(b)はその側面説明
図である。
【図5】 (a)は図2中V部詳細図、(b)は回転軸
が熱膨張したときの玉軸受の図2中V部詳細図である。
【図6】 実施の形態2に係る玉軸受を示す説明図であ
る。
【図7】 (a)は実施の形態3に係る玉軸受を示す説
明図、(b)は(a)中矢印B方向から見た矢視図であ
る。
【符号の説明】
1…回転軸,2…内輪,3…外輪,4…転動体,5,6
…ラジアル方向規制壁,7…スラスト方向規制壁,8…
弾性押圧手段,9…弾性押圧手段押さえ壁,10…抜け
止めフランジ,11…延長部,12…回転駆動伝達部
材,20…ロール軸,30…内輪,31…ラジアル方向
規制壁,32…位置規制壁,33…抜け止めフランジ,
34…延長筒状部,35…駆動ギア,40…外輪,41
…ラジアル方向規制壁,42…スラスト方向規制壁,4
3…位置決めフランジ,50…転動体,61…転動体押
さえ板,62…波打ち板バネ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内輪(2)と外輪(3)との間に複数の
    転動体(4)を挟持配置し、内輪(2)あるいは外輪
    (3)に取付られた回転軸(1)を回動支持する玉軸受
    において、 前記内輪(2)及び外輪(3)には回転軸(1)のラジ
    アル方向に対する転動体(4)の移動が拘束される平面
    状のラジアル方向規制壁(5,6)を対向形成し、内輪
    (2)及び外輪(3)のいずれか一方には回転軸(1)
    のスラスト方向に対する転動体(4)の移動が拘束され
    る平面状のスラスト方向規制壁(7)を形成すると共
    に、このスラスト方向規制壁(7)位置から前記ラジア
    ル方向規制壁(5,6)を転動体(4)の径寸法より長
    い範囲に亘って設定し、転動体(4)に隣接するラジア
    ル方向規制壁(5,6)間の空間部には転動体(4)が
    スラスト方向規制壁(7)に押圧付勢される弾性変形可
    能な弾性押圧手段(8)を装填したことを特徴とする玉
    軸受。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のものにおいて、内輪
    (2)及び外輪(3)は板材を深絞り加工することによ
    り少なくとも断面略L字状に成形し、内輪(2)及び外
    輪(3)の断面略L字部分の一方をラジアル方向規制壁
    (5,6)として使用すると共に、前記断面略L字部分
    の他方をスラスト方向規制壁(7)又は弾性押圧手段押
    さえ壁(9)として使用することを特徴とする玉軸受。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のもののうち内輪(2)が
    回転軸(1)に取付られるタイプにおいて、内輪(2)
    の内側に回転軸(1)のラジアル方向に延びる抜け止め
    フランジ(10)を形成し、回転軸(1)の端部を前記
    抜け止めフランジ(10)に当接させたことを特徴とす
    る玉軸受。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のもののうち内輪(2)が
    回転軸(1)に取付られるタイプにおいて、内輪(2)
    には回転軸(1)のスラスト方向に延びる延長部(1
    1)を形成し、この延長部(11)にて回転軸(1)の
    周面を補強すると共に該延長部(11)に対応した箇所
    に回転駆動伝達部材(12)を固着することを特徴とす
    る玉軸受。
JP18005296A 1996-06-20 1996-06-20 玉軸受 Pending JPH109254A (ja)

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JP18005296A JPH109254A (ja) 1996-06-20 1996-06-20 玉軸受

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JP18005296A JPH109254A (ja) 1996-06-20 1996-06-20 玉軸受

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JP18005296A Pending JPH109254A (ja) 1996-06-20 1996-06-20 玉軸受

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JP (1) JPH109254A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7299914B2 (en) 2005-07-23 2007-11-27 Samsung Electronics Co., Ltd. Roller assembly for image forming apparatus
JP2009162975A (ja) * 2008-01-07 2009-07-23 Ricoh Co Ltd 定着装置、および画像形成装置
US7583923B2 (en) 2004-05-06 2009-09-01 Samsung Electronics Co., Ltd. Bearing structure and fusing device for image forming apparatus employing the bearing structure

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